JP2019537858A - ビームフォーミングのための疑似コロケーション - Google Patents

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Abstract

ユーザ機器(UE)に実装される方法は、第1の送信アンテナポートから第1の参照信号(RS)を受信すること、および第1のRSに基づいてチャネル推定を実行することを含む。方法はまた、第1のRSおよび第2のRSが空間的なプロパティを共有するという指示を取得すること、および第2の送信アンテナポートから第2のRSを受信することを含む。方法は、指示に基づいて第2のRSについての共有される空間的なプロパティを推測すること、および第2のRSに基づいて推測された空間的なプロパティを使用してチャネル推定を実行することをさらに含む。【選択図】図2B

Description

本開示は、概して、無線通信に関し、より詳細には疑似コロケーションフレームワークに関する。
Long Term Evolution(LTE)システムの設計を導く原理の1つは、ユーザ機器(UE)へのネットワークの透過性である。例えば、UEは、他のUEまたはネットワーク配置についてスケジューリング割り当ての特定の知識がなくても、その意図されたチャネルを復調および復号することができる。
例えば、エンハンスド物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)上の異なるダウンリンク制御情報(DCI)メッセージは異なる送信ポイントに属するポートから送信され得る。異なるポイントからUEに制御シグナリングをサーブすることにはいくつかの理由があるが、1つのアプリケーションは、異なるポイントにおいてスケジューリングアルゴリズムの部分を分散することを含み、それによって例えば、ダウンリンク(DL)送信がアップリンク(UL)送信とは異なるポイントに関連付けられる。そのような場合、それぞれのポイントから直接提供される制御シグナリングを伴うDLおよびUL送信をスケジューリングすることは意味のあることである。
さらなるアプリケーションは、例えば、データレートを増加させるため、またはポイント同士の間のハンドオーバの間、UEに異なるポイントから並列データ送信をサーブすることを含む。さらなるアプリケーションは「マスター」ポイントからシステム制御情報を送信すること、および通常はピコノードに関連付けられている他のポイントからのデータ送信に依存すること、から構成される。
上記すべてのアプリケーションにおいて、UEに同一のサブフレームにおける異なるポイントからePDCCH上の制御シグナリングをサーブする可能性を有することは意味のあることである。それぞれの場合において、UEはそれぞれの参照信号(RS)ポートが送信される地理的な場所を認識しない。
復調用参照信号(DMRS)またはUE特異的なRSがデータチャネルおよび恐らくは特定の制御チャネル(例えば、ePDCCH)の復調に使用される。UE特異的なRSは、UEが多くの送信のプロパティを知らなくてはならないことの負担を軽くしており、したがって、フレキシブルな送信スキームを使用してネットワーク側を形成することを可能にしている。これは(UEに関する)送信透過性と称される。しかしながら、問題はUE特異的なRSの推定正確さが、一部の状況においては十分でない可能性があることである。
RSポートの地理上の間隔は、それぞれのポートからUEに向かう瞬時チャネル係数が概して異なることを意味している。さらに、異なるポートおよびRSタイプに関するチャネルの統計的なプロパティが著しく異なることさえある。そのような統計的なプロパティの例としては、それぞれのポートについての受信した電力、遅延広がり、ドップラー広がり、受信したタイミング(例えば、第1の重大チャネルタップのタイミング)、重大チャネルタップの数、周波数シフトが挙げられる。LTEにおいては、別のアンテナポートのチャネルのプロパティに基づくアンテナポートに対応するチャネルのプロパティについては何も想定することができない。これは、送信透過性を維持する重要な態様である。
上記の所見に基づいて、UEはそれぞれの送信の対象となるそれぞれのRSポートについて独立的な推定を実行するべきである。これは特定のRSポートについては時として不十分なチャネル推定品質をもたらし、望ましくないリンクおよびシステムパフォーマンスの低下につながる。
LTEにおいては、チャネル推定に使用される参照信号はアンテナポートと表記される。したがってUEは関連付けられている参照信号(RS)を使用することによって1つのアンテナポートからチャネルを推定することができる。そうすれば、特定のデータまたは制御送信をアンテナポートに関連付けることができる(例えば、UEはそのアンテナポートについてのRSを使用して、関連付けられている制御またはデータチャネルを復調するために使用されたチャネルを推定することができる)。データまたは制御チャネルはそのアンテナポートを使用して送信され得る。
LTEにおいては、疑似コロケーションの概念は制御またはデータチャネルを復調する際にチャネル推定パフォーマンスを改善するために導入されてきた。UEは、そのチャネル推定アルゴリズムをチューニングするために、1つの参照信号からlong termチャネルプロパティを推定することができる。例えば、平均のチャネル遅延広がりは1つのアンテナポートを使用して推定されること、および別のアンテナポートを使用して送信されたデータチャネルを復調する際に使用されることができる。このことが許容される場合、第1および第2のアンテナポートが平均のチャネル遅延広がりに関して疑似コロケートされた(QCL)と特定される。
したがって、LTE仕様で使用されるように、1つのアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルの大規模なチャネルプロパティが他のアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルから推測されることができる場合、2つのアンテナポートが「疑似コロケートされる」。大規模なチャネルプロパティとしては、好ましくは遅延広がり、ドップラー広がり、ドップラーシフト、平均のゲイン、および平均の遅延のうちの1つまたは複数が挙げられる。
加えて、またはあるいは、大規模なチャネルプロパティとしては、それぞれのポートについての受信した電力、受信したタイミング(例えば、第1の重大チャネルタップのタイミング)、重大チャネルタップの数、および周波数シフトのうちの1つまたは複数が挙げられてもよい。疑似コロケートされたアンテナポートに対応するRSに基づいてチャネル推定アルゴリズムチューニングを実行することによって、チャネル推定の品質は大幅に改善される。
現在のLTE仕様において、また新しい無線(NR)についての実際的な想定によると、明示的に特定されていない限り、UEは別の信号を受信または処理することにおいてアシストするために1つの参照信号からの測定値を使用することを許容されない。このルールについての理由は、UEが、ネットワークが気づかないうちに破損するかも知れない参照信号同士の間の関係に依存する状況を避けるために、ネットワークおよびUEの両方がすべての参照信号と信号の間の関係において共通の理解を有するべきだからである。
UEが明示的に特定されない参照信号同士の間で想定を行うことが許容されないため、空間的な受信機が以前の信号の以前の受信に基づいて1つの信号を処理することをUEが改善することを許容することができない。
疑似コロケーション(QCL)の観念がLTEにおいて導入され、UEが1つの参照信号の特定のプロパティを使用して別の信号の処理においてアシストするやり方を可能にするためにNRについて考察されている。しかし、LTEについてのQCLパラメータは多元空間的な受信機処理に直接使用することができないスカラーエンティティを考慮するだけである。
LTEにおける現在のQCLフレームワークは、単一の入力および単一の出力チャネルを念頭に設計されており、複数アンテナ送信、特に多数の送信および受信アンテナを考慮する能力に欠けている。さらに、高キャリア周波数およびビームフォーミングの使用をどのようにQCLと共に取り扱うか、が問題となる。
QCLフレームワークを新しいチャネルパラメータで補完することによって、本開示は空間的なプロパティ、特に空間的なチャネル相関パラメータに依存し、第1の参照信号から推定されるチャネルパラメータを使用することができる受信(RX)ノードを識別し、第2の信号の受信および/または処理を改善するため、ネットワークのためのメカニズムを提供する。
既存の解決策により前述の問題に対処するため、受信ノードにおける方法が開示される。方法は、少なくとも1つの送信アンテナポートから1つまたは複数の参照信号(RS)の第1のセットにおけるRSを受信することと、第1のセットにおいて受信されるRSに基づいてチャネル推定を実行することとを含む。方法はまた、RSの第1のセットおよび1つまたは複数のRSの第2のセットが少なくとも1つの空間的なプロパティを共有するという指示を取得すること、および、少なくとも1つの送信アンテナポートから、RSの第2のセットにおけるRSを受信することを含む。方法は、第2のセットにおける受信されるRSに基づいて、および少なくとも1つの空間的なプロパティが取得された指示通りに共有されるという想定の下でチャネル推定を実行することをさらに含む。
受信機、送信機、プロセッサ(プロセッサ回路を含む)、および複数アンテナ受信機を使用して少なくとも1つの送信アンテナポートから1つまたは複数の参照信号(RS)の第1のセットにおけるRSを受信することと、第1のセットにおいて受信されるRSに基づいてチャネル推定を実行することと、第1のセットにおいて受信されるRSに基づいてチャネル推定を実行することと、RSの第1のセットおよび1つまたは複数のRSの第2のセットが少なくとも1つの空間的なプロパティを共有するという指示を取得することと、受信機を使用して少なくとも1つの送信アンテナポートからRSの第2のセットにおけるRSを受信することと、第2のセットにおける受信されるRSに基づいて、および少なくとも1つの空間的なプロパティが取得された指示通りに共有されるという想定の下でチャネル推定を実行することとを、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリ、を備える受信ノードもまた開示される。
複数のアンテナポートからRSを送信するように設定される送信ノードに実装される方法もまた開示される。方法は、1つまたは複数の参照信号(RS)の第1のセットおよび1つまたは複数のRSの第2のセットが少なくとも1つの空間的なプロパティを共有する指示を取得することと、前記指示にしたがってアンテナポートを設定することと、第1および第2のセットのそれぞれにおけるRSを送信することと、を含む。
複数アンテナ送信機、プロセッサ(プロセッサ回路を含む)、および1つまたは複数の参照信号(RS)の第1のセットおよび1つまたは複数のRSの第2のセットが少なくとも1つの空間的なプロパティを共有するという指示を取得することと、前記指示にしたがってアンテナポートを設定することと、第1および第2のセットのそれぞれにおけるRSを送信することとを、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリ、を備える送信ノードもまた開示される。
ユーザ機器(UE)に実装される方法もまた開示される。方法は、第1の送信アンテナポートから第1の参照信号(RS)を受信することと、第1のRSに基づいてチャネル推定を実行することを含む。方法はまた、第1のRSおよび第2のRSが空間的なプロパティを共有するという指示を取得することと、第2の送信アンテナポートから第2のRSを受信することを含む。方法は、指示に基づいて第2のRSについての共有される空間的なプロパティを推測すること、および第2のRSに基づいて推測された空間的なプロパティを使用してチャネル推定を実行することをさらに含む。
受信機、送信機、プロセッサ、およびメモリを含むユーザ機器(UE)もまた開示される。メモリはプロセッサによって、受信機を使用して少なくとも1つの送信アンテナポートから第1の参照信号(RS)を受信することと、第1のRSに基づいてチャネル推定を実行することを行わせるための実行可能な命令を記憶する。さらに、命令は第1のRSおよび第2のRSが空間的なプロパティを共有するという指示を取得することと、受信機(410)を使用して第2の送信アンテナポートから第2のRSを受信することを行うように実行可能である。また、命令は第2のRSについての共有される空間的なプロパティを推測することと、第2のRSに基づいて推測された空間的なプロパティを使用してチャネル推定を実行することを行うように実行可能である。
本開示の特定の実施形態は、1つまたは複数の技術的利点を提供することができる。例えば、特定の実施形態において、既存のQCLフレームワークを空間的なチャネルプロパティに依存する新しいQCLパラメータで補完することによって、明示的に特定されていない限り、UEが別の信号の受信または処理において1つの参照信号からの測定値を使用してアシストすることが許容されないというルールに違反することなく、UEは異なる信号タイプに対して処理を実行することができる。そのような空間的な処理の例は、チャネル推定を改善するための、空間的な処理ゲインを使用したアナログ受信機ビームフォーミングおよびチャネル推定である。その他の利点は、当業者には容易に明らかとなろう。特定の実施形態は、列挙されている利点のいずれも有していなくてもよく、利点の一部または全部を有していてもよい。その他の利点は、当業者には容易に明らかとなろう。特定の実施形態は、列挙されている利点をどれも有していないか、利点の一部、または全部を有することができる。
開示される実施形態ならびにそれらの特徴および利点をより完全に理解するために、これ以降、添付の図面と併せて以下の説明が参照される。
特定の実施形態による例示的なネットワークの図である。 特定の実施形態によるチャネル推定の方法を示す流れ図である。 特定の実施形態によるチャネル推定の方法を示す流れ図である。 特定の実施形態によるビームフォーミングの方法を示す流れ図である。 特定の実施形態による例示的な無線デバイスのブロック概略図である。 特定の実施形態による例示的なネットワークノードのブロック概略図である。 特定の実施形態による例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードのブロック概略図である。 特定の実施形態による例示的な無線デバイスのブロック概略図である。 特定の実施形態による例示的なネットワークノードのブロック概略図である。 チャネル推測について周波数および時間の関係を示すグラフである。
上記で説明されたように、LTEおよびNRにおいて、疑似コロケーション(QCL)情報は空間的な(例えば、多元)プロパティではなく、スカラーエンティティ(プロパティとも称される)を伴う。結果として、UEはその多元空間的な受信機処理についてのQCL情報を使用することができない。本開示は、空間的なチャネルプロパティに依存するQCLパラメータを含む従来にはないQCLフレームワークを企図する。ネットワークは、UEに空間的なプロパティに依存するこれらのチャネルパラメータを使用して、第2の信号の受信および/または処理を改善するように命令することができる。このやり方で、明示的に特定されていない限り、UEは別の信号の受信または処理において1つの参照信号からの測定値を使用してアシストすることは許容されないというルールに違反することなく、UEは異なる信号タイプに対して空間的な処理を実行することができる。例えば、UEは、空間的な処理ゲインを使用してアナログ受信機ビームフォーミングおよびチャネル推定を実行してチャネル推定を改善することができる。
本開示はネットワーク(図1に示されるネットワーク100など)における2つのノード、送信機(TX)ノードおよび受信機(RX)ノード(例えば、ユーザ機器(UE))の間の通信に関する。TXノードは1つまたは複数の送信アンテナポートから参照信号(RS)の第1のセットを送信する。RXノードは1つまたは複数の受信アンテナポートを使用して送信された参照信号を受信し、送信されたRSの受信した第1のセット、チャネルの空間的なプロパティを捉える1つまたは複数のパラメータに基づいて決定または推定を行う。RXノードは、1つまたは複数の送信アンテナポートから送信されたRSの第2のセットが前記第1のRSで疑似コロケートされており、ここでQCLはそのチャネルの空間的なプロパティを捉える1つまたは複数のパラメータに関して与えられる、という指示を決定する。TXノードは1つまたは複数の送信アンテナポートから送信RSの第2のセットを送信する。RXノードはRSの第1のセットに基づくチャネルの空間的なプロパティを捉える決定されたパラメータのうちの1つまたは複数を使用して、RSの第2のセットの受信においてアシストする。
受信アンテナポートは、個々の受信アンテナ、受信機無線チェーン、受信機ベースバンド処理ユニットなどに対応する。したがって、UEが受信アンテナポートを2つ有する場合、UEは受信アンテナを2つ有している。しかしながら、それぞれの受信アンテナポートは複数またはすべての物理的な受信アンテナに接続することができる。
上記で説明されるQCLの指示は、空間的なプロパティを捉える1つまたは複数のパラメータはRSの2つのセットの間で等しいかほぼ等しいかも知れない(または想定される)という意味でその2つはQCLであることを指示する。いくつかの場合では、この指示はRS測定値の特定の場合にのみ当てはまることができ、一方他の場合では、QCLの指示はより長い時間期間にわたって適用される。一部の実施形態において、用語「第1のRS」および「第2のRS」はそれぞれ「RSの第1のセット」および「RSの第2のセット」を意味することもできる。第2の信号はRXノードにおいてチャネル状態情報(CSI)推定に使用される参照信号であってよい。別の実施形態において、第2の信号は、恐らくは復調用参照信号に伴うデータ送信である。
本開示はチャネルの空間的なプロパティを捉えるパラメータを企図しており、例えば、チャネルは多入力多出力(MIMO)チャネルによって表される。受信機または送信機の少なくとも1つは、アナログドメインまたはデジタルドメインのいずれかにおいて制御され得る2つ以上のアンテナ要素を装備してもよい。
一実施形態において、送信はビームフォーミング機能を有するアンテナアレイから実行され、および信号はプリコードされてもよく、ビームフォーミングされてもよく、またはプリコードされなくてもよい(例えば、信号はアンテナ要素または固定されたサブアレイから送信される)。
同様に、一実施形態において、受信ノードは、すべてのアナログ、アナログデジタル受信、またはすべてのデジタルアレイ受信であってよい受信機フィルタリング機能を有するアンテナアレイを装備する。
一実施形態において、第2の信号の空間的な処理は、受信機アンテナ、デジタルもしくはアナログの受信機ビームフォーミング、またはチャネル状態情報の推定に対して、空間的に依存したパラメータでフィルタリングすることを含む。
図1は特定の実施形態によるネットワーク100の実施形態を例示する図である。ネットワーク100は、1つまたは複数のUE110(同義的に無線デバイス110と称されてもよい)および1つまたは複数のネットワークノード115(同義的に拡張ノードB(eNB)115と称されてもよい)を含む。UE110は無線インターフェースを介してネットワークノード115と通信することができる。例えば、UE110はネットワークノード115のうちの1つまたは複数に無線信号を送信することができ、および/またはネットワークノード115のうちの1つまたは複数から無線信号を受信することができる。無線信号は、ボイストラフィック、データトラフィック、制御信号、および/または任意の他の適切な情報を含むことができる。一部の実施形態において、ネットワークノード115に関連付けられている無線信号カバレッジのエリアは、セルと称されてもよい。一部の実施形態において、UE110はデバイスツーデバイス(D2D)機能を有してもよい。したがって、UE110は直接別のUEから信号を受信することおよび/または直接別のUEに信号を送信することができる。
特定の実施形態において、ネットワークノード115は、無線ネットワークコントローラとインターフェースをとることができる。無線ネットワークコントローラは、ネットワークノード115を制御することができ、特定の無線リソース管理機能、モビリティ管理機能、および/またはその他の適切な機能を提供することができる。特定の実施形態において、無線ネットワークコントローラの機能は、ネットワークノード115に含まれてもよい。無線ネットワークコントローラは、コアネットワークノードとインターフェースをとることができる。特定の実施形態において、無線ネットワークコントローラは、相互接続ネットワーク120を介してコアネットワークノードとインターフェースをとることができる。相互接続ネットワーク120は、オーディオ、ビデオ、信号、データ、メッセージ、またはそれらの任意の組み合わせを送信することができる任意の相互接続システムを示すことができる。相互接続ネットワーク120は、公衆交換電話網(PSTN)、パブリックまたはプライベートデータネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、大都市圏ネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカル、地域、もしくはグローバル通信、またはインターネットのようなコンピュータネットワーク、有線もしくは無線ネットワーク、企業イントラネット、もしくはそれらの組み合わせを含む任意のその他の適切な通信リンクの全部または一部を含むことができる。
一部の実施形態において、コアネットワークノードは、UE110の通信セッションの確立およびさまざまなその他の機能を管理することができる。UE110は、非アクセス階層レイヤを使用して、特定の信号をコアネットワークノードと交換することができる。非アクセス階層シグナリングにおいて、UE110とコアネットワークノードの間の信号は、無線アクセスネットワークを通じて透過的に渡されてもよい。特定の実施形態において、ネットワークノード115は、例えばX2インターフェースのような、ノード間インターフェースを介して1つまたは複数のネットワークノードとインターフェースをとることができる。
上記で説明されているように、ネットワーク100の例示の実施形態は、1つまたは複数の無線デバイス110、および無線デバイス110と(直接または間接的に)通信することができる1つまたは複数のさまざまなタイプのネットワークノードを含むことができる。
一部の実施形態において、UEという非限定的な用語が使用される。本明細書において説明されるUE110は、無線信号を介してネットワークノード115または別のUEと通信することができる任意のタイプの無線デバイスであってもよい。UE110はまた、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、D2D UE、マシンタイプ通信UEまたはマシンツーマシン通信(M2M)が可能なUE、低コストおよび/または低複雑性UE、UE装備のセンサー、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組み込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、顧客宅内機器(CPE)などであってもよい。UE110は、そのサービングセルに関して通常のカバレッジまたは拡張カバレッジのいずれでも動作することができる。拡張カバレッジは、同義的に拡大カバレッジと称されてもよい。UE110はまた、複数のカバレッジレベル(例えば、通常カバレッジ、拡張カバレッジレベル1、拡張カバレッジレベル2、拡張カバレッジレベル3など)において動作することもできる。場合によっては、UE110はまた、カバレッジ範囲外のシナリオにおいて動作することもできる。
また、一部の実施形態において、「無線ネットワークノード」(または単に「ネットワークノード」)という一般的な用語が使用される。これは、基地局(BS)、無線基地局、NodeB、基地局(BS)、MSR BSのようなマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、エボルブドNodeB(eNB)、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレーノード、リレードナーノード制御リレー、無線基地局(BTS)、アクセスポイント(AP)、無線アクセスポイント、送信ポイント、送信ノード、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MMEなど)、O&M、OSS、SON、測位ノード(例えば、E−SMLC)、MDT、または任意の他の適切なネットワークノードを備えることができる任意の種類のネットワークノードであってもよい。
ネットワークノードおよびUEのような用語は、非限定的なものと見なされるべきであり、特にこの2つの間に特定の階層関係を暗示するものではなく、概して「eNodeB」はデバイス1、「UE」はデバイス2と見なされてもよく、これらの2つのデバイスは一部の無線チャネルを介して相互に通信する。
UE110、ネットワークノード115、および(無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードのような)その他のネットワークノードの例示の実施形態は、図4〜図8に関して以下でさらに詳細に説明される。
図1は、ネットワーク100の特定の配列を示すが、本開示は、本明細書において説明されるさまざまな実施形態が、任意の適切な設定を有するさまざまなネットワークに適用され得ることを企図する。例えば、ネットワーク100は、任意の適切な数のUE110およびネットワークノード115、ならびにUE間またはUEと(固定電話のような)別の通信デバイスの間の通信をサポートするのに適切な任意の追加の要素を含むことができる。さらに、特定の実施形態がLong Term Evolution(LTE)ネットワークにおいて実施されるように説明されることもあるが、実施形態は、任意の適切な通信標準(5G標準を含む)をサポートし、任意の適切なコンポーネントを使用する任意の適切なタイプの電気通信システムにおいて実施されてもよく、UEが信号(例えば、データ)を受信および/または送信する任意の無線アクセス技術(RAT)またはマルチRATシステムに適用可能である。例えば、本明細書において説明されるさまざまな実施形態は、LTE、LTE−Advanced、5G、UMTS、HSPA、GSM、cdma2000、WCDMA、WiMax、UMB、WiFi、他の適切な無線アクセス技術、または1つまたは複数の無線アクセス技術の任意の適切な組み合わせに適用可能であってもよい。特定の実施形態がダウンリンクにおける無線送信のコンテキストにおいて説明されることもあるが、本開示はさまざまな実施形態がアップリンクにおいても同等に適用可能であることを企図する。
指示を決定する−例
一部の実施形態は、参照信号を識別する可能性に依存しており、特に受信機の間のQCL関係を確立することができる受信機に関してそうである。
一実施形態において、第1および第2の参照信号はRXノードにとって識別可能である。これは例えば、シグナリングまたはネットワークノードからの設定を通じて、または所定の契約を通じて達成することができる。この処理では、第1および第2の識別情報インデックスがそれぞれ参照信号に割り当てられる。例えば、これらの識別情報はポート番号として記載されることがある。ある場合では、参照信号は付随する同期信号の検出を通じて識別される。識別情報(ID)を使用して、RSが送信(送信機について)および受信(受信機について)されることができる時間周波数リソースに注目する設定を決定してもよい。例えば、第1のRS送信および第2のRS送信の間の関係は、明示的にまたは非明示的に2つの参照信号が送信される時間におけるポイントに依存する。例えば、第1および第2のRSが相対的な時間または周波数オフセットと共に送信されることを明示的に特定することができる。
ある場合では、同一のIDであっても異なる時間におけるRSの複数の送信が識別されるように、IDは永続的または半永続的である。別の場合では、それぞれのRS送信および/または受信が別個のIDを有することができるように、送信が発生した時間におけるポイントと組み合わされた識別情報インデックスであっても、RSの識別情報は確立される。さらに別の場合では、送信されたまたは受信されたそれぞれのRSは別個のIDに帰属する。さらなる実施形態において、IDは半静的なIDおよびタイムスタンプから構成され、多数のものからRS送信を一意に参照する能力を容易にしている。
参照信号同士の間の疑似コロケーション関係は、IDを使用してネットワークによって動的にシグナリングまたは設定されて、第1および第2の参照信号を指示することができる。別の実施形態において、疑似コロケーション関係はTXノードとRXノードの間の所定の契約において特定される。
別の実施形態において、グループインデックスが参照信号または参照信号IDに割り当てられていても、QCL関係が指示され、ここで2つの送信された参照信号が共通のグループインデックスを共有している場合、それらはQCLであると想定される。そのような一実施形態において、グループインデックスは、QCLが送信ビームに依存し得るという事実を反映してビームインデックスと表される。
チャネル推定−例
この実例において、システムは第2のRSに基づいてチャネル推定を実行またはチャネル推定のパフォーマンスを改善する。第1および第2のRSは、プリコードされていないCSI−RSであり、CSI決定のために使用される。次にCSI決定は、CSIフィードバックのために使用されてよく、チャネル品質指標(CQI)およびプリコーダマトリックス指標(PMI)を含み、ここでCSIフィードバックはRXノードからTXノードへの逆方向リンクにおいて送信される。
一実施形態において、チャネルの空間的なプロパティはチャネルの空間的な相関マトリックスの推定である。別の実施形態において、空間的なプロパティはサブセット、空間的な相関マトリックスの要素の、マトリックス因子を含む、因子、または空間的な相関マトリックスの要素の線形な組み合わせを含むだけである。そのようなサブセットまたは因子は、送信側の空間的なチャネル相関、または受信機側の空間的なチャネル相関を含むことができる。
一実施形態において、チャネルの空間的なプロパティは、チャネル推定アルゴリズムにおける信号対ノイズ比を改善するための適切な空間的なフィルタを決定するために使用される。フィルタは、例えば、前記空間的なチャネル相関から識別される信号サブ空間を選択するマトリックスであってもよい。その場合、空間的なフィルタは信号サブ空間の直交補完におけるノイズを抑制することになる。そのような空間的なフィルタリングを使用して、チャネル推定の処理ゲインが得られる。フィルタは送信側の空間的なチャネル相関、または同様に受信機側の空間的なチャネル相関マトリックスの固有ベクトル分解の一部に基づくことができる。
図2Aはチャネル推定についての方法200を示す流れ図である。本開示は、方法200のステップを実行する電気通信ネットワークまたはシステムのうちの1つまたは複数のコンポーネントを企図する。ステップ205において、送信機ノードは第1のRS信号を送信する。ステップ210において、受信機ノードは受信した第1のRS信号に基づいてチャネル相関マトリックスRを推定する。ステップ215において、受信機ノードは、第2のRSが第1のRSのチャネル相関に関してQCLであるという指示を決定する。ステップ220において、送信機ノードは第2のRS信号を送信する。ステップ225において、受信機ノードはそのQCL指示およびチャネル相関マトリックスRを使用して、第2のRS信号についてのチャネル推定を実行する時に処理ゲインを取得する。
図2Bはチャネル推定についての方法230を示す流れ図である。本開示は方法230のステップを実行する電気通信ネットワークまたはシステムのうちの1つまたは複数のコンポーネントを企図する。ステップ232において、受信機ノード(例えば、UE)は第1の送信アンテナポートから第1のRSを受信する。次いでステップ234においてUEは第1のRSに基づいてチャネル推定を実行する。ネットワークは送信を行い、UEはステップ236において第1のRSおよび第2のRSが空間的なプロパティを共有しているという指示を取得する。ステップ238において、UEは第2の送信アンテナポートから第2のRSを受信し、ステップ240において、指示に基づいて第2のRSから共有される空間的なプロパティを推測する。ステップ242において、UEは推測された空間的なプロパティを使用して第2のRSに基づいてチャネル推定を実行する。特定の実施形態において、UEはチャネル推定を実行する時2つのRSが特定の空間的なプロパティを共有するということを想定することができる。
アナログビームフォーミング−例
この実例において、RXノードはアナログ受信機ビームフォーミング、またはアナログデジタルハイブリッドビームフォーミングを使用する。第1のRSはビームフォーミングを使用して送信され、この時RSポートの数は正の整数である。パラメータ位相の決定の間、チャネルの空間的なプロパティを捉える1つまたは複数のパラメータは、受信ビーム重み設定に依存するメトリックの決定を含む。メトリックは、受信機アンテナ要素同士の間の空間的なチャネル相関のサブセットまたは線形な組み合わせの推定であってもよい。1つのそのようなメトリックは特定の受信ビーム重み設定を与えられた受信した電力である。当然ながら、それぞれの受信ビーム重み設定について、関連付けられているメトリックがある。
TXノードは、所望の受信ビーム重み設定を探索する一方で、RXノードに異なる受信機ビームをスイープさせながら第1のRSを複数回送信することができる。次いで、RXノードは、前記第1のRSを受信することに関して、メトリックの観点で最適に機能する受信機ビームを選択することができる。
識別情報位相の決定の間、チャネルの空間的なプロパティを捉える1つまたは複数のパラメータは空間的なチャネル相関のサブセットまたは線形な組み合わせ、さらに特定の実施形態においては、受信機側のチャネル相関マトリックスを含む。受信機ビームに関連付けられているメトリックは、より大きな空間的なチャネル相関のセットの処理または改良されたバージョンであってもよい。したがって、受信機ノードが完全な空間的な相関パラメータを明示的に導出しないにも関わらず、空間的なチャネル相関に関してQCLの識別情報は、数学的な結果としてのメトリックに関してQCLを意味している。
一実施形態において、RXノードは第2のRSは空間的なチャネル相関パラメータに関して第1のRSとQCLであるという識別情報を決定する。そのサブセットまたは線形な組み合わせを含む。これは、RXノードが、チャネル相関パラメータの関数であるビーム重みに依存するメトリックが第1のRSおよび第2のRSの間で同一であること、およびRXノードが、新しい受信機ビームスイープに頼る必要なく第1のRSを受信するために使用されるように、第2のRSの受信について最適化された受信ビーム重みを再利用できることを想定することができることを意味している。結果的に第2のRSの処理においてアシストするステップは、RXノードが、特定の実施形態において第2のRSを受信するために第1のRSに基づいて決定される識別または最適化された所望の受信ビーム重み設定を使用することを意味している。
図3はビームフォーミングについての方法300を示す流れ図である。本開示は、方法300のステップを実行する電気通信ネットワークのうちの1つまたは複数のコンポーネントを企図する。ステップ305において、送信機ノードは一連の第1のRS信号を送信する。ステップ310において、受信機ノードはその一連の第1のRS信号を受信する一方でアナログビームスイーピングを実行し、ビームごとに受信した電力として導出されるビーム特有メトリクスを決定する。ステップ315において、受信機ノードは第2の信号は第1のRSのチャネル相関に関してQCLであるという指示を決定する。ステップ320において、送信機ノードは第2の信号を送信する。ステップ325において、受信機ノードはQCL指示およびビーム特有メトリクスを使用して、どの受信機ビームが第2の信号の受信した電力を最大化するかを決定する。
ネットワーク−例
図4は、特定の実施形態による例示的な無線デバイスを示すブロック概略図である。無線デバイス110は、セルラーまたは移動体通信システムにおいて、ノードおよび/または別の無線デバイスと通信する任意のタイプの無線デバイスを示すことができる。無線デバイス110の例は、携帯電話、スマートフォン、PDA(携帯情報端末)、ポータブルコンピュータ(例えば、ラップトップ、タブレット)、センサー、モデム、マシン型通信(MTC)デバイス/マシンツーマシン(M2M)デバイス、ラップトップ組み込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、D2D対応デバイス、または無線通信を提供することができるその他のデバイスを含む。無線デバイス110はまた、一部の実施形態において、UE、ステーション(STA)、デバイス、または端末と称されてもよい。無線デバイス110は、送受信機410、プロセッサ420(プロセッサ回路を含む)、およびメモリ430を含む。一部の実施形態において、送受信機410は、(例えば、アンテナ440を介して)ネットワークノード115への無線信号の送信、およびネットワークノード115からの無線信号の受信を容易にし、プロセッサ420は、無線デバイス110によって提供されるものとして上記で説明された機能性の一部または全部を提供するための命令を実行し、メモリ430は、プロセッサ420によって実行される命令を格納する。
プロセッサ420は、図1〜図3に関して上記で説明されている無線デバイス110の機能のような、無線デバイス110の説明されている機能の一部または全部を実行するように、命令を実行してデータを操作するために、1つまたは複数のモジュールにおいて実施されたハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含むことができる。一部の実施形態において、プロセッサ420は、例えば、1つまたは複数のコンピュータ、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のアプリケーション、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)および/またはその他の論理を含むことができる。
メモリ430は、概して、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどの1つまたは複数を含むアプリケーションのような命令、および/またはプロセッサによって実行され得るその他の命令を格納するように動作可能である。メモリ430の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読み取り専用メモリ(ROM))、大容量ストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、取り外し可能ストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/またはプロセッサ420によって使用され得る情報、データ、および/または命令を格納する任意のその他の揮発性または不揮発性の、非一時的コンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
無線デバイス110のその他の実施形態は、上記で説明されている機能性および/または(上記で説明されている解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む)追加の機能性のいずれかを含む、無線デバイスの機能性の特定の態様を提供することに責任を負う、図4に示されているコンポーネント以外の追加のコンポーネントを含むことができる。単に1つの例として、無線デバイス110は、入力デバイスおよび回路、出力デバイス、および1つまたは複数の同期ユニットまたは回路を含むことができ、これらはプロセッサ420の一部であってもよい。入力デバイスは、無線デバイス110へのデータのエントリのためのメカニズムを含む。例えば、入力デバイスは、マイクロフォン、入力要素、ディスプレイなどのような、入力メカニズムを含むことができる。出力デバイスは、オーディオ、ビデオ、および/またはハードコピーのフォーマットでデータを出力するためのメカニズムを含むことができる。例えば、出力デバイスは、スピーカ、ディスプレイなどを含むことができる。
図5は、特定の実施形態による例示的なネットワークノードを示すブロック概略図である。ネットワークノード115は、任意のタイプの無線ネットワークノードまたはUEおよび/または別のネットワークノードと通信する任意のネットワークノードであってもよい。ネットワークノード115の例は、eNodeB、NodeB、基地局(BS)、無線アクセスポイント(例えば、Wi−Fiアクセスポイント)、低電力ノード、無線基地局(BTS)、リレー、リレーを制御するドナーノード、送信ポイント、送信ノード、リモートRFユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、MSR BSのようなマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、O&M、OSS、SON、測位ノード(例えば、E−SMLC)、MDT、または任意の他の適切なネットワークノードを含む。ネットワークノード115は、ホモジニアス配置、ヘテロジニアス配置、または混合配置として、ネットワーク100全体にわたり配置されてもよい。ホモジニアス配置は、概して、同じ(または類似する)タイプのネットワークノード115および/または類似するカバレッジおよびセルサイズならびにサイト間距離で構成されている配置を説明することができる。ヘテロジニアス配置は、概して、さまざまなセルサイズ、送信電力、容量、およびサイト間距離を有する多種多様なタイプのネットワークノード115を使用する配置を説明することができる。例えば、ヘテロジニアス配置は、マクロセルのレイアウト全体にわたり配置された複数の低電力ノードを含むことができる。混合配置は、ホモジニアス部分とヘテロジニアス部分の混合を含むことができる。
ネットワークノード115は、送受信機510、プロセッサ520(プロセッサ回路を含む)、メモリ530、およびネットワークインターフェース540のうちの1つまたは複数を含むことができる。一部の実施形態において、送受信機510は、(例えば、アンテナ550を介して)無線デバイス110への無線信号の送信、および無線デバイス110からの無線信号の受信を容易にし、プロセッサ520は、ネットワークノード115によって提供されるものと上記で説明された機能性の一部または全部を提供するための命令を実行し、メモリ530は、プロセッサ520によって実行される命令を格納し、ネットワークインターフェース540は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、コアネットワークノード、または無線ネットワークコントローラなどのような、バックエンドのネットワークコンポーネントに信号を伝達する。
プロセッサ520は、上記の図1〜図4に関して上記で説明されているような、ネットワークノード115の説明されている機能の一部または全部を実行するように、命令を実行してデータを操作するために、1つまたは複数のモジュールにおいて実施されたハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含むことができる。一部の実施形態において、プロセッサ520は、例えば、1つまたは複数のコンピュータ、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のアプリケーション、および/またはその他の論理を含むことができる。
メモリ530は、概して、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどの1つまたは複数を含むアプリケーションのような命令、および/またはプロセッサによって実行され得るその他の命令を格納するように動作可能である。メモリ530の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読み取り専用メモリ(ROM))、大容量ストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、取り外し可能ストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/または情報を格納する任意のその他の揮発性または不揮発性の、非一時的コンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
一部の実施形態において、ネットワークインターフェース540は、プロセッサ520に通信可能に結合されており、ネットワークノード115の入力を受信し、ネットワークノード115から出力を送信し、入力または出力またはその両方の適切な処理を実行し、他のデバイスと通信するように動作可能な任意の適切なデバイス、もしくはそれらの任意の組み合わせを示すことができる。ネットワークインターフェース540は、ネットワークを通じて通信するため、適切なハードウェア(例えば、ポート、モデム、ネットワークインターフェースカードなど)、ならびにプロトコル変換およびデータ処理能力を含むソフトウェアを含むことができる。
ネットワークノード115のその他の実施形態は、上記で説明されている機能性および/または(上記で説明されている解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む)任意の追加の機能性のいずれかを含む、無線ネットワークノードの機能性の特定の態様を提供することに責任を負う、図5に示されているコンポーネント以外の追加のコンポーネントを含むことができる。多種多様なタイプのネットワークノードは、同じ物理ハードウェアを有するが異なる無線アクセス技術をサポートするように(例えば、プログラミングを介して)設定されたコンポーネントを含むことができるか、または部分的もしくは全体的に異なる物理コンポーネントを表すことができる。
図6は、特定の実施形態による例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードを示すブロック概略図である。ネットワークノードの例は、移動通信交換局(MSC)、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、モビリティ管理エンティティ(MME)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)などを含むことができる。無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードは、プロセッサ620(プロセッサ回路を含む)、メモリ630、およびネットワークインターフェース640を含む。一部の実施形態において、プロセッサ620は、ネットワークノードによって提供されるものと上記で説明された機能性の一部または全部を提供するための命令を実行し、メモリ630は、プロセッサ620によって実行される命令を格納し、ネットワークインターフェース640は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、ネットワークノード115、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードなどのような、任意の適切なノードに信号を伝達する。
プロセッサ620は、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードの説明されている機能の一部または全部を実行するように、命令を実行してデータを操作するために、1つまたは複数のモジュールにおいて実施されたハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含むことができる。一部の実施形態において、プロセッサ620は、例えば、1つまたは複数のコンピュータ、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のアプリケーション、および/またはその他の論理を含むことができる。
メモリ630は、概して、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどの1つまたは複数を含むアプリケーションのような命令、および/またはプロセッサによって実行され得るその他の命令を格納するように動作可能である。メモリ630の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読み取り専用メモリ(ROM))、大容量ストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、取り外し可能ストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/または、情報を格納する任意のその他の揮発性または不揮発性の、非一時的コンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
一部の実施形態において、ネットワークインターフェース640は、プロセッサ620に通信可能に結合されており、ネットワークノードの入力を受信し、ネットワークノードから出力を送信し、入力または出力またはその両方の適切な処理を実行し、他のデバイスと通信するように動作可能な任意の適切なデバイス、もしくはそれらの任意の組み合わせを示すことができる。ネットワークインターフェース640は、ネットワークを通じて通信するため、適切なハードウェア(例えば、ポート、モデム、ネットワークインターフェースカードなど)、ならびにプロトコル変換およびデータ処理能力を含むソフトウェアを含むことができる。
ネットワークノードのその他の実施形態は、上記で説明されている機能性および/または(上記で説明されている解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む)追加の機能性のいずれかを含む、ネットワークノードの機能性の特定の態様を提供することに責任を負う、図6に示されているコンポーネント以外の追加のコンポーネントを含むことができる。
図7は、特定の実施形態による例示的な無線デバイスを示すブロック概略図である。無線デバイス110は、1つまたは複数のモジュールを含むことができる。例えば、無線デバイス110は、決定モジュール710、通信モジュール720、受信モジュール730、入力モジュール740、表示モジュール750、および任意の他の適切なモジュールを含むことができる。無線デバイス110は、図1〜図6に関して上記で説明されている機能を実行することができる。
決定モジュール710は、無線デバイス110の処理機能を実行することができる。例えば、決定モジュール710は、第1および第2のRS信号が受信されたということを決定することができる。決定モジュール710はまた、第2の信号が第1のRS信号のチャネル相関に関してQCLであるという指示を決定することができる。決定モジュール710はチャネル推定およびビームフォーミングスイープをさらに実行してもよい。例えば、決定モジュール710は指示に基づいて空間的なプロパティを推測し、第2のRSに基づいて推測された空間的なプロパティを使用してチャネル推定を実行することができる。決定モジュール710は、図4に関して上記で説明されているプロセッサ420のような、1つまたは複数のプロセッサを含むか、またはそれらのプロセッサに含まれてもよい。決定モジュール710は、上記で説明されている決定モジュール710および/またはプロセッサ420の機能のいずれかを実行するように設定されたアナログおよび/またはデジタル回路を含むことができる。上記で説明されている決定モジュール710の機能は、特定の実施形態において、1つまたは複数の別個のモジュールにおいて実行されてもよい。
通信モジュール720は、無線デバイス110の送信機能を実行することができる。通信モジュール720は、ネットワーク100のネットワークノード115の1つまたは複数にメッセージを送信することができる。通信モジュール720は、図4に関して上記で説明されている送受信機410のような、送信機および/または送受信機を含むことができる。通信モジュール720は、メッセージおよび/または信号を無線で送信するように設定された回路を含むことができる。特定の実施形態において、通信モジュール720は、決定モジュール710から送信のためのメッセージおよび/または信号を受信することができる。特定の実施形態において、上記で説明されている通信モジュール720の機能は、1つまたは複数の別個のモジュールにおいて実行されてもよい。
受信モジュール730は、無線デバイス110の受信機能を実行することができる。1つの例として、受信モジュール730は第1および第2のRS信号を受信することができる。受信モジュール730は、図4に関して上記で説明されている送受信機410のような、受信機および/または送受信機を含むことができる。受信モジュール730は、メッセージおよび/または信号を無線で受信するように設定された回路を含むことができる。特定の実施形態において、受信モジュール730は、受信されたメッセージおよび/または信号を決定モジュール710に通信することができる。
入力モジュール740は、無線デバイス110に向けられたユーザ入力を受信することができる。例えば、入力モジュールは、キー押し下げ、ボタン押し下げ、タッチ、スワイプ、オーディオ信号、ビデオ信号、および/または任意の他の適切な信号を受信することができる。入力モジュールは、1つまたは複数のキー、ボタン、レバー、スイッチ、タッチスクリーン、マイクロフォン、および/またはカメラを含むことができる。入力モジュールは、受信された信号を決定モジュール710に通信することができる。
表示モジュール750は、無線デバイス110のディスプレイに信号を提示することができる。表示モジュール750は、ディスプレイおよび/またはディスプレイ上に信号を提示するように設定された任意の適切な回路およびハードウェアを含むことができる。表示モジュール750は、決定モジュール710からディスプレイ上に提示する信号を受信することができる。
決定モジュール710、通信モジュール720、受信モジュール730、入力モジュール740、および表示モジュール750は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な設定を含むことができる。無線デバイス110は、上記で説明されている機能性および/または(本明細書において説明されるさまざまな解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む)追加の機能性のいずれかを含む、任意の適切な機能性を提供することに責任を負う、図7に示されているモジュール以外の追加のモジュールを含むことができる。
図8は、特定の実施形態による例示的なネットワークノード115を示すブロック概略図である。ネットワークノード115は、1つまたは複数のモジュールを含むことができる。例えば、ネットワークノード115は、決定モジュール810、通信モジュール820、受信モジュール830、および任意の他の適切なモジュールを含むことができる。一部の実施形態において、決定モジュール810、通信モジュール820、受信モジュール830、または任意の他の適切なモジュールのうちの1つまたは複数は、図5に関して上記で説明されているプロセッサ520のような、1つまたは複数のプロセッサを使用して実施されてもよい。特定の実施形態において、さまざまなモジュールのうちの2つ以上の機能は、単一のモジュールに組み合わされてもよい。ネットワークノード115は、図1〜図7に関して上記で説明されている機能を実行することができる。
決定モジュール810は、ネットワークノード115の処理機能を実行することができる。例えば、決定モジュール810は第1および第2のRS信号がいつ送信されるべきかを決定することができる。決定モジュール810は、図5に関して上記で説明されているプロセッサ520のような、1つまたは複数のプロセッサを含むか、またはそれらのプロセッサに含まれてもよい。決定モジュール810は、上記で説明されている決定モジュール810および/またはプロセッサ520の機能のいずれかを実行するように設定されたアナログおよび/またはデジタル回路を含むことができる。決定モジュール810の機能は、特定の実施形態において、1つまたは複数の別個のモジュールにおいて実行されてもよい。例えば、特定の実施形態において、決定モジュール810の機能性の一部は、割り振りモジュールによって実行されてもよい。
通信モジュール820は、ネットワークノード115の送信機能を実行することができる。1つの例として、通信モジュール820は第1および第2のRS信号を送信することができる。通信モジュール820は、メッセージを、無線デバイス110の1つまたは複数に送信することができる。通信モジュール820は、図5に関して上記で説明されている送受信機510のような、送信機および/または送受信機を含むことができる。通信モジュール820は、メッセージおよび/または信号を無線で送信するように設定された回路を含むことができる。特定の実施形態において、通信モジュール820は、決定モジュール810または任意の他のモジュールから送信のためのメッセージおよび/または信号を受信することができる。
受信モジュール830は、ネットワークノード115の受信機能を実行することができる。受信モジュール830は、無線デバイスから任意の適切な情報を受信することができる。受信モジュール830は、図5に関して上記で説明されている送受信機510のような、受信機および/または送受信機を含むことができる。受信モジュール830は、メッセージおよび/または信号を無線で受信するように設定された回路を含むことができる。特定の実施形態において、受信モジュール830は、受信されたメッセージおよび/または信号を決定モジュール810または任意の他の適切なモジュールに通信することができる。
決定モジュール810、通信モジュール820、受信モジュール830は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な設定を含むことができる。ネットワークノード115は、上記で説明されている機能性および/または(本明細書において説明されるさまざまな解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む)追加の機能性のいずれかを含む、任意の適切な機能性を提供することに責任を負う、図8に示されているモジュール以外の追加のモジュールを含むことができる。
NR−例
特定の3GPPの新しい無線(NR)の実装において、すべての物理的なチャネルおよび参照信号はアンテナポートを使用して送信される。アンテナポートはアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルが、同一のアンテナポート上の別のシンボルが伝達されるチャネルから推測されることができるように設定される。アンテナポートについてのパラメータは、少なくとも平均のゲイン、平均の遅延、遅延広がり、ドップラーシフト、およびドップラー広がり(LTEに類似する)を含む。UEビームフォーミング管理は、これらおよび他のパラメータについてのQCLを使用することができる。DMRSアンテナポートは互いにQCLされることができる。QCLはDM−RSアンテナポートについてスケジューリングされたPRBにわたって実行されてもよい。QCLは、DM−RSアンテナポートグループの間で実行されてもよい。DMRSアンテナポートのQCLは他の参照信号のアンテナポートで実行されてもよい。NRにおける復調用参照信号(DM−RS)のアンテナポートは少なくとも物理的なデータおよび恐らくは制御チャネルを送信するために使用されてもよく、復調のためにUEで使用されてもよい。UEがアンテナポートの間で作成することを許容されるQCL想定は識別され、および明示的に特定される。1つのアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルのプロパティが他のアンテナポート上でシンボルが伝達されるチャネルから推測することができる場合、2つのアンテナポートは疑似コロケートされたということができる。
ビームベースの動作はNRアンテナポートの定義に新しい次元を導入する。高ゲインビームフォーミング機能を備える送信機は、時間経過に伴って参照信号についてのビームフォーミング重みベクトルを変化させることがあり、例えば、LTEにおけるプリコードされたCSI−RSに類似している。プリコードされた参照信号のプリコーダが時間においてあるポイントで突然変化するという事象はポートコヒーレンシ遷移と表記され得る。ポートコヒーレンシ遷移は参照信号のプリコーダが突然変化する時に発生することがあり、そのためチャネルは遷移境界をまたぐシンボル同士の間で容易に推測することができない。ポートコヒーレンシ遷移は、主に送信ノードは新しいチャネル状態情報が利用可能となる際に参照信号のプリコーダまたはビームフォーミング重みベクトルを更新することがあるという理由で、ビームベースの動作において重要である。例は、動くUEを追跡するために参照信号が時間経過に伴って更新されるビーム追跡である。別のケースはCSI−RSポートについてであり、ここではリソースがリソースプールから取得され、ネットワークは別のビームにおけるリソース、または後続のサブフレームにおける別のTRPからのリソースを使用することを決定する。ポートコヒーレンシ遷移は、シンボルに関してチャネルを推測することができる別のシンボルが存在すべきであるというアンテナポートについての想定を影響しないか、または妨害しない。そこからチャネルを推測することができない同一のアンテナポート上で伝達される、なお別のシンボルが存在するということを排除しない。しかしながら、あらゆるシンボルは、シンボル同士の間のチャネル実現を相互に推測する可能性があるポートコヒーレンシ領域の一部である。シンボル、ポートコヒーレンシ遷移、および領域の関係を、アンテナポートにマッピングされる信号の時間−周波数レイアウトを示す図9に例示する。図9は異なるシンボルが、同一または異なるポートコヒーレンシ領域に位置するどうかに依存して、互いにどのように関係するかを例示している。ポートコヒーレンシ遷移では、信号のプリコーディングまたはビームフォーミングは突然変化することがある。1つの結果はシンボル同士の間のチャネル実現を相互に推測する可能性があるシンボルのポートコヒーレンシ領域の存在である。
ポートコヒーレンシ領域はLTEにおいて間接的に採用されてもよい。例えば、DMRSポートが、時間における1つのサブフレームと周波数における1つのプリコーダリソースブロックグループ(PRG)にまたがるポートコヒーレンシ領域を有する。別の例はCSI−RS測定値であり、LTEリリース13からのそれは測定値制限で設定することができ、効果的にポートコヒーレンシ領域を時間におけるCSI−RS周期性、および周波数における全帯域幅と同一とすることができる。NRにおけるポート定義がポートコヒーレンシ領域の観念を含むかどうかに関わらず、ポートコヒーレンシ領域に関してUEが何を想定することができるかを直接または間接的に特定することができる。NRの実装において、UEが、UEに既知のすべてのアンテナポートについてのポートコヒーレンシ領域を決定する手段があってもよい。
NRにおいて疑似コロケーションの観念は、プリコードされたまたはビームフォーミングされた信号の効果を捉えることができる。2つのアンテナポートは、1つのアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルの大規模なプロパティが他のアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルから推測できる場合、疑似コロケートされた(QCL)と言える。
しばしば、QCLは異なるTRPにマッピングされるアンテナポートに適用されない。このルールについての可能性のある例外としては、送信のSFNタイプが挙げられる。ビームベースの動作を考慮すると、異なるビーム空間における有効なチャネルは非常に異なって見えることがあるため、アンテナポートが同一のTRPにマッピングされる時でもデフォルトでQCLを想定することはやはり可能ではない。ビームフォーミングは、例えば、有効なチャネルの平均のゲインまたは遅延広がりに影響を及ぼすことがある。
同一の送信ポイントにマッピングされるアンテナポートは、必ずしもQCLでなくてもよい。同様に、プリコードされたアンテナポートのプリコーダがポートコヒーレンシ遷移事象に際して変化することがあるように、アンテナポートは必ずしも異なるポートコヒーレンシ領域上でそれ自身QCLではなく、しかし2つのアンテナポートのセットは相互にQCLであるポートコヒーレンシ領域を有することができ、例えば、2つのコヒーレンシ領域のポートのプリコーダが一致する場合である。同様に、アンテナポートは必ずしも異なるポートコヒーレンシ領域上でそれ自身QCLでなくてもよい。1つのアンテナポートについてのポートコヒーレンシ領域は別のアンテナポートについての別のポートコヒーレンシ領域でQCLであることができる。したがって、QCLはデフォルトで想定され得る何かではなく、受信ノードにシグナリングされるべき、または仕様を通じて演繹的に既知であるポートコヒーレンシ領域同士の間の関係である。したがって、アンテナポートだけではQCLの関係を説明するのに十分ではないことは明らかであるため、QCLの定義はポートコヒーレンシ領域の効果を捉えるために改良することができる。
ビーム管理はビームスイーピングのさまざまな形態を含む。送信機は、受信ノードがスイープすることを容易にし、最適な受信機ビームを識別するためにプリコードされた参照信号を繰り返し送信することがある。次いで、UEは同一のプリコーダと共に送信される信号のもっと遅い受信について最適化された受信機ビームを使用することができる。この作業のため、メカニズムおよび仕様の表現は、2つの参照信号が例えば「同一のやり方で」ビームフォーミングされた同一のプリコーダと共に送信されたことをUEに指示する。受信機は、2つの異なる信号が特にアナログ受信に関して受信機処理を改善するために同一のTRPから類似するプリコーディングと共に送信されるという情報を使用することができる。
疑似コロケーションは同一のTRPから発せられ、かつ同一のプリコーダを使用する2つの異なる信号同士の間の関係を説明するやり方である。欠けていることとしては、改善された受信機処理を可能にするために、受信機によって使用されることができるチャネルプロパティである。チャネルプロパティは、空間的な受信機フィルタリングについて使用されるように、何らかの空間的な分布を捉える。1つの例として、UEはこのプロパティを使用して、2つの異なる信号を受信する時、同一のアナログ受信ビームを使用することができることを想定することが可能であるべきである。したがって、空間的なチャネルプロパティはアナログ受信機ビームフォーミングのさまざまな形態を容易にするためにQCLプロパティの一覧に追加されてもよい。
振幅および位相などのチャネル実現の1次モーメントは、大概QCLパラメータとして使用されるには詳細過ぎて予測しにくいものである。任意の受信機アンテナアレイを捉える直接的ではない推定アルゴリズムはそのようなQCLパラメータを伴うことを必要とするであろうため到着角度分布を説明するパラメータもまた適切ではない。アンテナポート同士の間の2次統計量は、推定するためにはシンプルかつ直接的である。受信機の目的のために、チャネルの受信機側の相関に関するQCL想定を使用することがしばしば十分である。したがって、2次のチャネル統計量は空間的なQCLプロパティとして好適な候補である。
受信機側のチャネル相関に関するQCLはQCLパラメータの一覧に追加されてもよい。チャネル相関に関するQCLはまた、UEが多くのポートを有する参照信号、例えば、プリコードされていない参照信号のCSI−RSタイプに基づいてチャネルを推定すると期待される場合、アプリケーションに有用であることができる。プリコードされていないCSI−RSが以前に送信されたプリコードされていないCSI−RS(恐らく高パイロット密度で)に対してチャネル相関に関してQCLであることをUEが知っていると想定すると、以前に送信されたCSI−RSから取得された空間的なチャネル相関を使用して空間的な処理ゲインを得ることができる。一部の例において、送信機側のチャネル相関に関するQCLまたは空間的なチャネル相関に関するQCLは、概して、QCLパラメータの一覧に追加されてもよい。
相互校正送信機および受信機チェーンを有するノードについて、受信されることになる信号が先に送信された別の信号に対する相互応答がいつかを知ることは有用であり得る。すなわち、アナログビームフォーミングを伴うノードがいくらかのアナログビームを伴うサウンディング参照信号を送信していると想定する。サウンディングに対する応答を受信する時、その応答が相互チャネルを通じて到着すると期待することができ、それについて受信機ビームは好都合に相互送信に使用されたのと同一のビームであることができる。QCLフレームワークはまた、アナログビームフォーミングについて、受信した信号が送信された信号で相互に疑似コロケートされると定義することによって、相互応答のユースケースをカバーするように拡張されてもよい。相互に疑似コロケートされる信号の観念は、アナログビームフォーミングについての以前のサウンディングに対する相互応答の受信の場合を扱うために導入されることができる。
LTEとは異なり、NRはサイドリンク(SL)についてネイティブなサポートを提供することを期待される。LTEと比較した別の違いは、MIMO機能がNRにおけるSLに関しても関連性があることを期待されることである。サイドリンクのために使用される送信機/受信機の空間的な処理は、セルラーインターフェースについて使用されるものと全く同じでない場合、類似していると期待され、したがって、QCLフレームワークはSLポートを含むことができる。著しい違いは、一部のデバイスは非3GPPの同期ソース(例えば、GNSS)に同期することができることであり、これは例えば、V2Xについて起こりそうなシナリオである。この場合、少なくとも受信したタイミングおよびNRポートおよびGNSSの間のドップラーシフトに関して設定可能なQCLを有効化することが有用である。
さらなる所見は、サイドリンクポートは必ずしも「UE ID」に関連付けられていないということである。例えば、サイドリンク参照信号(LTEにおけるSLSS)および、複数のUEによってSFN様式でブロードキャストされる、関連付けられているブロードキャスト制御チャネル送信(LTEにおけるPSBCH)である。この場合、QCLの想定は一意のUE IDおよび恐らくはセルIDにさえも関連付けられていない特定のアンテナポートを参照することになる。したがって、サイドリンクアンテナポートはQCLフレームワークに含まれることができ、またGNSSなどの外部の同期参照はタイミングおよび周波数シフトに関するQCLについて含まれることができる。
本開示の範囲を逸脱することなく、本明細書において説明されるシステムおよび装置に変更、追加、または省略が行われてもよい。システムおよび装置のコンポーネントは、統合されるか、または分離されてもよい。さらに、システムおよび装置の動作は、より多いか、より少ないか、またはその他のコンポーネントによって実行されてもよい。加えて、システムおよび装置の動作は、ソフトウェア、ハードウェア、および/またはその他の論理を備える任意の適切な論理を使用して実行されてもよい。本文書において使用される「各(each)」は、セットの各構成要素、またはセットのサブセットの各構成要素を示す。
本開示の範囲を逸脱することなく、本明細書において説明される方法に変更、追加、または省略が行われてもよい。方法は、より多いか、より少ないか、またはその他のステップを含むことができる。加えて、ステップは、任意の適切な順序で実行されてもよい。
本開示は特定の実施形態に関して説明されてきたが、実施形態の変更および置換は、当業者には明らかとなろう。したがって、実施形態の上記の説明は、本開示を制約することはない。その他の変更、代替、および改変は、添付の特許請求の範囲により規定される本開示の精神および範囲を逸脱することなく可能である。
前述の説明において使用されている省略語は、以下のものを含むことができる。
AP アクセスポイント
BS 基地局
BSC 基地局コントローラ
BTS 無線基地局
CDM 符号分割多重
CPE 顧客宅内機器
CRS セル特有参照信号
CQI チャネル品質指標
CSI チャネル状態情報
CSI−RS チャネル状態情報参照信号
D2D デバイスツーデバイス
DAS 分散アンテナシステム
DCI ダウンリンク制御情報
DFT 離散フーリエ変換
DL ダウンリンク
DMRS 復調用参照信号
eNB エボルブドNodeB
EPDCCH エンハンスド物理ダウンリンク制御チャネル
FDD 周波数分割複信
LAN ローカルエリアネットワーク
LEE ラップトップ組み込み機器
LME ラップトップ搭載機器
LTE Long Term Evolution
M2M マシンツーマシン
MAN 大都市圏ネットワーク
MCE マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ
MCS 変調レベルおよびコーディングスキーム
MIMO 多入力多出力
MR 測定値制限
MSR マルチスタンダード無線
MU−MIMO 多ユーザMIMO
NAS 非アクセス階層
NZP 非ゼロ電力
OCC 直交カバーコード
OFDM 直交周波数分割多重
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PMI プリコードされたマトリックス指標
PRB 物理的リソースブロック
PSTN 公衆交換電話網
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
RB リソースブロック
RI ランク指標
RNC 無線ネットワークコントローラ
RRC 無線リソース制御
RRH リモート無線ヘッド
RRU リモートラジオユニット
SU−MIMO 単一ユーザMIMO
TDD 時分割複信
TFRE 時間周波数リソース要素
TM 送信モード
UCI アップリンク制御情報
UE ユーザ機器
UL アップリンク
WAN ワイドエリアネットワーク
ZP ゼロ電力

Claims (28)

  1. ユーザ機器(UE)(110)に実装される方法(230)であって、
    第1の送信アンテナポートから第1の参照信号(RS)を受信すること(232)と、
    前記第1のRSに基づいてチャネル推定を実行すること(234)と、
    前記第1のRSおよび第2のRSが空間的なプロパティを共有するという指示を取得すること(236)と、
    第2の送信アンテナポートから前記第2のRSを受信すること(238)と、
    前記指示に基づいて前記第2のRSについての共有される前記空間的なプロパティを推測すること(240)と、
    前記第2のRSに基づいて推測された前記空間的なプロパティを使用してチャネル推定を実行すること(242)と
    を備える方法。
  2. 前記第2のRSに基づく前記チャネル推定が、前記第1のRSについての前記チャネル推定の部分的な結果を二重にすることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のRSに基づく前記チャネル推定が、前記第1のRSについて実行される処理または測定活動を省略することを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1および第2のRSに基づく前記チャネル推定が、連帯的に実行される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のRSに基づく前記チャネル推定が、受信機の空間的なプロパティを表すパラメータの値を決定することを備え、
    前記値を再利用している間に前記第2のRSが受信される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1のRSに基づく前記チャネル推定が、共有される少なくとも1つの前記空間的なプロパティに基づいて推定フィルタを生成することを備え、
    前記第2のRSに基づく前記チャネル推定が、前記生成された推定フィルタを適用することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記指示がコロケーション指示または疑似コロケーション指示である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記指示がネットワークノードから受信したメッセージで搬送される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記指示が事前合意されている、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 少なくとも1つの前記空間的なプロパティが、
    チャネル相関パラメータ、
    前記チャネルの空間的な相関マトリックス、
    前記チャネルの受信機側の空間的な相関マトリックス、
    空間的な相関マトリックスの因子、
    空間的な相関マトリックスのマトリックス因子、
    空間的な相関マトリックスの線形な組み合わせ要素、
    非スカラープロパティ、
    受信ビーム重み設定を表すメトリック、および
    前記空間的なチャネル相関のサブセットまたは線形な組み合わせ、
    から選択される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1のRSに基づいてチャネル推定を実行すること(134)が、前記第1のRSに基づいてチャネル相関マトリックスを推定することを備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第2のRSに基づいてチャネル推定を実行する時、処理ゲインを取得することをさらに備える、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1のRSが同期信号またはCSI決定に使用される信号であり、前記第2のRSがCSI決定に使用される信号である、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第1および第2のRSが送信される時、前記第1のRSの送信と前記第2のRSの送信との間の関係が、時間におけるポイントに非明示的に依存する、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. ユーザ機器(UE)(110)であって、
    受信機(410)と、
    送信機(410)と、
    プロセッサ(420)と、
    メモリ(430)であって、前記プロセッサ(420)によって
    前記受信機(410)を使用して少なくとも1つの送信アンテナポートから第1の参照信号(RS)を受信すること(232)と、
    前記第1のRSに基づいてチャネル推定を実行すること(234)と、
    前記第1のRSおよび第2のRSが空間的なプロパティを共有するという指示を取得すること(236)と、
    前記受信機(410)を使用して第2の送信アンテナポートから前記第2のRSを受信すること(238)と、
    前記第2のRSについての共有される前記空間的なプロパティを推測すること(240)と、
    前記第2のRSに基づいて推測された前記空間的なプロパティを使用してチャネル推定を実行すること(242)と
    を行うための実行可能な命令を記憶するメモリ(430)とを備える、ユーザ機器(UE)(110)。
  16. 前記受信機(410)が複数アンテナ受信機である、請求項15に記載のUE。
  17. 前記受信機(410)が、アナログドメイン、デジタルドメイン、またはその両方において制御可能な2つ以上のアンテナ要素を装備する、請求項16に記載のUE。
  18. 前記第2のRSに基づく前記チャネル推定が、前記第1のRSについての前記チャネル推定の部分的な結果を二重にすることを含む、請求項15から17のいずれか一項に記載のUE。
  19. 前記第2のRSに基づく前記チャネル推定が、前記第1のRSについて実行される処理または測定活動を省略することを含む、請求項15から18のいずれか一項に記載のUE。
  20. 前記第1および第2のRSに基づく前記チャネル推定が、連帯的に実行される、請求項15から17のいずれか一項に記載のUE。
  21. 前記第1のRSに基づく前記チャネル推定が、受信機の空間的なプロパティを表すパラメータの値を決定することを備え、
    前記値を再利用している間に前記第2のRSが受信される、請求項15から20のいずれか一項に記載のUE。
  22. 前記第1のRSに基づく前記チャネル推定が、共有される少なくとも1つの前記空間的なプロパティに基づいて推定フィルタを生成することを備え、
    前記第2のRSに基づく前記チャネル推定が、前記生成された推定フィルタを適用することを備える、請求項15から17のいずれか一項に記載のUE。
  23. 前記指示がコロケーション指示または疑似コロケーション指示である、請求項15から22のいずれか一項に記載のUE。
  24. 前記指示がネットワークノードから受信したメッセージで搬送される、請求項15から23のいずれか一項に記載のUE。
  25. 前記指示が事前合意されている、請求項15から24のいずれか一項に記載のUE。
  26. 少なくとも1つの前記空間的なプロパティが、
    チャネル相関パラメータ、
    前記チャネルの空間的な相関マトリックス、
    前記チャネルの受信機側の空間的な相関マトリックス、
    空間的な相関マトリックスの因子、
    空間的な相関マトリックスのマトリックス因子、
    空間的な相関マトリックスの線形な組み合わせ要素、
    非スカラープロパティ、
    受信ビーム重み設定を表すメトリック、および
    前記空間的なチャネル相関のサブセットまたは線形な組み合わせ、
    から選択される、請求項15から25のいずれか一項に記載のUE。
  27. 前記第1のRSが同期信号またはCSI決定に使用される信号であり、前記第2のRSがCSI決定に使用される信号である、請求項15から26のいずれか一項に記載のUE。
  28. 前記第1および第2のRSが送信される時、前記第1のRSの送信と前記第2のRSの送信との間の関係が、時間におけるポイントに非明示的に依存する、請求項15から27のいずれか一項に記載のUE。
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