JP2019536493A

JP2019536493A - 空気チャンバー通気／膨張要素

Info

Publication number: JP2019536493A
Application number: JP2019512287A
Authority: JP
Inventors: ピンネ、ダレン・ロバート
Original assignee: キャスケイドデザインズインコーポレイテッド
Priority date: 2016-09-01
Filing date: 2017-08-29
Publication date: 2019-12-19
Also published as: CA3035691A1; EP3506802A1; KR20190067773A; WO2018044911A1

Abstract

変形可能な装置を膨張させるための膨張要素は、内部チャンバーと、内部チャンバーおよび周囲の間で流体連結を提供する膨張オリフィスとを有している。要素は、周囲に流動的に結合された第１の口部分および第１の口部分に流動的に結合された第１の内部チャネルを有する第１のパイプ部分を含んでいる。第２のパイプ部分は、周囲に流動的に結合された第２の口部分を規定する壁部分を有している。壁部分は、第２の口部分に流動的に結合された第２の内部チャネルを規定する。第２の内部チャネルは、第１の内部チャネルと流動的に結合されている。第２のパイプ部分は、壁部分を通して形成される１つ以上のスロットを含み、第２の内部チャネルと周囲との間で流体連結することを可能にする。壁部分は、第２の口部分と１つ以上のスロットを膨張オリフィス内に挿入することができるように構成されている。【選択図】図１

Description

優先権の主張

[0001] 本出願は、２０１６年９月１日に出願された米国仮特許出願番号第６２／３８２，７２９号の優先権を主張するものであり、その内容全体は、ここに完全に記載されているかのように、参照によりここに組み込まれる。

背景

[0002] 現在の通気／膨張管は、空気チャンバーを規定する素材に溶接または接着される平らなフランジを有する。泡充填マットレスのケースでは、これらは、マットレス表面素材によって、または、このような表面素材の内部の発泡体によってのいずれかで、塞ぐ傾向がある。

[0003] 図１は、本発明の実施形態にしたがう、膨張要素の正面平面図である。 [0004] 図２は、図１中に図示した要素の側面斜視図である。 [0005] 図３、エアマットレスに結合された本発明の実施形態にしたがう膨張要素の上面斜視図である。

発明の好ましい実施形態の詳細な説明

[0006] この特許出願は、本発明の１つ以上の実施形態を説明することを意図している。「しなければならない」、「だろう」、および、これらに類するものとともに、特定の量のような絶対的用語の使用は、必ずしもすべてのこのような実施形態に対してではないが、このような実施形態のうちの１つ以上に対して適用可能であるとして解釈すべきであると理解すべきである。このように、本発明の実施形態は、このような絶対的用語の文脈において説明される１つ以上の特徴または機能性の修正を、省略してもよく、または、含んでいてもよい。

[0007] 実施形態は、チャンバーの内部が例えば大気圧より低い間に、チャンバーの緩い側壁素材によってチャンバーの通気管が塞がれることを防止することにより、泡充填マットレスチャンバーの膨張時間を最小化する。この設計は、膨張要素の特徴を受け入れるのに十分な内部深さおよびレリーフを有する、任意の膨張可能なマットレスおよび発泡体充填マットレスチャンバーに適用することができる。

[0008] １つの実施形態は、キャンプ用マットレス、家庭用エアーベッドまたは家庭用ベッドマットレスのための内部空気袋のいずれかとしての役割を果たすように意図された大容量泡充填空気チャンバーと共に使用されてもよい。

[0009] 図１〜３を参照すると、内部チャンバー１１０と、内部チャンバーおよび周囲の間の流体連結を提供する膨張オリフィス１２０とを有する空気マットレス１００のような、変形可能な装置を膨張させるための実施形態の膨張要素３００が図示されている。要素３００は、周囲に流動的に結合された第１の口部３０６と、第１の口部分に流動的に結合された第１の内部チャネル３０７とを有する外部ステムパイプ部分３０５を含む。要素３００は、周囲に流動的に結合された第２の口部分３１２を規定する壁部分３１１を有する内部ステムパイプ部分３１５をさらに含む。壁部分３１１は、第２の口部分３１２に流動的に結合された第２の内部チャネル３１３を規定する。第２の内部チャネル３１３は、第１の内部チャネル３０７に流動的に結合される。内部ステムパイプ部分３１５は、壁部分３１１を通して形成され、第２の内部チャネル３１３と周囲との間の流体連結を可能にする１つ以上のスロット３１０を含む。第２の口部分３１２および１つ以上のスロット３１０を、周囲から内部チャンバー１１０を密封する際に支援するように構成されているフランジ３１６を有する膨張オリフィス１２０に挿入することができるように、壁部分３１１は構成されている。示すように、スロット３１０は、フランジ３１６と第２の口部分３１２には伸長しないが、フランジ３１６と第２の口部分３１２との間で壁部分の長さを通して形成されている。スロット３１０のうちの少なくとも１つは、スロットの別のものと反対の方法で、壁部分３１１に沿って配置されてもよい。

[0010] 部分３０５、３１５は、部分３０５、３１５の間の流体連結を可能にするエルボー部分３２０によって、ある角度で接続されてもよい。内部部分３１５は、密封するようにオリフィス１２０に挿入され、その膨張を可能にするように、オリフィス１２０を超える距離に伸長する。これらの特徴は、周囲のフィルム／布がその上で折り畳まれているか、または、要素３００の内端部が、内部の発泡体との接触によって塞がれているか否かにかかわらず、空気が外部部分３０５から、スロット３１０のうちの１つ以上および内部部分３１５の外のチャンバーに流れることを可能にし、それにより、再膨張させるために大きなチャンバー（例えば、７２”ｘ２６”ｘ６」）に必要とされる時間を劇的に減少させる。

[0011] 本発明の好ましい実施形態を図示し、説明してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、多くの変更を行うことができる。したがって、本発明の範囲は、好ましい実施形態の開示によっては限定されない。その代わりに、後に続く特許請求の範囲を参照することにより、本発明を完全に決定するべきである。

Claims

内部チャンバーと、前記内部チャンバーおよび周囲の間で流体連結を提供する膨張オリフィスとを有する変形可能な装置を膨張させるための膨張要素であって、
前記周囲に流動的に結合された第１の口部分および前記第１の口部分に流動的に結合された第１の内部チャネルを有する第１のパイプ部分と、
前記周囲に流動的に結合された第２の口部分を規定する壁部分を有する第２のパイプ部分と、を備え、
前記壁部分は、前記第２の口部分に流動的に結合された第２の内部チャネルをさらに規定し、
前記第２の内部チャネルは、第１の内部チャネルと流動的に結合され、
前記第２のパイプ部分は、前記壁部分を通して形成される１つ以上のスロットを含み、前記第２の内部チャネルと前記周囲との間で流体連結することを可能にし、
前記壁部分は、前記第２の口部分と１つ以上のスロットを前記膨張オリフィス内に挿入することができるように構成されている、膨張要素。
前記第１のパイプ部分を前記第２のパイプ部分をある角度で接続し、前記第１のパイプ部分と前記第２のパイプ部分との間の流体連結を可能にするエルボー部分をさらに備える、請求項１に記載の膨張要素。
第２のパイプ部分に結合され、前記エルボー部分と前記１つ以上のスロットとの間に配置されたフランジをさらに備える、請求項２に記載の膨張要素。
前記スロットは、前記第１のパイプ部分と第２の口部分には伸張しないが、前記第１のパイプ部分と第２の口部分との間で前記壁部分の長さを通して形成される、請求項１に記載の膨張要素。