JP2019532338A - 反射防止用光学フィルタ及び有機発光装置 - Google Patents

反射防止用光学フィルタ及び有機発光装置 Download PDF

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Abstract

本出願は、光学フィルタ及び有機発光表示装置に関する。本出願の光学フィルタは、正面だけではなく側面でも全方位反射防止性能及びカラー特性に優れ、前記光学フィルタは、有機発光装置に適用されて視認性を向上させ得る。

Description

関連出願との相互引用
本出願は、2016年10月24日に出願された韓国特許出願第10−2016−0138286号に基づく優先権の利益を主張し、該当韓国特許出願の文献に開示されたすべての内容は本明細書の一部として組み入れるものとする。
技術分野
本出願は、反射防止用光学フィルタ及び有機発光装置に関する。
近来、モニタまたはTVなどの軽量化及び薄型化が要求されており、このような要求に伴って有機発光装置(organic light emitting device、OLED)が注目されている。有機発光装置は、自ら発光する自体発光型表示装置であって、別途のバックライトが不必要であるので厚さを減らすことが可能であり、フレキシブル表示装置を具現するのに有利である。
一方、有機発光装置は、有機発光表示パネルに形成された金属電極及び金属配線により外部光を反射させ得、反射された外部光により視認性とコントラスト比が低下するため表示品質に劣ることがある。特許文献1(韓国特許公開第2009−0122138号)のように、有機発光表示パネルの一面に円偏光板を付着して前記反射された外部光が外部に漏れることを減らし得る。
しかし、現在開発されている円偏光板は、視野角の依存性が強くて側面に行くほど反射防止性能が低下するため視認性に劣る問題点がある。
韓国特許公開第2009−0122138号
本出願が解決しようとする課題は、正面だけではなく側面でも全方位反射防止性能及びカラー特性に優れた光学フィルタ、及び、前記光学フィルタを適用して視認性が改善された有機発光装置を提供することである。
本出願は、反射防止用光学フィルタに関する。図1は、前記光学フィルタを例示的に示す。図1に示したように、前記光学フィルタは、偏光子40、第1位相差フィルム10、第2位相差フィルム20を順次に含み、前記偏光子と前記第1位相差フィルムとの間に光学補償層30を含み得る。
前記偏光子は、一方向に形成された吸収軸を有し得る。前記第1位相差フィルムは、逆波長分散特性及び1/4波長位相遅延特性を有し得る。前記第2位相差フィルムは、後述する数式1を満足し得る。前記光学補償層は、後述するNz値を満足する第3位相差フィルムを含み得る。
本明細書で「偏光子」は、入射光に対して選択的透過及び吸収特性を示す素子を意味する。偏光子は、例えば、いくつかの方向に振動する入射光からいずれか一つの方向に振動する光は透過し、残りの方向に振動する光は吸収し得る。
前記光学フィルタに含まれる偏光子は、線偏光子であり得る。本明細書で「線偏光子」は、選択的に透過する光がいずれか一つの方向に振動する線偏光であり、選択的に吸収する光が前記線偏光の振動方向と直交する方向に振動する線偏光である場合を意味する。
前記線偏光子としては、例えば、PVA延伸フィルムなどのような高分子延伸フィルムにヨウ素を染色した偏光子または配向された状態で重合された液晶をホストとし、前記液晶の配向によって配列された異方性染料をゲストとするゲスト−ホスト型偏光子を使用し得るが、これに制限されるものではない。
本出願の一実施例によると、前記偏光子としては、PVA延伸フィルムを使用し得る。前記偏光子の透過率乃至偏光度は、本出願の目的を考慮して適切に調節され得る。例えば、前記偏光子の透過率は、42.5%〜55%であり得、偏光度は、65%〜99.9997%であり得る。
本明細書で角度を定義しつつ垂直、水平、直交または平行などの用語を使用する場合、これは目的とする効果を損傷しない範囲での実質的な垂直、水平、直交または平行を意味するのであって、例えば、製造誤差(error)または偏差(variation)などを考慮した誤差を含む。例えば、前記各々の場合は、約±15度以内の誤差、約±10度以内の誤差または約±5度以内の誤差を含み得る。
本明細書で「位相差フィルム」は、光学異方性フィルムであって、複屈折を制御することで入射偏光を変換することが可能である素子を意味し得る。本明細書で位相差のx軸、y軸及びz軸を記載しつつ特別に言及しない限り、前記x軸は、位相差フィルムの面内遅相軸(slow axis)と平行である方向を意味し、y軸は、位相差フィルムの面内進相軸(fast axis)と平行である方向を意味し、z軸は、位相差フィルムの厚さ方向を意味する。前記x軸と前記y軸は、面内で互いに直交し得る。本明細書で位相差フィルムの光軸を記載しつつ特別に規定しない限り、遅相軸を意味する。前記位相差フィルムが棒状の液晶分子を含む場合、遅相軸は、前記棒状の長軸方向を意味し得、ディスク状の液晶分子を含む場合、遅相軸は、前記ディスク状の法線方向を意味し得る。
本明細書で下記数式1を満足する位相差フィルムは、いわゆる+Cプレートと称し得る。
本明細書で下記数式2を満足する位相差フィルムは、いわゆる+Bプレートと称し得る。
本明細書で下記数式3を満足する位相差フィルムは、いわゆる−Bプレートと称し得る。
本明細書で下記数式4を満足する位相差フィルムは、いわゆる+Aプレートと称し得る。
本明細書で下記数式5を満足する位相差フィルムは、いわゆる−Aプレートと称し得る。
[数式1]
nx = ny < nz
[数式2]
ny < nx ≠ nz
[数式3]
nx > ny > nz
[数式4]
nx > ny = nz
[数式5]
nx = nz > ny
数式1、数式2、数式3、数式4、数式5で、nx、ny及びnzは、各々前記定義したx軸、y軸及びz軸方向の屈折率である。
本明細書で位相差フィルムの面上位相差(Rin)は、下記数式6で計算される。
本明細書で位相差フィルムの厚さ方向の位相差(Rth)は、下記数式7で計算される。
本明細書で位相差フィルムのNz値は、下記数式8で計算される。
[数式6]
Rin = d ×(nx−ny)
[数式7]
Rth = d ×{(nz−(nx−ny))/2}
[数式8]
Nz =(nx−nz)/(nx−ny)
数式6、数式7及び数式8で、Rinは、面上位相差であり、Rthは、厚さ方向の位相差であり、dは、位相差フィルムの厚さであり、nx、ny及びnzは、各々前記定義したx軸、y軸及びz軸方向の屈折率である。
本明細書で逆波長分散特性は、下記数式9を満足する特性を意味し得、正常波長分散特性(normal wavelength dispersion)は、下記数式10を満足する特性を意味し得、フラット波長分散特性(flat wavelength dispersion)は、下記数式11を満足する特性を意味し得る。
[数式9]
R(450)/R(550)< R(650)/R(550)
[数式10]
R(450)/R(550)> R(650)/R(550)
[数式11]
R(450)/R(550)= R(650)/R(550)
本明細書で位相差フィルムの屈折率を記載しつつ特別に規定しない限り、約550nm波長の光に対する屈折率を意味する。
前記第1位相差フィルムは、前記数式2を満足する+Bプレートであるか、前記数式3を満足する−Bプレートであるか、前記数式4を満足する+Aプレートであり得る。
前記第1位相差フィルムは、1/4波長位相遅延特性を有し得る。本明細書で「n波長位相遅延特性」は、少なくとも一部の波長の範囲内で、入射光をその入射光の波長のn倍ほど位相遅延させることが可能である特性を意味し得る。したがって、前記1/4波長位相遅延特性は、少なくとも一部の波長の範囲内で、入射光をその入射光の波長の1/4倍ほど位相遅延させることが可能である特性を意味し得る。
前記第1位相差フィルムの550nm波長の光に対する面上位相差は、120nm〜160nm、具体的に、130nm〜150nmであり得る。第1位相差フィルムの面上位相差が前記範囲を満足する場合、正面だけではなく側面でも優れた全方位反射防止性能及びカラー特性を示すのに有利である。
前記第1位相差フィルムの550nm波長の光に対する厚さ方向の位相差は、60nm〜120nm、具体的に、80nm〜100nmであり得る。第1位相差フィルムの厚さ方向の位相差が前記範囲を満足する場合、正面だけではなく側面でも優れた全方位反射防止性能及びカラー特性を示すのに有利である。
一つの例示で、前記第1位相差フィルム、第2位相差フィルム及び第3位相差フィルムの厚さ方向の位相差の和は、150nm〜250nm、具体的に、170nm〜210nmであり得る。厚さ方向の位相差の和が前記範囲を満足する場合、正面だけではなく側面でも優れた全方位反射防止性能及びカラー特性を示すのに有利である。
前記第1位相差フィルムは、逆波長分散特性(reverse wavelength dispersion)を有し得る。例えば、前記第1位相差フィルムは、入射光の波長が増加するほど面上位相差が増加する特性を有し得る。前記入射光の波長は、例えば、300nm〜800nmであり得る。
前記第1位相差フィルムのR(450)/R(550)の値は、0.60〜0.99、0.80〜0.99、具体的に、0.80〜0.92、0.60〜0.92であり得る。前記第1位相差フィルムのR(650)/R(550)の値は、前記R(450)/R(550)より大きい値を有するとともに、1.01〜1.19、1.05〜1.15または1.09〜1.11であり得る。第1位相差フィルムが逆波長分散特性を有する場合、正面だけではなく側面でも優れた全方位反射防止性能及びカラー特性を示すのに有利である。
前記第1位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と約40度〜50度、約43度〜47度、具体的に、約45度を成すことが可能である。
前記第2位相差フィルムは、前記数式1を満足する+Cプレートであり得る。前記第2位相差フィルムは、0を越える厚さ方向の位相差を有し得る。具体的に、前記第2位相差フィルムの厚さ方向の位相差は、70nm〜160nmであり得る。
前記第2位相差フィルムは、逆波長分散特性、正常波長分散特性またはフラット波長分散特性を有し得る。
前記第3位相差フィルムは、Nz値が1.2以下であり得る。前記第3位相差フィルムは、前記数式2を満足する+Bプレートであるか、数式3を満足する−Bプレートであるか、数式4を満足する+Aプレートであるか、数式5を満足する−Aプレートであり得る。第3位相差フィルムが+Bプレートである場合、特に、nz>nx>nyを満足する場合、Nz値は、0未満の負数であり得、特に、nx>nz>nyを満足する場合、Nz値は、0を越え、1未満であり得る。第3位相差フィルムが−Bプレートである場合、Nz値は、1を超え得る。第3位相差フィルムが+Aプレートである場合、Nz値は、1であり得る。第3位相差フィルムが−Aプレートである場合、Nz値は、0であり得る。
一つの例示で、第3位相差フィルムのNz値は、−1.2〜1.2であり得る。第3位相差フィルムのNz値は、具体的に、−1〜1であり得、−0.2〜0.8であり得る。第3位相差フィルムのNz値が前記範囲を満足する場合、正面だけではなく側面でも優れた全方位反射防止性能及びカラー特性を示すのに有利である。
前記第3位相差フィルムの面上位相差は、70nm〜200nmであり得る。
前記第3位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と平行または直交し得る。
前記第3位相差フィルムは、逆波長分散特性、正常波長分散特性またはフラット波長分散特性を有し得る。本出願の一実施例によると、前記第3位相差フィルムは、正常波長分散特性を有し得る。前記第3位相差フィルムのR(450)/R(550)は、例えば、1.05〜1.15であり得る。
本出願の光学フィルタは、前記第3位相差フィルムの面内遅相軸が前記偏光子の吸収軸と直交するかまたは平行であるかに応じて第3位相差フィルム乃至第2位相差フィルムの光学物性を調節することで、正面だけではなく側面で全方位反射防止性能及びカラー特性をより効果的に向上させ得る。
一つの例示で、前記第3位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と平行であり得る。前記で第3位相差フィルムの面上位相差は、70nm〜180nmであり得る。前記で第3位相差フィルムのNz値は、−0.2〜0.8、0〜0.8、0〜0.6、0〜0.2または0.4〜0.6であり得る。この場合、前記第2位相差フィルムの厚さ方向の位相差は、70nm〜120nmであり得る。
一つの例示で、前記第3位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と直交し得る。前記で第3位相差フィルムの面上位相差は、100nm〜200nmであり得る。前記で第3位相差フィルムのNz値は、−0.4〜0.6、−0.4〜0.4、−0.2〜0.4、−0.2〜0.2または0〜0.2であり得る。この場合、前記第2位相差フィルムの厚さ方向の位相差は、100nm〜160nmであり得る。
前記第1、第2乃至第3位相差フィルムは、各々高分子フィルムまたは液晶フィルムであり得る。前記高分子フィルムとしては、PC(polycarbonate)、ノルボルネン樹脂(norbonene resin)、PVA(poly(vinyl alcohol))、PS(polystyrene)、PMMA(poly(methyl methacrylate))、PP(polypropylene)などのポリオレフィン、Par(poly(arylate))、PA(polyamide)、PET(poly(ethylene terephthalate))またはPS(polysulfone)などを含むフィルムを使用し得る。前記高分子フィルムを適切な条件で延伸または収縮処理して複屈折性を付与することで前記第1位相差フィルム及び第2位相差フィルムとして使用し得る。前記液晶フィルムは、液晶分子を配向及び重合させた状態で含み得る。前記液晶分子は、重合性液晶分子であり得る。本明細書で重合性液晶分子は、液晶性を示すことが可能である部位、例えば、メソゲン(mesogen)骨格などを含み、重合性官能基を一つ以上含む分子を意味し得る。また、重合性液晶分子を重合した形態で含むということは、前記液晶分子が重合して液晶フィルム内で液晶高分子の主鎖または側鎖のような骨格を形成している状態を意味し得る。
前記第1位相差フィルムの厚さは、1.0μm〜5.0μmまたは1.25μm〜3.0μmであり得る。前記第2位相差フィルムの厚さは、1.1μm〜5.5μmまたは1.2μm〜3.0μmであり得る。前記第3位相差フィルムの厚さは、1.1μm〜6.7μmまたは1.1μm〜3.5μmであり得る。
前記光学フィルタは、表面処理層をさらに含み得る。前記表面処理層としては、反射防止層などを例示し得る。前記表面処理層は、前記偏光子の外側に、すなわち、第2位相差フィルムが配置された反対側面に配置し得る。前記反射防止層としては、屈折率が相異なる2個以上の層の積層体などを使用し得るが、これに制限されるものではない。
前記光学フィルタの第1位相差フィルム、第2位相差フィルム、第3位相差フィルム乃至偏光子は、粘着剤または接着剤を介して互いに付着しているかあるいは直接コーティングにより互いに積層されていることが可能である。前記粘着剤または前記接着剤としては、光学透明粘着剤または接着剤を使用し得る。
前記光学フィルタは、例えば、傾斜角60度で測定した反射率が14.5%以下、14%以下、13%以下、12%以下、11%以下または10%以下であり得る。前記反射率は、可視光領域内のいずれか一つの波長の光に対する反射率、例えば、380nm〜780nm範囲のうちいずれか一つの波長の光に対する反射率であるか、あるいは可視光全領域に属する光に対する反射率であり得る。前記反射率は、例えば、光学フィルタの偏光子側で測定した反射率であり得る。前記反射率は、傾斜角60度の特定の動径角または所定範囲の動径角で測定した反射率であるか、あるいは傾斜角60度での全ての動径角に対して測定した反射率であるか、あるいは傾斜角60度での全ての動径角に対して測定した最大反射率であり、後述する実施例で記載した方式で測定した数値である。
前記光学フィルタは、色偏差の平均が70未満、60以下、50以下、40以下、30以下、25以下、20以下または15以下であり得る。本明細書で「色偏差」は、前記光学フィルタが有機発光表示パネルに適用されたとき、側面の色相が正面の色相とどのくらい差があるかを意味するものであり、後述する実施例のカラー特性シミュレーションの評価で△E abの数式で計算される値を意味し得る。
本出願の光学フィルタは、外光の反射を防止することが可能であるので、有機発光装置の視認性を改善し得る。外部から入射する非偏光された光(incident unpolarized light)(以下、「外光」という)は、偏光子を通過しながら二つの偏光直交成分のうち一つの偏光直交成分、すなわち、第1偏光直交成分のみが透過され、偏光された光は、第1位相差フィルムを通過しながら円偏光に変わり得る。前記円偏光された光は、基板、電極などを含んだ有機発光表示装置の表示パネルで反射しつつ円偏光の回転方向が変わるようになり、前記円偏光された光が第1位相差フィルムを再通過しながら二つの偏光直交成分のうち他の一つの偏光直交成分、すなわち、第2偏光直交成分に変換される。前記第2偏光直交成分は、偏光子を通過することが不可能で外部に光が放出されないので、外光反射防止効果を有し得る。
本出願の光学フィルタは、側面から入射する外光の反射も効果的に防止することが可能であるので、有機発光装置の側面視認性を改善し得る。例えば、視野角の偏光補償原理を通じて側面から入射する外光の反射も効果的に防止し得る。
本出願の光学フィルタは、有機発光装置に適用し得る。図2は、前記有機発光装置を例示的に示した断面図である。図2を参照すると、前記有機発光装置は、有機発光表示パネル200と、有機発光表示パネル200の一面に位置する光学フィルタ100と、を含む。前記光学フィルタの第1位相差フィルム10が偏光子40に比べて有機発光表示パネル200に隣接するように配置され得る。
前記有機発光表示パネルは、ベース基板、下部電極、有機発光層、上部電極及び封止基板などを含み得る。前記下部電極及び上部電極のうち一つは、アノード(anode)であり、他の一つは、カソード(cathode)であり得る。アノードは、正孔(hole)が注入される電極であって、仕事関数(work function)が高い導電物質で作られ、カソードは、電子が注入される電極であって、仕事関数が低い導電物質で作られる。下部電極及び上部電極のうち少なくとも一つは、発光した光が外部に出ることが可能である透明導電物質で作られ、例えば、ITOまたはIZOであり得る。有機発光層は、下部電極と上部電極に電圧が印加されたとき、発光可能である有機物質を含み得る。
下部電極と有機発光層との間及び上部電極と有機発光層との間には、付帯層をさらに含み得る。付帯層は、電子と正孔の均衡を取るための正孔伝達層(hole transporting layer)、正孔注入層(hole injecting layer)、電子注入層(electron injecting layer)及び電子伝達層(electron transporting layer)を含み得るが、これに限定されるものではない、封止基板は、ガラス、金属及び/または高分子で作られ、下部電極、有機発光層及び上部電極を封止して外部から水分及び/または酸素が流入することを防止し得る。
光学フィルタ100は、有機発光表示パネルから光が出る側に配置し得る。光学フィルタ100は、例えば、ベース基板側に光が出る背面発光(bottom emission)構造である場合、ベース基板の外側に配置し得、封止基板側に光が出る前面発光(top emission)構造である場合、封止基板の外側に配置し得る。光学フィルタ100は、外光が有機発光表示パネル200の電極及び配線などのように金属で作られた反射層により反射して有機発光装置の外側に出ることを防止することで、有機発光装置の表示特性を改善し得る。また、光学フィルタ100は、上述のように正面だけではなく側面でも反射防止効果を示すことが可能であるので、側面視認性を改善し得る。
本出願の光学フィルタは、正面だけではなく側面でも全方位反射防止性能及びカラー特性に優れ、前記光学フィルタは、有機発光装置に適用されて視認性を向上させ得る。
本出願の一実施例による光学フィルタの例示的な断面図である。 本出願の一実施例による有機発光装置の断面図である。 比較例1のカラー特性シミュレーションの結果である。 実施例1のカラー特性シミュレーションの結果である。 実施例2のカラー特性シミュレーションの結果である。
以下、実施例及び比較例を通じて前記内容をより具体的に説明するが、本出願の範囲は、下記提示された内容によって制限されるものではない。
<実施例1、実施例2及び比較例1>
反射率及びカラー特性のシミュレーションの評価のために、偏光子、位相差フィルム及びOLEDパネルが順次に配置された構造を設定した。前記偏光子は、一方向に吸収軸を有し、団体透過率(Ts)が42.5%であり、前記OLEDパネルは、Galaxy S6である。第1位相差フィルムのR(450)/R(550)は、共通して0.84である。
比較例1は、偏光子(0度)、第1位相差フィルム(45度)及びOLEDパネルが順次に配置された構造である。
実施例1は、偏光子(0度)、第3位相差フィルム(0度)、第1位相差フィルム(45度)、第2位相差フィルム及びOLEDパネルが順次に配置された構造である。
実施例2は、偏光子(0度)、第3位相差フィルム(90度)、第1位相差フィルム(45度)、第2位相差フィルム及びOLEDパネルが順次に配置された構造である。
前記カッコの角度は、偏光子の光吸収軸乃至位相差フィルムの面内遅相軸の方向を意味する。
表1〜表3に、実施例1、実施例2及び比較例1の位相差フィルムの光学物性を整理したのであり、実施例1及び実施例2に対しては、Nz値を変更しつつ反射率及びカラー特性を評価した。
<評価例1.反射率のシミュレーションの評価>
実施例1、実施例2及び比較例1に対して、動径角0度〜360度に沿って正面を基準として60度の側面方向で反射率をシミュレーション(Techwiz 1D plus、SANAYIシステム)し、その結果を表1〜表3に整理した。前記反射率は、380nm〜780nmの波長に対する平均反射率を意味する。表1〜表3で、最大反射率は、動径角0度〜360度での反射率のうち一番高い反射率を意味する。実施例1及び実施例2の構造は、比較例1の構造に比べて最大反射率が低くて反射防止効果に優れることを確認し得る。
<評価例2.カラー特性のシミュレーションの評価>
実施例1、実施例2及び比較例1に対して、全方位カラー特性(Techwiz 1D plus、SANAYIシステム)をシミュレーションし、その結果を図3〜図5に示し、表1〜表3に整理した。
カラー特性の場合、表面反射影響度を除いて分析することが適切であるので、Extended jones方式で計算し評価した。図3〜図5の各々の円の明るさは、色偏差(Color difference、△E ab)を意味し、黒色に近いほど色偏差が低いことを意味する。色変更は、下のような数式により定義される。
前記数式で、(L 、a 、b )は、正面(傾斜角0°、方位角0°)での反射色相値を意味し、(L 、a 、b )は、各々の傾斜角、方位角別位置での反射色相値を意味する。図3〜図5は、全方位角度に対する色偏差を計算して図示したグラフである。色偏差の数値は、側面の色相が正面の色相とどのくらい差があるかを示す。したがって、図8での色相が暗いほど全方位で均一な色相を具現すると判断する尺度になり得る。
表示された色相は、実際に人間が認知できる色感を示す。円の中心は、正面(傾斜角0°、方位角0°)を意味し、円から遠くなるほど最大60°まで傾斜角が増加することを示す。円の直径方向に沿って右側(0°)から反時計方向に各々90°、180°、270°などの方位角を意味する。
表1〜表3で、最大色偏差は、動径角0度〜360度での反射率のうち一番高い色偏差を意味し、平均色偏差は、動径角0度〜360度での色偏差の平均値を意味する。図3〜図5に示したように、実施例1及び実施例2は、比較例1に比べて色相が暗く、表1〜表3に示したように、最大色偏差及び平均色偏差が低くて全方位で均一な色相を具現することを確認し得る。
10:第1位相差フィルム
20:第2位相差フィルム
30:第3位相差フィルム
40:偏光子
100:光学フィルタ
200:有機発光表示パネル

Claims (15)

  1. 一方向に形成された吸収軸を有する偏光子と、逆波長分散特性及び1/4波長位相遅延特性を有する第1位相差フィルムと、下記数式1を満足する第2位相差フィルムとを順次に含み、前記偏光子と前記第1位相差フィルムとの間に光学補償層を含み、前記光学補償層は、下記数式8のNz値が1以下である第3位相差フィルムを含むことを特徴とする反射防止用光学フィルタ。
    [数式1]
    nx = ny < nz
    [数式8]
    Nz =(nx−nz)/(nx−ny)
    (数式1及び数式8で、nx、ny及びnzは、位相差フィルムのx軸、y軸及びz軸方向の屈折率であり、x軸は、位相差フィルムの面内遅相軸と平行である方向であり、y軸は、位相差フィルムの面内進相軸と平行である方向であり、z軸は、位相差フィルムの厚さ方向である。)
  2. 前記第1位相差フィルムは、下記数式2、数式3または数式4を満足する位相差フィルムであることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
    [数式2]
    ny < nx ≠ nz
    [数式3]
    nx > ny > nz
    [数式4]
    nx > ny = nz
    (数式2、数式3及び数式4で、nx、ny及びnzは、請求項1で定義した通りである。)
  3. 前記第1位相差フィルムの550nm波長の光に対する面上位相差は、130nm〜150nmであることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  4. 前記第1位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と43度〜47度を成すことを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  5. 前記第1位相差フィルムのR(450)/R(550)は、0.60〜0.92であり、R(λ)は、λnm光に対する位相差フィルムの面上位相差を意味することを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  6. 前記第2位相差フィルムの厚さ方向の位相差は、70nm〜160nmであることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  7. 前記第3位相差フィルムの面上位相差は、70nm〜200nmであることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  8. 前記第3位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と平行または直交することを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  9. 前記第3位相差フィルムのNz値は、−1.2〜1.2であることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  10. 前記第3位相差フィルムのNz値は、−1〜1であることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  11. 前記第3位相差フィルムのNz値は、−0.2〜0.8であることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  12. 前記第3位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と平行であり、前記第3位相差フィルムの面上位相差は、70nm〜180nmであり、前記第3位相差フィルムのNz値は、−0.2〜0.8であり、前記第2位相差フィルムの厚さ方向の位相差は、70nm〜120nmであることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  13. 前記第3位相差フィルムの面内遅相軸は、前記偏光子の吸収軸と直交し、前記第3位相差フィルムの面上位相差は、100nm〜200nmであり、前記第3位相差フィルムのNz値は、−0.4〜0.6であり、前記第2位相差フィルムの厚さ方向の位相差は、100nm〜160nmであることを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタ。
  14. 請求項1の光学フィルタ及び有機発光表示パネルを含むことを特徴とする、有機発光装置。
  15. 前記光学フィルタの前記第1位相差フィルムが前記偏光子に比べて前記有機発光表示パネルに隣接するように配置されることを特徴とする、請求項14に記載の有機発光装置。
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