JP2019531434A - エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン - Google Patents

エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン Download PDF

Info

Publication number
JP2019531434A
JP2019531434A JP2019512220A JP2019512220A JP2019531434A JP 2019531434 A JP2019531434 A JP 2019531434A JP 2019512220 A JP2019512220 A JP 2019512220A JP 2019512220 A JP2019512220 A JP 2019512220A JP 2019531434 A JP2019531434 A JP 2019531434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder
push rod
compensation
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019512220A
Other languages
English (en)
Inventor
ガイ−ヤブロンスキ,ウォイチェフ
Original Assignee
ガイ−ヤブロンスキ,ウォイチェフ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ガイ−ヤブロンスキ,ウォイチェフ filed Critical ガイ−ヤブロンスキ,ウォイチェフ
Publication of JP2019531434A publication Critical patent/JP2019531434A/ja
Priority to JP2022113852A priority Critical patent/JP2022136136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B1/00Reciprocating-piston machines or engines characterised by number or relative disposition of cylinders or by being built-up from separate cylinder-crankcase elements
    • F01B1/08Reciprocating-piston machines or engines characterised by number or relative disposition of cylinders or by being built-up from separate cylinder-crankcase elements with cylinders arranged oppositely relative to main shaft and of "flat" type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B17/00Reciprocating-piston machines or engines characterised by use of uniflow principle
    • F01B17/02Engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B25/00Regulating, controlling, or safety means
    • F01B25/02Regulating or controlling by varying working-fluid admission or exhaust, e.g. by varying pressure or quantity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B9/00Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts and not specific to preceding groups
    • F01B9/02Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts and not specific to preceding groups with crankshaft
    • F01B9/026Rigid connections between piston and rod; Oscillating pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/24Multi-cylinder engines with cylinders arranged oppositely relative to main shaft and of "flat" type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B43/00Engines characterised by operating on gaseous fuels; Plants including such engines
    • F02B43/10Engines or plants characterised by use of other specific gases, e.g. acetylene, oxyhydrogen
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

シリンダアセンブリは、圧縮空気の入口流路(109)と、ヘッド(102)及び隔壁(104)により閉じられた中央に配置された排気ガスの出口流路(110)とを有するシリンダ(101)を含む。プッシュロッド(107)の一端は、隔壁(104)内に配置された隔壁の線形滑り軸受(105)を貫通する。プッシュロッド(107)上へ堅固に埋め込まれた作動ピストン(108)が存在する。さらに、ボトム補償ピストン(115)とトップ補償ピストン(118)とは、螺旋状補正ばね(116)及び(119)により作動ピストン(108)から分離される。逆回転燃焼エンジンは、エンジンケース(202)を介し2つの逆向き同一シリンダアセンブリ(203a)及び(203b)へ接続されたクランク機構(201)を含む。クランク機構(201)は、2つのクランクハーフシャフト(205a)及び(205b)からなるクランクシャフト(204)を構成する。これらは、互いに対向して配置され、距離軸受(208)の支援により回転可能に接続される。クランク機構(201)は、その端部が回転シャフト(207)を介しクランクハーフシャフト(205a)及び(205b)の一方へ回転可能に接続された2対の連結ロッド(210a)及び(210b)を含む。連結ロッドの他端は2つのシャフト(211)の一方へ接続され、連結ロッドのそれぞれは、その構造が上述のシリンダアセンブリのケースと同じである2つのシリンダアセンブリ(213a)及び(213b)の一方のシリンダアセンブリのプッシュロッド(212)へ接続される。プッシュロッド(212)の他端上には発電機(235)が存在する。【選択図】図2

Description

本発明の分野は、エンジンシリンダアセンブリと、様々な種類の機械だけでなく陸上車両、空中輸送手段及び水上車両を駆動することにも向けられた前記アセンブリを用いて構築された逆回転燃焼エンジンとに関する。
ポーランド国特許出願第P407365号から知られた内燃エンジンは、エンジンケースに固定されたシリンダを含み、隔壁により下から閉じられ、圧縮空気の入口流路及び排気ガスの出口流路は前記シリンダの中央に配置される。シリンダのトップ壁内には、燃料噴射器と、スパークプラグ又は予熱プラグの形式の点火素子とが対で存在する。高温に耐性がある線形滑り軸受が隔壁の中央に埋め込まれており、シーリング素子を下方から装備する。鋼鉄グラウンドシャフトの形式のプッシュロッドがシーリング素子と共に線形滑り軸受を介し導かれる。前記シャフトのトップ端は複動式(double-acting)往復動ピストンへ堅固に接続され、そのボトム端はクランクケース内に配置された連結ロッドへ振動的やり方で接続される。連結ロッドの他端はクランクシャフトの溝へ振動的やり方で接続される。
米国特許第6854429号から知られた複動式ピストンを有する燃焼エンジンは、シリンダの自由空間を2つの燃焼室に分割するその中に配置された二重対称ピストン(double symmetrical piston)を有する少なくとも1つのシリンダを含む。シリンダを閉じる双方向ヘッドは、燃料進入弁、排気弁、及びスパークプラグ又は予熱プラグの形式の点火素子を備えている。二重ピストンの一方の側へ堅固に埋め込まれたプッシュロッドが存在する。前記プッシュロッドは、シリンダをエンジンケースから分離する隔壁内の密閉孔を介しシリンダから突出される。前記ロッドの一端は、動力伝達ヨークへ接続されたスタビライザヨークへ接続され、一方、前記ヨークが接続される場所には、その反対側によりエンジンケースに取り付けられる振動的やり方で固定された安定化リミッタのアームが存在する。動力伝達ヨークは、クランクアセンブリの部品を構成するクランクシャフトへその他端により接続される。前記クランクシャフトの一端にはフライホイールが、そして他端にはタイミングホイールが存在し、他端はタイミングベルトを介しカム軸へ接続される。潤滑系内のオイル循環系は、ピストンの中央の円筒状くびれ部分とシリンダの中心部分との間に形成された空間へオイルを供給する。その後、オイルはピストン内に配置された流路の系を通りオイル溜りへ供給される。次に、オイルはピストンロッドの軸内に配置された溝を通る。シリンダを閉じるヘッドの弁は、スパークプラグの働きと連動してプッシュロッドを用いてタイミングホイール上に埋め込まれたカムにより操舵される。エンジンはクランクシャフト回転の180度毎に燃焼室毎に交互に4行程サイクルで動作する。
さらに、PCT下の特許出願第01/81743号から知られた逆回転内燃エンジン内のクランク機構は、同軸上に配置され反対方向に回転するクランクシャフトの2つのハーフシャフトを含む。各ハーフシャフトは2つの対向シリンダの1つへ接続される。クランクシャフトの両ハーフシャフトの運動の同期は、その端において適切に選択された歯車を含む補助シャフトを用いて実現される。補助シャフトは、2つの同一円筒ホイールの支援によりその一方の側によりクランクシャフトの1つのハーフシャフトと結合され、一方、その反対側により3つのより小さな円筒ホイールを含む変速機を介しクランクシャフトの第2のハーフシャフトと結合される。クランクハーフシャフトの補助シャフト軸と共通軸との並列性が維持される。
さらに、PCT下の国際公開第98/49434号の内燃エンジンの特許明細書によると、蒸気が加圧下で特定のエンジン室へ導入される。その後、蒸気は、適切な物理的条件が存在するという条件で、白金を用いて水素と酸素に分離される。次に、水素と酸素は、基準燃料混合物の追加成分としてエンジンの燃焼室へ導入される。
先の解決策における内燃エンジンの構造を所与として、混合気の燃焼から導出される気体の膨張が、機械エネルギーに変換するために発生する。燃焼の過程は、比較的遅く、混合気中の多量の酸素だけでなく燃料の種類にも依存する。そのため、多気筒エンジンが、クランクシャフト上の大きな力を取得するように生成される。これは次の事実による:高容量の1つのシリンダ内の燃焼の制限速度の結果とし大量の燃料を収集することが、不完全燃焼だけを必然的に伴い、完全燃焼されない燃料混合物の大気中への放出を生じ、環境に対する悪影響を有するだけではなくまた経済的に無意味である。したがって、大量の燃料は相当な力を得るために多くの小さなシリンダへ供給される小量燃料部分へ分割される。燃料の爆燃は、短期間に多量のエネルギーをトリガする一種の急速燃焼であるということ考えれば、前述の問題に対する解決策として役立つ可能性がある。しかし、これまで構築されたエンジンでは燃料の爆燃はエンジンの破壊又は深刻な損傷を引き起こす。エンジンケースは極端な場合(例えば、水素が酸素雰囲気中で爆発する場合)ではばらばらになる可能性が高い。これは、なぜ爆燃が回避されるかの論理的根拠である。従来技術の内燃エンジンでは、混合気の点火は完全燃焼の過程を十分に利用するようにTDCの前に発生しなければならなく、このことは時にエンジン動作サイクルの障害となり比較的遅い過程の燃焼に寄与する。ガソリンエンジンにおける初期圧縮は1:10〜1:14の範囲の比を使用し、一方、ディーゼルエンジンでは、圧縮比は1:19〜1:23の間である。このようなエンジンにおける動作とクランクシャフトの回転運動を強いるピストンの圧力の開始との両方は、クランクシャフト上の力の腕が最小である(このことは、連結ロッドがTDC近くに配置されるということを意味する)と発生し、力の腕は燃焼過程の気体が放出されると減少し、これは通常、150°の角度で発生し、クランクシャフト回転の最長時の180°の角度で終わる。したがって、このエネルギーは、燃焼過程の気体の膨張に続くクランクシャフト回転の約150°の角度で急激に低下し、クランクシャフト上の圧力の欠如に至る。
本発明の目的は上述の障害の無い燃焼エンジンを構築することである。これは、水素燃料の爆燃を容易にする本発明によるエンジンシリンダアセンブリの構築において達成され得る。
本発明によるエンジンシリンダアセンブリは、一方の側ではヘッドにより閉じられるとともにエンジンケース側では中央に配置された隔壁の線形滑り軸受を有する隔壁により閉じられるシリンダを含む。プッシュロッドの一端は、隔壁の滑り軸受を貫通し、シリンダから突出し、振動的やり方で連結ロッドへ接続される。作動ピストンはシリンダの内部の前記プッシュロッド上へ堅固に埋め込まれる。圧縮空気の入口流路とシリンダの中央の排気ガスの出口流路とが存在する。さらに、トップ燃料噴射器、トップ蒸気噴射器、及びトップ点火素子がヘッド内に配置され、一方、ボトム燃料噴射器、ボトム蒸気噴射器、及びスパークプラグの形式のボトム点火素子が隔壁内に配置される。シリンダへ密閉されたボトム補償ピストンが、線形ボトム滑り軸受を介し作動ピストンと隔壁との間のプッシュロッド部上に配置される。作動ピストンとボトム補償ピストンとの間には隣接するボトム螺旋バネが存在する。ボトム補償ピストンは、作動ピストンと隔壁との間のシリンダの空間をボトム補償室とボトム燃焼室とに分割する。シリンダへ密閉されたトップ補償ピストンは、線形トップ滑り軸受を介し作動ピストンとヘッドとの間のプッシュロッド部上に配置される。作動ピストンとトップ補償ピストンとの間には隣接するトップ螺旋バネが存在する。トップ補償ピストンは、作動ピストンとヘッドとの間のシリンダの空間をトップ補償室とトップ燃焼室とに分割する。ボトム補償ピストンとトップ補償ピストンはそれらの全外周上に冷却溝を有し、一方、作動ピストンはその全外周上に通気溝を有する。
排気管上に配置された蒸気発生器から動力を供給される蒸気噴射器は、それらに割り当てられた2つの同一蒸気ドーズ装置へそれらの蒸気配管により接続される。前記蒸気発生器にはタンクから水が供給される。
本発明による逆回転燃焼エンジンは、クランク機構と、エンジンケースを介しそれへ接続された2つの逆向き同一シリンダアセンブリとを含む。クランク機構は、2つの同一クランクハーフシャフトからなるエンジンケース内に配置される二部(bipartite)クランクシャフトを構成する。各クランクハーフシャフトは、同軸上に配置された円筒ディスクの形式の奇数の(少なくとも3つの)クランク素子を有する。クランク素子同士は一対の回転シャフトを介し端部上で結合される。前記一対の回転シャフトは交互に配置され、それらの軸はそれらに割り当てられた面内にある。面はクランク素子の回転の共通軸を通る。クランクハーフシャフト同士は距離軸受の支援により回転可能に結合される。駆動力を提供するドライブシャフトはクランクハーフシャフトの自由端部上に突出される。クランク機構は、クランク素子の数に依存した偶数の同一連結ロッド対を有する。所与対の各連結ロッドは、それに割り当てられた回転シャフトを介しその一端によりクランクハーフシャフトの1つへ回転可能に接続される。連結ロッド対の他端は2つの横断シャフトの1つへ振動的やり方で接続される。各横断シャフトは、2つの逆向きシリンダアセンブリのうちの1つのシリンダアセンブリの垂直プッシュロッドへ堅固に接続される。各シリンダアセンブリは、一方の側ではヘッドにより閉じられるとともにエンジンケース側では中央に配置された線形滑り軸受を有する隔壁により閉じられたエンジンケースへ固定されたシリンダを含む。プッシュロッド端は、隔壁の滑り軸受を通りシリンダから突出し、連結ロッドへ振動的やり方で接続される。作動ピストンは、シリンダの内部の前記プッシュロッド上へ堅固に埋め込まれる。シリンダの中央には圧縮空気の入口流路と排気ガスの出口流路とが存在する。さらに、トップ燃料噴射器、トップ蒸気噴射器、及びトップ点火素子がヘッド内に配置され、一方、ボトム燃料噴射器、ボトム蒸気噴射器、及びボトム点火素子が隔壁内に配置される。シリンダへ密閉されたボトム補償ピストンは、線形ボトム滑り軸受を介し作動ピストンと隔壁との間のプッシュロッド部上に配置される。作動ピストンとボトム補償ピストン間には隣接するボトム螺旋バネが存在する。ボトム補償ピストンは、作動ピストンと隔壁との間のシリンダの空間をボトム補償室とボトム燃焼室とに分割する。トップ補償ピストンは、線形トップ滑り軸受を介し作動ピストンとヘッドとの間のプッシュロッド部上に配置される。作動ピストンとトップ補償ピストンとの間には隣接するトップ螺旋バネが存在する。トップ補償ピストンは、作動ピストンとヘッドとの間のシリンダの空間をトップ補償室とトップ燃焼室とに分割する。ボトム補償ピストンとトップ補償ピストンはそれらの全外周上に冷却溝を有し、一方、作動ピストンはその全外周上に通気溝を有する。一対の連結ロッドへ接続されないプッシュロッド端はヘッド内に配置されたヘッドの線形滑り軸受を貫通する。プッシュロッド上に配置されるネオジム磁石の形式の磁石が、インダクタと誘導結合され、併せて発電機を形成する。排気管上に配置された蒸気発生器から動力を供給される蒸気噴射器は、それらに割り当てられた2つの同一蒸気ドーズ装置へそれらの蒸気配管により接続される。前記蒸気発生器にはタンクから水が供給される。
本発明の目的は図面内の実施形態に提示される。
エンジンアセンブリの概要図を示す。 本発明によるシリンダアセンブリに基づき構築された逆回転エンジンの概要図である。 二部クランクシャフトの概要図を示す。
エンジンのシリンダアセンブリは、一方の側ではヘッド102により閉じられるとともにエンジンケース側103では中央に配置された隔壁の線形滑り軸受105を有する隔壁104により閉じられるシリンダ101を含む。
エンジンケース103は、釣り合いおもりと共にクランクシャフト103bが配置されるクランクケース103aの空間を閉じる。プッシュロッド107の端は、隔壁の線形滑り軸受105を介しシリンダ101から突出し、連結ロッド106へ振動的やり方で接続される。シリンダ101へ密閉された作動ピストン108はシリンダ101の内部の前記プッシュロッド107上へ堅固に埋め込まれる。シリンダ101の中央には圧縮空気の入口流路109と排気ガスの出口流路110とが存在する。さらに、トップ燃料噴射器111a、トップ蒸気噴射器112a、及びトップ点火素子113aはヘッド102内に配置され、一方、ボトム燃料噴射器111b、ボトム蒸気噴射器112b、及びボトム点火素子113bは隔壁114内に配置される。シリンダ101へ密閉されたボトム補償ピストン115は、線形ボトム滑り軸受114を介し作動ピストン108と隔壁104との間のプッシュロッド107部上に配置される。作動ピストン108とボトム補償ピストン115との間には隣接するボトム螺旋バネ116が存在する。ボトム補償ピストン115は、作動ピストン108と隔壁104との間のシリンダ101の空間をボトム補償室1KDとボトム燃焼室1SDとに分割する。シリンダ101へ密閉されたトップ補償ピストン118は、線形トップ滑り軸受117を介し作動ピストン108とヘッド102との間のプッシュロッド107部上に配置される。作動ピストン108とトップ補償ピストン118との間には隣接するトップ螺旋バネ119が存在する。トップ補償ピストン118は、作動ピストン108とヘッド102との間のシリンダ101の空間をトップ補償室1KGとトップ燃焼室1SGとに分割する。ボトム補償ピストン115とトップ補償ピストン118はそれらの全外周上に冷却溝120を有し、一方、作動ピストンはその全外周上に通気溝121を有する。蒸気噴射器112a、112bは、排気管124上に配置された蒸気発生器124から動力を供給されるそれらに割り当てられた2つの同一蒸気ドーズ装置123へそれらの蒸気配管122により接続される。前記蒸気発生器124はタンク126から水が供給される。
シリンダアセンブリの動作
水素ガスと空気との混合物の形式の燃料混合物は、トップ燃焼室1SGがトップ補償ピストン118により圧縮空気の入口流路109及び排気ガスの出口流路110から分離された時点で、ヘッド102方向に、作動ピストンアセンブリ108、トップ補償ピストン118、及びボトム補償ピストン115と共にプッシュロッド107の強制ストロークの過程でトップ燃料噴射器11laを介しトップ燃焼室1SGの空間に加圧下で供給される。ピストンアセンブリのさらなる上方運動中に、圧力は、トップ補償ピストン118がそのTDCに到達するまでトップ燃焼室1SG内で増加する。トップスパークプラグ113aのスパークは、ピストンアセンブリがトップ燃焼室1SG内のTDCに到達する直前に燃料混合物を発火させる。トップ燃焼室1SG内の温度は、圧力が急速に増加すると高エネルギー水素の燃焼の結果として7000°Cまで上昇する。従来の燃料の燃焼中に出現する温度及び圧力は多くのエンジン部品(特にシリンダとピストン)の耐久性にとって有害である。この現象を回避するために、少量の蒸気が、燃料混合物発火に続き、トップ蒸気噴射器112aにより加圧下でトップ燃焼室1SGへ供給される。蒸気のタイミング及び量は、前記注入器へ割り当てられた蒸気ドーズ装置123内で判断される。排気管124の熱を使用する蒸気発生器125が動力を蒸気ドーズ装置123へ供給する。これにより、トップ燃焼室1SG内の混合物の3500°Cの温度への冷却に至る。同時に、蒸気は高温のために酸素と水素とに分割される。このようにして取得された燃料の追加部分の発生が、燃焼室1SG内の圧力の成長だけでなくその自己発火も引き起こす。上述の燃焼プロセスの過程で、トップ燃焼室1SGでは、トップ補償ピストン118の動力ストロークがトップ螺旋バネ119を介し作動ピストン108に作用する。同時に、ボトム補償ピストン115は、前記ボトム補償ピストン115を押すボトム螺旋バネ116の支援によりボトム燃焼室1SD内の圧縮ストローク段階を開始する。トップ燃焼室1SG内の水素燃焼の生産物を構成する高圧ガスは、プッシュロッド107に対し可動であるトップ補償ピストン118及びそれらの間に配置されたトップ螺旋バネ119を介し作動ピストン108に作用する。この場合、トップ補償ピストン118に対する排気ガスの押圧力は、トップ補償ピストン118の運動の過程で漸進的曲げを受けるトップ螺旋バネ119の復原力より高く、トップ補償ピストン118へ印可される排気ガスの押圧力の急激な成長の部分的補償を引き起こす。トップ補償ピストン118と作動ピストン108との間のトップ補償室1KG内で形成される空気クッションの力が補償を強化する。結果として、作動ピストン108は、作動ピストン108へ堅固に接続されたプッシュロッド107からクランクシャフト103bへの運動のより滑らかな転送だけでなくトップ燃焼室1SG内の水素燃焼の爆燃過程に対するより穏やかな反応も有する。ボトム燃焼室1SDは、プッシュロッド107と共にピストンアセンブリのクランクシャフト103b方向のさらなる下方運動の過程で圧縮空気の入口流路109及び排気ガスの出口流路110から分離される。その後、空気との水素混合物は、ボトム燃料噴射器111aの支援によりボトム燃焼室1SDの空間へ加圧下で供給される。クランクシャフト103b方向に下方に動くプッシュロッド107と共にピストンアセンブリは、ボトム燃焼室1SDの圧縮空気の入口流路109及び排気ガスの出口流路110からの分離を生じる。その後、空気との水素混合物は、ボトム燃料噴射器111bの支援によりボトム燃焼室1SDの空間へ加圧下で供給される。ピストンアセンブリのさらなる下方運動の過程で、圧力は、ボトム補償ピストン115がそのTDC近くまで到達するまで、ボトム燃焼室1SD内で増加する。同時に、トップ燃焼室1SGは、トップ補償ピストン118のBDC位置への変位の結果として圧縮空気の入口流路109及び排気ガスの出口流路110へ接続される。トップ燃焼室1SGは、圧縮空気により掃気され、次のサイクルの準備がなされる。ボトムスパークプラグ113bのスパークは、ピストンアセンブリがボトム燃焼室1SDにおいてTDCに到達する直前に燃料混合物を発火させる。その後、少量の蒸気が、ボトム蒸気噴射器112bの支援によりボトム燃焼室1SDの空間へ加圧下で供給され、トップ燃焼室1SGの場合と同様な結果をもたらす。作動ピストンアセンブリ108、トップ補償ピストン118、及びボトム補償ピストン115と共にプッシュロッド107の運動は反対方向に変位する。ボトム補償ピストン115の動力ストロークがボトム燃焼室1SD内で発生し、ボトム螺旋バネ116を介し作動ピストン108に働く。同時に、トップ補償ピストン118は、トップ螺旋バネ119を介しトップ燃焼室1SG内の圧縮ストローク段階を開始する。このようにして、シリンダアセンブリの全動作サイクルは完了する。プッシュロッド107の線形可逆的ストロークがこのサイクル中に発生する。プッシュロッド107のボトム端は、隔壁104内に配置された隔壁の密着滑り軸受105を介しクランクケース103に入り、連結ロッド106を介しクランクシャフト103bの回転運動を引き起こす。空気コンプレッサ(図示せず)が圧縮空気の入口流路109へ接続される。前記空気コンプレッサからの空気の強い流れが、連続的やり方で、シリンダ101を通り排気ガスの出口流路110へ流れる。シリンダ101内の作動ピストンアセンブリ108、トップ補償ピストン118、及びボトム補償ピストン115の現在位置に依存して、空気は、排気ガスを放出するように燃焼室1SG又は1SDのうちの1つを掃気し、それを冷却する。作動ピストン108の中央位置において、空気は、その通気溝121を、又は補償室1KG若しくは1KDの一方を及び補償ピストン115若しくは118の一方の冷却溝120を貫流することにより前記ピストンを冷却する。掃気はピストンアセンブリの特定部品を冷却する。
逆回転燃焼エンジンは、クランク機構201と、エンジンケース202を介しそれへ接続された2つの逆向き同一シリンダアセンブリ203a、203bとを含む。クランク機構201は、2つの同一クランクハーフシャフト205a、205bからなるエンジンケース202内に配置された二部クランクシャフト204を構成する。各クランクハーフシャフト205a、205bは、一対の回転シャフト207によりそれらの端部上で結合された円筒ディスクの形式で同軸上に配置された3つのクランク素子206を有する。一対の前記回転シャフト207は交互に配置され、それらの軸はそれらへ割り当てられた面である。面はクランク素子206の回転の共通軸を通る。クランクハーフシャフト205a、205bは距離軸受208の支援により回転可能に結合される。駆動力を提供するドライブシャフト209a、209bはクランクハーフシャフト205a、205bの自由端部上に突出される。クランク機構201は2つの同一連結ロッド対210a、210bを有する。所与の対の各連結ロッド210a、210bは、それへ割り当てられた回転シャフト207を介しその一端によりクランクハーフシャフト205a、205bのうちの1つへ回転可能に接続される。連結ロッド対210、210bの他端は2つの横断シャフト211のうちの1つへ振動的やり方で接続される。各横断シャフト207は、2つの逆向きシリンダアセンブリ213a、213bのうちの1つのシリンダアセンブリの垂直プッシュロッド212へ堅固に接続される。各シリンダアセンブリ213a、213bは、一方の側ではヘッド215により閉じられるとともにエンジンケース202側では中央に配置された隔壁217の線形滑り軸受を有する隔壁216により閉じられたエンジンケース202へ固定されたシリンダ214を含む。プッシュロッド212端は、隔壁217の滑り軸受を介しシリンダ214から突出し、連結ロッド210a、210bへ振動的やり方で接続される。作動ピストン218はシリンダ214の内部の前記プッシュロッド212上へ堅固に埋め込まれる。シリンダ214の中央には圧縮空気の入口流路219と排気ガスの出口流路220とが存在する。さらに、トップ燃料噴射器221a、トップ蒸気噴射器222a、及びスパークプラグの形式のトップ点火素子223aはヘッド215内に配置され、一方、ボトム燃料噴射器221b、ボトム蒸気噴射器222b、及びボトム点火素子223bは隔壁216内に配置される。シリンダ214へ密閉されたボトム補償ピストン225は、線形ボトム滑り軸受224を介し作動ピストン218と隔壁216との間のプッシュロッド212部上に配置される。作動ピストン218とボトム補償ピストン225との間には隣接するボトム螺旋バネ226が存在する。ボトム補償ピストン225は、作動ピストン218と隔壁216との間のシリンダ214の空間をボトム補償室2KDとボトム燃焼室2SDとに分割する。シリンダ214へ密閉されたトップ補償ピストン228は、線形トップ滑り軸受227を介し作動ピストン218とヘッド215との間のプッシュロッド212部上に配置される。作動ピストン218とトップ補償ピストン228との間には隣接するトップ螺旋バネ229が存在する。トップ補償ピストン228は、作動ピストン218とヘッド215との間のシリンダ214の空間をトップ補償室2KGとトップ燃焼室2SGとに分割する。ボトム補償ピストン225bとトップ補償ピストン228はそれらの全外周上に冷却溝230を有し、一方、作動ピストン218はその全外周上に通気溝231を有する。一対の連結ロッド210a、210bへ接続されないプッシュロッド212端は、ヘッド215内に配置されたヘッド232の線形滑り軸受を貫通する。プッシュロッド212上に配置されるネオジム磁石の形式の磁石233は、インダクタ234と誘導結合され、併せて発電機235を形成する。シリンダアセンブリ213a、213bへ割り当てられたトップ蒸気噴射器222aとボトム蒸気噴射器222bは、排気管238上に配置された蒸気発生器239から動力を供給される蒸気ドーズ装置237へそれらの蒸気配管236により接続される。前記蒸気発生器239にはタンク240から水が供給される。
逆回転燃焼エンジンの動作(特に作業段階における)は、クランク機構201を介し連結された2つの逆向きシリンダアセンブリ203a、203bに関するものと同一である。したがって、説明を簡単にするために、逆回転エンジンの全構築を補完する第2のシリンダアセンブリ203bの存在を考慮して、クランク機構201の動作に関連した1つのシリンダアセンブリ203aの動作を詳細に論述することで十分である。水素ガスと空気との混合物の形式の燃料混合物は、トップ燃焼室2SGがトップ補償ピストン228により圧縮空気の入口流路219及び排気ガスの出口流路220から分離された時点で、ヘッド215方向に、作動ピストンアセンブリ218、トップ補償ピストン228、及びボトム補償ピストン225と共にプッシュロッド212の強制ストロークの過程でトップ燃料噴射器221aを介しトップ燃焼室2SGの空間に加圧下で供給される。ピストンアセンブリのさらなる上方運動中に、圧力は、トップ補償ピストン228がそのTDCに到達するまでトップ燃焼室2SG内で増加する。トップスパークプラグ223aのスパークは、ピストンアセンブリがトップ燃焼室2SG内のTDCに到達する少し前に燃料混合物を発火させる。トップ燃焼室2SG内の温度は高エネルギーの水素の燃焼の結果として7000°Cまで上昇し、同時に、圧力は急速に増加する。従来の燃料の燃焼中に出現する温度及び圧力は、多くのエンジン部品(特にシリンダとピストン)の耐久性にとって有害である。この現象を回避するために、少量の蒸気が、燃料混合物発火に続き、トップ蒸気噴射器222aにより加圧下でトップ燃焼室2SGへ供給される。蒸気のタイミング及び量は、前記注入器へ割り当てられた蒸気ドーズ装置237内で判断される。排気管237の熱を使用する蒸気発生器238が動力を蒸気ドーズ装置237へ供給する。これにより、トップ燃焼室2SG内の混合物の3500°Cの温度への冷却に至る。同時に、蒸気は高温のために酸素と水素とに分割される。このようにして取得された燃料の追加部分の発生が、燃焼室2SG内の圧力の成長だけでなくその自己発火も引き起こす。上述の燃焼プロセスの過程で、トップ燃焼室2SGでは、トップ補償ピストン228の動力ストロークがトップ螺旋バネ229を介し作動ピストン218に作用する。同時に、ボトム補償ピストン225は、前記ボトム補償ピストン225を押すボトム螺旋バネ226の支援によりボトム燃焼室2SD内の圧縮ストローク段階を開始する。トップ燃焼室2SG内の水素燃焼の生産物を構成する高圧ガスは、プッシュロッド212に対し可動であるトップ補償ピストン228及びそれらの間に配置されたトップ螺旋バネ229を介し作動ピストン218に作用する。この場合、トップ補償ピストン228に対する排気ガスの押圧力は、トップ補償ピストン228の運動の過程で漸進的曲げを受けるトップ螺旋バネ229の復原力より高く、トップ補償ピストン228へ印可される排気ガスの押圧力の急激な成長の部分的補償を引き起こす。トップ補償ピストン228と作動ピストン218との間のトップ補償室2KG内で形成される空気クッションの力が補償を強化する。結果として、作動ピストン218は、作動ピストン218へ堅固に接続されたプッシュロッド212からクランクシャフト204への運動のよりスムーズな転送だけでなくトップ燃焼室2SG内の水素燃焼の爆燃過程に対するより穏やかな反応も有する。ボトム燃焼室2SDは、プッシュロッド212と共にピストンアセンブリのクランクシャフト204方向のさらなる下方運動の過程で圧縮空気の入口流路219及び排気ガスの出口流路220から分離される。その後、空気との水素混合物は、ボトム燃料噴射器221aの支援によりボトム燃焼室2SDの空間へ加圧下で供給される。ピストンアセンブリのさらなる下方運動の過程で、圧力は、ボトム補償ピストン225がそのTDC近くまで到達するまで、ボトム燃焼室2SD内で増加する。同時に、トップ燃焼室2SGは、トップ補償ピストン228のBDC位置への変位の結果として圧縮空気の入口流路219及び排気ガスの出口流路220へ接続される。トップ燃焼室2SGは、圧縮空気により掃気され、次のサイクルの準備がなされる。ボトムスパークプラグ223bのスパークは、ピストンアセンブリがボトム燃焼室2SDにおいてTDCに到達する直前に燃料混合物を発火させる。その後、少量の蒸気が、ボトム蒸気噴射器222bの支援によりボトム燃焼室2SDの空間へ加圧下で供給され、トップ燃焼室2SGの場合と同様な結果をもたらす。作動ピストンアセンブリ218、トップ補償ピストン228、及びボトム補償ピストン225と共にプッシュロッド212の運動は反対方向に変位する。ボトム補償ピストン225の動力ストロークがボトム燃焼室2SDにおいて発生し、ボトム螺旋バネ226を介し作動ピストン108に働く。同時に、トップ補償ピストン228は、トップ螺旋バネ229を介しトップ燃焼室2SG内の圧縮ストローク段階を開始する。このようにして、シリンダアセンブリの全作業サイクルは完了する。プッシュロッド212の線形可逆的ストロークがこのサイクル中に発生する。プッシュロッド212のボトム端は、隔壁216内に配置された隔壁217の密着滑り軸受を介しクランクケース202に入り、次に、横断シャフト211と一対の連結ロッド210a、210bとを介し二部クランクシャフト204の回転運動を引き起こす。エンジン作業の初期段階において、外部スタータの支援によるクランクシャフト204の活性化に続いて、シリンダアセンブリ213a及びシリンダアセンブリ214b両方内のピストンの逆回転運動と同期する異なる方向の回転が、距離軸受208を介し結合されたクランクハーフシャフト205a、205bそれぞれへ適用される。例えば、隔壁216方向のピストンのストロークの第1の段階では、シリンダアセンブリ213a及びシリンダアセンブリ213b両方の各プッシュロッド212が横断シャフト211を介し連結ロッド210aと連結ロッド210bとを圧迫する。これは、連結ロッド210bが反対方向に動いている間に一方向の連結ロッド210a端の撓みと前進動作とを引き起こす。同様に、ヘッド215方向のピストンのストロークの第2の段階では、連結ロッド210a、210bは横断シャフト211を介しプッシュロッド212により上方に引っ張られる。連結ロッド210a、210bの端はクランクシャフト204の軸周囲の円運動を続ける。その後、これらの運動は、反対方向に突出するドライブシャフト209a、209bと共にクランクハーフシャフト205aとクランクハーフシャフト205bとの両方のクランク素子206の逆向き回転運動に変換される。外部空気コンプレッサ(図示せず)は、排気ガスを放出するように掃気するとともにシリンダアセンブリ213a、213bを冷却するために使用される。連続的空気流が、圧縮空気の入口流路219へ供給され、次に、シリンダ214を通って排気ガスの出口流路220へ行く。シリンダ214内の作動ピストンアセンブリ218、トップ補償ピストン228、及びボトム補償ピストン225の現在位置に依存して、空気は、排気ガスを放出するように燃焼室2SG又は2SDのうちの1つを掃気し、それを冷却する。作動ピストン218の中央位置において、空気は、その通気溝231を、又は補償室2KG若しくは2KDの一方を及び補償ピストン225若しくは228の一方の補償ピストンの冷却溝230を貫流することにより前記ピストンを冷却する。掃気はピストンアセンブリの特定部品を冷却する。プッシュロッド212の端に配置されインダクタ234と誘導結合されたネオジム磁石233からなる発電機235の基本タスクは、水素の補足的源として電流によりHHO発生器(図示せず)を給電することである。さらに、発電機235の出力の交互方向の受信電圧を所与として、この交互方向の受信電圧は、エンジンの点火と燃料及び蒸気の燃焼室2SD及び2SG内への噴射とを同期させるインパルスを形成するために使用され得る。
本発明による解決策に基づくエンジン構築は、それらの重量に対して比較的大きな力により特徴付けられる。これは、シリンダの単純で無弁な構築と、特に水素中の高エネルギー燃料の爆燃を可能にする3つのピストンのアセンブリとに関する。これらの特徴のおかげで、これらの構築及びアセンブリは、軽航空機、超軽量三輪車及びドローンなどの小型機に特に有用である。本発明による逆回転エンジンに関し、力に関する有利な特性とは別に、逆回転エンジンは、特に2つの逆回転ドライブシャフトのおかげで2つのロータを有するヘリコプターに利用され得る。この場合、ロータを逆回転クランク素子の2つのシャフト上に直接固定することが可能であり、これによりロータのジャイロモーメントを無くす。
I エンジンシリンダアセンブリ
101 シリンダ
102 ヘッド
103 エンジンケース
103a クランクケース
103b クランクシャフト
104 隔壁
105 隔壁の滑り軸受
106 連結ロッド
107 プッシュロッド
108 作動ピストン
109 圧縮空気の入口流路
110 排気ガスの出口流路
111a トップ燃料噴射器
111b ボトム燃料噴射器
112a トップ蒸気噴射器
112b ボトム蒸気噴射器
113a トップスパークプラグ
114 ボトム滑り軸受
115 ボトム補償ピストン
116 ボトム螺旋バネ
117 トップ滑り軸受
118 トップ補償ピストン
119 トップ螺旋バネ
120 冷却溝
121 通気溝
122 蒸気配管
123 蒸気ドーズ装置
124 排気管
125 蒸気発生器
126 タンク
1KD ボトム補償室
1KG トップ補償室
1SD ボトム燃焼室
1SG トップ燃焼室
II 逆回転内燃エンジン
201 クランク機構
202 エンジンケース
203a シリンダアセンブリ
203b シリンダアセンブリ
204 クランクシャフト
205a クランクハーフシャフト
205b クランクハーフシャフト
206 クランク素子
207 回転シャフト
208 距離軸受
209a ドライブシャフト
209b ドライブシャフト
210a 連結ロッド
210b 連結ロッド
211 横断シャフト
212 プッシュロッド
213a シリンダアセンブリ
213b シリンダアセンブリ
214 シリンダ
215 ヘッド
216 隔壁
217 隔壁の線形軸受
218 作動ピストン
219 圧縮空気の入口流路
220 排気ガスの出口流路
221a トップ燃料噴射器
221b ボトム燃料噴射器
222a トップ蒸気噴射器
222b ボトム蒸気噴射器
223a トップスパークプラグ
223b ボトムスパークプラグ
224 ボトム滑り軸受
225 ボトム補償ピストン
226 ボトム螺旋バネ
227 トップ滑り軸受
228 トップ補償ピストン
229 トップ螺旋バネ
230 冷却溝
231 通気溝
232 ヘッド滑り軸受
233 磁石
234 インダクタ
235 発電機
236 蒸気配管
237 蒸気ドーズ装置
238 排気管
239 蒸気発生器
240 タンク
2KD ボトム補償室
2KG トップ補償室
2SD ボトム燃焼室
2SG トップ燃焼室

Claims (5)

  1. 一方の側ではヘッドにより閉じられるとともにエンジンケース側では中央に配置された隔壁の線形滑り軸受を有する前記隔壁により閉じられる2つ燃焼室を有するシリンダを含むエンジンのシリンダアセンブリであって、プッシュロッドの一端が、前記隔壁の滑り軸受を貫通し、前記シリンダから突出し、振動的やり方で連結ロッドへ接続され、作動ピストンが前記シリンダの内部の前記プッシュロッド上へ堅固に埋め込まれ、前記シリンダの中央には圧縮空気の入口流路と排気ガスの出口流路とが存在し、さらに、燃料噴射器、蒸気噴射器及び点火素子が前記ヘッド内及び前記隔壁内に配置され、前記シリンダ(101)へ密閉されたボトム補償ピストン(115)が、前記線形ボトム滑り軸受(114)を介し前記作動ピストン(108)と前記隔壁(104)との間の前記プッシュロッド(107)部上に配置され、さらに、前記作動ピストン(108)と前記ボトム補償ピストン(115)との間には隣接するボトム螺旋バネ(116)が存在し、一方、前記ボトム補償ピストン(115)は、前記作動ピストン(108)と前記隔壁(104)との間の前記シリンダ(101)の空間をボトム補償室(1KD)とボトム燃焼室(1SD)とに分割し、さらに、トップ補償ピストン(118)が、前記線形トップ滑り軸受(117)を介し前記作動ピストン(108)と前記ヘッド(102)との間の前記プッシュロッド(107)部上に配置され、さらに前記作動ピストン(108)と前記トップ補償ピストン(118)との間には隣接するトップ螺旋バネ(119)が存在し、一方、前記トップ補償ピストン(118)は、前記作動ピストン(108)と前記ヘッド(102)との間の前記シリンダ(101)の空間をトップ補償室(1KG)とトップ燃焼室(1SG)とに分割し、さらに前記ボトム補償ピストン(115)と前記トップ補償ピストン(118)とはそれらの全外周上に冷却溝(120)を有し、一方、前記作動ピストン(108)はその全外周上に通気溝(121)を有する、エンジンのシリンダアセンブリ。
  2. トップ蒸気噴射器(112a)とボトム蒸気噴射器(112b)とが、排気管(124)上に配置された蒸気発生器(125)から動力を供給されるそれらに割り当てられた2つの同一蒸気ドーズ装置(123)へそれらの蒸気配管(122)により接続され、一方、前記蒸気発生器(125)にはタンク(126)から水が供給される、請求項1に記載のエンジン。
  3. 回転の共通軸に沿って突出するクランクシャフトの両端を有するクランク機構と、それへ接続された2つの逆向きシリンダアセンブリとを含む逆回転燃焼エンジンであって、各シリンダアセンブリは、一方の側ではヘッドにより閉じられるとともにエンジンケース側へ固定された側では中央に配置された線形滑り軸受を有する隔壁により閉じられた2つの燃焼室を有するシリンダを含み、プッシュロッド端が、前記隔壁の前記滑り軸受を通り前記シリンダから突出し、連結ロッドへ振動的やり方で接続され、一方、前記シリンダへ密閉された作動ピストンが前記シリンダの内部の前記プッシュロッド上へ堅固に埋め込まれ、一方、前記シリンダの前記中央には、圧縮空気の入口流路と排気ガスの出口流路とが存在し、さらに、燃料噴射器、蒸気噴射器、及び点火素子が前記ヘッド内及び前記隔壁内に配置され、前記クランク機構(201)は、2つの同一クランクハーフシャフト(205a)及び(205b)からなる前記エンジンケース(202)内に配置された二部クランクシャフト(204)を構成し、前記2つの同一クランクハーフシャフト(205a)及び(205b)は、一対の回転シャフト(207)によりそれらの端部上で結合された円筒ディスクの形式で同軸上に配置された少なくとも3つのクランク素子(206)を有し、一方、前記一対の回転シャフト(207)は互いに交互に配置され、それらの軸はそれらへ割り当てられた面であり、前記面はクランク素子(206)の回転の共通軸を通り、一方、クランクハーフシャフト(205a)及び(205b)は距離軸受(208)の支援により回転可能に結合され、さらに、駆動力を提供するドライブシャフト(209a)及び(209b)は、クランクハーフシャフト(205a)及び(205b)の自由端部上に突出され、さらに、前記クランクメカニズム(201)は、クランク素子(206)の数に依存して偶数の同一連結ロッド対(210a)及び(210b)を有し、一方、所与の対の各連結ロッド(210a)及び(210b)は、それへ割り当てられた回転シャフト(207)を介しその一端によりクランクハーフシャフト(205a)及び(205b)のうちの1つへ回転可能に接続され、一方、前記連結ロッド対の他端は2つの横断シャフト(211)のうちの1つへ振動的やり方で接続され、一方、前記2つの横断シャフト(211)のそれぞれは、2つの逆向きシリンダアセンブリ(213a)及び(213b)のうちの1つの逆向きシリンダアセンブリの垂直プッシュロッド(212)へ堅固に接続され、さらに、前記シリンダ(214)へ密閉されたボトム補償ピストン(225)は、前記線形ボトム滑り軸受(224)を介し前記作動ピストン(218)と前記隔壁(216)との間の前記プッシュロッド(212)部上に配置され、さらに、前記作動ピストン(218)と前記ボトム補償ピストン(225)との間には、隣接するボトム螺旋バネ(226)が存在し、一方、前記ボトム補償ピストン(225)は前記作動ピストン(218)と各シリンダアセンブリ(213a)及び(213b)の前記隔壁(216)との間の前記シリンダ(214)の空間をボトム補償室(2KD)とボトム燃焼室(2SD)に分割し、これとは別に、前記シリンダ(214)へ密閉されたトップ補償ピストン(228)は、前記線形トップ滑り軸受(227)を介し前記作動ピストン(218)と前記ヘッド(215)との間の前記プッシュロッド(212)部上に配置され、さらに前記作動ピストン(218)と前記トップ補償ピストン(228)との間には隣接するトップ螺旋バネ(229)が存在し、一方、前記トップ補償ピストンは前記作動ピストン(218)と前記ヘッド(215)との間の前記シリンダ(214)の空間をトップ補償室(2KG)とトップ燃焼室(2SG)とに分割し、さらに、前記ボトム補償ピストン(225)と前記トップ補償ピストン(228)はそれらの全外周上に冷却溝(229)を有し、一方、前記作動ピストン(218)はその全外周上に通気溝(230)を有する、逆回転燃焼エンジン。
  4. 各シリンダアセンブリ(213a)及び(213b)へ割り当てられたトップ蒸気噴射器(222a)とボトム蒸気噴射器(222b)とは、排気管(238)上に配置されタンク(240)からの水が供給される対応するシリンダアセンブリ(213a)及び(213b)の蒸気発生器(239)から動力を供給される蒸気ドーズ装置(237)へそれらの蒸気配管(236)により接続される、請求項3に記載のエンジン。
  5. 一対の連結ロッド(210a)及び(210b)へ接続されないプッシュロッド(212)端は、各シリンダアセンブリ(213a)及び(213b)のヘッド(215)内に配置されたヘッド(232)の線形滑り軸受を貫通し、一方、前記プッシュロッドの端には、好適にはネオジム磁石の形式の磁石(233)が存在し、前記磁石(233)はそれを囲むインダクタ(234)と誘導結合され、併せて発電機(235)を形成する、請求項3又は4に記載のエンジン。
JP2019512220A 2016-09-02 2017-09-01 エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン Pending JP2019531434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022113852A JP2022136136A (ja) 2016-09-02 2022-07-15 エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PLP.418544 2016-09-02
PL418544A PL239838B1 (pl) 2016-09-02 2016-09-02 Zespół cylindra silnika oraz zbudowany z jego wykorzystaniem przeciwbieżny silnik spalinowy
PCT/PL2017/000080 WO2018044184A1 (en) 2016-09-02 2017-09-01 Engine cylinder assembly and counter-rotating combustion engine constructed with the use of it

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022113852A Division JP2022136136A (ja) 2016-09-02 2022-07-15 エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019531434A true JP2019531434A (ja) 2019-10-31

Family

ID=61309427

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019512220A Pending JP2019531434A (ja) 2016-09-02 2017-09-01 エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン
JP2022113852A Pending JP2022136136A (ja) 2016-09-02 2022-07-15 エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022113852A Pending JP2022136136A (ja) 2016-09-02 2022-07-15 エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10718210B2 (ja)
EP (1) EP3555424B1 (ja)
JP (2) JP2019531434A (ja)
CA (1) CA3074422C (ja)
PL (1) PL239838B1 (ja)
WO (1) WO2018044184A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9267428B2 (en) 2012-02-27 2016-02-23 Deec, Inc. Oxygen-rich plasma generators for boosting internal combustion engines
KR102437648B1 (ko) 2016-03-07 2022-08-29 하이테크 파워, 인크. 내연 엔진용 제 2 연료를 생성 및 분배하는 방법
DE102017000911B3 (de) * 2017-02-02 2018-06-28 L'orange Gmbh Anordnung
US20190234348A1 (en) 2018-01-29 2019-08-01 Hytech Power, Llc Ultra Low HHO Injection
WO2020080963A1 (en) * 2018-10-17 2020-04-23 Gaj Jablonski Wojciech Opposed piston hydrogen engine and method for operation
EP3931431A1 (en) * 2018-12-31 2022-01-05 Wojciech Gaj-Jablonski Drive system comprising counter-rotating internal combustion engine with counter-rotating power output shafts
CN113047950A (zh) * 2021-03-12 2021-06-29 哈尔滨工程大学 一种两缸三活塞对置式柴油发电装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2295037A (en) * 1940-10-04 1942-09-08 Harry O Hedges Internal combustion engine
JP2000018101A (ja) * 1998-07-02 2000-01-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 予混合強制点火ディーゼルエンジン
JP2001522427A (ja) * 1997-04-24 2001-11-13 リチャード ミッチェル ウイリアム 内燃機関
JP2003527526A (ja) * 2000-03-06 2003-09-16 ティモ タパニ ジャンフネン, 内燃機関
US20040040305A1 (en) * 2002-08-27 2004-03-04 Helm John F. One cycle internal combustion engine
US20040099229A1 (en) * 2002-11-25 2004-05-27 Vladimir Gelfand Engine with double sided piston
JP2007527686A (ja) * 2003-07-02 2007-09-27 タイアックス エルエルシー 電力発生またはモーティブドライブ用線形電気機械
WO2010066980A1 (fr) * 2008-12-11 2010-06-17 Peugeot Citroën Automobiles SA Moteur a combustion interne a chambre de combustion a geometrie variable
DE102012005922A1 (de) * 2012-03-26 2013-09-26 Peter Kreuter Verfahren zum Abbau von Druckspitzen in einem Zylinder einer Kolbenbrennkraftmaschine sowie Kolben für eine Kolbenbrennkraftmaschine
WO2015133916A1 (de) * 2014-03-01 2015-09-11 Gaj-Jabłoński Wojciech Verbrennungskraftmaschine
JP2018529887A (ja) * 2015-08-31 2018-10-11 ガイ−ヤブロンスキ,ウォイチェフ 水素エンジン及びその動力供給のための水素燃料の製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3465161A (en) * 1967-06-30 1969-09-02 Harold C Cutkosky Reciprocating internal combustion electric generator
US5285752A (en) * 1993-04-23 1994-02-15 Single-Stroke Motors, Inc. Internal combustion engine
US5816202A (en) * 1995-09-22 1998-10-06 Gianfranco Montresor High efficiency explosion engine with a double acting piston
FI20001146A (fi) 2000-04-26 2001-10-27 Janhunen Timo Z-kampimekanismi
JP4291235B2 (ja) * 2004-08-20 2009-07-08 株式会社日立製作所 車両用電源装置
US7194989B2 (en) * 2005-03-03 2007-03-27 Samuel Raymond Hallenbeck Energy efficient clean burning two-stroke internal combustion engine
JP2007132250A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Denso Corp 内燃機関用燃料噴射装置
US8397685B2 (en) * 2010-04-21 2013-03-19 Motiv Engines, LLC Fuel injection system

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2295037A (en) * 1940-10-04 1942-09-08 Harry O Hedges Internal combustion engine
JP2001522427A (ja) * 1997-04-24 2001-11-13 リチャード ミッチェル ウイリアム 内燃機関
JP2000018101A (ja) * 1998-07-02 2000-01-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 予混合強制点火ディーゼルエンジン
JP2003527526A (ja) * 2000-03-06 2003-09-16 ティモ タパニ ジャンフネン, 内燃機関
US20040040305A1 (en) * 2002-08-27 2004-03-04 Helm John F. One cycle internal combustion engine
US20040099229A1 (en) * 2002-11-25 2004-05-27 Vladimir Gelfand Engine with double sided piston
JP2007527686A (ja) * 2003-07-02 2007-09-27 タイアックス エルエルシー 電力発生またはモーティブドライブ用線形電気機械
WO2010066980A1 (fr) * 2008-12-11 2010-06-17 Peugeot Citroën Automobiles SA Moteur a combustion interne a chambre de combustion a geometrie variable
DE102012005922A1 (de) * 2012-03-26 2013-09-26 Peter Kreuter Verfahren zum Abbau von Druckspitzen in einem Zylinder einer Kolbenbrennkraftmaschine sowie Kolben für eine Kolbenbrennkraftmaschine
WO2015133916A1 (de) * 2014-03-01 2015-09-11 Gaj-Jabłoński Wojciech Verbrennungskraftmaschine
JP2018529887A (ja) * 2015-08-31 2018-10-11 ガイ−ヤブロンスキ,ウォイチェフ 水素エンジン及びその動力供給のための水素燃料の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
PL418544A1 (pl) 2018-03-12
US10718210B2 (en) 2020-07-21
WO2018044184A1 (en) 2018-03-08
EP3555424A1 (en) 2019-10-23
CA3074422C (en) 2021-01-26
CA3074422A1 (en) 2018-03-08
US20190186263A1 (en) 2019-06-20
EP3555424A4 (en) 2021-08-25
PL239838B1 (pl) 2022-01-17
EP3555424B1 (en) 2022-08-17
JP2022136136A (ja) 2022-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019531434A (ja) エンジンシリンダアセンブリ及びそれを用いて構築された逆回転燃焼エンジン
KR101321558B1 (ko) 이중 피스톤 싸이클 엔진
DK2171211T3 (en) combustion Engines
US3895620A (en) Engine and gas generator
GB2491155A (en) Opposed piston combustion engine having fuel injector disposed at least partly within an engine cylinder
US9353681B2 (en) Internal combustion engine
EP2721257A2 (en) Internal combustion engines
JP6125533B2 (ja) 内燃機関
EP3068973A1 (en) Internal combustion engines
US2188630A (en) Internal combustion engine
US1747091A (en) Internal-combustion engine
RU2567159C2 (ru) Принцип двухступенчатого объема расширения с новой схемой кшм в оппозитном двс со встречными мотылями
RU2388917C1 (ru) Двигатель внутреннего сгорания
US8381699B2 (en) Engine crankshaft and method of use
US1308400A (en) Internal combustion engine
US1204958A (en) Internal-combustion engine.
US1290925A (en) Internal-combustion engine.
JP2016176406A (ja) 連続駆動内燃機関
RU2564725C2 (ru) Четырёхтактный бескривошипный поршневой тепловой двигатель с оппозитным расположением цилиндров
US8757125B2 (en) Engine crankshaft and method of use
GB2227522A (en) Opposed piston twin crankshaft I.C. engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210716

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211011

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220318