JP2019528790A - 高タンパク質ビスケット - Google Patents

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Abstract

本発明は、タンパク質が多い軟焼成ビスケットと、その製造方法に関し、この軟焼成ビスケットは、タンパク質成分、複数の質感を持つ口当たり及び湿っており噛む必要のあるマトリックスと対照的なパリパリした含有物を含む。タンパク質成分は、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含んでもよい。粒子状タンパク質源は、タンパク質クリスプ、ポップ、トッツ、フレーク、パフ、含有物、ペレット、小片及び/又は粒子の形態であってもよい。本発明のいくつかの実施形態では、タンパク質源は、タンパク質源の約35重量%〜約85重量%の量の粉末タンパク質源と、約15重量%〜約65重量%のタンパク質クリスプなどの粒子状タンパク質と、を含む。別の実施形態において、軟焼成ビスケットは、タンパク質成分及び穀粒粉を含んでもよく、穀粒粉は、軟焼成ビスケットの少なくとも4重量%である。本発明のなお更なる実施形態において、軟焼成ビスケットは、2種類のタンパク質源を含むため、最大0.92g/cm3の低密度及び約0.5〜約0.7の水分活性(Aw)を維持しながら、タンパク質が多く存在していてもよい。

Description

当分野では、柔らかく、好ましい複数の質感を持つ口当たりを有する、高タンパク質の焼成製品が必要とされている。
本発明は、当分野でのニーズを満たし、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源の両方を、粉末タンパク質のみで得られる、濃厚で固い製品も、粒子状タンパク質のみで得られる、乾燥して不均質な質感の製品のいずれをももたらさない割合で含有する、高タンパク質含有軟焼成製品(例えば、軟焼成穀物製品)に関する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、複数の質感を持つ質感を保つ、すなわち、粒子と焼成マトリックスとの間での質感の対比を維持する。
本発明のいくつかの実施形態に従うと、軟焼成製品は、高タンパク質含有量を含有することができる。いくつかの実施形態において、軟焼成製品は、軟焼成製品100g当たり少なくとも15gであることができ、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むことができるタンパク質成分を含むことができる。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する軟焼成製品は、穀粒粉を含むことができる生地系部分を含むことができる。
別の実施形態では、本発明は、軟焼成製品の少なくとも4重量%の量の穀粒粉を含むことができる軟焼成製品を含むことができる。一実施形態では、軟焼成製品は、生地から製造することができる。一実施形態では、生地は、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むことができるタンパク質ブレンドを含むことができる。いくつかの実施形態において、軟焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有することができる。いくつかの実施形態において、軟焼成製品は、最大0.82g/cmの密度を有することができる。いくつかの実施形態において、軟焼成製品は、最大0.75g/cmの密度を有することができる。
一実施形態では、タンパク質成分を含み得る複数の質感を持つ軟焼成製品が提供され、このタンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも15gであり、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含む。
一実施形態では、複数の質感を持つ軟焼成製品であって、軟焼成製品の少なくとも4重量%の穀粒粉と、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むタンパク質成分と、を含むことができ、軟焼成製品が最大0.92g/cmの密度を有する、軟焼成製品を提供する。
一実施形態では、タンパク質成分を含み得る複数の質感を持つ軟焼成製品が提供され、このタンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含み、ここで、軟焼成製品は、最大0.82g/cmの密度を有する。
一実施形態では、タンパク質成分を含み得る複数の質感を持つ軟焼成製品が提供され、このタンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含み、ここで、軟焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有する。
別の実施形態では、本発明は、軟焼成製品の製造方法を含むことができる。いくつかの実施形態において、本方法は、穀粒粉及びタンパク質成分を含むことができる生地を調製する工程を含むことができる。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むことができる。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の、又はタンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量の粉末タンパク質源を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量、又はタンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量の粒子状タンパク質源を含む。いくつかの実施形態において、本方法は、生地を焼成して軟焼成製品を提供する工程を含むことができる。
タンパク質強化スナックへの、消費者の関心は増加し続けている。タンパク質強化スナックは、炭水化物、脂肪、及びタンパク質のバランス強化により、一層高い、又はバランスの取れた栄養プロファイルを有していると認められている。これらのスナックは、消費者に、食事パターンの全体の文脈において、1日を通してタンパク質を提供し、ディナーにタンパク質を主に消費するようにする機会ともまた考えられている。
しかし、相当量のタンパク質をスナックに組み込むことにより、多数の問題が生じ得る。タンパク質は、機能的性質、例えば溶解性、粘度、水の保持能力、及び乳化性に応じて、生地のレオロジーに強力に影響を及ぼし、生地の粘度を著しく低下又は増加させる可能性がある。タンパク質はまた、炭水化物、特に多糖類と相互作用し、凝集又は相分離現象をもたらし得、これらの生地のレオロジーへの影響は、容易に予想できない。生地に大量のタンパク質を添加することにより、進化した生地、すなわち、質感及び性質が強力な時間依存性を示す生地を得ることができ、これにより、大型の生地バッチの産業処理の制御が困難になる。焼成製品の場合、この状況は、加熱に対するタンパク質の感度により悪化する場合がある。焼成中、タンパク質は「変性」して構造を変え、互いに反応し、大規模な凝集体、又は更に、本物のゲルネットワークを形成し、流体可撓性の生地を硬い固体に変えることが可能である。乳、卵、小麦、大豆、エンドウ豆のタンパク質などの多くのタンパク質は、ゲル化の性質を示す。このようなゲル化能力は食品業界で利用されるが、ほとんどの場合、食肉業界などの高水和用途においてである。ゲル化能力は、水を結合し、標準的な食肉製品に似た固さと多汁性を有する、肉に似た、又は肉非含有/肉の量が減ったソーセージを生み出す可能性を提供する。しかし、スナックは、室温で数ヶ月にわたり安定する必要があるために、低い残留湿度を有する必要があるために、ゲル化能力はスナック業界では非常に不利益である。
焼成中、タンパク質はまた、メイラード反応により糖と反応し、芳香族化合物及び色をもたらす。消費者は通常、焼成したスナックの色については、正確な期待を有する。淡色から黄金色を有するスナックと比較して、大量のタンパク質を組み込むことにより、過剰の褐色化が誘発され、焦げたような不快な外観が生まれ得、これは消費者にとっては魅力的ではない。タンパク質のゲル化はまた、スナックの質感を硬くし得、スナックの口当たりを変え、かみ砕くのを困難にし、口の中で濃厚になり、咀嚼して分解するのに長い時間がかかるようになる場合がある。
1つの解決策は、焼成しないこと、又はタンパク質の実質的な加熱を全て避けることである。例えば、コールドプレスしたグラノーラバーは、乾燥した成分を熱いバインダーとブレンドして、表面にキャスティングし、その後バインダーが硬化するまで冷却可能な生地を得、続いて、コールドプレスしたグラノーラバーを切断してパッケージングすることにより得られる。本プロセスにおいては、タンパク質は、冷却前に限定的な時間、熱いバインダーとブレンドされるだけである。この加熱処理は、100℃を大幅に上回る温度で、産業用オーブンで実施する焼成工程と同程度の変性、凝集、及びゲル化を誘発するには十分でない場合がある。
場合によっては、高供与量の乳タンパク質を用いるなどすると、焼成していないスナックでも、貯蔵寿命期間内に時間と共に硬化し得、これにより消費者の受け入れが低下する。このような場合では、1つの技術的解決策は、例えば、反応性を制限し、スナックの他の成分との相互作用を低下させるために、タンパク質を粒子の形態で組み込むことである。異なる種類の粒子を使用してもよい。押出成形粒子、好ましくは高剪断調理押出により製造したものは、低密度、パリパリした質感及び目に見えるサイズ(通常約1〜約4mm)を有する。押出成形粒子内でのタンパク質含有量は、乾物ベースで最大90重量%であってよく、これにより、著しいタンパク質強化の実現が可能となる。この技術的解決策は、未焼成製品及び焼成製品の両方に適用可能である。大豆フレーク若しくは菽穀類フレークなどの豆類のフレーク、又は、ロールドオートフレーク、大麦フレークなどの穀粒のフレークなどの、他の粒子もまた、本目的のために使用してもよい。全ての場合において、タンパク質強化粒子を使用することの利点は、これらは、焼成を含めて、加工中にほとんど「不活性」であり、スナック組成物の他の成分と著しく相互作用せず、最終製品の質感に影響を及ぼさずに、タンパク質強化スナックを製造する効率的な方法をもたらすことである。
いくつかの実施形態において、粒子状形態のタンパク質を使用することには、実際的制限が存在する。(例えば、タンパク質の目標に到達することが必要な場合)大量の粒子を含むことにより、十分に凝集性でなく、脆くない可能性のある製品がもたらされる場合がある。口当たりもまた、非常に乾燥し、非常にパリパリしているものと認識され得、又は、あまりに長い咀嚼時間が必要となる場合があり、これは、一部の消費者にとっては望ましくはない。いずれか1つの理論に限定されるものではないが、これは、一定レベルの組み込みを超えるなどして、単位質量当たりで多くの体積を占める微粒子の低密度が原因であり、生地ベースの連続相が、その周りに十分連続したマトリックスを形成することができない。これは、製品が運搬中に砕ける、又は壊れる原因となり得、特に、利便性及び使用の容易性が鍵となる特性である、長期間の貯蔵寿命を持つパッケージ化スナックの場合には消費者には否定的に受け取られる。
タンパク質の強力な影響の結果として、高タンパク質焼成製品は、はるかに高い密度及び硬くて粘着性の口当たりを有する。したがって、例えば、タンパク質強化されていない同様の食品形態と同程度の、密度の低い高タンパク質焼成製品が必要とされている。更に、柔らかく融解性のマトリックスの中に、目に見えるパリパリした粒子を含む、複数の質感を持つ製品が必要とされている。
本発明のいくつか実施形態における方法及び組成物は、高タンパク質含有量の焼成穀物製品に関する。
焼成製品(例えば、焼成穀物製品)のタンパク質含有量及び質感は、例えば、本明細書において以下に記述する焼成製品の配合により、制御することができる。
軟焼成製品
本明細書に記載する軟焼成製品は、穀物成分又は穀物系成分を含むことができる。例えば、タンパク質ブレンドの形態でタンパク質成分を組み込むことにより、本発明のいくつかの実施形態における軟焼成製品を配合して、所望量のタンパク質を含めることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する軟焼成製品は、タンパク質成分(例えば、タンパク質ブレンド)、穀物又は粉成分、糖類、含有物、追加の成分、及び脂肪を含むことができる。
本発明の実施形態による焼成製品は、ビスケット、ミニチュアビスケット、クッキー、サンドイッチクッキー、アイシングクッキー、ケーキ、パン、ロール、ペストリー、又は、エアポケットが生じたマトリックスを有する焼成物品などの、他の焼成物品が挙げられるがこれらに限定されない任意の好適な形態を取ることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、冷却して形成した製品、例えば、アグロメレート(agglomerated)バー又はグラノーラバーである製品を含まない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、オーブンで生地を加熱すること(すなわち、オーブン内で焼成すること)により調製可能な、生地系食品を含むことができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、瞬間乾燥により調製されない。
いくつかの実施形態において、焼成製品(例えば、軟焼成製品)に関する用語「複数の質感を持つ」とは、2つ以上の質感を有する焼成製品を意味することができる。いくつかの非限定例では、複数の質感を持つ態様は、タンパク質の粉末源を、タンパク質の粒子状源と共に含むことによるものであり、粉末源及び粒子状源が焼成製品に別々の異なる質感を付与する。本明細書に記載する、1種以上の含有物、及び/又は追加の成分により、更なる質感もまた、本明細書に記載する焼成製品に付与することができる。
いくつかの実施形態において、軟焼成製品は、本明細書に記載する実施例で説明される実施形態を含むことができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する軟焼成製品は、約0.5〜約0.7の水分活性(Aw)を有し、焼成製品の約5重量%〜約16重量%の含水量を有する焼成製品を含むことができる。
タンパク質成分
本発明のいくつかの実施形態は、タンパク質成分を含む。
いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも10gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも11gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも12gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも13gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも14gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも15gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも16gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも17gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも16gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも18gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも19gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも20gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも25gのタンパク質を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり最大30gのタンパク質を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約15g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約16g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約17g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約18g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約19g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約21g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約22g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約23g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約24g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約25g〜約30gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gで含まれてもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約25gで含まれてもよい。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する軟焼成製品は、全てのタンパク質源を含む、総タンパク質含有量を有すると理解してもよい。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり約12g〜約35gである。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり約15g〜約30gである。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約25gである。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり少なくとも12gである。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり少なくとも15gである。いくつかの実施形態において、軟製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり少なくとも20gである。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり少なくとも25gである。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、軟焼成製品100g当たり少なくとも30gである。いくつかの実施形態において、軟焼成製品の総タンパク質含有量は、タンパク質成分によりもたらされるタンパク質の量より多い。
いくつかの実施形態において、タンパク質成分としては、穀粒、油料種子、乳及び/又は菽穀類のタンパク質を挙げることができるが、これらに限定されない。穀粒タンパク質の例としては、小麦、トウモロコシ、オート麦及び米タンパク質が挙げられる。油料種子タンパク質の例としては、大豆、ピーナッツ、キャノーラ及びゴマを挙げることができる。乳タンパク質の例としては、牛乳からのホエータンパク質及びカゼイン又はカゼイン塩を挙げることができる。菽穀類タンパク質の例としては、エンドウ豆、レンズ豆、インゲン豆、ソラマメ、ハウチワマメ、及び、国連食糧農業機関により提供される、菽穀類の定義に記載されている他のものを挙げることができる(例えば、www.fao.org/es/faodef/fdef04e.htmを参照されたい)。更に、例えば、卵粉末(例えば、約40〜50%のタンパク質を含み得る)、全大豆(例えば、約40%のタンパク質を含み得る)、大豆粉(例えば、約50%〜約65%のタンパク質を含み得る)、菽穀粉(例えば、約20%〜35%のタンパク質を含み得る)、全オートフレーク若しくはカット(例えば、約13%のタンパク質を含み得る)、穀粒の胚芽(例えば、約15〜30%のタンパク質を含み得る)、又は、穀粒粉若しくは画分(例えば、約5〜20%のタンパク質を含み得る)を含む、他のタンパク質源を使用することができる。例えば穀粒又は菽穀を製粉することにより得られる植物粉は、タンパク質含有量を増加させるために、空気分級することができる。例えば、Wu,et al.「Protein Concentrate from Air Classification of High−Protein Soft Wheat Flours」、Journal of Food Science(1979)44:453〜455(その全体が参照により本明細書に組み込まれている)において、空気分級の例が示されている。
特定の実施形態において、本明細書に記載する軟焼成製品、特にタンパク質成分は、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含んでもよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、粉末タンパク質源、及び粒子状タンパク質源からなることができる。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、2種以上の粉末タンパク質源、及び2種以上の粒子状タンパク質源からなることができる。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、タンパク質成分中において、約35%〜約85%の粉末タンパク質源、及び約15%〜約65%の粒子状タンパク質源の重量比で提供することができる。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも35%の粉末タンパク質源、及び最大65%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも40%の粉末タンパク質源、及び最大60%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも45%の粉末タンパク質源、及び最大55%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも50%の粉末タンパク質源、及び最大50%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも55%の粉末タンパク質源、及び最大45%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも60%の粉末タンパク質源、及び最大40%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも65%の粉末タンパク質源、及び最大35%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも70%の粉末タンパク質源、及び最大30%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも75%の粉末タンパク質源、及び最大25%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源は、少なくとも80%の粉末タンパク質源、及び最大20%の粒子状タンパク質源の重量比で提供される。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品のタンパク質成分は、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約35%:65%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約36%:64%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約37%:63%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約38%:62%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約39%:61%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約40%:60%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約41%:59%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約42%:58%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約43%:57%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約44%:56%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約45%:55%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約46%:54%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約47%:53%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約48%:52%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約49%:51%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約50%:50%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約51%:49%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約52%:48%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約53%:47%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約54%:46%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約55%:45%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約56%:44%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約57%:43%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約58%:42%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約59%:41%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約60%:40%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約61%:39%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約62%:38%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約63%:37%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約64%:36%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約65%:35%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約66%:34%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約67%:33%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約68%:32%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約69%:31%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約70%:30%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約71%:29%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約72%:28%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約73%:27%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約74%:26%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約75%:25%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約76%:24%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約77%:23%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約78%:22%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約79%:21%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約80%:20%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約81%:19%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約82%:18%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約83%:17%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約84%:16%;又は、粉末タンパク質源と粒子状タンパク質源が約85%:15%の重量比で含んでもよい。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品のタンパク質成分は、少なくとも35重量%;又は少なくとも36重量%;又は少なくとも37重量%;又は少なくとも38重量%;又は少なくとも39重量%;又は少なくとも40重量%;又は少なくとも41重量%;又は少なくとも42重量%;又は少なくとも43重量%;又は少なくとも44重量%;又は少なくとも45重量%;又は少なくとも46重量%;又は少なくとも47重量%;又は少なくとも48重量%;又は少なくとも49重量%;又は少なくとも50重量%;又は少なくとも51重量%;又は少なくとも52重量%;又は少なくとも53重量%;又は少なくとも54重量%;又は少なくとも55重量%;又は少なくとも56重量%;又は少なくとも57重量%;又は少なくとも58重量%;又は少なくとも59重量%;又は少なくとも60重量%;又は少なくとも61重量%;又は少なくとも62重量%;又は少なくとも63重量%;又は少なくとも64重量%;又は少なくとも65重量%;又は少なくとも66重量%;又は少なくとも67重量%;又は少なくとも68重量%;又は少なくとも69重量%;又は少なくとも70重量%;又は少なくとも71重量%;又は少なくとも72重量%;又は少なくとも73重量%;又は少なくとも74重量%;又は少なくとも75重量%;又は少なくとも76重量%;又は少なくとも77重量%;又は少なくとも78重量%;又は少なくとも79重量%;又は少なくとも80重量%;又は少なくとも81重量%;又は少なくとも82重量%;又は少なくとも83重量%;又は少なくとも84重量%;又は少なくとも85重量%の量の粉末タンパク質源を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品のタンパク質成分は、少なくとも15重量%:又は少なくとも16重量%;又は少なくとも17重量%;又は少なくとも18重量%;又は少なくとも19重量%;又は少なくとも20重量%;又は少なくとも21重量%;又は少なくとも22重量%;又は少なくとも23重量%;又は少なくとも24重量%;又は少なくとも25重量%;又は少なくとも26重量%;又は少なくとも27重量%;又は少なくとも28重量%;又は少なくとも29重量%;又は少なくとも30重量%;又は少なくとも31重量%;又は少なくとも32重量%;又は少なくとも33重量%;又は少なくとも34重量%;又は少なくとも35重量%;又は少なくとも36重量%;又は少なくとも37重量%;又は少なくとも38重量%;又は少なくとも39重量%;又は少なくとも40重量%;又は少なくとも41重量%;又は少なくとも42重量%;又は少なくとも43重量%;又は少なくとも44重量%;又は少なくとも45重量%;又は少なくとも46重量%;又は少なくとも47重量%;又は少なくとも48重量%;又は少なくとも49重量%;又は少なくとも50重量%;又は少なくとも51重量%;又は少なくとも52重量%;又は少なくとも53重量%;又は少なくとも54重量%;又は少なくとも55重量%;又は少なくとも56重量%;又は少なくとも57重量%;又は少なくとも58重量%;又は少なくとも59重量%;又は少なくとも60重量%;又は少なくとも61重量%;又は少なくとも62重量%;又は少なくとも63重量%;又は少なくとも64重量%;又は少なくとも65重量%の量の粒子化タンパク質源を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、粒子化されているタンパク質の源を含んでもよい。いくつかの粒子化タンパク質源において、各タンパク質粒子の少なくとも1つの寸法、又は粒子状タンパク質源の単位は、1mm以上である。いくつかの実施形態において、各タンパク質粒子、又は粒子状タンパク質源の単位は、タンパク質粒子の重量に対して、少なくとも50%、又は少なくとも約50%のタンパク質含有量を有することができる。いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、タンパク質を押出成形したクリスプ、トッツ、ペレット、フレーク、小片、粒子、又はこれらの組み合わせの形態であることができる。
いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源は、本明細書に記載されるように、粉砕、分割、ふるいがけ、及び/又は別の方法で製粉されて、微細粉末又は粗粉末となり得るタンパク質の源を含むことができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、少なくとも4gのタンパク質;又は少なくとも4.5gのタンパク質;又は少なくとも5gのタンパク質;又は少なくとも5.5gのタンパク質;又は少なくとも6gのタンパク質;又は少なくとも6.5gのタンパク質;又は少なくとも7gのタンパク質;又は少なくとも7.5gのタンパク質;又は少なくとも8gのタンパク質;又は少なくとも8.5gのタンパク質;又は少なくとも8.5gのタンパク質;又は少なくとも9gのタンパク質;又は少なくとも9.5gのタンパク質;又は少なくとも10gのタンパク質;又は少なくとも10.5gのタンパク質;又は少なくとも11gのタンパク質;又は少なくとも11.5gのタンパク質;又は少なくとも12gのタンパク質;又は少なくとも12.5gのタンパク質;又は少なくとも13gのタンパク質;又は少なくとも13.5gのタンパク質;又は少なくとも14gのタンパク質;又は少なくとも14.5gのタンパク質;又は少なくとも15gのタンパク質;又は少なくとも15.5gのタンパク質;又は少なくとも16gのタンパク質;又は少なくとも16.5gのタンパク質;又は少なくとも17gのタンパク質;又は少なくとも17.5gのタンパク質;又は少なくとも18gのタンパク質;又は少なくとも18.5gのタンパク質;又は少なくとも19gのタンパク質;又は少なくとも19.5gのタンパク質;又は少なくとも20gのタンパク質;又は少なくとも20.5gのタンパク質;又は少なくとも21gのタンパク質;又は少なくとも21.5gのタンパク質;又は少なくとも22gのタンパク質;又は少なくとも22.5gのタンパク質;又は少なくとも23gのタンパク質;又は少なくとも23.5gのタンパク質;又は少なくとも24gのタンパク質;又は少なくとも24.5gのタンパク質;又は少なくとも25gのタンパク質;又は少なくとも25.5gのタンパク質;又は少なくとも26gのタンパク質;又は少なくとも27gのタンパク質;又は少なくとも28gのタンパク質;又は少なくとも29gのタンパク質;又は少なくとも30gのタンパク質を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、最大4gのタンパク質;又は最大4.5gのタンパク質;又は最大5gのタンパク質;又は最大5.5gのタンパク質;又は最大6gのタンパク質;又は最大6.5gのタンパク質;又は最大7gのタンパク質;又は最大7.5gのタンパク質;又は最大8gのタンパク質;又は最大8.5gのタンパク質;又は最大8.5gのタンパク質;又は最大9gのタンパク質;又は最大9.5gのタンパク質;又は最大10gのタンパク質;又は最大10.5gのタンパク質;又は最大11gのタンパク質;又は最大11.5gのタンパク質;又は最大12gのタンパク質;又は最大12.5gのタンパク質;又は最大13gのタンパク質;又は最大13.5gのタンパク質;又は最大14gのタンパク質;又は最大14.5gのタンパク質;又は最大15gのタンパク質;又は最大15.5gのタンパク質;又は最大16gのタンパク質;又は最大16.5gのタンパク質;又は最大17gのタンパク質;又は最大17.5gのタンパク質;又は最大18gのタンパク質;又は最大18.5gのタンパク質;又は最大19gのタンパク質;又は最大19.5gのタンパク質;又は最大20gのタンパク質;又は最大20.5gのタンパク質;又は最大21gのタンパク質;又は最大21.5gのタンパク質;又は最大22gのタンパク質;又は最大22.5gのタンパク質;又は最大23gのタンパク質;又は最大23.5gのタンパク質;又は最大24gのタンパク質;又は最大24.5gのタンパク質;又は最大25gのタンパク質;又は最大25.5gのタンパク質;又は最大26gのタンパク質;又は最大27gのタンパク質;又は最大28gのタンパク質;又は最大29gのタンパク質;又は最大30gのタンパク質を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、タンパク質成分及び/又は焼成製品中で見出されるタンパク質は、FAO/WHO 1985(「Energy and Protein Requirements」Technical Report Series 724(1985)World Health Organization,Geneva)(その全体が参照により本明細書に組み込まれている)により定義されるアミノ酸スコアの意味における、完全タンパク質であってよい。いくつかの実施形態において、タンパク質成分及び/又は焼成製品中のこのようなタンパク質は、全体で少なくとも0.8、又は少なくとも0.85の、タンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア(PDCAAS)を有することができる。いくつかの実施形態において、PDCAASは、米国特許出願公開第2014/021565号(その全体が参照により本明細書に組み込まれている)に説明されているとおりに、測定することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載するタンパク質は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系タンパク質、又はこれらの組み合わせに由来することができる。
いくつかの実施形態において、植物系タンパク質としては、例えば、小麦タンパク質(小麦タンパク質濃縮物又は単離物)、大豆タンパク質(大豆タンパク質粉、濃縮物又は単離物)、及び菽穀タンパク質(フラワー(flour)、濃縮物、又は単離物)が挙げられる。いくつかの実施形態において、菽穀タンパク質は、例えば、ヒヨコマメ、インゲン豆、エンドウ豆、ソラマメ、レンズ豆、ライマメ、ハウチワマメ、緑豆、ピーナッツ、キマメ、及び/又はベニバナインゲンに由来することができる。
いくつかの実施形態において、乳系タンパク質としては、例えば、ホエータンパク質を挙げることができる。
一実施形態では、タンパク質成分を含み得る複数の質感を持つ軟焼成製品が提供され、このタンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり少なくとも15gであり、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含む。
一実施形態では、複数の質感を持つ軟焼成製品であって、軟焼成製品の少なくとも4重量%の穀粒粉と、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むタンパク質成分と、を含むことができ、軟焼成製品が最大0.92g/cmの密度を有する、軟焼成製品を提供する。
一実施形態では、タンパク質成分を含み得る複数の質感を持つ軟焼成製品が提供され、このタンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含み、ここで、軟焼成製品は、最大0.82g/cmの密度を有する。
一実施形態では、タンパク質成分を含み得る複数の質感を持つ軟焼成製品が提供され、このタンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含み、ここで、軟焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有する。
いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gであることができる。
いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、少なくとも1種のタンパク質粒子を含み、このタンパク質粒子は、タンパク質粒子の重量に対して、少なくとも約50%のタンパク質を含む。
いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源は、タンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量で存在し、粒子状タンパク質源は、タンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量で存在する。
いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源は、少なくとも2種の異なる粉末タンパク質源を含み、粒子状タンパク質源は、少なくとも2種の異なる粒子状タンパク質源を含む。
粉末タンパク質源
一実施形態では、粉末タンパク質源を含めて、本明細書に記載する焼成製品に、タンパク質の源及び滑らかな質感の両方を付与することができる。
いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源は、少なくとも2種のタンパク質の源を含むことができる。
いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含むことができる。
特定の実施形態において、粉末タンパク質源は、例えば、大豆タンパク質、小麦タンパク質、及びこれらの組み合わせなどの植物系タンパク質を含むことができる。いくつかの実施形態において、大豆タンパク質は、大豆粉(FDAに従うと、50%〜65%のタンパク質を含有)、大豆濃縮物(乾物基準で65%〜90%のタンパク質を含有)、及び/又は単離物(乾物基準で90%を超えるタンパク質を含有)であることができる。いくつかの実施形態において、小麦タンパク質は、例えば、小麦グルテンで行われる、部分的な酵素的加水分解などの結果、「わずかに」又は「部分的に」加水分解した小麦グルテンであることができる。この部分加水分解は、グルテンタンパク質を部分的に可溶性とすることにより、グルテンタンパク質の性質を変化させる。通常は、タンパク質の50%が可溶性であり、生地マトリックスの連続相の一部となり、焼成後の製品の粘着性に寄与している。
いくつかの特定の実施形態において、粉末タンパク質源は、例えば、ホエータンパク質などの乳系タンパク質を含むことができる。
更に、特定の実施形態において、粉末タンパク質源は、卵系タンパク質を含むことができる。
いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源は、粉末タンパク質源の約84重量%〜約100重量%の量の植物系タンパク質を含むことができる。
粒子状タンパク質源
粒子状タンパク質源を含めて、別のタンパク質の源を提供し、また、本明細書に記載する焼成製品に更なる質感もまた付与して、複数の質感を持つ焼成製品にすることを可能にする。
いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、少なくとも2種のタンパク質の源を含むことができる。いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、押出成形したクリスプ、トッツ、ペレット、小片、粒子、又はこれらの組み合わせの形態であることができる。
いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、パフプロセス、ポッププロセス、及び/又は押出成形プロセスから調製することができる。
いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質であることができるか、又はこれらを含むことができる。
特定の実施形態において、粒子状タンパク質源は、例えば、菽穀タンパク質、大豆タンパク質、小麦タンパク質、又はこれらの組み合わせなどの植物系タンパク質を含むことができる。
いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源は、粒子状タンパク質源の約50重量%〜約77重量%の植物系タンパク質を含むことができる。
特定の具体的な実施形態において、粒子状タンパク質源は、例えば、乳タンパク質、ホエータンパク質又はこれらの組み合わせなどの乳系タンパク質を含んでもよい。
特定の実施形態において、粒子状タンパク質源は、卵系タンパク質を含むことができる。
炭水化物
糖は、焼成製品中に、単純な糖(単糖類及び二糖類)、糖アルコール、オリゴ糖、多糖類(デンプン画分を含むがこれに限定されない)の形態で存在することができる。いくつかの実施形態において、特定の糖成分を選択して、所望の質感、食味(甘さ)又は質感の組み合わせを付与する。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の約0.1重量%〜約27重量%の量;焼成製品の約1重量%〜約25重量%;焼成製品の約5重量%〜約25重量%;焼成製品の約10重量%〜約25重量%;焼成製品の約20重量%〜約30重量%;焼成製品の少なくとも1重量%;焼成製品の少なくとも5重量%;焼成製品の少なくとも10重量%;焼成製品の少なくとも15重量%;焼成製品の少なくとも20重量%;焼成製品の少なくとも23重量%;焼成製品の少なくとも25重量%;又は焼成製品の最大1重量%;焼成製品の最大5重量%;焼成製品の最大10重量%;焼成製品の最大15重量%;焼成製品の最大20重量%;焼成製品の最大23重量%;焼成製品の最大25重量%;又は焼成製品の最大27重量%の糖類(例えば、単糖類及び二糖類)を含む。
フラワー
いくつかの実施形態において、焼成製品は、フラワーを含む。好適なフラワーとしては、精粉及び/又全粒粉を挙げることができる。全粒粉は、胚乳、ふすま及び胚芽を含む穀物全粒から直接又は間接的に製造されたフラワーを意味すると理解される。ふすま及び胚芽をまだ保持する穀粒から直接製造した全粒粉と同じ組成を、再構成全粒粉に与える比で、胚乳、ふすま及び胚芽からそれぞれ作られた別々のフラワーから、全粒粉を再構成することもできる。精粉は穀物胚乳のみから製造されたフラワーを意味すると理解される。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、任意の好適な全粒粉及び/又は精粉、例えば、小麦粉、グラハム粉、ソバ粉、オート麦粉、トウモロコシ粉、ライ麦粉、大麦粉、スペルト粉、キビ粉、テフ粉、トリティカーレ粉、アマランス粉、キノア粉、軟質小麦粉、硬質小麦粉、デュラム小麦粉及びカムート粉を含むことができる。
いくつかの実施形態において、フラワーは、様々な穀物又は擬似穀物、例えば、小麦、オート麦、ライ麦、大麦、スペルト、キビ、ソルガム、カムート、トリティカーレ、ソバ、キノア、及び/若しくはアマランスの全粒、フラワー、フレーク、粗挽き、切断物を含むがこれらに限定されない源に由来する炭水化物を含むことができる。いくつかの実施形態において、炭水化物は全粒から提供される。全ての穀物又は擬似穀物は全粒であり得、全粒は、多様な形状で(例えばフラワー、フレーク、粗挽き又は切断物の形状で)使用することができる。全ての穀粒の組合せ、擬似穀物、及び多様なそれらの形状は、配合中で含まれ得る。
いくつかの実施形態において、全粒は、例えば、何らかの加工の前の、全粒小麦又は穀粒としての、穀粒全体を含むと理解することができる。米国食品医薬品局(FDA)の2006年2月15日の草稿手引きで示されるように、そして本明細書で使用する場合、用語「全粒」は、主な成分であるデンプン内胚乳、胚芽、及びふすまが、未加工の穀粒に存在するのと同じ相対比率で存在する、穀粒の未加工、粉砕、破砕、又は薄片化果実(fruit)からなる穀物穀粒を含むことができる。FDAは、このような穀粒としては、例えば、大麦、ソバ、ブルグル、トウモロコシ、キビ、フリー(flee)、ライ麦、オート麦、ソルガム、小麦、及びマコモを挙げることができることを略述している。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、グラハム粉、軟質小麦粉、硬質小麦粉、ソバ粉、オート麦粉、トウモロコシ粉、ライ麦粉、大麦粉、スペルト粉、米粉、キビ粉、テフ粉、トリティカーレ粉、アマランス粉、キノア粉、デュラム小麦粉、カムート粉及びこれらの組み合わせからなる群から選択される穀粒粉を含んでいてよい。
軟質小麦粉には軟質赤小麦粉及び/又は軟質白小麦粉が含まれ得る。用語「軟質」及び「硬質」とは、小麦の種ではなく、穀粒の硬さを意味すると理解される。穀粒の硬さは、胚乳細胞の密度によるものであってよい。軟質小麦胚乳はより低い密度を有し、それはより弱いデンプンとタンパク質の結合に対応する。その結果、軟質小麦粒は、硬質小麦粒よりもデンプンの損傷を少なくして、微粒子へと粉砕することができる。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、約4重量%〜約22重量%;約4重量%〜約15重量%;4重量%〜約10重量%;4重量%〜約9重量%;4重量%〜約8重量%;4重量%〜約7重量%;4.5重量%〜約22重量%;約4.5重量%〜約15重量%;4.5重量%〜約10重量%;4.5重量%〜約9重量%;4.5重量%〜約8重量%;4.5重量%〜約7重量%;5重量%〜約22重量%;約5重量%〜約15重量%;5重量%〜約10重量%;5重量%〜約9重量%;5重量%〜約8重量%;5重量%〜約7重量%;7重量%〜約22重量%;約8重量%〜約22重量%;約8重量%〜約15重量%;焼成製品の約9重量%〜約15重量%;焼成製品の約10重量%〜約15重量%;焼成製品の約10重量%〜約14重量%;焼成製品の約11重量%〜約13重量%;焼成製品の少なくとも4重量%;焼成製品の少なくとも4.5重量%;焼成製品の少なくとも5重量%;焼成製品の少なくとも6重量%;焼成製品の少なくとも7重量%;焼成製品の少なくとも8重量%;焼成製品の少なくとも9重量%;焼成製品の少なくとも10重量%;焼成製品の少なくとも11重量%;焼成製品の少なくとも12重量%;焼成製品の少なくとも13重量%;焼成製品の少なくとも14重量%;焼成製品の少なくとも15重量%;焼成製品の少なくとも16重量%;焼成製品の少なくとも17重量%;焼成製品の少なくとも18重量%;焼成製品の少なくとも19重量%;焼成製品の少なくとも20重量%;焼成製品の少なくとも21重量%;焼成製品の少なくとも22重量%;焼成製品の最大4重量%;焼成製品の最大4.5重量%;焼成製品の最大5重量%;焼成製品の最大6重量%;焼成製品の最大7重量%焼成製品の最大8重量%;焼成製品の最大9重量%;焼成製品の最大10重量%;焼成製品の最大11重量%;焼成製品の最大12重量%;焼成製品の最大13重量%;焼成製品の最大14重量%;焼成製品の最大15重量%;焼成製品の最大16重量%;焼成製品の最大17重量%;焼成製品の最大18重量%;焼成製品の最大19重量%;焼成製品の最大20重量%;焼成製品の最大21重量%;又は焼成製品の最大22重量%の量の精粉及び/又は全粒粉などの穀粒粉を含む。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、全粒粉を含む。特定の実施形態において、全粒粉は、少なくとも2つの異なるタイプの全粒粉を含む。適切なタイプの全粒粉には、全粒小麦粉、全粒大麦粉、全粒ライ麦粉、全粒スペルト粉、全粒ソバ粉、全粒オート麦粉、全粒米粉、全粒トウモロコシ粉、全粒キビ粉、全粒カムート粉、全粒ソルガム粉、全粒テフ粉、全粒トリティカーレ粉、及び擬似穀物粉(アマランス粉及びキノア粉など)、並びにそれらの混合物が含まれ得るが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、焼成製品は、約4重量%〜約22重量%;約4重量%〜約15重量%;4重量%〜約10重量%;4重量%〜約9重量%;4重量%〜約8重量%;4重量%〜約7重量%;4.5重量%〜約22重量%;約4.5重量%〜約15重量%;4.5重量%〜約10重量%;4.5重量%〜約9重量%;4.5重量%〜約8重量%;4.5重量%〜約7重量%;5重量%〜約22重量%;約5重量%〜約15重量%;5重量%〜約10重量%;5重量%〜約9重量%;5重量%〜約8重量%;5重量%〜約7重量%;7重量%〜約22重量%;約8重量%〜約22重量%;約8重量%〜約15重量%;焼成製品の約9重量%〜約15重量%;焼成製品の約10重量%〜約15重量%;焼成製品の約10重量%〜約14重量%;焼成製品の約11重量%〜約13重量%;少なくとも4重量%;少なくとも4.5重量%;少なくとも5重量%;少なくとも6重量%;焼成製品の少なくとも7重量%;焼成製品の少なくとも8重量%;焼成製品の少なくとも9重量%;焼成製品の少なくとも10重量%;焼成製品の少なくとも11重量%;焼成製品の少なくとも12重量%;焼成製品の少なくとも13重量%;焼成製品の少なくとも14重量%;焼成製品の少なくとも15重量%;焼成製品の少なくとも16重量%;焼成製品の少なくとも17重量%;焼成製品の少なくとも18重量%;焼成製品の少なくとも19重量%;焼成製品の少なくとも20重量%;焼成製品の少なくとも21重量%;焼成製品の少なくとも22重量%;焼成製品の最大4重量%;焼成製品の最大4.5重量%;焼成製品の最大5重量%;焼成製品の最大6重量%;焼成製品の最大7重量%焼成製品の最大8重量%;焼成製品の最大9重量%;焼成製品の最大10重量%;焼成製品の最大11重量%;焼成製品の最大12重量%;焼成製品の最大13重量%;焼成製品の最大14重量%;焼成製品の最大15重量%;焼成製品の最大16重量%;焼成製品の最大17重量%;焼成製品の最大18重量%;焼成製品の最大19重量%;焼成製品の最大20重量%;焼成製品の最大21重量%;又は焼成製品の最大22重量%の量の全粒粉を含んでいてよい。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、フレークを含む。フレークは、小麦、ライ麦、ソバ、オート麦、大麦、スペルト、トリティカーレ、テフ、キビ、ソルガム、キノア、アマランス、カムート、デュラム小麦及びこれらの組み合わせを含む任意の好適な穀粒から、又は、大豆フレーク若しくは菽穀フレークなどの任意の好適な莢豆(例えば、エンドウ豆、レンズ豆、ヒヨコマメ若しくはインゲン豆など)から形成することができる。フレークを調製するプロセス及び具体的加工条件は、フレークの植物学的起源に依存し得る。いくつかのフレーク(ライ麦又は大麦又は小麦など)としては、水和及び/又は蒸す及び/又は加熱され、ロール処理され、それによって穀粒フレークへと平らにされた穀粒を挙げることができる。フレークは、全粒オート麦フレーク、ミディアムオート麦フレーク、早炊きオート麦などの、穀粒果(grain berries)全体からなり得るか、又は更に製粉してそれらのサイズを低減することができる。いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の約0.1重量%〜約15重量%;焼成製品の約0.5重量%〜約10重量%;焼成製品の約1重量%〜約10重量%;焼成製品の約5重量%〜約10重量%;焼成製品の約10重量%〜約10重量%;焼成製品の少なくとも0.1重量%;焼成製品の少なくとも1重量%;焼成製品の少なくとも5重量%;又は焼成製品の少なくとも10重量%の量のフレークを含む。
いくつかの実施形態において、焼成製品は挽き割り、粗挽き、及び/又は切断物を含む。挽き割り、粗挽き、及び/又は切断物は、オート麦、ソバ、キノア、アマランス、キビ、小麦、大麦、スペルト、カムート、トリティカーレ、ソルガム、トウモロコシ、又はライ麦、及びこれらの組み合わせを含む任意の好適な穀粒又は種子から形成することができる。いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の約0.1重量%〜約15重量%;焼成製品の約0.5重量%〜約10重量%;焼成製品の約1重量%〜約10重量%;焼成製品の約5重量%〜約10重量%;焼成製品の約10重量%〜約10重量%;焼成製品の少なくとも0.1重量%;焼成製品の少なくとも1重量%;焼成製品の少なくとも5重量%;又は焼成製品の少なくとも10重量%の量の挽き割り、粗挽き、及び/又は切断物を含む。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の少なくとも3重量%;焼成製品の少なくとも3.5重量%;焼成製品の少なくとも4重量%;焼成製品の少なくとも4.5重量%;焼成製品の少なくとも5重量%;焼成製品の少なくとも5.5重量%;焼成製品の少なくとも6.0重量%;焼成製品の少なくとも6.5重量%;焼成製品の少なくとも7.0重量%;焼成製品の少なくとも7.5重量%;焼成製品の少なくとも8.0重量%;焼成製品の少なくとも8.5重量%;焼成製品の少なくとも9重量%;焼成製品の少なくとも9.5重量%;焼成製品の少なくとも10重量%;焼成製品の少なくとも10.5重量%;焼成製品の少なくとも11重量%;焼成製品の少なくとも11.5重量%;焼成製品の少なくとも12重量%;焼成製品の少なくとも12.5重量%;焼成製品の少なくとも13重量%;焼成製品の少なくとも13.5重量%;焼成製品の少なくとも14重量%;焼成製品の少なくとも14.5重量%;焼成製品の少なくとも15重量%;焼成製品の少なくとも16重量%;焼成製品の少なくとも17重量%;焼成製品の少なくとも18重量%;焼成製品の少なくとも19重量%;焼成製品の少なくとも20重量%;焼成製品の少なくとも21重量%;焼成製品の約3重量%〜約22重量%;焼成製品の約4重量%〜約20重量%;又は、焼成製品の約5重量%〜約19重量%の量の全粒を含む。
脂肪
本明細書に記載する焼成製品は、所望の量の脂肪を含んでもよい。脂肪は、ショートニング及び油類を含むがこれらに限定されない任意の好適な源から、焼成製品に添加することができる。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の約0.1重量%〜約25重量%;焼成製品の約0.1重量%〜約20重量%;焼成製品の約1重量%〜約15重量%;焼成製品の約1重量%〜約10重量%;焼成製品の約0.1重量%;焼成製品の約1重量%;焼成製品の約5重量%;焼成製品の約10重量%;焼成製品の約15重量%;焼成製品の約20重量%;焼成製品の約25重量%の量の脂肪を含んでもよい。いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の約5重量%〜約25重量%の量の脂肪を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の少なくとも0.1重量%の;焼成製品の少なくとも1重量%の;焼成製品の少なくとも5重量%の;焼成製品の少なくとも10重量%の;焼成製品の少なくとも15重量%の;焼成製品の少なくとも20重量%の;焼成製品の少なくとも25重量%の量の脂肪を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の最大0.1重量%の;焼成製品の最大1重量%の;焼成製品の最大5重量%の;焼成製品の最大10重量%の;焼成製品の最大15重量%の;焼成製品の最大20重量%の;焼成製品の最大25重量%の量の脂肪を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、キャノーラ油、高オレイン酸キャノーラ油、パーム油、大豆油、ヒマワリ油、ベニバナ油、高オレイン酸ヒマワリ油、綿実油、エステル交換油、又はこれらの組み合わせを含む。油の選択は、焼成製品の所望される質感及び栄養上の特性に依存してもよい。
いくつかの実施形態において、焼成製品配合物中には、最小量の水を使用するのが望ましい。いくつかの実施形態において、配合中に含まれる水の量は、好適な加工のための生地レオロジー及び最終的な製品中の水分の提供に必要な量によって決定される。
いくつかの実施形態において、焼成品は、生地から製造される。いくつかの実施形態において、生地は、生地の約1重量%〜約20重量%の含水量を有する。
いくつかの実施形態において、未焼成の焼成製品(unbaked baked product)は、未焼成の焼成製品の約1重量%〜約20重量%の含水量を有する。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の少なくとも5重量%;焼成製品の少なくとも6重量%;焼成製品の少なくとも7重量%;焼成製品の少なくとも8重量%;焼成製品の少なくとも9重量%;焼成製品の少なくとも10重量%;焼成製品の少なくとも11重量%;焼成製品の少なくとも12重量%;焼成製品の少なくとも13重量%;焼成製品の少なくとも14重量%;焼成製品の少なくとも15重量%;焼成製品の最大5重量%;焼成製品の最大6重量%;焼成製品の最大7重量%;焼成製品の最大8重量%;焼成製品の最大9重量%;焼成製品の最大10重量%;焼成製品の最大11重量%;焼成製品の最大12重量%;焼成製品の最大13重量%;焼成製品の最大14重量%;焼成製品の最大15重量%;又は焼成製品の最大16重量%;焼成製品の約5重量%〜約16重量%;焼成製品の約6重量%〜約16重量%;焼成製品の約7重量%〜約16重量%;焼成製品の約8重量%〜約16重量%;焼成製品の約8重量%〜約15重量%;焼成製品の約8重量%〜約14重量%;焼成製品の約9重量%〜約14重量%;焼成製品の約9重量%〜約13重量%の含水量を有する。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、少なくとも0.5の;少なくとも0.55の;少なくとも0.6の;少なくとも0.65の;少なくとも0.7の;約0.5〜約0.7の;約0.55〜約0.65の;約0.6〜約0.65の水分活性(Aw)を有する。
含有物
本明細書に記載する焼成製品は、焼成製品を調製するために使用される生地に対して、又は生地の中に提供することができる好適な含有物を含んでもよい。含有物は、質感、見た目に加えて、栄養上の利益を提供することができる。いくつかの実施形態において、含有物は、追加のタンパク質の源を提供することができる。本発明のいくつかの実施形態における焼成製品において、含有物は、生地マトリックスの一部とならない焼成製品の成分であると理解される。このような含有物は、焼成製品中の実体として視覚的又は質感で識別可能であり得る。いくつかの実施形態において、焼成製品は、果実、穀粒、擬似穀物、及び/又は種子、例えばオート麦、ソバ、ライ麦、大麦、スペルト、カムート、小麦、スペルト、ソバ、キビ、ソルガム、カムート、トリティカーレ、キノア、チア、大豆及び/又はアマランスなどの含有物を含有することができる。これらの含有物は様々な形態、例えば、全粒、挽き割り、粗挽き、フレーク;米クリスプ、及び/若しくはチョコレートチップス、ヌガー、キャラメル含有物、並びに任意の他の好適な含有物、又はこれらの組み合わせ、であってよい。好適な穀粒含有物は、上記の炭水化物の項に記載した量でこれらの穀粒及び種子を含んでよい。好適な果実含有物としては、ブルーベリー、イチゴ、ラズベリー、ナッツ又は種子(例えば、細断したアーモンド、ピーナッツ)、バナナ、モモ、レーズン、クランベリーなどを挙げてもよいが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する配合物及び方法により、含有物自体がほとんど、又は全くタンパク質含有量を有しない場合でさえも、焼成製品中で高タンパク質含有量を維持しながら、大量の特定の含有物が存在することが可能となる。例えば、果実は、タンパク質含有量がほとんどないか又は全くなくてもよい。
いくつかの実施形態において、焼成製品は、焼成製品の約1重量%以上;焼成製品の約5重量%以上;焼成製品の約10重量%以上;焼成製品の約15重量%以上;焼成製品の約1重量%〜約15重量%;焼成製品の約1重量%〜約10重量%;焼成製品の約5重量%〜約10重量%;焼成製品の約1重量%;焼成製品の約2重量%;焼成製品の約3重量%;焼成製品の約4重量%;焼成製品の約5重量%;焼成製品の約6重量%;焼成製品の約7重量%;焼成製品の約8重量%;焼成製品の約9重量%;焼成製品の約10重量%;焼成製品の約11重量%;焼成製品の約12重量%;焼成製品の約13重量%;焼成製品の約14重量%;又は、焼成製品の約15重量%の量の含有物を含む。
いくつかの実施形態において、含有物は、焼成製品の質感に寄与することができ、また、複数の質感を持つ、本明細書に記載する焼成製品の提供に寄与することができる。いくつかの実施形態において、焼成製品の全体の質感とは異なる含有物質感を付与するために、含有物を選択することができる。例えば、過度に硬かったり又は歯に詰まったりすることなしに、ザクザクした質感、パリパリの質感、又は噛みごたえのある質感を提供する含有物を選択することが所望されてもよい。そのような質感は、焼成製品のマトリックスの質感と対照的なものであってよく、それによって二重の質感を作り出してよい。いくつかの実施形態において、好ましい含有物は、焼成製品の貯蔵寿命、例えば、少なくとも1ヶ月;少なくとも2ヶ月;少なくとも3ヶ月;少なくとも6ヶ月;少なくとも9ヶ月;又は少なくとも1年などの貯蔵寿命にわたって、焼成製品の異なる質感、及び/又は二重の質感を維持する。
追加の成分
いくつかの実施形態における焼成製品は、乳化剤、緩衝剤、膨張剤、調味料、防腐剤、及び甘味料などの成分もまた含むことができる。適切な膨張剤には、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム又はこれらの混合物が挙げられてもよいが、これらに限定されない。一実施形態において、焼成製品は、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム及び酸性ピロリン酸ナトリウムの組み合わせを含む。別の実施形態において、焼成製品は、炭酸水素ナトリウム及び酸性ピロリン酸ナトリウムの組み合わせを含む。
追加の成分又は追加の構成成分としては、ビタミンB1、B2、B3、B6、B12、鉄、マグネシウム、カルシウム又はこれらの混合物などのビタミン又はミネラルが挙げられてもよい。焼成製品は、塩、バニラなどの香味剤、ココア粉末、乳及び乳製品誘導物、蜂蜜も含んでもよい。
追加の成分としてはまた、追加のトッピング、例えば、本明細書に記載する焼成製品の表面に適用されるチョコレートトッピングなどが挙げられてもよい。
密度
密度は、最終製品の単位体積当たりの質量の測定値であり、g/cmで表される。ベーカリー製品の密度は、Stable Micro Systems製のVolscan Profilerを使用して簡便に測定することができる。本装置は、接触を行うことなく、個々の最終製品の体積を測定する、卓上型レーザー式スキャナーである。Volscan Profilerの使用は、AACCI標準法(2001年10月16日参照、その全体が参照により本明細書に組み込まれている)のもとでAACC(アメリカ穀物化学者協会)により認可されている。製品の体積は、VolScan Profilerを使用して測定し、別の天秤を使用して、質量は、0.1gまで測定した。次に、体積(cm)当たりで除した質量(g)として、密度を計算した。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、最大0.95g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、最大0.9g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、焼成製品は、最大0.84g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、最大0.82g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、最大0.8g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、最大0.75g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.95g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.9g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.85g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.82g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.8g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.75g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.7g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.7g/cm〜約0.95g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.7g/cm〜約0.9g/cmの密度を有してもよい。いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、約0.7g/cm〜約0.8g/cmの密度を有してもよい。
フィリング
本明細書に記載する焼成製品は、例えば、フィリングの層を有する焼成製品又はサンドイッチスナックを製造するために、フィリングもまた含んでもよい。任意の好適なフィリングには、甘味又は塩味のフィリングなどが含まれ得る。いくつかの実施形態において、好適なフィラーは脂肪又は糖ベースであり得る。いくつかの実施形態において、好適なフィリングは、サンドイッチ型穀物スナックに所望される栄養特性、質感特性及び/又は香味特性を提供するように配合される。任意の好適な方法でフィリングを焼成製品に添加してもよく、いくつかの実施形態では、フィリングを焼成後に添加して、得られる焼成製品を提供する。
いくつかの実施形態において、フィリング焼成スナックは、約10重量%〜約30重量%のフィリング;約10重量%〜約25重量%のフィリング;約15重量%〜約25重量%のフィリング;少なくとも10重量%のフィリング;少なくとも15重量%のフィリング;少なくとも20重量%のフィリング;少なくとも25重量%のフィリング;又は少なくとも30重量%のフィリングを含む。
調製
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品は、任意の好適な方法、例えば、最終製品における所望のタンパク質含有量レベルを依然として維持しながら、生地を提供する従来のビスケット調製で用いられる方法に従って調製することができる。
本明細書に記載するいくつかの実施形態における焼成製品は、最終焼成製品における所望量のタンパク質(すなわち、高タンパク質)を達成するのに好適な条件に従い調製することができる。
いくつかの実施形態においては、生地を押出成形及び/又はワイヤ切断して、選択したサイズ及び形状の生地片を提供してもよい。いくつかの押出成形実施形態では、生地はヒモ又はスラブとして直接形状化され、平坦な焼成用ベルトに配置された後、焼成の前又は後で個別の小片に切断される。いくつかの実施形態において、生地のレオロジーは、生地がワイヤカットを通って良好に流れ得るように、構成することができる。いくつかの実施形態において、生地の成分を、得られる生地片のふくらみ(spread)が焼成中に制御可能となるように、混合中に添加することができる。あるいは、生地はまた、回転成形技術を用いて形状化可能である、生地を水和させることができる、又は、生地を寝かす時間を適用することにより修正することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品の調製中(すなわち、焼成前)にタンパク質成分を生地に添加する。タンパク質成分は、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源であることができるか、又はこれらを含むことができる。いくつかの実施形態において、粒子状タンパク質源より前に粉末タンパク質源を生地に添加することができる。例えば、粉末タンパク質源を、生地の混合、押出成形、ワイヤ切断、回転成形、及び/又は作業の前に生地に添加することができる一方で、粒子状タンパク質源を、生地の混合、回転成形、又は作業の後に添加して、粒子状タンパク質源の粉砕を防止することができる。いくつかの実施形態において、それ故、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を2回以上に分けて生地に個別に添加することができる。いくつかの実施形態において、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を生地に順次、添加することができ、この場合、追加の材料を、粉末タンパク質源の添加と粒子状タンパク質源の添加との間に生地に添加することができる。
生地片は、皿焼成、ワイヤ切断、シート化及びレシプロカルカッターによる切断を含む、他の適切な方法によっても形成することができる。
小片をベルトコンベアに移し、そして焼成のために更にオーブンに移してよい。
形成した生地片を次に、所望の含水量まで焼成してよい。いくつかの実施形態において、焼成製品は、本明細書に記載する含水量を有する。
いくつかの実施形態において、生地片は焼成されている。
いくつかの実施形態において、オーブン温度は、焼成の間に約120℃〜約250℃、又は約150℃〜約230℃の範囲であり得る。本明細書に記載する焼成製品を製造するために必要な加工条件に、様々な種類のオーブンを調節することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品をコーティング及び/又は調味してもよい。いくつかの実施形態において、フィリングを焼成製品に加えてもよい。いくつかの実施形態において、焼成製品を冷却し、その後パッケージ化してもよい。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品、又はこれを調製するために使用する生地片若しくは生地は、調理押出形成されない、又は焼成押出成形されない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品、又はこれを調製するために使用する生地片若しくは生地は、乾燥を行っていない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品、又はこれを調製するために使用する生地片若しくは生地は、凍結乾燥していない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品、又はこれを調製するために使用する生地片若しくは生地は、着色剤を含まない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品、又はこれを調製するために使用する生地片若しくは生地は、防腐剤を含まない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品、又はこれを調製するために使用する生地片若しくは生地は、人工香味料を含まない。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する焼成製品、又はこれを調製するために使用する生地片若しくは生地は、高強度甘味料を含まない。
官能特性
本明細書に記載する焼成製品を、所望の栄養及び官能的属性を含むように配合及び/又は調製してもよい。例えば、依然として所望の栄養及び官能的属性を維持するようにしながら、高タンパク質含有量を含むように、本明細書に記載する焼成製品を配合かつ/又は調製してもよい。所望される栄養には、本明細書において記載されるような特定のレベルの全粒、脂肪及び/又は糖が含まれ得る。官能的属性には質感特性が含まれてもよい。高タンパク質含有量の製品は、本明細書に記載する軟焼成製品で見られるように、柔らかい質感ではなく、非常に硬い質感(タンパク質を粉末形態で使用する場合)、又は複合的に脆い質感(タンパク質を粒子状形態で使用する場合)を有する場合があるため、高タンパク質含有量、所望の栄養、及び所望の官能的属性のこの組み合わせは予想できない。更に、本明細書に記載する焼成製品の密度は、タンパク質強化されていない同様の食品形態の密度に相当する密度を有する(以下の実施例を参照)。比較的軽く、空気感のある質感(当分野の製品と比較して)は、本明細書に記載する製品の柔らかい口当たりに寄与する。
以下の実施例は本発明のいくつかの実施形態を例証し、ここで、相反する指示がない限り、全ての部、パーセンテージ及び比は重量であり、全ての温度は℃である。
本発明による例示的な生地配合物を、表1に示す。
実施例1:例示的な焼成製品
様々な例示的な焼成製品を試験し、それぞれのタンパク質含有量、フラワー含有量、密度、糖含有量、脂肪含有量及び繊維含有量を測定した。このような研究の結果は、本明細書中以下において表2に存在する。
全てのパーセンテージは、最終製品における重量%である;FP=最終製品;PS=粉末タンパク質源;%P=タンパク質の%;PtS=粒子状タンパク質源;PP=PS及びPtSからの総タンパク質;Fib=繊維;不測定=本研究では測定されなかった値。
表2に示すデータのうち、焼成製品番号1〜6は、これらの総タンパク質の大部分が、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源に由来する。
実施例2:チョコレート及び果実を含有する高タンパク質焼成品
複数の質感を持つ高タンパク質焼成製品を、表3に説明するとおりに調製してもよい。
混合プロセスは、以下の工程を含んだ:
−全ての液体を高速で混合した;
−粉末(例えば、糖類、切断物/フレーク、粉末卵、繊維、微粉末)、及び部分加水分解した小麦グルテンを、高速で添加した;
−フラワー及び単離大豆タンパク質を低速で添加した;
−含有物及びクリスプを低速で添加し、生地が得られた。
表3のプロセスにより調製した生地を次に、本明細書において記述するとおりに焼成して、複数の質感を持つ軟焼成製品を得た。本製品は、生地基準で11%のフラワーを含有し、2種類の粉末タンパク質源(部分加水分解した小麦タンパク質及び大豆タンパク質単離物)を含有し、2種類の粒子状タンパク質源(大豆クリスプ及びホエークリスプ)を含有し、0.82の密度を有する。粉末及び粒子によりもたらされるタンパク質の比率は、それぞれ46%及び54%である。
実施例3:ホエークリスプ及びエンドウ豆クリスプを含有する高タンパク質焼成品
複数の質感を持つ高タンパク質焼成製品を、表4に説明するとおりに調製してもよい。
混合プロセスは、以下の工程を含んだ:
−全ての液体を高速で混合した;
−粉末(例えば、ホエータンパク質、小麦タンパク質、微粉末)及びソバの粗挽きを、高速で添加した;
−フラワー、糖、小麦胚、及び単離大豆タンパク質を低速で添加した;
−含有物及びクリスプを低速で添加し、生地が得られた。
表4のプロセスにより調製した生地を次に、本明細書において記述するとおりに焼成して、複数の質感を持つ軟焼成製品を得た。本製品は、生地基準で9%のフラワーを含有し、2種類の粉末タンパク質源(部分加水分解した小麦タンパク質及び大豆タンパク質単離物)を含有し、2種類の粒子状タンパク質源(エンドウ豆クリスプ及びホエークリスプ)を含有し、0.74の密度を有する。粉末及び粒子によりもたらされるタンパク質の比率は、それぞれ62%及び38%である。
実施例4:ホエークリスプ及び大豆クリスプを含有する高タンパク質焼成品
複数の質感を持つ高タンパク質焼成製品を、表5に説明するとおりに調製してもよい。
混合プロセスは、以下の工程を含んだ:
−水及びリーブナー(leavener)を低速で混合した;
−グリセリン、転化シロップ、油、乳化剤、及び香味料を低速で添加した;
−粉末(例えば、小麦タンパク質、卵、乳化剤粉末、穀粒ブレンド、ポリデキストロース、糖、及び塩)を高速で添加した;
−フラワー、小麦胚、及び大豆タンパク質単離物を低速で添加した;
−含有物及びクリスプを低速で添加し、生地が得られた。
表5のプロセスにより調製した生地を次に、本明細書において記述するとおりに焼成して、複数の質感を持つ軟焼成製品を得た。本製品は、生地基準で9%のフラワーを含有し、2種類の粉末タンパク質源(部分加水分解した小麦タンパク質及び大豆タンパク質単離物)を含有し、2種類の粒子状タンパク質源(大豆クリスプ及びホエークリスプ)を含有し、0.80の密度を有する。粉末及び粒子によりもたらされるタンパク質の比率は、それぞれ58%及び42%である。
実施例5:高タンパク質焼成品
1種類の粉末化タンパク質源(小麦)、及び1種類の粒子状タンパク質源(エンドウ豆)を有する、複数の質感を持つ高タンパク質焼成製品を、表6に説明するとおりに調製してもよい。
混合プロセスは、以下の工程を含んだ:
−全ての液体を高速で混合した;
−粉末(例えば、小麦タンパク質、微粉末)、粗挽きフレーク切断物を高速で添加した;
−フラワー、糖、小麦胚を低速で添加した;
−含有物及びエンドウ豆クリスプを低速で添加し、生地が得られた。
表6のプロセスにより調製した生地を次に、本明細書において記述するとおりに焼成した。しかし、最終製品は非常に密度が高く(1.0g/cm)、実施例2〜4と比較して、硬い口当たりを有し、劣化した感覚特性を有した。本実施例では、1種類の粉末タンパク質源(部分加水分解した小麦タンパク質)を、1種類の粒子状タンパク質源(エンドウ豆クリスプ)と組み合わせて使用した。高タンパク質の必要条件に到達するために、部分加水分解した小麦タンパク質の組み込みを、生地基準で20%とした。本発明のいずれか1つの理論に束縛されるものではないが、1種類の粉末化タンパク質源及び粒子状タンパク質源のみを使用することにより、加工能力においてより顕著な乖離が生じ、最終的に、密度及び口当たりの点において、好ましい製品の特性が実現されない可能性がある。粉末形態である少なくとも2種のタンパク質源、及び粒子状形態である少なくとも2種のタンパク質源をブレンドすること、すなわち、合計で4種類の異なるタンパク質源をブレンドすることにより、最終製品の所望の低密度がもたらされる。
実施例6:高タンパク質焼成品
1種類の粉末化タンパク質源(大豆)、及び1種類の粒子状タンパク質源(エンドウ豆)を有する、複数の質感を持つ高タンパク質焼成製品を、表7に説明するとおりに調製してもよい。
混合プロセスは、以下の工程を含んだ:
−全ての液体を低速で混合した;
−粉末(例えば、大豆タンパク質単離物、微粉末)、粗挽きフレーク切断物を高速で添加した;
−フラワー、糖、小麦胚を低速で添加した;
−含有物及びエンドウ豆クリスプを低速で添加し、生地が得られた。
表7のプロセスにより調製した生地を次に、焼成した。しかし、最終製品は非常に密度が高く(1.0g/cm)、噛むのが大変難しい。本実施例では、1種類の粉末タンパク質源(大豆タンパク質単離物)を、1種類の粒子状タンパク質源(エンドウ豆クリスプ)と組み合わせて使用した。高タンパク質の必要条件に到達するために、部分加水分解した小麦タンパク質の組み込みを、生地基準で20%とした。本発明のいずれか1つの理論に束縛されるものではないが、1種類の粉末化タンパク質源及び粒子状タンパク質源のみを使用することにより、生地レオロジーにおいてより顕著な乖離が生じる可能性があり、これは修正が困難である。粉末形態である少なくとも2種のタンパク質源、及び粒子状形態である少なくとも2種のタンパク質源をブレンドすること、すなわち、合計で4種類の異なるタンパク質源をブレンドすることにより、最終製品の所望の低密度がもたらされる。
実施例7:ホエークリスプ及び大豆クリスプを含有する高タンパク質焼成品
複数の質感を持つ高タンパク質焼成製品を、表8に説明するとおりに調製してもよい。
表8のプロセスにより調製した生地を、本明細書で様々に説明するとおりに混合かつ焼成して、複数の質感を持つ軟焼成製品を得ることができる。本製品は、生地基準で4%のフラワー、2種類の粉末タンパク質源(部分加水分解した小麦タンパク質及び大豆タンパク質単離物)、並びに2種類の粒子状タンパク質源(大豆クリスプ及びホエークリスプ)を含有する。
実施例8:ホエークリスプ及び大豆クリスプを含有する高タンパク質焼成品
複数の質感を持つ高タンパク質焼成製品を、表9に説明するとおりに調製してもよい。
表9のプロセスにより調製した生地を、本明細書で様々に説明するとおりに混合かつ焼成して、複数の質感を持つ軟焼成製品を得ることができる。本製品は、2種類の粉末タンパク質源(部分加水分解した小麦タンパク質及び大豆タンパク質単離物)、並びに2種類の粒子状タンパク質源(大豆クリスプ及びホエークリスプ)を含有する。
本明細書で記載される全ての特許、公開特許出願及び他の出版物は、それら全体が参照により組み込まれる。
当業者であれば、上記に示し、説明した例示的な実施形態に対して、その広い発明的概念から逸脱することなく変更が可能であることを理解するだろう。それ故、本発明は示される、及び説明される例示的実施形態に限定されず、特許請求の範囲により定義される本発明の趣旨及び範囲内における変更も対象とすることを意図すると理解される。例えば、例示的な実施形態の特定の特徴は、請求項に係る発明の一部であっても、そうでなくてもよく、開示した実施形態の特徴を組み合わせてもよい。
更に、本明細書で使用する場合、用語「約」は、寸法、サイズ、配合、パラメーター、形状、及び他の量及び特徴が厳密でなく、厳密である必要はないが、許容誤差、換算率、端数計算、測定誤差など、及び当業者に既知の他の因子を反映して、所望されるものに近似し得る、かつ/又はより大きい若しくはより小さい可能性があることを意味する。一般に、寸法、サイズ、配合、パラメーター、形状、又は他の量又は特徴は、明示的にそのように述べられているか否かに関わらず「約」、又は「おおよそ」のものである。サイズ、形状及び寸法が大きく異なる実施形態に、記載される構成を用い得ることに注意すべきである。
本発明の説明の少なくともいくつかは、当業者であれば本発明の一部を構成し得ると認識するであろう他の要素を明確化のために省略しつつ、本発明の明確な理解に関係する要素に注目するために簡略化されていることを理解されたい。
別の実施形態では、本発明は、軟焼成製品の製造方法を含むことができる。いくつかの実施形態において、本方法は、穀粒粉及びタンパク質成分を含むことができる生地を調製する工程を含むことができる。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むことができる。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の、又はタンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量の粉末タンパク質源を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質成分は、タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量、又はタンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量の粒子状タンパク質源を含む。いくつかの実施形態において、本方法は、生地を焼成して軟焼成製品を提供する工程を含むことができる。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
複数の質感を持つ軟焼成製品であって、
タンパク質成分であって、前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、前記タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、前記タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含む、タンパク質成分を含む、軟焼成製品。
(項目2)
前記軟焼成製品の約4重量%〜約10重量%の量の穀粒粉を含む、項目1に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目3)
前記軟焼成製品は、最大0.92g/cm の密度を有する、項目1又は2に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目4)
前記軟焼成製品は、最大0.82g/cm の密度を有する、項目1〜3のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目5)
複数の質感を持つ軟焼成製品であって、
前記軟焼成製品の少なくとも4重量%の穀粒粉と、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むタンパク質成分と、を含み、
前記軟焼成製品は、最大0.92g/cm の密度を有する、軟焼成製品。
(項目6)
前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gである、項目5に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目7)
前記軟焼成製品は、約0.6g/cm 〜約0.9g/cm の密度を有する、項目1〜6のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目8)
少なくとも0.5の水分活性(Aw)を含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目9)
約0.5〜約0.7の水分活性(Aw)を含む、項目1〜8のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目10)
前記軟焼成製品の少なくとも5重量%の含水量を含む、項目1〜9のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目11)
前記軟焼成製品の少なくとも8重量%の含水量を含む、項目1〜10のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目12)
前記軟焼成製品の少なくとも9重量%の含水量を含む、項目1〜11のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目13)
前記軟焼成製品の約8重量%〜16重量%の含水量を含む、項目1〜12のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目14)
前記軟焼成製品の約8重量%〜15重量%の含水量を含む、項目1〜13のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目15)
前記軟焼成製品の約8重量%〜14重量%の含水量を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目16)
前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gのタンパク質含有量を含む、項目1〜15のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目17)
前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目1〜16のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目18)
前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目1〜17のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目19)
前記植物系タンパク質は、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目17又は18に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目20)
前記小麦タンパク質は、部分加水分解した小麦グルテン又はわずかに加水分解した小麦グルテンを含む、項目17〜19のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目21)
前記乳系タンパク質は、ホエータンパク質を含む、項目17又は18に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目22)
前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目1〜21のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目23)
前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目1〜22のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目24)
前記植物系タンパク質は、菽穀タンパク質、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目22又は23に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目25)
前記乳系タンパク質は、乳タンパク質、ホエータンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目22又は23に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目26)
前記粒子状タンパク質源は、クリスプ、ペレット、小片、粒子又はこれらの組み合わせの形態で提供される、項目1〜25のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目27)
前記穀粒粉は、前記軟焼成製品の約4重量%〜約10重量%である、項目1〜26のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目28)
前記穀粒粉は、前記軟焼成製品の約4.5重量%〜約9重量%である、項目1〜27のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目29)
前記穀粒粉は、前記軟焼成製品の約5重量%〜約8重量%である、項目1〜28のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目30)
前記穀粒粉は、小麦粉、グラハム粉、軟質小麦粉、硬質小麦粉、ソバ粉、オート麦粉、トウモロコシ粉、ライ麦粉、大麦粉、スペルト粉、米粉、キビ粉、テフ粉、トリティカーレ粉、アマランス粉、キノア粉、デュラム小麦粉、カムート粉及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目2〜29のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目31)
前記軟焼成製品の約0.1重量%〜約25重量%の量の脂肪を含む、項目1〜30のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目32)
前記軟焼成製品の約5重量%〜約25重量%の量の脂肪を含む、項目31に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目33)
前記軟焼成製品の約0.1重量%〜約27重量%の量の糖類を含む、項目1〜32のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目34)
前記軟焼成製品の最大27重量%の量の糖類を含む、項目33に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目35)
果実、穀粒、擬似穀物、種子及びこれらの組み合わせからなる群から選択される含有物を含む、項目1〜34のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目36)
乳化剤、ビタミン、ミネラル、香味剤、ビタミン、緩衝剤、膨張剤、調味料、防腐剤、甘味料及びこれらの組み合わせからなる群から選択される追加の成分を含む、項目1〜35のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目37)
前記軟焼成製品は、少なくとも0.8のタンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア(PDCAAS)を有する、項目1〜36のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目38)
複数の質感を持つ軟焼成製品であって、
タンパク質成分であって、前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、前記タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、前記タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含む、タンパク質成分を含み、
前記軟焼成製品は、最大0.92g/cm の密度を有する、軟焼成製品。
(項目39)
前記軟焼成製品は、最大0.82g/cm の密度を有する、項目38に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目40)
前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gである、項目38又は39に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目41)
前記粒子状タンパク質源は、少なくとも1種のタンパク質粒子を含み、前記タンパク質粒子は、前記タンパク質粒子の重量に対して、少なくとも約50%のタンパク質を含む、項目1〜40のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目42)
前記粉末タンパク質源は、前記タンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量で存在し、前記粒子状タンパク質源は、前記タンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量で存在する、項目1〜41のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目43)
前記粉末タンパク質源は、少なくとも2種の異なる粉末タンパク質源を含み、前記粒子状タンパク質源は、少なくとも2種の異なる粒子状タンパク質源を含む、項目1〜42のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目44)
前記タンパク質成分は、前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源からなる、項目1〜43のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
(項目45)
複数の質感を持つ軟焼成製品を製造する方法であって、
(a)穀粒粉と、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むタンパク質成分と、を含む、生地を調製する工程であって、前記粉末タンパク質源は、前記タンパク質成分の約35重量%〜約85重量%で提供され、前記粒子状タンパク質源は、前記タンパク質成分の約15重量%〜約65重量%で提供される、工程と、
(b)前記生地を焼成して、複数の質感を持つ軟焼成製品を提供する工程と、を含む、方法。
(項目46)
前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gである、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも4重量%である、項目45又は46に記載の方法。
(項目48)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品は、最大0.92g/cm の密度を有する、項目45〜47のいずれか一項に記載の方法。
(項目49)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品は、約0.6g/cm 〜約0.9g/cm の密度を有する、項目45〜48のいずれか一項に記載の方法。
(項目50)
少なくとも0.5の水分活性(Aw)を含む、項目45〜49のいずれか一項に記載の方法。
(項目51)
約0.5〜約0.7の水分活性(Aw)を含む、項目45〜50のいずれか一項に記載の方法。
(項目52)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも5重量%の含水量を含む、項目45〜51のいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも8重量%の含水量を含む、項目45〜52のいずれか一項に記載の方法。
(項目54)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも9重量%の含水量を含む、項目45〜53のいずれか一項に記載の方法。
(項目55)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約8重量%〜約16重量%の含水量を含む、項目45〜54のいずれか一項に記載の方法。
(項目56)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約8重量%〜約15重量%の含水量を含む、項目45〜55のいずれか一項に記載の方法。
(項目57)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約8重量%〜約14重量%の含水量を含む、項目45〜56のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
複数の質感を持つ軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gのタンパク質含有量を含む、項目45〜57のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記複数の質感を持つ軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gのタンパク質含有量を含む、項目45〜58のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目45〜59のいずれか一項に記載の方法。
(項目61)
前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目45〜60のいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
前記植物系タンパク質は、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目60又は61に記載の方法。
(項目63)
前記乳系タンパク質はホエータンパク質を含む、項目60又は61に記載の方法。
(項目64)
前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系たんぱく質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目45〜63のいずれか一項に記載の方法。
(項目65)
前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、項目45〜64のいずれか一項に記載の方法。
(項目66)
前記植物系タンパク質は、菽穀タンパク質、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目64又は65に記載の方法。
(項目67)
前記乳系タンパク質は、乳タンパク質、ホエータンパク質、カゼインタンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目64又は66に記載の方法。
(項目68)
前記粒子状タンパク質源は、クリスプ、ペレット、小片、粒子又はこれらの組み合わせの形態で提供される、項目45〜67のいずれか一項に記載の方法。
(項目69)
前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約4重量%〜約10重量%である、項目45〜68のいずれか一項に記載の方法。
(項目70)
前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約4.5重量%〜約9重量%である、項目45〜69のいずれか一項に記載の方法。
(項目71)
前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約5重量%〜約8重量%である、項目45〜70のいずれか一項に記載の方法。
(項目72)
前記穀粒粉は、小麦粉、グラハム粉、軟質小麦粉、硬質小麦粉、ソバ粉、オート麦粉、トウモロコシ粉、ライ麦粉、大麦粉、スペルト粉、米粉、キビ粉、テフ粉、トリティカーレ粉、アマランス粉、キノア粉、デュラム小麦粉、カムート粉及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、項目45〜71のいずれか一項に記載の方法。
(項目73)
前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源を、前記生地に別々に添加する、項目45〜72のいずれか一項に記載の方法。
(項目74)
前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源を、前記生地に連続して添加する、項目73に記載の方法。
(項目75)
前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約0.1重量%〜約25重量%の量の脂肪を含む、項目45〜74のいずれか一項に記載の方法。
(項目76)
前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約5重量%〜約22重量%の量の脂肪を含む、項目75に記載の方法。
(項目77)
前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約0.1重量%〜約27重量%の量の糖類を含む、項目45〜76のいずれか一項に記載の方法。
(項目78)
前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の最大25重量%の量の糖類を含む、項目77に記載の方法。
(項目79)
前記軟焼成製品は、果実、穀粒、擬似穀物、種子及びこれらの組み合わせからなる群から選択される含有物を含む、項目45〜78のいずれか一項に記載の方法。
(項目80)
前記軟焼成製品は、乳化剤、ビタミン、ミネラル、香味剤、ビタミン、緩衝剤、膨張剤、調味料、防腐剤、甘味料及びこれらの組み合わせからなる群から選択される追加の成分を含む、項目45〜79のいずれか一項に記載の方法。
(項目81)
前記タンパク質成分は、前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源からなる、項目45〜80のいずれか一項に記載の方法。
(項目82)
前記軟焼成製品は、少なくとも0.8のタンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア(PDCAAS)を有する、項目45〜81のいずれか一項に記載の方法。

Claims (82)

  1. 複数の質感を持つ軟焼成製品であって、
    タンパク質成分であって、前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、前記タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、前記タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含む、タンパク質成分を含む、軟焼成製品。
  2. 前記軟焼成製品の約4重量%〜約10重量%の量の穀粒粉を含む、請求項1に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  3. 前記軟焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有する、請求項1又は2に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  4. 前記軟焼成製品は、最大0.82g/cmの密度を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  5. 複数の質感を持つ軟焼成製品であって、
    前記軟焼成製品の少なくとも4重量%の穀粒粉と、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むタンパク質成分と、を含み、
    前記軟焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有する、軟焼成製品。
  6. 前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gである、請求項5に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  7. 前記軟焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.9g/cmの密度を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  8. 少なくとも0.5の水分活性(Aw)を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  9. 約0.5〜約0.7の水分活性(Aw)を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  10. 前記軟焼成製品の少なくとも5重量%の含水量を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  11. 前記軟焼成製品の少なくとも8重量%の含水量を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  12. 前記軟焼成製品の少なくとも9重量%の含水量を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  13. 前記軟焼成製品の約8重量%〜16重量%の含水量を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  14. 前記軟焼成製品の約8重量%〜15重量%の含水量を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  15. 前記軟焼成製品の約8重量%〜14重量%の含水量を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  16. 前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gのタンパク質含有量を含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  17. 前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  18. 前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  19. 前記植物系タンパク質は、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項17又は18に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  20. 前記小麦タンパク質は、部分加水分解した小麦グルテン又はわずかに加水分解した小麦グルテンを含む、請求項17〜19のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  21. 前記乳系タンパク質は、ホエータンパク質を含む、請求項17又は18に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  22. 前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  23. 前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項1〜22のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  24. 前記植物系タンパク質は、菽穀タンパク質、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項22又は23に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  25. 前記乳系タンパク質は、乳タンパク質、ホエータンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項22又は23に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  26. 前記粒子状タンパク質源は、クリスプ、ペレット、小片、粒子又はこれらの組み合わせの形態で提供される、請求項1〜25のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  27. 前記穀粒粉は、前記軟焼成製品の約4重量%〜約10重量%である、請求項1〜26のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  28. 前記穀粒粉は、前記軟焼成製品の約4.5重量%〜約9重量%である、請求項1〜27のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  29. 前記穀粒粉は、前記軟焼成製品の約5重量%〜約8重量%である、請求項1〜28のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  30. 前記穀粒粉は、小麦粉、グラハム粉、軟質小麦粉、硬質小麦粉、ソバ粉、オート麦粉、トウモロコシ粉、ライ麦粉、大麦粉、スペルト粉、米粉、キビ粉、テフ粉、トリティカーレ粉、アマランス粉、キノア粉、デュラム小麦粉、カムート粉及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項2〜29のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  31. 前記軟焼成製品の約0.1重量%〜約25重量%の量の脂肪を含む、請求項1〜30のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  32. 前記軟焼成製品の約5重量%〜約25重量%の量の脂肪を含む、請求項31に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  33. 前記軟焼成製品の約0.1重量%〜約27重量%の量の糖類を含む、請求項1〜32のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  34. 前記軟焼成製品の最大27重量%の量の糖類を含む、請求項33に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  35. 果実、穀粒、擬似穀物、種子及びこれらの組み合わせからなる群から選択される含有物を含む、請求項1〜34のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  36. 乳化剤、ビタミン、ミネラル、香味剤、ビタミン、緩衝剤、膨張剤、調味料、防腐剤、甘味料及びこれらの組み合わせからなる群から選択される追加の成分を含む、請求項1〜35のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  37. 前記軟焼成製品は、少なくとも0.8のタンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア(PDCAAS)を有する、請求項1〜36のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  38. 複数の質感を持つ軟焼成製品であって、
    タンパク質成分であって、前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gであり、前記タンパク質成分の35重量%〜85重量%の量の粉末タンパク質源と、前記タンパク質成分の15重量%〜65重量%の量の粒子状タンパク質源と、を含む、タンパク質成分を含み、
    前記軟焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有する、軟焼成製品。
  39. 前記軟焼成製品は、最大0.82g/cmの密度を有する、請求項38に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  40. 前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gである、請求項38又は39に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  41. 前記粒子状タンパク質源は、少なくとも1種のタンパク質粒子を含み、前記タンパク質粒子は、前記タンパク質粒子の重量に対して、少なくとも約50%のタンパク質を含む、請求項1〜40のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  42. 前記粉末タンパク質源は、前記タンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量で存在し、前記粒子状タンパク質源は、前記タンパク質成分の約40重量%〜約60重量%の量で存在する、請求項1〜41のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  43. 前記粉末タンパク質源は、少なくとも2種の異なる粉末タンパク質源を含み、前記粒子状タンパク質源は、少なくとも2種の異なる粒子状タンパク質源を含む、請求項1〜42のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  44. 前記タンパク質成分は、前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源からなる、請求項1〜43のいずれか一項に記載の複数の質感を持つ軟焼成製品。
  45. 複数の質感を持つ軟焼成製品を製造する方法であって、
    (a)穀粒粉と、粉末タンパク質源及び粒子状タンパク質源を含むタンパク質成分と、を含む、生地を調製する工程であって、前記粉末タンパク質源は、前記タンパク質成分の約35重量%〜約85重量%で提供され、前記粒子状タンパク質源は、前記タンパク質成分の約15重量%〜約65重量%で提供される、工程と、
    (b)前記生地を焼成して、複数の質感を持つ軟焼成製品を提供する工程と、を含む、方法。
  46. 前記タンパク質成分は、前記軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gである、請求項45に記載の方法。
  47. 前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも4重量%である、請求項45又は46に記載の方法。
  48. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品は、最大0.92g/cmの密度を有する、請求項45〜47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品は、約0.6g/cm〜約0.9g/cmの密度を有する、請求項45〜48のいずれか一項に記載の方法。
  50. 少なくとも0.5の水分活性(Aw)を含む、請求項45〜49のいずれか一項に記載の方法。
  51. 約0.5〜約0.7の水分活性(Aw)を含む、請求項45〜50のいずれか一項に記載の方法。
  52. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも5重量%の含水量を含む、請求項45〜51のいずれか一項に記載の方法。
  53. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも8重量%の含水量を含む、請求項45〜52のいずれか一項に記載の方法。
  54. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品の少なくとも9重量%の含水量を含む、請求項45〜53のいずれか一項に記載の方法。
  55. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約8重量%〜約16重量%の含水量を含む、請求項45〜54のいずれか一項に記載の方法。
  56. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約8重量%〜約15重量%の含水量を含む、請求項45〜55のいずれか一項に記載の方法。
  57. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約8重量%〜約14重量%の含水量を含む、請求項45〜56のいずれか一項に記載の方法。
  58. 複数の質感を持つ軟焼成製品100g当たり約20g〜約30gのタンパク質含有量を含む、請求項45〜57のいずれか一項に記載の方法。
  59. 前記複数の質感を持つ軟焼成製品100g当たり約20g〜約27gのタンパク質含有量を含む、請求項45〜58のいずれか一項に記載の方法。
  60. 前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項45〜59のいずれか一項に記載の方法。
  61. 前記粉末タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項45〜60のいずれか一項に記載の方法。
  62. 前記植物系タンパク質は、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項60又は61に記載の方法。
  63. 前記乳系タンパク質はホエータンパク質を含む、請求項60又は61に記載の方法。
  64. 前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質、卵系たんぱく質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項45〜63のいずれか一項に記載の方法。
  65. 前記粒子状タンパク質源は、植物系タンパク質、乳系タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質を含む、請求項45〜64のいずれか一項に記載の方法。
  66. 前記植物系タンパク質は、菽穀タンパク質、大豆タンパク質、小麦タンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項64又は65に記載の方法。
  67. 前記乳系タンパク質は、乳タンパク質、ホエータンパク質、カゼインタンパク質及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項64又は66に記載の方法。
  68. 前記粒子状タンパク質源は、クリスプ、ペレット、小片、粒子又はこれらの組み合わせの形態で提供される、請求項45〜67のいずれか一項に記載の方法。
  69. 前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約4重量%〜約10重量%である、請求項45〜68のいずれか一項に記載の方法。
  70. 前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約4.5重量%〜約9重量%である、請求項45〜69のいずれか一項に記載の方法。
  71. 前記穀粒粉は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約5重量%〜約8重量%である、請求項45〜70のいずれか一項に記載の方法。
  72. 前記穀粒粉は、小麦粉、グラハム粉、軟質小麦粉、硬質小麦粉、ソバ粉、オート麦粉、トウモロコシ粉、ライ麦粉、大麦粉、スペルト粉、米粉、キビ粉、テフ粉、トリティカーレ粉、アマランス粉、キノア粉、デュラム小麦粉、カムート粉及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項45〜71のいずれか一項に記載の方法。
  73. 前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源を、前記生地に別々に添加する、請求項45〜72のいずれか一項に記載の方法。
  74. 前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源を、前記生地に連続して添加する、請求項73に記載の方法。
  75. 前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約0.1重量%〜約25重量%の量の脂肪を含む、請求項45〜74のいずれか一項に記載の方法。
  76. 前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約5重量%〜約22重量%の量の脂肪を含む、請求項75に記載の方法。
  77. 前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の約0.1重量%〜約27重量%の量の糖類を含む、請求項45〜76のいずれか一項に記載の方法。
  78. 前記軟焼成製品は、前記複数の質感を持つ軟焼成製品の最大25重量%の量の糖類を含む、請求項77に記載の方法。
  79. 前記軟焼成製品は、果実、穀粒、擬似穀物、種子及びこれらの組み合わせからなる群から選択される含有物を含む、請求項45〜78のいずれか一項に記載の方法。
  80. 前記軟焼成製品は、乳化剤、ビタミン、ミネラル、香味剤、ビタミン、緩衝剤、膨張剤、調味料、防腐剤、甘味料及びこれらの組み合わせからなる群から選択される追加の成分を含む、請求項45〜79のいずれか一項に記載の方法。
  81. 前記タンパク質成分は、前記粉末タンパク質源及び前記粒子状タンパク質源からなる、請求項45〜80のいずれか一項に記載の方法。
  82. 前記軟焼成製品は、少なくとも0.8のタンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア(PDCAAS)を有する、請求項45〜81のいずれか一項に記載の方法。
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