JP2019526514A - 締結装置及びそのひも取付方法 - Google Patents

締結装置及びそのひも取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】締結装置及びそのひも取付方法を提供する。【解決手段】締結装置100は、外殻200、ボビン300、ノブ500及び回り止めユニット400からなり、外殻200が係合部250を含み、ボビン300が外殻200に設けられ、ひも600を巻き取ることに用いられ、ノブ500が係止部540を含み、係合部250と噛み合ってノブ500を外殻200に結合させるようにし、回り止めユニット400がノブ500に結合され、ノブ500により駆動される。外殻200に対してノブ500を回動させて回り止めユニット400を第1の位置から第2の位置に切り替えるように連動させて、回り止めユニット400が第1の位置にある場合、ボビン300の係脱方向A1への回動を制限し、回り止めユニット400が第2の位置にある場合、ボビン300の係脱方向A1への回動を許容する。【選択図】図2B

Description

本発明は、締結装置及びそのひも取付方法に関し、特に、ひもを締緩することで対象物を締結する締結装置及びそのひも取付方法に関する。
日常生活の中では、対象物を締め付けるために、ロープやひもがよく使用される。
締め付け手段としては、例えば、紐ありシューズのように、糸を使用して対象物における穴を往復して貫通して、結び目等で固定するものが最もよく見られる。
しかし、このような締め付け方法では、外力の要素により、結び目が緩くなりやすく、結び目を改めて締め付ける必要があるだけでなく、対象物を安定的に締め付けることができないので、非常に不便になる。
このような課題を解決するために、簡易な締めひも構造が当業者によって提供される。
その締めひも構造は、ケース、回り止めユニット及びバネを含み、ケースにひもを通過させるための貫通孔を有し、バネと回り止めユニットとの間の作用力によってひもが回り止めユニットとケースとの間に挟まって締結効果を達成させる。バネを押し付けて回り止めユニット位置を変えると、ひもを引いてその長さを変えることができる。
しかし、このような締めひも構造は、バネの復帰力によって締結力を提供するものであるため、依然として震動や外部要因によってひもが緩くなりやすく、またひもを収納する空間がないため、ひもの露出により危険になりやすい。
その解決のため、締めひもを回転可能に締め付けて固定する別の留め具が当業者によって開発されている。それは、そのひもが留め具の内部に収納され、内部部材の機械的干渉によってひもの長さを調整すると共に、締め付ける締め付け具合を調整することができるというものである。
しかし、このような留め具は、構造が複雑であり、製造コストが向上するとともに、組み立てやメンテナンスが困難であるという問題がある。
これに鑑みて、如何に留め具構造を簡素化し、製造コストを低下させ、留め具の締結能力を保持するかが、出願人が解決を目指す目標となる。
本発明は、締結装置の構造配置によって、構造を簡素化し、締結装置の締結能力を維持すると共に、ひもが締結装置の組立後にまたボビンに結合されることができ、より便利な適用を達成できる締結装置及びそのひも取付方法を提供する。
本発明の一実施例によれば、ひもを締緩するための締結装置であって、
係合部を含む外殻と、
外殻に設けられ、ひもを巻き取るためのボビンと、
外殻に結合されるように係合部に噛み合う係止部を含むノブと、
ノブに結合されノブにより駆動される回り止めユニットと、を備え、
外殻に対してノブを回動させて回り止めユニットを第1の位置から第2の位置に切り替えるように連動させ、
回り止めユニットが第1の位置にある場合、ボビンに結合されてボビンの係脱方向への回動を制限して、
回り止めユニットが第2の位置にある場合、ボビンの係脱方向への回動を許容することを特徴とする締結装置を提供する。
これにより、締結装置は、外殻、ボビン、ノブ及び回り止めユニットだけからなり、
外殻とノブとの間の係合関係によって、従来品のケースから貫通してノブに接続される銅柱又はプラスチックカラムを略してよく、締結装置の構造を簡素化し締結装置の締結能力を保持する目的を達成できる。
前記の締結装置によれば、
回り止めユニットは、環状本体及び第1の保持部及び第2の保持部を含んでもよく、
環状本体が径方向をし、第1の保持部及び第2の保持部が環状本体に設けられノブに結合され、第1の保持部及び第2の保持部が径方向に沿う復帰能力を有する。
回り止めユニットは、環状本体に設けられるラチェットアームを更に含んでもよく、
外殻がサイドリング歯を含み、回り止めユニットが第1の位置にある場合、ラチェットアームとサイドリング歯が係脱方向で噛み合ってボビンの回動を制限し、ラチェットアームとサイドリング歯とが係脱方向に反対する引き締め方向で絶え間なく係脱する。
又は回り止めユニットは、環状本体に設けられるラチェットアームを更に含んでもよく、ラチェットアームが径方向に沿って環状本体から外へ突出し、第1の保持部及び第2の保持部が径方向に沿って環状本体から内へ突出する。
前記の締結装置によれば、
ノブは、それぞれ第1の保持部及び第2の保持部に結合される2つのバンプを更に含んでもよく、ノブが回り止めユニットを第1の位置から第2の位置に切り替えるように連動させる場合、バンプがそれぞれ第1の保持部及び第2の保持部が径方向に沿って変位させるように押し付ける。
外殻が、下開口及び2つのサイドホールを有するケースを備えてもよく、ボビンが軸心柱及びシート部を含み、軸心柱が第1の開口及び第2の開口を含み、シート部が軸心柱を設けることに用いられ、シート部が第1の結び目孔、第1の引き出し孔、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を含み、第1の結び目孔及び第1の引き出し孔が第1の開口と連通し、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔が第2の開口と連通し、ひもの一端が1つのサイドホール、第1の開口、第1の結び目孔及び第1の引き出し孔を貫通して下開口から露出し、ひもの他端が別のサイドホール、第2の開口、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を貫通して下開口から露出する。
本発明の別の実施例によれば、
ひもを締緩するための締結装置であり、外殻、ボビン、ノブ及び回り止めユニットからなり、
外殻が、係合部を有するケースと、ケースを設けるためのベースとを含み、
ボビンがケースに設けられひもを巻き取ることに用いられ、
ノブがケースをカバーし内壁、係止部及び螺旋状レールを含み、
係止部が内壁に設けられノブをケースに結合させるように係合部と噛み合い、
螺旋状レールが内壁に設けられ、
回り止めユニットがボビンに結合され、螺旋状レールに結合されてノブにより駆動されるガイド部を含み、
外殻に対してノブを回動させてガイド部が螺旋状レール内に位置制限させて移動させ、回り止めユニットを第1の位置から第2の位置に切り替えるようにし、
回り止めユニットが第1の位置にある場合、ボビンの係脱方向への回動を制限し、
回り止めユニットが第2の位置にある場合、ボビンの係脱方向への回動を許容する締結装置を提供する。
前記の締結装置によれば、
回り止めユニットは、環状本体、第1の保持部及び第2の保持部を含んでよく、
環状本体が径方向を有し、第1の保持部及び第2の保持部が環状本体に設けられノブに結合され、第1の保持部及び第2の保持部が径方向に沿う復帰能力を有する。
回り止めユニットは、ラチェットアームに設けられる環状本体を含んでよく、ラチェットアームが径方向に沿って環状本体から外へ突出し、ケースのサイドリング歯と分離可能に噛み合い、第1の保持部及び第2の保持部が径方向に沿って環状本体から内へ突出し、それぞれノブの2つのバンプと分離可能に噛み合う。
ケースは、下開口及び2つのサイドホールを含んでよく、
ボビンが軸心柱及びシート部を含み、
軸心柱が第1の開口及び第2の開口を含み、
シート部が軸心柱の設置に用いられ、第1の結び目孔、第1の引き出し孔、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を含み、第1の結び目孔及び第1の引き出し孔が第1の開口と連通し、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔が第2の開口と連通する。
ひもの一端が1つのサイドホール、第1の開口、第1の結び目孔及び第1の引き出し孔を貫通して下開口から露出し、ひもの他端が別のサイドホール、第2の開口、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を貫通して下開口から露出する。
本発明のまた1つの実施例によれば、
ひもを締結装置に接続するためのひも取付方法であり、
係合部を有するケースを含む外殻と、
ケース内に設けられるボビンと、
係合部の噛み合いに用いられる係止部を含むノブと、
ボビン及びノブに結合される回り止めユニットと、を備える締結装置を提供する工程と、
ひもの一端及び他端をそれぞれケース及びボビンを貫通させて外殻から露出させて、使用者が一端及び他端を結んでボビンに結合するためのひも結合工程と、を含むひも取付方法を提供する。
前記のひも取付方法によれば、
ケースは、2つのサイドホールを更に含んでもよく、
ボビンが軸心柱及びシート部を含み、
軸心柱が第1の開口及び第2の開口を含み、
シート部が軸心柱の設置に用いられ、第1の結び目孔、第1の引き出し孔、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を含み、
第1の結び目孔及び第1の引き出し孔が第1の開口と連通し、
第2の結び目孔及び第2の引き出し孔が第2の開口と連通し、
ひも結合工程の場合、ひもの一端を1つのサイドホール、第1の開口、第1の結び目孔及び第1の引き出し孔を貫通させて下開口から露出させて使用者が一端を結ぶことに用いられ、
及びひもの他端を別のサイドホール、第2の開口、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を貫通させて下開口から露出させて使用者が他端を結ぶことに用いられる。
本発明の一実施形態による締結装置を模式的に示す斜視図である。 図1による締結装置を下側から模式的に示す分解図である。 図1による締結装置を上側から模式的に示す分解図である。 図1による締結装置のひも取付過程を模式的に示す断面図である。 図1による締結装置のひも取付過程を模式的に示す断面図である。 図1による締結装置のひも取付過程を模式的に示す断面図である。 図1による締結装置の切断線4−4に沿う模式的な断面図である。 図1による締結装置の切断線4−4に沿う別の模式的な断面図である。 図1による締結装置の切断線5−5に沿う模式的な断面図である。 図1による締結装置の切断線5−5に沿う別の模式的な断面図である。 本発明の別の実施形態による締結装置を模式的に示す斜視図である。 図6の締結装置を下側から模式的に示す分解図である。 図6の締結装置を上側から模式的に示す分解図である。 本発明の更に1つの実施形態による締結装置のボビンを示す斜視図である。 図8Aのボビンを模式的に示す断面図である。 本発明のまた他の実施形態によるひも取付方法の工程を示すフロー図である。
以下、添付図面に合わせて本発明の実施形態を説明する。明らかに説明するために、数多くの実際の細部を以下の説明で併せて説明する。
しかしながら、これらの実際の細部は本発明を制限するためのものではないことが理解すべきである。つまり、本発明の一部の実施例において、これらの実際の細部は必要なものではない。
そのほか、図面を簡略化するために、ある従来品の構造と素子を図面において簡単に模式的に示す。また、同一の素子は同一の番号で示すことがある。
図1、図2A及び図2Bを参照されたい。
図1は、本発明の一実施形態による締結装置100を模式的に示す斜視図である。
図2Aは、図1による締結装置100を下側から模式的に示す分解図である。
図2Bは、図1による締結装置100を上側から模式的に示す分解図である。
締結装置100は、ひも600を締緩することに用いられ、外殻200と、ボビン300と、ノブ500と、回り止めユニット400と、を備える。
外殻200は、係合部250を含む。ボビン300は、外殻200に設けられ、ひも600を巻き取ることに用いられる。
ノブ500は、外殻200に結合されるように、係合部250に噛み合う係止部540を含む。
回り止めユニット400は、ノブ500に結合されノブ500により駆動される。
回り止めユニット400を第1の位置から第2の位置に切り替えるように連動させるために、外殻200に対してノブ500を回動させる。
回り止めユニット400が第1の位置にある場合、ボビン300の係脱方向A1への回動を制限するようにボビン300に結合されるが、回り止めユニット400が第2の位置にある場合、ボビン300の係脱方向A1への回動を許容する。
これにより、締結装置100は、外殻200、ボビン300、ノブ500及び回り止めユニット400からなり、外殻200とノブ500との間の係合関係によって、締結装置100の構造を簡素化し、締結装置100の締結能力を保持する目的を達成できる。
後で、締結装置100の細部構造及び作動形態をより詳しく説明する。
外殻200は、シェル構造であり、ケース260を含む。
ケース260は、収納空間210、サイドリング歯230、2つのサイドホール220及び下開口240を含む。
サイドリング歯230は、収納空間210に向かう。
2つのサイドホール220及び下開口240の何れも収納空間210と連通する。
係合部250は、ケース260から外へ環状となるように突出する。
本実施例においては、下開口240の開口径がボビン300の直径より小さいので、ボビン300がケース260の収納空間210に置かれると、下開口240から落ちることはない。
ボビン300は、ディスク構造になり、軸心柱320及びシート部310を含む。
軸心柱320は、第1の開口321及び第2の開口322を含む。
シート部310は、軸心柱320を設けることに用いられ、第1の結び目孔311、第1の引き出し孔312、第2の結び目孔313及び第2の引き出し孔314を含み、第1の結び目孔311及び第1の引き出し孔312が第1の開口321と連通し、第2の結び目孔313及び第2の引き出し孔314が第2の開口322と連通する。
ひも600は、両端が第1の開口321及び第2の開口322を通り抜いてボビン300に結合されることができ、軸心柱320に巻回される。
なお、ボビン300は、回り止めユニット400に結合されるための複数の噛合歯330を更に含む。
回り止めユニット400は、環状本体480、第1の保持部410、第2の保持部420、3つのガイド部430、4つのストッパー部441、442、443、444、連通孔450、複数の係合歯460及び3つのラチェットアーム470を含む。
環状本体480は、径方向を有する。
第1の保持部410及び第2の保持部420は、ノブ500に結合されるように環状本体480に設けられる。
ガイド部430は、環状本体480から径方向に沿って外へ突出する斜歯構造であり、ノブ500に結合されることに用いられる。
ラチェットアーム470は、環状本体480に設けられ、径方向に沿って環状本体480から外へ突出し、サイドリング歯230に噛み合うことに用いられる。
第1の保持部410及び第2の保持部420は、径方向に沿って環状本体480から内へ突出し、つまり環状本体480の中心へ突出する。
係合歯460は、連通孔450のボビン300に近い側の孔壁に設けられる。
4つのストッパー部441、442、443、444は、連通孔450のノブ500に近い側の孔壁から環状本体480の中心へ径方向に沿って突出してなり、ストッパー部441、443の位置が対応し、ストッパー部442、444の位置が対応する。
第1の保持部410及び第2の保持部420は、径方向に沿って変位することができ、復帰能力を有する。
より詳しくは、第1の保持部410が第1の自由端411を有し、第2の保持部420が第2の自由端421を有する。
第1の自由端411及び第2の自由端421の受ける外力による圧迫がその耐えられる力よりも大きい場合、径方向に沿う移動変位が発生するが、
外力が解除される場合、第1の自由端411及び第2の自由端421が復帰する。
ノブ500は、上記の係止部540に加え、ピラー510、2つのバンプ521、522(図2B参照)及び螺旋状レール530を含む。
ピラー510は、回り止めユニット400へ突出する。
2つのバンプ521、522は、位置が互いに対称であるように、径方向にピラー510に設けられる。
ピラー510及びバンプ521、522は、組立時に連通孔450内に入る。
回り止めユニット400が第1の位置にある場合、バンプ521と第1の保持部410とが互いに当接し、バンプ522と第2の保持部420とが互いに当接する。
螺旋状レール530は、ガイド部430に結合されるように、ノブ500の内壁(未図示)に設けられる。
係止部540も内壁に設けられ、係合部250に対応して凹溝状になる。
図3A〜図3Cを参照されたい。図3A〜図3Cは、図1による締結装置100のひも600の取付過程を模式的に示す断面図である。
締結装置100を取り付ける場合、まず、ボビン300を外殻200内に置き、及び回り止めユニット400とノブ500とを結合してから、ノブ500を外殻200にカバーし、ノブ500における係止部540と外殻200における係合部250とを噛み合わせるように力を与え、締結装置100の組立を完成することができる。
ひも600をボビン300に結合しようとする場合、図3Aに示すように、
ひも600の一端(未図示)を一方のサイドホール220、第2の開口322、第2の結び目孔313及び第2の引き出し孔314を貫通させ、最後、ひも600の前記端を下開口240から露出させてよい。
図3Bに示すように、この場合、使用者(未図示)は、下開口240から露出するひも600を結び目610及び糸端(未図示)となるように結び、次に、図3Cに示すように、第2の開口322の側からひも600を引くと、結び目610が第2の結び目孔313に引かれて第2の結び目孔313内に位置制限され、糸端が第2の引き出し孔314に残り、下開口240から露出しない。
類似的に、ひも600の他端(つまり、前記端に反対する他端)も、他方のサイドホール220、第1の開口321、第1の結び目孔311及び第1の引き出し孔312を貫通して、下開口240から露出し、また使用者によって下開口240から露出するひも600を別の結び目及び別の糸端(未図示)となるように結び、最後、この別の結び目を第1の結び目孔311内に位置制限させ、この別の糸端を第1の引き出し孔312に残す。
図2A及び図2Bに合わせて、図4A及び図4Bを参照されたい。
図4Aは、図1による締結装置100の切断線4−4に沿う模式的な断面図である。
図4Bは、図1による締結装置100の切断線4−4に沿う別の模式的な断面図である。
図4Aに示すように、ガイド部430(図2B参照)は、螺旋状レール530(図2A参照)に位置制限されて移動されることができる。つまり、ノブ500が回り止めユニット400に対して回転する場合、ガイド部430が螺旋状レール530に沿って移動するので、回り止めユニット400は、ノブ500に対して上がり又は下がる。
図3Aに示すように、回り止めユニット400が第1の位置にあり、この場合、ラチェットアーム470(図2B参照)とサイドリング歯230(図2B参照)とが対応し、係合歯460(図2A参照)が噛合歯330(図2B参照)に噛み合う。
ラチェットアーム470の構造関係によって、引き締め方向A2(図2B参照)でサイドリング歯230から絶え間なく係脱して係脱方向A1(図2B参照)でサイドリング歯230に噛合うため、引き締め方向A2へノブ500を回動させて回り止めユニット400がボビン300を連動するように連動して、ひも600が巻き取る。
また、ノブ500の回動が中止する場合、ラチェットアーム470とサイドリング歯230が噛合ってボビン300の係脱方向A1への回転を制限して、締結作用を達成する。
図4Bに示すように、ノブ500が係脱方向A1へ回動して、回り止めユニット400を第2の位置にするようにガイド部430を移動するように連動させる場合、ラチェットアーム470は、サイドリング歯230から脱離する。
この場合、ラチェットアーム470がサイドリング歯230に噛合わないため、ボビン300の係脱方向A1への回転を制限せず、ひも600を直接引くことで緩み効果を達成できる。
本実施例において、回り止めユニット400が第2の位置にある場合、係合歯460は噛合歯330から脱離して回り止めユニット400とボビン300とを結合させないが、
他の実施例において、係合歯460と噛合歯330は脱離しなくてもよく、ラチェットアーム470とサイドリング歯230だけが脱離すればよく、
又はラチェットアーム470とサイドリング歯230は脱離しなくてもよく、係合歯460と噛合歯330だけが脱離すればよいが、これに限定されない。
図5A及び図5Bを参照されたい。
図5Aは、図1による締結装置100の切断線5−5に沿う模式的な断面図である。
図5Bは、図1による締結装置100の切断線5−5に沿う別の模式的な断面図である。
図5Aに示すように、この場合、回り止めユニット400が第1の位置にある場合、バンプ521と第1の保持部410及びストッパー部441とが互いに当接し、バンプ522と第2の保持部420及びストッパー部443とが互いに当接するため、ノブ500(図2A参照)と回り止めユニット400とが係合するので、回り止めユニット400が引き締め方向A2へ回動する場合、バンプ521がストッパー部441に、バンプ522がストッパー部443に力を与えて、回り止めユニット400の回転を連動する。
逆に、ノブ500の回転が中止する場合、第1の保持部410及び第2の保持部420の構造がバンプ521、バンプ522に当接されてノブ500と回り止めユニット400との相対位置関係を一定にするように配置されるため、ノブ500と回り止めユニット400の位置が外力(使用者からの力ではなく、使用時の環境中の震動による外力を指す)要因のために任意に移動されて、ひも600の係脱を引き起こすことを避けることができる。
ノブ500が係脱方向A1へ回動する場合、ラチェットアーム470とサイドリング歯230が噛合うため、回り止めユニット400が回動できないので、バンプ521が力を受けて第1の保持部410の第1の自由端411を絶え間なく押し付け、バンプ522が力を受けて第2の保持部420第2の自由端421を絶え間なく押し付けて、第1の自由端411及び第2の自由端421が圧力に耐えられなく径方向へ移動し変位することになる。
図5Bに示すように、この場合、ノブ500が回り止めユニット400に対して回動することができるので、バンプ521がストッパー部444に当接され及びバンプ522がストッパー部442に当接され、第1の自由端411及び第2の自由端421が外力の失いにより復帰する。
従って、ノブ500が回り止めユニット400に対して回動する場合、ガイド部430が螺旋状レール530の間で移動し、回り止めユニット400を第1の位置から第2の位置へ切り替えるように連動させる。
また、ノブ500を再び引き締め方向A2へ回転させる場合、
バンプ521が第1の自由端411に接触してから第1の自由端411に力を与え、
バンプ522が第2の自由端421に接触してから第2の自由端421に力を与え、
この時の回り止めユニット400が第1の位置と第2の位置との間に下がるため、
ラチェットアーム470が既にサイドリング歯230と対応し、ラチェットアーム470とサイドリング歯230とが、引き締め方向A2で互いに脱離するが、
ラチェットアーム470をまず径方向に沿って移動し変位させる必要がある。
従って、構造配置では、第1の自由端411及び第2の自由端421を径方向に沿って変位させて、回り止めユニット400を第1の位置に切り替える。
他の実施例において、第1の保持部410及び第2の保持部420の構造は、他の形態であってもよい。
また保持部は、ノブに結合される以外、ベースに結合されてもよく、
自由に上がり又は下がらないようにするために、かなりの外力で回り止めユニットとノブとの相対位置を維持することができればよく、保持部及び係合部の数も上記の開示内容に限定されない。
図6、図7A及び図7Bを参照されたい。
図6は、本発明の別の実施形態による締結装置100aを模式的に示す斜視図である。
図7Aは、図6の締結装置100aの下側を模式的に示す分解図である。
図7Bは、図6の締結装置100aを上側から模式的に示す分解図である。
締結装置100aは、ひも(未図示)を締緩することに用いられ、外殻200a、ボビン300a、ノブ500a及び回り止めユニット400aからなる。
外殻200a、ボビン300a、ノブ500a及び回り止めユニット400aの構造及び位置作動関係は、大よそ図1〜図5Bに記載の外殻200、ボビン300、ノブ500及び回り止めユニット400と類似であるが、
ボビン300aの第1の開口321a、第2の開口322a、第1の結び目孔311a、第1の引き出し孔312a、第2の結び目孔313a及び第2の引き出し孔314aの位置関係と第1の開口321、及び第2の開口322、第1の結び目孔311、第1の引き出し孔312、第2の結び目孔313及び第2の引き出し孔314の配列形態とが異なっている。
より詳しくは、本実施例におけるひもは、ボビン300aに結合される場合、夾角60度となるように結合されるが、
図1に示す実施例では、夾角180度となるように結合される。
なお、本実施例において、外殻200aは、ケース260aに加え、ベース270aを更に含み、ひもが図3A〜図3Bの組立形態のようにボビン300aに結合されてから、ベース270aとケース260aとを結合させ、保護作用を更に達成できる。
図8A及び図8Bを参照されたい。
図8Aは、本発明の更に1つの実施形態による締結装置のボビン300bを示す斜視図である。
図8Bは、図8Aのボビン300bを模式的に示す断面図である。本実施例において、締結装置の基本構造は、締結装置100aと類似であるが、ボビン300bの構造だけが異なるので、ここにボビン300bの斜視図だけを示し、締結装置の他の部分の斜視図を略する。
ボビン300bは、ディスク構造になり、軸心柱(未図示)及びシート部(未図示)を含む。
軸心柱は、第1の開口321b及び第2の開口322bを含む。
シート部は、軸心柱を設けることに用いられ、第1の穿孔311b及び第2の穿孔312bを含み、第1の穿孔311bが第1の開口321bと連通し、第2の穿孔312bが第2の開口322と連通する。
ひも(未図示)の一端は、締結装置の外殻における1つのサイドホール、第1の開口321b及び第1の穿孔311bを貫通して外殻の下開口から露出し、また使用者によって下開口から露出するひもを1つの結び目及び1つの糸端となるように結び、最後、この結び目及び糸端が第1の穿孔311bに残るようにする。
類似的に、ひもの他端は、締結装置の外殻における別のサイドホール、第2の開口322b及び第2の穿孔312bを貫通して外殻の下開口から露出して、使用者によって下開口に露出されるひもを別の結び目及び別の糸端となるように結び、最後、別の結び目及び別の糸端が第2の穿孔312bに残るようにする。
図1〜図3Cに合わせて、図9を参照されたい。
図9は、本発明のまた他の実施形態によるひも取付方法700の工程を示すフロー図である。ひも取付方法700は、工程710及び工程720を含む。
工程710において、図1〜図2Aに示すように、締結装置100を提供する。
図1〜図2Aに示すように、締結装置100は、外殻200、ボビン300、ノブ500及び回り止めユニット400からなる。
外殻200は、ケース260を含む。ケース260は、係合部250を含む。ノブ500は、係合部250に噛み合うための係止部540を含む。
ボビン300は、ケース260内に設けられる。回り止めユニット400は、ボビン300及びノブ500に結合される。
工程720において、ひも結合工程を提供する。
図3A、図3Cに示すように、ひも600の一端及び他端をそれぞれケース260及びボビン300を貫通させて外殻200から露出させ、使用者が一端及び他端を結んでボビン300に結合されることに用いられる。
より詳しく、ひも結合工程の場合、ひも600の一端を1つのサイドホール220、第1の開口321、第1の結び目孔311及び第1の引き出し孔312を貫通させて下開口240から露出させて使用者が一端を結ぶことに用いられ、
及びひも600の他端を別のサイドホール220、第2の開口322、第2の結び目孔313及び第2の引き出し孔314を貫通させて下開口240から露出させて使用者が他端を結ぶことに用いられ、
最後、ひも600を締結装置100に取り付けることができる。
上記の実施形態から分かるように、本発明は以下のメリットがある。
一、締結装置は外殻、ボビン、ノブ及び回り止めユニットからなり、外殻とノブとの間の係合関係によって、慣用のケースから貫通してノブに接続される銅柱又はプラスチックカラムを略してよく、締結装置の構造を簡素化し締結装置の締結能力を保持するとの目的を達成できる。
二、ケースの下開口及びボビンの構造配置によって、締結装置が取り付けられた後でひもをボビンに結合させるようにし、製造をより簡単にすることに加え、更に使用者がひもを対象物に貫通させて締結装置に結合させることを可能にし、使用の利便性を向上させる。
三、ガイド部及び螺旋状レールの設置と結合によって、回り止めユニットがノブの回転に伴い位置を変え、更に引き締め又は緩み状態を切り替えるようにすることができる。
四、第1の保持部、第2の保持部の設置によって、回り止めユニットが第1の位置又は第2の位置にある場合、そのノブとの間の相対位置関係を維持し、環境外力によるひも係脱を避けることができる。
本発明の実施形態を前記の通りに開示したが、これは、本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修飾を加えてもよく、従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
100、100a 締結装置
200、200a 外殻
210 収納空間
220 サイドホール
230 サイドリング歯
240 下開口
250 係合部
260、260a ケース
270a ベース
300、300a、300b ボビン
310 シート部
311、311a 第1の結び目孔
311b 第1の穿孔
312、312a 第1の引き出し孔
312b 第2の穿孔
313、313a 第2の結び目孔
314、314a 第2の引き出し孔
320 軸心柱
321、321a、321b 第1の開口
322、322a、322b 第2の開口
330 噛合歯
400、400a 回り止めユニット
410 第1の保持部
411 第1の自由端
420 第2の保持部
421 第1の自由端
430 ガイド部
441、442、443、444 ストッパー部
450 連通孔
460 係合歯
470 ラチェットアーム
480 環状本体
500、500a ノブ
510 ピラー
521、522 バンプ
530 螺旋状レール
540 係止部
600 ひも
610 結び目
700 ひも取付方法
710、720 工程
A1 係脱方向
A2 引き締め方向

Claims (12)

  1. ひもを締緩するための締結装置であって、
    係合部を含む外殻と、
    前記外殻に設けられ、前記ひもを巻き取るためのボビンと、
    前記外殻に結合されるように前記係合部に噛み合う係止部を含むノブと、
    前記ノブに結合され、前記ノブにより駆動される回り止めユニットと、
    を備え、
    前記外殻に対して前記ノブを回動させて前記回り止めユニットを第1の位置から第2の位置に切り替えるように連動させ、
    前記回り止めユニットが前記第1の位置にある場合、前記ボビンに結合されて前記ボビンの係脱方向への回動を制限して、
    前記回り止めユニットが前記第2の位置にある場合、前記ボビンの前記係脱方向への回動を許容することを特徴とする締結装置。
  2. 前記回り止めユニットは、
    径方向を有する環状本体と、
    前記ノブに結合されるように前記環状本体に設けられ、前記径方向に沿う復帰能力を有する第1の保持部及び第2の保持部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の締結装置。
  3. 前記回り止めユニットは、前記環状本体に設けられるラチェットアームを更に備え、
    前記外殻がサイドリング歯を含み、
    前記回り止めユニットが前記第1の位置にある場合、
    前記ラチェットアームが前記サイドリング歯と前記係脱方向で噛み合って前記ボビンの回動を制限し、前記ラチェットアームと前記サイドリング歯とが前記係脱方向とは反対の引き締め方向で絶え間なく係脱することを特徴とする請求項2に記載の締結装置。
  4. 前記回り止めユニットは、前記環状本体に設けられるラチェットアームを更に含み、
    前記ラチェットアームが前記径方向に沿って前記環状本体から外へ突出し、
    前記第1の保持部及び前記第2の保持部が前記径方向に沿って前記環状本体から内へ突出することを特徴とする請求項2に記載の締結装置。
  5. 前記ノブは、それぞれ前記第1の保持部及び前記第2の保持部に結合される2つのバンプを含み、
    前記ノブが前記回り止めユニットを前記第1の位置から前記第2の位置に切り替えるように連動させる場合、
    前記2つのバンプがそれぞれ前記第1の保持部及び前記第2の保持部を前記径方向に沿って変位させるように押し付けることを特徴とする請求項4に記載の締結装置。
  6. 前記外殻は、下開口及び2つのサイドホールを有するケースを備え、
    前記ボビンは、
    第1の開口及び第2の開口を含む軸心柱と、
    前記軸心柱を設けることに用いられ、第1の結び目孔、第1の引き出し孔、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を含み、前記第1の結び目孔及び前記第1の引き出し孔が前記第1の開口と連通し、前記第2の結び目孔及び前記第2の引き出し孔が前記第2の開口と連通するシート部と、
    を備え、
    前記ひもの一端が1つの前記サイドホール、前記第1の開口、前記第1の結び目孔及び前記第1の引き出し孔を貫通して前記下開口から露出し、
    前記ひもの他端が別の前記サイドホール、前記第2の開口、前記第2の結び目孔及び前記第2の引き出し孔を貫通して前記下開口から露出することを特徴とする請求項1に記載の締結装置。
  7. ひもを締緩するための締結装置であって、
    ケースとベースを含む外殻と、
    前記ケースに設けられ、前記ひもを巻き取るためのボビンと、
    前記ケースをカバーするノブと、
    前記ボビンに結合される回り止めユニットと、
    を備え、
    前記ケースが係合部を有し、前記ベースが前記ケースの設置に用いられ、
    前記ボビンが、内壁と、前記内壁に設けられ、前記ノブが前記ケースに結合されるように前記係合部に噛み合う係止部と、前記内壁に設けられる螺旋状レールと、を含み、
    前記回り止めユニットが、前記螺旋状レールに結合されて前記ノブにより駆動されるガイド部を含み、
    前記外殻に対して前記ノブを回動させて前記ガイド部を前記螺旋状レール内に位置制限させて移動させ、前記回り止めユニットが第1の位置から第2の位置に切り替えるようにし、
    前記回り止めユニットが前記第1の位置にある場合、前記ボビンの係脱方向への回動を制限し、
    前記回り止めユニットが前記第2の位置にある場合、前記ボビンの前記係脱方向への回動を許容することを特徴とする締結装置。
  8. 前記回り止めユニットは、
    径方向を有する環状本体と、
    前記ノブに結合されるように前記環状本体に設けられ、前記径方向に沿う復帰能力を有する第1の保持部及び第2の保持部と、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の締結装置。
  9. 前記回り止めユニットは、前記環状本体に設けられるラチェットアームを更に含み、
    前記ラチェットアームが前記径方向に沿って前記環状本体から外へ突出し前記ケースのサイドリング歯と分離可能に噛み合い、
    前記第1の保持部及び前記第2の保持部が前記径方向に沿って前記環状本体から内へ突出し、それぞれ前記ノブの2つのバンプと分離可能に噛み合うことを特徴とする請求項8に記載の締結装置。
  10. 前記ケースは、下開口及び2つのサイドホールを含み、
    前記ボビンは、
    第1の開口及び第2の開口を含む軸心柱と、
    前記軸心柱を設けることに用いられ、第1の結び目孔、第1の引き出し孔、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を含み、前記第1の結び目孔及び前記第1の引き出し孔が前記第1の開口と連通し、前記第2の結び目孔及び前記第2の引き出し孔が前記第2の開口と連通するシート部と、を備え、
    前記ひもの一端が1つの前記サイドホール、前記第1の開口、前記第1の結び目孔及び前記第1の引き出し孔を貫通して前記下開口から露出し、
    前記ひもの他端が別の前記サイドホール、前記第2の開口、前記第2の結び目孔及び前記第2の引き出し孔を貫通して前記下開口から露出することを特徴とする請求項7に記載の締結装置。
  11. ひもを締結装置に接続するためのひも取付方法であって、
    係合部を有するケースを含む外殻と、前記ケース内に設けられるボビンと、前記係合部の噛み合いに用いられる係止部を含むノブと、前記ボビン及び前記ノブに結合される回り止めユニットと、を備える締結装置を提供する工程と、
    前記ひもの一端及び他端をそれぞれ前記ケース及び前記ボビンを貫通させて前記外殻から露出させて、使用者が前記一端及び前記他端を結んで前記ボビンに結合するためのひも結合工程と、
    を含むことを特徴とするひも取付方法。
  12. 前記ケースは、2つのサイドホール及び下開口を更に含み、
    前記ボビンは、軸心柱及びシート部を含み、
    前記軸心柱が第1の開口及び第2の開口を有し、
    前記シート部は、前記軸心柱の設置に用いられ、第1の結び目孔、第1の引き出し孔、第2の結び目孔及び第2の引き出し孔を含み、前記第1の結び目孔及び前記第1の引き出し孔が前記第1の開口と連通し、前記第2の結び目孔及び前記第2の引き出し孔が前記第2の開口と連通し、
    前記ひも結合工程の場合、前記ひもの前記一端を1つの前記サイドホール、前記第1の開口、前記第1の結び目孔及び前記第1の引き出し孔を貫通させて前記下開口から露出させて前記使用者が前記一端を結ぶことに用いられ、
    及び前記ひもの前記他端を別の前記サイドホール、前記第2の開口、前記第2の結び目孔及び前記第2の引き出し孔を貫通させて前記下開口から露出させて前記使用者が前記他端を結ぶことに用いられることを特徴とする請求項11に記載のひも取付方法。
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