JP2019524036A - 近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法及び装置 - Google Patents

近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法及び装置 Download PDF

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Abstract

近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法及び装置。前記方法は、物理層PHY変換チップが内蔵された近端装置はカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成し、前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはメディアアクセス制御MACフレーム構造データ及びフレームギャップを含むステップと、前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングするステップと、前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信するステップと、を含む。本願の実施例では、MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間が最下位層PHY変換チップの出力タイミングにマッチングすることで、最下位層PHY変換チップはデータを正常に送受信できる。【選択図】図1

Description

本願は、通信技術分野に関し、特に近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法、及び近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置に関する。
モバイル通信技術の発展に伴い、大容量データの高速伝送は必然的な傾向になっている。IQデータ及び物理層制御ワード等のデータの連続高速伝送が必要になり、伝送プロトコルに対してより高い要求が求められている。
従来のIR (Interface between the RRU and the BBU)プロトコル及びCPRI(Common Public Radio Interface、共通公衆無線インタフェース)プロトコルは、ともに成熟した安定的な通信インタフェースプロトコルであるが、メッセージデータ伝送中にデータにKコードフラグが追加され、その結果、データがネットワークポートインタフェースPHY(Physical Layer、物理層)変換チップのタイミングに合致できず、従ってネットワークケーブルによるデータ伝送が不能になる。また、IR及びCPRIプロトコルは各連続的な基本グループがいずれもIQデータを伝送するのではないため、IQデータ伝送が不安定になり、パケット損失の可能性が増加し、設計が困難で、アプリケーション層での処理が困難でになる。
上記問題に鑑みて、本願の実施例は、上記問題又は少なくとも上記問題の一部を解決できる近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法、及び近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置を提供する。
上記問題を解決するために、本願の実施例は、近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法が開示されており、
物理層PHY変換チップが内蔵された近端装置はカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成し、前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはメディアアクセス制御MACフレーム構造データ及びフレームギャップを含むステップと、
前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングするステップと、
前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信するステップと、を含む。
好ましくは、前記MACフレーム構造データはIQデータを含み、前記近端装置がカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成するステップは、前記近端装置がアンテナのサンプリングポイントのIQデータを取得するステップと、所定のフォーマット順でアンテナのサンプリングポイントのIQデータを基本フレームの各基本グループに格納するステップと、を含む。
好ましくは、前記MACフレーム構造データは、制御ワードを伝送するように設置される制御管理CMチャネルを含み、前記方法は、前記近端装置が前記遠端装置から送信される基本フレームを受信するステップと、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを抽出するステップと、近端装置の内部上り・下り遅延値を算出するステップと、前記近端装置の内部上り・下り遅延値、及び前記遠端装置の内部上り・下り遅延値に基づき、リンク遅延値を算出するステップと、リンク遅延値に応じて、フレームヘッダーを読み書きするタイミングを調整するステップと、をさらに含む。
好ましくは、前記近端装置が前記遠端装置から送信される基本フレームを受信するステップは、前記近端装置が前記遠端装置から送信されるファイバ信号を受信するステップと、前記物理層PHY変換チップによって、前記ファイバ信号を基本フレームに復元するステップと、を含む。
好ましくは、前記近端装置が前記遠端装置に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードをさらに含み、前記遠端装置は前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置される。
好ましくは、前記MACフレーム構造データは、アプリケーション層メッセージを伝送するように設置されるメッセージチャネルを含み、前記近端装置がカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成するステップは、前記近端装置が8B/10B符号化によってアプリケーション層メッセージを生成するステップと、前記アプリケーション層メッセージに対してパケット先頭SSDインジケータとパケット末尾ESDインジケータを設定するステップと、前記遠端装置は、SSDが検出されると、対応するMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行うステップと、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信するステップと、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するステップと、前記アプリケーション層メッセージをメッセージチャネルに格納するステップと、を含む。
好ましくは、前記近端装置は、前記近端装置のフレームヘッダーであるローカルフレームヘッダーと、前記遠端装置のフレームヘッダーであるチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得するステップと、前記相対位置に基づき、前記遠端装置とフレームヘッダー同期を行うステップと、をさらに含む。
好ましくは、前記近端装置は、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを抽出するステップをさらに含む。
前記近端装置がローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得するステップは、前記第3制御ワードに基づき、ローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を算出するステップを含む。
同時に、本願の実施例は、近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法がさらに開示されており、
物理層PHY変換チップが内蔵された遠端装置は近端装置から送信されるファイバ信号を受信するステップと、
前記物理層PHY変換チップによって、所定の出力タイミングで前記ファイバ信号を基本フレームに復元し、前記基本フレームが1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループが2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループがMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含むステップと、を含み、
前記物理層PHY変換チップの出力タイミングが前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間にマッチングする。
好ましくは、前記MACフレーム構造データはCMチャネルを含み、前記方法は、前記遠端装置が遠端装置の内部上り・下り遅延値を算出するステップと、前記遠端装置の内部上り・下り遅延値によって、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを生成するステップと、前記第1制御ワードを基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納し、基本フレームを生成するステップと、前記物理層PHY変換チップによって、前記第1制御ワードを有する基本フレームを前記近端装置に送信するステップと、前記近端装置は前記第1制御ワードに基づき近端装置のリンク遅延値を算出するステップと、をさらに含む。
好ましくは、前記遠端装置は、前記近端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードを抽出するステップと、前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するステップと、をさらに含む。
好ましくは、前記遠端装置は、リンク上にアプリケーション層メッセージのパケット先頭SSDがあるか否かを検出するステップと、パケット先頭SSDが検出されると、アプリケーション層情報ペアのMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行うステップと、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信するステップと、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するステップと、をさらに含む。
好ましくは、前記遠端装置が前記近端に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを含む。
同時に、本願の実施例は近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置がさらに開示されており、
物理層PHY変換チップが内蔵された前記近端装置に位置し、カスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成するように設置され、前記基本フレームが1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループが2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループがMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含む近端生成モジュールと、
前記近端装置に位置し、前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングするように設置される近端マッチングモジュールと、
前記近端装置に位置し、前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信するように設置される近端送信モジュールと、を備える。
好ましくは、前記MACフレーム構造データはIQデータを含み、
前記近端生成モジュールは、アンテナのサンプリングポイントのIQデータを取得するように設置される近端IQデータ取得サブモジュールと、所定のフォーマット順でアンテナのサンプリングポイントのIQデータを基本フレームの各基本グループに格納するように設置される近端IQデータ格納サブモジュールと、を備える。
好ましくは、前記MACフレーム構造データは、制御ワードを伝送するように設置されるCMチャネルを含み、前記装置は、前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームを受信するように設置される近端受信モジュールと、前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを抽出するように設置される近端第1制御ワード抽出モジュールと、前記近端装置に位置し、近端装置の内部上り・下り遅延値を算出するように設置される近端遅延算出モジュールと、前記近端装置に位置し、前記近端装置の内部上り・下り遅延値、及び前記遠端装置の内部上り・下り遅延値に基づき、リンク遅延値を算出するように設置されるリンク遅延算出モジュールと、前記近端装置に位置し、リンク遅延値に応じて、フレームヘッダーを読み書きするタイミングを調整するように設置される近端タイミング調整モジュールと、をさらに備える。
好ましくは、前記近端受信モジュールは、前記遠端装置から送信されるファイバ信号を受信するように設置される近端ファイバ信号受信サブモジュールと、前記物理層PHY変換チップによって、前記ファイバ信号を基本フレームに復元するように設置される近端基本フレーム復元サブモジュールと、を備える。
好ましくは、前記近端装置が前記遠端装置に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードをさらに含み、前記遠端装置は前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置される。
好ましくは、前記MACフレーム構造データは、アプリケーション層メッセージを伝送するように設置されるメッセージチャネルを含み、
前記近端生成モジュールは、
8B/10B符号化によってアプリケーション層メッセージを生成するように設置される近端アプリケーション層メッセージ生成サブモジュールと、
前記アプリケーション層メッセージに対してパケット先頭SSDインジケータとパケット末尾ESDインジケータを設定するように設置される近端インジケータ設定サブモジュールであって、前記遠端装置は、SSDが検出されると、対応するMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行い、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するように設置される近端インジケータ設定サブモジュールと、
前記アプリケーション層メッセージをメッセージチャネルに格納するように設置される近端アプリケーション層メッセージ格納サブモジュールと、を備える。
好ましくは、前記近端装置に位置し、前記近端装置のフレームヘッダーであるローカルフレームヘッダーと、前記遠端装置のフレームヘッダーであるチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得するように設置されるフレームヘッダー相対位置取得モジュールと、前記近端装置に位置し、前記相対位置に基づき、前記遠端装置とフレームヘッダー同期を行うように設置される近端フレームヘッダー同期モジュールと、をさらに備える。
好ましくは、前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを抽出するように設置される近端第3制御ワード抽出モジュールをさらに備える。
前記フレームヘッダー相対位置取得モジュールは、
前記第3制御ワードに基づき、ローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を算出するように設置される近端相対位置算出サブモジュールを備える。
同時に、本願の実施例は近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置がさらに開示されており、物理層PHY変換チップが内蔵された前記遠端装置に位置し、近端装置から送信されるファイバ信号を受信するように設置される遠端受信モジュールと、前記遠端装置に位置し、前記物理層PHY変換チップによって、所定の出力タイミングで前記ファイバ信号を基本フレームに復元し、前記基本フレームが1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループが2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループがMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含む遠端復元モジュールと、を備え、前記物理層PHY変換チップの出力タイミングが前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間にマッチングする。
好ましくは、前記MACフレーム構造データはCMチャネルを含み、前記装置は、前記遠端装置に位置し、遠端装置の内部上り・下り遅延値を算出するように設置される遠端遅延算出モジュールと、前記遠端装置に位置し、前記遠端装置の内部上り・下り遅延値によって、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを生成するように設置される遠端第1制御ワード生成モジュールと、前記遠端装置に位置し、前記第1制御ワードを基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納し、基本フレームを生成するように設置される遠端基本フレーム生成モジュールと、前記遠端装置に位置し、前記物理層PHY変換チップによって、前記第1制御ワードを有する基本フレームを前記近端装置に送信するように設置される遠端基本フレーム送信モジュールと、をさらに備え、前記近端装置は前記第1制御ワードに基づき近端装置のリンク遅延値を算出する。
好ましくは、前記遠端装置に位置し、前記近端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードを抽出するように設置される第2制御ワード抽出モジュールと、前記遠端装置に位置し、前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置される遠端ワイヤレスフレームヘッダー復元モジュールと、をさらに備える。
好ましくは、前記遠端装置に位置し、リンク上にアプリケーション層メッセージのパケット先頭SSDがあるか否かを検出するように設置される遠端SSD検出モジュールと、前記遠端装置に位置し、パケット先頭SSDが検出されると、アプリケーション層情報ペアのMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行うように設置される遠端CRC検査モジュールと、前記遠端装置に位置し、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信するように設置される遠端データ受信モジュールと、前記遠端装置に位置し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するように設置される遠端データ破棄モジュールと、をさらに備える。
好ましくは、前記遠端装置が前記近端に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを含む。
本願の実施例は上記方法用のプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体をさらに開示する。
本願の実施例は以下の利点を含む。
本願の実施例では、フレーム構造をカスタムし、各基本フレームが複数のスーパーグループを含み、各スーパーグループが複数の基本グループを含み、各基本グループがMACフレーム構造データ及びフレームギャップからなる。MACフレーム構造データとフレームギャップの期間が最下位層PHY変換チップの出力タイミングにマッチングすることで、最下位層PHY変換チップはデータを正常に送受信できる。各基本グループのMACフレーム構造データ中でベースバンドIQデータを伝送することで、IQデータを各基本フレーム内で連続的に伝送することを確保し、アプリケーション層のニーズを満たす。制御ワードをカスタムし、MACフレーム構造データのCMチャネル中で制御ワードを伝送することで、最下位層制御情報の正常交換を確保する。
は本願に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法の実施例のフローチャートである。 は本願の実施例における基本フレームの構造模式図である。 は本願の実施例における基本グループの構造模式図である。 は本願に係る別の近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法の実施例のフローチャートである。 は本願の実施例におけるIQデータ伝送のフォーマット順模式図である。 は本願の実施例における20M帯域幅セルのサンプリングポイントの伝送順模式図である。 は本願の実施例における10M帯域幅セルのサンプリングポイントの伝送順模式図である。 は本願の実施例における5M帯域幅セルのサンプリングポイントの伝送順模式図である。 は本願に係るさらに別の近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法の実施例のフローチャートである。 は本願の実施例における同期ステートマシンのフローチャートである。 は本願の実施例におけるリンク遅延値の算出方法の模式図である。 は本願の一実施例に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法のフローチャートである。 は本願の別の実施例に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法のフローチャートである。 は本願に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置の実施例の構造ブロック図である。 は本願に係る別の近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置の実施例の構造ブロック図である。
本願の上記目的、特徴及び利点をよりわかりやすくするために、以下、図面及び実施形態を参照して本願をさらに詳細に説明する。
本願の実施例の主要構想の一つとして、基本フレーム構造をカスタムすることで、基本フレームがPHY変換チップのタイミング要求を満たすとともに、IQデータが連続的かつ安定的に伝送できる。
図1に示すように、本願に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法の実施例のフローチャートであり、具体的には以下のステップを含む。
ステップ101:物理層PHY変換チップが内蔵された近端装置はカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成する。前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはMAC(Media Access Control、メディアアクセス制御)フレーム構造データ及びフレームギャップを含む。
本願の実施例では、近端装置は基地局、遠端装置は無線リモートユニットRRU(Radio Remote Unit)である。具体的には、基地局はセルのIQデータを取得し、カスタムフレームフォーマットに基づき基本フレームを生成する。基地局とRRUはファイバによって接続され、基地局とRRUの内部にいずれも物理層PHY変換チップを有し、PHY変換チップがデータリンク層データフレームを伝送媒体に応じた信号形態に変換し、伝送媒体で伝送し、さらにデータフレームに変換してデータリンク層に伝送し、本願の実施例では、伝送媒体はファイバ、信号形態はファイバ信号である。PHY変換チップのインタフェースタイミングは1bitの有効信号をデータイネーブル信号として含み、有効データを伝送し、有効データの開始と終了を識別する。IRとCPRIプロトコルでは、データにフレームヘッダーフレームテール識別子を追加するのであり、データ有効信号が必要であり、PHY変換チップタイミングを満たさない。本願の実施例では、基本グループにフレームギャップを設定することで、PHY変換チップはフレームギャップの時に、イネーブル信号を設定できる。
ステップ102:前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングする。
基地局は各基本グループのMACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングする。MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングすることで、PHY変換チップはフレームギャップの時に、イネーブル信号を設定してMACフレーム構造データの開始と終了を識別し、伝送されるデータの混乱を回避する。
ステップ103:前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信する。
物理層PHY変換チップによって、基本フレームデータをファイバ信号に変換し、ファイバによってファイバ信号を遠端装置に伝送する。
図2に示すように、本願の実施例における基本フレームの構造模式図である。本実施例では、基本フレーム(Base Frame)の期間を10msとする。1個の基本フレームは25個のスーパーグループ(Super Group)を含み、各スーパーグループは32個の基本グループ(Base Group)を含む。基本グループはデータ伝送の基本単位とし、期間が12.5usである。各基本グループは1つのMACフレーム構造データ及びフレームギャップからなる。基本グループは1536バイトを占有し、そのうちMACフレーム構造データは1492バイト、フレームギャップは44バイトを占有する。フレームギャップはPHYチップの出力タイミングにマッチングするように設置される。
図3に示すように、本願の実施例における基本グループの構造模式図である。本願の実施例では、基本グループはMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含み、
MACフレーム構造データは、プリアンブル、宛先アドレス、ソースアドレス、タイプ/長さフィールド、FCSフィールド、フレーム数、IQデータ、CMチャネル、メッセージチャネル、予約フィールドを含む。
プリアンブル、宛先アドレス、ソースアドレス、タイプ/長さフィールド、FCSフィールドは必要な伝送オーバヘッドである。占有するバイト数について、プリアンブルは8byte、宛先アドレスは6byte、ソースアドレスは6byte、タイプ/長さフィールドは2byte、FCSフィールドは4byteを占有する。
フレーム数、IQデータ、CMチャネル、メッセージチャネル、予約フィールドは実際のオーバヘッドである。占有するバイト数について、フレーム数は2byte、 IQデータは1440byte、 メッセージチャネルは18byte、CMチャネルは4byte、予約フィールドは2byteを占有する。
フレームギャップは44byteを占有する。基本グループ全体は合計1536byteを占有する。
図4に示すように、本願に係る別の近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法の実施例のフローチャートであり、具体的には以下のステップを含む。
ステップ201:前記近端装置はアンテナのサンプリングポイントのIQデータを取得する。
ベースバンドデータを送受信する場面では、基地局はセル内の各アンテナの各サンプリングポイントのIQデータの伝送を担当する。
ステップ202:所定のフォーマット順でアンテナのサンプリングポイントのIQデータを基本フレームの各基本グループに格納する。
各基本グループのMACフレーム構造データ中でベースバンドIQデータを伝送することで、IQデータを各基本フレーム内で連続的に伝送することを確保し、アプリケーション層のニーズを満たす。
前記基本グループ中のIQデータが占有するバイト数は、近端装置に対応するセルの現在の帯域幅のサンプリングポイント数×ビット幅×アンテナ数である。
現在、セル帯域幅は20M、10M、5Mの場合を含む。基本グループの期間を12.5usとし、20Mセル帯域幅圧縮モードを例(現在、可能な最大データ量)に、20M帯域幅に対応する伝送ラインレートが30.72M個のサンプリングポイント/秒であるため、各基本グループの12.5usの場合に、次の基本グループが384個のサンプリングポイントを伝送できる。各サンプリングポイントは1個のIQデータであり、1個のIQデータはサンプリングビット幅15bitのIデータ及びサンプリングビット幅15bitのQデータを含み、
IQデータ量は、384× 15bit × 2 = 11520 bit = 1440 byteである。
セル帯域幅が10Mの場合、IQデータ量は720byteであり、セル帯域幅が5Mの場合、IQデータ量は360byteである。
IQデータのフォーマット順は具体的には、アンテナの順序及びサンプリングポイントの前後順序で格納され、まずはアンテナ、後にサンプリングポイントであり、すなわち、基本グループ中に0アンテナ0サンプリングポイントのIQデータを格納し、次に1アンテナ0サンプリングポイントのIQデータを格納し、さらに2アンテナ0サンプリングポイントのIQデータを格納し、...0サンプリングポイントに対応するすべてのアンテナの格納終了後に、0アンテナ1サンプリングポイントを格納し、次に1アンテナ1サンプリングポイントを格納し、...このようにしてすべてのサンプリングポイントとアンテナを格納した後に循環する。
ステップ203:前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングする。
ステップ204:前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信する。
本願の実施例の好適な例として、IQデータのマッピングルール(すなわちIQデータのフォーマット順)によれば、20M帯域幅セルに対応するIサンプリングビット幅を7bit、対応するQサンプリングビット幅を7bitとし、10M帯域幅セルに対応するIサンプリングビット幅を15bit、対応するQサンプリングビット幅を15bitとし、5M帯域幅セルに対応するIサンプリングビット幅を15bit、対応するQサンプリングビット幅を15bitとすることが定められる。
さらに、20M帯域幅セルのサポートする最大日数を2、10M帯域幅セルのサポートする最大日数を2、5M帯域幅セルのサポートする最大日数を4とすることが定められる。IQデータを伝送する時、まず、順序上前にあるアンテナのIQデータを先に伝送し、さらに後ろにあるアンテナのIQデータを伝送する。
さらに、20M帯域幅セルのサポートする最大サンプリングポイント数を384、10M帯域幅セルのサポートする最大サンプリングポイント数を192、5M帯域幅セルのサポートする最大サンプリングポイント数を96とすることが定められる。IQデータを伝送する時、順序上前にあるサンプリングポイントのIQデータを先に伝送し、さらに順序上後ろにあるサンプリングポイントのIQデータを伝送する。
図5に示すように、本願の実施例におけるIQデータ伝送のフォーマット順模式図であり、ここで、I0をサンプリングポイント0のIデータ、Q0をサンプリングポイント0のQデータとし、ほかのデータはこのように類推して、Kをサンプリングビット幅とし、伝送するフォーマット順について、順序上前にあるサンプリングポイントのIデータを先に伝送し、さらに該サンプリングポイントのQデータを伝送し、サンプリングポイントの順で順番伝送する。例えば、サンプリングポイント0のIデータを先に伝送し、さらにサンプリングポイント0のQデータを伝送し、続いてサンプリングポイント1のIデータを伝送し、さらにサンプリングポイント1のQデータを伝送する。
図6に示すように、本願の実施例における20M帯域幅セルのサンプリングポイントの伝送順模式図である。ギガビットイーサネットポートで伝送する場合、1つの12.5usの基本グループは最大384*30bitのデータのみを伝送できる。従って、20Mセルにおいて、1つの基本グループは1つの2アンテナ圧縮セルのIQデータのみを伝送でき、サンプリングポイント数が384個である。図中、横座標をbyte、縦座標をbit、各格子を1つの1bitデータとし、Aはアンテナ、Cはサンプリングポイントを示し、異なる色は異なるアンテナを示し、1つの色の領域は1つのサンプリングポイントの15bitデータを示す。
まず、アンテナ0のサンプリングポイント0のデータA0C0を伝送し、続いて日数1のサンプリングポイント0のデータA1C0、アンテナ0のサンプリングポイント1のデータA0C1、アンテナ1のサンプリングポイント1のデータA1C1を順に伝送し、次に、アンテナ0のサンプリングポイント2のデータA0C2、アンテナ1のサンプリングポイント2のデータA1C2...アンテナ0のサンプリングポイント383のデータA0C383を順に伝送し、さらにアンテナ1のサンプリングポイント383のデータA1C383を伝送する。
図7に示すように、本願の実施例における10M帯域幅セルのサンプリングポイントの伝送順模式図である。ギガビットイーサネットポートで伝送する場合、1つの12.5usの基本グループは最大192*2*30bitのデータのみを伝送できる。従って、10Mセルにおいて、1つの基本グループは1つの2アンテナ非圧縮セルのIQデータのみを伝送でき、サンプリングポイント数が192個である。図中、横座標をbyte、縦座標をbit、各格子を1つの1bitデータとし、Aはアンテナ、Cはサンプリングポイントを示し、異なる色は異なるアンテナを示し、1つの色の領域は1つのサンプリングポイントの30bitデータを示す。
まず、アンテナ0のサンプリングポイント0のデータA0C0を伝送し、続いて日数1のサンプリングポイント0のデータA1C0、アンテナ0のサンプリングポイント1のデータA0C1、アンテナ1のサンプリングポイント1のデータA1C1を順に伝送し、次に、アンテナ0のサンプリングポイント2のデータA0C2、アンテナ1のサンプリングポイント2のデータA1C2...アンテナ0のサンプリングポイント191のデータA0C191を順に伝送し、さらにアンテナ1のサンプリングポイント191のデータA1C191を伝送する。
図8に示すように、本願の実施例における5M帯域幅セルのサンプリングポイントの伝送順模式図である。ギガビットイーサネットポートで伝送する場合、1つの12.5usの基本グループは最大96*4*30bitのデータのみを伝送できる。従って、5Mセルにおいて、1つの基本グループは多くとも2つの2アンテナ非圧縮セル又は1つの4アンテナ非圧縮セルのIQデータを伝送でき、サンプリングポイント数が96個である。図中、横座標をbyte、縦座標をbit、各格子を1つの1bitデータとし、Aはアンテナ、Cはサンプリングポイントを示し、異なる色は異なるアンテナを示し、1つの色の領域は1つのサンプリングポイントの30bitデータを示す。
まず、アンテナ0のサンプリングポイント0のデータA0C0を伝送し、続いて日数1のサンプリングポイント0のデータA1C0、アンテナ2のサンプリングポイント0のデータA2C0、アンテナ3のサンプリングポイント0のデータA3C0を順に伝送し、次に、アンテナ0のサンプリングポイント1のデータA0C1、アンテナ1のサンプリングポイント1のデータA1C1...アンテナ2のサンプリングポイント95のデータA2C95を順に伝送し、さらにアンテナ3のサンプリングポイント95のデータA3C95を伝送する。
図9に示すように、本願の別の近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法の実施例のフローチャートであり、具体的には以下のステップを含む。
ステップ301:物理層PHY変換チップが内蔵された近端装置はカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成する。前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含む。
本願の実施例の好適な例として、前記MACフレーム構造データは、アプリケーション層メッセージを伝送するように設置されるメッセージチャネルをさらに含む。
前記ステップ301は具体的には、以下のサブステップを含む。
サブステップS11:前記近端装置は8B/10B符号化によってアプリケーション層メッセージを生成する。
アプリケーション層メッセージは、アプリケーション層メッセージを伝送し、近端基地局とRRUの正常情報交換、バージョンアップグレード、及びログ抽出等の機能を実現するように設置される。メッセージチャネルが各基本グループにおいて18バイトを占有し、10msの基本フレームにおいてアプリケーション層メッセージが18byte*8bit*800=115200bitを占有するため、アプリケーション層メッセージ帯域幅を約11.5Mbpsとする。本願の実施例では、メッセージチャネル中のアプリケーション層メッセージが8B/10B符号化によって生成されると決められる。
サブステップS12:前記アプリケーション層メッセージにパケット先頭SSD(Start of Stream Delimiter、データストリーム開始デリミタ)インジケータとパケット末尾ESD(End of Stream Delimiter、データストリーム終了デリミタ)インジケータを設定し、前記遠端装置は、SSDが検出されると、対応するMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行い、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄する。
遠端装置はリンク上にSSDがあるか否かをリアルタイムに検出することで、アプリケーション層メッセージの有無を判断し、SSDが検出されると、MACフレーム構造データを解析し、MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC(Cyclic Redundancy Code)検査を行い、CRC検査がただしいと、MACフレーム構造データを受信し、CRC検査エラーが発生すると、MACフレーム構造データを破棄する。
サブステップS13:前記アプリケーション層メッセージをメッセージチャネルに格納し、
近端装置がアプリケーション層メッセージを伝送する必要がある時、アプリケーション層メッセージを基本グループのメッセージチャネルに格納し、アプリケーション層メッセージを伝送する必要がない時、メッセージチャネルに0を充填する。
ステップ302:前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングする。
ステップ303:前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信する。
ステップ304:前記近端装置が前記遠端装置から送信される基本フレームを受信する。前記MACフレーム構造データは、制御ワードを伝送するように設置されるCMチャネルをさらに含む。
CM(control managerment、制御管理)チャネルは主として、最下位層リンク情報、例えばワイヤレスフレームフレーム番号、RRU ID、パワーオフ警報及びプロトコルバージョン等の情報等を交換するように設置される。CMチャネルはアプリケーション層にいくつかのアクセス情報(例えば、レートマッチング、アクセスの有無、パワーオフの有無等)、及びスレーブ装置を制御する簡単な方法(例えば、リモートパワーオフ、ネットワークケーブル切替等)を提供する。CMチャネルは基本グループにおいて4バイトのみを占有し、時分割メカニズムによって各基本グループ中のCMチャネルを占有し、1つのスーパーグループを周期(400us)として循環する。
各スーパーグループは合計32個の制御ワードを有し、4つの制御ワードを1組に8個のサブチャネルを作成し、サブチャネル番号をNs=0...7とし、各サブチャネル内の制御ワード番号をYs=0...3とするため、各スーパーグループ内の制御ワード番号ビットをY=Ns+8*Ysとする。具体的には、前記制御ワードは以下を含む。Y0:K28.5フィールドを伝送し、スーパーグループの開始を指示するように設置され、ほかの制御フィールドの内容が該フィールド同じであってはならない。Y1:現在のプロトコルバージョン番号を伝送する。Y2:RRUID更新方式を伝送し、逓増又は逓減する。Y3:遠端装置のパワーオフ警報情報を伝送する。Y4:現在送信しているメッセージパケット計数情報を伝送し、受信側メッセージパケット伝送の監視を行う。Y8:スーパーグループ番号を伝送し、ワイヤレスフレームの開始を指示するように設置される。Y9:遠端装置リセット信号を伝送する。Y10:Y2、Y18、Y26三者のXOR値を伝送する。Y11:近端装置が遠端装置に通知するリンクループバック命令等を伝送する。Y16:ワイヤレスフレーム番号、下位バイトを伝送する。Y17:遠端装置の上り・下り内部遅延値の和を伝送し、単位が個/clkである。Y18:RRUIDを伝送する。Y19:近端装置が遠端装置に通知するネットワークポート切り替え命令を伝送する。Y24:ワイヤレスフレーム番号、上位バイトを伝送する。Y25:ネットワークケーブルリンク遅延値を伝送する。Y26:RRUID有効範囲値を伝送する。Y27:近端装置ネットワークポート番号を伝送する。ほかのフィールドは予約される。
本願の実施例の好適な例として、前記ステップ304は具体的には、以下のサブステップを含む。
サブステップS21:前記近端装置が前記遠端装置から送信されるファイバ信号を受信する。
サブステップS22:前記物理層PHY変換チップによって、前記ファイバ信号を基本フレームに復元する。
ステップ305:前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを抽出する。遠端装置の内部上り・下り遅延値は、近端装置とネットワークケーブルの上り・下り遅延値を示す。第1制御ワードは具体的には上記制御ワード中のY17制御ワードであってもよい。
ステップ306:近端装置の内部上り・下り遅延値を算出する。
近端装置の内部上り・下り遅延値は、遠端装置とネットワークケーブルの上り・下り遅延値を示す。
ステップ307:前記近端装置の内部上り・下り遅延値、及び前記遠端装置の内部上り・下り遅延値に基づき、リンク遅延値を算出する。
具体的には、リンク遅延値=(近端装置の内部上り・下り遅延値−遠端装置の内部上り・下り遅延値)/2である。
ステップ308:リンク遅延値に応じて、フレームヘッダーを読み書きするタイミングを調整する。
リンク遅延値を算出した後、近端装置のフレームヘッダー管理モジュールに出力し、内蔵バッファプールがフレームヘッダーを読み書きするタイミングを調整する。
本願の実施例の好適な例として、前記近端装置が前記遠端装置に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードをさらに含み、前記遠端装置は前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置される。
本願の実施例の好適な例として、前記方法は、以下のステップをさらに含む。
ステップ309:前記近端装置は、前記近端装置のフレームヘッダーであるローカルフレームヘッダーと、前記遠端装置のフレームヘッダーであるチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得する。
ローカルフレームヘッダーは近端装置自体のクロックによって生成されるフレームヘッダーであり、チャネル連携フレームヘッダーはほかの装置がネットワークケーブルを介して伝送してきたデータを解析して復元できるフレームヘッダーであり、両者が遠すぎてはならず、さもないと、データを伝送できない。
ステップ310:前記相対位置に基づき、前記遠端装置とフレームヘッダー同期を行う。
本願の実施例では、フレームヘッダー同期用のステートマシンは、同期外れ状態、スーパーグループ同期状態、ワイヤレスフレーム同期状態を含む。同期外れ状態はすなわち初期状態であり、スーパーグループのフレームヘッダーが同期していないことを示す。スーパーグループ同期状態は、装置が毎回、所望の位置でスーパーグループフレームヘッダーを検出できることを示し、各スーパーグループ間のスーパーグループ番号が連続し、スーパーグループが0〜24であるため、SGNが24から0に変わる時に連続的であると考えられる。該状態に入った後、遠端はCMチャネル、メッセージチャネルを解析し、スーパーグループに基づきワイヤレスフレームヘッダーを復元することができる。ワイヤレスフレーム同期状態は、近端装置がローカルワイヤレスフレームヘッダーに応じて誤差範囲δ内にワイヤレスフレームヘッダーを検索できることを示す。該状態に入った後、受信側はベースバンドデータを正常に伝送できる。
本願の実施例の好適な例として、前記方法は、以下のステップをさらに含む。
ステップ311:前記近端装置は、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを抽出する。
具体的な前記第3制御ワードは上記制御ワード中のY0であり、K28.5フィールドを伝送し、かつスーパーグループの開始を指示するように設置され、スーパーグループの開始はスーパーグループフレームヘッダーの開始位置である。
前記ステップ309は具体的に以下のサブステップを含む。
サブステップS31:前記第3制御ワードに基づき、ローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を算出する。
遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネル中の第3制御ワードに基づき、遠端装置のフレームヘッダー位置、すなわちチャネル連携フレームヘッダーの位置を特定する。ローカルフレームヘッダーの位置、及びチャネル連携フレームヘッダーの位置に基づき、相対位置を算出する。
図10に示すように、本願の実施例における同期ステートマシンのフローチャートである。
ステートマシンは、同期外れ状態、スーパーグループ同期状態、ワイヤレスフレーム同期状態の3種類の状態を含む。近端装置のパワーオン/リセット時又はLOS(loss of synchronization、同期外れ)=1の時、ステートマシンが同期外れ状態LOSであり、Sync_Counter(Synchronous Communication、同期通信)=SYNC_N且つSGN_Counter=SGN_N(SGN=super group numberスーパーグループ番号)の時、ステートマシンが同期外れ状態からスーパーグループ同期状態に変わり、Loss Comma (Commaは光リンクを介して伝送される特殊符号化データであり、K28.5同期ワードを示すためのものである)又は Loss SGNの時、ステートマシンがスーパーグループ同期状態から同期外れ状態に変わり、ワイヤレスフレームヘッダーとローカルフレームヘッダーとの相対位置が誤差範囲よりも小さい時、ステートマシンがスーパーグループ同期状態からワイヤレスフレーム同期状態に変わり、ワイヤレスフレームヘッダーとローカルフレームヘッダーとの相対位置が誤差範囲よりも大きい時、ステートマシンがワイヤレスフレーム同期状態からスーパーグループ同期状態に変わり、Loss Comma又はLoss SGNの時、ステートマシンがワイヤレスフレーム同期状態から同期外れ状態に変わる。
図11に示すように、本願の実施例におけるリンク遅延値の算出方法の模式図である。近端装置は、近端送信側及び近端受信側を含む。遠端装置は遠端送信側及び遠端受信側を含む。
リンク遅延値は近端送信側から送信される1つの基本フレームが遠端受信側に到達する遅延、又は遠端装置から送信される1つの基本フレームが近端装置に到達する遅延である。リンク遅延値は以下の式によって算出される。
リンク遅延値=(近端装置の内部上り・下り遅延値−遠端装置の内部上り・下り遅延値)/2
近端装置の内部上り・下り遅延値は、近端送信側が1つの基本フレームを送信し、順に遠端受信側、遠端送信側、近端受信側を経過する時間であり、遅延器は近端送信側が基本フレームを送信する時点に計時を開始し、近端受信側が基本フレームを受信するまで計時を停止する。
遠端装置の内部上り・下り遅延値は、遠端送信側から1つの基本フレームが送信され、順に近端受信側、近端送信側、遠端受信側を経過する時間であり、遅延器は遠端送信側が基本フレームを送信する時点に計時を開始し、遠端受信側が基本フレームを受信するまで計時を停止する。
図12に示すように、本願の一実施例に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法のフローチャートであり、具体的には以下のステップを含む。
ステップ401:物理層PHY変換チップが内蔵された遠端装置は近端装置から送信されるファイバ信号を受信する。
本願の実施例では、遠端装置は具体的にはRRU、近端装置は具体的には基地局である。RRUは基地局がファイバを介して送信してきたファイバ信号を受信する。
ステップ402:前記物理層PHY変換チップによって、所定の出力タイミングで前記ファイバ信号を基本フレームに復元する。前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含み、前記物理層PHY変換チップの出力タイミングが前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間にマッチングする。
RRU内部のPHY変換チップによってファイバ信号を基本フレームに復元する。
図13に示すように、本願の別の実施例に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法のフローチャートであり、具体的には、以下のステップを含む。
ステップ501:物理層PHY変換チップが内蔵された遠端装置は近端装置から送信されるファイバ信号を受信する。
本願の実施例では、遠端装置は具体的にはRRU、近端装置は具体的には基地局である。RRUは基地局がファイバを介して送信してきたファイバ信号を受信する。
ステップ502:前記物理層PHY変換チップによって、所定の出力タイミングで前記ファイバ信号を基本フレームに復元する。前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含み、前記物理層PHY変換チップの出力タイミングが前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間にマッチングする。
RRU内部のPHY変換チップによってファイバ信号を基本フレームに復元する。
ステップ503:前記遠端装置が遠端装置の内部上り・下り遅延値を算出する。
遠端装置の内部上り・下り遅延値は、近端装置とネットワークケーブルの上り・下り遅延値を示す。
ステップ504:前記遠端装置の内部上り・下り遅延値によって、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを生成する。
第1制御ワードは具体的には、上記制御ワード中のY17制御ワードであってもよい。
ステップ505:前記第1制御ワードを基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納し、基本フレームを生成する。
RRUは基本フレームを生成する時、第1制御ワードを基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納する。
ステップ506:前記物理層PHY変換チップによって、前記第1制御ワードを有する基本フレームを前記近端装置に送信し、前記近端装置は前記第1制御ワードに基づき近端装置のリンク遅延値を算出するように設置される。
RRUのPHY変換チップは基本フレームをファイバ信号に変換して基地局に送信する。基地局のPHY変換チップはファイバ信号を基本フレームに復元し、基本フレームの基本グループのCMチャネルから第1制御ワードを抽出し、第1制御ワードに基づきRRUの内部上り・下り遅延値を取得する。基地局はそれ自体の内部上り・下り遅延値及びRRUの内部上り・下り遅延値に基づき、リンク遅延値を算出する。
本願の実施例の好適な例として、前記方法は、以下のステップをさらに含む。
ステップ507:前記近端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードを抽出する。
基地局はリンク遅延値に基づき、第2制御ワードを生成して基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納する。
RRUは基地局から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから第2制御ワードを抽出する。
ステップ508:前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元する。
RRUはリンク遅延値に基づきワイヤレスフレームヘッダーを復元する。
本願の実施例の好適な例として、前記方法は、以下のステップをさらに含む。
ステップ509:リンク上にアプリケーション層メッセージのパケット先頭SSDがあるか否かを検出する。
PHY変換チップはファイバ信号をリンク層データに復元し、遠端装置はリンク上にアプリケーション層メッセージのパケット先頭SSDがあるか否かを検出する。
ステップ510:パケット先頭SSDが検出されると、アプリケーション層情報ペアのMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行う。
ステップ511:CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信する。
ステップ512:CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄する。
遠端装置はリンク上にSSDがあるか否かをリアルタイムに検出することで、アプリケーション層メッセージの有無を判断し、SSDが検出されると、MACフレーム構造データを解析し、MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC(Cyclic Redundancy Code)検査を行い、CRC検査がただしいと、MACフレーム構造データを受信し、CRC検査エラーが発生すると、MACフレーム構造データを破棄する。
本願の実施例の好適な例として、前記遠端装置が前記近端に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを含む。
基地局はRRUから送信される基本フレームの基本グループのCMチャネル中の第3制御ワードに基づき、RRUのフレームヘッダー位置、すなわちチャネル連携フレームヘッダーの位置を特定する。基地局はローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を算出して、RRUとフレームヘッダー同期を行う。
なお、方法の実施例について、説明の便宜上、一連の動作の組合せとして説明されたが、当業者であれば、本願の実施例は説明した動作順序に制限されるものではないと理解でき、本願の実施例によれば、いくつかのステップはほかの順序又は同時に実行されてもよい。また、当業者であれば、明細書に説明される実施例はすべて好適な実施例であり、係る動作は必ずしも本願の実施例に必須なものではないことも理解できる。
図14に示すように、本願に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置の実施例の構造ブロック図であり、具体的には、前記近端装置に位置する近端生成モジュール61、前記近端装置に位置する近端マッチングモジュール62、及び前記近端装置に位置する近端送信モジュール63を備える。
前記近端装置に位置する近端生成モジュール61は、カスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成するように設置され、前記近端装置は物理層PHY変換チップが内蔵され、前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含み、
前記近端装置に位置する近端マッチングモジュール62は、前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングするように設置され、
前記近端装置に位置する近端送信モジュール63は、前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信するように設置される。
本願の実施例の好適な例として、前記MACフレーム構造データはIQデータを含み、
前記近端生成モジュールは、
アンテナのサンプリングポイントのIQデータを取得するように設置される近端IQデータ取得サブモジュールと、
所定のフォーマット順でアンテナのサンプリングポイントのIQデータを基本フレームの各基本グループに格納するように設置される近端IQデータ格納サブモジュールと、を備える。
本願の実施例の好適な例として、前記MACフレーム構造データは、制御ワードを伝送するように設置されるCMチャネルをさらに含み、前記装置は、
前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームを受信するように設置される近端受信モジュールと、
前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを抽出するように設置される近端第1制御ワード抽出モジュールと、
前記近端装置に位置し、近端装置の内部上り・下り遅延値を算出するように設置される近端遅延算出モジュールと、
前記近端装置に位置し、前記近端装置の内部上り・下り遅延値、及び前記遠端装置の内部上り・下り遅延値に基づき、リンク遅延値を算出するように設置されるリンク遅延算出モジュールと、
前記近端装置に位置し、リンク遅延値に応じて、フレームヘッダーを読み書きするタイミングを調整するように設置される近端タイミング調整モジュールと、をさらに備える。
本願の実施例の好適な例として、前記近端受信モジュールは、
前記遠端装置から送信されるファイバ信号を受信するように設置される近端ファイバ信号受信サブモジュールと、
前記物理層PHY変換チップによって、前記ファイバ信号を基本フレームに復元するように設置される近端基本フレーム復元サブモジュールと、を備える。
本願の実施例の好適な例として、前記近端装置が前記遠端装置に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードをさらに含み、前記遠端装置は前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元する。
本願の実施例の好適な例として、前記MACフレーム構造データは、アプリケーション層メッセージを伝送するように設置されるメッセージチャネルをさらに含み、
前記近端生成モジュールは、
8B/10B符号化によってアプリケーション層メッセージを生成するように設置される近端アプリケーション層メッセージ生成サブモジュールと、
前記アプリケーション層メッセージに対してパケット先頭SSDインジケータとパケット末尾ESDインジケータを設定するように設置される近端インジケータ設定サブモジュールであって、前記遠端装置は、SSDが検出されると、対応するMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行い、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するように設置される近端インジケータ設定サブモジュールと、
前記アプリケーション層メッセージをメッセージチャネルに格納するように設置される近端アプリケーション層メッセージ格納サブモジュールと、を備える。
本願の実施例の好適な例として、前記装置は、
前記近端装置に位置し、前記近端装置のフレームヘッダーであるローカルフレームヘッダーと、前記遠端装置のフレームヘッダーであるチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得するように設置されるフレームヘッダー相対位置取得モジュールと、
前記近端装置に位置し、前記相対位置に基づき、前記遠端装置とフレームヘッダー同期を行うように設置される近端フレームヘッダー同期モジュールと、をさらに備える。
本願の実施例の好適な例として、前記装置は、
前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを抽出するように設置される近端第3制御ワード抽出モジュールをさらに備え、
前記フレームヘッダー相対位置取得モジュールは、
前記第3制御ワードに基づき、ローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を算出するように設置される近端相対位置算出サブモジュールを備える。
図15に示すように、本願に係る別の近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置の実施例の構造ブロック図であり、具体的には、前記遠端装置に位置する遠端受信モジュール71、及び前記遠端装置に位置する遠端復元モジュール72を備え、
前記遠端装置に位置する遠端受信モジュール71は、近端装置から送信されるファイバ信号を受信するように設置され、前記遠端装置には物理層PHY変換チップが内蔵された
前記遠端装置に位置する遠端復元モジュール72は、前記物理層PHY変換チップによって、所定の出力タイミングで前記ファイバ信号を基本フレームに復元し、前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含み、前記物理層PHY変換チップの出力タイミングが前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間にマッチングする。
本願の実施例の好適な例として、前記MACフレーム構造データはCMチャネルを含み、前記装置は、
前記遠端装置に位置し、遠端装置の内部上り・下り遅延値を算出するように設置される遠端遅延算出モジュールと、
前記遠端装置に位置し、前記遠端装置の内部上り・下り遅延値によって、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを生成するように設置される遠端第1制御ワード生成モジュールと、
前記遠端装置に位置し、前記第1制御ワードを基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納し、基本フレームを生成するように設置される遠端基本フレーム生成モジュールと、
前記遠端装置に位置し、前記物理層PHY変換チップによって、前記第1制御ワードを有する基本フレームを前記近端装置に送信するように設置される遠端基本フレーム送信モジュールと、をさらに備え、前記近端装置は前記第1制御ワードに基づき近端装置のリンク遅延値を算出するように設置される。
本願の実施例の好適な例として、前記装置は、
前記遠端装置に位置し、前記近端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードを抽出するように設置される第2制御ワード抽出モジュールと、
前記遠端装置に位置し、前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置される遠端ワイヤレスフレームヘッダー復元モジュールと、をさらに備える。
本願の実施例の好適な例として、前記装置は、
前記遠端装置に位置し、リンク上にアプリケーション層メッセージのパケット先頭SSDがあるか否かを検出するように設置される遠端SSD検出モジュールと、
前記遠端装置に位置し、パケット先頭SSDが検出されると、アプリケーション層情報ペアのMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行うように設置される遠端CRC検査モジュールと、
前記遠端装置に位置し、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信するように設置される遠端データ受信モジュールと、
前記遠端装置に位置し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するように設置される遠端データ破棄モジュールと、をさらに備える。
本願の実施例の好適な例として、前記遠端装置が前記近端に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを含む。
装置の実施例について、方法の実施例と基本的に類似するため、簡単に説明されており、関連部分は方法の実施例の部分についての説明を参照すればよい。
本願の実施例は、上記方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体がさらに開示された。
前記コンピュータ可読記録媒体は、コンピュータ(例えばコンピュータ)に読み取り可能な形式で情報を記憶又は伝送する任意のメカニズムを含む。例えば、機械可読媒体は読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュストレージメディア、電気的、光学的、音響的又は他の形態の伝搬信号(例えば、キャリア、赤外線信号、デジタル信号等)等を含む。
本明細書における各実施例は漸進的に説明され、各実施例のほかの実施例に対する相違点が重点的に説明され、各実施例の同様や類似部分は相互に参照すればよい。
当業者であれば、本願の実施例は方法、装置、又はコンピュータプログラム製品として提供できると理解されるべきである。従って、本願の実施例は完全なハードウェア実施例、完全なソフトウェア実施例、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施例の形態であってもよい。また、本願の実施例は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリ、CD−ROM、光学記憶媒体等を含むが、それらに限定されない)で実施されるコンピュータプログラム製品の形態であってもよい。
本願の実施例は本願の実施例に係る方法、端末装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令によってフローチャート及び/又はブロック図中の各ステップ及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図中のステップ及び/又はブロックの組み合わせを実現できると理解されるべきである。これらのコンピュータプログラム命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサやほかのプログラマブルデータ処理端末装置のプロセッサに提供して機器を構成し、このように、コンピュータ又はほかのプログラマブルデータ処理端末装置のプロセッサに実行される命令よって、フローチャートの1つのステップ又は複数のステップ及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックに指定される機能を実現するための装置を構成することができる。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又はほかのプログラマブルデータ処理端末装置が特定の方式で動作するようにガイドできるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよく、このように、該コンピュータ可読メモリに記憶された命令によって、フローチャートの1つのステップ又は複数のステップ及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックに指定される機能を実現するための命令装置を含む製品を構成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又はほかのプログラマブルデータ処理端末装置にロードされてもよく、このように、コンピュータ又はほかのプログラマブル端末装置で一連の操作ステップを実行して、コンピュータが実現する処理を生成し、それによりコンピュータ又はほかのプログラマブル端末装置で実行される命令は、フローチャートの1つのステップ又は複数のステップ及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックに指定される機能を実現するためのステップを提供する。
本願の実施例の好適実施例を説明したが、当業者は基本的な進歩性のある概念を把握するだけで、これらの実施例に様々な変更や変形を行うことができる。従って、添付する特許請求の範囲は、好適実施例及び本願の実施例の範囲に属するすべての変更や変形を含む。
なお、本明細書では、第1、第2等のような関係用語は、1つの実体又は操作を別の実体又は操作から区別することのみを意図するが、これらの実体又は操作間に何らかの実際の関係又は順序があることを要求又は示唆するものではない。また、用語「備える」、「含む」又はほかのいかなる変形は、非排他的な包含をカバーすることが意図されており、これにより一連の要素を含むプロセス、方法、製品又は端末装置が係る要素を含むだけではなく、明示的に指定されていない他の要素を含み、或いはこのプロセス、方法、製品又は端末装置に固有の要素をさらに含む。より多くの制限がない場合、「1つの...を含む)」によって制限される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、製品又は端末装置における他の同じ要素の存在を排除しない。
以上、本願に係る近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法、及び近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置を詳細に説明し、本明細書では具体例を挙げて本願の原理及び実施形態を説明したが、上記実施例についての説明は本願の方法及びその中心思想を理解するためのものに過ぎず、当業者は、本願の思想に基づき、実施形態及び適用範囲に様々な変更を行うことができ、従って、本明細書は本願を限定するものではないと理解すべきである。



Claims (28)

  1. 近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法であって、
    物理層PHY変換チップが内蔵された近端装置はカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成し、前記基本フレームは1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループは2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループはメディアアクセス制御MACフレーム構造データ及びフレームギャップを含むステップと、
    前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングするステップと、
    前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記MACフレーム構造データはIQデータを含み、
    前記近端装置がカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成するステップは、
    前記近端装置がアンテナのサンプリングポイントのIQデータを取得するステップと、
    所定のフォーマット順でアンテナのサンプリングポイントのIQデータを基本フレームの各基本グループに格納するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記MACフレーム構造データは、制御ワードを伝送するように設置される制御管理CMチャネルを含み、
    前記方法は、
    前記近端装置が前記遠端装置から送信される基本フレームを受信するステップと、
    前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを抽出するステップと、
    近端装置の内部上り・下り遅延値を算出するステップと、
    前記近端装置の内部上り・下り遅延値、及び前記遠端装置の内部上り・下り遅延値に基づき、リンク遅延値を算出するステップと、
    リンク遅延値に応じて、フレームヘッダーを読み書きするタイミングを調整するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記近端装置が前記遠端装置から送信される基本フレームを受信するステップは、
    前記近端装置が前記遠端装置から送信されるファイバ信号を受信するステップと、
    前記物理層PHY変換チップによって、前記ファイバ信号を基本フレームに復元するステップと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記近端装置が前記遠端装置に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードをさらに含み、前記遠端装置は前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置されることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記MACフレーム構造データは、アプリケーション層メッセージを伝送するように設置されるメッセージチャネルを含み、
    前記近端装置がカスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成するステップは、
    前記近端装置が8B/10B符号化によってアプリケーション層メッセージを生成するステップと、
    前記アプリケーション層メッセージに対してパケット先頭SSDインジケータとパケット末尾ESDインジケータを設定し、前記遠端装置は、SSDが検出されると、対応するMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行い、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するステップと、
    前記アプリケーション層メッセージをメッセージチャネルに格納するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記近端装置は、前記近端装置のフレームヘッダーであるローカルフレームヘッダーと、前記遠端装置のフレームヘッダーであるチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得するステップと、
    前記相対位置に基づき、前記遠端装置とフレームヘッダー同期を行うステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記近端装置は、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを抽出するステップをさらに含み、
    前記近端装置がローカルフレームヘッダーと、チャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得するステップは、
    前記第3制御ワードに基づき、ローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を算出するステップを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う方法であって、
    物理層PHY変換チップが内蔵された遠端装置は近端装置から送信されるファイバ信号を受信するステップと、
    前記物理層PHY変換チップによって、所定の出力タイミングで前記ファイバ信号を基本フレームに復元し、前記基本フレームが1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループが2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループがMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含むステップと、を含み、
    前記物理層PHY変換チップの出力タイミングが前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間にマッチングすることを特徴とする方法。
  10. 前記MACフレーム構造データはCMチャネルを含み、
    前記方法は、
    前記遠端装置が遠端装置の内部上り・下り遅延値を算出するステップと、
    前記遠端装置の内部上り・下り遅延値によって、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを生成するステップと、
    前記第1制御ワードを基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納し、基本フレームを生成するステップと、
    前記物理層PHY変換チップによって、前記第1制御ワードを有する基本フレームを前記近端装置に送信し、前記近端装置は前記第1制御ワードに基づき近端装置のリンク遅延値を算出するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記遠端装置は、前記近端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードを抽出するステップと、
    前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記遠端装置は、リンク上にアプリケーション層メッセージのパケット先頭SSDがあるか否かを検出するステップと、
    パケット先頭SSDが検出されると、アプリケーション層情報ペアのMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行うステップと、
    CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信するステップと、
    CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記遠端装置が前記近端に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置であって、
    物理層PHY変換チップが内蔵された前記近端装置に位置し、カスタムフレームフォーマットの基本フレームを生成するように設置され、前記基本フレームが1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループが2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループがMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含む近端生成モジュールと、
    前記近端装置に位置し、前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間と前記物理層PHY変換チップの出力タイミングとをマッチングするように設置される近端マッチングモジュールと、
    前記近端装置に位置し、前記物理層PHY変換チップによって、前記基本フレームをファイバ信号に変換して遠端装置に送信するように設置される近端送信モジュールと、を備えることを特徴とする装置。
  15. 前記MACフレーム構造データはIQデータを含み、
    前記近端生成モジュールは、
    アンテナのサンプリングポイントのIQデータを取得するように設置される近端IQデータ取得サブモジュールと、
    所定のフォーマット順でアンテナのサンプリングポイントのIQデータを基本フレームの各基本グループに格納するように設置される近端IQデータ格納サブモジュールと、を備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記MACフレーム構造データは、制御ワードを伝送するように設置されるCMチャネルをさらに含み、前記装置は、
    前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームを受信するように設置される近端受信モジュールと、
    前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを抽出するように設置される近端第1制御ワード抽出モジュールと、
    前記近端装置に位置し、近端装置の内部上り・下り遅延値を算出するように設置される近端遅延算出モジュールと、
    前記近端装置に位置し、前記近端装置の内部上り・下り遅延値、及び前記遠端装置の内部上り・下り遅延値に基づき、リンク遅延値を算出するように設置されるリンク遅延算出モジュールと、
    前記近端装置に位置し、リンク遅延値に応じて、フレームヘッダーを読み書きするタイミングを調整するように設置される近端タイミング調整モジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 前記近端受信モジュールは、
    前記遠端装置から送信されるファイバ信号を受信するように設置される近端ファイバ信号受信サブモジュールと、
    前記物理層PHY変換チップによって、前記ファイバ信号を基本フレームに復元するように設置される近端基本フレーム復元サブモジュールと、を備えることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記近端装置が前記遠端装置に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードをさらに含み、前記遠端装置は前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置されることを特徴とする請求項16又は17に記載の装置。
  19. 前記MACフレーム構造データは、アプリケーション層メッセージを伝送するように設置されるメッセージチャネルをさらに含み、
    前記近端生成モジュールは、
    8B/10B符号化によってアプリケーション層メッセージを生成するように設置される近端アプリケーション層メッセージ生成サブモジュールと、
    前記アプリケーション層メッセージに対してパケット先頭SSDインジケータとパケット末尾ESDインジケータを設定するように設置される近端インジケータ設定サブモジュールであって、前記遠端装置は、SSDが検出されると、対応するMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行い、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するように設置される近端インジケータ設定サブモジュールと、
    前記アプリケーション層メッセージをメッセージチャネルに格納するように設置される近端アプリケーション層メッセージ格納サブモジュールと、を備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  20. 前記近端装置に位置し、前記近端装置のフレームヘッダーであるローカルフレームヘッダーと、前記遠端装置のフレームヘッダーであるチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を取得するように設置されるフレームヘッダー相対位置取得モジュールと、
    前記近端装置に位置し、前記相対位置に基づき、前記遠端装置とフレームヘッダー同期を行うように設置される近端フレームヘッダー同期モジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  21. 前記近端装置に位置し、前記遠端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを抽出するように設置される近端第3制御ワード抽出モジュールをさらに備え、
    前記フレームヘッダー相対位置取得モジュールは、
    前記第3制御ワードに基づき、ローカルフレームヘッダーとチャネル連携フレームヘッダーとの相対位置を算出するように設置される近端相対位置算出サブモジュールを備えることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 近端装置と遠端装置との間でフレームデータ伝送を行う装置であって、
    物理層PHY変換チップが内蔵された前記遠端装置に位置し、近端装置から送信されるファイバ信号を受信するように設置される遠端受信モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、前記物理層PHY変換チップによって、所定の出力タイミングで前記ファイバ信号を基本フレームに復元し、前記基本フレームが1番目の数のスーパーグループを含み、前記スーパーグループが2番目の数の基本グループを含み、前記基本グループがMACフレーム構造データ及びフレームギャップを含む遠端復元モジュールと、を備え、
    前記物理層PHY変換チップの出力タイミングが前記MACフレーム構造データ及びフレームギャップの期間にマッチングすることを特徴とする装置。
  23. 前記MACフレーム構造データはCMチャネルを含み、
    前記装置は、
    前記遠端装置に位置し、遠端装置の内部上り・下り遅延値を算出するように設置される遠端遅延算出モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、前記遠端装置の内部上り・下り遅延値によって、遠端装置の内部上り・下り遅延値を示すように設置される第1制御ワードを生成するように設置される遠端第1制御ワード生成モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、前記第1制御ワードを基本フレームの基本グループのCMチャネルに格納し、基本フレームを生成するように設置される遠端基本フレーム生成モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、前記物理層PHY変換チップによって、前記第1制御ワードを有する基本フレームを前記近端装置に送信するように設置される遠端基本フレーム送信モジュールと、をさらに備え、
    前記近端装置は前記第1制御ワードに基づき近端装置のリンク遅延値を算出するように設置されることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記遠端装置に位置し、前記近端装置から送信される基本フレームの基本グループのCMチャネルから、前記リンク遅延値を示すように設置される第2制御ワードを抽出するように設置される第2制御ワード抽出モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、前記第2制御ワードによってワイヤレスフレームヘッダーを復元するように設置される遠端ワイヤレスフレームヘッダー復元モジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記遠端装置に位置し、リンク上にアプリケーション層メッセージのパケット先頭SSDがあるか否かを検出するように設置される遠端SSD検出モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、パケット先頭SSDが検出されると、アプリケーション層情報ペアのMACフレーム構造データを解析し、前記MACフレーム構造データに巡回冗長コードCRC検査を行うように設置される遠端CRC検査モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、CRC検査がただしいと、前記MACフレーム構造データを受信するように設置される遠端データ受信モジュールと、
    前記遠端装置に位置し、CRC検査エラーが発生すると、前記MACフレーム構造データを破棄するように設置される遠端データ破棄モジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  26. 前記遠端装置が前記近端に送信する基本フレームの基本グループのCMチャネルには、スーパーグループのフレームヘッダー開始位置を示すように設置される第3制御ワードを含むことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  27. 請求項1−8のいずれか一項に記載の方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体。
  28. 請求項9−13のいずれか一項に記載の方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体。

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