JP2019522126A - ブラ及びブラ部を有する衣類 - Google Patents

ブラ及びブラ部を有する衣類 Download PDF

Info

Publication number
JP2019522126A
JP2019522126A JP2019524123A JP2019524123A JP2019522126A JP 2019522126 A JP2019522126 A JP 2019522126A JP 2019524123 A JP2019524123 A JP 2019524123A JP 2019524123 A JP2019524123 A JP 2019524123A JP 2019522126 A JP2019522126 A JP 2019522126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garment
band
support structure
fabric
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019524123A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6967589B2 (ja
JP2019522126A5 (ja
Inventor
アンジェリノ,アンソニー
ブランクジ,ジョン,デイヴィッド
ハンド,リサ,アン
ウィルソン,ブレンダ,リア
Original Assignee
キューピッド ファンデーションズ インコーポレーテッド
キューピッド ファンデーションズ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キューピッド ファンデーションズ インコーポレーテッド, キューピッド ファンデーションズ インコーポレーテッド filed Critical キューピッド ファンデーションズ インコーポレーテッド
Publication of JP2019522126A publication Critical patent/JP2019522126A/ja
Publication of JP2019522126A5 publication Critical patent/JP2019522126A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6967589B2 publication Critical patent/JP6967589B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/0015Sports garments other than provided for in groups A41D13/0007 - A41D13/088
    • A41D13/0017Sports garments other than provided for in groups A41D13/0007 - A41D13/088 specially adapted for women
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41BSHIRTS; UNDERWEAR; BABY LINEN; HANDKERCHIEFS
    • A41B9/00Undergarments
    • A41B9/06Undershirts; Chemises
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41CCORSETS; BRASSIERES
    • A41C3/00Brassieres
    • A41C3/0007Brassieres with stay means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41CCORSETS; BRASSIERES
    • A41C3/00Brassieres
    • A41C3/08Brassieres combined with other garments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41CCORSETS; BRASSIERES
    • A41C3/00Brassieres
    • A41C3/12Component parts
    • A41C3/122Stay means
    • A41C3/124Stay means with an articulated or bridge construction
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D31/00Materials specially adapted for outerwear
    • A41D31/04Materials specially adapted for outerwear characterised by special function or use
    • A41D31/18Elastic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D7/00Bathing gowns; Swim-suits, drawers, or trunks; Beach suits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Abstract

1つの実施形態において、衣類100は、2つのカップ110を備えるカップ部を有し、本体部120、130、150は、カップ部に一体化され、バンド160は、バンド160がカップ部の下に延在するように衣類上に配置される。バンド160は、本体部上にあるか又は本体部に隣接する。衣類100は、支持構造体170を備え、各支持構造体170は、衣類100のそれぞれのカップ110の下部の輪郭に概ね沿う形状を有し、支持構造体170の一部分は、バンド160上に形成されるとともにバンド160に固定され、支持構造体170の一部分は、衣類の本体部120、130、150上に延在するとともに本体部120、130、150に取り付けられる。支持構造体170の形状は略弧状である。衣類は、更なる抑制領域190を有する。抑制は、衣類の本体部が作製される本体生地よりも小さく伸縮する生地又は素材によって提供される。【選択図】図1

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2016年7月19日に出願された米国仮特許出願第62/364,056号明細書の出願日の利益を主張し、この米国仮特許出願の開示内容は、引用することにより本明細書の一部をなす。
上胴に着用されるように構成される女性用衣類は、女性の解剖学的構造、特に胸に適合する形状部を有する。女性の体形は非常に変化に富むが、このような衣類のほとんどは大量生産されている。或る所与のサイズ分類に当てはまる全ての女性に、1つのスタイル又はフィットが適合するわけではないので、女性は、衣類のスコアの中の特定のサイズ及び特定のフィットを求めて買い物をすることを余儀なくされているが、衣類は、それぞれ独自の特定のスタイル及びフィットを有し、これは特定の個人に適している場合も適していない場合もある。女性は、多くの場合、自身が望むフィット及び外観のために、快適さを犠牲にすることを強いられている。
不快感は、アンダーワイヤブラジャー(一般にブラとも称される)に関して特によく生じる。全ての女性、特に胸の大きな女性はサポートを必要とし、アンダーワイヤブラは、ブラ衣類上に配置されるとともに着用者の胸の下側部の輪郭に沿って延びるワイヤを設けることによって、サポートを提供する。この構造によってサポートが提供されるものの、実際は、アンダーワイヤブラが着用者の解剖学的構造に十分合致しないために、又は、ワイヤ自体が着用者を突く又は締め付けるように衣類に位置決めされているために、アンダーワイヤブラは不快であることが多い。これらの問題は、ワイヤ自体ではなく、衣類のフィットが不十分であることによって引き起こされている場合が比較的多い。
したがって、着用者にとって快適なサポート用アンダーワイヤを備えるブラ部を有する衣類が、模索され続けている。
本明細書には、ブラすなわちブラジャー衣類等の女性の胸をサポートする衣類、及び、ブラジャー部すなわちブラ部を有する衣類が記載される。1つの実施形態において、衣類は、着用者の胸を収容するカップを備えるカップ部を有する。カップは、衣類の本体部に取り付けられる。衣類の本体部は、衣類を着用者にフィットさせる構造部を有する。このような構造部としては、限定はしないが、ストラップ、クラスプ、弾性生地等が挙げられる。このような構造部によって、衣類が着用者に固定される。衣類は、当業者によく知られている様々なフィット及びスタイルで構成することができる。全てのフィット及びスタイルが本明細書に記載されているわけではなく、開示されているスタイル及びフィットは例示であり、決して限定とみなされるべきではない。典型的なサポート衣類と異なり、これらの衣類は着用者に適合するものであり、着用者を衣類に適合させるものではない。換言すると、本明細書に記載される衣類は、着用者に快適さと実際よりも引き立った外観とを提供し、一方のために他方を犠牲にしない。本明細書に記載される衣類は、着用者が定期的に自身の外観を確認して、自身の望ましい外観を維持するように衣類を調整することを必要とせずに、この衣類によって着用時に着用者に一貫して実際よりも引き立った外観が提供されるとの確信を着用者に与える。
衣類は、衣類のカップ部の下に配置される素材バンドを有し、すなわち、衣類が着用されている場合、素材バンドは、本体部上でカップ部よりも下方に配置される。素材バンドは、衣類の本体生地上に配置される。バンドは、織布素材又は不織布素材とすることができる。織布バンドは、従来の細い弾性バンド、折り重ねた織布、レース等とすることができる。好適な不織布バンドの例としては、シリコーンバンド又は他の合成素材で作製されたバンドが挙げられる。バンドは、衣類がブラとして構成されている場合、衣類の最下縁部を形成することができる。着用者の胴部のより下方まで延在する衣類(例えば、ボディーブリーファー、スイムスーツ、サンドレス等)では、バンドは、衣類の最下部ではなくカップ部の下に配置される。いくつかの実施形態において、バンドは、弾性素材で作製される。したがって、「バンド」は、本明細書で使用される場合、弾性バンド及び非弾性バンドの両方を想定している。以下で更に詳細に記載されるように、バンドが技術的に弾性でない素材で作製されている場合であっても、バンドは、いくらか伸縮することができる素材で作製されていなければならない。バンドが生地上に配置されるシリコーン等の合成素材である場合、シリコーンバンドが上に配置される生地も、伸縮可能でなければならない。いくつかの実施形態において、素材バンドは、衣類の縁部を画定する。他の実施形態において、素材バンドは、衣類の縁部から離れて、本明細書に記載される衣類の目的を達成する位置に配置される。このような実施形態において、バンドは、衣類のカップの下で横方向に配置される。
本明細書で使用される場合、「下」とは、衣類におけるカップ部の下の位置を意味する。いくつかの実施形態において、バンドは、バンドが少なくともカップ部の下で実質的に連続したバンドを形成するように、衣類の本体部上に延在する。或る特定の実施形態において、バンドは、衣類が着用されている場合、実質的に衣類の周囲に延在する(すなわち、衣類の背面側から始まり、衣類の正面側を回って、背面で終端する)。これらの実施形態において、バンドは、例えば、衣類の留め部によって中断することができる。留め部は、本明細書で使用される場合、着用時に着用者が留め具(例えば、ジッパー、クラスプ等)を用いて固定することができるように互いに結合される衣類の部分である。留め部は、このような衣類のための従来の留め具とすることができる。非限定的な例として、ホック、スナップ、ボタン、ジッパー、Velcro(登録商標)等が挙げられる。また、本明細書では、留め合わせて着用されるものではない衣類も想定している。着用者は、衣類に足を入れるか又はこのような衣類を頭からかぶることによって、このような衣類を着用する。衣類を着用するために留め合わせる必要がない実施形態において、バンドは、少なくともカップ部の下に形成される、いくつかの実施形態では衣類の周囲に延在する、実質的に連続したバンドである。
また、衣類は、支持構造体を備え、通例はワイヤ、又は他の細い弾性部材を備える。ワイヤは、衣類において、この目的のために適合された形状又は輪郭を有するように設計される。ワイヤは、金属又は合成素材(例えば、プラスチック)とすることができる。ワイヤは、加えられた力に応じて屈曲可能、捩じり可能等であるが、加えられていた力が除去されると、その固有の形状又は輪郭に戻る。
支持構造体は、通例はケーシングの中に配置されるが、これは必須ではない。このようなケーシングは、通例は織布であるが、他の素材(例えば、フォーム又はシリコーンコーティング等)とすることができる。支持構造体は、本明細書で使用される場合、ケーシングの中に配置されるワイヤ等の弾性部材を含む。支持構造体は、カップの輪郭を概ね辿るようにカップ部に対して配置されるが、カップから或る距離を置いて配置することもでき、したがって、カップにすぐ隣接して配置される必要はない。これに関して、支持構造体は、略弧状の形状を有する。支持構造体は、支持構造体の少なくとも一部分が、カップ部の下に配置されるバンド上まで延在するとともにバンドに取り付けられるように、本体生地上に配置される。バンド上に配置されるとともにバンドに取り付けられる支持構造体の部分は、本明細書においてアンカー(又はアンカー点若しくはアンカー領域)と称される。支持構造体が略弧状の形状を有する実施形態において、アンカー領域を形成する支持構造体の部分は、概ね弧の中間点に(すなわち、弧の頂点に近接して又は弧の頂点に)ある。アンカーは、本明細書で使用される場合、衣類が張力を受ける場合に伸縮しないか又はバンドの他の部分よりも「小さく伸縮する」バンドの画定された領域である。同様に、アンカーを形成するようにバンドに取り付けられる支持構造体の位置は、衣類が張力、応力及び歪みを受けている場合に、支持構造体が取り付けられているバンド部に対して調整されない又は変動しない。アンカーは、着用時に衣類に安定性を提供する。
支持構造体をバンドに縫付け又は糊付けすることで、取付け領域におけるバンドの伸縮性が低減するので、支持構造体をバンドに取り付けることによってアンカー点が形成される。これは、以下でより詳細に記載される。これらのアンカーは、衣類が調整及び適合することを依然として許容するが、着用者に快適さを与え、かつ衣類を着用した着用者の外観を維持する衣類の形状、フィット及び機能を保つ。本明細書に記載される衣類によって提供される適合及び調整は、従来技術の衣類では可能でない。例示的な一実施形態において、衣類は、アンカー点によって制御された適合をもたらす。このような制御された適合は、衣類が衣類のフィット及び着用者の動作に応じて快適にフィットするとともに、一貫して魅力的な外観を提供することを可能にする。したがって、本明細書に記載される衣類は、着用者に明確な形状を付与してフィットし、適合を許容しない、上述した不都合点を有する比較的剛性の構造体を有する衣類、又は、構造体を有せず拘束が小さいことで快適さを提供し得る、比較的構造が定まっていない衣類のいずれの衣類にも優る利点を提供する。
衣類の他の位置において、支持構造体は衣類を固定せず、結果として、支持構造体の位置は、衣類の伸縮に応じて「浮動」することができる。本明細書で使用される場合、「浮動」とは、支持構造体がその上に又はその中に配置される衣類に対する、支持構造体の完全な制限のない動きを意味するのではない。むしろ「浮動」とは、支持構造体が、支持構造体に隣接する生地の伸縮性を著しく阻害せず、支持構造体の位置が、着用時に衣類が受ける応力、歪み及び張力に応じて動くことを意味する。このようにして、支持構造体と支持構造体に隣接する生地とは、着用時に衣類が受ける応力、歪み及び張力に異なるように反応する。
「本体生地」とは、本明細書で使用される場合、衣類を組み立てるために他の衣類構成部材(例えば、カップ、ストラップ、バンド、支持構造体)が取り付けられる衣類の生地である。本体生地は、単一の素材層とすることもできるし、複数の素材層とすることもできる。素材の各層は、従来プライと称され、複数の素材層は、本明細書においてマルチプライと称される。
支持構造体は、縫付け又は糊付け等の任意の従来の方法で衣類に取り付けられる。支持構造体は、通例は生地層の間に配置される。いくつかの実施形態において、支持構造体は、生地ケーシングの中に配置されるワイヤであり、このとき、支持構造体が中に配置されるケーシングは、生地層の上又は生地層の間に配置される。生地又はケーシングの中に支持構造体を配置することにより、不快感又は刺激を引き起こすように支持構造体が着用者を突く又は締め付けることが防止される。
また、いくつかの実施形態において、衣類は、少なくとも1つの抑制領域を有する。抑制領域は、カップ(内側カップ部)の間にあるか、又は、カップの外側部分に隣接することができる。抑制領域は、アンカーではないが、抑制領域は、本体生地ほど伸縮せず、したがって、本体生地よりも衣類の機械的応力又は歪みへの反応に抵抗する。いくつかの実施形態において、衣類は、2つ以上の抑制領域を有する。
衣類の本体生地に選択される生地は、実際上ブラジャー、ブラ又はブラ部を組み込んだ任意の衣類(ファウンデーション、シェイプウェア、スイムウェア、アクティブウェア、サンドレス等を含む)に好適な任意の生地とすることができる。好適な生地は、通例はいくらかの伸縮性を有する。伸縮は、通例は全ての方向におけるものであるが、いくつかの方向において限定された伸縮性を有するか又は伸縮性を有せず、他の方向においてより大きな伸縮性を有する生地が、好適と想定される。方向は、本明細書で使用される場合、生地の平面に対するものである。
1つの実施形態において、衣類の抑制領域は、カップの間に取り付けられる。このような抑制領域は、多くの場合、まちと称される。カップの間の抑制領域が衣類の伸縮性を抑制又は減少させる程度は、主として設計事項である。したがって、衣類において抑制領域を構築する方法もまた、設計事項である。抑制領域は、完全に剛直ではなく、伸縮するが、ほとんどの実施形態において本体生地よりも小さく伸縮する。抑制領域は、1つ以上の層とすることができる。いくつかの実施形態において、抑制領域の素材は、一方向に優先的に伸縮することを理由に選択される。例えば、生地のx−y平面において、素材は、y方向におけるよりもx方向において大きく伸縮し得る。いくつかの実施形態において、2プライ抑制領域が設けられ、2プライ抑制領域では、第1のプライが生地の平面のx方向においてより大きく伸縮し、第2のプライが生地の平面のy方向においてより大きく伸縮する。
衣類のカップ部におけるカップは、任意の従来の素材とすることができる。1つの例において、カップは、成形プロセスにより、カップがその成形された形状を保持するように再規定された伸縮性を有する、成形された生地である。また、裁断され縫い込まれたカップ又は繊維充填フォームカップを有する衣類も想定される。カップも、シングルプライ又はマルチプライとすることができる。本明細書に記載される衣類は、着用者に自然な感覚のリフトアップをもたらし、それにより、自信及び快適さを提供する。カップは、通例はブラ等の下着又はファウンデーション衣類と関連付けられるが、実際、本明細書で想定される衣類はいずれも、フィット及び機能のためのカップ部を備える。
本明細書に記載される衣類に関して、衣類は、女性の胸をサポートする構造体を備え、ブラジャーすなわちブラ、ブラ部すなわちブラジャー部を組み込んだ下着若しくはシェイプウェア衣類(例えば、キャミソール、ボディブリーフ、ロングラインブラ等)、又は、ブラ部すなわちブラジャー部を組み込んだより従来的な衣類(例えば、サンドレス)とすることができる。着用者に選択された活動の間のサポート及び自信を与えるためにブラ部すなわちブラジャー部を組み込んだ、スイムウェア、又は、他のスポーツ用衣類若しくはエクササイズ用衣類等の、アクティブウェア衣類も想定される。
ブラ又は衣類のブラ部を作製する方法も、本明細書に記載される。この方法によれば、本体生地を準備する。カップ領域を本体生地に形成する。カップ領域は、2つのカップを備える。素材バンドは、カップ領域の下で本体生地に取り付けられる。素材バンドは、伸縮性である。2つの支持構造体は、カップ領域の下で素材バンドの一部に取り付けられる。支持構造体を素材バンドに取り付けることにより、支持構造体が取り付けられていない素材バンドの部分に対して小さく伸縮する領域を形成する。この領域は、本明細書においてアンカーと称される。
上記方法は、生地においてカップの間に第1の抑制領域を形成することを更に含むことができる。第1の抑制領域は、本体生地よりも小さく伸縮する素材から形成される。第1の抑制領域は、本体生地よりも小さく伸縮するマルチプライ素材領域とすることができる。1つの実施形態において、第1の抑制領域は、第1の抑制領域を形成するのに使用される生地に接着剤を塗布することによって形成される。上記方法は、本体生地に第2の抑制領域を形成することを更に含むことができ、第2の抑制領域は、衣類の腕開口に隣接する衣類のスリング領域である。第2の抑制領域は、本体生地よりも小さく伸縮するマルチプライ素材領域とすることができる。第2の抑制領域は、スリング領域を形成するのに使用される生地に接着剤を塗布することによって形成することができる。
好適な支持構造体の例として、生地ケーシングの中にそれぞれ配置される弾性ワイヤが挙げられる。生地ケーシングは、素材バンドに取り付けられて、アンカーを形成する。支持構造体は、略弧状の形態を有し、この場合、支持構造体は、略弧状の支持構造体の中間点において又は中間点に近接して素材バンドに取り付けられる。支持構造体の頂点は、支持構造体の中間点に略一致する。上記方法は、ワイヤを生地ケーシングの中に留め付けることを更に含むことができる。例えば、ワイヤがプラスチックコートワイヤである場合、プラスチックコートワイヤは、ワイヤがケーシングと接触しているときに、ワイヤの先端におけるコーティングを溶融することによって、ケーシングの中に留め付けられる。また、上記方法は、支持構造体ケーシングがケーシングの中に配置されるワイヤの端部を越えて延在する衣類を作製することを含むことができる。例えば、衣類は、形成された場合には外縁部を有する。生地ケーシングは、生地ケーシングの中に配置されるワイヤの第1の端部及び第2の端部を越えて延在する、第1の端部及び第2の端部を有する。生地ケーシングの第1の端部は、首開口における衣類の外縁部の一部分まで延在し、その位置において、衣類の外縁部に取り付けられる。ケーシングの第2の端部は、衣類の腕開口における衣類の外縁部の一部分まで延在し、その位置において衣類に取り付けられる。他の実施形態において、支持構造体は、取付け部の片側から延在する支持構造体の第1の部分が、取付け部の他方の側から延在する第2の部分よりも長くなるように、支持構造体の中心からオフセットされた位置において、バンドに取り付けられる。
本発明の1つの実施形態に係る、ブラ又はより大きな衣類のブラ部を示す図である。 第2の実施形態に係る、ブラスリング抑制領域を有するブラ又はブラ部を示す図である。 本明細書における第3の実施形態に係る、衣類の外縁部まで延在する生地ケーシングを有する、支持構造体を備えるブラ又はブラ部を示す図である。 弧状の支持構造体の略中間点がバンド上に固定されたままとなるような、弧状の支持構造体の調整可能性を示す図である。 ケーシングを有し、ケーシング内のワイヤを露出している支持構造体の切欠き図である。
本発明の一実施形態が、図1に示されている。示される実施形態は、ブラ、すなわちブラジャーとして図示されているが、より大きな衣類に組み込むことができる。衣類100は、2つのカップ110を備える。カップ110は、本体生地120に組み付けられて、本体生地120によって支持される。衣類は、カップがページから突出するような正面図で示されている。衣類は、ストラップとして示される部分130を有するように示されているが、ストラップは任意のものである。開口140は、着用者の腕及び肩の周囲にフィットする。衣類100が着用者に対して固定される機構は、示されていない。通例、衣類の本体部は、着用者の胴部の周囲に延在し、衣類の本体部の端部は、着用者の背中の中央肩領域において互いに隣接して終端し、この領域において、衣類の端部は一緒に留められて、衣類を着用者に対して固定する。しかしながら、固定機構は、衣類の設計及び機能によって特定の配置を余儀なくされる場合もあるが、必ずしも任意の1つの位置にあることが要求されるわけではない。着用者の腕の下で着用者の背中を回って延在する衣類の部分(これらの衣類に関してブラウィングと称される)は、部分150であり、これらの部分は、着用者の背中において留められる。図1において、部分150及び130もまた、本体生地から形成されている。いくつかの実施形態において、カップ110は、成形された本体生地であり、したがって、本体生地は、カップを形成するように形作られている。他の実施形態において、カップ110は、フォームカップ、又は、縫付け、糊付け等によりカップを衣類の本体生地120に取り付けることによって衣類に組み込まれる他のカップである。衣類は、カップを支持し、カップを着用者に対して固定する。このようにして、カップは、カップを備えるように本体生地を成形するか又はカップを本体生地に取り付けるかのいずれかによって、衣類に一体化することができる。カップは、シングルプライとすることもマルチプライとすることもできる。別の実施形態において、衣類は、カップを本体生地内に成形することによって、カップとともに形成される。いくつかの実施形態において、カップは、フォーム中間層を有することができ、このとき、本体生地は、フォームの片側に配置される。
また、図1に示されている衣類の本体部は、シングルプライとすることもマルチプライとすることもできる。1つの例において、衣類は、本体生地層の上に配置されるレース外層を有することができる。衣類の内側部分に、追加の層を配置してもよい。衣類に関して、内側部分は、着用者に最も近い部分であり、外側部分は、着用者から最も遠い部分である。当業者であれば、ブラ等の衣類を構築することができる多くの方法、使用される生地、及び衣類における生地層の数がわかる。衣類設計のこれらの従来的な側面は、本明細書では詳細に記載しない。
ブラすなわちブラジャー及びブラジャーを組み込んだ衣類は、縫付け、糊付け等を含む種々の製造技法を用いて作製される。本明細書に記載されるブラすなわちブラジャー並びにブラ及びブラジャーを組み込んだ衣類は、いかなる1つの製造技法にも限定されないし、衣類構成部材をともに固定するいかなる1つの方法にも限定されない。
衣類は、カップ110の下の位置で衣類の本体部に配置されるバンド160を有する。上述したように、バンド160は、或る程度伸縮する素材で作製される。換言すると、バンド160を引っ張る、すなわちバンド160に張力を加えることで、バンドは伸縮する。図1では、バンド160は、衣類100の仕上げられた下縁部として示されている。しかしながら、他の実施形態において、衣類100は、着用者の胴部のより下方に延在してもよく、その場合、バンド160は、衣類の仕上げられた下縁部ではないものの、カップ110に対して図示の位置に配置される。いくつかの実施形態において、バンド160は、細い伸縮性の素材である。しかしながら、バンド160は、シリコーン、又は単純に折り重ねた織布、又は、本明細書に記載されたようなバンドの機能を果たすのに十分な伸縮性を有する何らかの他の生地とすることができる。このようにして、バンドは、本体部を形成するものと同じであるが、本体生地とは異なる伸縮性を提供するように何らかの方法で変更された生地を用いて作製することができる。バンドを形成する本体生地の部分の伸縮性の変更は、例えば、生地を折り畳むこと、シリコーン又は他の接着剤を本体生地のその部分の上に配置すること、又は、生地の伸縮方式の変化をもたらす他の技術によって達成される。このような技術は、当業者によく知られている。バンドが衣類の本体生地に使用される生地と同じ布地から形成される場合、バンドは、本体部とモノリシックであるとして本明細書に記載される。実際、バンド素材は、バンド素材が或る程度伸縮するのであれば、衣類に使用される任意の従来の素材とすることができる。伸縮性素材の更なる例として、スパンデックス、エラスタン(ライクラ(登録商標))、ラステックス及びナイロンが挙げられる。弾性繊維が内部に配されているのであれば、或る特定の合成生地及び他の素材、例えば綿繊維と織り合わされた弾性繊維を含むデニムも、伸縮性とみなすことができる。対照的に、一部の素材は、上述した伸縮機能を提供しない。例えば、綿、リネン、シルク、ウール、及びレザーは、通例は伸縮性とはみなされない。アセテート、シフォン、オーガンザ、及びベルベット等の合成生地も、通例は伸縮性素材とはみなされない。通例、素材の伸縮性は、素材がいくらかの弾性を有するか否かに依拠する。例えば、生地が複数の繊維を含む場合、生地が伸縮性であるには、それらの繊維のうちの少なくともいくつかが弾性を有する。バンドが伸縮する程度は、主として設計事項である。
図示されているバンド部は、衣類のカップ部の下で横方向に延在する。上述したように、衣類がブラ部すなわちブラジャー部をより大きな衣類の一部として組み込んでいる場合(例えば、スイムスーツ、キャミソール、サンドレス)、衣類は着用者の胴部のより下方に延在し、したがって衣類の縁部がバンドの配置場所から外れるので、バンドは、衣類の縁部ではなくカップの下に配置される。カップ110とバンドとの間の距離は、主として設計事項である。しかしながら、支持構造体がアンカー領域においてバンドに取り付けられるので、バンド160の位置は、衣類の上又は中での支持構造体170の配置及び軌道によって或る程度規定される。
支持構造体170は、着用者にサポートを与えるワイヤ又は他の長い弾性構造体(通例アンダーワイヤとして知られている)である。支持構造体170の配置は、支持構造体170が本体生地120及びバンド160の両方の上に配置されるようなものになっている。バンド上に延び、バンドに取り付けられる支持構造体の部分は、アンカー領域180を形成する。アンカー領域は、本明細書で「自然なリフトアップ」と称されるものを着用者に与える。自然なリフトアップは、衣類が着用されている場合に着用者の外観を一貫して向上させる快適なサポートを着用者に与える。このような一貫した向上は、着用者に快適さ及び自信の両方を与える。支持構造体170は、限定はしないが、縫付け又は糊付けを含む衣類製造のための任意の従来の技法によって、バンド160に取り付けられる。支持構造体をバンドに取り付けることにより、支持構造体に取り付けられていないバンドの他の部分の伸縮性に対してバンド160の伸縮性が低減される。
また、支持構造体170は、任意の従来の手法によって本体生地120に留められる。従来の手法の例は、縫付け及び糊付けである。しかしながら、支持構造体170を本体生地にこのように留めることでは、アンカーは形成されない。支持構造体をバンドに取り付けることでアンカーが形成される一方で、支持構造体を本体生地に取り付けることではアンカーが形成されないのには、いくつかの理由がある。それらの要因としては、支持構造体の形態及び配置、並びに、バンドの素材と本体生地の素材との差が挙げられる。本明細書で示されているように、支持構造体は、通例は細長く、弾性であり、比較的細い断面を有する。したがって、これらの支持体は、中央部におけるよりも末端部においてより大きく撓む。支持構造体の略中間点、又は頂点がアンカーを形成している場合、中間点は、支持構造体の末端部よりもはるかに撓みにくい。また、本明細書に記載される衣類において、本体生地は、通例は比較的軽量であり、バンド素材よりも大きく伸縮する。これらの理由及び他の理由により、支持構造体をバンドに取り付けることでアンカー領域が形成されるのに対して、支持構造体を本体生地に取り付けることではアンカー領域が形成されない。任意の好適な取付け技法を用いて、支持構造体をバンド及び本体生地に取り付けることができるが、糊付けは、着用時により滑らかな外観の衣類をもたらす。支持構造体170は、多くの場合にケーシングと称される、生地又は他の素材の中に包まれる。
支持構造体は、本明細書で使用される場合、ケーシング又はコーティングを有する支持構造体も有しない支持構造体も含む。1つの実施形態において、支持構造体170は、ワイヤである(これらのワイヤはカップ110の下に配置されるので、通例アンダーワイヤと称される)。衣類の構築のためのワイヤは、よく知られており、本明細書で詳細に論じない。このようなワイヤは、多様な形状及び素材で流通している。本明細書ではワイヤと称されるが、支持構造体の断面は、円形である必要はなく、矩形、楕円形、長円形等とすることができる。選択されるワイヤの断面がどのようなものであっても、支持構造体は、衣類の応力、歪み及び張力に応じて撓み、その後、このような張力、歪み又は応力が取り除かれると、その自然な位置に戻る。アンダーワイヤ構造体を備える衣類が構築される方法は、当業者に知られている。ワイヤが衣類に組み込まれる方法は、主として設計事項である。いくつかの実施形態において、ワイヤは、生地ケーシングの中に包まれ、衣類の表面(すなわち、着用者と接触する衣類の表面)に配置される。他の実施形態において、ワイヤは、衣類層の間(ケーシングの中であるか又はケーシングの中ではない)に配置される。このような構造において、支持構造体170は、生地のプライの間に配置され、着用者を突く又は締め付けることがない。
2つの支持構造体170は、2つの支持構造体170が互いに最も近接する衣類の部分であっても、195において2つの支持構造体170の間に空間があるように配置される。これにより、衣類100が受ける張力に応じて支持構造体が互いに向かって動くことが許容される。これにより、衣類の特徴、すなわち、バンド上に配置されていない支持構造体170の部分がアンカーを形成しないことで、衣類の生地が伸縮し、支持構造体170の位置が或る程度独立して調整されることを可能にし、着用者のフィット、外観及び快適さが向上することが強調される。
支持構造体170は、カップ110の輪郭を概ね辿り、カップ110から或る距離を置いて配置される。1つの実施形態において、支持構造体は、略弧状の形状を有する。一変形形態において、特定の湾曲した形状が弧状とみなされない範囲で、このような湾曲した形状も支持構造体に想定される。カップ110からの支持構造体170の距離は、主として設計事項であるが、支持構造体170の配置は、各支持構造体の一部がバンド160上に配置され、支持構造体170がカップ110の輪郭に略合致するように本体生地上に延在することを必要とする。図1に示されているように、支持構造体は、カップの両側で少なくとも略中間部まで上方に延在するが、これは必須ではない。支持構造体は、図示されているよりもカップの更に上方に延在することもできるし、図示されているよりもカップの下方に延在することもできる。例えば、各支持構造体の側部は、図1に示されているよりもカップの下方又は更に上方に延在することができる。しかしながら、カップの間で終端する支持構造体の部分が、領域195において終端する場合、これは、着用者により良好なサポートを与える。一変形形態において、支持構造体の外側部分は、内側部分よりもカップの上方に延在することができ、ここで、外側部分及び内側部分は、どちらもバンドに取り付けられる部分から、しかし互いに反対方向に延在する。このようにして、腕開口に最も近い支持構造体の一部分は、バンドから、衣類のまちに最も近い支持構造体の一部分よりも遠くに又は近くに延在する。
図1に示されている実施形態は、抑制領域190を有する。このような抑制領域は、抑制領域として機能しない衣類の本体部の他の部分(例えば、本体生地部分120、130、150)ほどではないが、いくらかの余裕又は伸縮性を依然として有することができる。このような抑制領域(まちとも称される)は、当業者によく知られている。抑制領域は、略剛直とすることができるが、衣類が受ける張力、応力及び歪みに応じて少なくともいくらか伸縮することができる。抑制領域は、本体生地よりも小さく伸縮する1つ以上の生地層から形成することができる。抑制領域は、接着剤又はシリコーンを生地に塗布して、生地の伸縮性を低減させることによっても、形成することができる。抑制領域は、カップを互いに対して位置合わせされた状態に維持する点で有利である。これは、着用時に衣類がずれるリスクを軽減する。
図2は、第2の実施形態を示しており、ここで、衣類は、第2の抑制領域200を有する。その抑制領域200は、本体生地よりも小さく伸縮する生地を用いて、上述したように形成される。図2に示されているように、抑制領域200は、通例ブラスリングと称される衣類の部分を形成する。図2に示されているように、支持構造体170の一部分(及び支持構造体が中に配置される任意のケーシング)は、この抑制領域200に配置される。抑制領域200は、抑制領域200に配置される支持構造体がフィット(例えば、ぴったり、ゆったり等)又は着用者の動作により衣類が受ける張力、応力及び歪みに反応する能力を制限しない。上述したように、抑制領域は、生地、シリコーン、又は、生地の伸縮性を低減させる生地に塗布される接着剤のいずれかとすることができる。抑制領域200が支持構造体と着用者との間にあってもよいし、支持構造体が抑制領域と着用者との間にあってもよい。抑制領域がマルチプライである実施形態において、支持構造体は、マルチプライ抑制領域のプライの間に配置することができる。抑制領域が生地に塗布される接着剤の場合であっても、接着剤は、生地の伸縮性を低減させるが支持構造体を抑制領域に固定しないように塗布されることに留意することが重要である。上述した各抑制領域は、本体生地ほど伸縮しないので、各抑制領域は、本体生地よりも衣類の機械的応力又は歪みへの反応に抵抗し、本体生地が着用者に合わせて調整される一方で、単数又は複数の抑制領域においてはこのような調整に抵抗することが有利である。更に、抑制領域200は、カップが胸部を横切って側方に動くことを阻止することにより、衣類が着用されているときもカップ間の間隔を維持することが有利である。したがって、抑制領域190及び抑制領域200はどちらも、衣類が着用されているときのカップの相対位置の維持を支援する。
支持構造体がバンド160に接触する程度もまた、主として設計事項である。図1に示されているように、支持構造体170の全幅は、バンド160を越えて、バンド160に取り付けられるが、これは必須ではない。いくつかの実施形態において、支持構造体は、バンドの縁部においてのみバンド160に取り付けられる。支持構造体とバンドとの間の取付けがしっかりしたものであれば、機能上のアンカー領域が衣類に存在する。いくつかの実施形態において、支持構造体のケーシング部のみが、バンドに取り付けられる。これに関して、アンカー領域180の面積は、設計事項である。示されているように、支持構造体は、略弧状の形状を有し、支持構造体の中間点に近接する領域は、アンカー領域180を形成する。アンカー領域を形成するために支持構造体の何らかの他の部分を用いることができるので、このような位置決めは必須ではない。例えば、支持構造体が、バンドとの取付け点の片側で別の側よりも長く延在する場合、アンカー領域は、支持構造体の頂点を包含する支持構造体の一部分に形成され、支持構造体の中間点は、支持構造体がより長く延在する側にオフセットされる。
支持構造体が生地ケーシングを含む実施形態において、内部構造体(例えば、ワイヤ)は、内部構造体がケーシング内で動かないように、ケーシングの中に固定される。これは、ワイヤをケーシングの中に留め付けることによって達成される。図3の実施形態に示されているように、生地ケーシング201は、内部構造体が終端するとともに留め付けられる位置210を越えて延在する。生地ケーシング201は、位置210からネック部220及びスリング部230における衣類の縁部まで延在する。生地ケーシングを延長させることで、着用時に衣類が動いて伸縮する際に支持構造体が位置調整する能力を制限することなく、支持構造体を安定させる。
ケーシングの中に配置される内部構造体を有する支持構造部は、よく知られている。内部構造体をケーシングの中に保持するために内部構造体をケーシング内に留め付けることも、当業者にはよく知られており、本明細書では詳細に記載しない。留付けは、伸縮性のより大きい領域に挟まれた伸縮性のより小さい領域を形成しないので、このような留付けは、衣類にアンカー領域を形成しない。いくつかの実施形態において、支持構造体170自体は、図1に示されているよりも衣類の更に上方まで(すなわち、カップの略中間部を越えて上方に)延在する。
上述するように、支持構造体170のいくつかの部分は、バンド160に取り付けられる。支持構造体がケーシング部を有する実施形態において、ケーシング部は、バンドに取り付けられる支持構造体の部分とすることができる。支持構造体がバンドに取り付けられる点は、アンカー領域(すなわち、支持構造体が取り付けられないバンドの部分よりも著しく小さく伸縮する領域)を形成する。いくつかの実施形態において、バンドのアンカー部は、着用時に衣類に加えられる通常の張力、応力及び歪みに応じて全く伸縮しない。支持構造体は、別の場合には、着用時に衣類の動作に応じて動くことが許容される。すなわち、支持構造体の位置は、着用者に対して調整される。支持構造体が生地ケーシング内の内部構造体である実施形態において、内部構造体が調整される程度は、ケーシングと、ケーシングが衣類に取り付けられる方法とによって制限される。支持構造体がコーティングされた構造体又はコーティングされていない構造体である実施形態において、周囲の生地と、支持構造体が周囲の生地に取り付けられる方法とによって、バンドに固定されない支持構造体の部分が着用者の動作に合わせて調整及び適合され得る程度が決まる。支持構造体が着用者に対する衣類のフィットに応じて適所に調整され得る程度は、衣類における支持構造体の位置(すなわち、支持構造体が生地層上に配置されるのか又は2つの生地層の間に配置されるのか)によっても影響される。
上述したように、支持構造体が生地の中に包まれるワイヤである実施形態において、ワイヤは、ワイヤをケーシングの中に保持するように生地ケーシングに留め付けられる。ワイヤは、支持構造体をケーシングの中に固定するようにケーシングの端部を縫付け又は糊付けすることによって、留め付けられる。いくつかの実施形態において、支持体は、生地ケーシングとして機能する生地層の間に包まれる。留め付けることに加えて、ワイヤがプラスチックワイヤ又はプラスチックでコーティングされた金属ワイヤである場合、ワイヤのプラスチックの先端部は、ワイヤをケーシングに留め付けるために溶融される。これにより、衣類のフィット又は着用者の動作に応じた衣類の調整に応じて、支持構造体とケーシングとが一緒に動くようになる。
理論に束縛されることを望むものではないが、支持構造体170をバンド160に取り付けることで、カップ110の下にアンカー領域180を形成することによって、衣類のアンカー点が、(従来の衣類がアンカー点を有する限り)従来の衣類におけるよりも低い位置にもたらされる。アンカー点を衣類のカップ部の下の部分まで下げることによって、着用者のサイズ、動作及び姿勢に基づいて調整されることが可能になる。
上述したように、上記の衣類は、ブラ、すなわちブラジャーとすることもできるし、下着若しくは補正下着(キャミソール、ロングラインブラ、ボディーブリーファー等)又はアクティブウェア(例えば、スイムウェア)のブラ部、すなわちブラジャー部とすることもできる。他の実施形態は、サンドレス又は他の従来の衣類に組み込まれる上記の衣類を含む。上記で挙げられた衣類の例は、非限定的なものである。
本明細書には、ブラ部、すなわちブラジャー部を有する衣類を形成する方法も記載される。この方法によれば、ブラ部、すなわちブラジャー部が形成される本体生地が準備される。2つのカップを備えるカップ部は、本体部に形成される。1つの実施形態において、カップは、成形された本体生地である。他の実施形態において、カップは、本体生地に取り付けられる。取付けは、任意の従来の手段(例えば、縫付け、糊付け等)によって達成される。このようにして、カップ部は、本体部に一体化される。バンドは、衣類のカップ部の下の部分に形成される。このバンドは、弾性バンド、折り重ねた織布、シリコーン等とすることができる。バンドは、或る程度の弾性又は伸縮性を有する。支持構造体は、衣類に組み付けられる。支持構造体は、金属ワイヤ又はプラスチックワイヤを含む。これらの金属ワイヤ又はプラスチックワイヤは、コーティングされていてもよいし、コーティングされていなくてもよい。支持構造体は、生地ケーシングの中に配置される金属ワイヤ又はプラスチックワイヤも含む。
支持構造体の一部分は、素材バンドに取り付けられる。支持構造体は、任意の従来の技法(例えば、縫付け、糊付け等)を用いて、素材バンドに取り付けられる。縫付け又は糊付けにより、バンドの隣接する部分よりも小さく伸縮する素材バンドの領域がもたらされる。支持構造体と素材バンドとの間の取付けエリアは、アンカーである。
上述したように、支持構造体が生地ケーシングの中のワイヤである実施形態において、ケーシングは、ワイヤをケーシング内に保持するように留め付けられる。1つの実施形態において、ケーシングは、略ワイヤの長さである。図3に示されているように、ケーシングは、ワイヤを生地ケーシングの中に保持するように端部において留め付けられる。他の実施形態において、ケーシング201は、ワイヤ(位置210付近で終端する)よりも長く、ケーシングの端部は、衣類の外縁部まで延在する。これらの実施形態において、ワイヤは、ワイヤがカップの下でカップに隣接する位置に保持されるように、ケーシングの中に留め付けられる。1つの実施形態において、ワイヤは、プラスチックワイヤ又はプラスチックコートワイヤである。これらの実施形態において、ワイヤの先端におけるプラスチックは、ワイヤをケーシングの中に留め付けるために溶融される。
上述したように、本体生地に取り付けられる支持構造体170の部分は、アンカー点を形成するのではなく、衣類に加えられる張力、応力及び歪みに応じて「浮動」する。図4を参照すると、支持構造体170の略中間点又は頂点がバンド160に留められた場合、アンカー300、すなわちアンカー領域が形成される。図示されている支持構造体は、略弧状の形態である。図4に示されているように、アンカー300(アンカー300は、ブラケットによって概ね境界を定められている)を形成しない支持構造体170の部分330は、衣類に加えられる歪み、応力及び張力に応じて動くが、300における、バンド160に固定される支持構造体170の部分は、そのような張力、応力及び歪みに応じて同じように調整されない。衣類に加えられる張力、応力及び歪みに応じて伸縮する衣類の部分は、矢印350で示されている。伸縮についてx方向及びy方向に伸縮するように示されているが、衣類は、生地の平面において任意の方向に伸縮することに留意されたい。支持構造体170とアンカーを形成しないバンドの部分もまた、本体生地120と同様に、図4に示されているように両方向に伸縮する。したがって、衣類が着用者に合わせて調整及び適合する能力は、支持構造体単独による機能ではなく、弾性支持構造体と本体生地とバンド素材との組合せによる機能である。図4に示されているように支持構造体170を調整することができるので、衣類アンカー点は、堅固な基礎を提供する一方で、着用時に衣類が受ける張力、歪み及び応力に応じて支持構造体170の他の部分が動くことを許容し、これにより、本体生地120及びバンド160が伸縮する(支持構造体に取り付けられるバンド160の部分を除く)。
1つの支持構造体170の詳細図が、図5に示されている。その支持構造体は、生地ケーシング320の中に配置される弾性支持体310である。弾性支持体310は、生地ケーシング320の切欠き図において露呈されている。上述したように、アンカー300に対する弾性支持体310の位置は、着用時に衣類が受ける応力、歪み及び張力に応じて調整される。この調整により、衣類が着用されている場合に、快適さ、サポート、及び一貫して魅力的な外観が着用者に提供される。上述の方法の変形形態において、この方法は、取付け位置から延在する支持構造体の第1の部分が、取付け位置から反対方向に延在する支持構造体の第2の部分よりも長くなるか又は短くなるように、支持構造体をバンドに取り付けることを含む。
いくつかの実施形態において、本体生地には、1つ以上の抑制領域が形成されている。抑制領域は、生地層を付加すること、接着剤を生地に付加すること、及び当業者に既知の他の技術によって形成することができる。抑制領域は、衣類が受ける張力に応じて本体生地よりも小さく伸縮するが、このような張力に応じてアンカー領域よりも大きく伸縮する。例えば、抑制領域は、本体生地のカップの間の領域、本体生地のカップの反対側の領域(すなわち、スリング領域)、又は、衣類に望ましい形状、フィット及び機能を与えるように設計者によって選択される他の位置に配置される。
本発明を本発明の好ましい実施形態を参照して具体的に図示及び記載したが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、本発明において形態及び細部に様々な変更を加えることができることが、当業者には理解される。好ましい実施形態は、限定のためではなく、単に記述的な意味で考慮されるものとする。したがって、本発明の範囲は、本発明の詳細な説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって規定され、その範囲内の全ての相違は、本発明に含まれるものと解釈される。添付の特許請求の範囲によってのみ規定される本発明の範囲から何ら逸脱することなく、開示されている実施形態に複数の変形を加えることができることが、当業者には理解される。

Claims (23)

  1. 衣類であって、
    2つのカップを備えるカップ部と、
    本体生地を含む本体部であって、前記カップ部を画定するか又は前記カップ部に取り付けられるように形作られている、本体部と、
    前記カップ部の下で前記本体部とともに形成されているバンドであって、張力を受けた場合に原形状から伸びる素材で作製されている、バンドと、
    前記カップ部におけるそれぞれのカップの輪郭部に近接して該衣類上にそれぞれ配置される、2つの弧状の支持構造体と、
    前記本体部上で前記2つの弧状の支持構造体の間に配置される中央抑制領域であって、該衣類が張力を受けた場合に、前記中央抑制領域における該衣類の伸縮が、前記中央抑制領域外の前記本体部における該衣類の伸縮よりも比例的に小さくなるような材料特性を有する、中央抑制領域と、
    を備え、
    各弧状の支持構造体は、該弧状の支持構造体の頂点を包含する第1の部分を有し、該第1の部分は、前記バンドに取り付けられるとともにアンカー領域を形成し、
    前記バンドは、該バンドが張力を受けた場合、前記アンカー領域外の前記バンドの領域よりも前記アンカー領域において小さく伸縮する、衣類。
  2. 前記衣類は、外側抑制領域を更に備え、該外側抑制領域は、前記本体生地よりも小さく伸縮する前記本体部のスリング領域に配置される、請求項1に記載の衣類。
  3. 前記中央抑制領域又は前記外側抑制領域のうちの一方は、シングルプライ生地領域又はマルチプライ生地領域である、請求項2に記載の衣類。
  4. 前記中央抑制領域又は前記外側抑制領域のうちの一方は、前記本体生地上に配置される接着剤を含む、請求項2に記載の衣類。
  5. 前記本体生地は、マルチプライ生地である、請求項1に記載の衣類。
  6. 前記弧状の支持構造体は、第1のプライと第2のプライとの間に配置される、請求項5に記載の衣類。
  7. 前記2つの支持構造体のそれぞれは、生地ケーシングの中に配置される弾性ワイヤを更に備える、請求項1に記載の衣類。
  8. 各支持構造体の前記生地ケーシングの中に配置される前記弾性ワイヤは、第1の端部及び第2の端部を有し、前記生地ケーシングは、前記弾性ワイヤの少なくとも一方の端部を越えて、前記衣類の外縁部における位置まで延在する、請求項7に記載の衣類。
  9. 前記バンドは、弾性バンド、折り重ねた織布、レース及びシリコーンからなる群から選択される、請求項1に記載の衣類。
  10. 前記バンドは、前記本体生地に取り付けられる、請求項9に記載の衣類。
  11. 前記支持構造体は、該支持構造体に隣接する前記本体生地の伸縮性を阻害せずに、着用時に前記衣類が受ける張力に反応するように構成されている、請求項1に記載の衣類。
  12. 衣類であって、
    本体生地を含む本体部と、
    2つのカップを備えるカップ部であって、前記本体部から形成されるか又は前記本体部に取り付けられる、カップ部と、
    前記カップ部の下で前記本体部に接続されるバンドであって、張力を受けた場合に原形状から伸びるとともに、かかる張力が除去された場合に前記原形状に戻るように構成されている、バンドと、
    前記カップ部におけるそれぞれのカップの輪郭部に近接して該衣類上にそれぞれ配置される、2つの湾曲した支持構造体と、
    を備え、
    前記2つの湾曲した支持構造体は、前記支持構造体の頂点を包含する第1の部分であって、前記バンドに取り付けられるとともにアンカー領域を形成する、第1の部分と、前記本体部に取り付けられる第2の部分と、をそれぞれ有し、
    前記アンカー領域における前記バンドは、張力を受けた場合に張力に応じて該バンド上の他の部位よりも大きく伸縮することに抵抗し、
    前記2つの湾曲した支持構造体のそれぞれの前記第2の部分は、前記湾曲した支持構造体の前記第2の部分と前記本体生地とが、張力を受けた場合に異なる反応をするように浮動する、衣類。
  13. 前記湾曲した支持構造体は、糊付け又は縫付けのうちの少なくとも一方によって前記バンドに取り付けられる、請求項12に記載の衣類。
  14. 前記バンドは、伸縮可能な素材であり、弾性バンド、折り重ねた織布、レース及びシリコーンからなる群から選択される、請求項12に記載の衣類。
  15. 前記バンドは、前記本体生地に取り付けられる、請求項14に記載の衣類。
  16. 前記バンドは、前記本体生地から形成される、請求項14に記載の衣類。
  17. 前記本体生地は、マルチプライ生地である、請求項12に記載の衣類。
  18. 前記湾曲した支持構造体は、第1のプライと第2のプライとの間に配置される、請求項17に記載の衣類。
  19. 前記2つの支持構造体のそれぞれは、生地ケーシングの中に配置される弾性ワイヤを更に備える、請求項12に記載の衣類。
  20. 前記支持構造体の前記生地ケーシングは、前記バンドに取り付けられるとともに前記アンカー領域を形成する、請求項19に記載の衣類。
  21. 各支持構造体の前記生地ケーシングの中に配置される前記弾性ワイヤは、第1の端部及び第2の端部を有し、前記生地ケーシングは、前記弾性ワイヤの少なくとも1つの端部を越えて、前記衣類の外縁部における位置まで延在する、請求項19に記載の衣類。
  22. 各支持構造体の前記生地ケーシングの中に配置される前記弾性ワイヤは、第1の端部及び第2の端部を有し、前記第1の端部は、前記アンカー領域に対して第1の距離を置き、前記第2の端部は、前記アンカー領域に対して第2の距離を置くようになっている、請求項19に記載の衣類。
  23. 衣類であって、
    カップ部と、
    本体生地を含む本体部であって、前記カップ部を画定するか又は前記カップ部に取り付けられるように形作られている、本体部と、
    前記カップ部の下で前記本体部上に又は前記本体部に隣接して配置されるバンドであって、張力を受けた場合に伸縮することができる、バンドと、
    前記カップ部におけるカップの輪郭に対応する支持構造体であって、前記バンドの領域に取り付けられ、取付け領域は、アンカー領域を画定する、支持構造体と、
    を備え、
    前記バンドは、該バンドが張力を受けた場合に、該バンドにおける他の部位よりも前記アンカー領域において小さく伸縮する、衣類。
JP2019524123A 2016-07-19 2017-07-14 ブラ及びブラ部を有する衣類 Active JP6967589B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662364056P 2016-07-19 2016-07-19
US62/364,056 2016-07-19
PCT/US2017/042105 WO2018017411A1 (en) 2016-07-19 2017-07-14 Bra and garment with bra portion

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019522126A true JP2019522126A (ja) 2019-08-08
JP2019522126A5 JP2019522126A5 (ja) 2020-08-20
JP6967589B2 JP6967589B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=59416813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019524123A Active JP6967589B2 (ja) 2016-07-19 2017-07-14 ブラ及びブラ部を有する衣類

Country Status (6)

Country Link
US (3) US9999262B2 (ja)
EP (1) EP3487337B1 (ja)
JP (1) JP6967589B2 (ja)
CA (1) CA3030291C (ja)
MX (1) MX2019000818A (ja)
WO (1) WO2018017411A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3030291C (en) * 2016-07-19 2023-03-14 Cupid Foundations, Inc. Bra and garment with bra portion
CN110584228B (zh) * 2019-09-29 2021-11-09 广州千誉智能科技有限公司 一种记忆钢圈和文胸
US20210345689A1 (en) * 2020-05-07 2021-11-11 Cupid Foundations, Inc. Garment having perforated synthetic supports
GB2615245A (en) * 2020-10-22 2023-08-02 Mas Innovation Private Ltd Cradle structure for a garment cup

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US815747A (en) 1905-04-14 1906-03-20 Frank Schmitt Corset and abdominal supporter.
US1576393A (en) 1925-08-06 1926-03-09 Gracia V Wood Brassiere
US1994941A (en) 1932-08-26 1935-03-19 Earl S Caldor Brassiere
US1963373A (en) 1933-09-18 1934-06-19 Nelson Jewell Brassiere
US2524620A (en) 1948-11-05 1950-10-03 Cadous Esther Brassiere
US2586267A (en) 1949-11-26 1952-02-19 Theo B Schaumer Brassiere
US2711536A (en) 1953-05-19 1955-06-28 Formfit Company Brassiere
US2787790A (en) 1955-10-14 1957-04-09 Kahn Leon Combination brassiere and girdle
US2880732A (en) 1955-10-20 1959-04-07 Howard A Smith Garments
US2892459A (en) * 1956-03-02 1959-06-30 Maiden Form Brassiere Co Inc Brassiere
US2900981A (en) 1957-03-18 1959-08-25 Henry M Herbener Body encircling garment
BE568396A (ja) 1957-09-13
US2940454A (en) 1957-11-21 1960-06-14 Stein A & Co Brassiere
BE571460A (ja) 1958-07-01
US3378012A (en) 1966-03-29 1968-04-16 S & S Ind Inc Brassiere supporting frames
FR1534940A (fr) 1967-06-23 1968-08-02 A Silvain & Cie Ets Perfectionnements apportés aux soutiens-gorge à armatures suspendues
GB1562711A (en) * 1976-06-16 1980-03-12 Fisher M Brassiere
US4617934A (en) * 1985-07-25 1986-10-21 International Playtex, Inc. Brassiere frame
US5215494A (en) 1992-04-20 1993-06-01 Flanagan Patricia C Breast foundation and natural support
AU2001282942A1 (en) * 2000-07-20 2002-02-05 Vanity Fair, Inc. Wireless support for brassiere
US6685534B2 (en) 2001-10-31 2004-02-03 Sara Lee Corporation Adjustable circular knit bra with stabilizing areas and methods of making the same
WO2004049839A1 (en) * 2002-12-05 2004-06-17 Sara Lee Corporation A brassiere
US7556553B2 (en) * 2003-07-31 2009-07-07 Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc Method for molding lofted material with laminated support layer and decorative panel and garment made
US7452260B2 (en) 2004-06-14 2008-11-18 Ronald Redenius Adjustable lifting bra
US20070298682A1 (en) * 2006-06-21 2007-12-27 Zhen Qiang Liu Reinforced seamless brassiere
US8668549B2 (en) 2011-02-15 2014-03-11 Brandon Solotoff Brassiere with adjustable support
US9918499B2 (en) 2011-02-15 2018-03-20 Brandon Solotoff Brassiere providing continuous adjustability between different lift positions and/or convertibility between minimizer and maximizer support
CN103945717B (zh) 2011-11-25 2017-02-15 株式会社华歌尔 具有罩杯部的衣服
FR2987976B1 (fr) 2012-03-15 2014-12-26 Dbapparel Operations Soutien-gorge, sans dos et eventuellement sans bretelles, a plaquette de renforcement
GB201218390D0 (en) 2012-10-12 2012-11-28 Misseldine Jeanette Brassiere
CA3030291C (en) * 2016-07-19 2023-03-14 Cupid Foundations, Inc. Bra and garment with bra portion
TWI629835B (zh) * 2016-07-21 2018-07-11 和碩聯合科技股份有限公司 天線單元、天線系統及天線控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
US10709175B2 (en) 2020-07-14
EP3487337A1 (en) 2019-05-29
JP6967589B2 (ja) 2021-11-17
US20180020745A1 (en) 2018-01-25
US20180263300A1 (en) 2018-09-20
EP3487337B1 (en) 2021-05-12
MX2019000818A (es) 2019-09-11
US10165804B2 (en) 2019-01-01
CA3030291A1 (en) 2018-01-25
WO2018017411A1 (en) 2018-01-25
US9999262B2 (en) 2018-06-19
US20190090554A1 (en) 2019-03-28
CA3030291C (en) 2023-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6967589B2 (ja) ブラ及びブラ部を有する衣類
EP2948007B1 (en) Support bustier garment
US8668549B2 (en) Brassiere with adjustable support
WO2012151100A2 (en) Brassiere with customizable vertical lift
US10136680B2 (en) Garment with back stays for enhanced fit
US20110177756A1 (en) Improvements in or relating to clothing
JP3159452U (ja) ハーフトップ
US9277772B2 (en) Garment for supporting a wearer's breasts
JP2005307390A (ja) バストカップを備えた女性用衣類
CN117545389A (zh) 具有中间柔性层的胸罩及其制造方法
JP6209707B2 (ja) 下着
US20210345689A1 (en) Garment having perforated synthetic supports
JPH0790702A (ja) ブラジャー及びブラジャーカップ用芯材
JP3816876B2 (ja) 女性被服用ストラップテープ及びストラップテープ付き被服
JP2013083026A (ja) 胸部サポート衣類
JP6644393B1 (ja) カップ部を有する衣類
KR20230021941A (ko) 프리컷 브래지어
JP5645727B2 (ja) ブラジャー及びシート生地

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200706

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200706

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200706

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210423

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210423

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20210511

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210721

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6967589

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150