JP2019521776A - 関節窩増大準備処理のためのリーマ及びガイド - Google Patents

関節窩増大準備処理のためのリーマ及びガイド Download PDF

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Abstract

本開示は、リーマ加工装置を提示する。リーマ加工装置は、ベースガイドと、リーマと、リーマドライバと、を備えることができる。ベースガイドは、ベースガイド貫通孔及びベースガイド関節面を画定することができる。ベースガイド関節面は、ベースガイド貫通孔に対して角度を成す向きを持つことができる。リーマは、ベースガイド関節面上でのリーマの回転を許容するように作動可能なリーマ関節面を形成できる。リーマドライバは、リーマと協働して、リーマドライバが回転するときリーマを回転させることができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2016年8月12日に提出された米国仮特許出願第62/374222号及び2016年7月8日に提出された米国仮特許出願第62/360127号(その内容は、参照によりその全体が本明細書において援用される)に対する優先権を主張する。
本開示は、半肩関節形成術及び全肩関節形成術を含めた肩関節形成術を実施するための手術器具及び方法に関する。
健康な肩関節において、近位上腕骨は、概ね球形であり、肩甲骨によって形成された関節窩と呼ばれる腔の内に関節式に連結して肩関節を形成する。病気又は外傷による肩関節の全置換手術即ち全肩関節形成術のための従来のインプラントシステムは、概略的に、肩の自然の解剖学的構造を複製し、典型的に、上腕管内に嵌合するステムと、肩甲骨の関節窩内に埋植される関節窩成分のソケット内に関節式に連結する関節ヘッドと有する上腕骨成分を含む。肩関節の上腕骨成分のみを置き換える(即ち半肩関節形成術)ためのインプラントシステムは、典型的に、肩甲骨の自然の関節窩内に関節式に連結する上腕骨成分のみを含む。
更に、関節窩成分の凸状部分と関節式に連結する凹状陥没関節成分が上腕骨成分の近位端に与えられるように、肩の自然の解剖学的構造を複製する従来のボール-ソケット構成が逆転した「リバース」型インプラントシステムが開発されている。このようなリバース型肩関節インプラントシステムは、例えば、上腕骨成分と関節窩成分との間の回転中心を移動して、三角筋が上腕骨により大きい応力中心距離を与えられるようにすることによって、修復不能な回旋腱板と関連する肩甲上腕関節炎の治療のために可動域を増大すると考えられる。
本明細書において開示するリーマ加工装置をより良く説明するために、実施例の非限定的リストを示す。
実施例1において、リーマ加工装置は、ベースガイドと、リーマと、リーマドライバと、ガイドシャフトと、を備えることができる。ベースガイドは、ベースガイド貫通孔、ベースガイドロック部材及びベースガイド関節面を画定することができる。ベースガイド関節面は、ベースガイド貫通孔に対して角度を成す向きを持つことができる。リーマは、リーマ貫通孔を画定することができ、リーマギアを画定することができる第1面と、複数のリーマ歯を画定することができる第2面と、ベース関節面上でのリーマの回転を許容するように作動可能なリーマ関節面とを含むことができる。リーマドライバは、リーマドライバ貫通孔及びリーマドライバギアを画定することができる。リーマドライバギアは、リーマギアと噛み合うサイズを持つことができる。ガイドシャフトは、リーマドライバ受容体及びガイドシャフトロック部材を画定することができる。ガイドシャフトロック部材は、ベースガイドロック部材に係合するように作動可能であり、それによって、ガイドシャフトをベースガイドに固定できる。リーマ加工装置を組み立てたら、ベースガイド貫通孔、リーマ貫通孔及びリーマドライバ貫通孔は、同軸になることができる。
実施例2において、実施例1のリーマ加工装置は、任意に、ベースガイド貫通孔がベースガイド関節面に対して向く角度を非直角にできるように構成できる。
実施例3において、実施例1又は2のリーマ加工装置は、任意に、第1面が陥凹部分及び側壁を含むように構成できる。リーマギアは、側壁によって画定することができる。
実施例4において、実施例1〜3のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、任意に、リーマギアがリーマ関節面に対して角度を成して画定され得るように構成できる。
実施例5において、実施例1〜4のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、任意に、ベースガイドが更にボスを画定するように構成できる。リーマ貫通孔は、ボスの少なくとも一部分がリーマ貫通孔の中へ通過できるようなサイズを持つことができる。
実施例6において、実施例1〜5のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、リーマドライバギアとリーマギアが1つの遊星歯車列を形成するように構成できる。
実施例7において、実施例1〜6のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、任意に、リーマギアとリーマドライバギアが、各々複数の相補的面を含むように構成できる。相補的面は、一緒に作用してギアードシステムを形成するように構成できる。
実施例8において、実施例1〜7のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、ベースガイドロック部材がロックペグを画定するように構成できる。
実施例9において、実施例1〜8のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、任意に、ガイドシャフトロック部材が開口を画定するように構成できる。
実施例10において、実施例1〜9のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、任意に、更にガイドロッドを含むように構成できる。ガイドロッドは、関節窩に接続されるようにかつベースガイド貫通孔、リーマ貫通孔及びリーマドライバ貫通孔を受け入れるサイズを持つように構成できる。
実施例11において、実施例1〜10のいずれか1つ又はその任意の組合せは、任意に、ベースガイドが更に整列ペグを含むように構成できる。
実施例12において、リーマ加工システムは、複数のベースガイドと、リーマと、リーマドライバと、ガイドシャフトと、を含むことができる。複数のベースガイドの各々は、ベースガイド貫通孔、ベースガイドロック部材及びベースガイド関節面を画定することができる。複数のベースガイドの各々のベースガイド関節面は、ベースガイド貫通孔に対して角度を成す向きを持つことができる。ベースガイド関節面がベースガイド貫通孔に対して向く角度は、複数のベースガイドの各々で異なることができる。リーマは、リーマ貫通孔を形成でき、リーマギアを画定することができる第1面と複数のリーマ歯を画定することができる第2面とを含むことができる。リーマ関節面は、ベースガイド関節面上でのリーマの回転を許容するように作動できる。リーマドライバは、リーマドライバ貫通孔及びリーマドライバギアを画定することができる。リーマドライバギアは、リーマギアと噛み合うサイズを持つことができる。ガイドシャフトは、リーマドライバ受容体及びガイドシャフトロック部材を画定することができる。ガイドシャフトロック部材は、ベースガイドロック部材に係合して、ガイドシャフトをベースガイドに固定するように作動可能とすることができる。リーマ加工装置が組み立てられたとき、複数のベースガイドのベースガイド貫通孔、リーマ貫通孔及びリーマドライバ貫通孔は、同軸になることができる。
実施例13において、実施例12のリーマ加工システムは、複数のベースガイドの各々についてベースガイド関節面がベースガイド貫通孔に対して向く角度を非直角にできるように構成できる。
実施例14において、実施例12又は13のリーマ加工システムは、任意に、第2面が陥凹部分及び側壁を含むように構成できる。リーマギアは、側壁によって画定することができる。
実施例15において、実施例12〜14のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工システムは、任意に、リーマギアがリーマ関節面に対して角度を成して画定され得るように構成できる。
実施例16において、実施例12〜15のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工システムは、任意に、リーマ加工装置が組み立てられたときリーマドライバギアとリーマギアが1つの遊星歯車列を形成するように構成できる。
実施例17において、実施例12〜16のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工システムは、任意に、ベースガイドロック部材がロックペグを画定するように構成できる。
実施例18において、実施例12〜17のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工システムは、任意に、ガイドシャフトロック部材が開口を画定するように構成できる。
実施例19において、実施例12〜18のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工システムは、任意に、ガイドロッドを含むことができる。ガイドロッドは、任意に、関節窩に接続するようにかつベースガイド貫通孔、リーマ貫通孔及びリーマドライバ貫通孔を受け入れるサイズを持つように構成できる。
実施例20において、実施例12〜19のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工システムは、任意に、複数のベースガイドの各々が更に整列ペグを含むように構成できる。
実施例21において、関節窩をリーマ加工する方法は、関節窩を露出するために患者に切開部を形成することと、関節窩の中心軸線に中心ワイヤを取り付けることと、リーマ加工装置を組み立てることと、中心ワイヤに沿って切開部を介してリーマ装置の一部分をスライドさせることと、リーマ加工装置を使用して関節窩をリーマ加工することと、を含むことができる。リーマ加工装置を組み立てることは、各々が同軸になるようにリーマ加工装置の2つ又はそれ以上の構成要素の中心孔を整列することを含むことができる。
実施例22において、実施例21の方法は、任意に、関節窩に穴を穿つことを含むことができる。穴は、リーマ加工装置の周囲整列ペグ用とすることができる。
実施例23において、実施例21又は22の関節窩をリーマ加工する方法は、任意に、関節窩の少なくとも50%が準備処理されるまで関節窩をリーマ加工することを含むことができる。
実施例24において、実施例21〜23のいずれか1つ又はその任意の組合せの方法は、任意に、中心ワイヤが中心軸線と同一線上にあることを含むことができる。
実施例25において、実施例21〜24のいずれか1つの方法は、任意に、複数のベースガイドからリーマ加工装置のためにベースガイドを選択することを含むことができる。複数のベースガイドの各々は、中心ワイヤに対して異なる角度にリーマを向けるように構成できる。
実施例26は、リーマ加工装置を含む。リーマ加工装置は、ベースガイドと、リーマと、リーマドライバと、を含むことができる。ベースガイドは、ベースガイド貫通孔と、ベースガイド関節面と、ベースペグと、を含むことができる。ベースガイド貫通孔は、孔軸線を持つことができる。ベースペグは、ペグ軸線を持つことができる。ベースガイド関節面は、孔軸線に対して直角を成す向きを持つことができる。ペグ軸線は、孔軸線に対して角度を成す向きを持つことができる。リーマは、リーマソケット及びリーマ関節面を画定することができる。リーマは、リーマペグと複数のカッティングアームを含むことができる。リーマペグは、ベースガイド貫通孔の中へ受け入れられるサイズを持つことができ、リーマ関節面から延びることができる。複数のカッティングアームは、リーマペグに対して直角を成して配列できる。リーマドライバは、リーマソケットの中に受け入れられてリーマドライバが回転したときリーマを回転させるように構成されたリーマドライブボールを画定することができる。
実施例27において、実施例26のリーマ加工装置は、任意に、各々複数の相補的面を含むリーマソケットとリーマドライブボールを含むことができる。相補的面は、一緒に作用してトルク及び回転がリーマドライバからリーマへ伝達できるように構成できる。
実施例28において、実施例26又は27のリーマ加工装置は、任意に、ベースペグからオフセットしてベースペグに対して平行を向く整列ペグを備えるベースガイドを含むことができる。
実施例29において、実施例26〜28のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、任意に、ベースペグの外面から突出する複数のフィンを含むベースペグを含むことができる。
実施例30において、実施例26〜29のいずれか1つ又はその任意の組合せのリーマ加工装置は、任意に、ベースペグが階段状プロフィルを持つことを含むことができる。
実施例31において、実施例1〜30のいずれか1つ又はその任意の組合せのオフセットガイド、システムまたは方法は、任意に、記載される全ての要素又は選択肢が使用または選択できるように構成される。
本発明の上記の及びその他の特徴及び利点及びそれを得る様式は、添付図面と一緒に本発明の実施例の下記の説明を参照することによってさらに明らかになり、発明自体をより良く理解できる。
本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置の側面図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置の断面図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置の一部分の斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置の一部分の断面図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置のリーマドライブギア要素及びリーマ要素を示す。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置のリーマドライブギア要素及びリーマ要素の断面図である。 本開示の様々な実施例に従ったリーマドライブギアの様々なプロフィルを示す。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置のリーマドライブギア要素及びリーマ要素を示す。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置を示す。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったベースガイドの側面図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったベースガイドの断面図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマの斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマの斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマドライバの斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったベースガイドの側面図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったスリーブの斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置の断面図である。
対応する参照符号は、いくつかの図を通じて対応する部品を示す。本明細書において示す例示は、本発明の実施例であり、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書において使用される場合、下記の方向の定義が適用される。前部(前面)及び後部(後面)は、それぞれ身体の前面に近い方又は後面に近い方を意味し、近位及び遠位は、それぞれ構造体の根源部に近い方又はこれから離れた方を意味し、内側及び外側は、それぞれ矢状面に近い方又は矢状面から離れた方を意味する。矢状面は、身体を右半分と左半分に分割する身体の中間を通る想像上の垂直平面である。
肩関節形成術(アナトミック型及びリバース型)に使用される増大関節窩成分のための関節窩骨の準備処理は、複雑な準備処理方法を伴う可能性がある。露出の制限及び狭い関節空間は、関節窩面へのアクセスを制限する可能性がある。準備処理において、外科医が軸線から外れた角度から関節窩へ接近しなければならない場合、外科医は、露出の制限に対抗せざるを得ない。後側から関節窩に接近する場合には、更に厳しい。
露出の制限を鑑み、関節窩へのアクセスし易さを増大するために、リーマ加工装置の様々な構成要素は、体内へリーマ加工装置を挿入する前に予備組立できる。例えば、リーマ加工装置は、ベースガイドと、リーマと、リーマドライバギアとを含むことができる。ベースガイド、リーマ及びリーマドライバギアは、肩関節形成術を開始する前に外科医又は外科技師が組み立てることができる。関節包及び関節窩にアクセスしたら、リーマ加工装置は切開部を介して体内へ挿入できる。
体外でリーマ加工装置を組み立てることによって、手術時間を短縮できる。手術時間が短縮されると、感染症のリスクの減少、外科医の疲労の減少、手術に掛かる時間の減少によるコストの低下及び全身麻酔の時間の減少など(但し、これらに限定されない)多くの利点を持つことができる。
図を参照すると、図1〜4は、本明細書において開示する実施例に従ったリーマ加工装置100を示す。リーマ加工装置100は、ベースガイド102と、リーマ104と、リーマドライバ106と、ガイドシャフト108とを含むことができる。ベースガイド102は、ベースガイド貫通孔110、ベースガイド関節面112、ベースガイドロック部材114及び整列ペグ116を画定することができる。
ベースガイド102は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せで構成できる。更に、ベースガイド102は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形、付加製造及びこれと同種のものなど(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。ベースガイド102の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。ベースガイド102の表面仕上げは、特定の患者のニーズに応じて変わり得る。例えば、広範囲の組織損傷又は細心の注意を要する組織を持つ患者の場合、それ以上の組織損傷を最小限に抑えるためにベースガイド102はより円滑な表面仕上げを持つ必要がある可能性がある。
リーマ104は、複数の歯118及びリーマ関節面120を画定することができる。リーマ104は、側壁122及び陥凹部分124も含むことができる。側壁122は、複数の歯を有するリーマギア126を画定することができる。側壁122は、リーマ104を貫通する中央リーマ孔142に対して角度を成すことができる。リーマギア126は、リーマ関節面120に対して角度を成して画定され得る。角度を成して画定されるリーマギア126を持つことによって、本明細書において論じるようにリーマ104をガイドシャフト108に対して角度を成して位置付けできる。
ベースガイド関節面112は、ボス144を画定することができ、中央リーマ孔142は、リーマ関節面120がベースガイド関節面112の上に乗るように、ボス144又はボス144の一部分がリーマ104を通過できるようにする。ボス144は、回転軸として作用でき、その周りでリーマ104が回転できる。
リーマ104は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せで構成できる。例えば、リーマ104は、多成分ピースとすることができ、複数の歯118は金属から作り、側壁122及びリーマギア126は、重合体から作ることができる。更に、リーマ104は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形など(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。リーマ104の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。リーマ104の表面仕上げは、特定の患者のニーズに応じて変わり得る。例えば、広範囲の組織損傷又は細心の注意を必要とする組織を持つ患者の場合、更なる組織損傷を最小限に抑えるためにリーマ104の外面128はより円滑な表面仕上げを持つ必要がある可能性がある。
リーマドライバ106は、リーマドライバ貫通孔130及びリーマドライバギア132を画定することができる。リーマドライバギア132は、リーマ104の側壁122によって画定された歯に係合できる複数の歯として画定することができる。リーマドライバギア132は、リーマドライブソケット504(図5)の相補的面に係合する複数の面502を含むことができる。使用時に、リーマドライバギア132は、リーマドライバ106の回転がリーマ加工装置100の中心軸線の周りでリーマを回転させるように、リーマ104と相互作用できる。言い換えると、様々の実施例において、リーマドライバギア132とリーマギア126は、遊星歯車列を形成できる。
更に、リーマドライバギア132及びリーマギア126は、平面状又は湾曲状の面を持つ歯を持つことができる。例えば、図1〜4に示すように、リーマドライバギア132及びリーマギア126の様々な歯は、斜角ギアシステムを形成する直線又は平面的な面を持つことができる。更に、図5及び6に示すように、面502とリーマドライブソケット504は、噛み合ってギアードシステムを形成する湾曲面を持つことができる。
リーマドライバ106は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せで構成できる。例えば、リーマドライバ106は、多成分ピースとすることができ、リーマドライバギア132は、金属から作ることができ、リーマドライバ106の残り部分は重合体から作ることができる。更に、リーマドライバ106は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形など(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。リーマドライバ106の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。リーマドライバ106の様々な面の表面仕上げは、相互に変わり得る。例えば、ガイドシャフト108に接触するリーマドライバ106の面は、摩擦を減少するために研磨でき、リーマドライバ106のその他の面は非研磨仕上げとすることができる。
ガイドシャフト108は、ガイドシャフトロック部材134及びリーマドライバ受容体136を画定することができる。ガイドシャフトロック部材134は、ベースガイドロック部材114と協働して、ベースガイド102をガイドシャフト108に固定できる。例えば、図3に示すように、ガイドシャフト108の一部分138は、側壁122又はリーマギア136に近接して配置できる。部分138が所定の位置になったとき、ガイドシャフト108は、逆棘を持つペグの形状に作ることができるベースガイド114がガイドシャフトロック部材134を通過できるように、矢印140で示すように傾斜できる。逆棘は、ベースガイドロック部材114をガイドシャフト108に固定できる。
矢印140で示されるようにガイドシャフト108が傾斜しているとき、リーマドライバ106は、リーマドライバ受容体136の中へ受け入れられる。例えば、ガイドシャフトは重合体で形成でき、リーマドライバ受容体136を画定するガイドシャフト108の側壁は、可撓性とすることができる。リーマドライバ106がリーマドライバ受容体の中へ押し込まれるとき、ガイドシャフト108の側壁は、屈曲して、リーマドライバ106がガイドシャフト108によって画定された空洞の中へ通過できるようにする。リーマドライバ受容体を画定するガイドシャフト108の側壁は、部分的にリーマドライバ106の周りで湾曲でき、それによって、リーマドライバ106をリーマドライバ受容体136の中へ固定できる。
ガイドシャフト108は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せで構成できる。更に、ガイドシャフト108は、多成分ピースとすることができる。例えば、ガイドシャフト108のある部分は金属から作り、ガイドシャフト108の別の部分は重合体から作ることができる。ガイドシャフト108は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形など(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。ガイドシャフト108の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。ガイドシャフト108の様々な面の表面仕上げは、相互に変わり得る。例えば、リーマドライバ106と接触するガイドシャフト108の面は、摩擦を減少するために研磨でき、ガイドシャフト108のその他の面は非研磨仕上げとすることができる。
図1に示すように、リーマ104は、ベースガイド貫通孔110に対して角度を成す向きを持つことができる。配向角度θは、ベースガイド貫通孔110に対するベースガイド関節面112の角度によって画定することができる。更に、リーマ加工装置100は、複数のベースガイド102を含むシステムの一部とすることができる。ベースガイド102の各々は、ベースガイド貫通孔110に対して非直角の向きを持つベースガイド関節面112を持つことができる。例えば、システムは、3つのベースガイド102を含むことができる。3つのベースガイド102は、それぞれ10°、20°及び30°の配向角度を持つことができる。
上に簡略に論じるように、図5及び6は、リーマ104のリーマソケット504の相補的面と相互作用する面502を持つリーマドライバ106を示す。図7に示すように、面502は数及び形状に関して変化できる。図7は、リーマドライバ106の様々なプロフィルを示す。プロフィル702は、面502の数が6つであり、プロフィル704の面502の数は8つである。面502の数は、偶数でも奇数でもよい。例えば、面の数は、6〜20又はそれ以上の範囲を持つことができる。更に、面502によって形成されたプロフィルは、規則的又は不規則的とすることができる。例えば、プロフィルは、正八角形又は非正八角形とすることができる。更に、プロフィル706及び708で示すように、面502は湾曲できる。更に、プロフィル710に示すように、面502は平面と湾曲面の組合せとすることができる。
肩関節置換において、外科医は、関節窩を露出するために患者に切開部を形成できる。関節窩が露出されたら、外科医は、中心ワイヤを関節窩の中心軸線に取り付けできる。外科医が切開部を作り関節窩を露出するとき又はその前に、外科医又は技師は、リーマ加工装置100を組立てできる。リーマ加工装置100を組み立てるとき、リーマドライバ貫通孔130とベースガイド貫通孔110は、同軸になるように整列できる。リーマ104の孔は、中心軸線に対して角度を成して整列できる。組立時に、適切な向きの角度を持つベースガイド102を選択できる。
リーマ加工装置100が組み立てられたら、リーマ加工装置100は、同軸の孔に中心ワイヤを通過させることによって中心ワイヤに沿ってスライドできる。リーマ加工装置100は、ベースガイド102及びリーマ104が切開部を通過して関節窩に接触するようにスライドできる。更に、外科医は、関節窩に穴を穿つことができる。穿孔された穴は、整列ペグ116を受け入れることができる。リーマ加工装置100が所定の位置に置かれたら、必要に応じて関節窩をリーマ加工できる。例えば、関節窩は、関節窩面の少なくとも50%が準備処理されるまでリーマ加工できる。
図8は、本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置800のリーマドライブギア要素及びリーマ要素を示す。リーマ加工装置800は、ベースガイド802と、リーマ804と、リーマドライバ806と、ガイドシャフト808と、を含むことができる。ベースガイド802は、ベースガイドロック部材814及び整列ペグ816を画定することができる。図1〜4に関連して上で説明した特徴などの特徴も、ベースガイドロック部材814によって画定することができる。
ベースガイド802は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せで構成できる。更に、ベースガイド802は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形など(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。ベースガイド802の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。ベースガイド802の表面仕上げは、特定の患者のニーズに応じて変わり得る。例えば、広範囲の組織損傷又は細心の注意を要する組織を持つ患者の場合、更なる組織損傷を最小限に抑えるためにベースガイド802がより円滑な表面仕上げを持つ必要がある可能性がある。
リーマ804は、複数の歯818を画定することができる。リーマ804は、また、側壁822と陥凹部分824とを含むことができる。側壁822は、複数の歯を有するリーマギア826を画定することができる。側壁822は、リーマ804を貫通する中央リーマ孔に対して角度を成すことができる。リーマギア826は、リーマ関節面に対して角度を成して画定され得る。角度を成して画定されたリーマギア826を持つことにより、本明細書において論じるようにリーマ804をガイドシャフト808に対して角度を成して位置付けできる。
リーマ804は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せで構成できる。例えば、リーマ804は、多成分ピースとすることができ、複数の歯818は金属から作ることができ、側壁822及びリーマギア826は重合体から作ることができる。更に、リーマ804は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形など(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。リーマ804の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。リーマ804の表面仕上げは、特定の患者のニーズに応じて変わり得る。例えば、広範囲の組織損傷又は細心の注意を要する組織を持つ患者の場合、更なる組織損傷を最小限に抑えるためにリーマ804の外面828がより円滑な表面仕上げを持つ必要がある可能性がある。
リーマドライバ806は、リーマドライバギア832を画定することができる。リーマドライバギア832は、リーマ804の側壁822によって画定された歯に係合できる複数の歯として画定することができる。使用時に、リーマドライブギア832は、リーマドライバ806の回転がリーマ加工装置800の中心軸線の周りでリーマを回転させるように、リーマ804と相互作用できる。言い換えれば、リーマドライブギア832とリーマギア826は、遊星歯車列を形成できる。
リーマドライバ806は、金属、重合体、セラミック又はこれら任意の組合せで構成できる。例えば、リーマドライバ806は、多成分ピースとすることができ、リーマドライバギア832は金属から作り、リーマドライバ806の残り部分は、重合体から作ることができる。更に、リーマドライバ806は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形など(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。リーマドライバ806の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。リーマドライバ806の様々な面の表面仕上げは、相互に変わり得る。例えば、ガイドシャフト808に接触するリーマドライバ806の面は、摩擦を減少するために研磨でき、リーマドライバ806のその他の面は、非研磨仕上げとすることができる。
ガイドシャフト808は、ガイドシャフトロック部材834及びリーマドライバ受容体836を画定することができる。ガイドシャフトロック部材834は、ベースガイドロック部材814と協働して、ベースガイド802をガイドシャフト808に固定できる。ガイドシャフト808は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せで構成できる。更に、ガイドシャフト808は、多成分ピースとすることができる。例えば、ガイドシャフト808のある部分は金属から作ることができ、ガイドシャフト808の別の部分は重合体から作ることができる。ガイドシャフト808は、CNC機械加工、鍛造、鋳造、射出成形など(但し、これらに限定されない)の技法を使用して製造できる。ガイドシャフト808の様々な面は、ビードブラスト、焼きなまし、機械加工など(但し、これらに限定されない)の技法で仕上げできる。ガイドシャフト808の様々な面の表面仕上げは、相互に変わり得る。例えば、リーマドライバ806に接触するガイドシャフト808の面は、摩擦を減少するために研磨でき、ガイドシャフト808のその他の面は、非研磨仕上げとすることができる。
上述のように、準備処理手順のために外科医が軸線から外れた角度から関節窩に接近する必要がある場合、外科医は、露出の制限に対抗せざるを得ない可能性がある。後側から関節窩に接近する場合には、これが更に厳しくなる可能性がある。
露出の制限を鑑み、関節窩へのアクセスをし易くするために、本明細書において開示する様々な構成要素は、体内へリーマ加工装置を挿入する前に事前組立する必要はない。例えば、リーマ加工装置は、ベースガイドと、リーマと、リーマドライバボールシャフトとを含むことができる。ベースガイド、リーマ及びリーバドライバボールシャフトは、患者の生理が許容する切開部を介して外科医が傷の中で簡単に組立できる。関節包及び関節窩にアクセスしたら、本明細書において開示するように、切開部を介してベースガイドを体内へ挿入できる。
ベースガイドの中へリーマを組み込み、その後リーマドライバボールシャフトを切開部内部のリーマソケットの中へ組み込むことによって、外科医以外のものによる構成要素の取り扱いを減少できる。このように単純化されたリーマ加工装置の主な利点は、大きく複雑な同軸機構の必要性が取り除かれることである。リーマソケット軸線とリーマドライバボールシャフト軸線との間に固定された同軸関係は確立されない。このような駆動関係は、約62°の偏位(excursion)の円錐内のどこででも機能して、約62°の円錐内で傷へのアクセスを許容するもっとも有利な場所にシャフトを置きながらリーマドライブボールシャフトをリーマソケットの中に配置することによって、外科医がリーマを操作できるようにする。
図9は、本開示の少なくとも1つの実施例に従ったリーマ加工装置900を示す。リーマ加工装置900は、リーマドライバ902と、リーマ904と、ベースガイド906とを含むことができる。手術中、ベースガイド906は、一時的に関節窩又はその他の骨に埋植できる。ベースガイド906が埋植されたら、リーマ904は、本明細書において開示するようにベースガイド906に係合できる。リーマ904がベースガイド906に係合したら、本明細書において開示するように、リーマ904を回転するためにリーマドライバ902を使用できる。
図10A及び10Bは、ベースガイド906の側面図及び断面図である。ベースガイド906は、ベースガイド貫通孔1002と、ベースガイド関節面1004とベースペグ1006とを含むことができる。ベースガイド貫通孔1002は、孔軸線1008を含むことができる。ベースガイド関節面1004は、孔軸線1008に対して直角を成す向きを持つことができる。孔軸線1008は、ペグ軸線1010に対して角度θを成す向きを持つことができる。角度θは、外科医が、関節窩成分の関節窩接触面がリーマ加工された関節窩の輪郭に合致するような角度で関節窩にアクセスできるようにするか又はそのような角度で関節窩の面をリーマ加工できるようにする。角度θは、約5°〜約35°の範囲とすることができる。
ベースペグ1006は、階段状プロフィルを持つことができる。例えば、図10A及び10Bに示すように、ベースペグ1006は、第1区分1014と第2区分1016とを持つことができる。第1区分1014は、第1直径を持つことができ、第2区分1016は、第2直径を持つことができる。第1直径は、第2直径より小さくできる。階段状プロフィルは、関節窩の中へ徐々に小さい穴を穿つことができるようにして、関節窩への損傷を減少することによって、ベースガイド906の埋植を助けることができる。更に、ベースガイド906は、1つ又は複数のフィン1020を含むことができる。フィン1020は、骨内でのベースガイド906の回転を妨害して、ペグ100と骨との間の摩擦係合を改良するために作用できる。
ベースガイド906は、更に、延長部1022を含むことができる。延長部1022は、孔軸線1008に対して直角を成す向きを持つことができる。延長部1022の下面(即ち、埋植されたとき関節窩に近接する部分)は湾曲を持つことができる。湾曲は、凹状、凸状又はその組合せとすることができる。例えば、延長部1022の下面の第1部分は、骨の第1区分の第1輪郭に合致するように凹状とし、延長部1022の下面の第2部分は骨の第2部分の第2輪郭に合致するように凸状とすることができる。
延長部1022は、整列ペグ1024を含むことができる。整列ペグ1024は、ベースペグ1006からオフセットできる。更に、整列ペグ1024は、ベースペグ1006に対して平行の向きを持つことができる。
図11A及び11Bは、リーマ904の上部斜視図及び底部斜視図である。リーマ904は、リーマ本体1102を含むことができる。リーマ本体1102は、関節面1104を含むことができる。関節面1104は、ベースガイド906の面に接して、安定した位置でリーマ904が回転できるようにする。リーマペグ1106は、関節面1104から延びることができる。リーマペグ1106は、安定した位置でベースガイド906に対するリーマ904の回転を容易にするようにベースガイド貫通孔1002に受け入れられるサイズを持つことができる。
リーマ904は、カッティングアーム1108を含むことができる。カッティングアーム1108は、リーマ本体1102から延び、関節面1104に対し平行とすることができる。カッティングアーム1108は、組織及び骨を切断できる鋭い前縁又は一連の歯を含むことができる。カッティングアーム1108は、単一ピース又は多ピースとして製造できる。例えば、複数の歯又はその他の鋭い器具を取り付けてカッティングアーム1108を形成できる。カッティングアームは、湾曲を持つこともできる。例えば、湾曲は、凹状、凸状又はその組合せとすることができる。例えば、カッティングアームの第1部分は、骨の第1区分を第1輪郭にリーマ加工するために凹状であり、カッティングアームの第2部分は、骨の第2部分を第2輪郭にリーマ加工するために凸状とすることができる。
図11Aに示すように、リーマ本体1102は、リーマソケット1110を画定することができる。リーマソケット1110は、リーマソケット面1112を含むことができる。リーマソケット面1112は、本明細書において開示するようにリーマドライバ902と協働して、リーマ604を回転させることができる。1つの実施例において、リーマソケット1110の形状は、図11Aに示すように六角形とすることができる。別の実施例において、リーマソケット1110は八角形とすることができる。但し、所望の偏位角度内でリーマドライバ902からリーマ本体1102へトルク及び回転を伝達できるようにする任意の適切な形状(図5〜7に関して上に説明する形状など)を使用できる。
図12は、本開示の少なくとも1つの例に従ったリーマドライバ902を示す。リーマドライバ902は、シャフト1202と、リーマドライブボール1204とを含むことができる。リーマドライブボール1204は、面1206を含むことができる。面1206は、リーマドライバ902の回転がリーマ904を回転させるようにリーマソケット1110の面1112と協働できる。面1206の形状は、図5〜7に関連して本明細書において説明する面502と同様とすることができる。
リーマソケット1110及びリーマドライブボール1204の境界面は、リーマドライブボール1204がリーマソケット1110内で自由に関節運動して、リーマドライバ902のシャフト1206が、約62°の円錐を形成できるようにするので、リーマドライバ902の回転軸線とリーマペグ1106の回転軸線との間に好ましい関係がなく、広い偏位角度が得られる。これによって、リーマドライバ902は、リーマペグ1106の回転軸に対して広範囲の偏位角度を取ることができ、個別の患者の利用可能な傷へのアクセスに合わせることができる。
リーマドライバ902、リーマ904及びベースガイド906は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せから製造できる。例えばリーマドライバ902及びリーマ904は、金属で作ることができ、ベースガイド906は、重合体で作ることができる。リーマドライバ902、リーマ904及びベースガイド906は、例えば、機械加工、射出成形、オーバーモールド工法、鋳造、溶接、付加製造及びこれと同種のものを含めた製造法の任意の1つ又は任意の組合せを使用して製造できる。例えば、リーマドライバ902及びリーマ904は、ビレットから機械加工でき、ベースガイド906は射出成形できる。
図13は、本開示の少なくとも1つの実施例に従ったベースガイド1300を示す。ベースガイド1300は、本明細書において開示するリーマ加工装置のいずれかと一緒に使用できる。ベースガイド1300は、ベース本体1302と、ベース本体1302から延びるベースペグ1304と、ベース本体1302から延びる延長部1306と、ボス1308と、を含むことができる。ボス1308は、ベース本体1302の関節面1310から延びることができる。
ボス1308は、1つ又は複数の突出部1312とスタブ1314とを含むことができる。図14に示すように、スリーブ1402をボス1308に被せて嵌めることができる。突出部1312は、スリーブ1402の内部に配置された対応する窪み又は開口(図示せず)に係合できる。スタブ1314は、開口1404を貫通できる。スリーブ1402の設置及び取外しにおいて、開口1404は、空気がそれぞれスリーブ1402から出たり入ったりできるようにし、それによって真空のエアポケットを形成してスリーブ1402の設置又は取外しを妨害するのを防止する。開口1404は、外科医がスリーブ1402内部を見るための窓としても作用できる。スリーブ1402内部を見ることによって、外科医は、スリーブ1402がボス1308の底まで充分に達したことを知ることができる。
図13を参照すると、整列ペグ1316が、延長部1306から延びることができる。本明細書において開示するように、整列ペグ1316は、ベースペグ1304に対して平行とすることができる。平行向き。整列ペグ1316は、ベースガイド1300を骨の中へ固定するのを助け、骨の中でのベースガイド1300の回転を防止するのを助けることができる。
本明細書において開示するように、ベースガイド1300は、本明細書において開示する様々なリーマに使用できる。例えば、図15に示すように、ベースガイド1300は、スロット付きリーマ1500と結合できる。スロット付きリーマ1500は、カッティング面1502とシャフト1504とを含むことができる。シャフト1504は、スリーブ1402又はボス1306を受け入れるサイズを持つポケット1506を画定することができる。手術中、外科医は、一時的にベースガイド1300を埋植し、スロット付き1500を使用して関節窩をリーマ加工できる。本明細書において開示するように、ボス1306は、ベースペグに対して角度θの向きを持つことができる。このようにして、スロット付きリーマ1500がボス1306の周りで回転するとき、関節窩に係合するように構成された傾斜面を持つ関節窩インプラントを受け入れるために関節窩の中に傾斜面を準備できる。
ベースガイド1300及びスリーブ1402は、金属、重合体、セラミック又はこれらの任意の組合せから製造できる。例えば、ベースガイドは金属から作ることができ、スリーブ1402は重合体から作ることができる。ベースガイド1300及びスリーブ1402は、機械加工、射出成形、オーバーモールド工法、鋳造、溶接及びこれと同種のものを含めた製造法の任意の1つ又は任意の組合せを使用して製造できる。例えば、ベースガイド1300はビレットから機械加工でき、スリーブは、射出成形又はボス1308にオーバーモールドできる。
本発明の内容の性質を説明するために説明し図解した部品および方法のステップの詳細、材料及び配列には、請求項において明示する本発明の内容の原則及び範囲から逸脱することなく、様々な変更を加えることができることが、当業者には容易に分かるはずである。
ガイドシャフト108は、ガイドシャフトロック部材134及びリーマドライバ受容体136を画定することができる。ガイドシャフトロック部材134は、ベースガイドロック部材114と協働して、ベースガイド102をガイドシャフト108に固定できる。例えば、図3に示すように、ガイドシャフト108の一部分138は、側壁122又はリーマギア16に近接して配置できる。部分138が所定の位置になったとき、ガイドシャフト108は、逆棘を持つペグの形状に作ることができるベースガイド102がガイドシャフトロック部材134を通過できるように、矢印140で示すように傾斜できる。逆棘は、ベースガイドロック部材114をガイドシャフト108に固定できる。
上に簡略に論じるように、図5及び6は、リーマ104のリーマドライブソケット504の相補的面と相互作用する面502を持つリーマドライバ106を示す。図7に示すように、面502は数及び形状に関して変化できる。図7は、リーマドライバ106の様々なプロフィルを示す。プロフィル702は、面502の数が6つであり、プロフィル704の面502の数は8つである。面502の数は、偶数でも奇数でもよい。例えば、面の数は、6〜20又はそれ以上の範囲を持つことができる。更に、面502によって形成されたプロフィルは、規則的又は不規則的とすることができる。例えば、プロフィルは、正八角形又は非正八角形とすることができる。更に、プロフィル706及び708で示すように、面502は湾曲できる。更に、プロフィル710に示すように、面502は平面と湾曲面の組合せとすることができる。
ベースペグ1006は、階段状プロフィルを持つことができる。例えば、図10A及び10Bに示すように、ベースペグ1006は、第1区分1014と第2区分1016とを持つことができる。第1区分1014は、第1直径を持つことができ、第2区分1016は、第2直径を持つことができる。第1直径は、第2直径より小さくできる。階段状プロフィルは、関節窩の中へ徐々に小さい穴を穿つことができるようにして、関節窩への損傷を減少することによって、ベースガイド906の埋植を助けることができる。更に、ベースガイド906は、1つ又は複数のフィン1020を含むことができる。フィン1020は、骨内でのベースガイド906の回転を妨害して、ベースペグ100と骨との間の摩擦係合を改良するために作用できる。
リーマソケット1110及びリーマドライブボール1204の境界面は、リーマドライブボール1204がリーマソケット1110内で自由に関節運動して、リーマドライバ902のシャフト120が、約62°の円錐を形成できるようにするので、リーマドライバ902の回転軸線とリーマペグ1106の回転軸線との間に好ましい関係がなく、広い偏位角度が得られる。これによって、リーマドライバ902は、リーマペグ1106の回転軸に対して広範囲の偏位角度を取ることができ、個別の患者の利用可能な傷へのアクセスに合わせることができる。
本明細書において開示するように、ベースガイド1300は、本明細書において開示する様々なリーマに使用できる。例えば、図15に示すように、ベースガイド1300は、スロット付きリーマ1500と結合できる。スロット付きリーマ1500は、カッティング面1502とシャフト1504とを含むことができる。シャフト1504は、スリーブ1402又はボス130を受け入れるサイズを持つポケット1506を画定することができる。手術中、外科医は、一時的にベースガイド1300を埋植し、スロット付き1500を使用して関節窩をリーマ加工できる。本明細書において開示するように、ボス130は、ベースペグに対して角度θの向きを持つことができる。このようにして、スロット付きリーマ1500がボス130の周りで回転するとき、関節窩に係合するように構成された傾斜面を持つ関節窩インプラントを受け入れるために関節窩の中に傾斜面を準備できる。

Claims (30)

  1. ベースガイド貫通孔、ベースガイドロック部材及びベースガイド関節面を画定するベースガイドであって、前記ベースガイド関節面が、前記ベースガイド貫通孔に対して角度を成す向きを持つ、ベースガイドと、
    リーマ貫通孔を画定し、かつ、リーマギアを画定する第1面と、複数のリーマ歯を画定する第2面と、前記ベースガイド関節面上でのリーマの回転を許容するように作動可能なリーマ関節面と、を含む、リーマと、
    リーマドライバ貫通孔及びリーマドライバギアを画定するリーマドライバであって、前記リーマドライバギアが前記リーマギアと噛み合うサイズを持つ、リーマドライバと、
    リーマドライバ受容体及び前記ベースガイドロック部材と係合してガイドシャフトを前記ベースガイドに固定するように作動可能なガイドシャフトロック部材を画定するガイドシャフトと、
    を備えるリーマ加工装置であって、
    前記リーマ加工装置が組み立てられたら、前記ベースガイド貫通孔、前記リーマ貫通孔及び前記リーマドライバ貫通孔が同軸となる、
    リーマ加工装置。
  2. 前記ベースガイド貫通孔が前記ベースガイド関節面に対して向く角度が非直角である、
    請求項1に記載のリーマ加工装置。
  3. 前記第1面が陥凹部分及び側壁を含み、前記リーマギアが前記側壁によって画定される、
    請求項1又は2に記載のリーマ加工装置。
  4. 前記リーマギアが前記リーマ関節面に対して角度を成して画定される、
    請求項1〜3のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  5. 前記ベースガイドが更にボスを画定し、前記リーマ貫通孔が、前記ボスの少なくとも一部が前記リーマ貫通孔の中を通れるようにするサイズを持つ、
    請求項1〜4のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  6. 前記リーマドライバギアと前記リーマギアが遊星歯車列を形成する、
    請求項1〜5のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  7. 前記リーマギアと前記リーマドライバギアが各々複数の相補的面を含み、前記相補的面が一緒に作用してギアードシステムを形成するように構成される、
    請求項1〜6のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  8. 前記ベースガイドロック部材がロックペグを画定する、
    請求項1〜7のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  9. 前記ガイドシャフトロック部材が開口を画定する、
    請求項1〜8のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  10. 更に、関節窩に接続されるように構成されかつ前記ベースガイド貫通孔、前記リーマ貫通孔及び前記リーマドライバ貫通孔内に受け入れられるサイズを持つガイドロッドを備える、
    請求項1〜9のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  11. 前記ベースガイドが更に整列ペグを含む、
    請求項1〜10のいずれかに記載のリーマ加工装置。
  12. 複数のベースガイドであって、前記複数のベースガイドの各々が、ベースガイド貫通孔、ベースガイドロック部材及びベースガイド関節面を画定し、前記ベースガイド関節面が、前記ベースガイド貫通孔に対して角度を成す向きを持ち、前記ベースガイド関節面が前記ベースガイド貫通孔に対して向く前記角度が前記複数のベースガイドの各々について異なる、複数のベースガイドと、
    リーマ貫通孔を画定し、かつ、リーマギアを画定する第1面と、複数のリーマ歯を画定する第2面と、前記ベースガイド関節面上でのリーマの回転を許容するように作動可能なリーマ関節面と、を含む、リーマと、
    リーマドライバ貫通孔及びリーマドライバギアを画定するリーマドライバであって、前記リーマドライバギアが前記リーマギアと噛み合うサイズを持つ、リーマドライバと、
    リーマドライバ受容体、及び前記ベースガイドロック部材に係合してガイドシャフトを前記ベースガイドに固定するように作動可能なガイドシャフトロック部材を形成する、ガイドシャフトと、
    を備えるリーマ加工システムであって、
    リーマ加工装置が組み立てられたとき、前記複数のベースガイドの1つの前記ベースガイド貫通孔、前記リーマ貫通孔及び前記リーマドライバ貫通孔が同軸である、
    リーマ加工システム。
  13. 前記ベースガイド関節面が前記ベースガイド貫通孔に対して向く角度が前記複数のベースガイドの各々について非直角である、
    請求項12に記載のリーマ加工システム。
  14. 前記第2面が陥凹部分及び側壁を含み、前記リーマギアが前記側壁によって画定される、
    請求項12又は13に記載のリーマ加工システム。
  15. 前記リーマギアが、前記リーマ関節面に対して角度を成して画定される、
    請求項12〜14のいずれかに記載のリーマ加工システム。
  16. 前記リーマ加工装置が組み立てられたとき、前記リーマドライバギアと前記リーマギアが遊星歯車列を形成する、
    請求項12〜15のいずれかに記載のリーマ加工システム。
  17. 前記ベースガイドロック部材がロックペグを画定する、
    請求項12〜16のいずれかに記載のリーマ加工システム。
  18. 前記ガイドシャフトロック部材が開口を画定する、
    請求項12〜17のいずれかに記載のリーマ加工システム。
  19. 更に、関節窩に接続されるように構成されかつ前記ベースガイド貫通孔、前記リーマ貫通孔及び前記リーマドライバ貫通孔内に受け入れられるサイズを持つガイドロッドを備える、
    請求項12〜18のいずれかに記載のリーマ加工システム。
  20. 前記複数のベースガイドの各々が更に整列ペグを含む、
    請求項12〜19のいずれかに記載のリーマ加工システム。
  21. 関節窩をリーマ加工する方法であって、前記方法が、
    前記関節窩を露出するために患者に切開部を形成することと、
    前記関節窩の中心軸線に中心ワイヤを取り付けることと、
    リーマ加工装置を組み立てることであって、前記リーマ加工装置を組み立てることが、前記リーマ加工装置の2つ又はそれ以上の構成要素の中心穴を同軸になるように整列することを含む、リーマ加工装置を組み立てることと、
    前記中心ワイヤに沿って前記切開部を介して前記リーマ加工装置の一部分をスライドすることと、
    前記リーマ加工装置を使用して前記関節窩をリーマ加工することと、
    を含む方法。
  22. 更に、前記リーマ加工装置の周囲整列ペグのために前記関節窩に穴を穿つことを含む、
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記関節窩をリーマ加工することが、関節窩面の少なくとも50%が準備処理されるまで前記関節窩をリーマ加工することを含む、
    請求項21又は22に記載の方法。
  24. 前記中心ワイヤが前記中心軸線と同一線上にある、
    請求項21〜23のいずれかに記載の方法。
  25. 更に、複数のベースガイドから前記リーマ加工装置のためのベースガイドを選択することを含み、前記複数のベースガイドの各々が、前記中心ワイヤに対して異なる角度にリーマを向けるように構成される、
    請求項21〜24のいずれかに記載の方法。
  26. 孔軸線を有するベースガイド貫通孔と、ベースガイド関節面と、ペグ軸線を有するベースペグと、を含むベースガイドであって、前記ベースガイド関節面が、前記孔軸線に対して直角の向きを持ち、前記ペグ軸線が前記孔軸線に対して角度を成す向きを持つ、ベースガイドと、
    リーマソケット及びリーマ関節面を画定するリーマであって、前記リーマが、前記ベースガイド貫通孔の中に受け入れられるサイズを持ちかつ前記リーマ関節面から延びるリーマペグと、前記リーマペグに対して直角に配列された複数のカッティングアームと、を含む、リーマと、
    前記リーマソケットの中に受け入れられてリーマドライバが回転すると前記リーマを回転させるように構成されたリーマドライブボールを画定するリーマドライバと、
    を備えるリーマ加工装置。
  27. 前記リーマソケットと前記リーマドライブボールが各々複数の相補的面を含み、前記相補的面が、一緒に作用してトルク及び回転を前記リーマドライバから前記リーマへ伝達できるように構成される、
    請求項26に記載のリーマ加工装置。
  28. 前記ベースガイドが、前記ベースペグからオフセットしかつ前記ベースペグに対して平行の向きを持つ整列ペグを備える、
    請求項26又は27に記載のリーマ加工装置。
  29. 前記ベースペグが前記ベースペグの外面から突出する複数のフィンを含む、
    請求項26〜28のいずれか1項又はその任意の組合せに記載のリーマ加工装置。
  30. 前記ベースペグが階段状プロフィルを有する、
    請求項26〜29のいずれか1項又はその任意の組合せに記載のリーマ加工装置。
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