JP2019521615A - 遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティング - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス中継デバイスは、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信し得る。ワイヤレス中継デバイスは、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送り得る。ワイヤレス中継デバイスは、転送されるべき遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュする。ワイヤレス中継デバイスは、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送し得る。【選択図】図2A

Description

関連出願
[0001] 本特許出願は、本明細書の譲受人に譲渡される、2016年7月18日付で出願された、「Forwarding Node Selection and Routing for Delay-Tolerant Messages」という題名の、Park他による米国特許出願第15/212,590号に基づく優先権を主張する。
[0002] 下記は、一般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、遅延耐性(delay-tolerant)メッセージについてのノードの選択およびルーティングに関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば時間、周波数、および電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そうした多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、(例えば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム)を含む。ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの基地局を含み得、その各々が、ユーザ機器(UE)と本明細書では称され得る複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートする。基地局は、ダウンリンクチャネル(例えば基地局からUEへの送信のため)およびアップリンクチャネル(例えばUEから基地局への送信のため)上で、UEと通信し得る。
[0004] 他のワイヤレスデバイスもまた展開され得、(例えば、そうしたデバイスにハードウェアを装備することに関連付けられたコスト、およびセルラ式通信に関連付けられた加入コストに起因した)限定された利用可能な電力、加えてワイヤレスネットワークに直接接続するための限定された手段も有し得る。これらの他のワイヤレスデバイスは、ウェアラブルデバイス、センサノード、internet-of-things(IoT)デバイス等を含み得る。それらの限定された利用可能な電力または通信手段に関わらず、これらの他のデバイスはそれでもなお、理想ではネットワークに送信されるだろうデータを収集し得る。収集されたデータは一般に、量が限定され得、しばしば遅延耐性があり得る。あるシナリオでは、これらの低電力デバイスおよび他のデバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)(例えば、Wi−Fi)ハードウェアが装備され得る。しかしながら、デバイスは、限定されたWLANカバレッジ、変化するWLAN構成および設定等に起因したWLAN接続問題に悩まされ得る。従って、遅延耐性のあるデータをネットワークに伝達するための他のオプションが望ましい。
[0005] 本開示は、遅延耐性メッセージを転送するためのノードの選択およびルーティングをサポートする改善された技法に関する。一般に、説明される技法は、遅延耐性メッセージを受信し、該メッセージを適切なワイヤレスネットワークに転送するための、ユーザ機器(UE)のようなワイヤレス中継デバイスを提供する。UEは、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス(例えばinternet-of-things(IoT)デバイス)が有することを示すリクエストを受信し得る。UEは、ネットワーク接触までの推定時間(Estimated time to network contact)を示し得る応答メッセージ(response message)をワイヤレスデバイスに送り得る。UEから受信されたインジケーションに基づいて、ワイヤレスデバイスは、遅延耐性メッセージをネットワークに転送するのに該UEが好ましい候補であるかどうかを決定し得る。UEが好ましい候補である場合、ワイヤレスデバイスは、ネットワークに転送するための遅延耐性メッセージを該UEに送信し得る。UEは、ある時間期間の間、受信された遅延耐性メッセージをキャッシュし得る。UEがネットワークにアタッチすると、UEは、遅延耐性メッセージをネットワークに転送し得る。
[0006] 説明される技法はまた、ネットワークに転送されるべき遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを該ワイヤレスデバイスが送る方法も含む。リクエストは、いつメッセージがネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性(delay tolerance)または期限(deadline)を含み得る。1つまたは複数のUEはリクエストを受信し得、受信された遅延耐性または期限に従って、それらがメッセージを転送できるかどうかを応答し得る。ワイヤレスデバイスはその後、1つまたは複数のUEから応答メッセージを受信し得る。いくつかのケースでは、応答メッセージはまた、ネットワーク接触までの推定時間も示し得る。これらのメッセージは、ワイヤレスデバイスによって、該デバイスが遅延耐性メッセージを転送し得る先のUEを決定するために評価され得る。ワイヤレスデバイスはその後、遅延耐性メッセージを識別されたUEに送信し得、該識別されたUEはその後、該メッセージをネットワークに転送し得る。UEは、直接的にまたは他のUEを介して、メッセージをネットワークに転送し得る。
[0007] ワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信することと、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送ることと、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュすることと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送することと、を含み得る。
[0008] ワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信するための手段と、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送るための手段と、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュするための手段と、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送するための手段と、を含み得る。
[0009] ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。装置は、プロセッサと、該プロセッサと電子通信するメモリと、該メモリに記憶された命令と、を含み得る。命令は、プロセッサに、第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信することと、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送ることと、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュすることと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送することと、を行わせるように動作可能であり得る。
[0010] ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信することと、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送ることと、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュすることと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送することと、を行わせるように動作可能な命令を含み得る。
[0011] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、第2のワイヤレス中継デバイスから、少なくとも該第2のワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージを受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを第2のワイヤレス中継デバイスに転送するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0012] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、第2のワイヤレス中継デバイスからコストメトリック(cost metric)を受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送することは、受信されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づき得る。
[0013] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、応答メッセージをワイヤレスデバイスに送ることは、ネットワーク接触までの推定時間を応答メッセージに含めることを備える。
[0014] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになり得るかについての遅延耐性または期限を備える。
[0015] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、応答メッセージをワイヤレスデバイスに送ることは、ネットワーク接触までの推定時間を遅延耐性または期限と比較することを備える。上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、該比較に基づいて応答メッセージをワイヤレスデバイスに送るためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0016] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が、遅延耐性内または期限内に転送されないことに少なくとも部分的に基づいて該遅延耐性メッセージのうちの該1つまたは複数を消去するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0017] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、第1のワイヤレス中継デバイスによって、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT:radio access technology)を介したネットワークとの接触の履歴(history of contact)を使用して、次に該第1のワイヤレス中継デバイスが該少なくとも1つのRATについてのネットワーク接触を行うように予期され得るときを示すネットワーク接触までの推定時間を決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0018] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、第1のワイヤレス中継デバイスが使用することが可能であり得るそれぞれのRATごとに決定されたネットワーク接触までの推定時間を維持するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0019] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、少なくとも1つのRATについてのコストメトリックを計算するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得、該コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量(usage)、チャネル品質、または第1のワイヤレス中継デバイスが有し得るネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づき得る。上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、計算されたコストメトリックをワイヤレスデバイスに送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0020] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つが、計算されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づいてキャッシュされたままである。
[0021] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づき得る。
[0022] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、ネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージをブロードキャストするためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0023] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つは、ネットワークに転送され得る。
[0024] ワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することであって、該1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、受信することと、ネットワークに転送されるよう1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、1つまたは複数の応答メッセージを評価することと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信することと、を含み得る。
[0025] ワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送るための手段と、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信するための手段であって、該1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、受信するための手段と、ネットワークに転送されるよう1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、1つまたは複数の応答メッセージを評価するための手段と、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信するための手段と、を含み得る。
[0026] ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。装置は、プロセッサと、該プロセッサと電子通信するメモリと、該メモリに記憶された命令と、を含み得る。命令は、プロセッサに、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することであって、該1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、受信することと、ネットワークに転送されるよう1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、1つまたは複数の応答メッセージを評価することと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信することと、を行わせるように動作可能であり得る。
[0027] ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することであって、該1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、受信することと、ネットワークに転送されるよう1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、1つまたは複数の応答メッセージを評価することと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信することと、を行わせるように動作可能な命令を含み得る。
[0028] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リクエストを送ることは、該リクエストに、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになり得るかについての遅延耐性または期限を含めることを備える。
[0029] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに備え得、該コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有し得るネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づき得る。
[0030] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づき得る。
[0031] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから受信される1つまたは複数のブロードキャストメッセージを備える。
[0032] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の応答メッセージを評価することはさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前にネットワークに転送される確率を決定することを備える。
[0033] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リクエストを送ることは、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つであり得る送信プロトコルを使用することを備える。
[0034] ワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることであって、該リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、送ることと、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信することと、を含み得る。
[0035] ワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送るための手段であって、該リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、送るための手段と、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信するための手段と、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信するための手段と、を含み得る。
[0036] ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。装置は、プロセッサと、該プロセッサと電子通信するメモリと、該メモリに記憶された命令と、を含み得る。命令は、プロセッサに、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることであって、該リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、送ることと、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信することと、を行わせるように動作可能であり得る。
[0037] ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることであって、該リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、送ることと、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信することと、を行わせるように動作可能な命令を含み得る。
[0038] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、ネットワークに転送されるよう1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、1つまたは複数の応答メッセージを評価するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得、1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数の評価パラメータ(evaluation parameters)を含む。
[0039] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の評価パラメータはコストメトリックを含み得、該コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有し得るネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づき得る。
[0040] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の評価パラメータは、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を含み、該ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づき得る。
[0041] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の応答メッセージを評価することはさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前にネットワークに転送される確率を決定することを備える。
[0042] 上で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リクエストを送ることは、Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つであり得る送信プロトコルを使用することを備える。
[0043] 上記は、下記に続く細な説明がより良く理解され得るように、本開示に従った例の特徴および技術的利点を、ある程度広く概説している。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体的な例は、本開示と同じ目的を実行するために他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そうした同等の構造は、添付の請求項の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性は、それらの構成(organization)とオペレーションの方法との両方とも、関連付けられた利点とともに、添付の図と併せて考えられるときに以下の説明からより良く理解されるだろう。図の各々は、例示および説明の目的でのみ提供され、請求項の限定の定義としては提供されない。
本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信システムのブロック図を示す。 本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのワイヤレス通信システムの例を示す。 本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのワイヤレス通信システムの例を示す。 本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのプロセスフローを示す。 本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのプロセスフローの例を示す。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信における使用のために構成されたデバイスのブロック図を示す。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信における使用のために構成されたデバイスのブロック図を示す。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信における使用のために構成されたデバイスのブロック図を示す。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信システムのブロック図を示す。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信のための方法の例を例示するフローチャートである。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信のための方法の例を例示するフローチャートである。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信のための方法の例を例示するフローチャートである。 本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信のための方法の例を例示するフローチャートである。
詳細な説明
[0050] ある特定のワイヤレスデバイスは、全ての利用可能なエアインターフェースを介した通信のためには装備されないことがある。例えば、ロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンスド(LTE−A)ネットワークのようなセルラ式エアインターフェースに関連付けられたコストおよび/または複雑性は、センサデバイス、ウェアラブルデバイス、internet-of-things(IoT)デバイス等には不適切であり得る。ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、少なくとも加入の観点からはいくらかコストが低くあり得る一方で、これらのWi−Fiネットワークは通常、ソースデバイスへの近接を要求し、および/または複雑な関連オーバーヘッドを含み得る。これらのソースデバイスのいくつかは、Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、LTE Direct、またはLTE近接サービスといった送信プロトコルを利用し得る。
[0051] ソースデバイスは、環境測定、構造ヘルスモニタリング、スマートシティアプリケーション、ヘルスまたは位置追跡アプリケーション、様々な電気デバイスの使用量モニタリング等をサポートし得る。しかしながら、コスト、複雑性、および他の課題に起因して、これらのソースデバイスは通常、様々なサービス、例えば中継サービス、同時接続サービス、ローカル接続サービス等を提供するために、近くのユーザ機器(UE)のような他のスマートデバイスに依存する。近くのUEを使用することによって、ソースデバイスは、収集されたデータを該UEのうちの1つまたは複数を介してネットワークに送信できることがある。送信されるデータは通常、デューティサイクルの低い(1時間、1日、または1ヶ月に一度)(いくつかの例では)少量のデータメッセージの形態である。さらに、送信されるデータメッセージは、メッセージの即時搬送が優先にならないように、高レイテンシに関連付けられ得る。
[0052] メッセージ転送のためのアクセスコストおよびリソース利用を向上させるために、メッセージの遅延耐性の特質が活用され得る。複数のUEが、これらのメッセージをネットワークに転送することが可能であり得るが、いくつかのUEは他のUEよりも適していることがある。例えば、アクセスネットワークの利用可能性、それらそれぞれのアクセス技術、および関連する搬送コストが関係し得る。IoTデバイスのようなワイヤレスデバイスは、メッセージの緊急度、UEがある特定の時間期間内にメッセージを搬送する確率、メッセージを送信するコスト等といった要因のバランスを取ることによって、そのメッセージを転送するのに最も適切なUEを選択し得る。
[0053] 本開示の態様は、最初にワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて説明される。本開示の態様は、UEによるIoTデバイスからネットワークまたはクラウドサーバへの遅延耐性データまたはメッセージの転送に関する。転送するのに利用可能な遅延耐性メッセージを有するIoTデバイスは、利用可能なUEのネットワーク接触までの推定時間(ETNC:Estimated Time to Network Contact)のようなメトリックを、ネットワークに搬送されるべきメッセージについてのレイテンシ耐性と比較し得る。利用可能なUEは、UEによって利用される無線アクセス技術(RAT)ごとに別個のETNC値を維持し得る。利用可能なUEのETNCに加えて、転送用に潜在的なUEを選択する際の他の要因は、様々な搬送コストメトリックを含み得る。一度UEが評価されると、IoTデバイスは、その遅延耐性メッセージを選択されたUEに送信し得、今度はUEが、該メッセージをネットワークに転送し得る。
[0054] 他の態様では、転送に利用可能な遅延耐性メッセージを有するIoTデバイスは、メッセージのネットワークへの搬送についての遅延耐性または期限のどちらかを含むリクエストをブロードキャストし得る。ブロードキャストされた遅延耐性または期限に従ってメッセージを転送できるUEは、IoTデバイスに応答し得る。IoTデバイスは、応答するUEのうちから、遅延耐性メッセージを転送するべき先のUEを選択し得る。IoTデバイスは、その遅延耐性メッセージを選択されたUEに送信し得、今度はUEが、該メッセージをネットワークに転送し得る。
[0055] 下記説明は例を提供しており、請求項において述べられる範囲、適用可能性、または例の限定ではない。変更は、本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において行われ得る。様々な例が、適宜、様々な手順またはコンポーネントを省略、置換、または追加し得る。例えば、説明される方法は、説明されるものとは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わされ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わされ得る。
[0056] 図1は、本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信システム100の例を例示する。ワイヤレス通信システム100は、基地局105、UE115、コアネットワーク130、およびワイヤレスデバイス140を含む。コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、トラッキング、インターネットプロトコル(IP)接続、および他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能を提供し得る。基地局105は、バックホールリンク132(例えばS1等)を通じてコアネットワーク130とインターフェース接続し、UE115との通信のために無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下でオペレートし得る。様々な例において、基地局105は、有線またはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(例えばX1等)を介して互いと、直接的または間接的(例えば、コアネットワーク130を通じて)のどちらかで通信し得る。
[0057] 基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。基地局105サイトの各々が、それぞれの地理的カバレッジエリア110に通信カバレッジを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適した専門用語で称され得る。基地局105のための地理的カバレッジエリア110は、カバレッジエリアの一部のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロおよび/またはスモールセル基地局)を含み得る。異なる技術のために重複する地理的カバレッジエリア110が存在し得る。
[0058] いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTE−Aネットワークである。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、モバイル通信のためのミリ波(mmW)システムのような高周波数通信システムを特徴とする第5世代(5G)エコシステムであり得る。LTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語が一般に、基地局105を説明するために使用され得る一方で、UEという用語は一般に、UE115を説明するために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレッジを提供する異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。例えば、各eNBまたは基地局105は、マクロセル、スモールセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連付けられたキャリアもしくはコンポーネントキャリア、またはキャリアもしくは基地局のカバレッジエリア(例えばセクタ等)を説明するために使用され得る3GPP(登録商標)用語である。
[0059] マクロセルは一般に、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入したUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる(例えば、ライセンス、アンライセンス等)周波数帯域でオペレートし得る、マクロセルと比較するとより低い電力の基地局である。スモールセルは、様々な例に従って、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、相対的により小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダにサービス加入したUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルもまた、相対的に小さい地理的エリア(例えば住居)をカバーし得、フェムトセルとのアソシエーションを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)中のUE、住居にいるユーザのためのUE等)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと称され得る。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと称され得る。eNBは、1つまたは複数(例えば、2つ、3つ、4つ等)のセル(例えばコンポーネントキャリア)をサポートし得る。
[0060] ワイヤレス通信システム100は、同期または非同期オペレーションをサポートし得る。同期オペレーションでは、基地局が同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信が時間的に近似に整列され得る。非同期オペレーションでは、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信が時間的に整列されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期または非同期のどちらかのオペレーションのために使用され得る。
[0061] UE115はワイヤレス通信システム100全体にわたって分布し、各UE115は固定式または移動式であり得る。UE115はまた、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適した専門用語を含み得るか、またはそのように当業者によって称され得る。UE115は、セルラ式電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、または同様のものであり得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局等を含む様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信できることがある。UE115は、送信125を介して基地局105と通信し得る。送信125は、ライセンススペクトルプロトコル(例えば、3G、4G(LTE)、5G等)、またはアンライセンススペクトルプロトコル(例えば、WiFi、Bluetooth等)を利用し得る。
[0062] ワイヤレス通信100は、様々なエアインターフェースを使用する通信をサポートする異種ワイヤレスネットワークであり得る。いくつかの態様では、サポートされているエアインターフェースは、ワイヤレス通信に利用可能であるエアインターフェースのセットであり得る。各エアインターフェースは、セルラ式RAT、Wi−Fi RAT、Bluetooth(BT) RAT、ZigBee RAT等といった異なる無線アクセス技術(RAT)に関連付けられ得る。加えてまたは代替的に、各エアインターフェースは、異なるワイヤレスネットワークオペレータ、異なる地上波公共移動通信ネットワーク(PLMN:public land mobile network)等に関連付けられ得る。加えてまたは代替的に、各エアインターフェースは、ライセンス無線周波数スペクトル帯域および/またはアンライセンス無線周波数スペクトル帯域に関連付けられ得る。UE115は、様々な異なるエアインターフェース、例えばセルラ式、Wi−Fi、BT等における通信をサポートし得る。
[0063] ある特定の態様では、ワイヤレス通信システム100は、遅延耐性メッセージを転送することをサポートし得る。例えばUE115は、遅延耐性メッセージをネットワークに転送するために、(IoTデバイスのような)ワイヤレスデバイスから送信135を介してリクエストを受信し得る。これらのワイヤレスデバイスの例は、ワイヤレスデバイス140を含み得る。ワイヤレスデバイス140は、車両上、住宅内、または駐車メータ中のセンサを含み得る。リクエストは、いつワイヤレスデバイスからの1つまたは複数のメッセージがネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限のインジケーションを含み得る。UE115は、応答メッセージを、中継リンク135を介してワイヤレスデバイスに送り得る。中継リンク135は、アンライセンススペクトルプロトコル(例えば、WiFi、Bluetooth、Bluetooth低エネルギー(BLE)、Zigbee(登録商標)、802.15.4.等)を利用し得るか、またはそれは、ライセンススペクトルプロトコル(例えば、LTE−D、LTE−NB−IoT、5G等)を利用し得る。いくつかの事例では、UE115は、ETNCのインジケーションを応答メッセージに含め得る。UE115はまた、応答メッセージに、遅延耐性メッセージをネットワークに転送するためのコストメトリックを含め得る。この情報を使用して、ワイヤレスデバイスは、該ワイヤレスデバイスの遅延耐性メッセージをネットワークに転送するのに最も適しているUEを評価し得る。ワイヤレスデバイスはその後、遅延耐性メッセージを、送信135を介して選ばれたUEに送信し得、該選ばれたUEがその後、該UEの次のネットワーク接触が生じたときに該メッセージを転送し得る。
[0064] 図2Aは、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのワイヤレス通信システム200の例を例示する。ワイヤレス通信システム200は、基地局105−a−1、UE115−a−1、UE115−b−1、UE115−c−1、およびUE115−d−1を含み得、これらは、図1を参照して説明された対応するデバイスの例であり得る。ワイヤレス通信システム200はまた、ワイヤレスデバイス205−a−1を含み得る。広くは(Broadly)、ワイヤレス通信システム200は、UE115のETNCの評価に部分的に基づいてワイヤレスデバイス205−a−1が遅延耐性メッセージをUE115に送信する例を例示する。評価は、ワイヤレスデバイス205−a−1または選択されたUE115のどちらかによって実行され得る。これらのメッセージはその後、基地局105−a−1に転送される。
[0065] ワイヤレスデバイス205−a−1は様々な異なるデバイスを含み得る。例えばワイヤレスデバイス205−a−1は、環境センサ、機械センサ、ヘルスモニタリングセンサ等といったセンサデバイスであり得る。別の例として、ワイヤレスデバイス205−a−1は、スマートウォッチのようなウェアラブルデバイス、IoTデバイス、フィットネスデバイス等であり得る。また別の例として、ワイヤレスデバイス205−a−1は別のUE115であり得る。
[0066] ワイヤレスデバイス205−a−1は、基地局105−a−1に転送されるべき遅延耐性メッセージ(複数を含む)(例えば、データ、制御情報等)を有し得る。ワイヤレスデバイス205−a−1は、それが基地局105−a−1に転送されるべき遅延耐性メッセージを有することを示すためにそれがメッセージ210−a−1を1つまたは複数のUEにブロードキャストし得るように、遅延耐性メッセージを直接基地局105−a−1に送信するための手段を有さないことがある。ブロードキャストメッセージ210−a−1は、低電力アンライセンスエアインターフェースを介して複数のUEに送信され得る。一例では、ブロードキャストメッセージ210−a−1は、いつ遅延耐性メッセージが基地局105−a−1に送られることになるかについての遅延耐性または期限で構成され得る。UE115−a−1、UE115−b−1、UE115−c−1、およびUE115−d−1は、ブロードキャストメッセージ210−a−1を受信し得る。これらのUE115は、それらそれぞれのETNCを含み得る応答メッセージ215をワイヤレスデバイス205−a−1に送り得る。いくつかの例では、ブロードキャストメッセージ210−a−1が遅延耐性または期限を含むとき、UE115は、該UE115が該遅延耐性または該期限を満たすことができる場合にのみ応答メッセージ215を送り得る。ETNCは、関連するRATについて、その特定のRATを介したネットワークとの接触の履歴を使用して決定され得る。各UEは、該UEが使用することが可能であるそれぞれのRATごとにETNCを維持し得る。ETNCは、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せに基づき得る。各UE115は、該UEそれぞれのETNCを、応答メッセージ215に含めるのではなく、それをブロードキャストし得る。
[0067] 加えて、複数のUEが、関連するRATについての計算されたコストメトリックを含み得る応答メッセージ215をワイヤレスデバイス205−a−1に送り得る。コストメトリックは、金銭的コスト、UEリソース使用量、チャネル品質、またはUEが有するネットワークとの既存の接続に基づき得る。
[0068] この例では、UE115−a−1、UE115−c−1、およびUE115−d−1は、それぞれの応答メッセージ215−a−1、215−c−1、および215−d−1をワイヤレスデバイス205−a−1に送っている。UE115は、それらそれぞれのETNCを、ブロードキャストメッセージ210−a−1中で受信された遅延耐性または期限と比較し、該比較に基づいて応答メッセージ215を送らせ得る。いくつかのUE、例えばUE115−b−1は、所与の期限内に遅延耐性メッセージを適当に転送できないことを含み得る様々な理由で、応答メッセージをワイヤレスデバイス205−a−1に送らないことを選び得る。
[0069] いくつかの例では、ブロードキャストメッセージ210−a−1は、遅延耐性または期限を含まないことがある。このケースでは、ワイヤレスデバイス205−a−1が遅延耐性メッセージを転送するのに適切なUE115を決め得るように、UE115は単に、各UE115のそれぞれのETNCを含む応答メッセージ215でワイヤレスデバイス205−a−1に応答する。
[0070] 各UEのETNCおよびコストメトリックといった基準に基づいて応答メッセージ215−a−1、215−c−1、および215−d−1のうちの1つまたは複数を評価した後、ワイヤレスデバイス205−a−1は、ネットワークに転送するために遅延耐性メッセージが送られ得る先の少なくとも1つのUE115を決定し得る。複数の利用可能な転送するUEから少なくとも1つのUE115を選ぶと、ワイヤレスデバイス205−a−1は、遅延耐性メッセージを選ばれたUE115、このケースではUE115−d−1に送信220−aにおいて送信し得る。遅延耐性メッセージを受信すると、UE115−d−1は、それが基地局105−a−1に通信可能にリンクされるまで、該メッセージをキャッシュし得る。基地局105−a−1にリンクすることに成功すると、UE115−d−1は、遅延耐性メッセージを、送信225を介して基地局105−a−1に送信し得る。UE115−d−1がメッセージの期限または遅延耐性内に遅延耐性メッセージを基地局105−a−1に転送できない場合、UE115−d−1は、該メッセージのうちの1つまたは複数を消去し得る。加えて、UE115−d−1は、メッセージのうちの一部分を基地局105−a−1に送信した後にキャッシュされた遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数を保持するように選び得る。これは、特定の遅延耐性メッセージに関連付けられたコストメトリックが所与の送信について法外に高い場合に生じ得る。
[0071] 図2Bは、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのワイヤレス通信システム250の例を例示する。ワイヤレス通信システム250は、基地局105−a−2、UE115−a−2、UE115−b−2、UE115−c−2、およびUE115−d−2を含み得、これらは、図1を参照して説明された対応するデバイスの例であり得る。ワイヤレス通信システム250はまた、ワイヤレスデバイス205−a−2を含み得る。広くは、ワイヤレス通信システム250は、UE115のETNCの評価に部分的に基づいてワイヤレスデバイス205−a−2が遅延耐性メッセージをUE115に送信する例を例示する。これらのメッセージはその後、複数のUE115を介して基地局105−a−2に転送される。
[0072] ワイヤレスデバイス205−a−2は、基地局105−a−2に転送されるべき遅延耐性メッセージ(複数を含む)(例えば、データ、制御情報等)を有し得る。ワイヤレスデバイス205−a−2は、それが基地局105−a−2に転送されるべき遅延耐性メッセージを有することを示すためにそれがメッセージ210−a−2を1つまたは複数のUEにブロードキャストし得るように、遅延耐性メッセージを直接基地局105−a−2に送信するための手段を有さないことがある。ブロードキャストメッセージ210−a−2は、低電力アンライセンスエアインターフェースを介して複数のUEに送信され得る。ブロードキャストメッセージ210−a−2は、いつ遅延耐性メッセージが基地局105−a−2に送られることになるかについての遅延耐性または期限で構成され得る。UE115−a−2、UE115−b−2、UE115−c−2、およびUE115−d−2は、ブロードキャストメッセージ210−a−2を受信し得る。これらのUEは、それらそれぞれのETNCを含み得る応答メッセージ215をワイヤレスデバイス205−a−2に送り得る。加えて、複数のUEが、関連するRATについての計算されたコストメトリックを含み得る応答メッセージ215をワイヤレスデバイス205−a−2に送り得る。
[0073] この例では、UE115−a−2、UE115−c−2、およびUE115−d−2は、それぞれの応答メッセージ215−a−2、215−c−2、および215−d−2をワイヤレスデバイス205−a−2に送っている。これらのUE115は、それらそれぞれのETNCを、ブロードキャストメッセージ210−a−2中で受信された遅延耐性または期限と比較し、該比較に基づいて応答メッセージ215を送らせ得る。いくつかのUE、例えばUE115−b−2は、所与の期限内に遅延耐性メッセージを適当に転送できないことを含み得る様々な理由で応答メッセージをワイヤレスデバイス205−a−1に送らないことを選び得る。
[0074] いくつかの例では、ブロードキャストメッセージ210−a−2は、遅延耐性または期限を含まないことがある。このケースでは、ワイヤレスデバイス205−a−2が遅延耐性メッセージを転送するのに適切なUE115を決め得るように、UE115は単に、各UE115のそれぞれのETNCを含む応答メッセージ215でワイヤレスデバイス205−a−2に応答する。
[0075] 各UEのETNCおよびコストメトリックといった基準に基づいて応答メッセージ215−a−2、215−c−2、および215−d−2のうちの1つまたは複数を評価した後、ワイヤレスデバイス205−a−2は、ネットワークに転送するために遅延耐性メッセージが送られ得る先の少なくとも1つのUE115を決定し得る。複数の利用可能な転送するUEから少なくとも1つのUE115を選ぶと、ワイヤレスデバイス205−a−2は、遅延耐性メッセージを選ばれたUE115、このケースではUE115−d−2に送信220−bにおいて送信し得る。遅延耐性メッセージを受信すると、UE115−d−2は、それが基地局105−a−2に通信可能にリンクされるまで、該メッセージをキャッシュし得る。
[0076] ある特定の事例では、UE115−d−2は、ネットワークに転送するために、受信された遅延耐性メッセージを後続の転送するUE115に転送し得る。この状況は、UE115−d−2が、それが遅延耐性メッセージを基地局105−a−2に転送する可能性が低いか、または転送できないと決定する場合に生じ得る。この例では、UE115−d−2は、それがネットワークに転送されるべき遅延耐性メッセージを有することを示すために、メッセージ255を1つまたは複数のUEにブロードキャストし得る(後続の転送するUE115は、基地局105−a−2以外の基地局を利用し得る)。ブロードキャストメッセージ255は、いつ遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限で構成され得る。UE115−eおよびUE115−fは、ブロードキャストメッセージ255を受信し得る。UE115−eおよびUE115−fは、それらそれぞれのETNCを含み得る応答メッセージ260−eおよび260−fをそれぞれ、UE115−d−2に送り得る。加えて、UE115−eおよびUE115−fは、関連するRATについての計算されたコストメトリックを含み得る応答メッセージ260−eおよび260−fをUE115−d−2に送り得る。
[0077] 各UEのETNCおよびコストメトリックといった基準に基づいて応答メッセージ260−eおよび260−fのうちの1つまたは複数を評価した後、UE115−d−2は、遅延耐性メッセージがネットワークに転送されるようそれらが送られ得る先の少なくとも1つのUE115を決定し得る。複数の利用可能な転送するUEから少なくとも1つのUE115を選ぶと、UE115−d−2は、遅延耐性メッセージを選ばれたUE115、このケースではUE115−fに送信265において送信し得る。遅延耐性メッセージを受信すると、UE115−fは、それが基地局105−a−2に通信可能にリンクされるまで、該メッセージをキャッシュし得る。基地局105−a−2にリンクすることに成功すると、UE115−fは、遅延耐性メッセージを、送信270を介して基地局105−a−2に送信し得る。UE115−fがメッセージの期限または遅延耐性内に遅延耐性メッセージを基地局105−a−1に転送できない場合、UE115−fは、該メッセージのうちの1つまたは複数を消去し得る。加えて、UE115−fは、メッセージのうちの一部分を基地局105−a−2に送信した後にキャッシュされた遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数を保持するように選び得る。これは、特定の遅延耐性メッセージに関連付けられたコストメトリックが所与の送信について法外に高い場合に生じ得る。
[0078] 図3Aは、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのプロセスフロー300の例を示す。プロセスフロー300のオペレーションは、図1〜図2Bを参照して説明されたような、UE115、基地局105、およびワイヤレスデバイス205といったデバイスによって実施され得る。一般に、プロセスフロー300は、UE115のETNCの評価に部分的に基づいてワイヤレスデバイス205−b−1が遅延耐性メッセージをUE115に送信する例を例示する。これらのメッセージはその後、基地局105−b−1に転送される。
[0079] ステップ305で、UE115−g−1、UE115−h−1、およびUE115−i−1が各々、ETNCを計算し得る。ETNCは、関連するRATについて、その特定のRATを介したネットワークとの接触の履歴を使用して決定され得る。各UEは、該UEが使用することが可能であるそれぞれのRATごとにETNCを維持し得る。ETNCは、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せに基づき得る。ある特定の事例では、該複数のUEは、それらそれぞれのETNC(図示せず)をブロードキャストし得る。
[0080] ワイヤレスデバイス205−b−1は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−1に転送するために、転送リクエスト310をUE115−g−1、UE115−h−1、およびUE115−i−1に送り得る。ワイヤレスデバイス205−b−1は、Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのような送信プロトコルを使用して、該リクエストを送り得る。リクエスト310は、ワイヤレスデバイス205−b−1が該複数のUEにブロードキャストするブロードキャストメッセージであり得る。リクエスト310は、いつ遅延耐性メッセージが基地局105−b−1に送られることになるかについての遅延耐性または期限で構成され得る。転送リクエスト310を受信すると、ステップ315で、該複数のUEが、応答メッセージをワイヤレスデバイス205−b−1に送信すべきかどうかを決定し得る。応答メッセージを送信すべきかどうかを決定することは、計算されたETNCまたはコストメトリックに基づき得る。決定することはまた、UEのETNCを遅延耐性または期限と比較することにも基づき得る。いくつかの実施形態では、該複数のUE115は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−1に転送することの見返りにワイヤレスデバイス205−b−1に提示すべきオファーを決定し得る。このオファーは、遅延耐性メッセージを基地局105−b−1に転送するためのUE自体の計算されたコストメトリックに基づいて決定され得る。
[0081] 複数のUE115のうちの少なくとも1つは、転送リクエスト310に応答してメッセージ320をワイヤレスデバイス205−b−1に送信し得る。この例では、UE115−g−1およびUE115−i−1は、応答メッセージ320をワイヤレスデバイス205−b−1に送信している。応答メッセージ320は、各UEのそれぞれのETNCを含み得る。応答メッセージ320はまた、各UEのそれぞれのコストメトリックおよび/または決定されたオファーも含み得る。
[0082] 応答メッセージ320を受信すると、ステップ325で、ワイヤレスデバイス205−b−1は、適した転送するUEを決定するために該メッセージを評価し得る。評価プロセスは、遅延耐性メッセージが期限内に基地局105−b−1に転送されるかどうか、遅延耐性メッセージが期限内に転送される確率、UE115によって提案されるオファーの費用効率が高いかどうか、各UEのコストメトリックが法外に高くないかどうか等を含む様々な要因で構成され得る。ワイヤレスデバイス205−b−1によって検討される各要因は、等しい割合または異なる割合で重み付けされ得る。ワイヤレスデバイス205−b−1が遅延耐性メッセージ転送に適したUEを決定すると、ワイヤレスデバイス205−b−1は、該メッセージを選択された1つまたは複数のUEにメッセージ伝達330において送信し得る。この例では、ワイヤレスデバイス205−b−1は、遅延耐性メッセージの受信用にUE115−g−1を選んでいる。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス205−b−1は、複数のUEがメッセージ転送に適した候補であると決定し得、遅延耐性メッセージを複数のUEに送信し得る。いくつかの実施形態では、複製の遅延耐性メッセージが適した転送候補に送信される。
[0083] 伝達330において遅延耐性メッセージを受信した後、UE115−g−1は、該UEのサービングネットワークとの次の接触までメッセージをキャッシュし得る(図示せず)。ステップ335で、UE115−g−1は基地局105−b−1と接触し、データ通信リンクを確立し得る。基地局105−b−1にリンクすることに成功すると、UE115−g−1は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−1にメッセージ伝達340において伝達し得る。
[0084] 図3Bは、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性トラフィックをネットワークに転送するためのネットワーク選択についてのプロセスフロー345の例を示す。プロセスフロー345のオペレーションは、図1〜図2Bを参照して説明されたような、UE115、基地局105、およびワイヤレスデバイス205といったデバイスによって実施され得る。一般にプロセスフロー345は、UE115のETNCの評価に部分的に基づいてワイヤレスデバイス205−b−2が遅延耐性メッセージをUE115に送信する例を例示する。これらのメッセージはその後、基地局105−b−2に転送される。
[0085] ステップ305で、UE115−g−2、UE115−h−2、およびUE115−i−2が各々、ETNCを計算し得る。ある特定の事例では、該複数のUEは、それらそれぞれのETNCをブロードキャストし得る(図示せず)。ワイヤレスデバイス205−b−2は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−2に転送するために、転送リクエスト353をUE115−g−2、UE115−h−2、およびUE115−i−2に送り得る。リクエスト353は、ワイヤレスデバイス205−b−2が該複数のUEにブロードキャストするブロードキャストメッセージであり得る。リクエスト353は、いつ遅延耐性メッセージが基地局105−b−2に送られることになるかについての遅延耐性または期限で構成され得る。転送リクエスト353を受信すると、ステップ357で、該複数のUEが、応答メッセージをワイヤレスデバイス205−b−2に送信すべきかどうかを決定し得る。応答メッセージを送信すべきかどうかを決定することは、計算されたETNCまたはコストメトリックに基づき得る。決定することはまた、UEのETNCを遅延耐性または期限と比較することにも基づき得る。いくつかの実施形態では、複数のUE115は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−2に転送することの見返りにワイヤレスデバイス205−b−2に提示すべきオファーを決定し得る。
[0086] 複数のUE115のうちの少なくとも1つは、転送リクエスト353に応答してメッセージ360をワイヤレスデバイス205−b−2に送信し得る。この例では、UE115−g−2およびUE115−i−2は、応答メッセージ360をワイヤレスデバイス205−b−2に送信している。応答メッセージ360は、各UEのそれぞれのETNCを含み得る。応答メッセージ360はまた、各UEのそれぞれのコストメトリックおよび/または決定されたオファーも含み得る。
[0087] 応答メッセージ360を受信すると、ステップ363で、ワイヤレスデバイス205−b−2は、適した転送するUEを決定するために該メッセージを評価し得る。評価プロセスは、遅延耐性メッセージが期限内に基地局105−b−2に転送されるかどうか、遅延耐性メッセージが期限内に転送される確率、UE115によって提案されるオファーの費用効率が高いかどうか、各UEのコストメトリックが法外に高くないかどうか等を含む様々な要因で構成され得る。ワイヤレスデバイス205−b−2によって検討される各要因は、等しい割合または異なる割合で重み付けされ得る。ワイヤレスデバイス205−b−2が遅延耐性メッセージ転送に適したUEを決定すると、ワイヤレスデバイス205−b−2は、該メッセージを選択された1つまたは複数のUEにメッセージ伝達367において送信し得る。この例では、ワイヤレスデバイス205−b−2は、遅延耐性メッセージの受信用にUE115−g−2を選んでいる。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス205−b−2は、複数のUEがメッセージ転送に適した候補であると決定し、遅延耐性メッセージを複数のUEに送信し得る。いくつかの実施形態では、複製の遅延耐性メッセージが適した転送候補に送信される。
[0088] 伝達367において遅延耐性メッセージを受信した後、UE115−g−2はメッセージをキャッシュし得る(図示せず)。ある特定の状況では、UE115−g−2は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−2に転送できないことがあるか、またはそれが、別のUE115がメッセージを転送するのにより適していることがあると決定し得る。これらのシナリオのもとでは、UE115−g−2は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−2に転送するために、転送リクエスト370をUE115−h−2およびUE115−i−2に送り得る。リクエスト370は、UE115−g−2が複数のUEにブロードキャストするブロードキャストメッセージであり得る。リクエスト370は、いつ遅延耐性メッセージが基地局105−b−2に送られることになるかについての遅延耐性または期限で構成され得る。このリクエスト370における遅延耐性または期限は、転送リクエスト353において送信された遅延耐性または期限と同じであり得るか、または期限はUE115−g−2によって変更され得る。
[0089] 転送リクエスト370を受信すると、ステップ373で、複数のUEが、応答メッセージをUE115−g−2に送信すべきかどうかを決定し得る。応答メッセージを送信すべきかどうかを決定することは、計算されたETNCまたはコストメトリックに基づき得る。計算されたETNCは、ステップ350において計算されたETNCと同じであり得るか、またはそれはステップ373で再計算され得る。計算されたコストメトリックは、ステップ357において計算されたコストメトリックと同じであり得るか、またはそれは、ステップ373で再計算され得る。決定することはまた、UEのETNCを、以前の遅延耐性または期限または調整された遅延耐性または期限と比較することにも基づき得る。
[0090] 複数のUE115のうちの少なくとも1つが、転送リクエスト370に応答してメッセージ377をUE115−g−2に送信し得る。この例では、UE115−h−2およびUE115−i−2は、送信された応答メッセージ377をUE115−g−2に送信している。応答メッセージ377は、各UEのそれぞれのETNCを含み得る。応答メッセージ377はまた、各UEのそれぞれのコストメトリックおよび/または決定されたオファーも含み得る。
[0091] 応答メッセージ377を受信すると、ステップ380で、UE115−g−2は、適した転送するUEを決定するために該メッセージを評価し得る。評価プロセスは、遅延耐性メッセージが期限内に基地局105−b−2に転送されるかどうか、遅延耐性メッセージが期限内に転送される確率、UE115によって提案されるオファーの費用効率が高いかどうか、各UEのコストメトリックが法外に高くないかどうか等を含む様々な要因で構成され得る。UE115−g−2によって検討される各要因は、等しい割合または異なる割合で重み付けされ得る。UE115−g−2が遅延耐性メッセージ転送に適したUEを決定すると、UE115−g−2は、該メッセージを選択された1つまたは複数のUEにメッセージ伝達383において送信し得る。この例では、UE115−g−2は、遅延耐性メッセージの受信用にUE115−i−2を選んでいる。いくつかの実施形態では、UE115−g−2は、複数のUEがメッセージ転送に適した候補であると決定し得、遅延耐性メッセージを複数のUEに送信し得る。いくつかの実施形態では、複製の遅延耐性メッセージが適した転送候補に送信される。
[0092] 伝達383において遅延耐性メッセージを受信した後、UE115−i−2は、該UEのサービングネットワークとの次の接触までメッセージをキャッシュし得る(図示せず)。ステップ387で、UE115−i−2は基地局105−b−2と接触し、データ通信リンクを確立し得る。基地局105−b−2にリンクすることに成功すると、UE115−i−2は、遅延耐性メッセージを基地局105−b−2にメッセージ伝達390において伝達し得る。
[0093] 図4は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングをサポートするワイヤレスデバイス405のブロック図400を示す。ワイヤレスデバイス405は、図1〜図3Bを参照して説明されたようなUE115、または図2A〜図3Bを参照して説明されたようなワイヤレスデバイス205の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス405は、受信機410、選択およびルーティングマネージャ415、および送信機420を含み得る。ワイヤレスデバイス405はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば1つまたは複数のバスを介して)互いと通信状態にあり得る。
[0094] 受信機410は、様々な情報チャネル(例えば制御チャネル、データチャネル、並びに遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングに関する情報等)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、または制御情報といった情報を受信し得る。情報は、デバイスの他のコンポーネントにパスされ得る。受信機410は、図7を参照して説明されるトランシーバ735の態様の例であり得る。
[0095] 選択およびルーティングマネージャ415は、図7を参照して説明される選択およびルーティングマネージャ715の態様の例であり得る。
[0096] ワイヤレスデバイス405がUE115であるとき、選択およびルーティングマネージャ415は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信し、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送り、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュし、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送し得る。ワイヤレスデバイス405が(IoTデバイスのような)ワイヤレスデバイス205であるとき、選択およびルーティングマネージャ415は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送り、対応する1つまたは複数のUEから1つまたは複数の応答メッセージを受信することであって、該1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するUEについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、受信することを行い、ネットワークに転送されるよう1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つを決定するために、1つまたは複数の応答メッセージを評価し、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つに送信し得る。選択およびルーティングマネージャ415はまた、ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを該ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることであって、該リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を含む、送ることを行い、対応する1つまたは複数のUEから1つまたは複数の応答メッセージを受信し、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つに送信し得る。
[0097] 送信機420は、デバイスの他のコンポーネントによって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機420は、トランシーバモジュールにおいて受信機410と併置(collocated)され得る。例えば送信機420は、図7を参照して説明されるトランシーバ735の態様の例であり得る。送信機420は単一のアンテナを含み得るか、またはそれはアンテナのセットを含み得る。
[0098] 図5は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングをサポートするワイヤレスデバイス505のブロック図500を示す。ワイヤレスデバイス505は、図1〜図4を参照して説明されたようなワイヤレスデバイス405、UE115、またはワイヤレスデバイス205の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス505は、受信機510、選択およびルーティングマネージャ515、および送信機520を含み得る。ワイヤレスデバイス505はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば1つまたは複数のバスを介して)互いと通信状態にあり得る。
[0099] 受信機510は、様々な情報チャネル(例えば制御チャネル、データチャネル、並びに遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングに関する情報等)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、または制御情報といった情報を受信し得る。情報は、デバイスの他のコンポーネントにパスされ得る。受信機710は、図7を参照して説明されるトランシーバ735の態様の例であり得る。
[0100] 選択およびルーティングマネージャ515は、図4を参照して説明される選択およびルーティングマネージャ415の態様の例であり得る。選択およびルーティングマネージャ515はまた、図7を参照して説明される選択およびルーティングマネージャ715の態様の例であり得る。
[0101] 選択およびルーティングマネージャ515は、メッセージリクエストコンポーネント525、応答メッセージコンポーネント530、キャッシングコンポーネント535、メッセージ転送コンポーネント540、メッセージ評価コンポーネント545、およびメッセージ送信コンポーネント550を含み得る。
[0102] いくつかのケースでは、デバイス505はUE115であり得る。それらのケースでは、メッセージリクエストコンポーネント525は、ワイヤレスデバイス505がUEであるとき、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス205が有することを示すリクエストを受信し得る。応答メッセージコンポーネント530は、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイス205に送り得る。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに含み、ここで該コストメトリックは、金銭的コスト、UEリソース使用量、チャネル品質、またはUEが有するネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数のUEから受信された1つまたは複数のブロードキャストメッセージを含む。
[0103] キャッシングコンポーネント535は、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをキャッシュし、該遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が遅延耐性内または期限内に転送されないことに基づいて、該遅延耐性メッセージのうちの該1つまたは複数を消去し得る。いくつかのケースでは、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つは、計算されたコストメトリックに基づいてキャッシュされたままである。メッセージ転送コンポーネント540は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つをUEまたはネットワークに転送し得る。
[0104] メッセージ送信コンポーネント550は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを少なくとも1つのUE115に送信し得る。メッセージ送信コンポーネント550は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージをネットワークに送信し得る。
[0105] いくつかのケースでは、デバイス505はワイヤレスデバイス205の例であり得る。それらのケースでは、メッセージリクエストコンポーネント525は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス505が有することを示すリクエストを送り得る。いくつかのケースでは、リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を含む。
[0106] メッセージ評価コンポーネント545は、ネットワークに転送されるよう遅延耐性メッセージが送られ得る先の少なくとも1つのUEを決定するために1つまたは複数の応答メッセージを評価し得る。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージを評価することはさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前にネットワークに転送される確率を決定することを含む。いくつかのケースでは、1つまたは複数の評価パラメータはコストメトリックを含み、ここで該コストメトリックは、金銭的コスト、UEリソース使用量、チャネル品質、またはUEが有するネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく。いくつかのケースでは、1つまたは複数の評価パラメータは、対応するUEについてのネットワーク接触までの推定時間を含み、ここで該ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージを評価することはさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前にネットワークに転送される確率を決定することを含む。
[0107] メッセージ送信コンポーネント550は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス205から少なくとも1つのUE115に送信し得る。いくつかのケースでは、リクエストを送ることは、BLE、WiFi Aware、LTE Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用することを含む。
[0108] 送信機520は、デバイスの他のコンポーネントによって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機520は、トランシーバモジュールにおいて受信機510と併置され得る。例えば、送信機520は、図7を参照して説明されるトランシーバ735の態様の例であり得る。送信機520は単一のアンテナを含み得るか、またはそれはアンテナのセットを含み得る。
[0109] 図6は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングをサポートする選択およびルーティングマネージャ615のブロック図600を示す。選択およびルーティングマネージャ615は、図4、図5、および図7を参照して説明される選択およびルーティングマネージャ415、選択およびルーティングマネージャ515、または選択およびルーティングマネージャ715の態様の例であり得る。選択およびルーティングマネージャ615は、メッセージリクエストコンポーネント620、応答メッセージコンポーネント625、キャッシングコンポーネント630、メッセージ転送コンポーネント635、メッセージ評価コンポーネント640、メッセージ送信コンポーネント645、コストメトリックコンポーネント650、および時間推定コンポーネント655を含み得る。これらのモジュールの各々は、(例えば1つまたは複数のバスを介して)互いと直接的または間接的に通信し得る。
[0110] いくつかのケースでは、選択およびルーティングマネージャ615は、UE115によって利用され得る。それらのケースでは、メッセージリクエストコンポーネント620は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス205が有することを示すリクエストを受信し得る。応答メッセージコンポーネント625は、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイス205に送り得る。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに含み、ここで該コストメトリックは、金銭的コスト、UEリソース使用量、チャネル品質、またはUEが有するネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数のUEから受信された1つまたは複数のブロードキャストメッセージを含む。
[0111] キャッシングコンポーネント630は、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをキャッシュし、該遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が遅延耐性内または期限内に転送されないことに基づいて、該遅延耐性メッセージのうちの該1つまたは複数を消去し得る。いくつかのケースでは、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つは、計算されたコストメトリックに基づいてキャッシュされたままである。メッセージ転送コンポーネント635は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つをUEまたはネットワークに転送し得る。
[0112] コストメトリックコンポーネント650は、少なくとも1つのRATについてのコストメトリックを計算し得、ここで該コストメトリックは、金銭的コスト、UEリソース使用量、チャネル品質、またはUEが有するネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく。
[0113] ネットワーク接触までの推定時間コンポーネント655は、UE115によって、少なくとも1つのRATを介したネットワークとの接触の履歴を使用することによりネットワーク接触までの推定時間を決定し得る。いくつかのケースでは、ネットワーク接触までの推定時間コンポーネント655は、UEが使用することが可能であるそれぞれのRATごとの決定されたネットワーク接触までの推定時間を維持し得る。いくつかのケースでは、ネットワーク接触までの推定時間コンポーネント655は、ネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージをブロードキャストし得る。いくつかのケースでは、ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく。
[0114] いくつかのケースでは、選択およびルーティングマネージャ615は、ワイヤレスデバイス205によって利用され得る。それらのケースでは、メッセージリクエストコンポーネント620は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス205が有することを示すリクエストを送り得る。いくつかのケースでは、リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を含む。
[0115] メッセージ評価コンポーネント640は、ネットワークに転送されるよう遅延耐性メッセージが送られ得る先の少なくとも1つのUEを決定するために1つまたは複数の応答メッセージを評価し得る。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージを評価することはさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前にネットワークに転送される確率を決定することを含む。いくつかのケースでは、1つまたは複数の評価パラメータはコストメトリックを含み、ここで該コストメトリックは、金銭的コスト、UEリソース使用量、チャネル品質、またはUEが有するネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく。いくつかのケースでは、1つまたは複数の評価パラメータは、対応するUEについてのネットワーク接触までの推定時間を含み、ここで該ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく。いくつかのケースでは、1つまたは複数の応答メッセージを評価することはさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前にネットワークに転送される確率を決定することを含む。
[0116] メッセージ送信コンポーネント645は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージを少なくとも1つのUE115に送信し得る。いくつかのケースでは、リクエストを送ることは、BLE、WiFi Aware、LTE Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用することを含む。
[0117] 図7は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングをサポートするデバイス705を含むシステム700の図を示す。デバイス705は、例えば図1〜図5を参照して上で説明されたようなワイヤレスデバイス405、ワイヤレスデバイス505、ワイヤレスデバイス205、またはUE115のコンポーネントの例であり得るか、またはそれらを含み得る。
[0118] デバイス705は、選択およびルーティングマネージャ715、プロセッサ720、メモリ725、ソフトウェア730、トランシーバ735、アンテナ740、およびI/Oコントローラ745を含む、通信を送信および受信するためのコンポーネントを含む双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含み得る。
[0119] プロセッサ720は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理コンポーネント、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかのケースでは、プロセッサ720は、メモリコントローラを使用してメモリアレイをオペレートするように構成され得る。他のケースでは、メモリコントローラはプロセッサ720中に統合され得る。プロセッサ720は、様々な機能(例えば、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングをサポートする機能またはタスク)を行うために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
[0120] メモリ725は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ725は、実行されると、プロセッサに、本明細書で説明される様々な機能を行わせる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア730を記憶し得る。いくつかのケースでは、メモリ725は、とりわけ、周辺コンポーネントまたはデバイスとの相互動作のような基本ハードウェアおよび/またはソフトウェアオペレーションを制御し得る基本入出力システム(BIOS)を含み得る。
[0121] ソフトウェア730は、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングをサポートするためのコードを含む本開示の態様を実施するためのコードを含み得る。ソフトウェア730は、システムメモリまたは他のメモリといった非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかのケースでは、ソフトウェア730は、プロセッサによって直接的に実行可能でないことがあり得るが、(例えば、コンパイルおよび実行されると)コンピュータに、本明細書で説明される機能を行わせ得る。
[0122] トランシーバ735は、上で説明されたように、1つまたは複数のアンテナを介して有線またはワイヤレスリンクを双方向に通信し得る。例えば、トランシーバ735はワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ735はまた、パケットを変調して該変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供することと、アンテナから受信されたパケットを復調することとを行うためのモデムを含み得る。
[0123] いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ740を含み得る。しかしながらいくつかのケースでは、デバイスは1つよりも多いアンテナ740を有し得、それらは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る。デバイス705がUE115の例であるとき、デバイス705は、アンテナ740で、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信し得る。それはまた、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送るためにアンテナ705を使用し得る。加えて、デバイス705がUE115の例であるとき、それは、少なくとも1つまたは複数の遅延耐性メッセージを基地局105−cに転送するためにアンテナ705を使用し得る。
[0124] デバイス705がワイヤレスデバイス205の例であるとき、デバイス705は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス205が有することを示すリクエストを送り得る。それはまた、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージを受信するためにアンテナ705を使用し得る。加えて、デバイス705がワイヤレスデバイス205の例であるとき、それは、少なくとも1つまたは複数の遅延耐性メッセージをUE115−jに転送するためにアンテナ705を使用し得る。
[0125] I/Oコントローラ745は、デバイス705についての入力信号および出力信号を管理し得る。入力/出力制御コンポーネント745はまた、デバイス705中に統合されていない周辺機器も管理し得る。いくつかのケースでは、入力/出力制御コンポーネント745は、外部周辺機器に対する物理的接続またはポートを表し得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ745は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS−DOS(登録商標)、MS−WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の既知のオペレーティングシステムといったオペレーティングシステムを利用し得る。
[0126] 図8は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングのための方法800を例示するフローチャートを示す。方法800のオペレーションは、本明細書で説明されるようなUE115のようなワイヤレス中継デバイス、またはそのコンポーネントによって実施され得る。例えば方法800のオペレーションは、図4〜図7を参照して説明されたような選択およびルーティングマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、UE115は、下記で説明される機能を行うためにデバイスの機能的要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用して下記で説明される機能の態様を行い得る。
[0127] ブロック805で、ワイヤレス中継デバイスは、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信し得る。リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備え得る。ブロック805のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック805のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなメッセージリクエストコンポーネントによって行われ得る。
[0128] ブロック810で、ワイヤレス中継デバイスは、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送り得る。応答メッセージは、ネットワーク接触までの推定時間を含み得る。ブロック815のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック815のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたような応答メッセージコンポーネントによって行われ得る。
[0129] ブロック815で、ワイヤレス中継デバイスは、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュし得る。いくつかの事例では、ワイヤレス中継デバイスは、該遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が、遅延耐性内または期限内に転送されないことに少なくとも部分的に基づいて該遅延耐性メッセージのうちの該1つまたは複数を消去し得る。また、ワイヤレス中継デバイスは、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが計算されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づいてキャッシュされたままになることを可能にし得る。ブロック815のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック815のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなキャッシングコンポーネントによって行われ得る。
[0130] ブロック820で、ワイヤレス中継デバイスは、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送し得る。1つまたは複数の遅延耐性メッセージは、ネットワークに転送され得る。ブロック820のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック820のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなメッセージ転送コンポーネントによって行われ得る。
[0131] 図9は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングのための方法900を例示するフローチャートを示す。方法900のオペレーションは、本明細書で説明されるようなUE115のようなワイヤレス中継デバイス、またはそのコンポーネントによって実施され得る。例えば方法900のオペレーションは、図4〜図7を参照して説明されたような選択およびルーティングマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、UE115は、下記で説明される機能を行うためにデバイスの機能的要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用して下記で説明される機能の態様を行い得る。
[0132] ブロック905で、ワイヤレス中継デバイスは、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信し得る。リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備え得る。ブロック905のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック905のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなメッセージリクエストコンポーネントによって行われ得る。
[0133] ブロック910で、ワイヤレス中継デバイスは、ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージをワイヤレスデバイスに送り得る。応答メッセージは、ネットワーク接触までの推定時間を含み得る。ブロック915のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック915のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたような応答メッセージコンポーネントによって行われ得る。
[0134] ブロック915で、ワイヤレス中継デバイスは、転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュし得る。いくつかの事例では、ワイヤレス中継デバイスは、該遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が、遅延耐性内または期限内に転送されないことに少なくとも部分的に基づいて該遅延耐性メッセージのうちの該1つまたは複数を消去し得る。また、ワイヤレス中継デバイスは、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが計算されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づいてキャッシュされたままになることを可能にし得る。ブロック915のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック915のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなキャッシングコンポーネントによって行われ得る。
[0135] ブロック920で、ワイヤレス中継デバイスは、第2のワイヤレス中継デバイスから、該第2のUEについてのネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージを受信し得る。メッセージは、第2のワイヤレス中継デバイスからのコストメトリックを含み得る。ブロック920のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック920のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなメッセージ送信コンポーネントによって行われ得る。
[0136] ブロック925で、ワイヤレス中継デバイスは、1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを第2のUEに転送し得る。1つまたは複数の遅延耐性メッセージの転送は、第2のワイヤレス中継デバイスからの受信されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づき得る。ブロック925のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック925のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなメッセージ転送コンポーネントによって行われ得る。
[0137] 図10は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングのための方法1000を例示するフローチャートを示す。方法1000のオペレーションは、本明細書で説明されるようなワイヤレスデバイス205(例えばIoTデバイス)またはそのコンポーネントによって実施され得る。例えば方法1000のオペレーションは、図4〜図7を参照して説明されたような選択およびルーティングマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイス205は、下記で説明される機能を行うために、デバイスの機能的要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替的に、ワイヤレスデバイス205は、専用ハードウェアを使用して下記で説明される機能の態様を行い得る。
[0138] ブロック1005で、ワイヤレスデバイス205は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス205が有することを示すリクエストを送り得る。ワイヤレスデバイス205は、BLE、WiFi Aware、LTE−Direct、またはLTE近接サービスのような送信プロトコルを使用し得る。リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備え得る。ブロック1005のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック1005のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなメッセージリクエストコンポーネントによって行われ得る。
[0139] ブロック1010で、ワイヤレスデバイス205は、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信し得る。1つまたは複数の応答メッセージは、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示し得る。1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに備え得、ここにおいて該コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有するネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく。ブロック1010のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック1010のオペレーションの態様は、図5〜図7を参照して説明されたような応答メッセージコンポーネントによって行われ得る。
[0140] ブロック1015で、ワイヤレスデバイス205は、ネットワークに転送されるよう1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の少なくとも1つのワイヤレス中継デバイスを決定するために1つまたは複数の応答メッセージを評価し得る。1つまたは複数の応答メッセージを評価することはさらに、1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前にネットワークに転送される確率を決定することを備え得る。ブロック1015のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック1015のオペレーションの態様が、図5〜図7を参照して説明されたようなメッセージ評価コンポーネントによって行われ得る。
[0141] ブロック1020で、ワイヤレスデバイス205は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信し得る。ブロック1020のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック1020のオペレーションの態様は、図5〜図7を参照して説明されたようなメッセージ送信コンポーネントによって行われ得る。
[0142] 図11は、本開示の様々な態様に従う、遅延耐性メッセージについての転送するノード選択およびルーティングのための方法1100を例示するフローチャートを示す。方法1100のオペレーションは、本明細書で説明されるようなワイヤレスデバイス205(例えばIoTデバイス)またはそのコンポーネントによって実施され得る。例えば方法1100のオペレーションは、図4〜図7を参照して説明されたような選択およびルーティングマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイス205は、下記で説明される機能を行うために、デバイスの機能的要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替的に、ワイヤレスデバイス205は、専用ハードウェアを使用して下記で説明される機能の態様を行い得る。
[0143] ブロック1105で、ワイヤレスデバイス205は、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイス205が有することを示すリクエストを送り得る。ワイヤレスデバイス205は、BLE、WiFi Aware、LTE Direct、またはLTE近接サービスのような送信プロトコルを使用し得る。リクエストは、いつ1つまたは複数の遅延耐性メッセージがネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備え得る。ブロック1105のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック1005のオペレーションの態様は、図4〜図7を参照して説明されたようなメッセージリクエストコンポーネントによって行われ得る。
[0144] ブロック1110で、ワイヤレスデバイス205は、対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信し得る。1つまたは複数の応答メッセージは、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示し得る。1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに備え、ここにおいて該コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有するネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく。ブロック1110のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック1010のオペレーションの態様は、図5〜図7を参照して説明されたような応答メッセージコンポーネントによって行われ得る。
[0145] ブロック1115で、ワイヤレスデバイス205は、1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つに送信し得る。ブロック1115のオペレーションは、図1〜図3Bを参照して説明された方法に従って行われ得る。ある特定の例では、ブロック1115のオペレーションの態様は、図5〜図7を参照して説明されたようなメッセージ送信コンポーネントによって行われ得る。
[0146] 上で説明された方法が可能な実施を説明していること、オペレーションおよびステップが再配列され得るか、または別の形で修正され得ること、並びに他の実施も可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
[0147] 本明細書で説明されている技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムといった様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば交換可能に使用される。符号分割多元接続(CDMA)システムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)等といった無線技術を実施し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリースは共通して、CDMA2000 1X、1X等と称され得る。IS−856(TIA−856)は共通して、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)等と称される。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。時分割多元接続(TDMA)システムは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実施し得る。
[0148] 直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、米国電気電子学会(IEEE)802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM等といった無線技術を実施し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびモバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織による文書において説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織による文書において説明されている。本明細書で説明されている技法は、上で言及されたシステムおよび無線技術、それに加えて他のシステムおよび無線技術に使用され得る。LTEシステムの態様が例の目的で説明され得、LTEの専門用語が本説明のほとんどにおいて使用され得るけれども、本明細書で説明されている技法は、LTEアプリケーションを超えて適用可能である。
[0149] 本明細書で説明されているようなネットワークを含むLTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は一般に、基地局を説明するために使用され得る。本明細書で説明されている1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレッジを提供する異種LTE/LTE−Aネットワークを含み得る。例えば各eNBまたは基地局は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連付けられたキャリアもしくはコンポーネントキャリア、またはキャリアもしくは基地局のカバレッジエリア(例えばセクタ等)を説明するために使用され得る。
[0150] 基地局は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適した専門用語で当業者によって称され得るか、またはそれらを含み得る。基地局についての地理的カバレッジエリアは、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る。本明細書で説明されている1つまたは複数のワイヤレス通信のシステムは、異なるタイプの基地局(例えば、マクロまたはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されているUEは、マクロeNB、スモールセルeNB、中継基地局等を含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信できることがある。異なる技術のために重複する地理的カバレッジエリアが存在し得る。
[0151] マクロセルは一般に、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入したUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる(例えば、ライセンス、アンライセンス等)周波数帯域でオペレートし得る、マクロセルと比較するとより低い電力の基地局である。スモールセルは、様々な例に従って、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、例えば、小さい地理的なエリアをカバーし得、ネットワークプロバイダにサービス加入したUEによる無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルもまた、小さい地理的なエリア(例えば自宅)をカバーし得、フェムトセルとのアソシエーションを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)中のUE、住居にいるユーザのためのUE等)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと称され得る。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと称され得る。eNBは、1つまたは複数(例えば、2つ、3つ、4つ等)のセル(例えばコンポーネントキャリア)をサポートし得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局等を含む様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信できることがある。
[0152] 本明細書で説明されている1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期または非同期オペレーションをサポートし得る。同期オペレーションでは、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信が時間的に近似に整列され得る。非同期オペレーションでは、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信が時間的に整列されないことがある。本明細書で説明されている技法は、同期または非同期のどちらかのオペレーションのために使用され得る。
[0153] 本明細書で説明されているダウンリンク送信はまた、順方向リンク送信とも呼ばれ得る一方で、アップリンク送信はまた、逆方向リンク送信とも呼ばれ得る。例えば図1および図2のワイヤレス通信システム100および200を含む、本明細書で説明されている各通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで各キャリアは、複数のサブキャリア(例えば異なる周波数の波形信号)から構成された信号であり得る。
[0154] 添付の図面に関連して、本明細書で述べられている説明は、例となる構成を説明しており、実施され得るか、または請求項の範囲内にある全ての例を表していない。本明細書で使用されている「実例的(exemplary)」という用語は、「好ましい」または「他の例よりも有利である」を意味するのではなく、「例、事例、または例示としての役目をする」を意味する。詳細な説明は、説明されている技法の理解を提供する目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なく実施され得る。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスが、説明されている例のコンセプトを暖味にすることを回避するためにブロック図の形態で図示されている。
[0155] 添付の図では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルに、ハイフンと、類似のコンポーネントを区別する第2のラベルとを後続させることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのうちの何れのものに適用可能である。
[0156] 本明細書で説明されている情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちの何れを使用しても表され得る。例えば、上記説明全体を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、電磁場もしくは磁性粒子、光学場もしくは光学粒子、またはそれらの何れの組合せによっても表され得る。
[0157] 本明細書における開示に関連して説明されている様々な例示的なブロックおよびモジュールは、本明細書で説明されている機能を行うように設計された、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理回路、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの何れの組合せを用いても、実施または行われ得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代わりとして該プロセッサは、何れの従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでもあり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、(例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または何れ他のそうした構成)としても実施され得る。
[0158] 本明細書で説明されている機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの何れの組合せでも実施され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実施される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信され得る。他の例および実施は、本開示および添付の請求項の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの本質に起因して、上で説明された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちの何れのものの組合せを使用しても実施され得る。機能を実施する特徴はまた、様々なポジションに物理的に位置し得、それは、機能の複数の部分が異なる物理的位置で実施されるように分配されていることを含む。また、請求項を含む本明細書で使用されている場合、項目のリスト(例えば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」といったフレーズで始まる項目のリスト)において使用されている場合、「もしくは/または/あるいは(or)」は、例えばA、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包含的なリストを示す。
[0159] コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする何れの媒体も含む通信媒体と非一時的なコンピュータ記憶媒体との両方を含む。非一時的な記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る何れの利用可能な媒体でもあり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得て、および汎用若しくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る何れの他の非一時的媒体を備え得る。また、何れの接続手段も、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、あるいは同軸ケーブル、光ファイパケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用する他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、光ファイパケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されている場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル多目的ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ここでディスク(disk)は通常磁気的にデータを再生する一方で、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0160] 本明細書における説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするために提供されている。本開示への様々な修正は、当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義されている一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用され得る。従って、本開示は、本明細書で説明されている例および設計に限定されず、本明細書で開示されている原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられることとなる。

Claims (108)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信することと、
    ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることと、
    転送されるべき前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュすることと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送することと、
    を備える方法。
  2. 第2のワイヤレス中継デバイスから、少なくとも前記第2のワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージを受信することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを前記第2のワイヤレス中継デバイスに転送することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のワイヤレス中継デバイスからコストメトリックを受信することをさらに備え、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを転送することは、前記受信されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づく、請求項2に記載の方法。
  4. 前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることは、前記応答メッセージに前記ネットワーク接触までの推定時間を含めることを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることは、前記ネットワーク接触までの推定時間を前記遅延耐性または期限と比較することを備え、
    前記方法は、前記比較に基づいて、前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が、前記遅延耐性内または前記期限内に転送されないことに少なくとも部分的に基づいて前記遅延耐性メッセージのうちの前記1つまたは複数を消去することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第1のワイヤレス中継デバイスによって、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)を介した前記ネットワークとの接触の履歴を使用して、次に前記第1のワイヤレス中継デバイスが前記少なくとも1つのRATについてのネットワーク接触を行うように予期されるときを示す前記ネットワーク接触までの推定時間を決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のワイヤレス中継デバイスが使用することが可能であるそれぞれのRATごとに、前記決定されたネットワーク接触までの推定時間を維持することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)についてのコストメトリックを計算することと、ここにおいて前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、または前記第1のワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、
    前記計算されたコストメトリックを前記ワイヤレスデバイスに送信することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つは、前記計算されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づいてキャッシュされたままである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の方法。
  13. ネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージをブロードキャストすることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つは、前記ネットワークに転送される、請求項1に記載の方法。
  15. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、前記1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、
    前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信することと、
    を備える方法。
  16. 前記リクエストを送ることは、前記リクエストに、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含めることを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに備え、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項15に記載の方法。
  18. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項15に記載の方法。
  19. 前記1つまたは複数の応答メッセージは、前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから受信された1つまたは複数のブロードキャストメッセージを備える、請求項15に記載の方法。
  20. 前記1つまたは複数の応答メッセージを評価することは、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前に前記ネットワークに転送される確率を決定することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  21. 前記リクエストを送ることは、Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用することを備える、請求項15に記載の方法。
  22. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信することと、
    を備える方法。
  23. 前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価することをさらに備え、前記1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数の評価パラメータを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記1つまたは複数の評価パラメータはコストメトリックを含み、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項23に記載の方法。
  25. 前記1つまたは複数の評価パラメータは、前記対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を含み、前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項23に記載の方法。
  26. 前記1つまたは複数の応答メッセージを評価することは、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、前記遅延耐性内または前記期限内に前記ネットワークに転送される確率を決定することをさらに備える、請求項23に記載の方法。
  27. 前記リクエストを送ることは、Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用することを備える、請求項22に記載の方法。
  28. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信するための手段と、
    ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送るための手段と、
    転送されるべき前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュするための手段と、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送するための手段と、
    を備える装置。
  29. 第2のワイヤレス中継デバイスから、少なくとも前記第2のワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージを受信するための手段と、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを前記第2のワイヤレス中継デバイスに転送するための手段と、
    をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記第2のワイヤレス中継デバイスからコストメトリックを受信するための装置をさらに備え、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを転送することは、前記受信されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づく、請求項29に記載の装置。
  31. 前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送るための前記手段は、前記ネットワーク接触までの推定時間を前記応答メッセージに含めるための手段を備える、請求項28に記載の装置。
  32. 前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備える、請求項28に記載の装置。
  33. 前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送るための前記手段は、前記ネットワーク接触までの推定時間を前記遅延耐性または期限と比較するための手段を備え、
    前記装置は、前記比較に基づいて、前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送るための手段をさらに備える、請求項32に記載の装置。
  34. 前記遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が、前記遅延耐性内または前記期限内に転送されないことに少なくとも部分的に基づいて前記遅延耐性メッセージのうちの前記1つまたは複数を消去するための手段をさらに備える、請求項32に記載の装置。
  35. 前記第1のワイヤレス中継デバイスによって、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)を介した前記ネットワークとの接触の履歴を使用して、次に前記第1のワイヤレス中継デバイスが前記少なくとも1つのRATについてのネットワーク接触を行うように予期されるときを示す前記ネットワーク接触までの推定時間を決定するための手段をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  36. 前記第1のワイヤレス中継デバイスが使用することが可能であるそれぞれのRATごとに、前記決定されたネットワーク接触までの推定時間を維持するための手段をさらに備える、請求項35に記載の装置。
  37. 少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)についてのコストメトリックを計算するための手段と、ここにおいて前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、または前記第1のワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、
    前記計算されたコストメトリックを前記ワイヤレスデバイスに送信するための手段と、
    をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  38. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つは、前記計算されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づいてキャッシュされたままである、請求項37に記載の装置。
  39. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項28に記載の装置。
  40. ネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージをブロードキャストするための手段をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  41. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つは、前記ネットワークに転送される、請求項28に記載の装置。
  42. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送るための手段と、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信するための手段と、前記1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、
    前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するための手段と、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信するための手段と、
    を備える装置。
  43. 前記リクエストを送るための前記手段は、前記リクエストに、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含めるための手段を備える、請求項42に記載の装置。
  44. 前記1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに備え、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項42に記載の装置。
  45. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項42に記載の装置。
  46. 前記1つまたは複数の応答メッセージは、前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから受信された1つまたは複数のブロードキャストメッセージを備える、請求項42に記載の装置。
  47. 前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するための前記手段は、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、遅延耐性内または期限前に前記ネットワークに転送される確率を決定するための手段をさらに備える、請求項42に記載の装置。
  48. 前記リクエストを送るための前記手段は、Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用するための手段を備える、請求項42に記載の装置。
  49. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送るための手段と、前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信するための手段と、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信するための手段と、
    を備える装置。
  50. 前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するための手段をさらに備え、前記1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数の評価パラメータを含む、請求項49に記載の装置。
  51. 前記1つまたは複数の評価パラメータはコストメトリックを含み、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項50に記載の装置。
  52. 前記1つまたは複数の評価パラメータは、前記対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を含み、前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項50に記載の装置。
  53. 前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するための前記手段は、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが、前記遅延耐性内または前記期限前に前記ネットワークに転送される確率を決定するための手段をさらに備える、請求項50に記載の装置。
  54. 前記リクエストを送るための前記手段は、Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用するための手段を備える、請求項49に記載の装置。
  55. ワイヤレス通信のための装置であって、システムにおいて、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
    第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信することと、
    ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることと、
    転送されるべき前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュすることと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送することと、
    を行わせるように動作可能な命令と、
    を備える装置。
  56. 前記命令は、
    第2のワイヤレス中継デバイスから、少なくとも前記第2のワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージを受信することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを前記第2のワイヤレス中継デバイスに転送することと、
    を行うように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項55に記載の装置。
  57. 前記命令は、
    前記第2のワイヤレス中継デバイスからコストメトリックを受信するように前記プロセッサによってさらに実行可能であり、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを転送することは、前記受信されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づく、請求項56に記載の装置。
  58. 前記命令は、
    前記ネットワーク接触までの推定時間を前記応答メッセージに含めるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項55に記載の装置。
  59. 前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備える、請求項55に記載の装置。
  60. 前記装置に、前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることを行わせるように実行可能な前記命令は、前記装置に、
    前記ネットワーク接触までの推定時間を前記遅延耐性または期限と比較することと、
    前記比較に基づいて、前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることと、
    を行わせるように実行可能な命令を備える、請求項59に記載の装置。
  61. 前記命令は、
    前記遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が、前記遅延耐性内または前記期限内に転送されないことに少なくとも部分的に基づいて前記遅延耐性メッセージのうちの前記1つまたは複数を消去するように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項59に記載の装置。
  62. 前記命令は、
    前記第1のワイヤレス中継デバイスによって、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)を介した前記ネットワークとの接触の履歴を使用して、次に前記第1のワイヤレス中継デバイスが前記少なくとも1つのRATについてのネットワーク接触を行うように予期されるときを示す前記ネットワーク接触までの推定時間を決定するように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項55に記載の装置。
  63. 前記命令は、
    前記第1のワイヤレス中継デバイスが使用することが可能であるそれぞれのRATごとに、前記決定されたネットワーク接触までの推定時間を維持するように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項62に記載の装置。
  64. 前記命令は、
    少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)についてのコストメトリックを計算することと、ここにおいて前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、または前記第1のワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、
    前記計算されたコストメトリックを前記ワイヤレスデバイスに送信することと、
    を行うように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項55に記載の装置。
  65. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つは、前記計算されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づいてキャッシュされたままである、請求項64に記載の装置。
  66. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項55に記載の装置。
  67. ネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージをブロードキャストするように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項55に記載の装置。
  68. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つは、前記ネットワークに転送される、請求項55に記載の装置。
  69. ワイヤレス通信のための装置であって、システムにおいて、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、前記1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、
    前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信することと、
    を行わせるように動作可能な命令と、
    を備える装置。
  70. 前記装置に、前記リクエストを送らせるように実行可能な前記命令は、前記装置に、
    前記リクエストに、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含めることを行わせるように実行可能な命令を備える、請求項69に記載の装置。
  71. 前記1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに備え、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項69に記載の装置。
  72. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項69に記載の装置。
  73. 前記1つまたは複数の応答メッセージは、前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから受信された1つまたは複数のブロードキャストメッセージを備える、請求項69に記載の装置。
  74. 前記装置に、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価させるように実行可能な前記命令は、前記装置に、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが遅延耐性内または期限前に前記ネットワークに転送される確率を決定させるように実行可能な命令を備える、請求項69に記載の装置。
  75. 前記装置に、前記リクエストを送らせるように実行可能な前記命令は、前記装置に、
    Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用させるように実行可能な命令を備える、請求項69に記載の装置。
  76. ワイヤレス通信のための装置であって、システムにおいて、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信することと、
    を行わせるように動作可能な命令と、
    を備える装置。
  77. 前記命令は、
    前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するように前記プロセッサによってさらに実行可能であり、前記1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数の評価パラメータを含む、請求項76に記載の装置。
  78. 前記1つまたは複数の評価パラメータはコストメトリックを含み、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項77に記載の装置。
  79. 前記1つまたは複数の評価パラメータは、前記対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を含み、前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項77に記載の装置。
  80. 前記装置に、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価させるように実行可能な前記命令は、前記装置に、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記遅延耐性内または前記期限前に前記ネットワークに転送される確率を決定させるように実行可能な命令を備える、請求項77に記載の装置。
  81. 前記装置に、前記リクエストを送らせるように実行可能な前記命令は、前記装置に、
    Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用させるように実行可能な命令を備える、請求項76に記載の装置。
  82. ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
    第1のワイヤレス中継デバイスで、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージをワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを受信することと、
    ネットワーク接触までの推定時間を示す応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることと、
    転送されるべき前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを受信およびキャッシュすることと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つを転送することと、
    を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
  83. 前記命令は、
    第2のワイヤレス中継デバイスから、少なくとも前記第2のワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージを受信することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを前記第2のワイヤレス中継デバイスに転送することと、
    を行うように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  84. 前記命令は、
    前記第2のワイヤレス中継デバイスからコストメトリックを受信するように前記プロセッサによってさらに実行可能であり、前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つを転送することは、前記受信されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づく、請求項83に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  85. 前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送るように実行可能な前記命令は、
    前記ネットワーク接触までの推定時間を前記応答メッセージに含めるように実行可能な命令を備える、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  86. 前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに送られることになるかについての遅延耐性または期限を備える、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  87. 前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送るように実行可能な前記命令は、
    前記ネットワーク接触までの推定時間を前記遅延耐性または期限と比較することと、
    前記比較に基づいて、前記応答メッセージを前記ワイヤレスデバイスに送ることと、
    を行うように実行可能な命令を備える、請求項86に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  88. 前記命令は、
    前記遅延耐性メッセージのうちの1つまたは複数が、前記遅延耐性内または前記期限内に転送されないことに少なくとも部分的に基づいて前記遅延耐性メッセージのうちの前記1つまたは複数を消去するように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項86に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  89. 前記命令は、
    前記第1のワイヤレス中継デバイスによって、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)を介した前記ネットワークとの接触の履歴を使用して、次に前記第1のワイヤレス中継デバイスが前記少なくとも1つのRATについてのネットワーク接触を行うように予期されるときを示す前記ネットワーク接触までの推定時間を決定するように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  90. 前記命令は、
    前記第1のワイヤレス中継デバイスが使用することが可能であるそれぞれのRATごとに、前記決定されたネットワーク接触までの推定時間を維持するように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項89に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  91. 前記命令は、
    少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)についてのコストメトリックを計算することと、ここにおいて前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、または前記第1のワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、
    前記計算されたコストメトリックを前記ワイヤレスデバイスに送信することと、
    を前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  92. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの少なくとも1つは、前記計算されたコストメトリックに少なくとも部分的に基づいてキャッシュされたままである、請求項91に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  93. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  94. 前記命令は、
    ネットワーク接触までの推定時間を示すメッセージをブロードキャストするように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  95. 前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージのうちの前記少なくとも1つは、前記ネットワークに転送される、請求項82に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  96. ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、前記1つまたは複数の応答メッセージは各々、対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を示す、
    前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信することと、
    を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
  97. 前記リクエストを送るように実行可能な前記命令は、
    前記リクエストに、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含めるように実行可能な命令を備える、請求項96に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  98. 前記1つまたは複数の応答メッセージはコストメトリックをさらに備え、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項96に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  99. 前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項96に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  100. 前記1つまたは複数の応答メッセージは、前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから受信された1つまたは複数のブロードキャストメッセージを備える、請求項96に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  101. 前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するように実行可能な前記命令は、
    前記1つまたは複数の応答メッセージが遅延耐性内または期限前に前記ネットワークに転送される確率を決定するように実行可能な命令を備える、請求項96に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  102. 前記リクエストを送るように実行可能な前記命令は、
    Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用するように実行可能な命令を備える、請求項96に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  103. ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
    ワイヤレスデバイスから、ネットワークに転送されるべき1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記ワイヤレスデバイスが有することを示すリクエストを送ることと、前記リクエストは、いつ前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが前記ネットワークに転送されることになるかについての遅延耐性または期限を含む、
    対応する1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスから1つまたは複数の応答メッセージを受信することと、
    前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージを前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの前記少なくとも1つに送信することと、
    を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
  104. 前記命令は、
    前記ネットワークに転送されるよう前記1つまたは複数の遅延耐性メッセージが送られ得る先の前記1つまたは複数のワイヤレス中継デバイスのうちの少なくとも1つを決定するために、前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するように前記プロセッサによってさらに実行可能であり、前記1つまたは複数の応答メッセージは、1つまたは複数の評価パラメータを含む、請求項103に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  105. 前記1つまたは複数の評価パラメータはコストメトリックを含み、前記コストメトリックは、金銭的コスト、ワイヤレス中継デバイスリソース使用量、チャネル品質、またはワイヤレス中継デバイスが有する前記ネットワークとの既存の接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項104に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  106. 前記1つまたは複数の評価パラメータは、前記対応するワイヤレス中継デバイスについてのネットワーク接触までの推定時間を含み、前記ネットワーク接触までの推定時間は、サポートされているアクセスネットワーク、モビリティパターン、アプリケーショントラフィックダイナミクス、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに基づく、請求項104に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  107. 前記1つまたは複数の応答メッセージを評価するように実行可能な前記命令は、
    前記遅延耐性内または前記期限前に前記ネットワークに転送される確率を決定するように実行可能な命令を備える、請求項104に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  108. 前記リクエストを送るように実行可能な前記命令は、
    Bluetooth低エネルギー(BLE)、WiFi Aware、ロングタームエボリューション(LTE)Direct、またはLTE近接サービスのうちの1つである送信プロトコルを使用するように実行可能な命令を備える、請求項103に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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