JP2019521383A - 顕微鏡照明装置ならびにこの種の顕微鏡照明装置を備えた顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡照明装置ならびにこの種の顕微鏡照明装置を備えた顕微鏡 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの光源(110)と、光変換素子(140,140’,140’’)と、を有する顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)に関しており、この場合光変換素子(140,140’,140’’)は、それぞれ異なる発光領域(320,330,340)を有する異なる蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)を含んだ少なくとも1つの光導波路として形成されており、この場合少なくとも1つの光源(110)は、前記少なくとも1つの光源(110)からの放射光が蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)の励起のために光変換素子(140,140’,140’’)に入力されるように配置されており、この場合光変換素子(140,140’,140’’)は、蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)から発光された光が、光変換素子(140,140’,140’’)の光出射面(142,142’’)に案内され、そこで照明光として出力されるように形成されている。

Description

本発明は、顕微鏡照明装置ならびにこの種の顕微鏡照明装置を備えた顕微鏡に関する。
顕微鏡、顕微解剖装置、内視鏡などの科学的および/または医学的機器の照明装置のために、発光ダイオードなどの半導体素子が頻繁に使用される。それぞれ異なる波長領域の光を発光する複数の異なる発光ダイオードを組み合わせることによって、白色の印象を有する照明光を生成することができる。
例えば、独国特許出願公開第102010067786号明細書(DE102010067786A1)では、少なくとも1つの半導体光源と少なくとも1つの光混合素子とを備えた顕微鏡照明具が開示されている。光混合素子では、光入射面を介して入射した光がその内部で混合される。光出射面からは、混合光が光混合素子から出射する。半導体光源は、例えば発光ダイオードである。ここでは、例えば白色の混合光を生成するために、複数の発光ダイオードを使用することができる。類似の照明装置は、例えば、米国特許出願公開第4923279号明細書(US4923279A1)、米国特許第6783269号明細書(US6783269B2)、米国特許出願公開第5588084号明細書(US5588084A1)、および米国特許第7898665号明細書(US7898665B2)にも記載されている。
しかしながら個々の発光ダイオードは、大抵は非常に狭帯域の発光スペクトルしか有していないので、このように生成される照明光は、しばしば均質な白色とはならず、大抵は広帯域の連続スペクトルではなくて一連の個々の離散的なもしくは狭帯域の個別スペクトルを有している。しかしながら、科学的および/または医学的機器のために、広帯域の連続スペクトルを有する均質な白色照明光を提供することが頻繁に必要となる可能性があり、このことはこの種の従来の照明装置を用いたのでは大抵は不可能である。
米国特許出願公開第2009/0034292号明細書(US2009/0034292A1)は、少なくとも1つのLEDと、それぞれ異なる発光領域を有する異なる波長変換材料を含んだ光導波路と、を有する照明装置を示している。波長変換材料はLEDによって照射され、変換された光は光出射面から出力される。照明装置は、モニタ用のバックライトとして白色光を生成する。
ここでは、可及的に連続的で広帯域ではあるが可変であるスペクトルを有する可及的に均質な白色照明光を生成することができる、改善された照明装置を提供することが望まれている。
本発明によれば、独立請求項の特徴を有する顕微鏡照明装置ならびにこの種の顕微鏡照明装置を備えた顕微鏡が提案される。好ましい実施形態は、従属請求項ならびに以下の明細書の対象である。
顕微鏡照明装置は、少なくとも1つの光源と光変換素子とを有する。少なくとも1つの光源は、特に少なくとも1つの半導体光源として、もしくは少なくとも1つの半導体素子として形成されており、例えば少なくとも1つの発光ダイオードとして、かつ/または少なくとも1つのレーザ光源として形成されている。光変換素子は、それぞれ異なる発光領域を有する異なる蛍光材料を含んだ少なくとも1つの光導波路として形成されている。
異なる蛍光材料は、それぞれ1つの励起領域もしくは吸収領域を有し、この場合それらは前記励起領域の波長を有する光をそれぞれ目的に合わせて吸収する。この種の励起の後で蛍光材料は、各発光領域の波長を有する放射光を発光する。個々の材料は、ここではそれぞれ同じ励起領域またはそれぞれ異なる励起領域を有することができる。したがって、蛍光材料により、光変換素子の内部において光を生成することができる。
少なくとも1つの光源は、前記少なくとも1つの光源からの放射光が蛍光材料の励起のために光変換素子に入力されるように配置されている。光源の放射光は、好ましくは蛍光材料の励起領域内にある波長を有する。光変換素子は、蛍光材料から発光された光が光変換素子の光出射面に案内され、そこで照明光として出力されるように形成されている。
光変換素子は、特に完全に蛍光材料から製造されているのではなく、複数の材料が光変換素子内の適切な箇所に導入されている。光変換素子は、目的に合わせて従来の光導波路の特性を有する。特に、光変換素子は透明であるため、光源の放射光は、簡単な方法で光変換素子内に入射させることができる。蛍光材料によって生成された放射光は、光変換素子の内部で目的に合わせて反射もしくは全反射により案内される。
光変換素子は、特に上下に連続してもしくは相前後して配置された1つ以上の光導波路から組み合わされてもよい。これらの個々の光導波路は、目的に合わせて同じ形状または少なくとも実質的に同じ形状を有することができる。個々の光導波路の組み合わせ、特にその中に導入されている蛍光材料の密度および種類は、同一であっても異なっていてもよい。
本発明によれば、一次光源と照明光の生成との間の分離が可能になる。光変換素子は、特に光源の放射光を照明光に変換することを可能にする。照明光の特性は、特に蛍光材料の特性によって決定され、特に使用される光源の特性に依存しないかまたは少なくともほとんど依存しない。蛍光材料を適切に選択することにより、広帯域の連続スペクトルを有する均質な白色照明光が目的に合わせて提供される。
例えば顕微鏡または他の科学的目的のための従来の照明光源には、白色の印象を生成するためにそれらの光が混合される様々な発光ダイオードまたは他の半導体光源がしばしば使用される。しかしながら個々の発光ダイオードは、大抵は非常に狭帯域の発光スペクトルしか有していないので、白色の印象を有する照明光を生成するためにはそれぞれ異なる発光スペクトルを有する複数の異なる発光ダイオードからの組み合わせが必要である。しかしながらこの照明光は、しばしば均質な白色とはならず、大抵は広帯域の連続スペクトルではなくて一連の個々の離散的なもしくは狭帯域の個別スペクトルを有している。さらに、この種の従来の照明光源では頻繁に、複数の異なる光学素子、例えばダイクロイックミラーが必要になる。これらのダイクロイックミラーは、特殊なビーム特性および発光ダイオードの配置構成への正確な適合化が必要である。この種の従来の照明光源は構造的に非常に複雑であり、光学素子の配向において高い精度を必要とする。
それとは対照的に、本発明による照明光源を用いれば、大きな構造的コストをかけることなく、かつ正確に配向された複数の光学素子を必要とせずに、均質な白色照明光を生成することができる。個々の蛍光材料は目的に合わせてそれぞれ広帯域の発光スペクトルを有する。したがって、特に、比較的狭帯域の発光スペクトルを有する光源を使用して、広帯域のスペクトルを有する照明光を提供することが可能になる。
それにより、例えば、異なる発光スペクトルを有する複数の異なる光源を使用する必要はない。複数の蛍光材料がそれぞれ同じまたは類似の励起領域を有する場合、例えば、光変換素子内で全ての蛍光材料を同時に励起するために、同じ種類のまたは同じもしくは類似の発光スペクトルを有する複数の光源を、特に複数の発光ダイオードを使用することができる。それにもかかわらず、蛍光材料の異なる発光領域によって、広帯域の照明光が生成され得る。
さらに、照明光源により、照明光のスペクトル組成もしくはスペクトルをフレキシブルに変更することが可能になる。特に、照明光の個々のスペクトル成分をフレキシブルにオン/オフすることができる。例えば、異なる蛍光材料がそれぞれ異なる個別の励起領域を有する場合、これらの個々の材料の励起のためにこれらの励起領域に特に適合した発光領域を有するそれぞれ相応の光源を設けてもよい。したがって、照明光のスペクトル組成は、簡単でかつフレキシブルな方法で、それぞれの光源をオン/オフすることによって可変になる。
非常にナチュラルに作用する光を表す生成された均質な白色照明光は、特に顕微鏡で観察すべき対象物の照明に適している。しかしながら顕微鏡照明装置は、他の特に科学的および/または医学的目的、例えば顕微解剖装置、内視鏡などのための使用にも適している。
光変換素子は、例えば、ロッド、ファイバ、ディスク、プレートなどとして形成されてもよい。例えば光変換素子は、コアおよびクラッドも有し得る。この場合光はコア内を案内される。クラッドは、ここでは特にコアよりも低い屈折率を有する。特に、個々の光源は、光変換素子の1つ以上の側面に配置されており、それを側面から照明する。例えば、光変換素子は、光源のそばを螺旋状または蛇行状に繰り返し通ることも考えられる。
目的に合わせて、光源は一列以上で配置されている。この種の列では、特に複数の光源のうちの少なくとも2つが相互に隣接して配置されている。特にこれらの列は、それぞれ相互に平行に配置されており、例えば光変換素子の対向側に配置されている。
この種の列で配置された光源は、同じ波長かもしくは少なくとも実質的に同じ波長の放射光を目的に合わせて同じようにまたは構造的に同じように発光する。異なる蛍光材料がそれぞれ異なる個々の励起領域を有する場合、個々の列はそれぞれ特定の材料の励起のために設けられてもよい。したがって、照明光のスペクトル成分は、対応する光源列を活性化または非活性化することによって簡単な方法でオン/オフすることができる。
光変換素子は目的に合わせて円形および/または楕円形および/または多角形の断面を有する。多角形の形状の場合、光源の放射光は、光変換素子の対応する平坦な側面に特に効果的に入力させることができる。例えば、個々の光源はここではこれらの平坦な側面に直接配置することもできる。
特に、光変換素子の断面は、丸み付けられた角を有する多角形の形状を有している。断面がこの種の形状の場合、例えば、個々の蛍光材料から発光された光の特に効果的な混合を保証することができる。さらに斜行ビームが抑制され、このことは、特に光出射面の均質な照明につながる。
目的に合わせて少なくとも1つの光源は、少なくとも1つの能動的および/または受動的冷却装置上に配置されている。例えば、上述した光源列の各々に対して固有の冷却装置を設けてもよい。
好ましくは、光源を制御するための制御装置が設けられている。この制御装置も同様に目的に合わせて能動的冷却装置を制御するように構成されていてもよい。
好ましい実施形態によれば、光変換素子は複数の区間に分割されている。これらの区間の各々は、好ましくはそれぞれ蛍光材料のうちの1つのみを含む。代替的または付加的に、これらの区間の各々は、好ましくはそれぞれ同じまたは少なくとも実質的に同じ発光領域を有する蛍光材料を含む。したがって、光変換素子は、これらの区間の各々において光が異なる発光領域で発光するように複数の区間に分割されている。それにより、特にこれらの区間の各々において、照明光の異なる成分が異なる波長領域で生成される。このようにして、光変換素子のモジュール構成を可能にさせることができ、これによって目的に合わせて照明光のスペクトル成分のフレキシブルなオン/オフが可能になる。
個々の区間は、例えば、それぞれ対応する蛍光材料を含む個々の異なる光導波路によって実現することができる。これらの個々の光導波路は、さらに上述したように、上下に連続してもしくは相前後して配置されてもよい。
好ましくは少なくとも1つの光源は複数の光源を有し、前記複数の光源のうちのそれぞれ少なくとも1つが区間毎に設けられている。特に同じ区間に割り当てられている光源は1つのグループに配置されている。例えばこの種のグループの光源は、上記で説明したように列に配置されてもよい。この種のグループの光源は、それぞれ特に対応する区間のみを照明し、各区間の対応する蛍光材料を励起する。特に異なるグループの光源は、個別にかつ相互に依存することなく活性化もしくは不活性化させることができる。
これらの区間は、好ましくはそれぞれ特定の波長の光を反射または吸収する分離要素によってそれぞれ相互に分離されている。目的に合わせてこれらの分離要素は、それぞれ光源の放射光を吸収または反射する。したがって、特に、各区間においてそこにある蛍光材料によって吸収されなかった光源もしくは光源グループの光が隣接する区間に転送され、そこで場合によっては前記対応する区間が非活性であるにもかかわらず蛍光材料を励起することが防止され得る。
好ましくは、光変換素子は、異なる蛍光材料を含む少なくとも1つの透明固体として形成されている。例えばこの種の固体は、アクリルガラス(ポリメチルメタクリレート;PMMA)などのガラスまたはプラスチックから製造されてもよい。この種の固体では、簡単でかつ構造的に低コストの方法で、異なる蛍光材料を導入することが可能である。さらに、光源の光の簡単な入力ならびに固体内部での効果的な光伝導を保証することができる。
好ましくは異なる蛍光材料は、量子ドット(英記、quantum dot=QD)からなる。量子ドットは、特に半導体材料(例えばInGaAs,CdSe,InPまたはGalnP)からなるナノスコピック材料構造である。量子ドット中の電荷担体(電子、正孔)は、それらの移動度において、それらのエネルギーがもはや連続的な値ではなく、かろうじて離散値しかとることができないように制限されており、そのためこれらの量子ドットは原子と同じように振る舞う。電子の形状、サイズならびに数は、目的に合わせて選択することができるため、量子ドットの電子的および光学的特性はフレキシブルに生じ得る。個々の量子ドットの発光スペクトルは、原子とは対照的に、線スペクトルではなく、特にローレンツ曲線の形状を有する。量子ドットの集合体の発光スペクトルは、特にガウス曲線の形状を有する。なぜなら、異なる発光波長での個々のスペクトルのローレンツ曲線の重畳は特にガウス分布に結び付くからである。
特に好ましくは、異なる蛍光材料の異なる発光領域はそれぞれ、これらの異なる発光領域の全てにおいてそれぞれ光が発光されるときに、均質または少なくとも実質的に均質な白色光が光出射面に提供されるように選択される。目的に合わせて光変換素子は、例えば少なくとも3つの異なる発光領域を有する異なる蛍光材料を含む。この種の異なる発光領域により、目的に合わせて広帯域のスペクトルを有する特に均質な白色照明光が提供され得る。
好ましくは少なくとも1つの光源の放射光は、蛍光材料から発光される光よりも短い波長を有する。それに応じて蛍光材料はそれぞれ、対応する発光領域よりも短い波長の吸収領域を有する。特にこれらの光源は、青色または紫外線領域で発光する。この光は光変換素子により、目的に合わせて可視領域の光に変換される。
好ましくは、少なくとも1つの光源の放射光は、300nmと500nmとの間の波長、好ましくは350nmと450nmとの間の波長を有する。好ましくは異なる蛍光材料の異なる発光領域は、400nmと700nmとの間の波長、好ましくは450nmと670nmとの間の波長にある。例えば蛍光材料の個々の発光領域の中心波長は、それぞれ450nmおよび/または490nmおよび/または525nmおよび/または540nmおよび/または575nmおよび/または630nmおよび/または665nmにある。
好ましくは蛍光材料は、蛍光材料の密度および/または発光領域および/または励起領域が、光出射面の方向で光変換素子の長さに沿って所定の分布に従うように光変換素子内に配置されている。特に密度は,光出射面の方向で低減する。特に密度ならびに励起および発光領域の分布が相互に調整され、そのため二次吸収(すなわち蛍光材料から発光された光の吸収)を防止することができ、それによって照明光源の効率を高めることができる。
好ましくは、光変換素子の、光出射面に対向する端部に反射要素、例えば反射被覆が配置されている。光変換素子内の蛍光材料から発光された光がこの端部に案内されると、光は反射要素上で光出射面の方向に反射され、前記光出射面まで案内される。したがって、光出射面においては、目的に合わせて、光変換素子において生成された全てのもしくは少なくとも実質的に全ての放射光が照明光として提供される。
特に反射要素は、蛍光材料の発光領域内の波長を有する光を反射するように構成されている。目的に合わせて反射要素は、特定の波長領域において、例えば蛍光材料の1つの励起領域もしくは全ての励起領域において、透過的であってもよい。したがって、光変換素子の前記端部の後方にも、この特定の波長領域の光を発光する1つ以上の光源を配置することができる。
好ましくは光変換素子の光出射面に光出力要素が配置されている。この光出力要素によって、特に照明光の効果的な出力もしくは放射が保証される。例えば光出力要素は、例えば反射防止被覆などの反射防止要素として、かつ/または放物面集光器として、かつ/または屈折率分布型レンズとして形成されてもよい。
本発明はさらに、本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態を備えた顕微鏡に関する。本発明による顕微鏡の利点および好ましい実施形態も、本発明による顕微鏡照明装置の上記の明細書から同様に明らかとなる。
本発明のさらなる利点および実施形態は、前記明細書および添付の図面から明らかとなる。
上述した特徴ならびに以下でさらに説明する特徴は、それぞれ示された組み合わせだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなくその他の組み合わせにおいても、あるいは単独でも使用可能であることを理解されたい。
本発明は、実施例に基づき図面に概略的に示されており、さらに以下ではこれらの図面を参照して本発明を説明する。
本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態を概略的に示した側面図 本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態をそれぞれ概略的に示した断面図 本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態の蛍光材料からのスペクトルを概略的に示した図 本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態を概略的に示した側面図 本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態を備えた本発明による顕微鏡の好ましい実施形態を概略的に示した側面図
図1には、本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態が側面図で概略的に示され、符号100が付されている。
顕微鏡照明装置100は、発光ダイオードの形態の光源110を有する。図示の例では、それぞれ4つの発光ダイオードが1つのグループ111もしくは112に統合されている。これらのグループ111および112の各々の発光ダイオードは、それぞれ相互に隣接して直線的に一列に配置されている。
これらの発光ダイオードのグループ111および112の各々に対して、それぞれ能動的冷却装置121もしくは122が設けられている。
制御ユニット130は、個々の発光ダイオード110ならびに任意の能動的冷却装置121および122の制御のために設けられている。特に制御ユニット130は、各グループ111および112の発光ダイオードを一緒に駆動制御することができる。
発光ダイオード110は特に同じ種類であり、それぞれ同じ波長領域の放射光、例えば380nmと390nmとの間の波長領域の紫色光を発光する。
顕微鏡照明装置100はさらに光変換素子140を有する。この光変換素子140は、それぞれ異なる発光領域を有する異なる蛍光材料151〜157を含む光導波路として形成されている。
光導波路は、好ましくは透明固体として形成されており、例えばアクリルガラス(ポリメタクリル酸メチル;PMMA)から製造されている。これらの蛍光材料151〜157は、製造過程においてアクリルガラス内で固定されるように導入されていてもよい。例えば個々の蛍光材料151〜157は、それぞれ半導体材料からなる量子ドットとしてアクリルガラス内に導入されていてもよい。
これらの異なる蛍光材料151〜157は、それぞれ類似の励起領域、例えばそれぞれ350nmと450nmとの間の励起領域を有し得る。ただし蛍光材料151〜157の各々は、個別の発光領域を有する。
例えば材料151は、450nmの中心波長を有し、400nmと500nmとの間の発光領域を有し得る。材料152は、例えば490nmの中心波長を有し、440nmと540nmとの間の発光領域を有し得る。材料153は、525nmの中心波長を有し、475nmと575nmとの間の発光領域を有する。材料154の発光領域は、例えば540nmの中心波長を有し、490nmと590nmとの間にわたる。材料155の発光領域の中心波長は、例えば575nmにあり、領域は525nmと625nmとの間にわたる。材料156は、630nmの中心波長を有し、580nmと680nmとの間の発光領域を有する。材料157は、665nmの中心波長を有し、615nmと715nmとの間の発光領域を有する。
光源グループ111,112は、それぞれ光変換素子140の対向側に配置されている。したがって、光源110からの放射光を簡単な方法で光変換素子140に入力させることができる。
光変換素子140内では、光源110の光が、異なる蛍光材料151〜157に吸収される。この励起後、蛍光材料151〜157は、各発光領域の放射光をそれぞれ発光する。
材料151〜157から発光されたこの光は、光変換素子140内で全反射によってその端部141および142まで移送される。光変換素子140の一方の端部141には、反射被覆の形態の反射要素143が設けられている。そこから出射される材料151〜157の放射光は、反射被覆143において反射され、その後で光変換素子140の他方の端部142まで案内される。
光変換素子140のこの端部142は、蛍光材料151〜157から発光された光が出力される光出射面と見なすことができる。
照明光のより効果的な出力のために、光出射面142には、例えば反射防止被覆144の形態の光出力要素が設けられてもよい。さらにこの光出射面142には、例えば放物面集光器145または屈折率分布型レンズ146の形態のさらなる光出力要素を設けることができる。
図2aには、顕微鏡照明装置100のラインA−Aに沿った断面図が概略的に示されている。図2aから認識できるように、光変換素子140は、丸み付けされた角を有する矩形の形状の断面を有する。発光ダイオードの2つのグループ111および112は、断面の対向側に配置されている。
図2bには、図2aに類似した本発明による顕微鏡照明装置100’の好ましい実施形態の断面図が示されている。この顕微鏡照明装置100’は、円形の断面を有する光変換素子140’を有する。
図3には、図1からの光変換素子の蛍光材料の簡略的スペクトルが概略的に示されている。横座標にはここでは波長がnmで示されている。
符号310が付された曲線は、蛍光材料151〜157の励起領域を特徴付ける。さらに図3には3つの発光スペクトル、例えば450nmの中心波長を有する、400nmと500nmとの間の材料151の発光スペクトル320と、540nmの中心波長を有する、490nmと590nmとの間の材料154の発光スペクトル330と、630nmの中心波長を有する、580nmと680nmとの間の材料156の発光スペクトル340と、が示されている。蛍光材料は量子ドットとして実現されるので、それらのスペクトルはそれぞれローレンツ曲線の形状を有する。
図4には、本発明による顕微鏡照明装置のさらに好ましい実施形態が図1に類似した概略的側面図で示され、符号100’’が付されている。
顕微鏡照明装置100’’は、3つの区間140a,140b,140cに分割された光変換素子140’’を有する。この光変換素子140’’の光出射面142’’において照明光は出力される。3つの区間140a,140b,140cにより、照明光の個々のスペクトル成分をフレキシブルにオン/オフすることが可能になる。
これらの3つの区間140a,140b,140cの各々には、それぞれ1種類だけの蛍光材料が含まれる。区間140aには材料151のみが導入され、区間140bには材料154が導入され、区間140cには材料156が導入されている。
これらの区間140a,140b,140cは、ここでは前記区間140a,140b,140cの各々が別個の光導波路によって形成され、その際これらの3つの光導波路が相前後して配置されることによって実現することができる。
3つの区間140a,140b,140cの各々に対して、それぞれ光源グループ111a,111bもしくは111cが設けられている。この例では、これらの光源グループ111a,111bおよび111cの各々において、それぞれ2つの発光ダイオードが能動的冷却装置121a,121bもしくは121c上に隣接して配置されている。
光源グループ111aは、区間140a内の材料151を励起するために用いられ、それに対して光源グループ111bは、区間140b内の材料154を励起するために用いられ、光源グループ111cは、ここでは区間140c内の材料156を励起するために用いられる。
制御ユニット130’’は、光源グループ111a,111bおよび111cならびに能動的冷却装置121a,121bおよび121cを駆動制御するために設けられている。光源グループ111a,111bおよび111cの各々は、制御ユニット130’’により、個別にかつ相互に依存することなく活性化および非活性化させることができる。
個々の光源グループの活性化もしくは非活性化によって、対応する蛍光材料のスペクトル成分は、前記光源グループに割り当てられた各区間の照明光においてフレキシブルにオン/オフすることができる。
区間140a,140b,140cは、それぞれ、蛍光材料の励起領域の各光を反射する分離要素161もしくは162によって相互に分離されている。したがって、特に、1つの区間の材料が隣接区間のグループの発光ダイオードによって励起されることが防止され得る。
発光ダイオードからなるさらなる光源グループ113は、光変換素子140’’の光出射面142’’に対向する端部141’’の後方に配置されている。この端部141’’には反射被覆の形態の反射要素147が設けられているが、この反射要素147は、発光ダイオード110の発光領域では透過的である。したがって前記グループ113の発光ダイオード110の光は、直接光変換素子140’’内に入力させることができる。
3つの異なる区間140a,140b,140cにより、蛍光材料151,154,156は、蛍光材料の発光領域が光出射面142’’の方向で光変換素子の長さに沿って所定の分布に従うように光変換素子140’’内に配置されている。
図5には、本発明による顕微鏡の好ましい実施形態が側面図で概略的に示され、符号500が付されている。
この顕微鏡500は、本発明による顕微鏡照明装置の好ましい実施形態、例えば図1に示されている顕微鏡照明装置100を含んでいる。顕微鏡照明装置100から光出射面において出力される照明光は、顕微鏡500のビームパス501に入力される。観察すべき対象物502は、照明光によって照明される。この顕微鏡500はさらに、対象物を観察するための対物レンズ503ならびに接眼レンズ504を有する。この顕微鏡500は、さらに別の目的に合わせた要素も有し得ることを理解されたい。
図5に示されている顕微鏡500は、例えば、試料が下方から照明光によって照明されるバックライト型顕微鏡として構成されているが、この顕微鏡は、同様に例えば、試料が上方から照明される反射型顕微鏡として構成されてもよい。
100 顕微鏡照明装置
100’ 顕微鏡照明装置
100’’ 顕微鏡照明装置
110 光源、発光ダイオード
111 光源グループ、発光ダイオード
111a 光源グループ、発光ダイオード
111b 光源グループ、発光ダイオード
111c 光源グループ、発光ダイオード
112 光源グループ、発光ダイオード
113 光源グループ、発光ダイオード
121 能動的冷却装置
121a 能動的冷却装置
121b 能動的冷却装置
121c 能動的冷却装置
122 能動的冷却装置
130 制御ユニット
130’’ 制御ユニット
140 光変換素子
140’ 光変換素子
140’’ 光変換素子
140a 光変換素子の区間
140b 光変換素子の区間
140c 光変換素子の区間
141 光変換素子の端部
141’’ 光変換素子の端部
142 光変換素子の端部、光出射面
142’’ 光変換素子の端部、光出射面
143 反射要素、反射被覆
144 光出力要素、反射防止被覆
145 光出力要素、放物面集光器
146 光出力要素、屈折率分布型レンズ
147 反射要素、反射被覆
151 蛍光材料
152 蛍光材料
153 蛍光材料
154 蛍光材料
155 蛍光材料
156 蛍光材料
157 蛍光材料
161 分離要素
162 分離要素
310 励起領域
320 発光スペクトル
330 発光スペクトル
340 発光スペクトル
500 顕微鏡
501 ビームパス
502 試料
503 対物レンズ
504 接眼レンズ

Claims (13)

  1. 少なくとも1つの光源(110)と、光変換素子(140,140’,140’’)と、を有する顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)であって、
    前記光変換素子(140,140’,140’’)は、それぞれ異なる発光領域(320,330,340)を有する異なる蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)を含んだ少なくとも1つの光導波路として形成されており、
    前記少なくとも1つの光源(110)は、前記少なくとも1つの光源(110)からの放射光が前記蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)の励起のために前記光変換素子(140,140’,140’’)に入力されるように配置されており、
    前記光変換素子(140,140’,140’’)は、前記蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)から発光された光が、前記光変換素子(140,140’,140’’)の光出射面(142,142’’)に案内され、そこで照明光として出力されるように形成されている、
    顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  2. 前記光変換素子(140,140’,140’’)は、複数の区間(140a,140b,140c)に分割されており、前記区間(140a,140b,140c)の各々は、それぞれ前記蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)のうちの1つのみを含み、かつ/または、前記区間(140a,140b,140c)の各々は、それぞれ同じまたは少なくとも実質的に同じ発光領域を有する前記蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)を含む、
    請求項1記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  3. 前記少なくとも1つの光源(110)は、複数の光源を有し、前記区間(140a,140b,140c)毎にそれぞれ前記複数の光源のうちの少なくとも1つが設けられている、
    請求項2記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  4. 前記区間(140a,140b,140c)は、それぞれ特定の波長の光を反射または吸収する分離要素(161,162)によってそれぞれ相互に分離されている、
    請求項2または3記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  5. 前記光変換素子(140,140’,140’’)は、前記異なる蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)を含む少なくとも1つの透明固体として形成されている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  6. 前記異なる蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)は、量子ドットを含む、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  7. 前記少なくとも1つの光源(110)の放射光は、前記蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)から発光される光よりも短い波長を有する、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  8. 前記少なくとも1つの光源(110)の放射光は、350nmと450nmとの間の波長を有する、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  9. 前記異なる蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)の前記異なる発光領域(320,330,340)は、400nmと700nmとの間の波長、特に450nmと670nmとの間の波長にある、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  10. 前記蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)は、前記蛍光材料(151,152,153,154,155,156,157)の密度および/または前記発光領域(320,330,340)および/または励起領域が、前記光出射面(142,142’’)の方向で前記光変換素子(140,140’,140’’)の長さに沿って所定の分布に従うように前記光変換素子(140,140’,140’’)内に配置されている、
    請求項1から9までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  11. 前記光変換素子(140,140’,140’’)の、前記光出射面(142,142’’)に対向する端部(141,141’’)に反射要素(143,147)が配置されている、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  12. 前記光変換素子の前記光出射面(142,142’’)に、光出力要素(144,145,146)が配置されている、
    請求項1から11までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)。
  13. 請求項1から12までのいずれか1項記載の顕微鏡照明装置(100,100’,100’’)を備えた顕微鏡(500)。
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