JP2019520470A - 増粘剤を製作する方法及び高粘度不飽和ポリエステル含有配合物におけるそのように製造された増粘剤の使用 - Google Patents
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Abstract
Description
i.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を形成するステップと、
ii.水性スメクタイト粘土スラリー(b)を形成するステップと、
iii.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を、水性スメクタイト粘土スラリー(b)と組み合わせて、組み合わされた粘土スラリー(c)を形成するステップと、
iv.組み合わされた粘土スラリー(c)を、1種以上の第四級アルキル−アンモニウム塩で処理するステップと、
v.任意選択で、水性媒体から、このように製造された第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を分離するステップと
を特徴とし、
ここで、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)は、
(i.1)セピオライト及びパリゴルスカイトの群から選択される1以上のホルマイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成するステップによって形成され、
水性スメクタイト粘土スラリー(b)は、
(ii.1)1以上のスメクタイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成するステップによって形成され、
組み合わされた粘土スラリー(c)において、ホルマイト粘土含量の重量は、スメクタイト粘土含量の重量を超え、
ステップiiiを実施する前に及び/又はステップiiiを実施した後に、(i.1)及び(ii.1)において形成された分散物を高速流体剪断に付し、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)の形成において使用される1種以上のホルマイト粘土は、乾燥状態で100gの1種以上のホルマイト粘土あたり20mmolメチレンブルー未満のメチレンブルー交換能を示し、メチレンブルー交換能は、100メッシュ米国標準篩を通過する水性ホルマイト粘土スラリーの一部で決定され、100メッシュ米国標準篩を通過する前のホルマイト粘土スラリーは、水性ホルマイト粘土スラリー中に含有されるホルマイト粘土の少なくとも90重量%、より好ましくは、95重量%が、100メッシュ米国標準篩を通過するような粒径分布を有する。
本発明の1つの主な目的は、第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を含む、又はからなる本発明の混合鉱物有機化クレイ添加剤を製作する方法を提供することであり、方法は、
i.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を形成するステップと、
ii.水性スメクタイト粘土スラリー(b)を形成するステップと、
iii.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を、水性スメクタイト粘土スラリー(b)と組み合わせて、組み合わされた粘土スラリー(c)を形成するステップと、
iv.組み合わされた粘土スラリー(c)を、1種以上の第四級アルキル−アンモニウム塩で処理するステップと、
v.任意選択で、水性媒体から、このように製造された第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を分離するステップと
を特徴とし、
ここで、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)は、
(i.1)セピオライト及びパリゴルスカイトの群から選択される1以上のホルマイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成するステップによって形成され、
水性スメクタイト粘土スラリー(b)は、
(ii.1)1以上のスメクタイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成するステップによって形成され、
組み合わされた粘土スラリー(c)において、ホルマイト粘土含量の重量は、スメクタイト粘土含量の重量を超え、
ステップiiiを実施する前に及び/又はステップiiiを実施した後に、(i.1)及び(ii.1)において形成された分散物を高速流体剪断に付し、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)の形成において使用される1種以上のホルマイト粘土は、乾燥状態で100gの1種以上のホルマイト粘土あたり20mmolメチレンブルー未満のメチレンブルー交換能を示し、メチレンブルー交換能は、100メッシュ米国標準篩を通過する水性ホルマイト粘土スラリーの一部で決定され、100メッシュ米国標準篩を通過する前のホルマイト粘土スラリーは、水性ホルマイト粘土スラリー中に含有されるホルマイト粘土の少なくとも90重量%、より好ましくは、95重量%が、100メッシュ米国標準篩を通過するような粒径分布を有する。
i.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を形成するステップと、
ii.水性スメクタイト粘土スラリー(b)を形成するステップと、
iii.水性ホルマイト粘土スラリーを、水性スメクタイト粘土スラリーと組み合わせて、組み合わされた粘土スラリー(c)を形成するステップと、
iv.組み合わされた粘土スラリー(c)を、1種以上の第四級アルキル−アンモニウム塩で処理するステップと、
v.任意選択で、水性媒体から、このように製造された第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を分離するステップ
が実施され、
ここで、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)は、
(i.1)セピオライト及びパリゴルスカイトの群から選択される1以上のホルマイト粘土の画分を水性媒体、好ましくは、水中に分散させて、分散物を形成するステップと、
(i.2)任意選択で、(i.1)で形成された分散物を、100メッシュの篩を通して選別し、粗い粒子を除去するステップと
(i.3)(i.1)又は(i.2)で形成された分散物を高速流体剪断に付すステップと
によって形成され、
水性スメクタイト粘土スラリー(b)は、
(ii.1)1以上のスメクタイト粘土の画分を水性媒体、好ましくは、水中に分散させて分散物を形成するステップと
(ii.2)任意選択で、(ii.1)で形成された分散物を、100メッシュの篩を通して選別するステップ及び/又は(ii.1)で形成された分散物若しくは100メッシュの篩を通して選別された分散物を遠心分離機にかけて粗い粒子を除去するステップと
(ii.3)(ii.1)又は(ii.2)で形成された分散物を高速流体剪断に付すステップと
によって形成され、
組み合わされた粘土スラリー(c)において、ホルマイト粘土含量の重量は、スメクタイト粘土含量の重量を超え、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)の形成において使用される1種以上のホルマイト粘土は、乾燥状態で100gの1種以上のホルマイト粘土あたり20mmolメチレンブルー未満のメチレンブルー交換能を示し、メチレンブルー交換能は、100メッシュ米国標準篩を通過する水性ホルマイト粘土スラリーの一部で決定され、100メッシュ米国標準篩を通過する前のホルマイト粘土スラリーは、水性ホルマイト粘土スラリー中に含有されるホルマイト粘土の少なくとも90重量%、より好ましくは、95重量%が、100メッシュ米国標準篩を通過するような粒径分布を有する。
1.マントン−ゴーリンミルは、極めて高い粒子速度及び乱流を含むキャビテーションの原理で動作する。コールズ装置は、低剪断率で動作し、効率的な分散が層流から生じる。
2.コールズ分散機の効率は、粘度が増大するにつれて増大し、ゴーリン装置の効率は低下する。
3.ゴーリン装置では、懸濁液中の粘土粒子は、かなり高い剪断応力及び剪断率を受けるが、これらは直接算出に適していない。
通常の有機化クレイは、1種類の粘土粒子、例えば、ベントナイト又はヘクトライトで作られているが、本発明の混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤は異なっている。それらは、設計によって、いくつかの粘土材料から作られている。それらは、種々の形状の粒子を有する種々の粘土から作られている。種々の形状の粘土は、普通採掘され、別個に精製される。少なくとも、表面を疎水性にするステップで、それらは1つの反応容器中で組み合わされる。
ホルマイト粘土は、フィロケイ酸塩の群に属する。本発明の混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤の製作において使用されるべきホルマイト粘土(単数又は複数)は、セピオライト及び/又はパリゴルスカイト(アタパルジャイトとしても知られる)である。
本明細書において利用されるように、用語「スメクタイト粘土」とは、バーミキュライトを除いて、拡張結晶格子を有する粘土鉱物の一般クラスを指す。これは、モンモリロナイト、バイデル石及びノントロナイトからなる2八面体スメクタイト並びにサポナイト、ヘクトライト及びソーコナイト(sauconite)を含む3八面体スメクタイトを含む。また、例えば、US3,252,757、US3,586,468、US3,666,407、US3,671,190、US3,844,978、US3,844,979、US3,852,405及びUS3,855,147に開示されるような熱水方法によって合成によって調製されたスメクタイト粘土も包含される。
第四級アルキル−アンモニウム塩を用いて処理する前に、1種以上のホルマイト粘土及び1種以上のスメクタイト粘土を、粘土の総重量に基づいて1種以上のホルマイト粘土の重量が、1種以上のスメクタイト粘土の重量を超えるような比で水性スラリーの形態で混合する。各スラリー中に含有される粘土の重量は、それぞれのスラリーの一部(例えば、10ml)を130℃で90分間乾燥することによって決定され得る。乾燥残渣は、乾燥前のスラリーの重量(例えば、10ml)との関連で含有される粘土の量である。
組み合わされた粘土スラリー中の粘土を処理するために使用される第四級アルキル−アンモニウム塩は、好ましくは、1〜22個の炭素原子を有する同一又は異なる、直鎖及び/又は分岐鎖、飽和及び/又は不飽和アルキル基及び/又は6〜14個の、好ましくは、6〜10個の炭素原子を有する芳香族基、好ましくは、ベンジル基を含有し、それによって、対イオン部分が、好ましくは、塩化物及び臭化物などのハロゲン化物、メチルスルフェート、スルフェート、ニトレート、水酸化物、アセテート、ホスフェート及びそれらの混合物、最も好ましくは、塩化物、臭化物及びメチルスルフェートからなる群から選択される第四級アルキル−アンモニウム塩を含む。粘土混合物を、1種以上の第四級アンモニウム塩を用いて「処理すること」は、化学的に反応させること並びに物理的及び/又は化学的吸着を包含する。
本発明のさらに別の主目的は、液体組成物における、好ましくは、非水性の、いっそうより好ましくは、少なくとも1種の不飽和ポリエステルを含む液体組成物における増粘剤としての、本発明に従う方法によって得られた少なくとも1種の混合鉱物有機化クレイ添加剤の使用である。
不飽和ポリエステル含有配合物は、定義によって、少なくとも1種の不飽和ポリエステルを含有する。用語「不飽和ポリエステル」は、不飽和ポリエステル(UP)及び不飽和ポリエステル樹脂(UP樹脂)の当業者の理解と一致して使用される。したがって、用語「不飽和ポリエステル樹脂」は、本明細書において、ポリエステルを形成する構成成分のうち少なくとも1種、すなわち、主に、多価アルコール、好ましくは、主に、多価カルボン酸が、エチレン性不飽和であり、モノマー重合性化合物と共重合可能であるポリエステルからなる反応樹脂であると理解されるべきである。言い換えれば、本発明の「不飽和ポリエステル」は、エチレン性不飽和モノマーと反応する傾向がある、1以上のエチレン性不飽和炭素炭素二重結合を含有することを必要とする。好ましくは、少なくとも1つの不飽和ポリエステルは、架橋剤として働く少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーとブレンドされる。硬化反応は、少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーと、不飽和ポリエステルの二重結合との共重合である。非ブレンド不飽和ポリエステルは、周囲温度で脆性であることが多く、取り扱いが困難であるので、不飽和ポリエステルは、好ましくは、エチレン性不飽和モノマーとブレンドされる。したがって、不飽和ポリエステルは、プラントにおいて合成されるときは常に、溶融状態又は液体状態でエチレン性不飽和モノマーと混合されることが好ましい。根底にある不飽和ポリエステル含有配合物の架橋原理は、好ましくは、直鎖不飽和ポリエステル含有二重結合の、モノマー重合性化合物、例えば、エチレン性不飽和モノマーとの反応として理解され得る。重合イニシエータの存在下で、この連結は共重合と呼ばれる。連結が、エチレン性不飽和モノマーの1単位のみによって、又はモノマーの1つの鎖によって形成される場合には、一般的な硬化条件に応じて、並びに不飽和ポリエステルとエチレン性不飽和モノマー間の使用される割合に応じて変わる。さらなる情報については、Kittel 「Lehrbuch der Lacke und Beschichtungen」、第2巻、第2版、1998年、473〜485頁が参照される。
一般に、不飽和ポリエステルは、アルキド樹脂の合成に従って合成され得る。特に、溶融縮合の変法としての共沸エステル化が、特に、高感度出発材料にとって重要になる。反応の間に形成される水を除去するために、共留剤としてトルエン及びキシレンを使用してもよい。使用されるモノマーが不飽和化合物であるので、反応は、出発化合物の早期重合を避けるために大気酸素の排除下、好ましくは、不活性ガス雰囲気中で実施されなくてはならない。エステル化の反応温度は、150〜200℃の温度範囲を超えてはならない。重合進行は、酸価の決定及び粘度の測定によってモニタリングできる。普通、エチレン性不飽和モノマーは、好ましくは、スチレンであり、液体又は溶融不飽和ポリエステル中に混合される。早期重合を避けるために、トルヒドロキノン、ヒドロキノン又は第三級ブチルカテコールなどの阻害剤が、好ましくは、エチレン性不飽和モノマーに、場合により、不飽和ポリエステルの融解物にも添加される。
用語エチレン性不飽和モノマーは、炭素−炭素二重結合を含有するモノマーを説明する。例えば、炭素−炭素二重結合は、ビニル基、アリル基、アクリレート基、メタクリレート基の形態で、又はモノマーの非末端領域に存在し得る。好ましくは、エチレン性不飽和モノマーは、低い蒸気圧を有するべきであり、不飽和ポリエステルの溶媒として働くことができるべきであり、不飽和ポリエステルと十分に共重合するべきである。
2種の構成成分、エチレン性不飽和モノマー及び不飽和ポリエステルは、重合イニシエータの添加によって反応を開始する。従来の硬化(架橋)のための重合イニシエータとして、好ましくは、その分解によって出発ラジカルを形成するのに適している過酸化物及びヒドロペルオキシドを、例えば、使用できる。過酸化ジベンゾイル、クミルヒドロペルオキシド及びt−ブチルペルベンゾエートは、広い範囲の市販のイニシエータの例に相当する。
本発明の方法に従って製造されたような混合鉱物有機化クレイ添加剤は、増粘剤として、より詳しくは、チキソトロピー化剤として使用できる。
以下の8種のホルマイト粘土サンプルは、スペインの1つの採掘場所から得られたセピオライトサンプルである。サンプルは、鉱物性不純物について、社内でX線回折法により制御した。。セピオライト、パリゴルスカイトの存在は、12.1オングストロームあたりの主要なピーク(110)及びいくつかのより小さい関連するものによって示されている。結晶性不純物の量は、X線回折(XRD)におけるその材料特異的ピークによって検出した。すべてのサンプル中の結晶性石英又はドロマイト不純物の量は、0.2重量%の検出限界よりも低い。
この方法は、本発明において使用されるホルマイト粘土によるメチレンブルー色素の吸着の測定を説明する。一般に、粘土のMBECと陽イオン交換能(CEC)の間には、直線的相関が存在する。
ホルマイト粘土スラリーのグラム=(0.4x100)/固体%
脱イオン水を、スラリー及び水の総容量の90グラムに等しくなるように添加する。フラスコを、2インチのマグネチックバーを備えたスチューデントスターラー(student stirrer)上に置く。マグネチックバーを見ることができるところまで速度を調整して、渦を作り出す。メチレンブルー溶液の初期量を添加する。この量は、エンドポイントに到達するのに必要な溶液の総量の約80%であるべきである。初期量が公知ではない場合には、メチレンブルー溶液を、1mlの増分で添加する。メチレンブルー溶液の各添加後に、フラスコの内容物を1分間混合する。次いで(Than)、撹拌棒を用いて1滴の液体を採取し、濾紙上に置く。滴定の(初期)エンドポイントは、色素が、色素固体の周囲の青色又はターコイズ環として現れた時点で到達される。このエンドポイントが到達された後、溶液を3分間混合する(この時間の間に、混合物を1分毎に調べることができる)。エンドポイントが消失する場合には、さらなるメチレンブルー溶液を添加し、溶液を再度3分間混合する(この時間の間に、混合物を1分毎に調べることができる)。このステップを数回反復することもある。最終エンドポイントは、エンドポイントが3分の混合後に変化しないときに到達される。使用されるミリリットルでのメチレンブルー溶液の量を記録する。
MBEC[100gホルマイト粘土(乾燥状態)あたりのmmolメチレンブルー]
=(MBxNx100)/粘土のグラム(乾燥状態)
粘土のグラム(乾燥状態)=(スラリーのグラムx固体%)/100
MB=滴定に必要なメチレンブルー溶液のml
N=0.01003メチレンブルー溶液の規定度
調製1:
セピオライト生粘土を、およそ2〜3mmの粗い磨砕物まで粉砕する(1/8’’メッシュ)(ミル:Brown Direct Driven Pulverizer UD32、へら厚0.05インチ(1.27mm)、Bico Brown International)。850gの粉砕粘土を、渦を生じるのに十分なほど強い撹拌の下で、5ガロン(18.93リットル)の角形プラスチックバケツ(上部:11.9インチ(30.2cm);底:10.92インチ(27.7cm);全高:13.31インチ(33.8cm))中で、7930gの温水(135°F、すなわち、57℃)に添加する。懸濁液を、溶解機のコールズブレードを用いて1時間、バケツの壁を越えて懸濁液を失わないように可能な限り高速(4100rpm)で撹拌し(コールズ溶解機モデル1−VJ;4インチ(10.2cm)Morehouse Cowles製のCowles Hi Shear Impeller BO 4 AOB)、それによって、この1時間の最初の5分で、15インチ(38.1cm)のへらを、バケツの側面中でバッフルとして作用するように維持し、これは、スラリーがより迅速に増粘するのに役立つ。次いで、1時間のステップの後、さらなる8120gの温水を中に混合する。この懸濁液を100メッシュ篩で選別して、粗い粒子を除去する。懸濁液を2回、4500psi(およそ310バール)のマントン−ゴーリンホモジナイザ−ミルを通る通過に付した。
これは、調製1で示されるように行う。サポナイト粘土の代わりに、ヘクトライト粘土を使用する。第四級アンモニウムの量は、49mmol/100g粘土に増大する。
本発明において使用するための液体組成物:
Dispermat中で調製物1の増粘剤の2.00重量部を、スチレンの14.69重量部中に、4000rpmで10分間混合して、プレゲル1の16.69重量部を形成した。同一方法で、調製物2の増粘剤の2.00重量部を、スチレンの14.69重量部中に混合して、プレゲル2の16.69重量部を形成した。そこから、それぞれ、以下の配合物1及び2を調製した:
Brookfieldレオメータ、スピンドル3番1rpmで粘度を測定した。組成物の粘度は異なるので、すべての値を正規化して、それらをより容易に比較可能にし、例えば、不飽和ポリエステル配合物中の調製物1シリーズには、許容可能な標的粘度は、8,100mPasであり、1と設定した(正規化された粘度)。不飽和ポリエステル配合物中の調製物2シリーズには、許容可能な標的粘度は、13,200mPasであり、1と設定した(正規化された粘度)。それぞれ、以下の表1及び2中に示されるすべての粘度は、この設定に対する割合であり、一目でより容易に相互比較可能である。
Claims (18)
- 少なくとも1種の不飽和ポリエステルを含む液体組成物における、
第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を含む、又はからなる、少なくとも1種の混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤の使用であって、
i.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を形成するステップと、
ii.水性スメクタイト粘土スラリー(b)を形成するステップと、
iii.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を、水性スメクタイト粘土スラリー(b)と組み合わせて、組み合わされた粘土スラリー(c)を形成するステップと、
iv.組み合わされた粘土スラリー(c)を、1種以上の第四級アルキル−アンモニウム塩で処理するステップと、
v.水性媒体から、このように製造された第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を分離するステップと
によって調製され、
ここで、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)は、
(i.1)セピオライト及びパリゴルスカイトの群から選択される1以上のホルマイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成することによって形成され、
水性スメクタイト粘土スラリー(b)は、
(ii.1)1以上のスメクタイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成することによって形成され、
組み合わされた粘土スラリー(c)において、ホルマイト粘土含量の重量は、スメクタイト粘土含量の重量を超え、
ステップiiiを実施する前に及び/又はステップiiiを実施した後に、(i.1)及び(ii.1)において形成された分散物を高速流体剪断に付し、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)の形成において使用される1種以上のホルマイト粘土は、乾燥状態で100gの1種以上のホルマイト粘土あたり20mmolメチレンブルー未満のメチレンブルー交換能を示し、メチレンブルー交換能は、100メッシュ米国標準篩を通過する水性ホルマイト粘土スラリーの一部で決定され、100メッシュ米国標準篩を通過する前のホルマイト粘土スラリーは、水性ホルマイト粘土スラリー中に含有されるホルマイト粘土の少なくとも90重量%が、100メッシュ米国標準篩を通過するような粒径分布を有する、少なくとも1種の混合鉱物有機レオロジー添加剤の使用。 - 液体組成物が、少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーをさらに含む、請求項1に記載の使用。
- 少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーが、スチレン、アルファ−メチルスチレン、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、酢酸ビニル、ジビニルベンゼン、フタル酸ジアリル、シアヌル酸トリアリル及びリン酸トリアリル及びそれらの混合物の群から選択される、請求項2に記載の使用。
- 第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を含む、又はからなる混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤を製造する方法であって、
i.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を形成するステップと、
ii.水性スメクタイト粘土スラリー(b)を形成するステップと、
iii.水性ホルマイト粘土スラリー(a)を、水性スメクタイト粘土スラリー(b)と組み合わせて、組み合わされた粘土スラリー(c)を形成するステップと、
iv.組み合わされた粘土スラリー(c)を、1種以上の第四級アルキル−アンモニウム塩で処理するステップと、
v.任意選択で、水性媒体から、このように製造された第四級アルキル−アンモニウム塩処理鉱物粘土混合物を分離するステップと
を特徴とし、
ここで、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)は、
(i.1)セピオライト及びパリゴルスカイトの群から選択される1以上のホルマイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成することによって形成され、
水性スメクタイト粘土スラリー(b)は、
(ii.1)1以上のスメクタイト粘土の画分を水性媒体中に分散させて、分散物を形成することによって形成され、
組み合わされた粘土スラリー(c)において、ホルマイト粘土含量の重量は、スメクタイト粘土含量の重量を超え、
ステップiiiを実施する前に及び/又はステップiiiを実施した後に、(i.1)及び(ii.1)において形成された分散物を高速流体剪断に付し、
水性ホルマイト粘土スラリー(a)の形成において使用される1種以上のホルマイト粘土は、乾燥状態で100gの1種以上のホルマイト粘土あたり20mmolメチレンブルー未満のメチレンブルー交換能を示し、メチレンブルー交換能は、100メッシュ米国標準篩を通過する水性ホルマイト粘土スラリーの一部で決定され、100メッシュ米国標準篩を通過する前のホルマイト粘土スラリーは、水性ホルマイト粘土スラリー中に含有されるホルマイト粘土の少なくとも90重量%が、100メッシュ米国標準篩を通過するような粒径分布を有する、方法。 - 組み合わされた粘土スラリー中の、粘土の総重量に基づく1以上のホルマイト粘土(i)の画分の重量が、60〜95重量%である、請求項4に記載の方法。
- 組み合わされた粘土スラリー中の、粘土の総重量に基づく1以上のスメクタイト粘土(ii)の画分の重量が、5〜40重量%である、請求項4又は5に記載の方法。
- 1種以上のスメクタイト粘土が、ヘクトライト、モンモリロナイト、ベントナイト、バイデライト、サポナイト、ステベンス石及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項4から6のいずれかに記載の方法。
- スメクタイト粘土が、ヘクトライト、サポナイト及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項7に記載の方法。
- 第四級アルキル−アンモニウム塩が、1〜22個の炭素原子を有する同一又は異なる、直鎖又は分岐鎖、飽和又は不飽和アルキル基を含有し、対イオン部分が、塩化物、臭化物、メチルスルフェート、ニトレート、水酸化物、アセテート、ホスフェート及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項4から8のいずれかに記載の方法。
- 第四級アルキル−アンモニウム塩が、塩化ジメチルジ(C14〜18−アルキル)アンモニウム、塩化メチルベンジルジ(C14〜18−アルキル)アンモニウム、塩化ジメチルベンジルC14〜18−アルキルアンモニウム、メチル硫酸ジメチルC14〜18−アルキル2−エチルヘキシルアンモニウム及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項9に記載の方法。
- 鉱物粘土混合物が、組み合わされた粘土スラリー中の100gの粘土あたり約5〜80mmolの第四級アルキル−アンモニウム塩で処理される、請求項4から10のいずれかに記載の方法。
- ステップ(i.1)に続いて水性スラリー(a)並びにステップ(ii.1)に続いて水性スラリー(b)を、少なくとも100メッシュ篩(米国標準メッシュ)を通して選別して、粗い粒子を除去する、請求項4から11のいずれかに記載の方法。
- 水性スラリー(a)及び水性スラリー(b)が、それぞれのスラリー又はスラリーの混合物を、それを挟んで圧力差が維持される狭い隙間を通して通過させることによって高速流体剪断に付される、請求項4から12のいずれかに記載の方法。
- 請求項4から13のいずれかに記載の方法によって得られるような混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤の、増粘剤としての使用。
- 混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤が、液体組成物中で増粘剤として使用される、請求項14に記載の使用。
- 液体組成物が、液体有機組成物である、請求項15に記載の使用。
- 液体有機組成物が、コーティング材料、シーラント、接着剤、石油採掘流体、ガス採掘流体、複合材料、モールディングコンパウンド、及び混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤に加えて1種のみの又は複数の有機溶媒を含有する液体有機組成物からなる群から選択される、請求項16に記載の使用。
- 混合鉱物有機化クレイレオロジー添加剤が、液体組成物の総重量に基づいて0.1〜10重量%の量で含有される、請求項1から3及び15から17のいずれかに記載の使用。
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