JP2019518659A - カービング運動を可能にするタイヤを有する一輪自己平衡車両 - Google Patents

カービング運動を可能にするタイヤを有する一輪自己平衡車両 Download PDF

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Abstract

【課題】一態様では、一輪自己平衡車両と共に使用する為のタイヤが提供される。【解決手段】上記タイヤは、地面と係合するように構成されたトレッドを備えるタイヤ本体を有する。上記トレッドは、中央領域と、上記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった第1の側方領域と、上記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった第2の側方領域とを有する横断面形状を有する。上記横断面形状は不連続性を実質的に有さない。上記トレッドは、上記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列を有する。上記タイヤは、乗り手が乗っている間の上記第1の断面形状及び上記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する。【選択図】図3A

Description

本発明は、一般にタイヤに関し、詳細には一輪自己平衡車両用のタイヤに関する。
一輪の自己平衡ボードが知られている。かかる車両によって、乗り手がその上に立って、略平坦な表面を走行することが可能になる。図1に、かかる一輪自己平衡ボード20が示されている。一輪自己平衡ボード20はプラットホーム24を有し、プラットホーム24は、その長手方向の端部に一対のフットデッキ表面28を含む。一対のフットデッキ表面28は、プラットホーム24の横方向の両側に沿って延びる一対の側方フレーム部材32で結ばれている。フットデッキ表面28と側方フレーム部材32は、それらの間に車輪開口36を画成する。車輪組立体40が、上記車輪開口36に配置され、車軸を介して側方フレーム部材32に固定される。車輪組立体40のモータが、上記車軸に結合され、タイヤ44をその車軸の周りに時計回り又は反時計回りに回転させるように駆動する。コントローラが上記モータを制御して、各センサからのデータに応答してプラットホーム24を略水平に維持する。
タイヤ44は、衝撃力を減衰させる為のエアクッションを形成する空気入りタイヤであり、溝の無い均一でほぼ滑らかなトレッドを有する中央周面48を有している。このほぼ滑らかな中央周面48は横方向に延びて、周縁部56で2つの傾斜側方周部分52に合流する。傾斜側方周面52は、タイヤ44の側壁60まで延びる。
図2Aに、一輪自己平衡ボード20のプラットホーム24の横方向全体にわたって、乗り手の重量が均等に分散されている場合に、略平坦な走行面64と接触しているタイヤ44が示されている。乗り手の重量が横方向に均等に分散された結果、タイヤ44の変形は、その横方向の範囲全体にわたって略均等になり、その結果、走行面64との接触部分68が、中央周面48の横幅全体に及ぶ。タイヤ44と走行面64の間におけるトラクションによって、タイヤ44の中央周面48と直交する方向以外の方向への一輪自己平衡ボード20の走行に対する抗力が生じる。
プラットホーム24上に立っている乗り手は、その重量をプラットホーム24の横方向の一方の側に移動させ、それに対応するタイヤ44の横側面を圧縮させることによって、一輪自己平衡ボード20の走行方向を変更させることができる。
図2Bに、乗り手の重量が、一輪自己平衡ボード20のプラットホーム24の横方向の一方の側に移動した状態で、略平坦な走行面64と接触している一輪自己平衡ボード20のタイヤ44が示されている。空気入りタイヤ44は、重量が移動した側の横側面が圧縮変形され、それによって中央周面48の側方部分と走行面64との間の接触部分68’の大きさが低減する。さらにこの変形によって、空気入りタイヤ44は、その有効断面形状が縮小して、横側面に向かって効果的にテーパ状(すなわち円錐台状)になり、したがってタイヤ44の回転軸に対して垂直ではない方向に走行することが可能となる。重量が移動した側のタイヤ44の横側面の側壁60は、変形しているが、その復元力によって、図2Aに示されているような元の形状への自然な復帰傾向を有する。その結果、乗り手は、スノーボード又はサーフボードに乗っているのと同様に「カービング」運動を体験しようとした場合、プラットホーム24の横方向の一方の側に傾斜しながら、この復元力Fに絶えず対抗しなければならない。当然ながら、この側方の向心力Fに対抗するように、プラットホーム24の横方向の一方の側に移動した重量を維持しようと乗り手が努力することによって、一輪自己平衡ボード20の滑らかな方向転換が困難なものになり得る。
乗り手が重量をプラットホーム24の横方向の一方の側へさらに移動させることによって、タイヤ44と走行面64との間の接触部分68’の大きさがさらに、タイヤ44の中央周面48の、プラットホーム24の重量が移動した側にある周縁部56に隣接する領域まで減少する。タイヤ44と走行面64の間の接触部分68’が減少するにつれて、乗り手は、その重量をプラットホーム24の横方向の一方の側に移動させ続けることにより、或いは、フットデッキ表面28a、28b上に載せた足の一方を相対的に移動させてプラットホームを異なる方向に向けることにより、容易に一輪自己平衡ボード20の方向転換ができるようになる。ただし当然ながら、向心力Fは、重量の移動が大きくなるにつれて増大する。
一態様によると、一輪自己平衡車両と共に使用する為のタイヤが提供され、上記タイヤは、上記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった、不連続点を有さない第1の断面形状を有する第1の側方領域と、上記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった、不連続点を有さない第2の断面形状を有する第2の側方領域と、上記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列とを含み、上記タイヤは、上記第1の断面形状及び上記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する。
上記タイヤ溝配列は、上記中央円周ラインの一方の側にあってその中央円周ラインに隣接する第1の溝パターンと、上記中央円周ラインのもう一方の側にあってその中央円周ラインに隣接する第2の溝パターンとを含み得る。途切れ目は、上記中央円周ラインからほぼ横方向に延びる溝を含む。
上記トレッドは、上記タイヤの円周の周りに連続的に延びる稜部を有さないこともあり得る。
上記トレッド溝配列は、少なくとも1つの周方向の溝を含み得る。
上記タイヤはさらに、上記第1の側方領域と上記第2の側方領域の間の、略平坦な断面形状を有する中央領域を含み得る。
上記中央領域は、上記タイヤの横幅の少なくとも25パーセントの幅を有し得る。
上記タイヤは中実であり得る。
上記タイヤはゴムからなり得る。
上記タイヤは、ゴムデュロメータスケールの下で少なくとも約ショア58Aの硬さを有し得る。幾つかの実施形態では、上記タイヤは、わずかショア56Aのデュロメータ硬さを有し得る。幾つかの実施形態では、上記タイヤは、ショア60Aのデュロメータ硬さを有し得る。
他の態様によると、一輪自己平衡車両と共に使用する為のタイヤが提供され、上記タイヤは、上記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった、不連続点を有さない第1の断面形状を有する第1の側方領域と、上記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった、不連続点を有さない第2の断面形状を有する第2の側方領域と、上記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列とを含む。
上記トレッド溝配列は、上記中央円周ラインの一方の側にあってその中央円周ラインに隣接する第1の溝パターンと、上記中央円周ラインのもう一方の側にあってその中央円周ラインに隣接する第2の溝パターンとを含み得る。途切れ目は、上記中央円周ラインからほぼ横方向に延びる溝を含む。
上記タイヤは、上記タイヤの円周の周りに連続的に延びる稜部を有さないこともあり得る。
上記トレッド溝配列は、少なくとも1つの周方向の溝を含み得る。
上記タイヤはさらに、上記第1の側方領域と上記第2の側方領域の間の、略平坦な断面形状を有する中央領域を含み得る。
上記中央領域は、上記タイヤの横幅の少なくとも25パーセントの幅を有し得る。
上記タイヤは中実であり得る。
上記タイヤはゴムからなり得る。
上記タイヤは、ゴムデュロメータスケールの下で少なくとも約ショア58Aの硬さを有し得る。幾つかの実施形態では、上記タイヤは、わずかショア56Aのデュロメータ硬さを有し得る。幾つかの実施形態では、上記タイヤは、ショア60Aのデュロメータ硬さを有し得る。
他の態様では、一輪自己平衡車両と共に使用する為のタイヤが提供される。上記タイヤは、地面と係合するように構成されたトレッドを備えるタイヤ本体を有する。上記トレッドは、中央領域と、上記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった第1の側方領域と、上記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった第2の側方領域とを有する横断面形状を有し、上記横断面形状は実質的に不連続性を有さない。上記トレッドは、上記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列を有する。上記タイヤは、乗り手が乗っている間の上記第1の断面形状及び上記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する。
他の態様では、一輪自己平衡車両が提供され、この一輪自己平衡車両は、立っている乗り手を支持する為のプラットホームと、上記プラットホームに回転式に結合され、上記プラットホーム上の立っている乗り手を地面に沿って運ぶ為に電源供給を受ける、モータ付きの車輪組立体とを含む。上記モータ付きの車輪組立体は、上記地面と係合するように構成されたトレッドを備えるタイヤ本体を有するタイヤを含む。上記トレッドは、中央領域と、上記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった第1の側方領域と、上記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった第2の側方領域とを有する横断面形状を有する。上記横断面形状は実質的に不連続性を有さない。上記トレッドは、上記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列を有する。上記タイヤは、乗り手が乗っている間の上記第1の断面形状及び上記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する。
次に、各実施形態を単なる例として、添付の図面を参照して説明する。
従来技術のタイヤを用いた一輪自己平衡ボードの側面斜視図である。 乗り手の重量が図1の一輪自己平衡ボードのプラットホームの横方向の両側の間で均等に分散された状態で走行面と接触している、図1の一輪自己平衡ボードのタイヤの正面断面図である。 乗り手の重量が図1の一輪自己平衡ボードのプラットホームの横方向の一方の側に移動した状態で走行面と接触している、図1の一輪自己平衡ボードのタイヤの正面断面図である。 一実施形態によるタイヤを用いた一輪自己平衡ボードの上面図である。 図3Aの一輪自己平衡ボードの側面図である。 図3Aの一輪自己平衡ボードの、単一車輪のトレッドの横断面形状の図である。 図3Aのタイヤの上面図である。 図5の線6A−6Aに沿った断面図である。 図5の線6B−6Bに沿った断面図である。 図5の線6C−6Cに沿った断面図である。 図3Aの一輪自己平衡ボードの走行経路の上面図である。 図7の線8A−8Aにおける一輪自己平衡ボードの横から見た向きの図である。 図7の線8B−8Bにおける一輪自己平衡ボードの横から見た向きの図である。 図7の線8C−8Cにおける一輪自己平衡ボードの横から見た向きの図である。
図3A及び3Bに、本明細書の開示の一実施形態によるタイヤを用いた一輪自己平衡車両100が示されている。この車両100によって、スノーボード又はサーフボードで行われるものと同様の、図7に示されているカービング運動での走行が容易になる。一輪自己平衡車両100は、一対のフットデッキ表面108を有するプラットホーム104を有し、この一対のフットデッキ表面108は、一対の側方フレーム部材112で結ばれている。フットデッキ表面108と側方フレーム部材112は車輪開口116を画成する。モータ付きの車輪組立体120がプラットホーム104に回転式に結合され、そのプラットホーム上に立っている乗り手を地面に沿って運ぶ為に電源供給を受ける。車輪組立体120は、車輪開口116に配置され、両側方フレーム部材112にまたがる車軸124によって、その側方フレーム部材112に固定される。車輪組立体120は、モータ付きのハブ132に取り付けられたタイヤ128を有する。車軸124は、タイヤ128の回転軸136を規定する。
一組の横方向に延びる円筒形の貫通孔140が、対向する横側面144a、144b(まとめて横側面144)の間においてタイヤ128の幅全体にわたって真横に延び、タイヤ128を貫く。この円筒形の貫通孔140は、変形に対する耐性を大きく損なうことなく、タイヤ128の重量を低減する。
タイヤ128はトレッド148を有し、トレッド148は、タイヤ128上に形成されたトレッド溝配列152を有する。
図5に示されているように、トレッド148は、略平坦な横断面形状を有し得る中央領域153を有する。つまり、中央領域153の横方向の全箇所が、回転軸136から略径方向に等距離にある。プラットホーム104と、それが配置される走行面とが水平になっている場合、タイヤ128と走行面64の間の接触部分によって、中央領域153の幅が広がる。
トレッド148の2つの側方領域154が、中央領域153からタイヤ128の横側面144に向かって延び、テーパ状になっている。
上記の結果、トレッド148は、中央領域302と第1の側方領域304と第2の側方領域306を含んだ、図4の300に示されている横断面形状を有する。第1の側方領域304は、タイヤ128の第1の横側面に向かってテーパ状になり、第2の側方領域306は、タイヤ128の第2の横側面に向かってテーパ状になっている。横断面形状300は実質的に不連続性を有さない。つまりこの横断面形状に沿って、不連続な勾配変化点は存在しない。その結果、横断面形状の中央領域302と2つの側方領域304及び306のそれぞれとの間の移行部に不連続性はない。
中央領域153の幅は、タイヤ128の横幅(図6AのWで示されている)の約46パーセントにできる。各側方領域154の幅は、タイヤ128の横幅の約32パーセントである。トレッド148の中央領域153の幅は、横断面形状300の中央領域302の幅に対応する。同様に、トレッド148の側方領域154の幅は、横断面形状300の側方領域304及び306の幅に対応する。中央領域(すなわち領域153、302)の幅は、側方領域(すなわち領域154、304、306)の幅に相関して変更され得る。例えば、実施形態によっては、中央領域153の幅をタイヤ128の約25パーセントにすることが望ましいこともあり、或いは実施形態によっては、それより大きくすることが望ましいこともある。
図3Bに示されているようにプラットホーム104の横から見た向きを略水平に維持するように、乗り手によって重量がプラットホーム104の横方向の両側の間で略均等に分散されている場合、略平坦な中央領域153によって、タイヤ128の直進走行が容易になる。
不連続性を有さない横断面形状を提供することによって、車両100の横方向の角度が急激に変化することなく、乗り手が、中央領域153での走行と側方領域154での走行の間を滑らかに移行させることが可能になる。従来技術の幾つかのボードにおけるそのような急激な変化は、ボードの制御、特に図7に示されているようなカービング運動での走行を困難にし得る。
図5及び6A〜6Cに示されているように、トレッド溝配列152は、中央円周ライン160から隔置された、つまりタイヤ128の横側面144から等距離にある、一組の4つの連続的な周方向の溝156a、156b、156c、及び156d(まとめて周方向の溝156と呼ぶ)を有する。
さらに、トレッド溝配列152は、中央円周ライン160に対して非対称的になっている。つまり、中央円周ライン160の一方の側にあるトレッド溝配列152は、中央円周ライン160の反対側にあるトレッド溝配列152を反映していない。具体的には、中央円周ライン160の一方の側にあるトレッド溝配列152は、中央円周ライン160に隣接する第1の溝パターンを有し、この第1の溝パターンは、中央円周ライン160の反対側のトレッド溝配列152にある、中央円周ライン160に隣接する第2の溝パターンとずれている。その結果、タイヤ128は中央隆起部を有さない。
図示の例では、第1の溝パターンは、横方向の溝164aの第1のセットで構成される。横方向の溝164aは、タイヤ128の円周の周りに隔置され、周方向の溝156a及び156bと組み合わせて、中央円周ライン160から横側面144aに向かって延びる。図5に示されている実施形態の例では、横方向の溝164aの第1のセットは、回転軸136に対してタイヤ128の円周の周りに、14.4度の間隔で隔置されている。
図示の例では、第2の溝パターンは、横方向の溝164bの第2のセットで構成される。横方向の溝164bは、タイヤ128の円周の周りに隔置され、周方向の溝156a及び156bと組み合わせて、中央円周ライン160からもう一方の横側面144bに向かって延びる。横方向の溝164bの第2のセットもやはり、回転軸136に対してタイヤ128の円周の周りに、14.4度の間隔で隔置され得るが、タイヤ128の円周の周りにおいて第1の横方向の溝のセット164aに対して同期してない。その結果、横方向の溝164a、164bは、タイヤ128の中央円周ライン160に隣接した途切れ目を、その中央円周ライン160の両側にタイヤ128の円周に対して交互に形成する。
図示の例示的実施形態では、横方向の溝164a及び164bは、横方向だけに延びる。しかしながら、車両100の所望の性能特性を提供する他の溝配列も存在する。
図6Aに、図5の線6A−6Aに沿ったタイヤ128の一部分の横断面が示されている。線6A−6Aは、中央円周ライン160から横側面144aに向かって延びる横方向の溝164aのうちの1つと一致しているが、中央円周ライン160から横側面144bに向かって延びる横方向の溝164bのうちの1つとは一致していない。
図6Bに、図5の線6B−6Bに沿ったタイヤ128の一部分の横断面が示されている。線6B−6Bは、横方向の溝164a又は横方向の溝164bのうちのいずれとも一致していない。
図6Cに、図5の線6C−6Cに沿ったタイヤ128の一部分の横断面が示されている。線6C−6Cは、中央円周ライン160から横側面144bに向かって延びる横方向の溝164bのうちの1つと一致しているが、中央円周ライン160から横側面144aに向かって延びる横方向の溝164aのうちの1つとは一致していない。
中央円周ライン160に対するトレッド溝配列152の非対称性により、直進運動におけるタイヤ128のほぼ安定した動きが可能になる一方、トレッド148の中央領域15eを地面から持ち上げ、トレッド148の側方領域154のどちらか一方に傾くように、タイヤ128を傾斜させることが容易になる。その結果、乗り手の重量がプラットホーム104の横方向の一方の側に移動していて、それに対応する側方領域154が略平坦な走行面と接触しているときに、その乗り手の重量をプラットホーム104の横方向の反対側に移動させると、一輪自己平衡車両100は、一方の側に傾斜した向きから、略水平となる向きを介して、もう一方の側に傾斜した向きへ、滑らかに移行する。
さらに、トレッド溝配列152は、非方向性であることが分かる。つまり、トレッド溝配列152は、方向性を有するトレッド溝配列ではない。
方向性を有するトレッド溝配列は望ましくない可能性がある。というのは、方向性を有するトレッド溝配列は、一輪車両100の運転中「カービング」運動を生じさせようとする場合に一般に望ましくない旋回特性を有していることが判明しているからである。
さらに、タイヤ128は、乗り手の所与の重量に対するタイヤ128の断面形状の変形が実質的に防止されるように、圧縮に対して耐性を有する。図示の例示的実施形態では、タイヤ128は、適当なゴムなどの適当な任意の材料から作られた中実タイヤ(非空気入りタイヤ)にし得る。タイヤ128は、乗り手が側方領域154のどちらか一方に乗っているときにその側方領域154の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する。変形を実質的に防止するという上述の特徴は、具体的には、少なくとも110ポンド(49.9kg)の重量を有する乗り手が車両100に乗っているときに変形が実質的に防止されることを意味すると定義され得る。変形を実質的に防止するということは、少なくとも幾つかの実施形態では、上述の少なくとも110ポンド(49.9kg)の乗り手がボードに乗っているときに、タイヤ128に関連する任意の全体的な寸法(例えば全幅や全側壁高など)が10パーセントを超えて変化しないことを意味し得る。用途に応じて、変形を実質的に防止するということは、タイヤ128に関連する任意の寸法が5パーセントを超えて変化しないことを意味し得る。用途によっては、変形を実質的に防止するということは、上述の乗り手が乗っているときに、タイヤ128に関連する任意の寸法が5パーセントを超えて変化しないことを意味し得る。他の実施形態では、10パーセントを超える又は5パーセント未満の異なる変形率が許容され得る。
円筒形の貫通孔140は、タイヤ128の圧縮性/変形に大きな影響を与えない。一シナリオでは、ゴムデュロメータスケールの下で少なくとも約ショア58Aの硬さを有する適当なゴム又はゴム化合物によって、約155ポンド(70.3kg)までの乗り手についてのタイヤ128の変形に対する望ましい耐性が得られるということが判明している。他の実施形態では、タイヤ128の硬さは、例えば少なくとも110ポンド(49.9kg)の乗り手について変形を実質的に防止するのに十分なように選択され得る。タイヤのゴムの適切な硬さは、車輪の寸法及び設計、乗り手の重量、及びその他のパラメータに基づいて変化し、実験によって決定され得る。幾つかの実施形態では、タイヤは、わずかショア56Aほどのデュロメータ硬さを有し得る。幾つかの実施形態では、タイヤは、ショア60Aのデュロメータ硬さを有し得る。
タイヤ128は、乗り手にサーフィン又はスノーボードのような経験をもたらすような、カービング運動での車両100の走行を可能にする。図7に示されている経路で例示された運動は、乗り手が車両100の前部を操縦して、その長軸を真横へ押したり引いたりすることで単純に実現するものではない。図7に示されている例示的な走行経路200は、乗り手が略傾斜しながらも、その向きを、一輪自己平衡車両100の図7のDで示されている略走行方向に対して、乗り手の矢状面が略平行になるようにしているときに実現する。図のように、走行経路200は、左にスイングしてから右にスイングし、次いで中間の位置に戻る。
図8Aに、図7の線8A−8Aにおける一輪自己平衡車両100の横から見た向きが示されている。走行経路200に沿ったこの地点では、一輪自己平衡車両100は、乗り手の質量中心204の左側にある。つまり、乗り手の重量はプラットホーム104の右側に移動している。その結果、プラットホーム104が側方に傾動されて、側方領域154の、乗り手の質量中心204に最も近い部分に沿って、タイヤ128が走行面と接触する。側方領域154が幾分円錐台状になっていることから、一輪自己平衡車両100は右に向きを変える。
図8Bに、図7の線8B−8Bにおける一輪自己平衡車両100の横から見た向きが示されている。走行経路200に沿ったこの地点では、一輪自己平衡車両100は乗り手の質量中心204の下にある。この場合、乗り手は、プラットホーム104の横方向全体にわたって略均等に重量を分散させている。その結果、プラットホーム104が水平になって、中央領域153が走行面と接触する。ただし、一輪自己平衡車両100は、乗り手の質量中心が移動している方向とは異なる方向に走行している。
図8Cに、図7の線8C−8Cにおける一輪自己平衡車両100の横から見た向きが示されている。走行経路200に沿ったこの地点では、一輪自己平衡車両100は、乗り手の質量中心204の右側にある。つまり、乗り手の重量はプラットホーム104の左側に移動している。その結果、プラットホーム104が側方に傾動されて、側方領域154の、乗り手の質量中心204に最も近い部分に沿って、タイヤ128が走行面と接触する。側方領域154が幾分円錐台状になっていることから、一輪自己平衡車両100は左に向きを変える。
当然ながら、一輪自己平衡車両100は、最初から最後まで方向の変更を滑らかに移行する。
上述の実施形態では、タイヤは中央領域を有するが、他の実施形態では、中央円周ラインに沿って互いに当接する側方領域を有する、中央領域の無いタイヤが形成され得ることが理解されよう。
当業者であれば、さらに多くの可能な代替実装形態及び修正形態が存在し、上記の例は1つ又は複数の実装形態の単なる例示であることを理解するであろう。したがって本発明の範囲は、本明細書に添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
100 一輪自己平衡車両
104 プラットホーム
108 フットデッキ表面
112 側方フレーム部材
116 車輪開口
120 車輪組立体
124 車軸
128 タイヤ
132 ハブ
136 タイヤの回転軸
140 貫通孔
144 タイヤの横側面
148 トレッド
152 トレッド溝配列
153 トレッドの中央領域
154 トレッドの側方領域
156 周方向の溝
160 中央円周ライン
164a 横方向の溝
164b 横方向の溝
200 走行経路
204 乗り手の質量中心
302 横断面形状の中央領域
304 横断面形状の第1の側方領域
306 横断面形状の第2の側方領域
当業者であれば、さらに多くの可能な代替実装形態及び修正形態が存在し、上記の例は1つ又は複数の実装形態の単なる例示であることを理解するであろう。したがって本発明の範囲は、本明細書に添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
〔付記1〕
一輪自己平衡車両と共に使用する為のタイヤであって、前記タイヤが、地面と係合するように構成されたトレッドを備えるタイヤ本体を有し、
前記トレッドが、中央領域と、前記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった第1の側方領域と、前記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった第2の側方領域とを有する横断面形状を有し、前記横断面形状は不連続性を実質的に有さず、
前記トレッドが、前記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列を有し、
前記タイヤが、乗り手が乗っている間の前記第1の断面形状及び前記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する、タイヤ。
〔付記2〕
前記トレッド溝配列が、前記中央円周ラインの第1の側にあってその中央円周ラインに隣接する第1の溝パターンと、前記中央円周ラインの第2の側にあってその中央円周ラインに隣接する第2の溝パターンとを含む、付記1に記載のタイヤ。
〔付記3〕
前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、前記中央円周ラインからほぼ横方向に延びる溝を含む、付記2に記載のタイヤ。
〔付記4〕
前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、横方向と周方向だけに延びる複数の溝で構成される、付記3に記載のタイヤ。
〔付記5〕
前記トレッドが、前記タイヤの円周の周りに連続的に延びる稜部を有さない、付記1に記載のタイヤ。
〔付記6〕
前記トレッド溝配列が、少なくとも1つの周方向の溝を含む、付記1に記載のタイヤ。
〔付記7〕
前記横断面形状の前記中央領域が略平坦である、付記1に記載のタイヤ。
〔付記8〕
前記中央領域が、前記トレッドの横幅の少なくとも25パーセントの幅を有する、付記7に記載のタイヤ。
〔付記9〕
前記タイヤが中実である、付記1に記載のタイヤ。
〔付記10〕
前記タイヤがゴムからなる、付記9に記載のタイヤ。
〔付記11〕
前記タイヤが少なくとも約ショア56Aの硬さを有する、付記1に記載のタイヤ。
〔付記12〕
前記中央領域が、前記トレッドの横幅の多くとも50パーセントの幅を有する、付記1に記載のタイヤ。
〔付記13〕
立っている乗り手を支持する為のプラットホームと、
前記プラットホームに回転式に結合され、前記プラットホーム上の立っている乗り手を地面に沿って運ぶ為に電力供給を受ける、モータ付きの車輪組立体と、を備える一輪自己平衡車両であって、前記モータ付きの車輪組立体が、前記地面と係合するように構成されたトレッドを備えるタイヤ本体を有するタイヤを含み、
前記トレッドが、中央領域と、前記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった第1の側方領域と、前記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった第2の側方領域とを有する横断面形状を有し、前記横断面形状は不連続性を実質的に有さず、
前記トレッドが、前記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列を有し、
前記タイヤが、乗り手が乗っている間の前記第1の断面形状及び前記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する、車両。
〔付記14〕
前記トレッド溝配列が、前記中央円周ラインの第1の側にあってその中央円周ラインに隣接する第1の溝パターンと、前記中央円周ラインの第2の側にあってその中央円周ラインに隣接する第2の溝パターンとを含む、付記13に記載の車両。
〔付記15〕
前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、前記中央円周ラインからほぼ横方向に延びる溝を含む、付記14に記載の車両。
〔付記16〕
前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、横方向と周方向にだけ延びる複数の溝で構成される、付記15に記載の車両。
〔付記17〕
前記トレッドが、前記タイヤの円周の周りに連続的に延びる稜部を有さない、付記13に記載の車両。
〔付記18〕
前記トレッド溝配列が、少なくとも1つの周方向の溝を含む、付記13に記載の車両。
〔付記19〕
前記横断面形状の前記中央領域が略平坦である、付記13に記載の車両。
〔付記20〕
前記中央領域が、前記トレッドの横幅の少なくとも25パーセントの幅を有する、付記19に記載の車両。
〔付記21〕
前記タイヤが中実である、付記13に記載の車両。
〔付記22〕
前記タイヤがゴムからなる、付記21に記載の車両。
〔付記23〕
前記タイヤが少なくとも約ショア56Aの硬さを有する、付記13に記載の車両。
〔付記24〕
前記中央領域が、前記トレッドの横幅の多くとも40パーセントの幅を有する、付記13に記載の車両。

Claims (24)

  1. 一輪自己平衡車両と共に使用する為のタイヤであって、前記タイヤが、地面と係合するように構成されたトレッドを備えるタイヤ本体を有し、
    前記トレッドが、中央領域と、前記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった第1の側方領域と、前記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった第2の側方領域とを有する横断面形状を有し、前記横断面形状は不連続性を実質的に有さず、
    前記トレッドが、前記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列を有し、
    前記タイヤが、乗り手が乗っている間の前記第1の断面形状及び前記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する、タイヤ。
  2. 前記トレッド溝配列が、前記中央円周ラインの第1の側にあってその中央円周ラインに隣接する第1の溝パターンと、前記中央円周ラインの第2の側にあってその中央円周ラインに隣接する第2の溝パターンとを含む、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、前記中央円周ラインからほぼ横方向に延びる溝を含む、請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、横方向と周方向だけに延びる複数の溝で構成される、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記トレッドが、前記タイヤの円周の周りに連続的に延びる稜部を有さない、請求項1に記載のタイヤ。
  6. 前記トレッド溝配列が、少なくとも1つの周方向の溝を含む、請求項1に記載のタイヤ。
  7. 前記横断面形状の前記中央領域が略平坦である、請求項1に記載のタイヤ。
  8. 前記中央領域が、前記トレッドの横幅の少なくとも25パーセントの幅を有する、請求項7に記載のタイヤ。
  9. 前記タイヤが中実である、請求項1に記載のタイヤ。
  10. 前記タイヤがゴムからなる、請求項9に記載のタイヤ。
  11. 前記タイヤが少なくとも約ショア56Aの硬さを有する、請求項1に記載のタイヤ。
  12. 前記中央領域が、前記トレッドの横幅の多くとも50パーセントの幅を有する、請求項1に記載のタイヤ。
  13. 立っている乗り手を支持する為のプラットホームと、
    前記プラットホームに回転式に結合され、前記プラットホーム上の立っている乗り手を地面に沿って運ぶ為に電力供給を受ける、モータ付きの車輪組立体と、を備える一輪自己平衡車両であって、前記モータ付きの車輪組立体が、前記地面と係合するように構成されたトレッドを備えるタイヤ本体を有するタイヤを含み、
    前記トレッドが、中央領域と、前記タイヤの第1の横側面に向かってテーパ状になった第1の側方領域と、前記タイヤの第2の横側面に向かってテーパ状になった第2の側方領域とを有する横断面形状を有し、前記横断面形状は不連続性を実質的に有さず、
    前記トレッドが、前記タイヤの中央円周ラインに対して非対称である非方向性トレッド溝配列を有し、
    前記タイヤが、乗り手が乗っている間の前記第1の断面形状及び前記第2の断面形状の変形を実質的に防止するように選択された硬さを有する、車両。
  14. 前記トレッド溝配列が、前記中央円周ラインの第1の側にあってその中央円周ラインに隣接する第1の溝パターンと、前記中央円周ラインの第2の側にあってその中央円周ラインに隣接する第2の溝パターンとを含む、請求項13に記載の車両。
  15. 前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、前記中央円周ラインからほぼ横方向に延びる溝を含む、請求項14に記載の車両。
  16. 前記第1及び第2の溝パターンがそれぞれ、横方向と周方向にだけ延びる複数の溝で構成される、請求項15に記載の車両。
  17. 前記トレッドが、前記タイヤの円周の周りに連続的に延びる稜部を有さない、請求項13に記載の車両。
  18. 前記トレッド溝配列が、少なくとも1つの周方向の溝を含む、請求項13に記載の車両。
  19. 前記横断面形状の前記中央領域が略平坦である、請求項13に記載の車両。
  20. 前記中央領域が、前記トレッドの横幅の少なくとも25パーセントの幅を有する、請求項19に記載の車両。
  21. 前記タイヤが中実である、請求項13に記載の車両。
  22. 前記タイヤがゴムからなる、請求項21に記載の車両。
  23. 前記タイヤが少なくとも約ショア56Aの硬さを有する、請求項13に記載の車両。
  24. 前記中央領域が、前記トレッドの横幅の多くとも40パーセントの幅を有する、請求項13に記載の車両。
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