JP2019517285A - 流体収集システムおよび使用方法 - Google Patents

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Abstract

保管および最終的な処理のために流体を容器に引き込むのに吸引を利用することができる流体収集システムおよび方法が開示されている。システムは、流体を負圧下で収集、保管、および輸送することができるチャンバーを提供するために、剛性または半剛性のキャニスターを利用することができる。システムは、キャニスターの壁から流体および液体廃棄物を隔離するために、使い捨てのまたは再使用可能な可撓性、半剛性、または剛性のライナーを利用することができる。様々な実施形態において、単一のキャニスター組立体または複数のキャニスター組立体のいずれかがマニホールドに装着され、マニホールドは各キャニスター組立体を支持し且つ/または各キャニスター組立体の吸引源への接続を提供するように構成される。

Description

本明細書で開示される流体収集システムおよび方法は、医療流体収集、処理および他の関連する方法の分野に関することができ、より具体的には、特定の態様は、様々な流体および液体廃棄物を直接的または間接的に入れるためのキャニスターを利用する医療廃液の収集および/または処理システムに関することができ、このようなキャニスターは、キャニスター壁から流体を隔離するための可撓性、半剛性または剛性のライナーを含むことができる。
優先権の主張
本出願は、2016年4月25日に出願された「チューブレスタンデムコネクターを有する流体収集吸引キャニスターシステムおよび関連する方法」という発明の名称の米国仮出願第62/327,435号(その全内容が参照により本明細書に組み込まれる)に対する優先権および利益を主張し、2016年8月28日に出願された「流体収集システムおよび使用方法」という発明の名称の米国仮出願第62/380,472号(その全内容が参照により本明細書に組み込まれる)に対する優先権および利益を主張し、2016年8月28日に出願された「流体収集システムおよび使用方法」という発明の名称の米国仮出願第62/380,474号(その全内容が参照により本明細書に組み込まれる)に対する優先権および利益を主張する。
手術室、救急処置室および他の医療施設を含み得る医療環境は、液体廃棄物を発生する。液体廃棄物は、血液および他の体液、灌注液、または浮遊物および他の様々な粒子などの他の流体を含み得る、患者の身体から取り除かれた分泌物を含み得る。関連技術の典型的な廃棄物キャニスターは、負圧(本明細書では区別なく「吸引(力)」または「真空」とも称する)が連通されてキャニスターの内部に負圧を生じさせて排出部位または手術部位から或いはその付近から流体および液体廃棄物を吸引または排出する保管容器である。蒸気、煙、粒子、および小さな固形物も一般的に吸引キャニスターに吸い込まれる。固体を含む気体は、一般的にろ過され、キャニスターから排出され、一方、流体および液体廃棄物はキャニスターに集められる。キャニスターシステムは、流体および液体廃棄物をキャニスター壁から隔離するために、可撓性、半剛性または剛性のライナーを含むことができる。可撓性ライナーは、しばしば、広げられた状態で或いは圧縮されまたは折り畳まれた状態で蓋に固定されており、キャニスター壁の内側に収まるように広げることができる。液体および液体廃棄物は、蓋またはキャニスターにあるポートを通って入り、キャニスターまたはライナーを満たすことができる。使用後、可撓性または半可撓性のライナーを密封し、キャニスターから取り出し、所望の方法で廃棄することができる。流体および液体廃棄物をキャニスターの外壁から隔離するシステムにおいて、キャニスターを複数の新しい蓋および/またはライナー組立体と共に再使用することができる。キャニスターは、取り外して廃棄するかまたは定期的に消毒して再使用することができる。
個別に使用すると、キャニスター組立体は、一般的に、通常の使用のために少なくとも2つのポート、(1)キャニスターの内部に吸引を加えるための真空または吸引ポートおよび(2)流体がキャニスターの内部に入ることを可能にする患者ポートを必要とする。しかしながら、流体容積が単独のキャニスターの能力を超える場合、第1キャニスターが容量まで満たされると、第1キャニスターに集められた余分な流体がタンデム接続、一般的に第1蓋のタンデムポート(直立ポートとしても知られている)と第2蓋の患者ポートとの間のタンデムチューブ接続を通して第2キャニスターに引き込まれるように、複数のキャニスターが一般に直列配置で(すなわち、縦一列になって)接続される。一般に、特定の医療処置(例えば、手術)中に生成される大量の流体を収容するために、6つ以上のキャニスターが直列に接続される。現在、様々なポートを真空源、患者または流体収集器具、および他の直列接続されたキャニスターのいずれかに接続するのに、端部取付具に連結された可撓性チューブが一般的に使用されている。一般的に、関連技術において、上述の流体収集システムおよび方法は、単独のまたは複数のキャニスターの内部に負圧を生成するための真空システムを含む。チューブは、流体および液体廃棄物の容量を増加させるために一連のキャニスターを接続することができる。一連のキャニスターを使用する場合、各キャニスターを接続するのに相当な数のチューブが必要なことがある。多数のチューブの使用、取り付け、取り外しは視覚的に魅力的でなく、気を散らせ、危険である。複数のキャニスターを接続するプロセスは複雑で時間がかかるため、単独または一連のキャニスターをセットし且つ接続する改良されたシステムが必要である。
特に、本開示の様々な態様は、保管および最終的な処理のために流体を容器に引き込むのに吸引を利用する流体収集システムを含むことができる。システムは、流体を負圧下で収集、保管、および輸送することができるチャンバーを提供するために、剛性または半剛性のキャニスターを利用することができる。本開示の特定の態様において、システムは、流体および液体廃棄物をキャニスターの壁から隔離するために、使い捨てのまたは再使用可能な可撓性、半剛性、または剛性のライナーを利用することができる。このようなキャニスターおよびライナーは、使い捨てまたは再利用可能である。
一態様において、システムは、少なくともキャニスター本体および蓋を含む1つ以上のキャニスター組立体を含む。蓋は、キャニスター本体にある開口を覆い、キャニスター本体と共に密封を形成することができる。キャニスター本体および蓋は、締まり嵌め、キャニスター本体および蓋に設けられた噛み合うねじ山、キャニスターと蓋との間のロック接続を形成するための変形可能なタブ、および/または蓋とキャニスターとの間の確実な接続を可能にするのに適した任意の他の方法および特徴を用いて取り付けられるように構成されることができる。キャニスター本体または蓋は、キャニスター本体と蓋との間の確実な接続を示すために、可視、可聴、または他の表示を含むことができる。一部の実施形態において、キャニスターの内部に加えられた吸引の結果としてキャニスター本体および蓋がシールを形成するように構成されることができるので、確実な接続は必要とされない。
各蓋および/またはキャニスターは、1つ以上の真空ポート、すなわち真空源を取り付けるための接続部と、1つ以上の患者または器具ポート、すなわち患者の流体吸引器具または排液チューブなどの流体源に接続するための接続部とを含むことができる。各蓋は、患者ポートまたは隣接するキャニスター組立体の別個のタンデム受け側ポートのいずれかに接続するためのタンデムポートをさらに含むことができる。各タンデムコネクターおよび患者/タンデム受け側ポートは、第1キャニスターのタンデムコネクターが流体保管能力を増大させるために隣接する容器の患者/タンデム受け側ポートに接続するタンデム配置で複数のキャニスターを使用することができるように、相互作用するように構成されることができる。本明細書に開示されている特徴の多くは、流体がキャニスター自体に直接集められるようにライナーがないキャニスターシステムに関連しても実施され得ることが、当業者には理解されるであろう。
ポートは、マニホールドまたは別のキャニスター組立体に直接的に、或いはキャニスター本体を介して、または例えば可撓性、剛性、または半剛性のチューブを使用して間接的に接続することができる。蓋はまた、凝固剤を受け入れまたは収容するための開口部またはホルダーを含むことができ、開口部またはホルダーは、別個の構成要素として蓋に装着されるか、蓋に成形されるかまたは取り付けられることができる。蓋は、ハンドルをさらに含むことができ、ハンドルは、蓋と一体的に形成されるか、蓋に固定されるかまたは旋回可能に取り付けられることができる。
1つの例示的な構成において、各キャニスター組立体は、蓋に永久にまたは取り外し可能に取り付けられた可撓性または半可撓性のライナーを有する剛性または半剛性の蓋を含む。蓋およびライナー組立体は、剛性または半剛性のキャニスターに嵌合するように、且つ剛性または半剛性のキャニスターから別々に取り外し可能であるように構成される。これらの構成において、ライナーの内部に負圧が加えられると、ライナーがつぶれたり部分的につぶれる可能性がある。したがって、ライナーの外側とキャニスター壁の内面との間の空間(一般に本明細書では「間隙空間」と称する)に、間隙空間に負圧が形成されるように吸引を加えることが有利であり得る。間隙空間内の負圧は、ライナーを内側キャニスター壁に向かって外側に引っ張り、ライナーの内部に負圧が存在するときにライナーがつぶれるのを防ぐ。
1つの非限定的な態様は、マニホールドに装着された単一のキャニスター組立体または複数のキャニスター組立体のいずれかを含み、マニホールドは、キャニスター組立体を支持し且つ/または各キャニスター組立体のための吸引源への接続を提供するように構成される。1つの構成において、マニホールドは、医療施設の中央真空システムまたはマニホールドと一体であるかもしくはマニホールドに接続された独立した真空発生器のような、主吸引源と連通する共通吸引チャンバーを提供する。マニホールドは、共通吸引チャンバーから分岐する複数の吸引流路を含むことができる。各吸引流路は、1つ以上のキャニスター組立体に吸引を供給するための補助真空源を提供する。また、マニホールドは、主吸引チャンバーおよび/または1つ以上の補助真空源接続部に供給される吸引量またはそれらのオン/オフ状態を個別に制御するための1つ以上の弁を含むことができる。別の態様において、マニホールド本体は、真空経路の各補助真空源接続部との連通を選択的に開閉するための、レバー、スイッチ、またはボタンによって操作可能な弁を含む。スイッチまたはボタンは、視覚的な印を含むか、あるいは真空経路を制御する弁が開いているかまたは閉じていることを他の方法でユーザーに示すことができる。補助真空源は、対応するキャニスターが満杯になると自動的に遮断するように構成されることもできる。
一部の変形例において、主真空源によって供給される吸引は、補助真空源接続を介してマニホールドを通って各キャニスター組立体に分配されることができる。補助真空源接続部は、蓋、キャニスター本体、またはその両方を介して、間隙空間およびライナーの内部と連通することができる。補助真空源接続部は、間隙空間またはライナーの内部に個別に吸引を提供することができる。代わりに、補助真空源接続部は、ライナーの内部および間隙空間の両方に吸引を提供することができる。また、単一の容器のみが使用される変形例において、主真空源は、蓋またはキャニスター本体の一方または両方を介してライナーの内部および/または間隙空間に直接接続されることができる。本明細書に開示されている特徴の多くは、流体がキャニスター自体の内部に直接集められるようにライナーがないキャニスターシステムに関連しても実施され得ることが、当業者には理解されるであろう。
キャニスター、蓋/ライナーおよびマニホールドは、様々な構成で配置されることができ、システムは、マニホールドに対して所望の向きで単一のキャニスター組立体または複数のキャニスター組立体のいずれかを支持するための複数の装着オプションを有することができる。一部の変形例において、装着構造は、1つ以上のキャニスターおよび/または蓋を、他の装着されたキャニスターおよび/または蓋に対して固定された位置および向きに保持することができる。キャニスター組立体または複数のキャニスター組立体の装着は、キャスター付きスタンドもしくはカートなどの可動ホルダー、または壁ブラケットもしくは表面実装などの固定ホルダーを含むことができる。一態様において、各キャニスター組立体のホルダーの装着部は、ユーザーがキャニスターおよび/または蓋をホルダー内に送達するとき、ホルダーがキャニスター本体および/または蓋に接触して安定して保持するように、キャニスターおよび/または蓋の対応する装着部と実質的に一致する形状にされることができる。別の構成において、ホルダーおよび/またはマニホールドは、キャニスターの蓋から突出する延長部と接触することができる。他の態様は、キャニスター本体から突出する延長部と接触するホルダーおよび/またはマニホールドを含むことができる。装着部は、キャニスター組立体を支持するためにマニホールド本体またはホルダー上の対応する装着部に嵌合することができる。上述の装着オプションの各々は、吸引チューブ、チューブコネクター、ヤンカウアーのような吸引器具、凝固剤および/または殺菌剤、および他の関連する付属品を含む様々な付属品を装着するための保管部を含むことができる。保管部の非限定的な例は、フック形ブラケット、引出し、または棚を含むことができる。
様々な構成が、上述の装着オプションに対応し得る。例えば、キャニスター本体は、内部真空通路を含み得る突出した装着部を有することができる。内部真空通路は、共通吸引チャンバーまたは補助真空源通路のいずれかと連通することができる。様々な実施形態において、補助真空源通路は、それぞれが単一のキャニスター組立体に吸引を伝達するための別々の補助真空源接続部につながる別々の通路に分岐することができる。これらの構成において、第1開口部は、キャニスター本体内に位置する内部通路を介して直接的に、またはライナーの外部とキャニスターの壁の内部との間に位置する蓋の間隙開口と連通する蓋内の通路を介して、間隙空間に吸引を伝達することができる。マニホールド内の第2開口部は、ライナーの内部に吸引を供給するために蓋の内部通路と連通することができる。一部の実施形態において、マニホールド内の第2開口部は、ライナーの内部に吸引を供給するために蓋の内部通路と連通するキャニスター本体の第2内部通路と連通することができる。
様々な他の構成において、吸引は、蓋の単一の接続部でキャニスター組立体に提供されることができ、蓋を通して、ライナーとキャニスター本体との間に位置する間隙吸引開口部に送られることができ、蓋に加えられた吸引は、ライナーの内部にも連通するようにさらに送られることができる。代わりに、吸引は、キャニスター本体の単一の接続部で提供されることができ、キャニスター本体の通路を介して間隙空間に送られることができる。キャニスター本体に加えられた吸引は、ライナーの内部と連通している蓋の通路にも連通するように、キャニスター本体の内部通路の分岐部を通してさらに送られる。代わりに、間隙空間に加えられた吸引は、ライナーの外側と内側のキャニスター壁との間に位置する蓋の開口部を有する蓋の通路を介してライナーの内部に伝達されることができる。
特定の態様において、蓋は、蓋の中央部から遠位側に外方に延びる実質的に剛性の突出部材を含む。真空ポートが、突出部材の遠位部に設けられ、装着インターフェースに装着されたキャニスターに蓋を接続する際に、または予め組み立てられたキャニスター、蓋、およびライナー組立体を装着インターフェースに装着する際に、装着インターフェースに設けられた相手方の真空ポートに接続するように構成される。特定の態様において、突出部材、または別の突起を持つ機構は、キャニスター組立体を1つ以上の所定の向きでのみブラケットまたはスタンドに装着されることができるように構成される。これら所定の向きは、装着インターフェースおよび他の装着されたキャニスター組立体に対する、蓋の患者ポート、真空ポート、およびタンデムポートの一貫した位置決めおよび配向を保証するために実施されることができる。
特定の態様において、流体収集システムは、複数のキャニスター組立体を支持するように構成された支持スタンドを含む。ブラケットまたは支持スタンドは、それらに装着された他のキャニスター組立体に対してキャニスター組立体を所定の位置および向きに保持するように構成されることができる。この特徴は、各キャニスター組立体の患者ポートおよびタンデムポートの互いに対する位置および方向の一貫性を確実にするために実施されることができる。より具体的には、これらの特徴は、装着された第1キャニスター組立体のタンデムポートまたは患者ポートが、第1キャニスター組立体に隣接して装着された第2キャニスター組立体のタンデムポートに対して所定の位置および向きにあること、第2キャニスター組立体の患者ポートは、第2キャニスター組立体に隣接して装着された第3キャニスター組立体のタンデムポートに対して所定の位置および向きにあることを確実にするために実施されることができる。この構成は、管接続の一貫した位置決めを提供し、それによって、直列に接続された流体収集キャニスターシステムの組み立ておよび使用を簡単にし、人為的ミスの可能性をさらに低減する。
上述したような複数の直列接続されたキャニスターシステムの所定の位置決めおよび配向は、従来の柔軟なチューブタンデムコネクターと共に実施することができるが、キャニスターポートの互いに対する所定の距離および向きは、有利なことにより剛性の高いタンデムコネクターの使用を可能にする。特定の態様において、流体収集システムは、第1キャニスター組立体の第1蓋に連結された剛性のまたは少なくとも半剛性のタンデムコネクターアームを含む。特定の態様において、アームは、近位端にあるポートと、遠位端にあるポートと、これらの近位ポートと遠位ポートを互いに連通させる流路または通路とを含む。アームの近位端は、第1蓋と回転可能に連結され、近位ポートは、第1蓋の相手方のポートと協働して、第1キャニスター組立体ライナーの内部をアームの遠位ポートと連通させる。アームは、遠位ポートが隣接するキャニスター組立体の対応するタンデムポートまたは患者ポートと係合して、隣接するキャニスター組立体の内部を第1キャニスター組立体の内部と連通させ、それにより2つのキャニスター組立体間のタンデム接続を完成するように、その近位端の周りで回転するように構成されることができる。アームもしくは蓋、またはアームと蓋の両方は、アームを伸長させる(すなわち、蓋の中心から離れるように回転させる)と開き、キャニスター組立体内に集められた流体の漏れを防ぐためにアームを収縮させると閉じるように構成された弁を含む。
開示された様々な態様は特定の医療廃棄物収集処理装置および/または方法に関連して記載されているが、当業者は、本開示の態様が医療用および/または非医療用の洗浄装置およびプロセスを含み得る他の好適な医療および非医療用途に使用できることを理解するであろう。
本開示の実施形態は、本開示のシステム、装置および方法の様々な詳細に目を向けさせる以下の図面によって説明される。本開示の様々な態様の例示的な特徴および利点は、以下の説明、特許請求の範囲および図面によってよりよく理解されるであろう。
本開示の態様による、マニホールド本体の対応する装着インターフェースに放射状に装着された複数の吸引キャニスター組立体を含む例示的な流体収集システムの斜視図である。 本開示の態様によるキャニスター組立体およびマニホールド組立体の分解図である。 本開示の態様による、マニホールドに装着されたキャニスター組立体を含む、図1の例示的な流体収集システムの断面図である。 本開示の態様による、真空経路、マニホールド組立体、およびキャニスターとマニホールド本体との境界面を示す、図1および2の例示的な流体収集システムの斜視断面図である。 本開示の態様による、マニホールド内の真空を制御するために使用され得る例示的な弁を示す。 本開示の態様による、マニホールド内の真空を制御するために使用され得る別の例示的な弁の斜視図である。 本開示の態様による、マニホールド本体の対応する装着インターフェースに直線的に装着された複数の吸引キャニスター組立体を含む別の例示的な流体収集システムの斜視図である。 本開示の態様によるキャニスター組立体の分解図である。 本開示の態様によるマニホールド組立体の分解図である。 本開示の態様による、マニホールドに装着されたキャニスター組立体を含む、図6の例示的な流体収集システムの断面図である。 本開示の態様による、図6の例示的な流体収集システムのマニホールドの断面図である。 別の例示的な流体収集システムの斜視図である。 本開示の態様によるキャニスター組立体の詳細図である。 本開示の態様によるキャニスターの斜視図である。 本開示の態様による蓋およびライナー組立体の斜視図である。 本開示の態様による蓋の斜視図である。 本開示の態様による蓋の上面図である。 本開示の態様による蓋の底面斜視図である。 本開示の態様による蓋の底面図である。 本開示の態様による流体収集システムの詳細斜視図である。 本開示の態様による流体収集システムの断面図である。 本開示の態様による蓋の正面図である。 本開示の態様による蓋の側面図である。 本開示の態様による蓋の斜視図である。 本開示の態様による蓋の上面図である。 本開示の態様による蓋の側面図である。 本開示の態様による蓋の正面図である。 本開示の態様による蓋組立体の斜視図である。 本開示の態様による蓋の底面図である。 本開示の態様による蓋の底面斜視図である。 本開示の態様による蓋の底面図である。 本開示の態様による蓋の斜視図である。 本開示の態様による蓋の上面図である。 本開示の態様による蓋の側面図である。 本開示の態様による蓋の正面図である。 本開示の態様による蓋の斜視図である。 本開示の態様による蓋の側面図である。 本開示の態様による蓋の正面図である。 本開示の態様によるキャニスター組立体の斜視図である。 本開示の態様による流体収集システムの斜視図である。 本開示の態様による流体収集システムの詳細斜視図である。 本開示の態様によるキャニスター組立体の斜視図である。 本開示の態様によるキャニスター組立体の詳細斜視図である。 本開示の態様による流体収集システムの詳細斜視図である。 本開示の態様によるキャニスター組立体の詳細斜視図である。 図46A〜46Cは、本開示の態様による化学薬品放出機構の図である。
図面は、本開示のシステムおよび方法の例示的な実施形態の図式的且つ概略的な表現であり、限定的なものでなく、必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
添付の図面に関連して以下に述べる詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念を実施できる構成のみを表すことを意図するものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらすために具体的な詳細を含む。しかしながら、当業者には、これらの概念がこれらの特定の詳細なしで実施され得ることが明らかであろう。
本明細書で開示されるシステムおよび装置の様々な態様は、互いに接続、連結、取り付け、結合および/または接合された構成要素を説明することによって説明されることができる。本明細書で使用される場合、用語「接続される」、「連結される」、「取り付けられる」、「結合される」および/または「接合される」は、2つの構成要素の間の直接的な接続、または必要に応じて、介在する構成要素または中間的な構成要素を介した互いに間接的な接続を示すために区別なく使用される。また、特に指定しない限り、これらの用語は、2つの構成要素の間で1つ以上の自由度が堅固に拘束されない接続(例えば、旋回接続、並進接続、旋回および並進接続、弾性接続、可撓接続など)、または2つの構成要素の間ですべての自由度が拘束されるかまたは実質的に拘束される剛性接続または実質的な剛性接続を示すために区別なく使用される。
「下」または「下部」、「上」または「上部」、および「垂直」または「水平」などの相対的な用語は、図面に示される別の要素に対する1つの要素の関係を説明するために本明細書で使用され得る。相対的な用語は、図面に描かれている向きに加えて、システムおよび装置の異なる向きを包含するよう意図されていることが理解されるであろう。例として、図面に示される流体収集システムの態様を裏返す場合、他の要素の「下部」側にあるものとして記載された要素は、関連する図面に示されるように他の要素の「上部」側に向けられる。したがって、「下部」という用語は、図面の特定の向きに応じて、「下部」および「上部」の向きの両方を包含することができる。
本明細書で使用される「流体」という用語は、単に熱力学的および/または流体力学的な意味で定義された物質の状態を指すものに限定されない。「流体」という用語はまた、液状媒体(例えば、灌注流体もしくは血液、または他の液体)の有無にかかわらず偶然に流れ得るかまたは液状媒体を用いて意図的に集められ得る、任意の固体粒子または気体を含むことができる。例えば、流体収集システムが外科的処置において使用される場合、「流体」という用語は、液状媒体(例えば、灌注流体、血液、および患者からの他の体液)と、限定するものではないが、レーザーの使用、焼灼および/または他の医療処置に関連して発生し得るような、患者の身体から除去された切除された組織または煙または他の微粒子および/または気体と混合された有害な粒子を含む任意の固体粒子の組み合わせを指すことができる。本明細書で使用する「流体」という用語はまた、液状媒体、固体粒子、煙、気体、微粒子、およびそれらの組み合わせを指すことができる。
本明細書で使用する「間隙空間」という用語は、キャニスターの内部とライナーの外面との間の空間と流体連通しているが、キャニスターの内部とライナーの外部との間に必ずしも直接配置されない空間を包含することを意図している。例えば、特定の実施形態において、蓋は、キャニスターの内部に向かって下方に延び且つキャニスターの壁から内方にずらされているスカートを含むことができる。ライナーは、キャニスターの内部とスカートの外部との間に空間が画定されるように、スカートの下端に固定されることができる。間隙空間は、間違いなくキャニスターの内部とライナーの外部との間に直接配置されていなくても、そのような空間を含むことが意図されている。
本開示の態様による1つの例示的な流体収集システムを図1〜3に示す。図1(a)および1(b)に示される非限定的な態様は、各々が開口部125を含むキャニスター本体112と、キャニスター開口部125を実質的に密閉するように構成された蓋111とを有する複数のキャニスター組立体101を有する流体収集システム100を含む。各キャニスター組立体101は、マニホールド本体116および/またはマニホールド基部114に装着される。各蓋111は、付属開口部104とタンデムポート106とを含むことができる。付属開口部104は、非限定的な例として、集められた流体から試料を採取するか、もしくは集められた流体を排出するか、または集められた廃液に凝固剤または殺菌剤を導入するために使用されることができる。タンデムポート106は、一般的に、複数のキャニスター組立体を直列に接続するために使用されることができるが、容器本体または蓋に取り付けられたライナーのいずれかを空にするために使用されることもできる。蓋111は、少なくとも1つの収集ポート110(本明細書では患者ポート110と称する)を含む。図1(a)および1(b)に示す実施例において、蓋111は、真空源からライナーの内部へ吸引を伝達する蓋真空通路107を含む。各蓋は、ハンドルまたはホルダー102と、1つ以上のポートキャップ121とをさらに含むことができ、ポートキャップ121は、蓋111と一体的に成形されるか、もしくは蓋111に繋がれるか、または別個の部品として提供されることができる。
図1(b)に示すように、キャニスター組立体101は、集められた流体を受け取り且つそのような流体をキャニスター112の内面から隔離するためのライナー113をさらに含むことができる。キャニスター112はまた、マニホールド119のキャニスター受け部117にキャニスターを装着するための装着部109を含むことができる。装着部109は、任意選択で、容器の装着部109がキャニスター受け部117と係合したときにマニホールド補助真空源コネクター115と真空を伝達するための真空開口部109aを含むことができる。
図1(a)および1(b)に示すように、マニホールド119は、真空源蓋118と、マニホールドをシステム100の主真空源と連通させるための真空源コネクター120とをさらに含むことができる。蓋118は、図2および3に示すように、共通真空チャンバー123を囲むことができる。マニホールド119は、補助真空源経路(図2に示す例示的な補助真空源通路208参照)を介した共通真空チャンバー123と各キャニスター組立体101との間の吸引の伝達を個別に制御するための1つ以上の真空制御弁122をさらに含むことができる。
図1〜3に示すように、マニホールド119は、マニホールド基部114と、マニホールド本体116とを含むことができる。マニホールド本体116は、マニホールド基部114内の補助真空源コネクター115と連通する補助真空源通路208をさらに含むことができる。マニホールド本体116は、キャニスター装着部109を受けるための単一または複数のキャニスター受け部117を含むことができる。各装着部109は、マニホールド本体116のガイド溝128(図3参照)内に受け入れられ得るガイドフランジ131または類似の取付機構を含むことができる。装着部109は、キャニスター112がマニホールド本体116に装着されたときにマニホールド本体116の横方向の面との接触によってキャニスター112の動きを制限する止め具133をさらに含むことができる。各キャニスター受け部117は、基部130をさらに含むことができ、基部130は、キャニスターがマニホールド本体116に装着されたときに各キャニスター112のキャニスター装着基部136(図3参照)に接触することができる。キャニスターとマニホールド本体との嵌合部は、締まり嵌め、テーパー状要素、弾性タブまたはキャッチおよび対応するスロットのような解除可能なロック機構、および要素を互いに解放可能に固定するための他の様々な機構を使用することによって確実に係合することができることが、当業者には理解されるであろう。また、装着部109は、マニホールド本体116のキャニスター受け部117のコネクター受け部134に受け入れられるコネクター部135(図3参照)を含むことができる。例えば、コネクター部135およびコネクター受け部134は、嵌め合い係合のための相補的なテーパー面形状を有することができる。装着部109とキャニスター受け部117との間の上述の合わせ面は、任意選択で、補助真空源コネクター115とキャニスター装着部109の真空開口部109aとの境界面を実質的に密閉するための単一または複数のシールをさらに含むことができる。
各蓋111は、蓋111に恒久的にまたは取り外し可能に取り付けられる可撓性または半可撓性のライナー113を有することができる。ライナー113は、キャニスター112内に嵌合するように且つキャニスター112から別個に取り外し可能であるように構成されることができる。図1〜3に示す例示的な構成において、各キャニスター112の装着部109は、対応する補助真空源コネクター115と連通する主真空通路204を含む。間隙真空通路202が、キャニスター112の装着部109に設けられた接合部206において主真空通路204から分岐している。間隙真空通路202は、間隙空間200に吸引を伝達する。吸引は、キャニスター装着部109(図2参照)の主真空通路204と連通する蓋真空通路107を介してライナー113の内部に加えられる。蓋通路107は、壁部として蓋真空通路キャップ108を含むことができる。蓋真空通路キャップ108は、蓋111の本体に対して恒久的に封止されるか、または蓋111の本体から分離可能であることができる。
図1〜3の例示的なシステムにおいて、フィルターおよび/または流体弁および/または他の機構が、蓋通路107の延長端部内または延長端部に配置されることができる。このフィルター/弁138は、間隙の負圧とライナー113の内部における負圧との間に圧力差を生じさせるのに役立ち得る。具体的には、この圧力差は、間隙空間200においてライナー113よりも大きな負圧(すなわち、強い吸引)を生じさせ、それによってライナー113をキャニスター112の壁112aに向けて引っ張り、ライナー113がその内部に存在する負圧の結果として崩壊するのを防ぐ。フィルター/弁138はまた、吸引された気体から蒸気、小さな固形物質、および他の微粒子を濾過して、キャニスター、マニホールド、および真空ポンプなどの下流の構成要素の汚染および下流の構成要素への他の損傷を防ぐ。一部の実施形態において、例えば、フィルターは、疎水性フィルターおよび/または親水性フィルターであることができる。本開示の態様に従って使用可能な例示的なフィルターは、参照により本明細書に組み込まれている米国特許第6,780,309号明細書に開示されている。フィルターおよび/または逆止弁または他の装置は、ライナー113に集められた流体の高さがフィルターの高さまで上昇したときに、主吸引源通路204を閉じるための自動弁として機能することもできる。1つの好適な弁装置は、液体と接触すると気密シールを形成するように膨らむ親水性材料を含み、気密シールは、ライナーの内部への吸引の供給を遮断し、流体がキャニスターおよびマニホールドの通路に入り、それによりシステムの再利用可能な構成部品を汚染または他の方法で損傷させることを防ぐ。本開示の態様に従って使用可能な主吸引源を閉じるための例示的な弁が、参照により本明細書に組み込まれている米国特許第4,384,580号明細書に開示されている。また、主吸引源を閉じる弁は、参照により本明細書に組み込まれている米国特許第6,808,515号明細書に開示されているようなフロートであることができる。弁は、フィルターと別体であることができ、または弁とフィルターが互いに取り付けられるかもしくは互いに接触して配置されることができる。フィルターおよび弁は、互いに一体化されることもできる。例えば、フィルター/弁本体は、フィルター/弁が集められた流体などの液体と接触し、その時点でフィルター/弁が閉じ、それによりフィルター本体を通る流体だけでなく気体の通過も防止することができるまで、フィルター本体を通過することが許される気体から固体および微粒子を濾過する単一材料または複合材料を含むことができる。上述の圧力差を生成するために任意の等価なシステムを使用することができ、本開示の上記の態様はフィルターに限定されないことが、当業者には理解されるであろう。
蓋真空通路107は、蓋111を貫通して設けられることができ且つ主真空通路204に接続することができ、主真空通路204は、装着部109の本体に設けられた接合部206において間隙真空通路202に接続する。マニホールド本体の補助真空源通路208は、主真空源と通路部202、204との手動のまたは他の制御を可能にする制御弁122を含むことができる。マニホールド本体116および/またはマニホールド基部114は、制御弁122を恒久的にまたは取り外し可能に収容するための制御弁受け部124(図1(b)参照)を含むことができる。制御弁受け部124は、制御弁122内の通路が弁によって流体連通を可能にするかまたは制御弁122によって流体の通過を阻止することを選択的に可能にするように、制御弁122が受け部に設置されたときに例えば回転軸の周りで回転できるように構成されることができる。
本開示の範囲内で様々な代替的な真空通路の構成を実施できることが、当業者には理解されるであろう。例えば、様々な実施形態を、各通路がマニホールドの別々の補助真空源通路と連通するように、間隙真空通路が主真空通路から分離してキャニスターを通るように構成されることができる。別個の補助真空源通路は、独立して共通真空チャンバーに導かれることができ、または共通真空チャンバーに到達する前に上流の接合部または補助真空チャンバーで互いに合流することができる。別の例として、様々な実施形態において、間隙真空通路は、キャニスター本体を通って、マニホールドにある第1真空接続部に独立して導かれることができ、主真空通路は、蓋を通って、マニホールドにあるかまたはマニホールドとは別の第2真空接続部に直接接続するように構成された蓋の開口部に導かれることができる。
図4(a)および4(b)に、本開示の態様による、部分的に組み立てられた例示的な制御弁122および完全に組み立てられた例示的な制御弁122の拡大図を示す。制御弁122は、弁122の本体の回転軸から延びるレバー部140を含むことができる。また、弁122は、制御弁122と制御弁受け部124との間の空間を密閉し、それにより制御弁受け部124を通るマニホールド本体116からの流体または真空圧の漏れを防ぐために、任意選択で、単一または複数のOリング141を含むことができる。Oリング141は、弁122が受け部124と組み立てられたときにシールを提供することができる任意の好適な材料で形成されることができる。弁122は、例えば、一対の可撓性アームと、マニホールド本体116のスナップ嵌め受け部143と係合する傾斜面とを含む、スナップ嵌め部142をさらに含むことができる。図2および3に示すように、スナップ嵌め部142は、弁122をマニホールド本体116内に取り外し可能に保持するためのマニホールド本体116のスナップ嵌め受け部143(図2および3)に嵌合することができる。弁122は、オン回転位置またはオフ回転位置のいずれかで回転軸に沿った回転を制限する回転止め具144をさらに含むことができる。例えば、弁122がマニホールド本体116のスナップ嵌め受け部143に取り付けられているとき、弁通路145は補助吸引源通路208(図2および3)と選択的に位置合わせされることができる。レバー部140を(例えば、ユーザーが手で)回転させると、開口部146を補助吸引源通路208と位置合わせするかまたは位置合わせしないことができ、それにより吸引の伝達を制御することができる。
図5に示すように、オン/オフ弁122は、取り付けたときの密閉性を高めるために、単一または複数のOリングの代替手段としてまたは単一または複数のOリングと組み合わせて、その外面の一部に好適な可撓性材料152を含むこともできる。上述したOリングと同様に、可撓性材料152は、弁150の外側回転面における制御弁受け部124と可撓性材料152との境界面においてマニホールド本体116からの漏れを低減するように選択されることができる。また、開口部154は、漏れを低減するためにオフ位置にあるときにシールの接触面積を増大させるように、レバー本体に狭められたスリットとして形成されることができる。
本開示の態様による流体収集システムの別の実施形態を図6〜10に示す。この例示された実施形態の流体収集システム600は、図1〜5のシステム100と動作が似ている。システム100に関して上述したような様々な特徴および要素が、本開示の範囲内に留まると同時に、システム600の変形例で実施され得ることが、当業者には理解されるであろう。図6〜10に示す実施形態において、各キャニスター組立体601は蓋611を有し、図1(b)に示し且つ上述したライナー113と同様のライナー613を含むことができ、またはキャニスター612に直接流体を受け入れることができる。蓋611は、キャニスター本体612と共に密封を形成する。キャニスター本体612および蓋611は、例えば締まり嵌め、ねじ付きキャニスター本体および対応するねじ付き蓋、キャニスターと蓋との間の接続を形成するためのタブ、および/または蓋とキャニスターとの間の同様の確実な接続を可能にする任意の他の方法または機構を用いて取り付けられるように構成されることができる。キャニスター本体または蓋は、キャニスター本体と蓋との間で確実な接続が完了したことを示す視覚的な印を含むことができる。可聴および触覚の印を使用することもでき、例えば、蓋は、確実な接続がなされたときにユーザーが聞くことおよび/または感じることができるクリックまたはスナップを生成するタブを含むことができる。各蓋611は、図1〜5のシステムのキャップ108と機能的に同様の蓋真空通路キャップ608を含むことができ、各蓋611はまた、旋回可能に装着されたハンドル602を含むことができる。代わりに、ハンドル602は、蓋の成形部であってもよく、または任意の好適な方法で蓋またはキャニスター本体に取り付けられることができる。
この例示的なシステム600において、キャニスター本体612は、キャニスター612がリングホルダー670によって支持されるようにマニホールド619に装着可能なリングホルダー670に挿入されるように構成される。例えば、図9に示すように、リングホルダー670は、キャニスター612の開放端の近くの肩部621および/またはキャニスター壁625の周囲に当接し、それによりキャニスター612をリングホルダー670に対して強固に保持する。リングホルダー670は、マニホールド本体616のリングホルダー受け部617と嵌合するように構成された突出する装着部609を有する。リングホルダー670の突出する装着部609から、コネクター部635と細長いガイド部材631とが延びている。リングホルダー受け部617に設けられたコネクター受け部634およびガイド溝628が、リングホルダー670をマニホールド本体616に対して確実に保持するためにリングホルダー670のコネクター部635およびガイド部材631とそれぞれ嵌合するように構成されている。マニホールド本体616は、図6に示すように、表面またはキャスター付きスタンド630などの(例えば、車輪または足部の上の)可動支持体に恒久的に装着されることができるマニホールド基部614に任意選択で装着されることができる。蓋611および/またはキャニスター本体612は、例えば、キャニスターおよび/または蓋がマニホールド619に対して単一方向または限定された方向の選択でしか装着されることができないように、突起を持つかまたはリングホルダー670の受け部および/またはリングホルダー受け部617に対応する突出部を含むことができる。
マニホールド619は、真空源コネクター620を介して医療施設の中央真空源などの主真空源から真空圧を受けることができ、またはマニホールド内に直接収容されるかまたはマニホールドに取り付けられた真空ポンプを有することができる。図1〜5に関して図示および説明したマニホールド119と同様に、主真空源は、共通真空チャンバーかまたは、図10に示すように、共通真空源通路623に接続されることができ、1つ以上の補助真空源コネクター開口部637に通じる単一のまたは複数の補助真空源通路688に分割されることができる。製造を簡単にするために、通路623、688は、マニホールド本体616を貫通して穿孔され、様々な開口部がプラグ698によって密閉されることができる。共通真空源通路623および補助真空源通路688の1つ以上は、1つ以上のユーザー制御可能弁622を含むことができる。各弁622は、マニホールド619の弁受け部624に受け入れられる弁本体641を含むことができる。各弁本体641は、主真空源からのまたは個々の補助真空源コネクターへの真空供給を遮断するためにノブ部640を用いて回転されることができる。リングホルダーコネクター部635および/または補助真空源コネクター615は、コネクター635と補助真空源コネクター615との境界面の密封を強化するための単一または複数のシールを含むことができる。
各蓋611は、例えば図9に示すノズル672などの真空源コネクター部をさらに含むことができる。ユーザーがキャニスター組立体601をマニホールド本体616に装着されたリングホルダー670内に配置すると、ノズル672の開口部は、真空源をキャニスター組立体601と連通させることができるように、補助真空源通路688と連通しているリングホルダー670の開口部677と接触する。接続部のシールを強化するためにノズル672とリングホルダー670との間にノズルシール671を設けることができる。
図6〜10の実施形態において、ノズル672を介して蓋真空通路607に供給された真空は、蓋真空チャンバー678を通り、ライナー真空通路684を介してライナー613の内部に、および間隙真空通路682を介して間隙空間680に送られる。各蓋611は、患者ポート610および/またはタンデムポート606をさらに含むことができ、図1〜3に示される付属ポート104と同様の付属ポート(図示せず)を任意選択で含むことができる。ポートキャップ690は、互いに繋がれ、蓋611と一体成形されたアンカー691に取り付けられている。ポートキャップは、蓋と一体的に成形されるかまたは蓋と別に設けられることができ、当業者に理解されるように様々な手段によって蓋に取り付けられることができ、例えば、接着剤で取り付けられ、溶接され、縛られ、または他の同様の手段によって取り付けられることができる。
この実施形態において、蓋真空通路キャップ608の一部は、蓋真空チャンバー678内の負圧の存在を示す真空管675として構成される。真空管675は、キャップ608の隣接する壁部よりも弾性のある材料で形成されることができ且つ/または周囲の壁部よりも薄い壁の厚さを有することができるドーム形の壁部であることができる。蓋真空チャンバー678内の負圧が所望の閾値に達すると、真空管ドームが反転し、それにより真空がキャニスター組立体601に供給されているという視覚的および/または聴覚的な表示を提供することができる。キャニスター組立体601への吸引供給が遮断されると、真空管675のドームがその元の状態に戻り、それによりキャニスターへの吸引供給が遮断されていることが示される。真空管675は、同じ材料からキャップ608と一体的に成形されることができ、またはオーバーモールド、接着、溶接、または他の方法で密封するようにキャップ608に固定されることができる異なる材料で形成されることができる。
システム100に関して上述したフィルター/弁138と同様のフィルター/弁638が、ライナー613の内部と間隙空間680との間に上述した圧力差を提供するために、且つ吸引された気体のためのフィルターおよび/または集められた流体がフィルター638に接触したときにキャニスターに供給される吸引を遮断するための遮断弁として機能するように、ライナー真空通路684とライナー613の内部との間に配置されている。図6〜10の実施形態において、フィルター/弁638は、ライナー613の内部に面するライナー真空通路の端部においてフィルター/弁ハウジング639内に配置される。また、本明細書に開示されている特徴の多くは、流体がキャニスター自体に直接集められるようにライナーがないキャニスターシステムに関連しても実施され得ることが、当業者には理解されるであろう。
図6〜9に示すように、この実施形態の蓋611は、凝固剤および/または殺菌剤などの処理剤(図示せず)を格納するために蓋611の裏面に凹部を画定するドーム部695を含む。粉状または粒状の凝固剤または殺菌剤が、例えば、跳ね上げまたは流出を防止し且つライナーにまたは直接キャニスター自体に集められた廃液の輸送および処理中の人員の汚染のリスクを低減するために、一般に集められた流体に添加される。このような処理剤は、ドーム部695の凹部に格納されることができ、凹部は、次いで、例えば、ホイルまたはフィルムシール696によって封止されることができ、ホイルまたはフィルムシール696は、接着剤、熱、音波溶接、または他の適切な封止方法および機構で封止されることができる。外科処置の後、あるいはライナーまたはキャニスターが集められた流体で満たされた後など、所望の場合に、ユーザーはドーム部695の頂部を押すことができ、これによりドーム部695が崩壊し、部分的に崩壊し、または反転し、ドーム部695の内容物に十分な圧力をかけてシール696を破裂させるかまたは他の方法で破損させ、それによって内容物を集められた流体に放出する。この特徴により、ポートを開けるか又は廃液に直接アクセスして処理剤を入れたり、別個の処理剤容器を取り付けたりする必要なく、集められた流体を殺菌し且つ/または凝固させることができる。様々な構造が、処理剤を収容するためにライナーおよび/またはキャニスターの内部に面した蓋の一部に空間を提供するのに好適であり、且つ蓋の上向き側に作用する力の結果として少なくとも部分的に崩壊するのに十分に可撓性であることが、理解されるであろう。ホイルまたはフィルムシールに加えて様々なシール構造を本開示の範囲内で実施できることも、当業者には理解されるであろう。1つの非限定的な例として、撓みによって内容物にかかる圧力またはドーム部の少なくとも部分的な崩壊がキャップまたはプラグを除去または破裂させ、それによって内容物を集められた流体に放出することができるように、キャップまたはプラグを、締まり嵌め、摩擦嵌め、および/またはスナップ嵌めによって、蓋の裏面の受け部に取り付けることができる。
キャニスター本体612および/またはライナー613は、キャニスターに収容された流体の量を示すためのマーキング642(図6)を含むことができる。キャニスター本体612は、キャニスターの周りに収縮包装されるか、キャニスターに恒久的に印刷もしくは成形されるか、または取り外し可能なストリップの形態であることができる書き込み可能部644をさらに含むことができる。様々な実施形態において、ライナーは、使用中にキャニスターを介して読み取り可能な容量マーキングを含む。マニホールドおよび/または装着ブラケットはまた、収納部を含むことができる。例えば、フック、棚、引き出し、キャビネット、容器、または付属品を保管、収容または保持するのに適した他の装置として、収納部を形成することができることは、当業者には理解されるであろう。
本開示の態様による流体収集システムの代替的な実施形態を図11〜22に示す。この例示された実施形態の流体収集システム800は、図1〜5のシステム100および図6〜10のシステム600と構成および動作が似ている。システム100およびシステム600に関して上述したような様々な特徴および要素が、本開示の範囲内に留まると同時に、システム800の変形例で実施され得ることが、当業者には理解されるであろう。図11〜22に示す実施形態において、システム800は、キャスター付きスタンド830の上端に装着された真空マニホールド819を含む。1つ以上のキャニスター組立体801をマニホールド819に装着し、マニホールド本体816、マニホールド基部814、および/またはロールスタンド815によって所望の位置および向きに支持することができる。
各キャニスター組立体801は、開口部818(図13)を有するキャニスター812と蓋811とを含み、図1(b)に示し且つ上述したライナー113と同様の取り付けられたライナー813を含むことができ、またはキャニスター812内に流体を直接受け入れることができる。蓋811は、患者ポート810と、付属またはタンデムポート806とを含む。様々な実施形態において、例えば、追加の吸引器具またはチューブを接続し、他のキャニスター組立体に接続し、ライナーまたはキャニスターに集められた流体の排液または排出を容易にし、凝固剤および殺菌剤を導入し、サンプリングおよび測定のために集められた流体にアクセスし、且つ/または固形物フィルターまたは煙フィルターなどの様々な付属品を接続するために、様々なサイズおよび構成の1つ以上の追加のポートまたは接続部を含むことができる。各蓋811は、図1〜5のシステムのキャップ108と同様の機能を有する蓋真空通路キャップ808を含むことができ、各蓋811はまた、1つ以上の一体的に成形されたハンドル802を含むことができる。代わりに、1つ以上のハンドルを、蓋および/またはキャニスター本体に任意の適切な方法で旋回可能に装着しまたは取り付けることができる。
この実施形態において、蓋811は、蓋811の環状壁852とキャニスター本体812の縁854(図13および17)との間の締まり嵌めを用いてキャニスター本体812と共に密封を形成する。また、蓋811はタブ856でキャニスター本体812のリム855に固定される。各タブ856は、蓋811をキャニスター開口部818の上に下ろすときにリム855と係合し、タブ856を外側に偏向させる、傾斜した突起857を含む。傾斜した突起857がリム855の下端を通過すると、タブ856は内向きに後退し、傾斜した突起857をリム855の下端の下に配置し、蓋811とキャニスター本体812との確実なロック接続をもたらす。タブ856は、所定の位置に嵌めこむときに可聴で且つ触覚的な「クリック」を提供し、蓋が適切に据え付けられてキャニスターにロックされていることをユーザーに示す。様々な実施形態において、キャニスター本体および蓋は、例えば、締まり嵌め、ねじ付きキャニスター本体および対応するねじ付き蓋、除去可能または恒久的な接着剤/封止剤、キャニスターと蓋との確実な機械的接続を形成するための撓み可能または変形可能なタブ、および/または蓋とキャニスターとの密封係合を提供するための任意の他の方法または機構を用いて取り付けられるように構成されることができる。キャニスター本体または蓋は、キャニスター本体と蓋との間に確実な接続が確立されたことを示す視覚的、聴覚的、および/または触覚的な表示を含むことができる。
この例示的なシステム800において、キャニスター本体812は、キャニスター812を直立姿勢で支持するために真空マニホールド819のキャニスター受け部817に設けられた対応する装着スロット864と嵌合するように構成された対向する一対の装着レール862を含む装着部809を含む。保持タブ866は、キャニスター812の取り外しに対する追加の抵抗を提供することによって、キャニスター受け部817にキャニスター812を保持するのを補助するように構成される。代わりに、ばね付勢されたピンおよびスロット機構のような解放可能なロック機構、締まり嵌めおよび摩擦増大嵌合のような抵抗機構、または任意の適切な方法または機構を用いて、キャニスター本体をマニホールド上の安定した装着位置に保持するのを助け、キャニスターの偶発的または意図しない取り外しを防止するのを助けることができる。キャニスター812は、取り付けおよび取り外し中のキャニスターの取り扱いを容易にし、且つキャニスターがマニホールド819に装着されたときにマニホールド本体816の横方向の面との接触によってキャニスター812の動きを制限するための止め具を提供する、フランジ868を含む。キャニスターフランジ868はまた、キャニスター812からの蓋811の取り外しを補助することができる。蓋811は、ユーザーの指先が蓋フランジ858の下側をつかむようにユーザーがつかむことができる蓋フランジ858を含む。蓋フランジ858は、蓋811がキャニスター812に取り付けられたときにキャニスターフランジ868の上面の一部を露出させる引っ込んだ所859を含む。ユーザーは、蓋フランジ858の下側を指先でつかんだ状態で、同時にキャニスターフランジ868の露出部を親指で下方に押し、蓋811を持ち上げるときにてこの作用を提供することができる。蓋フランジ858に加えられた上向きの力はまた、タブ856を半径方向外側に撓ませ、それにより傾斜した突起857をリム855の下側から外側に動かし、蓋811を持ち上げてキャニスター812から取り外すことを可能にする。また、キャニスター812は、追加の強度および剛性を提供するため、且つライナーとキャニスター壁との間の摩擦を低減すること、および周囲圧力または大気圧がそうでなければ使用中にライナーとキャニスター壁との間にたまって密封される可能性のある真空圧を解放するための通路を設けることによって、蓋/ライナーの取り外しを容易にするために、キャニスター812の内壁に沿ってリブ869を含むことができる。
図20を参照すると、蓋812は、ライナー813の内部と蓋真空ポート850との間で真空を連通させる蓋真空通路807を画定する。蓋真空通路807は、蓋811がキャニスター本体812に装着されたときに、キャニスター開口部818の外周を越えて水平面内で半径方向外側に延びる突出部851を通って延びる。蓋真空ポート850は、図17に示すように、突出部851の先端部に設けられている。蓋811の間隙真空通路842が、蓋真空通路807内に存在する真空を間隙空間880と連通させる。蓋真空通路キャップ808が、例えば、レーザー、熱、摩擦、または超音波溶接、接着剤、締まり嵌めまたはスナップ嵌めによって、または任意の他の適切な方法および機構を使用することによって、蓋に対して取り外し可能にまたは恒久的に封止されることができる。代わりに、蓋真空通路キャップ808は、別個の蓋真空通路キャップ部品が不要であるように、蓋811と一体成形されることができる。フィルターおよび/または流体遮断弁838が、蓋真空通路807の端部とライナー813の内部との間に設けられる。代わりに、フィルターおよび/または遮断弁は、蓋真空通路内に、またはライナーの内部と間隙真空通路との間の真空経路に沿った任意の位置に配置されることができる。様々な他の実施形態において、フィルターおよび/または遮断弁は、間隙空間と蓋真空通路との間の真空経路に沿った任意の位置、およびマニホールドとライナーの内部との間の真空経路に沿った任意の位置に配置することができる。
図20に示すように、蓋真空ポート850は、マニホールド819に設けられた補助真空源コネクター815と嵌合するように構成される。蓋811のキャニスター812への取り付けを容易にするために、蓋811の裏面から延びるガイド部材853(図17)がキャニスター812に接触し、ユーザーが蓋をキャニスター812の上に下ろすときに蓋を適切に心合わせするように導く。蓋811および/またはキャニスター本体812は、例えば、キャニスターおよび/または蓋が単一の向きまたは限定された方向の選択でしか装着されることができないように、突起を持つかまたはキャニスター812の受け部および/またはマニホールド819に一致する突出部を含むことができる。様々な実施形態において、キャニスターおよび/またはマニホールドに対する蓋の適切な向きおよび位置合わせを示すために、キャニスター、蓋、および/またはマニホールド上に視覚的および/または触覚的な表示を設けることができる。補助真空源コネクター835および/または蓋真空ポート850は、補助真空源コネクター835と蓋真空ポート850との境界面の密封を強化するために、単一または複数のシール、例えばOリングシールを含むことができる。
マニホールド819は、主真空源コネクター820を介して主真空源ラインから真空圧を受けることができる。代わりに、真空ポンプまたは他の真空源をマニホールド内に直接収容するかまたはマニホールドに取り付けることができる。図1〜5に関して図示および説明したマニホールド119と同様に、主真空源は、共通真空チャンバー、または図20に示すように、共通真空源通路823に接続されることができ、1つ以上の補助真空源コネクター815に通じる単一または複数の補助真空源通路888に分割されることができる。この実施形態において、共通真空源通路823および補助真空源通路888は、マニホールド本体816およびマニホールド基部814とは別に成形された中央マニホールド部品882によって画定される。代わりに、補助真空源通路888は、成形後に穿孔または機械加工されることができ、図6〜10のマニホールド619と同様にマニホールド本体および/またはマニホールド基部と一体成形されることができる。
共通真空源通路823および補助真空源通路888の1つ以上は、例えば、主真空源からのまたは各補助真空源コネクター815への真空連絡を別々に遮断するためのノブ840によってユーザーが制御可能な1つ以上の弁822を含むことができる。例えば、図11〜22の実施形態において、共通真空源通路823と補助真空源コネクター815との間で真空を連通させることができるように、弁822が開位置にあるときに、弁通路844が補助真空源通路888の上流および下流開口部845、846と整列するように、弁822は補助真空源通路888に沿って配置される。弁822が閉位置に回転されると、シールパッド847、848が開口部845、846を閉じて、共通真空源通路823と補助真空源通路888の弁822の下流の部分889との間の真空の連通を防止する。
弁822が閉位置に回転されたときに下流開口部846が完全に密閉される場合、使用中に間隙空間880にためられた真空は、間隙空間880と大気との圧力差の結果として、キャニスター812からの蓋811の取り外しを困難にする可能性がある。また、ライナー813に集められた流体は、間隙空間880および/またはライナー813の内部の急激な圧力変化の結果として逆流する可能性がある。これらの困った問題を回避するために、弁822は、弁822が閉位置にあるときに所定の速度で大気圧が補助真空源通路888の下流部分889に(および、その結果として蓋真空通路807を通って間隙空間880および/またはライナー813の内部に)入ることを可能にするように構成された逃し通気管(リリーフベント)828を含む。通気シールパッド848が下流開口部846を覆うとき(すなわち、弁822が閉位置にあるとき)、大気圧は、弁本体826および通気シールパッド848およびマニホールド基部814の開口部(図示せず)を通して設けられた通路862、864を通って補助真空通路888の下流部分889に入ることができる。大気への通気が、間隙空間および/またはライナーの内部を大気に連通するように設計された様々な代替的な経路の設定または他の特徴または構成によって達成され得ることは、当業者には理解されるであろう。
蓋811は概ね凸形状の上面を備えた中央部を有するものとして図示されているが、様々な代替的な実施形態において、蓋は、強度を増すため、使用中に蓋の両側の圧力差の結果として蓋の撓みまたは反りを減少させるため、および/または使用中に蓋とキャニスターとの間および/または蓋と補助真空源コネクターとの間の密封を強化するために設計された特徴を含むことができる。例えば、図23〜27に示す実施形態において、蓋870は、使用中に蓋870に引張応力の分散を容易にする凹形状の中央部871を含む。図27に示すように、蓋870は、蓋真空通路キャップ883を介して蓋に取り付けられた繋がれたキャップ882を含むことができる。図28〜29に示す実施形態において、蓋872は、蓋872の裏面に1つ以上の径方向リブ873を含む。図30〜31に示す別の例示的な実施形態において、蓋874は、蓋874の裏面にハニカムパターンのリブ875を含む。図32〜35の実施形態において、蓋876は、環状段部877を含む。図36〜38の実施形態において、蓋878は、使用中に蓋878の中央部の下方への反りの結果として蓋真空通路壁部881に作用する応力を低減するように構成された逃げ凹部879を含む。当業者は、蓋の強度、剛性、シール性、および他の性能特性を高めるために、様々な特徴および方法を利用できることを理解するであろう。
本開示による流体収集システムの別の実施形態を図39〜46に示す。この実施形態において、流体収集システム900は、図39に示す流体収集キャニスター組立体910を含む。キャニスター組立体910は、実質的に剛性のキャニスター912と、実質的に剛性の蓋914と、可撓性のライナー916とを含む。キャニスター912は、上端に開口を有する容器を形成する。図示されるように互いに連結されると、蓋914およびキャニスター912は、以下キャニスターの内部と称する、実質的に密閉された内部空間を画定する。可撓性のライナー916は、蓋914の裏面に固定され、ライナー916および蓋914は、一緒になって、以下ライナーの内部と称する、実質的に密閉された内部空間を画定する。蓋914が図示されるようにキャニスター912に連結されると、ライナー916は、ライナーの内部もキャニスターの内部に配置されるように、キャニスター912の内部に配置される。キャニスター912の内面とライナー914の外面との間に残る空間を、本明細書では間隙空間918と称することができる。蓋914は、患者ポート920、タンデムポート922(直接見ることができない)、および突出部材926の下側にある蓋真空ポート924(直接見ることができない)を含む。
図40〜41を参照すると、4つのキャニスター組立体910a〜910dが、キャスター付き支持スタンド960に装着されて示されている。真空ポート924aは、真空マニホールド936の装着インターフェース930aに設けられた結合可能な真空ポート934aと協働する。各装着インターフェース930a〜930dに設けられた真空ポート934のような真空ポートは、真空マニホールド936を通して医療施設の中央真空ラインなどの吸引源(図示せず)と選択的に流体連通する。吸引源で提供された負圧は、前述の実施形態の蓋真空通路107、607、807と同様に、真空マニホールド936を通って、真空ポート934aおよび924aを通って、蓋914aの流路または通路(図示せず)を通ってライナー916aの内部に、ライナー916aの内部から患者ポート920aを通って吸引チューブ(図示せず)を通って患者または吸引器具に伝達される。吸引チューブの開放端での吸引は、吸引チューブを通してライナーの内部に液体、気体、蒸気、固体、および微粒子を引き込む。一般に、液体および固体はライナー内に集められ、一方、気体は、蓋914aの真空ポート(図示せず)のフィルターを通過し、キャニスター組立体910aから出て、吸引源に向かう。
直列に連結されている場合、図43に示すように、弁付きポートコネクター921aを引き上げてポートを閉じることができる。代わりに、突出部材926aの真空流路を通してライナー916bの内部に吸引が供給されるのを防ぐために、真空弁およびインジケーター938aを閉じることができる。図42で最もよく見られるように、タンデムコネクターアーム940aを、アーム940aの遠位端944aに設けられた遠位ポートが第2キャニスター組立体910bのタンデムポート922bと連結するように、近位端941aの周りで回転させることができる。この結果として、ライナー916aの内部に存在する真空は、第2ライナー916bの内部におよび第2キャニスター組立体910bの患者ポート920bを通って患者または吸引器具に連通される。集められた流体は、患者ポート920bを通って第2ライナー916bの内部に入る。流体が第2キャニスター内のフィルターのレベルまで上昇すると、フィルターは膨張して真空ポート924bを封鎖し、流体が真空マニホールドに入るのを防止する。タンデムコネクターアーム940aを通して加えられる真空がタンデムコネクター922bに存在し、この結果として流体を第1キャニスター組立体910aの可撓性ライナー916aの内部に引き込む。追加の流体収集体積容量を提供するために、追加のキャニスター組立体を直列に接続するために同様の構成を繰り返すことができる。タンデムコネクターアーム940aは、遮断弁(図示せず)を含み、遮断弁は、アームが閉位置まで蓋の中心に向かって回転されたときに流体または真空がアームを通過するのを防ぐために閉じられ、アームが開状態まで蓋から離れる方向に回転されたときに(すなわち、アームが伸ばされたときに)流体および真空の連通を可能にするように開かれる。したがって、蓋914aのような蓋は、独立型のキャニスターとして使用することができ、または流出および漏れの危険性が少ない直列構成で使用することができる。
図44を参照すると、弁付きポートコネクター921aは、様々なチューブ位置により良好に適合するように、その垂直軸の周りで回転可能であり、チューブ管理ガイド946は、様々な構成でチューブを拘束してその経路を定める。
図45に示すように、化学薬品送達機構950は、ライナー916aの内部に集められた流体を処理するために、ライナー916aの内部に化学薬品を供給するように作動されることができる。別の実施形態において、蓋980は、図46A〜46Cに示すように、蓋980に開口部を画定する概ね円筒形の壁984を含む。可撓性のドーム状キャップ986が開き口の上部開口部を密封し、レーザー微小穿孔フィルムシール988が開き口の底部を覆い、それにより、貯蔵器990内に化学薬品を拘束する。ドーム状キャップ986が押されると、穿孔フィルムシール988が破裂し、貯蔵器990内に収容された化学薬品がライナー982の内部に放出される。
本発明の態様をその1つ以上の変形例に関して説明および図示してきたが、これらの態様をそのような詳細に限定することは出願人の意図ではない。むしろ、出願人の意図は、本発明の態様を、本明細書によって示唆され、当業者に知られている、本発明の範囲内に入る変形例のすべての等価物によって定義することである。また、上記の態様の特徴は、上述した特徴の任意の組み合わせを有する本開示の態様を作成するために組み合わせるかまたは置き換えることができる。
100 流体収集システム
101 キャニスター組立体
102 ホルダー
104 付属開口部
106 タンデムポート
107 蓋真空通路
108 蓋真空通路キャップ
109 装着部
109a 真空開口部
110 患者ポート
111 蓋
112 キャニスター
112a キャニスター壁
113 ライナー、半可撓性ライナー
114 マニホールド基部
115 補助真空源コネクター
116 マニホールド本体
117 キャニスター受け部
118 真空源蓋
119 マニホールド
120 真空源コネクター
121 ポートキャップ
122 制御弁
123 共通真空チャンバー
124 制御弁受け部
125 キャニスター開口部
128 ガイド溝
130 基部
131 ガイドフランジ
133 止め具
134 コネクター受け部
135 コネクター部
136 装着基部
138 フィルター/弁
140 レバー部
141 Oリング
142 スナップ嵌め部
143 スナップ嵌め受け部
144 止め具
145 弁通路
146 弁開口部
150 弁
152 可撓性材料
154 弁開口部
200 間隙空間
202 間隙真空通路
204 主真空通路
206 接合部
208 補助真空源通路
600 流体収集システム
601 キャニスター組立体
602 ハンドル
606 タンデムポート
607 蓋真空通路
608 蓋真空通路キャップ
609 装着部
610 患者ポート
611 蓋
612 キャニスター
613 ライナー、半可撓性ライナー
614 マニホールド基部
615 補助真空源コネクター
616 マニホールド本体
617 リングホルダー受け部
619 マニホールド
620 真空源コネクター
621 肩部
622 制御弁
623 共通真空源通路
624 制御弁受け部
625 キャニスター壁
628 ガイド溝
630 キャスター付きスタンド
631 ガイド部材
634 コネクター受け部
635 コネクター部
636 シール
637 補助真空源コネクター開口部
638 フィルター/弁
639 フィルター/弁ハウジング
640 ノブ部
642 マーキング
644 書き込み可能部
670 リングホルダー
671 ノズルシール
672 ノズル
675 真空管
677 開口部
678 蓋真空チャンバー
680 間隙空間
682 間隙真空通路
684 ライナー真空通路
688 補助真空源通路
690 ポートキャップ
691 アンカー
695 ドーム部
696 シール
698 プラグ
800 流体収集システム
801 キャニスター組立体
802 ハンドル
806 タンデム/付属ポート
807 蓋真空通路
808 蓋真空通路キャップ
809 装着部
810 患者ポート
811 蓋
812 キャニスター
813 ライナー
814 マニホールド基部
815 補助真空源コネクター
816 マニホールド本体
817 キャニスター受け部
818 キャニスター開口部
819 マニホールド
820 主真空源コネクター
822 弁
823 共通真空源通路
826 弁本体
828 逃し通気管
830 キャスター付きスタンド
838 フィルター/弁
840 ノブ
842 間隙真空通路
844 弁通路
845 上流開口部
846 下流開口部
847 シールパッド
848 通気シールパッド
850 蓋真空ポート
851 蓋突出部
852 環状壁
853 ガイド部材
854 キャニスター縁
855 キャニスターリム
856 蓋タブ
857 傾斜した突起
858 蓋フランジ
859 引っ込んだ所
862 装着レール
864 装着スロット
866 保持タブ
868 キャニスターフランジ
869 キャニスターリブ
870 蓋
871 中央部
872 蓋
873 リブ
874 蓋
875 リブ
876 蓋
877 段部
878 蓋
879 凹部
880 間隙空間
881 蓋真空通路壁部
882 中央マニホールド部品
888 補助真空源通路
889 下流部分
900 流体収集システム
910 キャニスター組立体
912 キャニスター
914 蓋
916 ライナー
918 間隙空間
920 患者ポート
921 ポートコネクター
922 タンデムポート
924 蓋真空ポート
926 突出部材
930 装着インターフェース
934 真空ポート
936 マニホールド
938 真空弁/インジケーター
940 タンデムコネクターアーム
941 タンデムコネクターアーム近位端
944 タンデムコネクターアーム遠位端
946 チューブ管理ガイド
950 送達機構
960 支持スタンド
980 蓋
982 ライナー
984 蓋壁
986 ドーム状キャップ
988 フィルムシール
990 貯蔵器

Claims (19)

  1. 流体収集システムであって、
    外側容器と、
    前記外側容器に連結された取り外し可能な蓋であって、取り付けられたライナーを有し、前記蓋および前記外側容器は前記ライナーを取り囲み、前記ライナーの外面と前記外側容器の内面との間に間隙空間が画成される、蓋と、
    前記外側容器内に配置されている真空通路であって、
    真空源と連通する第1通路部と、
    前記第1通路部および前記ライナーの内部と連通するライナー真空通路と、
    前記第1通路部および前記間隙空間と連通する間隙真空通路と
    を備える真空通路と
    を備える、流体収集システム。
  2. 前記ライナー真空通路は前記蓋に配置されている、請求項1に記載の流体収集システム。
  3. 前記間隙真空通路は前記外側容器に配置されている、請求項2に記載の流体収集システム。
  4. 前記第1通路部は前記外側容器内に配置されている、請求項1に記載の流体収集システム。
  5. 前記ライナー真空通路は前記蓋および前記外側容器に配置されている、請求項4に記載の流体収集システム。
  6. 前記間隙真空通路は前記外側容器内に配置されている、請求項5に記載の流体収集システム。
  7. 前記間隙真空通路は、前記蓋および前記外側容器に配置されている、請求項5に記載の流体収集システム。
  8. 前記第1通路部の少なくとも一部は、前記蓋に配置されている、請求項1に記載の流体収集システム。
  9. 前記ライナー真空通路は前記蓋内に配置されている、請求項8に記載の流体収集システム。
  10. 前記間隙真空通路が前記蓋内に配置されている、請求項9に記載の流体収集システム。
  11. キャップが、前記蓋の前記ライナーから離れた方に面する側で前記ライナー真空通路の少なくとも一部を封止する、請求項1に記載の流体収集システム。
  12. 前記ライナー真空通路と連通して配置されたフィルターをさらに備える、請求項1に記載の流体収集システム。
  13. 前記フィルターは前記蓋に取り付けられている、請求項13に記載の流体収集システム。
  14. 前記フィルターは前記ライナー真空通路内に配置されている、請求項13に記載の流体収集システム。
  15. 前記蓋はハウジング部開口部を含み、前記フィルターは前記ハウジング部開口部内に収容され、前記ハウジング部開口部はキャップで実質的に封止される、請求項13に記載の流体収集システム。
  16. 前記蓋は化学薬品収容部を含む、請求項1に記載の流体収集システム。
  17. 前記化学薬品収容部は、前記蓋の前記ライナーに面する側に配置されたシールを含む、請求項17に記載の流体収集システム。
  18. 前記化学薬品収容部は、前記蓋の前記ライナーから離れた方に面する側に配置された可撓性の壁を含む、請求項18に記載の流体収集システム。
  19. 流体収集システムであって、
    真空源に接続可能な真空マニホールドであって、
    共通真空供給流路と、
    各補助真空ポートが真空経路を介して前記共通真空供給流路と選択的に流体連通する複数の補助真空ポートと、
    それぞれの真空ポートと共通真空供給流路との間の流体連通を選択的に開閉するための各真空経路内に配置された弁と、
    流体容器の装着部を受け入れるように構成された少なくとも1つの装着部であって、各流体容器の対応する真空コネクター部に接続するように構成された真空コネクター受け入れポートを含む装着部と
    を備える、流体収集システム。
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