JP2019517018A - ヘッドマウント結像装置 - Google Patents

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Abstract

例えばヘッドアップディスプレイシステムを利用する種類の電子装置に使用するための光学系が提供される。この光学系は、投影される画像を示す入力光を受け取り、全内部反射によって前記入力光を導き、光を基板から分離させて所定の出力経路に沿って伝播するように構成された光を伝える導波路基板と、前記出力経路に配置され、前記導波路基板の表面の少なくとも一部とインターフェースする少なくとも1つの透明な光学素子とを具え、前記導波路基板の表面の少なくとも一部と前記光学素子の表面との間の界面領域は、前記光を伝える導波路内の光伝播の全内部反射条件Rを維持しながら、前記導波路基板と前記光学素子との間の光結合を提供するように構成されたパターン形成界面である。【選択図】図4

Description

本発明は、一般に、拡張現実の分野にあり、拡張現実システムで使用するための光学装置に関する。本発明は、ポータブルDVD、携帯電話、モバイルTV受信機、ビデオゲーム、ポータブルメディアプレイヤー、または他のモバイル表示装置などの多数の結像アプリケーションで実施することができる。本発明は、全反射(TIR)原理を用いる様々なタイプの導波路システムに実装することができる。特に、そのような光学装置は、投射された画像を反射する機能を有しユーザがそれを通して見ることができるウェアラブルディスプレイであるシースルー型ヘッドマウントディスプレイ装置(例えばヘルメットまたは眼鏡に搭載されたディスプレイ)内に組み込むことができる。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)では、光学モジュールが結像レンズとコンバイナ(光ミキサ)の両方として機能し、2次元画像ソースが無限遠に結像され、見る人の眼に反射される。このような画像ソースは、ブラウン管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオードアレイ(OLED)、走査源または類似の装置に基づく空間光変調器(SLM)、またはリレーレンズや光ファイバの束を使用して間接的に得ることができる。画像ソースは、典型的には、コリメートレンズによって無限遠に結像され、それぞれ非シースルーおよびシースルー用のコンバイナとして作用する反射面または部分反射面によって見る人の眼内に伝送されるピクセルマトリックスを含む。
拡張現実アプリケーション用の様々な光学デバイスおよびシステムが、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、以下の特許公報に記載されている:WO01/95027、WO03/081320、WO2005/024485、WO2005/024491、WO2005/024969、WO2005/124427、WO2006/013565、WO2006/085309、WO2006/085310、WO2006/087709、WO2007/054928、WO2007/093983、WO2008/023367、WO2008/129539、WO2008/149339、WO2013/175465、およびIL2014/232197。
この分野において、拡張現実システムで使用するための、高品質の結像が可能な新規な光学デバイスの必要性がある。
上述したように、従来の拡張現実システムは、結像レンズとコンバイナとして機能する光学モジュールを利用する。通常、これは自由空間光モジュールである。システムの視野(FOV)を増加させることが望ましい。しかし、この結果、光モジュールはより大きく、重く、嵩張ることになる。したがって、中程度の性能の装置であっても、そのようなシステムは実用的ではない。これは、ヘッドマウント用途にとっては重要であり、可能な限り軽くコンパクトにする必要がある。
また、見る人の眼に対する光学装置の小さな動きに対する光学装置の感度を低下させ、ディスプレイからのテキストの快適な読み取りのために十分な瞳孔運動を可能にすることが望ましい。
本発明は、他の用途の中でも特にHMDのための非常にコンパクトな光ガイド光学素子(LOE)の利用を実現する新規な光学装置を提供する。本発明は、相対的に広いFOVを、比較的大きなアイモーションボックス(EMB)値/角度と共に使用可能にする。これにより、目の大きな動きにも対応する、大きく、高品質な画像が提供される。本発明の光学系は、最先端の実装よりもコンパクトであるが、特別な構成を有する光学系にも容易に組み込むことができるので、特に有利である。
本発明の光学素子に用いられるLOEは、全反射により導波路内に光波がトラップされるように構成された導波路である。光デバイスが、導波路からの光出力が見る人の眼に伝播する経路に、1以上の追加の光学素子を含む必要があることが多い。このような光学素子は、光学度数を有しても有さなくてもよい。これは、例えば特定のユーザのために規定された光学度数を有する保護要素または眼科用レンズであってもよい。
したがって、導波路(LOE)とそのような追加の光学素子との間に、少なくとも導波路の光伝播および出力、すなわち転送画像の画質を維持するための光学的分離によって規定された活性領域内で、適切な光学的分離が必要とされる。これは、一方では、導波路と光学素子との間の光学的分離が導波路の外面からの光波の反射を低下させず、他方で、LOEから、およびLOEへの光波の結合と分離機構を妨げないことを意味し、すなわちLOEと光学素子の間の界面領域における全内部反射効果が維持される。
本発明は、導波路と光学素子との間の少なくとも活性領域内に界面領域を設けることにより、上記問題を解決するものであり、これはLOE界面に隣接(近接)する有効擬似空気層/ギャップを提供するように構成されたパターン(表面レリーフ)を有し、前記界面と相互作用する光のTIR状態を有効に維持する。
界面領域におけるパターンは、実際には、前記界面が、LOEの内部に結合され斜めの角度でパターン形成界面に衝突する光波の全体を実質的に反射し、界面へ実質的に垂直に(ゼロ入射角で)衝突する光波を実質的に透過させるような、各度感応反射機構を呈する。
効果的な疑似空気層/界面を生成するこのようなパターン形成界面は、以下の構成のうちの1つによって実現し得る:(i)導波路の外面の少なくとも一部にパターン(表面レリーフ)を設けること、(ii)光学素子の外面の少なくとも一部にパターンを設けること、(iii)導波路と光学素子の表面の間に別個のパターン形成された要素を使用すること。最後の場合、そのような別個のパターン形成された要素は、例えば、導波路の表面または光学素子の表面のいずれかに関連するフィルム(いわゆる「エアギャップフィルム」)の形態であってもよい。このようなエアギャップフィルムは、例えば、本発明の目的のために角度感応反射機構を提供するように構成されたモスアイ構造として構成されてもよい。
したがって、一般に、界面領域におけるパターン(表面レリーフ)は、間隔を空けた突起の形態である。突起の構成(すなわち、その高さと互いの間隔)は、所定の波長範囲の波長に対して、角度感応反射を可能にする効果的な疑似空気層を形成する超微細構造/サブ波長構造を形成するように選択される。
例えば、パターン形成界面は、それらの中心が約300nm離間するように配置された約200nmの高さのバンプの六角形のパターンを含むことができる。このようなバンプは、可視光の波長よりも小さいので、界面に入射する光は、当該界面を、(導波路と光学素子領域との間の接触/界面における)空気と、LOEレンズ界面での反射を維持する光学素子または導波路との間の連続的な屈折率勾配を有するものとして「見る」。他の形状および寸法のパターンに同じ原理を用いて、他の波長範囲(UVからIR)やより広い光入射角度(0±60度)に関連する疑似空気界面の形成を実現してもよい。
導波路の表面または光学素子(例えばレンズ)の表面の直接パターニングによって形成されるパターン化界面を考えると、任意の適切なパターニング技術を利用することができる。これらは、例えば、プラズマエッチングプロセスを用いた反射防止微細構造のランダムテクスチャの形成(このような技術は公知であり、米国特許第8,187,481号の実施例に記載されている);または所望の超微細構造を有する型を用いたハードコートのUVインプリント/熱エンボス加工;または表面上のハードコートの2D干渉リソグラフィ;または標準的な高解像度リソグラフィ(100nm以下の構造体)を含む。
導波路ならびに光学素子(光学度数を有していても有していなくてもよい)は、例えば、上記のパターニング技術を適用可能なガラスやプラスチックといった、任意の適切な透明構造の形態であってもよいことに留意されたい。プラスチック構造が用いられる場合、頂部プラスチック面の熱エンボス加工を用いて所望のパターンを形成することができる。あるいは、鋳型や射出成形によってプラスチック要素を製造し、用いる型が予め超微細構造のネガを有するようにしてもよい。
本発明によれば、周囲から光学素子全体を透過する垂直入射光のための擬似空気層および反射防止界面を生成するために、モスアイフィルムまたは同様の超微細構造が用いられる。
光学素子をLOEの外面に取り付ける必要があり、超微細構造を有するエアギャップフィルムを使用する場合には、光学素子とLOEのどちらでもフィルムを接着することができる。したがって、LOE内部の結合光波が異なる斜角で超微細構造に入射するとき、これらは周期構造の外側部分のみを「見る」。したがって、入射する光の光波によって「見える」実際の屈折率は、空気の屈折率に近く、全体の内部反射機構は保持される。一方、エアギャップフィルムは、外部シーンからの入射光波や、LOEから結合された光波に対して実質的に透明である。
したがって、本発明の1つの広い態様によれば、光学系であって、投影される画像を示す入力光を受光し、当該入力光を全反射によって案内し、この光を基板から分離させ出力経路に沿って所定の方向に伝播させるように構成された光伝送用の導波路基板と;前記出力経路に配置され、前記導波路基板の表面の少なくとも一部とインターフェースする少なくとも1つの透明な光学素子とを具え;前記導波路基板の表面の少なくとも一部と前記光学素子の表面との間の界面領域は、前記光伝送用の導波路の光伝播の全反射条件を維持しながら、前記導波路基板と前記光学素子との間の光結合を提供するように構成されたパターン形成界面である、光学系が提供される。
前記パターン形成界面は、導波路基板の表面の前記少なくとも一部の表面レリーフによって;または光学素子の表面の表面レリーフによって;またはパターン形成された表面を有し、導波路基板の表面の前記少なくとも一部と光学素子との間に配置されたエアギャップフィルムによって形成される。最後の場合、エアギャップフィルムの実質的にパターン形成されていない表面は、パターン形成された表面が光学素子に面するように前記導波路基板の前記少なくとも一部に取り付けられ、あるいはパターン形成された表面が前記導波路基板の前記少なくとも一部に面するように前記光学素子の表面に取り付けられる。
前記パターン形成界面のパターンは、前記突起と前記突起に面する前記導波路基板の光学素子の表面との間に空気ポケットを形成する突起のアレイを含む。したがって、このようなパターンは、導波路と光学素子との間に疑似空気層/界面を形成する。これらの突起は、典型的には誘電材料を含む。好ましくは、突起の断面は、基部からの距離の関数として、突起の基部から先端に向かって徐々に変化するように構成される。この構成では、基部における突起の誘電材料の量が最大となり、先端部における突起の誘電材料の量が最小となることが好ましい。好ましくは、突起の誘電材料の比例部分は、基端部において実質的に1に等しく、遠位端において実質的に0に等しくなるように減少する。
いくつかの実施形態では、突起の長さは1ミクロン未満である。
好ましくは、突起の遠位端での有効屈折率が空気の屈折率と実質的に等しいような構成である。
パターン化された界面は、周期的パターンを含む。
パターン化された界面は、モスアイの構成を有することができる。
光学素子は、平坦な透明基板であってもよい。いくつかの実施形態では、光学素子はコリメートモジュールである。いくつかの実施形態では、光学素子はレンズである。
いくつかの実施形態では、さらなるパターン形成界面を介して、導波路基板の表面の別の部分に関連する付加的な光学素子が提供される。したがって、パターン形成界面は、導波路基板の反対側の表面に設けられてもよい。光学素子は、それぞれ、ユーザの眼に投影される(拡大された)画像を示す光波を結像し、外部のシーンをユーザの眼に結像させるように作用するレンズであってもよい。
いくつかの実施形態では、光学素子は、パターン形成界面に面する実質的に平坦な表面を有する少なくとも1つのレンズから構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、導波路基板および少なくとも1つの光学素子は、眼鏡フレームの内部に組み込まれる。
導波路基板と少なくとも1つの光学素子とは、周辺接着技術を用いて一緒に埋め込まれてもよい。導波路基板と光学素子は、一体的に埋め込まれていてもよい。
導波路基板は、基板から光波を放出するための少なくとも1つの部分反射面を含むことができる。そのような部分反射面は、典型的には導波路基板の主面に対して傾斜している。部分反射面は、回折素子として構成されていてもよいし、実質的に平坦面または湾曲面であってもよい。
本発明の別の態様は、上記の光学系と、投射される画像を示す光を生成する画像生成装置と、前記光を受け取り、その光を示すコリメート光波を導波路基板の方に向けるためのコリメートモジュールとを具える拡張現実システムまたはヘッドアップディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、上記光学系を具えた電子デバイスを提供する。このような電子デバイスは、スマートフォンデバイス、スマートウォッチデバイスであり、このような装置に使用される光学素子は、タッチスクリーンであってもよい。
本発明はまた、上記光学系で用いるための光モジュールを提供し、この光モジュールは、導波路の表面の少なくとも一部に少なくとも1つのパターン形成界面を有する導波路構造を有する。
本書に開示される主題をよりよく理解し、実際にどのように実施され得るかを例示するために、いくつかの実施形態を添付の図面を参照して非限定的な例として以下に説明する。
図面を具体的に参照すると、示された詳細は、実施例として、本発明の好ましい実施形態の説明のためのものであり、本発明の原理および概念的側面の最も有用で理解し易い説明であると信ずる。これに関して、本発明の基本的な理解に必要であるよりも詳細に本発明の構造的詳細を示す試みはなされていない。図面に関する説明は、本発明のいくつかの形態がどのように実際に具体化され得るかについての当業者への説明として役立つものである。
図1は、ヘッドアップディスプレイシステムの一般的な構成および動作原理を概略的に示す。図1は、ヘッドアップディスプレイシステムで使用される導波路構造における光伝播スキームの概略図である。図2および図3は、ディスプレイ光源から導波路構造への入力光波をコリメートして結合する2つの既知の構成をそれぞれ示す概略図である。 図2は、ヘッドアップディスプレイシステムの一般的な構成および動作原理を概略的に示す。図1は、ヘッドアップディスプレイシステムで使用される導波路構造における光伝播スキームの概略図である。図2および図3は、ディスプレイ光源から導波路構造への入力光波をコリメートして結合する2つの既知の構成をそれぞれ示す概略図である。 図3は、ヘッドアップディスプレイシステムの一般的な構成および動作原理を概略的に示す。図1は、ヘッドアップディスプレイシステムで使用される導波路構造における光伝播スキームの概略図である。図2および図3は、ディスプレイ光源から導波路構造への入力光波をコリメートして結合する2つの既知の構成をそれぞれ示す概略図である。 図4は、ヘッドアップディスプレイシステムに用いるための本発明の光学デバイスの例示的な実施形態を示し、光学素子は、光ガイド光学素子の外面に取り付けられた負レンズの形態である。 図5は、ヘッドアップディスプレイシステムで用いるための本発明の光学デバイスの例示的な実施形態を示し、光学素子は、光ガイド光学素子の外面に取り付けられた負および正のレンズの形態である。 図6A〜6Cは、光デバイスの直接パターニング(図6A、6C)、導波路表面の直接パターニング(図6B)によって得られた本発明の光学デバイスにおけるパターン形成界面の3つの異なる実施例を例示する図である。 図7A、7Bは、エアギャップフィルムとして実施されるパターン形成界面の構成の例示的な実施形態の2次元と3次元の概略図であり、透明な誘電体材料の超微細周期構造(パターン)が、フォトニック領域の波長よりも短いピッチで、平坦な透明基板上に構成されている。 図8A、8Bは、例示的なエアギャップフィルムの側面図および上面図をそれぞれ示す。 図9A、9Bは、例示的なエアギャップフィルムの基部に近い内部断面の、側面図および上面図をそれぞれ示す。 図10A、10Bは、例示的なエアギャップフィルムの空気に近い外部断面用の、側面図および上面図をそれぞれ示す。 図11は、LOEの外面に取り付けられたエアギャップフィルムを示す図であり、結合された光波がLOEとフィルムとの間の界面に衝突し、表面で完全に反射される。 図12A、12Bは、本発明を利用したヘッドアップディスプレイシステムが、眼鏡にどのように組み込めるかを示し、ここでLOEは2つの光学レンズ間に埋め込まれ、眼鏡フレームの内側に組み込まれている。 図13A、13B、13Cは、LOEを含む非モノリシック光学素子が、どのようにして接着剤なしでフレームの内部に一緒に取り付けられた前面正レンズと背面負レンズとの間に埋め込まれるかを例示する。 図14A、14B、14Cは、周辺接着技術を利用して、2つの光学レンズの間にLOEを埋め込む別の技術を例示する。 図15A、15B、15Cは、2つの光学レンズの間にLOEを一体的に埋め込むためのさらなる別の技術を例示する。 図16A、16B、16Cは、2枚の平坦な基板の間に埋め込まれ、フレームの内部に組み込まれたLOEを例示する。 図17は、回折性の結合および/または分離する光学素子に関連する導波路基板の例を示す。 図18は、小型のモバイルデバイスとして構成された手持ち式ディスプレイ(HHD)に本発明の原理を使用した例を示す。
最初に図1、2および3を参照すると、本発明が関係する種類のヘッドアップディスプレイシステムの一般的な構成および動作原理が概略的に示されている。
図1は、本発明の光学デバイスに使用するのに適した光ガイド光学素子(LOE)または基板と呼ばれる平坦な導波路20における光伝播スキームを示す。一般に、導波路20は、その中を伝播する光に全内部反射(TIR)条件を提供するように構成される。導波路基板20は、光入力領域21(後述するコリメートモジュールの出力部と位置合わせされている)と、導波路内に適切な向きで配置された光配向界面16、22とを有する。
図示されるように、(コリメートされ、見る人に提示される画像を示す)入力光波18は、反射界面16と相互作用し、これらの光波は、内部全反射によってLOEの平坦な導波路基板20の内部にトラップされるように反射される。基板20の主要な下面26および上面28からのいくつかの反射の後、トラップされた光波は選択的かつ部分的な反射面22のアレイに到達し、そこで光は基板から出て見る人の目24の瞳孔25の方へ伝播する。
ここで、LOEの光入力面は、入力光波がLOEに入る面とみなされ、LOEの光出力面は、トラップされた光波がLOEを出る面とみなされる。図1に示すLOE構成では、入力面と出力面の両方がLOE20の下面26にある。しかしながら、入力および画像の光波が基板20の反対側に位置したり、光が基板の傾斜した縁部を介してLOEに結合される他の構成も考えられる。
図2、3は、ヘッドアップディスプレイシステムの2つの例を例示しており、ここでは光学系が上述のLOE20とコリメートモジュール6とを具える。画像生成装置4(例えば、プロジェクタ)の出力であり、したがって表示されるべき画像を示す光波2は、その下面30からコリメートモジュール6に入る。典型的に、光波2は特定の偏光を有し、例えばs偏光の入力光波2である。コリメートモジュール6は、通常、光波を透過する材料からなり、偏光ビームスプリッタ31と、偏光回転子(例えば1/4波長遅延板)34、40と、反射器36、44(例えば、金属コーティングまたは誘電コーティング)とを具える。したがって、入力偏光2は、コリメートモジュール6の小面30を通過し、ビームスプリット面31によって1/4波長遅延板34に向かって反射され、このようにして生成されたp偏光が反射器36(例えば、平面ミラー)で反射され、波長板34を通って偏光ビームスプリッタ面31を通過する。これらのp偏光された光は、コリメートモジュール6の小面38を通って第2の1/4波長遅延板40を通過し、レンズなどの構成要素42によってコリメートされた後、反射器44(例えば、レンズ面の反射コーティング)によって反射され、波長板34を介して経路に戻される。今度はs偏光された光波は、偏光ビームスプリッタ面31により反射されて、LOEの入力領域21に面するモジュールの小面46を通ってコリメートモジュール6を出る。コリメートモジュールの本体6は、プリズム52および54(例えば、屈曲プリズム)によって構成することができる。
図2、3の例に示すように、コリメートモジュール6からの光出力48は、その下面26の入力領域21を通って導波路/基板20に入る。基板20に入射する光波48は、光誘導要素16によって反射され、図1を参照して説明したように、基板内にトラップされる。上述のような構成要素で構成されたコリメートモジュール6は、正確な機械的公差を必要とせずに単一の機械的モジュールに容易に統合され、導波路基板とは別個に組み立てられることができる。さらに、遅延板34および40は、それぞれ関連する反射光学素子36および42と一緒に接合されて、2つのユニットを形成することができる。
図2の例では、コリメートモジュール6は、導波路20の入力領域21からのエアギャップによって隔てられている。コリメートモジュール6のすべての構成要素を導波路基板20に、適切な整列状態でその入力領域21に取り付けて、簡単な機械的構成の単一のコンパクトな装置を形成することが有利となる。これが図3に例示されており、コリメートモジュール6の上面46が、界面58で基板20の下面26に取り付けられている。しかしながら、モジュール6と導波路20間を物理的に取り付けた構成ではこれらの構造間にエアギャップ(図2の50)は生じないが、このようなエアギャップは、基板20の内部に入力光波48をトラップするために不可欠である。トラップされた光波48は、界面58の点62、64で反射されるべきである。したがって、基板20の主表面26またはコリメートモジュール6の上面46のいずれかで、この面に反射機構が適用されるべきとなる。しかしながら、これらの表面はまた、例えば点66で基板20に出入りする光波を透過させなければならないため、単純な反射コーティングを容易に適用することはできない。小さい入射角で面48に入射する光波はこの面を通過する必要があり、より高い入射角を有する光波が反射されるべきである。通常、通過する入射角は0°乃至15°であり、反射される入射角は40°乃至80°である。
上述した公知のヘッドアップディスプレイシステムでは、LOEに結合される画像は無限遠にコリメートされる。また、ほとんどのヘッドアップディスプレイのアプリケーションでは、シーンは無限遠に位置すると仮定される。しかし、例えば近視であって遠距離にある画像を適切に見ることができない人々のために、送信画像をより近い距離に焦点合わせする必要がある用途がある。また、外部シーンがより近い距離に配置する専門的または医学的用途がある。
図4、5を参照すると、ヘッドアップディスプレイシステムの光モジュールに追加の光学素子を組み込むことを提供する本発明の光学装置/システムを例示している。なお、以下の説明では、このような追加の光学素子をレンズ(すなわち光学度数を有する光学素子)として例示するが、本発明の原理はこの具体例に限定されるものではなく、光学度数を有するか否かを問わず、任意の適切な形状の光学素子に使用することができる。
説明と理解を容易にするために、すべての実施例において機能的に共通の構成要素を識別するために同じ参照番号が使用される。
したがって、図4、5は、本発明の光学装置/モジュール102を含むシステム100を示しており、これは画像形成装置(例えば、プロジェクタ)4によって生成された画像を示すコリメートされた光をコリメートモジュール6から受け取り、ユーザが見るためにこの画像を伝送する。概略的に図示するように、無限遠からの像18が、光誘導要素(反射面)16によって導波路基板20に結合され、次いで、部分反射面22のアレイによって見る人の眼24へとさらに配向(反射)される。光学装置102はまた、レンズ82のような光学要素を含む。
図4の例では、これは平凹レンズ82であり、所定の焦点面上に画像を集束させ、随意的に、例えば乱視など、見る人の眼の他の収差を補正する。光学素子(レンズ)82は、その平坦な表面部分84において導波路基板20から適切に光学的に分離されている。導波路20と光学素子82との間に光学的分離を提供する界面領域において、導波路の伝播と光出力が生じる部分は、本書では時に活性領域と呼ばれる。
図5の例では、追加の光学素子82は二重レンズ構成を有し、レンズ82A、82Bが、導波路の出力領域と位置合わせされた導波路20の反対側に配置されている。(モジュール6によるコリメートによって得られる)無限遠からの画像光波18は、反射面16によって導波路基板20に結合され、次いで部分反射面22のアレイによって反射され、レンズ82Aによって見る人の眼24に集束される。近距離シーンからの別の画像光86が、レンズ82Bで無限遠にコリメートされ、次いで導波路基板20を通過して見る人の目24に入る。レンズ82Aは、投影画像18と外部シーン画像86との両方を適宜距離の、(必ずしもそうではないが)通常は外部シーン画像の元の距離との便利な距離の焦点面上に合焦させ、必要であれば見る人の他の収差を補正する。
レンズ82(図4)およびレンズ82A、82B(図5)は、単純な平凹レンズおよび平凸レンズである。しかしながら、導波路基板の平面形状を維持するために、細かい段差を有する薄い成型プラスチックプレートから作成できるフレネルレンズを利用することが可能である。さらに、レンズを実装する別の方法は、上述のような固定レンズを使用する代わりに、電子制御ダイナミックレンズを使用することである。ユーザが非コリメート画像を見ることができるだけでなく、画像の焦点を動的に制御する応用例もある。ホログラフィック素子を形成するために、高解像度の空間光変調器(SLM)を使用できることが示されている。現在、この目的のために最も人気のあるソースはLCDデバイスだが、他のダイナミックSLMデバイスも同様に使用できる。数百の特徴(線)を有する高解像度の動的レンズが知られている。この種の電気光学的に制御されたレンズは、図4、5に関連して上述した固定レンズの代わりに、本発明の光学装置における所望の動的要素として使用することができる。したがって、リアルタイムで、ユーザは、導波路基板によって投影された虚像(拡張像)と、外部シーンの実像の両方の正確な焦点面を決定して設定することができる。レンズ82(図4)およびレンズ82A、82B(図5)は、任意の所望の/要求される形状係数(寸法)であってもよく、例えば補正レンズ用のアイモーションボックス領域に対応させたり、および/または導波路基板20全体またはその所望の/必要な部分と位置合わせしてもよい。例えば、光学素子82が保護素子である場合、導波路の表面全体と整列される(すなわち、相互作用領域は導波路基板全体に沿って延在する)ことが好ましい。これは、追加の光学素子の種類、ならびに導波路および光学素子の製造技術に依存する。
図3に関して上で説明したように、レンズと導波路基板との間には薄いエアギャップが確保されて、全内部反射によって導波路基板内の画像光波(投影画像の光波18)が確実にトラップされるようにしている。
図4、5に示すように、光学素子82(単一レンズまたは二つのレンズ82A〜82B)を導波路基板20に取り付けることにより、単一の(一体型の)小型の単純化された機械的モジュールを形成することが有利である。明らかに、前述の主な問題は、基板20と光学素子82との間の既存のエアギャップが取り除かれることであり、このエアギャップは導波路基板20の内部に画像光波をトラップするために不可欠である。図5に示すように(図4にも当てはまる)、トラップされた画像光波は、界面領域84の点/位置90で反射され、同じ界面を点/位置92で通過する。したがって、この領域には図3に関連して上記したものと同様の反射機構を適用すべきである。
必要な全反射機構を達成するために、界面領域84は、サブ波長構造を有するパターン85で適切に構成されるべきであり、すなわち所定の波長範囲の波長に対して角度感応反射を引き起こす屈折率プロファイルを生じる、超微細構造/サブ波長構造を形成するように選択された高さおよび間隔を有する離間した突起の配列の形態の表面レリーフで構成されるべきである。
パターン形成界面84は、導波路の外面の少なくとも一部または光学素子の外面の少なくとも一部にパターン(表面レリーフ)を設けることによって実現されてもよい。これが、図6Aから6Cに例示されている。理解を容易にするために、図のパターンは縮尺通りではないことを理解されたい。図6A、6Cの例では、パターン形成界面84は、光学素子82の表面の少なくとも一部を直接パターニング(表面レリーフ形成)することによって形成される。図6Bの例では、パターン形成界面84は、導波路基板20の表面28の少なくとも一部の直接パターニング(表面レリーフ形成)することによって形成される。
上述したように、導波路の表面および/または光学素子の表面の少なくとも部分的な直接パターニングによって生成されたこのようなパターン形成界面は、任意の公知の適切なパターニング技術を用いて得ることができる。そのような技術のいくつかの限定されない具体例は、プラズマエッチングプロセスを用いた微細構造のランダムテクスチャの形成、所望の超微細構造を有する金型によるハードコートのUVインプリント/熱エンボス加工、表面上のハードコートの2D干渉リソグラフィ、標準的な高解像度リソグラフィーを含む。
代替的に(または追加的に)、パターン形成界面は、導波路の表面と光学素子の間に別個のパターン形成された要素を用いてもよい。このような別個のパターン形成された要素は、本発明による、擬似エアギャップを効果的に生成する角度感応反射機構を提供するように構成されたモスアイ構造の原理を利用して構成されたフィルム(いわゆる「エアギャップフィルム」)の形態であってもよい。このような透明なエアギャップフィルムは、導波路基板の主面または光学素子の表面に取り付けられてもよい。このようなエアギャップフィルムを模式的に図7A、7Bに示す。エアギャップフィルムは、その表面に、フォトピック(photopic)領域の波長よりも短い小ピッチで配置された構造の超微細周期パターン85(表面レリーフ)を表面に有する平坦で透明な(誘電体)基板/ベース112を有する光学デバイス110であり、例えば、密な(不均一な)超微細周期構造を有するモスアイフィルムである。表面レリーフの高さは、(必ずしも必須ではないが)好ましくは1ミクロン未満である。このフィルム110は、導波路20の表面と光学素子82の表面との間に配置された場合(一方の表面に取り付けられた場合)に、パターン形成界面領域84を提供する。
図6A〜6Cおよび図7A〜76Bに示すように、パターンの突起/構造は、好ましくは、突起の断面寸法が、基部から突起の先端に向かう方向に徐々に減少するように、変化する断面を有する。パターン85は、構造体の遠位端が光学素子または導波路のいずれかに面するようにされている。
図8A、8Bにより具体的に示すように、エアギャップフィルム110の表面に平行な任意の断面121は、周期的な構造/突起を有し、レリーフ構造における誘電体材料123の比例部分は、フィルム自体からの距離の関数として徐々に変化している。
図9A〜9B、図10A〜10Bに示すように、フィルムの基部112、すなわち超微細構造85の下(近位)部分に近い内側断面124において、レリーフ構造126内の誘電材料125の比例部分は最大であり1に近く、一方で超微細構造85の上部(遠位端)に近い外側断面127では、レリーフ構造129内の誘電体材料128の比例部分は最小であり、すなわち、材料125よりも著しく低く、実質的にゼロに等しい。
典型的には、周期パターン構造を有する光デバイスを光波が通過すると、光の回折が起こり、回折光の0次の輝度、すなわち回折を伴わずにデバイスを透過する光がかなり低減される。しかしながら、超微細周期構造のピッチが入射光の波長よりもかなり短い場合、回折は生じない。その代わり、光波は、この媒体に含まれる材料の平均である実効屈折率を有する媒体と相互作用するので、有効な反射防止特性が得られる。
一方、斜めの角度で構造体の上側(遠位端)の周期超微細構造85に光波が当たると、周期構造の外側部分のみを「見る」(影響を受ける)ことになり、透明材料の比例部分は非常に低い。したがって、入射光波によって「見える」(すなわち、光波伝播に影響を及ぼす)実際の/有効な屈折率は、空気の屈折率に近くなる。
図11に示すように、導波路基板20の外面28と光学素子82の外面87との間に、このようなパターン化構造(例えばエアギャップフィルム)を設けると(例えば、この特定の非限定的な例では光学素子の表面にフィルムが接着されている)、パターン化構造が導波路に面し、パターン形成界面領域84を構成する。結合された光波130は、導波路基板20とパターン/フィルムの遠位端との間の界面132に限界角度より大きな角度で衝突し、フィルム110と導波路基板20との間に閉じ込められた空気131が、境界面における空気に似た屈折率のために光学的遮断を提供する。したがって、外面からの結合された光波の全反射の状態は保存され、光波は導波路基板に内包される。このような空気フィルムを導波路基板20の外面28に、光学素子82に面するパターン化構造を用いて取り付けると(または導波路基板を直接パターニングすると)、同様の効果が生じることを理解されたい。ピークトゥピークの高さおよびその幅といった超微細構造の幾何学的特性は、10から800ナノメートルの間であり得る。超微細構造の形状は、モスアイ構成である必要はないことを理解されたい。ピラミッド、プリズム、コーンその他のような他の任意のナノ構造形状を利用することができる。さらに、超微細構造は、周期構造とすると通常製造が容易であるが、特に周期的である必要はない。本発明で使用するのに適した超微細構造は、一方では、接着プロセス中に崩壊しない程度に十分に剛体であり、他方では、構造体の外側断面の誘電材料の比例部分は、実質的にゼロに等しく、導波路基板内の全反射条件を維持するものである。さらに、超微細構造の基本要素のサイズは、回折効果を避けるためにあまり大きくはない。しかしながら、超微細構造の厚さを100nm未満に減少させると、トラップされた光波がエアギャップフィルムに透過し、全反射現象が劣化するため、望ましくない。したがって、超微細構造の厚さは、好ましくは200〜300nmである。
図12A、12Bを参照すると、図12Aは眼鏡システム140を概略的に示し、図12Bは二重レンズ光学素子のレンズ141、142(上記の二重レンズ構成82A〜82Bに対応する)の間に埋め込まれ、眼鏡フレーム143内に組み込まれた導波路基板20を示す。図示するように、光学素子に加えて、フレームは、カメラ144、マイク145、イヤホン146、USBコネクタ、メモリカード、慣性測定ユニット(IMU)などの他のアクセサリを含むことができる。
図13A、13B、および13Cは、接着剤なしでフレーム154内に一緒に取り付けられた、前部正レンズ151および後部負レンズ152(二重レンズまたは二部材でなる光学素子を構成する)の間に埋め込まれた導波路基板20を含む非モノリシック光学デバイス150を示す。この特定の例では、導波路20と光学素子との間のパターン形成界面84は、エアギャップフィルムによって構成されているが、上記のように、本発明はこの具体例に限定されないことを理解されたい。エアギャップフィルム110(図13C)は導波路基板20とレンズ151、152との間に配置または接合することができ、超微細構造85はそれぞれ導波路基板20の外面26、28に面している。エアギャップフィルム110(図13C)はまた、超微細構造85が導波路基板20の外面26、28にそれぞれ対向するように、導波路基板20とレンズ151、152との間に配置または接合することもできる。エアギャップフィルム110は、感圧接着剤(PSA)、熱硬化性またはUV硬化性接着剤を使用して光学レンズ151、152の平面上に直接接合することができ、またはエンボス加工、射出成形、キャスティング、機械加工、ソフトリソグラフィーまたは任意の他の関連する製造方法を利用してレンズの一体部分として直接製造することができ。埋込み型の光学素子150は、圧力または接合技術を利用してフレーム154内に組み入れることができる。任意の公知の適切なパターニング技術を用いて得られる導波路の表面または光学素子の表面の少なくとも部分的な(活性領域内の)直接パターニングによって界面を形成するようにしてもよい。
2つの光学レンズの間に導波路基板20をモノリシックに埋め込むための別の技術が、図14A、14B、14Cに例示されている。導波路基板20は、周縁接着技術を利用して光学レンズ間に埋め込まれている。前部レンズ151および後部レンズ152は、光学的または非光学的な接着剤あるいはすべての構成要素を一緒に取り付ける任意の他の高粘度接着剤156を使用して、導波路基板20の周縁に接合されている。接着剤の粘度は、フィルム110と導波路基板20との間に閉じ込められた光学的活性領域またはエアポケット131の突起間に接着剤が漏出するのを防ぐために十分に高く選択される。このような漏れは、導波路基板の外面からの光波の全内部反射を保つために必要とされるエアギャップをなくしてしまう。必要な接着剤156は、例えば、OP−67−LSまたは任意の室温加硫(RTV)シリコーンであり得る。界面はまた、任意の公知の適切なパターニング技術を使用して得られる導波路の表面または光学素子の表面の少なくとも部分的な(活性領域の)直接パターニングによって生成され得る。
2つの光学レンズの間に導波路基板20をモノリシックに埋め込むさらなる別の代替技術が、図15A、15Bおよび15Cに例示されている。埋め込み素子の製造手順は、超微細構造85が導波路基板20の外面26、28に面するようにエアギャップフィルム110を配置するステップと、静電気などの接着技術を利用するステップと、必要な要素の外形を有する型160を準備するステップと、導波路基板20を型内に挿入するステップと、液状樹脂ポリマーを型にキャスティングまたは注入し、UVまたはポリマー温度を変化させることによってポリマーを硬化させ、最終的に、埋め込まれた要素を型から出すステップとであり得る。図14A〜14Cに関して上記したように、導波路基板20とエアギャップフィルム110との間のエアポケット131へ材料が漏れないように、超微細領域は射出成形時に注入される材料から遮断されている。
上述した図12A〜15Cは、2つの光学素子(レンズ)の間に埋め込まれた導波路基板を含む光学デバイスを形成するための異なる技術を示す。しかし、いくつかの用途では、導波路基板の外面に平坦な要素を取り付ける必要がある。そのような実施形態の一例が上述の図4に示されており、コリメート素子/モジュール6が導波路基板20に取り付けられている。平坦な光学素子を導波路基板に取り付けるいくつかの他の理由は、ユーザの眼の安全を向上するために導波路基板を機械的に保護するため、または平坦な要素の外面にコーティングしてフォトクロミック応答性、擦過抵抗性、超疎水性、着色性(カラー)、偏光、アンチフィンガー(anti−finger)印刷などの様々な特性を達成するためがある。
2つの平坦な光学素子(基板)162、164の間に埋め込まれ、フレーム166、167内に組み入れられた導波路基板20が、図16A、16Bおよび16Cに例示されている。導波路基板および平坦な要素の埋め込みプロセスは、機械的接着、周辺接合、またはモノリシック製造を用いて実現することができる。埋め込みプロセスは、導波路基板の外面の1つに単一の要素のみを取り付けること、または平坦な基板や湾曲したレンズのような異なる要素を組み合わせることを含み得る。
これまで説明したすべての実施形態では、光波を導波路基板から分離する要素は、導波路基板20の内部に位置する1以上の平坦な部分反射面22であり、これは通常、部分反射誘電体コーティングを用いて得られ、導波路基板の主面に非平行である。しかしながら、本発明に従ってパターン形成界面の形態で設けられる特別な反射機構は、他の分離(coupling−out)技術に対しても利用することができる。図17は、回折素子である結合要素170および/または分離要素172が設けられた導波路基板20を示す。さらに、湾曲した部分反射面および他の手段のような他の分離要素を使用することができる。
上述の図12〜16の実施形態は、本発明の簡単な実施例を示す単なる例である。システムのコアを構成する基板案内光学素子は非常に小型で軽量であるため、非常に広範な装置に設置することができる。したがって、バイザー、折り畳みディスプレイ、単眼鏡など、多くの他の実施形態も可能である。この実施形態は、ディスプレイが目に近いところにある、ヘッドマウント式、頭部装着型または頭部担持型の応用例のために指定されている。しかし、ディスプレイの位置が異なるアプリケーションもある。このような応用例の一例は、例えばスマートフォンやスマートウォッチなどのモバイルアプリケーション用の手持ち式デバイスである。これらのスマートデバイスの主な問題は、要求される小さなサイズや体積と所望の高品質画像との間の矛盾である。
図18は、本発明の原理に基づく別の技術を示しており、小型のモバイル機器と、フルフォーマットディスプレイでデジタルコンテンツを見る欲求との間の現在の必要な妥協を排除するものである。このアプリケーションは、高品質の画像をユーザの目の中に直接投影することによって、小型モバイル機器の実現と、デジタルコンテンツをフルフォーマットディスプレイで見る要求との以前の反対要求を解決する手持ち式ディスプレイ(HHD)である。光モジュール/デバイスは、スマートデバイス210の本体にすべて一体化されたディスプレイソース4(画像発生器)と、折り畳みコリメート光学系6と、導波路基板20とを具え、導波路基板20は、電話の既存の保護カバーウィンドウを代替する。具体的には、ソース4と光学系6とを含むサポート部品の容積は、現代のスマートデバイスの容認可能な容積内に収まるほど十分に小さい。装置が送信するフルスクリーンを見るために、装置のウィンドウは使用者の目24の前に配置され、、高いFOV、大きなアイモーションボックス、および快適なアイレリーフで画像が観察される。また、画像の異なる部分を表示させるべく装置を傾けることによって、大きなアイレリーフでFOV全体を見ることも可能である。さらに、光モジュールはシースルー構成で動作可能であるため、装置のデュアル動作が可能であり、すなわち、従来のディスプレイ212をそのまま維持する選択肢がある。このようにして、ディスプレイソース4が遮断されたときに導波路基板20を通して標準表示を見ることができる。巨大なインターネットサーフィンまたは高品質映像操作のために指定された第2の仮想モードでは、従来のディスプレイ212は遮断され、一方でディスプレイソース4が必要な広いFOV画像を導波路を通して視聴者の眼に投影する。通常、手持ち式スマートデバイスの大部分では、ユーザは、デバイスのフロントウィンドウに埋め込まれたタッチスクリーンを使用してスマートデバイスを操作することができる。図18に示すように、導波路基板20上に配置されたエアギャップフィルム110の外面にタッチスクリーン220を直接接合することによって、スマートデバイスに取り付けることができる。

Claims (37)

  1. 光学系であって、
    投射される画像を示す入力光を受光し、前記入力光を全内部反射によって導き、出力経路に沿って所定の方向に伝播するよう前記基板から光を分離するように構成された光を伝える導波路基板と、
    前記出力経路に配置され、前記導波路基板の表面の少なくとも一部とインターフェースする少なくとも1つの透明な光学素子とを具え、
    前記導波路基板の表面の少なくとも一部と前記光学素子の表面との間の界面領域は、光を伝える導波路基板内における光の伝播の全内部反射条件を維持しつつ、前記導波路基板と前記光学素子との間の光結合を提供するように構成されたパターン形成界面であることを特徴とする光学系。
  2. 請求項1に記載の光学系において、前記パターン形成界面は、前記導波路基板の表面の少なくとも一部の表面レリーフによって形成されることを特徴とする光学系。
  3. 請求項1に記載の光学系において、前記パターン形成界面は、前記光学素子の表面上の表面レリーフによって形成されることを特徴とする光学系。
  4. 請求項1に記載の光学系において、前記パターン形成界面は、パターン形成された表面を有し、前記導波路基板の表面の少なくとも一部と前記光学素子との間に位置するエアギャップフィルムによって形成されることを特徴とする光学系。
  5. 請求項4に記載の光学系において、前記エアギャップフィルムは、前記パターン形成された表面が前記光学素子に面するように、前記導波路基板の少なくとも一部に取り付けられた実質的にパターン形成されていない表面によるものであることを特徴とする光学系。
  6. 請求項4に記載の光学系において、前記エアギャップフィルムは、前記パターン形成された表面が前記導波路基板の少なくとも一部に面するように、前記光学素子の表面に取り付けられた実質的にパターン形成されていないベース表面によるものであることを特徴とする光学系。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の光学系において、前記パターン形成界面のパターンは、突起とこれらの突起に面する前記導波路基板の光学素子の表面との間にエアポケットを形成する、突起のアレイを含むことを特徴とする光学系。
  8. 請求項7に記載の光学系において、前記突起は、誘電材料を含むことを特徴とする光学系。
  9. 請求項7または8に記載の光学系において、前記突起の断面形状が、当該突起の基部から遠位端に向かって前記基部からの距離の関数として徐々に変化するように各突起が構成されていることを特徴とする光学系。
  10. 請求項9に記載の光学系において、前記断面は、前記基部における突起の誘電材料の量が最大となるように、前記基部から前記遠位端に向かって徐々に減少することを特徴とする光学系。
  11. 請求項10に記載の光学系において、前記遠位端における前記突起の誘電材料の量が最小限となることを特徴とする光学系。
  12. 請求項10に記載の光学系において、前記突起の誘電材料の比例部分は、前記基部における実質的に1に等しいものから、前記遠位端における実質的にゼロに等しいものへと減少することを特徴とする光学系。
  13. 請求項10乃至12のいずれかに記載の光学系において、前記突起の長さは、1ミクロン未満であることを特徴とする光学系。
  14. 請求項10乃至13のいずれかに記載の光学系において、前記突起の遠位端における実効屈折率が、空気の屈折率と実質的に等しいことを特徴とする光学系。
  15. 請求項1乃至14のいずれかに記載の光学系において、前記パターン形成界面は、周期的なパターンを含むことを特徴とする光学系。
  16. 請求項1乃至15のいずれかに記載の光学系において、前記パターン形成界面は、モスアイの構成を有することを特徴とする光学系。
  17. 請求項1乃至16のいずれかに記載の光学系において、前記光学素子は、平坦な透明基板であることを特徴とする光学系。
  18. 請求項1乃至17のいずれかに記載の光学系において、前記光学素子がコリメートモジュールであることを特徴とする光学系。
  19. 請求項1乃至18のいずれかに記載の光学系において、前記光学素子がレンズであることを特徴とする光学系。
  20. 請求項1乃至19のいずれかに記載の光学系において、さらに、追加のパターン形成界面を介して前記導波路基板の表面の別の部分に光学的に結合された追加の光学素子を具えることを特徴とする光学系。
  21. 請求項20に記載の光学系において、前記パターン形成界面は、前記導波路基板の対向する面にそれぞれ関連付けられていることを特徴とする光学系。
  22. 請求項21に記載の光学系において、前記光学素子は、ユーザの眼に投影される画像を示す光波をそれぞれ結像するとともに、ユーザの目に外部シーンを結像する役割を果たすレンズであることを特徴とする光学系。
  23. 請求項1乃至22のいずれかに記載の光学系において、前記光学素子が、前記パターン形成界面に面する実質的に平坦な表面を有する少なくとも1つのレンズを含むことを特徴とする光学系。
  24. 請求項1乃至23のいずれかに記載の光学系において、前記導波路基板および前記少なくとも1つの光学素子は、眼鏡フレーム内に組み込まれていることを特徴とする光学系。
  25. 請求項1乃至24のいずれかに記載の光学系において、前記導波路基板および前記少なくとも1つの光学素子は、周辺接着技術を用いて共に埋め込まれていることを特徴とする光学系。
  26. 請求項1乃至25のいずれかに記載の光学系において、前記導波路基板と前記光学素子とが一体的に埋め込まれていることを特徴とする光学系。
  27. 請求項1乃至26のいずれかに記載の光学系において、前記導波路基板が、前記光波を前記基板から分離させるための少なくとも1つの部分反射面を含むことを特徴とする光学系。
  28. 請求項27に記載の光学系において、前記少なくとも1つの部分反射面は、前記導波路基板の主面に対して傾斜していることを特徴とすることを特徴とする光学系。
  29. 請求項27または28に記載の光学系において、前記部分反射面は、(i)回折素子として構成されている;(ii)実質的に平坦な表面である;(iii)曲面である、のうちいずれか1の構成を有することを特徴とする光学系。
  30. 請求項1乃至29のいずれかに記載の光学系において、内部反射によって光波を前記導波路基板に結合するための少なくとも1つの光学素子を具え、当該少なくとも1つの光学素子が回折素子であることを特徴とする光学系。
  31. 拡張現実システムであって、請求項1乃至30のいずれかに記載の光学系と、拡張画像を示す光を生成する画像生成装置と、前記光を受け取り、その光を示すコリメートされた光波を導波路基板の方に向けるためのコリメートモジュールとを具えることを特徴とする拡張現実システム。
  32. ヘッドアップディスプレイシステムであって、請求項1乃至30のいずれかに記載の光学系と、投影される画像を示す光を生成する画像生成装置と、前記光を受け取り、その光を示すコリメートされた光波を導波路基板の方に向けるためのコリメートモジュールとを具えることを特徴とするヘッドアップディスプレイシステム。
  33. 請求項1乃至30のいずれかに記載の光学系を具えることを特徴とする電子機器。
  34. 請求項33に記載の電子機器であって、スマートフォン装置であることを特徴とする電子機器
  35. 請求項33に記載の電子機器であって、スマート・ウォッチ・デバイスであることを特徴とする電子機器。
  36. 請求項33に記載の電子機器において、前記光学素子がタッチスクリーンであることを特徴とする電子機器。
  37. 請求項1乃至30のいずれかに記載の光学系で使用するための光モジュールであって、前記導波路構造は前記導波路の表面の少なくとも一部に少なくとも1つのパターン形成界面を有することを特徴とする光モジュール。
JP2018554368A 2016-05-18 2016-05-18 ヘッドマウント結像装置 Active JP6740366B2 (ja)

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