JP2019516865A - 高精度シャドーマスク堆積システム及びその方法 - Google Patents

高精度シャドーマスク堆積システム及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019516865A
JP2019516865A JP2018561621A JP2018561621A JP2019516865A JP 2019516865 A JP2019516865 A JP 2019516865A JP 2018561621 A JP2018561621 A JP 2018561621A JP 2018561621 A JP2018561621 A JP 2018561621A JP 2019516865 A JP2019516865 A JP 2019516865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shadow mask
substrate
source
mask
chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018561621A
Other languages
English (en)
Inventor
アマルクマール・ピー・ゴーシュ
フリドリッヒ・ヴァザン
ムニサミー・アナンダン
エヴァン・ドノヒュー
イリヤス・アイ・カイルリン
タリク・アリ
ケリー・タイス
Original Assignee
イマジン・コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イマジン・コーポレイション filed Critical イマジン・コーポレイション
Publication of JP2019516865A publication Critical patent/JP2019516865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/04Coating on selected surface areas, e.g. using masks
    • C23C14/042Coating on selected surface areas, e.g. using masks using masks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/06Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
    • C23C14/12Organic material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/24Vacuum evaporation
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/10Deposition of organic active material
    • H10K71/16Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering
    • H10K71/164Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering using vacuum deposition
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/10Deposition of organic active material
    • H10K71/16Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering
    • H10K71/166Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering using selective deposition, e.g. using a mask
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/40Thermal treatment, e.g. annealing in the presence of a solvent vapour

Abstract

基板上に高解像度パターンの材料を形成することができる直接堆積システムが開示されている。蒸発源からの気化原子は、シャドーマスクの開口パターンを通過して基板上に所望のパターンで堆積する。シャドーマスクに到達する前に、気化原子は、基板表面に対してほぼ垂直な方向に沿って移動しない原子を遮蔽する空間フィルタとして機能するコリメータを通過する。その結果、シャドーマスクを通過する気化原子は、その開口部を通過した後に横方向の広がり(フェザリング)がほとんど又は全くなく、材料は、シャドーマスクの開口パターンと非常に高い忠実性を有するパターンで基板上に堆積する。したがって、本発明は、従来技術において通常必要とされる堆積材料の領域間の比較的大きな空間の必要性を軽減し、それによって高解像度のパターニングを可能にする。

Description

(関連文献の記載)
本件は、2016年5月24日に出願された米国仮特許出願第62/340,793号(代理人整理番号:6494−208PR1)に優先権を主張し、それは、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、一般的には薄膜堆積に関し、より詳細には蒸着ベースの薄膜堆積に関する。
シャドーマスクベースの堆積は、堆積プロセス自体の間に堆積した材料が必要に応じてパターンニングされるように、材料を基板の表面に堆積させるプロセスである。これは、パターンニングされた材料の層を「直接パターンニングする」と称されることがよくある。
典型的なシャドーマスク堆積プロセスでは、目的の材料は、基板から少し離れたところにある供給源で気化する。材料の気化原子が基板に向かって移動するとき、それらは、基板表面の直前に位置しているシャドーマスクを通過する必要がある。シャドーマスクには、(シルクスクリーン又はアートステンシルと同様に)基板上の材料に適したパターンの配置と一致する配置(開口部)がある。その結果、気化原子は、開口部のみを通過して基板表面に堆積する。
シャドーマスクベースの堆積は、部分的には、材料層を堆積した後に材料層をパターニングする必要性を回避するという事実により、長年にわたり基板上に材料のパターンを堆積するために集積回路(IC)業界で使用されている。その結果、堆積した材料をパターニングするために、酸をベースにしたエッチング液、腐食性のフォトリソグラフィ現像薬品などのような厳しい化学薬品に、堆積した材料を晒す必要がなくなる。さらに、その使用はまた、基板を受ける必要がある取扱い及び追加の処理の量を減らし、それによって基板の破損を減らし、製造歩留まりを向上させる可能性がある。有機材料のような多くの材料にとって、シャドーマスクによるパターニングは、これらの材料がフォトリソグラフィ化学薬品に晒されることができないので、事実上必要である。
残念なことに、シャドーマスク堆積によって得られる表面形状分解能は、「フェザリング」と呼ばれる、シャドーマスクを通過した後に堆積材料が横方向に広がる傾向があるために減少する。その結果、重要な表面形状は、それらの間の比較的広い領域の解放空間によって分離されなければならない。多くの用途では、これは、得ることができる全体的なデバイス解像度の密度を制限している。
例えば、アクティブマトリクス有機発光ダイオード(AMOLED)ディスプレイは、発光材料がフォトリソグラフィ又はエッチングを受けることができないため、シャドーマスクベースに基づく発光材料の堆積を必要とする。フルカラーAMOLEDディスプレイの場合、各ディスプレイ画素には、発光材料の「サブ画素」と呼ばれる複数の領域があり、各々が異なる色を発する。しかしながら、フェザリングの問題のため、堆積された材料が重ならないようにするために、これらのサブ画素領域間に比較的大きな安全マージンギャップを含まなければならない。場合によっては、これらのギャップは、特にヘッドマウントディスプレイなどの目の近くのアプリケーションで見た場合に、望ましくない光学的アーティファクトを引き起こすサブ画素自体とほぼ同じ大きさである必要がある。したがって、従来技術のAMOLEDディスプレイは、通常、約600ピクセル/インチ(ppi)以下に制限されており、これは、目に近い拡張現実及び仮想現実のアプリケーションを含む多くの用途にとって不十分である。さらに、サブ画素間に大きなギャップが必要になると、画素フィルファクターが低下し、ディスプレイの明るさが低下する。結果として、有機層を通る電流密度は、所望の輝度を提供するために増加されなければならず、それは、ディスプレイ寿命を減少させる可能性がある。
別の方法は、ディスプレイ自体の活性領域と同じ大きさの開口部を有するシャドーマスクを使用して、ディスプレイ全体にわたってモノクロの白色発光有機層を堆積し、次いでOLEDの上部に赤、緑及び青のカラーフィルタをパターニング又は堆積することである。これらのカラーフィルタは、(カラーフィルタに応じて)スペクトルの赤、緑又は青の部分を除いて、放出された白色光をすべて吸収し、フルカラー画像を作成することができる。しかし、これらのカラーフィルタは、放出された光の最大80%を吸収し、ディスプレイの輝度を著しく低下させるため、やはり望ましい駆動電流を超える電流での動作が必要になる。
基板上に材料の高解像度パターンを直接パターニングするのに適したプロセスの必要性は、従来技術において未だ満たされていない。
本発明は、基板上にパターン化された材料層を高解像度で直接堆積することを可能にする。本発明の実施形態は、気化原子の伝播角度を基板の表面に垂直な方向の周りの狭い範囲にフィルタリングする。その結果、シャドーマスクの表面形状(フィーチャー)の横方向寸法の外側に堆積した材料がフェザリングするのが軽減される。本発明の実施形態は、有機発光材料などの感光性材料の堆積における使用に特によく適している。実施形態はまた、包装用途、集積回路処理用途などにおける他の薄膜層及び厚膜層の堆積にもよく適している。
本発明の例示的な実施形態は、シャドーマスクの開口パターンを通過した後に材料が基板の表面上に堆積するように材料が供給源で気化される直接パターニング堆積システムである。シャドーマスクに到達する前に、気化原子は、基板表面に垂直である方向に近い伝播角度を有するもの以外のすべての気化原子を遮蔽するコリメータを通過する。結果として、開口部とそれらのそれぞれの堆積材料領域との間の横方向のずれは、従来技術と比較して減少する。
コリメータは、縦横アスペクト比が高い複数のチャネルを含み、チャネルの長手方向の軸は、法線方向と実質的に整列している。その結果、法線に近い方向以外の方向に沿って移動するこれらの気化原子は、チャネルの内壁によって遮蔽される。
ある実施形態では、供給源は、基板表面全体が同時に気化材料を受け取るように、気化原子の円錐形の蒸気プルームを提供するように寸法設定され配置されている。これらの実施形態のいくつかにおいて、堆積材料の厚さの均一性が基板表面の二次元領域にわたって改善されるように、供給源は、経路に沿って移動される。
いくつかの実施形態では、供給源は、扇形の蒸気プルームを放出する線状供給源であり、線状供給源は、その長手方向の軸と整列していない方向に沿って移動する。これらの実施形態のいくつかにおいて、供給源は、供給源の長手方向の軸と法線方向の両方に実質的に直交する方向に沿って移動される。これらの実施形態のいくつかにおいて、供給源は、非線形経路に沿って移動する。
ある実施形態では、供給源は、複数の個々のノズルを備え、各ノズルは、基板表面の領域にわたって実質的に均一な気化原子の流れを集合的に提供するようにそれぞれ円錐形の蒸気プルームを放出する。
ある実施形態では、供給源は、加熱されたときに有機材料が供給源の平面にわたって均一に気化するように、基板と平行に対向して配置された二次元平面供給源である。ある実施形態では、基板表面の二次元領域にわたる堆積材料の厚さ均一性を改善するために、供給源とシャドーマスクとの間の相対運動が提供される。
本発明の一実施形態は、基板の堆積領域の複数の堆積部位に第1の材料を堆積し、前記複数の堆積部位が第1の配置で配置されているシステムであって、
前記第1の材料の第1の複数の気化原子を供給するための供給源であって、その第1の複数の気化原子の各々が、前記基板によって画定される第1の平面に対して垂直な第1の方向に対する伝搬角度によって特徴づけられる伝搬方向に沿って伝搬し、前記第1の複数の気化原子の伝搬角度の範囲が第1の角度範囲に及ぶ、供給源と、
前記第1の配置で配置された複数の開口部を含むシャドーマスクと、
複数のチャネルを含み、前記供給源と前記シャドーマスクとの間にあるコリメータであって、その複数のチャネルの各々が、前記第1の角度範囲より小さい第2の角度範囲内の伝播角度を有する気化原子のみを通過させるように寸法設定され配置されている、コリメータと、
を備えるシステムである。
本発明の他の実施形態は、基板の堆積領域内の複数の堆積部位に第1の材料を堆積し、前記複数の堆積部位が第1の配置で配置されているシステムであって、
複数の気化原子を提供するように動作可能な供給源であって、その複数の気化原子の各々が、伝播角度を規定する伝播方向に沿って移動し、前記複数の伝播角度が第1の角度範囲に及ぶ、供給源と、
前記第1の配置に配置された複数の開口部を含むシャドーマスクであって、前記シャドーマスク及び前記複数の堆積部位が、前記第1の角度範囲よりも小さい許容角度範囲を集約的に規定する、シャドーマスクと、
前記供給源と前記シャドーマスクとの間に位置するコリメータであって、前記コリメータが、複数のチャネルを含み、その複数のチャネルの各々が、前記許容角度範囲以下のフィルタリング角度範囲を規定する縦横アスペクト比を有する、コリメータと、
を備える、システムである。
本発明のさらに別の実施形態は、
基板に第1の配置で配置された複数の堆積部位上に第1の材料を堆積する方法であって、
供給源と、前記第1の配置で配置された複数の開口部を有するシャドーマスクとの間に位置するコリメータで第1の複数の気化原子を受け取る段階であって、前記第1の複数の気化原子が、第1の範囲の伝搬角度によって特徴付けられる、段階と、
前記コリメータを通して第2の複数の気化原子を前記シャドーマスクに選択的に通過させる段階であって、前記第2の複数の気化原子が、前記第1の範囲の伝播角度よりも狭い第2の範囲の伝播角度によって特徴付けられている段階と、
前記第2の複数の気化原子の少なくとも一部が前記複数の開口部を介して前記基板に堆積することを可能にする段階と、
を含む、堆積する方法である。
従来技術による直接パターニング堆積システムの顕著な特徴の断面の概略図を示す。 本発明の例示的な実施形態による、高精度直接パターニング堆積システムの顕著な特徴の断面の概略図を示す。 例示的な実施形態による、基板上に直接パターンニングされた材料の層を堆積するための方法の動作を示す。 基板102の画素領域及びシャドーマスク106の対応する開口部120の概略拡大図を示す。 例示的な実施形態によるコリメータの概略断面図を示す。 コリメータ208の領域の概略上面図を示す。 コリメータ208の領域の概略断面図を示す。
図1は、従来技術による直接パターニング堆積システムの顕著な特徴の断面の概略図を示す。システム100は、基板の前に位置するシャドーマスクを通して材料を気化させることによって基板上に材料の所望のパターンを堆積させる従来の蒸着システムである。システム100は、低圧真空チャンバ(図示せず)内に配置された供給源104及びシャドーマスク106を含む。
基板102は、アクティブマトリクス有機発光ダイオード(AMOLED)ディスプレイの形成に適したガラス基板である。基板102は、平面108と法線軸110とを画定する表面114を含む。法線軸110は、平面108と直交する。表面114は、緑色光を放射する材料を受容するための複数の堆積部位G、青色光を放射する材料を受容するための複数の堆積部位B、及び、赤色光を放射する材料を受容するための複数の堆積部位Rを含む。堆積部位は、各画素領域が各色の発光材料のための1つの堆積部位を含むように、複数の画素領域112に配置される。
供給源104は、基板102に対して中心にある材料116を気化させるための坩堝であり、材料116は、赤色光を放射する有機発光材料である。材料116が真空チャンバの低圧雰囲気内で溶融又は昇華すると、供給源104は、供給源から実質的に弾道的に基板102に向かって伝播する気化原子122を放出する。供給源104から放出された気化原子は、集合的に蒸気プルーム124を画定する。
シャドーマスク106は、開口部120を含む構造材料のプレートである。シャドーマスクは、ほぼ平らで、平面118を定義する。シャドーマスクは、それがその開口部を通過するものを除くすべての気化原子の通過を遮蔽するように、供給源104と基板102との間に位置する。シャドーマスク及び基板は、分離距離s(典型的には数十又は数百ミクロン)によって分離され、平面108及び118は、実質的に平行であり、開口部120は、堆積部位Rと整列している。
理想的には、赤色発光材料116を堆積するとき、気化原子は、堆積部位Rにのみ入射する。残念なことに、蒸気プルーム124は、多くの異なる伝播方向126に沿って移動する気化原子を含み、それらの多くは、法線軸110の方向と整列していない。結果として、開口部120を通過する気化原子の大部分は、大きな横方向成分を有する伝播方向に沿って移動している。各気化原子が表面114に入射する点は、その伝播角度及び基板とシャドーマスクとの間の空間的関係、具体的には間隔s及び開口部120と堆積部位Rとの位置関係によって幾何学的に決定される。添付の特許請求の範囲を含む本明細書の目的のために、用語「伝播角度」は、基板102の平面108に垂直な方向(すなわち、法線方向128、これは法線軸110と一致する)に関する気化原子の伝播方向によって生成される角度として定義される。例えば、気化原子122は、伝播方向126に沿って移動し、それは、法線方向128に対して伝播角度θpを生成する。
蒸気プルーム124の気化原子の伝播角度は、−θmから+θmの比較的広い角度範囲に及び、これは、従来技術の直接堆積システムにとって重大な不都合をもたらす。特に、それは、開口部120の周囲の外側の表面114上に材料118を堆積させることになり、これは一般に「フェザリング」と呼ばれる。さらに、開口部でのフェザリングの量は、基板102の中心からのその開口部の距離とともに増加する。
蒸気プルーム124の中心近くに位置する開口部の場合、シャドーマスク106に到達する気化原子122は、比較的小さい角度範囲内の伝播角度を有する。すなわち、それらは、法線軸110と僅かにずれた方向に沿って移動している。その結果、これらの開口部を通過する気化原子は、シャドーマスクを通過した後に最小の横方向ドリフト(フェザリング)しか発生しない。したがって、この領域では、堆積材料116の横方向の広がりは、通常、開口部120の縁部とほぼ一直線に並ぶ(すなわち、それは主に目標堆積部位Rに堆積する)。
しかしながら、蒸気プルーム124の中心からさらに離れた開口部については、シャドーマスク106に到達する気化原子は、比較的広い角度範囲に広がり、|θm|に近い伝播角度を含む。その結果、これらの領域では、シャドーマスクを通過した後に気化原子が移動した横方向の距離が大きくなり、開口部の横方向の範囲を遥かに超えて堆積した材料がぼやけてしまう。これにより、開口部開口の縁部と材料116が堆積する領域の周囲との間に横方向のオフセットδfが生じる。したがって、堆積した材料は、ターゲット堆積部位の範囲を超えて広がる。場合によっては、そのようなフェザリングは、異なる発光材料を意図した隣接する堆積部位(すなわち、堆積部位B及び/又はG)上への材料の堆積をもたらし、それによって混色を引き起こす可能性がある。
面108及び118の平行度からのずれ(すなわち、マスクと基板との間の相対的なピッチ及び/又は偏揺れ)、シャドーマスク及び/又は基板の非平坦性、及びシャドーマスクと基板との間の並進及び/又は回転のずれ等の、シャドーマスクと基板との間のあらゆる追加の不整合によってフェザリングが悪化することに留意されたい。さらに、多くの従来技術の堆積システム(例えば、複数の材料を堆積するためのシステムなど)では、供給源102は、基板から中心を外れて位置し、これは、さらに大きなフェザリングの問題をもたらす。
しかしながら、望ましいよりも大きい伝播角度を有する気化原子がシャドーマスク106に到達するのを阻止することは、フェザリングを著しく低減し、それによって、シャドーマスクの開口パターンに対してより高い解像度及び忠実度を有する堆積材料のパターンを可能にすることができる。
図2は、本発明の例示的な実施形態による、高精度直接パターニング堆積システムの顕著な特徴の断面の概略図を示す。システム200は、真空チャンバ202、基板チャック204、供給源104、シャドーマスク106、マスクチャック206、コリメータ208及び位置決めシステム210を含む。システム200は、フォトリソグラフィ及びエッチングなどの後続の減法パターニング作業を必要とせずに、基板表面上に所望の材料パターンを気化させるように動作する。
システム200は、本明細書では、AMOLEDディスプレイの製造の一部としてのガラス基板上への発光材料のパターンの堆積に関して説明される。しかしながら、本明細書を読んだ後、本発明が、半導体基板(シリコン、シリコンカーバイド、ゲルマニウムなど)、セラミック基板、金属基板、プラスチック基板などの幅広い基板の何れかにおける、実質的に任意の薄膜及び厚膜材料(有機又は無機)の直接パターンニング層の形成に向けられ得ることは当業者にとって明らかであろう。さらに、例示的な実施形態が熱蒸着システムであるが、当業者は、本明細書を読んだ後に、本発明が電子ビーム蒸着、スパッタリングなどの実質的にあらゆる材料堆積プロセスに向けられ得ることを認識するであろう。さらにまた、図示の例が単一基板平面処理での使用に適した堆積システムであるが、本発明は、クラスタツール処理、トラック処理、ロールツーロール処理、リールツーリール処理などの他の製造方法での使用にも適している。結果として、本発明は、限定はしないが、パッケージング用途、IC製造、MEMS製造、ナノテクノロジーデバイス製造、ボールグリッドアレイ(BGA)製造などを含む無数の用途での使用に適している。
真空チャンバ202は、材料116の気化を支援する低圧雰囲気を提供するように動作する従来の圧力容器である。真空チャンバ202は、独立型ユニット、クラスタ堆積システムの一部、又は、複数の蒸発チャンバが直線状に配置されているトラック堆積システムの一部とすることができることに留意されたい。ある実施形態では、真空チャンバ202は、例えば、異なる色(例えば、赤、緑、青など)で発光する複数の発光サブ画素のような異なる材料の異なるパターンの形成を可能にするいくつかの蒸発源/シャドーマスクの組み合わせを含む。
図3は、例示的な実施形態による、基板上に直接パターンニングされた材料の層を堆積するための方法の動作を示す。方法300は、引き続き図2を参照しながら、図4及び図5Aから図5Cと共に本明細書で説明される。方法300は、コリメータ208がコリメータチャック210に取り付けられる工程301から始まる。
コリメータ208は、以下により詳細に説明されるように、また図5Aから図5Cに関して説明されるように、薄い壁によって分離された複数のチャネルを備える機械的に頑丈なプレートである。コリメータ208は、平面108にほぼ垂直な方向に沿って伝播する気化原子を選択的に通過させる(すなわち、非常に小さい伝播角度を有する)空間フィルタとして機能するように寸法設定され配置されている。したがって、コリメータ202は、基板102の全体にわたるフェザリングを軽減する。
コリメータチャック210は、シャドーマスク106に対してコリメータを保持し位置決めするための環状クランプ機構である。
工程302では、シャドーマスク106は、マスクチャック206に装着される。
マスクチャック206は、供給源106と基板116の間にシャドーマスク106を位置させる機械的クランプである。ある実施形態において、マスクチャック206は、基板チャック204に類似した静電チャックである。通常、シャドーマスク106は、その周囲でのみサポートされる。その結果、従来技術のシャドーマスクは、重力下で垂れ下がる傾向がある。このような垂れ下がりは、中央でマスクと基板との間の間隔を局所的に増加させるため、この領域でのフェザリンリを悪化させる。ある実施形態では、マスクチャック206は、重力によるシャドーマスクの垂れ下がりを弱めるようにシャドーマスクを上方に偏らせる僅かな湾曲(例えば、上向きの傾斜)を含む。ある実施形態では、微細支持構造は、マスクチャック206の開口部を横切って延びてマスクを支持し、重力の垂れ下がりを減少させることができる。
工程303において、基板102は、基板チャック204に装着される。
基板チャック204は、基板が非常に平らになるように基板102を固定するためのプラテンである。基板チャック204は、基板の他方の面への材料の堆積との干渉を軽減するために、一方の面(前面又は背面のいずれか)からのみ基板102に接触するように寸法設定され配置されている。図示の例では、基板チャック204は、基板102を定位置に静電的に「クランプ」するために誘電体の両端に電圧を印加する静電チャックである。ある実施形態では、基板チャック204は、基板の両側から、真空、機械的クランプなどの様々な手段を用いて基板を固定する。ある実施形態において、基板チャック204は、位置決めシステム212と共に動作して、基板102とシャドーマスク106との間の間隔及び平行度を制御するインサイチュギャップセンサを含む。
工程304において、基板102、シャドーマスク106及びコリメータ208の相対位置は、位置決めシステム212によって制御される。
位置決めシステム212は、基板102、供給源104、シャドーマスク106及びコリメータ208の相対位置を制御するためのシステムである。位置決めシステムは、3つの6軸マニピュレータと、基板102とシャドーマスク106との間の位置合わせを制御するための光学アライメントシステムとを備えている。6軸マニピュレータの各々は、基板チャック204、マスクチャック206及びコリメータチャック210の各々と動作可能に接続されて、x軸、y軸及びz軸の各々に沿ったその位置及びその周りの回転を制御する。ある実施形態では、マスクチャック206及びコリメータチャック210の少なくとも一方の位置は、6軸ポジショナーによって制御されない。ある実施形態では、位置決めシステム212はまた、基板102とシャドーマスク106との相対回転アライメントを制御するための回転ステージを含む。
動作304において、位置決めシステム212は、堆積領域216内の堆積部位Rが開口部120と位置合わせされ、平面108及び118が平行であり、基板とシャドーマスクとの間の間隔sが、可能な限りゼロに近づくように(すなわち、接触している)、好ましくは数ミクロン以内(例えば、1〜5ミクロン)になるように基板及びシャドーマスクを配置する。ある実施形態では、sは、他の適切な分離距離である。
工程305において、供給源104は、蒸気プルーム124を生成する。図1に関して上で説明したように、蒸気プルーム124の気化原子の伝播角度は、−θmから+θmの比較的広い角度範囲に及ぶ。
図1に関して上述したように、基板102とシャドーマスク106との間の横方向及び回転方向の位置合わせ、それらの間の間隔s、及びシャドーマスクに入射する気化原子の伝播角度の範囲θpは、基板の表面114で生じるフェザリングの量を決定する。
図4は、基板102の画素領域及びシャドーマスク106の対応する開口部120の概略拡大図を示す。図に示すように、開口部120と堆積部位Rへの材料の堆積との間の完全な忠実度のために、シャドーマスク106を通過した気化原子の伝播角度は、−θaから+θaの許容範囲内でなければならない。添付の特許請求の範囲を含む本明細書の目的において、用語「許容角度範囲」は、シャドーマスクを通過することが望まれる伝播角度の範囲として定義され、これは、−θaから+θaの角度範囲に及ぶ。通常、許容角度範囲は、開口部120を通過した後に材料116が堆積部位Rにのみ堆積することを可能にする角度の範囲である。ある実施形態では、許容可能な角度範囲は、最も近い堆積部位間の間隔の半分未満であるフェザリングを可能にするために堆積部位の周りの小さな保護帯を含む。この範囲外の伝播角度を有するシャドーマスクに入射する気化原子は、堆積部位Rの横方向範囲を超えて表面114上に堆積する。
工程306において、蒸気プルーム124は、コリメータ208によってフィルタリングされて蒸気塔214を生じさせる。
図5Aは、例示的な実施形態によるコリメータの概略断面図を示す。コリメータ208は、本体502を含み、本体502は、複数のチャネル504を形成するようにパターンニングされ、各チャネルは、本体502の厚さにわたって延びる。
本体502は、平面加工に適したガラスプレートである。図示の例では、本体502は、約25ミリメートル(mm)の厚さを有する。しかしながら、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の実用的な厚さを使用することができる。ある実施形態では、本体502は、著しい変形なしに熱及び/又は電子ビーム蒸発に関連する温度に耐えるのに適した構造的に剛性な様々な材料を含む。本体502に使用するのに適した材料には、半導体(例えば、シリコン、炭化ケイ素など)、セラミック(例えば、アルミナなど)、複合材料(例えば、炭素繊維など)、ガラス繊維、プリント回路基板、金属、ポリマー(例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)など)などが含まれる。
チャネル504は、金属成形、穿孔、放電加工、深堀り反応性イオンエッチング(DRIE)などの従来の加工作業を用いて本体502に形成された貫通孔である。図示の例では、チャネル504は、直径約3mmの円形断面を有する。したがって、チャネル504は、約8:1の縦横アスペクト比を有する。縦横アスペクト比は、3:1以上であることが好ましい。さらに、縦横アスペクト比が100:1を超えると、コリメータを通過する気化原子の流れが望ましくないレベルまで減少し始める。しかしながら、100:1を超える縦横アスペクト比は、本発明の範囲内である。ある実施形態において、チャネル504は、円形以外の断面形状(例えば、正方形、長方形、六角形、八角形、不規則など)を有する。
チャネル504の形成は、チャネル間に存在する複数の壁506を生じさせる。好ましくは、高い処理能力を可能にするために、本体502の構造的完全性を犠牲にすることなく壁506をできるだけ薄くする。図示の例では、壁506は、約500ミクロンの平均厚さを有する。ただし、壁506には、実用的な厚さを使用できる。
図5B及び図5Cは、コリメータ208の領域の概略上面図及び概略断面図をそれぞれ示す。チャネル506は、列が周期的であり、隣接する列がそれらの隣の列から半周期ずれているハニカム配置で配置されている。ある実施形態では、チャネルは、二次元周期的、六方最密充填、ランダムなど、様々な配置で配置される。
図5Cに示されるように、チャネル504のアスペクト比は、フィルタリングされた角度範囲を規定する。添付の特許請求の範囲を含む本明細書の目的において、用語「フィルタリングされた角度範囲」は、コリメータ208を通過するであろう伝播角度の範囲として定義され、それは−θcから+θcの角度範囲に及ぶ。その結果、|θc|よりも大きい伝播角度を有する気化原子は、コリメータで遮られる。
当業者であれば、本体502、チャネル504及び壁506について上で提供された寸法が単なる例示であり、本発明の範囲から逸脱することなく他の寸法を使用できることを理解するであろう。
工程307において、開口部120は、堆積領域216内の堆積部位Rに堆積するように、蒸気柱214の気化原子を通過させる。
任意の工程308において、位置決めシステム212は、コリメータ208に運動を与えて、蒸気柱214の横方向範囲にわたる気化原子密度の均一性を改善し、それによって基板102上の堆積部位にわたる堆積均一性を改善する。ある実施形態では、位置決めシステム212は、コリメータ208に振動運動を与えるように動作する。
例示的な実施形態では、その坩堝の開口面積が基板102の面積よりもかなり小さいので、供給源104が、実質的に材料116の点供給源であることに留意されたい。
任意の工程309において、位置決めシステム212は、堆積の均一性を向上させるために、基板に対してx−y平面内で供給源102を移動させる。
ある実施形態では、供給源104は、気化原子の扇形の蒸気プルームを放出する複数のノズルを含む線形蒸発源である。ある実施形態では、位置決めシステム212は、基板102上に堆積された材料の均一性を向上させるために、x−y平面内でその長手方向の軸と整列していない方向に沿って線形供給源を移動させる。ある実施形態では、この経路は、ノズルの線形配置と法線軸110との両方に実質的に直交する線である。ある実施形態では、線形供給源は、x−y平面内の非線形経路に沿って移動する。
ある実施形態では、供給源104は、ノズルの二次元配置を含み、複数のノズルが、基板表面の領域にわたって実質的に均一な気化原子の流れを集合的に提供するように、ノズルの各々は、円錐形の蒸気プルームを放出する。ある実施形態では、位置決めシステム212は、堆積の均一性を促進するためにノズルの二次元配列を移動させる。ある実施形態では、堆積の均一性を促進するために、ノズルの二次元配置が面内で回転される。
ある実施形態では、供給源104は、その上面にわたって分布している材料の層116を含む二次元平面供給源である。供給源は、この上面が基板102と平行で対面するように配置されている。加熱すると、材料116は、平面全体で均一に気化する。本発明の実施形態で使用するのに適した例示的な平面蒸発源は、Tungらによる「新規な平面蒸発技術を使用することによるOLED製造」(Int. J. of Photoenergy, Vol. 2014(18), pp. 1−8 (2014))によって開示され、これは参照により本明細書に組み込まれる。
ある実施形態では、材料116が表面114の二次元領域にわたって堆積する均一性を向上させるために、位置決めシステム212は、基板/マスクの組合せと供給源との少なくとも1つを動かすことによって、供給源104と、基板102とシャドーマスク106との組合せとの間に相対移動を与える。
本明細書が、本発明による幾つかの実施形態を教示しているだけであり、本明細書を読んだ後に当業者によって本発明の多くの変形例が容易に考案され得、本発明の範囲が以下の特許請求の範囲によって決定されるべきであることが理解されるべきである。
100 システム
102 基板
104 供給源
106 シャドーマスク
108 平面
110 法線軸
112 画素領域
114 表面
116 材料
118 平面
120 開口部
122 気化原子
124 蒸気プルーム
126 伝播方向
200 システム
202 真空チャンバ
204 基板チャック
206 マスクチャック
208 コリメータ
210 コリメータチャック
212 位置決めシステム
214 蒸気柱
216 堆積領域
502 本体
504 チャネル
506 壁

Claims (37)

  1. 基板の堆積領域の複数の堆積部位に第1の材料を堆積し、前記複数の堆積部位が第1の配置で配置されているシステムであって、
    前記第1の材料の第1の複数の気化原子を供給するための供給源であって、その第1の複数の気化原子の各々が、前記基板によって画定される第1の平面に対して垂直な第1の方向に対する伝搬角度によって特徴づけられる伝搬方向に沿って伝搬し、前記第1の複数の気化原子の伝搬角度の範囲が第1の角度範囲に及ぶ、供給源と、
    前記第1の配置で配置された複数の開口部を含むシャドーマスクと、
    複数のチャネルを含み、前記供給源と前記シャドーマスクとの間にあるコリメータであって、その複数のチャネルの各々が、前記第1の角度範囲より小さい第2の角度範囲内の伝播角度を有する気化原子のみを通過させるように寸法設定され配置されている、コリメータと、
    を備えるシステム。
  2. 前記第1の材料が有機材料である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の材料が、発光するように作用する有機材料である、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記複数の堆積部位及び前記複数の開口部が集合的に許容角度範囲を規定し、前記第2の角度範囲が前記許容角度範囲以下である、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記複数のチャネルの各々が、約3:1以上の縦横アスペクト比によって特徴付けられる、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記複数のチャネルの各々が、8:1以上の縦横アスペクト比によって特徴付けられる、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記堆積領域が、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿った第1の長さを有し、前記供給源が、前記複数の気化原子を放出するための複数のノズルを備え、前記複数のノズルが、前記第2の方向に沿った第2の長さを有する第2の配置で配置され、前記第2の長さが、前記第1の長さ以上である、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記供給源が、第3の方向に沿って前記堆積領域に対して移動可能であり、前記第1の方向、前記第2の方向及び前記第3の方向が、互いに直交している、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記第2の配置が、第3の方向に沿った第3の長さを有する二次元配置であり、前記第1の方向、第2の方向及び第3の方向が、互いに直交している、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記供給源が、前記複数の気化原子を放出するための単一のノズルを有し、前記供給源が、前記第1の平面と実質的に平行な第2の平面内において二次元で前記堆積領域に対して移動可能である、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記基板と前記コリメータとの間に相対運動を与えるように動作可能な位置決めシステムをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  12. 基板の堆積領域内の複数の堆積部位に第1の材料を堆積し、前記複数の堆積部位が第1の配置で配置されているシステムであって、
    複数の気化原子を提供するように動作可能な供給源であって、その複数の気化原子の各々が、伝播角度を規定する伝播方向に沿って移動し、前記複数の伝播角度が第1の角度範囲に及ぶ、供給源と、
    前記第1の配置に配置された複数の開口部を含むシャドーマスクであって、前記シャドーマスク及び前記複数の堆積部位が、前記第1の角度範囲よりも小さい許容角度範囲を集約的に規定する、シャドーマスクと、
    前記供給源と前記シャドーマスクとの間に位置するコリメータであって、前記コリメータが、複数のチャネルを含み、その複数のチャネルの各々が、前記許容角度範囲以下のフィルタリング角度範囲を規定する縦横アスペクト比を有する、コリメータと、
    を備える、システム。
  13. 前記基板が、第1の平面と、前記第1の平面に垂直な第1の方向とを画定し、前記供給源が、前記複数の気化原子を放出するための複数のノズルを備え、前記複数のノズルが、前記第1の平面と実質的に平行な第2の平面内の第2の方向に沿った第1の長さを有する第2の配置で配置され、さらに、前記供給源が、前記第2の平面内の経路に沿って移動可能であり、前記経路が、前記第2の方向と整列していない、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記堆積領域が、前記第1の平面内に第1の領域を有し、前記供給源が、前記複数の気化原子を放出するための第1のノズルを備え、さらに、前記供給源が、前記第1の平面に実質的に平行な第2の平面内で移動可能である、請求項12に記載のシステム。
  15. 位置決めシステムをさらに備え、前記位置決めシステムが、前記コリメータと前記基板との間に相対運動を与えるように動作可能である、請求項12に記載のシステム。
  16. 縦横アスペクト比が、少なくとも3:1である、請求項11に記載のシステム。
  17. 縦横アスペクト比が、少なくとも8:1である、請求項11に記載のシステム。
  18. 基板に第1の配置で配置された複数の堆積部位上に第1の材料を堆積する方法であって、
    供給源と、前記第1の配置で配置された複数の開口部を有するシャドーマスクとの間に位置するコリメータで第1の複数の気化原子を受け取る段階であって、前記第1の複数の気化原子が、第1の範囲の伝搬角度によって特徴付けられる、段階と、
    供給源と、前記第1の配置で配置された複数の開口部を有するシャドーマスクとの間に位置するコリメータで第1の複数の気化原子を受け取る段階であって、前記第1の複数の気化原子が、第1の範囲の伝搬角度によって特徴付けられる、段階と、
    前記第2の複数の気化原子の少なくとも一部が前記複数の開口部を介して前記基板に堆積することを可能にする段階と、
    を含む、堆積する方法。
  19. 前記コリメータが複数のチャネルを含むように前記コリメータを提供する段階とさらに含み、その複数のチャネルの各々が、前記第2の伝播角度範囲を決定する縦横アスペクト比を有する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記縦横アスペクト比が、許容可能な角度範囲に基づいており、前記許容可能な角度範囲が、前記基板と前記シャドーマスクとによって規定される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記縦横アスペクト比が、前記許容角度範囲以下であるフィルタリングされた角度範囲を規定する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1の複数の気化原子を供給源で発生させる段階と、
    前記基板に対して前記供給源を移動する段階と、
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  23. 前記供給源をノズルの線形配置として提供することをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記供給源をノズルの二次元配置として提供することをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記コリメータと前記基板との間に相対運動を与えることをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  26. 前記シャドーマスクをその周囲に保持するためのマスクチャックをさらに備え、前記マスクチャックが、前記シャドーマスクの重力によって生じる垂れ下がりを軽減するように寸法設定され配置されている、請求項1に記載のシステム。
  27. 前記マスクチャックが、前記重力によって生じる垂れ下がりを軽減するために前記シャドーマスクに機械的バイアスを生じさせるように寸法設定され配置されている、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記シャドーマスクが前記マスクチャックに取り付けられたときに、前記マスクチャックが、前記機械的バイアスを生じさせる傾斜によって特徴付けられる、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記マスクチャックの開口部に位置する支持構造をさらに備え、前記シャドーマスクが前記マスクチャックに取り付けられたときに、前記支持構造が前記シャドーマスクを支持する、請求項26に記載のシステム。
  30. 前記シャドーマスクをその周囲に保持するためのマスクチャックをさらに備え、前記マスクチャックが、前記シャドーマスクの重力によって生じる垂れ下がりを軽減するように寸法設定され配置されている、請求項12に記載のシステム。
  31. 前記マスクチャックが、前記重力によって生じる垂れ下がりを軽減するために前記シャドーマスクに機械的バイアスを生じさせるように寸法設定され配置されている、請求項30に記載のシステム。
  32. 前記シャドーマスクが前記マスクチャックに取り付けられたときに、前記マスクチャックが、前記機械的バイアスを生じさせる傾斜によって特徴付けられる、請求項31に記載のシステム。
  33. 前記マスクチャックの開口部に位置する支持構造をさらに備え、前記シャドーマスクが前記マスクチャックに取り付けられたときに、前記支持構造が前記シャドーマスクを支持する、請求項30に記載のシステム。
  34. 前記シャドーマスクの重力に生じる垂れ下がりを軽減するように動作可能なマスクチャックに前記シャドーマスクを取り付ける段階をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  35. 前記重力によって生じる垂れ下がりを軽減する前記シャドーマスクに機械的バイアスを生じさせるように、前記マスクチャックを提供する段階をさらに含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記シャドーマスクが前記マスクチャックに取り付けられたときに、前記機械的バイアスを生じさせる傾斜によって特徴付けられるように前記マスクチャックが提供される、請求項35に記載の方法。
  37. 前記マスクチャックの開口部に位置する支持構造を含むように前記マスクチャックを提供する段階をさらに含み、前記シャドーマスクが前記マスクチャックに取り付けられるときに、前記支持構造が前記シャドーマスクを支持する、請求項34に記載の方法。
JP2018561621A 2016-05-24 2017-05-17 高精度シャドーマスク堆積システム及びその方法 Pending JP2019516865A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662340793P 2016-05-24 2016-05-24
US62/340,793 2016-05-24
PCT/US2017/033161 WO2017205147A1 (en) 2016-05-24 2017-05-17 High-precision shadow-mask-deposition system and method therefor
US15/597,635 2017-05-17
US15/597,635 US10072328B2 (en) 2016-05-24 2017-05-17 High-precision shadow-mask-deposition system and method therefor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019516865A true JP2019516865A (ja) 2019-06-20

Family

ID=60412534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018561621A Pending JP2019516865A (ja) 2016-05-24 2017-05-17 高精度シャドーマスク堆積システム及びその方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10072328B2 (ja)
JP (1) JP2019516865A (ja)
KR (1) KR102377183B1 (ja)
WO (1) WO2017205147A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10644239B2 (en) 2014-11-17 2020-05-05 Emagin Corporation High precision, high resolution collimating shadow mask and method for fabricating a micro-display
WO2017205147A1 (en) 2016-05-24 2017-11-30 Emagin Corporation High-precision shadow-mask-deposition system and method therefor
US10386731B2 (en) 2016-05-24 2019-08-20 Emagin Corporation Shadow-mask-deposition system and method therefor
TWI633197B (zh) 2016-05-24 2018-08-21 美商伊麥傑公司 高精準度蔽蔭遮罩沉積系統及其方法
JP6669059B2 (ja) 2016-12-27 2020-03-18 トヨタ自動車株式会社 位置算出装置
US11101451B2 (en) 2017-05-01 2021-08-24 Emagin Corporation Mechanically pre-biased shadow mask and method of formation
US11152573B2 (en) 2017-05-01 2021-10-19 Emagin Corporation Shadow mask comprising a gravity-compensation layer and method of fabrication
CN108385057B (zh) * 2018-01-26 2020-07-31 清华大学 一种用于直写式真空蒸发系统的阶梯式准直管结构
US11205524B2 (en) 2018-05-17 2021-12-21 Georgia Tech Research Corporation Integrated atomic beam collimator and methods thereof
CN109585654A (zh) * 2018-11-30 2019-04-05 合肥鑫晟光电科技有限公司 有机层及制备方法、指向性热源组件、显示面板
WO2020185016A1 (ko) 2019-03-12 2020-09-17 에스케이씨 주식회사 패키징 기판 및 이를 포함하는 반도체 장치
CN114678344A (zh) 2019-03-29 2022-06-28 爱玻索立克公司 半导体用封装玻璃基板、半导体封装基板及半导体装置
KR20220089715A (ko) 2019-08-23 2022-06-28 앱솔릭스 인코포레이티드 패키징 기판 및 이를 포함하는 반도체 장치
KR20230140665A (ko) * 2022-03-29 2023-10-10 삼성디스플레이 주식회사 증착 마스크 스테이지, 이를 포함하는 디스플레이 제조 장치, 및 이를 이용한 디스플레이 제조 방법
US20240042482A1 (en) * 2022-08-04 2024-02-08 Emagin Corporation Evaporation system having improved collimation

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03104865A (ja) * 1989-09-16 1991-05-01 Toshiba Corp 蒸着装置
JPH06330309A (ja) * 1993-05-20 1994-11-29 Nippon Steel Corp コリメートスパッタ法による成膜方法及び装置
JPH07316808A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Nippon Steel Corp スパッタリング装置
JP2004119064A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Fujitsu Ltd 薄膜形成装置および薄膜形成方法
US20040086639A1 (en) * 2002-09-24 2004-05-06 Grantham Daniel Harrison Patterned thin-film deposition using collimating heated mask asembly
JP2010270396A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Samsung Mobile Display Co Ltd 薄膜蒸着装置
WO2012086456A1 (ja) * 2010-12-20 2012-06-28 シャープ株式会社 蒸着方法、蒸着装置、及び有機el表示装置
JP2014201832A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 蒸着装置及びそれに適用するマスク組立体
WO2015186796A1 (ja) * 2014-06-05 2015-12-10 シャープ株式会社 蒸着方法及び蒸着装置

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4393131A (en) 1982-03-29 1983-07-12 Motorola, Inc. Method for captivating a substrate within a holder
RU2032765C1 (ru) 1987-04-03 1995-04-10 Фудзицу Лимитед Способ нанесения алмазного покрытия из паровой фазы и устройство для его осуществления
US4902377A (en) 1989-05-23 1990-02-20 Motorola, Inc. Sloped contact etch process
US6287436B1 (en) 1998-02-27 2001-09-11 Innovent, Inc. Brazed honeycomb collimator
US7282240B1 (en) 1998-04-21 2007-10-16 President And Fellows Of Harvard College Elastomeric mask and use in fabrication of devices
US6592728B1 (en) * 1998-08-04 2003-07-15 Veeco-Cvc, Inc. Dual collimated deposition apparatus and method of use
RU2155204C2 (ru) * 1998-09-23 2000-08-27 Институт проблем химической физики РАН Органический электролюминесцентный материал, излучающий в красной области спектра
DE10039644A1 (de) 2000-08-14 2002-02-28 Rubitec Gesellschaft Fuer Innovation & Technologie Ruhr Univ Bochum Mbh Lochmaske und Verfahren zur Herstellung einer Lochmaske
CA2421520A1 (en) 2000-09-22 2002-03-28 General Electric Company Combinatorial coating systems and methods
JP2002352745A (ja) 2001-05-30 2002-12-06 Hitachi Ltd カラー陰極線管
JP2004183044A (ja) 2002-12-03 2004-07-02 Seiko Epson Corp マスク蒸着方法及び装置、マスク及びマスクの製造方法、表示パネル製造装置、表示パネル並びに電子機器
US20050212419A1 (en) 2004-03-23 2005-09-29 Eastman Kodak Company Encapsulating oled devices
WO2006021070A1 (en) 2004-08-23 2006-03-02 National Research Council Of Canada High performance light-emitting devices
US7615161B2 (en) 2005-08-19 2009-11-10 General Electric Company Simplified way to manufacture a low cost cast type collimator assembly
US7393758B2 (en) 2005-11-03 2008-07-01 Maxim Integrated Products, Inc. Wafer level packaging process
US7741770B2 (en) 2007-10-05 2010-06-22 Global Oled Technology Llc LED device having improved light output
US8742658B2 (en) 2008-07-23 2014-06-03 Cbrite Inc. Full-color active matrix organic light emitting display with hybrid
US7977868B2 (en) 2008-07-23 2011-07-12 Cbrite Inc. Active matrix organic light emitting device with MO TFT backplane
EP2168644B1 (en) * 2008-09-29 2014-11-05 Applied Materials, Inc. Evaporator for organic materials and method for evaporating organic materials
JP5642153B2 (ja) 2009-04-03 2014-12-17 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングOsram Opto Semiconductors GmbH 材料堆積装置において基板を保持する装置
US8673077B2 (en) * 2011-03-10 2014-03-18 Sharp Kabushiki Kaisha Vapor deposition device, vapor deposition method, and organic EL display device
US8879766B1 (en) 2011-10-03 2014-11-04 Wei Zhang Flat panel displaying and sounding system integrating flat panel display with flat panel sounding unit array
US20130168231A1 (en) 2011-12-31 2013-07-04 Intermolecular Inc. Method For Sputter Deposition And RF Plasma Sputter Etch Combinatorial Processing
US9655199B2 (en) 2012-05-30 2017-05-16 Universal Display Corporation Four component phosphorescent OLED for cool white lighting application
US20130344612A1 (en) 2012-06-20 2013-12-26 The Research Foundation Of State University Of New York Ultrasensitive, superfast, and microliter-volume differential scanning nanocalorimeter for direct charactization of biomolecular interactions
US8940568B2 (en) 2012-08-31 2015-01-27 Universal Display Corporation Patterning method for OLEDs
KR102100446B1 (ko) * 2012-12-10 2020-04-14 삼성디스플레이 주식회사 박막 증착용 마스크 조립체 및 이의 제조 방법
US20140342102A1 (en) 2013-05-20 2014-11-20 Advantech Global, Ltd Small Feature Size Fabrication Using a Shadow Mask Deposition Process
US9142779B2 (en) 2013-08-06 2015-09-22 University Of Rochester Patterning of OLED materials
US20150275351A1 (en) 2014-04-01 2015-10-01 Apple Inc. Evaporation Tool
RU2588921C2 (ru) * 2014-09-25 2016-07-10 Общество С Ограниченной Ответственностью "Ласком" Способ формирования токоведущей шины на низкоэмиссионной поверхности стекла
US10644239B2 (en) 2014-11-17 2020-05-05 Emagin Corporation High precision, high resolution collimating shadow mask and method for fabricating a micro-display
US10386731B2 (en) 2016-05-24 2019-08-20 Emagin Corporation Shadow-mask-deposition system and method therefor
WO2017205147A1 (en) 2016-05-24 2017-11-30 Emagin Corporation High-precision shadow-mask-deposition system and method therefor
TWI633197B (zh) 2016-05-24 2018-08-21 美商伊麥傑公司 高精準度蔽蔭遮罩沉積系統及其方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03104865A (ja) * 1989-09-16 1991-05-01 Toshiba Corp 蒸着装置
JPH06330309A (ja) * 1993-05-20 1994-11-29 Nippon Steel Corp コリメートスパッタ法による成膜方法及び装置
JPH07316808A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Nippon Steel Corp スパッタリング装置
JP2004119064A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Fujitsu Ltd 薄膜形成装置および薄膜形成方法
US20040086639A1 (en) * 2002-09-24 2004-05-06 Grantham Daniel Harrison Patterned thin-film deposition using collimating heated mask asembly
JP2010270396A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Samsung Mobile Display Co Ltd 薄膜蒸着装置
WO2012086456A1 (ja) * 2010-12-20 2012-06-28 シャープ株式会社 蒸着方法、蒸着装置、及び有機el表示装置
JP2014201832A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 蒸着装置及びそれに適用するマスク組立体
WO2015186796A1 (ja) * 2014-06-05 2015-12-10 シャープ株式会社 蒸着方法及び蒸着装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10072328B2 (en) 2018-09-11
KR20190026676A (ko) 2019-03-13
US20170342542A1 (en) 2017-11-30
WO2017205147A1 (en) 2017-11-30
KR102377183B1 (ko) 2022-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019516865A (ja) 高精度シャドーマスク堆積システム及びその方法
TWI633197B (zh) 高精準度蔽蔭遮罩沉積系統及其方法
JP7097821B2 (ja) シャドーマスク堆積システム及びその方法
CN103484817B (zh) 用于沉积的掩模和用其制造有机发光二极管显示器的方法
JP2004349101A (ja) 膜形成方法、膜形成装置、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、有機エレクトロルミネッセンス装置
WO2016171075A1 (ja) 蒸着装置および蒸着方法
US10100397B2 (en) Vapor deposition unit, vapor deposition device, and vapor deposition method
US20200181755A1 (en) Vapor deposition mask, vapor deposition apparatus, vapor deposition mask production method, and electroluminescent display apparatus production method
TWI737795B (zh) 高精準度蔽蔭遮罩沉積系統及其方法
JP2007200735A (ja) 有機化合物の蒸着方法および装置
CN109642313B (zh) 高精准度蔽荫掩模沉积系统及其方法
KR20130113303A (ko) 진공 증착 장치 및 그 증착원
US20180315925A1 (en) Shadow Mask Comprising a Gravity-Compensation Layer and Method of Fabrication
US20240081136A1 (en) System and Method for Direct Patterning Using a Compensated Shadow Mask
US20240042482A1 (en) Evaporation system having improved collimation
JP4706121B2 (ja) 成膜装置および成膜方法
KR20230004275A (ko) 성막 장치 및 성막 방법
KR20230004284A (ko) 성막 장치, 성막 방법 및 증발원 유닛
KR20240041800A (ko) 마스크 어셈블리 및 이의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210921