JP2019514585A5 - - Google Patents
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種々の実施形態では、第1のレーザパルスバーストの特性は、レーザパルス期間、レーザパルスのオン持続時間、バースト周波数、および/またはバーストオン持続時間である。付加的な非隣接組織場所の数量は、最大10(またはそれを上回るもの)であり得、例えば、1であり得る。いくつかの場合では、第1のレーザパルスバーストおよび/または次のレーザパルスバーストは、単一のレーザパルスから成る。他の場合では、第1のレーザパルスバーストおよび/または次のレーザパルスバーストは、複数のレーザパルスを含む。少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストの合計時間は、熱緩和時間に略等しくあり得る。いくつかの場合では、ビーム誘導システムは、検流計を含む。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
歯科組織の領域を除去するための方法であって、
複数の当接クレータを形成するために、レーザビームの複数のレーザパルスバーストを、前記歯科組織の領域内の個別の組織場所に、パターンで指向するステップを含み、
前記パターンは、少なくとも部分的に、前記レーザビームの幅、前記レーザビームのパルスあたりのエネルギー、および前記組織の特性に基づいて判定される、クレータサイズの関数であり、
前記当接クレータは、(i)部分的に重複するクレータの対と、(ii)接線クレータの対と、(iii)規定された最大距離まで分離される、離間クレータの対のうちの少なくとも1つを含む、方法。
(項目2)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、単一のレーザパルスから成る、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、複数のレーザパルスを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記パターンは、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目1に記載の方法。
(項目5)
(i)部分的に重複するクレータ間の重複量と、(ii)前記規定された最大距離のうちの少なくとも1つが、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記複数のレーザパルスバーストを指向するステップは、
第1のクレータを形成するために、第1のレーザパルスバーストを、第1の組織場所に指向することと、
前記第1のクレータに当接しない第2のクレータを形成するために、次のレーザパルスバーストを、第2の組織場所に指向することと、を含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記複数のレーザパルスバーストを指向するステップは、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向することをさらに含み、当接クレータを形成する組織場所に指向される連続するクレータパルスバーストは、2つとしてない、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記複数のレーザパルスバーストを指向するステップは、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向することをさらに含み、連続する付加的な組織場所の任意の対間の距離は、前記第1および前記第2の組織場所間の距離の+25%の範囲内である、項目6に記載の方法。
(項目9)
前記当接クレータは、(i)3つの部分的に重複するクレータと、(ii)3つの接線クレータと、(iii)規定された最大距離まで分離される、3つの離間クレータとのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記クレータサイズは、所望されるアブレーション効率の関数である、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記アブレーション効率は、前記複数の当接クレータの体積の関数であり、かつ前記複数のレーザパルスバーストの合計エネルギーである、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記所望されるアブレーション効率は、理論上の最大アブレーション効率の少なくとも50%である、項目11に記載の方法。
(項目13)
歯科組織の領域を除去するための歯科レーザシステムであって、
レーザビームの複数のレーザパルスバーストを生成するための、レーザ源と、
複数の当接クレータを形成するために、前記複数のレーザパルスバーストを、前記歯科組織の領域内の個別の組織場所に、パターンで指向するように適合されるビーム誘導システムであって、前記当接クレータは、(i)部分的に重複するクレータの対と、(ii)接線クレータの対と、(iii)規定された最大距離まで分離される、離間クレータの対とのうちの少なくとも1つを含む、システムと、
前記パターンが、少なくとも部分的に、前記レーザビームの幅、前記レーザビームのパルスあたりのエネルギー、および前記組織の特性に基づいて判定されるクレータサイズの関数であるように、前記レーザ源および前記ビーム誘導システムを制御するように適合される、コントローラと、を備える、システム。
(項目14)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、単一のレーザパルスから成る、項目13に記載のシステム。
(項目15)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、複数のレーザパルスを含む、項目13に記載のシステム。
(項目16)
前記パターンは、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目13に記載のシステム。
(項目17)
(i)部分的に重複するクレータ間の重複の量と、(ii)前記規定された最大距離とのうちの少なくとも1つが、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目16に記載のシステム。
(項目18)
前記ビーム誘導システムは、
第1のクレータを形成するために、第1のレーザパルスバーストを、第1の組織場所に指向し、
前記第1のクレータに当接しない第2のクレータを形成するために、次のレーザパルスバーストを、第2の組織場所に指向するように適合される、項目13に記載のシステム。
(項目19)
前記ビーム誘導システムはさらに、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向するように適合され、当接クレータを形成する組織場所に指向される連続するレーザパルスバーストは、2つとしてない、項目18に記載のシステム。
(項目20)
前記ビーム誘導システムはさらに、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向するように適合され、連続する付加的な組織場所の任意の対間の距離は、前記第1および第2の組織場所間の距離の±25%の範囲内である、項目18に記載のシステム。
(項目21)
前記当接クレータは、(i)3つの部分的に重複するクレータと、(ii)3つの接線クレータと、(iii)規定された最大距離まで分離される、3つの離間クレータとのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目13に記載のシステム。
(項目22)
前記クレータサイズは、所望されるアブレーション効率の関数である、項目13に記載のシステム。
(項目23)
前記アブレーション効率は、前記複数の当接クレータの体積の関数であり、かつ前記複数のレーザパルスバーストの合計エネルギーである、項目22に記載のシステム。
(項目24)
前記所望されるアブレーション効率は、理論上の最大アブレーション効率の少なくとも50%である、項目23に記載のシステム。
(項目25)
前記ビーム誘導システムは、検流計を備える、項目13に記載のシステム。
(項目26)
歯科組織の領域を除去するための方法であって、
第1のレーザパルスバーストを、前記歯科組織領域内の第1の組織場所に、組織場所のパターンで指向するステップと、
少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストを、少なくとも1つの付加的な非隣接組織場所に、前記パターンで指向するステップと、
次のレーザパルスバーストを、前記第1の組織場所に隣接する組織場所に、前記パターンで指向するステップと、を含み、
付加的な非隣接組織場所の数量は、少なくとも部分的に、(i)前記歯科組織の融解に対応する熱緩和時間と、(ii)前記レーザパルスの特性とに基づいて判定される、
方法。
(項目27)
前記第1のレーザパルスバーストの特性は、(i)レーザパルス期間と、(ii)レーザパルスのオン持続時間と、(iii)バースト周波数と、(iv)バーストオン持続時間とから成る、群から選択される、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、1である、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、最大10である、項目26に記載の方法。
(項目30)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、単一のレーザパルスから成る、項目26に記載の方法。
(項目31)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、複数のレーザパルスを含む、項目26に記載の方法。
(項目32)
前記少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストの合計時間は、前記熱緩和時間に略等しい、項目26に記載の方法。
(項目33)
歯科組織の領域を除去するための歯科レーザシステムであって、
レーザビームの複数のレーザパルスバーストを生成するためのレーザ源と、
ビーム誘導システムであって、
第1のレーザパルスバーストを、前記歯科組織の領域内の第1の組織場所に、組織場所のパターンで指向し、
少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストを、少なくとも1つの付加的な非隣接組織場所に、前記パターンで指向し、
次のレーザパルスバーストを、前記第1の組織場所に隣接する組織場所に、前記パターンで指向するように適合されるシステムと、を備え、付加的な非隣接組織場所の数量は、少なくとも部分的に、(i)前記歯科組織の融解に対応する熱緩和時間と、(ii)前記レーザパルスの特性とに基づいて判定される、システム。
(項目34)
前記第1のレーザパルスバーストの特性は、(i)レーザパルス期間と、(ii)レーザパルスのオン持続時間と、(iii)バースト周波数と、(iv)バーストオン持続時間とから成る、前記群から選択される、項目33に記載のシステム。
(項目35)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、1である、項目33に記載のシステム。
(項目36)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、最大10である、項目33に記載のシステム。
(項目37)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、単一のレーザパルスから成る、項目33に記載のシステム。
(項目38)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、複数のレーザパルスを含む、項目33に記載のシステム。
(項目39)
前記少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストの合計時間は、前記熱緩和時間に略等しい、項目33に記載のシステム。
(項目40)
前記ビーム誘導システムは、検流計を備える、項目33に記載のシステム。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
歯科組織の領域を除去するための方法であって、
複数の当接クレータを形成するために、レーザビームの複数のレーザパルスバーストを、前記歯科組織の領域内の個別の組織場所に、パターンで指向するステップを含み、
前記パターンは、少なくとも部分的に、前記レーザビームの幅、前記レーザビームのパルスあたりのエネルギー、および前記組織の特性に基づいて判定される、クレータサイズの関数であり、
前記当接クレータは、(i)部分的に重複するクレータの対と、(ii)接線クレータの対と、(iii)規定された最大距離まで分離される、離間クレータの対のうちの少なくとも1つを含む、方法。
(項目2)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、単一のレーザパルスから成る、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、複数のレーザパルスを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記パターンは、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目1に記載の方法。
(項目5)
(i)部分的に重複するクレータ間の重複量と、(ii)前記規定された最大距離のうちの少なくとも1つが、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記複数のレーザパルスバーストを指向するステップは、
第1のクレータを形成するために、第1のレーザパルスバーストを、第1の組織場所に指向することと、
前記第1のクレータに当接しない第2のクレータを形成するために、次のレーザパルスバーストを、第2の組織場所に指向することと、を含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記複数のレーザパルスバーストを指向するステップは、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向することをさらに含み、当接クレータを形成する組織場所に指向される連続するクレータパルスバーストは、2つとしてない、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記複数のレーザパルスバーストを指向するステップは、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向することをさらに含み、連続する付加的な組織場所の任意の対間の距離は、前記第1および前記第2の組織場所間の距離の+25%の範囲内である、項目6に記載の方法。
(項目9)
前記当接クレータは、(i)3つの部分的に重複するクレータと、(ii)3つの接線クレータと、(iii)規定された最大距離まで分離される、3つの離間クレータとのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記クレータサイズは、所望されるアブレーション効率の関数である、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記アブレーション効率は、前記複数の当接クレータの体積の関数であり、かつ前記複数のレーザパルスバーストの合計エネルギーである、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記所望されるアブレーション効率は、理論上の最大アブレーション効率の少なくとも50%である、項目11に記載の方法。
(項目13)
歯科組織の領域を除去するための歯科レーザシステムであって、
レーザビームの複数のレーザパルスバーストを生成するための、レーザ源と、
複数の当接クレータを形成するために、前記複数のレーザパルスバーストを、前記歯科組織の領域内の個別の組織場所に、パターンで指向するように適合されるビーム誘導システムであって、前記当接クレータは、(i)部分的に重複するクレータの対と、(ii)接線クレータの対と、(iii)規定された最大距離まで分離される、離間クレータの対とのうちの少なくとも1つを含む、システムと、
前記パターンが、少なくとも部分的に、前記レーザビームの幅、前記レーザビームのパルスあたりのエネルギー、および前記組織の特性に基づいて判定されるクレータサイズの関数であるように、前記レーザ源および前記ビーム誘導システムを制御するように適合される、コントローラと、を備える、システム。
(項目14)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、単一のレーザパルスから成る、項目13に記載のシステム。
(項目15)
前記複数のレーザパルスバーストの少なくとも1つのレーザパルスバーストは、複数のレーザパルスを含む、項目13に記載のシステム。
(項目16)
前記パターンは、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目13に記載のシステム。
(項目17)
(i)部分的に重複するクレータ間の重複の量と、(ii)前記規定された最大距離とのうちの少なくとも1つが、前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数である、項目16に記載のシステム。
(項目18)
前記ビーム誘導システムは、
第1のクレータを形成するために、第1のレーザパルスバーストを、第1の組織場所に指向し、
前記第1のクレータに当接しない第2のクレータを形成するために、次のレーザパルスバーストを、第2の組織場所に指向するように適合される、項目13に記載のシステム。
(項目19)
前記ビーム誘導システムはさらに、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向するように適合され、当接クレータを形成する組織場所に指向される連続するレーザパルスバーストは、2つとしてない、項目18に記載のシステム。
(項目20)
前記ビーム誘導システムはさらに、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的なレーザパルスバーストを、付加的な個別の組織場所に指向するように適合され、連続する付加的な組織場所の任意の対間の距離は、前記第1および第2の組織場所間の距離の±25%の範囲内である、項目18に記載のシステム。
(項目21)
前記当接クレータは、(i)3つの部分的に重複するクレータと、(ii)3つの接線クレータと、(iii)規定された最大距離まで分離される、3つの離間クレータとのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目13に記載のシステム。
(項目22)
前記クレータサイズは、所望されるアブレーション効率の関数である、項目13に記載のシステム。
(項目23)
前記アブレーション効率は、前記複数の当接クレータの体積の関数であり、かつ前記複数のレーザパルスバーストの合計エネルギーである、項目22に記載のシステム。
(項目24)
前記所望されるアブレーション効率は、理論上の最大アブレーション効率の少なくとも50%である、項目23に記載のシステム。
(項目25)
前記ビーム誘導システムは、検流計を備える、項目13に記載のシステム。
(項目26)
歯科組織の領域を除去するための方法であって、
第1のレーザパルスバーストを、前記歯科組織領域内の第1の組織場所に、組織場所のパターンで指向するステップと、
少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストを、少なくとも1つの付加的な非隣接組織場所に、前記パターンで指向するステップと、
次のレーザパルスバーストを、前記第1の組織場所に隣接する組織場所に、前記パターンで指向するステップと、を含み、
付加的な非隣接組織場所の数量は、少なくとも部分的に、(i)前記歯科組織の融解に対応する熱緩和時間と、(ii)前記レーザパルスの特性とに基づいて判定される、
方法。
(項目27)
前記第1のレーザパルスバーストの特性は、(i)レーザパルス期間と、(ii)レーザパルスのオン持続時間と、(iii)バースト周波数と、(iv)バーストオン持続時間とから成る、群から選択される、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、1である、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、最大10である、項目26に記載の方法。
(項目30)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、単一のレーザパルスから成る、項目26に記載の方法。
(項目31)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、複数のレーザパルスを含む、項目26に記載の方法。
(項目32)
前記少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストの合計時間は、前記熱緩和時間に略等しい、項目26に記載の方法。
(項目33)
歯科組織の領域を除去するための歯科レーザシステムであって、
レーザビームの複数のレーザパルスバーストを生成するためのレーザ源と、
ビーム誘導システムであって、
第1のレーザパルスバーストを、前記歯科組織の領域内の第1の組織場所に、組織場所のパターンで指向し、
少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストを、少なくとも1つの付加的な非隣接組織場所に、前記パターンで指向し、
次のレーザパルスバーストを、前記第1の組織場所に隣接する組織場所に、前記パターンで指向するように適合されるシステムと、を備え、付加的な非隣接組織場所の数量は、少なくとも部分的に、(i)前記歯科組織の融解に対応する熱緩和時間と、(ii)前記レーザパルスの特性とに基づいて判定される、システム。
(項目34)
前記第1のレーザパルスバーストの特性は、(i)レーザパルス期間と、(ii)レーザパルスのオン持続時間と、(iii)バースト周波数と、(iv)バーストオン持続時間とから成る、前記群から選択される、項目33に記載のシステム。
(項目35)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、1である、項目33に記載のシステム。
(項目36)
前記付加的な非隣接組織場所の数量は、最大10である、項目33に記載のシステム。
(項目37)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、単一のレーザパルスから成る、項目33に記載のシステム。
(項目38)
前記第1のレーザパルスバーストおよび前記次のレーザパルスバーストのうちの少なくとも1つは、複数のレーザパルスを含む、項目33に記載のシステム。
(項目39)
前記少なくとも1つの付加的なレーザパルスバーストの合計時間は、前記熱緩和時間に略等しい、項目33に記載のシステム。
(項目40)
前記ビーム誘導システムは、検流計を備える、項目33に記載のシステム。
Claims (7)
- 歯科組織の領域を除去するための歯科レーザシステムであって、前記システムは、
レーザビームの複数の単一レーザパルスを生成するためのレーザ源と、
複数の当接クレータを形成するために、前記歯科組織の領域内の組織場所のパターンで、前記レーザビームの単一レーザパルスを各個別の組織場所に指向するように適合されるビーム誘導システムであって、前記当接クレータは、(i)部分的に重複するクレータの対と、(ii)接線クレータの対と、(iii)規定された最大距離まで分離される離間クレータの対とのうちの少なくとも1つを含む、システムと、
前記パターンが、前記歯科組織の融解に対応する熱緩和時間に少なくとも部分的に基づいて選択される非隣接組織場所のシーケンスを含み、かつ、前記パターンが、前記レーザビームの幅、前記レーザビームのパルスあたりのエネルギー、および前記組織の特性に少なくとも部分的に基づいて判定されるクレータサイズおよび前記複数の当接クレータの所望される平滑度の関数であるように、前記レーザ源および前記ビーム誘導システムを制御するように適合されるコントローラと
を備える、システム。 - 前記ビーム誘導システムは、
第1のクレータを形成するために、前記複数の単一レーザパルスのうちの第1の単一レーザパルスを第1の組織場所に指向し、
前記第1のクレータに当接しない第2のクレータを形成するために、前記複数の単一レーザパルスのうちの次の単一レーザパルスを第2の組織場所に指向するように適合される、請求項1に記載のシステム。 - 前記ビーム誘導システムは、付加的な個別のクレータを形成するために、付加的な単一レーザパルスを付加的な個別の組織場所に指向するようにさらに適合され、連続する付加的な組織場所の任意の対間の距離は、前記第1の組織場所と前記第2の組織場所との間の距離の±25%の範囲内である、請求項2に記載のシステム。
- 前記当接クレータは、(i)3つの部分的に重複するクレータと、(ii)3つの接線クレータと、(iii)規定された最大距離まで分離される3つの離間クレータとのうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
- 歯科組織の領域を除去するための歯科レーザシステムであって、前記システムは、
レーザビームの複数の単一レーザパルスを生成するためのレーザ源と、
ビーム誘導システムであって、
前記歯科組織の領域内の組織場所のパターンで、第1の単一レーザパルスを第1の組織場所に指向し、
前記パターンで、少なくとも1つの付加的な単一レーザパルスを少なくとも1つの付加的な非隣接組織場所に指向し、
前記パターンで、次の単一レーザパルスを、前記第1の組織場所に隣接する組織場所に指向するように適合される、ビーム誘導システムと
を備え、
付加的な非隣接組織場所の数量およびシーケンスは、(i)前記歯科組織の融解に対応する熱緩和時間と、(ii)前記レーザパルスの特性と、(iii)以前に処置された組織場所の前記パターンでの全ての組織場所のうちの個別の場所とに少なくとも部分的に基づいて判定される、システム。 - 前記第1の単一レーザパルスの特性は、(i)レーザパルス期間と、(ii)レーザパルスのオン持続時間と、(iii)周波数とから成る群から選択される、請求項5に記載のシステム。
- 前記付加的な非隣接組織場所の数量は、最大10である、請求項5に記載のシステム。
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PCT/US2017/031194 WO2017192934A1 (en) | 2016-05-06 | 2017-05-05 | Systems and methods for pulsing and directing a pulsed laser beam to treat dental tissue |
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JP2022002181A Division JP2022036195A (ja) | 2016-05-06 | 2022-01-11 | 歯科組織を処置するためのパルス化レーザビームをパルス化および指向するためのシステムおよび方法 |
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Family Applications (2)
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JP2018557852A Active JP7304050B2 (ja) | 2016-05-06 | 2017-05-05 | 歯科組織を処置するためのパルス化レーザビームをパルス化および指向するためのシステムおよび方法 |
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JP2022002181A Pending JP2022036195A (ja) | 2016-05-06 | 2022-01-11 | 歯科組織を処置するためのパルス化レーザビームをパルス化および指向するためのシステムおよび方法 |
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