JP2019514287A - デジタルフラクショナルn乗算注入同期発振器 - Google Patents

デジタルフラクショナルn乗算注入同期発振器 Download PDF

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Abstract

例示的なクロック生成回路は、ベース基準クロックおよび位相誤差信号に応じて基準クロックを生成するように構成される、フラクショナル基準生成器(202)を含み、基準クロックは、ベース基準クロックの周波数の有理数倍である周波数を有する。クロック生成回路は、第1の制御コードに基づいて基準クロックを遅延させるデジタル制御遅延線(DCDL)(308)と、遅延した基準クロックに基づいてパルスを生成するように構成されるパルス生成器(206)とを含む。クロック生成回路は、第2の制御コードに基づいて出力クロックを生成するように構成されるデジタル制御発振器(DCO)(208)を含み、DCOは、パルスを受け取るようにパルス生成器に結合される注入入力を含む。クロック生成回路は、出力クロックと基準クロックを比較して位相誤差信号を生成するように構成される位相検出器(316)と、位相誤差信号に基づいて第1および第2の制御コードを生成するように構成される制御回路を含む。【選択図】図2

Description

本開示の例は、一般的に電子回路に関し、詳細には、デジタルフラクショナルN乗算注入同期発振器に関する。
フラクショナルNクロック生成器は、有線システムおよびワイヤレスシステムの積分構成要素である。許容できる雑音性能のため、インダクタンス−キャパシタンス(LC)ベースのフラクショナルN位相同期ループ(PLL)を使用して、フラクショナルクロックを生成することができる。しかし、LCベースのフラクショナルPLLは、集積回路(IC)内で、大きい実装面積を費やす。そのため、LCベースのフラクショナルPLLは、ディープサブミクロンICには好適でない。一方、リング電圧制御発振器(VCO)ベースのフラクショナルPLLは、LCベースのフラクショナルPLLよりも小さい実装面積を費やすが、より悪い雑音性能を有する。したがって、実装面積を節約し、許容できる雑音性能を呈することの両方を満たすフラクショナルN発振器回路を提供することが望ましい。
デジタルフラクショナルN乗算注入同期発振器を提供する技法が記載される。一例では、クロック生成回路は、ベース基準クロックおよび位相誤差信号に応じて基準クロックを生成するように構成されるフラクショナル基準生成器を含み、基準クロックは、ベース基準クロックの周波数の有理数倍である周波数を有する。クロック生成回路は、第1の制御コードに基づいて基準クロックを遅延させるように構成されるデジタル制御遅延線(DCDL)をさらに含む。クロック生成回路は、遅延した基準クロックに基づいてパルスを生成するように構成されるパルス生成器をさらに含む。クロック生成回路は、パルスを受け取るようにパルス生成器に結合される注入入力を含むデジタル制御発振器(DCO)をさらに含み、DCOは、パルスおよび第2の制御コードに基づいて出力クロックを生成するように構成される。クロック生成回路は、出力クロックと基準クロックの位相を比較して位相誤差信号を生成するように構成される位相検出器をさらに含む。クロック生成回路は、位相誤差信号に基づいて第1および第2の制御コードを生成するように構成される制御回路をさらに含む。
別の例では、クロック生成回路は、ベース基準クロックを受け取るように構成される第1の入力、周波数制御コードを受け取るように構成される第2の入力、第3の入力、および基準クロックを提供するように構成される出力を有するフラクショナル基準生成器を含む。クロック生成回路は、フラクショナル基準生成器の出力に結合される第1の入力、第2の入力、および出力を有するデジタル制御遅延線(DCDL)をさらに含む。クロック生成回路は、DCDLの出力に結合される第1の入力、第2の入力、および出力を有するパルス生成器さらに含む。クロック生成回路は、パルス生成器の出力に結合される第1の入力、第2の入力、および出力クロックを提供するように構成される出力を有するデジタル制御発振器(DCO)をさらに含む。クロック生成回路は、DCOの出力に結合される第1の入力、フラクショナル基準生成器の出力に結合される第2の入力、および基準周波数生成器の第3の入力に結合される出力を有する位相検出器をさらに含む。クロック生成回路は、位相検出器の出力に結合される第1の入力、DCDLの第2の入力に結合される第1の出力、パルス生成器の第2の入力に結合される第2の出力、DCOの第2の入力に結合される第3の出力を有する制御回路をさらに含む。
別の例では、出力クロックを生成する方法が、ベース基準クロックおよび位相誤差に応じて基準クロックを生成することを含み、基準クロックは、ベース基準クロックの周波数の有理数倍である周波数を有する。方法は、第1の制御コードに基づいて基準クロックを遅延させることをさらに含む。方法は、遅延した基準クロックに基づいてパルスを生成することをさらに含む。方法は、第2の制御コードおよびパルスに基づいて出力クロックを生成することをさらに含む。方法は、出力クロックと基準クロックの位相を比較して位相誤差信号を生成することをさらに含む。方法は、位相誤差信号に基づいて第1および第2の制御コードを生成することをさらに含む。
これらおよび他の態様は、以下の詳細な説明を参照して理解することができる。
上で記載した特徴を詳細に理解できるように、上で簡単に要約されたより具体的な記載を、例示の実装を参照して行うことができ、そのうちのいくつかが添付図面に図示される。しかし、添付図面は単に典型的な例示の実装を図示しており、したがってその範囲を制限するものと考えるべきでないことに留意されたい。
例にしたがったクロック生成器を採用できるフィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)の例示的なアーキテクチャを図示する図である。 クロック生成器の一例を示すブロック図である。 クロック生成器の具体的な例を示すブロック図である。 ベースクロック生成器の一例を示すブロック図である。 一例にしたがった出力クロックを生成する方法を示す流れ図である。
理解を容易にするため、可能な場合には、図面間で共通な同一要素を表すために、同一の参照番号が使用された。一例の要素を他の例で有利に組み込むことができることが意図されている。
以降では、図面を参照して、様々な特徴が記載される。図面は原寸に比例する場合も比例しない場合もあり、同様の構造または機能の要素が図面を通して同様の参照番号によって表されることに留意されたい。図面は、特徴の記載を容易にすることだけを意図していることに留意されたい。図面は、特許請求される発明の網羅的な記載、または特許請求される発明の範囲の限定として意図されていない。加えて、図示された例が、示されるすべての態様または利点を有する必要はない。具体的な例と一緒に記載される態様または利点は、必ずしもその例に限定されず、そのように図示されない場合、またはそのように明示的に記載されない場合でさえ、任意の他の実施例中で実施することができる。
デジタルフラクショナルN乗算注入同期発振器が記載される。一例では、発振器回路は、周波数トラッキングを制御する積分パス、および発振器雑音抑制のためのパルス生成器パスを提供するフラクショナルN乗算注入同期ループを含む。発振器回路は、注入ゲート動作を採用して、トラッキングと雑音抑制の間で交番する。一例では、キャリブレーションされたデジタル制御遅延線(DCDL)を使用して、フラクショナルN基準クロックを生成する。第2のDCDLを使用して遅延同期ループ(DLL)を作り、遅延同期ループ(DLL)は、パルス生成器注入タイミングを変更する。このDLLループが、発振器のための2次雑音整形伝達関数を実現し、ランダム雑音およびフリッカー雑音の両方を抑制する。加えて、DLLは、位相検出器オフセットのキャンセルを実現し、決定性ジッタを減少させる。
図1は、マルチギガビットトランシーバ(MGT)101、設定可能ロジックブロック(CLB)102、ランダムアクセスメモリブロック(BRAM)103、入出力ブロック(IOB)104、設定およびクロックロジック(CONFIG/CLOCKS)105、デジタル信号処理ブロック(DSP)106、特殊入出力ブロック(I/O)107(たとえば、設定ポートおよびクロックポート)、およびデジタルクロックマネージャ、アナログ/デジタル変換器、システム監視ロジックなどのような他のプログラム可能ロジック108を含む多数の異なるプログラム可能タイルを含む、FPGA100の例示的なアーキテクチャを図示する。いくつかのFPGAは、専用プロセッサブロック(PROC)110も含む。
いくつかのFPGAにおいて、図1Aの上部に含まれる例に示されるように、各プログラム可能タイルは、同じタイル内のプログラム可能論理要素の入出力端子120への接続を有する、少なくとも1つのプログラム可能相互接続要素(INT)111を含むことができる。各プログラム可能相互接続要素111(「相互接続要素111」とも呼ぶ)は、同じタイルまたは他のタイル中の隣接するプログラム可能相互接続要素の相互接続セグメント122への接続を含むこともできる。各プログラム可能相互接続要素111は、論理ブロック(図示せず)間の汎用経路指定リソースの相互接続セグメント124への接続を含むこともできる。汎用経路指定リソースは、相互接続セグメント(たとえば、相互接続セグメント124)のトラックを備える論理ブロック(図示せず)間の経路チャネルと、相互接続セグメントを接続するためのスイッチブロック(図示せず)とを含むことができる。汎用経路指定リソースの相互接続セグメント(たとえば、相互接続セグメント124)は、1つまたは複数の論理ブロックに及ぶことができる。汎用経路指定リソースと共に用いられるプログラム可能相互接続要素111は、図示されたFPGAのための、プログラム可能相互接続構造(プログラム可能相互接続)を実装する。
例示的な実装では、CLB102は、ユーザロジックに加えて単一のプログラム可能相互接続要素(INT)111を実装するようにプログラムできる、設定可能論理要素(CLE)112を含むことができる。BRAM103は、1つまたは複数のプログラム可能相互接続要素に加えて、BRAM論理要素(BRL)113を含むことができる。典型的には、タイルに含まれる相互接続要素の数は、タイルの高さに依存する。描かれた例では、BRAMタイルは、5つのCLBと同じ高さを有するが、他の数(たとえば、4)も使用することができる。DSPタイル106は、適切な数のプログラム可能相互接続要素に加えて、DSP論理要素(DSPL)114を含むことができる。IOB104は、たとえば、プログラム可能相互接続要素111の1つのインスタンスに加えて、入出力論理要素(IOL)115の2つのインスタンスを含むことができる。当業者には明らかなように、たとえば、I/O論理要素115に接続される実際のI/Oパッドは、典型的には、入出力論理要素115の区域に限定されない。
描かれた例では、(図1Aに示される)ダイの中心近くの水平な区域は、設定、クロック、および他の制御ロジックのために使用される。この水平な区域またはカラムから延びる垂直のカラム109を使用して、FPGAの幅にわたって、クロックおよび設定信号を分配する。
図1に図示されるアーキテクチャを利用するいくつかのFPGAは、FPGAの大部分をなす規則的なカラム構造を中断する追加論理ブロックを含む。追加の論理ブロックは、プログラム可能ブロックおよび/または専用ロジックであってよい。たとえば、プロセッサブロック110は、CLBおよびBRAMのいくつかのカラムに及ぶ。プロセッサブロック110は、単一のマイクロプロセッサから、マイクロプロセッサ、メモリコントローラ、周辺機器などの完全なプログラム可能処理システムにわたる様々な構成要素を含むことができる。
図1は単に例としてのFPGAアーキテクチャを図示するのを意図していることに留意されたい。たとえば、図1の上部に含まれる、行中の論理ブロックの数、行の相対的な幅、行の数および順番、行に含まれる論理ブロックのタイプ、論理ブロックの相対的なサイズ、ならびに相互接続/論理実装は純粋に例示である。たとえば、実際にFPGAでは、典型的には、CLBが現れる場所にはどこでもCLBの1つ以上の隣接する行が含まれて、ユーザロジックの効果的な実装を容易にするが、隣接するCLB行の数は、FPGAの全体サイズで変わる。別の例では、FPGAは、プロセッサブロック110の代わりに、またはプロセッサブロック110に加えて、全処理システム(たとえば、プロセッサ、メモリ、周辺機器など)を含むことができる。そのような実装形態では、システムオンチップ(Soc)は、処理システムと通信するプログラム可能機構(FPGA100に示されるようなプログラム可能ロジック)を含むことができる。
FPGA100は、クロック生成器150を含むことができる。クロック生成器150は、本明細書の例に記載されるような、デジタルフラクショナルN乗算注入同期発振器であってよい。クロック生成器150を使用して、MGT101などの、FPGA100中の様々な回路、またはプログラム可能機構中で構成される回路のための所望の周波数のクロックを生成することができる。以下に記載されるように、クロック生成器150は、すべてデジタルまたはほぼデジタルであってよく、FPGA100を製造するのに使用されるサブミクロン製造プロセスに特に好適である。さらに、クロック生成器150は、ベース基準クロックのフラクショナルN乗算を実装し、整数Nクロック生成器と比較して、フレキシビリティーおよび性能を向上することが可能になる。さらに、クロック生成器150は、発振器フリッカー雑音を抑制して低いジッタを有する出力クロックを生成するアーキテクチャを含む。FPGA100は、クロック生成器150の1つよりも多いインスタンスを含むことができる。FPGA100は、クロック生成器150を使用できる例示的なシステムとして示されるが、クロック生成器150は、低雑音、低ジッタの出力クロックを生成するために、多種多様な他のシステムで使用することができる。
図2は、クロック生成器150の一例を示すブロック図である。クロック生成器150は、フラクショナル基準生成器202、遅延同期ループ(DLL)204、パルス生成器206、デジタル制御発振器(DCO)、積分制御回路210、および周波数トラッキング回路212を含む。いくつかの例では、クロック生成器150は、ベースクロック生成器205を含むことができる。いくつかの例では、クロック生成器150は、周波数粗制御回路214を含むことができる。他の例では、ベースクロック生成器205および/または周波数粗制御回路214を省略することができる。一例では、クロック生成器150は、外部クロック発生源(たとえば、水晶発振器など)から外部基準クロックを受け取ることができる。あるいは、クロック生成器150は、内部発生源(たとえば、IC中の別の位相同期ループ(PLL))から外部基準クロックを受け取ることができる。クロック生成器150は、外部制御ロジック216に結合することができる。外部制御ロジック216は、所望の周波数を有する出力クロックを生成するために、クロック生成器150をプログラムするように構成することができる。たとえば、外部制御ロジック216は、上で記載したFPGA100の部分であってよい。
ベースクロック生成器205の入力が外部基準クロックを受け取る。ベースクロック生成器205の出力は、フラクショナル基準生成器202の入力に結合される。ベースクロック生成器205は、フラクショナル基準生成器202が使用するためのベースクロック(ベース基準クロックとも呼ばれる)を提供する。
フラクショナル基準生成器202のさらなる入力が、周波数制御信号および位相誤差信号を受け取る。周波数制御信号は、外部制御ロジック216が生成することができる。位相誤差信号は、周波数トラッキング回路212が生成する。フラクショナル基準生成器202は、DLL204の入力および周波数トラッキング回路212の入力に結合される出力を含む。フラクショナル基準生成器202の出力は、基準クロックを提供する。フラクショナル基準生成器202の例が図3に示され、以下に記載される。
DLL204は、パルス生成器206の入力に結合される出力を含む。DLL204の出力は、パルス生成器206が使用するための遅延した基準クロックを提供する。DLL204の例が図3に示され、以下に記載される。クロック生成器150は、フラクショナル基準生成器202、DLL204、およびパルス生成器206を備える「注入パス」を含む。DLL204の一部は、注入パス上に存在する。DLL204の別の部分は、周波数トラッキング回路212と回路を共有する。
パルス生成器206の出力は、DCO208の入力に結合される。パルス生成器206の出力は、本明細書では「注入パルス」と呼ばれる、パルスのシーケンスを提供する。パルス生成器206の別の入力は、周波数トラッキング回路212からのゲート動作信号を受け取ることができる。ゲート動作信号は、パルス生成器206に、パルスを選択的にゲート動作させる。すなわち、ゲート動作信号がアクティブであるとき、パルス生成器206は、遅延した基準クロックからパルスを生成しない。ゲート動作信号が非アクティブであるとき、パルス生成器206は、遅延した基準クロックからパルスを生成する。積分制御回路210は、ゲート動作信号の論理反転を受け取るように構成される。そのため、パルス生成器206がアクティブであるとき、積分制御回路210は非アクティブであり、逆も同様である。いくつかの例では、パルスは、固定幅を有することができる。他の例では、パルス生成器206をプログラム可能とすることができ、パルス幅を(たとえば、外部制御ロジック216によって)ダイナミックに変えることができる。パルス生成器206は、デジタルロジックを使用して実装することができる。DCO208の実装に基づいてパルス生成器206を実装するために、様々なデジタルまたはアナログパルス生成回路を採用することができる。一般的に、パルス生成器206は、1つまたは複数の論理ゲートなどの組合せ論理を含み、1つまたは複数のフリップフロップなどの順序論理を含むこともできる。
DCO208のさらなる入力が、周波数粗制御回路214の出力に結合される。DCO208のさらに別の入力が、積分制御回路210の出力に結合される。DCO208の出力が、出力クロックを提供する。DCO208は、デジタル回路またはデジタル回路とアナログ回路の組合せを使用して実装することができる。一例では、DCO208は、リング電圧制御発振器(VCO)を含む。他のタイプのVCOを採用することもできる。あるいは、数値制御発振器(NCO)などといった、他のタイプの発振器を採用することができる。一般的に、DCO208は、周波数制御ポートおよび注入ポートを含む。周波数制御ポートは、DCO208の周波数を調整するために使用される。周波数制御ポートは、粗い周波数選択(CFS)ポートと細かい周波数選択(FFS)とに分割することができる。示される例では、周波数粗制御回路214がCFSポートに結合され、積分制御回路210がFFSポートに結合される。パルス生成器206は、注入ポートに結合される。注入ポートを使用して、ベースクロックの整数倍または小数倍であってよい、注入パルス周波数の特定の高調波に発振器を注入同期させる。周波数制御ポートを使用して、所望の高調波近くにDCO208を調節することによって、所望の高調波を選択することができる。
積分制御回路210は、周波数トラッキング回路212の部分である。周波数トラッキング回路212の入力は、DCO208の出力に結合される。周波数トラッキング回路212の出力は、積分制御回路210の出力、パルス生成器206にゲート動作信号を提供する出力、フラクショナル基準生成器202に位相誤差信号を提供する出力を含む。周波数トラッキング回路212および積分制御回路210の例は、図3に示され、以下に記載される。
動作において、外部制御ロジック216がクロック生成器150をプログラムして、ベースクロックの周波数の「N.F」倍である周波数を有する出力クロックを生成する。フラクショナル基準生成器202は、ベースクロックの周波数の有理数倍である周波数を有する基準クロックを生成する。いくつかの例では、ベースクロック周波数の非整数倍として、有理数倍が設定される。フラクショナル基準生成器202により適用される有理数乗数を設定して、クロック生成器150により適用されるN.F乗数の所望の小数部分を得ることができる。
フラクショナル基準生成器202とパルス生成器206の間のDLL204が、注入パルスのタイミングを調整する。DLL204ならびにパルス注入は、DCO208がランダム雑音およびフリッカー雑音の両方を抑制する、2次雑音整形伝達関数を実現する。DLL204は、また、オフセットのキャンセルを容易にし、決定性ジッタを減少させる。パルス生成器206は、遅延した基準クロックにしたがってパルスを生成する。ゲート動作信号が非アクティブであるとき、パルスは、DCO208の注入ポートに結合される。ゲート動作信号がアクティブであるとき、1つまたは複数のパルスが間引かれて、DCO208の注入ポートに印可されず、積分制御回路210がアクティブである。積分制御回路210および/または周波数粗制御回路214は、DCO208の周波数を、基準クロック周波数のN次高調波の近くに調節する。この様式では、クロック生成器150は、ベースクロックの周波数にN.F乗数を適用する。
周波数トラッキング回路212は、フラクショナル基準生成器202にとってのキャリブレーション信号として位相誤差を生成する。周波数トラッキング回路212は、ゲート動作信号の状態に基づいた負帰還として、位相誤差をDLL204または積分制御回路210に、やはり選択的に結合する。パルスがゲート動作されないとき、周波数トラッキング回路212は、位相誤差を負帰還としてDLL204に結合する。パルスがゲート動作されるとき、周波数トラッキング回路212は、位相誤差を負帰還として積分制御回路210に結合する。DLL204は、注入パルスタイミングを調整して位相オフセットを最小化し、DCO位相雑音抑制を実現する。積分制御回路210は、DCO208の周波数を調整して位相誤差を最小化する。周波数トラッキング回路212(または直接外部制御)は、ゲート動作信号の周波数およびデューティサイクルを設定することができる。
図3は、クロック生成器150の具体的な例を示すブロック図である。図3に示されるように、フラクショナル基準生成器202は、デジタル制御遅延線(DCDL)302、キャリブレーション回路304、および少なくとも1つのデルタシグマ変調器306を含む。デルタシグマ変調器306の入力は、周波数制御コードを受け取る。デルタシグマ変調器306の出力は、キャリブレーション回路304の入力に結合される。キャリブレーション回路304の別の入力は、位相誤差信号を受け取るように結合される。キャリブレーション回路304の出力は、DCDL302の入力に結合される。DCDL302の入力は、ベース基準クロックを受け取る。DCDL302の出力は、REFfracと呼ばれる基準クロックを提供する。
動作において、DCDL302は、ベース基準クロックに可変遅延を適用して基準クロックを生成する。遅延の量は、キャリブレーション回路304によって制御される。最大遅延範囲がデルタシグマ変調器306の次数に依存してDCOクロック期間の整数倍であるように、デルタシグマ変調器306の出力および位相誤差に基づいて、キャリブレーション回路304が、DCDL302によって適用される遅延を調整する。一例では、デルタシグマ変調器306は、単一のデルタシグマ変調器を含む。デルタシグマ変調器は、キャリブレーション回路304に、周波数制御コードに基づいて、複数の値の間で遅延を変調させる。基準クロックの周波数は、こうして、ベース基準クロックの何らかの有理数倍の時間にわたっての平均値を取得する。別の例では、デルタシグマ変調器306は、1対のデルタシグマ変調器を含む。第1のデルタシグマ変調器は、解像度情報を完全に保ちながらマルチビット周波数情報をより少ない数のビットに変換する。第2のデルタシグマ変調器は、周波数信号を累算することによって周波数情報を位相情報へと変換する。
周波数トラッキング回路212は、制御回路318を含む。制御回路318は、位相検出器316、注入ゲート動作制御回路312、デジタルアキュムレータ314(ACC)、デジタルアキュムレータ310(ACC)、およびデマルチプレクサ320を含む。DLL204は、DCDL308、位相検出器316、およびデジタルアキュムレータ314(点線のDLL経路により示される)を含む。DCDL308は、DCDL302とパルス生成器206との間に結合される。DCDL308の入力はDCDL302の出力に結合される。DCDL308の別の入力はデジタルアキュムレータ314の出力に結合される。DCDL308の出力は、パルス生成器206の入力に結合される。DCDL308は、出力として、REFdelと呼ばれる遅延した基準クロックを提供する。一例では、クロック生成器150は、フラクショナル基準生成器202の出力と位相検出器316の入力との間に結合されるDCDL330をも含む。DCDL330は、公称オフセット遅延をキャンセルするように構成される。
積分制御回路210は、デジタルアキュムレータ310および位相検出器316を含む(点線の積分制御パスによって示される)。デジタルアキュムレータ310の出力は、DCO208の周波数制御入力に結合される。位相検出器316の入力は、それぞれ、DCDL302およびDCO208の出力に結合される。位相検出器316の出力は、デマルチプレクサ320の入力およびキャリブレーション回路の入力に結合される。デマルチプレクサ320の出力は、それぞれ、デジタルアキュムレータ314および310の入力に結合される。デマルチプレクサ320の制御入力は、注入ゲート動作制御回路312の出力に結合される。
動作において、注入ゲート動作制御回路312は、ゲート動作制御信号を生成する。ゲート動作制御信号が非アクティブであるとき、パルス生成器206により生成されたパルスは、DCO208の注入ポートに結合される。また、デマルチプレクサ320は、位相検出器316によって生成された位相誤差信号をデジタルアキュムレータ314に結合する。一例では、位相検出器316は、サブサンプリングバンバン位相検出器を備える。他のタイプの位相検出器を使用することもできる。一般的に、位相検出器316は、出力クロックと基準クロックの位相を比較して位相誤差を決定する。位相誤差信号は、+1、0、および−1などといった、離散的な単一ビットまたはマルチビット値(たとえば、アップ/ダウン値)を有することができる。ゲート動作信号が非アクティブであるとき、位相誤差がデジタルアキュムレータ314を更新し、このことが次いで、DCDL308によって適用される遅延を調整して、遅延した基準クロックを作る。DCDL308、デジタルアキュムレータ314、および位相検出器316によって形成されるループは、上で記載されたDLL204として機能する。
ゲート動作制御信号がアクティブであるとき、パルス生成器206により生成されたパルスは、ゲート動作され、DCO208の注入ポートに結合されない。また、デマルチプレクサ320は、位相検出器316によって生成された位相誤差信号をデジタルアキュムレータ310に結合する。位相誤差は、デジタルアキュムレータ310を更新し、このことが次いで、DCO208の周波数を調整する。DCO208、デジタルアキュムレータ310、および位相検出器316によって形成されるループは、積分周波数制御を可能にする。
図4は、ベースクロック生成器205の一例を示すブロック図である。ベースクロック生成器205は、マルチプレクサ404および内部クロック生成器402を含む。マルチプレクサ404の入力は、外部基準クロックおよび内部クロック生成器402によって生成される内部基準クロックを受け取るように結合される。内部クロック生成器402は、外部基準クロックを受け取るように結合される入力、およびマルチプレクサ404の入力に結合される出力を含むことができる。内部クロック生成器402は、外部基準クロックに基づいて基準クロックを生成する。マルチプレクサ404の制御入力は、ベースクロック選択信号を受け取る。マルチプレクサ404の出力は、ベースクロックを提供する。外部クロックがきれいな場合、外部クロックをベースクロックとして使用することができる。そうでない場合、内部クロックを使用することができる。ベースクロックは、外部制御ロジック216などといった、外部制御回路によって選択することができる。一例では、内部クロック生成器402は、分割器に結合されるPLLまたは乗算DLL(MDLL)を含むことができる。
図5は、一例にしたがった出力クロックを生成する方法500を示す流れ図である。方法500は、本明細書で記載されるクロック生成器150により実施することができる。方法500のステップは、説明する目的のためだけに、順に示される。方法500の実際のステップ/機能は、クロック生成器150のハードウェアによって並行して実施される。
ステップ502において、外部クロック回路がベース基準クロックを選択する。ステップ504において、フラクショナル基準生成器202が、ベース基準クロックから基準クロックを生成する。特にステップ506において、デルタシグマ変調器306が制御信号を生成する。ステップ508において、DCDL308がベース基準クロックを遅延させる。ステップ510において、キャリブレーション回路304が、制御信号および位相誤差信号に基づいて遅延を調整する。
ステップ512において、DCDL308は、デジタルアキュムレータ314によって提供される雑音抑制コードに基づいて基準クロックを遅延させる。ステップ514において、パルス生成器206は、遅延した基準クロックに基づいて注入パルスを生成する。ステップ516において、DCO208は、注入パルスおよびデジタルアキュムレータ310からのトラッキングコードに基づいて出力クロックを生成する。
ステップ518において、位相検出器316が、出力クロックと基準クロックを比較して、位相誤差信号を生成する。ステップ520において、位相誤差信号を使用して、トラッキングおよび雑音抑制コードを生成する。特にステップ522において、注入ゲート動作制御回路312がゲート動作制御信号を生成する。ステップ524において、デマルチプレクサ320が位相誤差信号を選択的に結合して、ゲート動作制御信号に基づいてコードを更新する。
一例では、クロック生成回路を提供することができる。クロック生成回路は、ベース基準クロックおよび位相誤差信号に応じて基準クロックを生成するように構成されるフラクショナル基準生成器であって、基準クロックが、ベース基準クロックの周波数の有理数倍である周波数を有するフラクショナル基準生成器と、第1の制御コードに基づいて基準クロックを遅延させるように構成されるデジタル制御遅延線(DCDL)と、遅延した基準クロックに基づいてパルスを生成するように構成されるパルス生成器と、パルスを受け取るようにパルス生成器に結合される注入入力を含むデジタル制御発振器(DCO)であって、パルスおよび第2の制御コードに基づいて出力クロックを生成するように構成されるDCOと、出力クロックと基準クロックの位相を比較して位相誤差信号を生成するように構成される位相検出器と、位相誤差信号に基づいて第1および第2の制御コードを生成するように構成される制御回路とを含むことができる。
いくつかのそのようなクロック生成回路では、制御ロジックは、パルス生成器がゲート動作速度で周期的にパルスをゲートするように制御するようにさらに構成することができる。
いくつかのそのようなクロック生成回路では、DCDLが第1のDCDLであってよく、フラクショナル基準生成器が、第3の制御コードに基づいて少なくとも1つの制御信号を生成するように構成される少なくとも1つのデルタシグマ変調器と、ベース基準クロックを遅延させて基準クロックを生成するように構成される第2のDCDLと、少なくとも1つの制御信号および位相誤差信号に基づいて第2のDCDLの遅延を調整するように構成されるキャリブレーション回路とを含むことができる。
いくつかのそのようなクロック生成回路では、有理数倍は、非整数倍であってよい。
いくつかのそのようなクロック生成回路では、制御回路は、位相誤差信号に基づいて第1の制御コードを生成するように構成される第1のデジタルアキュムレータと、位相誤差信号に基づいて第2の制御コードを生成するように構成される第2のデジタルアキュムレータとを含むことができる。
いくつかのそのようなクロック生成回路では、制御回路は、ゲート制御信号を生成するように構成されるゲート制御回路であって、ゲート制御信号がパルス生成器に結合されるゲート制御回路と、ゲート制御信号に基づいて、位相誤差信号を第1のデジタルアキュムレータまたは第2のデジタルアキュムレータのいずれかに選択的に結合するように構成されるデマルチプレクサとをさらに含むことができる。
いくつかのそのようなクロック生成器は、選択信号に基づいて、ベース基準クロックとして、外部基準クロックまたは内部基準クロックのいずれかを選択するように構成されるマルチプレクサをさらに含むことができる。
別の例では、別のクロック生成器を提供することができる。そのようなクロック生成器は、ベース基準クロックを受け取るように構成される第1の入力、周波数制御コードを受け取るように構成される第2の入力、第3の入力、および基準クロックを提供するように構成される出力を有するフラクショナル基準生成器と、フラクショナル基準生成器の出力に結合される第1の入力、第2の入力、および出力を有するデジタル制御遅延線(DCDL)と、DCDLの出力に結合される第1の入力、第2の入力、および出力を有するパルス生成器と、パルス生成器の出力に結合される第1の入力、第2の入力、および出力クロックを提供するように構成される出力を有するデジタル制御発振器(DCO)と、DCOの出力に結合される第1の入力、フラクショナル基準生成器の出力に結合される第2の入力、および基準周波数生成器の第3の入力に結合される出力を有する位相検出器と、位相検出器の出力に結合される第1の入力、DCDLの第2の入力に結合される第1の出力、パルス生成器の第2の入力に結合される第2の出力、DCOの第2の入力に結合される第3の出力を有する制御回路とを含むことができる。
そのようなクロック生成器では、DCDLが第1のDCDLであってよく、フラクショナル基準生成器が、各々が入力および出力を有する少なくとも1つのデルタシグマ変調器であって、各デルタシグマ変調器の入力がフラクショナル基準生成器の第2の入力である少なくとも1つのデルタシグマ変調器と、各デルタシグマ変調器の出力に結合される第1の入力、第2の入力、および出力を有するキャリブレーション回路であって、キャリブレーション回路の第2の入力がフラクショナル基準生成器の第3の入力であるキャリブレーション回路と、第1の入力、キャリブレーション回路の出力に結合される第2の入力、および出力を有する第2のDCDLであって、第2のDCDLの第1の入力がフラクショナル基準生成器の第1の入力であり、第2のDCDLの出力がフラクショナル基準生成器の出力である第2のDCDLとを含むことができる。
そのようなクロック生成器では、制御回路は、入力および出力を有する第1のデジタルアキュムレータであって、第1のデジタルアキュムレータの出力が制御回路の第1の出力である第1のデジタルアキュムレータと、入力および出力を有する第2のデジタルアキュムレータであって、第2のデジタルアキュムレータの出力が制御回路の第3の出力である第2のデジタルアキュムレータとを含むことができる。
そのようなクロック生成器では、制御回路は、制御回路の第2の出力である出力を有するゲート制御回路をさらに含むことができる。
そのようなクロック生成器では、制御回路は、位相検出器の出力に結合される第1の入力、ゲート制御回路の出力に結合される第2の入力、第1のデジタルアキュムレータの入力に結合される第1の出力、および第2のデジタルアキュムレータの入力に結合される第2の出力を有するデマルチプレクサをさらに含むことができる。
いくつかのそのようなクロック生成器は、外部基準クロックを受け取るように構成される第1の入力、内部基準クロックを受け取るように構成される第2の入力、選択信号を受け取るように構成される第3の入力、およびフラクショナル基準生成器の第1の入力に結合されてベース基準クロックを提供する出力を有するマルチプレクサをさらに含むことができる。
そのようなクロック生成器では、位相検出器が、サブサンプリングバンバン位相検出器を含むことができる。
別の例では、出力クロックを生成する方法を提供することができる。出力クロックを生成するそのような方法は、ベース基準クロックおよび位相誤差に応じて基準クロックを生成することであって、基準クロックが、ベース基準クロックの周波数の有理数倍である周波数を有することと、第1の制御コードに基づいて基準クロックを遅延させることと、遅延した基準クロックに基づいてパルスを生成することと、第2の制御コードおよびパルスに基づいて出力クロックを生成することと、出力クロックと基準クロックの位相を比較して位相誤差信号を生成することと、位相誤差信号に基づいて第1および第2の制御コードを生成することとを含むことができる。
そのような方法は、ゲート動作速度で周期的にパルスをゲートすることをさらに含むことができる。
いくつかのそのような方法では、基準クロックを生成するステップが、第3の制御コードに基づいて少なくとも1つのデルタシグマ変調器を使用して少なくとも1つの制御信号を生成することと、ベース基準クロックを遅延させて基準クロックを生成することと、少なくとも1つの制御信号および位相誤差信号に基づいて第2のDCDLの遅延を調整することとを含むことができる。
いくつかのそのような方法では、第1および第2の制御コードを生成するステップが、位相誤差信号に基づいて第1の制御コードを生成することと、位相誤差信号に基づいて第2の制御コードを生成することとを含むことができる。
いくつかのそのような方法では、第1および第2の制御コードを生成するステップが、ゲート制御信号を生成してゲート動作速度でパルスをゲートすることと、ゲート制御信号に基づいて第1の制御コードまたは第2の制御コードを選択的に更新することとをさらに含むことができる。
いくつかのそのような方法では、選択信号に基づいてベース基準クロックとして外部基準クロックまたは内部基準クロックのいずれかを選択することをさらに含むことができる。
上記は特定の例に関するが、その基本的な範囲から逸脱することなく、他の例およびさらなる例を考案することができ、その範囲は、以下の請求項によって規定される。

Claims (13)

  1. ベース基準クロックおよび位相誤差信号に応じて基準クロックを生成するように構成されるフラクショナル基準生成器であって、前記基準クロックが、前記ベース基準クロックの周波数の有理数倍である周波数を有するフラクショナル基準生成器と、
    第1の制御コードに基づいて前記基準クロックを遅延させるように構成されるデジタル制御遅延線(DCDL)と、
    前記遅延した基準クロックに基づいてパルスを生成するように構成されるパルス生成器と、
    前記パルスを受け取るように前記パルス生成器に結合される注入入力を含むデジタル制御発振器(DCO)であって、前記パルスおよび第2の制御コードに基づいて出力クロックを生成するように構成されるDCOと、
    前記出力クロックと前記基準クロックの位相を比較して前記位相誤差信号を生成するように構成される位相検出器と、
    前記位相誤差信号に基づいて前記第1および第2の制御コードを生成するように構成される制御回路と
    を備える、クロック生成回路。
  2. 前記パルス生成器がゲート動作速度で周期的に前記パルスをゲートするように制御するように制御ロジックがさらに構成される、請求項1に記載のクロック生成回路。
  3. 前記DCDLが第1のDCDLであり、前記フラクショナル基準生成器が、
    第3の制御コードに基づいて少なくとも1つの制御信号を生成するように構成される少なくとも1つのデルタシグマ変調器と、
    前記ベース基準クロックを遅延させて前記基準クロックを生成するように構成される第2のDCDLと、
    前記少なくとも1つの制御信号および前記位相誤差信号に基づいて前記第2のDCDLの前記遅延を調整するように構成されるキャリブレーション回路と
    を備える、請求項1に記載のクロック生成回路。
  4. 前記有理数倍が非整数倍である、請求項1に記載のクロック生成器。
  5. 前記制御回路が、
    前記位相誤差信号に基づいて前記第1の制御コードを生成するように構成される第1のデジタルアキュムレータと、
    前記位相誤差信号に基づいて前記第2の制御コードを生成するように構成される第2のデジタルアキュムレータと
    を備える、請求項1に記載のクロック生成器。
  6. 前記制御回路が、
    ゲート制御信号を生成するように構成されるゲート制御回路であって、前記ゲート制御信号が前記パルス生成器に結合されるゲート制御回路と、
    前記ゲート制御信号に基づいて、前記位相誤差信号を前記第1のデジタルアキュムレータまたは前記第2のデジタルアキュムレータのいずれかに選択的に結合するように構成されるデマルチプレクサと
    をさらに備える、請求項5に記載のクロック生成器。
  7. 選択信号に基づいて前記ベース基準クロックとして外部基準クロックまたは内部基準クロックのいずれかを選択するように構成されるマルチプレクサをさらに備える、請求項1に記載のクロック生成器。
  8. ベース基準クロックおよび位相誤差に応じて基準クロックを生成することであって、前記基準クロックが、前記ベース基準クロックの周波数の有理数倍である周波数を有することと、
    第1の制御コードに基づいて前記基準クロックを遅延させることと、
    前記遅延した基準クロックに基づいてパルスを生成することと、
    第2の制御コードおよび前記パルスに基づいて前記出力クロックを生成することと、
    前記出力クロックと前記基準クロックの位相を比較して前記位相誤差信号を生成することと、
    前記位相誤差信号に基づいて前記第1および第2の制御コードを生成することと
    を含む、出力クロックを生成する方法。
  9. ゲート動作速度で周期的に前記パルスをゲートすることをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記基準クロックを生成する前記ステップが、
    第3の制御コードに基づいて少なくとも1つのデルタシグマ変調器を使用して少なくとも1つの制御信号を生成することと、
    前記ベース基準クロックを遅延させて前記基準クロックを生成することと、
    前記少なくとも1つの制御信号および前記位相誤差信号に基づいて前記第2のDCDLの前記遅延を調整することと
    を含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1および第2の制御コードを生成する前記ステップが、
    前記位相誤差信号に基づいて前記第1の制御コードを生成することと、
    前記位相誤差信号に基づいて前記第2の制御コードを生成することと
    を含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記第1および第2の制御コードを生成する前記ステップが、
    ゲート制御信号を生成してゲート動作速度で前記パルスをゲートすることと、
    前記ゲート制御信号に基づいて前記第1の制御コードまたは前記第2の制御コードを選択的に更新することと
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 選択信号に基づいて前記ベース基準クロックとして外部基準クロックまたは内部基準クロックのいずれかを選択することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
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