JP2019513002A - 少なくとも1つのパワーmosfet用の電子ドライバ回路、および少なくとも1つのパワーmosfetを動作させる方法 - Google Patents

少なくとも1つのパワーmosfet用の電子ドライバ回路、および少なくとも1つのパワーmosfetを動作させる方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019513002A
JP2019513002A JP2019500022A JP2019500022A JP2019513002A JP 2019513002 A JP2019513002 A JP 2019513002A JP 2019500022 A JP2019500022 A JP 2019500022A JP 2019500022 A JP2019500022 A JP 2019500022A JP 2019513002 A JP2019513002 A JP 2019513002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver circuit
power mosfet
electronic driver
gate
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019500022A
Other languages
English (en)
Inventor
ボンダール、アンリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2019513002A publication Critical patent/JP2019513002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/163Soft switching
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • H03F3/2173Class D power amplifiers; Switching amplifiers of the bridge type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • H03F3/2176Class E amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/6871Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors the output circuit comprising more than one controlled field-effect transistor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/08Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/04Modifications for accelerating switching
    • H03K17/041Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/0412Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
    • H03K17/04123Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in field-effect transistor switches

Abstract

本発明は、少なくとも1つのパワーMOSFET(20)用の電子ドライバ回路(10)であって、少なくとも1つの駆動信号発生器(15)と、少なくとも1つのパワーMOSFET(20)のゲート(30)にその出力信号が直接的または間接的に印加される少なくとも1つの圧電共振子(25)とを備える、電子ドライバ回路(10)に関する。【選択図】図5a

Description

本発明は、請求項1による、少なくとも1つのパワーMOSFET用の電子ドライバ回路に関する。請求項14によれば、本発明は、本発明による電子ドライバ回路を備えた少なくとも1つのパワーMOSFETを動作させる方法にも関する。
本発明は、電力変成の分野に関する。パワーMOSFETに基づく電力コンバータおよび高効率HF発生器が、ここで主として関係する。
従来技術から、電気エネルギー変換を目的として、単一のパワーMOSFET、または同一トランジスタのハーフ・ブリッジもしくはフル・ブリッジ構成、または相補型トランジスタのプッシュ・プル構成を使用することが知られている。これらは通常、方形波信号によって駆動され、その場合、アスペクト比、振幅位相、およびオプションでデッド・タイムは、回路図およびトランジスタ特性によって変わる。
比較的低いスイッチング周波数では、出力レベルにおける電力損失が主要な不利点である。これらの問題は、スイッチ・オン抵抗RDS(оn)の低いトランジスタを選択することによって克服することができる。
通常、MOSFETの電子ドライバ回路、レギュレーションおよびセーフティ・デバイス、ならびに場合によっては存在する任意のコミュニケーション・デバイスが、特別に統合されたコンポーネント内に一緒にグループ化される。
図1aは、約1MHzまでの周波数の場合に使用することのできる典型的な低周波数解決策を示す。所与の全体サイズについて電力レベルを増加させるために、あるいは同じ電力レベルを維持しながらデバイスの全体サイズを低減させるために、そのようなデバイスの動作周波数を上げたいという望みが常にある。パワーMOSFETは、ナノ秒範囲内の転流時間を達成することができる。しかし、周波数が数メガヘルツまで上がった場合、変換損失は通常、非常に急激に増加する。
転流損失は、ゼロ電流スイッチング(ZCS)またはゼロ電圧スイッチング(ZVS)状態を使用することによって、大いに低減させることができる。
しかし、従来の電子電力回路の場合、パワーMOSFETを、1メガヘルツより上の周波数で動作させることは不可能である。これは、パワーMOSFETの比較的高い入力キャパシタンスのためである。高周波数では、統合型解決策とディスクリートの解決策はどちらも、高い入力レベル損失を生じる。これは特に、ドライバ信号が高周波方形波信号である場合に当てはまる。変成用途では、効率はそれほど役割を果たさない。したがって、これらの用途には、スイッチ・オン抵抗RDS(оn)がより高く、ゲート容量がより低く、しきい値電圧値が低いトランジスタを使用することができる。しかし、そのような方法は、周波数が10MHzを超える用途には使用することができない。これらの周波数より上では、駆動損失と電流重畳がどちらも非常に大きい。
RLC発振回路を用いた典型的な「クラスE」ドライバ回路が、図1bに示されている。このゲート共振回路では、ゲート内に蓄積されたエネルギーが、次に続く変化において大部分戻されることが可能になっており、それによって、必要な駆動電力量が低減されている。したがって、共振の存在下では、入力インピーダンスがずっと大きい。
入力および出力信号は疑似正弦波信号であるが、トランジスタはスイッチ・モードで動作することに留意されよう。入力コンポーネントを注意深くコーディネーションすることによって、ゼロ電流スイッチング(ZCS)を実施することができる。
パワー・トランジスタ用の、より具体的には、パワーMOSFET用の電子ドライバ回路は、出力ループよりも大きな電流をしばしば呈することが知られている。一般に、外側ループ内でのほうが、ずっと大きな電圧が使用される。電子ドライバ回路が転流損失およびEMI(電磁干渉)問題の主要な原因であるのは、このためである。この問題は、特に、MOSFETゲートの容量性挙動により高調波の割合がより高いという結果によるものである。
RF回路における駆動損失を低減させる現行の方法は、共振LCドライバを使用するというものである。
所与のトランジスタについて、共振ドライバ回路を用いて達成することのできる改善の大きさは、その典型的な、ゲートのクオリティ・ファクタ(Qファクタ)、またはゲート・キャパシタンスの損失角、すなわちQ=1/RCωによって変わる。典型的なゲート抵抗は、0.1から1オームの間にあり、一方、典型的なゲート・キャパシタンスは、300pFから3000pFの間である。10MHzの周波数の場合、関連するQファクタは5から500の範囲内となり、この場合、より小さなゲート・キャパシタンスをもつトランジスタのQファクタのほうが高い。したがって、比較的大きなQファクタをもつ共振ドライバ回路が、駆動電力のかなりの低減をもたらす。
共振ドライバ回路内での比較的低い周波数での送出に使用するための、既存のRF実装形態では、重量があり扱いにくい、フェライト・コア付きコイルが使用されている。約1MHzより上の周波数では、フェライト・コアの使用はもはや不可能である。そのような周波数からは、空芯コイルが通常使用される。そのような空芯コイルは一般に、フェライト・コア・コイルよりもずっと大きい。表皮効果を低減させるために、空芯コイルは、比較的太いワイヤおよび多量の銅材料を有する。これらの空芯コイルは、比較的大きな電流によって横切られ、したがって、それらの大きな寸法のため、比較的大きな距離のところでさえ、大きな磁界が形成される。そのような磁界は、他の利用可能な手段によって、非常に複雑かつコストのかかる形でしか遮ることができない。加えて、空芯コイルは、ドライバ回路内の誘導電流および結果として生じる損傷を回避するために、導電材料から遠ざけておかなければならない。したがって、コイルに、より具体的には空芯コイルに基づく回路は、薄い金属ハウジング内に配置することができない。
要約すると、知られているRLC共振駆動技術は、場合によっては駆動電力を低減させるのに有用であるにも関わらず、非常に大きな欠点を有すると述べることができる。そのうちの1つが、ドライバ回路が比較的大きな寸法を有し、より具体的には、既存のフェライト制限値より上の周波数で比較的大きな寸法を有する、という点にある。加えて、知られているデバイスに基づいて、比較的大きな放出磁界が生成されてしまう。
米国特許第5,264,736(A)号または米国特許第7,453,292(B2)号および米国特許第7,285,876(B1)号には、コイルと共振変成器との構成によって形成される共振駆動の例が開示されている。
先に説明したことに基づき、本発明の目的はしたがって、電子ドライバ回路を、電磁干渉が低減されるように提供することである。加えて、従来の電流変成器の周波数制限値が増加または高化されるべきである。困難を伴ってまたは極めて大きなコストをかけてしか遮ることのできない磁界を生成する大型コイルの使用は、なくすべきである。
この目的は、少なくとも1つのパワーMOSFET用の電子ドライバ回路であって、少なくとも1つの駆動信号発生器と、少なくとも1つの圧電共振子とを備え、圧電共振子の出力信号が少なくとも1つのパワーMOSFETのゲートに直接的または間接的に印加される、電子ドライバ回路を通じて達成される。少なくとも1つの駆動信号発生器は、少なくとも1つの圧電共振子に接続される。
少なくとも1つの圧電共振子は、駆動信号発生器と並列または直列に接続することができる。換言すれば、この目的は、1つまたは複数の圧電共振子を適切な電子回路と組み合わせることを通じて達成される。
圧電共振子の使用は、いくつかの一般的考慮事項に基づく。
MOSFETによって変わるクリティカル・レベルより上では、ゲート・レベルのところの立ち上がり速度を増加させることは合理的ではない。高周波数では、ゲート・レベルのところで方形波入力信号の代わりに正弦波信号を使用しても、スイッチング損失の増加は無視できるほどである。中間周波数では、より大きなゲート電圧振幅の場合に、最適な立ち上がり速度が得られる。一方、デバイスにとって許容し得る最大ピーク−ピーク値に対するしきい値電圧の必要な立ち上がり速度に達する場合は、最低動作周波数が得られる。完全な正弦波についての最大立ち上がり速度は、以下の式によって示される。
Figure 2019513002
どのようにして、ピーク−ピーク電圧の制限値を超過する必要なく、しきい値レベルにおける立ち上がり速度をさらに改善することができるかについて、もっと後ろの箇所で説明する。
MOSFETまたはパワーMOSFETのゲートは、比較的高いQファクタ(比較的小さな損失角)において、固有の容量性挙動を呈する。これに基づいて、説明した改善に関連する共振を得るためにインダクタンスとしての働きをするコンポーネントが使用される場合、有利である。
さらに、このコンポーネントは、所望の周波数において比較的大きなQファクタを有するべきである。
本発明によれば、所望の要件または結果を達成するために、圧電共振子、またはいくつかの圧電共振子を適切な回路と共に組み合わせたものが、このコンポーネントとして使用される。圧電共振子に関連して、多数の知られている材料および周波数のため、圧電共振子に関して多様な構成が可能である。本発明の実施の最も単純な一形態では、標準的な圧電共振子を使用することができる。これらの共振子は、主として薄いチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)プレートからなり、このプレートは、2つの電極間に配置される。このタイプの圧電共振子は、通常は最も高い電気機械結合係数をもたらす厚さモードで振動する。周波数、デバイス・サイズ、および製造業者に応じて、損失角の逆数として定義される電気的Qファクタは、2〜20MHzの周波数において10から100の間となる。
本発明の実施のさらなる一形態では、圧電共振子が、その電力レベルにおける適切な共振周波数、Qファクタ、およびインピーダンス値を呈すべく設計されることが可能である。
電気回路が、並列または直列共振系と関連付けられる、より具体的には、並列または直列接続した圧電共振子と関連付けられることが可能である。圧電共振子の並列構成でも直列構成でも、駆動信号発生器が方形波信号または正弦波信号を発生させることが可能である。方形波信号の場合、駆動信号発生器を、少なくとも1つの圧電共振子に直列に接続することが好ましく、というのも、低インピーダンスは、基本周波数についてのみ得られるためである。このようにして、特に回路のクオリティ・ファクタが非常に高い場合に、高調波が除去される。
大多数の既存の標準的な圧電共振子は、知られているトランジスタの通常の総ゲート・キャパシタンスよりもずっと小さな容量性負荷において、その最良性能を呈する。本発明の実施の好ましい一形態では、電子ドライバ回路が、インピーダンス整合ユニットを有する。好ましくは、インピーダンス整合ユニットは、少なくとも1つの圧電共振子と少なくとも1つのパワーMOSFETのゲートとの間に接続される。本発明の実施の単純な一形態では、インピーダンス整合ユニットは、並列に接続された、いくつかの圧電共振子を有する。
典型的な圧電共振子は、従来のトランジスタのゲートよりもずっと大きな電圧に耐えることができる。インピーダンス整合ユニットを、容量ブリッジ分圧器として設計することが可能である。例えば、容量ブリッジ分圧器は、パワーMOSFETのゲートに直列に接続されている第1のコンデンサによって形成することができる。インピーダンス整合ユニットは、パワーMOSFETのゲートに直列に接続されている少なくとも1つの第1のコンデンサを備えることができる。
本発明の実施のさらなる一形態では、インピーダンス整合ユニットが、第1のコンデンサとパワーMOSFETの入力キャパシタンスとによって形成される構成に並列に接続されている、少なくとも1つの第2のコンデンサを備える。ブリッジ・デバイスが、すなわち使用された第1のコンデンサだけでは、ゲート・レベルのところに大きすぎる電圧を生成する場合、整合ゲート電圧にとって期待されるキャパシタンスを発生させるために、第2のコンデンサをブリッジ分圧器に並列に接続することができる。
インピーダンス整合ユニットは、容量分圧器として設計することもできる。これは、圧電共振子にとって最適な負荷キャパシタンスを発生させ、またゲート・レベルのところに対応する電圧を発生させるために、使用される。圧電共振子にとって最適な負荷キャパシタンスは、典型的に10pFである。発生した出力キャパシタンスが最適であれば、共振した場合の圧電電圧は、100ボルトを上回る値に達することがある。容量分圧器は、ゲート・レベルのところの電圧を低減させるために必要である。典型的には、ゲート・キャパシタンス値は、トレンチFET技術に関して数10pFであり、またはより旧型のMOSFETの場合には数100pFである。たいていの場合、第1のコンデンサとMOSFETの入力キャパシタンスとの直列構成からもたらされる、ゲート・レベルのところの対応する電圧を生成するキャパシタンスは、圧電共振子の最適キャパシタンスよりも小さい。そのような場合、少なくとも1つの圧電共振子にとって適正な負荷キャパシタンスを生成するために、第2のコンデンサが追加される。
圧電共振子の数またはインピーダンス整合ユニット内で使用されるコンデンサの値は、最小入力電力または必要な動作周波数を得るように調整することができる。周波数調整に関連して、ある一定量の余裕があり、というのも、全体的なQファクタは、一般にあまり高くはなく、また圧電共振子に関連する外部キャパシタンスにほんのわずかしか依存しないためである。
本発明の実施のさらなる一形態では、電子ドライバ回路が、抵抗分圧器を有することが可能である。この結果、抵抗分圧器または抵抗ブリッジを設けることによって、ゲート・レベルのところに電圧オフセットを生成することが可能である。このオフセットは、例えば、立ち上がり速度の最も高い地点をトランジスタのしきい値電圧付近に据え、それによって、出力電圧にとって最大の立ち上がり速度を達成できるようにするために使用される。このオフセット電圧は、「オン」事象と「オフ」事象との間の時間を設けるのにも使用することができる。これは、デッド・タイム制御として知られている。この場合、直列トランジスタにおいて「オフ」だけが切り替えられたのに対して、トランジスタに対する「オン」事象は遅延される。
本発明による電子ドライバ回路では、例えば抵抗分圧器が基準電圧とアースとの間に接続され、少なくとも1つのパワーMOSFETのゲートのところに、特に電圧オフセットがゲートのところに存在するように、中間電圧が存在する。
本発明の実施のさらなる一形態では、少なくとも1つの圧電共振子と少なくとも1つのパワーMOSFETのゲートとの間に、少なくとも1つのクリッピング・ユニットがあり、クリッピング・ユニットは、少なくとも2つのダイオード、より具体的には、少なくとも2つのクリッピング・ダイオードまたは少なくとも2つのバラクタを備える。クリッピング・ダイオードを使用することにより、確実にゲート電圧がMOSFETの制限値を超過しないようになる。
しきい値の領域内で立ち上がり速度を増加させる別の実現可能手段は、バラクタを使用することによって非線形容量性挙動を引き起こすことである。最も単純なケースでは、前述のクリッピング・ダイオードをバラクタで置き換えることができる。クリッピング電圧付近で、バラクタは、より大きなキャパシタンス値を有する。この結果、信号形状の変化が生じる。クリッピング電圧付近で、信号形状が丸められ、それによって、方形波信号により似た信号形状が発生する。前述のクリッピング方法に対する相違は、エネルギーの大部分が失われるのではなく、非線形キャパシタンス過程において蓄積されるということである。この蓄積されたエネルギーは、電圧がもはやクリッピング電圧の付近ではなくなるとすぐに放出される。
順方向電圧付近で、ダイオードまたはバラクタは、好ましくは、高キャパシタンス値を有する。
正弦波信号の場合、より大きな増加速度は、信号振幅を増加させることによってしか達成することができない。そのような場合、ピーク電圧が、トランジスタ内のゲート酸化膜層の破壊を生じさせるおそれがある。したがって、ピーク電圧は、何らかの形でクリッピングされなければならない。前記ダイオードまたはバラクタは、導通の直前に、したがってクリッピングの直前に、最大の過渡キャパシタンスを有する。説明した、ダイオードまたはバラクタが高キャパシタンス値を有する時である、順方向電圧の付近とは、例えば、ダイオードの電圧が順方向電圧から約1ボルトだけ逸れている時に存在する。
クリッピング電圧、したがって散逸に達する直前に、振動エネルギーの大部分が可逆的にダイオード・キャパシタンス内に蓄積される。したがって、この振動エネルギーは失われない。同時に、クリッピング電圧に完全に達していなくても、ほぼ方形波の信号が生成される。換言すれば、ピーク電圧付近でのキャパシタンスの急激な増加により、電圧が制限されるが、損失が生じることはない。
説明したバラクタまたはキャパシタンス・ダイオードを、インピーダンス整合ユニットの手前に設けることが可能である。バラクタ・ダイオードの電圧値およびキャパシタンス値はどちらも一般に比較的高くもあり低くもあるので、キャパシタンス・ダイオード/バラクタをインピーダンス整合ユニットの手前に配置することが、得策となる場合がある。
互いに対して直列に接続されたダイオードは、一方では2つの電圧基準間、特にアースまたはパワーMOSFETのソース、他方ではパワーMOSFETのゲートに接続することができる。
好ましくは、ダイオードは、パワーMOSFETのゲートのところに印加される電圧が2つの電圧基準間の値をとることができるように構成され、電圧基準の値は、ダイオードの電圧基準の値までしか超過され得ない。
本発明の実施のさらなる一形態では、一方ではアースまたはパワーMOSFETのソースに接続され、他方ではダイオードのアノードに接続されるコンデンサが、電子ドライバ回路内に設けられることが可能である。
実施のこの形態では、連続してレギュレーションした場合、コンデンサのところの電圧は入力方形波信号のピーク−ピーク電圧となる。このようにして、ダイオードはブロックされたままとなり得るが、入力電圧がピーク電圧(上側ダイオードの場合はVpp、下側ダイオードの場合は0ボルト)付近の値に達した場合、導通にかなり近づき得る。この実装形態は、ダイオードの最大キャパシタンスを常に可能にするが、導通を可能にはしない。実施の一形態では、抵抗またはツェナー・ダイオードが、コンデンサと並列に接続されることが可能である。このようにして、一時的な過電圧を抑制することが可能である。万一偶発的な入力過電圧が発生した場合には、コンデンサは放電することもできる。一方ではアースまたはパワーMOSFETのソースに接続され、他方ではダイオードのアノードと接続されるコンデンサのキャパシタンスは、好ましくは、ダイオードのキャパシタンスよりも大きい。
電子ドライバ回路内に含めることのできる先に述べた方法およびユニットはいずれも、任意の所望の形で互いに組み合わせることができることに留意されよう。これは、例えば、インピーダンス整合、周波数調整、オフセット、クリッピング方法、ならびに信号形状の変換に関係する。
本発明の実施のさらなる一形態では、本発明による第1の電子ドライバ回路が、本発明による少なくとも1つのさらなる電子ドライバ回路と組み合わされることが可能である。
2つのパワーMOSFETが、ハーフ・ブリッジ・ドライバ回路内に構成されること、かつ/または4つのパワーMOSFETが、フル・ブリッジ・ドライバ回路内に構成されることが可能である。
本発明のさらなる一態様は、本発明による電子ドライバ回路を備えた少なくとも1つのパワーMOSFETを動作させる方法に関する。本発明によれば、少なくとも1つの圧電共振子の、圧電共振子の共振周波数を呈する出力信号が、入力信号として、少なくとも1つのパワーMOSFETのゲートに送られる。
出力信号は、インピーダンス整合および/または周波数調整および/またはクリッピング方法によって、および/またはオフセットすることによって修正することもでき、修正された出力信号が、入力信号として、少なくとも1つのパワーMOSFETのゲートに送られる。
本発明による電子ドライバ回路および/または本発明による、少なくとも1つのパワーMOSFETを動作させる方法は、例えば、単一のパワーMOSFETに関して使用することができる。このためには、低電流入力が必要であり、その場合、駆動信号発生器によって生成される信号の周波数は、統合されたドライバのこれまでに知られている範囲より上である。例えば、従来のCMOS論理またはTTL論理を使用して、入力方形波信号を圧電共振子に送ることができる。
換言すれば、電子ドライバ回路は、CMOS論理モジュールおよび/またはTTL論理モジュールを含むことができる。本発明の有利点は、入力回路が、付近に配置されたコイルの磁界に影響を及ぼさないという点に見ることができる。したがって、旧来の共振ドライバと比較して、入力回路と出力回路との間の厳格な分離は必要ない。したがって、本発明による電子ドライバ回路は、より小型かつより軽量になるように設計することができる。本発明による電子ドライバ回路は、単一のハウジング内に組み込むことができる。好ましくは、電子ドライバ回路は、極めて薄く可撓性である。本発明の実施の一形態では、2つの相補型パワーMOSFETを、旧来のプッシュ・プル・システムの形態で構成し、かつ/または動作させることができる。
すでに述べたように、2つのパワーMOSFETを、ハーフ・ブリッジ・ドライバ回路内に構成し、かつ/または4つのパワーMOSFETを、フル・ブリッジ・ドライバ回路内に構成することができる。このタイプの実施形態では、上側(これに関しては図6を参照)を、レベル・シフタ方法によって、ブートストラップ方法を通じて駆動することができる。そのような共振方法は、常時発振システム(全共振コンバータ)内で動作している回路に適していることに留意されたい。
高周波数では、スイッチング・トランジスタ損失は、ゼロ電流スイッチング(ZCS)またはゼロ電圧スイッチング(ZVS)状態が達成される場合にのみ、低減させることができる。これらの状態では、共振負荷回路の使用が必要である。パルス幅変調(PWM)方法は、そのような回路には適しておらず、というのも、そのような回路は、全てのアスペクト比についてZCS状態を満足させるとは限らないためである。
出力電圧を制御する最も単純な実現可能手段は、出力ドライバ電圧を設定することである。
電子ドライバ回路に関連する動作周波数は、非常に高い。したがって、絶え間ないレギュレーションが、比較的短い時間内で実施される。典型的には、レギュレーション時間は数マイクロ秒である。このため、例えばバースト持続時間変調に基づくレギュレーション方法が可能である。そのような方法は、バースト・モード・レギュレーションとしても知られている。圧電共振子は、非常に薄く小型になるように設計することができるので、回路内に統合することも、必要な全てのディスクリート要素と共にハウジング内に統合することもできる。電子ドライバ回路は、MOSFETと一緒に、単一の標準SOPハウジング内に統合することができる。
本発明について、実施形態例によって、また図を用いて、以下に説明する。
並列または直列に接続された圧電共振子を備えた、基本的な電子ドライバ回路を示す図である。 可能なインピーダンス整合ユニットという観点からの、実施のさまざまな形態を示す図である。 オーミック分圧器を追加で設けた様子を示す図である。 クリッピング・ユニットを設けた様子を示す図である。 いくつかの整合ユニットの組合せという観点からの、実施の形態を示す図である。 ハーフ・ブリッジ回路を示す図である。 フル・ブリッジ回路を示す図である。
図2aでは、少なくとも1つのパワーMOSFETの電子ドライバ回路10が開示されている。この場合、直列共振実装形態が開示されている。図2aによれば、駆動信号発生器15が、方形波信号を生成する。図示の圧電共振子25は、駆動信号発生器15と直列に接続されている。図2aに示す実施の形態では、共振周波数が存在する時はインピーダンスが低く、一方、他の周波数ではインピーダンスが非常に高い。図示した、駆動信号発生器15による方形波信号の発生に加えて、これは、正弦波信号の使用も可能にする。図示のように、ゲート30のところにまたはゲート・レベルのところに、どんな高調波ももはや存在しない。
図2bでは、少なくとも1つのパワーMOSFET20用の電子ドライバ回路10の実施のさらなる一形態が示されている。この場合、圧電共振子25は、駆動信号発生器15と並列に接続されている。換言すれば、図2bには、並列共振実装形態が示されている。そのようなケースでは、共振が存在する場合、入力インピーダンスは最大であり、他の周波数では極めて小さい。図2bに示す実施の形態では、駆動信号発生器15は、正弦波信号を発生させなければならない。図2aおよび図2bに示すキャパシタンスCは、ゲート30のところのキャパシタンス、すなわち総ゲート・キャパシタンスを表している。圧電共振子25は、測定可能な磁界を全く発生させない。直列共振による除去効果は、駆動電流ループによって発生する外側磁界を支配する高周波高調波の急激な低減をもたらす。
知られている圧電共振子は、最適な負荷キャパシタンスを有し、それは、4MHzではおよそ40pFであり、16MHzではおよそ10pFに減少する。これらのキャパシタンス値は一般に、パワーMOSFET20のゲート30のところのキャパシタンス値よりもずっと低い。したがって、図3aおよび図3bで説明するインピーダンス整合ユニットが、実施のいくつかの形態において必要となる。
図3aは、単純に設計されたインピーダンス整合ユニット35を用いて、必要になる圧電要素の数を最小限に抑える、実施の一形態を示す。知られている圧電共振子は、MOSFETのゲートよりもずっと高い(典型的には100ボルトから200ボルトの範囲内の)電圧に耐えるので、単純なインピーダンス整合ユニット35は、容量ブリッジ分圧器によって形成することができる。キャパシタンスの低減は、直列接続されたコンデンサCを通じて達成される。下降電圧比を得るために、ゲートのところに加わるキャパシタンスCよりも低いキャパシタンス値を有するコンデンサCが、ゲートに直列に接続される。これに関連して、直列キャパシタンス全体が圧電共振子25にとって最適な外部キャパシタンスに達する場合、最良の結果が得られる。
キャパシタンスCが、ゲート30のところにまたはゲート・レベルのところに適切な電圧を達成するには小さすぎる場合、並列に接続されたコンデンサをインピーダンス整合ユニット35に追加することができる。
そのような追加のコンデンサCは、図3bに示されている。これは、圧電共振子25の高レベル出力側とパワーMOSFETのソースとの間に位置付けられる。そのキャパシタンスは、例えば、最良の可能なQファクタを達成することができるようにコンデンサCを可変コンデンサとして設計することによって、変化させることができる。大多数の圧電共振子にとって、Qファクタが、外部容量性負荷によって変わることは少ない。この最適なキャパシタンスは、想定周波数に対する入力共振を調整するために使用することができる。
特にゲート30上に電圧オフセットがあるように、圧電共振子25とMOSFET20のゲート30との間にオーミック分圧器40が接続されている電子ドライバ回路10が、図4aに示されている。ゲート30のところの電圧は、正弦波コンポーネントがゼロ値を交差するとすぐに、または駆動信号発生器15によって発生した信号が立ち上がり速度のピークに達した時に、MOSFET20が「オン」から「オフ」に、またはその逆にスイッチするように、調整することができる。オフセット位置は、オプションで、直列トランジスタ・スイッチング動作間のデッド・タイムを制御するために使用することができる。
図4bには、クリッピング・ダイオード45を備えたクリッピング・ユニット55を有する、別の電子ドライバ回路10が示されている。クリッピング・ダイオード45は、ゲート30のところの電圧が高すぎる値に達するのを妨げる。
対照的に、バラクタ46を備えたクリッピング・ユニットが、図4cに示されている。これに関連して、バラクタ46によりどのように信号形状が変化するかが示されている。正弦波信号が、ほぼ方形波の信号に変換され得る。順方向電圧付近で、これらのバラクタ46は高キャパシタンス値を有する。ダイオードの接合キャパシタンスは、正弦波形をクリッピング、すなわち「カット・オフ」する直前に最大となる。好ましくは、バラクタ46は、MOSFET20のゲート30のところのキャパシタンスに類似の、またはそれよりも大きな、最大キャパシタンスを有する。導通付近でバリア層キャパシタンスがずっと大きくなり、それにより、非線形エネルギー蓄積が利用できるようになる。この効果は、方形波により似た電圧形状をもたらし、それにより、損失がダイオード導通により回避または遅延される。
図5aに示すように、電子ドライバ回路10は、CMOS論理モジュールまたはTTL論理モジュール50を備えることができる。そのような論理モジュール50を使用して、単一のパワーMOSFET20を高周波数で動作させることができる。ボックス1は、少なくとも1つの圧電共振子25の出力信号が、インピーダンス整合および/または周波数調整および/またはクリッピング方法および/または整形方法によって、および/またはオフセットすることによって修正され、修正された出力信号が、入力信号として、少なくとも1つのパワーMOSFET20のゲート30に送られることを表現したプレースホルダを表す。
図5bは、オーミック分圧器40とクリッピング・ダイオード45の構成との組合せを示す。インピーダンス整合ユニット35が、コンデンサCおよびCによって形成される。したがって、図5bは、インピーダンス整合ユニット35とオーミック分圧器40との組合せを示す。抵抗RおよびRに基づいて、オフセットが実施され得る。一方、クリッピング・ユニット55のバラクタ46によって、クリッピング方法が実施され得る。
電圧を自動整形/クリッピングする実装形態が、図5cに示されている。この場合、順方向電圧付近のほぼ平坦な挙動を呈するために、コンデンサCのキャパシタンスが、キャパシタンスCとCの和よりもずっと大きくなければならない。キャパシタンスCに関して、MOSFET20のゲート30のところの電圧がMOSFET20の最大許容値を超過しないように、コンデンサCおよびコンデンサCによって形成されるインピーダンス整合ユニット35は、ゲート30上に設けられるべきである。
本発明の実施のさらなる一形態では、入力信号内にグリッジが存在することによるクリッピング電圧異常が妨げられるように、高抵抗またはツェナー・ダイオードをコンデンサCと並列に接続することができる。さらに、並列に接続されたこのタイプのツェナー・ダイオードまたは抵抗によって、クリッピング電圧レベルを維持または制限することが可能である。
図6に示すように、本発明による電子ドライバ回路10を用いて、2つのパワーMOSFET20を1つのハーフ・ブリッジ・ドライバ回路内に構成することが可能である。入力周波数は2〜20MHzとすることができる。これにより、高調波の割合が極めて小さな疑似方形波出力信号を発生させることが可能になる。図示のレベル・シフタ3は、図示の上側MOSFET20を駆動するために使用される。上側論理電圧は、標準的なブートストラップ方法(図示せず)を使用することによって生成することができる。オフセット制御により、重畳電流の低減が可能になる。これは、MOSFET20の2つのスイッチング動作間のデッド・タイムを制御することによって行われる。
図7には、フル・ブリッジ回路の形の4つのパワーMOSFET20が示されている。この電子ドライバ回路でも、圧電共振子25は2つだけ必要である。図7による実施形態例では、レベル・シフタは必要ではない。電圧VCCoutが電圧Vccよりもずっと高い場合、ハーフ・ブリッジ構造が逆位相で作動されれば有利である。
10 電子ドライバ回路
15 駆動信号発生器
20 MOSFET
25 圧電共振子
30 ゲート
35 インピーダンス整合ユニット
40 オーミック分圧器
45 クリッピング・ダイオード
46 バラクタ
50 論理モジュール
55 クリッピング・ユニット

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのパワーMOSFET(20)用の電子ドライバ回路(10)であって、少なくとも1つの駆動信号発生器(15)と、少なくとも1つの圧電共振子(25)とを備え、前記圧電共振子の出力信号が、少なくとも1つのパワーMOSFET(20)のゲートに直接的または間接的に印加される、電子ドライバ回路(10)。
  2. 少なくとも1つの圧電共振子(25)が、前記駆動信号発生器(15)と並列または直列に接続される
    ことを特徴とする、
    請求項1記載の電子ドライバ回路(10)。
  3. インピーダンス整合ユニット(35)が、少なくとも1つの圧電共振子(25)と少なくとも1つのパワーMOSFET(20)のゲート(30)との間に接続される
    ことを特徴とする、
    請求項1または2記載の電子ドライバ回路(10)。
  4. 前記インピーダンス整合ユニット(35)が前記パワーMOSFET(20)のゲート(30)と直列に接続されている少なくとも1つの第1のコンデンサ(C)を備える
    ことを特徴とする、
    請求項3記載の電子ドライバ回路(10)。
  5. 前記インピーダンス整合ユニット(35)が、前記第1のコンデンサ(C)と前記パワーMOSFET(20)の入力キャパシタンス(C)との直列アセンブリと並列に接続されている、少なくとも1つの第2のコンデンサ(C)を備える
    ことを特徴とする、
    請求項4記載の電子ドライバ回路(10)。
  6. 抵抗分圧器(40)が基準電圧とグランドとの間に接続され、少なくとも1つのパワーMOSFET(20)のゲート(30)に、特に電圧オフセットがゲート(30)に適用されるように、中間電圧が印加される
    ことを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項記載の電子ドライバ回路(10)。
  7. 少なくとも1つの圧電共振子(25)と少なくとも1つのパワーMOSFET(20)のゲート(30)との間に、少なくとも1つのクリッピング・ユニット(55)が設けられ、該クリッピング・ユニット(55)が、少なくとも2つのダイオード、特に少なくとも2つのクリッピング・ダイオード(45)または少なくとも2つのバラクタ(46)を備える
    ことを特徴とする、
    請求項1から6のいずれか一項記載の電子ドライバ回路(10)。
  8. 順方向電圧付近で、前記ダイオード(45、46)が大きなキャパシタンス値を有する
    ことを特徴とする、
    請求項7記載の電子ドライバ回路(10)。
  9. 直列に接続された前記ダイオード(45)または前記バラクタ(46)が、一方の側では2つの電圧基準間、特に前記グランドまたは前記パワーMOSFET(20)のソース、他方の側では前記パワーMOSFET(20)のゲート(30)に接続される
    ことを特徴とする、
    請求項7または8記載の電子ドライバ回路(10)。
  10. 前記ダイオード(45、46)が、前記パワーMOSFET(20)のゲート(30)に印加される電圧が前記2つの電圧基準間の値をとるように構成され、前記電圧基準の値が、前記ダイオード(45、46)のしきい値電圧の値までしか超過され得ない
    ことを特徴とする、
    請求項9記載の電子ドライバ回路(10)。
  11. 一方の側では前記グランドまたは前記パワーMOSFET(20)のソースに接続され、他方の側では前記ダイオード(45、46)のアノードに接続されるコンデンサ
    を特徴とする、
    請求項9または10記載の電子ドライバ回路(10)。
  12. 請求項1から11のいずれか一項記載の少なくとも1つのさらなる電子ドライバ回路(10)との組合せ
    を特徴とする、
    請求項1から11のいずれか一項記載の電子ドライバ回路(10)。
  13. 2つのパワーMOSFET(20)が、ハーフ・ブリッジ・ドライバ回路の一部として構成され、かつ/または4つのパワーMOSFET(20)が、フル・ブリッジ・ドライバ回路の一部として構成される
    ことを特徴とする、
    請求項1から12のいずれか一項、特に請求項12記載の電子ドライバ回路(10)。
  14. 請求項1から13のいずれか一項記載の電子ドライバ回路(10)を備える少なくとも1つのパワーMOSFET(20)を動作させるための方法であって、
    前記少なくとも1つの圧電共振子(25)の、前記圧電共振子(25)の共振周波数を有する前記出力信号が、入力信号として、該少なくとも1つのパワーMOSFET(20)のゲート(30)に送出される
    ことを特徴とする、
    方法。
  15. 前記出力信号が、インピーダンス整合および/または周波数調整および/またはクリッピング方法および/または整形方法によって、および/またはオフセットすることによって修正され、該修正された出力信号が、入力信号として、前記少なくとも1つのパワーMOSFET(20)のゲート(30)に送出される
    ことを特徴とする、
    請求項14記載の方法。
JP2019500022A 2016-03-18 2017-03-20 少なくとも1つのパワーmosfet用の電子ドライバ回路、および少なくとも1つのパワーmosfetを動作させる方法 Pending JP2019513002A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16161044.9 2016-03-18
EP16161044.9A EP3220546A1 (en) 2016-03-18 2016-03-18 Electronic driver circuit for at least one power mosfet and method operating at least one power mosfet
PCT/EP2017/056487 WO2017158200A1 (en) 2016-03-18 2017-03-20 Electronic driver circuit for at least one power mosfet and method operating at least one power mosfet

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019513002A true JP2019513002A (ja) 2019-05-16

Family

ID=55587142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019500022A Pending JP2019513002A (ja) 2016-03-18 2017-03-20 少なくとも1つのパワーmosfet用の電子ドライバ回路、および少なくとも1つのパワーmosfetを動作させる方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20200304108A1 (ja)
EP (1) EP3220546A1 (ja)
JP (1) JP2019513002A (ja)
WO (1) WO2017158200A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019208122A1 (de) * 2019-06-04 2020-12-10 Audi Ag Verfahren zum Betrieb einer elektrischen Schaltung, elektrische Schaltung und Kraftfahrzeug

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3040530C2 (de) * 1980-10-28 1986-03-06 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Piezo-Zündeinrichtung für eine elektronisch anzusteuernde Schalteinrichtung
US4392074A (en) * 1980-09-19 1983-07-05 Siemens Aktiengesellschaft Trigger device and piezo-ignition coupler with galvanic decoupling
JP3111202B2 (ja) * 1992-03-19 2000-11-20 耕司 戸田 超音波霧化装置
US5264736A (en) 1992-04-28 1993-11-23 Raytheon Company High frequency resonant gate drive for a power MOSFET
US5422804A (en) * 1992-09-15 1995-06-06 Clark; George E. Ground loop elimination
JPH0767200A (ja) * 1993-08-04 1995-03-10 Motorola Inc 音響的絶縁方法
CA2567312A1 (en) 2005-11-04 2007-05-04 Yan-Fei Liu Resonant gate drive circuit with centre-tapped transformer
US7285876B1 (en) 2006-05-01 2007-10-23 Raytheon Company Regenerative gate drive circuit for power MOSFET

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017158200A1 (en) 2017-09-21
EP3220546A1 (en) 2017-09-20
US20200304108A1 (en) 2020-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5711354B2 (ja) クラス特性可変増幅器
US7719356B2 (en) Pulse amplifier
JP4808814B2 (ja) パワー変換のためのスイッチング式インバータ及びコンバータ
US10170996B2 (en) Diode conduction sensor
US6674320B2 (en) System and method for orthogonal inductance variation
DE102011016027A1 (de) Großsignal VCO
US10530265B2 (en) Apparatus having a DC-DC converter
EP3667917A1 (de) Steuerschaltung für eine oszillatorschaltung zum betrieb von parallelgespeisten oszillatoren
CN1191643C (zh) 压电变压器的脉冲位置调制驱动
JP2019513002A (ja) 少なくとも1つのパワーmosfet用の電子ドライバ回路、および少なくとも1つのパワーmosfetを動作させる方法
JP6973316B2 (ja) 電力変換装置
JP6825707B2 (ja) 高周波電源装置
KR102604619B1 (ko) 전기부하를 구동하는 회로 및 방법
US20170244400A1 (en) Pulse modulator
JP6816661B2 (ja) Fet駆動回路
JP6754998B2 (ja) 半導体スイッチ素子の駆動回路
US8138816B2 (en) Digitally controlled high Q factor capacitor
JP6954240B2 (ja) 電力変換装置
DE102011108175A1 (de) Ansteuerschaltung für Ultraschallmotoren
WO2009147379A1 (en) Switching power amplifier
JP3946665B2 (ja) 大信号高周波スイッチ回路
JP6714887B2 (ja) 共振インバータおよび共振型電源装置
Lee et al. Design and control of 10-MHz classs E DC-DC converter with reduced voltage stress
JP4429614B2 (ja) 電圧制御発振器
JP2024048484A (ja) 振動子の駆動電力制御回路及び駆動電力制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20190201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190201