JP2019509422A - 半径流ターボ機械用のブレード付きリングの製造方法および前記方法を使用して得られたブレード付きリング - Google Patents

半径流ターボ機械用のブレード付きリングの製造方法および前記方法を使用して得られたブレード付きリング Download PDF

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Abstract

本発明は、環状ブロック(31)を準備するステップと、第1、第2、第3および第4の軸方向セクション(32、33、34、35)を形成するように材料を除去して環状ブロック(31)を粗加工するステップであって、第1のセクションが補強リング(20)を形成し、第3のセクションがベースリング(15)を形成する、ステップと、複数の分離要素(36)の境界を形成するように材料を除去して第2の軸方向セクション(33)を粗加工するステップであって、分離要素がベースリングを補強リングに軸方向に連結する、ステップと、分離要素に翼形ブレード(22)の形状を与えるように材料を除去して分離要素(36)を仕上げ加工するステップであって、ブレードの前縁部(23)および後縁部(24)がブレード付きリング(9、14)の中心軸線(X−X)に略平行に延びる、ステップとを含む、半径流ターボ機械用のブレード付きリングの構築方法に関する。
【選択図】 図2

Description

本発明の目的は、半径流ターボ機械用のブレード付きリングの製造方法および前記方法によって得られたブレード付きリングである。
半径流ターボ機械とは、エネルギーを交換する流体の流れがターボ機械自体の内部に続く経路の少なくとも一部に向けて径方向に導かれるターボ機械を意味する。経路のこの径方向部分は、ターボ機械の羽根車の回転軸線に対する径方向に沿って流体が広く行き渡るように移動する少なくともブレード付きリングにより境界が画定される。
「ブレード付きリング」は、中心軸線から等しく離間して配設された複数のブレードであって、互いに軸方向に離間して配置された2つ以上の同心リングにより互いに接合された複数のブレードを備える。ブレードは、2つのリングの前縁部および後縁部が中心軸線に平行または略平行であるこれらリングの間に延びる。ブレード付きリングは、ステータ機能(ステータはターボ機械のケーシングに対して固定され、ブレードはステータブレードである)とロータ機能(すなわち、ロータは回転し、ロータのブレードはロータブレードであり、それゆえ、中心軸線は回転軸線である)の両方を有することができる。
本発明は、遠心半径流ターボ機械(アウトフロー)と求心半径流ターボ機械(インフロー)の両方に適用される。本発明は、ターボ機械(タービン)を駆動することと、ターボ機械(圧縮機)を作動させることの両方に適用される。好ましくは、排他的ではないが、本発明は、膨張タービンに関する。好ましくは、排他的ではないが、本発明は、電気的および/または機械的エネルギーの生成のための膨張タービンに関する。好ましくは、排他的ではないが、本発明は、好ましくはランキン水蒸気サイクルまたは有機ランキンサイクル(ORC)により、地熱源を利用するエネルギーの生産のための装置に使用される膨張タービンに関する。
公開文献である米国特許第911,663号明細書は、まず細い金属ストリップブレードの端部を接合し、次いで、細い金属ストリップブレードを頑丈な補剛リングに接合することを想定する、特に半径流型の、ガスタービン用の一連のブレードの生産方法を例示している。金属ストリップはまず、ブレードの端部が内部に挿入され固定される穴が設けられた直線状のストリップとして実現される。ストリップは円弧状または円周状である。ブレードの端部は、トーチ吹管またはボルタアークによってストリップに溶接される。金属ストリップは、例えば溶接または曲げ加工により、補剛リングに強固に固定される。その後、ブレードの突出端部および他の余分な部分が機械加工により除去される。
公開文献である米国特許第933,379号明細書は、リングが、連結ストリップに固定された一連のブレードにより形成され、かつ補剛リングが連結ストリップ用に設けられる、タービン用のブレード付きリングの実現方法を例示している。ブレードの端部は、ストリップに形作られたスロットに挿入され、吹管またはボルタアークを使用した溶接によってストリップに固定される。ストリップはまず、スロットが設けられた直線状のストリップとして作製され、次いで、円弧形状または円周形状に形作られる。方法は、前記凸部の縁部の据え込み加工によりまたは介在する更なる連結部材の変形により互いに連結されるように構成された凸部/凹部をストリップおよびリングに形成することを含む。更なる連結部材は、伸線、軟鋼、真鍮、銅またはニッケルとすることができる。
公開文献である米国特許第968,862号明細書は、タービン用のブレード付きリングの実現方法を例示している。ブレードの端部は、リング状に形作られた通路に挿入され、次いで、通路に溶接される。ブレード付きリングは、例えば蟻継ぎによって支持リングに接合することができる。
公開文献である米国特許第1,831,104号明細書は、軸方向に離間して配置された2つ以上の連結リングと、介在する複数のブレードとにより構成されたブレード付きリングの構築方法を例示している。連結リングの各々は、内側に向かって軸方向に開口して径方向内面から径方向に延びる、例えば蟻継ぎされる、複数の溝を有する。このような溝は、ブレード用の固定用袋状部を形成するようにそれぞれの連結リングの材料を部分的に貫通して延びる。ブレードの各々は、連結リングの径方向内側における前述の袋状部に挿入される、例えば蟻継ぎされる、頭部をブレードの端部に有する。頭部は、フランジを頭部に対して曲げ加工することにより溝内に固定される。
同じ出願人名義の、公開文献である国際公開第2014/064567号パンフレットは、各ブレードの第1の端部および第2の端部が2つの連続する支持リングに連結され、径方向に沿った弾性降伏連結部分を形成するために、ブレードのそれぞれの端部に属する少なくとも第1の半部と、それぞれの支持リングに属するそれぞれの第2の半部とを、レーザ溶接により、接合し、ブレードの端部に属する少なくともエンドラン部分を、径方向に沿って、それぞれの支持リングの少なくとも停止要素に対向するように配置する、遠心半径流タービン段の構築方法を例示している。弾性降伏連結部分は、段がタービンの作動負荷を受けたときにエンドラン部分が停止要素に接触することを可能にする。
文献である米国特許第6942460号明細書は、各々が正圧面と負圧面とを有する複数のブレードが設けられた円形主板を備える半径流タービン用の羽根車を例示している。ブレードの正圧面と隣接するブレードの負圧面との間の主要ディスクの周縁部は、窪みを形成するように切削される。
公開文献である英国特許出願公告第652591号明細書は、それぞれの補強リングとの単一部片としてブレードを作製できる、半径流タービン用のブレード付きリングを例示している。
本文脈において、出願人は、既知のタイプのブレード付きリングの品質および構築精度、ひいてはブレード付きリングが設置されるターボ機械の信頼性および効率を改善する必要性を認識している。
出願人は、実際に、文献である米国特許第911,663号明細書および米国特許第933,379号明細書で説明されている(すなわち、単一の部品の組立中に、それらの部品が、部品の形状を変化させる、機械加工および/または高温により機械的応力を受け、必然的に最終的な再加工を必要とするので、後に組み立てられる複数の部品で作製される)ものなどのブレード付きリングが、幾何学的にあまり精密ではない可能性があることに留意している。
例えば、米国特許第911,663号明細書では、ブレードを補剛リングに連結するように意図された金属ストリップが、吹管またはボルタアークによりブレードに溶接される。金属ストリップと補剛リングとの接合もまた、一実施形態では、吹管またはボルタアークを使用した溶接により実行される。このように加えられた熱は、ブレードの機械的特性および形状ならびに/またはブレードが連結されるストリップに対するブレードの位置/向きを変えることができる。ブレードとの連結に続いて、ストリップは更に、材料を除去するために加工される。米国特許第911,663号明細書で説明されている、異なる実施形態では、金属ストリップが、その部分の曲げ加工/変形によって補剛リングに強固に固定される。これらの機械加工もまた、幾何学的設計特性を変化させることができる。
米国特許第933,379号明細書では、吹管またはボルタアークを用いた溶接によるストリップへのブレードの接合と同様に、凸部の縁部の据え込み加工および更なる連結部材の変形も、これにより得られたブレード付きリングの最終的な幾何学的特性の精密な制御を可能にしない。
出願人は、今述べた連結システムまたは文献である米国特許第1,831,104号明細書で説明されている連結システムなどの連結システムが、例えば始動過渡期に発生する熱勾配に十分に耐えることができないことにも留意している。これらの過渡期に、高温蒸気は、ブレードとターボ機械のケーシングのいくつかの部分とにのみ当たる。次いで、蒸気が当たる部分からターボ機械の他の部分に向かって熱が拡散する。ブレードとリングとが異なるように膨張して、組立体がその強度を失う傾向がある。この現象は、遠心力を受けるロータブレード付きリングにおいてより深刻である。
出願人は、国際公開第2014/064567号パンフレットおよび米国特許第968,862号明細書と同様の(すなわち、中間連結金属ストリップまたはリングなしの)、ブレードと支持リングとの直接接合によるロータブレード付きリングの実現を想定するこれらの解決策では、ブレードの重量に起因する応力から遠心力に起因する応力を分離することがより困難であることにも留意している。特に、出願人は、遠心力に起因する周方向内部応力が、ブレードとの連結領域に、特にブレードの出口縁部に最大集中箇所を有することに留意している。最大応力集中のこれらの領域は、構造的に危険である。
それゆえ、出願人は、以下の目的、すなわち、ブレード付きリングの品質および構築精度、ひいてはブレード付きリングが設置されるターボ機械の信頼性および効率の改善を可能にするブレード付きリングの構築方法を提供することと、迅速かつ比較的簡単であるブレード付きリングの製造方法を提供することと、応力の集中が制限されるかまたはいずれにしても深刻ではないブレード付きリングを提供することとを追求する。
出願人は、中実のブレード付きリングを実現することにより、すなわち、好ましくは環状である出発ブロックによる材料の除去により、前述の目的および他の目的を達成できることを見出した。
特に、前述および他の目的は、添付の請求項の1つまたは複数によるおよび/または以下の態様の1つまたは複数による、半径流ターボ機械用のブレード付きリングの構築方法とブレード付きリングと半径流ターボ機械とにより実質的に達成される。
本説明および添付の特許請求の範囲において、「軸方向」という形容詞は、ブレード付きリングの中心軸線またはターボ機械の回転軸線「X−X」に平行に延在する方向を定義するように意図されている。「径方向」という形容詞は、ブレード付きリングの中心軸線またはターボ機械の回転軸線「X−X」に直交する半径方向に向いた方向を定義するように意図されている。「周方向」という形容詞は、ブレード付きリングの中心軸線またはターボ機械の回転軸線「X−X」と同軸の円周の接線方向を定義するように意図されている。
より具体的には、独立した態様によれば、本発明は、半径流ターボ機械用のブレード付きリングの製造方法に関する。
方法は、環状ブロックを準備することと、第1の軸方向セクションと第2の軸方向セクションと第3の軸方向セクションと第4の軸方向セクションとを形成するように材料を除去することにより環状ブロックを粗加工するステップであって、第1の軸方向セクションが補強リングを形成し、第3の軸方向セクションがベースリングを形成するものである、ステップを想定する。
方法は、複数の分離要素の境界を画定するように材料を除去することにより第2の軸方向セクションを粗加工するステップであって、前記分離要素がベースリングを補強リングに軸方向に連結するものである、ステップを含む。
方法は、分離要素に翼形ブレードの形状を与えるように材料を除去することにより前記分離要素の各々を仕上げ加工するステップであって、前記ブレードの前縁部および前記ブレードの後縁部がブレードリングの中心軸線に略平行となるものである、ステップを含む。
好ましい実施形態において、方法は、半径流ターボ機械に対するベースリングの環状固定付属部の境界を画定するように材料を除去することにより第4の軸方向セクションを粗加工するステップを更に含む。
異なる独立した態様によれば、本発明は、
ベースリングと、
ベースリングと同軸でかつ前記ベースリングから軸方向に離間して配置された補強リングと、
半径流ターボ機械に対するベースリングの可能な環状固定付属部と、
ベースリングを補強リングに軸方向に連結する複数のブレードと
を備える半径流ターボ機械用のブレード付きリングであって、
各ブレードの前縁部および各ブレードの後縁部は、ブレード付きリングの中心軸線に略平行に延び、
ブレード付きリングは単一の部片である、つまり、ブレード付きリングは出発ブロックで作製される、半径流ターボ機械用のブレード付きリングに関する。
異なる態様によれば、本発明は、本発明によるおよび/または本発明の方法に従って実現されたブレード付きリングに関する。
異なる態様によれば、本発明は、本発明によるおよび/または本発明の方法に従って実現されたブレード付きリングを少なくとも1つ備える半径流ターボ機械用のステータまたはロータに関する。
異なる態様によれば、本発明は、本発明によるおよび/または本発明の方法に従って実現されたブレード付きリングを少なくとも1つ備える半径流ターボ機械に関する。
出願人は、本発明の製造方法が、ブレード付きリングの品質および精度、ひいてはブレード付きリングが設置されるターボ機械の信頼性および効率の改善を可能にすることを検証した。実際、このように、算出された設計パラメータに対する完成したリングの幾何学的形状の違いが、組み付けられた単一の部品により構成されたブレード付きリングに対して低減または排除される。実際に、組立中に前記部品を変形/変化させるおよび/または接合が正確に実行されないというリスクがない。
出願人はまた、本発明の製造方法をほぼ完全に自動化でき、それゆえ、より簡単で、より高速でかつより安全なものにできることを検証した。
出願人は更に、本発明に従って作製されたブレード付きリングが、特にターボ機械の始動の際に発生する熱応力に関連する問題の防止を可能にすることを検証した。
この方法は、異なる形状を有するブレード輪郭に、程度の異なる作用および反応段階の両方のブレード付きリングに、適用可能である。
本発明の更なる態様を以下に説明する。
出発ブロックの材料は、金属、好ましくはステンレス鋼、例えばAISI410、AISI420、AISI630(17−4PH)、13−4PHである。
出発ブロックは好ましくは鍛造される。
好ましくは、各ブレードの径方向翼弦「Cr」と呼ばれる、ブレードにおいて測定されたブレードリングの外径「Re」と内径「Ri」との差、ブレード付きリング(実質的に出発ブロックでもある)の軸方向長さ「L」と前記径方向翼弦「Cr」との比は2よりも大きい。
径方向翼弦「Cr」は、好ましくは、約2mm〜約200mmの間に含まれる。
外径「Re」は、好ましくは、約50mm〜約500mmの間に含まれる。
各ブレードの軸方向長さ「Lp」と径方向翼弦「Cr」との比は、好ましくは、約0.1〜約20の間に含まれる。
補強リングの軸方向長さ「La1」と径方向翼弦「Cr」との比は、好ましくは、約0.1〜約100の間に含まれる。
ベースリングの軸方向長さ「La2」と径方向翼弦「Cr」との比は、好ましくは、約0.1〜約100の間に含まれる。
環状ブロックを粗加工することは、好ましくは、環状ブロックを旋盤加工および/またはフライス加工することを含む。通常は上述の旋盤加工により(但し、上述のフライス加工または他の工程によっても)行われる、この第1の粗加工ステップでは、上述の異なる4つの軸方向セクション、すなわち、1.このステップで好ましくは仕上げられる、補強リング(第1の軸方向セクション)、2.ブレードが作製されるリング(第2の軸方向セクション)、3.このステップで好ましくは仕上げられる、ベースリング(第3の軸方向セクション)、4.環状固定付属部が作製されるリング(第4の軸方向セクション)を備えたリングを得るために材料が除去される。
好ましくは、第2の軸方向セクションを粗加工することは、前記第2の軸方向セクションをフライス加工することを含む。好ましくは、第2の軸方向セクションを粗加工することは、第2の軸方向セクションに溝を作製することを含む。好ましくは、前記溝は、径方向内側および/または径方向外側から作製される。好ましくは、前記溝は、止まり溝および/または径方向貫通溝である。
前記溝は、好ましくは、貫通開口を成形するために径方向内側からおよび径方向外側から作製され、隣り合う2つの貫通開口は、それら貫通開口の間に分離要素のうちの1つの境界を画定する。
好ましくは、第1の止まり溝は、径方向内側からまたは径方向外側から作製され、かつ第2の溝は、径方向外側からまたは径方向内側から作製されて、第1の止まり溝を開放して貫通開口を形成する。
溝を作製することは、好ましくは、フライスを直進方向に沿って移動させることを含む。
ブレードの粗加工ステップにおいて、材料は、好ましくは、最短時間で最大量の材料を除去する目的で、フライスの直線移動により、すなわち補間なしに、例えば正面または外周フライス加工により、簡単な幾何学的形状を有する「溝」を作製することにより除去される。ブレードのこの第1の粗加工ステップの目的は、最終的なブレードを各々含むような体積を有するか、または、言い換えれば各セクションのブレードの輪郭を含む横断面により特徴付けられる、分離要素(通常は角柱状でありかつ同じ高さを有する)により互いに接合された2つのリング(補強リングおよびベースリング)を得ることである。ブレードのこの粗加工ステップの際に、好ましくは、表面品質(粗さRaは通常0.8よりも大きい)および精度(例えば+/−0.05mm〜2mmの間に含まれる)を十分に考慮する必要がない。
溝を作製することは、好ましくは、第2の軸方向セクションに対してフライスを径方向外側位置に配設し、フライスを第2の軸方向セクションに係合させるまでフライスを内方に移動させ、次いで、フライスを軸方向に移動させ、その後、第2の軸方向セクションからフライスを引き抜くためにフライスを外方に移動させることを含む。これらのステップは、径方向外側の溝を実現するために1回以上実行される。
溝を作製することは、好ましくは、第2の軸方向セクションに対してフライスを径方向内側位置に配設し、フライスを第2の軸方向セクションに係合させるまでフライスを外方に移動させ、次いで、フライスを軸方向に移動させ、その後、第2の軸方向セクションからフライスを引き抜くためにフライスを内方に移動させることを含む。これらのステップは、径方向内側の溝を実現するために1回以上実行される。
好ましくは、フライスを内方および/または外方に移動させることは、フライスを径方向に向け、フライスを前記径方向に沿って変位させることを含む。代替的に、フライスを内方および/または外方に移動させることは、フライスを径方向に対して斜め方向に向け、フライスを前記径方向に沿って変位させることを含む。
フライスの前進速度は、好ましくは、約300mm/分〜約12000mm/分の間に含まれる。フライスの切削深さは、好ましくは、約0.02mm〜約15mmの間に含まれる。フライスの接線速度は、好ましくは、約10〜約150m/分の間に含まれる。フライスの回転速度は、好ましくは、約200RPM〜約40000RPMの間に含まれる。フライスのトルクは、好ましくは、約4〜約1000Nmの間に含まれる。フライスの軸方向速度は、好ましくは、0m/分〜約180m/分である。
好ましくは、分離要素の各々を仕上げ加工することは、分離要素の各々をフライス加工することを含む。フライスの前進速度は、好ましくは、約100mm/分〜約8000mm/分の間に含まれる。切削深さは、好ましくは、約0.005mm〜約5mmの間に含まれる。フライスの接線速度は、好ましくは、約60m/分〜約200m/分の間に含まれる。フライスの回転速度は、好ましくは、約1000RPM〜約100000RPMの間に含まれる。フライスのトルクは、好ましくは、約2Nm〜約1000Nmの間に含まれる。フライスの軸方向速度は、好ましくは、0m/分〜約150m/分である。
分離要素の各々を仕上げ加工するステップが、好ましくは、分離要素の各々を放電加工に供することを含む。好ましくは、分離要素の各々を放電加工に供することは、得られる翼形部と反対形状をなす少なくとも2つの電極を分離要素の各々に適用することを含む。少なくとも第1の電極は、好ましくは、径方向内側から適用され、かつ少なくとも第2の電極は径方向外側から適用される。電極の使用/ピーク電流は、好ましくは、約40A〜約800Aの間に含まれる。
軸方向速度=15m/分
X、y、z軸分解能=0.05μm
各電極の前進速度は、好ましくは、約10mm/分〜約1000mm/分の間に含まれる。
ブレード仕上げステップ中に、材料は、例えば正面フライス加工によって、例えば球状フライスを用いて、および/または放電加工により、完成ブレードを得るために除去される。その目的は、表面品質(粗さRaは通常0.02〜32の間に含まれる)および精度(例えば+/−0.01mm〜+/−0.5mmの間に含まれる)を考慮して最短時間で最大量の材料を除去することである。
第4の軸方向セクションを粗加工することは、好ましくは、第4の軸方向セクションを旋盤加工またはリーマ加工することを含む。
第4の軸方向セクションを粗加工することは、好ましくは、弾性的降伏リングおよび連結足部を得ることを含む。弾性降伏リングはベースリングに直接連結され、かつ連結足部は弾性降伏リングの端部に位置決めされる。弾性降伏リングは、ターボ機械の負荷(遠心力、温度)を受けたときに弾性降伏リングの径方向の変形を可能にする。
このステップ中に、第4の軸方向セクションは、ベースリングと連結足部とを連結するための弾性降伏リングと、弾性降伏リングをターボ機械に(特にターボ機械の回転ディスクに)連結する足部との両方を形作るために加工される。通常、このステップは、連結足部のタイプに応じて旋盤加工またはリーマ加工および他の加工を含む。
弾性降伏リングの軸方向長さ「Le」と径方向翼弦「Cr」との比は、好ましくは、約0.1〜約200の間に含まれる。
連結足部の軸方向長さ「Lg」と径方向翼弦「Cr」との比は、好ましくは、約0.01〜約10の間に含まれる。
弾性降伏リングの厚さ「s」と径方向翼弦「Cr」との比は、好ましくは、約1/100〜約1の間に含まれる。
ブレードは、好ましくは、仕上げ後に研磨される。ブレードを研磨するステップは、表面粗さを更に低減することと、場合により、先行するステップのいかなる微小な加工欠陥も排除するために小さな材料層を除去することを可能にする。
好ましくは、各ブレードと補強リングとの間、および各ブレードとベースリングとの間にフィレットが作成される。この細部が、ブレード後縁部の近傍における応力を低減することを可能にする。フィレットは円形輪郭を有することができ、または、応力状況を更に改善するために、フィレットは、楕円形輪郭を有することができる。
好ましくは、周方向溝は、ベースリングおよび/またはブレードの後縁部の近傍におけるベースリングに作製される。この周方向溝は、環状壁の境界を画定する。補強リングおよび/またはベースリングは、ブレードの後縁部の近傍に位置する周方向溝を有し、前記周方向溝は環状壁の境界を画定する。
周方向溝は、好ましくは、ベースリングおよび/または補強リングの径方向外面に設けられる。
周方向溝の径方向深さ「d」と径方向翼弦「Cr」との比は、好ましくは、約0.1〜約0.9の間に含まれる。
周方向溝の幅「w」と径方向深さ「d」との比は、好ましくは、約0.1〜約2の間に含まれる。
周方向環状壁の厚さ「t」と幅「w」との比は、好ましくは、約0.1〜約10の間に含まれる。
ブレード付きリングは、好ましくは、ブレードの後縁部の近傍に位置するベースリングおよび/または補強リングに周方向溝を有し、前記周方向溝は、環状壁の境界を画定し、前記環状壁の終端縁部は、波状の形状を有し、前記縁部の波頂がブレードの後縁部に位置決めされる。
好ましくは、前記環状壁の終端縁部に波状の形状を与え、前記縁部の波頂が前記ブレードの後縁部に配置されることが想定される。それゆえ、環状壁は、波状の形状を備えた終端縁部を有し、前記終端縁部の波頂がブレードの後縁部に配置される。
換言すれば、径方向の負荷除去は、ベースリングおよび/または補強リング(周方向溝)において実行され、かつ残りのリング(環状壁)は、後縁部の近傍にブレードの周りに輪郭付けられる。この解決策は、リング(ベースリングまたは補強リング)の回転により発生する周方向応力とブレードの撓みモーメントにより与えられる応力とを分離するので、局所的応力状態を更に改善することを可能にする。実際に、これを行うことにより、「波」における無負荷のリングの残りの部分は、回転に対する周方向の抵抗に関与せず、つまり、周方向応力の状態に見舞われずに、ブレードによりもたらされる撓みモーメントのみに対する抵抗に抗する。その結果、局所的応力が低減される。
更なる特徴および利点は、本発明による半径流ターボ機械用のブレード付きリングおよびブレード付きリングの構築方法の好ましいが排他的ではない実施形態の詳細な説明からより完全に現出するであろう。
本説明は、例示のそれゆえ非限定的な目的でのみ提供される、添付の図面を参照して以下に提示される。
図1は、本発明による、ブレード付きリングを備える半径流ターボ機械の子午線断面図を示す。 図2は、図1のブレード付きリングの1つの一部切欠斜視図である。 図3は、図2のブレード付きリングの径方向の部分平面に沿った断面図である。 図4は、図3の拡大部分である。 図5は、図2、図3および図4のブレード付きリングの中心軸線に直交する平面に沿った一部分の断面図である。 図6は、図2〜図5のブレード付きリングを構築するために使用される環状ブロックである。 図7は、環状ブロックの図6の平面VIに沿った断面部分を破線で、かつ第1の粗加工後のブロックの対応する断面部分を実線で図示する。 図8は、本発明によるブレード付きリングの構築方法に従って材料を除去する加工を図示する。 図9は、図8の加工ステップを図示する。 図10は、図9のステップの変形例を図示する。 図11は、図8、図9および図10の加工後の中心軸線に直交する平面の断面図である。 図12は、本発明による構築方法の材料を除去する更なる加工ステップを図示する。 図13は、図12の加工ステップの変形例を図示する。 図14Aは、図8の加工ステップの変形例を示す。 図14Bは、図8の加工ステップの変形例を示す。 図14Cは、図8の加工ステップの変形例を示す。
前述の図を参照すると、参照符号1は、全体として半径流ターボ機械を示している。
図1に図示する径方向流ターボ機械1は、単一のロータ2を備えた半径流遠心型の膨張タービンである。例えば、タービン1は、地熱資源を電源として利用する、有機ランキンサイクル(ORC)または蒸気ランキンサイクルのいずれかの、ランキンサイクル型の電気エネルギー発生プラントの分野において使用することができる。
タービン1は、回転可能であるようにロータ2が収納される固定ケーシング3を備える。この目的を達成するために、ロータ2は、中心軸線「X−X」(シャフト4およびロータ2の回転軸線と一致する)に沿って延びかつ適切な軸受5により固定ケーシング3内に支持されるシャフト4に強固に連結される。ロータ2は、シャフト4に直接連結されかつ前面7と反対側の後面8とが設けられたロータディスク6を備える。前面7は、中心軸線「X−X」と同心かつ同軸である複数のロータブレード付きリング9を突出状に支える。
固定ケーシング3は、ロータディスク6の前面7の前方に位置する前壁10と、ロータディスク6の後面8の前方に位置する後壁11とを備える。前壁10は、作動流体用の軸方向入口12を形成する開口を有する。軸方向入口12は、中心軸線「X−X」に位置し、かつ円形であり、かつ軸線「X−X」と同心である。固定ケーシング3は、ロータ2の外側の径方向周縁位置に位置しかつ固定ケーシング3から、図示しない、出口と流体連通する作動流体の通過用渦形室13を更に有する。
前壁10は、中心軸線「X−X」と同心かつ同軸である複数のステータブレード付きリング14を突出状に支える。ステータブレード付きリング14は、軸方向入口12から流入する作動流体であって、通過用渦形室13内に流入し、次いで、図示しない、前記出口を通って固定ケーシング3から流出するまでロータディスク2の周縁部に向かって径方向に遠ざかって膨張する作動流体の径方向経路を規定するために、固定ケーシング3の内部でロータディスク6に向かって延び、ロータブレード付きリング9と径方向に交互に配置される。
ロータブレード付きリング9とステータブレード付きリング14とは構造的に互いに類似している。それゆえ、以下では、ロータブレード付きリング9について説明がなされる。
図2および図3を参照すると、ブレード付きリング9は、ロータディスク6の前面7に固定されるように意図された第1の支持リング15またはベースリングを備える。
図2および図3に見られるように、ベースリング15は、上述の断面では矩形または正方形である、第1の環状中央本体16を有し、第1の環状中央本体16から、環状固定付属部17は、一方側に軸方向に延び、かつ連結足部19で終端する弾性降伏リング18を備える。弾性降伏リング18はベースリング15に直接連結され、かつ連結足部19は、第1の環状中央本体16と反対側の弾性降伏リング18の端部に位置決めされる。弾性降伏リング18は、運転時にターボ機械の負荷(遠心力、温度)を受けたときに弾性降伏リングの径方向の変形を可能にする。連結足部19は、ロータ2内に形作られた、図示しない、適切な座部内に安定して係合するように構成される。
ブレード付きリング9は、第2の支持リング20または補強リングを備える。図3は、補強リング20の、軸方向平面における、断面を示している。見られるように、第2の支持リング20は、上述の断面では矩形または正方形である、第2の環状本体21を有する。
ブレード付きリング9は、ベースリング15と補強リング20との間に延びる翼形部を備えた複数のブレード22を備える。ベースリング15および補強リング20は、同軸でありかつ軸方向に互いに離間して配置される。各ブレード22は、ブレード付きリング9の中心軸線「X−X」に平行な前縁部23および後縁部24を有する。図示のターボ機械1は、作動流体が径方向外側に向かって移動する遠心半径流タービンであるので、各ブレード22の前縁部23は径方向内側に、すなわち前記中心軸線「X−X」側に面し、かつ後縁部24は径方向外側に面する。
ブレード22は、中心軸線「X−X」から等しく離間して配設され、かつ一定のピッチだけ互いに周方向に離間して配置される。ブレード22は、ブレード22において測定されたブレード付きリング9の外径「Re」と内径「Ri」との差により規定された径方向翼弦「Cr」を有する(図3)。
各ブレード22は、互いに対向するとともにベースリング15および補強リング20にそれぞれ連結された第1の軸方向端部25および第2の軸方向端部26を有する(図3)。
周方向溝27は、ベースリング15と補強リング20の両方の径方向外面に形作られ、この周方向溝27は、環状壁28を形成するようにブレード22の近傍に位置する(図4)。環状壁28は、径方向外方に延び、かつ前記終端縁部29の波頂30がブレード22の後縁部24に位置決めされる、波状の形状を有する終端縁部29を有する(図2および図5)。
例として、径方向翼弦「Cr」は約10mmである。ブレード付きリング9の軸方向長さ「L」と前記径方向翼弦「Cr」との比は、例えば10であり、結果として、軸方向長さ「L」は約100mmである。各ブレード22の軸方向長さ「Lp」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば5であり、結果として、各ブレード22の前記軸方向長さ「Lp」は約50mmである。補強リング20の軸方向長さ「La1」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば2であり、結果として、補強リング20の前記軸方向長さ「La1」は約20mmである。ベースリング15の軸方向長さ「La2」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば2であり、結果として、ベースリング15の軸方向長さ「La2」は約20mmである。
弾性降伏リング18の軸方向長さ「Le」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば約2であり、結果として、弾性降伏リング18の軸方向長さ「Le」は約20mmである。連結足部19の軸方向長さ「Lg」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば0.5であり、結果として、連結足部19の軸方向長さ「Lg」は約5mmである。弾性降伏リング18の厚さ「s」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば約0.125であり、結果として、前記厚さ「s」は約1.25mmである。周方向溝27の径方向深さ「d」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば0.5であり、結果として、径方向深さ「d」は約5mmである。周方向溝27の幅「w」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば0.15であり、結果として、前記幅「w」は約1.5mmである。周方向環状壁28の厚さ「t」と径方向翼弦「Cr」との比は、例えば約0.08であり、結果として、前記厚さ「t」は約0.8mmである。
ブレード付きリング9は、単一部片である、つまり、例えば鍛造により得られた金属で作製された環状の出発ブロック31(図6)で作製される。
本発明の半径流ターボ機械用のブレード付きリングの構築方法によれば、環状の出発ブロック31はまず、第1の軸方向セクション32と第2の軸方向セクション33と第3の軸方向セクション34と第4の軸方向セクション35とを形成するために材料の除去(旋盤加工またはリーマ加工)により粗加工される(図7)。第1の軸方向セクション32および第2の軸方向セクション33、第3の軸方向セクション34および第4の軸方向セクション35は、順番に隣接して単一の本体を形成する環状要素である。
第1の軸方向セクション32は、このステップでは実質的に既に仕上げられている、補強リング20を形成する。ブレード22は、以下に詳細に説明するように、第2の軸方向セクション33から形作られる。第3の軸方向セクション34は、このステップでは実質的に既に仕上げられている、ベースリング15を形成する。弾性降伏リング18および連結足部19は、第4の軸方向セクション35から形作られる。
ブレード22を形成する目的で、第2の軸方向セクション33は、ベースリング15を補強リング20に軸方向に連結する複数の角柱状の分離要素36を形成するように材料を除去することにより粗加工される。これらの角柱状の分離要素36の各々は、最終的なブレード22を各々含むような体積を有するか、または、言い換えれば各セクションのブレード22の空力学的輪郭を含む横断面により特徴付けられる。図11は、複数の角柱状の分離要素36の形成後の中心軸線「X−X」に直交する平面内の第2の軸方向セクション33の断面を図示している。前記角柱状の分離要素36の横断面は、ブレード22の輪郭と同様に、破線として視認でき、ブレード22は、それら要素36の各々から形作られる。
角柱状の分離要素36を形成するために、フライス37は、第2の軸方向セクション33に対して径方向内側位置に位置決めされ、かつ径方向に沿って向けられる(図8、図9および図10)。フライス37は、第2の軸方向セクション33の径方向内面38に係合されるまで外側に向けて径方向に移動させる。その後、フライス37は、第2の軸方向セクション33の、すなわち、各ブレード22の軸方向長さ「Lp」全体にわたって軸方向に変位させ、次いで、第2の軸方向セクション33から引き抜かれる。これらのステップは、径方向内側の止まり溝39(すなわち、第2の軸方向セクション33の厚さを貫通しない)を実現するために、1回(図9の場合)または複数回(図10の場合)実行される。次いで、別の溝39を実現するために、フライス37を周方向に沿って1ステップだけ変位させる。径方向内側の溝39は、ブレード22と同じ数で実現される。
同じフライス37または別のフライス40は、第2の軸方向セクション33に対して径方向外側位置に位置決めされ、かつ径方向に対して斜め方向に向けられる(図8)。更なるフライス40は、第2の軸方向セクション33の径方向外面41に係合されるまで前記斜め方向に沿って内側に向けて移動させる。その後、更なるフライス40は、第2の軸方向セクション33の、すなわち、各ブレード22の軸方向長さ「Lp」全体にわたって軸方向に変位させ、次いで、第2の軸方向セクション33から引き抜かれる。これらのステップは、径方向外側の溝42を実現するために1回以上実行される(図8)。次いで、別の溝42を実現するために、フライス40を周方向に沿って1ステップだけ変位させる。径方向外側の溝42は、ブレード22と同じ数で実現される。図8に見られるように、径方向外側の各溝42は、それぞれの径方向内側の溝39に位置し、かつ前記2つの径方向内側の溝39および径方向外側の溝40は、貫通開口または径方向通路43を開口するように共に貫通する(図11)。
フライス37、40は、直進方向に沿って、すなわち、動きの複雑な補間なしに移動させる。ブレード22のこの粗加工ステップの際に、表面の粗さRaは通常、0.8よりも大きく、かつ精度は、例えば+/−0.05mm〜2mmの間に含まれる。
フライス37、40の機能パラメータが、例えば、以下の表1に報告されている。
Figure 2019509422
それゆえ、角柱状の分離要素36は、所望の翼形輪郭を備えるブレード22であって、所望の表面品質(例えば0.02〜32の間に含まれる粗さRa)および精度(例えば+/−0.01mm〜+/−0.5mmの間に含まれる)のブレード22を形成するために材料を除去するように加工される。
方法によれば、仕上げは、球状フライス44を用いた正面フライス加工により実行される(図12)。フライス44の機能パラメータが、例えば、以下の表2に報告されている。
Figure 2019509422
代替的に、仕上げは、放電加工により実行される(図13)。この目的で、2つの電極45、46が、得られる翼形部と反対形状をなす、分離要素36の各々に適用される。第1の電極45は、径方向に沿って径方向内側から適用され、かつ少なくとも第2の電極46は、径方向に従って径方向外側から適用される。留意され得るように、第1の電極45は、ブレード22の下面と反対形状をなす第1の動作面47を有し、かつ第2の電極46は、ブレード22の上面と反対形状をなす第2の動作面48を有する。電極の機能パラメータが、例えば、以下の表3に報告されている。
Figure 2019509422
上で説明したブレード22の仕上げの際に、フィレット49は、各ブレード22の第1の軸方向端部25と補強リング20との間、および各ブレード22の第2の軸方向端部26とベースリング15との間に作成される。図4で視認できる、フィレット49は、円形輪郭または楕円形輪郭を有し、かつブレード22の表面とそれぞれのベースリング15または補強リング20との間の接合領域にブレード22の全周にわたって延びることができる。
ブレード22の仕上げ後に、ベースリング15および補強リング20における周方向溝27ならびに各環状壁28が、上述の波状の形状を各環状壁28の終端縁部29に与えるために後縁部24の近傍にブレード22の周りに形作られる。
この時点で、依然として図7の形状を有する、第4の軸方向セクション35は、弾性降伏リング18および連結足部19を得るために旋盤加工またはリーマ加工される。
最後に、ブレード22は、例えば、表面粗さを更に低減するためにかつ/または先行するステップの加工でのいかなる微小な加工欠陥も排除するために研磨される。

Claims (14)

  1. 半径流ターボ機械用のブレード付きリングの製造方法であって、
    環状ブロック(31)を準備するステップと、
    第1の軸方向セクション(32)と第2の軸方向セクション(33)と第3の軸方向セクション(34)と第4の軸方向セクション(35)とを形成するように材料を除去することにより前記環状ブロック(31)を粗加工するステップであって、前記第1の軸方向セクション(32)が補強リング(20)を形成し、前記第3の軸方向セクション(34)がベースリング(15)を形成するものである、ステップと、
    複数の分離要素(36)の境界を画定するように材料を除去することにより前記第2の軸方向セクション(33)を粗加工するステップであって、前記分離要素(36)が前記ベースリング(15)を前記補強リング(20)に軸方向に連結するものである、ステップと、
    前記分離要素(36)に翼形ブレード(22)の形状を与えるように材料を除去することにより前記分離要素(36)の各々を仕上げ加工するステップであって、前記ブレード(22)の前縁部(23)および前記ブレード(22)の後縁部(24)が前記ブレード付きリング(9、14)の中心軸線(X−X)に略平行に延びるものである、ステップと
    を含む、製造方法。
  2. 前記第2の軸方向セクション(33)を粗加工するステップが、前記第2の軸方向セクション(33)に溝(39、42)を作製して貫通開口(43)を形成するステップを含み、隣り合う2つの貫通開口(43)が、前記貫通開口の間に前記分離要素(36)のうちの1つの境界を画定する、請求項1に記載の製造方法。
  3. 径方向内側からまたは径方向外側から第1の止まり溝(39)を作製するステップと、径方向外側からまたは径方向内側から第2の溝(42)を作製して、前記第1の止まり溝(39)を開放して前記貫通開口(43)を形成するステップとを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記溝(39、42)を作製するステップが、フライス(37、40)を直進方向に沿って移動させるステップを含む、請求項2または3に記載の製造方法。
  5. 前記分離要素(36)が角柱状である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記分離要素(36)の各々を仕上げ加工するステップが、前記分離要素(36)の各々を放電加工に供するステップを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の製造方法。
  7. 前記分離要素(36)の各々を放電加工に供するステップが、得られる翼形部と反対形状をなす少なくとも2つの電極(45、46)を前記分離要素(36)の各々に適用するステップを含む、請求項6に記載の製造方法。
  8. 少なくとも第1の電極(45)が径方向内側から適用され、少なくとも第2の電極(46)が径方向外側から適用される、請求項7に記載の製造方法。
  9. 各ブレード(22)と前記補強リング(20)との間、および各ブレード(22)と前記ベースリング(15)との間にフィレット(49)が作製される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の製造方法。
  10. 前記ブレード(22)の前記後縁部(24)において前記ベースリング(15)および/または前記補強リング(20)に周方向溝(27)が作製され、前記周方向溝(27)が環状壁(28)の境界を画定する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の製造方法。
  11. 前記環状壁(28)の終端縁部(29)に波状の形状を与えるステップを含み、前記終端縁部(29)の波頂(30)が前記ブレード(22)の前記後縁部(24)に配置される、請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記周方向溝(27)の径方向深さ(d)と径方向翼弦(Cr)との比が約0.1〜約0.9の間に含まれ、前記周方向溝(27)の幅(w)と径方向深さ(d)との比が約0.1〜約2の間に含まれ、前記周方向環状壁(28)の厚さ(t)と幅(w)との比が約0.1〜約10の間に含まれる、請求項10または11に記載の製造方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の製造方法に従って実現されたブレード付きリング。
  14. 請求項13に記載のブレード付きリングを少なくとも1つ備える半径流ターボ機械。
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