JP2019508909A - モバイル端末の組、モバイル無線通信デバイス、グループ表示情報を通信ネットワークデバイスに提供する方法、及びモバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法 - Google Patents

モバイル端末の組、モバイル無線通信デバイス、グループ表示情報を通信ネットワークデバイスに提供する方法、及びモバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信ネットワークのコアネットワークの構成要素である通信ネットワークデバイスにグループ表示情報を提供する優れた方法などを提供する。
【解決手段】1つの実施形態によれば、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末を含むモバイル端末の組が記載される。各モバイル端末は、プロセッサ及びメモリを備える。上記プロセッサは、アプリケーション層においてグループ表示情報を決定し、グループ表示情報を通信ネットワーク内の通信ネットワークデバイスに送信するように構成されている。上記グループ表示情報は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す。
【選択図】図17

Description

本開示は、複数のモバイル端末の組、モバイル無線通信デバイス、グループ表示情報を通信ネットワークデバイスに提供する方法、及びモバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法に関する。
5G(第5世代)通信システムのために、参加しているユーザデバイス間の低い通信レイテンシ(通信待ち時間)を必要とする通信サービスが検討されている。そのようなサービスの例は、低レイテンシ通信(LLC(低待ち時間通信ともいう))と呼ばれ、例えば、車両間の通信に用いることができる。必要とされるレイテンシは、数ミリ秒(例えば、3ms)の低さである場合があるため、低レイテンシの要件を満たすことは、通常、容易な課題ではない。したがって、そのようなサービスの要件を満たすことを可能にする手法が望ましい。
1つの実施形態によれば、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末を備えるモバイル端末の組が提供される。各モバイル端末は、プロセッサ及びメモリを備え、上記プロセッサは、アプリケーション層においてグループ表示情報を決定し、グループ表示情報を通信ネットワーク内の通信ネットワークデバイスに送信するように構成されている。上記グループ表示情報は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す。
更なる実施形態によれば、通信ネットワークデバイスが提供される。この通信ネットワークデバイスは、第1のモバイル端末から第1のグループ表示情報を受信し、第2のモバイル端末から第2のグループ表示情報を受信するように構成された受信機と、グループ表示情報に応答して第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を実行するように構成されたプロセッサと、を備える。上記グループ表示情報は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す。
更なる実施形態によれば、通信ネットワークデバイスにグループ表示情報を提供する方法、並びに、上記で説明したようなモバイル端末の組及び通信ネットワークデバイスに従ってモバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法、が提供される。
図面において、同様の参照符号は一般に、異なる図にわたって同じ部分を表す。図面は必ずしも一定の縮尺で描かれておらず、その代わりに、一般に、本発明の原理を示すことに重点が置かれる。以下の説明では、種々の態様を以下の図面を参照して説明する。
通信システムを示す図である。 低レイテンシ通信の例を示す図である。 共通ユーザプレーンゲートウェイ(UP−GW)に接続されているUEのグループの例を示す図である。 同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ(UP−GW)に接続されているUEのグループの例を示す図である。 2つの都市間を移動する一隊の自動車の例を示す図である。 デバイス間通信を示す図である。 アプリケーションサーバと通信ネットワークとの間の情報の交換がUEによって行われる例を示す実施形態によるメッセージフロー図である。 実施形態による、アプリケーションサーバと通信ネットワークとの間の情報交換のためのメッセージフローの別の例を示すメッセージフロー図である。 グループ識別情報(ID)をUEに割り当てる例をより詳細に示すフロー図である。 グループIDプロビジョニングの例をより詳細に示すフロー図である。 PDN接続要求を用いた、通信ネットワークのコントロールプレーンへのIDグループインジケータのシグナリングを示すフロー図を示す図である。 PDN接続更新を用いた通信ネットワークのコントロールプレーンへのIDグループインジケータのシグナリングを示すフロー図である。 コアネットワークコントロールプレーン(CN CP)によりトリガされたゲートウェイリロケーションを用いた、通信ネットワークのコントロールプレーンへのIDグループインジケータのシグナリングを示すフロー図である。 グループ内のUEが追跡エリア更新を行い、それに応答して、CN CPが、GWのリロケーションをトリガすることができるGW選択を行う例を示すフロー図である。 実施形態によるモバイル端末の組を示す図である。 実施形態による通信ネットワークデバイスを示す図である。 実施形態による、グループ表示情報を通信ネットワークデバイスに提供する方法を示すフロー図である。 実施形態による、モバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法を示すフロー図である。
以下の詳細な説明は、本発明を実施することができる本開示の特定の詳細及び態様を例として示す添付の図面を参照する。他の態様が利用されてもよく、本発明の範囲から逸脱することなく、構造的、論理的かつ電気的変更が行われてもよい。本開示のいくつかの態様を本開示の1つ又は複数の他の態様と組み合わせて新たな態様を形成することができるため、本開示の様々な態様は必ずしも相互排他的でない。
図1は、通信システム100を示す。
通信システム100は、無線アクセスネットワーク(RAN)102のカバレッジエリア内にあるUE101を備える。RAN102は、各々が無線アクセス技術(RAT)に従って無線セルを動作させる複数の基地局を備える。
RAN102は、次世代コントロールプレーン(NG CP)103に、すなわち、NG CPを実施するエンティティ及び構成要素(サーバ及びゲートウェイ等)に、及びユーザプレーンゲートウェイ(UP−GW)104に接続されている。
通信システム100は、例えば、NG CP103が接続されている加入者データベース105を備える。
通信システム100は、NG CP103及びUP−GW104が接続されているIPアンカー106を更に備える。
IPアンカー106は、例えば、NG CPやUP−GWによって実施することができ、IMS107又はデータネットワーク108に、このためアプリケーションサーバ109に接続を提供することができる。
RAN102、HSS105、NG CP103、UP−GW104及びIPアンカー106は、例えば、モバイル無線通信ネットワーク110に属する。
5G(第5世代モバイル無線通信システム)において予見される新たなサービスは、UEのグループ間の低レイテンシ通信(LLC)(「グループ通信と呼ばれる」)を必要とする。例としては、車両間(V2V)サービス、車両対インフラストラクチャ(V2I)サービス、及び3Dサイバー−リアルオフィスにおけるコラボレーションがある。例えば、隊列走行又はベーシックセーフティメッセージのような車両用途の場合、エンドツーエンドレイテンシ要件は3msである。そのようなエンドツーエンドレイテンシは、通信グループに属するUEについて、共通の又は同じロケーションの(ユーザプレーン)ゲートウェイを用いることによってのみ達成されることが予期され得る。
図2は、LLCの例を示す。
第1の自動車201は、第1の基地局204を介して第1の(ユーザプレーン)ゲートウェイ207と通信し、第2の自動車202は、第2の基地局205を介して第1のゲートウェイ207と通信し、第3の自動車203は、第3の基地局206を介して第1のゲートウェイ207又は第2の(ユーザプレーン)ゲートウェイ208と通信することができる。
しかしながら、この例では、第3の自動車203のために第1のゲートウェイ207を選択する(すなわち、第1のゲートウェイ207に、通信のために第3の自動車203にサービングさせる、例えば、第3の自動車203によって送信されたデータの受信及び転送、及び他の自動車201、202によって送信されたデータの第3の自動車203への伝送を行わせる)ことのみが、第1の自動車及び第2の自動車202と通信するためのE2E(エンドツーエンド)レイテンシ要件を満たす。なぜなら、第2のゲートウェイ208を介した通信は、ゲートウェイ間通信の遅延に起因して、3msを超えるレイテンシにつながるためである。
それに加えて、低レイテンシの通信シナリオは、アプリケーションサーバがUEのグループと通信することを伴う場合がある。この場合、LLC要件を満たすには、グループ内のUEのために共通ゲートウェイ又は同じロケーションのゲートウェイを選択することに加えて、アプリケーションサーバ(AS)を選択されたゲートウェイ(複数可)の近くに配置することも必要である。このため、アプリケーションサーバ及びモバイルネットワークは、「ゲートウェイロケーション」の概念を共有する必要があるものと考えられ得る。
図3は、共通のユーザプレーンゲートウェイ(UP−GW)に接続されているUEのグループの例を示す。
第1のUE301は、第1のアクセスノード302(例えば、基地局)を介してUP−GW303に接続され、第2のUE304は、第2のアクセスノード305(例えば、基地局)を介してUP−GW303に接続されている。
アプリケーションサーバ306は、UP GW303に接続され、UP GW303は、コアネットワークコントロールプレーン307(例えば、図1を参照して説明したようなNG CP)に接続されている。
図4は、同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ(UP−GW)に接続されているUEのグループの例を示す。
第1のUE401は、第1のアクセスノード402(例えば、基地局)を介して第1のUP−GW403に接続され、第2のUE404は、第2のアクセスノード405(例えば、基地局)を介して第2のUP−GW406に接続されている。
アプリケーションサーバ407は、UP GW403、406に接続され、UP GW403、406は、コアネットワークコントロールプレーン408(例えば、図1を参照して説明したようなNG CP)に接続されている。
約2.5Mbps〜65Mbpsのデータレートでの20msのエンドツーエンド等のより緩いレイテンシ制約の場合、GW選択は、より決定性でない。しかし、図5により説明されるように、グループ化(及び共通ゲートウェイの使用)は、ゲートウェイの密度を増大させることの代替となり得る。
図5は、2つの都市間を移動する一隊の自動車の例を示す。
第1の自動車501は、第1の基地局502を介して第1の(ユーザプレーン)ゲートウェイ507と通信し、第2の自動車503は、第2の基地局504を介して第1の(ユーザプレーン)ゲートウェイ507と通信し、第3の自動車505は、第3の基地局506を介して第2の(ユーザプレーン)ゲートウェイ508と通信する。
第1の自動車501及び第2の自動車503は、第1のゲートウェイ507を介して16msのE2Eレイテンシで通信する。第3の自動車505は、20msの目標を超える更なる6msのレイテンシで第2のゲートウェイ508を介して通信する。
この問題には、互いにより近い更なるゲートウェイを展開することにより対処することができる。しかしながら、グループ化(及び共通ゲートウェイの使用)によりこの問題に対処し、インフラコストを低減することが好ましい場合がある。
3GPP規格によれば、LLCを実現するための直接デバイス間通信も検討されている。
図6は、デバイス間通信を示す。
第1のUE601及び第2のUE602は、D2Dに従って直接通信する(RAMを迂回する)ことができる。
D2D通信は、低レイテンシ通信のための第1のオプションと考えることができる。しかしながら、V2V用途のために必要なデータレートのレベルは、D2D通信に適していない場合があり、高いデータレートを伴う用途には、モバイル無線通信ネットワークによる支援、すなわち、UP−GW603を介したネットワーク支援通信が必要とされる場合がある。ここでもまた、この通信はグループ化に基づく場合がある。
以下で説明されるような様々な実施形態によれば、低レイテンシ接続(LLC)サービスをサポートするために、コアネットワークコントロールプレーン(CN CP)は、同じグループに属するデバイス(すなわち、UE)のためのユーザプレーンゲートウェイ(UP−GW)の選択を協調させ、グループは、アプリケーション層において(例えば、アプリケーションサーバによって)定義される。
例えば、CN CPは、グループ内の全てのデバイスについて同じUP−GWを選択するか、又は、少なくとも、同じロケーション若しくはデータセンタ若しくはPoP(存在点)に位置するか、若しくは異なるロケーションに位置するが低レイテンシバックボーンにより接続されているUP−GWを選択する。これは、グループ内のデバイスを「グループ接続する」とも言われる。
特に、以下において、LLCサービスのためのグループ通信を行う必要があるUEについてアプリケーション層からCN CPにグループ表示をどのように搬送するかの手法が説明される。
3GPPにおける機能性ProSe(近接性ベースのサービス)は、近接性検出及び近接しているデバイスの通信を扱うために、EPS(発展型パケットシステム)における特定の機能(ProSe機能)及びインタフェース(例えば、ProSe対応UEとProSe機能との間のPC3)を導入することに留意されたい。グループ通信(1対多、ブロードキャスト)は、認可されたProSe対応公衆安全UEに制限されている。ProSeにおいて、グループに属するUEは、発見手順を用いて(コアネットワークにおける)ProSe機能により決定される。UEは、ProSe機能から「ProSe層2グループID」を受信し、これを、受信パケットをフィルタリング除去するために用いる。
以下で説明する手法と対照的に、UEは、ProSeによれば、コアネットワークがグループに属することを要求しない。むしろ、グループは、ネットワークによって決定され、ProSeとの関連では、用途及び低レイテンシの要件は考慮に入れられない。
更に、3GPPによれば、「グループメッセージ配信手順」が導入される。この手順では、アプリケーションサーバが、サービス能力開示機能(SCEF)によりCN CPと対話し、デバイスのグループへのメッセージの配信を要求する。グループ識別子(一時モバイルグループ識別)がBM−SC(ブロードキャストマルチキャスト−サービスセンタ)によって配分される。
グループメッセージ配信手順において、UEがネットワークにグループ識別子を報告するのではなく、アプリケーションサーバ(AS)が、ネットワークに、グループに属するUEの組内でグループ通信を実施するように要求する。
更に、3GPPによれば、GCSアプリケーションサーバ(グループ通信システムAS)は、グループ通信サービス(GCS)を提供するために、3GPPシステムによって提供されるイネーブラを用いることができる。GCS UEは、1つ又は複数のGCSグループに参加するために、アプリケーションシグナリングを用いて自身のGCS ASに登録する。GCS対応UEは、GCSサーバ(インタフェースGC1)とのみ対話して、グループ通信に参加する。
GCSにおいて、UEは、NASシグナリングにおいて、グループに属することを要求しない。更に、低レイテンシ要件は考慮に入れられない。
SCEF及びGCSのための3GPP規格における「グループメッセージ配信手順」は、アプリケーションサーバとUEの組との間のブロードキャスト/マルチキャスト通信のためにのみ用いられる。
・UEは、ASに、グループに関連付けられるように要求する。
・ASは、コアネットワーク内の特定の機能(BM−SC、すなわちブロードキャストマルチキャスト−サービスセンタ)に、グループに属するUEのリストを通知する。
対照的に、以下に説明される手法では、低レイテンシ要件を考慮に入れることができる。更に、様々な実施形態によれば、モバイル無線通信ネットワークは、グループ通信を可能にするために特定の機能を実施する必要がない。CN CPは、協調されたゲートウェイ選択のみを実施する。
以下において、アプリケーション層(例えば、アプリケーションサーバ)と通信ネットワーク(例えば、モバイル無線通信ネットワークであるが、別のタイプの通信ネットワークである場合もある)との間の情報の交換がUEによって行われる手法が、図7を参照して説明される。
図7は、実施形態によるメッセージフロー700を示す。
メッセージフローは、複数のUE701と、コントロールプレーン703及びユーザプレーン704を備える通信ネットワーク702と、アプリケーションサーバ705との間で行われる。
メッセージフローは、2つの段階に分割される。第1のフロー706(段階A)は、アプリケーションサーバ705からUE701を介して通信ネットワークへのグループ表示の通信を示し、第2のフロー707(段階B)は、UE701を介してアプリケーションサーバ705への、UE701に配分されたゲートウェイのロケーションの通信を示す。
708において(第1のフロー706において)、アプリケーションサーバ705は、UE701があるグループに入っていることを示す表示をUE701に送信する。
709において、各UE701は、NAS(非アクセス層)メッセージにおいて、グループ表示(アプリケーションレベルにおいて定義される)を通信ネットワーク702のコントロールプレーン703に送信する。
710において、通信ネットワーク702は、UE701のための共通の又は同じロケーションのGWを選択し(それらのUEが同じグループに属することに基づく)、711において、それに従って、グループ内のUE701のためにユーザプレーンを構成する。
アプリケーションサーバ705は、GWロケーションを(UEに割り当てられたIPアドレスから)暗黙的に又は明示的に検出することができる。
明示的な検出のために、通信ネットワーク702は、712において(第2のフロー707において)、NASメッセージにおいて各UE701にGWロケーション表示を送信する。
713において、UE701は、ゲートウェイロケーション表示をアプリケーションサーバ705に転送する。
図8は、実施形態による、アプリケーション層と通信ネットワークとの間の情報の交換のためのメッセージフローの別の例を示すメッセージフロー800を示す。
特に、メッセージフローは、低レイテンシ通信(LLC)のための協調されたゲートウェイ選択を可能にするための、UEを介した通信ネットワークとアプリケーション層との間でのグループ識別子及びゲートウェイロケーション識別子の交換を示す。
メッセージフローは、複数のUE801と、コントロールプレーン構成要素803を備える通信ネットワークのコアネットワーク802と、第1のユーザプレーンゲートウェイ804と、第2のユーザプレーンゲートウェイ805と、アプリケーションサーバ806との間で生じる。
図7と同様に、メッセージフローは、それぞれ第1のフロー807及び第2のフロー808に示される、第1段階及び後続の第2段階に分割される。
UE801は、グループ通信を必要とするLLCベースのアプリケーションを実行する。809(第1のフロー807)において、アプリケーションサーバは、UEを、一意のグループ識別子xを有するグループに割り当て、810において、グループ識別子を、それぞれ第1のユーザプレーンゲートウェイ804及び第2のユーザプレーンゲートウェイ805を介してUEに示す。
811において、LLCサービスのためのネットワーク接続を要求するとき、UE801は、(アプリケーション層によって提供された)グループ識別子をコアネットワーク802に示す。
812(第2のフロー808)において、コアネットワーク802は、グループ内のUE801のための適切なゲートウェイ(例えば、同じロケーションにおける単数又は複数の共通ユーザプレーンゲートウェイ(UP−GW))を選択する。特に、この例において、コアネットワークは、UE801をサービングするUP−GWを第2のUP−GW805から第1のUP−GW804にリロケートすることを決定し、813において対応するシグナリングを行う。
814において、UE801は、自身の配分されたユーザプレーンゲートウェイに関する情報をアプリケーションサーバ806にシグナリングし、815においてLLCの実行を開始する。
図9は、グループ識別情報(ID)をUEに割り当てる例をより詳細に示すフロー900を示す。
メッセージフローは、UE901(例えば、UE701のうちの1つに対応する)と、第1のUP−GW902(第1のロケーションにあり、例えば第1のUP−GW804に対応する)と、モバイル無線通信システムのコアネットワークコントロールプレーン構成要素903(例えば、コントロールプレーン703の一部)と、第2のUP−GW805(第2のロケーションにあり、例えば第2のUP−GW805に対応する)と、アプリケーションサーバ905(例えば、アプリケーションサーバ705に対応する)との間で生じる。
906において、第2のUP−GW805にPDN(パケットデータネットワーク)接続された、(グループID xを有する)グループ内のPDN接続されたUEの組が存在すると仮定される。
907において、アプリケーションを実行するために、UE901は、自身がグループID xに属することを認識させられる。グループIDは、UE901において事前に構成するか、又はAS905によってプロビジョニングすることができる。後者の場合、AS905は、グループプロビジョニングのために、グループ通信に用いられる同じAPN(アクセスポイント名)又は異なるAPNを用いることができる。
908において、UE901は、
i. 手順1:グループインジケータ、及び任意選択でLLCインジケータを用いた(CN CP903への)PDN接続要求を行い、
ii. 手順2:UEが既にグループインジケータ又はLLCインジケータの更新にPDN接続されている場合、(CN CP903への)PDN接続更新を行う。
908にて、選択されたゲートウェイがグループ内のUEに既に配分されているものと異なる場合は、909において、CN CP903は、ID xを有するグループ内の全ての他のUEを第1のUP−GW902にリロケートする(すなわち、グループ内の全ての他のUEが、第1のUP−GW902に接続され、第1のUP−GW902によってサービングされるようにする)手順(手順3)をトリガする。
図10は、グループIDプロビジョニングの例をより詳細に示すフロー1000を示す。
メッセージフローは、UE1001(例えば、UE701のうちの1つに対応する)と、第1のUP−GW1002(第1のロケーションにあり、例えば第1のUP−GW804に対応する)と、モバイル無線通信システムのコアネットワークコントロールプレーン構成要素1003(例えば、コントロールプレーン703の一部)と、第2のUP−GW1004(第2のロケーションにあり、例えば第2のUP−GW805に対応する)と、2つ(以上)のAPN1006のうちの1つを用いることができるアプリケーションサーバ1005(例えば、アプリケーションサーバ705に対応する)との間で生じる。
アプリケーションを実行するために、UE1001は、自身がグループID xに属することを認識させられる。グループIDは、
a)UE1001において事前構成することができるか、
又は、
b)AS1005によってプロビジョニングすることができる。
b)の場合、AS1005は、グループプロビジョニングのために、(1)第1のブロック1007に示されるようなグループ通信のために用いられる同じAPN(APN1)、又は、(2)第2のブロック1008に示されるような異なるAPN(APN0)、のいずれかを用いることができる。
b)のオプション(1)によれば、1009において、UE1001は、APN(この例ではAPN1)を指定するPDN接続要求をCN CP1003に送信する。
1010において、CN CP1003は、GW選択を行う。CN CP1003は、UEのグループのために第2のUP−GW1004を選択することが仮定される。
1011において、CN CP1003は、UE1001のためのセッションを生成し、1012において、PDN接続肯定応答をUE1001に送信する。
1013において、アプリケーションサーバ1005は、(第2のUP−GW1004を介して)グループIDをUE1001に提供するために、グループ通信のために用いられるAPN(APN1)を用いる。
b)のオプション(2)によれば、1014において、UE1001は、APN(この例では、APN0)を指定するPDN接続要求をCN CP1003に送信する。
1015において、CN CP1003はGW選択を行う。CN CP1003が、UEのグループのために第2のUP−GW1004を選択すると仮定される。
1016において、CN CP1003は、UE1001のためのセッションを生成し、1017において、PDN接続肯定応答をUE1001に送信する。
1018において、アプリケーションサーバ1005は、(第2のUP−GW1004を介して)グループIDをUE1001に提供するために、グループ通信のために用いられるAPNと異なるAPN(APN0)を用いる。
UE701は、例えば、以下の3つの手法のうちの1つに従って、1つ又は複数のNASメッセージによってグループID又はグループインジケータを通信ネットワークのコントロールプレーンに通信することができる。
1)PDN接続要求
2)PDN接続更新
3)CN CPによりトリガされたゲートウェイリロケーション
これらの手法は、それぞれ、図11、図12及び図13を参照して以下で説明される。
図11は、PDN接続要求を用いた、通信ネットワークのコントロールプレーンへのIDグループインジケータのシグナリングを示すフロー1100を示す。
メッセージフローは、UE1101(例えば、UE701のうちの1つに対応する)と、第1のUP−GW1102(第1のロケーションにあり、例えば第1のUP−GW804に対応する)と、モバイル無線通信システムのコアネットワークコントロールプレーン構成要素1103(例えば、コントロールプレーン703の一部)と、第2のUP−GW1104(第2のロケーションにあり、例えば第2のUP−GW805に対応する)と、アプリケーションサーバ1105(例えば、アプリケーションサーバ705に対応する)との間で生じる。
1106において、アプリケーションサーバ1105は、UE1101に、第2のUP−GW1104を介してグループID(識別子x)を通知する。
1107において、UE1101は、グループ識別子x、及び任意選択でLLCインジケータを含むアプリケーションサーバのAPN(APN1)へのPDN接続を要求する。LLCインジケータは、真/偽インジケータ、又は意図されるサービスのための最大許容可能レイテンシを示す閾値のいずれかとすることができる。
1108において、CN CP1103は、UP−GW選択を実行する。この例において、CN CP1103が第1のUP−GW1102を選択すると仮定される。
1109において、CN CP1103は、選択されたUP−GW1102へのセッションを生成する。
1110において、CN CP1103は、選択されたUP−GW1102のゲートウェイロケーション識別子loc1を任意選択で示すことによって、グループ識別子を用いてPDN接続要求に応答する。
1111において、UE1101は、アプリケーションサーバ1105にデータを送信する。AS1105は、UE1101に割り当てられる新たなIPアドレスのジオロケーションにより新たなGWロケーションを暗黙的に検出することができる。任意選択で、UE1101は、1110において受信されたゲートウェイロケーション識別子をアプリケーションサーバ1105に報告することができる。
図12は、PDN接続更新を用いた通信ネットワークのコントロールプレーンへのIDグループインジケータのシグナリングを示すフロー1200を示す。
メッセージフローは、UE1201(例えば、UE701のうちの1つに対応する)と、第1のUP−GW1202(第1のロケーションにあり、例えば第1のUP−GW804に対応する)と、モバイル無線通信システムのコアネットワークコントロールプレーン構成要素1203(例えば、コントロールプレーン703の一部)と、第2のUP−GW1204(第2のロケーションにあり、例えば第2のUP−GW805に対応する)と、アプリケーションサーバ1205(例えば、アプリケーションサーバ705に対応する)との間で生じる。
1206において、アプリケーションサーバ1205は、割り当てられたグループID(識別子x)を、第2のUP−GW1204を介してUE1201に通知する。
1207において、UE1201は、グループ識別子x、及び任意選択でLLCインジケータを含むアプリケーションサーバのAPN(APN1)へのPDN接続を更新する。UEは、この更新を、この目的で導入されたメッセージ(例えば、PDN接続更新メッセージ)によって、又は3GPP規格に従って提供されるメッセージ(例えば、サービス要求)によって要求することができる。LLCインジケータは、真/偽インジケータ、又は意図されるサービスのための最大許容可能レイテンシを示す閾値のいずれかとすることができる。
1208において、CN−CP1203は、UP−GWの最適ロケーションを決定する。必要な場合、CN−CP1203は、UEのグループの別のUEのUP−GWをリロケートする(すなわち、別のロケーションのUP−GWを他のUEに再割り当てする)ことを決定する。例えば、第2のUP−GW1204は、第1のUP−GW1201にリロケートされる(すなわち、第1のUP−GW1201が他のUEに割り当てられる)。
1209において、CN−CP1203は、UE1201に、GWリロケーションに起因してPDN接続が再確立される必要があることを通知する。
1210において、UE1201は、グループ識別子x、及び任意選択でLLCインジケータを用いて、アプリケーションサーバのAPN(APN1)への新たなPDN接続を要求する。
1211において、CN−CP1203は、第1のUP−GW1202とのセッションを作成する。
1212において、CN−CP1203は、選択されたUP−GW1202のゲートウェイロケーション識別子loc1を示すことによって、グループ識別子を用いてPDN接続要求に応答する。
1213において、UE1201は、アプリケーションサーバ1205にデータを送信する。AS1205は、UE1201に割り当てられた新たなIPアドレスのジオロケーションを介して暗黙的に新たなGWロケーションを検出することができる。任意選択で、UE1201は、1212において受信したゲートウェイロケーション識別子をアプリケーションサーバ1205に報告することができる。
図13は、CN CPによりトリガされたゲートウェイリロケーションを用いた、通信ネットワークのコントロールプレーンへのIDグループインジケータのシグナリングを示すフロー1300を示す。
メッセージフローは、UE1301(例えば、UE701のうちの1つに対応する)と、第1のUP−GW1302(第1のロケーションにあり、例えば第1のUP−GW804に対応する)と、モバイル無線通信システムのコアネットワークコントロールプレーン構成要素1303(例えば、コントロールプレーン703の一部)と、第2のUP−GW1304(第2のロケーションにあり、例えば第2のUP−GW805に対応する)と、アプリケーションサーバ1305(例えば、アプリケーションサーバ705に対応する)との間で生じる。
1306において、CN−CPは、UE1301のためのUP−GWがリロケートされなくてはならないと判断する。この例において、第2のUP−GW1304は、第1のUP−GW1302にリロケートされなくてはならないことが仮定される。
1307において、CN−CP1303は、UE1301に、GWリロケーションに起因してPDN接続が再確立される必要があることを通知する。
1308において、UE1301は、グループ識別子x、及び任意選択でLLCインジケータを含むアプリケーションサーバのAPN(APN1)への新たなPDN接続を要求する。グループ識別子は、例えば、「482626」又は「0x3E2B638」等の番号とすることができるが、文字列、URLのような識別子(例えば、「monkeygame.89ax77」)等を有することも可能である。
LLCインジケータは、真/偽インジケータ、又は意図されるサービスのための最大許容可能レイテンシを示す閾値のいずれかとすることができる。
1309において、CN−CP1303は、第1のUP−GW1302へのセッションを生成する。
1310において、CN CP1303は、選択されたUP−GW1302のゲートウェイロケーション識別子(loc1)を示すことによって、グループ識別子を用いたPDN接続要求に応答する。
1311において、UE1301は、第1のUP−GW1302を介してデータをアプリケーションサーバ1305に(APN1又は別のAPNを介して)送信する。AS1305は、UE1301に割り当てられた新たなIPアドレスのジオロケーションを介して新たなGWロケーションを暗黙的に検出することができる。任意選択で、UE1301は、前のステップにおいて受信したゲートウェイロケーション識別子をアプリケーションサーバ1305に報告することができる。
図14は、グループ内のUEが追跡エリア更新を行い、それに応答して、CN CPが、GWのリロケーションをトリガすることができるGW選択を行うシグナリングの例を示すフロー1400を示す。
メッセージフローは、UE1401(例えば、UE701のうちの1つに対応する)と、第1のUP−GW1402(第1のロケーションにあり、例えば第1のUP−GW804に対応する)と、モバイル無線通信システムのコアネットワークコントロールプレーン構成要素1403(例えば、コントロールプレーン703の一部)と、第2のUP−GW1404(第2のロケーションにあり、例えば第2のUP−GW805に対応する)と、アプリケーションサーバ1405(例えば、アプリケーションサーバ705に対応する)との間で生じる。
1406において、第2のUP−GW1404にPDN(パケットデータネットワーク)接続された、(グループID xを有する)グループ内のPDN接続されたUEの組が存在すると仮定される。
1407において、UE1401は、追跡エリア更新をCN CP1403に送信する。
1408において、CN CP1403は、UEのためのUP−GW選択を再評価する。
1408において、CN CP1403が第1のUP−GWをユーザプレーンゲートウェイとして選択する場合、1409において、CN CP1403は、グループx内の全てのUEを第1のUP−GWにリロケートする(すなわち、UP−GWをグループx内のUEに割り当てる)手順をトリガする。
GWリロケーション及び後続のステップは、他のモビリティイベント、例えば、(3GPPによるX2ベースのハンドオーバによる)パス切り替え要求メッセージ、又はSIPTO@LN(ローカルネットワーク)におけるような「ローカルホームネットワークID」を搬送する(3GPPによるS1ベースのハンドオーバによる)ハンドオーバ通知メッセージによってトリガすることもできる。
ハンドオーバ中に途切れのないGWリロケーションを達成するために、古いPDN接続は、例えば、新たなPDN接続が確立されたときにのみ解放することができる。
上記の例のような様々な実施形態に従って使用されるPDN接続要求/更新を用いて、複数のグループインジケータを送信することができ、すなわち、例えば、グループインジケータのリスト及びそれらの関連付けられたLLC要件(例えば、グループ=x、LLC=5ms;グループ=y、LLC=20ms;グループ=z、LLC=20ms)を含むことができる。
次に、CN−CP703は、これらの要求のうちのいずれを、同じPDN接続によって提供することができるか、及びそれらのうちのいずれが別個のUP−GW及び別個のPDN接続を必要とするかを決定することができる。
CN−CP703は、対応する応答メッセージ、例えば、PDN接続1(グループ=x、LLC=5ms;グループ=y、LLC=20ms)、PDN接続2(グループ=z、LLC=20ms)において、これをUE701に戻して示すことができる。次に、UE701は、別個のUP−GWを必要とするグループ、例えばグループ=zのための新たなPDN接続を開始することを知る。
要約すると、様々な実施形態によれば、モバイル端末の組は、図15に示されるように提供される。
図15は、モバイル端末の組1500を示す。
モバイル端末の組1500は、第1のモバイル端末1501及び第2のモバイル端末1502を含み、各モバイル端末1501、1502が、プロセッサ1503及びメモリ1504を備える。
プロセッサ1503は、アプリケーション層においてグループ表示情報を決定し、グループ表示情報を通信ネットワーク(例えば、モバイル無線通信ネットワーク)内の通信ネットワークデバイスに送信するように構成されている。グループ表示情報は、第1のモバイル端末1501及び第2のモバイル端末1502の双方(場合によっては、それに加えて1つ又は複数の更なるモバイル端末)が割り当てられるグループを示す。
様々な実施形態によれば、換言すれば、複数のモバイル端末が属するグループの表示は、モバイル端末自体によって、それらのモバイル端末が、例えばアプリケーションサーバからの表示の受信に基づいてアプリケーション層における表示を決定したとき、通信ネットワーク、例えばモバイル無線通信ネットワークの構成要素に送信される。
アプリケーション層において、例えば、開放型システム間相互接続(OSI)モデルによるアプリケーション層において、モバイル端末によって決定されるグループ表示は、例えば、
・モバイル端末がアプリケーションサーバからのグループ表示を受信すること、
・モバイル端末のうちの1つがグループ表示を割り当て、これを単数又は複数の他のモバイル端末にシグナリングすること、
・モバイル端末が、グループ表示において互いに同意すること、
を意味することができる。
例えば、グループIDは、
・アプリケーションサーバが、「ランデブー機能」を提供し(例えば、モバイル端末がアプリケーションサーバから、同じグループ内の又は自身の近傍の1つ又は複数の他のモバイル端末のIPアドレスのリストを受信する)、モバイル端末同士の間でインターネットを介してグループIDを選択すること、
・例えばBluetooth(登録商標)を介した、グループIDについてのモバイル端末の「帯域外」交渉を行い、すなわち、モバイル端末同士が物理的に近く、ペアリングステップが存在し、これによりグループIDがもたらされる(このグループIDは次に通信ネットワークと共有される)こと、
に基づいて導出することができる。
このため、グループ表示(例えば、更にゲートウェイロケーション表示)がモバイル端末を介して交換される。このため、アプリケーション層と通信ネットワーク間の直接の対話を省くことができ、すなわち、通信ネットワークとアプリケーション層との間の相互作用要件(すなわち、アプリケーション層)、及びコアネットワークにおける対応する追加の機能は必要でない。
通信ネットワークデバイスは、例えば、図16を参照して説明されるような通信ネットワークデバイスとすることができる。
図16は、通信ネットワークデバイス1600を示す。
通信ネットワークデバイス1600は、第1のモバイル端末から第1のグループ表示情報を受信し、第2のモバイル端末から第2のグループ表示情報を受信するように構成された受信機1601を備え、グループ表示情報は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す。
通信ネットワークデバイス1600は、グループ表示情報に応答して第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を行うように構成されたプロセッサ1602を更に備える。
グループ表示情報に応答して第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を行うことは、グループ表示情報に応じて第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末を接続するグループとして理解することもできる。
様々な実施形態によれば、通信ネットワークデバイスは、モバイル端末から、複数のモバイル端末が属するグループの表示を受信し、これらのモバイル端末を、グループとして通信ネットワークに接続する。これは例えば、共通ユーザプレーンゲートウェイ又は同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ(すなわち、所定の判断基準の意味で、すなわち、地理的観点又はレイテンシの観点から近くにあるユーザプレーンゲートウェイ、例えば同じロケーションのゲートウェイ間の通信レイテンシは所定の閾値未満である)を割り当てることを含む。モバイル端末にゲートウェイを割り当てることは、ゲートウェイを、通信サービスの関連でモバイル端末をサービングする(ユーザプレーン)ゲートウェイとして選択する、すなわち、モバイル端末から(ユーザ)データを受信し、このデータを意図される宛先に転送し、モバイル端末に当てられたデータを受信し、このデータをモバイル端末に転送することとして理解することができる。グループは、例えば、アプリケーション層の構成要素、例えばアプリケーションサーバによって定義される。
このため、通信ネットワーク(すなわち、通信ネットワークデバイス)は、例えば、アプリケーションサーバから間接的に受信した表示を用いて、UEのグループのための低レイテンシ通信を実施することができる。これにより、グループを決定するための専用機能を用いることなく低レイテンシ通信を実施すること、又はグループ通信を実施することが可能になる。
上記で説明した実施形態等の実施形態は、通信ネットワークのコアネットワークと、アプリケーション層との間の相互作用要件を最小限にすることを可能にする。なぜなら、アプリケーション層によって提供される通信サービスのための情報、例えば、低レイテンシ通信を実施するためのグループ表示がUEを介して交換されるためである。非常に低いレイテンシ接続(例えば、3msエンドツーエンド)は、グループ内の全てのUEについての適切なゲートウェイ選択(例えば、共通ゲートウェイ又は同じロケーションのゲートウェイ)によってのみ実施することができる。より緩い低レイテンシ要件(例えば、20ms)の場合、総レイテンシ負荷が最大閾値を超えないことを条件として、異なるロケーションにおけるゲートウェイの選択も許容可能である。
複数のモバイル端末をグループ接続することは、モバイル端末をグループとして接続することとして理解することができ、これは例えば、モバイル端末間のグループ通信を可能にする一方で、グループ通信を介したモバイル端末間の通信の最大レイテンシ等のグループ通信の品質要件を考慮に入れることを含むことができる。例えば、グループ接続は、モバイル端末を、モバイル端末間の低レイテンシ通信を可能にするように接続すること、すなわち、一定のレイテンシ要件(例えば、モバイル端末間の通信の3ms又は20msの最大レイテンシ)を満たすことを備えることができる。
複数のモバイル端末の組1500は、例えば、図17に示すような方法を実行する。
図17は、通信ネットワークデバイスにグループ表示情報を提供する方法を示すフロー1700を示す。
1701において、モバイル端末の組を成す第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末は、各々が、アプリケーション層においてグループ表示情報を決定し、グループ表示情報は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す。
1702において、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末は各々、通信ネットワークにおいてグループ表示情報を通信ネットワークデバイスに送信する。
通信ネットワークデバイス1600は、例えば、図18に示すような方法を実行する。
図18は、モバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法を示すフロー1800を示す。
1801において、第1のグループ表示情報が第1のモバイル端末から受信され、第2のグループ表示情報が第2のモバイル端末から(例えば、通信ネットワークの構成要素によって)受信される。グループ表示情報(すなわち、第1のグループ表示情報及び第2のグループ表示情報の各々)は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す。
1802において、グループ表示情報に応答して、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成が行われる。
様々な例が以下で説明される。
例1は、図17に示すような通信ネットワークデバイスにグループ表示情報を提供する方法である。
例2は、通信ネットワークデバイスに、グループが低レイテンシ要件を有する通信サービスのためのグループであることを、通信ネットワークデバイスに低レイテンシ接続インジケータを送信することによってシグナリングすることを含む、例1に記載の方法である。
例3は、低レイテンシ接続インジケータが、真/偽インジケータであるか、又は最大許容可能レイテンシを示す、例2に記載の方法である。
例4は、コントロールプレーンメッセージ、例えば非アクセス層メッセージによってグループ表示情報を送信することを含む、例1〜例3のいずれか1つに記載の方法である。
例5は、接続要求メッセージ又は接続更新要求メッセージによってグループ表示情報を送信することを更に含む、例1〜例4のいずれか1つに記載の方法である。
例6は、第1のモバイル端末からグループ表示情報を受信し、第2のモバイル端末からグループ表示情報を受信することと、グループ表示情報に応答して第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を行うことであって、共通のユーザプレーンゲートウェイ、又は2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は異なるロケーションにあるが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイを選択することを含むことと、を更に含む、例1〜例5のいずれか1つに記載の方法である。
例7は、前記アプリケーション層においてグループ表示情報を決定することが、アプリケーションサーバのような第3のエンティティから双方の端末において同じグループ表示情報を受信することによって、又は前記第1の端末と前記第2の端末との間のアプリケーション層対話によりグループ表示情報を交渉することによって行われる、例1〜例6のいずれか1つに記載の方法である。
例8は、図18に示すような、モバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法である。
例9は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するためのグループ表示情報に応答して少なくとも1つのユーザプレーンゲートウェイを選択することを含む、例8に記載の方法である。
例10は、グループ表示情報に基づいて、共通のユーザプレーンゲートウェイ、又は2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は異なるロケーションにあるが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイを選択することを含む、例8又は例9に記載の方法である。
例11は、グループが低レイテンシ要件を有する通信サービスのためのグループであるというシグナリングの受信に依拠して、共通のユーザプレーンゲートウェイ、又は2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は異なるロケーションにあるが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイを選択することを含む、例8〜例10のいずれか1つに記載の方法である。
例12は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するためのユーザプレーンゲートウェイを選択し、グループ表示情報と、ユーザプレーンゲートウェイに関する情報との関連付けを維持することを含む、例8〜例11のいずれか1つに記載の方法である。
例13は、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するためのユーザプレーンゲートウェイを選択し、ユーザプレーンゲートウェイに関する情報を第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末に送信することを含む、例8〜例12のいずれか1つに記載の方法である。
例14は、図15を参照して説明したような、モバイル端末の組である。
例15は、プロセッサが、通信ネットワークデバイスに、グループが低レイテンシ要件を有する通信サービスのためのグループであることを、通信ネットワークデバイスに低レイテンシ接続インジケータを送信することによってシグナリングするように構成されている、例14によるモバイル端末の組である。
例16は、低レイテンシ接続インジケータが、真/偽インジケータであるか、又は最大許容可能レイテンシを示す、例15によるモバイル端末の組である。
例17は、プロセッサが、コントロールプレーンメッセージ、例えば非アクセス層メッセージによってグループ表示情報を送信するように構成されている、例14〜例16のいずれか1つに記載のモバイル端末の組である。
例18は、プロセッサが、接続要求メッセージ又は接続更新要求メッセージによってグループ表示情報を送信するように構成されている、例14〜例17のいずれか1つに記載のモバイル端末の組である。
例19は、プロセッサが、アプリケーションサーバのような第3のエンティティから同じグループ表示情報を受信することによって、又は第1の端末と第2の端末との間のアプリケーション層対話によりグループ表示情報を交渉することによって、アプリケーション層においてグループ表示情報を決定するように構成されている、例14〜例18のいずれか1つに記載のモバイル端末の組である。
例20は、図16を参照して説明された通信ネットワークデバイスである。
例21は、プロセッサが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するためのグループ表示情報に応答して少なくとも1つのユーザプレーンゲートウェイを選択するように構成されている、例20に記載の通信ネットワークデバイスである。
例22は、プロセッサが、グループ表示情報に基づいて、共通のユーザプレーンゲートウェイ、又は2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は異なるロケーションにあるが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイを選択するように構成されている、例20又は例21に記載の通信ネットワークデバイスである。
例23は、プロセッサが、グループが低レイテンシ要件を有する通信サービスのためのグループであるというシグナリングの受信に依拠して、共通のユーザプレーンゲートウェイ、又は2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は異なるロケーションにあるが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイを選択するように構成されている、例20〜例22のいずれか1つに記載の通信ネットワークデバイスである。
例24は、プロセッサが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するためのユーザプレーンゲートウェイを選択し、グループ表示情報と、ユーザプレーンゲートウェイに関する情報との関連付けを維持するように構成されている、例20〜例23のいずれか1つに記載の通信ネットワークデバイスである。
例25は、プロセッサが、第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末をグループ接続するためのユーザプレーンゲートウェイを選択し、ユーザプレーンゲートウェイに関する情報を第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末に送信するように構成されている、例20〜例24のいずれか1つに記載の通信ネットワークデバイスである。
更なる例によれば、通信ネットワークデバイスは、通信ネットワーク、例えばモバイル無線通信ネットワークのコントロールプレーンのデバイスである。
更なる例によれば、通信ネットワークデバイスはコントロールプレーンゲートウェイである。
更なる例によれば、通信ネットワークデバイスは、通信ネットワークのコアネットワークの構成要素である。
更なる例によれば、プロセッサは、通信ネットワークデバイスに、グループが低レイテンシ要件を有する通信サービスのためのグループであることをシグナリングするように構成されている。
更なる例によれば、グループは、アプリケーションサーバによって提供されるグループ通信サービスによるグループである。
更なる例によれば、グループ通信サービスは、グループ通信セッションである。
更なる例によれば、プロセッサは、パケットデータネットワーク接続要求又はパケットデータネットワーク接続更新要求によってグループ表示情報を送信するように構成されている。
更なる例によれば、プロセッサは、それぞれのモバイル端末のためのユーザプレーンゲートウェイの配分の要求を示すメッセージによって、グループ表示情報を送信するように構成されている。
更なる例によれば、プロセッサは、モバイル端末について選択されたユーザプレーンゲートウェイに関する情報を受信し、ユーザプレーンゲートウェイに関する情報をアプリケーションサーバに送信するように構成されている。
更なる例によれば、ユーザプレーンゲートウェイに関する情報は、ユーザプレーンゲートウェイの識別情報と、ユーザプレーンゲートウェイのロケーション識別情報とのうちの少なくとも一方を含む。
更なる例によれば、グループ表示情報は、アプリケーションサーバが第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末を割り当てたアプリケーションサーバによって提供される通信サービスのグループを示す。
更なる例によれば、通信サービスは低レイテンシ通信である。
更なる例によれば、プロセッサは、グループ表示情報に応じて第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を行うように構成されている。
更なる例によれば、シグナリングは、低レイテンシ接続インジケータである。
更なる例によれば、ユーザプレーンゲートウェイに関する情報は、ユーザプレーンゲートウェイの識別情報と、ユーザプレーンゲートウェイのロケーション識別情報とのうちの少なくとも一方を含む。
更なる例によれば、コントロールプレーン機能及び多数のユーザ機器を伴うモバイル無線通信システムが提供される。ユーザ機器(UE)は、コントロールプレーンシグナリングを介して、グループ識別子を送信することにより、コントロールプレーン機能(CN CP)に、自身がグループに属することを示す。
例えば、UE(又は、一般的には、モバイル端末)は、CN CP(又は、一般的には、通信ネットワークデバイス)に、低レイテンシ接続(LLC)インジケータを送信する。
LLCインジケータは、例えば、真/偽インジケータである。
LLCインジケータは、例えば、意図されるサービスのための最大許容可能レイテンシを示す。
CN CPは、例えば、グループ識別子を入力として用いて、UEと他のUEとの間、又はUEとアプリケーション層との間の通信のために用いられるゲートウェイを選択する。
CN CPは、例えば、グループ識別子とゲートウェイ識別子との間の関連付けを維持する。
グループ識別子は、例えば、アプリケーション層によってUEに提供される。
UEは、例えば、複数のグループ識別子及び複数のLLCインジケータを送信する。
CN CPは、例えば、UEとアプリケーション層との間の通信のために選択されたゲートウェイのロケーション識別子をUEに送信する。
UEは、例えば、UEとアプリケーション層との間の通信のために選択されたゲートウェイのロケーション識別子をアプリケーション層に送信する。
アプリケーション層は、例えば、ゲートウェイのロケーション識別子によって特定されたロケーションにおいてアプリケーションサーバをインスタンス化する。
上記の例は、任意の形で組み合わせることができることに留意されたい。更に、モバイル端末の組との関連で説明された例は、類似的に、通信ネットワークデバイス、モバイル無線通信システム及び方法にも有効であり、逆もまた同様である。
モバイル端末及び通信ネットワークデバイス(例えば、プロセッサ、メモリ、受信機等)の構成要素は、例えば、1つ又は複数の回路によって実施することができる。「回路」は、任意の種類のロジックを実施するエンティティとして理解することができ、これは、専用回路部、又はメモリ、ファームウェア若しくはそれらの任意の組み合わせに記憶されたソフトウェアを実行するプロセッサとすることができる。このため「回路」は、プログラマブルプロセッサ、例えば、マイクロプロセッサ等の配線ロジック回路又はプログラマブルロジック回路とすることができる。また、「回路」は、ソフトウェア、例えば、任意の種類のコンピュータプログラムを実行するプロセッサとすることができる。それぞれの機能の任意の他の種類の実施は、以下でより詳細に説明され、これらも「回路」として理解することができる。
通信端末又はモバイル端末は、ディスプレイ、1つ又は複数のアンテナ等のモバイルユーザデバイスの通常の構成要素を備えることができる。上記で説明したようにモバイル端末によって提供及び実行される機能は、例えば、それぞれの機能の通信層に依拠して、例えば、無線フロントエンド、ベースバンドプロセッサ及び/又はアプリケーションプロセッサによって提供することができる。
モバイル無線ネットワーク通信デバイスは、例えば、無線又は有線通信ネットワークによってモバイル無線ネットワークの無線アクセスネットワークに接続されるサーバコンピュータによって実施することができる。
特定の態様を説明してきたが、添付の特許請求の範囲に定義されるような本開示の態様の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形式及び詳細における様々な変更を行うことができることが当業者には理解されるべきである。このため、上記範囲は、添付の特許請求の範囲によって示され、したがって、特許請求の範囲の均等の意義及び範囲内に収まる全ての変更が包含されることが意図される。

Claims (15)

  1. 通信ネットワークのコアネットワークの構成要素である通信ネットワークデバイスにグループ表示情報を提供する方法であって、
    モバイル端末の組を成す第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末がそれぞれ、アプリケーション層においてグループ表示情報を決定するステップであって、前記グループ表示情報が、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す、当該決定するステップと、
    前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末がそれぞれ、前記グループ表示情報を前記通信ネットワークにおける前記通信ネットワークデバイスに送信するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記通信ネットワークデバイスに低レイテンシ接続インジケータを送信することによって、前記グループが低レイテンシ要件を有する通信サービスのためのグループであることを前記通信ネットワークデバイスにシグナリングするステップ、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記低レイテンシ接続インジケータが真/偽インジケータであるか、又は、前記低レイテンシ接続インジケータが最大許容可能レイテンシを示す、請求項2に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    コントロールプレーンメッセージによって前記グループ表示情報を送信するステップ、
    を更に含み、
    前記コントロールプレーンメッセージが非アクセス層メッセージである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 接続要求メッセージ又は接続更新要求メッセージによって、前記グループ表示情報を送信するステップ、
    を更に含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1のモバイル端末から前記グループ表示情報を受信し、前記第2のモバイル端末から前記グループ表示情報を受信するステップと、
    前記グループ表示情報に応答して前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を行うステップであって、
    共通のユーザプレーンゲートウェイ、
    2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は、
    異なるロケーションにあるが、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイ、
    を選択することを含む、当該協調ユーザプレーン構成を行うステップと、
    を更に含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記アプリケーション層においてグループ表示情報を決定するステップが、
    アプリケーションサーバのような第3のエンティティから双方の端末において同じグループ表示情報を受信することによって、又は、
    前記第1のモバイル端末と前記第2のモバイル端末との間のアプリケーション層対話によりグループ表示情報を交渉することによって、
    行われる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. モバイル端末の組を通信ネットワークに接続する方法であって、
    第1のモバイル端末から第1のグループ表示情報を受信し、第2のモバイル端末から第2のグループ表示情報を受信するステップであって、前記第1のグループ表示情報及び前記第2のグループ表示情報は、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループ、を示す、当該受信するステップと、
    前記グループ表示情報に応答して、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を行うステップと、
    を含む、方法。
  9. 前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末をグループ接続するための前記グループ表示情報に応答して、少なくとも1つのユーザプレーンゲートウェイを選択するステップ、
    を更に含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記グループ表示情報に基づいて、
    共通のユーザプレーンゲートウェイ、
    2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は、
    異なるロケーションにあるが、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイ、
    を選択するステップ、
    を更に含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記グループが低レイテンシ要件を有する通信サービスのためのグループであるというシグナリングの受信に依拠して、
    共通のユーザプレーンゲートウェイ、
    2つの同じロケーションのユーザプレーンゲートウェイ、又は、
    異なるロケーションにあるが、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末をグループ接続するための低レイテンシのバックボーンを介して接続されている複数のユーザプレーンゲートウェイ、
    を選択するステップ、
    を更に含む、請求項8〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末をグループ接続するためのユーザプレーンゲートウェイを選択し、前記グループ表示情報と前記ユーザプレーンゲートウェイに関する情報との関連付けを維持するステップ、
    を更に含む、請求項8〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末をグループ接続するためのユーザプレーンゲートウェイを選択し、前記ユーザプレーンゲートウェイに関する情報を前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末に送信するステップ、
    を更に含む、請求項8〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 第1のモバイル端末及び第2のモバイル端末を備えるモバイル端末の組であって、
    前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末の各々は、
    プロセッサと、メモリと、を備え、
    前記プロセッサは、
    前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示すグループ表示情報を、アプリケーション層において決定し、
    前記グループ表示情報を、通信ネットワークのコアネットワークの構成要素である通信ネットワークデバイスに送信する、
    ように構成されている、当該モバイル端末の組。
  15. 通信ネットワークのコアネットワークの構成要素である通信ネットワークデバイスであって、
    第1のモバイル端末から第1のグループ表示情報を受信し、第2のモバイル端末から第2のグループ表示情報を受信するように構成された受信機であって、前記グループ表示情報は、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末の双方が割り当てられるグループを示す、当該受信機と、
    前記グループ表示情報に応答して、前記第1のモバイル端末及び前記第2のモバイル端末のための協調ユーザプレーン構成を実行するように構成されたプロセッサと、
    を備える、当該通信ネットワークデバイス。
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