JP5181845B2 - 無線通信システム、調停装置、および調停方法 - Google Patents

無線通信システム、調停装置、および調停方法 Download PDF

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本発明は、ユーザ端末が接続する基地局装置とその上位装置とを含む通信システムに関する。
3GPP UTRAN LTE(Third Generation Partnership Project, UMTS Terrestrial Radio Access Network, Long Term Evolution)において、RAN(Radio Access Network)は、基地局装置であるeNB(evolved NodeB)と、その上位装置であるMME(Mobility Management Entity)およびSGW(SAE(System Architecture Evolution) GateWay)を有している。LTEの標準化では、eNBとMMEおよびSGWとをS1−Flexと呼ばれるアーキテクチャで接続することが議論されている(特許文献1参照)。
S1−Flexは、S1インタフェースをフルメッシュトポロジで接続するネットワークアーキテクチャである。フルメッシュトポロジの接続は例えばIP(Internet Protocol)網により実現される。S1インタフェースは、コア網とアクセス網の間のインタフェースである。eNBとMMEやSGWとはS1インタフェースで接続される。
S1−Flexによれば、eNBと複数のMMEおよびSGWとを論理的に接続することが可能となり、システムとして複数のMMEまたは複数のSGWに負荷を分散させることが可能となる。この負荷分散によってシステム全体の処理能力の向上が見込まれる。また、負荷の分散に伴って装置故障等の危険も分散され、システムの信頼性が向上する。さらに、S1−FlexによればRAN利用の自由度が高まり、複数オペレータが同一のRANの装置を使用することが容易となる。
また、S1インタフェースにおけるeNBの帰属先を選択する方法として、通信の種別や基地局の位置に基づいて帰属先を選択する方法も提案されている(特許文献1参照)。また、負荷の分散を考慮してラウンドロビンによって帰属先を選択する方法が議論されている。
図7は、3GPP UTRAN LTEによる移動通信システムにおける一般的な接続設定シーケンスを示す図である。図7を参照すると、eNBは、ユーザ端末(UE)からのAttach Requestを受けると(ステップS901)、ラウンドロビン等の方法により自律的にMMEを選択する(ステップS902)。そして、eNBは、選択したMMEに対して、S1−AP:Initial UEメッセージを送信する(ステップS903)。
S1−AP:Initial UEメッセージを受信したMMEは、Idle to Active手順において、eNBへのS1−AP:Initial Context Setup Requestメッセージを送信する(ステップS904)。eNBは、受信したS1−AP:Initial Context Setup Requestメッセージに、パラメータとして記載されたSGWのTransport Layer Addressを見て帰属先のSGWを知得し、登録する(ステップS905)。
それ以降、eNBは帰属しているSGWとユーザデータを送受信する。
特開2008−53870号公報
しかしながら、上述したラウンドロビンによってeNBの帰属先を選択しても実際に各MMEや各SGWに負荷が分散されるかどうか分からない。
本発明の目的は、基地局が複数の上位局と接続される無線通信システムにおいて、上位局の負荷が分散されるように基地局の帰属先を選択することを可能にする技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の無線通信システムは、
ユーザ端末と無線で接続する基地局装置と、
前記基地局装置を帰属させ、該基地局装置に接続されたユーザ端末の通信に関する処理を行うことができる複数の上位局装置と、
前記上位局装置の負荷状態を管理しており、前記基地局装置をどの上位局装置に帰属させるかを前記負荷状態に基づいて決定する調停装置と、を有している。
前記上位局装置には、前記基地局装置と制御信号を送受信する制御装置と、前記基地局装置を介して前記ユーザ端末とユーザデータを送受信するゲートウェイ装置とがある。前記調停装置は、前記基地局装置から第1のメッセージを受信すると、複数の前記制御装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低い制御装置を選択し、選択した制御装置に前記第1のメッセージを送信し、前記制御装置から第2のメッセージを受信すると、複数の前記ゲートウェイ装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低いゲートウェイ装置を選択し、選択したゲートウェイ装置を示す情報を含むように前記第2のメッセージを編集して前記基地局装置に転送する。
本発明の調停装置は、
ユーザ端末と無線で接続する基地局装置を帰属させ、該基地局装置に接続されたユーザ端末の通信に関する処理を行うことができる複数の上位局装置の負荷状態を管理する負荷状態管理部と、
前記基地局装置をどの上位局装置に帰属させるかを、前記負荷状態管理部にて管理されている前記負荷状態に基づいて決定する調停部と、を有している。
前記上位局装置には、前記基地局装置と制御信号を送受信する制御装置と、前記基地局装置を介して前記ユーザ端末とユーザデータを送受信するゲートウェイ装置とがある。前記調停部は、前記基地局装置から第1のメッセージを受信すると、複数の前記制御装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低い制御装置を選択し、選択した制御装置に前記第1のメッセージを送信し、前記制御装置から第2のメッセージを受信すると、複数の前記ゲートウェイ装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低いゲートウェイ装置を選択し、選択したゲートウェイ装置を示す情報を含むように前記第2のメッセージを編集して前記基地局装置に転送する。
本発明の調停方法は、
ユーザ端末と無線で接続する基地局装置を帰属させ、該基地局装置に接続されたユーザ端末の通信に関する処理を行うことができる複数の上位局装置の負荷状態を調停装置において管理し、
前記調停装置によって、前記基地局装置をどの上位局装置に帰属させるかを前記負荷状態に基づいて決定する。
前記上位局装置には、前記基地局装置と制御信号を送受信する制御装置と、前記基地局装置を介して前記ユーザ端末とユーザデータを送受信するゲートウェイ装置とがある。前記調停装置が、前記基地局装置から第1のメッセージを受信すると、複数の前記制御装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低い制御装置を選択し、選択した制御装置に前記第1のメッセージを送信し、前記制御装置から第2のメッセージを受信すると、複数の前記ゲートウェイ装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低いゲートウェイ装置を選択し、選択したゲートウェイ装置を示す情報を含むように前記第2のメッセージを編集して前記基地局装置に転送する。
本発明によれば、各上位局装置に負荷が分散するように基地局装置の帰属先を決定することができる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。本無線通信システムは、3GPP UTRAN LTEの移動通信システムであり、S1−Flexアーキテクチャが採用されている。本移動通信システムは、基地局装置11、上位局装置12、および調停装置13を有している。基地局装置11、上位局装置12、および調停装置13は、S1−Flexアーキテクチャを実現するIP(Internet Protocol)網14によって相互に接続されている。
基地局装置11は、3GPP UTRAN LTEのeNBである。基地局装置11は、無線で接続するユーザ端末15によるユーザデータ通信を確立するために、ユーザ端末15毎に、いずれかの上位局装置12に帰属し、その上位局装置12と制御信号を送受信する。また、基地局装置11は、ユーザデータ通信を行うユーザ端末15に無線リソースを提供する。
上位局装置12は、基地局装置11を帰属させ、その基地局装置11に接続されたユーザ端末の通信に関する処理を行うことができる。上位局装置12には、基地局装置11と制御信号を送受信する制御装置と、基地局装置11を介してユーザ端末15とユーザデータを送受信するゲートウェイ装置とがある。その制御装置は3GPP UTRAN LTEのMMEであり、ゲートウェイ装置は3GPP UTRAN LTEのSGWである。
調停装置13は、負荷分散制御の対象となる上位局装置12の負荷状態を常時動的に管理しており、基地局装置11が上位局装置12に帰属しようとしたとき、その基地局装置11をどの上位局装置12に帰属させるかを各上位局装置12の負荷状態に基づいて決定する。その際、調停装置13は、基地局装置11と上位局装置12で送受信されるS1インタフェースの制御信号を中継することにより、基地局装置11を帰属させる上位局装置12を決定する。ここでは、調停装置13をS1インタフェース上にAF(Arbitration Function)として定義する。
上位局装置12がMMEであれば、負荷状態は、例えば、MMEにAttachしているUEの個数、またはMMEによって設定されているSAE Bearerの個数等をパラメータとして示すことができる。また、上位局装置12がSGWであれば、負荷状態は、SGWに設定されているSAE Bearerの個数、Bearerの個数およびQoS情報、あるいはSGWに実際に流れているトラフィックの流量などをパラメータとして示すことができる。
調停装置13は、各上位局装置12の負荷状態をどのようにして取得することにしてもよい。例えば、各上位局装置12が一定周期で調停装置13へ負荷状態を報告することにしてもよい。あるいは、調停装置13がポーリングを実施し、各上位局装置12から負荷状態を取得することにしてもよい。なお、調停装置13が上位局装置12から負荷状態の情報を受信したとき、上位局装置12に応答信号(ACK)を返送することにしてもよく、また処理軽減のために応答信号(ACK)を返送しないことにしてもよい。
図2は、本実施形態におけるS1−Flexアーキテクチャについて説明するための図である。図2を参照すると、基地局装置11であるeNB111と、上位局装置12であるMME121およびSGW122とがS1インタフェース上で論理的にメッシュ状に接続されている。
各eNB111は、帰属しているユーザ端末15毎に、複数のMME121群から選択された1つのMME121に帰属する。また、eNB111は、複数のSGW122群から選択された1つのSGW122に帰属する。このS1−Flexによって、複数のMME121または複数のSGW122に負荷を分散させることが可能となる。また、実際には更に調停装置13が全てのeNB111、MME121、およびSGW122と接続される。
図3は、本実施形態の調停装置13の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、調停装置13は負荷状態管理部31および調停部32を有している。
負荷状態管理部31は、常時、各上位局装置12の負荷状態を管理する。調停部32は、ユーザ端末と接続した基地局装置11を、どの上位局装置に帰属させるかを、負荷状態管理部31にて管理されている負荷状態に基づいて決定する。
図4は、eNB111を帰属させるMME121を決定する際の処理の流れを示す図である。この処理は以下に説明するようにAttach手順の中で行われる。
調停装置13であるAF(Arbitration Function)131は、常時、一定周期でMME121群の負荷状態を収集している。その状態で、eNB111は、図4に示すように、AF131に対して、S1−AP:Initial UEメッセージを送信する(ステップS101)。図7に示した、一般的な接続設定シーケンスでは、eNBはMMEにS1−AP:Initial UEメッセージを送信していたが、本実施形態ではMME121ではなくAF131に送信する。
AF131は、eNB111からS1−AP:Initial UE Messageを受信すると、その時点で最も負荷の低いMME121を選択し、選択したMME121に対して、カプセリングしたS1−AP:Initial UEメッセージを転送する(ステップS102)。
カプセリングされたS1−AP:Initial UEメッセージを受信したMME121は、そのメッセージをデカプセリングし、そのメッセージの発信元のeNB111を知得し、発信元のeNB111に対して、MME121の登録を要求するためのBinding Update Requestを送信する(ステップS103)。
Binding Update Requestを受信したeNB111は、帰属先のMME121を登録し、それ以後は登録したMME121と直接通信を行う(ステップS104)。
図5は、eNB111を帰属させるSGW122を決定する際の処理の流れを示す図である。この処理は以下に説明するように呼生起手順(Idle to Active手順)の中で行われる。SGW122、MME121の選択は各々独立している。
上述したようにAF131は、常時、一定周期でMME121群の負荷状態を収集している。その状態で、MME121は、eNB111の帰属先となるSGW122に関するパラメータを記載していないS1−AP:Initial Context Setup RequestメッセージをAF131に送信する(ステップS201)。図7に示した、一般的な接続設定シーケンスでは、MMEは、帰属先となるSGWを特定したS1−AP:Initial Context Setup RequestメッセージをeNBに送信するが、本実施形態では、MME121は帰属先となるSGWを特定せず、メッセージをAF131に送信している。
また、その際、MME121はS1−AP:Initial Context Setup RequestメッセージをカプセリングしてAF131に送る。これにより、AF131は、メッセージをデカプセリングすることにより、そのメッセージを転送すべきeNB111のTransport Layer Addressを容易に知ることができる。
MME121からS1−AP:Initial Context Setup Requestメッセージを受信したAF131は、その時点で最も負荷の低いSGW122を選択し、選択したSGWを示すSGW情報(Transport Layer Address)をパラメータとして記載するようにメッセージを編集し、編集したメッセージをeNB111へ転送する(ステップS202)。
S1−AP:Initial Context Setup Requestメッセージを受信したeNB111は、そのメッセージのパラメータから帰属すべきSGW122を知得し、登録する。そして、eNB111は、それ以後、登録したSGW122とユーザデータ通信を行う(ステップS203)。
図6は、本実施形態による移動通信システムにおける接続設定シーケンスを示す図である。図6を参照すると、eNB111は、ユーザ端末15であるUE151からのAttach Requestを受けると(ステップS301)、AF131に対して、S1−AP:Initial UEメッセージを送信する(ステップS303)。
AF131は、eNB111からS1−AP:Initial UEメッセージを受信すると、その時点で最も負荷の低いMMEを選択し(ステップS303)、そのMMEに対し、S1−AP:Initial UEメッセージをカプセリングして転送する(ステップS304)。
MMEはそのメッセージをデカプセリングすることにより、メッセージの発信元のeNB111を知得し、発信元のeNB111に対し、帰属先となるMME121の登録を要求するためのBinding Update Requestを送信する(ステップS305)。Binding Update Requestを受信したeNB111は、要求されたMME121を帰属先として登録する(ステップS306)。
続いて、MME121は、帰属先となるSGW122に関するパラメータを記載していないS1−AP:Initial Context Setup Request MessageをAF131に送信する(ステップS307)。AF131はMME121からS1−AP:Initial Context Setup Requestメッセージを受信すると、その時点で最も負荷の低いSGW122を選択し(ステップS308)、そのSGW122のSGW情報をパラメータとして、S1−AP:Initial Context Setup Requestメッセージに追記し、編集後の得られたメッセージをeNB111に転送する(ステップS309)。
eNBは受信したS1−AP:Initial Context Setup Request Messageに記載されているSGW情報から帰属先となるSGW122を知得し、登録する(ステップS310)。
以上説明したように、本実施形態によれば、調停装置13が各上位局装置12の負荷状態を管理しており、基地局装置11をどの上位局装置に帰属させるかを負荷状態に基づいて決定するので、各上位局装置12に負荷が分散するように基地局装置11の帰属先を決定することができる。
また、本実施形態によれば、基地局装置11と上位局装置12の間の制御信号を調停装置13が中継することにより、基地局装置11を帰属させる上位局装置12を決定するので、基地局装置11および上位局装置12における接続設定シーケンスの処理を大きく変更することなく、調停装置13による負荷分散を実現することができる。
また、本実施形態によれば、調停装置13が、基地局装置11を帰属させる制御装置(MME121)と、その基地局装置11を帰属させるゲートウェイ装置(SGW122)とをそれぞれ独立に選択するので、より負荷の低い装置を帰属先として選択することが可能である。例えば、ユーザ端末の登録数は多いがデータ通信量が少ない場合や、逆にユーザ端末の登録数は少ないがデータ通信量が多い場合には、MME121とゲートウェイ装置122の負荷状態が互いに異なる。そのような場合でも本実施形態では効率よく負荷を分散させることができる。
なお、本実施形態では、MME121、SGW122、およびAF131が配置されるサイトは特に限定されないが、AF131をMME121やSGW122と同一のサイトに設置すれば、AF131とMME121/SGW122との間の伝送遅延が小さくなるので、システム全体として処理時間の増加が抑えられる。
また、本実施形態によれば、各上位局装置12から各基地局装置11に負荷状態を報告するという手順を採らず、各上位局装置12から調停装置13に報告するという手順を採ることで、各基地局装置11の処理負荷の増大が抑制されている。evolved Packet CoreのノードをeNBにダイレクトに論理接続するフラットアーキテクチャは、システム全体の処理遅延や伝送遅延を最小化しようとするコンセプトであり、本実施形態の構成はそのコンセプトに合致するものである。
以上、本発明の実施形態について述べてきたが、本発明は、これらの実施形態だけに限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内において、これらの実施形態を組み合わせて使用したり、一部の構成を変更したりしてもよい。
本実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるS1−Flexアーキテクチャについて説明するための図である。 本実施形態の調停装置13の構成を示すブロック図である。 eNB111を帰属させるMME121を決定する際の処理の流れを示す図である。 eNB111を帰属させるSGW122を決定する際の処理の流れを示す図である。 本実施形態による移動通信システムにおける接続設定シーケンスを示す図である。 3GPP UTRAN LTEによる移動通信システムにおける一般的な接続設定シーケンスを示す図である。
符号の説明
11 基地局装置
12 上位局装置
13 調停装置
14 IP網
15 ユーザ端末
111 eNB
121 MME
122 SGW
131 AF
31 負荷状態管理部
32 調停部

Claims (11)

  1. ユーザ端末と無線で接続する基地局装置と、
    前記基地局装置を帰属させ、該基地局装置に接続されたユーザ端末の通信に関する処理を行うことができる複数の上位局装置と、
    前記上位局装置の負荷状態を管理しており、前記基地局装置をどの上位局装置に帰属させるかを前記負荷状態に基づいて決定する調停装置と、を有し、
    前記上位局装置には、前記基地局装置と制御信号を送受信する制御装置と、前記基地局装置を介して前記ユーザ端末とユーザデータを送受信するゲートウェイ装置とがあり、
    前記調停装置は、前記基地局装置から第1のメッセージを受信すると、複数の前記制御装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低い制御装置を選択し、選択した制御装置に前記第1のメッセージを送信し、前記制御装置から第2のメッセージを受信すると、複数の前記ゲートウェイ装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低いゲートウェイ装置を選択し、選択したゲートウェイ装置を示す情報を含むように前記第2のメッセージを編集して前記基地局装置に転送する、無線通信システム。
  2. 前記調停装置は、前記基地局装置と前記上位局装置を接続する網に接続されており、前記基地局装置と前記上位局装置の間の制御信号を中継することにより、前記基地局装置を帰属させる前記上位局装置を決定する、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 記調停装置は、前記基地局装置を帰属させる制御装置と、該基地局装置を帰属させるゲートウェイ装置とをそれぞれ独立に選択する、請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記調停装置は、前記基地局装置を帰属させる制御装置をアタッチ手順において決定し、前記基地局装置を帰属させるゲートウェイ装置を呼生起手順において決定する、請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記網は、前記基地局装置と前記上位局装置とをメッシュ状に接続する、請求項2に記載の無線通信システム。
  6. ユーザ端末と無線で接続する基地局装置を帰属させ、該基地局装置に接続されたユーザ端末の通信に関する処理を行うことができる複数の上位局装置の負荷状態を管理する負荷状態管理部と、
    前記基地局装置をどの上位局装置に帰属させるかを、前記負荷状態管理部にて管理されている前記負荷状態に基づいて決定する調停部と、を有する調停装置であって、
    前記上位局装置には、前記基地局装置と制御信号を送受信する制御装置と、前記基地局装置を介して前記ユーザ端末とユーザデータを送受信するゲートウェイ装置とがあり、
    前記調停部は、前記基地局装置から第1のメッセージを受信すると、複数の前記制御装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低い制御装置を選択し、選択した制御装置に前記第1のメッセージを送信し、前記制御装置から第2のメッセージを受信すると、複数の前記ゲートウェイ装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低いゲートウェイ装置を選択し、選択したゲートウェイ装置を示す情報を含むように前記第2のメッセージを編集して前記基地局装置に転送する、調停装置
  7. 前記調停装置は、前記基地局装置と前記上位局装置を接続する網に接続されており、
    前記調停部は、前記基地局装置と前記上位局装置の間の制御信号を中継することにより、前記基地局装置を帰属させる前記上位局装置を決定する、請求項6に記載の調停装置。
  8. 記調停部は、前記基地局装置を帰属させる制御装置と、該基地局装置を帰属させるゲートウェイ装置とをそれぞれ独立に選択する、請求項6または7に記載の調停装置。
  9. 前記調停部は、前記基地局装置を帰属させる制御装置をアタッチ手順において決定し、前記基地局装置を帰属させるゲートウェイ装置を呼生起手順において決定する、請求項8に記載の調停装置。
  10. 前記網は、前記基地局装置と前記上位局装置とをメッシュ状に接続する、請求項7に記載の調停装置。
  11. ユーザ端末と無線で接続する基地局装置を帰属させ、該基地局装置に接続されたユーザ端末の通信に関する処理を行うことができる複数の上位局装置の負荷状態を調停装置において管理し、
    前記調停装置によって、前記基地局装置をどの上位局装置に帰属させるかを前記負荷状態に基づいて決定する、調停方法であって、
    前記上位局装置には、前記基地局装置と制御信号を送受信する制御装置と、前記基地局装置を介して前記ユーザ端末とユーザデータを送受信するゲートウェイ装置とがあり、
    前記調停装置が、前記基地局装置から第1のメッセージを受信すると、複数の前記制御装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低い制御装置を選択し、選択した制御装置に前記第1のメッセージを送信し、前記制御装置から第2のメッセージを受信すると、複数の前記ゲートウェイ装置のうちから、該受信時点で最も負荷が低いゲートウェイ装置を選択し、選択したゲートウェイ装置を示す情報を含むように前記第2のメッセージを編集して前記基地局装置に転送する、調停方法
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