JP2019507845A - 風力発電システムの振動状態を監視する方法 - Google Patents

風力発電システムの振動状態を監視する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019507845A
JP2019507845A JP2018544906A JP2018544906A JP2019507845A JP 2019507845 A JP2019507845 A JP 2019507845A JP 2018544906 A JP2018544906 A JP 2018544906A JP 2018544906 A JP2018544906 A JP 2018544906A JP 2019507845 A JP2019507845 A JP 2019507845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cumulative frequency
acceleration
wind power
frequency distribution
method step
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018544906A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6570759B2 (ja
Inventor
フランケ ヤン−ベアント
フランケ ヤン−ベアント
クルゼ ゼバスティアン
クルゼ ゼバスティアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Innogy SE
Original Assignee
Innogy SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Innogy SE filed Critical Innogy SE
Publication of JP2019507845A publication Critical patent/JP2019507845A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6570759B2 publication Critical patent/JP6570759B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D17/00Monitoring or testing of wind motors, e.g. diagnostics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2260/00Function
    • F05B2260/80Diagnostics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2270/00Control
    • F05B2270/30Control parameters, e.g. input parameters
    • F05B2270/334Vibration measurements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2270/00Control
    • F05B2270/80Devices generating input signals, e.g. transducers, sensors, cameras or strain gauges
    • F05B2270/807Accelerometers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

本発明は、風力発電システムの振動状態を監視する方法を開示する。当該方法は、・風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、・複数の加速度値を1つの加速度データセットに記憶する方法ステップ、・加速度データセットに基づいて累積度数分布を形成する方法ステップ、・少なくとも1つの加速度値に対する、累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値とを比較する方法ステップ、および・第2の累積度数値が第1の累積度数値よりも大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップを含む。

Description

本発明は、風力発電システムの振動状態を監視する方法に関する。
風力発電プラントとも称される風力発電システムは、振動を励起する多様な影響に曝されている。また特に、風力発電システムのナセルは、風が一定の速度でロータブレードに流入したとしても、ロータハブとナセルに接続されたロータブレードとの回転のために、持続的な振動に曝される。
従来技術から、風力発電システムの振動特性を、風力発電システムの要素であって好ましくは風力発電システムのナセルに取り付けられた加速度センサにより監視することが公知である。加速度センサにより、要素の加速度を表す加速度値を検出することができ、この加速度値は、設定された加速度限界値との比較により、風力発電システムの制御部によって処理される。加速度限界値が上方超過されると、警報がトリガされ、かつ/または風力発電システムが停止される。こうしたタイプの振動監視は、許可基準および/または認証要求に基づいて各風力発電システムに設けられた単純なセンサシステムおよび単純な監視ロジックである。
こうしたタイプの振動監視は、風力発電システムが一時的に共振にいたることを防止するために用いられる。この種の共振は、望ましくない外部励振/影響、例えば異常な風および/または波の状況ならびに風力発電システム制御部の誤動作によって生じうる。共振状態で長時間にわたり風力発電システムの運転が続けば、風力発電システムの各要素の損傷ひいては短期間の構造破損にいたることもある。
警報をトリガし、風力発電システムの遮断を導入するための加速度限界値は、風力発電システムの通常運転において警報のトリガおよび遮断が頻繁に起こらないよう、比較的高くなっている。また、従来技術から公知の風力発電システムの振動状態を監視する方法には、例えば、警報トリガのための加速度限界値の上方超過後のきわめて短い時間(数秒)で風力発電システム遮断のための加速度限界値が既に上方超過されるようにロータブレードの構造的完全性が制限されている場合にしか警報トリガのための加速度限界値が複数回到達されないという問題がある。なぜなら、ロータブレードの損傷はきわめて迅速に進行し、例えばロータブレード全体が脱離してしまうからである。
こうしたタイプの振動状態監視は、共振に起因する過負荷による短期間の構造破損の回避に適している。風力発電システム全体または個々の部品/要素、例えばロータブレードの状態評価は、こうした閾値または限界値の監視には適していない。なぜなら、振動特性における差が小さく、きわめて大きな警報閾値または遮断閾値のトリガが生じないからである。
本発明の基礎とする課題は、風力発電システムの要素の構造的完全性の低下を早期に識別可能な、風力発電システムの振動状態を監視する方法を提供することである。
本発明の基礎とする上記の課題は、請求項1の特徴を有する方法により解決される。本発明の方法の有利な構成は各従属請求項に記載されている。
詳しく言えば、本発明の基礎とする上記の課題は、風力発電システムの振動状態を監視する方法であって、
・風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、
・複数の加速度値を1つの加速度データセットに記憶する方法ステップ、
・加速度データセットに基づいて累積度数分布を形成する方法ステップ、
・少なくとも1つの加速度値に対する、累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値とを比較する方法ステップ、および
・第2の累積度数値が第1の累積度数値よりも大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップ
を含む、方法により解決される。
本発明の風力発電システムの振動状態を監視する方法によれば、風力発電システムの要素の構造的完全性の変化および弱化を早期に識別できる。これにより、風力発電システムの動作機能を阻害する損傷、例えば風力発電システムのロータブレードの脱離が突然にかつ不意に発生することを防止できる。風力発電システムの動作機能を阻害する相応の損傷は、例えば、ロータブレードをロータハブに固定している固定ボルトの破損によって生じうる。当該固定ボルトが破損した後、結果として別の固定ボルトの負荷限界が超過されることがあり、これにより最終的にロータブレードがロータハブから脱離してしまう。
風力発電システムの構造的完全性の変化および弱化を、本発明の方法により早期に識別することができる。なぜなら、風力発電システムの要素の故障、例えば接合ボルトの亀裂、ロータブレードの部材の亀裂またはロータハブの部材の亀裂、ロータハブ軸受の損傷またはブレード軸受の損傷などが、風力発電システムの振動特性の変化として現れるからである。例えば、接合ボルトに亀裂が生じた場合、ロータブレードとロータハブとの間の接合力が低下し、これにより、風力発電システムの運転中に大きな振動ひいては大きなナセル加速度が生じる。
風力発電システムの要素(例えばナセル)が運転中に曝されている加速度を表す複数の加速度値を考慮することにより、風力発電システムの構造的完全性の変化に結びつく振動特性の変化を良好に検出することができる。要素の加速度値の累積度数分布は、風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値に基づくので、振動特性の変化、例えば一部または全部の加速度値の増大を確実に識別することができる。
設定された時間インターバル内で加速度値a,a,a,…,aが検出され、1つの加速度データセットに記憶される。これらの加速度値のそれぞれは、絶対頻度n,n,n,…,nおよび相対頻度h,h,h,…,hによって生じ、ここで相対頻度の和はつねに1であるので、h+h+h+…+h=1が成り立つ。累積度数F(a)は、a以下となる全加速度値aの相対頻度の和である。累積度数分布は、加速度値に依存する累積度数の関数である。累積度数分布はグラフによって再現可能であり、ここで、パーセント表示も可能な相対度数分布は加速度値に対して記述される。この場合、通常、加速度測定値は横軸に、相対度数分布は縦軸に記される。
したがって累積度数分布から、加速度値に対し、相対累積度数を容易に求めることができる。このように、累積度数分布から、風力発電システムの要素が曝されている全振動のうち、設定された加速度値以下の振動の割合を容易に求めることができる。例えば、累積度数分布から、風力発電システムの要素が曝されている全振動の60%が9mg(mg=ミリg=(1/1000)×9.81m/s)以下であることを求めることができる。
複数の加速度値の検出は、設定された時間インターバル内で行われる。この場合、それぞれの加速度値を、相互に等間隔(例えば1秒ごと、10秒ごと、…の加速度値の検出および記憶)または不等間隔の時間インターバルを有する時点で求めることができる。
加速度値は、好ましくは、風向に対して垂直に配向された振動方向での要素の運動/加速度を表す、要素の加速度値である。さらに、風向におけるかつ/またはドライブチェーンでの回転における加速度測定値も検出可能であり、風力発電システムのエラーを有する制御特性を確実に検出するため、本発明の方法に対して使用することができる。
風力発電システムの要素とは、例えば風力発電システムのナセルまたはロータブレードであると理解されたい。
限界累積度数分布は、例えば、風力発電システム特性の空力弾性のシミュレーションにより求めることができる。
本発明の方法は、過剰な振動による風力発電システムの突然の故障を回避する方法と称することもできる。
好ましくは、限界累積度数分布は、複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて行われる、
・風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された初期時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、
・複数の加速度値を1つの初期加速度データセットに記憶する方法ステップ、
・初期加速度データセットに基づいて初期累積度数分布を形成する方法ステップ、および
・求められた初期累積度数分布に基づいて限界累積度数分布を形成する方法ステップ
により形成される。
相応に構成された方法は、限界累積度数分布の形成のために、風力発電システムの要素の振動履歴を用いることができるという利点を提供する。これにより、風力発電システムの振動特性の変化に特に良好に追従してこれを検出することができる。
風力発電システムの要素の振動履歴を考慮する当該方法は、
・風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の第1の加速度値を、設定された第1の時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、
・第1の加速度値を第1の加速度データセットに記憶する方法ステップ、
・第1の加速度データセットに基づく第1の累積度数分布を形成する方法ステップ、
・求められた第1の累積度数分布に基づいて限界度数分布を形成する方法ステップ、
・風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の第2の加速度値を、第2の時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、
・第2の加速度値を第2の加速度データセットに記憶する方法ステップ、
・第2の加速度データセットに基づいて第2の累積度数分布を形成する方法ステップ、
・少なくとも1つの加速度値に対する、第2の累積度数分布の累積度数値と、限界累積度数分布の累積度数値とを比較する方法ステップ、および
・限界累積度数分布の累積度数値が第2の累積度数分布の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップ
によっても記述可能である。
第2の時間インターバルは第1の時間インターバルに時間的に後続する。
好ましくは、同構造の複数の風力発電システムから成る風力発電システム群の1つの風力発電システムの限界累積度数分布が、複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて行われる、
・風力発電システム群の少なくとも2つの風力発電システムにつき、各風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された初期時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、
・複数の加速度値を1つの初期加速度データセットに記憶する方法ステップ、
・初期加速度データセットに基づいて初期累積度数分布を形成する方法ステップ、および
・求められた初期累積度数分布に基づいて限界累積度数分布を形成する方法ステップ
により形成される。
相応に構成された方法により、同一の構造を有する複数の風力発電システムの振動特性が限界累積度数分布の形成に用いられ、これにより形成される限界累積度数分布がいっそう正確になるという利点が得られる。限界累積度数分布の算出にも用いられる、風力発電システムでの加速度値に場合により生じる異常値は、同様に限界累積度数分布の算出にも用いられる別の風力発電システムの加速度値を考慮することにより、平均される。つまり、振動特性の変化ひいては例えば検査すべき/監視すべき風力発電システムの構造的完全性の変化がより良好に検出可能となり、これにより検査すべき/監視すべき風力発電システムの動作安全性がさらに高まる。
風力発電システム群は、同一の構造を有する複数の風力発電システムから成る。これらは必ずしも1つの風力発電システムパークにまとめられていなくてもよい。風力発電システム群の各風力発電システムは、相互に遠く離れた場所に設置することもできる。風力発電システム群は、例えば1つもしくは複数の風力発電システムパークを含むことができる。
好ましくは、複数の加速度値は、風力発電システム群の風力発電システムのうち3つ以上、好ましくはその全てに対し、1つのかつ/または種々の初期時間インターバル内で検出される。
複数の加速度値を検出する前の時間インターバルで行われる、同一の構造を有する複数の風力発電システムの振動履歴を考慮した当該方法は、さらに、
・風力発電システム群の少なくとも2つの風力発電システム、好ましくは全ての風力発電システムにつき、風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の第1の加速度値を、設定された第1の時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、
・第1の加速度値を第1の加速度データセットに記憶する方法ステップ、
・第1の加速度データセットに基づいて第1の累積度数分布を形成する方法ステップ、
・求められた第1の累積度数分布に基づいて限界累積度数分布を形成する方法ステップ、
・風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の第2の加速度値を、第2の時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップ、
・第2の加速度値を第2の加速度データセットに記憶する方法ステップ、
・第2の加速度データセットに基づいて第2の累積度数分布を形成する方法ステップ、
・少なくとも1つの加速度値に対する、第2の累積度数分布の累積度数値と、限界累積度数分布の累積度数値とを比較する方法ステップ、および
・限界累積度数分布の累積度数値が第2の累積度数分布の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップ
により記述可能である。
好ましくは、限界累積度数分布は、初期時間インターバルにおいて検出され初期加速度データセットに記憶された各加速度値に付加加速度値を加算することで限界加速度データセットを形成することにより形成される。当該限界加速度データセットは格納される。続いて、限界加速度データセットに基づいて限界累積度数分布が形成される。
相応に構成された方法により、付加加速度値を変化させることで、故障(例えば風力発電システムの要素の構造的完全性の低下)が推測される限界加速度を、各条件(例えばそれぞれ異なる構造体基部など)に合わせて容易に適応化できるという利点が得られる。なぜなら、風力発電システムの振動特性は、風力発電システム(幾何学寸法、材料選択)によるのみでなく、例えば構造体基部とそこへの風力発電システムの基柱の挿入深さにとよっても定められるからである。
好ましくは、本発明の方法はさらに、
・風力発電システムが曝されている風力領域を求める方法ステップ、
・種々の風力領域にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、風力発電システムが曝されている風力領域に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップ、
・少なくとも1つの加速度値に対する、累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値とを比較する方法ステップ、および
・第2の累積度数値が第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップ
を含む。
相応に構成された方法により、警報信号の出力および/または風力発電システムの遮断を、風力発電システムが曝されている風力に依存させることができるという利点が得られる。なぜなら、風力が大きい場合、風力発電システムおよびその要素は、風力が小さい場合に比べてより大きな力に曝され、このため風力発電システムの要素が大きな加速度に曝されるからである。つまり、相応に構成された方法により、風力発電システムの故障安全性がさらに高まる。
好ましくは、本発明の方法はさらに、
・風力発電システムが曝されている風の風向を求める方法ステップ、
・種々の風向にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、風力発電システムが曝されている風向に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップ、
・少なくとも1つの加速度値に対する、累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値とを比較する方法ステップ、および
・第2の累積度数値が第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップ
を含む。
相応に構成された方法により、警報信号の出力および/または風力発電システムの遮断を、風力発電システムが曝されている風の風向に依存させることができるという利点が得られる。なぜなら、種々の風向に対し、風力発電システムの追従特性を変化させることができるからである。相応に構成された方法により、こうした条件を考慮することができる。
好ましくは、本発明の方法はさらに、
・風力発電システムのロータブレードのブレード角を求める方法ステップ、
・種々のブレード角にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、ロータブレードが有するブレード角に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップ、
・少なくとも1つの加速度値に対する、累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値とを比較する方法ステップ、および
・第2の累積度数値が第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップ
を含む。
相応に構成された方法により、警報信号の出力および/または風力発電システムの遮断を、風力発電システムのロータブレードのブレード角に依存させることができるという利点が得られる。なぜなら、ロータブレードのブレード角に応じて、こうした出力および/または遮断は、ロータブレードに作用している風によって種々の強さで振動を励起し、これにより風力発電システムの運転中、種々のブレード角で種々の振動状態を生じるからである。相応に構成された方法により、こうした条件を考慮することができる。
さらに、本発明の方法は、ロータブレードのせん断流入量の規模、風力発電システムが設置された地面の地質的剛性、限界累積度数分布を選択するための渦流強度および/または風力発電システムの出力領域が考慮されるように構成可能である。
好ましくは、限界累積度数分布は、複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて行われる、
・風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された初期時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で連続して検出する方法ステップ、
・各加速度値を、設定されたメモリサイズを有するリングメモリに記憶されている初期加速度データセットに記憶し、メモリサイズが到達された場合、最後にリングメモリに記憶された加速度値によって最初に記憶された加速度値を上書きする方法ステップ、
・初期加速度データセットに基づいて初期累積度数分布を形成する方法ステップ、および
・求められた初期累積度数分布に基づいて限界累積度数分布を形成する方法ステップ
により形成される。
相応に構成された方法により、高い精度を有する限界累積度数分布を形成でき、これにより風力発電システムの故障安全性がさらに高まるという利点が得られる。
好ましくは、限界累積度数分布は、複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて行われる、
・風力発電システムの出力領域を求める方法ステップ、
・種々の出力領域にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、風力発電システムの出力領域に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップ、
・少なくとも1つの加速度値に対する、累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値とを比較する方法ステップ、および
・第2の累積度数値が第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップ
により形成される。
相応に構成された方法により、高い精度を有する限界累積度数分布を形成でき、これにより風力発電システムの故障安全性がさらに高まるという利点が得られる。
風力発電システムの出力領域は、例えば、1500kW〜3000kWの第1の出力領域、3000kW〜4500kWの第2の出力領域、4500kW〜6000kWの第3の出力領域および6000kW超の第4の出力領域を含むことができる。各出力領域は、固有の限界累積度数分布に対応していてよい。
本発明の方法の動作方式を、以下の図に即して説明する。
従来技術から公知の振動状態を監視する方法が適用される複数の風力発電システムの塔頂部加速度の時間特性を示す図である。 風力発電システムの塔頂部加速度の図1に示されている時間特性のうち、ロータブレードが脱離してしまった部分を示す図である。 本発明の方法を説明するために、複数の風力発電システムの加速度値の累積度数分布を、限界累積度数分布とともに記して示した図である。
図1には、従来技術から公知の振動状態を監視する方法が適用された複数の風力発電システムでの、1年の運転期間中の塔頂部加速度の時間特性が示されている。図1に示されているグラフには、警報信号閾値1および停止閾値2が記されている。塔頂部加速度が警報信号閾値1を上方超過すると、警報信号が出力される。塔頂部加速度が停止閾値2を上方超過すると、風力発電システムの運転停止が導入される。
図1からわかるように、警報信号閾値1は数回のみ上方超過されており、停止閾値2はロータブレードの損傷のために1回のみ上方超過されている。図2には、図1に示されている風力発電システムの塔頂部加速度の時間特性のうち、警報信号閾値1および停止閾値2の双方がロータブレードの脱離のために上方超過された部分が示されている。従来技術から公知の風力発電システムの振動状態を監視する方法によれば、損傷の発生とほぼ同時に警報信号および停止信号が形成される。
したがって、従来技術から公知の風力発電システムの振動状態を監視する方法には、例えばロータブレードの構造的完全性が警報信号閾値1の上方超過後きわめて短い時間(数秒)で停止信号閾値2が上方超過されるように制限されている場合にしか警報信号閾値1が複数回到達されないという問題がある。なぜなら、ロータブレードの損傷、例えばロータブレード全体の脱離はきわめて迅速に進行するからである。
こうした振動状態監視の形式は、共振に起因する過負荷による短期間の構造破損の回避には適している。ただし風力発電システム全体または個々の部品/要素、例えばロータブレードの状態評価には、こうした閾値または限界値の監視は適していない。
図3には、限界累積度数分布3とともに記された、複数の風力発電システムの加速度値の累積度数分布が示されている。当該限界累積度数分布は、例えば、風力発電システム特性の空力弾性のシミュレーションにより求めることができる。
さらに、風力発電システムの監視のための複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて、風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を検出することにより、限界累積度数分布3を形成することもできる。当該加速度値の検出は、設定された初期時間インターバル内の種々異なる時点で行われる。このようにして検出された加速度値は、初期加速度データセットに記憶される。続いて、初期加速度データセットに基づいて初期累積度数分布が形成され、その後、求められた初期累積度数分布に基づいて限界累積度数分布3が形成される。
図3からは、損傷のない風力発電システムの累積度数分布4で、全加速度値の約10%が7mg以下、全加速度値の約50%が9mg以下、全加速度値の約80%が10mg以下、全加速度値の約99%が14mg以下であることがわかる。
図3からさらにわかるのは、限界累積度数分布3において、1つの加速度値(例えば10mg)に対し、当該加速度値に関連する累積度数値(10mgで40%、すなわち全加速度値の40%が10mg以下であること)が、損傷のない風力発電システムの累積度数分布4の、当該加速度値(10mg)に関連する累積度数値(10mgで75%、すなわち全加速度値の75%が10mg以下であること)よりもつねに小さいということである。
図3には、同様に、構造的完全性ひいては剛性の低下した風力発電システムの要素の加速度値の累積度数分布5が示されている。(例えばロータブレードの亀裂、接合ボルトの亀裂、塔の亀裂などに起因して)剛性の低下した風力発電システムは、全体として、損傷のない風力発電システムの場合よりも大きな加速度値を有することがわかる。風力発電システムの故障は、例えば、累積度数分布5の第1の累積度数値(例えば17mgで80%、すなわち全加速度値の80%が17mg以下であること)と、限界累積度数分布3の第2の累積度数値(17mgで98%)とを比較することにより診断可能である。この場合、第2の累積度数値(98%)が第1の累積度数値(80%)より大きく、このため、検査されている風力発電システムの故障が高い確実性で生じており、かつその結果、警報信号が出力されうることがわかる。
風力発電システムの振動状態を監視する本発明の方法により、風力発電システムの要素の構造的完全性の変化および弱化を早期に識別することができる。これにより、風力発電システムの動作機能を阻害する損傷、例えば風力発電システムのロータブレードの脱離が突然かつ不意に発生することを防止できる。
1 警報信号閾値
2 停止閾値
3 限界累積度数分布
4 損傷のない風力発電システムの累積度数分布
5 構造的完全性/剛性の低下した風力発電システムの累積度数分布

Claims (10)

  1. 風力発電システムの振動状態を監視する方法であって、
    ・前記風力発電システムの要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップと、
    ・前記複数の加速度値を1つの加速度データセットに記憶する方法ステップと、
    ・前記加速度データセットに基づいて累積度数分布を形成する方法ステップと、
    ・少なくとも1つの加速度値に対する、前記累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値と、を比較する方法ステップと、
    ・前記第2の累積度数値が前記第1の累積度数値よりも大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップと、
    を含む方法。
  2. 前記限界累積度数分布を、複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて行われる、
    ・前記風力発電システムの前記要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された初期時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップと、
    ・前記複数の加速度値を1つの初期加速度データセットに記憶する方法ステップと、
    ・前記初期加速度データセットに基づいて初期累積度数分布を形成する方法ステップと、
    ・求められた初期累積度数分布に基づいて前記限界累積度数分布を形成する方法ステップと、
    により形成する、
    請求項1記載の方法。
  3. 同構造の複数の風力発電システムから成る風力発電システム群の1つの風力発電システムの限界累積度数分布を、複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて行われる、
    ・前記風力発電システム群の少なくとも2つの風力発電システムにつき、各風力発電システムの各要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された初期時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で検出する方法ステップと、
    ・前記複数の加速度値を1つの初期加速度データセットに記憶する方法ステップと、
    ・前記初期加速度データセットに基づいて初期累積度数分布を形成する方法ステップと、
    ・求められた初期累積度数分布に基づいて前記限界累積度数分布を形成する方法ステップと、
    により形成する、
    請求項1または2記載の方法。
  4. 前記限界累積度数分布を、
    ・前記初期時間インターバルにおいて検出され前記初期加速度データセットに記憶された各加速度値に付加加速度値を加算することで限界加速度データセットを形成する方法ステップと、
    ・前記限界加速度データセットを記憶する方法ステップと、
    ・前記限界加速度データセットに基づいて前記限界累積度数分布を形成する方法ステップと、
    により形成する、
    請求項2または3記載の方法。
  5. ・前記風力発電システムが曝されている風の風力領域および/または風向を求める方法ステップと、
    ・種々の風力領域および/または種々の風向にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、前記風力発電システムが曝されている風力領域および/または風向に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップと、
    ・少なくとも1つの加速度値に対する、前記累積度数分布の第1の累積度数値と、限界累積度数分布の第2の累積度数値と、を比較する方法ステップと、
    ・前記第2の累積度数値が前記第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップと、
    を含む、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. ・前記風力発電システムが曝されている風の風向を求める方法ステップと、
    ・種々の風向にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、前記風力発電システムが曝されている風向に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップと、
    ・少なくとも1つの加速度値に対する、前記累積度数分布の第1の累積度数値と、前記限界累積度数分布の第2の累積度数値と、を比較する方法ステップと、
    ・前記第2の累積度数値が前記第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップと、
    を含む、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. ・前記風力発電システムのロータブレードのブレード角を求める方法ステップと、
    ・種々のブレード角にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、前記ロータブレードが有するブレード角に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップと、
    ・少なくとも1つの加速度値に対する、前記累積度数分布の第1の累積度数値と、前記限界累積度数分布の第2の累積度数値と、を比較する方法ステップと、
    ・前記第2の累積度数値が前記第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップと、
    を含む、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記限界累積度数分布を、複数の加速度値を検出する前の時間インターバルにおいて行われる、
    ・前記風力発電システムの前記要素が曝されている加速度を表す複数の加速度値を、設定された初期時間インターバル内のそれぞれ異なる時点で連続して検出する方法ステップと、
    ・各加速度値を、設定されたメモリサイズを有するリングメモリに記憶された初期加速度データセットに記憶し、前記メモリサイズが到達された場合、最後に前記リングメモリに記憶された加速度値によって最初に記憶された加速度値を上書きする方法ステップと、
    ・前記初期加速度データセットに基づいて初期累積度数分布を形成する方法ステップと、
    ・求められた初期累積度数分布に基づいて前記限界累積度数分布を形成する方法ステップと、
    により形成する、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. ・前記風力発電システムの出力領域を求める方法ステップと、
    ・種々の出力領域にそれぞれ割り当てられた種々の複数の限界累積度数分布から、前記風力発電システムの出力領域に依存して、1つの限界累積度数分布を選択する方法ステップと、
    ・少なくとも1つの加速度値に対する、前記累積度数分布の第1の累積度数値と、前記限界累積度数分布の第2の累積度数値と、を比較する方法ステップと、
    ・前記第2の累積度数値が前記第1の累積度数値より大きい場合に、警報信号を出力する方法ステップと、
    を含む、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 少なくとも1つの加速度センサと、データ線路を介して前記加速度センサに接続されているデータ処理装置と、を備えた風力発電システムであって、
    前記データ処理装置が、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法を実行するように構成されている、
    風力発電システム。
JP2018544906A 2016-02-25 2017-02-15 風力発電システムの振動状態を監視する方法 Expired - Fee Related JP6570759B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102016203013.2A DE102016203013A1 (de) 2016-02-25 2016-02-25 Verfahren zur Schwingungszustandsüberwachung einer Windkraftanlage
DE102016203013.2 2016-02-25
PCT/EP2017/053426 WO2017144327A1 (de) 2016-02-25 2017-02-15 Verfahren zur schwingungszustandsüberwachung einer windkraftanlage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019507845A true JP2019507845A (ja) 2019-03-22
JP6570759B2 JP6570759B2 (ja) 2019-09-04

Family

ID=58044094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018544906A Expired - Fee Related JP6570759B2 (ja) 2016-02-25 2017-02-15 風力発電システムの振動状態を監視する方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US10465661B2 (ja)
EP (1) EP3420224B1 (ja)
JP (1) JP6570759B2 (ja)
KR (1) KR101948500B1 (ja)
CN (1) CN108700039B (ja)
CA (1) CA3013165C (ja)
DE (1) DE102016203013A1 (ja)
DK (1) DK3420224T3 (ja)
ES (1) ES2750272T3 (ja)
PL (1) PL3420224T3 (ja)
WO (1) WO2017144327A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK3804069T3 (da) * 2018-05-25 2023-10-30 Noble Drilling As Bevægelsestilstandsafhængig drift af kinetisk generator på et skib eller en platform
DE102018132413A1 (de) * 2018-12-17 2020-06-18 Wobben Properties Gmbh Verfahren zum Erfassen unterschiedlicher Schwingungen einer Windenergieanlage
CN113286944B (zh) * 2019-12-16 2022-06-10 远景能源有限公司 一种用于监测叶根紧固件的健康状态的方法及系统
CN113027690B (zh) * 2019-12-24 2022-09-27 新疆金风科技股份有限公司 一种风力发电机组的塔架基础开裂检测方法和检测装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004523689A (ja) * 2001-03-17 2004-08-05 アロイス・ヴォベン 風力発電装置
JP2008274953A (ja) * 2007-05-03 2008-11-13 Siemens Ag 風力タービンの運転方法及び風力タービン
CN103675357A (zh) * 2013-11-19 2014-03-26 中国大唐集团科学技术研究院有限公司 风速仪故障预警的方法和系统

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1918475B (zh) * 2003-12-26 2011-08-17 博世株式会社 车身加速度传感器的故障诊断设备和防抱死制动系统
DK2021890T3 (da) * 2006-05-15 2019-12-16 Weidmueller Monitoring Systems Gmbh Fremgangsmåde til overvågning af belastninger af vindkraftanlægs rotorblade
JP4995134B2 (ja) * 2008-03-31 2012-08-08 三菱重工業株式会社 風車の監視装置及び方法並びにプログラム
CN201448194U (zh) * 2009-06-08 2010-05-05 山东长星集团有限公司 一种基于信息融合技术的风机振动监控装置
CN201417174Y (zh) * 2009-06-19 2010-03-03 武汉钢铁(集团)公司 机电设备的监测系统
KR100954090B1 (ko) * 2009-10-27 2010-04-23 주식회사 위다스 풍력발전설비 상태감시시스템
DE102010009941A1 (de) * 2010-03-02 2011-09-08 Suzlon Energy Gmbh Verfahren zum Überwachen von Windturbinen
DE102011116961A1 (de) * 2011-10-26 2013-05-02 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Bestimmung einer mechanischenBeschädigung eines Rotorblatts einerWindenergieanlage
JP5680526B2 (ja) 2011-12-28 2015-03-04 三菱重工業株式会社 風力発電用風車の衝撃荷重監視システム及び衝撃荷重監視方法
CN103197618A (zh) * 2013-02-22 2013-07-10 上海电机学院 一种监测风力发电机的方法及系统
WO2015139693A1 (de) * 2014-03-19 2015-09-24 Conti Temic Microelectronic Gmbh Verfahren zur speicherung von bilddaten einer kamera in einem unfalldatenspeicher eines fahrzeugs
CN104111154B (zh) * 2014-06-23 2016-08-24 北京金风科创风电设备有限公司 风力发电机组的振动趋势分析方法和振动趋势分析系统
US9644612B2 (en) * 2014-09-23 2017-05-09 General Electric Company Systems and methods for validating wind farm performance measurements

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004523689A (ja) * 2001-03-17 2004-08-05 アロイス・ヴォベン 風力発電装置
JP2008274953A (ja) * 2007-05-03 2008-11-13 Siemens Ag 風力タービンの運転方法及び風力タービン
CN103675357A (zh) * 2013-11-19 2014-03-26 中国大唐集团科学技术研究院有限公司 风速仪故障预警的方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
DK3420224T3 (da) 2019-09-16
CA3013165A1 (en) 2017-08-31
DE102016203013A1 (de) 2017-08-31
US20190078557A1 (en) 2019-03-14
CN108700039B (zh) 2019-11-05
CN108700039A (zh) 2018-10-23
JP6570759B2 (ja) 2019-09-04
CA3013165C (en) 2019-11-12
KR101948500B1 (ko) 2019-02-14
ES2750272T3 (es) 2020-03-25
KR20180100247A (ko) 2018-09-07
US10465661B2 (en) 2019-11-05
PL3420224T3 (pl) 2020-03-31
WO2017144327A1 (de) 2017-08-31
EP3420224A1 (de) 2019-01-02
EP3420224B1 (de) 2019-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6570759B2 (ja) 風力発電システムの振動状態を監視する方法
US20160027294A1 (en) Method for testing a rotor blade ice detection system as well as rotor blade ice detection system and wind turbine for carrying out the method
CN107843426B (zh) 轴承剩余寿命的监测方法及监测装置
CN103154509A (zh) 运行风力涡轮机的方法和风力涡轮机
US8751170B2 (en) Method for determining the fatigue of a pump rotor of a gas turbopump
CN104838148B (zh) 旋转设备中的失效预测
US20120148400A1 (en) System for detecting an ephemeral event on a vane impeller of an aircraft engine
JP2010256352A (ja) 構造的完全性監視システム
US10865778B2 (en) Method for ascertaining a value of an ice buildup quantity on at least one rotor blade of a wind turbine, and use thereof
CN108700491B (zh) 涡轮机系统中的轴承碳化故障检测
EP3642481B1 (en) A method for determining wind turbine blade edgewise load recurrence
CN111075703B (zh) 一种空气压缩机的故障预测方法及系统
KR102373504B1 (ko) 내진 및 예지보전이 가능한 디젤형발전기 시스템 및 그 제어 방법
JP2011132961A (ja) 風力タービンの非常用システムをトリガするためのシステムおよび方法、ならびに、風力タービン、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN110553722A (zh) 一种电厂发电机组的水导摆动检测方法
KR102289405B1 (ko) 이상징후 예지보전이 가능한 비상 발전기 및 그 제어 방법
JP4263270B2 (ja) 回転装置の振動発生時に保護手段をトリガする方法
CN108982132B (zh) 一种转向架传感器的故障检测方法
CN113172764B (zh) 搅拌站监控方法及系统
EP4343301A1 (en) Method for identifying periodic shocks in a structure, wind turbine generator and a wind farm adapted for performing the method
JPS61170625A (ja) 水車発電機の異常運転監視装置
JP5692782B2 (ja) ファンを有するコンピュータシステムの検査方法及び検査装置
Rouissi et al. Fault tolerance in wind turbine sensor systems for diagnosability properties guarantee
EP3739201A1 (en) Method of monitoring the structural integrity of the supporting structure of a wind turbine
CN114658612A (zh) 风力发电机的变桨轴承异常检测方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180921

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180921

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6570759

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees