JP2019507814A - スケールと固形堆積物拡散用の組成と方法 - Google Patents

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Abstract

本発明はスケールと固形堆積物の除去用組成に関する。この組成は少なくとも一つの拡散剤塩、少なくとも一つの炭化水素、少なくとも一つのイオン液から成る。

Description

発明の分野
本発明はスケールと固形堆積物拡散用の組成と方法に関する
発明技術の背景
原油、タールサンド、コールタール、タイトオイル、精製石油留分やこれらに類する炭化水素は金属、砂粒、ガム生成化合物を含む。このような炭化水素の流れを加工工業で処理する際にはよく腐食性不産物が加工機器の内壁に形成され、これが炭化水素の流れとともに輸送される。さらに、有機ガムも炭化水素内部の化合物特性が原因で加工機器の内部に形成される。このため熱交換器、パイプライン、ポンプ、リアクター、触媒床、バルブ等の内壁といった加工機器に有機と無機の固形物が堆積する。このような固形堆積物は機器内部のプロセス流を阻止し、減圧の増大、表面間の熱伝導減少、触媒床の損傷につながり、触媒床の能率低下、機器内壁の腐食、表面へのスケール発生も起こすことでメンテナンス頻度を高める。固形堆積物が増加すればプラントの連続操業は困難になり、流れの配分は不均一になり、操業の基幹的パラメータに変動が生じる。
このような固形堆積物はプラントを強制的にシャットダウンして堆積物を手作業で除去してプロセス設備の内部から除去することはできる。これでは時間がかかり生産性が低下する。しかし固形堆積物を発生箇所から解離させ、プロセスの流れの中で懸濁状態にするかプロセス流とともに除去することは可能である。これはオンラインのプラント操業中に拡散剤を使用して行うことができる。
このため本発明の発明者らは拡散剤組成およびプロセス業界で発生するスケールや固形堆積物を拡散剤組成を利用して除去する方法を提供する。
発明の目的
本発明の目的の一部は少なくとも1つの実施例を本明細書において取り上げることでじゅうぶんであるが、以下のものである。
先行技術の持つ一つまたは複数の課題を改善するかまたは少なくとも有用な代替手段を提供することが本発明の目的である。
本発明の目的はロセス設備からスケールと固形堆積物を除去することである。
本発明のもう一つの目的は触媒床から固形堆積物を除去することである。
本発明のその他の目的と優位性は本発明の範囲をこれに限定することは意図されていない次の悦明によってさらに明らかとなる。
発明の要約:
本発明はリアクターの内壁、パイプラインの内壁、熱交換器、バルブ、触媒床の内壁の少なくとも一つから選ぶ場所からスケールや固形堆積物を除去するための組成に関する。この組成は2 wt%〜60 wt%の少なくとも一つの拡散剤塩、40 wt%〜85 wt%の少なくとも一つの炭化水素、0.1 wt%〜45 wt%の少なくとも一つの添加剤から成る。
炭化水素は炭素原子数の範囲がC5からC50である炭化水素から成るグループから選択する少なくとも一つのものであってよい。
本発明はスケールや固形堆積物を除去しうる方法にも関する。
固形堆積物の除去用組成を付帯図面を用いて説明する。図面は以下の通りである:
図1は本発明による細流床システムの図解である。
発明の詳細な説明
水素処理ユニットの中では、リアクターの上流から来る腐食性生成物、砂粒等の無機材料、その他ガムを形成する化合物はリアクター内の触媒床に固形堆積物を生じさせる。このため本発明はリアクターの内壁、パイプラインの内壁、熱交換器、バルブ、触媒床の内壁に限定されない場所から固形堆積物を除去するための組成を提供する。
本発明の組成は少なくとも一つの拡散剤塩、少なくとも一つの炭化水素、少なくとも一つの添加剤から成る。拡散剤塩には限定することなくアンモニア塩を含む。
炭化水素には限定することなく分子一個にC5からC50の炭素原子を含む。本発明の一実施形態に従い、炭化水素はナフサ、ガソリン、ディーゼル、灯油、ベンゼン、キシレン、メシチレン、トルエンから成るグループから選択する少なくとも一つのものであってよい。
添加剤には限定することなくイオン液を含む。本発明の一実施形態に従い、イオン液は1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・テトラフルオロホウ酸塩、トリブチルメチルアンモニア・ミエチル硫酸塩、1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・ヘクサフルオロリン酸塩、トリヘキシルテトラデシルフォスフォニウム・ビス(2,4,4トリメチルペンチル)ホスフィナートから成るグループから選択する少なくとも一つのものであってよい。
原油留分の水素処理中にリアクターや触媒床に体積する硫化鉄等の固形物は上述の通りリアクターや触媒床を腐食させる。さらに、リアクターや触媒床に堆積した固形物の多孔性によっては、リアクターに入る反応材料の流量に影響し、リアクター内の減圧を促進する。
拡散剤組成をフィードの流れに添加すると固形物を堆積箇所(場所)から分離しやすくなり、このためリアクターや触媒床に固形物が定着したり塊状形成を阻害しうる。 この効果によりリアクターと触媒床の腐食を防止でき、処理液の流量は触媒床全体にわたり増える。
さらに、堆積した固形物の一部が炭化水素とともに熱交換器、バルブ、パイプライン等の処理設備の中を運ばれ、堆積し、 ここに投入する本発明の組成はこのプロセスで堆積した固形物を除去し易くする。
本発明の組成は熱交換器の内壁、パイプラインの内壁、リアクターや触媒床、バルブの内壁のうち少なくとも一つのであってよい場所から固形物を除去するために利用できる。本発明はこうした場所からの固形堆積物の除去方法を提供する。
本発明はさらに、拡散剤塩の調製方法も提供する。この方法は以下の手順で実施する:
最初に一種類の酸を所定温度まで冷却して冷却した酸を得る。次に、一種類の塩基を第二の初期設定温度冷却して冷却した塩基を得る。第三段階では、冷却した塩基を冷却した酸にかき混ぜながら所定の速さで、第三の所定温度で所定時間添加して拡散剤塩を得る。本発明の一実施形態に従い、冷却した塩基を滴下して冷却した酸に添加してもよい。
第一所定温度の範囲は-15 ℃〜25 ℃、第二の所定温度は-10 ℃〜25 ℃とする。添加の所定速さは1 ml/min〜100 ml/min、所定攪拌速度は500 rpm〜000 rpm、第三の所定温度が-10 ℃〜25 ℃、所定期間は2時間〜8時間の範囲とする。
拡散剤塩の形成後もリアクターの中で攪拌を期間2時間〜4時間継続して反応を完全にいきわたらせる。酸はリニアアルキルベンゼンスルフォン酸、乳酸、酢酸、ギ酸、オレイン酸、リノレン酸、パルミチン酸、クエン酸、尿酸から成るグループから選択する少なくとも一つのものであってよい。
本発明の一実施形態に従い、プロセスで使用する拡散剤の調製用有機酸の純度は85%から99%である。
塩基には限定することなく窒素を含む有機化合物を含む。塩基はエチルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ピリジン、ピロリジン・イミダゾール、ピペリジン、ベンジミダゾール、ピラジン、アルキル・ピラジン、モルフォリンから成るグループから選択する少なくとも一つのものであってよい。本発明の例示的実施形態に従い、イソプロピルアミン(IPA)をリニアアルキルベンゼンスルフォン酸(LABSA)に添加してリニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩を得る。 本発明のもう一つ別の例示的実施形態に従い、イソプロピルアミン(IPA)をドデシルベンゼンスルフォン酸(DDBSA)に添加してドデシルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩を得る。
本発明のさらにもう一つの例示的実施形態に従い、イソプロピルアミン(IPA)をオレイン酸に添加してをオレイン酸イソプロピルアンモニア塩得る。
本発明の一実施形態に従い、少なくとも一つの無機酸を使用して拡散剤塩を調製する。無機酸はスルホン酸、硝酸、カルボン酸からなる群から少なくとも1つを選択する。本発明の一実施形態に従い、全組成中の無機酸濃度は0.2 wt%から6 wt%の範囲であってよい。
さらに、拡散剤塩の混合物を炭化水素に第四の所定温度で添加して固形堆積物を除去する組成を得る。第四の所定温度は10 ℃から45 ℃の範囲である。拡散剤塩を炭化水素に添加した後、添加剤を添加して固形堆積物を効果的に除去する最終組成を得る。
本発明の一実施形態に従い、ドデシルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩とオレイン酸イソプロピルアンモニア塩の混合物をモル比1:1で炭化水素に添加し、1 wt%トリブチルメチルアンモニア メチル硫酸塩を添加して、リアクターから固形堆積物を請う過程に除去する拡散剤組成を得る。これによってリアクターや触媒床の腐食を予防できる。
本発明は場所から固形堆積物の除去方法も提供する。この方法は所定の濃度拡散剤組成をプロセス流の中で温度範囲が15 ℃〜460 ℃、圧力範囲1 bar〜200 barで混合する。拡散剤組成は場所と接触できるので、固形堆積物を場所から拡散して減らす。
所定濃度の拡散剤塩は全組成のうち2 wt%から60 wt%の範囲である。所定の濃度の炭化水素は全組成のうち40 wt%から85 wt%の範囲である。所定濃度の添加剤は全組成のうち0.1 wt%から45 wt%の範囲である。
本発明を以下の限定されることのない実施形態によってさら説明する。但し、以下の例は説明のためにのみ既述されており、本発明の範囲を限定するものとは解釈されてはならない。以下の実験は工業/商業規模にスケールアップすることができる。
実験1:拡散剤塩の調製:
A. ドデシルベンゼンスルフォン化 イソプロピルアンモニア塩の調製法 (99.9%)。
1 mmolの純度99.9 %DDBSAを添加して第一の丸底フラスコの中で15 ℃まで冷却し、これを氷槽に浸して冷却DDBSAを得た。1 mmolのIPAを添加して第二の丸底フラスコの中で10 ℃まで冷却し、これを氷槽に浸して冷却IPAを得た。次に冷却したIPAを流量3 ml/minで第一の丸底フラスコに滴下して添加した。冷却したDDBSAと冷却したIPAは15 ℃で2時間反応させ、 ドデシルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (99.9%)を得る。IPAを損失しないように反応温度を20 ℃未満に維持した。ドデシルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (99.9%)を得た後、第一の丸底フラスコをさらに4時間室温で攪拌して反応を確実に完了させた。
B. リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩(90%)の調製法。
1 mmolの純度90%のLABSAを添加して第一の丸底フラスコの中で15 ℃まで冷却し、氷浴して冷却したLABSAを得た。1 mmolのIPAを添加して第二の丸底フラスコの中で20 ℃まで冷却し、これを氷槽に浸して冷却IPAを得た。次に冷却したIPAを流量3 ml/minで冷却したLABSAを含む第一の丸底フラスコに滴下して添加した。冷却したLABSAと冷却したIPAを15 ℃で2時間反応させてリニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (90%)を得た。IPAを損失しないように反応温度を20 ℃未満に維持した。リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (90%)の生成後も第一の丸底フラスコを4時間室温で攪拌し反応を確実に完了させた。
C. リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩(96%)の調製法
1 mmolの純度96%のLABSAを添加して第一の丸底フラスコの中で15 ℃まで冷却し、氷浴して冷却したLABSAを得た。1 mmolのIPAを第二の丸底フラスコに添加して20 ℃まで冷却し、氷浴に浸したままにして 冷却したIPAを得た。次に冷却したIPAを流量3 ml/minで第一の丸底フラスコに滴下して添加した。冷却したLABSAと冷却したIPAを15 ℃で2時間反応させてリニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (96%)を得た。IPAを損失しないように反応温度を20 ℃未満に維持した。リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (96%)の生成後も第一の丸底フラスコを4時間室温で攪拌し反応を確実に完了させた。
D. オレイン酸イソプロピルアンモニア塩 (65%)の調製法。
1 mmolの純度65%のオレイン酸を第一の丸底フラスコに添加して25 ℃まで冷却してから氷浴して冷却したオレイン酸を得た。1.5 mmolのIPAを添加して第二の丸底フラスコの中で10 ℃まで冷却し、これを氷槽に浸して冷却IPAを得た。次に冷却したIPAを流量3 ml/minで第一の丸底フラスコに滴下して添加した。冷却したオレイン酸と冷却したIPAを15 ℃で2時間攪拌して反応させ、オレイン酸スルフォン化イソプロピルアンモニア塩(65%)を得た。IPAを損失しないように反応温度を20 ℃未満に維持した。リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (65%)を生成した後、第一の丸底フラスコを4時間室温で攪拌し続けて反応を確実に完了させた。
E. オレイン酸イソプロピルアンモニア塩(99%)の調製法。
1 mmolの純度99%のオレイン酸を第一の丸底フラスコに添加して25 ℃まで冷却してから氷浴して冷却したオレイン酸を得た。1.5 mmolのIPAを添加して第二の丸底フラスコの中で10 ℃まで冷却し、これを氷槽に浸して冷却IPAを得た。次に冷却したIPAを流量3 ml/minで第一の丸底フラスコに滴下して添加した。冷却したオレイン酸と冷却したIPAを15 ℃で2時間攪拌して反応させ、オレイン酸スルフォン化イソプロピルアンモニア塩(99%)を得た。IPAを損失しないように反応温度を20 ℃未満に維持した。リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (99%)を生成した後、第一の丸底フラスコを4時間室温で攪拌し続けて反応を確実に完了させた。
実験2:本発明による拡散剤組成の調製:
F. リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩(96%)とトリヘキシルテトラデシルフォスフォニウム・ビス(2,4,4トリメチルペンチル)ホスフィナートの拡散剤組成の調製法 bis(2,4,4trimethylpentyl)phosphinate.
実験1(C)で得たリニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩30 gをディーゼル70 gと混合した。以上のようにして得た溶液に4.17 gのトリヘキシルテトラデシルフォスフォニウム ビス(2,4,4トリメチルペンチル)ホスフィナート(イオン液)を攪拌しながら添加した。混合液が一様に均質な溶液になるまで攪拌を続けた。このようにして得た等質な溶液は104.17 gあり、これを固形堆積物の拡散と除去用組成として使用した。
G. リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (96%)とオレイン酸イソプロピルアンモニア塩にイオン液を加えた混合物を含む拡散剤組成の調製法。
実験1(C) で得た15 gのリニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩(96%) 混合物と実験1(D)で得たオレイン酸イソプロピルアンモニア塩15 gと70 gの ディーゼルを混合した。以上のようにして得た溶液に1.01 gのトリブチルメチルアンモニア メチル硫酸塩(イオン液)を攪拌しながら添加した。混合液が一様に均質な溶液になるまで攪拌を続けた。このようにして得た等質な溶液は101.01 gあり、これを固形堆積物の拡散と除去用組成として使用した。
H. ドデシルベンゼンスルフォン化-イソプロピルアンモニア塩とオレイン酸イソプロピルアンモニア塩にイオン液を加えた混合物を含む拡散剤組成の調製法
実験1(A)で得たドデシルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩(99.9%) 15 gと実験1(E)で得たオレイン酸イソプロピルアンモニア塩15 gを70 gのディーゼルと混合した。以上のようにして得た溶液に4.17 gのトリブチルメチルアンモニア メチル硫酸塩(イオン液)を攪拌しながら添加した。混合液が一様に均質な溶液になるまで攪拌を続けた。このようにして得た等質な溶液は104.17 gあり、これを固形堆積物の拡散と除去用組成として使用した。
I. リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (96%)とオレイン酸イソプロピルアンモニア塩にイオン液を加えた混合物を含む拡散剤組成の調製法。
実験1(C)で得たリニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩(96%) 15 gと実験1(E)で得たオレイン酸イソプロピルアンモニア塩15 gを70 gのディーゼルと混合した。以上のようにして得た溶液に4.17 gの トリブチルメチルアンモニア メチル硫酸塩 (イオン液)を攪拌しながら添加した。混合液が一様に均質な溶液になるまで攪拌を続けた。このようにして得た等質な溶液は104.17 gあり、これを固形堆積物の拡散と除去用組成として使用した。
J. リニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩 (96%)とオレイン酸イソプロピルアンモニア塩にイオン液を加えた混合物を含む拡散剤組成の調製法。
実験1(C)で得たリニアアルキルベンゼンスルフォン化イソプロピルアンモニア塩(96%) 15 gと実験1(E)で得たオレイン酸イソプロピルアンモニア塩15 gを70 gのディーゼルと混合した。このようにして得た溶液に 4.17 gのトリヘキシルテトラデシルフォスフォニウム ビス(2,4,4トリメチルペンチル)ホスフィナート(イオン液)を攪拌しながら添加した。混合液が一様に均質な溶液になるまで攪拌を続けた。このようにして得た等質な溶液は104.17 gあり、これを固形堆積物の拡散と除去用組成として使用した。
実験3:拡散剤組成の性能評価
実験1で調製したアンモニア塩を含む実験2で調製した拡散剤組成の効果性を硫化鉄のスケールで覆われた固定床上において拡散剤調製物を含む鉱物テレピン油(MTO)の流量を分析して評価した。
評価テスト装置と方法論:
図1に示すように、細流床システム(100)は次を含む:
・一組のカラム(B1とB2)に配管(T)を接続しU管構成に配置し、
・充填床
このU管構成を使ってサンプル組成の効果性を評価した(表1にまとめた)。カラム(B1)の1本に固形物(1〜6)の異なる層を充填してこれに一層の(1)、一層のアルミナボール(2と4)、一層のガラスウール(3)、一層の炭化ケイ素(5)、一層の硫化鉄(6)を積み上げて充填床式リアクターを形成した。殊に、硫化鉄層(6)は炭化ケイ素層(5)の上に置いた。
サンプルの密度や粘度、その他の物性に応じてこの種の充填を反復した(表1にまとめた)。充填床リアクターに詰めたアルミナボール(2と4)のサイズは実験対象のサンプルに応じて異なってよい(表1にまとめた)。サンプルの密度や粘度、その他の物性に応じて管(T)の長さはカラムのセット(B1とB2)間では異なる(表1にまとめた)
カラム(B1) (図1に示す)にはサンプルが実験中にカラム(B2)から溢れ出さない程度に充填した。硫化鉄(6)層を拡散して充填床リアクターに細流するためにサンプルが要した時間を記録して細流率を測定した。
この実験ではサンプルを濃度0.2 wt%のMTOに投与した。実験は表1に掲載した全サンプルで反復した。異なるサンプル組成の細流率を表1にまとめた。
表1より、MTOの細流率は拡散剤組成の量を変えて添加するにつれて拡散剤組成を添加しないときより改善された。
技術的進歩と経済的意義
上記に説明された本発明は以下の特性を有する組成の実現に限らず含む数個の技術的進歩を有する:
・リアクターと触媒床全体で減圧を削減する
・触媒の腐食を軽減することにより触媒の触媒活性を増大する
・硫化鉄、ガムなどの有機と無機のスケールや固形堆積物をリアクターと触媒床から効率よく除去することで処理能力を高める
・固形堆積物をより速く除去する
本明細書の以上の説明においては発明の範囲と目的を制限しない付帯実施形態を参照しつつ説明してきた。説明はあくまでも例示および図解のために行われる。
本発明の実施例ならびに様々な特長および優位性の詳細を限定することのない実施例を参照することによって以下に説明する。確立している既存のコンポーネントならびに処理技術についての説明は省略し、本発明の実施例についての理解を不要に困難にしないようにした。
前記の具体的実施形態に関する記述は、本発明の実施形態が持つ一般的性質をじゅうぶんに明らかにしているので、現状の知識を適用することにより、前記の一般的概念から乖離することなく前記の具体的実施形態を異なる用途のために変更および/または適合することができ、従って、適合や変更は本発明の実施形態と同等の物としての意味およびその範囲で理解されることが意図されるべきであり、意図されている。本明細書に使用されている句節の用法や用語は説明目的のためであって限定するために使用されてはいない。従って、本明細書に記載された実施例は優先的実施例に基いて説明されていると同時に、同分野の技能を有する者は本明細書に記載された実施例が本明細書で説明された実施例の意図および範囲で変更しても実践可能であることが認められる。
本明細書を一貫して用語「成す」「構成する」やその類語としての「組成する」または「なしている」は記載されている要素、整数または手順または要素、整数または手順の群を含むがその他の要素、整数または手順またはその他の要素、整数または手順の群を除くことことなくこれらを含むことを含意している。
「少なくとも」または「少なくとも1つの」という表現の使用は、1つまたは複数の目的物質または結果を得るために、本発明の実施例において使用される場合があることに従い、1つまたは複数の要素または成分または数量の使用を示唆している。
本明細書に含めた文書、行為、素材、デバイス、商品または同類のものについての議論は、本発明のための文脈を成す目的のためにのみ含まれている。任意のまたはすべての以上の事項が既知の発明技術の基礎の一部を構成する、または、本出願優先日以前に任意の場所に存在していた本発明関連分野における共有されている一般的知識である、という是認と解釈されてはならない。
本発明の原理を応用可能な多くの種類の実施形態が存在しうるので、ここに説明した実施形態は例示にすぎないことを把握すべきである。本発明の特定の特長を相当強調してきたが、異なる修正を行うことができ、また、本発明の原理から乖離することなく、優先実施形態には多くの変更が可能である。本発明または優先実施形態の特質を修正できることは本発明分野の専門的技能を有する者には明らかであって、この際、以上の説明的事項が単に本発明を説明するためのものであり、限定的なものとして解釈されてはならないことを明確に理解する必要がある。

Claims (11)

  1. リアクターの内壁、パイプラインの内壁、熱交換器、バルブ、触媒床の内壁の少なくとも一つから選ぶ場所からスケールや固形堆積物を除去するための拡散剤組成であって、前記の組成は次から成る:
    ・2 wt%〜60 wt%である少なくとも一つの拡散剤塩
    ・40 wt%〜85 wt%の範囲内である少なくとも一つの炭化水素であって前記の炭化水素を炭素原子数C1〜C50からなる群から選択する。
    ・0.1 wt%〜45 wt%の範囲である少なくとも一つの添加剤であって、前記の添加剤をイオン液のグループから選択する。
  2. 請求項1で請求される拡散剤組成であって、ここに前記の添加剤は1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・テトラフルオロホウ酸塩、トリブチルメチルアンモニア・ミエチル硫酸塩、1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・ヘクサフルオロリン酸塩、トリヘキシルテトラデシルフォスフォニウム・ビス(2,4,4トリメチルペンチル)ホスフィナートから成るグループから選択する少なくとも一つのものである。
  3. 請求項1で請求される拡散剤組成であって、ここに前記のスケールと固形堆積物は砂、粒状の物質、硫化鉄の粒子、有機ガムなどの少なくとも一つの有機や無機の堆積物から成る。
  4. 請求項1で請求される拡散剤組成の調製法であって、ここに前記の方法は以下の手順で構成する:
    a) 拡散剤塩の調製:
    ・一種類の酸を所定温度まで冷却して冷却した酸を得る。
    ・一種類の塩基を第二の初期設定温度まで冷却して冷却した塩基を得る。
    ・前記の冷却した塩基を前記の冷却した酸にかき混ぜながら所定の速さで第三の所定温度で所定時間添加して前記の拡散剤塩を得る。
    a) 少なくとも一つの炭化水素を少なくとも一つの拡散剤塩に第四の定温度で添加し、次に、少なくとも一つの添加剤を添加して前記の拡散剤組成を得る。
  5. 請求項4に請求する方法であって、ここに酸はリニアアルキルベンゼンスルフォン酸、乳酸、酢酸、ギ酸、オレイン酸、リノレン酸、パルミチン酸、クエン酸、尿酸から成るグループから選択する少なくとも一つのものである。
  6. 請求項4に請求する方法であって、ここに塩基はエチルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ピリジン、ピロリジン・イミダゾール、ピペリジン、ベンジミダゾール、ピラジン、アルキル・ピラジン、モルフォリンから成るグループから選択する少なくとも一つのものである。
  7. 請求項4において請求される方法であって、ここに、前記の:
    ・第一所定温度は-15〜25℃の範囲である。
    ・第二の所定温度は-10〜25℃の範囲である。
    ・第三の所定温度は-10〜25℃の範囲である。
    ・第四の所定温度は10〜45℃の範囲である。
  8. 請求項4において請求される方法であって、ここに、前記の:
    ・所定の流量範囲は1 ml/min〜100 ml/minである。
    ・所定回転数は500〜1000 rpmの範囲である。
    ・所定期間は2〜8時間の範囲である。
  9. 請求項4において請求される方法であって、ここに、前記の冷却した酸対前記の冷却した塩基のモル比は1:1である。
  10. リアクターの内壁、パイプラインの内壁、熱交換器、バルブ、触媒床の内壁の少なくとも一つから選ぶ場所からスケールや固形堆積物を削減する方法、前記の方法は次の手順から成る:
    ・所定量の拡散剤組成を所定量の少なくとも一つのプロセス流の中で温度範囲が15 ℃〜460 ℃、圧力範囲1 bar〜200 barで混合する。
    ・前記の拡散剤組成を前記の場所と接触させ、前記のスケールと固形堆積物を前記の場所から拡散して削減する。
  11. 請求項10で請求される方法であって、ここに、前記所定量の拡散剤組成は0.01 wt%〜25 wt%の範囲である。
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