JP2019506997A - 膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器およびその操作方法 - Google Patents

膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器およびその操作方法 Download PDF

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Abstract

膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器であって、前方/後方調整機構(33)を有する、大腿骨端の髄腔の髄内配置ガイド(1、27)と;前方/後方調整機構(33)に締結され、大腿骨端の前方面(10)および後方面(11、18)を参照して前方/後方調整機構(33)の前方/後方のオフセットを調整するように構成された後方回転参照サイジング冶具(8)と;前方/後方調整機構(33)にその後締結され、第1の切除(例えば24)を行うために第1の位置(例えば図10)においてかつ第2の切除(例えば37)を行う目的で第2の位置(例えば図11)において切断ブロックガイド(5)の前方/後方の位置決めを可能にする、切断ブロックガイド(5)の少なくとも1つの係止ピン(23)を受ける複数の位置参照開口部(21a〜21d)を備えるパンチカード(20)と、を備える、切断ガイド機器が提供される。【選択図】図30

Description

本発明は、膝プロテーゼ切断ガイドに関し、詳細には、必ずしも完全にではないが、膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器およびその操作方法に関する。
発明は、主として膝プロテーゼで/と共に用いるために開発され、この用途を参照して本明細書中以下で説明される。しかしながら、発明はこの特定の使用分野に限定されるものではないことが理解されよう。
膝プロテーゼの配置に先立って、大腿骨端は切除の必要がある。
手術中、必要とされる様々な切除を行う目的で、切断ガイドを利用して切断器具をガイドする。例えば、膝プロテーゼを受けるために大腿骨端を準備するには、5か所の大腿骨切除が必要とされ得る。5か所の大腿骨切除は、遠位切除、後方切除、後方面取り切除、前方切除および前方面取り切除を備え得る。膝プロテーゼの脛骨構成要素のためにさらなる近位脛骨切除も必要とされ得る。
既存の切断ガイド機器は、4か所までの大腿骨切除を行うことが可能な「4 in 1」切断ブロックを備える。しかしながら、つまり、遠位大腿骨切除および近位脛骨切除を行うのに、別の切断ブロックガイドが必要とされる。
さらに、既存の切断ブロックはサイズ固有であり、したがって、プロテーゼのサイズごとに、異なるサイズの別々の切断ブロックが必要とされる。例えば、8つの異なるサイズを有するある種のプロテーゼにおいて、8つの別々の切断ブロックが必要とされる。複数の切断ブロックを設けることは、切断ブロックは一般にワイヤカットされるという理由も含めて高額となる。
D1(US 5662656 A (WHITE)1997年9月2日)は、遠位大腿骨の端部をサイジングし遠位大腿骨を切除する機器を開示する。
しかしながら、D1の機器は、遠位大腿骨切除および前方大腿骨切除をガイドすることのみに使用することができるものであり、近位脛骨切除、前方面取り大腿骨切除、後方面取り大腿骨切除および後方大腿骨切除を行うのに用いることはできない。
切断ブロックガイドの数を好ましくは1つまで減らす、5か所の大腿骨切除および好ましくは遠位脛骨切除も行うことが可能な切断ガイド機器を有することは有利である。
本発明は、先にかつ他に示唆されたものを含む先行技術の欠点の少なくとも一部を克服するまたは実質的に改良するであろう、膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器およびその操作方法を提供すること、または代案を少なくとも提供することを目的とする。
本明細書中で任意の先行技術の情報が参照される場合、オーストラリアまたは任意の他の国において、そうした参照は、その情報が当分野の一般常識の一部を形成するという承認を構成するものではないことが理解されよう。
以下の実施形態では、膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器が記載される。
背景部分で先に示唆されたように、かつ、その後の記載から明らかであるように、機器は、先行技術の機器の場合のような異なるサイジング用の複数の切断ブロックという要件をなくす。具体的には、本明細書中で開示される機器は、膝プロテーゼ配置の目的で様々な大腿骨端切除を行うのに使用可能な単一の切断ブロックを備え、機器のコスト、複雑性およびメンテナンスを低減させる。機器はまた、先行技術のさらなる有利な点も提供する。
本発明の第1の態様によると、膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器であって、使用中に大腿骨端の髄腔内に挿入されるように構成された髄内配置ガイドであって、前方/後方調整機構を有する配置ガイドと;前方/後方調整機構に締結される後方回転参照サイジング冶具であって、使用中に前方/後方調整機構の前方/後方のオフセットを調整するように大腿骨端の前方面および後方面を参照するように構成された後方回転参照サイジング冶具と;前方/後方調整機構にその後締結されるパンチカードであって、第1の切除を行う目的で第1の位置における切断ブロックガイドの前方/後方の位置決めおよび第2の切除を行う目的で第2の位置における切断ブロックガイドの前方/後方の位置決めを可能にする目的で、切断ブロックガイドの少なくとも1つの係止ピンをその内部で受ける複数の位置参照開口部を備えるパンチカードと、を備える切断ガイド機器が提供される。
複数の開口部は、後方切除を行う目的で切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備え得る。
切断ガイド機器は、さらに、切断ブロックガイドを備え得、切断ブロックガイドは、後方切除をガイドするように構成された後方面を備え得る。
複数の開口部は、後方面取り切除を行う目的で切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備え得る。
切断ガイド機器は、さらに、切断ブロックガイドを備え得、切断ブロックガイドは、後方切除をガイドするように構成された後方面取りスロットを備え得る。
面取りスロットは分岐され得、それぞれ外側/内側のアクセス可能なスロット部を備える。
複数の開口部は、前方切除を行う目的で切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備え得る。
切断ガイド機器は、さらに、切断ブロックガイドを備え得、切断ブロックガイドは、前方切除をガイドするように構成された前方面を備え得る。
複数の開口部は、前方面取り切除を行う目的で切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備え得る。
切断ガイド機器は、さらに、切断ブロックガイドを備え得、切断ブロックガイドは、後方切除をガイドするように構成された面取りスロットを備え得る。
面取りスロットは分岐され得、それぞれ外側の/内側のアクセス可能なスロット部を備える。
前方/後方調整機構は、使用中に大腿骨端の前方/後方軸に沿って移動するように構成された摺動部材を備え得る。
摺動部材は、サイジング冶具と係合するように構成された配置ピンを備え得る。
後方回転参照サイジング冶具は、大腿骨端のサイジングを見積もるように構成されたサイズガイドを備え得る。
後方回転参照サイジング冶具は、前方基準位置および後方基準位置において配置ガイドと選択的に係合するように構成され得る。
後方回転参照サイジング冶具は、前方/後方調整機構を内部回転位置決めするスペーサを備え得る。
内部回転は、実質的に3°であってもよい。
後方回転参照サイジング冶具は、左膝および右膝の用途において選択的に位置決め可能であってもよい。
配置ガイドは、髄腔内に挿入されるロッドおよびロッドに締結された遠位の実質的に直交する配置ガイド部を備え得る。
ロッドは、大腿骨の内反に対応するために、配置ガイド部の垂直軸からオフセットして配向され得る。
内反は、実質的に6°であってもよい。
切断ガイド機器は、さらに、遠位切除を行う目的で切断ブロックガイドを配置するために配置ガイドと選択的に係合するように構成された直角のブラケットを備え得る。
直角は、切断ブロックガイドの位置決めを上/下軸沿いの特定の上オフセットにおいて制御するように構成された外側突出顆部接触フランジを備え得る。
上オフセットは、約9mmであってもよい。
切断ガイド機器は、さらに、切断ブロックガイドを備え得、切断ブロックガイドは、直角のブラケットの取り外しを可能にするために、切断ブロックガイドを大腿骨端に対してそれを通して締結する骨締結ピンを受ける複数の開口部を備え得る。
複数の開口部は、配置許容差を提供するために配列される。
配置許容差は、外側/内側の配置許容差であってもよい。
配置許容差は、上/下の配置許容差であってもよい。
配置許容差は、約2mmであってもよい。
別の態様によれば、大腿骨端切除の方法であって、髄内配置ガイドを配置することと;サイジング冶具を用いて配置ガイドの調整機構を調整することと;調整機構を基準にして切断ブロックガイドを第1の位置に配置することと;第1の切除を行うことと;調整機構を基準にして切断ブロックガイドを第2の位置に配置することと;第2の切除を行うこととを含む方法が提供される。
別の態様によれば、切除を行うための切断ブロックガイドであって、切断ブロックガイドは一般に矩形であり、上面、前方面、後方面および底面を画定するものであり、上面、前方面および後方面の1つ以上は、遠位大腿骨切除、前方大腿骨切除および後方大腿骨切除を行うために切断機器をガイドするように構成され;切断ブロックガイドは、後方面取り大腿骨切除を行うために切断機器をガイドするように構成された後方面取りスロットを有し;切断ブロックガイドは、前方面取り大腿骨切除を行うために切断機器をガイドするように構成された前方面取りスロットを有する、切断ブロックガイドが提供される。
後方面は、使用中に後方面が大腿骨の長軸に実質的に直交して配向され得るとき、遠位大腿骨切除を行うように構成され得る。
上面は、使用中に上面が脛骨の長軸に実質的に直交して配向され得るとき、近位脛骨切除を行うように構成され得る。
前方面は、前方大腿骨切除を行うために構成され得る。
後方面は、後方大腿骨切除を行うために構成され得る。
切断ブロックガイドは、使用中に切断ブロックガイドが、切除されている大腿骨の長軸に実質的に直交する直交軸沿いの2つ以上の位置にあり得るとき、前方大腿骨切除、後方大腿骨切除、後方面取り大腿骨切除および前方面取り大腿骨切除の2つ以上を行うように構成され得る。
切断ブロックガイドは、切断ブロックガイドが大腿骨を基準にして第1の位置にあり得るとき、後方切除および後方面取り切除を行うように構成され得る。
切断ブロックガイドは、切断ブロックガイドが大腿骨を基準にして第2の位置にあり得るとき、前方面取り切除を行うように構成され得る。
切断ブロックガイドは、切断ブロックガイドが大腿骨を基準にして第3の位置にあり得るとき、前方切除を行うように構成され得る。
発明の他の態様も開示される。
本発明の範囲に含まれ得る任意の他の形式にかかわらず、添付の図面を参照して開示の好ましい実施形態がただの例としてここで記載される。
大腿骨端の開口部を通して髄管内に挿入されている機器8の髄内配置ガイドの図である。 遠位切除を行うために切断ブロックを配置する目的で、配置ガイドに締結されている直角なブラケットの図である。 遠位切除を行う目的で、切断ブロックを、遠位顆部頂点から適切な上オフセット(実質的に9mmである)で配置するように挿入された角度の付いたブラケットの図である。 切断ブロックが留置された状態で直角のブラケットが取り外され、遠位切除が行われた図である。 遠位切除が行われた後の配置ガイドの再挿入の図である。 大腿骨端のサイジングの測定および配置ガイドの調整機構の調整の目的でスペーサを配置ガイドに締結する図である。 大腿骨端に対して配置ガイドを締結する骨固定ねじの挿入および配置ガイドの調整機構を係止する係止ねじの嵌め込みの図である。 配置ガイド上のパンチカードの配置の図である。 後方切除を行う目的での、パンチカードに対する切断ブロックの配置の図である。 後方面取り切除を行う目的での、パンチカードに対する切断ブロックの配置の図である。 前方面取り切除および前方切除を行う目的での、パンチカードに対する切断ブロックの配置の図である。 切除が行われた後の配置ガイドの取り外しの図である。 さらなる実施形態による切断ガイド機器の図である。 切断ガイド機器の図14〜20の利用の例示的な方法の図である。
開示による原則の理解を促進する目的で、ここで、図面に例示された実施形態が参照され、それを説明するのに特定の術語が用いられる。それによって開示の範囲のいかなる限定も意図されないことがそれでもやはり理解されよう。当分野におけるかつこの開示を所有する当業者が通常考え付くであろう、本明細書中に例示された発明の特徴の任意の変形およびさらなる修正、ならびに本明細書中に例示されたような開示の原則の任意の追加の適用は、開示の範囲内であると考えられよう。
膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器およびその操作方法に関する構造、システムおよび関連する方法が開示され記載される前提として、この開示は本明細書中に開示される特定の構成、プロセスステップおよび材料に限定されるものではなく多少異なり得ることが理解されよう。開示の範囲は特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されるので、本明細書中で用いられた用語は単に特定の実施形態を説明する目的で用いられ、限定を意図しないことも理解されよう。
開示の主題を記載しクレームするにおいて、以下の用語は、以下に記載された定義にしたがって用いられよう。
この明細書および添付の特許請求の範囲で用いられるように、単数形「a」「an」および「the」は、文脈によって特に明記されない限り、複数対象を含むことに留意すべきである。
本明細書中で用いられるように、用語「comprising(備える)」、「including(含む)」、「containing(含有する)」、「characterized by(を特徴とする)」およびそれらの文法的均等物は、追加の、記載されていない要素または方法のステップを排除しない包括的なまたは開放型の用語である。
以下の記載において、異なる実施形態における同様のまたは同一の参照番号は、同一のまたは同様の特徴を示すことに留意すべきである。
ここで図1を参照すると、膝プロテーゼ配置のための切除の用意ができている大腿骨端2が示される。
図では、髄内配置ガイド1は、大腿骨の髄腔内に挿入される。具体的には、管3は骨端2の遠位端を通して髄腔内まで穴があけられている。見ることができるように、配置ガイド1は、さらなる詳細を以下に記載するように、開口部3内に挿入されるロッド27、および直交遠位ガイド部28を備える。
ある実施形態では、ロッド27は、その挿入を助ける骨貫通端26で終端してもよい。
好ましい実施形態では、ロッドは、遠位ガイド部が正しく配向されるように、大腿骨の内反を説明するために遠位ガイド部28の垂直軸から実質的に6°オフセットする。
ここで、遠位切除を行う目的で、今度は図2を参照すると、直角の遠位大腿骨参照ガイド4は、配置ガイド1に摺動可能に係合される。遠位大腿骨参照ガイド4は、遠位切除を行う目的で切断ブロックガイド5を配置するために利用される。
具体的には、見ることができるように、遠位大腿骨参照ガイド4は、切断ブロックガイド5の配置の深さが顆部遠位面頂点を基準とするような外側突出顆部接触フランジ6を備える。これに関連して、ロッド27は、顆部接触フランジ6が下顆部頂点と接触するときまで開口部3内に挿入される。
遠位大腿骨参照ガイド4は、切断ブロックガイド5の対応するメス収容部29内に挿入されるように構成された上方に配向されたオス部46を備える。
オス部46は、遠位切除を行うために切断ブロックガイド5を下顆部頂点から適切なオフセットで配置するように、オス部46のメス収容部29内への移動を制限する下止め端部を備える。
ある実施形態では、遠位大腿骨参照ガイド4は、約9mmの遠位切除のために切断ブロックガイド5を配置するように構成される。
図3では、遠位大腿骨参照ガイド4の外側突出顆部接触フランジ6が遠位顆部頂点と接触し、したがって切断ブロックガイド5が適切に配置されると、締結ピン7は、切断ブロックガイド5を大腿骨端2の前方面に固定するために切断ブロックガイド5内に挿入される。示した実施形態では、切断ブロックの前方面に対して直角に貫通する2つの締結ピン7および切断ブロックガイド5のそれぞれ外側/内側面を通して実質的に45°で貫通するさらなる2つの締結ピン7を備える4つの締結ピン7が提供される。
ここで図4を参照すると、次いで遠位大腿骨参照ガイド4および配置ガイド1は取り外され、切断ブロックガイド5は、締結ピン7を介して、大腿骨端の前方面に締結された配置のままとなる。このやり方では、切断ブロックガイド5は、遠位切除8を行う目的で、下面31を提示する。
実施形態では、切断ブロックは、配置許容差のための複数の締結ピン開口部30を備える。具体的には、図4から見ることができるように、切断ブロックガイド5の前方面は、外側/内側の配置許容差および上/下の配置許容差を提供する目的で配置された複数の締結ピン開口部30を備える。ある実施形態では、締結ピン開口部30は、約2mmの配置許容差を提供するように実質的に2mm離れて配置され得る。
遠位切除8が行われた後、ここで図5を参照すると、配置ガイド1は開口部3内に再挿入される。
図5から見ることができるように、配置ガイド1は、以下にさらなる詳細を記載するように、切断ブロックガイド5の全位置の位置決めのためにレール34沿いに大腿骨端の前方/後方軸に沿って摺動するように構成された摺動部材32を備える。これに関連して、摺動部材33は、やはり以下にさらなる詳細を記載するように2つの突出した配置ガイドピン32を備える。
配置ガイド1は、レール34内の摺動部材33を係止する係止ピン12を備える。
ここで図6を参照すると、後方回転参照サイジング冶具9は、配置ガイド1の2つの突出した配置ガイドピン32の上に配置される。後方回転参照サイジング冶具9は、大腿骨端2のサイジングの目的でかつレール34内の摺動部材32の前方/後方のオフセットを調整するために用いられる。これに関連して、係止ピン12は、摺動部材33がレール34内で自在に摺動することを可能にするように緩いままとされる。
図6に示す実施形態では、外科医は後方参照を好み、したがって、配置ガイドピン32を後方参照開口部14に挿入している。一方、外科医が前方参照を好んだとしたら、外科医は、配置ガイドピン32を前方参照開口部15に挿入したであろう。
ガイドピン32をスペーサ9と係合させると、後方回転参照サイジング冶具9の実質的に馬蹄形の顆部接触基部18は、大腿骨顆部の後方面に接触し、反対側に配置された前方スタイラス10は、大腿骨の内面に突き当たる。
馬蹄形の基部18を配置するとき、スペーサ11は、約3°の内部回転をもたらすように提供され得る。実施形態では、スペーサ11は、左膝および右膝のプロテーゼに対して、馬蹄形の基部18の外側部材または後方部材のいずれかに選択的に配置することができるように取り外し可能である。
示した実施形態では、前方スタイラス10は、細長い開口部17、および前方スタイラス10の及ぶ範囲を制御する関連する締め付けノブ16を備える。前方スタイラスの遠位端35の反対側にグリップ36がある。
そのようにして、前方スタイラス10は、大腿骨の陥凹を引き起こす応力上昇の可能性を低減するように内部面取り切除の程度を推定するために上方に延ばされ得る。
さらに、ここで図7を参照すると、前方スタイラス10は、サイジングを行うために後退され得る。見ることができるように、後方回転参照サイジング冶具9は、大腿骨の見積もられたサイジングがそこから読み取られるサイジングルール13を備える。
図7に示すように、スペーサ9が配置されると、係止ねじ12は、摺動部材32をレール34に対してその内部で係止するように締め付けられる。さらに、さらなる骨固定ねじ19は、配置ガイド1のロッド27周りでの回転を妨げるように、配置ガイド1に挿入される。
ここで図8を参照すると、次いでパンチカード20が、配置ガイド1のガイドピン32に挿入される。具体的には、後方参照を利用するときガイドピン32は開口部22aを通して挿入され、一方前方参照を利用するときガイドピン32は開口部22bを通して挿入される。開口部22aおよび22bは、外科医をその適切な利用に関して助けるように、適切な印でマークされてもよい。
見ることができるように、パンチカード20は、前方切除を行う目的でのパンチ21a、前方面取り切除を行う目的でのパンチ21b、後方面取り切除を行う目的でのパンチ21cおよび後方切除を行う目的でのパンチ21dを備える複数のパンチ21を備える。
具体的には、後方切除を行う目的で、ここで図9を参照すると、切断ブロックガイド5は、パンチカード20上に挿入され、締結ピン23は、パンチ21d内に配置されるために、切断ブロックガイド5の遠位面を通して挿入される。
ここで図10を参照すると、切断ブロックガイド5の後方面は、後方切除24を行う目的で利用される。
その後、ここで図11を参照すると、締結ピン23は取り外され、切断ブロックガイド5は、締結ピン23が後方面取り切除37を行う目的でパンチ21c内に挿入されることを可能にするように、パンチカード20に沿って摺動される。
見ることができるように、切断ブロックガイド5は、後方面取り切除37を行うために切断器具をその内部で受ける目的で、実質的に45°でブロック5を横断する後方面取り切除スロット38を備える。見ることができるように、後方面取り切除スロット38は、切断ブロックガイド5の全幅にわたって延在するものではなく、むしろ、分岐してブロック5のそれぞれ外側/内側の端部で開口する。各面取り切除スロット38は、それぞれの顆部の切除を可能にするように、切断ブロックガイド5の正中線に向かって十分長く延在する。
ここで図12を参照すると、後方面取り切除37を行ったあと、前方切除39を行う目的で締結ピン23をパンチ21aに挿入することを可能にするように、ガイドブロック5をパンチカード20に沿って摺動されることを可能にするために、締結ピン23は再度取り外される。具体的には、切断ブロックガイド5の前方面は、前方切除39を行う目的で用いられる。
同様に、締結ピン23は、前方面取り切除25を行う目的でパンチ21b内に配置される。これに関連して、切断ブロックガイド5は同様に、前方面取り切除37を行うために切断ガイドをその内部で受ける目的で、内部面取り切除スロット40を備える。見ることができるように、前方面取り切除スロット40は、後方面取り切除スロット38に実質的に直交する。
5か所の切除を上記のやり方で行った後、今度は図13を参照すると、締め付けねじ19は緩められ、配置ガイド1は取り外される。
図14〜20は、さらなる実施形態による切断ガイド機器を示す。
図14は、このさらなる実施形態による切断ブロックガイド5を示す。すぐに分かるように、切断ブロックガイド5は、係止タブ41を含む。
切断ブロックガイド5は、先に示唆したように、遠位大腿骨切除、近位脛骨切除、前方大腿骨切除、前方大腿骨面取り切除、後方大腿骨面取り切除および後方大腿骨切除を含む6か所の切除をガイドすることが可能である。
図15は、ロッド27および直交遠位ガイド部28を示す。直交遠位ガイド部28は、外反配向を判定するのに用いられるロッド27の直交軸から6°に配向される。
図16は、切除される遠位大腿骨の量を判定するのに利用される遠位大腿骨参照ガイド4を示す。
図17は、前方スタイラス10を備えた後方回転参照サイジング冶具9を示し、冶具9およびスタイラス10は、切断ガイド5を用いて行われる大腿骨切除の外部回転の程度および大腿骨のサイズをガイドする。
図18Aは、ロッド27の直交遠位ガイド部28と係合するパンチカード20を示し、図18Bは、係止タブ41を利用してパンチカード20に固定されているかつ締結ピン7を利用して切除される大腿骨上のあるべき位置に保持されている切断ブロックガイド5を示す。
図19は、脛骨近位切除を行うために切断ブロックガイド5をロッド27に結合させるのに利用される脛骨間カプラ42を示す。
図20は、髄内ロッド27を使用せずに、切断ブロックガイド5を標準的な足首クランプ45に装着するのに用いられる髄外脛骨カプラ43を示す。
ここで、図14〜20に提供されたさらなる実施形態によるガイド1の利用の方法を説明するために、遠位大腿骨参照ガイド4がロッド27の6°外反オフセット直交遠位ガイド部28に装着される図21をここで参照する。見ることができるように、参照ガイド4は、ガイド部28上へ摺動する。
図22は、穴をあけられた髄内管、および管内に挿入された、大腿骨参照ガイド4が装着されたロッド27を示す。
先に示唆されたように、直交遠位ガイド部28は、ロッド27の直交軸から6°の外反オフセットを有し、左膝または右膝における管内で反転させることができる。
図23を参照すると、切断ブロックガイド5は、遠位切断を行う目的で、参照ガイド4に装着される。
切断ブロックガイド5を参照ガイド4に装着するために、タブ41は、切断ブロックが遠位大腿骨参照ガイド4のオス部46上に摺動することを可能にするように引っ張られ、配置がなされると、タブ41は離されて、オス部46を図24に実質的に示したように捉える。
図24では、遠位大腿骨参照ガイド4は、切断ブロックガイド5を適切に配置するように、遠位顆部に押し付けられる。遠位大腿骨参照ガイド4および切断ブロックガイド5は、9mmの切除を提供するように構成される。
ここで図25を参照すると、切断ブロックガイド5が遠位大腿骨参照ガイド4を基準として適切に配置された状態で、切断ブロックガイド5は締結ピン7を用いてあるべき場所に固定され、係止タブ4は遠位大腿骨参照ガイド4およびロッド27の解除を可能にするように引っ張られる。
図26は、切断ブロックガイド5の遠位面47を基準として行われた遠位切除48を示す。
図27は、髄内ロッド27の大腿管への再挿入、およびサイジング冶具9の、直交遠位ガイド部28の摺動可能な配置ピン32への配置を示す。サイジング冶具9は、ピン32の適所にぴったりと合う。
図28は、大腿骨のサイジングおよび回転を判定するように前方縁および後方顆部をそれぞれ参照するのに用いられている冶具9のスタイラス10および足部48を示す。大腿骨のサイジングは、サイジングルール52上のインジケータ51の位置を利用して読み取られ得る。
図28を参照すると、正しいサイズおよび回転が判定された状態で、係止ピン49はドライバ50を用いてサイジング冶具9に押し込まれて、摺動可能な配置ピン32の位置を固定する。
ここで図30を参照すると、配置ピン32から取り外されたサイジング冶具9が示され、配置ピン32は係止ピン49を利用してあるべき位置で固定されている。
サイジング冶具9が取り外されると、サイジングルール52から判定されたサイジングに対応するパンチカード9が選択される。具体的には、パンチカード20は、3〜8のサイズで提供され得、適切なサイズが選択されると、パンチカード29は配置ピン32上に配置される。
ここで図32を参 照すると、サイズが合う切断ブロックガイド5は、パンチカード20上に配置され、係止タブ41を利用して、切断ブロックガイド5をパンチカード20の一番低いホールセットを基準として配置する。
図33は、後方切除および後方面取り切除を行うために切断ブロックガイド5を一番低いホールセットを基準として固定するための締結ピン7の配置を示す。
具体的には、切断ブロックの遠位面47を利用して後方切除51を行い、後方面取りスロット54を用いて、後方面取り切除53を行う。
図34は、切断ブロックガイド5がパンチカード20の真ん中のホールセットの位置までパンチカード22に沿って前方に摺動することが可能となるように係止タブ41を引っ張ることを示し、切断ブロックガイド5は締結ピン7を利用して再度固定される。
この位置で、前方面取り切除56が、前方面取りスロット55を利用して行われる。
図35は、繰り返されているプロセスを示し、切断ブロックガイド5は、切断ブロックガイド5の前方面58を利用して前方切除57を行うために最も高いホールセットに位置するようにパンチカード20に沿ってさらに摺動される。
ダウンサイジングが必要である場合、次に小さいパンチカード20を配置ピン32上に配置し、プロセスを繰り返すことができることに留意すべきである。
図36は、切除された大腿骨から取り外されるロッド27を示す。
図37をここで参照すると、近位脛骨切除を行うことが示され、切断ブロックガイド5は、遠位切除を行うために次いで固定することができる切断ブロックガイド5の正しい位置決めを可能にするように伸縮式である脛骨髄外ロッド43に組み付けられる。代替として、脛骨髄内ガイド42は、髄内脛骨ロッド27と併せて利用され得る。
図14に戻って、切断ブロックガイド5の様々な面のさらなる詳細を再度検討する。具体的には、そして配向参照の便利のために、上面61、底面62、後方面59および前方面60を備える切断ブロックガイド5が示される。
先に示唆されたように、後方面59は、後方面59が大腿骨の長軸に実質的に直交して配向されるとき、遠位大腿骨切除を行うために利用される。
次いで、切断ブロックガイド5は、使用中に上面61が脛骨の長軸に実質的に直交して配向されるとき、近位脛骨切除を行うように構成される。
切断ブロックガイド5は、さらに、前方面60は前方大腿骨切除を行うためであり後方面59は後方大腿骨切除を行うために用いられるように、構成される。
切断ブロックガイド5は、後方面取り切除を行うために用いられる後方面取りスロット54および前方面取り切除を行うために用いられる前方面取りスロット55を備える。
上述したように、切断ブロックガイド5は、使用中に切断ブロックガイドが、切除されている大腿骨の長軸に実質的に直交する直交軸沿いの2つ以上の位置にあるとき、前方大腿骨切除、後方大腿骨切除、後方面取り大腿骨切除および前方面取り大腿骨切除の2つ以上を行うように構成される。
好ましくは、後方切除および後方面取り切除は、切断ブロックガイド5が直交軸沿いに大腿骨を基準としてパンチカード20上の第1の位置にあるときに行われ、前方面取り切除は、切断ブロックガイドが直交軸沿いに大腿骨を基準としてパンチカード20上の第2の位置にあるときに行われ、前方切除は、切断ブロックガイド5が直交軸沿いに大腿骨を基準としてパンチカード20上の第3の位置にあるときに行われる。
代替の実施形態では、切断ブロックガイド5は、様々な切除が本明細書中に記載された実施形態の目的範囲内の他の位置で行われるように構成され得る。
解釈
実施形態
この明細書全体にわたって「1つの実施形態」または「ある実施形態」への言及は、実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、この明細書全体にわたって様々な箇所における「1つの実施形態では」または「ある実施形態では」というフレーズの出現は、必ずしもすべてが同一の実施形態に言及するものではないが、そうであってもよい。さらに、特定の特徴、構造または特性は、1つ以上の実施形態において、この開示から当業者に明らかなように、任意の適切なやり方で組み合わされ得る。
同様に、発明の例示的な実施形態の上記の説明では、発明の様々な特徴は、開示を合理化し様々な発明の態様の1つ以上の理解を助ける目的で、単一の実施形態、図またはその説明でまとめられることもあることが理解されるべきである。しかしながら、開示のこの方法は、クレームされた発明が各請求項に明確に記載されたものより多くの特徴を必要とするという意図を反映するとして解釈されるものではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、発明の態様は、単一の前述の開示された実施形態の全ての特徴より少ない特徴にある。したがって、具体的な実施形態の詳細な説明に続く特許請求の範囲は、各請求項がこの発明の別々の実施形態として自立している状態で、具体的な実施形態のこの詳細な説明に本明細書によって明示的に組み込まれる。
さらに、本明細書中に記載された一部の実施形態は、他の実施形態に含まれる特徴の一部のみを含むが、当業者に理解されるように、異なる実施形態の特徴の組み合わせは、発明の範囲内にあることを意味し、異なる実施形態を形成する。例えば、以下の特許請求の範囲では、クレームされた実施形態のいずれかを任意の組み合わせで用いることができる。
対象の様々な例
本明細書中で用いられるように、特に指定されない限り、共通の対象を記載する順序を示す形容詞「第1の」、「第2の」、「第3の」などの使用は、同様の対象の様々な例が言及されていることを単に示し、そのように記載された対象が、時間的に、空間的に、序列でまたは任意の他の方法のいずれかで所与の順序にあることを示す意図はない。
具体的な詳細
本明細書中に提供された記載では、多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、発明の実施形態はこれらの具体的な詳細なしで実施され得ることが理解される。他の例では、この記載の理解を妨げないために、既知の方法、構造および技術は詳細に示されていない。
用語
図面に例示された発明の好ましい実施形態を記載するにおいて、具体的な用語が明確さのために用いられる。しかしながら、発明は、そのように選択された具体的な用語に限定されることを意図せず、各具体的な用語は同様の技術的目的を達成する同様の方法で働くあらゆる技術的均等物を含むことが理解されよう。「前方」、「後方」、「径方向に」、「周辺に」、「上方に」、「下方に」などといった用語は、基準点を提供するための便利な単語として用いられ、限定する用語として解釈されない。
ComprisingとIncluding
以下の特許請求の範囲でかつ発明の前述の記載では、文脈が表現言語または必然的含意によって特に要求しない限り、単語「comprise」、または「comprises」あるいは「comprising」などのバリエーションは包括的な意味で用いられる、すなわち、発明の様々な実施形態において、記載された特徴の存在を指定するが、さらなる特徴の存在または追加を除外しない。
本明細書中で用いられるincludingまたはwhich includesまたはthat includesという用語のいずれか1つもまた、用語に続く要素/特徴を少なくとも含むがその他を排除しないことをやはり意味する開放型用語である。したがって、includingは、comprisingと同義語でありcomprisingを意味する。
発明の範囲
かくして、発明の好ましい実施形態であると考えられるものが記載されてきたが、当業者は、それに対して他のかつさらなる修正が、発明の精神から逸脱せずになされ得ることを理解し、そうした変更および修正のすべてを発明の範囲内にあるとしてクレームすることが意図される。例えば、先に与えられた任意の方法は、用いられ得る手順を単に表すものである。機能性はブロック図に追加または削除され得、動作は機能ブロック間で交換され得る。ステップは、本発明の範囲内で記載された方法に追加または削除され得る。
発明は具体例を参照して記載されてきたが、発明は多くの他の形式で具現化され得ることが当業者によって理解されよう。
記載された構成は整形外科業界で利用可能であることが上記から明らかである。

Claims (39)

  1. 膝プロテーゼ配置のための大腿骨端切除用の髄内ベースかつ全位置に位置決め可能な切断ガイド機器であって、
    使用中に大腿骨端の髄腔内に挿入されるように構成された髄内配置ガイドであって、前方/後方調整機構を有する配置ガイドと、
    前記前方/後方調整機構に締結される後方参照サイジング冶具であって、使用中に前記前方/後方調整機構の前記前方/後方のオフセットを調整するように前記大腿骨端の前方面および後方面を参照するように構成された、後方回転参照サイジング冶具と、
    前記前方/後方調整機構にその後締結されるパンチカードであって、第1の切除を行う目的で第1の位置における、かつ、第2の切除を行う目的で第2の位置における切断ブロックガイドの前記前方/後方の位置決めを可能にするために、前記切断ブロックガイドの少なくとも1つの係止ピンをその内部で受ける複数の位置参照開口部を備えるパンチカードと、を備える切断ガイド機器。
  2. 前記複数の開口部が、後方切除を行う目的で前記切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  3. 前記切断ブロックガイドをさらに備え、前記切断ブロックガイドは、前記後方切除をガイドするように構成された後方面を備える、請求項2に記載の切断ガイド機器。
  4. 前記複数の開口部が、後方面取り切除を行う目的で前記切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  5. 前記切断ブロックガイドをさらに備え、前記切断ブロックガイドは、前記後方切除をガイドするように構成された後方面取りスロットを備える、請求項4に記載の切断ガイド機器。
  6. 前記面取りスロットが分岐して、それぞれ外側/内側のアクセス可能なスロット部を備える、請求項5に記載の切断ガイド機器。
  7. 前記複数の開口部が、前方切除を行う目的で前記切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  8. 前記切断ブロックガイドをさらに備え、前記切断ブロックガイドは、前記前方切除をガイドするように構成された前方面を備える、請求項7に記載の切断ガイド機器。
  9. 前記複数の開口部が、前方面取り切除を行う目的で前記切断ブロックガイドを配置するために配置された開口部を備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  10. 前記切断ブロックガイドをさらに備え、前記切断ブロックガイドは、前記後方切除をガイドするように構成された面取りスロットを備える、請求項8に記載の切断ガイド機器。
  11. 前記面取りスロットが分岐して、それぞれ外側/内側のアクセス可能なスロット部を備える、請求項10に記載の切断ガイド機器。
  12. 前記前方/後方調整機構が、使用中に前記大腿骨端の前方/後方軸に沿って移動するように構成された摺動部材を備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  13. 前記摺動部材が、前記サイジング冶具と係合するように構成された配置ピンを備える、請求項12に記載の切断ガイド機器。
  14. 前記後方回転参照サイジング冶具が、前記大腿骨端の前記サイジングを見積もるように構成されたサイズガイドを備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  15. 前記後方回転参照サイジング冶具が、前方参照位置および後方参照位置で前記配置ガイドと選択的に係合するように構成された、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  16. 前記後方回転参照サイジング冶具が、前記前方/後方調整機構を内部回転位置決めするスペーサを備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  17. 前記内部回転が実質的に3°である、請求項16に記載の切断ガイド機器。
  18. 前記後方回転参照サイジング冶具が、左膝および右膝の用途において選択的に配置可能である、請求項16に記載の切断ガイド機器。
  19. 前記配置ガイドが、前記髄腔内に挿入されるロッドおよび前記ロッドに締結された遠位の実質的に直交する配置ガイド部を備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  20. 前記ロッドが、大腿骨の内反に対応するために、前記配置ガイド部の垂直軸からオフセットして配向された、請求項19に記載の切断ガイド機器。
  21. 前記内反が実質的に6°である、請求項20に記載の切断ガイド機器。
  22. 遠位切除を行う目的で切断ブロックガイドを配置するために前記配置ガイドに選択的に係合するように構成された直角のブラケットをさらに備える、請求項1に記載の切断ガイド機器。
  23. 前記直角が、前記切断ブロックガイドの前記位置決めを前記上/下軸沿いの特定の上オフセットにおいて制御するように構成された外側突出顆部接触フランジを備える、請求項22に記載の切断ガイド機器。
  24. 前記上オフセットが約9mmである、請求項23に記載の切断ガイド機器。
  25. 前記切断ブロックガイドをさらに備え、前記切断ブロックガイドは、前記直角のブラケットの取り外しを可能にするために、前記大腿骨端に対して前記切断ブロックガイドを締結する骨固定ピンを、それを通して受ける複数の開口部を備える、請求項22に記載の切断ガイド機器。
  26. 前記複数の開口部が配置許容差を提供するために配列された、請求項25に記載の切断ガイド機器。
  27. 前記配置許容差が外側/内側の配置許容差である、請求項26に記載の切断ガイド機器。
  28. 前記配置許容差が上/下の配置許容差である、請求項26に記載の切断ガイド機器。
  29. 前記配置許容差が約2mmである、請求項26に記載の切断ガイド機器。
  30. 請求項1でクレームされた前記切断ガイド機器を用いた大腿骨端における方法。
  31. 切除を行う切断ブロックガイドであって、前記切断ブロックガイドは一般に矩形であり上面、前方面、後方面および底面を画定するものであり、
    前記上面、前方面および後方面の1つ以上は、遠位大腿骨切除、前方大腿骨切除および後方大腿骨切除を行うために切断機器をガイドするように構成され、
    前記切断ブロックガイドは、後方面取り大腿骨切除を行うために切断機器をガイドするように構成された後方面取りスロットを有し、
    前記切断ブロックガイドは、前方面取り大腿骨切除を行うために切断機器をガイドするように構成された前方面取りスロットを有する、切断ブロックガイド。
  32. 前記後方面が、使用中に前記後方面が大腿骨の長軸に実質的に直交して配向されるとき、前記遠位大腿骨切除を行うように構成された、請求項31に記載の切断ブロックガイド。
  33. 前記上面が、使用中に前記上面が脛骨の長軸に実質的に直交して配置されるとき、前記近位脛骨切除を行うように構成された、請求項31に記載の切断ブロックガイド。
  34. 前記前方面が前記前方大腿骨切除を行うように構成された、請求項31に記載の切断ブロックガイド。
  35. 前記後方面が前記後方大腿骨切除を行うように構成された、請求項31に記載の切断ブロックガイド。
  36. 前記切断ブロックガイドが、使用中に前記切断ブロックガイドが、切除されている大腿骨の長軸に実質的に直交した直交軸沿いの2つ以上の位置にあるとき、前記前方大腿骨切除、後方大腿骨切除、後方面取り大腿骨切除および前方面取り大腿骨切除の2つ以上を行うように構成された、請求項31に記載の切断ブロックガイド。
  37. 前記切断ブロックガイドが、前記切断ブロックガイドが大腿骨を基準として第1の位置にあるとき、前記後方切除および後方面取り切除を行うように構成された、請求項36に記載の切断ブロックガイド。
  38. 前記切断ブロックガイドが、前記切断ブロックガイドが前記大腿骨を基準として第2の位置にあるとき、前記前方面取り切除を行うように構成された、請求項37に記載の切断ブロックガイド。
  39. 前記切断ブロックガイドが、前記切断ブロックガイドが前記大腿骨を基準として第3の位置にあるとき、前記前方切除を行うように構成された、請求項37に記載の切断ブロックガイド。
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