JP2019506961A5 - - Google Patents

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各刺激に従って唾液中におけるSMR1のレベルも増加した。図11は、ラット1及びラット2の両方について各刺激中に採取された唾液のウェスタンブロットを示す(1レーン当たり等しい全タンパク質を負荷した)。各刺激の結果、SMR1のレベルは順に増加した。ウェスタンブロットでは等しい全タンパク質が負荷されたので、このことは、全タンパク質含有率における増加に加えて図10で示されている。したがって、CSCの電気刺激は、唾液の産生を増加させることに加えて、全タンパク質含有率及び抗炎症性ペプチドSMR1のレベルを増加させる。
本発明は、以下の態様を含む。
[項1]
対象における口腔乾燥症を処置する装置又はシステムであって、
シグナルを対象の上頸神経節(SCG)に印加するように各々構成された、トランスデューサーを含む1つ以上の神経インターフェイス素子、及び
シグナルが上頸神経節におけるニューロンの神経活動を刺激して、対象の唾液産生の増加及び/又は唾液中の抗炎症性ペプチドの増加を生じさせるように、1つ以上の神経インターフェイス素子の各々により印加されるシグナルを制御する、1つ以上の神経インターフェイス素子と作動的に結合した制御器
を含む、装置又はシステム。
[項2]
対象の上頸神経節(SCG)における神経活動を刺激する装置又はシステムであって、
シグナルを対象の上頸神経節(SCG)に印加するように各々構成された、トランスデューサーを含む1つ以上の神経インターフェイス素子、及び
シグナルがSCGの神経活動を刺激して、対象の唾液産生の増加及び/又は唾液中の抗炎症性ペプチドの増加を生じさせるように、1つ以上の神経インターフェイス素子の各々により印加されるシグナルを制御する、1つ以上の神経インターフェイス素子と作動的に結合した制御器
を含む、装置又はシステム。
[項3]
対象におけるシェーグレン症候群を処置する装置又はシステムであって、
シグナルを対象の上頸神経節(SCG)に印加するように各々構成された、トランスデューサーを含む1つ以上の神経インターフェイス素子、及び
シグナルが前記上頸神経節におけるニューロンの神経活動を刺激して、対象の唾液産生の増加及び/又は唾液中の抗炎症性ペプチドの増加を生じさせるように、1つ以上の神経インターフェイス素子の各々により印加されるシグナルを制御する、1つ以上の神経インターフェイス素子と作動的に結合した制御器
を含む、装置又はシステム。
[項4]
前記1つ以上の神経インターフェイス素子が、シグナルをSCGの神経節前及び/又は神経節後ニューロンに印加するように構成されている、項1又は2に記載の装置又はシステム。
[項5]
前記シグナルが、唾液腺を神経支配するニューロンにおける神経活動を選択的に刺激する、項1〜4のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項6]
前記シグナルが、顎下腺を神経支配するニューロンにおける神経活動を選択的に刺激する、項1〜5のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項7]
1つ以上のトランスデューサーの各々により印加されるシグナルが、電気シグナル、電磁シグナル、光シグナル、機械的シグナル、超音波シグナル及び熱的シグナルから独立して選択される、項1〜6のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項8]
1つ又は複数の前記シグナルが電気シグナルであり、前記シグナルを印加するように構成された1つ以上のトランスデューサーが電極である、項1〜7のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項9]
前記シグナルが、1Hz〜1kHzの範囲、1〜500Hz、1〜200Hz、1〜100Hz、1〜50Hz、1〜20Hz、1〜10Hz、5〜10Hz、場合により5Hz又は7.5Hzの周波数を有する直流(DC)又は交流(AC)の波形を含む、項8に記載の装置又はシステム。
[項10]
前記シグナルが、0.001〜5ms、0.01〜5ms、0.1〜5ms、1〜5ms、1〜2ms、場合により2msのパルス持続時間を有する1つ以上のDC又はAC波形を含む電気シグナルである、項8又は9に記載の装置又はシステム。
[項11]
前記シグナルが、10〜2000μA、20〜1000μA、50〜1000μA、100〜1000μA、500〜1000μA、500〜800μA、場合により800μAの電流を有する、項8〜10のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項12]
前記唾液の産生における増加及び/又は抗炎症性ペプチドの産生における増加が、唾液の体積の増加、唾液腺からの唾液分泌の増加、顎下腺からの唾液分泌の増加、全身性炎症の減少、口の炎症の減少、抗炎症性ペプチド分泌の増加、顎下腺による抗炎症性ペプチド発現の増加、SMR1もしくはそのヒト相同体産生の増加及び/又はそれらから誘導されたペプチドの増加、CABS1、オピオルフィンの産生の増加、及び/又はそれらから誘導されたペプチドの増加の1つ以上を含む、項1〜11のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項13]
前記制御器が、シグナルを印加する対象により制御可能である、項1〜12のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項14]
1つ以上のトランスデューサーがシグナルを印加した結果としての神経活動における刺激が、実質的に持続性である、項1〜13のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項15]
前記神経活動における刺激が一時的である、項1〜13のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項16]
前記神経活動における刺激が矯正的である、項1〜15のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項17]
前記装置が、対象への少なくとも部分的埋め込み、場合により対象への完全埋め込みに適している、項1〜16のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
[項18]
i.対象に、項1〜17のいずれか一項に記載の装置を埋め込むステップ、
ii.前記装置の少なくとも1つのトランスデューサーを、対象の上頸神経節(SCG)とシグナル伝達接触させて配置するステップ、
iii.前記装置を起動するステップ
を含む、対象における口腔乾燥症を処置する方法。
[項19]
前記口腔乾燥症がシェーグレン症候群と関連する、項18に記載の方法。
[項20]
i.対象に、項1〜17のいずれか一項に記載の装置を埋め込むステップ、
ii.前記装置の少なくとも1つのトランスデューサーを、対象の上頸神経節(SCG)とシグナル伝達接触させて配置するステップ、
iii.前記装置を起動するステップ
を含む、対象におけるシェーグレン症候群を処置する方法。
[項21]
ステップ(ii)が、第1のトランスデューサーを、前記対象の左上頸神経節とシグナル伝達接触させて配置すること、及び第2のトランスデューサーを、前記対象の右上頸神経節とシグナル伝達接触させて配置することをさらに含み、第1のシグナルは、前記対象の左上頸神経節に第1トランスデューサーにより印加され、第2のシグナルは、前記対象の右上頸神経節に、第2のトランスデューサーにより印加される、項18〜20のいずれか一項に記載の方法。
[項22]
1つ又は複数の前記シグナルがSCGの神経節前ニューロンに印加される、項18〜21のいずれか一項に記載の方法。
[項23]
1つ又は複数の前記シグナルがSCGの神経節後ニューロンに印加される、項18〜22のいずれか一項に記載の方法。
[項24]
項21に従属する場合に、前記第1及び第2のトランスデューサーが同じ装置の一部である、項21及び22〜23のいずれか一項に記載の方法。
[項25]
項21に従属する場合に、前記第1のシグナル及び第2のシグナルが独立して選択される、項21及び22〜24のいずれか一項に記載の方法。
[項26]
項21に従属する場合に、前記第1のシグナル及び前記第2のシグナルが同じシグナルである、項21及び22〜23のいずれか一項に記載の方法。
[項27]
対象における口腔乾燥症を処置する方法であって、シグナルを前記対象の上頸神経節のニューロンに印加して、対象における前記ニューロンにおける神経活動を刺激するステップを含む方法。
[項28]
前記口腔乾燥症がシェーグレン症候群と関連する、項25に記載の方法。
[項29]
対象におけるシェーグレン症候群を処置する方法であって、シグナルを前記対象の上頸神経節のニューロンに印加して、対象における前記ニューロンにおける神経活動を刺激するステップを含む方法。
[項30]
前記シグナルが、唾液腺及び/又は顎下腺を神経支配するニューロンにおける神経活動を選択的に刺激する、項27〜29のいずれか一項に記載の方法。
[項31]
前記シグナルが、SCGの1つ以上の神経節前ニューロン及び/又は神経節後ニューロンにおける神経活動を刺激する、項27〜30のいずれか一項に記載の方法。
[項32]
前記シグナルが、前記シグナルを印加するように構成された1つ以上の神経インターフェイス素子を含む神経調整装置又はシステムにより印加される、項27〜31のいずれか一項に記載の方法。
[項33]
前記神経調整装置が、前記対象に少なくとも部分的に埋め込まれ、場合により前記対象に完全に埋め込まれる、項32に記載の方法。
[項34]
状態の処置が、測定可能な生理学的パラメーターにおける改善により示され、前記測定可能な生理学的パラメーターは、全身性な交感神経の緊張、唾液の体積、唾液の全タンパク質/ペプチド濃度、唾液の抗炎症性タンパク質/ペプチド濃度、唾液腺からの分泌、顎下腺からの分泌、口の炎症のレベル、シグナルが印加される神経における神経活動のプロファイルの少なくとも1つである、項27〜33のいずれか一項に記載の方法。
[項35]
前記神経活動における調整が実質的に持続性である、項27〜34のいずれか一項に記載の方法。
[項36]
前記神経活動における調整が一時的である、項27〜34のいずれか一項に記載の方法。
[項37]
前記神経活動における調整が矯正的である、項27〜36のいずれか一項に記載の方法。
[項38]
前記印加されるシグナルが、電気シグナル、電磁シグナル、光シグナル、機械的シグナル、超音波シグナル又は熱的シグナルである、項27〜37のいずれか一項に記載の方法。
[項39]
前記シグナルが電気シグナルであり、前記シグナルが神経調整装置により印加される場合、前記シグナルを印加するように構成された1つ以上のトランスデューサーが電極である、項38に記載の方法。
[項40]
前記電気シグナルが、1Hz〜1kHzの範囲、1〜500Hz、1〜200Hz、1〜100Hz、1〜50Hz、1〜20Hz、1〜10Hz、5〜10z、場合により5Hz又は7.5Hzの周波数を有する直流(DC)又は交流(AC)波形を含む、項39に記載の方法。
[項41]
前記シグナルが、0.001〜5ms、0.01〜5ms、0.1〜5ms、1〜5ms、1〜2ms、場合により2msのパルス持続時間を有する1つ以上のDC又はAC波形を含む、項39〜40のいずれか一項に記載の方法。
[項42]
前記シグナルが、10〜2000μA、20〜1000μA、50〜1000μA、100〜1000μA、500〜1000μA、500〜800μA、場合により800μAの電流を有する、項39〜41のいずれか一項に記載の方法。
[項43]
対象の1種以上の生理学的パラメーターを検出するステップをさらに含み、前記シグナルは、検出された生理学的パラメーターが、予め定められた閾値と一致するか又はそれを超える場合にのみ印加される、項27〜42のいずれか一項に記載の方法。
[項44]
1種以上の検出された生理学的パラメーターが、全身性な交感神経の緊張、唾液の体積、唾液の全タンパク質/ペプチド濃度、唾液の抗炎症性タンパク質/ペプチド濃度、唾液腺からの分泌、顎下腺からの分泌から選択される、項43に記載の方法。
[項45]
前記検出された生理学的パラメーターが、対象の上頸神経節における活動電位である、項43に記載の方法。
[項46]
前記シグナルが、前記対象の指示で前記制御器により印加される、項27〜42のいずれか一項に記載の方法。
[項47]
前記シグナルが、神経調整装置により印加される場合、前記神経調整装置は、前記1種以上の生理学的パラメーターを検出するように構成された1つ以上の検出器をさらに含む、項43〜46のいずれか一項に記載の方法。
[項48]
第1のシグナルが、前記対象の左上頸神経節に印加され、第2のシグナルが、前記対象の右上頸神経節に印加される、項27〜47のいずれか一項に記載の方法。
[項49]
前記第1のシグナル及び第2のシグナルが独立して選択される、項48に記載の方法。
[項50]
前記第1のシグナル及び前記第2のシグナルが同じシグナルである、項48に記載の方法。
[項51]
前記シグナルが神経調整装置により印加される場合に、各シグナルが、同じ神経調整装置により印加される、項48〜50のいずれか一項に記載の方法。
[項52]
前記シグナルが神経調整装置により印加される場合に、各シグナルが、異なる神経調整装置により印加される、項48〜50のいずれか一項に記載の方法。
[項53]
前記シグナルが片側だけに印加される、項27〜47のいずれか一項に記載の方法。
[項54]
対象における口腔乾燥症を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法が、
i.シグナルを前記対象の上頸神経節(SCG)に印加して、前記SCGにおける神経活動を刺激するステップ、及び
ii.対象に、唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップ
を含む、唾液代用物又は唾液刺激薬。
[項55]
対象におけるシェーグレン症候群を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法が、
i.シグナルを前記対象の上頸神経節(SCG)に印加して、前記SCGにおける神経活動を刺激するステップ、及び
ii.対象に、唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップ
を含む、唾液代用物又は唾液刺激薬。
[項56]
対象における口腔乾燥症を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法は、前記対象に、前記唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップを含み、前記対象は、前記神経インターフェイス素子が前記対象の上頸神経節(SCG)とシグナル伝達接触して配置されるようにして項1〜17のいずれか一項に記載の装置が埋め込まれている、唾液代用物又は唾液刺激薬。
[項57]
対象におけるシェーグレン症候群を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法は、前記対象に、前記唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップを含み、前記対象は、前記神経インターフェイス素子が前記対象の上頸神経節(SCG)とシグナル伝達接触して配置されるようにして項1〜17のいずれか一項に記載の装置が予め埋め込まれている、唾液代用物又は唾液刺激薬。
[項58]
前記対象が、哺乳動物の対象、場合によりヒトの対象である、項1〜57のいずれかに記載の装置、方法、又は使用のための唾液代用物もしくは唾液刺激薬。
[項59]
対象における口腔乾燥症又はシェーグレン症候群を処置することに使用する神経調整電気波形であって、1〜1000Hzの周波数を有する直流(DC)波形であり、前記対象の上頸神経節に印加されたときに、前記ニューロンにおける神経シグナル伝達を刺激する、神経調整電気波形。
[項60]
対象の上頸神経節における神経活動を刺激することにより、前記対象における口腔乾燥症を処置するための神経調整装置の使用。
[項61]
対象の上頸神経節における神経活動を刺激することにより、前記対象におけるシェーグレン症候群を処置するための神経調整装置の使用。

Claims (22)

  1. 対象における口腔乾燥症を処置する装置又はシステムであって、
    シグナルを対象の上頸神経節(SCG)に印加するように各々構成された、トランスデューサーを含む1つ以上の神経インターフェイス素子、及び
    シグナルが上頸神経節におけるニューロンの神経活動を刺激して、対象の唾液産生の増加及び/又は唾液中の抗炎症性ペプチドの増加を生じさせるように、1つ以上の神経インターフェイス素子の各々により印加されるシグナルを制御する、1つ以上の神経インターフェイス素子と作動的に結合した制御器
    を含む、装置又はシステム。
  2. 対象の上頸神経節(SCG)における神経活動を刺激する装置又はシステムであって、
    シグナルを対象の上頸神経節(SCG)に印加するように各々構成された、トランスデューサーを含む1つ以上の神経インターフェイス素子、及び
    シグナルがSCGの神経活動を刺激して、対象の唾液産生の増加及び/又は唾液中の抗炎症性ペプチドの増加を生じさせるように、1つ以上の神経インターフェイス素子の各々により印加されるシグナルを制御する、1つ以上の神経インターフェイス素子と作動的に結合した制御器
    を含む、装置又はシステム。
  3. 対象におけるシェーグレン症候群を処置する装置又はシステムであって、
    シグナルを対象の上頸神経節(SCG)に印加するように各々構成された、トランスデューサーを含む1つ以上の神経インターフェイス素子、及び
    シグナルが前記上頸神経節におけるニューロンの神経活動を刺激して、対象の唾液産生の増加及び/又は唾液中の抗炎症性ペプチドの増加を生じさせるように、1つ以上の神経インターフェイス素子の各々により印加されるシグナルを制御する、1つ以上の神経インターフェイス素子と作動的に結合した制御器
    を含む、装置又はシステム。
  4. 前記1つ以上の神経インターフェイス素子が、シグナルをSCGの神経節前及び/又は神経節後ニューロンに印加するように構成されている、請求項1又は2に記載の装置又はシステム。
  5. 前記シグナルが、唾液腺を神経支配するニューロンにおける神経活動を選択的に刺激する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  6. 前記シグナルが、顎下腺を神経支配するニューロンにおける神経活動を選択的に刺激する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  7. 1つ以上のトランスデューサーの各々により印加されるシグナルが、電気シグナル、電磁シグナル、光シグナル、機械的シグナル、超音波シグナル及び熱的シグナルから独立して選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  8. 1つ又は複数の前記シグナルが電気シグナルであり、前記シグナルを印加するように構成された1つ以上のトランスデューサーが電極である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  9. 前記シグナルが、1Hz〜1kHzの範囲、1〜500Hz、1〜200Hz、1〜100Hz、1〜50Hz、1〜20Hz、1〜10Hz、5〜10Hz、場合により5Hz又は7.5Hzの周波数を有する直流(DC)又は交流(AC)の波形を含む、請求項8に記載の装置又はシステム。
  10. 前記シグナルが、0.001〜5ms、0.01〜5ms、0.1〜5ms、1〜5ms、1〜2ms、場合により2msのパルス持続時間を有する1つ以上のDC又はAC波形を含む電気シグナルである、請求項8又は9に記載の装置又はシステム。
  11. 前記シグナルが、10〜2000μA、20〜1000μA、50〜1000μA、100〜1000μA、500〜1000μA、500〜800μA、場合により800μAの電流を有する、請求項8〜10のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  12. 前記唾液の産生における増加及び/又は抗炎症性ペプチドの産生における増加が、唾液の体積の増加、唾液腺からの唾液分泌の増加、顎下腺からの唾液分泌の増加、全身性炎症の減少、口の炎症の減少、抗炎症性ペプチド分泌の増加、顎下腺による抗炎症性ペプチド発現の増加、SMR1もしくはそのヒト相同体産生の増加及び/又はそれらから誘導されたペプチドの増加、CABS1、オピオルフィンの産生の増加、及び/又はそれらから誘導されたペプチドの増加の1つ以上を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  13. 前記制御器が、シグナルを印加する対象により制御可能である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  14. 1つ以上のトランスデューサーがシグナルを印加した結果としての神経活動における刺激が、実質的に持続性である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  15. 前記神経活動における刺激が一時的である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  16. 前記神経活動における刺激が矯正的である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  17. 前記装置が、対象への少なくとも部分的埋め込み、場合により対象への完全埋め込みに適している、請求項1〜16のいずれか一項に記載の装置又はシステム。
  18. 対象における口腔乾燥症を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法が、
    i.シグナルを前記対象の上頸神経節(SCG)に印加して、前記SCGにおける神経活動を刺激するステップ、及び
    ii.対象に、唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップ
    を含む、唾液代用物又は唾液刺激薬。
  19. 対象におけるシェーグレン症候群を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法が、
    i.シグナルを前記対象の上頸神経節(SCG)に印加して、前記SCGにおける神経活動を刺激するステップ、及び
    ii.対象に、唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップ
    を含む、唾液代用物又は唾液刺激薬。
  20. 対象における口腔乾燥症を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法は、前記対象に、前記唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップを含み、前記対象は、前記神経インターフェイス素子が前記対象の上頸神経節(SCG)とシグナル伝達接触して配置されるようにして請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置が埋め込まれている、唾液代用物又は唾液刺激薬。
  21. 対象におけるシェーグレン症候群を処置する方法で使用するための唾液代用物又は唾液刺激薬であって、前記方法は、前記対象に、前記唾液代用物又は唾液刺激薬を投与するステップを含み、前記対象は、前記神経インターフェイス素子が前記対象の上頸神経節(SCG)とシグナル伝達接触して配置されるようにして請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置が予め埋め込まれている、唾液代用物又は唾液刺激薬。
  22. 前記対象が、哺乳動物の対象、場合によりヒトの対象である、請求項1〜21のいずれかに記載の装置又は使用のための唾液代用物もしくは唾液刺激薬。
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