JP2019506804A - ネットワーク制御ハンドオーバー及びue自律的ハンドオーバーのためのハイブリッド解決策 - Google Patents

ネットワーク制御ハンドオーバー及びue自律的ハンドオーバーのためのハイブリッド解決策 Download PDF

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Abstract

第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定し、第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定し、測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定し、及びもしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する、ことを含む方法が提供される。
【選択図】図6

Description

本発明は、方法、装置、システム、及びコンピュータプログラムに関するもので、より詳細には、アンライセンススペクトルにおけるスタンドアローン動作に関するが、これに限定されない。
通信システムは、通信経路に含まれた種々のエンティティ間にキャリアを与えることにより、ユーザターミナル、ベースステーション及び/又は他のノードのような2つ以上のエンティティ間の通信セッションを可能にするファシリティと考えることができる。通信システムは、例えば、通信ネットワーク及び1つ以上の両立性通信装置によって提供することができる。通信セッションは、例えば、音声、電子メール(eメール)、テキストメッセージ、マルチメディア及び/又はコンテンツデータ、等の通信を搬送するためのデータの通信を含む。提供されるサービスの非限定例は、両方向又は多方向コール、データ通信又はマルチメディアサービス、及びインターネットのようなデータネットワークシステムへのアクセスを含む。
ワイヤレス通信システムでは、少なくとも2つのステーション間の通信セッションの少なくとも一部分がワイヤレスリンクを経て行われる。ワイヤレスシステムは、例えば、公衆地上移動ネットワーク(PLMN)、衛星ベースの通信システム、及び異なるワイヤレスローカルネットワーク、例えば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む。ワイヤレスシステムは、典型的に、セルに分割することができ、それ故、セルラーシステムとしばしば称される。
ユーザは、適当な通信装置又はターミナルにより通信システムにアクセスすることができる。ユーザの通信装置は、ユーザ装置(UE)としばしば称される。通信装置には、通信を可能にし、例えば、通信ネットワークへのアクセス又は他のユーザとの直接的な通信を可能にするために適当な信号受信及び送信装置が設けられる。通信装置は、ステーション、例えば、セルのベースステーションにより与えられるキャリアにアクセスし、そしてそのキャリアにおいて通信を送信及び/又は受信することができる。
通信システム及びそれに関連した装置は、典型的に、システムに関連した種々のエンティティが何を行うことが許され及びそれをどのように達成すべきかを規定する所与の規格又は仕様に従って動作する。典型的に、接続に使用すべき通信プロトコル及び/又はパラメータも規定される。増加する容量需要に関連した問題を解消する試みは、例えば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)無線アクセステクノロジーの長期進化(KTE)として知られたアーキテクチャーである。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により規格化されている。3GPP LTE仕様の種々の開発段階は、リリースと称される。3GPP LTEのあるリリース(例えば、LTE Rel−11、LTE Rel−12、LTE Rel−13)は、LTEアドバンスト(LTE−A)を目標としている。LTE−Aは、3GPP LTE無線アクセステクノロジーの拡張及び最適化に向けられている。
第1の観点において、第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示(indication)である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定し、第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定し、測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定し、及びもしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する、ことを含む方法が提供される。
第1の期間は、第1イベントから測定レポート(measurement report)を与えるトリガー時間である。第2の期間は、第2イベントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始する第2トリガー時間である。
第2の期間は、第1の期間より長い。
前記方法は、ネットワークへ測定レポートを与え、そして測定レポートがネットワークへ首尾良く与えられたかどうか決定することを含む。
ユーザデバイスは、長さの異なる2つの第2の期間で構成される。前記方法は、測定レポートがネットワークに首尾良く与えられた場合には2つの第2の期間のうちの短い方を、そして測定レポートがネットワークに首尾良く与えられなかった場合には2つの第2の期間のうちの長い方を使用すると決定することを含む。
前記方法は、第2のイベントが発生したかどうか決定する前にネットワークに測定レポートを与えることを含む。
第2の期間は、第1の期間が経過したときに始まるように構成され、そして第2の期間は、第1の期間以下である。
第1のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第1のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第2のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第2のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第1のオフセットは、第2のオフセット以下である。
前記方法は、リッスン・ビフォア・トーク(listen-before-talk)手順を遂行し、そしてサービングアクセスポイントが利用できるかどうかに基づいてユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定することを含む。
第2の観点において、第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定する手段、第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定する手段、測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定する手段、及びもしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する手段を備えた装置が提供される。
第1の期間は、第1イベントから測定レポートを与えるトリガー時間である。第2の期間は、第2イベントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始する第2トリガー時間である。
第2の期間は、第1の期間より長い。
前記装置は、ネットワークへ測定レポートを与える手段、及び測定レポートがネットワークへ首尾良く与えられたかどうか決定する手段を備えている。
ユーザデバイスは、長さの異なる2つの第2の期間で構成される。前記装置は、測定レポートがネットワークに首尾良く与えられた場合には2つの第2の期間のうちの短い方を、そして測定レポートがネットワークに首尾良く与えられなかった場合には2つの第2の期間のうちの長い方を使用すると決定する手段を備えている。
前記装置は、第2のイベントが発生したかどうか決定する前にネットワークに測定レポートを与える手段を備えている。
第2の期間は、第1の期間が経過したときに始まるように構成され、そして第2の期間は、第1の期間以下である。
第1のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第1のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第2のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第2のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第1のオフセットは、第2のオフセット以下である。
前記装置は、リッスン・ビフォア・トーク手順を遂行する手段、及びサービングアクセスポイントが利用できるかどうかに基づいてユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する手段を備えている。
第3の観点において、少なくとも1つのプロセッサ、及びコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備えて装置であって、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定し、第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定し、測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定し、及びもしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する、ようにさせるよう構成された装置が提供される。
第1の期間は、第1イベントから測定レポートを与えるトリガー時間である。第2の期間は、第2イベントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始する第2トリガー時間である。
第2の期間は、第1の期間より長い。
前記装置は、ネットワークへ測定レポートを与え、そして測定レポートがネットワークへ首尾良く与えられたかどうか決定するように構成される。
ユーザデバイスは、長さの異なる2つの第2の期間で構成される。前記装置は、測定レポートがネットワークに首尾良く与えられた場合には2つの第2の期間のうちの短い方を、そして測定レポートがネットワークに首尾良く与えられなかった場合には2つの第2の期間のうちの長い方を使用すると決定するよう構成される。
前記装置は、第2のイベントが発生したかどうか決定する前にネットワークに測定レポートを与えるよう構成される。
第2の期間は、第1の期間が経過したときに始まるように構成され、そして第2の期間は、第1の期間以下である。
第1のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第1のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第2のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第2のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第1のオフセットは、第2のオフセット以下である。
前記装置は、リッスン・ビフォア・トーク手順を遂行し、及びサービングアクセスポイントが利用できるかどうかに基づきユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定するよう構成される。
第4の観点において、コンピュータ読み取り可能なストレージ媒体で実施されるコンピュータプログラムであって、第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定し、第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定し、測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定し、及びもしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する、ことを含むプロセスを実行するようにプロセスを制御するプログラムコードを備えたコンピュータプログラムが提供される。
第1の期間は、第1イベントから測定レポートを与えるトリガー時間である。第2の期間は、第2イベントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始する第2トリガー時間である。
第2の期間は、第1の期間より長い。
前記プロセスは、ネットワークへ測定レポートを与え、そして測定レポートがネットワークへ首尾良く与えられたかどうか決定することを含む。
ユーザデバイスは、長さの異なる2つの第2の期間で構成される。前記プロセスは、測定レポートがネットワークに首尾良く与えられた場合には2つの第2の期間のうちの短い方を、そして測定レポートがネットワークに首尾良く与えられなかった場合には2つの第2の期間のうちの長い方を使用すると決定することを含む。
前記プロセスは、第2のイベントが発生したかどうか決定する前にネットワークに測定レポートを与えることを含む。
第2の期間は、第1の期間が経過したときに始まるように構成され、そして第2の期間は、第1の期間以下である。
第1のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第1のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第2のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第2のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。
第1のオフセットは、第2のオフセット以下である。
前記プロセスは、リッスン・ビフォア・トーク手順を遂行し、そしてサービングアクセスポイントが利用できるかどうかに基づいてユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定することを含む。
第5の観点において、コンピュータで実行されるときに前記第1及び第2の観点の方法のステップを遂行するためのソフトウェアコード部分を備えたコンピュータ用のコンピュータプログラム製品が提供される。
以上、多数の異なる実施形態について述べた。前記実施形態の2つ以上を結合することにより更に別の実施形態が提供されることが明らかである。
それらの実施形態は、添付図面を参照して、一例として以下に説明する。
ベースステーション及び複数の通信デバイスを備えた規範的な通信システムの概略図である。 規範的な移動通信デバイスの概略図である。 ネットワーク制御(NW)ハンドオーバー(HO)を使用する3km/h及び60km/hでのUE停止時間を表わす。 UE自律的HOを使用する3km/h及び60km/hでのUE停止時間を表わす。 一実施形態による規範的方法のフローチャートである。 一実施形態による規範的方法のフローチャートである。 規範的制御装置の概略図である。
実施例を詳細に説明する前に、ここに述べる実施例の基礎となる技術の理解を助けるために図1から2を参照してワイヤレス通信システム及び移動通信デバイスの幾つかの一般的な原理を簡単に説明する。
図1に示すようなワイヤレス通信システム100において、移動通信デバイス又はユーザ装置(UE)102、104、105には、少なくとも1つのベースステーション又は同様のワイヤレス送信及び/又は受信ノード又はポイントを経てワイヤレスアクセスが与えられる。ベースステーションは、典型的に、少なくとも1つの適当なコントローラ装置により制御されて、その動作を可能にすると共に、ベースステーションとの通信において移動通信装置の管理を可能にする。コントローラ装置は、無線アクセスネットワーク(例えば、ワイヤレス通信システム100)又はコアネットワーク(CN)(図示せず)に位置されて、1つの中央装置として実施されてもよいし、或いはその機能が多数の装置にわたって分散されてもよい。コントローラ装置は、ベースステーションの一部分でもよいし、及び/又は無線ネットワークコントローラのような個別のエンティティによって設けられてもよい。図1において、コントローラ装置108及び109は、各マクロレベルベースステーション106及び107を制御するよう示されている。ベースステーションのコントローラ装置は、他の制御エンティティと相互接続することができる。コントローラ装置には、典型的に、メモリ容量及び少なくとも1つのデータプロセッサが設けられる。コントローラ装置及びその機能は、複数の制御ユニット間に分散されてもよい。それに加えて又はそれとは別に、あるシステムでは、コントローラ装置が無線ネットワークコントローラに設けられてもよい。
しかしながら、LTEシステムは、RNCを伴わずに、いわゆる「フラット(flat)」アーキテクチャーを有すると考えられ、むしろ、(e)NBが、システムアーキテクチャー進化ゲートウェイ(SAE−GW)及び移動管理エンティティ(MME)と通信し、これらのエンティティはプールされてもよく、これは、複数のそれらノードが複数(1組)の(e)NBにサービスすることを意味する。各UEは、一度に1つのMME及び/又はS−GWのみによってサービスされ、そして(e)NBは、現在の関連性を追跡する。SAE−GWは、LTEにおける「高レベル」ユーザプレーンコアネットワーク要素であり、これは、S−GW及びP−GW(各々サービングゲートウェイ及びパケットデータネットワークゲートウェイ)より成る。S−GW及びP−GWの機能は分離され、共同配置される必要はない。
図1において、ベースステーション106及び107は、ゲートウェイ112を経て広い通信ネットワーク113に接続されるように示されている。別のネットワークに接続するための更に別のゲート機能が設けられてもよい。
又、例えば、個別のゲートウェイ機能により、及び/又はマクロレベルステーションのコントローラを経て、小さなベースステーション116、118及び120がネットワーク113に接続されてもよい。これらベースステーション116、118及び120は、ピコ又はフェムトレベルのベースステーション、等でよい。例えば、ステーション116及び118は、ゲートウェイ111を経て接続され、一方、ステーション120は、コントローラ装置108を経て接続される。ある実施形態において、小さなステーションは、設けられなくてもよい。小さなベースステーション116、118及び120は、第2のネットワーク、例えば、WLANの一部分でもよく、WLAN APでもよい。
通信デバイス200の概略部分断面図である図2を参照し、考えられる移動通信デバイスを以下に詳細に説明する。そのような通信デバイスは、しばしば、ユーザ装置(UE)又はターミナルと称される。無線信号を送信及び受信できるデバイスにより適当な移動通信デバイスが形成される。非限定例として、移動電話のような移動ステーション(MS)又は移動デバイス或いは「スマートホン」として知られているもの、ワイヤレスインターフェイスカード又は他のワイヤレスインターフェイスファシリティ(例えば、USBドングル)が設けられたコンピュータ、パーソナルデータアシスタント(PDA)、又はワイヤレス通信機能が設けられたタブレット、又はそれらの組み合せ、等が含まれる。移動通信デバイスは、例えば、音声、電子メール(eメール)、テキストメッセージ、マルチメディア、等の通信を搬送するためのデータの通信を果たす。従って、ユーザには、自身の通信デバイスを経て多数のサービスがオファーされ、提供される。それらサービスの非限定例は、両方向又は多方向コール、データ通信又はマルチメディアサービス、或いは単にインターネットのようなデータ通信ネットワークシステムへのアクセスを含む。又、ユーザには、ブロードキャスト又はマルチキャストデータも提供される。コンテンツの非限定例は、ダウンロード、テレビ及びラジオ番組、ビデオ、広告、種々の警報及び他の情報を含む。
移動デバイス200は、エア又は無線インターフェイス207を経、適当な受信装置を経て、信号を受信し、そして適当な無線信号送信装置を経て信号を送信する。図2において、トランシーバ装置がブロック206で概略的に示されている。トランシーバ装置206は、例えば、無線部及びそれに関連したアンテナ構成体により形成される。アンテナ構成体は、移動装置の内部に配置されてもよいし又はその外部に配置されてもよい。
移動デバイスには、典型的に、少なくとも1つのデータ処理エンティティ201、少なくとも1つのメモリ202、並びにアクセスシステムや他の通信装置へのアクセス及びそれとの通信の制御を含めて、遂行するべく指定されたタスクのソフトウェア及びハードウェア支援実行に使用される他の考えられるコンポーネント203も設けられる。データ処理、ストレージ及び他の当該制御装置が適当な回路板及び/又はチップセットに設けられる。この特徴は、参照番号204で示されている。ユーザは、キーパッド205、ボイスコマンド、タッチ感知スクリーン又はパッド、その組み合わせ、等の適当なユーザインターフェイスにより、移動デバイスの動作を制御する。ディスプレイ208、スピーカ及びマイクロホンも設けられる。更に、移動通信デバイスは、他の装置への、及び/又は例えばハンズフリー装置のような外部アクセサリを接続するための、適当なコネクタ(ワイヤード又はワイヤレス)を含む。
通信デバイス102、104、105は、コード分割多重アクセス(CDMA)又はワイドバンドCDMA(WCDMA)のような種々のアクセス技術に基づいて通信システムにアクセスすることができる。他の非限定例として、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、及びその種々のスキーム、例えば、インターリーブ型周波数分割多重アクセス(IFDMA)、単一搬送波周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)及び直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)、スペース分割多重アクセス(SDMA)、等々が含まれる。多数のトランシーバにより生じるデバイス内共存(IDC)問題にデバイスが対処できるようにするシグナリングメカニズム及び手順には、LTEネットワークから支援が与えられる。多数のトランシーバは、異なる無線テクノロジーへの無線アクセスを与えるように構成される。
ワイヤレス通信システムの一例は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって規格化されたアーキテクチャーである。少なくとも3GPPベースの開発は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)無線アクセステクノロジーの長期進化(LTE)としばしば称されている。3GPP仕様の種々の開発段階は、リリースと称される。LTEのより最近の開発は、LTEアドバンスト(LTE−A)としばしば称される。LTEは、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)として知られた移動アーキテクチャーを使用する。そのようなシステムのベースステーションは、進化型又はエンハンストノードB(eNB)として知られており、そして通信デバイスに向かうユーザプレーンパケットデータ収斂/無線リンクコントロール/メディアアクセスコントロール/物理的レイヤプロトコル(PDCP/RLC/MAC/PHY)及びコントロールプレーン無線リソースコントロール(RRC)プロトコルターミネーションのようなE−UTRAN特徴を与える。無線アクセスシステムの他の例は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)及び/又はWiMax(マイクロ波アクセスのための世界的運用性)のようなテクノロジーに基づくシステムのベースステーションにより形成されるものを含む。ベースステーションは、セル全体又は同様の無線サービスエリアのカバレージを与えることができる。
ワイヤレス通信システムは、特定のスペクトル帯域で動作するためにライセンス取得される。あるテクノロジー、例えば、LTEは、ライセンス取得帯域に加えて、ライセンス不要(アンライセンス)帯域で動作してもよい。アンライセンススペクトルで動作するための1つの提案は、ライセンス支援アクセス(LAA)である。LAAは、ライセンス帯域を経ての接続が、アンライセンス帯域を使用する間維持されることを意味する。更に、LAAでは、ライセンス及びアンライセンス帯域は、例えば、キャリアアグリゲーション又は二重接続(dual connectivity)を使用して一緒に動作されてもよい。例えば、ライセンス帯域の一次セル(PCell)とアンライセンス帯域の1つ以上の二次セル(SCell)との間のキャリアアグリゲーション(CA)が適用されてもよい。
LTE−LAAは、他のテクノロジーと共存し且つ規制要件を満足しつつ、アンライセンススペクトルへのライセンス支援アクセスを与える。Rel−13 LAAでは、LTE DLスループットを改善するために、アンライセンススペクトルがアクセスされる。LTE LAAでは、LAAダウンリンク(DL)Scellは、UEに対してDL CA構成の一部分として構成されるが、Pcellは、ライセンススペクトルを使用する。Rel−13 LTE LAAは、LTE Rel−14においてアンライセンススペクトル上でのLAAアップリンク(UL)送信をサポートするように進化する。アンライセンス帯域動作は、例えば、5GHzまでの周波数スペクトルを伴う。他の周波数が考慮されてもよい。
二重接続動作(即ち、ライセンススペクトルのPcellとアンライセンススペクトルのScellとの間の非理想的なバックホールを仮定する)と、アンライセンススペクトルでのスタンドアローンLTE動作とを伴うLAAが考慮された。アンライセンススペクトルでのLTEスタンドアローン動作は、eNB/UEエアインターフェイスがライセンススペクトルに搬送波をもたない状態でアンライセンススペクトルのみに依存することを意味する。アンライセンス帯域におけるLTEスタンドアローン動作の一例は、マルチファイア(MuLTEfire)テクノロジーについてのクアルコム社の最近の発表である。
LTEテクノロジーの利益をアンライセンススペクトルへ持って行くことで、マルチファイアのようなアンライセンススペクトルのLTEスタンドアローン動作は、改善されたカバレージ、容量及び移動性を与える。即ち、例えば、ライセンス帯域のLTEとは独立したアンライセンススペクトル内の移動性がサポートされる。マルチファイアのようなテクノロジーは、特に、屋内の位置、開催地及び企業のような場所に到達することが困難なユーザに多数の運営者からサービス提供する能力をもつ「ニュートラル・ホスト」として機能する。即ち、スタンドアローン動作は、例えば、ライセンス帯域でLTEに接続される間に、第2のシステム又は接続として見られてもよい。
ある管轄では、アンライセンステクノロジーは、LTEとWi−Fiのような他のテクノロジーとの間、及びLTE運営者間に公平な共存を与えるために、例えば、リッスン・ビフォア・トーク(LBT)手順の使用を要求する幾つかの規制を遵守する必要がある。
アンライセンス帯域/搬送波におけるスタンドアローンシステムでは、ライセンス搬送波におけるLTEシステムに比して、移動性が課題となる。これは、送信の前に首尾良いLBT/CCA手順を要求する規制によるものである。LBT/CCAは、eNB側及びUE側の両方に適用され、そして測定に使用される基準信号の送信を含むので、測定、報告及びハンドオーバー関連シグナリングに関する全体的な遅延が増加する。
ネットワーク制御のHO手順がLTE仕様TS36.331及びTS36.300から知られている。UE自律的HO又は順方向HOもLTEに対して提案されている。
ネットワーク制御のHOは、レガシーLTE HOであり、UEは、隣接セルの測定を遂行しそしてそれらの測定値を構成されたイベントに基づいて報告するように構成される(例えば、オフセットより大きな隣接セルがサービングセルより強い)。異なるセルの信号クオリティ、負荷状態、UEの移動性状態、等に基づいて、ネットワーク/eNBは、いつどこでUEがハンドオーバーを遂行するか判断する。次いで、ネットワークは、ターゲットセルとのHOを準備し(例えば、X2を経てのシグナリングにより)、そしてターゲットセルへのHOを行うようUEに命令するHOコマンド(例えば、移動性制御IEを含むRRC再構成)をUEへ送信する。
自律的HOでは、UEは、ネットワークからの明確な判断又はシグナリングなしにHOを遂行しそしてそれ自体で手順を開始すると決定する。HOは自律的であると言えるが、ネットワークは、(自律的HOがどのように実施されるかに基づき)搬送波又は受け容れられるターゲットセルのリストのような幾つかの制約でUEを構成し、従って、HOは、完全に自律的ではない。自律的HOの場合には、コンテキストフェッチ手順を使用してソースセルからターゲットセルへUEコンテキストが与えられる(HO準備と同様であるが、ターゲットセルにより発信されるX2を経てのシグナリング)。これをサポートするために、UEは、ターゲットセルへの接続を自律的に確立するとき、UEコンテキストを正しい場所からフェッチできるようにソースセルを指示する。
ネットワーク(NW)制御のハンドオーバー(HO)(レガシーLTE HO手順)は、ある条件のもとでは、例えば、低い負荷及び/又は低いUE速度の状態では、良好に機能する。より挑戦的な条件、例えば、高いネットワーク負荷及び/又は高いUE速度のもとでは、頑健なネットワーク制御ハンドオーバーを保証することができず、他方、UE自律的HO/移動性は、良好に機能する。
UE自律的セル変更のような非ネットワーク制御のハンドオーバーは、ターゲットセルが非準備セルであるときには、低速である。非ネットワーク制御の移動性は、どのセルがUEによりターゲットセルとして選択されてもNW制御を低減し、従って、LTEにおいて基線とならない。
図3は、ネットワーク制御HOでのUE停止時間(コールの%)に対するシステムシミュレーション結果を示す。停止は、無線リンク失敗(RLF)、ハンドオーバー失敗(HOF)、及びHOに固有の中断によるものである。図4は、自律的ハンドオーバーが使用されるときのシステムシミュレーション結果を示す。停止は、RLF、HOF、及び自律的HOによる中断(コンテキストフェッチに対する遅延を含む)によるものである。図3及び4から、ネットワーク制御のHOは、低い負荷又は低いUE速度(3km/h)に対して充分に機能し、一方、自律的HOは、高いUE速度(例えば、60km/h)及び高いネットワーク負荷に対して停止時間に関する性能を改善することが明らかである。図3及び4において、LBTProbは、LBTが送信(例えば、HOシグナリング、測定レポート、等)をブロックする確率を指し、これは、他のネットワーク又はWiFiによるブロックを含む。図3及び4に使用されるバックロードという語は、使用するリソースブロックの割合に関するマルチファイアネットワーク負荷を指す。
停止時間を見るとき、所与の条件のもとで、基線LTE HO移動性を使用して頑健な移動性を保証することが課題である。アンライセンス帯域(例えば、マルチファイア)におけるHOに関連した停止時間を減少することが望ましい。
図5は、アンライセンススペクトルでのLTEに対する移動性を改善するための規範的な方法のフローチャートである。
第1のステップ520において、この方法は、第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定することを含む。
第2のステップ540において、この方法は、第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定することを含む。
第3のステップ560において、この方法は、測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定することを含み、そしてもしそうでない場合には、第4のステップ580において、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定することを含む。
測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたとユーザデバイスが決定する場合には、ユーザデバイスは、ハンドオーバーコマンドシグナリングのコンテンツに従ってネットワーク制御のハンドオーバーを開始する。
図5のような方法は、NW制御のHO及びUEの自律的HOを結合するハイブリッド解決策を提供する。その意図は、UEがデフォールトとしてNW制御(レガシー)HOを使用するが、NW制御のHOが失敗する(又は例えば、LBT/CCAがUEとeNBとの間のHOシグナリングの送信をブロックするために失敗することが明らかである)場合には、(RLF及び再確立を待機するのではなく)UE自律的HOアクションとなる。
第2イベントは、第2レベル測定又はUE自律的イベントと称され、一方、第1イベントは、第1レベル測定又はネットワーク制御イベントである。
イベントは、例えば、サービングアクセスポイントより少なくとも1オフセット(例えば、2dB)良好なクオリティ(例えば、基準信号受信電力(RSRP)又は基準信号受信クオリティ(RSRQ))を有する隣接アクセスポイントを含む。第1イベントは、サービングアクセスポイントに対して第1オフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。第2イベントは、サービングアクセスポイントに対して第2オフセットを有する隣接アクセスポイントを含む。第1オフセットは、第2オフセット以下である。イベントは、例えば、サービングアクセスポイントの受信信号電力(又はクオリティ)が絶対的スレッシュホールドより強力/良好になるか、又は例えば、隣接アクセスポイントがスレッシュホールドより良好になるか、或いは例えば、隣接アクセスポイントがサービングアクセスポイント(例えば、PCell/PSCell)等より1オフセット良好になるようなものである。
第1の期間は、ネットワーク制御のイベントパラメータ、例えば、オフセット、ヒステリシス、トリガー時間(TTT)、の少なくとも1つにより構成される。第1の期間は、サービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための第1イベントからの第1のトリガー時間(TTT)を含む。測定レポートは、例えば、隣接セルがサービングセルより強力であると測定されたことを指示する。ネットワークは、測定レポートを受け取ると、ネットワーク制御のHOを開始する。ネットワーク制御のHOは、ソース及びターゲットアクセスポイントのHO準備を含み、そしてその後、ユーザ装置にHOコマンドを与えるよう試みる。即ち、第1レベルイベントは、ネットワーク/サービングセルに測定レポートを送信するためにUEをトリガーする(構成された例えばトリガー時間(TTT)オフセット、ヒステリシスの少なくとも1つに基づきトリガーする)ことにより、NW制御のハンドオーバーをトリガーするのに使用される。
第1イベントは、第2レベルイベント、即ちUE自律的ハンドオーバーイベントの監視をスタートする。ユーザデバイスは、測定レポートがネットワークに与えられる前に、測定レポートがネットワークに与えられた後に、及び/又は測定レポートがネットワークに首尾良く与えられたと決定した後に、第2イベントの監視をスタートする。
第2の期間は、UEがUE自律的イベントパラメータ、例えば、オフセット、ヒステリシス、トリガー時間(TTT)の少なくとも1つについて使用するためにNWにより構成される。第2の期間は、UE自律的HOを開始するための第2イベントからの第2のトリガー時間(TTT)を含む。
第2レベルイベントは、UE自律的移動性のためのトリガー条件(例えば、TTT、オフセット、ヒステリシス、等の少なくとも1つを潜在的に含む)を有する。UEが(第1レベルイベント測定レポートのために)ネットワークからネットワーク制御のHOコマンドを受け取る前にユーザデバイス制御のHOの開始がトリガーされる(例えば、第2の期間が経過した)場合に、UEは、自律的HO手順を開始する。
前記方法は、リッスン・ビフォア・トーク手順を遂行し、そしてサービングアクセスポイントが利用可能かどうかに基づいてユーザデバイス制御のハンドオーバーを開始すると決定することを含む。付加的な規範的実施形態では、第2レベルイベントは、LBTブロッキングに関連した付加的な条件を有する。即ち、第2レベルイベントは、ソースeNBがLBTによりブロックされる(このためにUEがソースeNBから送信を受け取らない)場合にのみUE自律的HOの開始をトリガーする。
トリガー条件は、構成された窓(例えば、200ms)にわたるブロッキング確率、又は連続的ブロッキングの時間(例えば、50ms、又は送信機会(TxOp)/チャンネル占有時間(COT)長さの倍数)を含む。
図6は、1つの実施形態による図5のような手順を示すフローチャートである。この実施形態では、UEは、NW制御のイベントを監視し、それがトリガーされた(例えば、トリガーパラメータが満足された)場合には、ネットワークへの測定レポートの送信を開始する。次いで、UEは、UE自律的イベントを監視しながら、ネットワークからの測定レポートに応答してHOコマンドを待機する。
ネットワークからHOコマンドが受け取られた場合に、UEは、NW制御のHOを開始する。
HOコマンドが受け取られず且つUE自律的イベントがトリガーされた場合には、UEは、UE自律的HOを開始する。
第2のTTTが経過する前にUEがHOコマンドを受け取る場合には、第2のTTTが経過とならない。この場合、ユーザデバイスは、第2のTTTタイマーを停止し、そしてHOコマンドシグナリングのコンテンツ(MobilityControlInfoを含むRRC接続再構成)に従ってネットワーク制御のHOを開始する。
ネットワーク制御のHO又はUE自律的HOが開始されるとき、UEは、ソースセルの監視及び受信を停止する。
図6において測定レポートが送信された後にUE自律的イベントを監視するUEが示されているが、測定レポートの送信は、失敗又は遅延することがあり、従って、UE自律的イベントの監視は、測定レポートが首尾良く送信される前にスタートする(そしてイベントがトリガーする)。或いは又、第1イベント及び第2イベントは、同じであるか、又は同時に発生する(即ち、TTTは、同時にスタートされる)。
ネットワーク制御のイベントパラメータ及びUE自律的イベントパラメータは、異なるものでもよい。例えば、UE自律的HOをトリガーするイベントがNW制御のイベントに比して遅延をもつ(例えば、UE自律的HOの(第2レベル)トリガーがNW制御のイベントに比してある付加的な遅延をもつ)ように、第2の期間が第1の期間より長くてもよい。これは、ソースeNBとターゲットeNBとの間のHO準備シグナリング、及びソースeNBとUEとの間のHOシグナリングのための時間を許し、NW制御手順がまだ進行中である(且つ失敗していない)場合にUEが自律的手順を開始しないようにする。
第2のイベントは、第1のイベントのようなトリガー条件を有するが、付加的に構成されたトリガー遅延、例えば、長いTTTを伴い、第2の期間が第1の期間より長くなるようにする。これは、UE自律的HOを開始する前にネットワーク制御のHOを成功させる時間を与える。1つの例において、第1の期間は、イベントトリガーTTTを含み、そして第2の期間は、付加的なTTT_autoを含む。例えば、TTTが経過したときに、測定値がネットワークへ送られ(もし可能であれば)、そしてUEは、潜在的なHOコマンドを待機する。TTT_autoは、依然継続し、そしてTTT_autoが経過すると、UEが自律的ハンドオーバーをトリガーすることになる。これは、UEが2つのTTTを同時にスタートすることを意味し、その短い方は、ネットワーク制御HOに対するものであり、そしてその長い方は、UE自律的移動性に対するものである。
2つの、例えば、TTTが同時にスタートする場合には、ネットワーク制御のイベントに遅延がある(例えば、LBT/CCAが媒体へのアクセスをブロックし、従って、ハンドオーバーシグナリングを遅延させるために)場合にのみ自律的イベントをトリガーさせるように、第2レベルのTTTをより長く構成することができる。別の規範的実施形態では、自律的UE制御HO TTTは、ネットワーク制御HOイベントTTTが経過したときにスタートされ、そしてこの場合、それをより長くする必要がなく(それは、ネットワーク制御のHOイベント以外の付加的なトリガー時間であるので)、即ち第2の期間は、第1の期間以下でよい。
別の実施形態では、測定イベントの構成は、NW制御及びUE自律的トリガー条件の両方を含む。それらは、NW制御のイベントが最初にトリガーするように、例えば、NW制御のイベントが短いTTT及び/又は低いオフセットを有するように、構成される。この場合、TTT_autoは、同時にスタートするが(同じオフセットを使用する場合)、自律的イベントは、測定レポート(即ち、NW制御のイベント)より後でトリガーする。
規範的構成は、次のようにすることができる。
・測定レポートは、2dBオフセット、0dBヒステリシス及び160msのTTTをもつA3イベントに基づいてトリガーされる。
・UE自律的HOは、2dBオフセット、0dBヒステリシス及び160ms+100msのTTTをもつA3イベントに基づいてトリガーされる。
前記方法は、測定レポートをネットワークに与え、そして測定レポートがネットワークに首尾良く与えられたかどうか決定することを含む。即ち、前記方法は、UEが測定レポートを送信し、そしてネットワークがその送信を確認したかどうか決定することを含む。
異なるUE自律的イベントトリガーパラメータ(例えば、短いTTT)は、関連NW制御イベントに対して測定レポートをUEが首尾良く送信できたかどうかに基づいて使用される。UEは、2つの第2の期間、例えば、自律的イベントのための2つのTTTで構成される。測定レポートが首尾良く送信された場合には、ユーザデバイスは、2つの期間の短い方、さもなければ、2つの期間の長い方を使用すると決定する。測定レポートが首尾良く与えられた場合には、ターゲットeNBがUEコンテキストで準備されたと仮定し、即ち自律的HO(例えば、同様の再確立手順を使用する)が成功となるか又は少なくともソースeNBからのコンテキストのフェッチからあまり遅延しないと仮定する。
それに加えて又はそれとは別に、UE自律的イベントトリガーパラメータは、ターゲットセルがネットワークに首尾良く報告されたかどうかに基づいて異なるものでよい(例えば、短いTTT又は低いスレッシュホールド)。即ち、UEは、ターゲットセルがネットワークに首尾良く報告された場合には2つの第2の期間のうちの短い方を使用すると決定する。この場合に、ネットワークは、UEコンテキストでターゲットセルを準備することができる。ある場合に、自律的イベントは、例えば、関連NW制御イベントのトリガーの結果としてネットワークに報告されたセルに適用される。これは、例えば、関連NW制御イベントによりトリガーされた測定レポートが首尾良く送信された後にのみ自律的イベントの監視をスタートすることで達成される。
図5及び6を参照して述べた方法は、NW制御の移動性を許すもので、これは、ターゲットセルが常に準備されそしてネットワークに良好な制御が維持されるので望ましいものである。しかしながら、NW制御の移動性も作用しない場合には(例えば、高速移動のUE又は高い負荷)、UEは、RLFベースの移動性より高速であるが依然多くの制御HOを許す関連自律的イベントで構成される。
図のフローチャートの各ブロック及びその組み合わせは、種々の手段又はその組み合わせ、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、1つ以上のプロセッサ及び/又は回路により実施されることを理解されたい。
前記方法は、図2を参照して述べた移動デバイスにおいて実施される。又、前記方法は、単一のプロセッサ201において又は2つ以上のプロセッサにわたり実施される。図7は、RANノードのようなアクセスシステムのステーション、例えば、ベースステーション、(e)nodeB又は5G AP、クラウドアーキテクチャーの中央ユニット、或いはMME又はS−GWのようなコアネットワークのノード、スケジューリングエンティティ、或いはサーバー又はホストに結合され及び/又はそれを制御するための通信システムの制御装置を例示する。この制御装置は、コアネットワーク又はRANのノード又はモジュールと一体的でもよいし又はその外部にあってもよい。幾つかの実施形態では、ベースステーションは、個別の制御装置、ユニット又はモジュールを備えている。他の実施形態では、制御装置は、無線ネットワークコントローラ又はスペクトルコントローラのような別のネットワーク要素である。幾つかの実施形態では、各ベースステーションは、そのような制御装置、並びに無線ネットワークコントローラに設けられる制御装置を有する。制御装置300は、システムのサービスエリアにおける通信に対して制御を行うように構成される。制御装置300は、少なくとも1つのメモリ301、少なくとも1つのデータ処理ユニット302、303、及び入力/出力インターフェイス304を備えている。インターフェイスを経て、制御装置は、ベースステーションの受信器及び送信器に結合される。受信器及び/又は送信器は、無線フロントエンド又はリモート無線ヘッドとして実施される。例えば、制御装置300又はプロセッサ201は、適当なソフトウェアコードを実行して制御機能を与えるように構成される。制御機能は、第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定し、第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定し、測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定し、及びもしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する、ことを含む。
前記装置は、送信及び/又は受信において又はそのために使用される無線部又は無線ヘッドのような他のユニット又はモジュール等を備え又はそれらに結合されることを理解されたい。前記装置は、1つのエンティティとして説明したが、異なるモジュール及びメモリが1つ以上の物理的又は論理的エンティティにおいて実施されてもよい。
前記実施形態は、LTEネットワークに関連して説明したが、同様の原理が他のネットワーク及び通信システム、例えば、5Gネットワークに関連して適用されてもよいことに注意されたい。それ故、例えば、ワイヤレスネットワーク、テクノロジー及び規格のための幾つかの規範的アーキテクチャーを参照して幾つかの実施形態を一例として説明したが、前記実施形態は、ここに図示して説明したもの以外の適当な形態の通信システムに適用されてもよい。
又、規範的実施形態を以上に述べたが、ここに開示した解決策に対し本発明の範囲から逸脱せずに多数の修正及び変更がなされ得ることにも注意されたい。
一般的に、種々の実施形態は、ハードウェア又は特殊目的回路、ソフトウェア、ロジック又はその組み合わせで実施されてもよい。本発明のある観点は、ハードウェアで実施され、一方、他の観点は、コントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピューティング装置により実行されるファームウェア又はソフトウェアで実施されるが、本発明は、それに限定されない。本発明の種々の観点は、ブロック図、フローチャートとして、又は他の絵画的表現を使用して、図示して説明したが、ここに述べるそれらのブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊目的回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ、又は他の計算装置、或いはその幾つかの組み合せで実施されてもよいことを充分理解されたい。
本発明の実施形態は、例えば、プロセッサエンティティにおいて移動デバイスのデータプロセッサで実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェア及びハードウェアの組み合せにより、具現化されてもよい。ソフトウェアルーチン、アプレット及び/又はマクロを含めて、プログラム製品とも称されるコンピュータソフトウェア又はプログラムは、装置読み取り可能なデータストレージ媒体に記憶され、そしてそれらは、特定のタスクを遂行するためのプログラムインストラクションを含む。コンピュータプログラム製品は、プログラムが実行されるときに前記実施形態を具現化するように構成された1つ以上のコンピュータ実行可能なコンポーネントを含む。1つ以上のコンピュータ実行可能なコンポーネントは、少なくとも1つのソフトウェアコード又はその一部分でよい。
更に、この点に関して、図の論理フローブロックは、プログラムステップ又は相互接続されたロジック回路、ブロック及び機能、或いはそれらのプログラムステップ及びロジック回路、ブロック及び機能の組み合わせを表わすことに注意されたい。ソフトウェアは、メモリチップのような物理的媒体、又はプロセッサ内で実施されるメモリブロック、ハードディスク又はフロッピーディスクのような磁気媒体、及び例えば、DVDやそのデータ型即ちCDのような光学的媒体に記憶される。物理的媒体は、非一時的媒体である。
メモリは、ローカル技術環境に適したタイプでよく、適当なデータストレージテクノロジー、例えば、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイス及びシステム、光学的メモリデバイス及びシステム、固定メモリ及び除去可能なメモリを使用して実施されてもよい。データプロセッサは、ローカル技術環境に適したタイプでよく、非限定例として、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGA、マルチコアプロセッサアーキテクチャーをベースとするゲートレベル回路及びプロセッサの1つ以上を含む。
本発明の実施形態は、集積回路モジュールのような種々のコンポーネントにおいて具現化されてもよい。集積回路の設計は、全般的に高度に自動化されたプロセスである。論理レベル設計を、半導体基板上にエッチングされ形成される準備のできた半導体回路設計へと変換するための複雑且つパワフルなソフトウェアツールが入手できる。
以上の説明は、本発明の規範的実施形態の完全且つ有益な説明を非限定例により与えるものである。しかしながら、添付図面及び特許請求の範囲に関連して読んだときに、前記説明に鑑み、種々の変更や適応が当業者に明らかとなるであろう。しかしながら、本発明の技術の全てのそのような及び同様の変更は、請求の範囲に規定された本発明の範囲内に依然包含される。実際に、1つ以上の実施形態と上述した他の実施形態との組み合わせを含む更に別の実施形態が生じる。
100:ワイヤレス通信システム
102、104、105:ユーザ装置(UE)
106、107:ベースステーション
108、109:コントローラ装置
112:ゲートウェイ
113:通信ネットワーク
116、118、120:小さなベースステーション
200:移動装置
201:データ処理エンティティ
202:メモリ
203:他のコンポーネント
205:キーパッド
206:トランシーバ装置
207:エアインターフェイス
208:ディスプレイ
300:制御装置
301:メモリ
302、303:データ処理ユニット
304:入力/出力インターフェイス

Claims (20)

  1. 第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定し、
    第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定し、
    前記測定レポートに応答して前記第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定し、及び
    もしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する、
    ことを含む方法。
  2. 前記第1の期間は、前記第1イベントから測定レポートを与えるトリガー時間であり、そして前記第2の期間は、前記第2イベントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始する第2トリガー時間である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の期間は、前記第1の期間より長い、請求項1又は2に記載の方法。
  4. ネットワークへ前記測定レポートを与え、及び
    前記測定レポートがネットワークへ首尾良く与えられたかどうか決定する、
    ことを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記ユーザデバイスは、長さの異なる2つの第2の期間で構成され、前記測定レポートがネットワークに首尾良く与えられた場合にはその2つの第2の期間のうちの短い方を、そして前記測定レポートがネットワークに首尾良く与えられなかった場合にはその2つの第2の期間のうちの長い方を使用すると決定することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2のイベントが発生したかどうか決定する前にネットワークに前記測定レポートを与えることを含む、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第2の期間は、第1の期間が経過したときに始まるよう構成され、そして前記第2の期間は、前記第1の期間以下である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第1のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記第2のイベントは、サービングアクセスポイントに対して第2のオフセットを有する隣接アクセスポイントを含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記第1のオフセットは、前記第2のオフセット以下である、請求項8又は9に記載の方法。
  11. リッスン・ビフォア・トーク手順を遂行し、及びサービングアクセスポイントが利用できるかどうかに基づいてユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定することを含む、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の方法を遂行するための手段を備えた装置。
  13. コンピュータで実行されたときに請求項1から11のいずれかに記載のステップを遂行するためのソフトウェアコード部分を備えたコンピュータ用のコンピュータプログラム製品。
  14. 少なくとも1つのプロセッサ、及びコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備えた装置において、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、
    第1の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントに測定レポートを与えるための指示である第1イベントの発生をユーザデバイスにおいて決定し、
    第2の期間の後に、ネットワークのサービングアクセスポイントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始するための指示である第2エベントが発生したかどうかユーザデバイスにおいて決定し、
    前記測定レポートに応答して第2の期間の経過の前にネットワークからハンドオーバーコマンドが受信されたかどうか決定し、及び
    もしそうでない場合には、ユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始すると決定する、
    ようにさせるよう構成された装置。
  15. 前記第1の期間は、前記第1イベントから測定レポートを与えるトリガー時間であり、そして前記第2の期間は、前記第2イベントからユーザデバイス制御ハンドオーバーを開始する第2トリガー時間である、請求項14に記載の装置。
  16. 前記第2の期間は、前記第1の期間より長い、請求項14及び15のいずれか1項に記載の装置。
  17. ネットワークへ前記測定レポートを与え、及び
    前記測定レポートがネットワークへ首尾良く与えられたかどうか決定する、
    ように構成される、請求項14から16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記ユーザデバイスは、長さの異なる2つの第2の期間で構成され、前記測定レポートがネットワークに首尾良く与えられた場合にはその2つの第2の期間のうちの短い方を、そして前記測定レポートがネットワークに首尾良く与えられなかった場合にはその2つの第2の期間のうちの長い方を使用すると決定するように構成される、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第2のイベントが発生したかどうか決定する前にネットワークに前記測定レポートを与えるように構成される、請求項14から18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 前記第2の期間は、前記第1の期間が経過したときに始まるよう構成され、そして前記第2の期間は、前記第1の期間以下である、請求項14に記載の装置。
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