JP2019505704A - ドリップ溝を有するフレームレスガラス扉又は窓機構 - Google Patents

ドリップ溝を有するフレームレスガラス扉又は窓機構 Download PDF

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Abstract

本発明は、静止フレーム(2)と、可動取付式又は固定ケースメント(1)と、を含むフレームレスガラス扉又は窓機構に関し、前記ケースメント(1)は、複数グレージングと、グレージングに設けられた少なくとも1つのドリップ溝(10,20)と、を含み、前記少なくとも1つのドリップ溝(10,20)は、外部ガラス板(5)の外部表面によって画定される平面と、グレージングの内部ガラス板(3)の内部表面によって画定される平面との間に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、静止フレームとケースメントとを含むフレームレスガラス扉又は窓機構に関する。ケースメントはドリップ溝を有するグレージングから作製されており、静止フレームとケースメントとの間のフレームレス扉又は窓ケースメント機構によって、蓄積及び濡れによる水又は凝縮物の流出を回避する。
建物の内部を外部から隔てる開閉式の窓及び扉機構は、通常、機構の静止部品(静止フレーム)と可動部品(ケースメント)との間の空間を塞いで水及び空気の侵入を防ぐシーリング手段を用いて設計及び構築されている。しかしながら、機構が閉鎖状態にある場合でも完全に気密であることはほぼない。実際、水はフレームの可動部品と静止部品との間を流れる場合があり、可動部品の下縁部に沿って滴り、間の空間に流れ込む傾向にある。水又は凝縮物の流出を防ぐためにドリップ溝がフレームの可動部品に形成される理由はこれである。溝により滴の形成を生じさせることによって流出を停止する。建物の外部に水を排出するために、フレームの静止部品に、そこに落下する滴を受け入れるための排流ダクトが設けられている。ドリップ溝とドレンダクトとの間の連結を行う静止フレームとケースメントとの間の空間は、水の回収及び排出を可能にするために減圧されていなければならない。この空間は、減圧チャンバと呼ばれる。
ドリップ溝もまた、フレームレスガラス扉及び窓の分野において周知である。
フレーム付き機構では、閉鎖状態において、シーリング手段が可動部品と静止部品との間の空間を塞いでいる。このシーリング手段にもかかわらず、これら2つの部品の間にいくらかの水が流れて機構に浸透する場合がある。この理由から、シーリング手段に沿って流れる水を建物の外部に排出するために、静止部品に排流ダクトが形成されている。
水は必ずしも排流ダクトに直接落下しない場合があることが分かっている。水は排流ダクトに落下することなくケースメントの下部分の縁部に沿って蓄積し濡れることにより流出する傾向があり、可動部品と静止部品との間を更に流れ続ける。
欧州特許第0910720号明細書は、ケースメントのグレージングの外側に突出した縁部要素に設けられたドリップ溝を有するフレームレスガラス扉又は窓機構を開示している。このような実施形態は、ケースメントにおけるフレームの割合を大幅に低減してはいるが、明らかに破損し易く見た目が悪い突出したドリップ溝要素を機構の外側に設けているという欠点を有する。また、このドリップ溝要素はその劣化につながる天候及び外部条件に曝される。
本発明の目的は、静止フレームと、可動取付式又は固定ケースメントと、を備え、可動取付式又は固定ケースメントは、グレージングとグレージングにあるドリップ溝とを含む、安全で、確実で、耐久性のある、フレームレスガラス扉又は窓機構を提供することである。
この目的のため、本発明は、請求項1に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構に関する。
静止フレームとは、建物の壁又はファサードに固定的に接続されており、窓又は扉機構の開閉可能部との接続を設けることを可能にする任意の構成要素を意味する。静止フレームは、通常、木、金属、プラスチック、又はこれらの組み合わせで作製されている。
ケースメント(casement)とは、ハードウェア手段によって静止フレームに接続されており、静止フレームによって画定される開口を満たす可動取付式又は固定構成要素を意味する。ハードウェア手段は、窓又は扉を所期の通りに操作するのに必要な全てのデバイス、取付部品、又は組立品を含む。ケースメントは、ガラス窓又は扉機構の場合にはガラス又はグレージングなどの嵌め込みパネルと、任意選択的に、その構成が嵌め込みパネルの縁部に取り付けられている静止フレームに類似する可動フレームとで作製されている。
フレームレスガラス扉又は窓機構とは、扉又は窓機構のケースメントが、ケースメントのフレーム要素の一部又は全てを排除することにより、標準的なものよりも透明度の高い表面を有することを意味する。本発明の一実施形態では、グレージングの縁部の一部分は、静止フレームとケースメントとの間の減圧チャンバに直接曝されている。本明細書に定義されるフレームレスグレージング式扉又は窓の別の実施形態は、グレージングに全くフレームが付されていないものであり、ケースメントの形状及び体積が完全にグレージングのガラス板によって画定されることを意味する。
ウェザーシーリング手段とは、静止フレームとケースメントとの間に配置されている、静止フレームとケースメントとの間の空気及び水の通過を防ぐ又は低減するための任意のデバイスを意味する。ウェザーシーリング手段は、典型的には、ゴム又はプラスチック製である。ウェザーシーリング手段は、通常、機構の周縁全体に沿って延びており、通常、1つの機構につき複数である。これは、いくつかのシーリングガスケットが機構の周縁に沿って互いに平行に延びることを意味する。複数の場合、ウェザーシーリング手段は、静止フレームとケースメントとの間の空間を1つ又はいくつかのチャンバに分離することを可能にする。水の排出を可能にする排流ダクトに結合されたチャンバは、減圧チャンバと呼ばれる。
本発明では、ケースメントの嵌め込みパネルは複数グレージングであり、好ましくは、二重又は三重グレージングである。複数グレージングとは、互いに別個のものであり、少なくともシーリング手段によって互いに固定されている少なくとも2つのガラス板の任意の組立品を意味する。通常、ガラス板はまた、少なくともスペーサによって互いに分離されており、このスペーサはガラス板の間に全体的に延びており、乾燥材が充填されている。シーリング手段は、種々のタイプのものとすることができ、典型的には、ポリスルフィド、ポリウレタン、又はシリコーンである。加えて、グレージングの一方の側から他方の側への熱交換を低減するために、ガラスシートとスペーサとの間に画定された間隙に、通常、ドライエア、又はアルゴン若しくはクリプトンなどの不活性ガスが充填されている。
外部ガラス板とは、グレージングの外側に配置されており、そのため外部大気及びおそらくは雨に接触するグレージングの板を意味する。したがって、用語「内部ガラス板」は、グレージングの内部に延びて建物の内部に接触している板を意味する。
外部ガラス板の外部表面は、外部大気の方を向いた外部ガラス板の表面と定義され、内部ガラス板の内部表面は、建物の内部の方を向いた内部ガラス板の表面と定義される。
ガラス板は、あらゆるフラットガラス技術の中から選択され、その一部は、任意選択的に低放射率又は日射制御コーティングを有し、任意選択的に強化及び/若しくは積層されたフロートクリア、エキストラクリア、又はカラーガラス;エレクトロクロミックガラスなどの動的特性を備えるガラス製品、いわゆる活性ガラス;塗装(又は部分塗装)ガラス、並びにこれらの組み合わせである。
ドリップ溝とは、流出する水を、排流ダクトにより排出される水滴に変えることを目的とした特定の高さ及び幅の空洞を意味する。本発明によれば、少なくとも1つのドリップ溝が、外部ガラス板の外部表面によって画定される平面と内部ガラス板の内部表面によって画定される平面との間のグレージングに設けられている。
請求項1に記載の機構は発明的である。実際、標準的な窓又は扉機構では、ドリップ溝はケースメントの可動フレームに設けられている。グレージングと可動フレームとの間に画定された空洞内における水の侵入がない又は非常に限られていることから、当業者は、ドリップ溝をグレージングに設ける理由がなかった。フレームレス窓又は扉機構においても、当業者は逆行してグレージングの内部に配置されたドリップ溝を設ける理由はなかった。上記従来技術の参考文献は、ドリップ溝を、グレージングの底部に配置された異形材の外側に延びる突起として設けることにより標準的な窓構成を模したドリップ溝を備えるフレームレス機構を示す。しかしながら、このような突出したドリップ溝は破損し易く、見た目が悪く、UV及び水等の風化要素に曝される。
興味深いことには、本発明によるドリップ溝はガラス板によって保護されている一方で、水の浸透に対する保護具としてなお効果的であり得ることが見出された。これは、グレージングの外部ガラス板の外部表面によって画定される平面と、内部ガラス板の内部表面によって画定される平面との間に少なくとも1つのドリップ溝を配置することにより達成される。このドリップ溝の位置は、ドリップ溝がグレージングからもはや突出しないという点で、上記従来技術に比べて有利である。一方では、このことはフレームレス用途の鍵であるグレージングの審美性を向上させる。他方では、ドリップ溝が衝撃及び風化要素から保護される。好ましくは、ドリップ溝は、外部ガラス板の外部表面によって画定される平面と、窓又は扉機構を作動させるためのハードウェア手段の前方との間に設けられている。これにより、作動手段に影響を及ぼす前に排水することを可能にする。この場合、審美性及び保護の利点に加えて、ドリップ溝は、浸透した水を、水との接触によって破損する可能性のあるハードウェア手段に水が到達する前に排出することを可能にする。
好ましくは、ドリップ溝は、グレージングの縁部に、且つグレージングの完全に内部に配置されている。グレージングの内部に配置されているとは、本明細書では、ガラス板自体の体積を含む、グレージングの2つのガラス板によって囲まれた体積内にあることを意味する。このことは、ドリップ溝の組み込みを更に一歩前進させ、審美性に非常に良い影響をもたらすが、これはドリップ溝デバイスがグレージングのガラス板の間に完全に隠れるため、建物の中にいる人から見えないからである。これはフレームレスガラス扉又は窓機構の目的に完全に合致するものである。また、グレージングの内部にドリップ溝を設けることには大きな技術的利点がある。ドリップ溝は機械的な衝撃又は紫外線(UV)等の風化要素から、非常に頑丈でUVに対し一部不透明なガラス板によって完全に保護されている。加えて、この組み込みによって、ドリップ溝を作成するためにグレージングの外側にいかなる材料も付加する必要がないため、材料を節約し、したがって、資金を節約することを可能にする。
本発明の一実施形態では、少なくとも1つのドリップ溝は、グレージングの少なくとも1つのガラス板の縁部を掘ることによって設けられている。このような掘るプロセスはガラス業界では周知である。しかしながら、このプロセスは、過去、窓又は扉機構のドリップ溝を形成するためには使用されていない。
本発明の別の実施形態では、少なくとも1つのドリップ溝は縁部終端要素に設けられている。縁部終端要素とは、グレージングの縁部に配置されており、グレージングの縁部に締結された任意の構成要素又は構成要素の組立品を意味する。この縁部終端要素は様々な種類のものとすることができる。考えられるものの中でも、縁部終端要素は、シーリング手段、例えば、ガラス板を互いに締結するために使用されるシーリング手段とすることができる、又はグレージング縁部に沿って延びる異形材とすることができる、又は更には両者の組み合わせとすることができる。
グレージングが外部ガラス板と内部ガラス板とを備える二重グレージングである本実施形態の変形形態では、少なくとも1つのドリップ溝は、外部ガラス板と内部ガラス板との間に、又は外部ガラス板と機構を作動させるためのハードウェア手段を固定するための異形材との間に配置された縁部終端部に配置されている。
グレージングが外部ガラス板と中央ガラス板と内部ガラス板とを備える三重グレージングであるこの同じ実施形態の変形形態では、少なくとも1つのドリップ溝は、外部ガラス板と中央ガラス板との間に、及び/又は中央ガラス板と機構を作動させるためのハードウェア手段を固定するための異形材との間に配置された縁部終端要素に配置されている。
ドリップ溝が2つのガラス板の間の縁部終端要素に設けられている場合、ドリップ溝は、少なくとも1つのガラス表面に好ましくは隣接している。例えば、上で詳述した、外部ガラス板と中央ガラス板との間に配置されている縁部終端要素に設けられたドリップ溝を有する三重グレージング構造を考えると、ドリップ溝は、好ましくは、外部ガラス板の内部表面に隣接している、又は中央ガラス板の外部表面に隣接している、又は更には、外部ガラス板の内部表面と中央ガラス板の外部表面の両方に隣接している。この技術的利点は、ドリップ溝を設けるのに必要な縁部終端要素の加工が少なくなるため、製造効率が増すことである。
また、流出水を水滴に変換するにあたりドリップ溝を真に効率的にするために、特定の高さ及び幅を有するドリップ溝を設けることが好ましい。ドリップ溝の高さは、ガラス板に平行な平面において測定した溝の寸法と定義される。ドリップ溝の幅は、ガラス板に垂直な平面において測定した溝の寸法と定義される。
ドリップ溝の高さは、概ね少なくとも1mm、好ましくは少なくとも2mm、より好ましくは少なくとも4mm、最も好ましくは少なくとも5mmである。ドリップ溝の最大高さは、扉又は窓の大きさ、審美的側面等のパラメータによってその場に応じて決定され、グレージングの機械的特性が大きく影響されないままとなるようなものとされる。
ドリップ溝の幅は、概ね少なくとも1mm、好ましくは少なくとも2mm、より好ましくは少なくとも3mm、最も好ましくは少なくとも5mmである。ドリップ溝の最大幅は、ガラス板又は縁部終端要素の厚さよりも薄い(これら2つの構成要素のどちらにドリップ溝が配置されているかによる)。
概して、ドリップ溝はグレージングの周縁に沿って延びている。好ましくは、ドリップ溝は少なくともグレージングの底縁部に沿って延びており、より好ましくはグレージングの底縁部のみに沿って延びている。実際、例えば、簡略化の目的で、グレージング周縁全体に同じ縁部終端要素を有することが有利な可能性がある。この場合、ドリップ溝はグレージングの周縁全体に延びていてもよい。それでもやはり、底縁部は、ドリップ溝が流出水を、排流ダクトシステムにより回収される水滴に変換するその機能を実現するグレージングの縁部である。したがって、ドリップ溝が少なくともグレージングの底縁部に沿って延びていると有利である。縁部終端要素、又は更には経時的に(by the time)グレージングを劣化させる可能性のある停滞水を回避するために、ドリップ溝はグレージングの底縁部全体のみに沿って設けられており、側縁部及び上縁部には設けられていないことが更により好ましい。
フレームレスガラス窓又は扉機構は静止フレームを有し、静止フレームは、機構の静止フレームとケースメントとの間に蓄積した水の排出を可能にするためのドレンダクト手段を含むことが好ましい。ドレンダクトは、静止フレームの外部側、即ち外部大気と接触する側に水滴を容易に流すことができるほどの十分な勾配を有する。
本発明のこれらの態様及び更なる態様を、例として、本発明の範囲をいかようにも限定しない添付の図面を参照しながらより詳細に説明する。
2つのガラス板を備えるグレージングを有する本発明のフレームレス機構の第1の実施形態の断面図である。 2つのガラス板を備えるグレージングを有する本発明のフレームレス機構の第2の実施形態の断面図である。 3つのガラス板を備えるグレージングを有する本発明のフレームレス機構の第3の実施形態の断面図である。 3つのガラス板を備えるグレージングを有する本発明のフレームレス機構の第4の実施形態の断面図である。 3つのガラス板を備えるグレージングを有する本発明のフレームレス機構の第5の実施形態の断面図である。 3つのガラス板を備えるグレージングを有する本発明のフレームレス機構の第6の実施形態の断面図である。 2つのガラス板を備えるグレージングを有する本発明のフレームレス機構の第7の実施形態の断面図である。
図は一定の縮尺では描かれていない。概して、図中、同一の要素又は類似の要素は同じ番号で参照される。特許請求の範囲では、参照番号は本発明をより理解するという観点から単に使用されるものであり、特許請求の範囲の範囲をいかようにも限定するものではない。
図1を参照すると、フレームレス窓又は扉機構は、ケースメント1及び静止フレーム2を含む。静止フレーム2には、静止フレーム2の内側に配置されたケースメント1を受け入れるための肩部16が設けられている。
この実施形態では、ケースメント1は、内部ガラス板3と外部ガラス板5とを備える二重グレージングを含む。ガラス板は、スペーサ6により間隔が開けられている。スペーサを取り囲んでグレージングを密閉するシーリング手段8もある。
ウェザーシーリング手段13が、静止フレーム2とグレージングの外部ガラス板5との間の、肩部16内に設けられており、窓が閉められているとき、ケースメント1と静止部品2との間の空間を塞いでいる。別のシーリング手段11が、静止フレーム2と、外部板5よりも長い内部ガラス板3との間に設けられている。2つのウェザーシーリング手段の間に画定された空洞は減圧チャンバである。グレージングの縁部17は減圧チャンバに直接曝されているため、これはフレームレス機構である。
窓又は扉機構を作動させるためのハードウェア手段22を固定するための異形材9があり、異形材9は、2つのガラス板5と3との間に延びており、締結されており、一般に、接着されている。図示されている異形材9はU字形であるが、その特定の形状にいかようにも限定されるものではない。作動手段を受け入れる機能を果たすことができるあらゆる形状が好適である。
ドリップ溝10は、グレージングの縁部17において、グレージングの完全に内部に設けられている。グレージングの内部に配置されているとは、上で詳述した意味を有する。したがって、外部ガラス板5の縁部17の高さを超える体積は2つのガラス板によって囲まれていないためグレージングの内部ではない。
図1を参照すると、ドリップ溝10は、グレージングの外部板5の底縁部17を底縁部17の全体に沿って掘ることによって設けられている。ドリップ溝10は、地面に向かって開放している凹状溝である。シール13と外部ガラス板の外面18との間に水又は凝縮物が流れる場合、ドリップ溝10に到達した水は水滴に変わり、静止フレーム2の肩部16に落下する。水を排出するために、ドレンダクト12が、静止フレーム2内に肩部16から設けられている。
図2のフレームレス窓又は扉機構は、図1と同じ技術的要素を含む。しかしこの実施形態では、ドリップ溝20は、外部ガラス板5と異形材9との間の縁部終端要素21に設けられている。シール13と外部ガラス板の外面18との間に水又は凝縮物が流れ、毛管現象により外部ガラス板の底縁部17に沿って通る(elapsing)場合、ドリップ溝20に到達した水は水滴に変わる。これら水滴は、水を排出するために静止フレーム2内に肩部16から設けられたドレンダクト12に落下する。
図3を参照すると、フレームレス窓又は扉機構は、ケースメント1及び静止フレーム2を含む。
この実施形態において、ケースメント1は、三重グレージング、即ち、外部ガラス板5と、内部ガラス板3と、外部ガラス板5と内部ガラス板3との間の中央ガラス板4と、を含む。静止フレーム2には、静止フレーム2の内側に配置されたケースメント1を受け入れるための2つの肩部24及び25が設けられている。
ガラス板はスペーサ6及びスペーサ7により間隔が開けられており、シーリング手段8及びシーリング手段14によって互いに締結されている。
フレームレス窓は、図1及び図2と同様に、第1のウェザーシーリング手段13及び第2のウェザーシーリング手段11を含む。図3の実施形態には、静止フレーム2と、外部板よりも長く、内部板よりも短い中央ガラス板4との間に設けられた第3のウェザーシーリング手段15がある。第3のウェザーシーリング手段もまた、窓が閉められているとき、ケースメント1と静止部品2との間の空間を塞ぐことを目的とする。
窓を作動させるためのハードウェア手段22を固定するための異形材要素9があり、異形材要素9は、2つのガラス板4と3との間に延びており、スペーサ6及びシール8を取り囲むことによって締結されており、一般に、接着されている。
ドリップ溝10は、グレージングの縁部において、グレージングの完全に内部に設けられている。グレージングの内部に配置されているとは、この場合も、上で詳述した意味を有する。したがって、ドリップ溝が外部ガラス板5と中央ガラス板4との間にある場合、外部ガラス板5の縁部17の高さを超える体積はガラス板4及びガラス板5によって囲まれていないためグレージングの内部ではない。ドリップ溝が中央ガラス板4と内部ガラス板3との間にある場合、中央ガラス板4の縁部27の高さを超える体積は、同様に、ガラス板3及びガラス板4によって囲まれていないためグレージングの内部ではない。
図3では、ドリップ溝10はグレージングの最外部板5の下縁部17に設けられている。ドリップ溝10は、地面に向かって開放している凹状溝である。シール13と外部ガラス板の外面18との間に水又は凝縮物が流れる場合、ドリップ溝10に到達した水は水滴に変わり、静止フレーム2の肩部24に落下する。ドレンダクト12が、水を排出するために、静止フレーム2内に肩部24から設けられている。
図4のフレームレス窓又は扉機構は、図3と同じ技術的要素を含む。しかしこの実施形態では、ドリップ溝10は、中央ガラス板4の底縁部27に設けられている。シール13と最外部ガラス板5の外面18との間に水又は凝縮物が流れる場合、多くの場合、水は毛管現象により最外部ガラス板5の下面17に沿って通る。水は、更にシーリング手段14の下面26に沿って流れ続け、シール15と中央ガラス板4との間に流れる傾向にある。その後、水は中央ガラス板4の下縁部27に設けられたドリップ溝10に到達し、水滴に変わる。これら水滴は、水を排出するために静止フレーム2内に肩部25から設けられたドレンダクト12に落下する。
図5を参照すると、フレームレス窓又は扉機構は、図3と同じ技術的要素を含む。しかしながら、この実施形態では、ドリップ溝30は、最外部ガラス板5と中央ガラス板4との間に含まれるシーリング手段14に設けられている。シーリング手段14を別の構成要素と組み合わせて縁部終端要素を得ていた場合、ドリップ溝は縁部終端要素に設けられていたであろうことは述べるに値する。シール13と最外部ガラス板5の外面18との間に水又は凝縮物が流れ、毛管現象により最外部ガラス板5の下面17に沿って通る場合、ドリップ溝30に到達した水は水滴に変わる。これら水滴は、水を排出するために静止フレーム2内に肩部24から設けられたドレンダクト12に落下する。
図6の実施形態において、フレームレス窓又は扉機構は、図3と同じ技術的要素を含む。しかしこの実施形態では、ドリップ溝20は、中央ガラス板4と異形材9との間の縁部終端要素21に設けられている。シール13と最外部ガラス板5の外面18との間に水又は凝縮物が流れる場合、多くの場合、水は毛管現象により最外部ガラス板5の下面17に沿って通る。水は、流れ続けて更に中央ガラス板4に到達し、第5のシール15と中央ガラス板4との間に流れる傾向にある。その後、水は、毛管現象により中央ガラス板4の下面27に沿って通りドリップ溝20に到達し、水滴に変わる。これら水滴は、水を排出するために静止フレーム2内に肩部25から設けられたドレンダクト12に落下する。
図7は、本発明による別のフレームレス窓又は扉機構を示す。機構は、ケースメント1及び静止フレーム2を含む。静止フレーム2には、静止フレーム2の内側に配置されたケースメント1を受け入れるための2つの肩部24及び25が設けられている。
この実施形態において、ケースメント1は、内部ガラス板3と外部ガラス板5とを備える二重グレージングと、シーリング手段31によって内部ガラス板3に接着された異形材要素19と、を含む。異形材要素19は、窓又は扉機構を作動させるためのハードウェア手段22を固定するために使用される。
ガラス板は、スペーサ6により間隔が開けられている。スペーサを取り囲んでグレージングを密閉するシーリング手段14もある。
ウェザーシーリング手段13が、静止フレーム2とグレージングの外部ガラス板5との間の、肩部24内に設けられており、窓が閉められているとき、可動部品1と静止部品2との間の空間を塞いでいる。他の2つのシーリング手段11及び15が静止フレーム2と異形材要素19との間に設けられている。ウェザーシーリング手段13とウェザーシーリング手段11との間に画定される空洞は減圧チャンバである。
ドリップ溝30は、グレージングの縁部において、グレージングの完全に内部に設けられている。図7の実施形態において、ドリップ溝30は、最外部ガラス板5と内部ガラス板3との間に含まれるシーリング手段14に設けられている。シーリング手段14を別の構成要素と組み合わせて縁部終端要素を得ていた場合、ドリップ溝は縁部終端要素に設けられていたであろうことは述べるに値する。シール13と外部ガラス板の外面18との間に水又は凝縮物が流れる場合、ドリップ溝30に到達した水は水滴に変わり、静止フレーム2の肩部24に落下する。ドレンダクト12が、水を排出するために、静止フレーム2内に肩部24から設けられている。

Claims (15)

  1. 静止フレーム(2)と可動取付式又は固定ケースメント(1)とを含むフレームレスガラス扉又は窓機構であって、前記ケースメント(1)は、少なくとも外部ガラス板(5)と内部ガラス板(3)とを有する複数グレージングであって、前記外部ガラス板(5)と前記内部ガラス板(3)は、少なくとも、スペーサ(6)と、前記ガラス板(5,3)を互いに締結している少なくともシーラント(8)の線とによって互いに間隔が開けられている複数グレージングと、前記静止フレーム(2)と前記外部ガラス板(5)との間に設けられた少なくともウェザーシーリング手段(13)と、前記グレージングに設けられた少なくとも1つのドリップ溝(10,20)と、を含む、フレームレスガラス扉又は窓機構において、
    前記少なくとも1つのドリップ溝(10,20)は、前記外部ガラス板(5)の外部表面によって画定される平面と、前記内部ガラス板(3)の内部表面によって画定される平面との間に設けられていることを特徴とする、フレームレスガラス扉又は窓機構。
  2. 前記少なくとも1つのドリップ溝は、前記外部ガラス板(5)の前記外部表面によって画定される前記平面と、当該機構を作動させるためのハードウェア手段(22)の前方との間に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  3. 前記少なくとも1つのドリップ溝は、前記グレージングの縁部に、且つ前記グレージングの完全に内部に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  4. 前記少なくとも1つのドリップ溝は縁部終端要素に設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  5. 前記少なくとも1つのドリップ溝は前記縁部終端要素に、少なくとも1つのガラス表面に隣接して設けられていることを特徴とする、請求項4に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  6. 前記少なくとも1つのドリップ溝は前記グレージングの前記ガラス板の前記縁部を掘ることによって設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  7. 前記ケースメント(1)は、前記外部ガラス板(5)と前記内部ガラス板(3)とを含む二重グレージングであり、前記ドリップ溝(20)は前記縁部終端要素(21)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  8. 前記ドリップ溝(20)は前記縁部終端要素(21)に、及び前記外部板(5)と、当該機構を作動させるための前記ハードウェア手段(22)との間に設けられていることを特徴とする、請求項7に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  9. 前記ケースメント(1)は、前記外部ガラス板(5)と前記内部ガラス板(3)とを含む二重グレージングであり、前記ドリップ溝(20)は、前記グレージングの前記外部ガラス板(5)の前記縁部(17)を掘ることによって設けられていることを特徴とする、請求項1〜3又は6のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  10. 前記ケースメント(1)は、前記外部ガラス板(5)と、中央ガラス板(4)と、前記内部ガラス板(3)と、を含む三重グレージングであり、前記ドリップ溝(30)は、前記外部ガラス板(5)と前記中央ガラス板(4)との間に配置された縁部終端要素(14)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  11. 前記ケースメント(1)は、前記外部ガラス板(5)と、前記中央ガラス板(4)と、前記内部ガラス板(3)と、を含む三重グレージングであり、前記ドリップ溝(20)は、前記中央ガラス板(4)と、当該機構を作動させるための前記ハードウェア手段(22)との間に配置された前記縁部終端要素(21)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のフレームレス扉又は窓機構。
  12. 前記少なくとも1つのドリップ溝は少なくとも1mmの高さを有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  13. 前記少なくとも1つのドリップ溝は少なくとも1mmの幅を有することを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  14. 前記少なくとも1つのドリップ溝は少なくとも前記グレージングの前記底縁部に沿って延びていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
  15. 前記静止フレーム(2)は少なくとも1つのドレンダクト(12)を含むことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のフレームレスガラス扉又は窓機構。
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