JP2019504975A - 連結装置および方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、第1の連結器(100)および第2の連結器(200)を備える装置(1)に関する。第1の連結器(100)および第2の連結器(200)は、連結開口(106、206)へと開口する流体流通管路(104、204)を定める静止した本体(102、202)と、弁(108、208)が連結開口(106、206)を閉じる閉止位置と、弁(108、208)が連結開口(106、206)を貫く通路を開放する解放位置との間で、静止した本体(102、202)に対して移動可能である弁(108、208)とを備える。装置(1)は、第1の連結器(100)の移動可能な弁(108)を第2の連結器(200)の静止した本体(202)に係止するように設計された第1の係止手段と、第1の連結器(100)の静止した本体(102)を第2の連結器(200)の移動可能な弁(208)に係止するように設計された第2の係止手段とをも備える。【選択図】図1

Description

本発明は、連結装置と、この連結装置の連結器を連結するための方法とに関する。
従来の連結装置は、雄連結器と雌連結器との間に流体連通を確立するために、雌連結器と、雌連結器に入れ子にされるように意図された雄連結器とを備えている。
従来、雄連結器および雌連結器の各々は、流体の流れを可能にし、入口/出口オリフィスへと開口する管路を画定する固定本体と、移動可能な弁が入口/出口オリフィスを封止する封止位置と、移動可能な弁が入口/出口オリフィスを通る流体の流れを可能にする空け位置との間で固定本体に対して移動可能な仕切弁とを備えている。各々の弁を封止位置へと戻すために、従来からバネが使用されている。
既存の連結装置の欠点は、流体が雄と雌の2つの連結器のいずれか一方または両方の管路において圧力下にある間に、これら2つの連結器を連結することの難しさである。
別の欠点は、2つの連結器が連結されると、連結器の管路における妨げとなり得る要素の存在が流体の流れを制限することである。これは、流体が固体要素を含むとき、流体が流通する管路の障害物をもたらす可能性があり、これはたとえば、具体的には、冷却液として使用される部分的に凍結された水の場合である。
加えて、流体の漏れを防止するためにこれらの連結装置において使用される封止ガスケットは、2つの連結器の間で流れる流体の流れにおいて配置される。これは、流体の流れを邪魔し、大きな流体の流量の場合、封止ガスケットが破れる危険性がある。
さらなる欠点は、連結解除の間、空け位置において1つまたは複数の弁の妨害があり、バネが封止位置における弁の戻りを確保するのに十分ではないことがある。
米国特許第5483993号から、重力を全く加えないか少しの重力を加えることで間に流体連通を確立するために連結されるように意図された雄部分および雌部分を備える結合器が知られている。しかしながら、この結合器は、複雑な構造を有し、連結解除において弁の完璧な再位置決めを不可能にし、圧力下の流体の場合に漏れの危険性を提起する。
また、本発明は、漏れの危険性がなく、流体の流量の制限がない、圧力下において連結を実行する能力を提供する連結装置を提案することで、これらの欠点の全部または一部を克服することを目指している。
このために、本発明の目的は、第1の連結器および第2の連結器を備える連結装置であって、第1の連結器および第2の連結器は、連結開口へと開口する、流体を流通させるための管路を画定する固定本体と、弁が連結開口を封止する封止位置と、弁が連結開口を貫く通路を空ける空け位置との間で、固定本体に対して移動可能な弁とを備え、上記連結装置が、第1の連結器の移動可能な弁を第2の連結器の固定本体に係止するように構成される第1の係止部と、第1の連結器の固定本体を第2の連結器の移動可能な弁に係止するように構成される第2の係止部とをさらに備える連結装置である。
したがって、本発明による連結装置は、各々の連結器の移動可能な弁の、他の連結器の固定部分への連結を可能にする。
固定部分における移動可能な部分のこの二重の連結は、連結のときの流体の圧力の影響による、弁と、対応する固定本体との間の係合解除や分離を回避する。
したがって、本発明による装置は、圧力下での連結を可能にする。
好ましい実施形態によれば、連結装置は、弁がそれらの封止位置にない限り、第1の連結器の移動可能な弁と、第2の連結器の固定部分とを係止されたまま維持するとともに、第1の連結器の固定部分と、第2の連結器の移動可能な弁とを係止されたまま維持するように構成される妨害部材を備える。
したがって、連結解除の間、弁は、これらの弁がそれぞれ係止されたまま維持される連結器の固定本体によって、空け位置から封止位置へと引っ張られる。
これは、加圧された流体が第1の連結器と第2の連結器との間でなおも流通している間に連結解除を実行することを可能にする。
これは、たとえば固着のため、空け位置での弁の妨害を回避することも可能にする。
好ましい実施形態によれば、弁は、連結開口に対する法線に対して実質的に垂直である並進方向の軸に沿って、固定本体に対して並進移動可能である。
そのため、圧力は弁の変位方向に対して垂直である。したがって、弁の開閉における流体の圧力の発生はなく、これは、圧力下での容易な連結を可能にする。
好ましい実施形態によれば、第1の連結器および第2の連結器のうちの少なくとも一方は、弁が封止位置にあるときにこの連結器の固定本体と弁との間の流体の漏れを防止するように構成される2つの封止部材を備え、2つの封止部材は、この連結器の同じ部分によって支持される。
したがって、圧力は同じ部分に属する2つの封止部材に発揮され、これは圧力下で連結を実行することを可能にする。
そうでない場合、圧力が封止部材同士の間に隙間を作り出し、それによって漏れを発生させる可能性がある。
第1および第2の連結器の各々が、好ましくは、連結器の各々の同じ部分によって支持される2つの封止部材を備えることは、留意されるものである。
好ましい実施形態によれば、第1の連結器および第2の連結器のうちの少なくとも一方は、弁が封止位置にあるときにこの連結器の固定本体と弁との間の流体の漏れを防止するように構成される2つの封止部材を備え、2つの封止部材は、この連結器の固定本体によって画定される管路の外部に配置される。
したがって、封止部材は保護され、これによって、流体の圧力、または、大きな流量の影響による封止部材の破れを回避する。
第1および第2の連結器の各々が、好ましくは、連結器の各々の固定本体によって画定される管路の外部に配置される2つの封止部材を備えることは、留意されるものである。
好ましい実施形態によれば、第1および第2の連結器の流体を流通させるための管路は空いた通路部分を画定する。
別の言い方をすれば、流体を流通させるための管路は、障害物がない。
したがって、第1の連結器と第2の連結器との間に圧力損失がない。さらに、これは、たとえば打ち砕かれた氷を含む水など、連結器を通って流通する流体が固体要素を含むとき、管路の妨害を回避する。
好ましい実施形態によれば、連結装置は、第1および第2の連結器を通って流通する流体の流量を調節するための調節器を備える。
好ましい実施形態によれば、連結装置は、第1および第2の連結器を自動的に連結するための手段を備える。
好ましい実施形態によれば、連結装置は、連結された第1の連結器と第2の連結器とを係止するように構成される係止システムを備え、この係止システムは第1および第2の係止部とは別である。
したがって、この特徴は、第1の連結器と第2の連結器とを連結された状態で維持する機能を、弁を固定本体に固定する機能と区別することを可能にする。したがって、第1および第2の連結器の各々がいくつかの管路と弁(マルチカプラ)とを備える一方で、単一の係止システムを使用することが可能である。第1の連結器および第2の連結器が連結状態で係止されている間に流体通路部分を変化させることも可能である。
好ましい実施形態によれば、連結装置は、弁を封止位置で係止するための手段を有しない。
弁に発揮される圧力平衡によって可能とされるこの特徴は、より単純な構造を有することを可能にする。
好ましい実施形態によれば、第1および第2の連結器は、各々の弁を封止位置へと戻すための戻し部材を備える。
したがって、封止位置における弁の戻りは、自動的であり、第1の連結器と第2の連結器との連結解除以外に、使用者による行為または監視を必要としない。
別の態様によれば、本発明は、前述の特徴を有する連結装置の実施のために意図される第1の連結器であって、固定本体と、固定本体によって画定される流体を流通させるための管路と、流体を流通させるための管路が開口する連結開口と、弁が連結開口を封止する封止位置と、弁が連結開口を貫く通路を空ける空け位置との間で、固定本体に対して移動可能な弁とを備え、弁は、前述の特徴を有する連結装置の第2の連結器の固定本体に弁を固定するための第1の係止要素を備え、固定本体は、固定本体を第2の連結器の弁に固定するための第2の係止要素を備える、第1の連結器に関する。
圧力下の連結を可能にするこの連結器は、本発明による連結装置の第1の連結器の先に記載した特徴の全部または一部をさらに含んでもよい。
なおも別の態様によれば、本発明は、前述の特徴を有する連結装置の実施のために意図される第2の連結器であって、固定本体と、固定本体によって画定される流体を流通させるための管路と、流体を流通させるための管路が開口する連結開口と、弁が連結開口を封止する封止位置と、弁が連結開口を貫く通路を空ける空け位置との間で、固定本体に対して移動可能な弁とを備え、固定本体は、前述の特徴を有する連結装置の第1の連結器の弁に固定本体を固定するための第1の係止要素を備え、弁は、弁を第1の連結器の固定本体に固定するための第2の係止要素を備える、第2の連結器に関する。
圧力下の連結を可能にするこの連結器は、本発明による連結装置の第2の連結器の先に記載した特徴の全部または一部をさらに含んでもよい。
別の態様によれば、本発明の目的は、前述の特徴を有する連結装置の第1の連結器と第2の連結器とを連結するための方法であって、第1および第2の連結器の各々の連結器の弁が上記第1および第2の連結器の他方の連結器の固定本体に係止することを可能にする第1の係止ステップと、その後、第1の係止ステップとは別に、第1の連結器が第2の連結器に係止することを可能にする第2の係止ステップとを含む方法である。
したがって、この方法は、先ず、他方の連結器の固定本体への弁の係止を可能にし、次に、第1の連結器と第2の連結器とを連結状態で維持するために、連結器同士の互いへの直接的な係止、具体的には、第1の連結器の支持部の第2の連結器の支持部への直接的な係止を可能にする。この順序は、流体の圧力の影響によって、弁が制御されていない手法で変位されるのを防止することを可能にする。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しつつ、非限定的な例として提供されている実施形態の以後の詳細な記載から明らかとなる。
第1の連結器と第2の連結器とが互いから離して連結解除されている、本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である。 第1の連結器と第2の連結器とが互いに当接するが連結解除されている、本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である。 第1の連結器と第2の連結器とを連結するステップを示す、本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である 第1の連結器と第2の連結器とを連結する別のステップを示す、本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である 第1の連結器と第2の連結器とを連結する別のステップを示す、本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である 第1の連結器と第2の連結器とを連結する別のステップを示す、本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である 第1の連結器と第2の連結器とが係止されている、本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である。 本発明の実施形態による連結装置の側方からの断面図である。 連結解除された状態での本発明の実施形態による連結装置の斜視図である。 連結された状態での本発明の実施形態による連結装置の斜視図である。
図1は、本発明の実施形態による連結装置1を示している。連結装置1は、たとえば雌連結器である第1の連結器100と、たとえば雄連結器である第2の連結器200とを備えている。連結装置1は、2つの外部装置(図示していない)の一方に関連付けられた第1の連結器100と、2つの外部装置の他方に関連付けられた第2の連結器200とを連結することで、2つの外部装置の間の流体連通を確立するように意図されている。
第1の連結器100および第2の連結器200は、固定本体102、202と、固定本体102、202によって画定された流体を流通させるための管路104、204と、管路104、204が開口する連結開口106、206と、弁108、208が連結開口106、206を封止する封止位置(たとえば図1および図8に示されている)と、弁108、208が連結開口106、206および管路104、204を介した2つの連結器100、200の間の流体の流れを可能にするために連結開口106、206を貫く通路を空ける空け位置(図7)との間で、固定本体102、202に対して、具体的には並進で、移動可能な弁108、208とを備える。
第1の連結器100および第2の連結器200は、戻し部材を備えてもよく、弁108、208を封止位置へと戻すための、バネ110、210などのような戻し部材だけを好ましくは備え得る。したがって、封止位置での弁108、208の戻りは自動的である。バネ110は、有利には、管路104を画定する固定本体102の部分の周りで延びる。
第1の連結器100および第2の連結器200の各々の固定本体102、202によって画定された管路104、204は、具体的には、液体が、たとえば冷却液として供される砕かれた氷を含む水といった、流体が固体要素を含む場合、この流体の流通を妨げ得るいかなる障害物もなく、存在せず、除去されていることが留意されるものである。具体的には、管路104、204の内側の流体の通路部分が実質的に不変であること、換言すると、管路104、204への断面が実質的に一定の面積を有することが、見て取れる。
ここでの連結開口106、206は管路104、204の端へと延びており、ここで他方の端は、外部装置と連通するように意図されており、結合される外部装置に連結器100、200を連結することを可能にするために、取付部分118、228の高さにおいてこの端に配置されている取付開口116、216へと開口している。
第1の連結器100および第2の連結器200は、有利には、連結されるために入れ子にされるように構成されることは、留意されるものである。この入れ子は、封止位置から空け位置への弁108、208の変位をもたらすように、および、開口106、206を一致させるように、つまり、管路104、204と開口106、206とを通じて、連結器100、200の間の流体の流通を可能にするために、開口106、206を実質的に互いの反対に置くように、意図されている。
より具体的には、第2の連結器200の固定本体202は、第1の連結器100と第2の連結器200との連結の間、第1の連結器100の弁108を空け位置へと押し戻すように意図されている。同様に、第1の連結器100の固定本体102は、この連結の間、第2の連結器200の弁208を空け位置へと押し戻すように意図されている。
したがって、たとえば図1で示しているように、第1の連結器の弁108は停止面112を備えており、第2の連結器200の固定本体202は、弁108の封止位置から空け位置までの変位をもたらすために、連結の間に停止面112に当接するように意図された支持面214を備えている。
同様に、第2の連結器の弁208は停止面212を備えており、第1の連結器100の固定本体102は、弁208の封止位置から空け位置までの変位をもたらすために、連結の間に停止面212に当接するように意図された支持面114を備えている。
より詳細には、図1の例によれば、第1の連結器100の弁108は、端壁124を有し、第2の連結器200の固定本体202の端において形成された筐体220へと入れ子にされるように意図されたほぞ部分122が延びる肩部120を有する実質的に円筒形の環状体から成ることができ、この筐体220は、開口を画定している上方縁222と、筐体220の底部を形成する肩部224とを有している。肩部120および上方縁222は、連結器100、200の連結の間に互いに当接するように意図されている。代替または補足で、端壁124および底部224は、連結器100、200の連結の間に互いに当接してもよい。したがって、たとえば、停止面112は肩部120によって画定され、支持面214は上方縁222によって画定される。
第1の連結器100の固定本体102は、実質的に円筒の形を有することができ、具体的には、端において、弁208の肩部228から延び、端壁230を有する弁208の端に位置付けられるほぞ部分226を受け入れるように適合される筐体126を有する。筐体126は、底部128と、開口を定める上方縁130とを有する。端壁230および底部128は、第1の連結器100と第2の連結器200とが入れ子にされるとき、当接するように意図されている。代替または補足で、肩部228および上方縁130は、連結器100、200が連結されるときに当接するように意図されてもよい。したがって、停止面212は、たとえば、肩部228によって画定されてもよく、支持面114は上方縁130によって画定されてもよい。
連結装置1は、これらの第1の連結器100および第2の連結器200の入れ子が完成されると、つまり、連結開口106、206が重ね合わされると、第1の連結器100を第2の連結器200に係止することを可能にする、図9に示している係止システム400を備え得る。この係止システム400は、固定本体202、102における弁108、208の係止とは別で独立しており、つまり、後でより詳細に記載されている第1および第2の係止部とは別である。実際、第1および第2の係止部は、係止して第1の連結器100と第2の連結器200との連結を固定することを可能にしない。そのため、係止システム400は、連結されると連結器100、200の保持を所定の位置に確保する。第1の連結器100と第2の連結器200とが互いに連結されるとき、係止システム400が固定本体202、102において弁108、208を係止した後に係合されるように構成され得ることは、留意されるものである。係止システム400は、たとえば、ボール、ネジ、カム、バヨネット、ピン、磁気、または電磁気の方式のものである。
さらに、連結装置1は、たとえば、ロッド700および対応する開口702、ならびに/または、入れ子部分703、704など、連結の前の第1の連結器100および第2の連結器200の互いに対する適切な位置決めを可能にする指標指示部を備えてもよい。これらの指標指示部は、有利には、第1の連結器100および第2の連結器200の固定本体102、202および弁108、208の外部であり、つまり、それらに付属していない。
さらに、連結装置1は、第1の連結器100と第2の連結器200との入れ子の間、第1の連結器100の弁108を第2の連結器200の固定本体202において係止するように構成される第1の係止部と、第1の連結器100と第2の連結器200との入れ子の間、第1の連結器100の固定本体102を第2の連結器200の弁208において係止するように構成される第2の係止部とを備える。
具体的には、第1の係止部と第2の係止部とは、固定本体202を伴う弁108と固定本体102を伴う弁208とを並進において固定するようにそれぞれ意図されている。
図1に示しているように、第1の係止部は、たとえば、溝132と、弁108、208の並進の軸に対して径方向で移動可能で、溝132を係合するように意図された1つまたは複数の係止部材232とを備える。溝132は、ここでは、弁108のほぞ部分122の外部側壁に形成されており、係止部材232は、筐体220の側壁を通じて形成された径方向孔内で移動可能な、たとえばボールから成る。
さらに、第2の係止部は、溝133と、弁108、208の並進の軸に対して径方向で移動可能で、溝133を係合するように意図された、たとえばボールといった1つまたは複数の係止部材234とを備え得る。溝133は、ここでは、筐体126を画定する側壁に形成されており、係止部材234は、ほぞ部分226の側壁を通じて形成された径方向孔において移動可能である。
連結装置1が、有利には、弁108、208をそれらの封止位置において係止するための手段のないことは、留意されるべきである。別の言い方をすれば、弁108、208は封止位置において自由にされたままであり、これらの弁は封止位置で妨害されない。弁108、208は、ここではバネ110、210に対応する戻し部材によって戻されるだけであり得る。実際、圧力は、弁108、208の配置、および、同じ部分によって支持される封止部材141、241の配置のため、弁108、208の高さにおいて平衡とさせられる。そのため、封止位置において弁108、208の係止を用いる必要はない。
さらに、連結装置1は、弁108、208がそれらの封止位置にない限り、つまり、連結器100、200の連結および連結解除の間、弁108を固定本体202に係止されたまま維持し、固定本体102を弁208に係止されたまま維持するように構成された妨害部材を有利には備え得る。
妨害部材は、ここでは、好ましくは固定本体102に固定され、内壁136を有するスリーブ134を備える。このスリーブ134は、固定本体102によって画定された管路104の周りで延び、固定本体102とともに、内側で弁108が封止位置と空け位置との間で変位されるように意図されている空間を画定している。
内壁136は、たとえば図6に示しているように、封止位置と空け位置との間での弁108の変位の間、係止部材232を溝132の内側で保持するように意図されている。
実際、弁108は、固定本体102の側壁140とスリーブ134の内壁136との間で移動可能であり、それらによって案内される。
溝132への係止部材232の係合を容易にするために、内壁136は、スリーブ136の端において拡げられた形を有してもよい。具体的には、スリーブ136は、面取り部137を有する端を有し得る。
さらに、内壁136は、弁108の径方向の凸部139が、弁108を封止位置において停止させるために、当接するように意図されている肩部138を有し得る。
第2の連結器200に関して、妨害部材は推進部材236を備えてもよく、推進部材236は、推進部材236が、係止部材234がほぞ部分226の外部側面から突出したままに維持することを可能にし、それによって溝133内で維持することを可能にする妨害位置(たとえば、図7)と、推進部材236が、ほぞ部分226の内側への径方向での係止部材234の変位を可能にし、それによって溝133の外への変位を可能にする非妨害位置(図1)との間で、弁208に対して移動可能である。
推進部材236は、たとえば、実質的に円柱形のロッドから成る。推進部材236は、図4〜図7に示しているように、係止部材234を溝133において保持するために、係止部材234に当接するように意図されている外部側壁238を有する。
溝133への係止部材234の係合を容易にするために、推進部材236の端は細くされた断面を有してもよく、たとえば面取り部240(図3)である。
推進部材236は、ここでは、固定本体202に対する弁208の並進の軸と平行または合致する軸に沿って、並進で移動可能である。
より具体的には、弁208は中空の形を有し、推進部材236は弁208の内側で移動可能である。
ほぞ部分226は、係止部材234が配置される径方向の孔の端が開口する内部筐体242(図2)を画定する。推進部材236は、側壁244を含むこの内部筐体242の内側で妨害位置と非妨害位置との間で移動可能であり、外部側壁238に当接することで案内部として作用できる。
さらに、部材236は、固定本体202に固定され、推進部材236がここではスリーブ246から完全に延び出る展開位置(図1)と、推進部材236がスリーブ246の内側で完全に延びる格納位置(図7)との間で、弁208の並進の軸に平行に延びる実質的に円筒形のスリーブ246に対して、並進で移動可能である。スリーブ246は、推進部材236の並進の案内部として作用する。
バネ210は、有利には、スリーブ246、推進部材236の周りで延び、具体的には弁208の内側で延びる。
部材236は、ここでは内部筐体242へと係合される端の反対の推進部材236の端に形成されており、推進部材236が展開位置にあるとき、ここではスリーブ246の端に配置されるフランジ250に当接するように意図されている肩部248(図5)を有してもよい。フランジ250は、ここでは、推進部材236がスリーブ246を貫いて伸びることを可能にする通路開口を画定している。
具体的にはスリーブ246内で延びるバネ237などの戻し部材が、推進部材236を展開位置まで戻すために提供されてもよい。
内部筐体242へと係合される推進部材136の端は、弁208が封止位置から空け位置へと変位されるときに内部筐体242の底部254が当接するように意図される停止面252(図2)を有してもよい。したがって、底部254を停止面252に押し付けることで、弁208は、封止位置から空け位置へと変位されている間、推進部材236を展開位置から格納位置まで変位させる。
有利には、連結開口106、206が弁108、208の並進の軸と平行に延びることは、留意されるものである。別の言い方をすれば、連結開口106、206に対する法線は、弁108、208の並進の軸に対して実質的に垂直である。
第1の連結器100の連結開口106が、実質的に円筒形の固定本体102の側壁140を貫いて形成されている。
第2の連結器200の連結開口206は、固定本体202の案内部分258の側壁256(図2)を貫いて形成されている。弁208は、この案内部分258の内側を滑るように意図されている。案内部分258は実質的に円筒形であり、弁208は、この円筒形部分の内側で移動可能な栓である。
さらに、連結開口206は、ここでは、固定本体202の流体を流通させるための部分260の端に配置されている。流体を流通させるための部分260は管路204を画定している。連結開口206は、案内部分258と流通部分260との交差位置にある。
側壁256が、弁208の径方向の凸部264が弁208を封止位置において停止させるために当接するように意図されている肩部262を、内面において有することは、留意されるものである。
連結装置1は、弁108、208が封止位置にあるとき、固定本体102と弁108との間と、固定本体202と弁208との間と、連結開口106、206の間とにおける流体の漏れを防止するように構成された第1の封止ユニットを備えている。
第1の封止ユニットは、ここでは、連結器100、200の各々について、弁108、208が封止位置にあるときに連結開口106、206のいずれかの側において配置される、たとえばOリング封止ガスケットといった、一対の封止部材141、241を備えている。
封止部材141、241の各々の対は、有利には、第1の連結器100または第2の連結器200の1つの同じ部分によって支持される。この部分は、たとえば、弁108、208または固定本体102、202であり得る。
有利な可能性によれば、連結器100、200の一方の封止部材141、241の対は、この連結器100、200の弁108、208によって支持され、他方の連結器100、200の封止部材141、241の対は、この他方の連結器100、200の固定本体102、202によって支持される。したがって、固定本体102、202によって支持される封止部材141、241は、この固定本体102、202の連結開口106、206に対して静止しており、第1の連結器100と第2の連結器200とが連結されると連結の封止を確保もする。
この例では、第1の連結器100の封止部材141の対は弁108によって支持され、封止部材241の対は固定本体202によって支持される。
弁108は、内面において2つの溝142を有し、各々の溝142は封止部材141のうちの1つを受け入れる(図2)。
固定本体202は、側壁256の内面において2つの溝266を有しており、各々の溝266は、2つの封止部材241のうちの1つを受け入れる。
封止部材141、241の対が、管路104、204の外側において、管路104、204によって画定された流体通路部分の外部に配置されており、そのため、これらの管路104、204を通って流通する流体の流れに曝されないことは、留意されるものである。
別の言い方をすれば、溝142、266は管路104、204に直接的に開放しておらず、溝142、266は、弁108、208の封止位置でも空け位置でも、介在する要素において開放しており、その介在する要素は、封止部材141の対については、固定本体102の側壁140であり得、封止部材241の対については、弁208の側壁または固定本体102の側壁140であり得る。
したがって、部材141、241は、連結器100、200を通る流体の流れを邪魔しない。加えて、これは、破れる危険性を防止し、そのため大きな流体の流量の場合の封止損失を防止する。
封止部材141、241の対は、それぞれの弁108、208の並進の軸の周りで延び、好ましくは、この並進の軸に対して実質的に垂直な平面において延びることは留意されるものである。
連結装置1は、固定本体102、202が連結または連結解除の操作の間に弁208、108にそれぞれ係止されるとき、固定本体102と弁208との間と、固定本体202と弁108との間とにおける流体の漏れを防止するように構成された第2の封止ユニットも備えている。
第1の封止ユニットは、弁108/固定本体202の境界面と弁208/固定本体102の境界面とにおける流体の漏れを回避する。空け(連結)位置または封止(連結解除)位置への弁108、208の並進の間、これらの境界面は、連結開口106、206に向かい合って通過し、そのため管路104、204に存在する流体に曝される。
第1の封止ユニットは、具体的には、弁108と固定本体202との間の流体の漏れを防止するように意図された第1の封止部材268と、弁208と固定本体102との間の流体の漏れを防止するように意図された第2の封止部材270とを備える(図4)。第1の封止部材268および第2の封止部材270は、たとえば、Oリングの封止ガスケットである。
図1〜図7の例によれば、第1の封止部材268は、筐体220の側壁に形成された溝の内側に配置されており、第2の封止部材270は、ほぞ部分226の側壁の外面に形成された溝の内側に配置されている。
第1の封止部材268および第2の封止部材270は管路104、204の外部で延びている。
第1の封止部材268および第2の封止部材270が、弁108、208の並進の軸に対して実質的に垂直な平面において延びている。
第1の連結器100と第2の連結器200とを連結するための方法の異なるステップは、以後においてより詳細に記載されており、第1の連結器100と第2の連結器200とが連結解除される最初の状況(図1)から始まる。
第1の連結器100と第2の連結器200とは指標が合わせられ、指標指示部を用いて互いに対して適切に位置決めされ、次に接触させられる(図2)。支持面114、214と停止面112、212とは接触させられる。図2の例によれば、ほぞ部分122は筐体220へと挿入され、ほぞ部分226は筐体126へと挿入され、肩部120は上方縁222に当接し、端壁124は肩部224に当接し、上方縁130は肩部228に当接する。
係止部材232、234は、まだ妨害されることなく、対応する溝132、133へと係合されてもよい。
使用者は、次に、第1の連結器100と第2の連結器200とを互いに対して押す。第2の連結器の固定本体202は、バネ110の作用に抗して、第1の連結器の弁108を封止位置から空け位置まで押して変位させ、第1の連結器100の固定本体102は、バネ210の作用に抗して、弁208を封止位置から空け位置に向けて押して変位させる(図3〜図7)。
空け位置への弁208の変位の間、推進部材236は内部筐体242へと入り込み、面取り部240は係止部材234を、適切な場合、溝133の中へと押す(図3)。
外部側壁238は係止部材234と接触し、係止部材234を溝133において妨害し、弁208は固定本体102に係止される(図4)。
面取り部137は、適切な場合、係止部材232を溝132の中へと変位させる(図5)。さらに、停止面252に押し付けることで、底部254は推進部材236を押し戻して展開位置から格納位置へと変位させる。しかしながら、部材236は、バネ237の作用によって、内部筐体242の内側で妨害位置に留まる。
スリーブ134の内壁136は、次に、係止部材132に当接し、係止部材132を溝132へと係合させたまま維持し、そのため弁108は固定本体202に係止される(図6)。
使用者は、連結開口106、206が重なり合うまで、第1の連結器100と第2の連結器200とを互いに対して変位させることを維持する(図7)。連結装置1は、このために、連結開口106、206とが互いに対向しているとき、第1の連結器100と第2の連結器200との入れ子を止めるための止め具(図示していない)を備えてもよい。第1の連結器100および第2の連結器200は、さらに、係止システム400によってこの連結された状態で維持されてもよい。
方法は、弁108、208を固定本体202、102においてそれぞれ係止させるステップが、連結の間、加圧された流体が弁108、208を制御されていない手法で変位させることを回避するために、第1の連結器100と第2の連結器200とを係止システム400を介して互いに直接的に係止するステップの前に起こることを提供する。
連結解除の間、弁108を固定本体202に係止することと、弁208を固定本体102に係止することとは、弁108、208を封止位置へと戻すことを確保し、これらの弁108、208は、それらが係止される固定部分102、202によって引っ張られる。
図8に示しているように、連結装置1は、有利には、第1の連結器100および第2の連結器200を通って流通するように意図される流体の流量を調節するための調節器を備える。
流体の流量を調節するための調節器は、連結開口106、206に対する弁108、208の一方の相対位置を変更するように構成された、たとえば円柱といった、少なくとも1つの駆動部材300を備えてもよい。
したがって、駆動部材300は、弁108、208の一方において、封止位置と空け位置との間に、弁108、208が連結開口106、206を貫いて部分的に延びる中間位置(図8)を取ることを可能にし、これは、空け位置に対して、連結開口106、206を貫く流体の通路部分を縮小する効果を有する。
駆動部材300は、互いに対して第1の連結器100と第2の連結器200とを直接的に変位させるように、つまり、第1の連結器100と第2の連結器200とを互いに近付けることで、または、第1の連結器100と第2の連結器200とを離すように移動することで、第1の連結器100と第2の連結器200との間の距離を変化させるように、構成され得る。実際、第1の連結器100と第2の連結器200との間の距離を変化させることは、連結開口106、206に対する弁108、208の位置を変更することと、それによって連結開口106、206を通過する流体の流量を変化させることとを可能にする。この解決策は、有利には、複数の固定本体102、202、管路104、204、弁108、208、連結開口106、206などを備える第1の連結器100および第2の連結器200のための単一の駆動部材300を使用することを可能にする。
図8に示しているように、駆動部材300は、代替で、封止位置、中間位置、および空け位置の間で2つの弁108、208の一方を直接的に変位させるように構成されてもよく、好ましくは、その弁108、208は、対応する固定本体102、202の内側で延び、この例では、アクセスがより容易であるため、弁208である。これは、有利には、第1の連結器100または第2の連結器200が含み得る他方の弁から独立して各々の弁208を導くことを可能にする。
駆動部材300は、ここでは、固定本体202において、および、弁208において延びるロッド302を備える円柱である。円柱のロッドは、ここでは推進部材236として作用する。さらに、円柱のロッドは、封止位置において弁208を戻すことを可能にする推進面を備える。
流量調節器は、管路104、204において流通する流体のパラメータを測定するように意図されたセンサ(図示していない)と、測定されたパラメータの値の関数として流体の流量の変更を制御するように意図された制御ユニット(図示していない)とをさらに備え得る。これは、流体の流量のサーボ制御を実行することを可能にする。制御ユニットは、駆動部材300を制御するように構成されてもよい。
たとえば、冷却流体の種類の流体について、センサは、管路104、204において流通する流体の温度を測定するように意図された温度プローブであり得る。測定された温度が所定の設定値温度未満である場合、制御ユニットは、消費を低減させるために、連結開口106、206を通過する流体の流量における低下を制御し得る。これは、低減された消費で効果的な冷却を維持することを助ける。
連結装置1が、第1の連結器100と第2の連結器200とを自動的に連結するための手段を有利に含み得ることは、留意されるものである。自動連結手段は、連結が操作者によって手作業で開始されると、この連結を完了するために第1の連結器100と第2の連結器200とを自動的に互いへと近付けるように構成されている。これらの連結手段は、連結開口106、206に対する弁108、208の一方の相対位置を変更することを可能にする駆動部材300である駆動部材を備えてもよい。
したがって、なおも図8の例によれば、駆動部材300は、この連結が手作業で開始された後、第1の連結器100と第2の連結器200との自動的な連結を実行するように構成される。
このために、円柱のロッド302は、弁208を空け位置へと変位させるために、弁208に、または、サークリップ306など、弁208に固定される要素に、直接的に当接するように意図された、たとえば肩部といった停止面304を備える。さらに、円柱のロッド302は、弁208を固定本体102に係止するために、溝133における係止部材234の変位を引き起こすことを可能にする(つまり、推進部材236および外部側壁238の端と同じ役目を有する)径方向の凸部308を有してもよい。径方向の凸部308は、溝133に収められた係止部材234に当接することで、固定本体102を引っ張ることを可能にする傾斜した引っ張り部分310をさらに有する。同時に、停止面306は弁208に当接し、弁208を空け位置へと引っ張る。
連結は次のように起こる。最初に、径方向の凸部308は係止部材234と底壁254との間に位置決めされ、円柱のロッド302はこの底壁254に当接してもよい。操作者は、前述したように第1の連結器100および第2の連結器200を手作業で接触させることで連結を開始する。たとえば固定本体102が弁208に当接するときといった、溝133が係止部材234に到達した瞬間から、自動連結が係合されてもよい。円柱のロッド302が格納されることで、径方向の凸部308係止部材234を溝133へと押し込み、したがって弁208と固定本体102とを係止させる。その変位を継続することで、径方向の凸部の傾斜部分310は係止部材234を溝133の壁に押し付け、それによって固定本体102が引っ張られ、第2の連結器200の内側で円柱のロッド302によって駆動される。円柱のロッド302も停止面304を介して弁208に押し付くため、上記ロッドが空け位置へと同時に変位される。
第1の連結器100と第2の連結器200とを連結解除するためには、円柱のロッド302が弁208に押し付く必要があるだけであり、具体的には、弁208を封止位置へと変位させるために、底壁254に押し付く必要があるだけである。そのようにするとき、径方向の凸部308は係止部材234を溝133で保持することを停止する。
本発明は、連結装置1の実施のために、第1の連結器100および第2の連結器200に関する。
具体的には、第1の連結器の弁108は第1の係止要素を備え、第1の係止要素は、溝132、または、第2の連結器200の固定本体202の溝を係合するように意図された径方向の孔において移動可能な係止部材であり得、第1の連結器100の固定本体102は第2の係止要素を備え、第2の係止要素は、溝133、または、第2の連結器200の弁208の溝を係合するように意図された径方向の孔において移動可能な係止部材であり得る。第1の係止要素は、第2の連結器200の固定本体202の第1の係止要素と形状適合(換言すれば、嵌合)することで協働するように意図されており、第2の係止要素は、第2の連結器200の弁208の第2の係止要素と形状適合(換言すれば、嵌合)することで協働するように意図されている。
第2の連結器200の固定本体202は、径方向の孔または溝において移動可能な係止部材232であり得る、弁108の第1の係止要素と相補的な第1の係止要素も備え、弁208は、係止部材234または溝であり得る、固定本体102の第2の係止要素と相補的な第2の係止要素を備える。
さらに、本発明による第1の連結器100および第2の連結器200は、先に記載した連結装置1の連結器100、200の特徴の全部または一部を備えてもよい。
図9および図10に示しているように、各々の連結器100、200は、いくつかの固定本体102、202と、管路104、204と、弁108、208と、連結開口106、206と、第1の係止および封止部材と、第2の係止および封止部材と、妨害部材などを備え得ることは、留意されるものであり、連結器100、200の連結は、先に記載したものと同じ手法で、第1の連結器100の複数の管路104と第2の連結器200の複数の管路204との間の流体連通を確立することを可能にする。固定本体102は、それに固定される第1の支持部500によって支持されている。同様に、固定本体202は、それに固定される第2の支持部600によって支持されている。適切な場合、連結装置1は単一の係止システム400を備え、そのため、係止システム400は、連結装置1のすべての固定本体102、202、管路104、204などに共通である。指標指示部は、支持部500、600の高さにおいて形成されてもよい。指標指示部は、連結装置1のすべての固定本体102、202、管路104、204などに共通でもある。
当然ながら、本発明は前述した実施形態に決して限定されず、この実施形態は、例だけを用いて提供されている。変更は、本発明の範囲から逸脱することなく、特に様々な要素の構成に関して、または、技術的等価品の代用によって可能である。

Claims (12)

  1. 第1の連結器(100)および第2の連結器(200)を備える連結装置(1)であって、前記第1の連結器(100)および前記第2の連結器(200)は、
    連結開口(106、206)へと開口する、流体を流通させるための管路(104、204)を画定する固定本体(102、202)と、
    弁(108、208)が前記連結開口(106、206)を封止する封止位置と、弁(108、208)が前記連結開口(106、206)を通る通路を空ける空け位置との間で、前記固定本体(102、202)に対して移動可能な弁(108、208)とを備え、前記連結装置(1)が、
    前記第1の連結器(100)の前記移動可能な弁(108)を前記第2の連結器(200)の前記固定本体(202)に係止するように構成される第1の係止部と、
    前記第1の連結器(100)の前記固定本体(102)を前記第2の連結器(200)の前記移動可能な弁(208)に係止するように構成される第2の係止部とをさらに備える、連結装置(1)。
  2. 前記弁(108、208)がそれらの封止位置にない限り、前記第1の連結器(100)の前記移動可能な弁(108)と、前記第2の連結器(200)の前記固定部分(202)とを係止されたまま維持するとともに、前記第1の連結器(100)の前記固定部分(102)と、前記第2の連結器(200)の前記移動可能な弁(208)とを係止されたまま維持するように構成される妨害部材を備える、請求項1に記載の連結装置(1)。
  3. 前記弁(108、208)は、前記連結開口(106、206)に対する法線に対して実質的に垂直である並進方向の軸に沿って、前記固定本体(102、202)に対して並進移動可能である、請求項1または2に記載の連結装置(1)。
  4. 前記第1の連結器(100)および前記第2の連結器(200)のうちの少なくとも一方の前記連結器(100、200)は、前記弁(108、208)が前記封止位置にあるときにこの連結器の前記固定本体(102、202)と前記弁(108、208)との間の流体の漏れを防止するように構成される2つの封止部材(141、241)を備え、前記2つの封止部材(141、241)は、この連結器(100、200)の同じ部分によって支持される、請求項1から3のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  5. 前記第1の連結器(100)および前記第2の連結器(200)のうちの少なくとも一方の前記連結器(100、200)は、前記弁(108、208)が前記封止位置にあるときにこの連結器(100、200)の前記固定本体(102、202)と前記弁(108、208)との間の流体の漏れを防止するように構成される2つの封止部材(141、241)を備え、前記2つの封止部材(141、241)は、この連結器(100、200)の前記固定本体(102、202)によって画定される前記管路(104、204)の外部に配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  6. 前記第1および第2の連結器(100、200)の流体を流通させるための前記管路(104、204)は空いた通路部分を画定する、請求項1から5のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  7. 前記連結装置(1)は、前記第1および第2の連結器(100、200)を通って流通する前記流体の流量を調節するための調節器を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  8. 前記連結装置(1)は、前記第1および第2の連結器(100、200)を自動的に連結するための手段を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  9. 前記連結装置(1)は、連結された前記第1の連結器(100)と前記第2の連結器(200)とを係止するように構成される係止システム(400)を備え、この係止システムは前記第1および第2の係止部とは別である、請求項1から8のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  10. 前記連結装置(1)は、前記弁(108、208)を前記封止位置で係止するための手段を有しない、請求項1から9のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  11. 前記第1および第2の連結器(100、200)は、各々の弁(108、208)を前記封止位置へと戻すための戻し部材を備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の連結装置(1)。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の連結装置(1)の第1の連結器(100)と第2の連結器(200)とを連結するための方法であって、前記第1および第2の連結器(100、200)の各連結器(100、200)の前記弁(108、208)が前記第1および第2の連結器(100、200)の他方の連結器の前記固定本体(102、202)に係止することを可能にする第1の係止ステップと、その後、前記第1の係止ステップとは別に、前記第1の連結器(100)が前記第2の連結器(200)係止することを可能にする第2の係止ステップとを含む方法。
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