JP2019501560A - 多長ztのdft−s−ofdm送信 - Google Patents

多長ztのdft−s−ofdm送信 Download PDF

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Abstract

送信のための、多長ゼロテール(ZT)の離散フーリエ変換拡散の直交周波数領域変調(DFT−s−OFDM)信号を生成するために、技術が使用されることができる。周波数リソースの選択された割り当ては、複数のサブバンドを含むことができる。ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)(すなわちユーザ)に対してサブバンドが割り当てられてよく、シンボル間干渉(ISI)を抑制するために、パターンに従って割り当てられたサブバンドの各々に対してゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さが割り当てられてよい。割り当てられたゼロヘッドの長さおよび割り当てられたゼロテールの長さに従って、割り当てられたサブバンドにわたる送信のための、ZTのDFT−s OFDM信号が生成されてよい。

Description

本発明は、無線通信に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、参照により完全に記載されているかのように組み込まれる、2015年11月4日に出願した米国特許仮出願第62/250,584号明細書、および2016年4月22日に出願した米国特許仮出願第62/326,555号明細書の利益を主張するものである。
送信のための、多長ゼロテール(ZT)の離散フーリエ変換拡散の直交周波数領域変調(DFT−s−OFDM)信号を生成するために、技術が使用されることができる。周波数リソースの選択された割り当ては、複数のサブバンドを含むことができる。ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)(すなわちユーザ)に対してサブバンドが割り当てられてよく、シンボル間干渉(ISI)を抑制する(combat)ために、パターンに従って割り当てられたサブバンドの各々に対してゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さが割り当てられてよい。割り当てられたゼロヘッドの長さおよび割り当てられたゼロテールの長さに従って、割り当てられたサブバンドにわたる送信のための、ZTのDFT−s OFDM信号が生成されてよい。
添付の図面とともに例として示される以下の記述から、より詳細な理解が得られることができる。
1つまたは複数の開示された実施形態が実施されることができる例示の通信システムのシステム図である。 図1Aに示された通信システムの内部で使用されることができる例示のワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aに示された通信システムの内部で使用されることができる例示の無線アクセスネットワークおよび例示のコアネットワークのシステム図である。 ゼロテール(ZT)の離散フーリエ変換拡散の直交周波数領域変調(DFT−s−OFDM)信号を生成するための例示のシステムのブロック図である。 図3Bのものとは異なるヘッドのゼロパディングサイズおよびテールのゼロパディングサイズを有する、ZTのDFT−s−OFDM信号の時間領域表現のグラフである。 図3Aのものとは異なるヘッドのゼロパディングサイズおよびテールのゼロパディングサイズを有する、ZTのDFT−s−OFDM信号の時間領域表現のグラフである。 WTRUに割り当てられた異なるサブバンドは異なるゼロヘッドのサイズおよび/またはゼロテールのサイズを有する、同じWTRUに対する例示のサブバンド割り当ての割り当て図である。 DL送信におけるN個のサブバンドに関する例示のサブバンド構成の構成図である。 DL送信におけるN個のサブバンドに関する例示のサブバンド構成の構成図である。 多長ZTのDFT−s−OFDMマルチユーザ信号を生成するための例示のシステムのブロック図である。 異なるヘッドのゼロパディングサイズパラメータおよびテールのゼロパディングサイズパラメータを有する、シミュレートされた2ユーザシステムに関するZTのDFT−s−OFDM信号の時間領域表現のグラフである。 図7Aの第1のWTRUのビット誤り率(BER)性能対S/N比(SNR)をデシベルで表したグラフである。 共通チャネル送信を生成するための、例示の多長ZTのDFT−s−OFDMシステムのブロック図である。 多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対する例示の周波数リソース割り当ての割り当て図である。 多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対する例示の時変周波数リソース割り当ての割り当て図である。 多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対する、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)下の例示の周波数リソース割り当ての割り当て図である。 多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対する、キャリアアグリゲーション下の例示の周波数リソース割り当ての割り当て図である。 2つのWTRU用のZTのDFT−s−OFDM信号の時間領域表現のグラフである。 ZTのDFT−s−OFDM信号に対する例示のリソース割り当ての例示の割り当て図である。 ゼロヘッドのサイズパラメータおよびゼロテールのサイズパラメータを検知するために受信WTRUによって使用されることができる例示のプリアンブル割り当ての割り当て図である。 ゼロヘッドのサイズパラメータおよびゼロテールのサイズパラメータを検知するために受信WTRUによって使用されることができる別の例示のプリアンブル割り当ての割り当て図である。 送信のための、多長ZTのDFT−s−OFDM信号を生成するための、例示のプロシージャの流れ図である。
本明細書で説明される実施形態は、全体的なセルラーシステムのための固定数秘学(fixed numerology)下で、ユーザと、異なるガード時間との共存を可能にする方法、システム、および装置を含むことができる。そのため、各ユーザ向けに意図された信号は、1つのサブバンドごとに、システムにおける他のユーザから異なってよい異なるガードタイムを採用することができる。このことは、不必要なオーバヘッドを低減して、システムの全体的なスループットを向上させることができる。
図1Aは、1つまたは複数の開示された実施形態が実施されることができる例示の通信システム100の図である。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザに対して、音声、データ、ビデオ、メッセージ、ブロードキャストなどの内容を提供する多重アクセスシステムでよい。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースを共有することによってそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。たとえば、通信システム100は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)などの1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示された実施形態は、任意数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図するものであることが理解されよう。WTRU 102a、102b、102c、102dの各々は、ワイヤレス環境において動作し、かつ/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスでよい。例として、WTRU 102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信し、かつ/または受信するように構成されてよく、ユーザ機器(UE)、移動局、固定式または移動式の加入者ユニット、ポケットベル、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、民生用電子機器などを含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含むことができる。基地局114a、114bの各々は、WTRU 102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスで接続してコアネットワーク106、インターネット110、および/または他のネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークに対するアクセスを容易にするように構成された任意のタイプのデバイスでよい。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ局(BTS)、ノード−B、eNode B、ホームノードB、ホームeNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータなどでよい。基地局114a、114bはそれぞれが単一要素として表されているが、基地局114a、114bは、任意数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが理解されよう。
基地局114aはRAN 104の一部分でよく、これらは、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどの他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)も含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と称されることがある特定の地理的領域の範囲内のワイヤレス信号を送信し、かつ/または受信するように構成されてよい。セルはセルセクタにさらに分割されてよい。たとえば、基地局114aに関連したセルが3つのセクタに分割されてよい。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわちセルの各セクタに対して1つずつ、を含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは多入力多出力(MIMO)技術を採用してよく、したがってセルのそれぞれのセクタに対して複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を通じてWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインターフェースは、任意の適切なワイヤレス通信リンク(たとえば無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)でよい。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてよい。
より具体的には、前述のように、通信システム100は多重アクセスシステムでよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなど1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用することができる。たとえば、RAN 104における基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用してエアインターフェース116を確立することができるユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施してよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または発展型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、(たとえば第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)で説明されているような)ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース116を確立することができる発展型UMTS地上波無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実施してよい。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、IEEE 802.16(すなわちワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定規格2000(IS−2000)、暫定規格95(IS−95)、暫定規格856(IS−856)、グローバル移動体通信システム(GSM)、GSMエボリューションのための高速データレート(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施することができる。
図1Aの基地局114bは、たとえばワイヤレスルータ、ホームノードB、ホームeNode B、またはアクセスポイントでよく、事業所、自宅、乗物、キャンパスなどの局所における無線接続性を助長するために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE 802.11などの無線技術を実施してよい。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するためにIEEE 802.15などの無線技術を実施してよい。さらに別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するためにセルラーベースのRAT(たとえばWCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aに示されるように、基地局114bはインターネット110に対する直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、インターネット110にアクセスするのにコアネットワーク106を介する必要はなくてよい。
RAN 104が通信することができるコアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に対して音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスを提供するように構成された任意のタイプのネットワークでよい。たとえば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイドコーリング、インターネット接続、ビデオ配信などを提供してよく、かつ/またはユーザ認証など高レベルのセキュリティ機能を遂行してもよい。図1Aには示されていないが、RAN 104および/またはコアネットワーク106は、RAN 104と同じRATまたは別のRATを採用する他のRANと直接的または間接的に通信してよいことが理解されよう。たとえば、コアネットワーク106は、E−UTRA無線技術を利用することができるRAN 104に接続されていることに加えて、GSM無線技術を採用している別のRAN(図示せず)と通信することもできる。
コアネットワーク 106は、WTRU 102a、102b、102c、102dがPSTN 108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしても働くことができる。PSTN 108は、一般電話サービス(POTS)を提供する回路交換の電話ネットワークを含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおいて送信制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)およびインターネットプロトコル(IP)などの一般的な通信プロトコルを使用する、相互に接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの地球規模のシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または動作される、有線またはワイヤレスの通信ネットワークを含むことができる。たとえば、ネットワーク112は、RAN 104と同じRATまたは別のRATを採用することができる1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100のWTRU 102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたはすべてがマルチモード能力を含むことができ、すなわちWTRU 102a、102b、102c、102dは、別のワイヤレスリンクを通じて別のワイヤレスネットワークと通信するための複数のトランシーバを含むことができる。たとえば、図1Aに示されたWTRU 102cは、セルラーベースの無線技術を採用することができる基地局114a、およびIEEE 802無線技術を採用することができる基地局114bと通信するように構成されてよい。
図1Bは例示のWTRU 102のシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU 102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取外し不能記憶装置130、取外し可能記憶装置132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を含むことができる。WTRU 102は、実施形態との整合を保ちながら、前述の要素の任意の部分的組合せを含むことができることが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、何らかの他のタイプの集積回路(IC)、ステートマシンなどでよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU 102がワイヤレス環境で動作することを可能にする何らかの他の機能を遂行することができる。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合されることができるトランシーバ120に結合されてよい。図1Bは、プロセッサ118とトランシーバ120を分離した構成要素として表しているが、プロセッサ118とトランシーバ120が電子パッケージまたはチップにおいて一緒に統合されてよいことが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を通じて基地局(たとえば基地局114a)との間で信号を送信/受信するように構成されてよい。たとえば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信し、かつ/または受信するように構成されたアンテナでよい。別の実施形態では、送信/受信要素122は、たとえばIR信号、UV信号、または可視光信号を送信し、かつ/または受信するように構成された放射源/検知器でよい。さらに別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信/受信するように構成されてよい。送信/受信要素122は、ワイヤレス信号の任意の組合せを送信し、かつ/または受信するように構成されてよいことが理解されよう。
加えて、送信/受信要素122は単一要素として図1Bに表されているが、WTRU 102は任意数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU 102はMIMO技術を採用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU 102は、エアインターフェース116を通じてワイヤレス信号を送受信するための2つ以上の送信/受信要素122(たとえば複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されてよい。前述のように、WTRU 102はマルチモード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、WTRU 102が、たとえばUTRAおよびIEEE802.11など複数のRAT経由で通信することを可能にするための複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU 102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(たとえば液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合されてユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に対してユーザデータを出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、取外し不能記憶装置130および/または取外し可能記憶装置132など任意のタイプの適切な記憶装置に対して、情報にアクセスしたり、データを記憶させたりすることができる。取外し不能記憶装置130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または何らかの他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。取外し可能記憶装置132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)など、WTRU 102上に物理的に配置されていない記憶装置に対して、情報にアクセスしたり、データを記憶させたりすることができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ってよく、WTRU 102における他の構成要素に対して電力を分配し、かつ/または制御するように構成されてよい。電源134は、WTRU 102に給電するための任意の適切なデバイスでよい。たとえば、電源134は、1つまたは複数の乾電池バッテリー(たとえばニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル金属水素化物(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、WTRU 102の現在位置に関する位置情報(たとえば経度および緯度)を提供するように構成されることができるGPSチップセット136に結合されてもよい。WTRU 102は、GPSチップセット136からの情報に加えて、もしくはその代わりに、エアインターフェース116を通じて基地局(たとえば基地局114a、114b)から位置情報を受信してよく、かつ/または2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいてその位置を判定してよい。WTRU 102は、実施形態との整合を保ちながら、任意の適切な位置判定方法によって位置情報を取得することができることが理解されよう。
プロセッサ118がさらに結合されることができる他の周辺装置138は、追加の特徴、機能および/または有線もしくはワイヤレスの接続性を提供する1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。たとえば、周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、ブルートゥース(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、実施形態によるRAN 104およびコアネットワーク106のシステム図である。前述のように、RAN 104は、エアインターフェース116を通じてWTRU 102a、102b、102cと通信するためにE−UTRA無線技術を採用することができる。RAN 104は、コアネットワーク106と通信することもできる。
RAN 104は、eNode−B 140a、140b、140cを含むことができるが、実施形態との整合を保ちながら任意数のeNode−Bを含むことができることが理解されよう。eNode−B 140a、140b、140cのそれぞれが、エアインターフェース116を通じてWTRU 102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態では、eNode−B 140a、140b、140cはMIMO技術を実施することができる。したがって、eNode−B 140aは、たとえばWTRU 102aへのワイヤレス信号の送信およびWTRU 102aからのワイヤレス信号の受信のために、複数のアンテナを使用することができる。
eNode−B 140a、140b、140cの各々が、特定のセル(図示せず)に関連付けられてよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを扱うように構成されてよい。図1Cに示されるように、eNode−B 140a、140b、140cはX2インターフェースを通じて互いに通信することができる。
図1Cに示されたコアネットワーク106は、モビリティ管理エンティティゲートウェイ(MME)142、サービングゲートウェイ144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146を含むことができる。前述の要素の各々がコアネットワーク106の一部分として表されているが、これらの要素のうちのいかなるものもコアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有されてよく、かつ/または動作されてよいことが理解されよう。
MME 142は、S1インターフェースを介して、RAN 104におけるeNode−B 140a、140b、140cの各々に接続されてよく、制御ノードとして働くことができる。たとえば、MME 142は、WTRU 102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラ活性化/非活性化、WTRU 102a、102b、102cの初期接続(initial attach)中の特定のサービングゲートウェイの選択などを担当することができる。MME 142は、RAN 104と、GSMまたはWCDMAなど他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間を切り換えるための制御プレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ144は、S1インターフェースを介してRAN 104におけるeNode B 140a、140b、140cの各々に接続されてよい。サービングゲートウェイ144は、WTRU 102a、102b、102cとの間で、ユーザデータパケットを全体的にルーティングしたり転送したりすることができる。サービングゲートウェイ144は、eNode B間のハンドオーバ中のユーザプレーンの固定、WTRU 102a、102b、102cに関するダウンリンクデータが有効なときのページングの起動、WTRU 102a、102b、102cのコンテキストの管理および記憶など他の機能を遂行することもできる。
サービングゲートウェイ144は、PDNゲートウェイ146に接続されることもでき、PDNゲートウェイ146は、WTRU 102a、102b、102cに、インターネット110などパケット交換のネットワークへのアクセスを提供することができ、WTRU 102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を容易にする。
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。たとえば、コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102cに、PSTN 108など回路交換のネットワークへのアクセスを提供することができ、WTRU 102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスの間の通信を容易にする。たとえば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN 108の間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(たとえばIPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含んでよく、またはIPゲートウェイと通信してよい。加えて、コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102cに対して、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または動作される、他の有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを含むことができるネットワーク112へのアクセスを提供することができる。
IEEE 802.11ベースのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)160には、他のネットワーク112もさらに接続されてよい。WLAN 160はアクセスルータ165を含むことができる。アクセスルータはゲートウェイ機能を包含することができる。アクセスルータ165は複数のアクセスポイント(AP)170a、170bと通信することができる。アクセスルータ165とAP 170a、170bの間の通信は、有線イーサネット(IEEE 802.3規格)、または任意のタイプのワイヤレス通信プロトコルを介したものでよい。AP 170aは、エアインターフェースを通じてWTRU 102dとワイヤレス通信している。
セルラーシステムでは、WTRU(すなわちユーザ)は、それらの位置、割り当てられた周波数リソース、および/または移動性モードに従って、受信される信号の異なるチャネル遅延プロファイルを経験する可能性がある。サイクリックプレフィックス(CP)は、シンボルのプレフィックスに出現する情報がシンボルのサフィックスにおいて複製される遠隔通信で使用される例示の誤り保護技術である。それは、たとえば周波数領域処理(たとえばチャネル推定および等化)を簡単にするため、および/またはシンボル間干渉(ISI)を低減するかもしくは解消するためのガードインターバルを提供するために使用されてよい。CPのサイズは重要なパラメータであり、CPがより大きければISIの低減においてより効果的であり得るが、オーバヘッドおよび遅延が増加する。本明細書で説明される例では、ユーザは、WTRUと区別なく使用されることができる。
例では、LTEベースのセルラーシステムにおいて、CPサイズは所与のセルの最悪のチャネル遅延拡散に基づいて調節されてよい。この場合、システムにおけるすべてのWTRU(すなわちユーザ)との間で送受信される信号は、固定CPサイズに基づいてよい。CPサイズはセル特有のパラメータでよく、WTRUは、ダウンリンク(DL)および/またはアップリンク(UL)の受信および/または送信のためにCPサイズを知らなければならないことがある。いくつかのLTEベースのシステムでは、所与のユーザ(すなわちWTRU)プロファイルに従ってCPサイズを調節するのが不可能なことがある。これは、送信電力ならびに時間/周波数リソースにおけるいくらかの浪費をもたらす可能性がある。
デジタルマルチキャリア変調のためのゼロテール(ZT)の離散フーリエ変換拡散の直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)方式は、次世代ワイヤレスシステムのための波形候補の1つである。図2は、LTEシステムの送信器によって送信されることができる、ZTのDFT−s−OFDM信号wを生成するための例示のシステム200のブロック図を示す。例示のシステム200は、それだけではないが、ゼロパディング(Z)ブロック202、高速フーリエ変換(FFT)ブロック204(FFTブロック204は離散フーリエ変換(DFT)動作を遂行することができる)、リソースマッピング(M)ブロック206、および/または逆FFT(IFFT)ブロック208といった要素のうちの任意のものを含むことができる。
長さLを有する所与の送信データベクトルdL×1のために、ZTのDFT−s−OFDM信号wが以下のように生成されてよく、
Figure 2019501560
ここで
Figure 2019501560
は、入力データベクトルdに対してゼロパディングブロック(Z)202を適用することにより、データベクトルdL×1のヘッドに長さNhのゼロパディングを付加するとともに、データベクトルdL×1のテールに長さNhのゼロパディングを付加して生成された、ゼロパッドされた送信データベクトルであり、
Figure 2019501560
は、FFTブロック204において信号sに適用される、サイズNFFTを有する高速フーリエ変換(FFT)マトリクスであり、Mは、サブバンドを割り当てるためにリソースマッピングブロック206において適用される、次元NIFFT×NFFTを有するリソースマッピングマトリクスであり、
Figure 2019501560
は、IFFTブロック208において適用される、サイズNIFFTを有する逆FFT(IFFT)マトリクスである。
マトリクス0Nは、長さNを有するすべてゼロのベクトルを表す。インデックスNhおよびNtはデータベクトルdのヘッドおよびテールにそれぞれパッドされたゼロの数を表し、NFFT=Nh+Nt+Lである。リソースマッピングマトリクスMは、単位マトリクス
Figure 2019501560
が縦の列
Figure 2019501560
に沿ってどこへでもマッピングされることができる構造を有する。
図3Aと図3Bは、異なるヘッドのゼロパディングサイズおよびテールのゼロパディングサイズを有する、ZTのDFT−s−OFDM信号の時間領域表現のグラフを示す。ZTのDFT−s−OFDM信号の時間領域表現は、時間に対してデシベル(dB)で表された振幅を示す。NhはZTのDFT−s−OFDM信号のヘッドにパディングされたゼロの数でよく、NhはZTのDFT−s−OFDM信号のテールにパディングされたゼロの数でよい。Nhは、ゼロヘッドの(パディング)サイズまたは同様な意味合いでゼロヘッドの(パディング)長と称されることがある。同様に、Ntは、ゼロテールの(パディング)サイズまたは同様な意味合いでゼロテールの(パディング)長と称されることがある。
図3Aでは、ヘッドのゼロパディングサイズはNh=8であり、テールのゼロパディングサイズはNt=18である。図3Bでは、ヘッドのゼロパディングサイズはNh=18であり、テールのゼロパディングサイズはNt=28である。NhおよびNtのサイズを変化させることにより、時間領域におけるヘッドおよびテールのゼロの長さが調節されることができる。OFDMベースのシステムにおけるCPの適用に類似して、ゼロテール(ZT)は、マルチパスチャネルにおける送信をサポートするために使用されてよい。時間領域信号wのヘッドのゼロの長さNwhおよびテールのゼロの長さNwtは、それぞれ
Figure 2019501560
および
Figure 2019501560
と決定されてよい。このプロセスの結果として、出力信号wは
Figure 2019501560
と書かれてよく、パラメータ
Figure 2019501560
および
Figure 2019501560
は無視できると想定され、ベクトル
Figure 2019501560
は情報またはデータベクトルを表す。
図2、図3Aおよび図3Bにおいて使用された表記法および定義は、以下で説明される例において同様に使用され、かつ定義される。
例示のLTEベースのシステムでは、CPサイズは所与のセルの最悪のチャネル遅延拡散に基づいて調節されてよい。したがって、システムにおけるすべてのWTRUとの間で送受信される信号は、固定CPサイズに基づくものでよい。そのゆえに、そのようなLTEベースのシステムでは、所与のユーザ(すなわちWTRU)プロファイルに従ってCPサイズを調節するのが不可能なことがある。これは、送信電力ならびに時間/周波数リソース用法におけるいくらかの浪費をもたらす可能性がある。
本明細書で説明された例示の手法によれば、各WTRUは、それらのチャネル遅延プロファイルおよびスケジューリングされたリソースに従って、多長ZTのDFT−s−OFDM送信を使用して、サイズの異なるヘッドのゼロパディング/テールのゼロパディングを割り当てられてよい。この能力は、より短いゼロテールしか必要としないWTRUが、節約されたリソースを採用してより多くの情報を受け取ることを可能にすることができ、より高いシステムスループットをもたらす。
例示の手法では、単一のWTRU(ユーザ)によって、サブバンドベースの多長ZTのDFT−s−OFDM送信が使用されてよい。例では、ZTのDFT−s−OFDM送信器出力信号が
Figure 2019501560
と表されると想定されてよく、
Figure 2019501560
である(図2の説明から、
Figure 2019501560
はサイズNFFTを有するFFTマトリクスであり、Mは次元NIFFT×NFFTを有するリソースマッピングマトリクスであって、
Figure 2019501560
はサイズNIFFTを有するIFFTマトリクスであることを思い出されたい)。したがって、ベクトルwの各要素は、
Figure 2019501560
として評価されてよい。
各ユーザ(WTRU)が、選択マトリクスMによって指定された特定の量の周波数リソースを割り当てられてよいので、gの要素は
Figure 2019501560
として分類されてよく、ここで、連続した周波数リソース割り当てを想定して、k0は第1の割り当てられた周波数リソースのインデックスである。したがって、w(n)は
Figure 2019501560
と書き直されてよい。
マルチパスチャネルを想定して、遅延プロファイルh(n)は
Figure 2019501560
と定義されてよく、
Figure 2019501560
およびτiは、それぞれi番目の経路に関する振幅量および遅延量であり、δ(n)はディラックのデルタ関数である。そこで、受信された信号r(n)は、
r(n)=w(n)*h(n) 式(7)
または
Figure 2019501560
と表現されてよく、いくつかの基本的な操作を用いて、
Figure 2019501560
Figure 2019501560
Figure 2019501560
とさらに簡素化されることができ、ここで
Figure 2019501560
である。上記の式(1)〜(11)における導出に基づき、N:n0≦n≦(n0+NFFT−1)で定義されるリソースに割り当てられたWTRU(ユーザ)について、以下で論じられる、興味を引くいくつかの事例が識別されることができる。
例示のシナリオでは、経路i=1、2、...、P−1のすべてについて位相偏角(phase argument)が
Figure 2019501560
を満たすか、またはN:n0≦n≦(n0+NFFT−1)によって定義された範囲にわたって
Figure 2019501560
の項(ct.は定数値の略記である)がほぼ一定であるなら、このWTRU(ユーザ)に関して観測されるマルチパスフェージングは、フラットフェージングチャネルへ形を変え、このWTRUによって受信される信号r(n)は
Figure 2019501560
と定義されることができ、γは複素定数である。したがって、Nの中でスケジューリングされてZTのDFT−s−OFDM送信される信号は、マルチパスに対する保護のためのガードタイムとしてのゼロヘッド/ゼロテールを必要としなくてよく、または少なくともその長さは非常に短くなることができる。
別の例示のシナリオでは、上記で明示された式(12)および(13)のいずれかの条件が部分的にしか満たされない場合、すなわち信号経路の任意のサブセットi∈{1,2,...,P−1}について、
Figure 2019501560
Figure 2019501560
であるなら、これに準拠する経路に関連した項は、対応するフラットフェージング効果を表すように除外されることができる。そのゆえに、残りの経路(すなわち準拠しない経路)がマルチパスフェージングの主因になることができ、ガードタイム決定のために考慮に入れられなければならない可能性がある。
したがって、この事例では、Nによって定義された周波数リソースについては、ガードタイム長さに関する要件が緩和されることができる。言い換えれば、経路1≦i≦P−1に関する振幅hiと遅延τiの対の全体のセットである
{(h1,τ1),(h2,τ2),...,(hP-1,τP-1)} 式(17)
に基づいてガードタイム長さを決定する代わりに、ガードタイムは、振幅hiと遅延τiの対のサブセットである
{(hi,τi)}∃i,i∈{1,2,...,P−1} 式(18)
のみに基づいて定義されることができ、したがってガードタイム長さに関する要件を緩和する。
例では、WTRUは、帯域にわたるそのペイロードのすべての復調および復号のために、同じパラメータ(Nh,Nt)を使用するように構成されてよい。別の例では、WTRUは、i番目のサブバンドで送信されたペイロードの復調および復号のために、異なるパラメータ
Figure 2019501560
を有するように構成されてよい。
図4は、WTRUに割り当てられた異なるサブバンドは異なるゼロヘッドのサイズおよび/またはゼロテールのサイズを有する、同じWTRUに対する例示のサブバンド割り当て400の割り当て図を示す。例示のサブバンド割り当て400では、サブバンド401は{Nh1,Nt1}のゼロヘッドおよびゼロテールのサイズ割り当てを有し、サブバンド402は{Nh2,Nt2}のゼロヘッドおよびゼロテールのサイズ割り当てを有し、(Nh1+Nt1)<((Nh2+Nt2)である。システムの帯域幅が増加するにつれて、異なるサブバンドに対して異なるガードタイム(すなわち異なるゼロヘッドのサイズ/ゼロテールのサイズ)を採用する機会が増加する可能性がある。
図4は、同じWTRUに割り当てられた2つの異なるサブバンドが、ヘッドゼロの長さ/テールゼロの長さの異なるサイズを採用する使用法の場合を示す。OFDMシステムまたはZTのDFT−s−OFDMシステムでは、サブバンド401と4022の両方が同じWTRUに属してマルチパスチャネルを経験するので、遅延プロファイルh(n)は
Figure 2019501560
と定義されてよく、すべてのサブバンドに関するガードタイム要件は、{(h1,τ1),(h2,τ2),...,(hP-1,τP-1)}の全体のセットに基づいて定義されてよい。しかしながら、サブバンド1に関するZTのDFT−s−OFDM信号が必要とするガードタイムが、サブバンド2に関して必要とされるものよりも短いことが可能であろう。この例については、(Nh1+Nt1)<(Nh2+Nt2)であるので、ヘッドのゼロ/テールのゼロに関する全体的なオーバヘッドが低減されることができ、したがってデータペイロードを増加して全体的なスループットを向上することが可能になる。
図5Aおよび図5Bは、それぞれ、DL送信におけるN個のサブバンドに関する例示のサブバンド構成500Aおよび500Bの構成図を示す。例示のサブバンド構成500Aおよび500Bは、ULでは同様に使用されてよい。例示のサブバンド構成500Aおよび500Bにおける各サブバンド5011から501Nは、それぞれ対応するデータ領域5021から502Nと、対応するゼロテール領域5041から504Nとを含むことができる(図示されていない他の領域も含まれることができる)。サブバンド5011から501Nのゼロテール領域5041から504Nは、ダウンリンクにおけるISIを抑制するために、サブバンド5011から501Nにわたって特定のパターンを用いて構成されてよい。たとえば、サブバンド5011から501Nのうちのいくつかまたはすべてのゼロテール領域5041から504Nのサイズは、徐々に変化されてよく、または互いに異なってよい。この手法を用いて、類似したチャネル遅延プロファイルを有するWTRUは、WTRUの間のサブバンド間の干渉が軽減されることができるため、隣接したサブバンド(たとえば隣接したサブバンド5011と5012)に割り当てられてよい。
図5Aにおける例示のサブバンド構成500Aは高い干渉シナリオを示し、サブバンド5012におけるゼロテール5042のサイズと、サブバンド501k+1におけるゼロテール504k+1のサイズは等しい。サブバンド5012におけるゼロテール5042のサイズがサブバンド501k+1におけるゼロテール504k+1のサイズと等しいため、サブバンド5012におけるデータ領域5022の最後部におけるデータとサブバンド501K+1におけるデータ領域502k+1の最後部におけるデータは、互いに対してサブバンド間干渉を経験する可能性がある。その上、サブバンド5012、501K+1、および501Nのそれぞれのゼロテール5042、504K+1、および504Nのサイズが十分に長くなければ、各サブバンド5012、501K+1、および501Nに対してかなりのISIがある可能性がある。
図5Bにおける例示のサブバンド構成500Bは低い干渉シナリオを示し、サブバンド5011から501Nにおけるゼロテール5041から504Nのサイズが、1つの隣接したサブバンドから次のものへと徐々に変化しており、このことがサブバンド間干渉を軽減するのを支援する。ゼロテール5041から504Nの長さは、サブバンド5011から501Nごとに必要とされるものに従って徐々に増加または減少してよい。
別の例では、送信器システムは、図2におけるZTのDFT−s−OFDM信号を生成するための例示のシステム200と同様ではあっても、マルチユーザのZTのDFT−s−OFDM送信信号を生成するように設計されてよい。図6は、多長ZTのDFT−s−OFDMマルチユーザ信号wを生成するための例示のシステム600のブロック図を示す。多長ZTのDFT−s−OFDMマルチユーザ信号wは、たとえばLTEシステムの送信器によって送信されてよい。例示のシステム600は、K人のユーザ(WTRU)に対して、それだけではないが、ゼロパディング(Z1...ZK)ブロック6021...602K、FFTブロック6041...604K、リソースマッピング(M1...MK)ブロック6061...606K、および/またはIFFTブロック608といった要素のうちの任意のものを含むことができる。
例示のシステム600を使用して、K人のユーザ(WTRU)の各々が、それぞれのチャネル遅延プロファイルに従って、異なるサイズのヘッドのゼロおよび/またはテールのゼロを割り当てられてよい。この能力は、より短いゼロテールしか必要としないWTRUが、節約されたリソースを使用してより多くの情報を受け取ることを可能にし、より高いシステムスループットをもたらす。その上、K個のWTRUのすべてのために送信されるシンボルの長さが、NIFFTサンプルにおいて維持されることができる。
図6では、送信されるマルチユーザ信号wは、
Figure 2019501560
と表現されてよく、skはk番目のWTRUのゼロパッドされた送信データベクトルであり、
Figure 2019501560
は、サイズが
Figure 2019501560
であるk番目のWTRUのFFTマトリクスであって、Mkは、サイズが
Figure 2019501560
であるk番目のWTRUのリソースマッピングマトリクスである。指示されたように、各WTRUがヘッドのゼロおよびテールのゼロ向けに異なる長さを採用してよく、したがって
Figure 2019501560
であり、
Figure 2019501560
はk番目のWTRUに関する送信データベクトルである。諸Mkのリソースマッピングマトリクス(The resource mapping matrices, Mk's)は、直交のリソース割り当てを表すことができる。それゆえに、k≠jであるとき、
Figure 2019501560
である。
システム600の結果として、受信器において、各WTRUがそれ自体の信号
Figure 2019501560
を干渉なしで抽出することができ、データ検知のための残りのステップを進めることができる。受信器処理は、ヘッドのゼロの数Nhの値およびテールのゼロの数Ntの値の事前知識を想定して、k番目のWTRUが信号
Figure 2019501560
すなわち
Figure 2019501560
を受信する場合には、これから、送信されたデータベクトル
Figure 2019501560
の推定が抽出されることができると概説されてよい。
図7Aは、異なるヘッドのゼロパディングサイズパラメータおよびテールのゼロパディングサイズパラメータを有する、シミュレートされた2ユーザシステムに関するZTのDFT−s−OFDM信号703の時間領域表現のグラフを示す。図7Aは、ヘッドのサイズ(長さ)パラメータおよびテールのサイズ(長さ)パラメータの異なるセットを有する2つのWTRUに関するマルチユーザのZTのDFT−s−OFDMシステムにおける効果的な送信される波形703を示す。上部の波形は、第1のWTRU向けの、Nh=12およびNt=38を有する波形701を示し、中間の波形は、第2のWTRU向けの、Nh=18およびNt=18を有する波形702を示し、第3の波形は、これら2つのWTRU向けの、波形701と702の組合せとして送信される信号703を示す。効果的な送信される信号703のヘッドのゼロの長さ(サイズ)およびテールのゼロの長さは、図7Aに示されるように、2つのWTRU向けの波形701および702のNhおよびNtの最も小さい値によって決定されてよい。
図7Bは、図7Aの波形701に対する第1のWTRUのビット誤り率(BER)性能対S/N比(SNR)をデシベルで表したグラフを示す。波形701と702に対する2つのWTRUの不適合なヘッドのサイズパラメータ/テールのサイズパラメータにもかかわらず、各WTRU向けの信号が、ISIなしで検知されることができる。
例では、WTRUは、周波数(サブ)帯域にわたるその全体のペイロードの復調および復号のための汎用のゼロヘッドのサイズパラメータおよびゼロテールのサイズパラメータ(Nh,Nt)を使用するために、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって準静的に構成されてよい。別の例では、WTRUは、そのペイロードの復調および復号のためのゼロヘッドのサイズパラメータおよびゼロテールのサイズパラメータ(Nh,Nt)を決定するために、L1制御シグナリングによって動的に構成されてよい。
別の例では共通チャネル方式が実施されてよく、共通チャネルは、ZTのDFT−s−OFDM送信のサブフレームに挿入されてよい。図8は、共通チャネル送信を生成するための、例示の多長ZTのDFT−s−OFDMシステム800のブロック図である。例示のシステム800は、共通チャネルからの共通チャネル情報801を、ZTのDFT−s−OFDM送信信号wのサブフレームに挿入する。共通チャネルは、1つのチャネルまたはいくつかのチャネルの組合せを含むことができる。
例示のシステム800は、それだけではないが、マルチプレクサ802、ゼロヘッドのパラメータおよびゼロテールのパラメータ
Figure 2019501560
を使用する共通チャネルゼロパディング(Zcomm)ブロック804comm、共通チャネルFFT(FFTcomm)ブロック806comm、共通チャネルリソースマッピング(Mcomm)ブロック808comm、それぞれ1≦i≦K(Kはユーザの数)であるゼロヘッドのパラメータおよびゼロテールのパラメータ
Figure 2019501560
を使用するゼロパディング(Z1...ZK)ブロック8041...804K、FFT(FFT1...FFTK)ブロック8061...806K、リソースマッピング(M1...MK)ブロック8081...808K、および/またはIFFTブロック810といった要素のうちの任意のものを含むことができる。
例示のシステム800は図6の例示のシステム600と同様に機能するが、送信のための1つまたは複数の共通チャネルの組合せから共通チャネル情報801を集めることができるマルチプレクサ802をさらに含む。共通チャネルの組合せは、すべての共通チャネルまたは共通チャネルのサブセットを含むことができる。共通チャネル情報801の例は、それだけではないが、ブロードキャスト基準信号などのブロードキャスト情報、同期情報、ならびに/またはチャネル測定および/もしくはチャネル位置決めのための共通パイロットといった、情報またはコンテンツのうちの任意のものを含むことができる。
共通チャネル情報801の送信は、送信される信号wの共通チャネル情報801が、割り当てられたチャネル帯域幅にわたって、すべてのWTRUにとってアクセス可能であるように構成されなければならないことがある。そのゆえに、共通チャネル情報801は、セルのすべてのWTRU(ユーザ)のチャネル遅延プロファイルを満たすように十分に長いサイズである特定のゼロヘッドのサイズおよびゼロテールのサイズ
Figure 2019501560
を使用するゼロパディングブロック804commにマッピングされてよい。
共通チャネル情報801(たとえば同期基準チャネルまたは共通の基準チャネル)は、同期捕捉および/またはチャネル推定を支援するために、優れた相関特性を伴うシーケンス(たとえばマルチプレクサ802に対して入力されることができるシーケンスであって図示されていない)をマッピングすることによってサポートされてよい。優れた相関特性を伴うシーケンスの例は、それだけではないが、ゴールドシーケンス(Gold sequences)、および/または一定振幅ゼロ自己相関(CAZAC)シーケンス(たとえばZadoff−Chu(ZC)シーケンス)といったシーケンスを含む。実施形態では、機能の別々のステップおよび/または異なるサービスをサポートするために、システム800によって、共通チャネル情報801における複数の同期基準シーケンスおよび/または共通の基準シーケンスが、異なるサブバンドにマッピングされてよい。
ZTのDFT−s−OFDMマルチユーザ信号wを受信する受信WTRUは、準静的シグナリングにより、またはブラインド検知により、パラメータの固定定義を採用することによって、パラメータ
Figure 2019501560
を決定するように構成されてよい。受信WTRUは、受信された信号における共通チャネル情報801の復調および復号のためのパラメータ
Figure 2019501560
と、i番目のサブバンドにおけるデータペイロード803の復調および復号のためのパラメータ
Figure 2019501560
とを考慮に入れるように構成されてよい。共通チャネル情報801およびマッピング位置(リソースマッピングブロック808iにおけるマトリクスMi(i=1...K;comm)によって定義される)に関するFFTブロックにおけるDFT拡散(DFT spread)のサイズは固定されてよく、またはRRCシグナリングによって受信WTRUへ準静的に信号伝達されてよい。図8には示されていない構成において、共通チャネル情報801に含まれるそれぞれの共通チャネルは、異なるセットのパラメータ
Figure 2019501560
を有することができる。
例示の技術は、多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対して周波数リソース/時間リソースを割り当てるために使用されることができる。図9は、多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対する例示の周波数リソース割り当て900の割り当て図を示す。周波数リソース割り当て900は遅延プロファイルに基づくものでよい。例では、固定された周波数リソース割り当て(割り当てられたスペクトル)910が使用されることができる。WTRUは、それらの遅延プロファイルに基づいて、固定された周波数リソース割り当て910を用いてグループ化されてよく、それぞれのWTRUグループは、割り当てられたスペクトル910の異なる部分を割り当てられてよい。言い換えれば、割り当てられた帯域910が、WTRUグループの間で分割されてよい。例示の周波数リソース割り当て900では、割り当てられたスペクトル910がM個の区分9021...902Mに分割され、それぞれの区分9021...902Mは、ゼロヘッドのサイズパラメータおよびゼロテールのサイズパラメータ
Figure 2019501560
の対応するセットを割り当てられてよく、ヘッドのサイズパラメータおよびテールのサイズパラメータ
Figure 2019501560
は異なってよい。周波数リソース割り当て900は動的または非動的なものでよく、たとえば準静的に、かつ/または再構成によって変化されてよい。
図10は、多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対する例示の時変周波数リソース割り当て1000の割り当て図を示す。例示の周波数リソース割り当て1000は、割り当てられた周波数リソース1010の所与のセットが、k=1...Kにわたる別々の対応するゼロヘッドの値およびゼロテールの値
Figure 2019501560
を有する異なるWTRUグループ1...Kに対して(動的に)割り当てられることができるように、(たとえばタイムスロット1004nからタイムスロット1004n+1まで)経時変化されてよい。例示の周波数リソース割り当て1000において、ヘッドのパラメータ/テールのパラメータは、タイムスロット1004n(パラメータ
Figure 2019501560
)からタイムスロット1004n+1(パラメータ
Figure 2019501560
)まで変化される。そのような遷移では、
Figure 2019501560
であれば、スピルオーバおよびISIの生成を回避するためにグループ2のWTRU向けの波形のためのチャネルが必要とするテールのサイズは
Figure 2019501560
だけでよいので、グループ2のWTRU向けの波形に対して、グループ1のWTRU向けの波形によって顕著なISIが引き起こされないことが可能である。しかしながら、
Figure 2019501560
であると、グループ1のWTRU向けに意図された波形からグループ2のWTRU向けに意図された波形へのスピルオーバを防止するために、WTRUグループ2向けのヘッドのサイズパラメータは、
Figure 2019501560
となるように選択されてよい。
例示の技術は、多長ZTのDFT−s−OFDM信号に対して帯域間周波数リソースおよび/または帯域内周波数リソースを割り当てるために使用されることができる。周波数リソース割り当ては、コンポーネントキャリア(CC)の数および/またはシステムで使用される周波数帯の数に依拠してよい。キャリアアグリゲーション(CA)は、たとえば3GPP LTEリリース10において説明されているように、複数のCCのアグリゲーションが、システムの帯域幅を増加することを可能にすることができる。帯域内周波数リソースの使用は、同じ周波数帯の範囲内の連続したCCまたは不連続のCCのアグリゲーションを可能にすることができるが、帯域間CAは不連続のCCをアグリゲートするために使用されることができる。
図11Aおよび図11Bは、それぞれ、多長ZTのDFT−s−OFDM信号のためのキャリアアグリゲーション下の例示の周波数リソース割り当て1100Aおよび1100Bの割り当て図を示す。例示の周波数リソース割り当て1100Aおよび1100Bが含むシナリオでは、割り当てられたスペクトル(たとえば、例示の周波数リソース割り当て1100Aにおける割り当てられたスペクトル1110、ならびに例示の周波数リソース割り当て1100Bにおける割り当てられたスペクトル1120および1130)は2つのCC(たとえば、例示の周波数リソース割り当て1100AにおけるCC 11021および11022、ならびに例示の周波数リソース割り当て1100BにおけるCC 11221および11222)から成る。例示の周波数リソース割り当て1100Aは、連続したCC 11021および11022(たとえば帯域内CA)を使用する。例示の周波数リソース割り当て1100Bは、割り当てられたスペクトル1120と1130(たとえば帯域内CAまたは帯域間CA)の不連続な部分に対して不連続なCC 11221および11222のアグリゲーションを使用する。
図11Aでは、サブバンド周波数リソース割り当て1100Aは、CC 11021と11022の両方にわたって再利用されることができる。たとえば、CC 11021のサブバンド11041で使用されるゼロヘッドのサイズとゼロテールのサイズの対(Nh1,Nt1)は、CC 11022のサブバンド11061において再利用されることができる。同様に、CC 11021のサブバンド11042で使用されるゼロヘッドのサイズとゼロテールのサイズの対(Nh2,Nt2)はCC 11022のサブバンド11062で再利用されることができ、CC 11021のサブバンド1104Mで使用される(NhM,NtM)はCC 11022のサブバンド1106Mで再利用されることができる。
図11Bでは、周波数リソース割り当て1100Bは、異なる周波数リソース割り当てが2つのCC 11221および11222にわたって利用されるようなものとすることができる。たとえば、ゼロヘッドのサイズとゼロテールのサイズの対(NCC1,h1,NCC1,t1)、(NCC1,h2,NCC1,t2)、および(NCC1,hM,NCC1,tM)は、それぞれCC 11221のサブバンド11241、11242、および1124Mで使用されることができ、異なるゼロヘッドのサイズとゼロテールのサイズの対(NCC2,h1,NCC2,t1)、(NCC2,h2,NCC2,t2)、および(NCC2,hM,NCC2,tM)は、それぞれCC 11222のサブバンド11261、11262、および1126Mで使用されることができる。異なるCC(図11Bの例など)にわたる異なるリソース要件の使用は、連続したCCおよび/または不連続のCCを用いるシナリオに使用されることができる。しかしながら、同じ周波数帯のCCは類似した遅延拡散特性を示す可能性があるため、帯域間CAの場合には、異なるCCにわたる異なる周波数リソース割り当ての使用がより適切であろう。加えて、各CC(および/またはサブバンド)に特有のゼロヘッドのパラメータおよびゼロテールのパラメータ(Nh,Nt)を利用することで付加される複雑さは、観測される性能向上の点では正当と認められないことがある。
例では、WTRUは、同じ周波数帯におけるl番目のCCのi番目のサブバンドで送信されたその(データ)ペイロードの復調および復号のために、異なるパラメータ(Nl,h_i,Nl,t_i)を使用するように構成されてよい。別の例では、WTRUは、q番目の周波数帯におけるすべてのCCのi番目のサブバンドで送信されたその(データ)ペイロードの復調および復号のために、異なるパラメータ(Nq,h_i,Nq,t_i)を使用するように構成されてよい。別の例では、WTRUは、q番目の周波数帯におけるl番目のCCのi番目のサブバンドで送信されたその(データ)ペイロードの復調および復号のために、異なるパラメータ(Nq,l,h_i,Nq,l,t_i)を使用するように構成されてよい。
例示の技術は、複数の送信ポイントまたは変化する送信ポイント(TP)の下でZTのDFT−s−OFDM信号に対して周波数間リソースを割り当てるために使用されることができる。例では、WTRUの周波数リソース割り当ては、TPが変化する可能性がある方式の下で不変であることができる。たとえば3GPP LTEリリース11で定義されているような協調マルチポイント(CoMP)は、複数の送信ポイントからの送信信号を、干渉を最小化するように調和させることによって、セルエッジ性能を改善することに向けられた例示の技術である。DL CoMPでは、幾つかのTPが、それらの送信を調和させることができる。(受信)WTRUのために調和させるTPの特性のいくつかは、それだけではないが、調和させるTPは、同じ場所に配置されてよく、または配置されなくてよい、調和させるTPは、同じeNBまたは異なるeNBに属してよい、ならびに/または、調和させるTPは同種ネットワークおよび/もしくは異機種ネットワークを包含してよい、といった特性のうちの任意のものを含むことができる。DL CoMP方式の例は、それだけではないが、統合送信(JT)CoMPおよび動的ポイント選択(DPS)を含む。
例示のDL CoMP方式(たとえばJP CoMPおよび/またはDPS)では、受信WTRUに向けられたDLデータは、すべての調和させるTPにおいて使用可能でよい。たとえば、JT CoMPの下では、2つ以上のTPが同じ時間リソースおよび周波数リソースにおいて送信することができるが、DPSの下では、特定のサブフレームにおいてTPのうちの1つだけが送信することができる。JT CoMP方式またはDPS方式は、セルハンドオーバを必要としなくてよく、このことは、受信WTRUが、それに現在サービングしているセルに関連し続けることを可能にすることができる。この場合、WTRUは、CoMP技術からの利益を得ながら、ゼロヘッドのサイズパラメータおよびゼロテールのサイズパラメータ(Nh,Nt)のその元来の構成されたセットを使用し続けることができる。
例示の技術は、ZTのDFT−s−OFDM波形の干渉管理および測定のために使用されることができる。FFT(DFT)ブロックの様々な入力にゼロを送り込むことにより、IFFTブロックの出力において、信号の任意の部分におけるゼロサンプルが生成されることができる。たとえば、DFTブロックの中間にゼロが送り込まれると、時間領域信号の中間にゼロが生成されることができる。時間領域信号におけるゼロの挿入は、様々な目的のために使用されることができる。
たとえば、時間領域信号にゼロを挿入する用途の1つは、DFT−s−OFDMシンボルの内部の干渉管理でよい。例では、2つの干渉する送信器は、オーバラップしないサンプルまたは部分的にオーバラップするサンプルにゼロを伴うDFT−s−OFDM信号を生成してよい。図12は、WTRU 1およびWTRU 2の2つのWTRU(ユーザ)向けのZTのDFT−s−OFDM信号(波形)1201および1202の時間領域表現のグラフを示す。図12の例では、WTRU 1は、ゼロをDFTブロックの中間に挿入しており、WTRU 2は、それのデータをDFTブロックの対応する中間の部分にマッピングしていて、いかなる深刻な相互干渉もなく共存する2つの信号送信1201および1202(組み合わされた波形1201+1202の下部のグラフに示されるように)をもたらす。
時間領域信号にゼロを挿入する別の用途では、極めて信頼できる低遅延のデータが、別の送信信号のゼロにされた部分において送信されることができる。図13は、ZTのDFT−s−OFDM信号1302に対する例示のリソース割り当て1300の例示の割り当て図を示す。元のZTのDFT−S−OFDM信号1302は、示されるように、時間−周波数リソースを割り当てられてよい。送信WTRUは、ZTのDFT−s−OFDM波形(信号)1302を使用することにより、モバイルブロードバンドデータまたは他の遅延耐性のあるデータを送信することもできる。低遅延データが到達し最小遅延で送信されなければならない場合、送信WTRUは、元のZTのDFT−s−OFDM信号1302にゼロを挿入し、次いで、元の信号1302のゼロ部分に、低遅延データを搬送する別の信号1304をマッピングしてよい。
例では、図13におけるZTのDFT−s−OFDM波形1302などZTのDFT−s−OFDM波形は、干渉測定および他のチャネル測定を可能にするために、シンボル時間中の異なるインスタンスにおいてゼロにされてよい。たとえば、WTRU(またはWTRUのグループ)は、WTRUの別のセットによるチャネルの同時測定を可能にするために、シンボル時間の特定の部分におけるその送信をゼロにするように構成されてよい。
技術は、ZTのDFT−s−OFDM送信を使用するマルチユーザシステムにおいてヘッドのゼロ長さおよびテールのゼロ長さを決定するために使用されることができる。DLマルチユーザのZTのDFT−s−OFDMシステムでは、各WTRUは、ゼロヘッドのサイズパラメータNhとゼロテールのサイズパラメータNtの異なるセットを割り当てられてよい。パラメータNhおよびNtを決定するために、WTRUによって例示の手法が使用されることができる。
例では、NhおよびNtのパラメータは、受信WTRUによる直接シグナリングによって決定されてよい。たとえば、WTRUグループに対するシグナリングが使用されてよい。この例では、所与のセルにおいて、各WTRUに対する個別のシグナリングではなく、またはそれに加えて、WTRUは、それらのチャネル遅延プロファイル、サービス、および/または用途などいくつかの基準に従ってグループ化されてよい。各WTRUグループは、明示的なシグナリングによって、特定のパラメータNhおよびNtを使用するように勧められてよい。別の例では、各WTRUは、最初にL1制御シグナリングによってそのグループ関係を決定してよい。WTRUは、次いで、そのグループ関係に基づき、明示的なシグナリングによって、グループに関連付けられるパラメータ(Nh,Nt)を決定してよい。
パラメータNhおよびNtを決定するためにWTRUによって使用される別の例示の手法では、暗黙のシグナリングが使用されることができる。例では、固定リソース割り当てを有するシステムでは、パラメータNhおよびNtなどの情報はスケジューリング割り当てによって暗示されてよい。WTRUは、最初にL1制御シグナリングによってそのリソース割り当てを決定してよい。次いで、WTRUは、そのリソース割り当てに基づいて、各リソース割り当てに関連付けられたパラメータ(Nh,Nt)を決定してよい。
別の例では、マルチユーザシステムにおいて使用されるゼロヘッドの長さ(サイズ)/ゼロテールの長さは、受信WTRUにおいて、優れた相関特性を有するシーケンスを使用して決定されてよい。図14は、パラメータNhおよびNtを検知するために受信WTRUによって使用されることができる例示のプリアンブル割り当て1400の割り当て図を示す。例示のプリアンブル割り当て1400は、ZT−s OFDM信号の異なる部分が、どのように周波数対時間(タイムスロット)において配置されることができるかを示す。
例示のプリアンブル割り当て1400では、ヘッドのゼロは周波数帯1402h、および14061...1406Kの部分に配置されてよく、テールのゼロは周波数帯1402t、14081...1408Kの部分に配置されてよい。ペイロード情報は周波数帯1402、14041...1404Kの部分に配置されてよく、この例では、プリアンブルは第1のタイムスロットまたはシンボル1402に配置されてよい。
受信WTRUがDL(またはUL)送信のために使用されるヘッドのパラメータNh/テールのパラメータNtを検知するのを支援するために、Zadoff−Chu(CAZAC)シーケンスまたはm−シーケンスなどの優れた相関特性を有する既知のシーケンスが、真に第1の送信される信号にマッピングされてよい。これは、ゼロパディングサイズを決定してサブフレームにおける後続のシンボルの復調のための情報を提供するのを支援することができる。
受信WTRUにおいて、受信した、次式で表される推定されたシーケンス
Figure 2019501560
すなわち
Figure 2019501560
の初期処理の後に、WTRUは推定されたシーケンス
Figure 2019501560
を既知のシーケンスのセットに関連付けて、割り当てられたパラメータサイズNhおよびNtを決定してよい。WTRUは、所定のシーケンスを考察することによってパディングパラメータのブラインド検知を遂行してよい。言い換えれば、テールのサイズおよび/またはヘッダのサイズが変化するとき、テールのサイズおよび/またはヘッダのサイズを指示するために、異なるシーケンス(または同じシーケンスの変形形態)が使用されてよい。
図15は、パラメータNhおよびNtを検知するために受信WTRUによって使用されることができる例示のプリアンブル割り当て1500の割り当て図を示す。例示のプリアンブル割り当て1500は、ゼロヘッドのパラメータおよびゼロテールのパラメータ
Figure 2019501560
および
Figure 2019501560
の組合せセットを含む。相関プロセスを簡単にするために、WTRUは、NhとNtのほんの少数の組合せ(たとえば2つまたは3つの組合せ)を考慮に入れて処理負荷を低減してよい。例示のプリアンブル割り当て1500では、ヘッドのゼロは周波数帯15061...15063の部分に配置されてよく、テールのゼロは周波数帯15081...14083の部分に配置されてよい。ペイロード情報(たとえばプリアンブル情報)は、周波数帯15021...15023の部分に配置されてよい。
この例では、受信WTRUにおいて、パラメータNhとNtの両方がワンステップ相関で決定されてよい。相関プロセスをさらに容易にするために、すべてのWTRUは、同じゼロヘッドのサイズNhを有するが、異なるゼロテールのサイズNtを有すると想定されてよい。例では、NhとNtのパラメータの可能にされたセットが固定されてよい。別の例では、受信WTRUは、パラメータNhおよびNtの全体のセットまたはサブセットを準静的シグナリングから決定してよい。
ZTのDFT−s−OFDM送信を使用するマルチユーザシステムにおいてヘッドのゼロ長さおよびテールのゼロ長さを決定する別の技術では、異なる変調タイプが使用されてよい。たとえば、ゼロヘッドのサイズNhおよびゼロテールのサイズNtを指示するために、送信WTRUは、Nt=64のときには2値位相シフトキーイング(BPSK)変調、Nt=32のときには
Figure 2019501560
の使用など、異なるタイプの変調指令を使用することができる。受信WTRUは、ゼロヘッドのサイズNhおよびゼロテールのサイズNtを決定するために、変調タイプを無分別に(blindly)検知してよい。
図16は、送信のための、多長ZTのDFT−s−OFDM信号を生成するための、例示のプロシージャ1600の流れ図を示す。プロシージャ1600は、たとえば任意のWTRU、基地局、またはeNodeBなどの送信デバイスによって遂行されてよい。1602において、送信デバイスは、複数のサブバンドを含むことができる周波数リソースの割り当てを選択(または受信)してよい。1604において、送信デバイスは、(受信)WTRU(すなわちユーザ)に対してサブバンドを割り当ててよい。1606において、送信デバイスは、ISIを抑制するためのパターンに従って、割り当てられたサブバンドの各々に対してゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さを割り当ててよい。1608において、送信デバイスは、割り当てられたゼロヘッドの長さおよび割り当てられたゼロテールの長さに従って、割り当てられたサブバンドにわたる送信のためのZTのDFT−s OFDM信号を生成してよい。
特定の組合せにおける特徴および要素が上記で説明されているが、当業者なら、それぞれの特徴または要素が、単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用されることができるのを理解するであろう。加えて、本明細書で説明された方法は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはコンピュータもしくはプロセッサによって実行するようにコンピュータ可読媒体に組み込まれたファームウェアで実施されてよい。コンピュータ可読媒体の例は、電気信号(有線接続またはワイヤレス接続によって送信される)およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。
コンピュータ可読記憶媒体の例は、それだけではないが、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリ素子、内部ハードディスクおよび取外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、およびCD−ROMディスクなどの光媒体、およびデジタル多用途ディスク(DVD)を含む。WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータに用いる無線周波数トランシーバを実施するために、ソフトウェアと連携するプロセッサが使用されてよい。

Claims (20)

  1. 送信のための、多長ゼロテール(ZT)の離散フーリエ変換拡散の直交周波数領域変調(DFT−s−OFDM)信号を生成するための方法であって、
    送信のための周波数リソースの割り当てを選択するステップであって、前記周波数リソースは複数のサブバンドを含むステップと、
    前記複数のサブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドを複数のワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)の各々に割り当てて、割り当てられたサブバンドを生成するステップと、
    シンボル間干渉(ISI)を抑制するためのパターンに従って、ゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さを、前記割り当てられたサブバンドの各々に割り当てるステップと、
    前記割り当てられたゼロヘッドの長さおよび前記割り当てられたゼロテールの長さに従って、前記割り当てられたサブバンドにわたる送信のためのZTのDFT−s OFDM信号を生成するステップと、
    前記割り当てられた周波数リソースにおいて、前記ZTのDFT−s OFDM信号を送信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記パターンは、隣接したサブバンド間で、前記ゼロヘッドの長さおよび前記ゼロテールの長さを徐々に変化させることを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のサブバンドのうちの前記少なくとも1つのサブバンドを前記複数のWTRUの各々に割り当てる前記ステップは、隣接したサブバンドを、類似したチャネル遅延プロファイルを有するWTRUに割り当てるステップを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数のサブバンドのうちの前記少なくとも1つのサブバンドを前記複数のWTRUの各々に割り当てる前記ステップは、少なくとも1つのサブバンドを、セルにおけるすべてのWTRU向けに意図された共通チャネル情報に割り当てるステップを含み、前記対応する割り当てられたゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さは、前記セルにおける前記すべてのWTRUに関するチャネル遅延プロファイルを満たすために十分に長くなるように選択されている請求項1に記載の方法。
  5. 前記ゼロヘッドの長さおよび前記ゼロテールの長さを前記割り当てられたサブバンドの各々に割り当てる前記ステップは、第1のタイムスロットにおける第1の割り当てられたサブバンドに対する前記割り当てられたゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さが、前記第1のタイムスロットに直接続く第2のタイムスロットにおける前記第1の割り当てられたサブバンドに対する前記割り当てられたゼロヘッドの長さおよび前記ゼロテールの長さと異なるように、割り当てられた時限内の各タイムスロットにおいて繰り返される請求項1に記載の方法。
  6. 受信WTRUが前記ゼロヘッドの長さおよび前記ゼロテールの長さを決定することができるように、送信のための第1の生成されたZTのDFT−s OFDM信号に対して、優れた相関特性を有する既知のシーケンスを適用するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記既知のシーケンスは、一定振幅ゼロ自己相関(CAZAC)シーケンス、m−シーケンスまたはゴールドシーケンスである請求項6に記載の方法。
  8. 前記多長ZTのDFT−s OFDM信号を生成する前記ステップは、前記多長ZTのDFT−s OFDM信号の前記時間領域にゼロを挿入して、前記多長ZTのDFT−s OFDM信号のゼロにされた部分を生成するステップを含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記多長ZTのDFT−s OFDM信号の前記ゼロにされた部分に、極めて信頼できる低遅延のデータを挿入するステップをさらに備える請求項8に記載の方法。
  10. 前記多長ZTのDFT−s OFDM信号の前記ゼロにされた部分の間に測定が遂行される請求項8に記載の方法。
  11. 送信のための、多長ゼロテール(ZT)の離散フーリエ変換拡散の直交周波数領域変調(DFT−s−OFDM)信号を生成するように構成された送信デバイスであって、前記送信デバイスは、
    プロセッサと少なくとも1つのアンテナとに結合されたトランシーバを備え、
    前記プロセッサは、送信のための周波数リソースの割り当てを選択するように構成されており、前記周波数リソースは複数のサブバンドを含み、
    前記プロセッサは、前記複数のサブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドを複数のワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)の各々に割り当てて、割り当てられたサブバンドを生成するように構成されており、
    前記プロセッサは、シンボル間干渉(ISI)を抑制するためのパターンに従って、ゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さを、前記割り当てられたサブバンドの各々に割り当てるように構成されており、
    前記プロセッサは、前記割り当てられたゼロヘッドの長さおよび前記割り当てられたゼロテールの長さに従って、前記割り当てられたサブバンドにわたる送信のためのZTのDFT−s OFDM信号を生成するように構成されており、
    前記トランシーバは、前記割り当てられた周波数リソースにおいて、前記ZTのDFT−s OFDM信号を送信するように構成されている送信デバイス。
  12. 前記パターンは、隣接したサブバンド間の前記ゼロテールの長さを徐々に変化させることを含む請求項11に記載の送信デバイス。
  13. 前記プロセッサは、隣接したサブバンドを、類似したチャネル遅延プロファイルを有するWTRUに割り当てることにより、前記複数のサブバンドのうちの前記少なくとも1つのサブバンドを前記複数のWTRUの各々に割り当てるように構成されている請求項11に記載の送信デバイス。
  14. 前記プロセッサは、少なくとも1つのサブバンドを、セルにおけるすべてのWTRU向けに意図された共通チャネル情報に割り当てることにより、前記複数のサブバンドのうちの前記少なくとも1つのサブバンドを前記複数のWTRUの各々に割り当てるように構成されており、前記対応する割り当てられたゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さは、前記セルにおける前記すべてのWTRUに関するチャネル遅延プロファイルを満たすために十分に長くなるように選択されている請求項11に記載の送信デバイス。
  15. 前記プロセッサは、第1のタイムスロットにおける第1の割り当てられたサブバンドに対する前記割り当てられたゼロヘッドの長さおよびゼロテールの長さが、前記第1のタイムスロットに直接続く第2のタイムスロットにおける前記第1の割り当てられたサブバンドに対する前記割り当てられたゼロヘッドの長さおよび前記ゼロテールの長さと異なるように、前記ゼロヘッドの長さおよび前記ゼロテールの長さを、割り当てられた時限内の各タイムスロットにおける前記割り当てられたサブバンドの各々に割り当てるように構成されている請求項11に記載の送信デバイス。
  16. 前記プロセッサは、受信WTRUが前記ゼロヘッドの長さおよび前記ゼロテールの長さを決定することができるように、送信のための第1の生成されたZTのDFT−s OFDM信号に対して、優れた相関特性を有する既知のシーケンスを適用するようにさらに構成されている請求項11に記載の送信デバイス。
  17. 前記既知のシーケンスは、一定振幅ゼロ自己相関(CAZAC)シーケンス、m−シーケンスまたはゴールドシーケンスである請求項16に記載の送信デバイス。
  18. 前記プロセッサは、前記多長ZTのDFT−s OFDM信号の前記時間領域にゼロを挿入して、前記多長ZTのDFT−s OFDM信号のゼロにされた部分を生成することにより、前記多長ZTのDFT−s OFDM信号を生成するように構成されている請求項11に記載の送信デバイス。
  19. 前記プロセッサは、前記多長ZTのDFT−s OFDM信号の前記ゼロにされた部分に、極めて信頼できる低遅延のデータを挿入するようにさらに構成されている請求項18に記載の送信デバイス。
  20. 前記多長ZTのDFT−s OFDM信号のゼロにされた部分の間に測定が遂行される請求項18に記載の送信デバイス。
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