JP2019500094A6 - マルチプルユーザアップリンクのための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
本開示は、マルチプルユーザアップリンクのための方法および装置を提供する。本開示の一態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームをアクセスポイントから受信することを備える。方法はまた、少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成することと、A−MPDUフレームは、第1の長さを有し、第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが第1の長さ、第2の長さ、およびターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定することと、第1の長さとターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めることとを備える。
【選択図】図25
【選択図】図25
Description
[0001]本開示のある特定の態様は概して、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、ワイヤレスネットワーク中でのマルチプルユーザアップリンク通信のための方法および装置に関する。
[0002]多くの電気通信システムでは、通信ネットワークは、いくつかの相互作用する空間的に隔てられたデバイス間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、地理的範囲にしたがって分類されえ、それは、例えば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであることができる。そのようなネットワークは、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)としてそれぞれ指定されうる。ネットワークはまた、様々なネットワークノードおよびデバイスを相互接続するために使用される交換/ルーティング技法(例えば、回線交換対パケット交換)、送信のために用いられる物理媒体のタイプ(例えば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(例えば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期型光ネットワーキング)、イーサネット(登録商標)、等)にしたがって異なる。
[0003]ワイヤレスネットワークは、ネットワーク要素がモバイルであり、このことから、動的接続性のニーズを有するとき、またはネットワークアーキテクチャが固定というよりはむしろ、アドホックのトポロジにおいて形成される場合に好まれることが多い。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光、等の周波数帯域中の電磁波を使用して無誘導伝搬モード(unguided propagation mode)で無形物理媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、固定されたワイヤードネットワークと比較されると、ユーザモビリティおよび高速なフィールド展開を有利に促進する。
[0004]ワイヤレス通信システムについて求められる、増大する帯域幅要件の問題に対処するために、複数のユーザ端末が、高いデータスループットを達成しながらチャネルリソースを共有することによって単一のアクセスポイントと通信することを可能にするために、異なる複数のスキームが開発されている。限られた通信リソースでは、アクセスポイントと複数の端末との間を通るトラフィックの量を低減することが望ましい。例えば、複数の端末がアクセスポイントにアップリンク通信を送るとき、全ての送信のアップリンクを完了するためにトラフィックの量を最小化することが望ましい。このことから、複数の端末からのアップリンク送信についての改善されたプロトコルのニーズが存在する。
[0005]添付された特許請求の範囲内のシステム、方法およびデバイスの様々なインプリメンテーションは各々、いくつかの態様を有し、それらのうちのどれ1つとして、単独でここに説明される望ましい属性を担わない。添付された特許請求の範囲を限定することなしに、いくつかの顕著な特徴がここに説明される。
[0006]本開示の一態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、ユーザ端末において、アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームをアクセスポイントから受信することを備える。方法はさらに、少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成することを備え、A−MPDUフレームは、第1の長さを有する。方法はさらに、第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが第1の長さ、第2の長さ、およびターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定することを備える。方法はさらに、第1の長さとターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めることを備える。方法はさらに、PSDUを生成することを備え、PSDUは、A−MPDUフレームを含む。方法はさらに、ターゲット送信持続時間にわたってユーザ端末から生成されたPSDUを送信することを備える。
[0007]本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のためのユーザ端末を提供する。ユーザ端末は、アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームをアクセスポイントから受信するように構成された受信機を備える。ユーザ端末はさらに、少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成することと、A−MPDUフレームは、第1の長さを有し、第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが第1の長さ、第2の長さ、およびターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定することと、第1の長さとターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めることとを行うように構成されたプロセッサを備える。ユーザ端末はさらに、ターゲット送信持続時間にわたって生成されたPSDUを送信するように構成された送信機を備える。
[0008]本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のためのユーザ端末を提供する。ユーザ端末は、アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームをアクセスポイントから受信するための手段を備える。ユーザ端末はさらに、少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成するための手段を備え、A−MPDUフレームは、第1の長さを有する。ユーザ端末はさらに、第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが第1の長さ、第2の長さ、およびターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定するための手段を備える。ユーザ端末はさらに、第1の長さとターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めるための手段を備える。ユーザ端末はさらに、PSDUを生成するための手段を備え、PSDUは、A−MPDUフレームを含む。ユーザ端末はさらに、ターゲット送信持続時間にわたって生成されたPSDUを送信するための手段を備える。
[0009]本開示の別の態様は、実行されたとき、通信の方法を遂行する命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。方法は、ユーザ端末において、アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームをアクセスポイントから受信することを備える。方法はさらに、少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成することを備え、A−MPDUフレームは、第1の長さを有する。方法はさらに、第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが第1の長さ、第2の長さ、およびターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定することを備える。方法はさらに、第1の長さとターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めることを備える。方法はさらに、PSDUを生成することを備え、PSDUは、A−MPDUフレームを含む。方法はさらに、ターゲット送信持続時間にわたってユーザ端末から生成されたPSDUを送信することを備える。
[0010]この明細書中に説明される主題の1つまたは複数のインプリメンテーションの詳細は、添付の図面および以下の説明中に記載されている。他の特徴、態様、および利点は、説明、図面、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。以下の図の相対的な寸法は原寸通りに描かれていないことがありうることに留意されたい。
[0037]新規のシステム、装置、および方法の様々な態様が、添付の図面を参照して以下により十分に説明される。本教示開示は、しかしながら、多くの異なる形態で具現化されえ、この開示全体を通じて提示される任意の特定の構造または機能に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、この開示が徹底的かつ完全となり、当業者に本開示の範囲を十分に伝達するように提供される。ここでの教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、本発明の任意の他の態様とは独立してインプリメントされるか、または組み合わされてインプリメントされるかにかかわらず、ここに開示される新規のシステム、装置、および方法の任意の態様をカバーすることを意図されていることを認識すべきである。例えば、ここに記載されている任意の数の態様を使用して、装置がインプリメントされうるか、または方法が実施されうる。加えて、本発明の範囲は、ここに記載されている本発明の様々な態様に加えて、またはそれ以外の、他の構造、機能、または構造と機能とを使用して実施されるそのような装置または方法をカバーすることを意図される。ここに開示されるいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化されうることが理解されるべきである。
[0038]特定の態様がここに説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内に含まれる。好ましい態様のいくつかの利益および利点が記述されるが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または目的に限定されることを意図されてはいない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であることを意図されており、それらのうちのいくつかは、図面中および好ましい態様の以下の説明中に例として例示される。詳細な説明および図面は単に、限定というよりはむしろ本開示の例示であり、本開示の範囲は、添付された特許請求の範囲およびそれらの同等物によって定義されている。
[0039]ワイヤレスネットワーク技術は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の様々なタイプを含みうる。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近くのデバイスをともに相互接続するために使用されうる。ここに説明される様々な態様は、Wi−Fi、またはより一般には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリの任意のメンバのような任意の通信規格に適用されうる。
[0040]いくつかの態様において、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重化(OFDM)、直接シーケンススペクトル拡散(DSSS:direct-sequence spread spectrum)通信、OFDMおよびDSSS通信の組み合わせ、または他のスキームを使用して、高効率802.11プロトコルにしたがって送信されうる。高効率802.11プロトコルのインプリメンテーションは、インターネットアクセス、センサ、メータリング(metering)、スマートグリッドネットワーク、または他のワイヤレスアプリケーションに対して使用されうる。有利なことに、この特定のワイヤレスプロトコルをインプリメントするある特定のデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルをインプリメントするデバイスよりも少ない電力を消費し、短距離にわたってワイヤレス信号を送信するために使用され、および/または人間のようなオブジェクトによってブロックされる可能性が少ない信号を送信することが可能でありうる。
[0041]いくつかのインプリメンテーションでは、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスするコンポーネントである様々なデバイスを含む。例えば、アクセスポイント(「AP」)と(局、または「STA」とも呼ばれる)クライアントとの2つのタイプのデバイスが存在しうる。一般に、APは、WLANのためのハブまたは基地局としての役割を果たし、STAは、WLANのユーザとしての役割を果たす。例えば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話、等でありうる。ある例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークに対する一般的な接続性を取得するために、Wi−Fi(例えば、802.11ahのようなIEEE802.11プロトコル)準拠のワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかのインプリメンテーションでは、STAはまた、APとして使用されうる。
[0042]ここに説明される技法は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含む様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用されうる。そのような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、等を含む。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用しうる。TDMAシステムは、複数のユーザ端末が、異なるタイムスロットへと送信信号を分割することによって同じ周波数チャネルを共有することを可能にしえ、各タイムスロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。TDMAシステムは、GMSまたは当該技術において知られているいくつかの他の規格をインプリメントしうる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、それは、複数の直交サブキャリアへとシステム帯域幅全体を区分化する変調技法である。これらのサブキャリアはまた、トーン、ビン、等と呼ばれうる。OFDMでは、各サブキャリアは、データで独立して変調されうる。OFDMシステムは、IEEE802.11または当該技術において知られているいくつかの他の規格をインプリメントしうる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためにインターリーブドFDMA(IFDMA)を、隣接サブキャリアのブロック上で送信するためにローカライズドFDMA(LFDMA)を、または隣接サブキャリアの複数のブロック上で送信するためにエンハンストFDMA(EFDMA)を利用しうる。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数ドメイン中で、およびSC−FDMAでは時間ドメイン中で送られる。SC−FDMAシステムは、3GPP(登録商標)−LTE(登録商標)(第3世代パートナーシッププロジェクトのロングタームエボリューション)または他の規格をインプリメントしうる。
[0043]ここでの教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(例えば、ノード)へと組み込まれうる(例えば、それら内でインプリメントされるか、またはそれらによって遂行される)。いくつかの態様では、ここでの教示にしたがってインプリメントされるワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を備えうる。
[0044]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、ベーストランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の専門用語を備えうるか、それらとしてインプリメントされうるか、またはそれらとして知られうる。
[0045]局「STA」はまた、ユーザ端末、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、リモート局、リモート端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の専門用語を備えうるか、それらとしてインプリメントされうるか、またはそれらとして知られうる。いくつかのインプリメンテーションでは、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適した処理デバイスを備えうる。それ故に、ここに教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、ゲーミングデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、もしくはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の適したデバイスへと組み込まれうる。
[0046]図1は、アクセスポイントとユーザ端末とを有する多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を例示する図である。簡潔さのために、図1中には1つのアクセスポイント110のみが示されている。アクセスポイントは概して、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局とも、または何らかの他の専門用語を使用しても呼ばれうる。ユーザ端末またはSTAは、固定またはモバイルであり、モバイル局またはワイヤレスデバイスとも、あるいは何らかの他の専門用語を使用しても呼ばれうる。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で任意の所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信しうる。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、それに調整および制御を提供する。
[0047]以下の開示の一部分が、空間分割多元接続(SDMA)を介して通信することが可能なユーザ端末120を説明することになる一方で、ある特定の態様では、ユーザ端末120はまた、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末を含みうる。このことから、そのような態様では、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末との両方と通信するように構成されうる。このアプローチは、好都合なことに、SDMAをサポートしないより古いバージョンのユーザ端末(「レガシ」局)が事業展開され続けることを可能にしえ、それらの耐用寿命を延長しつつ、適切であると見なされる場合により新しいSDMAユーザ端末が導入されることを可能にする。
[0048]システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを用いる。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを装備され、ダウンリンク送信については多入力(MI)およびアップリンク送信については多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは集合的に、ダウンリンク送信については多出力およびアップリンク送信については多入力を表す。純粋なSDMAでは、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが、何らかの手段によってコード、周波数、または時間で多重化されていない場合に、Nap≦K≦1を有することが所望される。TDMA技法、CDMAを用いる異なるコードチャネル、OFDMを用いる互いに素な(disjoint)サブバンドのセット、等を使用して、データシンボルストリームが多重化されることができる場合に、Kは、Napよりも大きくなりうる。各選択されたユーザ端末は、アクセスポイントにユーザ固有のデータを送信および/またはアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信しうる。一般に、各選択されたユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナ(すなわち、Nut≧1)を装備されうる。K個の選択されたユーザ端末は、同じ数のアンテナを有することができる、あるいは1つまたは複数のユーザ端末は、異なる数のアンテナを有しうる。
[0049]SDMAシステム100は、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムでありうる。TDDシステムでは、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムでは、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用しうる。各ユーザ端末は、(例えば、コストを抑えるために)単一のアンテナまたは(例えば、追加のコストがサポートされることができる場合には)複数のアンテナを装備されうる。送信/受信を異なるタイムスロットへと分割することによってユーザ端末120が同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100はまた、TDMAシステムでありえ、ここで、各タイムスロットは、異なるユーザ端末120に割り当てられうる。
[0050]図2は、MIMOシステム100中の、アクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を例示している。アクセスポイント110は、Nt個のアンテナ224a〜224apを装備されている。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muを装備され、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuを装備される。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。ここに使用される場合、「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な独立して動作される装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な独立して動作される装置またはデバイスである。以下の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを表し、下付き文字「up」はアップリンクを表し、Nup個のユーザ端末は、アップリンク上での同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末は、ダウンリンク上での同時送信のために選択される。Nupは、Ndnに等しいことがありうるか、または等しくないことがありえ、NupおよびNdnは、静的値(static value)でありうるか、またはスケジューリング間隔ごとに変化しうる。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法が、アクセスポイント110および/またはユーザ端末120において使用されうる。
[0051]アップリンク上では、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータプロセッサ288が、データソース286からトラフィックデータを、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられたコーディングおよび変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに対して空間処理を遂行し、Nut,m個のアンテナにNut,m個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット(「TMTR」)254は、アップリンク信号を生成するためにそれぞれの送信シンボルストリームを受信および処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、例えば、アクセスポイント110に送信するための、Nut,m個のアンテナ252からの送信のためにNut,m個のアップリンク信号を提供する。
[0052]Nup個のユーザ端末は、アップリンク上での同時送信のためにスケジューリングされうる。これらのユーザ端末の各々は、そのそれぞれのデータシンボルストリームに対して空間処理を遂行し、アクセスポイント110にアップリンク上で送信シンボルストリームのそのそれぞれのセットを送信しうる。
[0053]アクセスポイント110において、Nup個のアンテナ224a〜224apは、アップリンク上で送信する全てのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、それぞれの受信機ユニット(「RCVR」)222に、受信された信号を提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって遂行されたものと相補的な処理を遂行し、受信されたシンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nup個の受信機ユニット222からのNup個の受信されたシンボルストリームに対して受信機空間処理を遂行し、Nup個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI:the channel correlation matrix inversion)、最小平均二乗誤差(MMSE:minimum mean square error)、ソフト干渉除去(SIC:soft interference cancellation)、または何らかの他の技法にしたがって遂行されうる。各復元されたアップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定値である。RXデータプロセッサ242は、復号されたデータを取得するために、そのストリームのために使用されたレートにしたがって、各復元されたアップリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および復号)する。ユーザ端末ごとの復号されたデータは、記憶のためにデータシンク244に提供されうる、および/またはさらなる処理のためにコントローラ230に提供されうる。
[0054]ダウンリンク上では、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジューリングされたNdn個のユーザ端末についてデータソース208からトラフィックデータを、コントローラ230から制御データを、およびことによるとスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータは、異なるトランスポートチャネル上で送られうる。TXデータプロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、ユーザ端末ごとにトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末にNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して(プリコーディングまたはビームフォーミングのような)空間処理を遂行し、Nup個のアンテナにNup個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信および処理する。Nup個の送信機ユニット222は、例えば、ユーザ端末120に送信するための、Nup個のアンテナ224からの送信のためにNup個のダウンリンク信号を提供しうる。
[0055]各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252は、アクセスポイント110からNup個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連付けられたアンテナ252からの受信された信号を処理し、受信されたシンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信されたシンボルストリームに対して受信機空間処理を遂行し、ユーザ端末120に復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、または何らかの他の技法にしたがって遂行されうる。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末のための復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および復号)する。
[0056]各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、ダウンリンクチャネル推定値を提供し、それは、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散(noise variance)、等を含みうる。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を提供する。ユーザ端末ごとのコントローラ280は典型的に、ユーザ端末のための空間フィルタ行列を、そのユーザ端末のためのダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mに基づいて導出する。コントローラ230は、有効アップリンクチャネル応答行列Hup,effに基づいて、アクセスポイントのための空間フィルタ行列を導出する。ユーザ端末ごとのコントローラ280は、アクセスポイント110にフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値、等)を送りうる。コントローラ230および280はまた、それぞれ、アクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作を制御しうる。
[0057]図3は、ワイヤレス通信システム100内で用いられうるワイヤレスデバイス302中で利用されうる様々なコンポーネントを例示している。ワイヤレスデバイス302は、ここに説明される様々な方法をインプリメントするように構成されうるデバイスの例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120をインプリメントしうる。
[0058]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。プロセッサ304はまた、中央処理ユニット(CPU)と呼ばれうる。読取専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306は、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含みうる。プロセッサ304は、メモリ306内に記憶されているプログラム命令に基づいて、論理および算術演算を遂行しうる。メモリ306中の命令は、ここに説明される方法をインプリメントするように実行可能でありうる。
[0059]プロセッサ304は、1つまたは複数のプロセッサでインプリメントされる処理システムのコンポーネントでありうるか、またはそれを備えうる。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、コントローラ、ステートマシン、ゲートロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限ステートマシン、または算出あるいは情報の他の操作を遂行することができる任意の他の適したエンティティの任意の組み合わせでインプリメントされうる。
[0060]処理システムはまた、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体を含みうる。ソフトウェアは、ソフトウェアと呼ばれるか、ファームウェアと呼ばれるか、ミドルウェアと呼ばれるか、マイクロコードと呼ばれるか、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、またはそれ以外で呼ばれるかにかかわらず、任意のタイプの命令を意味するように広く解釈されるべきである。命令は、(例えば、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、または任意の他の適したコードのフォーマットの)コードを含みうる。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、処理システムに、ここに説明される様々な機能を遂行することを行わせる。
[0061]ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302とリモートロケーションとの間でのデータの送信および受信を可能にするために、送信機310および受信機312を含みうるハウジング308を含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314へと組み合わされうる。単数または複数のトランシーバアンテナ316は、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合されうる。ワイヤレスデバイス302はまた、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる(図示せず)。
[0062]ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信される信号のレベルを検出および定量化する試みにおいて使用されうる信号検出器318を含みうる。信号検出器318は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルあたりのサブキャリアあたりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号として検出しうる。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際に使用するためのデジタルシグナルプロセッサ(DSP)320を含みうる。
[0063]ワイヤレスデバイス302の様々なコンポーネントは、バスシステム322によってともに結合されえ、それは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、および状態信号バスを含みうる。
[0064]本開示のある特定の態様は、複数のUTからAPにアップリンク(UL)信号を送信することをサポートする。いくつかの実施形態では、UL信号は、マルチユーザMIMO(MU−MIMO)システム中で送信されうる。代替として、UL信号は、マルチユーザFDMA(MU−FDMA)または類似のFDMAシステム中で送信されうる。具体的には、図4〜8は、UL−OFDMA送信に等しく適用するであろうアップリンクMU−MIMO(UL−MU−MIMO)送信410Aおよび410Bを例示している。これらの実施形態では、UL−MU−MIMOまたはUL−OFDMA送信は、複数のSTAからAPに同時に送られることができ、ワイヤレス通信中での効率を上げうる(create efficiencies)。
[0065]増大する数のワイヤレスおよびモバイルデバイスは、ワイヤレス通信システムに対して求められている帯域幅要件に増大する重点を置いている(put increasing stress on)。限られた通信リソースでは、APと複数のSTAとの間を通るトラフィックの量を低減することが望ましい。例えば、複数の端末がアクセスポイントにアップリンク通信を送るとき、全ての送信のアップリンクを完了するためにトラフィックの量を最小化することが望ましい。このことから、ここに説明される実施形態は、通信交換を利用すること、APへのアップリンク送信のスループットを増大させるためのある特定のフレームおよびスケジューリングをサポートする。
[0066]図4は、UL通信のために使用されうるUL−MU−MIMOプロトコル400の例を示す時間シーケンス図400である。図1と連携して、図4中に示されているように、AP110は、どのユーザ端末120がUL−MU−MIMOスキームに参加しうるのかを示す送信可(CTX:clear to transmit)メッセージ402をユーザ端末120に送信しえ、それにより、特定のUT120は、UL−MU−MIMO送信をスタートすることを知る。いくつかの実施形態では、CTXメッセージ402は、物理レイヤ変換プロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)のペイロード部分中で送信されうる。CTXフレーム構造の例は、図10を参照して以下により十分に説明される。
[0067]ユーザ端末がリストされているCTXメッセージ402をユーザ端末120がAP110から受信すると、ユーザ端末120は、UL−MU−MIMO送信410を送信しうる。図4では、STA120AおよびSTA120Bは、それぞれ、物理レイヤ変換プロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)を包含するUL−MU−MIMO送信410Aおよび410Bを送信する。UL−MU−MIMO送信410Aおよび410Bを受信すると、AP110は、ユーザ端末120Aおよび120Bにブロック確認応答(BAs:block acknowledgments)470を送信しうる。
[0068]全てのAP110またはユーザ端末120がUL−MU−MIMOまたはUL−OFDMA動作をサポートしうるわけではない。ユーザ端末120からの能力インジケーションは、アソシエーション要求またはプローブ要求中に含まれている高効率ワイヤレス(HEW)能力要素中に示され、能力を示すビットと、ユーザ端末120がUL−MU−MIMO送信中で使用することができる空間ストリームの最大数と、ユーザ端末120がUL−OFDMA送信中で使用することができる周波数と、電力バックオフ中の最小および最大電力および粒度と、ユーザ端末120が遂行することができる最小および最大時間調整とを含みうる。
[0069]AP110からの能力インジケーションは、アソシエーション応答、ビーコンまたはプローブ応答中に含まれているHEW能力要素中に示され、能力を示すビットと、単一のユーザ端末120がUL−MU−MIMO送信中で使用することができる空間ストリームの最大数と、単一のユーザ端末120がUL−OFDMA送信中で使用することができる周波数と、要求される電力制御粒度と、ユーザ端末120が遂行することが可能であるべき要求される最小および最大時間調整とを含みうる。
[0070]一実施形態では、能力のある(capable)ユーザ端末120は、UL−MU−MIMO(またはUL−OFDMA)プロトコルの一部になるように能力のあるAPに要求しうる。その要求は、管理フレーム、送り要求(RTS:request to send)メッセージ、サービス品質(QoS)フレーム、省電力(PS)ポール、またはRTXフレーム中に含まれうる。一態様では、AP110は、ユーザ端末120を許可することによってUL−MU−MIMO機能(feature)の使用に応答しうるか、またはAP110は、ユーザ端末の要求を拒否しうる。AP110は、UL−MU−MIMOの使用を許可し、ユーザ端末120は、様々な時間においてCTXメッセージ402を予期しうる。加えて、ユーザ端末120がUL−MU−MIMO機能を動作させることを有効にされると、ユーザ端末120は、ある特定の動作モードにしたがうことを条件としうる。ユーザ端末120およびAP110は、複数の動作モードをサポートし、AP110は、HEW能力要素中、管理フレーム中、または動作要素中でどのモードを使用すべきかをユーザ端末120に示しうる。一態様では、ユーザ端末120は、AP110に異なる動作要素を送ることによって、動作中に動的に動作モードおよびパラメータを変更しうる。別の態様では、AP110は、ユーザ端末120に更新された動作要素または管理フレームを送ることによって、あるいはビーコン中で更新された動作要素または更新された管理フレームを送ることによって、動作中に動的に動作モードを切り替えうる。別の態様では、動作モードは、セットアップフェーズ中にAP110によって決定され、ユーザ端末120ごとに、またはユーザ端末120のグループに対して決定されうる。別の態様では、動作モードは、トラフィック識別子(TID)ごとに指定されうる。
[0071]UL−MU−MIMO送信のいくつかの動作モードでは、ユーザ端末120は、AP110からCTXメッセージを受信し、AP110に応答をすぐに送りうる。その応答は、送り可(CTS:clear to send)メッセージまたは別のタイプのメッセージの形式でありうる。CTSメッセージを送るための要件は、CTXメッセージ中に示されうるか、またはその要件は、AP110とユーザ端末120との間での通信のセットアップフェーズ中に示されうる。
[0072]図5は、図1と連携して、AP110とユーザ端末120Aおよび120Bとの間でのUL−MU−MIMO送信の動作モードの例を示す時間シーケンス図500である。図5中に示されているように、AP110からCTXメッセージ402を受信することに応答して、UT120Aは、CTSメッセージ408Aを送信し、UT120Bは、CTSメッセージ408Bを送信しうる。CTSメッセージ408AおよびCTSメッセージ408Bの変調およびコーディングスキーム(MCS)は、CTXメッセージ402のMCSに基づきうる。この実施形態では、CTSメッセージ408AおよびCTSメッセージ408Bは、同じ量のビットと同じスクランブリングシーケンスとを、それらが同時にAP110に送信されうるように、包含する。CTSメッセージ408Aおよび408Bの持続時間フィールドは、CTX PPDUについて時間を取り除くことによって、CTX中の持続時間フィールドに基づきうる。ユーザ端末120Aは、CTXメッセージ402にしたがってAP110にUL−MU−MIMO送信410Aを送り、ユーザ端末120Bもまた、CTXメッセージ402にしたがってAP110にUL−MU−MIMO送信410Bを送りうる。AP110はその後、ユーザ端末120Aおよび120Bに確認応答(ACK)メッセージ475を送りうる。いくつかの態様では、ACKメッセージ475は、各ユーザ端末120に送られる連続ACKメッセージを含みうるか、またはACKメッセージ475は、BAを含みうる。いくつかの態様では、ACK475は、ポーリングされうる。図5の実施形態は、順次的な送信と比較して、複数のユーザ端末120からAP110へのCTSメッセージ408の同時送信を提供することによって送信効率を改善しえ、それによって、時間を節約し、干渉の可能性を低減する。
[0073]図6は、図1と連携して、UL−MU−MIMO送信の動作モードの例を示す時間シーケンス図600である。この実施形態では、ユーザ端末120Aおよび120Bは、AP110からCTXメッセージ402を受信しうる。CTXメッセージ402は、ユーザ端末120Aおよび120BがUL−MU−MIMO送信を送信するためのCTXメッセージ402を搬送するPPDUの終了後の時間(T)406を示しうる。T406は、短フレーム間スペース(SIFS)、点フレーム間スペース(PIFS)、または別の時間でありうる。Tは、CTXメッセージ402中でまたは管理フレームを介してAP110によって示される時間オフセットを含みうる。SIFSおよびPIFS時間は、標準では固定であり、CTXメッセージ402中または管理フレーム中でAP110によって示されうる。T406は、AP110とユーザ端末120Aおよび120Bとの間での同期を改善し、それは、ユーザ端末120Aおよび120Bに、それらのUL−MU−MIMO送信を送る前に、CTXメッセージ402、または他のメッセージを処理するのに十分な時間を許可しうる。
[0074]いくつかの状況では、ユーザ端末120は、AP110にアップロードするためのデータを有しうるが、ユーザ端末120は、ユーザ端末120がUL−MU−MIMO送信をスタートしうることを示すCTXメッセージ402または別のメッセージを受信していないことがありうる。一動作モードでは、ユーザ端末120は、UL−MU−MIMO送信機会(TXOP)外において(例えば、CTXメッセージの後で)データを送信しないことがありうる。別の動作モードでは、ユーザ端末120は、UL−MU−MIMO送信を開始するためのフレームをAP110に送信し、その後、例えば、それらがCTXメッセージ中でそうするように命令されている場合に、UL−MU−MIMO TXOP中に送信しうる。一実施形態では、UL−MU−MIMO送信を開始するためのフレームは、送信要求(RTX:request to transmit)、つまりこの目的のために特に設計されたフレームでありうる(RTXフレーム構造の例は、図9を参照して以下により十分に説明される)。いくつかの動作モードでは、RTXフレームは、ユーザ端末120がUL−MU−MIMO TXOPを開始するために使用しうる唯一のフレームタイプでありうる。いくつかの実施形態では、ユーザ端末120は、RTXを送ることによって以外に、UL−MU−MIMO TXOP外において送信しないことがありうる。
[0075]他の実施形態では、UL−MU−MIMO送信を開始するための、ユーザ端末120によって送られるフレームは、ユーザ端末120が送るためのデータを有していることをAP110に示す任意のフレームでありうる。AP110およびユーザ端末120は、そのようなフレームがUL−MU−MIMO TXOP要求を示しうることをセットアップ中に決定しうる。例えば、以下は、ユーザ端末120が送るためのデータを有し、UL−MU−MIMO TXOPを要求していることを示すために使用されうる:RTS、より多くのデータを示すためのデータフレームまたはQoS Nullセット、あるいはPSポール。例えば、データフレームまたはQoSヌルフレームは、より多くのデータを示すように設定されたビット8〜15のQoS制御フレームを有しうる。一実施形態では、ユーザ端末120は、このTXOPをトリガするためのフレームを送ることによって以外に、UL−MU−MIMO TXOP外において送信しないことがありえ、ここで、このフレームは、RTS、PSポール、またはQOSヌルでありうる。別の実施形態では、ユーザ端末120は、通常通り単一のユーザアップリンクデータを送りえ、そのデータパケットのQoS制御フレーム中でビットを設定することによって、UL−MU−MIMO TXOPを求める要求を示しうる。
[0076]図7は、図1と連携して、UL−MU−MIMO送信を要求および開始するためのRTXメッセージ701をAP110に送るユーザ端末120Aを含むUL−MU−MIMO通信の例を示す時間シーケンス図700である。この実施形態では、ユーザ端末120AによってAP110に送られるRTXメッセージ701は、UL−MU−MIMO送信に関する情報を含む。他の実施形態では、RTXメッセージは、ユーザ端末120Bによって送られうる。図7中に示されるように、AP110は、CTXメッセージ402の直後にUL−MU−MIMO送信410Aを送るために、ユーザ端末120Aに対してUL−MU−MIMO TXOP730を許可するCTXメッセージ402でRTXメッセージ701に応答しうる。CTXメッセージ402はまた、UL−MU−MIMO送信410BをUL−MU−MIMO送信410Aと同時に送るために、ユーザ端末120Bに対してUL−MU−MIMO TXOP730を許可しえ、送信410Aおよび410Bの両方は、CTXメッセージ402に直ぐに続く。上述されたように、ユーザ端末120Aは、CTX402中にAP110によって示された持続時間の間にUL−MU−MIMO送信410Aを送り、ユーザ端末120Bもまた、同じ持続時間の間にUL−MU−MIMO送信410Bを送りうる。
[0077]別の態様では、AP110は、シングルユーザ(SU)UL TXOPを許可するCTSで応答しうる。別の態様では、AP110は、RTX701の受信を確認応答するが、直近のUL−MU−MIMO TXOPを許可しないフレーム(例えば、特別なインジケーションを有するACKまたはCTX)で応答しうる。別の態様では、AP110は、RTX701の受信を確認応答し、直近のUL−MU−MIMO TXOPを許可しないが、遅延されたUL−MU−MIMO TXOPを許可するフレームで応答し、TXOPが許可される時間を識別しうる。この実施形態では、AP110は、許可された時間においてUL−MU−MIMOをスタートするためにCTXメッセージ402を送りうる。
[0078]別の態様では、AP110は、ユーザ端末120にUL−MU−MIMO送信を許可しないが、ユーザ端末120が別の送信を試みる(例えば、別のRTXを送る)前に時間(T)の間待つことになることを示すACKまたは他の応答信号でRTX701に応答しうる。この態様では、時間(T)は、セットアップフェーズ中または応答信号中にAP110によって示されうる。別の態様では、AP110およびユーザ端末120は、ユーザ端末120がRTX701、RTS、PSポール、またはUL−MU−MIMO TXOPを求める任意の他の要求を送信しうる時間に合意しうる。
[0079]別の動作モードでは、ユーザ端末120は、通常の競合プロトコルにしたがってUL−MU−MIMO送信410を求める要求を送信しうる。別の態様では、UL−MU−MIMOを使用するユーザ端末120のための競合パラメータは、UL−MU−MIMO機能を使用していない他のユーザ端末に対してとは異なる値に設定される。この実施形態では、AP110は、ビーコン中で、アソシエーション応答中で、または管理フレームを通じて競合パラメータの値を示しうる。別の態様では、AP110は、各成功したUL−MU−MIMO TXOP後に、または各RTX、RTS、PSポール、あるいはQoSヌルフレーム後に、ユーザ端末120がある特定の量の時間の間送信することを阻止する遅延タイマを提供しうる。タイマは、各成功したUL−MU−MIMO TXOP後に再スタートされうる。一態様では、AP110は、セットアップフェーズ中でユーザ端末120に遅延タイマを示しうるか、または遅延タイマは、ユーザ端末120ごとに異なりうる。別の態様では、AP110は、CTXメッセージ402中で遅延タイマを示しうるか、または遅延タイマは、CTSメッセージ402中でのユーザ端末120の順序に依存し、端末ごとに異なりうる。
[0080]別の動作モードでは、AP110は、その間にユーザ端末120がUL−MU−MIMO送信を送信することを可能にされる時間間隔を示しうる。一態様では、AP110は、その間にユーザ端末がUL−MU−MIMO送信を求めるためのRTXまたはRTSあるいは他の要求をAP110に送ることを可能にされる時間間隔をユーザ端末120に示しうる。この態様では、ユーザ端末120は、通常の競合プロトコルを使用しうる。別の態様では、ユーザ端末は、時間間隔中にUL−MU−MIMO送信を開始しないことがありうるが、AP110は、UL−MU−MIMO送信を開始するためのCTXまたは他のメッセージをユーザ端末に送りうる。
[0081]ある特定の実施形態では、UL−MU−MIMOについて有効にされたユーザ端末120は、AP110に、それがULについて保留中の(pending)データを有していることから、それがUL−MU−MIMO TXOPを要求することを示しうる。一態様では、ユーザ端末120は、UL−MU−MIMO TXOPを要求するためにRTSまたはPSポールを送りうる。別の実施形態では、ユーザ端末120は、サービス品質(QoS)ヌルデータフレームを含む任意のデータフレームを送りえ、ここで、ビット8〜15のQoS制御フィールドは、非空待ち行列を示す。この実施形態では、ユーザ端末120は、セットアップフェーズ中に、ビット8〜15のQoS制御フィールドが非空待ち行列を示すときにどのデータフレーム(例えば、RTS、PSポール、QoSヌル、等)がUL−MU−MIMO送信をトリガすることになるかを決定しうる。一実施形態では、RTS、PSポール、またはQoSヌルフレームは、AP110がCTXメッセージ402で応答することを可能にするまたは可能にしない1ビットのインジケーションを含みうる。別の実施形態では、QoSヌルフレームは、TX電力情報およびTIDあたりの待ち行列情報(a per TID queue information)を含みうる。TX電力情報およびTIDあたりのTIDあたりの待ち行列情報は、QoSヌルフレーム中の2バイトのシーケンス制御およびQoS制御フィールド中に挿入され、修正されたQoSヌルフレームは、UL−MU−MIMO TXOPを要求するためにAP110に送られうる。別の実施形態では、図1および7を参照すると、ユーザ端末120は、UL−MU−MIMO TXOPを要求するためにRTX701を送りうる。
[0082]図4〜7を参照して上述されたように、RTS、RTX、PSポールまたはQoSヌルフレーム、あるいは上述された他のトリガフレームを受信することに応答して、AP110は、CTXメッセージ402を送りうる。一実施形態では、CTXメッセージ402の送信とUL−MU−MIMO送信410Aおよび410Bの完了との後で、TXOPは、残りのTXOPをどのように使用するかを決めうるユーザ端末120Aおよび120Bに戻りうる。別の実施形態では、CTXメッセージ402の送信とUL−MU−MIMO送信410Aおよび410Bの完了との後で、TXOPは、AP110に戻り、AP110は、UT120Aおよび120Bのいずれかに、または他のUTに別のCTXメッセージ402を送ることによって、追加のUL−MU−MIMO送信のために残りのTXOPを使用しうる。
[0083]図8は、マルチユーザアップリンク通信を示すメッセージタイミング図800である。メッセージの交換は、AP110と3つのユーザ端末120A〜Cとの間でのワイヤレスメッセージの通信を示す。メッセージの交換は、ユーザ端末120A〜Cの各々がAP110に送信要求(RTX)メッセージ802A〜Cを送信しうることを示しうる。RTXメッセージ802A〜Cの各々は、送信するユーザ端末120A〜CがAP110に送信されるのに利用可能なデータを有することを示しうる。
[0084]RTXメッセージ802A〜Cの各々を受信した後で、AP110は、AP110がユーザ端末120A〜CからRTXメッセージ802A〜Cの各々を受信したことを示すメッセージで応答しうる。図8中に示されているように、AP110は、各RTXメッセージ802A〜Cに応答してACKメッセージ803A〜Cを送信しうる。いくつかの実施形態では、AP110は、RTXメッセージ802A〜Cの各々は受信されたが、AP110がアップリンクデータに対してユーザ端末120A〜Cについての送信機会を許可していないことを示すメッセージ(例えば、CTXメッセージ)を送信しうる。図8では、最後のACKメッセージ803Cを送った後で、AP110は、CTXメッセージ804を送信しうる。いくつかの態様では、CTXメッセージ804は、少なくともユーザ端末120A〜Cに送信される。いくつかの態様では、CTXメッセージ804は、ブロードキャストメッセージである。CTXメッセージ804は、送信機会中にAP110にデータを送信するためのパーミッションをどのユーザ端末が許可されるかを示しうる。CTXメッセージ804はまた、送信機会のスタート時間と送信機会の持続時間とを示しうる。例えば、CTXメッセージ804は、ユーザ端末120A〜Cがそれらのネットワーク割り振りベクトルをNAV812と一致するように設定すべきであることを示しうる。
[0085]CTXメッセージ804によって示された時間において、3つのユーザ端末120A〜Cは、AP110にデータ806A〜Cを送信する。データ806A〜Cは、送信機会中に少なくとも部分的に同時に送信される。データ806A〜Cの送信は、アップリンクマルチユーザ多入力多出力送信(UL−MU−MIMO)またはアップリンク周波数分割多元接続(UL−OFDMA)を利用しうる。
[0086]いくつかの態様では、ユーザ端末120A〜Cは、送信機会中に送信する各ユーザ端末の送信が等しい持続時間またはほぼ等しい持続時間のものであるように、パディングされたデータを送信しうる。図8のメッセージ交換では、ユーザ端末120Aは、パッドデータ808Aを送信し、ユーザ端末120Cは、パッドデータを送信しないことがあり、ユーザ端末120Cは、パッドデータ808Cを送信しうる。パッドデータの送信は、UT120A〜Cの各々からの送信がほぼ同じ時間に完了することを確実にする。これは、送信の持続時間全体にわたってより等化された送信電力を提供しえ、それによって、AP110の受信機効率を最適化する。
[0087]AP110がユーザ端末120A〜Cからデータ送信806A〜Cを受信した後で、AP110は、ユーザ端末120A〜Cの各々に確認応答メッセージ810A〜Cを送信しうる。いくつかの態様では、確認応答メッセージ810A〜Cは、DL−MU−MIMOまたはDL−FDMAのいずれかを使用して少なくとも部分的に同時に送信されうる。
[0088]図9は、RTXフレーム900の一実施形態の図である。RTXフレーム900は、フレーム制御(FC)フィールド910と、オプションの持続時間フィールド915と、送信機アドレス/割り振り識別子(TA/AID)フィールド920と、受信機アドレス/基本サービスセット識別子(RA/BSSID)フィールド925と、TIDフィールド930と、推定された送信(TX)時間フィールド950と、TX電力フィールド970とを含みうる。FCフィールド910は、制御サブタイプまたは拡張サブタイプを示しうる。持続時間フィールド915は、ネットワーク割り振りベクトル(NAV)を設定することをRTXフレーム900の任意の受信機に示しうる。一態様では、RTXフレーム900は、持続時間フィールド915を有さないことがありうる。TA/AIDフィールド920は、ソースアドレスを示しえ、それは、AIDまたは完全なMACアドレスでありうる。RA/BSSIDフィールド925は、RAまたはBSSIDを示しうる。一態様では、RTXフレーム900は、RA/BSSIDフィールド925を包含しないことがありうる。TIDフィールド930は、それについてユーザ端末がデータを有するアクセスカテゴリ(AC)を示しうる。推定されたTX時間フィールド950は、現在の計画されたMCSにおいてそのバッファ中に全てのデータを送るためにユーザ端末120のために必要とされる時間の量に基づいて、UL−TXOPのために要求される時間を示しうる。TX電力フィールド970は、それでRTXフレーム900が送信されている電力を示しえ、リンク品質を推定し、CTXフレーム中の電力バックオフインジケーションを適合させるためにAP110によって使用されうる。
[0089]いくつかの実施形態では、UL−MU−MIMO通信が行われることができる前に、AP110は、UL−MU−MIMO通信に参加しているユーザ端末120から情報を収集しうる。AP110は、ユーザ端末120からのUL送信をスケジューリングすることによって、ユーザ端末120からの情報の収集を最適化しうる。
[0090]上述されたように、CTXメッセージ402は、様々な通信中で使用されうる。図10は、CTXフレーム1000構造の例の図である。この実施形態では、CTXフレーム1000は、フレーム制御(FC)フィールド1005と、持続時間フィールド1010と、受信機アドレスフィールド1014と、送信機アドレス(TA)フィールド1015と、制御(CTRL)フィールド1020と、PPDU持続時間フィールド1025と、UT情報フィールド1030と、フレームチェックシーケンス(FCS)フィールド1080とを含む制御フレームである。FCフィールド1005は、制御サブタイプまたは拡張サブタイプを示す。持続時間フィールド1010は、ネットワーク割り振りベクトル(NAV)を設定することをCTXフレーム1000の任意の受信機に示す。いくつかの実施形態では、RA1014フィールドは、マルチキャストMACアドレスを通じてUTのグループを識別する。TAフィールド1015は、送信機アドレスまたはBSSIDを示す。CTRLフィールド1020は、フレームの残りの部分のフォーマットに関する情報(例えば、UT情報フィールドの数およびUT情報フィールド内のあらゆるサブフィールドの存在または不在)と、ユーザ端末120のためのレート適合についてのインジケーションと、許容されたTIDのインジケーションと、CTSがCTXフレーム1000の直後に送られなければならないというインジケーションとを含みうる包括的なフィールドである。CTRLフィールド1020はまた、CTXフレーム1000がUL−MU−MIMOまたはUL FDMAあるいは両方のために使用されているかを示しえ、Nssまたはトーン割り振りフィールドがUT情報フィールド1030中に存在するかどうかを示す。代替として、CTXがUL−MU−MIMOのためのものであるか、またはUL FDMAのためのものであるかのインジケーションは、サブタイプの値に基づくことができる。UL−MU−MIMOおよびUL FDMA動作が、空間ストリームが使用されることと、チャネルが使用されることとの両方をUTに対して指定することによって連帯的に遂行されることができることに留意されたく、そのケースでは、両方のフィールドは、CTX中に存在し、このケースでは、Nssインジケーションは、固有のトーン割り振りと呼ばれる。PPDU持続時間1025フィールドは、ユーザ端末120が送ることを可能にされた後続するUL−MU−MIMO PPDUの持続時間を示す。AP110は、ユーザ端末120から少なくとも1つのRTXメッセージ中で受信された、推定されたTX時間フィールドに基づいて、ユーザ端末120が送ることを可能にされた後続するMu−MIMO PPDUの持続時間を決定しうる。UT情報1030フィールドは、特定のUTに関する情報を包含し、UTあたりの(ユーザ端末120あたりの)情報のセットを含みうる(UT情報1 1030およびUT情報N1075を参照)。UT情報1030フィールドは、UTを識別するAIDまたはMACアドレスフィールド1032と、UTが(UL−MU−MIMOシステム中で)使用しうる空間ストリームの数を示すいくつかの空間ストリームフィールド(Nss)1034フィールドと、UTがトリガフレーム(このケースではCTX)の受信と比較してその送信を調整すべき時間を示す時間調整1036フィールドと、UTが宣言された送信電力から取るべき電力バックオフを示す電力調整1038フィールドと、UTが(UL−OFDMAシステム中で)使用しうるトーンまたは周波数を示すトーン割り振り1040フィールドと、許容可能なTIDを示す許容されたTID1042フィールドと、許容されたTXモードを示す許容されたTXモード1044フィールドと、UTが使用すべきMCSを示すMCS1046フィールドとを含みうる。許容されたTID1042インジケーションでCTXを受信するユーザ端末120は、そのTIDのみのデータ、同じまたはより高いTIDのデータ、同じまたはより低いTIDのデータ、任意のデータ、あるいは、まずそのTIDのデータのみを、その後、どのデータも利用可能でない場合、他のTIDのデータを送信することを可能にされうる。FCS1080フィールドは、CTXフレーム1000の誤り検出のためにFCS値が使用した搬送を示す。
[0091]図11は、CTXフレーム1100構造の別の例の図である。この実施形態では、および図10と連携して、UT情報1030フィールドは、AIDまたはMACアドレス1032フィールドを包含せず、代わりに、CTXフレーム1000は、個別の識別子というよりはむしろグループ識別子によってUTを識別するグループ識別子(GID)1026フィールドを含む。図12は、CTXフレーム1200構造の別の例の図である。この実施形態では、および図11と連携して、GID1026フィールドは、マルチキャストMACアドレスを通じてUTのグループを識別するRA1014フィールドに置き換えられる。
[0092]図13は、CTXフレーム1300構造の例の図である。この実施形態では、CTXフレーム1300は、管理MACヘッダ1305フィールドと、ボディ1310フィールドと、FCS1308フィールドとを含む管理フレームである。ボディ1310フィールドは、情報要素(IE)を識別するIE ID1315フィールドと、CTXフレーム1300の長さを示すLEN1320フィールドと、CTRL1020フィールドと同じ情報を含むCTRL1325フィールドと、ユーザ端末120が送ることを可能にされた後続するUL−MU−MIMO PPDUの持続時間を示すPPDU持続時間1330フィールドと、UT情報1 1335フィールドと、全てのUTが後続するUL−MU−MIMO送信において使用するためのMCS、または全てのUTが後続するUL−MU−MIMO送信において使用するためのMCSバックオフを示すことができるMCS1375フィールドと含む。(UT情報N1370と併せて)UT情報1 1335フィールドは、UTを識別するAID1340フィールドと、UTが(UL−MU−MIMOシステム中で)使用しうる空間ストリームの数を示すいくつかの空間ストリームフィールド(Nss)1342フィールドと、UTがトリガフレーム(このケースではCTX)の受信と比較してその送信を調整すべき時間を示す時間調整1344フィールドと、UTが宣言された送信電力から取るべき電力バックオフを示す電力調整1346フィールドと、UTが(UL−OFDMAシステム中で)使用しうるトーンまたは周波数を示すトーン割り振り1348フィールドと、許容可能なTIDを示す許容されたTID1350フィールドと、UTがアップリンクデータを送信するためのスタート時間を示すTXスタート時間フィールド1352とを含むUTあたりのフィールドを表す。
[0093]一実施形態では、CTXフレーム1000またはCTXフレーム1300は、UL信号を送信する前に処理するための時間をユーザ端末120に提供するために、A−MPDU中でアグリゲートされうる。この実施形態では、パディングまたはデータは、ユーザ端末120に、来たるパケットを処理するための追加の時間を許可するためにCTXの後で追加されうる。CTXフレームをパディングすることの1つの利益は、上述されたようにフレーム間スペース(IFS)を増大させることと比較すると、他のユーザ端末120からのUL信号について、起こりうる競合問題を回避することでありうる。一態様では、CTXが管理フレームである場合、追加のパディング情報要素(IE)が送られうる。一態様では、CTXがA−MPDU中でアグリゲートされる場合、追加のA−MPDUパディングデリミタが含まれうる。パディングデリミタは、フレーム終了(EOF:end-of-frame)デリミタ(例えば、4バイト)または他のパディングデリミタでありうる。別の態様では、パディングは、それらがIFS応答時間内に処理されることを必要としない限り、データ、制御または管理MPDPUを追加することによって達成されうる。MPDUは、いかなる即時応答も要求されず、後続するMPDUのいずれによっても必要されることはないことを受信機に示すインジケーションを含みうる。別の態様では、ユーザ端末120は、CTXフレームについてのパディングまたは最小持続時間をAP110に要求しうる。別の実施形態では、パディングは、PHY OFDMAシンボルを追加することによって達成されえ、それは、それらがIFS時間内に処理される必要がない限り、情報を搬送するビットシーケンスを含みうるか、または情報を搬送しない未定義のビットを含みうる。
[0094]いくつかの実施形態では、AP110は、CTX送信を開始しうる。一実施形態では、AP110は、通常のエンハンスト分散チャネルアクセス(EDCA:enhanced distribution channel access)競合プロトコルにしたがってCTXメッセージ402を送りうる。別の実施形態では、AP110は、スケジューリングされた時間においてCTXメッセージ402を送りうる。この実施形態では、スケジューリングされた時間は、ユーザ端末120のグループが媒体にアクセスするためにリザーブされた時間を示すビーコン中の制限されたアクセスウィンドウ(RAW)インジケーション、UL−MU−MIMO送信に参加するために同時にアウェイクであるように複数のユーザ端末120に示す各ユーザ端末120とのターゲットウェイク時間(TWT)合意、または他のフィールド中の情報を使用することによって、ユーザ端末120にAP110によって示されうる。RAWおよびTWT外では、ユーザ端末102は、あらゆるフレームを、またはフレーム(例えば、非データフレーム)のサブセットのみを送信することを可能にされうる。ある特定のフレームを送信することも禁止されうる(例えば、データフレームを送信することを禁止されうる)。ユーザ端末120はまた、それがスリープ状態にあることを示しうる。CTXをスケジューリングすることに対する1つの利点は、複数のユーザ端末120が同じTWTまたは同じRAW時間を示され、AP110から送信を受信しうることである。
[0095]図1と連携して、図4〜6を参照すると、UL−MU−MIMO送信410Aおよび410Bは、同じ持続時間を有しうる。ユーザ端末120は、データを送信することを計画し、それらのデータを送信することを要求するメッセージ(例えば、RTX)をAP110に送りうる。AP110からのメッセージ(例えば、CTXメッセージ402)は、UL−MU−MIMO機能を利用するユーザ端末120からのUL−MU−MIMO送信410のためのターゲット送信持続時間を示しうる。ターゲット送信持続時間はまた、セットアップフェーズ中のユーザ端末120およびAP110によって決定されうる。ユーザ端末120は、計画されたデータ中のビットの数とユーザ端末120の動作および送信パラメータ(例えば、アグリゲーションのレベルおよびMCS)とに基づいて、それが送信のために有する送信用の計画されたデータの計画された送信持続時間を決定しうる。ユーザ端末120は、送信用のデータの計画された送信持続時間がターゲット送信持続時間の示されているものに適合するか、上回るか、または達しないかを決定しうる。いくつかの状況では、ユーザ端末120は、送信されるときに、ユーザ端末120が修正なしにそのデータを送信しうるようにターゲット送信持続時間に適合する(例えば、等しい)計画された送信時間を有することになる送信用の計画されたデータを有しうる。他の状況では、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間を上回る計画された送信持続時間を有するであろう送信用の計画されたデータを有しうる。そのような状況では、ユーザ端末120は、データの計画された送信持続時間がターゲット送信持続時間に適合するように低下されるように、計画されたデータまたはその動作および送信パラメータを変更しうる。他の状況では、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間に達しない計画された送信持続時間を有するであろう送信用の計画されたデータを有しうる。そのような状況では、ユーザ端末120は、データの計画された送信持続時間がターゲット送信持続時間に適合するように増大されるように、計画されたデータまたはその動作あるいは送信パラメータを変更しうる。
[0096]いくつかの態様では、AP110は、ユーザ端末120が変更しうるパラメータを制限しうる。AP110は、トリガフレーム中でそのような制限を示しうる。一態様では、AP110は、ユーザ端末120のためのターゲット送信持続時間を指定し、ユーザ端末120は各々、それらのUL PPDU持続時間、データペイロードサイズ、MCS、および充填データの量を決定しうる。別の態様では、AP110は、ユーザ端末120のためのターゲット送信持続時間およびUL PPDU持続時間を指定し、ユーザ端末120は各々、それらのデータペイロードサイズ、MCS、および充填データの量を決定しうる。別の態様では、AP110は、ユーザ端末120のためのターゲット送信持続時間、UL PPDU持続時間、およびMCSを指定し、ユーザ端末120は各々、それらのデータペイロードサイズおよび充填データの量を調整しうる。
[0097]いくつかの態様では、ユーザ端末120は、それらのデータペイロードサイズを示す情報をAP110に送りうる。1つのそのような態様では、AP110は、ユーザ端末120のデータペイロードサイズに基づいてユーザ端末120ごとに充填データの量を決定し、AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120の各々についての使用するための充填データの量、ターゲット送信持続時間、UL PPDU持続時間、およびMCSを示しうる。この態様では、ユーザ端末120の各々は、それらのデータペイロードサイズを決定しうる。別のそのような態様では、AP110は、ユーザ端末120の各々についてのターゲット送信持続時間、UL PPDU持続時間、データペイロードサイズ、MCS、および充填データの量を示しうる。別の態様では、AP110は、以下にさらに論述される、論述されるように、各ユーザ端末120が使用するためのデータアグリゲーションのレベルを示しうる。それ故に、ユーザ端末120は、トリガフレーム中でAP110によって指定されていない動作および送信パラメータ調整を決定しうる。図14〜22は、ターゲット送信持続時間に適合するために、ユーザ端末120が、送信用のそれらのデータまたはそれらの動作および送信パラメータに対して行いうる変更の例を示している。
[0098]図14は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間1420に適合するように、ユーザ端末120が送信用のその計画されたデータをフラグメント化することを示す時間シーケンス図1400である。図14中の破線矢印は、ユーザ端末120によって送信される第1のPPDU1410Aの持続時間が送信1406A用のデータの第1の部分の計画された送信持続時間と同じままであることを示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間1420を示しうる。図14中に示されているように、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間1420を上回る計画された送信持続時間を有する送信用の計画されたデータ1406を有しうる。ユーザ端末120は、計画されたデータ1406をデータ1406Aの第1の部分およびデータ1406Bの第2の部分へとフラグメント化することによって、ターゲット送信持続時間1420に適合するように、計画されたデータ1406を変更しうる。第1の部分データ1406Aを含む第1のPPDU1410Aは、UL−MU−MIMO動作モードにしたがってユーザ端末120によって送信されるとき、ターゲット送信持続時間1420に適合する送信持続時間を有しうる。データ1406Bの第2の部分は、より後の時間において(例えば、後続の送信機会中に)第2のPPDU1410B中でユーザ端末120によって送信されうる。そのため、ユーザ端末120は、PPDUの長さがAP110によって示されるターゲット送信持続時間と一致するように、第1のPPDU1410Aを作り上げうる(build)。
[0099]図15は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間1520に適合するように、ユーザ端末120がその送信データレートを低下させることを示す時間シーケンス図1500である。図15中の破線矢印は、ユーザ端末120がその計画された送信データレートを低下させることに起因する送信持続時間における増大を示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、トリガフレームまたはCTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間1520を示しうる。図15中に示されているように、ユーザ端末120は、計画された動作および送信パラメータにしたがって送信されるときに、ターゲット送信持続時間1520に達しない計画された送信持続時間を有する送信用の計画されたデータ1506を有しうる。それ故に、ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間1520に適合するように、その動作および送信パラメータを変更しうる。例えば、ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間1520に適合するように、より低いデータレート(例えば、より遅いMCS)でデータ1506を送信しうる。ユーザ端末120はまた、アップリンクデータの送信のためのガード間隔およびコーディングスキームを調整しうる。上述されたように、AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120ごとにMCS調整を決定および示しうるか、または各ユーザ端末120が、そのMCS調整自体を決定しうる。データ1506を含むPPDU1510は、UL−MU−MIMO動作モードにしたがってより低いデータレートでユーザ端末120によって送信されるとき、ターゲット送信持続時間1520に適合する送信持続時間を有しうる。
[00100]図16は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間1620に適合するように、ユーザ端末120がその送信データレートを増大させることを示す時間シーケンス図1600である。図16中の破線矢印は、ユーザ端末120によって送信されるPPDU1610を生成するために、ユーザ端末120が送信用のデータ1606の送信データレートを増大させることに起因する送信持続時間における低下を示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間1620を示しうる。図16中に示されているように、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間1620を上回る計画された送信持続時間を有するであろう送信用の計画されたデータ1606を有しうる。ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間1620に適合するように、より高いデータレート(例えば、より速いMCS)でデータ1606を送信しうる。ユーザ端末120はまた、アップリンクデータの送信のためのガード間隔およびコーディングスキームを調整しうる。上述されたように、AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120ごとにMCS調整を決定および示しうるか、または各ユーザ端末120が、そのMCS調整自体を決定しうる。データ1606を含むPPDU1610は、UL−MU−MIMO動作モードにしたがってより高いデータレートでユーザ端末120によって送信されるとき、ターゲット送信持続時間1620に適合する送信持続時間を有しうる。
[00101]図17は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間1720に適合するように、ユーザ端末120がそのアグリゲーションのレベルを低下させることを示す時間シーケンス図1700である。図17中の破線矢印は、ユーザ端末120によって送信されるPPDU1710を生成するために、ユーザ端末120が送信用のデータ1706のためのアグリゲーションのレベルを低下させることに起因する送信持続時間における増大を示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間1720を示しうる。図17中に示されているように、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間1720に達しない計画された送信持続時間を有するであろう送信用の計画されたデータ1706を有しうる。ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間1720に適合するように、媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(A−MPDU)中のデータアグリゲーションのレベル、またはMACサービスデータユニット(A−MSDU)中のデータアグリゲーションのレベルを低下させうる。AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120ごとにアグリゲーションのレベルを決定および示しうるか、または各ユーザ端末120が、そのアグリゲーションのレベル自体を決定しうる。データ1706を含むPPDU1710は、UL−MU−MIMO動作モードにしたがってより低いデータアグリゲーションのレベルでユーザ端末120によって送信されるとき、ターゲット送信持続時間1720に適合する送信持続時間を有しうる。
[00102]図18は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間1820に適合するように、ユーザ端末120がそのアグリゲーションのレベルを増大させることを示す時間シーケンス図1800である。図18中の破線矢印は、ユーザ端末120によって送信されるPPDU1810を生成するために、ユーザ端末120が送信用の計画されたデータ1806のためのアグリゲーションのレベルを増大させることに起因する送信持続時間における低下を示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間1820を示しうる。図18中に示されているように、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間1820を上回る計画された送信持続時間を有するであろう送信用のデータ1806を有しうる。ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間1820に適合するように、A−MPDU中のデータアグリゲーションのレベル、またはA−MSDU中のデータアグリゲーションのレベルを増大させうる。AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120ごとにアグリゲーションのレベルを決定および示しうるか、または各ユーザ端末120が、そのアグリゲーションのレベル自体を決定しうる。データ1806を含むPPDU1810は、UL−MU−MIMO動作モードにしたがってより高いデータアグリゲーションのレベルでユーザ端末120によって送信されるとき、ターゲット送信持続時間1820に適合する送信持続時間を有しうる。
[00103]図19は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間1920に適合するように、ユーザ端末120が充填データ1908を追加することを示す時間シーケンス図1900である。図19中の破線矢印は、ユーザ端末120によって送信されるPPDU1910の送信持続時間が充填データ1908を除いて送信用のデータ1906と同じままであることを示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間1920を示しうる。図19中に示されているように、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間1920に達しない計画された送信持続時間を有するであろう送信用の計画されたデータ1906を有しうる。ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間1920と適合するように、ベースデータ(例えば、送信用のデータ1906)を含むPPDU1910を送信し、送信機会中にUL−MU−MIMO動作モードにしたがって充填データ1908もまた送信しうる。AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120ごとに充填データの量を決定および示しうるか、または各ユーザ端末120が、充填データの量自体を決定しうる。いくつかの他の実施形態では、充填データ1908は、PPDU1910の前に送信されうる。充填データ1908は、例えば、フレーム終了(EOF)パディングデリミタ、サブフレームパッドオクテット、またはA−MPDU EOFサブフレームを含みうる。充填データ1908はまた、PPDU1910の前に送信されうる。別の実施形態では、充填データ1908は、A−MPDUの先頭に追加されうる。ベースデータを含むPPDU1910と充填データ1908との組み合わされた送信持続時間は、ターゲット送信持続時間1920に適合しうる。
[00104]図20は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間2020に適合するように、ユーザ端末120がその送信データレートを低下させ、そのアグリゲーションのレベルを低下させ、充填データ2008を追加することを示す時間シーケンス図2000である。図20中の破線矢印は、ユーザ端末120によって送信されるPPDU2010を生成するために、ユーザ端末120がアグリゲーションのレベルを増大させ、送信用のデータ2006のためのデータレートを増大させることに起因する送信持続時間における変化を示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間2020を示しうる。図20中に示されているように、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間2020に達しない計画された送信持続時間を有するであろう送信用の計画されたデータ2006を有しうる。ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間2020に適合するように、A−MPDUまたはA−MSDU中のデータアグリゲーションのレベルを低下させ、より低いデータレートで(例えば、そのMCSを調整することによって)データ2006と充填データ2008とを送信しうる。上述されたように、AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120ごとにデータアグリゲーションのレベルおよびMCSを決定および示しうるか、または各ユーザ端末120が、データアグリゲーションのレベルおよびMCS自体を決定しうる。PPDU2010と充填データ2008との組み合わされた送信持続時間は、ターゲット送信持続時間2020に適合しうる。
[00105]図21は、送信機会中のUL−MU−MIMO送信のためのターゲット送信持続時間2120に適合するように、ユーザ端末120がその送信データレートを増大させ、そのアグリゲーションのレベルを増大させ、充填データ2108を追加することを示す時間シーケンス図2100である。図21中の破線矢印は、ユーザ端末120によって送信されるPPDU2110を生成するために、ユーザ端末120がアグリゲーションのレベルを低下させ、送信用のデータ2106のためのデータレートを低下させることに起因する送信持続時間における変化を示す。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120に対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間2120を示しうる。図21中に示されているように、ユーザ端末120は、送信されるときに、ターゲット送信持続時間2120を上回る計画された送信持続時間を有するであろう送信用の計画されたデータ2106を有しうる。ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間2120に適合するように、A−MPDUまたはA−MSDU中のデータアグリゲーションのレベルを増大させ、より高いデータレートで(例えば、そのMCSを調整することによって)データ2006と充填データ2008とを送信しうる。上述されたように、AP110は、トリガフレーム中でユーザ端末120ごとにデータアグリゲーションのレベルおよびMCSを決定および示しうるか、または各ユーザ端末120が、データアグリゲーションのレベルおよびMCS自体を決定しうる。データ2106を含むPPDU2110と充填データ2008との組み合わされた送信持続時間は、ターゲット送信持続時間2120に適合しうる。
[00106]図22は、ターゲット送信持続時間2220に適合する持続時間の間、送信機会中にユーザ端末120A〜Dがデータを同時に送信することを示す時間シーケンス図2200である。上述されたように、AP110は、ユーザ端末120A〜Dに対して送信機会を許可するメッセージ(例えば、CTXメッセージ)中でターゲット送信持続時間2220を示しうる。図22中に示されているように、ユーザ端末120A〜Dは、ターゲット送信持続時間2220に適合するようにデータ(例えば、PPDUまたは充填データ)を送信しうる。ユーザ端末120Aは、ターゲット送信持続時間2220に適合するように、上述されたように、A−MPDUまたはA−MSDU中のデータアグリゲーションのレベルを低下させ、充填データ2208AとPPDU2210Aとを送信しうる。ユーザ端末120Bは、ターゲット送信持続時間2220に適合するように、上述されたように、A−MPDUまたはA−MSDU中のデータアグリゲーションのレベルを増大させ、充填データ2208BとPPDU2210Bとを送信しうる。ユーザ端末120Cは、PPDU2210C中で送信されるときに、データアグリゲーションのレベルを修正する、または充填データを追加することなしに、ターゲット送信持続時間2220に適合する送信用のデータを有しうる。ユーザ端末120Dは、ターゲット送信持続時間2220に適合するように、PPDU2210Dと充填データ2208Dとを送信しうる。他の実施形態では、ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間に適合するために、図14〜21中に示されている動作および送信パラメータまたはデータにおける変化の任意の組み合わせを使用しうる。ユーザ端末120A〜DからのUL−MU−MIMO送信の全てを同じ長さにすることの利益のうちの1つは、送信の電力レベルが一定であり続けることであり、それによって、受信機に対する電力変動(power fluctuations)の悪影響を低減する。
[00107]図23は、ターゲット送信持続時間を充填するためにユーザ端末が充填サブフレームを利用することを示す別の時間シーケンス図2300である。例示されているように、ユーザ端末120A〜Dは各々、ターゲット送信持続時間2320のものであるPSDUを送信しうる。各PSDUは、A−MPDUフレーム2310A〜Dを備え、A−MPDUフレーム2310A〜Dのうちの1つまたは複数は、(「充填」2308A、2308B、および2308Dとして例示されている)パディングを含みうる。いくつかの態様では、PSDUは、高効率(HE)トリガベース(TB)のPPDU中に含まれうる。いくつかの態様では、MPDUフレームの送信より前に、1つまたは複数の送信パラメータは、ユーザ端末120A〜Dの各々にAP110によって送信されうる。例えば、MCS、持続時間、送信電力、または他のPHYパラメータは、AP110によって通信されうる。ある実施形態では、これらのパラメータは、トリガフレーム中に含まれることができ、それは、CTX402に類似していることができる。ある態様では、AP110は、ターゲット送信持続時間2320自体を送信しうる。別の態様では、UT120A〜Dは、AP110によって通信される送信パラメータのうちの1つまたは複数に基づいて、ターゲット送信持続時間2320を決定しうる。UT120がターゲット送信持続時間2320の値を知ると、それらは、それらのそれぞれのA−MPDUフレーム2310A〜Dを生成するためにその値を利用しうる。
[00108]様々な方法が、MPDUフレーム2310A〜Dを生成するために利用されうる。例えば、UT120は、1つのA−MPDUデータ「サブフレーム」を包含するA−MPDUフレームを作成することからスタートしうる。その後において、UT120は、ターゲット送信持続時間2320の値に少なくとも基づいてA−MPDUフレームに追加のA−MPDUデータサブフレームが追加されうるか、またはA−MPDUデリミタサブフレームが追加されうるかを決定しうる。ある態様では、UT120は、A−MPDUデータサブフレームの長さがゼロより大きい場合、且つA−MPDUフレームにA−MPDUデータサブフレームを追加することが、A−MPDUフレームの長さがターゲット送信持続時間2320を上回ることを引き起こさない場合にのみ、A−MPDUフレームにA−MPDUデータサブフレームを追加しうる。別の態様では、UT120は、A−MPDUデリミタサブフレームの長さがゼロに等しい場合、且つA−MPDUデリミタサブフレームのEOFフィールドがゼロに設定される場合にのみ、A−MPDUフレームにA−MPDUデリミタサブフレームを追加しうる。A−MPDUサブフレームの長さは、各MPDUの長さフィールド中に示されうる(例えば、A−MPDUデータサブフレームまたはA−MPDUデリミタサブフレーム)。
[00109]いくつかの態様では、UT120は、A−MPDUフレーム自体またはA−MPDUフレーム中に包含されるMPDUのスタート間隔、長さ、またはコンテンツに対して制限されうる。いくつかの態様では、これらの制限のうちの1つまたは複数は、UT120とAP110との間でのアソシエーション中に決定されうる。様々な態様では、これらの制限のうちの1つまたは複数は、トリガフレームの使用または他のメッセージを通じてUT120に通信されうる。コンテンツ、長さ、またはスタート間隔を制限することは、受信デバイスがA−MPDUフレーム中で各MPDUを適正に受信および解釈することが可能であることを保証しうる。いくつかの態様では、UT120は、「1」に設定されたEOFフィールドを有する任意のA−MPDUサブフレームの後で、「0」に等しいEOFフィールドを有するA−MPDUサブフレームを追加しないことがありうる。いくつかの態様では、UT120は、超高スループット(VHT)単一MPDUを包含するA−MPDUサブフレームの前に、「1」に設定されたEOFフィールドと「0」に設定されたMPDU長さフィールドを有するA−MPDUサブフレームを追加しないことがありうる。
[00110]UT120が所望されるだけ多くのMPDUをA−MPDUフレームに追加すると、UT120は、A−MPDUフレームの長さがターゲット送信持続時間2320に等しくなるように、A−MPDUフレームにパディング情報を追加する必要がありうる。例えば、例示されているように、A−MPDUフレーム2310A、2310B、および2310Dの長さは、ターゲット送信持続時間2320に達していないことがありうる。パディング情報は、「1」または「0」に設定されたビットのシーケンス、1つまたは複数のA−MPDUパディングサブフレーム、および/またはAP110がパディングとして理解しうる何らかの他の情報を備えうる。A−MPDUフレームにパディングを追加するために、UT120は、A−MPDUフレームの現在の長さが4で割り切れるかどうか(例えば、現在の長さmod4!=0であるかどうか)を決定しうる。いくつかの態様では、A−MPDUフレームの長さは、オクテットの数を単位として表されうる。現在の長さが4で割りきれず、現在の長さがターゲット送信持続時間2320未満である場合、UT120は、最後のA−MPDUサブフレームのパディングサブフィールドにオクテットのパディングを追加しうる。ある特定のインプリメンテーションでは、UT120は、1だけA−MPDUフレーム長の現在の値をインクリメントする。UT120は、現在の長さが4で割り切れるまで、このプロセスを繰り返しうる。例えば、例示されているように、A−MPDUフレーム2310Dの長さmod4=1である。したがって、3オクテットのパディングが、A−MPDUフレーム2310Dに追加されうる。
[00111]加えてまたは代替として、A−MPDUフレームにパディングを追加するために、UT120は、A−MPDUフレームの現在の長さプラス4の合計がターゲット送信持続時間2320未満であるどうかを決定しうる。現在の長さの値がターゲット送信持続時間2320より少なくとも4短い(at least four less than)場合、UT120は、A−MPDUフレーム中のEOFパディングサブフレームフィールドにEOFパディングサブフレームを追加しうる。ある特定のインプリメンテーションでは、UTは、4だけA−MPDUフレーム長の現在の値をインクリメントする。ある態様では、EOFパディングサブフレームの長さは、4オクテットでありうる。UT120は、現在の長さがターゲット送信持続時間2320より小さい4(オクテット)未満となるまで、このプロセスを繰り返しうる。例えば、例示されているように、A−MPDUフレーム2310Aの長さ+4は、ターゲット送信持続時間2320未満である。したがって、EOFパディングサブフレームが、A−MPDUフレーム2310AのEOFパディングサブフレームフィールドに追加されうる。いくつかの態様では、UT120は、ゼロより大きい長さを有するデリミタを有するA−MPDUフレーム2310中の最後のサブフレームを決定し、識別されたデリミタのEOFビットが「1」に等しくなるように設定しうる。これらの態様にしたがって、後続のサブフレームは、ある場合には、デリミタサブフレームであることができ、各々は、ゼロに等しい長さと「1」に等しいEOFビットを有する。
[00112]加えてまたは代替として、A−MPDUフレームにパディングを追加するために、UT120は、A−MPDUフレームの現在の長さがターゲット送信持続時間2320未満であるどうかを決定しうる。現在の長さの値がターゲット送信持続時間2320未満である場合、UT120は、A−MPDUフレーム中のEOFパディングオクテットサブフィールドにオクテットのパディングを追加し、1だけA−MPDUフレーム長の現在の値をインクリメントしうる。UT120は、現在の長さがターゲット送信持続時間2320に等しくなるまで、このプロセスを繰り返しうる。例えば、例示されているように、A−MPDUフレーム2310Bの長さは、ターゲット送信持続時間2320未満である。したがって、オクテットのパディングが、A−MPDUフレーム2310BのEOFパディングオクテットサブフィールドに追加されうる。
[00113]図24は、UL−MU−MIMO送信の持続時間がターゲット送信持続時間に適合するように、送信または動作パラメータ用のデータを変更するための方法2400のフローチャートである。ブロック2401において、ユーザ端末120は、ここに説明されるように、AP110に送信要求(例えば、RTX)を送りうる。ブロック2402において、ユーザ端末120は、ここに説明されるように、複数のユーザ端末120の各々についてアップリンク送信機会およびターゲット送信持続時間を示すワイヤレスメッセージ(例えば、CTX)をAP110から受信しうる。
[00114]ブロック2403において、ユーザ端末120は、ここに説明されるように、送信用のデータをフラグメント化しうる。ブロック2404において、ユーザ端末120は、ここに説明されるように、ターゲット送信持続時間に適合するように、その送信データレートを調整しうる。ブロック2405において、ユーザ端末120は、ここに説明されるように、ターゲット送信持続時間に適合するように、データアグリゲーションのレベルを調整しうる。ブロック2406において、ユーザ端末120は、ここに説明されるように、ターゲット送信持続時間に適合するように、充填データを追加しうる。ブロック2403、2404、2405、および2406におけるステップの各々は、オプションであり、ユーザ端末120は、ここに説明されるように、ターゲット送信持続時間に適合するように、これらのステップの任意の組み合わせを遂行しうる。ブロック2407において、ユーザ端末120は、ターゲット送信持続時間にわたってメッセージを送信しうる。
[00115]図25は、送信用のA−MPDUの生成を伴うワイヤレス通信のための方法2500を例示するフローチャートである。ある態様では、方法2500は、UT120によってインプリメントされうる。ブロック2505において、UT120は、例えば、AP110への物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すメッセージをAP110から受信する。いくつかの態様では、AP110からのメッセージはさらに、変調またはコーディングレートおよび送信電力レベルを示す。ブロック2510において、UT120は、例えば、少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成し、A−MPDUフレームは、第1の長さを有する。ブロック2515において、UT120は、例えば、第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが第1の長さ、第2の長さ、およびターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定する。例えば、第1の長さプラス第2の長さがターゲット送信持続時間未満である場合、UT120は、A−MPDUフレームにA−MPDUサブフレームを追加しうる。ブロック2520において、UT120は、例えば、第1の長さとターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含める。例えば、UT120は、ターゲット送信持続時間に等しくなるように第1の長さを増大させるのに十分な複数のビットをA−MPDUフレームに追加しうる。いくつかの態様では、複数のビットは、A−MPDUフレーム終了サブフレーム、サブフレームパディングオクテット、フレーム終了パディングデリミタ、および/またはA−MPDUサブフレームのパディングフィールド内のパディングを備えることができる。
[00116]加えてまたは代替として、方法2500の一部として、UT120は、例えば、4で割った第1の長さの余りがゼロに等しいかどうかを決定しうる。いくつかのインプリメンテーションでは、UT120は、第1の長さがターゲット送信持続時間未満であり、余りがゼロに等しくないときに、A−MPDUフレーム中にオクテットのパディングを含めうる。いくつかのインプリメンテーションでは、UT120は、A−MPDUフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ第1の長さをインクリメントしうる。加えてまたは代替として、方法2500の一部として、UT120は、例えば、ターゲット送信持続時間と第1の長さとの間の差異が4より大きいかどうかを決定しうる。いくつかのインプリメンテーションでは、UT120は、差異が4より大きいときにA−MPDUフレーム中にフレーム終了パディングサブフレームを含めうる。いくつかのインプリメンテーションでは、UT120は、パディング情報中に含められたフレーム終了パディングサブフレームごとに4だけ第1の長さをインクリメントしうる。加えてまたは代替として、方法2500の一部として、UT120は、例えば、A−MPDUフレーム中に最後のフレーム終了パディングサブフレームを含めうる。いくつかのインプリメンテーションでは、UT120は、第1の長さがターゲット送信持続時間未満であるときに最後のフレーム終了パディングサブフレーム中にオクテットのパディングを含めうる。いくつかのインプリメンテーションでは、UT120は、最後のフレーム終了パディングサブフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ第1の長さをインクリメントしうる。
[00117]ブロック2525において、UT120は、例えば、PSDUを生成し、PSDUは、A−MPDUフレームと1つまたは複数のパディングサブフレームとを含む。ブロック2530において、UT120は、例えば、ターゲット送信持続時間にわたってから生成されたPSDUを送信する。いくつかの態様では、UT120は、例えば、ターゲット送信持続時間にわたって複数のUT120(例えば、UT120A〜D)と同時にPSDUを送信することができる。いくつかの態様では、送信されたPSDUの送信電力レベルは、ターゲット送信持続時間中において実質的に一定である。いくつかの態様では、UT120は、例えば、PSDUを送信するための、メッセージ中に示された送信データレートを利用しうる。いくつかの態様では、UT120は、例えば、PSDUを送信するための、メッセージ中に示されたアグリゲーションのレベルを利用しうる。いくつかの態様では、UT120は、例えば、PSDUを送信するための、セットアップフェーズ中にユーザ端末によって決定されたアップリンク送信機会を利用しうる。ある実施形態では、PSDUは、PHY変換プロトコルデータユニット(PPDU)内で送信されることができる。
[00118]図26は、パディングを生成する複数の代替の実施形態を含むワイヤレス通信のための別の方法2600を例示する別のフローチャートである。ある態様では、方法2600は、UT120によってインプリメントされうる。ブロック2605において、UT120は、例えば、AP110への物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すメッセージをAP110から受信する。いくつかの態様では、AP110からのメッセージはさらに、変調またはコーディングレートおよび送信電力レベルを示す。ブロック2610において、UT120は、例えば、第1の長さを有するアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)フレームを生成する。ブロック2615において、UT120は、例えば、PSDUを生成し、PSDUは、A−MPDUフレームを含む。ブロック2620において、UT120は、例えば、ターゲット送信持続時間にわたって生成されたPSDUを送信する。
[00119]例示されているように、A−MPDUフレームがブロック2610において生成された後で、UT120は、例えば、オプションとして、ブロック2630、2640、2650、または2660のうちの1つに進みうる。ブロック2630において、UT120は、例えば、第2の長さを有するA−MPDUサブフレームが第1の長さ、第2の長さ、およびターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいてA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定する。例えば、第1の長さプラス第2の長さがターゲット送信持続時間未満である場合、UT120は、A−MPDUフレームにA−MPDUサブフレームを追加しうる。加えてまたは代替として、方法2600は、ブロック2610または2630からブロック2640に進みえ、ここで、UT120は、例えば、4で割った第1の長さの余りがゼロに等しいかどうかを決定しうる。その後において、方法2600は、ブロック2645に進みえ、ここで、UT120は、第1の長さがターゲット送信持続時間未満であり、余りがゼロに等しくないときに、A−MPDUフレーム中にオクテットのパディングを含めうる。オプションとして、UT120は、A−MPDUフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ第1の長さをインクリメントすることができる。ブロック2645の後で、方法2600は、ブロック2640に戻りうる。オプションとして、ブロック2640の後で、方法2600は、ブロック2610に戻りうる。
[00120]加えてまたは代替として、ブロック2610、2630、または2640の後で、方法2600は、ブロック2650に進みえ、ここで、UT120は、例えば、ターゲット送信持続時間と第1の長さとの間の差異が4より大きいかどうかを決定しうる。その後において、方法2600は、ブロック2655に進みえ、ここで、UT120は、差異が4より大きいときにA−MPDUフレーム中にフレーム終了パディングサブフレームを含めることができる。オプションとして、UT120は、パディング情報中に含められたフレーム終了パディングサブフレームごとに4だけ第1の長さをインクリメントすることができる。ブロック2655の後で、方法2600は、ブロック2650に戻りうる。オプションとして、ブロック2650の後で、方法2600は、ブロック2610に戻りうる。
[00121]加えてまたは代替として、ブロック2610、2630、2640、または2650の後で、方法2600は、ブロック2660に進みえ、ここで、UT120は、例えば、第1の長さがターゲット送信持続時間未満であるかどうかを決定しうる。その後において、方法2600は、ブロック2665に進みえ、ここで、UT120は、A−MPDUフレーム中に最後のフレーム終了パディングサブフレームを含めることができる。いくつかのインプリメンテーションでは、UT120は、第1の長さがターゲット送信持続時間未満であるときに最後のフレーム終了パディングサブフレーム中にオクテットのパディングを含めることができる。オプションとして、UT120は、最後のフレーム終了パディングサブフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ第1の長さをインクリメントすることができる。ブロック2665の後で、方法2600は、ブロック2660に戻りうる。オプションとして、ブロック2660の後で、方法2600は、ブロック2610に戻りうる。
[00122]いくつかの態様では、方法2600の一部として、UT120は、例えば、ターゲット送信持続時間にわたって複数のUT120(例えば、UT120A〜D)と同時にPSDUを送信することができる。いくつかの態様では、送信されたPSDUの送信電力レベルは、ターゲット送信持続時間中において実質的に一定である。いくつかの態様では、UT120は、例えば、PSDUを送信するための、メッセージ中に示された送信データレートを利用しうる。いくつかの態様では、UT120は、例えば、PSDUを送信するための、メッセージ中に示されたアグリゲーションのレベルを利用しうる。いくつかの態様では、UT120は、例えば、PSDUを送信するための、セットアップフェーズ中にユーザ端末によって決定されたアップリンク送信機会を利用しうる。ある実施形態では、PSDUは、PHY変換プロトコルデータユニット(PPDU)内で送信されることができる。
[00123]いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信のためのUT120は、ここに説明されたある特定の実施形態にしたがって、方法2400、2500、2600の機能のうちの1つまたは複数を遂行しうる。UT120は、メッセージを受信するための手段を備えうる。ある特定の実施形態では、受信するための手段は、受信機312、プロセッサ304、アンテナ316、DSP320、および/または信号検出器318によってインプリメントされることができる(図3)。UT120は、アグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)フレームを生成するための手段を備えうる。ある特定の実施形態では、生成するための手段は、送信機310、プロセッサ304、アンテナ316、DSP320、および/または信号検出器318によってインプリメントされることができる(図3)。
[00124]UT120はさらに、第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームがA−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定するための手段を備えうる。ある特定の実施形態では、複数の受信デバイスへの送信のために生成するための手段は、受信機312、プロセッサ304、アンテナ316、DSP320、および/または信号検出器318によってインプリメントされることができる(図3)。
[00125]UT120はさらに、A−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めるための手段を備えうる。ある特定の実施形態では、含めるための手段は、受信機312、送信機310、プロセッサ304、アンテナ316、DSP320、および/または信号検出器318によってインプリメントされることができる(図3)。UT120は、PSDUを生成するための手段を備えうる。ある特定の実施形態では、生成するための手段は、送信機310、プロセッサ304、アンテナ316、DSP320、および/または信号検出器318によってインプリメントされることができる(図3)。
[00126]UT120は、生成されたPSDUを送信するための手段を備えうる。ある特定の実施形態では、送信するための手段は、送信機310、プロセッサ304、アンテナ316、DSP320、および/または信号検出器318によってインプリメントされることができる(図3)。
[00127]当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法の任意のものを使用して表されることができることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることができるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表されることができる。
[00128]この開示中に説明されたインプリメンテーションに対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかであり、ここに定義された包括的な原理は、この開示の精神または範囲から逸脱することなしに他のインプリメンテーションに適用されることができる。このことから、本開示は、ここに示されたインプリメンテーションに限定されることを意図されていないが、ここに開示された特許請求の範囲、原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を付与されるべきである。「例証的(exemplary)」という用語は、ここでは「例、事例、または例示としての役割を果たす」ことを意味するように独占的に使用されている。「例証的」としてここに説明されたいかなるインプリメンテーションも、他のインプリメンテーションより好ましいまたは有利であるとして必ずしも解釈されるべきではない。
[00129]別個のインプリメンテーションのコンテキストにおいてこの明細書中で説明されているある特定の特徴もまた、単一のインプリメンテーションにおいて組み合わせてインプリメントされることができる。反対に、単一のインプリメンテーションのコンテキストにおいて説明された様々な特徴もまた、複数のインプリメンテーションにおいて別個に、または任意の適したサブコンビネーションにおいてインプリメントされることができる。その上、特徴は、ある特定の組み合わせで機能するとして上述され、特許請求の範囲にさえ最初はそのように記載されることができるが、特許請求の範囲に記載されている組み合わせからの1つまたは複数の特徴は、いくつかのケースでは、その組み合わせから削除され、特許請求の範囲に記載されている組み合わせは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形を対象とすることができる。
[00130]上述された方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント(1つ以上)、回路、および/またはモジュール(1つ以上)のような、それら動作を遂行することが可能な任意の適した手段によって遂行されうる。概して、図面中に例示された任意の動作は、それら動作を遂行することが可能である対応する機能的な手段によって遂行されうる。
[00131]本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネントあるいはここに説明された機能を遂行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いてインプリメントまたは遂行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としてインプリメントされうる。
[00132]1つまたは複数の態様では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされうる。ソフトウェアにおいてインプリメントされる場合、それら機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令あるいはコードとして記憶または送信されうる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはデータ構造もしくは命令の形式で所望されるプログラムコードを記憶または搬送するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義中に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、ここに使用される場合、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生するが、その一方でディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。このことから、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、有形媒体)を備えうる。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(例えば、信号)を備えうる。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[00133]ここに開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップあるいはアクションを備える。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなしに互いに置き換えられうる。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなしに修正されうる。
[00134]さらに、ここに説明された方法および技法を遂行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/またはそうでない場合は取得されることができることが認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、ここに説明された方法を遂行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されることができる。代替として、ここに説明された様々な方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理的記憶媒体、等)を介して提供されることができ、それにより、ユーザ端末および/または基地局は、デバイスに記憶手段を結合または提供する際に様々な方法を取得することができる。その上、ここに説明された方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適した技法が利用されることができる。
[00135]前述の内容が本開示の態様を対象としている一方、本開示の他のおよびさらなる態様は、その基本的な範囲から逸脱することなしに考案されえ、その範囲は、後続する特許請求の範囲によって決定される。
Claims (50)
- ワイヤレス通信のための方法であって、
ユーザ端末において、アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームを前記アクセスポイントから受信することと、
少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成すること、前記A−MPDUフレームは、第1の長さを有する、と、
第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが前記第1の長さ、前記第2の長さ、および前記ターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定することと、
前記第1の長さと前記ターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めることと、
前記PSDUを生成すること、前記PSDUは、前記A−MPDUフレームと前記1つまたは複数のパディングサブフレームとを含む、と、
前記ターゲット送信持続時間にわたって前記ユーザ端末から前記生成されたPSDUを送信することと
を備える、方法。 - 4で割った前記第1の長さの余りがゼロに等しいかどうかを決定することと、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であり、前記余りがゼロに等しくないときに、前記A−MPDUフレーム中にオクテットのパディングを含めることと、
前記A−MPDUフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記ターゲット送信持続時間と前記第1の長さとの間の差異が4より大きいかどうかを決定することと、
前記差異が4より大きいときに前記A−MPDUフレーム中にフレーム終了パディングサブフレームを含めることと、
前記A−MPDUフレーム中に含められたフレーム終了パディングサブフレームごとに4だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記A−MPDUフレーム中に最後のフレーム終了パディングサブフレームを含めることと、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であるときに前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中にオクテットのパディングを含めることと、
前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記ターゲット送信持続時間にわたって複数のユーザ端末と同時に前記PSDUを送信することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記アクセスポイントからの前記トリガフレームは、変調またはコーディングレートおよび送信電力レベルをさらに示す、
請求項1に記載の方法。 - 前記送信されたPSDUの送信電力レベルは、前記ターゲット送信持続時間中において実質的に一定である、
請求項1に記載の方法。 - 前記ターゲット送信持続時間に等しくなるように前記第1の長さを増大させるのに十分な複数のビットを前記A−MPDUフレームに追加することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記複数のビットは、
フレーム終了パディングデリミタと、
サブフレームパッドオクテットと、
アグリゲートされた媒体アクセス制御プロトコルデータユニットフレーム終了サブフレームと
のうちの少なくとも1つを備える、請求項8に記載の方法。 - 前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示された送信データレートを利用することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示されたアグリゲーションのレベルを利用することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記PSDUを送信するための、セットアップフェーズ中に前記ユーザ端末によって決定されたアップリンク送信機会を利用することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記トリガフレームは、送信可(CTX)メッセージであり、前記PSDUは、PHY変換プロトコルデータユニット(PPDU)内で送信される、
請求項1に記載の方法。 - ワイヤレス通信のためのユーザ端末であって、
アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームを前記アクセスポイントから受信するように構成された受信機と、
少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成すること、前記A−MPDUフレームは、第1の長さを有する、と、
第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが前記第1の長さ、前記第2の長さ、および前記ターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定することと、
前記第1の長さと前記ターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めることと、
前記PSDUを生成すること、前記PSDUは、前記A−MPDUフレームと前記1つまたは複数のパディングサブフレームとを含む、と
を行うように構成されたプロセッサと、
前記ターゲット送信持続時間にわたって前記生成されたPSDUを送信するように構成された送信機と
を備える、ユーザ端末。 - 前記プロセッサは、
4で割った前記第1の長さの余りがゼロに等しいかどうかを決定することと、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であり、前記余りがゼロに等しくないときに、前記A−MPDUフレーム中にオクテットのパディングを含めることと、
前記A−MPDUフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
を行うようにさらに構成される、請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記プロセッサは、
前記ターゲット送信持続時間と前記第1の長さとの間の差異が4より大きいかどうかを決定することと、
前記差異が4より大きいときに前記A−MPDUフレーム中にフレーム終了パディングサブフレームを含めることと、
前記A−MPDUフレーム中に含められたフレーム終了パディングサブフレームごとに4だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
を行うようにさらに構成される、請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記プロセッサは、
前記A−MPDUフレーム中に最後のフレーム終了パディングサブフレームを含めることと、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であるときに前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中にオクテットのパディングを含めることと、
前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
を行うようにさらに構成される、請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記送信機は、前記ターゲット送信持続時間にわたって複数のユーザ端末と同時に前記PSDUを送信するようにさらに構成される、
請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記アクセスポイントからの前記トリガフレームは、変調またはコーディングレートおよび送信電力レベルをさらに示す、
請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記送信されたPSDUの送信電力レベルは、前記ターゲット送信持続時間中において実質的に一定である、
請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記ターゲット送信持続時間に等しくなるように前記第1の長さを増大させるのに十分な複数のビットを前記A−MPDUフレームに追加することをさらに備える、
請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記複数のビットは、
フレーム終了パディングデリミタと、
サブフレームパッドオクテットと、
アグリゲートされた媒体アクセス制御プロトコルデータユニットフレーム終了サブフレームと
のうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載のユーザ端末。 - 前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示された送信データレートを利用することをさらに備える、
請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示されたアグリゲーションのレベルを利用することをさらに備える、
請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記PSDUを送信するための、セットアップフェーズ中に決定されたアップリンク送信機会を利用すること、ここにおいて、前記トリガフレームは、送信可(CTX)メッセージである、
をさらに備える、請求項14に記載のユーザ端末。 - ワイヤレス通信のためのユーザ端末であって、
アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームを前記アクセスポイントから受信するための手段と、
少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成するための手段、前記A−MPDUフレームは、第1の長さを有する、と、
第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが前記第1の長さ、前記第2の長さ、および前記ターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定するための手段と、
前記第1の長さと前記ターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めるための手段と、
前記PSDUを生成するための手段、前記PSDUは、前記A−MPDUフレームと前記1つまたは複数のパディングサブフレームとを含む、と、
前記ターゲット送信持続時間にわたって前記生成されたPSDUを送信するための手段と
を備える、ユーザ端末。 - 4で割った前記第1の長さの余りがゼロに等しいかどうかを決定するための手段と、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であり、前記余りがゼロに等しくないときに、前記A−MPDUフレーム中にオクテットのパディングを含めるための手段と、
前記A−MPDUフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントするための手段と
をさらに備える、請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記ターゲット送信持続時間と前記第1の長さとの間の差異が4より大きいかどうかを決定するための手段と、
前記差異が4より大きいときに前記A−MPDUフレーム中にフレーム終了パディングサブフレームを含めるための手段と、
前記A−MPDUフレーム中に含められたフレーム終了パディングサブフレームごとに4だけ前記第1の長さをインクリメントするための手段と
をさらに備える、請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記A−MPDUフレーム中に最後のフレーム終了パディングサブフレームを含めるための手段と、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であるときに前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中にオクテットのパディングを含めるための手段と、
前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントするための手段と
をさらに備える、請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記ターゲット送信持続時間にわたって複数のユーザ端末と同時に前記PSDUを送信するための手段をさらに備える、
請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記アクセスポイントからの前記トリガフレームは、変調またはコーディングレートおよび送信電力レベルをさらに示す、
請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記送信されたPSDUの送信電力レベルは、前記ターゲット送信持続時間中において実質的に一定である、
請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記ターゲット送信持続時間に等しくなるように前記第1の長さを増大させるのに十分な複数のビットを前記A−MPDUフレームに追加するための手段をさらに備える、
請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記複数のビットは、
フレーム終了パディングデリミタと、
サブフレームパッドオクテットと、
アグリゲートされた媒体アクセス制御プロトコルデータユニットフレーム終了サブフレームと
のうちの少なくとも1つを備える、請求項33に記載のユーザ端末。 - 前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示された送信データレートを利用するための手段をさらに備える、
請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示されたアグリゲーションのレベルを利用するための手段をさらに備える、
請求項26に記載のユーザ端末。 - 前記PSDUを送信するための、セットアップフェーズ中に決定されたアップリンク送信機会を利用するための手段をさらに備え、前記トリガフレームは、送信可(CTX)メッセージである、
請求項26に記載のユーザ端末。 - 実行されたとき、通信の方法を遂行する命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記方法は、
ユーザ端末において、アクセスポイントへの物理レイヤ(PHY)サービスデータユニット(PSDU)の送信のためのターゲット送信持続時間を示すトリガフレームを前記アクセスポイントから受信することと、
少なくとも1つのアグリゲートされた媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(A−MPDU)サブフレームを備えるA−MPDUフレームを生成することと、前記A−MPDUフレームは、第1の長さを有する、
第2の長さを有する追加のA−MPDUサブフレームが前記第1の長さ、前記第2の長さ、および前記ターゲット送信持続時間に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレームに追加されうるかどうかを決定することと、
前記第1の長さと前記ターゲット送信持続時間との間の比較に少なくとも部分的に基づいて前記A−MPDUフレーム中に1つまたは複数のパディングサブフレームを含めることと、
前記PSDUを生成することと、前記PSDUは、前記A−MPDUフレームと前記1つまたは複数のパディングサブフレームとを含む、
前記ターゲット送信持続時間にわたって前記ユーザ端末から前記生成されたPSDUを送信することと
を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
4で割った前記第1の長さの余りがゼロに等しいかどうかを決定することと、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であり、前記余りがゼロに等しくないときに、前記A−MPDUフレーム中にオクテットのパディングを含めることと、
前記A−MPDUフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
をさらに備える、請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
前記ターゲット送信持続時間と前記第1の長さとの間の差異が4より大きいかどうかを決定することと、
前記差異が4より大きいときに前記A−MPDUフレーム中にフレーム終了パディングサブフレームを含めることと、
前記パディング情報中に含められたフレーム終了パディングサブフレームごとに4だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
をさらに備える、請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
前記A−MPDUフレーム中に最後のフレーム終了パディングサブフレームを含めることと、
前記第1の長さが前記ターゲット送信持続時間未満であるときに前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中にオクテットのパディングを含めることと、
前記最後のフレーム終了パディングサブフレーム中に含められたオクテットのパディングごとに1だけ前記第1の長さをインクリメントすることと
をさらに備える、請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
前記ターゲット送信持続時間にわたって複数のユーザ端末と同時に前記PSDUを送信することをさらに備える、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記アクセスポイントからの前記トリガフレームは、変調またはコーディングレートおよび送信電力レベルをさらに示す、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記送信されたPSDUの送信電力レベルは、前記ターゲット送信持続時間中において実質的に一定である、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
前記ターゲット送信持続時間に等しくなるように前記第1の長さを増大させるのに十分な複数のビットを前記A−MPDUフレームに追加することをさらに備える、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記複数のビットは、
フレーム終了パディングデリミタと、
サブフレームパッドオクテットと、
アグリゲートされた媒体アクセス制御プロトコルデータユニットフレーム終了サブフレームと
のうちの少なくとも1つを備える、請求項45に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示された送信データレートを利用することをさらに備え、前記トリガフレームは、送信可(CTX)メッセージである、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
前記PSDUを送信するための、前記トリガフレーム中に示されたアグリゲーションのレベルを利用することをさらに備える、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記方法は、
前記PSDUを送信するための、セットアップフェーズ中に前記ユーザ端末によって決定されたアップリンク送信機会を利用することをさらに備える、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記PSDUは、PHY変換プロトコルデータユニット(PPDU)内で送信される、
請求項38に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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