JP5907496B2 - 低データレートのwlanのための効率的な送信 - Google Patents

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Description

[関連出願の相互参照]
本開示は、以下の米国仮特許出願の恩恵を主張する。2011年6月8日に提出され、発明の名称が「802.11ah Very Low Rate Support」である米国仮特許出願第61/494,609号、2011年6月24日に提出され、発明の名称が「802.11ah Very Low Rate Support」である米国仮特許出願第61/501,136号、2011年8月8日に提出され、発明の名称が「802.11ah Very Low Rate Support」である米国仮特許出願第61/521,217号、2011年11月16日に提出され、発明の名称が「802.11ah Very Low Rate Support」である米国仮特許出願第61/560,715号、2012年1月20日に提出され、発明の名称が「802.11ah Very Low Rate Support」である米国仮特許出願第61/588,852号、2012年4月11日に提出され、発明の名称が「Short Beacon Format−H.2.0 Info」である米国仮特許出願第61/622,790号。
上記の仮特許出願の開示内容は、それらの全体が本明細書に参照により組み込まれる。
本開示は一般的に通信システムに関し、より詳細には、長距離無線ローカルエリアネットワーク用のデータユニットフォーマットに関する。
本セクションで示される背景技術は、本開示の背景を一般的に示すことを目的としている。この背景技術のセクションで説明される範囲において、本願発明の発明者らによる研究は、および提出時点において先行技術として見なされ得ない説明の態様は、本開示の先行技術として明示的にも暗示的にも認められない。
インフラストラクチャーモードで動作するとき、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は通常、アクセスポイント(AP)と1以上のクライアントステーションとを含む。 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)技術は過去10数年に亘り急速に発展してきた。Institute for Electrical and Electronics Engineers(IEEE)802.11a、802.11b、802.11g、および802.11n規格などのWLAN規格の開発により、シングルユーザのピークデータスループットが改善されてきた。例えば、IEEE802.11b規格は、毎秒11Mbps(メガビット)となるシングルユーザのピークスループットを規定し、IEEE802.11aおよび802.11g規格は、54Mbpsとなるシングルユーザのピークスループットを規定し、IEEE802.11n規格は、600Mbpsとなるシングルユーザのピークスループットを規定しており、IEEE802.11acは、毎秒ギガビット(Gbps)レンジのシングルユーザ向けピークスループットを規定している。
新たな2つの規格であるIEEE802.11ahおよびIEEE802.11afの開発も始まっており、これらはそれぞれ、サブ1GHz周波数の無線ネットワークオペレーションを規定している。通常、高い周波数における送信に比べて、低い周波数通信チャネルは、伝播品質がよく、伝播範囲も広くなる。サブ1GHzレンジは、他の用途に割り当てられていたので(たとえば認可されているTV周波数帯域、無線周波数帯域等に)、今までのところ無線通信ネットワークには利用されてこなかった。今日では、認可されずに残っているサブ1GHzレンジの周波数帯域は少なく、地理的領域に応じて認可されずに残っている周波数は異なっている。IEEE802.11ah規格は、利用可能な無認可サブ1GHz周波数帯域における無線オペレーションを規定している。IEEE802.11af規格は、TVホワイトスペース(TVWS)(つまり、サブ1GHz周波数帯域における未使用TVチャネルのこと)における無線オペレーションを規定する。
一実施形態において、方法は、ネットワークインタフェースデバイスで、物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の最大期間を利用して、(A)第1のオペレーションモードで動作するときには、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにする段階と、(B)第2のオペレーションモードで動作するときには、(i)PHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにする段階とを備える。方法はさらに、媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、ネットワークインタフェースデバイスで、MSDUを含むようにMPDUを生成する段階とを含む。第2のオペレーションモードで動作するときには、MPDUを生成する段階は、各受信MSDUについて、MSDUの長さが、分割閾値を超えるかを判断する段階と、MSDUの長さが分割閾値を超えると判断されると、MSDUを複数のMPDUに分割する段階と、MSDUの長さが分割閾値を超えないと判断されたときには、MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階とを有する。分割閾値は、第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まる最大MPDUサイズに基づいて決定される。方法はさらに、ネットワークインタフェースデバイスで、MPDUを含むようにPHYプロトコルデータユニット(PPDU)を生成する段階と、PPDUを送信させる段階とを有し、PPDUのそれぞれは、PPDUの最大期間以下の期間を有する。
ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、 (A)第1のオペレーションモードで動作するときには、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにして、(B)第2のオペレーションモードで動作するときには、(i)PHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにする。ネットワークインタフェースはさらに、媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を含むようにMPDUを生成する。第2のオペレーションモードで動作するときには、ネットワークインタフェースは、各MSDUについて、MSDUの長さが、分割閾値を超えるかを判断し、MSDUの長さが分割閾値を超えると判断されると、MSDUを複数のMPDUに分割し、MSDUの長さが分割閾値を超えないと判断されたときには、MSDUを含む1つのMPDUを生成する。分割閾値は、第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まる最大MPDUサイズに基づいて決定される。さらにネットワークインタフェースは、MPDUを含むようにPHYプロトコルデータユニット(PPDU)を生成し、PPDUを送信させ、PPDUのそれぞれは、PPDUの最大期間以下の期間を有する。
別の実施形態において、方法は、媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、(i)MSDUを第1のオペレーションモードで送信するか、(ii)MSDUを、第1のオペレーションモードよりも長距離送信に対応する第2のオペレーションモードで送信するかを判断する段階とを含む。方法は、MSDUを第1のオペレーションモードで送信する場合、MSDUの長さが第1のオペレーションモードに対応する第1の分割閾値を超えるかを判断する段階と、MSDUの長さが第1の分割閾値を超えると判断されると、MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割する段階と、MSDUの長さが第1の分割閾値を超えないと判断されたときには、MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階とを含む。さらに、方法は、 MSDUを第2のオペレーションモードで送信すると判断したときには、MSDUの長さが、第2のオペレーションモードに対応する第2の分割閾値を超えるかを判断する段階と、MSDUの長さが第2の分割閾値を超えると判断されたときには、MSDUを複数のMPDUに分割する段階と、MSDUの長さが第2の分割閾値を超えないと判断されたときには、MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階とを有する。
別の実施形態は、ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、(i)MSDUを第1のオペレーションモードで送信するか、(ii)MSDUを、第1のオペレーションモードよりも長距離送信に対応する第2のオペレーションモードで送信するかを判断する。ネットワークインタフェースは、MSDUを第1のオペレーションモードで送信する場合、MSDUの長さが第1のオペレーションモードに対応する第1の分割閾値を超えるかを判断し、MSDUの長さが第1の分割閾値を超えると判断されると、MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割し、MSDUの長さが第1の分割閾値を超えないと判断されたときには、MSDUを含む1つのMPDUを生成する。ネットワークインタフェースは、MSDUを第2のオペレーションモードで送信すると判断したときには、MSDUの長さが、第2のオペレーションモードに対応する第2の分割閾値を超えるかを判断し、MSDUの長さが第2の分割閾値を超えると判断されたときには、MSDUを複数のMPDUに分割し、MSDUの長さが第2の分割閾値を超えないと判断されたときには、MSDUを含む1つのMPDUを生成する。
また別の実施形態は、第1のオペレーションモードで動作するときには、第1の物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の最大期間を利用して、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにする段階を有する方法である。方法はさらに、第2のオペレーションモードで動作するときには、第2のPPDUの最大期間を利用して、(i)PHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにする段階を有する。
また別の実施形態は、ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、第1のオペレーションモードで動作するときには、第1の物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の最大期間を利用して、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにする。ネットワークインタフェースはさらに、第2のオペレーションモードで動作するときには、第2のPPDUの最大期間を利用して、(i)PHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルを超えるプロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにする。
一実施形態では、PHYデータユニットの期間の情報を含むPHYヘッダを生成する段階と、プリアンブルを生成する段階とを備える、無線ネットワークの節電を促す方法が提供される。さらに方法は、プリアンブルとPHYヘッダとを含むPHYデータユニットを生成する段階と、PHYデータユニットを送信させる段階とを備える。
他の実施形態では、(i)宛先アドレスの情報、(ii)PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報、(iii)PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報のうち1以上の任意の組み合わせを含むよう、PHYヘッダを生成する。一部の実施形態では、PHYデータユニットの期間の情報を含む信号フィールドを含むようPHYヘッダを生成する。一部の実施形態では、(i)宛先アドレスの情報、(ii)PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報、(iii)PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報のうち1以上の任意の組み合わせを含むよう、信号フィールドを生成する。
別の実施形態では、ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、無線ネットワークで節電を促すための情報を含むPHYヘッダを生成し、無線ネットワークで節電を促すための情報は、PHYデータユニットの期間の情報を含む。ネットワークインタフェースは、プリアンブルを生成し、プリアンブルとPHYヘッダとを含むPHYデータユニットを生成し、PHYデータユニットを送信させる。
他の実施形態では、無線ネットワークで節電を促すための情報は、(i)宛先アドレスの情報、(ii)PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報、(iii)PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報のうち1以上の任意の組み合わせをさらに含む。一部の実施形態では、ネットワークインタフェースは、PHYデータユニットの期間の情報を含む信号フィールドを含むようPHYヘッダを生成する。一部の実施形態では、(i)宛先アドレスの情報、(ii)PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報、(iii)PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報のうち1以上の任意の組み合わせを含むよう、信号フィールドを生成する。
一実施形態では、ネットワークインタフェースで、基本サービスセット情報(BSS情報)が変更されているかを判断する段階と、BSS情報が変更されていると判断されると、ネットワークインタフェースで、変更されたBSS情報の少なくとも一部を含む1以上の第1のBSS情報エレメント(第1のBSS IE)を生成する段階とを備える。方法はさらに、ネットワークインタフェースで、(i)1以上の第1のBSS IEを含み、(ii)変更されていないBSS情報に対応する1以上の第2のBSS IEを省いたビーコンフレームを生成する段階と、ビーコンフレームをネットワークインタフェースで送信する、または送信させる段階とを備える。
他の実施形態では、方法はさらに、以下のエレメントの1以上の任意の組み合わせを含む。
BSS情報が変更されていると判断されると、ネットワークインタフェースで、1以上の第1のBSS IEがビーコンフレームに含まれると示すインジケータフィールドを生成する段階をさらに備え、ビーコンフレームを生成する段階は、インジケータフィールドを含むビーコンフレームを生成する。
ビーコンフレームは、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くように生成され、ビーコンフレームは、1以上の第3のBSS IEに対応するBSS情報が変更されたことを示すインジケータを含むよう生成され、方法はさらに、ネットワークインタフェースで、ビーコンに呼応したプローブ要求フレームを受信する段階と、ネットワークインタフェースで、プローブ要求フレームに呼応しており、1以上の第3のBSS IEを含むプローブ応答フレームを生成する段階と、ネットワークインタフェースで、プローブ応答フレームを送信する、または送信させる段階とを備える。
ビーコンフレームは第1のビーコンフレームであり、第1のビーコンフレームは、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くよう生成され、方法はさらに、ネットワークインタフェースで、(i)1以上の第3のBSS IEを含み、(ii)1以上の第1のBSS IEを省かれた第2のビーコンフレームを生成する段階と、ネットワークインタフェースで、第2のビーコンフレームを送信する、または送信させる段階とを備える。
別の実施形態では、ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、基本サービスセット情報(BSS情報)が変更されているかを判断し、BSS情報が変更されていると判断されると、変更されたBSS情報の少なくとも一部を含む1以上の第1のBSS情報エレメント(第1のBSS IE)を生成する。さらにネットワークインタフェースは、i)1以上の第1のBSS IEを含み、(ii)変更されていないBSS情報に対応する1以上の第2のBSS IEを省いたビーコンフレームを生成し、ビーコンフレームを送信する、または送信させる。
他の実施形態では、装置がさらに、以下のエレメントの1以上の任意の組み合わせを含む。
BSS情報が変更されていると判断されると、1以上の第1のBSS IEがビーコンフレームに含まれると示すインジケータフィールドを生成し、インジケータフィールドを含むビーコンフレームを生成する。
ネットワークインタフェースは、ビーコンフレームを、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くように生成し、ビーコンフレームを、1以上の第3のBSS IEに対応するBSS情報が変更されたことを示すインジケータを含むよう生成し、ビーコンに呼応したプローブ要求フレームを受信し、プローブ要求フレームに呼応しており、1以上の第3のBSS IEを含むプローブ応答フレームを生成し、プローブ応答フレームを送信する、または送信させる。
ビーコンフレームは第1のビーコンフレームであり、ネットワークインタフェースは、第1のビーコンフレームを、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くよう生成し、(i)1以上の第3のBSS IEを含み、(ii)1以上の第1のBSS IEを省かれた第2のビーコンフレームを生成し、第2のビーコンフレームを送信する、または、送信させる。
また別の実施形態では、方法が、タイムスタンプフィールドを生成する段階と、基本サービスセット(BSS)情報が変更されているかを示す変更インジケータフィールドを生成する段階とを備える。方法はさらに、(i)タイムスタンプフィールドと(ii)変更インジケータフィールドとを含むビーコンフレームを、(i)タイムスタンプフィールドおよび(ii)変更インジケータフィールドの少なくとも1つの前に生じるビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する段階と、ビーコンフレームを送信する、または送信させる段階とも備える。
他の実施形態では、方法が、以下のエレメントの1以上の任意の組み合わせを含む。
ビーコンフレームは、(i)タイムスタンプフィールドおよび(ii)変更インジケータフィールドの両方の前に生じるビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される。
方法はさらに、アクセスポイントが、1以上の局のためにバッファリングした情報を有しているかを示すトラフィック表示フィールドを生成する段階をさらに備え、ビーコンフレームは、トラフィック表示フィールドの前に生じるビーコンフレームのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される。
ビーコンフレームは、(i)タイムスタンプフィールド、(ii)変更インジケータフィールド、および、(iii)トラフィック表示フィールドのすべての前に生じるビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される。
ビーコンフレームは、(i)タイムスタンプフィールドと(ii)変更インジケータフィールドとを、ビーコンフレームのヘッダに含むよう、および、トラフィック表示フィールドを、ビーコンフレームのペイロード部分の情報エレメントとして含むよう、生成される。
方法はさらに、ビーコンフレームのペイロード部分にトラフィック表示フィールドが存在するかを示すインジケータフィールドを含むよう、ビーコンフレームのヘッダを生成する段階を備える。
方法はさらに、(i)必須の固定長フィールドのみを有する第1のヘッダ部分と、(ii)(a)固定長フィールドのみをもち(b)任意の固定長フィールドを含む第2のヘッダ部分とを含むよう、ビーコンフレームのヘッダを生成する段階と、ペイロードを生成する段階とをさらに備え、ビーコンフレームは、(i)ヘッダの第2の部分が、ヘッダの第1の部分の直後に後続するよう、および、(ii)ペイロードが、ヘッダの第2の部分の直後に後続するよう、生成される。
ヘッダの第1の部分は、(i)タイムスタンプフィールドと(ii)変更インジケータフィールドとを含むよう生成され、ペイロードは、トラフィック表示フィールドを含むよう生成され、トラフィック表示フィールドは、ヘッダの第2の部分の直後に後続する。
方法はさらに、1以上のフィールドがヘッダの第2の部分に含まれているかを示す1以上のインジケータを含むようヘッダの第1の部分を生成する段階をさらに備える。
また別の実施形態では、ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、タイムスタンプフィールドを生成し、基本サービスセット(BSS)情報が変更されているかを示す変更インジケータフィールドを生成する。ネットワークインタフェースはさらに、(i)タイムスタンプフィールドと(ii)変更インジケータフィールドとを含むビーコンフレームを、(i)タイムスタンプフィールドおよび(ii)変更インジケータフィールドの少なくとも1つの前に生じるビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成し、ビーコンフレームを送信する、または、送信させる。
他の実施形態では、装置がさらに、以下のエレメントの1以上の任意の組み合わせを含む。
ネットワークインタフェースは、ビーコンフレームを、(i)タイムスタンプフィールドおよび(ii)変更インジケータフィールドの両方の前に生じるビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する。
ネットワークインタフェースは、アクセスポイントが、1以上の局のためにバッファリングした情報を有しているかを示すトラフィック表示フィールドを生成し、ビーコンフレームを、トラフィック表示フィールドの前に生じるビーコンフレームのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する。
ネットワークインタフェースは、ビーコンフレームを、(i)タイムスタンプフィールド、(ii)変更インジケータフィールド、および、(iii)トラフィック表示フィールドのすべての前に生じるビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する。
ネットワークインタフェースは、ビーコンフレームを、(i)タイムスタンプフィールドと(ii)変更インジケータフィールドとを、ビーコンフレームのヘッダに含むよう、および、トラフィック表示フィールドを、ビーコンフレームのペイロード部分の情報エレメントとして含むよう、生成する。
ネットワークインタフェースは、ビーコンフレームのペイロード部分にトラフィック表示フィールドが存在するかを示すインジケータフィールドを含むよう、ビーコンフレームのヘッダを生成する。
ネットワークインタフェースは、(i)必須の固定長フィールドのみを有する第1のヘッダ部分と、(ii)(a)固定長フィールドのみをもち(b)任意の固定長フィールドを含む第2のヘッダ部分とを含むよう、ビーコンフレームのヘッダを生成し、ペイロードを生成し、ビーコンフレームを、(i)ヘッダの第2の部分が、ヘッダの第1の部分の直後に後続するよう、および、(ii)ペイロードが、ヘッダの第2の部分の直後に後続するよう、生成する。
ネットワークインタフェースは、ヘッダの第1の部分を、(i)タイムスタンプフィールドと(ii)変更インジケータフィールドとを含むよう生成し、ペイロードを、トラフィック表示フィールドを含むよう生成し、ビーコンフレームを、トラフィック表示フィールドがヘッダの第2の部分の直後に後続するよう生成する。
ネットワークインタフェースは、1以上のフィールドがヘッダの第2の部分に含まれているかを示す1以上のインジケータを含むようヘッダの第1の部分を生成する。
一実施形態では、方法が、ネットワークインタフェースで、(i)物理層データユニット(PHYデータユニット)が制御フレームであることを示すフィールドと、(ii)フレーム制御フィールド、レシーバアドレスフィールド(RAフィールド)、および、巡回冗長検査フィールド(CRCフィールド)のうち1以上とを含む信号フィールドを生成する段階を備える。方法はさらに、ネットワークインタフェースで、(i)サービスフィールド、トランスミッタアドレスフィールド(TAフィールド)、ネットワークIDフィールド、および、CRCフィールドの1以上を含み、(ii)RAフィールドが省かれたPHYデータペイロードを生成する段階を備える。加えて、方法は、ネットワークインタフェースで、(i)プリアンブルと、(ii)信号フィールドを含むPHYヘッダと、(iii)PHYデータペイロードとを含むPHYデータユニットを生成する段階と、PHYデータユニットをネットワークインタフェースで送信する、または送信させる段階をさらに備える。
他の実施形態では、方法がさらに、以下のエレメントの1以上の任意の組み合わせを含む。
PHYデータペイロードのネットワークIDフィールドは、第2のネットワークIDフィールドであり、信号フィールドを生成する段階は、第1のネットワークIDフィールドを含むよう信号フィールドを生成する段階を有する。
第1のネットワークIDフィールドは、基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、第2のネットワークIDフィールドは、BSSIDの第2の部分を含む。
第1のネットワークIDフィールドは、短縮された、または、圧縮された基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、第2のネットワークIDフィールドは、短縮された、または、圧縮されたBSSIDの第2の部分を含む。
信号フィールドを生成する段階は、サービスフィールドを含む信号フィールドを生成する段階と、サービスフィールドを省いたPHYデータペイロードを生成する段階とを有する。
別の実施形態では、ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、(i)物理層データユニット(PHYデータユニット)が制御フレームであることを示すフィールドと、(ii)フレーム制御フィールド、レシーバアドレスフィールド(RAフィールド)、および、巡回冗長検査フィールド(CRCフィールド)のうち1以上とを含む信号フィールドを生成し、i)サービスフィールド、トランスミッタアドレスフィールド(TAフィールド)、ネットワークIDフィールド、および、CRCフィールドの1以上を含み、(ii)RAフィールドが省かれたPHYデータペイロードを生成する。ネットワークインタフェースはさらに、(i)プリアンブルと、(ii)信号フィールドを含むPHYヘッダと、(iii)PHYデータペイロードとを含むPHYデータユニットを生成し、PHYデータユニットを送信する、または送信させる。
他の実施形態では、装置がさらに、以下のエレメントの1以上の任意の組み合わせを含む。
PHYデータペイロードのネットワークIDフィールドは、第2のネットワークIDフィールドであり、ネットワークインタフェースは、第1のネットワークIDフィールドを含むよう信号フィールドを生成する。
第1のネットワークIDフィールドは、基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、第2のネットワークIDフィールドは、BSSIDの第2の部分を含む。
第1のネットワークIDフィールドは、短縮された、または、圧縮された基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、第2のネットワークIDフィールドは、短縮された、または、圧縮されたBSSIDの第2の部分を含む。
ネットワークインタフェースは、サービスフィールドを含む信号フィールドを生成し、サービスフィールドを省いたPHYデータペイロードを生成する。
また別の実施形態では、方法が、ネットワークインタフェースで、現在の送信レートに基づいて、分割閾値を動的に決定する段階を備える。方法はさらに、媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、ネットワークインタフェースで、MSDUの長さが分割閾値を超えるかを判断する段階とを備える。方法はさらに、MSDUの長さが分割閾値を超えると判断されると、ネットワークインタフェースで、MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割する段階と、MSDUの長さが分割閾値を超えないと判断されると、ネットワークインタフェースで、MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階とを備える。
また別の実施形態では、ネットワークインタフェースを備える装置が開示され、ネットワークインタフェースは、現在の送信レートに基づいて、分割閾値を動的に決定し、媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)の長さが分割閾値を超えるかを判断する段階と、MSDUの長さが分割閾値を超えると判断されると、MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割し、MSDUの長さが分割閾値を超えないと判断されると、MSDUを含む1つのMPDUを生成する。
また別の実施形態では、方法が、媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、
ネットワークインタフェースで、MSDUの長さが分割閾値を超えるかを判断する段階を備える。加えて、方法は、MSDUの長さが分割閾値を超えると判断されると、ネットワークインタフェースで、MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割する段階と、ネットワークインタフェースで、MSDUに対応する複数のMPDUを統合MPDU(A−MPDU)に統合する段階とを備える。
また別の実施形態では、ネットワークインタフェースを備える装置であって、ネットワークインタフェースは、媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)の長さが分割閾値を超えるかを判断し、
MSDUの長さが分割閾値を超えると判断されると、MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割し、MSDUに対応する複数のMPDUを統合MPDU(A−MPDU)に統合する、装置が開示される。
一実施形態における無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の一例10のブロック図である。
一実施形態における媒体アクセス制御(MAC)層の分割オペレーションを示す。
別の実施形態において、MACサービスデータユニット(MSDU)を分割すべきかを判断して、適宜、MSDUを分割するための方法の一例を示すフロー図である。
別の実施形態において、MSDUを分割すべきかを判断して、適宜、MSDUを分割するための方法の一例を示すフロー図である。
別の実施形態における、MAC層の分割オペレーションの別の例を示す。
一実施形態において、適宜MSDUを分割して、適宜、統合MACプロトコルデータユニット(A−MPDU)に複数のMSDU分割部分を統合するための方法の一例を示す。
一実施形態における、A−MPDUに含まれ、A−MPDUの少なくとも一部のMSDU分割部分で利用することができるMSDU分割部分の一例を示す。
一実施形態における、MSDUを含むA−MPDUの一例を示す。
一実施形態における、分割/統合オペレーションの一例を示す。
一実施形態における、拡張物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の一例を示す。
別の実施形態における、拡張PPDUの別の例を示す。
一実施形態における、分割して、その後統合するための方法の一例のフロー図を示す。
一実施形態における、無線送信のためのデータユニットをフォーマットする方法の一例のフロー図を示す。
一実施形態における、無線送信のためのデータユニットをフォーマットする方法の一例のフロー図を示す。
一実施形態における、PPDUを生成する方法の一例のフロー図を示す。
一実施形態におけるPPDUフォーマットを示す。
一実施形態における、PHYデータユニットを生成する方法の一例のフロー図である。
一実施形態におけるビーコンフレームの一例を示す。
別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例を示す。
別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例を示す。
別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例を示す。
別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例を示す。
別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例を示す。
別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例を示す。
別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例を示す。
一実施形態における、PHYペイロードを省いた制御フレームの一例を示す。
一実施形態における、PHYペイロードを省いた制御フレームを生成する方法の一例のフロー図である。
一実施形態における、短くされた制御フレームの一例を示す。
一実施形態における、短くされた制御フレームを生成する方法の一例のフロー図を示す。
後述する実施形態では、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイント(AP)等の無線ネットワークデバイスは、1以上のクライアントステーションにデータストリームを送信する。APは、通信プロトコルに少なくとも従ってクライアントステーションと動作するように構成されている。一実施形態では、通信プロトコルは、サブ1GHzの周波数レンジにおけるオペレーションを定義しており、通常、比較的データレートの低い長距離無線通信を要求するアプリケーションで利用される(たとえば、IEEE802.11n規格が定義する通信プロトコルと比較して)。本明細書では、通信プロトコル(一部の実施形態では、現在開発段階にあるIEEE802.11af規格またはIEEE802.11ah規格が定義するものなど)を、「長距離」通信プロトコルと称することにする。
一実施形態では、長距離通信プロトコルは、通常モードとベリーローレート(VLR)モードとを少なくとも含む2以上の通信モードを定義している。VLRモードは、通常モードより低いデータレートをもち、通常モードよりも長い距離の通信用である。
現行のIEEE802.11規格は、約5ミリ秒(ms)の最大物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)期間を定義している。IEEE802.11af規格およびIEEE802.11ah規格に対して提案されているデータレートの一部においては、5ms以内に送信可能なデータ量が比較的低いので、オーバヘッドが比較的高く、効率が比較的低くなる。たとえばIEEE802.11af規格およびIEEE802.11ah規格に対して提案中のデータレートの一部を利用して、5msの最大PPDU期間において、媒体アクセス制御(MAC)データユニットが過度に分割されてしまうケースがある。表1は、IEEE802.11af規格およびIEEE802.11ah規格に対して検討されている最低データレートにおいて、様々なチャネル帯域幅のPPDUペイロードサイズの例を挙げている。
Figure 0005907496
表1からわかるように、少なくとも一部の場合には、PPDUが搬送することができるのは約200バイトだけであってよい。Ethernet(登録商標)フレームが1500バイト程度であることを考えると、一部の場合には多数のMACデータユニットの分割が必要になるだろう。加えて、各MACデータユニットの部分は、MACヘッダ情報を含んでいるので、MAC層の効率(MACヘッダデータを考慮した場合に、送信されるペイロードデータのパーセンテージ)は、データレートが低減すると減る。
1つの選択肢としては最大PPDU期間を上げる方法が考えられる。表2は、IEEE802.11af規格およびIEEE802.11ah規格について考えられるデータレートの別のPPDU期間のMAC層の効率を示す例である。
Figure 0005907496
表2からわかるように、最大PPDU期間が増えると、MAC層の効率性が高まる。他方で、5msを超える最大PPDU期間を超えると、チャネルアクセスの媒体検知時間が長くなり、(これによりデバイスがより多い時間起動している必要があるので、電力消費量が増える)、時変チャネル条件によってベリーロングPPDUの後端部の受信に悪影響がでる場合があり、望ましくない。
後述する一部の実施形態では、分割部を減らす技術が利用される。後述する一部の実施形態では、分割を行うときにプロトコルオーバヘッドを減らす技術が利用される。加えて、後述する一部の実施形態では、長いPPDUを送信するときのオペレーションを向上させる技術が利用される。
図1は、一実施形態における無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の一例10のブロック図である。AP14は、ネットワークインタフェース16に連結されたホストプロセッサ15を含む。ネットワークインタフェース16は、媒体アクセス制御(MAC)処理ユニット18と、物理層(PHY)処理ユニット20とを含む。PHY処理ユニット20は、複数のトランシーバ21を含み、当該複数のトランシーバ21が、複数のアンテナ24に連結されている。3つのトランシーバ21および3つのアンテナ24が図1には示されているが、AP14は、他の実施形態では異なる数の(たとえば1、2、4、5等)トランシーバ21およびアンテナ24を含んでよい。
WLAN10は、複数のクライアントステーション25を含む。図1には4つのクライアントステーション25が示されているが、WLAN10は、様々な場合および実施形態においては、別の数の(たとえば1、2、3、5、6等)のクライアントステーション25を含んでよい。クライアントステーション25の少なくとも1つは(たとえばクライアントステーション25−1)、少なくとも長距離通信プロトコルに従って動作するよう構成されている。
クライアントステーション25‐1は、ネットワークインタフェース27に連結されているホストプロセッサ26を含む。ネットワークインタフェース27は、MAC処理ユニット28とPHY処理ユニット29とを含む。PHY処理ユニット29は、複数のトランシーバ30を含み、当該複数のトランシーバ30は複数のアンテナ34に連結されている。3つのトランシーバ30と3つのアンテナ34とが図1には示されているが、クライアントステーション25‐1は、他の実施形態では、異なる数の(たとえば1、2、4、5等)のトランシーバ30およびアンテナ34を含むことができる。
一実施形態では、1以上のクライアントステーション25−2、25−3、および25−4が、クライアントステーション25−1と同じ、または類似した構造を有している。これらの実施形態では、クライアントステーション25−1と同じ、または類似した構造のクライアントステーション25が、同じまたは異なる数のトランシーバおよびアンテナを有している。たとえば、クライアントステーション25−2は、一実施形態では、2つのトランシーバおよび2つのアンテナのみを有している。
様々な実施形態では、AP14のPHY処理ユニット20は、長距離通信プロトコルに準拠して、後述するフォーマットを有するデータユニットを生成する。トランシーバ(1または複数)21は、アンテナ24を介してデータユニットを送信する。同様に、トランシーバ24が、アンテナ24を介してデータユニットを受信する。様々な実施形態では、AP14のPHY処理ユニット20は、長距離通信プロトコルに準拠しており後述するフォーマットを有する受信したデータユニットを処理する。
様々な実施形態では、クライアントデバイス25−1のPHY処理ユニット29が、長距離通信プロトコルに準拠して、後述するフォーマットを有するデータユニットを生成する。トランシーバ30は、アンテナ34を介して生成したデータユニットを送信する。同様に、トランシーバ30は、アンテナ34を介してデータユニットを受信する。様々な実施形態では、クライアントデバイス25−1のPHY処理ユニット29は、長距離通信プロトコルに準拠して、後述するフォーマットを有す受信したデータユニットを処理する。
一部の実施形態では、ネットワークインタフェース(たとえばAP14のネットワークインタフェース16および/またはクライアントステーション25のネットワークインタフェース27)が、通常モードおよびVLRモードを含む少なくとも2つのモードで動作するよう構成されている。たとえば一実施形態では、VLRモードが、通常モードと比較して遅いクロックレートを利用する。一実施形態では、別のクロックレートが別のデータレートに対応している。したがって、概してVLRモードが、少なくとも一部の変調符号化スキーム(MCS)では通常モードと比較して遅いデータレートに対応している。
別の実施形態では、VLRモードについて生成されるPHYデータユニットが、通常モードのPHYデータユニットを生成するために利用されるものと同じクロックレートを利用してではあるが、通常モードのデータユニットを生成するために利用したFFTサイズより小さいサイズの高速フーリエ変換(FFT)を利用して生成される。一部の実施形態では、FFTサイズが小さくなると、各OFDMシンボルのサブキャリアの小さいPHYデータユニットとなるので、結果的に小さなデータレートになり、通常モードの大きなサイズのFFTを利用して生成されるPHYデータユニットと比べて、VLRモードで生成されるPHYデータユニットが占有する帯域幅が小さくなる。一例としては、一実施形態において、通常モードが、サイズ64(または128、256、512、その他64を超える別の適したサイズ)のFETを利用し、VLRモードが32、16、または64未満の別の適したサイズのFETを利用する。
一部の実施形態では、これに代えて、またはこれに加えて、VLRモードの送信のためのPHYデータユニットが、シングルキャリアを利用して変調され、通常モードの送信用のPHYデータユニットが、直交周波数領域多重化(OFDM)変調を利用して変調される。一部の実施形態では、VLRモード(シングルキャリア)PHYデータユニットおよび通常モード(OFDM)PHYデータユニットが同じクロックレートを利用して生成される。一部のこのような実施形態では、VLRモードのPHYデータユニットが、通常は、通常モードのPHYデータユニットが占有する最低帯域幅より小さい帯域幅を占有する。一実施形態では、VLRモードで、10のダウンクロック比を利用してIEEE802.11b規格が特定するデータユニットフォーマットに従ってシングルキャリアPHYデータユニットが生成され、シングルキャリアPHYデータユニットは約1、1MHzに等しい帯域幅を占有する。他の実施形態では、別の適切なダウンクロック比を利用してVLRモードシングルキャリアPHYデータユニットを生成する。たとえば、VLRモードのダウンクロック比が、シングルキャリアVLRモードPHYデータユニットが、通常モードOFDM PHYデータユニット(たとえば1/2、2/3、3/4等)が占有する最低帯域幅の一定の所望の百分率に等しい帯域幅を占有するように、特定される。一実施形態では、シングルキャリアダウンクロック要素を、VLRモードのシングルキャリアPHYデータユニットが、通常モードで送信される最低帯域幅OFDM PHYデータユニットのデータおよびパイロットトーンが占有する帯域幅と略同じになるように、選択される。
MAC処理ユニット(MAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28)が、一般的に、送信用のPHY処理ユニット(たとえばPHY処理ユニット20および/またはPHY処理ユニット29)に情報を提供する。たとえば一実施形態では、MAC処理ユニットが情報ユニット(MACサービスデータユニット(MSDU)と称される)を処理して、MACプロトコルデータユニット(MPDU)のMSDUを含む。MPDUは、MACヘッダ情報とともにMSDUからの情報を含む。次に、MAC処理ユニットが生成するMPDUがPHY処理ユニットに提供される。PHY処理ユニットは、無線送信用のPHYプロトコルデータユニット(PPDU)にMPDUを含む。PPDUは、PHYヘッダ情報とともにMPDUからの情報を含む。
同様に、PHY処理ユニットは、無線媒体によってPPDUを受信し、受信したPPDUからMPDUを抽出する。PHY処理ユニットは、抽出したMPDUをMAC処理ユニットに提供して、次に、抽出したMPDUからMSDUを抽出する。
図2は、一部の実施形態に従ってMAC処理ユニット(MAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28)が実行するよう構成されている分割オペレーションを示す。MSDU204の長さが分割閾値と比較されて、MSDU204を分割するかを判断する。MSDU204の長さが分割閾値を超える場合、MSDU204は、2以上の分割部分208に分割される。次に、分割部分208を、それぞれのMPDU212に含め、これがPHY処理ユニットに提供される。一実施形態では、各MPDUは、PHY処理ユニットによって各PPDUに含められる。
一実施形態では、分割閾値が、現在の送信レートに基づいて動的に決定される。たとえば一実施形態では、分割閾値を、利用中の現在のMCS、利用中の空間または時空ストリーム数、利用中の現在のチャネル帯域幅等の1以上に基づいて動的に決定する。一実施形態では、分割閾値は、再試行送信レートに基づいて動的に決定される。たとえば一実施形態では、分割閾値は、最低再試行送信レートに基づいて動的に決定される。
別の実施形態では、分割閾値が現在のオペレーションモードに基づいて決定される。たとえば、一実施形態では、現在のオペレーションモードが通常モードである場合には、第1の分割閾値を利用して、現在のオペレーションモードがVLRモードである場合には、第2の分割閾値を利用する。一実施形態では、第1の分割閾値は第2の分割閾値より大きい。
図3は、別の実施形態において、MSDUを分割すべきかを判断するための方法の一例225を示すフロー図である。一実施形態では、方法225が、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27等)により実装される。一実施形態では、方法225は、MAC処理ユニット(たとえばMAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28)により実装される。
ブロック230で、分割閾値は、現在の送信レートに基づいて動的に決定される。たとえば、一実施形態では、分割閾値は、利用中の現在のMCS、利用中の空間または時空ストリーム数、利用中の現在のチャネル帯域幅等の1以上に基づいて動的に決定される。一実施形態では、分割閾値は、再試行送信レートに基づいて動的に決定される。たとえば一実施形態では、分割閾値は、最低再試行送信レートに基づいて動的に決定される。
ブロック234で、MSDUを受信する。ブロック238で、MSDUの長さが、ブロック230で決定された分割閾値を超えるかを判断する。MSDUの長さが分割閾値を超えると判断された場合には、フローはブロック242に進む。ブロック242で、MSDUは、複数のMPDUに分割される。
他方で、ブロック238で、MSDUの長さが分割閾値を超えないと判断された場合、フローはブロック244に進む。ブロック244で、MSDU全体を1つのMPDUに含める。
一実施形態では、方法225に従って生成されたMPDUは、PHY処理ユニットに提供され、MPDUそれぞれを含むPPDUがそれぞれ生成される。
図2を参照すると、一実施形態では、通常モードとVLRモードとに別々の分割閾値を利用している。たとえば一実施形態では、ネットワークインタフェースが通常モードで送信を行っているときには第1の分割閾値を利用して、ネットワークインタフェースがVLRモードで送信しているときには第2の分割閾値を利用する。一実施形態では、第1の分割閾値が第2の分割閾値より大きい。一実施形態では、通常のオペレーションモードは、第1の最低可能データレートを含む複数の第1の可能性のあるデータレートを含み、通常モードで利用される分割閾値は、第1の最低可能データレートに基づく。加えて本実施形態では、VLRオペレーションモードは、第2の最低可能データレートを含む複数の第2の可能性のあるデータレートを含み、VLRオペレーションモードで利用される分割閾値は、第2の最低可能データレートに基づく。
図4は、一実施形態において、MSDUを分割すべきかを判断するための方法の一例250を示すフロー図である。一実施形態において、方法250は、ネットワークインタフェースユニット(ネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)によって実装される。たとえば方法250は、一実施形態では、MAC処理ユニット(MAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28)によって実装される。
ブロック254で、MSDUを受信する。ブロック258で、現在のオペレーションモードが通常モードかを判断する。現在のオペレーションモードが通常モードであると判断された場合には、フローはブロック262に進む。
ブロック262で、MSDUの長さが、上述した通常のモードに対応する第1の分割閾値を超えているかを判断する。MSDUの長さが第1の分割閾値を超えていると判断した場合、フローはブロック266に進む。ブロック266で、MSDUが複数のMPDUに分割される。他方で、ブロック262で、MSDUの長さが第1の分割閾値を超えないと判断した場合、フローはブロック270に進む。ブロック270で、MSDUの全体を1つのMPDUに含める。
しかし、ブロック258で、現在のオペレーションモードがVLRモードである場合、フローはブロック274に進む。ブロック274で、MSDUの長さが上述したVLRモードに対応する第2の分割閾値を超えるかを判断する。MSDUの長さが第2の分割閾値を超えると判断した場合、フローはブロック278に進む。ブロック278で、MSDUが複数のMPDUに分割される。他方で、ブロック274で、MSDUの長さが第2の分割閾値を超えないと判断されると、フローがブロック282に進む。ブロック282で、MSDUの全体を1つのMPDUに含める。
方法250に従って生成されたMPDUは、PHY処理ユニットに提供され、MPDUそれぞれを含むPPDUがそれぞれ生成される。
図5は、一部の実施形態における、MAC処理ユニット(たとえばMAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28等)が実行するよう構成されている分割オペレーションを示す。図5は図2に類似しているが、一部のケースでは、MSDUの分割部分が、IEEE802.11n規格に記載されているA−MPDUなど、または当該A―MPDUに類似している統合MPDU(A−MPDU)内に統合されている点が異なる。
MSDU304の長さを分割閾値と比較して、MSDU304を分割するべきかを判断する。一実施形態では、分割閾値が、上述したような動的分割閾値である。別の実施形態では、分割閾値が、上述したようなモード依存分割閾値である。別の実施形態では、1つの分割閾値をすべてのモードで、および/または、すべてのデータレートで利用する。
MSDU304の長さが分割閾値を超える場合、MSDU304は、2以上の分割部分308に分割される。次に、分割部分308を、それぞれのMPDU312に含める。
一実施形態では、複数のMPDU312をA−MPDU316内に統合する。たとえば、複数のMPDU312を統合して、結果生じるA−MPDUの長さが最大のA−MPDUの長さを超えないようにする。図5に示す場合、3つのMPDU全てが、最大A−MPDU長さを超えずに統合することができる。他の場合には、MPDU312の一部を、最大A−MPDU長さを超えないように、1つのA−MPDU内に統合する。一実施形態では、A−MPDUは、PHY処理ユニットに提供され、A−MPDUを含むPPDUが生成される。複数のA−MPDU316が生成される場合、一実施形態では、各A−MPDUをPHY処理ユニットに提供して、それぞれA−MPDUを含む各PPDUが生成される。
一実施形態では、最大A−MPDU長さを、現在の送信レートに基づいて動的に決定する。たとえば一実施形態では、最大A−MPDU長さを、利用中の現在のMCS、利用中の空間または時空ストリーム数、利用中の現在のチャネル帯域幅等の1以上に基づいて動的に決定する。一実施形態では、最大A−MPDU長さは、さらに再試行送信レートにも基づいて、動的に決定される。たとえば一実施形態では、最大A−MPDU長さは、最低再試行送信レートに基づいて動的に決定される。
別の実施形態では、最大A−MPDU長さが、現在のオペレーションモードに基づいて決定される。たとえば、一実施形態では、現在のオペレーションモードが通常モードである場合には、最大A−MPDU長さを利用して、現在のオペレーションモードがVLRモードである場合には、第2の最大A−MPDU長さを利用する。一実施形態では、第1の最大A−MPDU長さは第2の最大A−MPDU長さより大きい。
別の実施形態では、MSDU分割部分の統合は、通常モードで利用されるが、VLRモードでは利用されない。
一実施形態では、1つのMSDUに対応するMPDU312のみをA−MPDU316に統合することができる。したがって、1つのMSDU304に対応するMPDU312全てが1つのA−MPDU316に統合できない一部の場合では、MPDU312の一部(たとえばMPDU312aおよび312b)を、1つのA−MPDU316に含め、1以上の他のMPDU312(たとえばMPDU312c)を、PHY処理ユニットに非統合MPDU312として提供する。別の実施形態では、別のMSDUに対応するMPDU312をA−MPDU316に統合することができる。言い換えると、一実施形態では、一部の場合には、A−MPDU316が、別のMSDU304に対応するMPDU312を含む。
図6は、一実施形態において、適宜MSDUを分割して、適宜、統合MACプロトコルデータユニット(A−MPDU)に複数のMSDU分割部分を統合するための方法の一例325を示す。一実施形態では、方法325が、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)によって実装される。たとえば方法325は、一実施形態では、MAC処理ユニット(MAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28)によって実装される。
ブロック330で、MSDUを受信する。ブロック334で、MSDUの長さが分割閾値を超える場合、MSDUを複数のMPDUに分割する。ブロック338で、結果生じるA−MPDUの長さが最大A−MPDU長さを超えないよう複数のMPDU312を統合可能であると判断されると、ブロック334で生成された複数のMPDUをA−MPDUに統合することができる。
一実施形態では、方法325に従って生成されたA−MPDUが、PHY処理ユニットに提供され、それぞれA−MPDUを含む各PPDUを生成する。
一実施形態では、方法325を通常オペレーションモードで実行するが、VLRオペレーションモードでは実行しない。別の実施形態では、方法325は、通常オペレーションモードおよびVLRオペレーションモードの両方で実行される。
MSDUの分割部分を1以上のA−MPDUに含める実施形態では、様々な適切な受領確認メカニズムを利用する。たとえば一実施形態では、レシーバがA−MPDU内のすべてのMPDUを正確に受領したときに、A−MPDUの受領確認を生成して送信する。別の実施形態では、レシーバは、A−MPDUのブロック受領確認を生成して送信し、このブロック受領確認は、(i)分割部分が生成されたMSDUに対応するシーケンス番号(SN)、および、(ii)どの分割部分を正確に受信したかを示すビットマップを含む。別の実施形態では、レシーバは、1以上のA−MPDUおよび/またはMPDUのブロック受領確認を生成して送信し、ブロック受領確認は、(i)ブロック受領確認が対応している最初のMSDUに対応するSNと、(ii)どのMSDU全体を正確に受信したかを示すSNビットマップとを含む。
一部の実施形態では、MPDU MACヘッダ全体がA−MPDUに含まれる第1のMSDUに含まれ、A−MPDUの他の分割部分が、簡略化され、および/または、短くされたMACヘッダを有し、A−MPDUの長さ全体を短くする手助けを行う。図7Aは、一部の実施形態における、A−MPDUに含まれ、A−MPDUの少なくとも一部のMSDU分割部分で利用することができるMSDU分割部分350の一例を示す。分割部分350は、MACヘッダ部分354とペイロード358とを含む。一実施形態では、MACヘッダ部分354が、現行のIEEE802.11規格で指定されているMACヘッダより短い、および/または、MACヘッダのフィールドが省かれている。たとえば一実施形態では、MACヘッダ部分354が、分割部分番号(FN)フィールドと、後続するMSDU分割部分があるかを示すビットとを含むが、SNフィールド、受信ステーションアドレス(RA)フィールド、および送信ステーションアドレス(TA)フィールドの1以上が省かれている。
一部の実施形態では、A−MPDUに含まれているMSDUの分割部分が、A−MPDUの長さ全体を短くする手助けを行う、(IEEE802.11n規格が特定するMPDUデリミタと比較して)簡略化され、および/または、短くされたMPDUデリミタを有している。図7Bは、一部の実施形態で利用されてよいA−MPDUサブフレーム370(MSDU分割部分を含む)を示す。サブフレーム370は、デリミタ部分374とMPDU378(MSDU分割部分を含む)を含む。一部の実施形態では、デリミタ部分374が、IEEE802.11n規格で規定されるA−MPDUデリミタフィールドのフィールドより短い、またはこのフィールドが省かれている。たとえば、一実施形態では、デリミタフィールド374が2バイトの長さを有している。別の実施形態では、デリミタフィールド374が、3バイトの長さを有している。一部の実施形態では、MPDU378が、IEEE802.11規格に規定されているMACヘッダフィールドのフィールドより短い、またはこのフィールドが省かれているMACヘッダを有している。たとえば一実施形態では、MPDUのSNフィールドが6ビットの長さを有している。別の例としては、一実施形態で、MPDUのFNフィールドが2ビットの長さを有している。
一部の実施形態では、図7Aを参照して説明した技術を、図7Bを参照して説明した技術と組み合わせて、A−MPDUの長さ全体を短くする。
図8は、一部の実施形態における、MAC処理ユニット(たとえばMAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28)が実行する分割オペレーション、並びに、PHY処理ユニット(たとえばPHY処理ユニット20および/またはPHY処理ユニット29)が実行する統合プロセスを示す。図8は、図5と類似しているが、一部のケースでは、MSDUの分割部分が、拡張PPDU内に統合されている点が異なる。図5と同様の参照番号のエレメントは、簡潔性を尊重して説明を省く。
MSDU304の分割部分に対応するMPDU312が、PHY処理ユニットに提供される。一実施形態では一部の場合、複数のMPDU312が、PHY処理ユニットによって拡張PPDU404内に統合される。たとえば、複数のMPDU312が、結果生じる拡張PPDUが最大拡張PPDU長さを超えないように統合されてよい。図8の場合には、3つのMPDU全てを、最大拡張PPDU長さを超えないように統合することができる。他の場合には、MPDU312の一部のみを、最大拡張PPDU長さを超えないように1つの拡張PPDU内に統合することができる。
一実施形態では、最大拡張PPDU長さが現在の送信レートに基づいて動的に判断される。たとえば一実施形態では、最大拡張PPDU長さが、利用中の現在のMCS、利用中の空間または時空ストリーム数、利用中の現在のチャネル帯域幅等の1以上に基づいて動的に決定される。一実施形態では、最大拡張PPDU長さは、再試行送信レートに基づいて動的に決定される。たとえば一実施形態では、最大拡張PPDU長さは、最低再試行送信レートに基づいて動的に決定される。
別の実施形態では、最大拡張PPDU長さが、現在のオペレーションモードに基づいて決定される。たとえば、一実施形態では、現在のオペレーションモードが通常モードである場合には、第1の最大拡張PPDU長さを利用して、現在のオペレーションモードがVLRモードである場合には、第2の最大拡張PPDU長さを利用する。一実施形態では、第1の最大拡張PPDU長さは第2の最大拡張PPDU長さより大きい。
他の実施形態では、複数のMPDU312を、結果生じる拡張PPDUの長さが送信機会(TXOP)期間内に適合するように統合することができる。
別の実施形態では、MSDU分割部分の拡張PPDUへの統合は、通常モードで利用されるが、VLRモードでは利用されない。
一実施形態では、1つのMSDUに対応するMPDU312のみを拡張PPDU404内に統合することができる。したがって1つのMSDU304に対応するMPDU312全てを1つの拡張PPDU404内に統合できない一部の場合には、MPDU312の一部(たとえばMPDU312aおよび312b)を、1つの拡張PPDU404内に含め、1以上の他のMPDU312(たとえばMPDU312c)を、通常のPPDU(たとえば非拡張PPDU)として送信する。別の実施形態では、異なるMSDUに対応するMPDU312が、拡張PPDU404内に統合されてよい。言い換えると、一実施形態では、一部の場合には、拡張PPDU404は、異なるMSDU304に対応するMPDU312を含む。
図9Aは、一実施形態における、拡張物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)420の一例を示す。拡張PPDU420は、複数のサブフレーム(たとえば図9Aに示すサブフレーム1、サブフレーム2、よびサブフレーム3)を含む。拡張PPDU420の第1のサブフレームは、信号フィールド428をもつPHYプリアンブル424を含む。一実施形態では、信号フィールド428は、拡張PPDU420の期間を示す。第1のサブフレームは、MACヘッダ(MH)部分432およびMACデータ部分436を含む。以下の1以上のサブフレームのそれぞれは、ミッドアンブル440とMACデータ部分444とを含み、MH部分が省かれている。ミッドアンブル440は、一実施形態では、PHYプリアンブル424のコピーである。ミッドアンブル440は、一実施形態でPHYプリアンブル424の一部のみを含む(たとえばミッドアンブル440からは、PHYプリアンブル424の一定の適切なフィールドが省かれている)。ミッドアンブル440は、一実施形態では、PHYプリアンブル424のより短いバージョンである(たとえば、ミッドアンブル440の一定の適切なフィールドの長さが、PHYプリアンブル424の対応するフィールドより短くなっている)。
ミッドアンブル440は、少なくとも、受信局に、拡張PPDU420の受信中のチャネル推定を更新させるためにトレーニングデータを提供することによって、拡張PPDUの受信を向上させる。加えて、一実施形態では、各ミッドアンブル440が、拡張PPDU420の残りの期間を示す期間情報を含む信号フィールドを含む。このような期間情報は、たとえば受信局による、拡張PPDU420が節電モードを実行するために終了する時の判断を助ける。
一実施形態では、適切な間隙を拡張PPDU420の隣接するサブフレーム間に含める。一実施形態では、間隙は、IEEE802.11規格、RIFS,その他の適切な間隔(spacing)が定義するSIFS(ショートインターフレームスペース)である。
様々な実施形態では、受信局は、受領確認またはブロック受領確認448で、拡張PPDU420を受領確認する。たとえば一実施形態では、受信局が、拡張PPDU420のサブフレーム全てが正確に受信されたときに限って、受領確認408で拡張PPDU420を受領確認する。別の実施形態では、受信局が、拡張PPDU420のサブフレームのどれが正確に受信されたかを(ビットマップにより)示すブロック承認408で拡張PPDU420を受領確認する。
図9Bは、別の実施形態における、拡張PPDUの別の例455を示す。拡張PPDU455は、図9Aの拡張PPDU420に類似しているが、第1のサブフレームに続くサブフレームそれぞれがミッドMACヘッダ(MMH)部分460を含む点が異なっている。
MMH部分460は、一実施形態ではMH部分432の一部のみを含む(MMH部分460からは、MH部分432の一定の適切なフィールド(たとえばRAフィールド、TAフィールド、フレーム制御フィールド等の1以上)が省かれている)。一実施形態では、MMH部分460が、SNフィールド、FNフィールド、セキュリティヘッダ、長さフィールド等のうち1以上を含む。
MMH部分460は、一実施形態では、MH部分432の短いバージョンである(たとえば、MMH部分460の一定の適切なフィールドの長さは、MH部分432の対応するフィールドより短い、等)。たとえば一実施形態では、MMH部分460のSNフィールドが6ビットの長さを有している。別の一実施形態では、MMH部分460のFNフィールドが2ビットの長さを有している。
別の実施形態では、各MMH部分460が、MH部分432のコピー(duplicate)である。
図9Aおよび図9Bを参照すると、一部の実施形態では、各サブフレームが、(i)セキュリティ・テール・フィールド(たとえばメッセージ整合性コード(MIC))と(ii)誤り検知情報フィールド(たとえばフレームチェックシーケンス(FCS)フィールド、巡回冗長検査(CRC)フィールド等)とを含む。一実施形態では、各サブフレームが自己完結型であり、1以上のサブフレームが正確に受信されなくてもレシーバが正確に受信したサブフレームを特定して、送信側に対して、正しく受信されなかったサブフレームのみを再送してくれるよう頼むことができる。一実施形態では、各サブフレームが完全なMPDUまたはA−MPDUを含む。一実施形態では、第1のサブフレームが完全なMPDUを含み、後続するサブフレームは別のMPDUの部分を含む。
別の実施形態では、各サブフレームが、分割されたMPDUの分割部分を含む。一実施形態では、MMH部分460が省かれている(図9Aのフォーマット例のように)。MMH部分460が省かれている場合には、1つの部分のみが正確に受信されなかった場合であっても、MPDU全体を再送信する必要がある。
一実施形態では、第1のサブフレームが、分割されたMPDUの完全なMACヘッダ、FCSフィールド、およびこのMPDUの第1の分割部分を含む。後続するサブフレームはそれぞれ、MMH部分460と(図9B同様に)、FCSフィールドと、このMPDUのそれぞれの分割部分とを含む。この実施形態では、一部の分割部分のみが正確に受信されなかった場合には、MPDUの正確に受信された分割部分は再送信される必要がない。
他の実施形態では、PHY処理ユニットが、一部の場合には、複数のMPDU312に対応する複数の密な間隔の(closely spaced)PPDUを送信する。密な間隔のPPDUは、短期間によってのみ分離されるPPDUである(たとえば、IEEE802.11n規格が定義するRIFS(reduced interframe space)またはその他の適切な期間である。たとえば複数のMPDU312が複数のPPDUとして送信可能かを判断して、複数のPPDUがあるTXOP期間内に送信できるようにする。
一実施形態では、MSDU分割部分の複数の密な間隔のPPDUとしての送信を、通常モードおよびVLRモードの両方で利用する。別の実施形態では、MSDU分割部分の複数の密な間隔のPPDUとしての送信は、通常モードでは利用されるが、VLRモードでは利用されない。
図10は、分割して、その後統合するための方法470の一例のフロー図を示す。一実施形態では、方法470が、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)によって実装される。たとえば一実施形態では、方法470は、MAC処理ユニット(たとえばMAC処理ユニット18および/またはMAC処理ユニット28)、PHY処理ユニット(たとえばPHY処理ユニット20および/またはPHY処理ユニット29)によって実行される。
ブロック474で、MSDUを受信する。ブロック478で、MSDUの長さが分割閾値を超える場合に、当該MSDUを複数のMPDUに分割する。一実施形態では、ブロック478で生成されたMPDUをPHY処理ユニットに提供して、ブロック482で、拡張PPDUまたは密な間隔のPPDU(上述した)を生成して、ブロック478で生成した複数のMPDUを統合して、結果生じる拡張PPDUまたは密な間隔のPPDUが、最大拡張PPDU長さまたはTXOP期間を超えないようにする。
一実施形態では、方法470を通常オペレーションモードで実行するが、VLRオペレーションモードでは実行しない。別の実施形態では、方法470は、通常オペレーションモードおよびVLRオペレーションモードの両方で実行される。
一実施形態では、方法470を、図6の方法325と組み合わせて行う。たとえばMPDUは、方法325などに従ってA=MPDUに統合され、1以上のMPDUをもつ複数のA−MPDUおよび/または1つのA−MPDUを、方法470に類似した方法で、拡張されたPPDUまたは密な間隔のPPDUに統合する。
図11は、一実施形態における、無線送信のためのデータユニットをフォーマットする方法500の一例のフロー図を示す。一実施形態では、方法500をネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)によって実装する。
ブロック504で、現在のオペレーションモードが通常モードかVLRモードかを判断する。現在のオペレーションモードが通常モードであると判断された場合には、フローをブロック508に進める。ブロック508で、PPDUの最大期間を利用して、プロトコルスタックのMACプロトコル層が定義する最大長さをもつMPDU(たとえば1500バイトまたは別の適切な長さ)が、通常モードの最低可能データレートで送信する場合に、1つのPPDU内に完全に収まるようにする。このようなPPDUの最大期間を利用することで、必要となる分割量を減らすことができる。
他方で、ブロック504で、現在のオペレーションモードがVLRモードであると判断された場合には、フローをブロック512に進める。ブロック512で、PPDUの最大期間を利用して、プロトコルスタックのMACプロトコル層が定義する最大長さをもつMPDU(たとえば、最大Ethernet(登録商標)フレームサイズ、プロトコルスタックのPHY層の上の別の適切なプロトコルによって決定される最大フレームサイズ、1500バイトまたは別の適切な長さなど)が、VLRモードの最低可能データレートを送信する場合に、1つのPPDU内に完全に収まるようにする。一実施形態では、通常モードとVLRモードとに同じPPDUの最大期間を利用する。別の実施形態では、通常モードとVLRモードとに異なるPPDUの最大期間を利用する。
図12は、一実施形態における、無線送信のためのデータユニットをフォーマットする方法550の一例のフロー図を示す。一実施形態では、方法550は、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)によって実装される。
ブロック554で、現在のオペレーションモードが通常モードかVLRモードかを判断する。現在のオペレーションモードが通常モードであると判断された場合には、フローをブロック558に進める。ブロック558で、第1のPPDUの最大期間を利用する。他方で、ブロック554で、現在のオペレーションモードがVLRモードであると判断された場合には、フローをブロック562に進める。ブロック562で、第2のPPDUの最大期間を利用するが、第1のPPDUの最大期間は第2のPPDUの最大期間とは異なっている。一実施形態では、第1のPPDUの最大期間は第2のPPDUの最大期間より短い。一実施形態では、第1のPPDUの最大期間が5msであり、第2のPPDUの最大期間が5msを超える値である(たとえば10ms、15ms、20ms、またはその他の適切な期間である)。
上述したように、一部の実施形態および/または場合に、PPDUが、現行のIEEE802.11規格で定義されている5msの最大長さより長くてよい。節電(PS)モードのためには、少なくとも一部の実施形態では、受信局に、送信中のPPDUに関する情報を迅速に取得させて、受信局が、(i)受信局がスリープ状態に戻ることができるか、および/または、(ii)受信局がスリープ状態にあることができる期間を決定することができる。たとえば局がPSモードである場合には、一部の実施形態では、局は、周期的に起動して、ビーコンフレームおよび/またはトラフィック表示マップ(TIM)を含むフレームをリッスン(listen)して、別の局(たとえばAP14)が、その局のためにバッファリングしたデータを有するかを判断する。別の実施形態では、他の局(たとてばAP14)は、まずそうするように他の局(たとえばAP14)がPSモードの局により促されない限り、PSモードの局にはユニキャストフレームを送信しない。したがって一部の実施形態では、局が起動してユニキャストフレームを聴くと(hear)、その局は、その局がまだユニキャストフレームを促していないことを知り、PSモードの局には、ユニキャストフレームがその局用ではないことがわかる。しかしPSモードの局は、(i)スリープ状態に戻るため、(ii)局が送信を試みるときを判断するため、等の目的のために、ユニキャストフレームの期間を知りたい場合がある。したがって一部の実施形態では、PSモードにある局にとって有用な情報(少なくとも一部の場合に)を、PPDUの早い部分に含めて、PSモードの局がそういった情報を迅速に取得することができるようにしてよい。
図13は、一実施形態における、無線送信用のPHYデータユニットを生成する方法570の一例のフロー図を示す。一実施形態では、方法570が、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27等)により実装される。たとえばネットワークインタフェースが、方法570を実装するよう構成されている。
ブロック574で、PPDUの最大期間を利用して、(A)第1のモード(たとえば通常モード)で動作するとき、最大長さ(たとえばIEEE802.3規格であるMACプロトコルが規定する)をもつEthernet(登録商標)フレームが、第1のモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全にフィットし、(B)第2のモード(たとえばVLRモード)で動作するとき、最大長さをもつEthernet(登録商標)フレームが、VLRモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全にフィットしない。
ブロック576で、MSDUを受信する。ブロック578で、MSDUが第1のモード(たとえば通常モード)で送信されるか、または、第2のモード(VLRモード)で送信されるかを判断する。MSDUが第2のモードで送信される場合、フローはブロック580に進む。ブロック580で、MSDUを含むMPDUを生成する。各MSDUについて、MSDUの長さが分割閾値を超えるかを判断する。MSDU長さが分割閾値を超える場合、MPDUは、MSDUの異なる分割部分を含むように生成される。MSDU長さが分割閾値を超えない場合には、1つのMPDUを生成して、MSDUを含めさせる。
ブロック582で、MPDUを含めるようにPPDUを生成する。各PPDUの期間は、最大PPDU期間以下である。ブロック584で、PPDUを送信する、または送信させる。たとえば、第1のモードを利用すると判断された場合、PPDUは第1のモードで送信され、第2のモードを利用すると判断された場合、PPDUは第2のモードで送信される。
他方で、ブロック578で、MSDUを第1のモード(たとえば通常モード)で送信すると決定した場合には、フローがブロック586に進む。ブロック586で、MPDUを、MSDUを含むように生成する。一実施形態では、ブロック586から、分割閾値にMSDU長さを比較する段階を省く。別の実施形態では、ブロック586が、ブロック580と同じ分割部分を含むが、ブロック586では、別の分割閾値(たとえば長い分割閾値)を利用する。言い換えると、ブロック580は、第1の分割閾値を利用して、ブロック586は、第1の分割閾値より長い第2の分割閾値を利用してよい、ということである。
フローはブロック586からブロック582に進む。
他の実施形態では、ブロック574が、Ethernet(登録商標)フレーム以外のデータユニットの最大長さに基づいて決定されたPPDUの最大期間を利用することを含む。これらデータユニットの例としては、プロトコルスタックのPHYプロトコルの上の層の別の適切なプロトコルが定義し、(ii)PHYプロトコルの上のプロトコルが定義する最大長さを有するデータユニット等である。
一部の実施形態および/または場合には、図13の方法570が、通常モードで動作するときにはMSDUの分割を行わないようにして、通常モードで動作するときには、MSDUを分割するようにすることができる。
図14は、一実施形態における、(現行のIEEE802.11規格と比較して)長い期間をもつPPDU600のフォーマットを示す。PPDU600は、PPDUプリアンブル部分604と、MACヘッダ部分608と、MACデータ部分612とを含む。PHYプリアンブル部分604は、信号フィールド616を含む。
一実施形態では、信号(SIG)フィールド616が、PPDU600の期間を示す期間フィールドを含む。期間フィールドが、MACヘッダではなくてSIGフィールド616に含まれている場合には、レシーバが自身がPPDU600をリッスンする必要がないと判断した場合、レシーバは、送信期間をより迅速に判断することができ、スリープ状態により迅速に移ることができる。
一実施形態では、信号フィールドは、PPDU600のすぐ後に続くPPDU600に対して応答(たとえば受領確認620)があるかを示す応答情報フィールドを含む。一実施形態では、レシーバが、応答期間を計算してよい。たとえばレシーバは、応答期間を決定するために、データレートと応答の長さとを仮定する(assume)。一実施形態では、レシーバは、応答のデータレートを、PPDU600のデータレートまたは別の適切なデータレートと同じと仮定する。少なくとも一部の実施形態では、レシーバが、応答が送信されるかを判断することができ、応答期間を判断または推定することができる場合、レシーバが、自身がPPDU600をリッスンする必要がないと判断する場合には、レシーバは、PPDU600の送信およびPPDU600への応答(たとえばACK)の両方を含む期間の間スリープすることができる。
一実施形態では、VLRモードでは、VLRモードで各TXOPについて1つのフレーム交換のみが許可されている場合、MACヘッダ608の期間フィールドは省かれる。たとえば、レシーバは、PPDUの期間と応答期間とを、TXOPの長さに基づいて推定することができる。
一実施形態では、信号フィールド616が、PPDU600がユニキャストフレームに対応しているかを示すフィールドを含む。たとえば上述したように、PSモードの局は、ユニキャストフレーム(少なくとも一部の場合に)を無視することができるが、グループを宛先とするフレームおよびブロードキャストフレームはリッスンする必要がある。したがって少なくとも一部の実施形態および/または場合には、PPDU600がユニキャストフレームに対応しているかを示すフィールドをSIGフィールド616に位置させることで、レシーバがMACヘッダを処理してPPDU600がユニキャストフレームに対応しているかを判断する必要がある場合より迅速にスリープ状態に移行することができるようになる。
一実施形態では、信号フィールド616が、PPDU600がビーコンフレーム、TIMフレーム、および/または、TIMエレメントを含むフレームであるかを示すフィールドを含む。たとえば、起動時に、少なくとも一部の場合、PSモードの局が、ビーコンフレーム、TIMフレーム、および/または、TIMエレメントを含むフレームを受信したいと望む場合がある。別の例として、少なくとも一部の場合、通常モードで動作する局が、VLRモードで送信されたビーコンフレーム、および/または、VLRモードで送信されたTIMエレメントを含むフレームに興味をもつ場合がある。別の実施形態では、通常モードで動作する局が、VLRモードで送信されたすべてのPPDUを無視する場合がある。少なくとも一部の実施形態および/または場合では、PPDU600がビーコンフレーム、TIMフレーム、および/または、TIMエレメントを含むかを示すフィールドをSIGフィールド616に位置させることで、PPDU600がビーコンフレーム、TIMフレーム、および/またはTIMエレメントであるかを判断するためにレシーバがMACヘッダを処理する必要がある場合よりも速くレシーバをスリープ状態にすることができる。
一実施形態では、信号フィールド616が、PPDU600の宛先または送信元がAPであるかを示すフィールドを含む。たとえば、少なくとも一部の場合には、局は、APから送信されたPPDUに興味をもつ場合がある。したがって少なくとも一部の実施形態および/または場合には、PPDU600がAPにより送信されているかを示すフィールドをSIGフィールド616に含めることで、レシーバが、PPDU600がAPにより送信されているかを判断するべくMACヘッダを処理する必要がある場合よりも速くレシーバを速くスリープ状態にすることができる。
一部の実施形態では、MACヘッダ608は、現行のIEEE802.11規格が定義するMACヘッダよりも速くMACヘッダ608に宛先アドレス(DA)および/またはネットワーク識別子(ID)を含むよう修正される。たとえば、当該局を宛先とするユニキャストフレームをリッスンする局は、MACヘッダ608の少なくとも一部を処理して、MACヘッダが、その局に対応するDAを含んでいるかを判断する必要がある。たとえばDAフィールドは、一部の実施形態では、フレーム制御(FC)フィールドの直後に含まれている。別の例では、DAフィールドがMACヘッダの最初のフィールドである。MACヘッダがネットワークIDフィールドを含む一部の実施形態および/または場合には、ネットワークIDフィールドがDAフィールドの直後にあり、DAフィールドが(i)FCフィールドの直後にある、または、(ii)MACヘッダの最初のフィールドである。したがって少なくとも一部の実施形態および/または場合には、MACヘッダ608の前方の部分にDAおよび/またはネットワークIDを位置させることで、レシーバがDAおよび/またはネットワークIDを判断するためにMACヘッダのより多くの部分を処理する必要がある場合よりも迅速にスリープ状態に移行することができる。
ネットワークインタフェース(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)が、一実施形態では、PPDU600を生成するよう構成されている。
図15は、一実施形態における、PHYデータユニットを生成する方法630の一例のフロー図である。一実施形態では、方法630が、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)により実装される。たとえばネットワークインタフェースが方法630を実装する。一部の実施形態では、方法630は、図14を参照して上述したPPDUまたは別の適したPPDUを生成する。
ブロック634で、SIGフィールドを生成するが、このSIGフィールドは、(i)PPDUの長さを示す期間フィールド、(ii)応答(たとえばACK、BA等)がPPDUに後続しているかを示す応答指示フィールド、(iii)PPDUがユニキャスト送信に対応しているかを示すユニキャスト情報フィールド、(iv)PPDUがビーコンフレーム、TIMフレーム、および/またはTIMエレメントを含むフレームであるかを示すビーコン/TIM情報フィールド、(v)PPDUがAPにより送信されているかを示すフィールド、および、(vi)CRCフィールドの1以上の任意の組み合わせを含む。
ブロック638で、MACヘッダが、(i)DAフィールド、および、(ii)ネットワークIDフィールドの片方または両方が、現行のIEEE802.11規格が規定するよりもMACヘッダの前の部分に現れるように生成される。たとえばDAフィールドは、一実施形態では、MACヘッダのFCフィールドの直後に続くようになる。別の例として、DAフィールドはMACヘッダの最初のフィールドである。MACヘッダがネットワークIDフィールドを含む一部の実施形態および/または場合には、ネットワークIDフィールドがDAフィールドの直後に続き、DAフィールドが、(i)FCフィールドの直後に続く、または、(ii)MACヘッダの最初のフィールドである。一部の実施形態では、ブロック638を省く。
ブロック642で、PHYデータユニットを、プリアンブル、ブロック634で生成したSIGフィールドをもつPHYヘッダを含むように生成する。一部の実施形態では、PHYデータユニットが、PHYペイロードを含むように生成される。一部の実施形態では、PHYペイロードが、ブロック638で生成されたMACヘッダを含む。一部の実施形態では、PHYペイロードが、ブロック638に従って生成されていないMACヘッダを含む。一部の実施形態では、PHYペイロードを省いたPHYデータユニットが生成される。
ブロック646で、PHYデータユニットが送信される、または送信させられる。
一部のブロードキャストおよび/または制御フレームは分割できない場合がある。したがって様々な実施形態で、様々な制御フレームを修正して、たとえば現行のIEEE802.11規格に記載されている同様の制御フレームより短い期間をもつようにする。
たとえば一部の実施形態では、局(たとえばAP14)のネットワークインタフェースが、たとえば現行のIEEE802.11規格に記載されているビーコンより少ない情報をもつビーコンを生成する。一実施形態では、ビーコンフレームが、タイムスタンプ、ビーコン間隔、サービスセット識別子(SSID)等の一定の基本サービスセット(BSS)情報を含むが、たとえば現行のIEEE802.11規格に記載されているビーコンに含まれている他の情報は省く。一実施形態では、ビーコンが、最近更新されたBSS情報(たとえば、すぐ前のビーコンを送信してから更新されたもの、一定の時間内に更新されたもの等)。一実施形態では、最近変更されたBSS情報エレメント(BSS IE)の数が多く、最近変更されたすべてのIEが1つのビーコンフレームに収まらない場合、ネットワークインタフェースは、最近変更されたIEを、いくつかのビーコンフレームに分散させるよう構成されていてよい。別の実施形態では、最近変更したBSS情報エレメント(BSS IE)の数が多くて、最近変更されたIE全てが1つのビーコンフレームに収まらない場合、ネットワークインタフェースが、ビーコン内に、局にAPをポーリングさせて、ポーリングに呼応してAPに変更されたBSS IEを送信させる、変更されたBSS IEの情報を含めてよい。たとえば、ビーコンが、BSS IEが変更されているかを示しており、局にAPをポーリングして、APに変更されたBSS IEをポーリングに呼応して送信させるよう局を促すことを示すフィールドを含む。一実施形態では、ポーリングに呼応して、APのネットワークインタフェースが、変更したIEをポーリング局に伝達する情報を送信する。一実施形態では、局が、プローブ要求フレームを利用して、変更したIEに関する情報を求めてAPをポーリングして、APが、要求されている情報を含むプローブ応答フレームでプローブ要求フレームに対して応答する。
一実施形態では、BSSにとって初めての局が、APにプローブ要求フレームを送信して、APから詳細なBSS情報を取得する。プローブ要求に応じて、APからの詳細なBSS情報がプローブ応答フレームに含められて送信される。
一実施形態では、プローブ応答フレームが複数のプローブ応答フレーム(ショートプローブ応答フレーム)に分割されるので、1つのプローブ応答フレームと比較して各プローブ応答フレームの期間が短くなっている。各ショートプローブ応答フレームは、一実施形態では、少なくとも1つのプローブ応答フレームが後続するかを示すフィールドを含む。一実施形態では、各ショートプローブ応答フレームが、SNフィールドを含み、ショートプローブ応答フレームの選択的な受領確認の実行と正確に受信されなかったショートプローブ応答フレームの再送信とを促す。一実施形態では、全てのショートプローブ応答フレームが、1つのプローブ要求フレームに呼応して送信される。別の実施形態では、局が複数のプローブ要求フレームを送信して、APに、複数のショートプローブ応答フレームの送信を促す。
TIM情報エレメントおよび/またはTIMフレームを利用して、APが局のためにデータをバッファリングしたか、通知する。BSSに多くの局がある場合には、TIMエレメントおよび/またはフレームが非常に大きい場合があるので、場合によっては、TIMエレメントまたはTIMフレームを含むフレームが非常に大きくなる場合がある。
一実施形態では、TIM情報エレメントまたはTIMフレームが、どの局のためにAPがデータをバッファリングしたかを示すインジケータリスト(たとえばビットマップ)を含む。一実施形態では、リストの各インジケータ(ビットマップの各ビット)が、グループ関連付け識別子(グループAID)に対応しており、各グループAIDが、BSSの局のグループのグループIDである。一実施形態では、TIMフレームまたはTIMエレメントのグループAIDインジケータが、示されている局のグループについてバッファリングされ、グループの各局が、APが局のためにデータをバッファリングしたかを判断するために、APにポーリングを行う。APは、このポーリングを受信すると、局にバッファリングされたデータがあるかを判断する。局にバッファリングされたデータがある場合、APはバッファリングされたデータを局に送信する。一実施形態では、APがさらに、バッファリングされたデータとともに、APが局のためにより多くのバッファリングされたデータを有するかを示す情報を送信する。他方、APが、局からのポーリングに応答して、APが局のためのデータをバッファリングしていないと判断すると、APは、APが局のためにバッファリングしたデータを有さないと示す情報を送信する。
別の実施形態では、APは、このようなポーリングを受信すると、TIM情報エレメントを含むフレームを生成し、TIM情報エレメントは、APがデータをバッファリングした局を示し、フレームを局の群に送信する。これは、APにポーリングを送信していない郡の他の局の助けになる。別の実施形態では、APがこのようなポーリングを受信すると、APがデータをバッファリングした局を示すTIM情報エレメントを含むフレームを生成し、フレームをユニキャストフレームとしてポーリング局に送信する。一実施形態では、TIM情報エレメントのインジケータが、データが特定の局用にバッファリングされたことを示している場合には、APをポーリングして、APが、局にバッファリングしたデータを送信するよう促される。
別の実施形態では、APがこのようなポーリングを受信すると、どの郡の局のためにAPがデータをバッファリングしたかを示す情報を含むTIM情報エレメントのセグメントを含むフレームを生成し、このフレームを局の郡に送信する。これは、APにポーリングを送信していない郡の他の局の助けになる。別の実施形態では、APがこのようなポーリングを受信すると、どの郡の局のためにAPがデータをバッファリングしたかを示す情報を含むTIM情報エレメントのセグメントを含むフレームを生成し、このフレームをポーリング局に送信する。一実施形態では、TIM情報エレメントのセグメントのインジケータが、特定の局のためにデータがバッファリングされたことを示している場合、APをポーリングして、APに、局にバッファリングされたデータを送信するよう促す。
別の実施形態では、TIM情報エレメントを分割して、複数のビーコンフレーム、TIMフレームなどに分散させる。一実施形態では、各TIMセグメントが、受信局に当該局に対応しているセグメントを送信するときを判断させる情報を含む。したがって一実施形態では、PSモードの局が起動して、TIMセグメントを受信すると、当該局は、受信したTIMセグメントの情報を利用して、当該局に対応する別のTIMセグメントが送信されるときを判断する。そして局は、当該局に対応する他のTIMセグメントを送信するのに適したときになるまで、スリープ状態に戻る。
別の実施形態では、(i)APがデータをバッファリングしたグループAIDの情報をもつTIM情報エレメント(グループTIM)および(ii)分割されたTIM情報エレメント(分割されたTIM)がAPにより送信される。一実施形態では、局はまず、APがその局のためにデータをバッファリングしているかを判断するために、グループTIMをチェックする。局が、グループTIMに基づき、APが局のためにデータをバッファリングしていないと判断することができる場合には、局は、分割されたTIMをチェックせずにスリープ状態に移行することができる。局が、グループTIMに基づき、APが局のためにデータをバッファリングしていないと判断することができない場合には、局は、APが局のためのデータをバッファリングしたかを判断するために適したTIMセグメントを分析する。
1つのAPが複数の基本サービスセット識別子(BSSID)をサポートしている一実施形態では、BSSにとって新しい局が、APにプローブ要求フレームを送信して、完全な複数のBSSID情報をAPから取得する。
1つのAPがBSSIDをサポートしている一実施形態では、もしも1以上の送信されない複数のBSSID(たとえば個々のビーコンが送信されない実際のAP)のプロフィールが情報を変更した場合、APは、更新されたBSS情報を複数のビーコンフレームに分配する。1つのAPがBSSIDをサポートしている別の実施形態では、もしも1以上の送信されない複数のBSSIDのプロフィールが情報を変更した場合、APは、変更されたBSS情報をもつインジケータをもつフレーム(たとえばビーコンフレーム)を生成して、当該フレームを1以上の対応するBSSIDの局に送信して、これら複数の局にAPにプローブを送信させ、変更されたBSS情報を取得する。たとえばインジケータは、一実施形態では、BSS情報更新が各送信されないBSSIDについて利用可能であるかを示すBSS更新フィールドである。別の例では、インジケータは、BSS情報更新が各送信されるBSSIDと送信されないBSSIDとについて利用可能かを示すBSS更新フィールドである。
一部の実施形態では、1以上のエラー検知情報フィールドをフレーム(たとえばデータフレーム、管理フレーム、ビーコンフレーム等)に含めて、受信局が、関連するフィールドを検証して、必要のない場合他のフィールドを検証しないようにする(たとえば、局に、節電のためにスリープモードにより速く移行させる)ことができる。図16は、一実施形態のビーコンフレーム650の一例を示す。ネットワークインタフェース(ネットワークインタフェース16等)が、一実施形態では、ビーコンフレーム650を生成するよう構成されている。
ビーコンフレーム650は、MACヘッダ654およびCRCフィールド658を含む。CRCフィールド658は、MACヘッダ654を利用して生成され、レシーバが、CRCフィールド658を利用して、MACヘッダ654の整合性を検証して、ビーコンフレーム650の他の後の部分を処理することなく、MACヘッダ654の情報を分析することができるようにする。したがって一部の場合においては、受信局が、MACヘッダ654を分析した後で、フレーム650が当該局用ではないと判断すると、フレーム650の残りの部分の処理をやめる。たとえば受信局が、MACヘッダ654のDAアドレスが受信局に対応していないと判断すると、受信局は、フレーム650の残りの部分の処理を止めてよい。
ビーコンフレーム650も、チェック更新フィールド662、タイムスタンプフィールド668、TIMフィールド672、およびCRCフィールド676を含む。CRCフィールド676は、チェック更新フィールド662、タイムスタンプフィールド668、および/または、TIMフィールド672を利用して生成され、レシーバが、CRCフィールド676を利用してチェック更新フィールド662、タイムスタンプフィールド668、および/または、TIMフィールド672の整合性を検証して、ビーコンフレーム650の他の部分を処理することなく、チェック更新フィールド662、タイムスタンプフィールド668、および/または、TIMフィールド672の情報を分析することができる。したがって一部の場合においては、受信局が、チェック更新フィールド662、タイムスタンプフィールド668、および/または、TIMフィールド672を分析した後で、当該局がフレーム650をさらに処理する必要がないと判断すると、フレーム650の残りの部分の処理をやめる。たとえば受信局が、TIMフィールド672から、APが当該局のためにデータをバッファリングしていないと判断すると、受信局は、フレーム650の残りの部分の処理を止めてよい。
ビーコンフレーム650は、他のフィールドおよび/またはエレメント680およびFCSフィールド684も含む。一実施形態では、FCSフィールド684が、フィールド680を利用して(MACヘッダ654、CRC658、チェック更新フィールド、TIMフィールド672、またはCRCフィールド676は利用せずに)生成される。別の実施形態では、FCSフィールド684が、MACヘッダ654、CRC658、チェック更新フィールド、TIMフィールド672、CRCフィールド676、および他のフィールド680を利用して生成される。
一実施形態では、CRCフィールド658を省く。CRCフィールド658を省く一実施形態では、CRCフィールド676を、MACヘッダフィールド654を利用して生成する。別の実施形態では、CRCフィールド676を省く。
ネットワークインタフェースがフレーム650のさらなる処理をしないと決定する実施形態では、ネットワークインタフェースが、フレーム650の残りの部分をスリープモードに移行させて、エネルギー消費量を低減させてもよい。
一部の実施形態では、ビーコンフレームが、現行のIEEE802.11規格が定義するビーコンフレームよりも短くて良い。図17は、一実施形態におけるビーコンフレーム700の一例を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェース(例えばネットワークインタフェース16)がビーコンフレーム700を生成する。
ビーコンフレーム700は、フレーム制御フィールド704、ソースアドレス(SA)フィールド、圧縮されたSSIDフィールド712、タイムスタンプフィールド716、変更シーケンスフィールド720、BSS情報フィールド724、IEペイロード728、およびFCSフィールド732を含む。ビーコンペイロードフィールド728は、TIM IE736等の情報エレメント(IE)を含む。一実施形態では、TIM IE736が、IEペイロードフィールド728の第1のIEである。一実施形態では、圧縮されたSSIDフィールド712が、完全なSSIDの圧縮されたバージョンを含む(現行のIEEE802.11規格が定義するもののような)。一実施形態では、圧縮されたSSIDフィールド712が、完全なSSIDの連結されたバージョン(例えばbitが少ない)を含む。他の実施形態では、他の圧縮技術を利用する。
関連する局が、ビーコンフレーム700の一定のフィールドのみをチェックして、(i)局がビーコンフレーム700の他のフィールドをチェックすべきか、または(ii)局が、ビーコンフレーム700の残りの部分を無視してよいか、を判断する。たとえば、ある局が、(i)タイムスタンプフィールド716、(ii)変更シーケンスフィールド720(BSS情報が変更されたか、ひいては、局がビーコンフレーム700の他のフィールドを処理して、変更されたBSS情報を判断するべきか)、または(iii)TIM IE736のうち1以上をチェックする必要がある場合がある。ビーコンフレーム700は、(i)タイムスタンプフィールド716、(ii)変更シーケンスフィールド720、および、(iii)TIM IE736それぞれの前のすべてのフィールドが固定長のフィールドとなるようにフォーマットされる。こうすることで、ビーコンフレーム700における(i)タイムスタンプフィールド716、(ii)変更シーケンスフィールド720、および、(iii)TIM IE736のパース(parsing)を簡単にすることができる。他方で、可変長フィールドは、フィールド発見(field location)および/またはパースをより難しく、および/または、複雑にする。
別の実施形態では、タイムスタンプフィールド716が、SAフィールド708の直後に配置されている。
別の実施形態では、デバイス発見情報がBSS情報フィールド724に含まれる、または、IEペイロードフィールド728のIEとして含まれる。別の実施形態では、サービス発見情報がBSS情報フィールド724に含まれる、または、IEペイロードフィールド728のIEとして含まれる。
図18は、別の実施形態における別のビーコンフレーム750を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェース(例えばネットワークインタフェース16)がビーコンフレーム750を生成する。ビーコンフレーム750は、図17のビーコンフレーム700に類似しているので、同様の参照番号の部材は以下で詳述を避ける。
ビーコンフレーム750は、フレーム制御フィールド754を含み、フレーム制御フィールド754は、TIM IEインジケータサブフィールド758およびSSID IEインジケータサブフィールド762を含む。TIM IEインジケータサブフィールド758は、ビーコンフレーム750内にTIM IEが存在しているかを示す。同様に、SSID IEインジケータサブフィールド762が、SSID IEがビーコンフレーム750内に存在しているかを示す。
ビーコンフレーム750は、ハッシュSSIDフィールド766も含む。一実施形態では、ハッシュ関数をSSID全体に適用して(たとえば、現行のIEEE802.11規格に規定されるように)、ハッシュSSID766を生成する。
ビーコンフレーム750は、IEペイロードフィールド770も含む。一実施形態では、TIM IE736が(存在している場合)、IEペイロードフィールド770の第1のIEである。一実施形態では、IEペイロードフィールド770がTIM IE736を含まない場合に、SSID IE774は(存在している場合)IEペイロードフィールド770の第1のIEである。SSID IE774は、一実施形態では完全なSSIDを含む。一実施形態では、SSID IE774とTIM IE736とが両方とも存在している場合、SSID IE774がTIM IE736の直後に後続する。別の実施形態では、SSID IE774とTIM IE736との順序を逆にする。一実施形態では、TIM IEインジケータサブフィールド758が、TIM IE736がIEペイロード770に存在しているかを示し、SSID IEインジケータサブフィールド762が、SSID IE774がIEペイロード770に存在しているかを示す。
ビーコンフレーム700同様に、(i)タイムスタンプフィールド716、(ii)変更シーケンスフィールド720、および、(iii)TIM IE736(もし存在している場合)それぞれの前のすべてのフィールドが固定長フィールドであるように、ビーコンフレーム750がフォーマットされる。これにより、ビーコンフレーム750の(i)タイムスタンプフィールド716、(ii)変更シーケンスフィールド720、および、(iii)TIM IE736のパースが簡単になる。他方で、可変長フィールドは、フィールド発見(field location)および/またはパースをより難しく、および/または、複雑にする。
別の実施形態では、タイムスタンプフィールド716が、SAフィールド708の直後に配置されている。
別の実施形態では、デバイス発見情報がBSS情報フィールド724に含まれる、または、IEペイロードフィールド770のIEとして含まれる。別の実施形態では、サービス発見情報がBSS情報フィールド724に含まれる、または、IEペイロードフィールド770のIEとして含まれる。
図19は、別の実施形態における別のビーコンフレーム800を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェース(例えばネットワークインタフェース16)がビーコンフレーム800を生成する。ビーコンフレーム800は、図17のビーコンフレーム700に類似しているので、同様の参照番号の部材は以下で詳述を避ける。
ビーコンフレーム800は、すべての場合においてビーコンフレーム800に含まれているフィールドを含む必須部分802を含む。一実施形態では、必須部分802が、多くの場合において複数局に同様に重要なフィールドを含む。必須部分802は、ビーコンフレーム800の最初の部分に位置し、固定位置に固定長のフィールドを含み、必須部分802のフィールドのパースを簡単に、かつ、迅速にさせる。一実施形態では、必須部分802は、フレーム制御フィールド804、SAフィールド708、タイムスタンプフィールド716、変更シーケンスフィールド720、およびBSS情報フィールド724を含む。
一実施形態では、必須部分802の後に、ビーコンフレーム800が、場合によっては省くこともできる1以上の任意のフィールドを含む。例えば、ビーコンフレーム800が、少なくとも一部の場合、ショートSSIDフィールド804と次の完全なビーコンフィールドまでの間隔808とを含む。フレーム制御フィールド804は、任意のフィールドがビーコンフレーム800に含まれている少なくとも一部の情報を含む。たとえば、フレーム制御フィールド804は、一実施形態では、ショートSSIDフィールド804がビーコンフレーム800に存在するかを示すサブフィールド812を含む。さらに、フレーム制御フィールド804は、一実施形態では、次の完全なビーコンフィールドまでの間隔808がビーコンフレーム800内にあるかを示すサブフィールド816を含む。一実施形態では、任意のフィールドが必須フィールド802の後であってIEペイロード728の前に配置される。
一実施形態では、(例えば現行のIEEE802.11規格で規定されていえる完全なSSIDよりも)ショートSSIDが、完全なSSIDフィールドの連結されたバージョン、完全なSSIDのハッシュバージョン、などである。
ビーコンフレーム700およびビーコンフレーム750同様に、ビーコンフレーム800は、(i)タイムスタンプフィールド716、(ii)変更シーケンスフィールド720、および、(iii)TIM IE736それぞれの前のすべてのフィールドが固定長のフィールドとなるようにフォーマットされる。こうすることで、ビーコンフレーム800における(i)タイムスタンプフィールド716、(ii)変更シーケンスフィールド720、および、(iii)TIM IE736のパース(parsing)を簡単にすることができる。
図20は、別の実施形態における別のビーコンフレームの別の例850を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェース(例えばネットワークインタフェース16)がビーコンフレーム850を生成する。ビーコンフレーム850は、図19のビーコンフレーム800に類似しているので、同様の参照番号の部材は以下で詳述を避ける。
ビーコンフレーム850は、図19のビーコンフレーム800と類似しているが、いくつかの点で異なる。たとえば、BSS情報がフレーム制御フィールド858内のサブフィールド854内に移動されている。加えて、フィールド804および808の順序が変更されている。同様に、フィールド812および816の順序も変更されている。
別の実施形態では、BSS情報はIEペイロード728に含まれている。別の実施形態では、必須部分802に第1セットのBSS情報が含まれ、第2セットのBSS情報が、必須部分の後であってIEペイロード728の前に含まれている。別の実施形態では、第1セットのBSS情報が必須部分802に含まれ、第2セットのBSS情報がIEペイロード728に含まれている。
図20は、別の実施形態におけるビーコンフレームの別の例900を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェース(例えばネットワークインタフェース16)がビーコンフレーム800を生成する。ビーコンフレーム900は、図20のビーコンフレーム850に類似しているので、同様の参照番号の部材は以下で詳述を避ける。
ビーコンフレーム900は、セルラーネットワークとWi-Fiネットワークとの間で移動送受信器の切り替えを途切れなく実行するための規格であるHotSpot2.0(HS2.0)をサポートしている。たとえばビーコンフレーム900は、クライアントステーションに所望のAPを迅速に発見、選択させるために重要なHS2.0情報を含ませるための任意のフィールドを含む。
ビーコンフレーム900は、フレーム制御フィールド904を含む必須部分902を含む。加えて、ビーコン900は、いろいろ異なる解釈が可能な任意のフィールド908(ショートNetID908等)を含む。たとえばショートNetID908を、ショートSSIDフィールドまたはHS2.0情報を提供するフィールドとして解釈することができる(後述する)。
フレーム制御フィールド904は、一実施形態では、(i)ショートNetID908がビーコンフレーム900内に存在するか、そして、(i i)存在する場合、ショートNetID908をどう解釈するか、を示すNetID制御フィールド912を含む。表3は、一実施形態では、NetID制御フィールド912をどのように利用して、ショートNetID908を解釈するかを示す。
Figure 0005907496
図21は、HS.2.0として解釈されるショートNetID908を示す。ショートNetID908は、アクセスネットワークオプションフィールド916と、ローミングコンソーシアムのOUI(organizationally unique identifier)フィールド920とを示す。
図22は、別の実施形態における別のビーコンフレームの例1000を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェース(例えばネットワークインタフェース16)がビーコンフレーム1000を生成する。ビーコンフレーム1000は、図21のビーコンフレーム900に類似しているので、同様の参照番号の部材は以下で詳述を避ける。
ビーコンフレーム1000は、フレーム制御フィールド1004を含む必須部分1002を含む。加えて、ビーコン1000は、任意のショートSSIDフィールド1008と任意のHS2.0情報フィールド1012とを含む。たとえばショートSSIDフィールド1008を、ショートSSIDフィールドまたはハッシュされたSSIDフィールドとして解釈することができる。
フレーム制御フィールド1004は、一実施形態では、(i)ショートSSIDフィールド1008がビーコンフレーム1000内に存在するか、そして、(i i)存在する場合、ショートSSIDフィールド1008をどう解釈するか、を示すショートSSID制御フィールド1016を含む。フレーム制御フィールド1004は、さらに、HS2.0情報フィールド1012がビーコン1000内に存在するかを示すHS2.0情報存在サブフィールド1020も含む。
一実施形態では、HS.2.0フィールドは、アドバタイズプロトコルIDフィールド1024を含む。別の実施形態では、HS.2.0フィールドは、アドバタイズプロトコルIDフィールド1024を含まない。
図23は、別の実施形態における別のビーコンフレームの例1100を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェース(例えばネットワークインタフェース16)がビーコンフレーム1100を生成する。ビーコンフレーム1100は、図22のビーコンフレーム1000に類似しているので、同様の参照番号の部材は以下で詳述を避ける。
ビーコンフレーム1100は、フレーム制御フィールド1104を含む必須部分1102を含む。加えて、アクセスネットワークオプションフィールド916が、必須部分1102に移動されている。
ローミングコンソーシアムフィールド920(存在する場合)およびアドバタイズプロトコルIDフィールド1024(これも存在する場合)が、IEペイロード728に移動されている。加えて、一実施形態では、オプションのインターネットワーキングエレメントフィールド1112が、IEペイロード728に含まれている。
受領確認(ACK)、ブロック受領確認(BA)、送信要求(RTS)、送信準備完了(CTS: clear-to-send)、節電ポーリング(PS-Polls)等の制御フレームがよく利用されることで、さもなくばユーザ情報の送信に利用可能になる多くの送信時間が利用される。したがって制御フレームはプロトコルオーバヘッドの源といえる。制御フレーム期間を低減するための様々な実施形態の技術の例を後述する。
先行技術のSIFフィールドおよび/またはPHYヘッダにより搬送される情報の多く、および先行技術のMACヘッダの情報の一部が、制御フレームには不要である。後述する実施形態では、SIGフィールドおよび/またはPHYヘッダの部分を再利用および/または再解釈して、MACヘッダおよび/またはMACペイロード情報を搬送する。
一部の実施形態では、制御フレームをあらかじめ定められた、および/または、固定されたPHYパラメータ(たとえば位相偏位変調法(BPSK)および/または単一の空間ストリーム(single spatial stream))を利用して送信する。
図24は、PHYペイロード部分を省いた制御フレームの例1200を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェースユニット(たとえば、ネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)が、制御フレーム1200を生成および送信するよう(または制御フレーム1200を送信させるよう)構成される。
制御フレーム1200は、1以上のショートトレーニングフィールド(STF)1204、1以上のロングトレーニングフィールド(LTF)1208を含むプリアンブルを含む。制御フレーム1200はさらに、SIGフィールド1212を含むPHYヘッダを含む。一実施形態では、各STFフィールド1204が、2つのOFDMシンボルに対応している。一実施形態では、各LTFフィールド1208が、2つのOFDMシンボルに対応している。様々な実施形態および/または場合には、SIGフィールド1212が、2つ、3つ、または4つのOFDMシンボルに対応しており、48から96ビットの範囲の長さを有している。
一実施形態では、フレーム1200が制御フレームであることを示すよう構成されている。たとえば、一実施形態では、プリアンブルの変調を、他の種類のフレームからローテートさせて、フレーム1200が制御フレームであることを示してよい。別の例では、コードの拡散シーケンスを別の種類のフレームとは異ならせて、フレーム1200が制御フレームであることを示しても良い。
一実施形態では、SIGフィールド1212が、フレーム制御(FC)/タイプサブフィールド1216、レシーバアドレス(RA)サブフィールド1220、トランスミッタアドレス(TA)サブフィールド1224、ネットワークIDサブフィールド1228、期間サブフィールド1232、CRCサブフィールド1236、および、テールおよび/またはパディングサブフィールド1240を含む。様々なサブフィールドの長さの例を図24に示す。一部の実施形態および/または場合には、TAサブフィールド1224、ネットワークIDサブフィールド1228、期間サブフィールド1232、および、テールおよび/またはパディングサブフィールド1240の1以上を省く。一実施形態では、RAサブフィールド1220がAIDを含む。一実施形態では、TAサブフィールド1220がAIDを含む。一実施形態では、ネットワークIDサブフィールド1228が、BSSIDの短いバージョンを含む。例えば、一実施形態では、BSSIDの短いバージョンが、BSSの周辺領域(neighborhood)に固有である。一部の実施形態では、RAおよび/またはTAサブフィールドが、現行のIEEE802.11規格が特定するRA/TA MACヘッダフィールドより短い、および/または、これらの圧縮版である。
図25は、一実施形態における、PHYペイロードの部分を省いた無線送信の制御フレームを生成する方法1300の一例のフロー図である。一実施形態では、方法1300は、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)により実装される。たとえばネットワークインタフェースが方法1300を実装する。一部の実施形態では、方法1300が、図24を参照して上述した制御フレーム、または、PHYペイロードの部分が省かれた別の適切な制御フレームを生成するためのものである。
ブロック1304で、フレーム制御フィールド、RAフィールド、TAフィールド、ネットワークIDフィールド、期間フィールド、および、CRCフィールドの1以上の任意の組み合わせを含むSIGフィールドを生成する。SIGフィールドは、一部の実施形態では、図24を参照して上述したように生成される。
ブロック1308で、PHYプリアンブルを生成する。一実施形態では、フレームが制御フレームであることを示すようにプリアンブルが構成される。たとえば、一実施形態では、プリアンブルの変調を、他の種類のフレームからローテートさせて、フレームが制御フレームであることを示してよい。別の例では、コードの拡散シーケンスを別の種類のフレームとはことならせて、フレームが制御フレームであることを示しても良い。
ブロック1312で、PHYペイロード部分を省いた制御フレーム(NDP制御フレーム)が、(i)1308で生成されたPHYプリアンブル、および、(i i)ブロック1304で生成したSIGフィールドを有するPHYヘッダを含むように生成される。
ブロック1316で、PHYデータユニットが送信される、または送信させられる。
図26は、一実施形態で、短い制御フレームの例1400を示す。一実施形態では、ネットワークインタフェースユニット(たとえば、ネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27)が、制御フレーム1400を生成および送信するよう(または制御フレーム1400を送信させるよう)構成される。
制御フレーム1400は、1以上のショートトレーニングフィールド(STF)1404、1以上のロングトレーニングフィールド(LTF)1408を含むプリアンブルを含む。制御フレーム1400はさらに、SIGフィールド1412を含むPHYヘッダを含む。一実施形態では、各STFフィールド1404が、2つのOFDMシンボルに対応している。一実施形態では、各LTFフィールド1408が、2つのOFDMシンボルに対応している。一実施形態では、SIGフィールド1412が、2つのOFDMシンボルに対応しており、48の長さを有している。他の実施形態では、各STFフィールド1404、各LTFフィールド1408、および、SIGフィールド1412が他の適切な長さをもつ。
制御フレーム1400も、PHYデータペイロード部分1416を含む。一実施形態では、制御フレーム1400もテール/パディング部分1420を含む。一部の実施形態および/またはシナリオでは、テール/パディング部分1420が省かれている。
一実施形態では、SIGフィールド1412が、フレーム1400が制御フレームかを示すサブフィールド1424を含む。加えてSIGフィールド1412が、フレーム制御(FC)/タイプサブフィールド1428、レシーバアドレス(RA)サブフィールド1432、第1のネットワークIDサブフィールド1436、サービスサブフィールド1440、CRCサブフィールド1444、および、テールおよび/またはパディングサブフィールド1448を含む。図24では様々なサブフィールドの長さを示しているが、他の実施形態では他の適切な長さが利用される。一部の実施形態および/または場合には、第1のネットワークIDサブフィールド1436、サービスサブフィールド1440、および、テールおよび/またはパディングサブフィールド1448を省いても良い。
一実施形態では、RAサブフィールド1220が、AIDを含む。一実施形態では、第1のネットワークIDサブフィールド1436がBSSIDの少なくとも第1の部分を含む。一実施形態では、第1のネットワークIDサブフィールド1436が、BSSIDの短いバージョンの第1の部分を含む。例えば、一実施形態では、BSSIDの短いバージョンが、BSSの周辺領域に固有である。
データペイロード部分1416は、サービスサブフィールド1452、期間サブフィールド1456、トランスミッタアドレス(TA)サブフィールド1460、第2のネットワークIDサブフィールド1464、および、CRCサブフィールド1468を含む。一部の実施形態および/または場合には、サービスサブフィールド1452、TAサブフィールド1460、および/または、第2のネットワークIDサブフィールド1464を省いても良い。たとえばサービスフィールド1440がSIGフィールド1412に含まれる場合には、サービスフィールド1452が省かれる。同様に、サービスフィールド1452が含まれる場合には、サービスフィールド1440をSIGフィールド1412から省いても良い。
一実施形態では、TAサブフィールド1460がAIDを含む。
一部の実施形態では、RAおよび/またはTAサブフィールドが、現行のIEEE802.11規格が特定するRA/TA MACヘッダフィールドより短い、および/または、これらの圧縮版である。
図27は、一実施形態における無線送信の短い制御フレームを生成する方法の一例1500のフロー図である。一実施形態では、方法1500が、ネットワークインタフェースユニット(たとえばネットワークインタフェース16および/またはネットワークインタフェース27等)により実装される。たとえばネットワークインタフェースが、方法1500を実装するよう構成されている。一部の実施形態では、方法1500が、図26を参照して上述した制御フレーム、または、別の適切な制御フレームを生成するためのものである。
ブロック1504で、フレームが制御フレームであることを示すサブフィールドを含むSIGフィールドを生成する。加えて、SIGフィールドは、フレーム制御フィールド、RAフィールド、第1のネットワークIDフィールド、サービスフィールド、およびCRCフィールドの1以上の任意の組み合わせを含むよう生成される。SIGフィールドは、一部の実施形態では、図26を参照して上述したように生成される。
ブロック1508で、サービスサブフィールド、期間サブフィールド、TAサブフィールド、第2のネットワークIDサブフィールド、およびCRCフィールドの1以上の任意の組み合わせを含むよう生成されたPHYペイロード部分を生成する。PHYペイロード部分は、一部の実施形態では、図26を参照して上述したように生成する。一実施形態では、RAフィールドを少なくとも省いたPHYペイロード部分を生成する。
ブロック1512で、(i)PHYプリアンブル、(ii)ブロック1504で生成したSIGフィールドをもつPHYヘッダ、および、(iii)ブロック1508で生成したPHYペイロード部分を含む制御フレームを生成する。
ブロック1516で、制御フレームを送信する、または送信させる。
上述した様々なブロック、動作、および技術のうち少なくともいくつかは、ハードウェア、ファームウェア命令および/またはソフトウェア命令を実行するプロセッサ、或いは、それらの何らかの組み合わせにより実装されてもよい。さらに、様々なブロック、動作、および技術のうちの幾つかを異なる順序で(および/または同時に)実行しても、所望の結果が得られる場合がある。ソフトウェア命令および/またはファームウェア命令を実行するプロセッサを用いて実装した場合、当該ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、RAMまたはROM、或いは、フラッシュメモリ、プロセッサ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブなどの磁気ディスク、光ディスク、または他の有形の記憶媒体などコンピュータ可読メモリに格納されてもよい。同様に、ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、例えばコンピュータ可読ディスクまたは他の搬送可能かつ有形のコンピュータ記憶メカニズムを含む公知の、または所望される伝達方法を介して、或いは通信媒体を介して、ユーザまたはシステムへ届けられる。典型的には通信媒体はコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータを、搬送波、または他の搬送メカニズムなどの変調データ信号で具体化する。「変調データ信号」という用語は、情報を信号内でエンコードするよう設定または変更された1以上の特性を有する信号を指す。例として、通信媒体には、有線ネットワーク、直接有線接続などの有線媒体、および、音響媒体、ラジオ周波数媒体、赤外線媒体、および他の無線媒体などの無線媒体が含まれるが、これらに限定されない。よって、ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、電話線、DSL線、ケーブルテレビ線、光ファイバー線、無線通信チャネル、インターネットなどの(搬送可能な記憶媒体を介してソフトウェアを提供することと同じ、またはそのことの代替となりうる)通信チャネルを介してユーザまたはシステムに届けられ得る。ソフトウェア命令またはファームウェア命令には、プロセッサにより実行されると当該プロセッサに様々な動作を行わせる、他のコンピュータ可読記憶媒体のメモリに格納される機械可読命令が含まれる。
ハードウェアで実装された場合、当該ハードウェアは、個別のコンポーネント、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD)などのうち1以上を備え得る。
例示のみを目的とし本願発明を限定しない特定の例を参照し本願発明を説明してきたが、本願発明の範囲から逸脱することなく、開示される実施形態の変更、追加、および/または削除などが可能である。本発明の例を下記の各項目として示す。
[項目1]
ネットワークインタフェースデバイスで、物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の最大期間を利用して、
(A)第1のオペレーションモードで動作するときには、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにして、
(B)第2のオペレーションモードで動作するときには、(i)前記PHYプロトコルを超える前記層の前記プロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにする段階と、
媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、
前記ネットワークインタフェースデバイスで、前記MSDUを含むようにMPDUを生成する段階と、
前記第2のオペレーションモードで動作するときには、
前記MPDUを生成する段階は、各受信MSDUについて、
前記MSDUの長さが、前記第2のオペレーションモードの前記最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まる最大MPDUサイズに基づいて決定される分割閾値を超えるかを判断する段階と、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMPDUに分割する段階と、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階と
前記ネットワークインタフェースデバイスで、前記MPDUを含むようにPHYプロトコルデータユニット(PPDU)を生成する段階と、
前記PPDUを送信させる段階と
を有し、
前記PPDUのそれぞれは、前記PPDUの最大期間以下の期間を有する、方法。
[項目2]
前記分割閾値は第1の分割閾値であり、
前記第2のオペレーションモードで動作するときには、
前記MPDUを生成する段階は、各受信MSDUについて、
前記MSDUの長さが第2の分割閾値を超えるかを判断する段階と、
前記MSDUの長さが前記第2の分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMPDUに分割する段階と、
前記MSDUの長さが、前記第2の分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階と
を有する、
項目1に記載の方法。
[項目3]
前記第2の分割閾値は、前記第1の分割閾値よりも大きい、項目2に記載の方法。
[項目4]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の最大期間を利用して、
(A)第1のオペレーションモードで動作するときには、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにして、
(B)第2のオペレーションモードで動作するときには、(i)前記PHYプロトコルを超える前記層の前記プロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにして、
媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を含むようにMPDUを生成し、
前記第2のオペレーションモードで動作するときには、前記ネットワークインタフェースは、各MSDUについて、
前記MSDUの長さが、前記第2のオペレーションモードの前記最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まる最大MPDUサイズに基づいて決定される分割閾値を超えるかを判断し、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMPDUに分割し、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成し、
前記MPDUを含むようにPHYプロトコルデータユニット(PPDU)を生成し、
前記PPDUを送信させ、
前記PPDUのそれぞれは、前記PPDUの最大期間以下の期間を有する、装置。
[項目5]
前記分割閾値は第1の分割閾値であり、
前記第2のオペレーションモードで動作するときには、前記ネットワークインタフェースは、各MSDUについて、
前記MSDUの長さが第2の分割閾値を超えるかを判断し、
前記MSDUの長さが前記第2の分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMPDUに分割し、
前記MSDUの長さが、前記第2の分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成する、項目4に記載の装置。
[項目6]
前記第2の分割閾値は、前記第1の分割閾値よりも大きい、項目5に記載の装置。
[項目7]
媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、
(i)前記MSDUを第1のオペレーションモードで送信するか、(ii)前記MSDUを、前記第1のオペレーションモードよりも長距離送信に対応する第2のオペレーションモードで送信するかを判断する段階と、
前記MSDUを前記第1のオペレーションモードで送信する場合、
前記MSDUの長さが前記第1のオペレーションモードに対応する第1の分割閾値を超えるかを判断する段階と、
前記MSDUの長さが前記第1の分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割する段階と、
前記MSDUの長さが前記第1の分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階と、
前記MSDUを第2のオペレーションモードで送信すると判断したときには、前記MSDUの長さが、前記第2のオペレーションモードに対応する第2の分割閾値を超えるかを判断する段階と、
前記MSDUの長さが前記第2の分割閾値を超えると判断されたときには、前記MSDUを複数のMPDUに分割する段階と、
前記MSDUの長さが前記第2の分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む前記1つのMPDUを生成する段階と
を有する、方法。
[項目8]
前記第1の分割閾値は、前記第1のオペレーションモードの最低可能データレートに基づいて決定される、項目7に記載の方法。
[項目9]
前記第2の分割閾値は、前記第2のオペレーションモードの最低可能データレートに基づいて決定され、
前記第2の分割閾値は、前記第1の分割閾値より小さい、項目8に記載の方法。
[項目10]
前記第1のオペレーションモードは、前記第1のオペレーションモードの第1の最低可能データレートを含む複数の第1の可能データレートを含み、
前記第2のオペレーションモードは、前記第2のオペレーションモードの第2の最低可能データレートを含む複数の第2の可能データレートを含み、
前記第2の最低可能データレートは、前記第1の最低可能データレートより低い、項目7に記載の方法。
[項目11]
前記第2のオペレーションモードは、物理層データユニット(PHYデータユニット)が前記第1のオペレーションモードで生成される第2のクロックレートよりも低い第1のクロックレートでPHYデータユニットを生成することに対応する、項目7に記載の方法。
[項目12]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
(i)媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を第1のオペレーションモードで送信するか、(ii)前記MSDUを、前記第1のオペレーションモードよりも長距離送信に対応する第2のオペレーションモードで送信するかを判断し、
前記MSDUを前記第1のオペレーションモードで送信する場合、
前記MSDUの長さが前記第1のオペレーションモードに対応する第1の分割閾値を超えるかを判断し、
前記MSDUの長さが前記第1の分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割し、
前記MSDUの長さが前記第1の分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成し、
前記MSDUを第2のオペレーションモードで送信すると判断したときには、前記MSDUの長さが、前記第2のオペレーションモードに対応する第2の分割閾値を超えるかを判断し、
前記MSDUの長さが前記第2の分割閾値を超えると判断されたときには、前記MSDUを複数のMPDUに分割し、
前記MSDUの長さが前記第2の分割閾値を超えないと判断されたときには、前記MSDUを含む前記1つのMPDUを生成する、装置。
[項目13]
前記第1の分割閾値は、前記第1のオペレーションモードの最低可能データレートに基づいて決定される、項目12に記載の装置。
[項目14]
前記第2の分割閾値は、前記第2のオペレーションモードの最低可能データレートに基づいて決定され、
前記第2の分割閾値は、前記第1の分割閾値より小さい、項目13に記載の装置。
[項目15]
前記第1のオペレーションモードは、前記第1のオペレーションモードの第1の最低可能データレートを含む複数の第1の可能データレートを含み、
前記第2のオペレーションモードは、前記第2のオペレーションモードの第2の最低可能データレートを含む複数の第2の可能データレートを含み、
前記第2の最低可能データレートは、前記第1の最低可能データレートより低い、項目12に記載の装置。
[項目16]
前記第2のオペレーションモードは、物理層データユニット(PHYデータユニット)が前記第1のオペレーションモードで生成される第2のクロックレートよりも低い第1のクロックレートでPHYデータユニットを生成することに対応する、項目12に記載の装置。
[項目17]
第1のオペレーションモードで動作するときには、第1の物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の最大期間を利用して、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにする段階と、
第2のオペレーションモードで動作するときには、第2のPPDUの最大期間を利用して、(i)前記PHYプロトコルを超える前記層の前記プロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにする段階と
を備える方法。
[項目18]
前記第1のオペレーションモードは、前記第1のオペレーションモードの第1の最低可能データレートを含む複数の第1の可能データレートを含み、
前記第2のオペレーションモードは、前記第2のオペレーションモードの第2の最低可能データレートを含む複数の第2の可能データレートを含み、
前記第2の最低可能データレートは、前記第1の最低可能データレートより低い、項目17に記載の方法。
[項目19]
前記第2のオペレーションモードは、PPDUが前記第1のオペレーションモードで生成される第2のクロックレートよりも低い第1のクロックレートでPPDUを生成することに対応する、項目17に記載の方法。
[項目20]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
第1のオペレーションモードで動作するときには、第1の物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PPDU)の最大期間を利用して、(i)プロトコルスタックのPHYプロトコルを超える層のプロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第1のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まるようにして、
第2のオペレーションモードで動作するときには、第2のPPDUの最大期間を利用して、(i)前記PHYプロトコルを超える前記層の前記プロトコルが定義し、(ii)前記PHYプロトコルを超える前記プロトコルが定義する最大長を有するデータユニットが、前記第2のオペレーションモードの最低可能データレートの1つのPPDU内に完全に収まらないようにする、装置。
[項目21]
前記第1のオペレーションモードは、前記第1のオペレーションモードの第1の最低可能データレートを含む複数の第1の可能データレートを含み、
前記第2のオペレーションモードは、前記第2のオペレーションモードの第2の最低可能データレートを含む複数の第2の可能データレートを含み、
前記第2の最低可能データレートは、前記第1の最低可能データレートより低い、項目20に記載の装置。
[項目22]
前記第2のオペレーションモードは、PPDUが前記第1のオペレーションモードで生成される第2のクロックレートよりも低い第1のクロックレートでPPDUを生成することに対応する、項目20に記載の装置。
[項目23]
PHYデータユニットの期間の情報を含むPHYヘッダを生成する段階と、
プリアンブルを生成する段階と、
前記プリアンブルと前記PHYヘッダとを含む前記PHYデータユニットを生成する段階と、
前記PHYデータユニットを送信させる段階と
を備える、無線ネットワークの節電を促す方法。
[項目24]
前記PHYヘッダを生成する段階は、
宛先アドレスの情報を含む前記PHYヘッダを生成する段階を有する、項目23に記載の方法。
[項目25]
前記PHYヘッダを生成する段階は、
前記PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報を含む前記PHYヘッダを生成する段階を有する、項目23に記載の方法。
[項目26]
前記PHYヘッダを生成する段階は、
前記PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報を含む前記PHYヘッダを生成する段階を有する、項目23に記載の方法。
[項目27]
前記PHYヘッダを生成する段階は、
前記PHYデータユニットの前記期間の前記情報を含む信号フィールドを生成する段階と、
前記信号フィールドを含む前記PHYヘッダを生成する段階と
を有する、項目23に記載の方法。
[項目28]
前記信号フィールドを生成する段階は、
宛先アドレスの情報を含む前記信号フィールドを生成する段階を含む、項目27に記載の方法。
[項目29]
前記信号フィールドを生成する段階は、
前記PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報を含む前記信号フィールドを生成する段階を含む、項目27に記載の方法。
[項目30]
前記信号フィールドを生成する段階は、
前記PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報を含む前記信号フィールドを生成する段階を有する、項目27に記載の方法。
[項目31]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
無線ネットワークで節電を促すための情報を含むPHYヘッダを生成し、
前記無線ネットワークで節電を促すための前記情報は、PHYデータユニットの期間の情報を含み、
前記ネットワークインタフェースは、
プリアンブルを生成し、
前記プリアンブルと前記PHYヘッダとを含む前記PHYデータユニットを生成し、
前記PHYデータユニットを送信させる、装置。
[項目32]
前記ネットワークインタフェースは、宛先アドレスの情報を含む前記PHYヘッダを生成する、項目31に記載の装置。
[項目33]
前記ネットワークインタフェースは、前記PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報を含む前記PHYヘッダを生成する、項目31に記載の装置。
[項目34]
前記ネットワークインタフェースは、前記PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報を含む前記PHYヘッダを生成する、項目31に記載の装置。
[項目35]
前記ネットワークインタフェースは、
前記PHYデータユニットの前記期間の前記情報を含む信号フィールドを生成し、
前記信号フィールドを含む前記PHYヘッダを生成する、項目31に記載の装置。
[項目36]
前記ネットワークインタフェースは、
宛先アドレスの情報を含む前記信号フィールドを生成する、項目35に記載の装置。
[項目37]
前記ネットワークインタフェースは、
前記PHYデータユニットがユニキャストフレームに対応しているかを示す情報を含む前記信号フィールドを生成する、項目35に記載の装置。
[項目38]
前記ネットワークインタフェースは、
前記PHYデータユニットがAPにより送信されているかを示す情報を含む前記信号フィールドを生成する、項目35に記載の装置。
[項目39]
ネットワークインタフェースで、基本サービスセット情報(BSS情報)が変更されているかを判断する段階と、
BSS情報が変更されていると判断されると、前記ネットワークインタフェースで、変更された前記BSS情報の少なくとも一部を含む1以上の第1のBSS情報エレメント(第1のBSS IE)を生成する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、(i)前記1以上の第1のBSS IEを含み、(ii)変更されていないBSS情報に対応する1以上の第2のBSS IEを省いたビーコンフレームを生成する段階と、
前記ビーコンフレームを前記ネットワークインタフェースで送信する段階と
を備える方法。
[項目40]
BSS情報が変更されていると判断されると、前記ネットワークインタフェースで、前記1以上の第1のBSS IEが前記ビーコンフレームに含まれると示すインジケータフィールドを生成する段階をさらに備え、
前記ビーコンフレームを生成する段階は、前記インジケータフィールドを含む前記ビーコンフレームを生成する段階を有する、項目39に記載の方法。
[項目41]
前記ビーコンフレームは、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くように生成され、
前記ビーコンフレームは、前記1以上の第3のBSS IEに対応するBSS情報が変更されたことを示すインジケータを含むよう生成され、
前記方法はさらに、
前記ネットワークインタフェースで、前記ビーコンに呼応したプローブ要求フレームを受信する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、前記プローブ要求フレームに呼応しており、1以上の第3のBSS IEを含むプローブ応答フレームを生成する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、前記プローブ応答フレームを送信する段階と
を備える、項目39に記載の方法。
[項目42]
前記ビーコンフレームは第1のビーコンフレームであり、
前記第1のビーコンフレームは、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くよう生成され、
前記方法はさらに、
前記ネットワークインタフェースで、(i)前記1以上の第3のBSS IEを含み、(ii)前記1以上の第1のBSS IEを省かれた第2のビーコンフレームを生成する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、前記第2のビーコンフレームを送信する段階と
を備える、項目39に記載の方法。
[項目43]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
基本サービスセット情報(BSS情報)が変更されているかを判断し、
BSS情報が変更されていると判断されると、変更された前記BSS情報の少なくとも一部を含む1以上の第1のBSS情報エレメント(第1のBSS IE)を生成し、
(i)前記1以上の第1のBSS IEを含み、(ii)変更されていないBSS情報に対応する1以上の第2のBSS IEを省いたビーコンフレームを生成し、
前記ビーコンフレームを送信させる、装置。
[項目44]
前記ネットワークインタフェースは、
BSS情報が変更されていると判断されると、前記1以上の第1のBSS IEが前記ビーコンフレームに含まれると示すインジケータフィールドを生成し、
前記インジケータフィールドを含む前記ビーコンフレームを生成する、項目43に記載の装置。
[項目45]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ビーコンフレームを、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くように生成し、
前記ビーコンフレームを、前記1以上の第3のBSS IEに対応するBSS情報が変更されたことを示すインジケータを含むよう生成し、
前記ビーコンに呼応したプローブ要求フレームを受信し、
前記プローブ要求フレームに呼応しており、1以上の第3のBSS IEを含むプローブ応答フレームを生成し、
前記プローブ応答フレームを送信させる、項目43に記載の装置。
[項目46]
前記ビーコンフレームは第1のビーコンフレームであり、
前記ネットワークインタフェースは、
前記第1のビーコンフレームを、変更されたBSS情報に対応する1以上の第3のBSS IEを省くよう生成し、
(i)前記1以上の第3のBSS IEを含み、(ii)前記1以上の第1のBSS IEを省かれた第2のビーコンフレームを生成し、
前記第2のビーコンフレームを送信させる、項目43に記載の装置。
[項目47]
タイムスタンプフィールドを生成する段階と、
基本サービスセット(BSS)情報が変更されているかを示す変更インジケータフィールドを生成する段階と、
(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの少なくとも1つの前に生じる前記ビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する段階と、
前記ビーコンフレームを送信する段階と
を備える方法。
[項目48]
前記ビーコンフレームは、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの両方の前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される、項目47に記載の方法。
[項目49]
アクセスポイントが、1以上の局のためにバッファリングした情報を有しているかを示すトラフィック表示フィールドを生成する段階をさらに備え、
前記ビーコンフレームは、前記トラフィック表示フィールドの前に生じる前記ビーコンフレームのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される、項目47に記載の方法。
[項目50]
前記ビーコンフレームは、(i)前記タイムスタンプフィールド、(ii)前記変更インジケータフィールド、および、(iii)前記トラフィック表示フィールドのすべての前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される、項目49に記載の方法。
[項目51]
前記ビーコンフレームは、
(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを、前記ビーコンフレームの前記ヘッダに含むよう、および、
前記トラフィック表示フィールドを、前記ビーコンフレームのペイロード部分の情報エレメントとして含むよう、生成される、項目49に記載の方法。
[項目52]
前記ビーコンフレームの前記ペイロード部分に前記トラフィック表示フィールドが存在するかを示すインジケータフィールドを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成する段階をさらに備える、項目51に記載の方法。
[項目53]
(i)必須の固定長フィールドのみを有する第1のヘッダ部分と、(ii)(a)固定長フィールドのみをもち(b)任意の固定長フィールドを含む第2のヘッダ部分とを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成する段階と、
ペイロードを生成する段階と
をさらに備え、
前記ビーコンフレームは、(i)前記ヘッダの前記第2の部分が、前記ヘッダの前記第1の部分の直後に後続するよう、および、(ii)前記ペイロードが、前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続するよう、生成される、項目47に記載の方法。
[項目54]
前記ヘッダの前記第1の部分は、(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むよう生成され、
前記ペイロードは、トラフィック表示フィールドを含むよう生成され、
前記トラフィック表示フィールドは、前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続する、項目53に記載の方法。
[項目55]
1以上のフィールドが前記ヘッダの前記第2の部分に含まれているかを示す1以上のインジケータを含むよう前記ヘッダの前記第1の部分を生成する段階をさらに備える、項目54に記載の方法。
[項目56]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
タイムスタンプフィールドを生成し、
基本サービスセット(BSS)情報が変更されているかを示す変更インジケータフィールドを生成し、
(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの少なくとも1つの前に生じる前記ビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成し、
前記ビーコンフレームを送信させる、装置。
[項目57]
前記ネットワークインタフェースは、前記ビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの両方の前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する、項目56に記載の装置。
[項目58]
前記ネットワークインタフェースは、
アクセスポイントが、1以上の局のためにバッファリングした情報を有しているかを示すトラフィック表示フィールドを生成し、
前記ビーコンフレームを、前記トラフィック表示フィールドの前に生じる前記ビーコンフレームのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する、項目56に記載の装置。
[項目59]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールド、(ii)前記変更インジケータフィールド、および、(iii)前記トラフィック表示フィールドのすべての前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する、項目58に記載の装置。
[項目60]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ビーコンフレームを、
(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを、前記ビーコンフレームの前記ヘッダに含むよう、および、
前記トラフィック表示フィールドを、前記ビーコンフレームのペイロード部分の情報エレメントとして含むよう、生成する、項目58に記載の装置。
[項目61]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ビーコンフレームの前記ペイロード部分に前記トラフィック表示フィールドが存在するかを示すインジケータフィールドを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成する、項目60に記載の装置。
[項目62]
前記ネットワークインタフェースは、
(i)必須の固定長フィールドのみを有する第1のヘッダ部分と、(ii)(a)固定長フィールドのみをもち(b)任意の固定長フィールドを含む第2のヘッダ部分とを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成し、
ペイロードを生成し、
前記ビーコンフレームを、(i)前記ヘッダの前記第2の部分が、前記ヘッダの前記第1の部分の直後に後続するよう、および、(ii)前記ペイロードが、前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続するよう、生成する、項目56に記載の装置。
[項目63]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ヘッダの前記第1の部分を、(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むよう生成し、
前記ペイロードを、トラフィック表示フィールドを含むよう生成し、
前記ビーコンフレームを、前記トラフィック表示フィールドが前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続するよう生成する、項目62に記載の装置。
[項目64]
前記ネットワークインタフェースは、
1以上のフィールドが前記ヘッダの前記第2の部分に含まれているかを示す1以上のインジケータを含むよう前記ヘッダの前記第1の部分を生成する、項目63に記載の装置。
[項目65]
ネットワークインタフェースで、(i)物理層データユニット(PHYデータユニット)が制御フレームであることを示すフィールドと、(ii)フレーム制御フィールド、レシーバアドレスフィールド(RAフィールド)、および、巡回冗長検査フィールド(CRCフィールド)のうち1以上とを含む信号フィールドを生成する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、(i)サービスフィールド、トランスミッタアドレスフィールド(TAフィールド)、ネットワークIDフィールド、および、CRCフィールドの1以上を含み、(ii)RAフィールドが省かれたPHYデータペイロードを生成する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、(i)プリアンブルと、(ii)前記信号フィールドを含むPHYヘッダと、(iii)前記PHYデータペイロードとを含む前記PHYデータユニットを生成する段階と、
前記PHYデータユニットを前記ネットワークインタフェースで送信する段階と
をさらに備える方法。
[項目66]
前記PHYデータペイロードの前記ネットワークIDフィールドは、第2のネットワークIDフィールドであり、
前記信号フィールドを生成する段階は、
第1のネットワークIDフィールドを含むよう前記信号フィールドを生成する段階を有する、項目65に記載の方法。
[項目67]
前記第1のネットワークIDフィールドは、基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、
前記第2のネットワークIDフィールドは、前記BSSIDの第2の部分を含む、項目66に記載の方法。
[項目68]
前記第1のネットワークIDフィールドは、短縮された、または、圧縮された基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、
前記第2のネットワークIDフィールドは、前記短縮された、または、圧縮されたBSSIDの第2の部分を含む、項目66に記載の方法。
[項目69]
前記信号フィールドを生成する段階は、
サービスフィールドを含む前記信号フィールドを生成する段階と、
前記サービスフィールドを省いた前記PHYデータペイロードを生成する段階と
を有する、項目65に記載の方法。
[項目70]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
(i)物理層データユニット(PHYデータユニット)が制御フレームであることを示すフィールドと、(ii)フレーム制御フィールド、レシーバアドレスフィールド(RAフィールド)、および、巡回冗長検査フィールド(CRCフィールド)のうち1以上とを含む信号フィールドを生成し、
(i)サービスフィールド、トランスミッタアドレスフィールド(TAフィールド)、ネットワークIDフィールド、および、CRCフィールドの1以上を含み、(ii)RAフィールドが省かれたPHYデータペイロードを生成し、
(i)プリアンブルと、(ii)前記信号フィールドを含むPHYヘッダと、(iii)前記PHYデータペイロードとを含む前記PHYデータユニットを生成し、
前記PHYデータユニットを送信させる、装置。
[項目71]
前記PHYデータペイロードの前記ネットワークIDフィールドは、第2のネットワークIDフィールドであり、
前記ネットワークインタフェースは、
第1のネットワークIDフィールドを含むよう前記信号フィールドを生成する、項目70に記載の装置。
[項目72]
前記第1のネットワークIDフィールドは、基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、
前記第2のネットワークIDフィールドは、前記BSSIDの第2の部分を含む、項目71に記載の装置。
[項目73]
前記第1のネットワークIDフィールドは、短縮された、または、圧縮された基本サービスセット識別子(BSSID)の第1の部分を含み、
前記第2のネットワークIDフィールドは、前記短縮された、または、圧縮されたBSSIDの第2の部分を含む、項目71に記載の装置。
[項目74]
前記ネットワークインタフェースは、
サービスフィールドを含む前記信号フィールドを生成し、
前記サービスフィールドを省いた前記PHYデータペイロードを生成する、項目70に記載の装置。
[項目75]
ネットワークインタフェースで、現在の送信レートに基づいて、分割閾値を動的に決定する段階と、
媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えるかを判断する段階と、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えると判断されると、前記ネットワークインタフェースで、前記MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割する段階と、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えないと判断されると、前記ネットワークインタフェースで、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成する段階と
を備える方法。
[項目76]
前記分割閾値を動的に決定する段階は、
送信に利用されている現在の変調符号化スキーム(MCS)に少なくとも基づいて、前記分割閾値を決定する段階を有する、項目75に記載の方法。
[項目77]
前記分割閾値を動的に決定する段階は、
送信に利用されている現在の空間ストリーム数に少なくとも基づいて、前記分割閾値を決定する段階を有する、項目75に記載の方法。
[項目78]
前記分割閾値を動的に決定する段階は、
送信に利用されている現在の帯域幅に少なくとも基づいて、前記分割閾値を決定する段階を有する、項目75に記載の方法。
[項目79]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
現在の送信レートに基づいて、分割閾値を動的に決定し、
媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)の長さが前記分割閾値を超えるかを判断する段階と、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割し、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えないと判断されると、前記MSDUを含む1つのMPDUを生成する、装置。
[項目80]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ネットワークインタフェースによって送信に利用されている現在の変調符号化スキーム(MCS)に少なくとも基づいて、前記分割閾値を決定する、項目79に記載の装置。
[項目81]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ネットワークインタフェースによって送信に利用されている現在の空間ストリーム数に少なくとも基づいて、前記分割閾値を動的に決定する、項目79に記載の装置。
[項目82]
前記ネットワークインタフェースは、
前記ネットワークインタフェースによって送信に利用されている現在の帯域幅に少なくとも基づいて、前記分割閾値を決定する、項目79に記載の装置。
[項目83]
媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を受信する段階と、
ネットワークインタフェースで、前記MSDUの長さが分割閾値を超えるかを判断する段階と、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えると判断されると、前記ネットワークインタフェースで、前記MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割する段階と、
前記ネットワークインタフェースで、前記MSDUに対応する複数のMPDUを統合MPDU(A−MPDU)に統合する段階と
を備える方法。
[項目84]
前記A−MPDUは、前記MSDUに対応する前記複数のMPDUのすべてを含む、項目83に記載の方法。
[項目85]
前記A−MPDUは、前記MSDUに対応する前記複数のMPDUの一部を含む、項目83に記載の方法。
[項目86]
前記A−MPDUは、別のMSDUに対応する1以上のMPDUを含む、項目85に記載の方法。
[項目87]
ネットワークインタフェースを備える装置であって、
前記ネットワークインタフェースは、
媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)の長さが分割閾値を超えるかを判断し、
前記MSDUの長さが前記分割閾値を超えると判断されると、前記MSDUを複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)に分割し、
前記MSDUに対応する複数のMPDUを統合MPDU(A−MPDU)に統合する、装置。
[項目88]
前記A−MPDUは、前記MSDUに対応する前記複数のMPDUのすべてを含む、項目87に記載の装置。
[項目89]
前記A−MPDUは、前記MSDUに対応する前記複数のMPDUの一部を含む、項目87に記載の装置。
[項目90]
前記A−MPDUは、別のMSDUに対応する1以上のMPDUを含む、項目89に記載の装置。


Claims (18)

  1. タイムスタンプフィールドを生成する段階と、
    基本サービスセット(BSS)情報が変更されているかを示す変更インジケータフィールドを生成する段階と、
    (i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの少なくとも1つの前に生じる前記ビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する段階と、
    前記ビーコンフレームを送信する段階と
    を備える方法。
  2. 前記ビーコンフレームは、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの両方の前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される、請求項1に記載の方法。
  3. アクセスポイントが、1以上の局のためにバッファリングした情報を有しているかを示すトラフィック表示フィールドを生成する段階をさらに備え、
    前記ビーコンフレームは、前記トラフィック表示フィールドの前に生じる前記ビーコンフレームのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ビーコンフレームは、(i)前記タイムスタンプフィールド、(ii)前記変更インジケータフィールド、および、(iii)前記トラフィック表示フィールドのすべての前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ビーコンフレームは、
    (i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを、前記ビーコンフレームの前記ヘッダに含むよう、および、
    前記トラフィック表示フィールドを、前記ビーコンフレームのペイロード部分の情報エレメントとして含むよう、生成される、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記ビーコンフレームの前記ペイロード部分に前記トラフィック表示フィールドが存在するかを示すインジケータフィールドを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成する段階をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. (i)必須の固定長フィールドのみを有する第1のヘッダ部分と、(ii)(a)固定長フィールドのみをもち(b)任意の固定長フィールドを含む第2のヘッダ部分とを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成する段階と、
    ペイロードを生成する段階と
    をさらに備え、
    前記ビーコンフレームは、(i)前記ヘッダの前記第2の部分が、前記ヘッダの前記第1の部分の直後に後続するよう、および、(ii)前記ペイロードが、前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続するよう、生成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ヘッダの前記第1の部分は、(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むよう生成され、
    前記ペイロードは、トラフィック表示フィールドを含むよう生成され、
    前記トラフィック表示フィールドは、前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続する、請求項7に記載の方法。
  9. 1以上のフィールドが前記ヘッダの前記第2の部分に含まれているかを示す1以上のインジケータを含むよう前記ヘッダの前記第1の部分を生成する段階をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. ネットワークインタフェースを備える装置であって、
    前記ネットワークインタフェースは、
    タイムスタンプフィールドを生成し、
    基本サービスセット(BSS)情報が変更されているかを示す変更インジケータフィールドを生成し、
    (i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの少なくとも1つの前に生じる前記ビーコンフレームのヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成し、
    前記ビーコンフレームを送信させる、装置。
  11. 前記ネットワークインタフェースは、前記ビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールドおよび(ii)前記変更インジケータフィールドの両方の前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記ネットワークインタフェースは、
    アクセスポイントが、1以上の局のためにバッファリングした情報を有しているかを示すトラフィック表示フィールドを生成し、
    前記ビーコンフレームを、前記トラフィック表示フィールドの前に生じる前記ビーコンフレームのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する、請求項10または11に記載の装置。
  13. 前記ネットワークインタフェースは、
    前記ビーコンフレームを、(i)前記タイムスタンプフィールド、(ii)前記変更インジケータフィールド、および、(iii)前記トラフィック表示フィールドのすべての前に生じる前記ビーコンフレームの前記ヘッダのすべてのフィールドが固定長フィールドとなるように生成する、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ネットワークインタフェースは、
    前記ビーコンフレームを、
    (i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを、前記ビーコンフレームの前記ヘッダに含むよう、および、
    前記トラフィック表示フィールドを、前記ビーコンフレームのペイロード部分の情報エレメントとして含むよう、生成する、請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記ネットワークインタフェースは、
    前記ビーコンフレームの前記ペイロード部分に前記トラフィック表示フィールドが存在するかを示すインジケータフィールドを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記ネットワークインタフェースは、
    (i)必須の固定長フィールドのみを有する第1のヘッダ部分と、(ii)(a)固定長フィールドのみをもち(b)任意の固定長フィールドを含む第2のヘッダ部分とを含むよう、前記ビーコンフレームの前記ヘッダを生成し、
    ペイロードを生成し、
    前記ビーコンフレームを、(i)前記ヘッダの前記第2の部分が、前記ヘッダの前記第1の部分の直後に後続するよう、および、(ii)前記ペイロードが、前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続するよう、生成する、請求項10から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記ネットワークインタフェースは、
    前記ヘッダの前記第1の部分を、(i)前記タイムスタンプフィールドと(ii)前記変更インジケータフィールドとを含むよう生成し、
    前記ペイロードを、トラフィック表示フィールドを含むよう生成し、
    前記ビーコンフレームを、前記トラフィック表示フィールドが前記ヘッダの前記第2の部分の直後に後続するよう生成する、請求項16に記載の装置。
  18. 前記ネットワークインタフェースは、
    1以上のフィールドが前記ヘッダの前記第2の部分に含まれているかを示す1以上のインジケータを含むよう前記ヘッダの前記第1の部分を生成する、請求項17に記載の装置。
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