JP2019220541A - 光ファイバレーザ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第1実施形態に係る光ファイバレーザ装置の一例について図1〜図4を用いて説明する。なお、図中に示す矢印Hは、装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは、装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは、装置奥行き方向(水平方向)を示す。
光ファイバレーザ装置10は、図1に示されるように、所定の波長領域の励起光を出力する励起光源20と、第1ファイバブラッググレーティング32(以下「第1FBG32」)が形成されている光ファイバ30と、希土類添加ファイバ50とを有する。さらに、光ファイバレーザ装置10は、偏波ファイバ60と、第2ファイバブラッググレーティング82(以下「第2FBG82」)が形成されている光ファイバ80と、レーザ光を受光する受光部96とを有する。
励起光源20は、例えば、半導体レーザ等であって、図1に示されるように、光ファイバ30の一端に対向するように配置されている。そして、励起光源20は、光ファイバ30の一端にむけて、偏波特性を有さない励起光を出力するようになっている。本実施形態では、励起光源20は、例えば、波長が975〔nm〕の励起光を出力するようになっている。
−光ファイバ30−
光ファイバ30は、偏波無依存型の光ファイバであって、図1に示されるように、一端が励起光源20と対向し、内部に応力が発生しない(付与されない)ように装置幅方向に延びるように直線状に配置されている。この光ファイバ30は、図3(A)に示されるように、コア34と、コア34を被覆しているクラッド36と、クラッド36を被覆している樹脂クラッド38とを有している。ここで、偏波無依存型の光ファイバとは、偏波面が向く方向に係わらず光を伝搬させる光ファイバであって、例えば、単一偏波の光が入力された場合は、偏波特性を維持して光を伝搬させる光ファイバである。具体的には、単一偏波の光が入力された場合は、偏波面の傾きが生じながらも、単一偏波を維持して光を伝搬させる光ファイバである。なお、偏波面とは、光を構成する電磁波の振動の向きと、この電磁波の伝搬方向を含む面である。
光ファイバ80は、偏波無依存型の光ファイバであって、図1に示されるように、端部が受光部96と対向し、内部に応力が発生しないように装置幅方向に延びるように直線状に配置されている。この光ファイバ80は、図3(A)に示されるように、コア84と、コア84を被覆しているクラッド86と、クラッド86を被覆している樹脂クラッド88とを有している。
希土類添加ファイバ50は、偏波無依存型の光ファイバであって、図1に示されるように、光ファイバ30を挟んで励起光源20の反対側に配置されている。また、希土類添加ファイバ50は、内部に応力が発生しないように大きな径でコイル状に巻かれている。具体的には、コイル状に巻かれている部分における断面の縦横比が予め決められた比以下となるようになっている。さらに、希土類添加ファイバ50は、図3(B)に示されるように、希土類元素が添加されたコア54と、コア54を被覆しているクラッド56と、クラッド56を被覆している樹脂クラッド58とを有している。
偏波ファイバ60は、偏波依存型の光ファイバであって、図1に示されるように、希土類添加ファイバ50と光ファイバ80との間に配置されている。具体的には、偏波ファイバ60は、偏波依存型の一態様である偏波保持型の光ファイバである。さらに、偏波ファイバ60は、図2(A)に示されるように、コア64と、コア64を被覆しているクラッド66と、クラッド66を被覆している樹脂クラッド68とを有している。
受光部96は、増幅されたレーザ光が入力される各種装置であり、例えば、受光したレーザ光を1/2波長の光に変換するSHG素子等である。受光部96がSHG素子である場合は、この受光部96は、光ファイバ80から出力された波長が1080〔nm〕のレーザ光(赤外色)を波長が540〔nm〕のレーザ光(緑色)に変換する。
次に、光ファイバレーザ装置10の作用について説明する。
以上説明したように、偏波ファイバ60を伝搬する光は、単一偏波となる。また、単一偏波の光は、偏波無依存型の光ファイバ30、偏波無依存型の希土類添加ファイバ50、及び偏波無依存型の光ファイバ80を伝搬しても偏波特性が維持される。これにより、光ファイバレーザ装置10に用いられる全ての光ファイバを偏波依存型とすることなく(少なくとも1個以上の偏波無依存型の光ファイバが用いられている)、単一偏波のレーザ光を出力させることができる。
本発明の第2実施形態に係る光ファイバレーザ装置の一例について図5、図6を用いて説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
本発明の第3実施形態に係る光ファイバレーザ装置の一例について図7を用いて説明する。なお、第3実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
本発明の第4実施形態に係る光ファイバレーザ装置の一例について図8を用いて説明する。なお、第4実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
26 偏波ファイバ
30 光ファイバ(第一ファイバの一例)
32 第1FBG
50 希土類添加ファイバ
60 偏波ファイバ
80 光ファイバ(第二ファイバの一例)
82 第2FBG
210 光ファイバレーザ装置
260 偏波ファイバ
310 光ファイバレーザ装置
360 偏波ファイバ
410 光ファイバレーザ装置
414 1/2波長板(変更部材の一例)
416 偏光ビームスプリッタ
418 制御部
Claims (5)
- 希土類元素が添加されている偏波無依存型の希土類添加ファイバと、
前記希土類添加ファイバの一端に端部が接続され、第1FBGが形成されている偏波無依存型の第1ファイバと、
前記希土類添加ファイバの他端に一端が接続されている偏波依存型の偏波ファイバと、
前記偏波ファイバの他端に端部が接続され、前記第1FBGの反射率と比して低い反射率の第2FBGが形成されている第2ファイバと、
を備えた光ファイバレーザ装置。 - 前記偏波ファイバは、偏波保持型の光ファイバである請求項1に記載の光ファイバレーザ装置。
- 前記第2ファイバは、偏波保持型の光ファイバである請求項2に記載の光ファイバレーザ装置。
- 前記偏波ファイバは、少なくとも一部が円弧状に曲げられている請求項1〜3の何れか1項に記載の光ファイバレーザ装置。
- 前記第2ファイバから出力された光の偏波面の方向を変更して出力することができる変更部材と、
前記変更部材から出力された光が入力される偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタによって分離された光の偏波面の方向に基づき、前記変更部材を制御して前記変更部材から出力される光の偏波面の方向を変更させる制御部と、
を備える請求項1、2、4の何れか1項に記載の光ファイバレーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018115793A JP6806113B2 (ja) | 2018-06-19 | 2018-06-19 | 光ファイバレーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018115793A JP6806113B2 (ja) | 2018-06-19 | 2018-06-19 | 光ファイバレーザ装置 |
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JP2019220541A true JP2019220541A (ja) | 2019-12-26 |
JP6806113B2 JP6806113B2 (ja) | 2021-01-06 |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6806113B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113325517A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-08-31 | 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 | 光纤端帽及光纤激光器 |
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- 2018-06-19 JP JP2018115793A patent/JP6806113B2/ja active Active
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CN113325517A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-08-31 | 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 | 光纤端帽及光纤激光器 |
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