JP2019220419A - 蓄電装置 - Google Patents

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洋介 西村
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Abstract

【課題】終端部材から蓄電素子に局所的な力が加わり難い蓄電装置の提供。【解決手段】少なくとも一つの蓄電素子2と、少なくとも一つの蓄電素子2を保持する保持部材と、を備え、保持部材は、第一方向において少なくとも一つの蓄電素子の両側に配置される一対の終端部材40と、終端部材40における端部同士を接続する接続部材43と、を有し、終端部材40は、第一方向と直交する仮想面に沿って広がり且つ接続部材43と連結される被連結部434と、被連結部434と隣接し且つ蓄電素子側に向けて膨出する膨出部422と、を有し、被連結部434は、終端部材40における第二方向の端部に含まれると共に、端部において被連結部434以外の部位より第二方向に突出している蓄電装置1。【選択図】図2

Description

本発明は、少なくとも一つの蓄電素子と、少なくとも一つの蓄電素子を保持する保持部材と、を備える蓄電装置に関する。
従来から、図7に示すような、複数の蓄電セル501がエンドプレート504と側部締結フレーム505によって囲まれるように保持される蓄電モジュール500が知られている。(特許文献1参照)。この蓄電モジュール500の具体的な構成は以下の通りである。
十二個の蓄電セル501と、十一個の板状の中間蓄電セルホルダ502とが積層方向に交互に重ね合わされ、積層方向両端の二個の蓄電セル501の積層方向外側に一対の板状の端部蓄電セルホルダ503が重ね合わされ、更にその積層方向外側に一対の金属製のエンドプレート504が重ね合わされる。蓄電セル501、中間蓄電セルホルダ502、端部蓄電セルホルダ503、及びエンドプレート504を積層方向に積層した状態で、一対の金属製の板状部材よりなる側部締結フレーム505の積層方向両端部を一対のエンドプレート504の幅方向両端部にボルト506で締結することで、十二個の蓄電セル501を有する蓄電モジュール500が組み立てられる。
側部締結フレーム505は、積層方向に相互に平行に延びる上部帯状部505a、中間帯状部505b及び下部帯状部505cと、これら三本の帯状部505a、505b、505cの積層方向両端部を上下方向に接続する一対の締結部505dとを備える。この締結部505dは、エンドプレート504の積層方向外面に重なるように断面L字状に構成され、エンドプレート504と重なる部分がボルト506で締結される。
エンドプレート504は、図8にも示されるように、金属板をプレス成形した第一プレート5041と、第一プレート5041に重ね合わされて一体に溶接される平坦な金属板よりなる第二プレート5042とで構成される。波型に湾曲する第一プレート5041は、幅方向に見たときに積層方向外側に突出する三個の凸部5041aと、それら三個の凸部5041a間に挟まれて積層方向外側に開放する二個の凹部5041bとを備えており、第一プレート5041及び第二プレート5042を結合することで、二個の凹部5041bと第二プレート5042との間に、幅方向に延びる二個の閉断面部5041cが形成される(図9参照)。
また第一プレート5041の幅方向端部には、それぞれ側部締結フレーム505を締結するための三本のボルト506が螺合する三個のウェルドナット507が設けられる。
以上の蓄電モジュール500では、凹部5041b同士の間隔(図8では上下方向の間隔)が大きく、凹部5041bの蓄電セル501を押圧する部位の面積がエンドプレート504の面積に比べて小さい。このため、蓄電モジュール500において、劣化によって各蓄電セル501が膨らむ等によってエンドプレート504から積層方向の端の蓄電セル501に対して押圧力が加わったとき(又は押圧力がより大きくなったとき)に、該蓄電セル501に局所的な力が加わることになる。このように、蓄電セル501に局所的な力が加わると、該蓄電セル501が性能劣化しやすくなる。
特開2015−99648号公報
そこで、本実施形態は、終端部材から蓄電素子に局所的な力が加わり難い蓄電装置を提供することを目的とする。
本実施形態の蓄電装置は、
少なくとも一つの蓄電素子と、
前記少なくとも一つの蓄電素子を保持する保持部材と、を備え、
前記保持部材は、
第一方向において前記少なくとも一つの蓄電素子の両側に配置される一対の終端部材と、
前記終端部材における前記第一方向と直交する第二方向の端部同士を接続する接続部材と、を有し、
前記一対の終端部材のうちの少なくとも一方の終端部材は、
前記第一方向と直交する仮想面に沿って広がり且つ前記接続部材と連結される被連結部と、
前記被連結部と隣接し且つ前記少なくとも一つの蓄電素子側に向けて膨出する膨出部と、を有し、
前記被連結部は、前記少なくとも一方の終端部材における前記第二方向の端部に含まれると共に、該端部において該被連結部以外の部位より前記第二方向に突出している。
かかる構成によれば、被連結部が第二方向に突出していることで、突出している部位がない端部に被連結部が含まれる場合に比べて被連結部が第二方向の外側に位置できるため、前記仮想面に沿った方向において膨出部をより大きくすることができ、これにより、蓄電素子を押圧する部位(膨出部)の押圧面(膨出部の蓄電素子と対向する面)の面積をより大きくすることが可能となり、その結果、終端部材から蓄電素子に局所的な押圧力が加わり難くなる。
また、本実施形態の蓄電装置は、
少なくとも一つの蓄電素子と、
前記少なくとも一つの蓄電素子を保持する保持部材と、を備え、
前記保持部材は、
第一方向において前記少なくとも一つの蓄電素子の両側に配置される一対の終端部材と、
前記終端部材における前記第一方向と直交する第二方向の両側の端部同士を接続する一対の接続部材と、を有し、
前記一対の終端部材のうちの少なくとも一方の終端部材は、
前記第一方向と直交する仮想面に沿って広がる第一部材と、
前記第一部材における前記少なくとも一つの蓄電素子側を向いた面に重ねられる第二部材と、を有し、
前記第二部材は、
前記第一部材における前記第二方向の端部において該第一部材に沿って広がり且つ前記接続部材と連結される被連結部と、
それぞれが前記被連結部と隣接し且つ前記少なくとも一つの蓄電素子側に向けて膨出する複数の膨出部と、を有し、
前記被連結部は、前記第二部材における前記第二方向の端部に含まれると共に、該端部において該連結部以外の部位より前記第二方向に突出し、
前記複数の膨出部のそれぞれは、前記第二方向に沿って延びている。
かかる構成によれば、被連結部が第二方向に突出していることで、突出している部位がない端部に被連結部が含まれる場合に比べて被連結部が第二方向の外側に位置できるため、前記仮想面に沿った方向において膨出部をより大きくすることができ、これにより、蓄電素子を押圧する部位(膨出部)の押圧面(膨出部の蓄電素子と対向する面)の面積をより大きくすることが可能となり、その結果、終端部材から蓄電素子に局所的な押圧力が加わり難くなる。
しかも、終端部材の第二方向の両側の端部同士が一対の接続部材によって接続されているため、例えば蓄電素子が膨張等したときに第二方向の両端部が相手側の終端部材側に引っ張られる力が各終端部材に加わるが、複数の膨出部が配置されることで、第二方向に沿って延び且つ第一方向側に延びる壁(各膨出部に含まれる壁:例えば図5の符号4220参照)が終端部材に複数形成されている状態となっているため、各終端部材において前記両端部が相手側の終端部材側に引っ張られる力に対する剛性が向上し、これにより、終端部材の変形が抑えられる。即ち、終端部材において前記引っ張られる力に対する十分な剛性が確保される。
以上より、本実施形態によれば、終端部材から蓄電素子に局所的な力が加わり難い蓄電装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る蓄電装置の斜視図である。 図2は、前記蓄電装置の分解斜視図である。 図3は、前記蓄電装置が備える終端部材の斜視図である。 図4は、前記終端部材の分解斜視図である。 図5は、図3のV−V位置における断面図である。 図6は、前記終端部材を第二部材側から見た図である。 図7は、従来の蓄電モジュールの分解斜視図である。 図8は、前記蓄電モジュールが備えるエンドプレートの分解斜視図である。 図9は、前記エンドプレートの断面を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照しつつ説明する。尚、本実施形態の各構成部材(各構成要素)の名称は、本実施形態におけるものであり、背景技術における各構成部材(各構成要素)の名称と異なる場合がある。
蓄電装置は、図1及び図2に示すように、少なくとも一つの蓄電素子2と、少なくとも一つの蓄電素子2を保持する保持部材4と、を備える。また、蓄電装置1は、蓄電素子2と隣り合う隣接部材3を備える。また、蓄電装置1は、少なくとも一つの蓄電素子2と保持部材4との間に配置されるインシュレータ5と、異なる蓄電素子2同士又は蓄電素子2と外部入出力用端子47等とを導通可能に接続するバスバ6と、を備える。本実施形態の蓄電装置1は、複数の蓄電素子2と、複数の隣接部材3と、を備え、保持部材4は、複数の蓄電素子2と複数の隣接部材3とをひとまとめに保持する。
複数の蓄電素子2は、所定の方向(第一方向)に並ぶ。これら複数の蓄電素子2のそれぞれは、一次電池、二次電池、キャパシタ等である。本実施形態の蓄電素子2は、充放電可能な非水電解質二次電池である。より具体的には、蓄電素子2は、リチウムイオンの移動に伴って生じる電子移動を利用したリチウムイオン二次電池である。この蓄電素子2は、いわゆる角型のリチウムイオン二次電池である。
複数の蓄電素子2のそれぞれは、電極体と、電極体を電解液と共に収容するケース21と、少なくとも一部がケース21の外側に露出する外部端子22と、を有する。
ケース21は、開口を有するケース本体211と、ケース本体211の開口を塞ぐ(閉じる)板状の蓋板216と、を有する。本実施形態のケース本体211は、有底角筒状であり、ケース21は、扁平な直方体形状である。ケース本体211は、矩形板状の閉塞部212と、閉塞部212の周縁に接続される筒状の胴部(周壁)213と、を備える。胴部213は、偏平な角筒形状を有する。この胴部213は、閉塞部212の周縁における長辺から延びる一対の長壁部214と、閉塞部212の周縁における短辺から延びる一対の短壁部215とを有する。短壁部215が一対の長壁部214の対応する端部同士をそれぞれ接続することによって、扁平な角筒状の胴部213が形成される。蓋板216は、ケース本体211の開口を塞ぐ矩形板状の部材である。この蓋板216には、一対の外部端子22が配置されている。
本実施形態の蓄電装置1では、複数の蓄電素子2は、ケース21(ケース本体211)の長壁部214同士を互いに対向させた状態で並んでいる。
以下では、複数の蓄電素子2が並ぶ方向を直交座標系のX軸とし、ケース本体211の短壁部215が対向する方向を直交座標系のY軸とし、閉塞部212と蓋板216とが対向する方向を直交座標系のZ軸とする。
隣接部材3は、X軸方向に並ぶ二つの蓄電素子2の間、又は、X軸方向の最も端の蓄電素子2と該蓄電素子2に対してX軸方向に並ぶ部材(本実施形態の例では、保持部材4の一部)との間に配置される。この隣接部材3は、樹脂等の絶縁性を有する部材によって構成される。また、隣接部材3は、隣接する蓄電素子2との間に該蓄電素子2の温度調整用の流体が流通可能な流路を形成する。
保持部材4は、複数の蓄電素子2と複数の隣接部材3との周囲を囲むことにより、これら複数の蓄電素子2及び複数の隣接部材3をひとまとめに保持する。この保持部材4は、金属等の導電性を有する部材によって構成されている。具体的に、保持部材4は、X軸方向において複数の蓄電素子2の両側に配置される一対の終端部材40と、終端部材40におけるY軸方向の端部同士を接続する接続部材43と、を有する。また、保持部材4は、終端部材40と接続部材43とを固定(連結)する固定部材45を有する。本実施形態の固定部材45は、ボルト451とナット452である。本実施形態の蓄電装置1では、一対の接続部材43が、一対の終端部材40におけるY軸方向の両側の端部同士を接続している。
一対の終端部材40のそれぞれは、X軸方向の端に配置された蓄電素子2との間に隣接部材3を挟み込むように配置される。これら一対の終端部材40のうちの少なくとも一方は、図3〜図5にも示すように、複数の部材が重ね合わされることで構成されている。具体的に、各終端部材40は、X軸方向と直交するY−Z仮想面(Y軸及びZ軸を含む仮想面:以下、単に「仮想面」と称する。)Vsに沿って広がる第一部材41と、第一部材41における蓄電素子2側を向いた面41A(図4参照)に重ねられる第二部材42と、を有する。本実施形態の蓄電装置1では、一対の終端部材40のそれぞれが、第一部材41と第二部材42とを有する。
第一部材41は、蓄電素子2と対応する形状の第一本体411と、第一本体411から延びる延設部412と、を有する。
第一本体411は、仮想面Vsに沿って広がる板状の部位であり、X軸方向から見て蓄電素子2(ケース21)と重なる部位である。本実施形態の第一本体411は、蓄電素子2と対応した矩形状の部位である。
第一本体411は、Y軸方向の両端部に、X軸方向に貫通する穴4111を有する。この穴4111には、終端部材40と接続部材43とを固定するための固定部材45(詳しくは、ボルト451)が挿通される。本実施形態の第一本体411では、Z軸方向に間隔をあけた二つの穴4111が、Y軸方向の一方側の端部と他方側の端部とのそれぞれに配置されている。これら二つの穴4111において、Z軸方向の一方側(図3における上側)の穴4111は、Z軸方向の他方側(図3における下側)の穴4111より、Y軸方向の外側に配置されている。
この第一本体411におけるY軸方向の各端部のZ軸方向の途中位置には、Y軸方向の内側(互いに接近する方向)に延びる切り欠き4112が設けられている。この切り欠き4112は、Z軸方向に間隔をあけて並ぶ二つの穴4111の間に位置している。第一部材41のY軸方向の端部において、この切り欠き4113よりZ軸方向の他方側の部位4113は、第二部材42側に曲がっている(図4参照)。
延設部412は、矩形板状の第一本体411における蓄電素子2の閉塞部212と対応する辺411Aから延びる部位である。この延設部412は、蓄電装置1を設置面に固定するのに用いられる。本実施形態の第一部材41は、Y軸方向に間隔をあけて配置される二つの延設部412を有する。
この二つの延設部412のそれぞれは、第一本体411の辺411AからZ軸方向に沿って第一本体411から離れる向き(Z軸方向の他方側)に延びる延設第一部位と413と、延設第一部位413の先端からX軸方向の外向き(蓄電素子2から離れる方向)に延びる延設第二部位414と、を有する。
延設第二部位414は、Z軸方向に貫通する穴415を有する。この穴415に例えばボルトが挿通された状態で、該ボルトが設置面に設けられたネジ穴に螺入されることで、蓄電装置1が設置面に固定される。
第二部材42は、図6にも示すように、第一部材41におけるY軸方向の端部において該第一部材41(仮想面Vs)に沿って広がり且つ接続部材43と連結(本実施形態の例では図1及び図2に示すようにボルト451とナット452によって固定)される被連結部425と、被連結部425と隣接し且つ蓄電素子2側に向けて膨出する膨出部422と、を有する。具体的には、以下の通りである。
第二部材42は、第一部材41(仮想面Vs)に沿った少なくとも一つの平坦部421と、平坦部421に対してX軸方向の内側(蓄電素子2側)に膨出する少なくとも一つの膨出部422と、を有する。本実施形態の第二部材42は、複数(例えば、三つ)の平坦部421と、複数(例えば、二つ)の膨出部422と、を有する。
複数の膨出部422のそれぞれは、Z軸方向に間隔をあけた状態でY軸方向に沿ってそれぞれ延びている。本実施形態の第二部材42では、膨出部422以外の部位が平坦部421である。以下では、Z軸方向の一方側の膨出部422を第一膨出部422A、Z軸方向の他方側の膨出部422を第二膨出部422Bと称することもある。また、Z軸方向における第一膨出部422Aの一方側の平坦部421を第一平坦部421A、Z軸方向における第一膨出部422Aと第二膨出部422Bとの間の平坦部421を第二平坦部421B、Z軸方向における第二膨出部422Bの他方側の平坦部421を第三平坦部421Cと称することもある。
また、第二部材42におけるY軸方向の端部において、第一膨出部422Aと第二膨出部422BとのZ軸方向の間隔は、Y軸方向の外側に向かうにつれて大きくなっている(図6参照)。即ち、第二平坦部421BのY軸方向の端部では、Y軸方向の外側に向かうに連れてZ軸方向の寸法が大きくなっている。また、膨出部422(第一膨出部422A、第二膨出部422B)のY軸方向の両端は、Y軸方向の外側に向けて開口している(図5の符号423参照)。これにより、膨出部422(第二部材42)と第一部材41とによって囲まれた空間が、前記開口を通じて外部空間と連通する。
第二平坦部421B及び第三平坦部421CのそれぞれのY軸方向の両端部において、第一部材41(第一本体411)の穴4111と対応する位置に、穴4211が設けられている。
また、第二部材42において、第二平坦部421Bと第三平坦部421CとのY軸方向の各端部は、接続部材43と連結(本実施形態の例では、第一部材41を介して連結)される第二部材42の被連結部425を構成する。即ち、第二平坦部421Bと第三平坦部421Cとは、Y軸方向の各端部に、被連結部425を含む。各被連結部425は、第二平坦部421Bと第三平坦部421Cとにおける穴4211を含む領域である。本実施形態の第二部材42では、被連結部425の蓄電素子2側の面に、終端部材40と接続部材43とを連結する固定部材45を構成するナット452が配置されている。このナット452は、被連結部425における穴4211と対応する位置に溶接されている。
これら複数の被連結部425のそれぞれは、第二部材42におけるY軸方向の端部に含まれる。そして、第二平坦部421Bの被連結部425は、この端部におけるZ軸方向の他の部位よりY軸方向に突出している(図6参照)。即ち、終端部材40(第二部材42)のY軸方向の端縁(Z軸方向に沿って延びる端縁)において、第二平坦部421Bの被連結部425に含まれる部位は、他の部位(前記端縁において第二平坦部421Bの被連結部425に含まれる部位を除いた部位)よりY軸方向に突出している。本実施形態の第二平坦部421Bの被連結部425におけるY軸方向の端縁(第二部材42のY軸方向の端縁において他の部位よりY軸方向に突出している部位)は、Z軸方向に延びている。
以上のように構成される一対の終端部材40のそれぞれは、第二部材42の二つの膨出部422(第一膨出部422A及び第二膨出部422B)のそれぞれを隣接部材3に当接させた状態で該隣接部材3を蓄電素子2との間に挟み込むように配置されている(図1及び図2参照)。
図1及び図2に示すように、一対の接続部材43は、Y軸方向において複数の蓄電素子2の両側に配置される。これら一対の接続部材43のそれぞれは、複数の蓄電素子2のそれぞれの短壁部215に沿ってX軸方向に延びる接続部材本体431と、接続部材本体431のZ軸方向の他方側の端部からY軸方向に沿って延びる(複数の蓄電素子2のそれぞれの閉塞部212に沿って延びる)第一延設部432と、第一延設部432からZ軸方向の他方側に延びる第二延設部433と、を有する。また、一対の接続部材43のそれぞれは、接続部材本体431のX軸方向の端部から終端部材40におけるX軸方向の外側を向いた面に沿ってY軸方向に延びる被連結部434を有する。本実施形態の接続部材43は、X軸方向の両端部のそれぞれに、被連結部434を有する。即ち、一対の接続部材43のそれぞれは、一対の被連結部434を有する。
一対の被連結部434のそれぞれは、接続部材43において、終端部材40のY軸方向の端部(第二部材42の被連結部425)に連結される部位である。この被連結部434は、Y−Z面に沿って広がり且つZ軸方向に長尺な板状の部位である。また、被連結部434は、終端部材40のY軸方向の端部に設けられた穴(第一部材41の穴4111と第二部材42の穴4211)と対応する位置(X軸方向から見て重なる位置)に、穴4341を有する。本実施形態の終端部材40では、Y軸方向の各端部にZ軸方向に間隔をあけて配置される二つの穴(第一部材41の穴4111と第二部材42の穴4211とが重なることでそれぞれが構成されている二つの穴)が設けられているため、被連結部434にも、Z軸方向に間隔をあけた二つの穴4341が設けられている。
本実施形態の蓄電装置1では、固定部材45を構成するボルト451が接続部材43の被連結部434の穴4341、終端部材40の穴(第一部材41の穴4111及び第二部材42の穴4211)を挿通した状態で、第二部材42の被連結部425に配置されたナット452と螺合することで、接続部材43の被連結部434と第二部材42の被連結部425とが第一部材41を介して連結(固定)される。
インシュレータ5は、絶縁性を有し、接続部材43と複数の蓄電素子2との間に配置される。このインシュレータ5は、接続部材43における少なくとも複数の蓄電素子2と対向する領域を覆う。具体的に、本実施形態のインシュレータ5は、接続部材本体431における各蓄電素子2を向いた面、第一延設部432における各蓄電素子2を向いた面、及び、第二延設部433におけるY軸方向の内側を向いた面、を少なくとも覆う。これにより、インシュレータ5は、接続部材43と、複数の蓄電素子2との間を絶縁する。
バスバ6は、金属等の導電性を有する板状の部材である。バスバ6は、蓄電素子2の外部端子22同士、又は、蓄電素子2の外部端子22と外部入出力用端子47とを導通させる。バスバ6は、蓄電装置1において複数(複数の蓄電素子2の数及び外部入出力用端子47の数と対応する数)設けられる。本実施形態の複数のバスバ6は、蓄電装置1に含まれる複数の蓄電素子2の全てを直列に接続する(導通させる)。
以上の蓄電装置1によれば、第二部材42における第二平坦部421Bの被連結部425が他の部位(第二部材42のY軸方向の端部における第二平坦部421Bの被連結部425を除いた部位)と比べてY軸方向に突出していることで、突出している部位がない端部に被連結部425が含まれる場合に比べ、被連結部425がY軸方向の外側に位置できる。このため、仮想面Vsに沿った方向において膨出部422(第一膨出部422A、第二膨出部422B)をより大きくすることができる。即ち、連結に必要な部位(本実施形態における第二平坦部421Bの被連結部425)をY軸方向の外側にずらすことで、このずれに対応する領域分、膨出部422を大きくできる。より詳細には、本実施形態の蓄電装置1では、第二部材42の第二平坦部421Bにおける被連結部452にナット452が溶接(配置)されるため、第二平坦部421Bにおいてナット452の配置場所を確保しなければならない。このため、本実施形態の蓄電装置1では、被連結部425をY軸方向の外側に突出させてナット452の配置位置をY軸方向の外側にずらすことで、該ナット452の配置場所を確保しつつも、ナット452の配置位置を外側にずらした分だけ、蓄電素子2を押圧する部位(膨出部422)のY−X面方向の大きさを大きくし、これにより、押圧面(膨出部422の蓄電素子2と対向する面(本実施形態の例では、隣接部材3を介して対向する面))の面積をより大きくすることができた。その結果、終端部材40から蓄電素子2に局所的な押圧力が加わり難くなる。
また、本実施形態の蓄電装置1では、終端部材40のY軸方向の両方の端部同士が一対の接続部材43によって接続されているため、例えば蓄電素子2が膨張等したときにY軸方向の両端部が相手側の終端部材40側に引っ張られる力が各終端部材40に加わる。しかし、複数(本実施形態の例では二つ)の膨出部422が終端部材40(第二部材42)に配置されることで、Y軸方向に沿って延び且つX軸方向側に延びる壁(各膨出部422に含まれる壁:例えば図5において符号4220で示す部位)が終端部材40に複数形成されている状態となる。このため、各終端部材40において前記両端部が相手側の終端部材40側に引っ張られる力に対する剛性が向上し、これにより、終端部材40の変形が抑えられる。即ち、終端部材40において前記引っ張られる力に対する十分な剛性が確保される。
尚、本発明の蓄電装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態の蓄電装置1において、終端部材40(第二部材42)の被連結部425と接続部材43の被連結部434とを連結する固定部材45は、ボルト451とナット452であったがこの構成に限定されない。例えば、固定部材45は、リベット等であってもよい。即ち、終端部材40の被連結部425と接続部材43の被連結部434とを連結(固定)できる部材であればよい。
また、終端部材40(第二部材42)の被連結部425と接続部材43の被連結部434とは、例えば、溶接や接着のように固定部材を用いずに連結(固定)されてもよい。
また、上記実施形態の保持部材4では、固定部材45に含まれるナット452は、終端部材40(第二部材42)の被連結部425に溶接されているが、被連結部425に溶接されていなくてもよい。
また、上記実施形態の終端部材40は、第一部材41と第二部材42とが重ねられた二層構造であるが、この構成に限定されない。終端部材40は、一層構造でもよく、三層以上の層構造でもよい。終端部材40が三層以上の層構造の場合、平坦部421及び膨出部422は、最も内側(蓄電素子2側)の層に配置される。
また、上記実施形態の終端部材40には、膨出部422が複数設けられているが、この構成に限定されない。膨出部422が終端部材40に一つだけ設けられていてもよい。
また、上記実施形態の保持部材4では、一対の終端部材40のそれぞれにおいて第二平坦部421Bの被連結部425がY軸方向の外側に突出しているが、この構成に限定されない。一対の終端部材40のうちの一方の終端部材40において、第二平坦部421Bの被連結部425がY軸方向の外側に突出する構成でもよい。
1…蓄電装置、2…蓄電素子、21…ケース、211…ケース本体、212…閉塞部、213…胴部、214…長壁部、215…短壁部、216…蓋板、22…外部端子、3…隣接部材、4…保持部材、40…終端部材、41…第一部材、41A…蓄電素子側を向いた面、411…第一本体、411A…辺、4111…穴、4113…端部、412…延設部、413…延設第一部位、414…延設第二部位、415…穴、42…第二部材、421…平坦部、421A…第一平坦部、421B…第二平坦部、421C…第三平坦部、4211…穴、422…膨出部、422A…第一膨出部、422B…第二膨出部、4220…膨出部に含まれる壁、423…開口、425…被連結部、43…接続部材、431…接続部材本体、432…第一延設部、433…第二延設部、434…被連結部、4341…穴、45…固定部材、451…ボルト、452…ナット、47…外部入出力用端子、5…インシュレータ、6…バスバ、500…蓄電モジュール、501…蓄電セル、502…中間蓄電セルホルダ、503…端部蓄電セルホルダ、504…エンドプレート、5041…第一プレート、5041a…凸部、5041b…凹部、5041c…閉断面部、5042…第二プレート、505…側部締結フレーム、505a…上部帯状部、505a…帯状部、505b…中間帯状部、505c…下部帯状部、505d…締結部、506…ボルト、507…ウェルドナット、Vs…仮想面

Claims (2)

  1. 少なくとも一つの蓄電素子と、
    前記少なくとも一つの蓄電素子を保持する保持部材と、を備え、
    前記保持部材は、
    第一方向において前記少なくとも一つの蓄電素子の両側に配置される一対の終端部材と、
    前記終端部材における前記第一方向と直交する第二方向の端部同士を接続する接続部材と、を有し、
    前記一対の終端部材のうちの少なくとも一方の終端部材は、
    前記第一方向と直交する仮想面に沿って広がり且つ前記接続部材と連結される被連結部と、
    前記被連結部と隣接し且つ前記少なくとも一つの蓄電素子側に向けて膨出する膨出部と、を有し、
    前記被連結部は、前記少なくとも一方の終端部材における前記第二方向の端部に含まれると共に、該端部において該被連結部以外の部位より前記第二方向に突出している、蓄電装置。
  2. 少なくとも一つの蓄電素子と、
    前記少なくとも一つの蓄電素子を保持する保持部材と、を備え、
    前記保持部材は、
    第一方向において前記少なくとも一つの蓄電素子の両側に配置される一対の終端部材と、
    前記終端部材における前記第一方向と直交する第二方向の両側の端部同士を接続する一対の接続部材と、を有し、
    前記一対の終端部材のうちの少なくとも一方の終端部材は、
    前記第一方向と直交する仮想面に沿って広がる第一部材と、
    前記第一部材における前記少なくとも一つの蓄電素子側を向いた面に重ねられる第二部材と、を有し、
    前記第二部材は、
    前記第一部材における前記第二方向の端部において該第一部材に沿って広がり且つ前記接続部材と連結される被連結部と、
    それぞれが前記被連結部と隣接し且つ前記少なくとも一つの蓄電素子側に向けて膨出する複数の膨出部と、を有し、
    前記被連結部は、前記第二部材における前記第二方向の端部に含まれると共に、該端部において該連結部以外の部位より前記第二方向に突出し、
    前記複数の膨出部のそれぞれは、前記第二方向に沿って延びている、蓄電装置。
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