JP2019220216A - 情報処理装置及びグループ化実行/解除方法 - Google Patents

情報処理装置及びグループ化実行/解除方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のオブジェクトをグループ化するまでにかかる手間と時間や、複数のオブジェクトのグループ化を解除するまでにかかる手間と時間を低減できる操作方法を実現可能な情報処理装置及びグループ化実行/解除方法を提供すること。【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を近づけるピンチイン操作が行われた場合に、タッチされた2点に位置する第1オブジェクトと第2オブジェクトとを少なくとも対象としてグループ化処理を実行する第1処理手段と、ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を遠ざけるピンチアウト操作が行われた場合に、タッチされた2点の間に位置する1つのグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行する第2処理手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、複数のシンボルオブジェクトをグループ化する又は複数のシンボルオブジェクトのグループ化を解除する情報処理装置及びグループ化実行/解除方法に関する。
近年、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等のような情報処理装置においては、タッチ操作可能なグラフィカルユーザインタフェースが使用され始めている。ユーザは、ディスプレイに表示されたメニューやオブジェクトを指でタッチすることによって目的の操作を行うことができる。タッチ操作は、従来のマウスやキーボードによる操作よりも、ユーザにとって直感的にわかりやすい操作を実現することができる。
例えば、タッチ操作によって、ユーザはディスプレイに表示された複数のオブジェクトをグループ化して整理することができる。具体的には、ユーザはグループ化したいオブジェクトを長押しする等して当該オブジェクトをドラッグし、このオブジェクトを移動させて別のオブジェクトに重ねる操作を行うことで、ドラッグされたオブジェクトと当該オブジェクトを重ねた別のオブジェクトとをグループ化することができる。
また、タッチ操作によって、ユーザは複数のオブジェクトのグループ化を解除することもできる。具体的には、ユーザは複数のオブジェクトをグループ化することによって生じるグループオブジェクトに含まれる複数のオブジェクトのうち、グループ化を解除したいオブジェクトを長押しする等して当該オブジェクトをドラッグし、このオブジェクトをグループオブジェクトから引き離す操作を行うことで、ドラッグされたオブジェクトのグループ化を解除することができる。
特開2012−145980号公報
しかしながら、上記した操作方法では、グループ化したいオブジェクト又はグループ化を解除したいオブジェクトを1つずつドラッグして移動させる必要がある。このため、複数のオブジェクトをグループ化し終えるまでに、又は複数のオブジェクトのグループ化を解除し終えるまでに手数(手間)と時間がかかるという不都合がある。
本発明が解決しようとする課題は、複数のオブジェクトをグループ化するまでにかかる手間と時間や、複数のオブジェクトのグループ化を解除するまでにかかる手間と時間を低減できる操作方法を実現可能な情報処理装置及びグループ化実行/解除方法を提供することにある。
実施形態によれば、情報処理装置は、所定の法則にしたがって並び順情報が規定された第1乃至第4オブジェクトを画面に表示させる表示制御手段と、前記並び順情報は、前記第1乃至前記第4オブジェクトの並び順が、前記第1オブジェクト、前記第3オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第4オブジェクトであることを規定し、ユーザによって画面上の前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトが位置する2点がタッチされ、この2点を近づけるピンチイン操作が行われた場合に、前記並び順情報に基づき、前記タッチされた2点に位置する第1オブジェクトと第2オブジェクトとの間の並び順である第3オブジェクトを特定し、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、および前記並び順情報に基づき特定した前記第3オブジェクトを対象とし、前記並び順情報に基づき、前記画面上において前記タッチされた2点の間に位置する前記第4オブジェクトは対象としないグループ化処理を実行する第1処理手段と、ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を遠ざけるピンチアウト操作が行われた場合に、前記タッチされた2点の間に位置する1つのグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行する第2処理手段とを備え、前記第2処理手段は、前記2点を直径とした仮想的な円の中にグループのオブジェクトが複数含まれる場合、前記仮想的な円の中心を含むグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行する。
一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行される実行/解除判定処理の手順の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化判定処理の手順の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化解除判定処理の手順の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化解除判定処理を補足的に説明するための図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化解除判定処理を補足的に説明するための別の図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化解除判定処理を補足的に説明するためのさらに別の図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化処理の手順の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化解除処理の手順の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係る情報処理装置によってグループ化処理が実行されたときの各種情報の遷移を説明するための図。 同実施形態に係る情報処理装置によってグループ化処理が実行されたときの各種情報の遷移を説明するための別の図。 同実施形態に係る情報処理装置によってグループ化処理が実行されたときの各種情報の遷移を説明するためのさらに別の図。 同実施形態に係る情報処理装置によってグループ化解除処理が実行されたときの各種情報の遷移を説明するための図。 同実施形態に係る情報処理装置によってグループ化解除処理が実行されたときの各種情報の遷移を説明するための別の図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化処理の変形例を説明するための図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化解除処理の変形例を説明するための図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化処理の変形例を説明するための別の図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるグループ化処理の変形例を説明するためのさらに別の図。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、一実施形態に係る情報処理装置の構成例を説明する。この情報処理装置10は、複数のオブジェクトをグループ化するための処理(グループ化処理)や、複数のオブジェクトのグループ化を解除するための処理(グループ化解除処理)を含む様々な情報処理を実行することができる。情報処理装置10は汎用のコンピュータによって実現してもよいし、専用のコンピュータによって実現してもよい。
以下では、情報処理装置10によって実行されるグループ化処理及びグループ化解除処理の対象となるオブジェクトを「シンボルオブジェクト」と称する。具体的には、シンボルオブジェクトは、情報処理装置10の画面上に表示されたタッチ操作可能なオブジェクトであり、所定の法則にしたがって並び順が規定(管理)されたオブジェクトである。例えば、グラフにおける棒状のオブジェクト(グラフオブジェクト)や扇状のオブジェクト(グラフオブジェクト)のそれぞれがシンボルオブジェクトである。また、各種アプリケーション等を起動するためのオブジェクト(アイコン)のそれぞれがシンボルオブジェクトである。
ここで、シンボルオブジェクトの並び順について詳しく説明する。
例えば、同一項目に関する異なるデータ系列の値にそれぞれ対応する複数の棒状のシンボルオブジェクトが積み上げられるように並べられた積み上げ縦棒グラフの場合、積み上げられた各シンボルオブジェクトの並び順は、一般的には、上方に位置するシンボルオブジェクトから順に数えられる。すなわち、最上方に位置するシンボルオブジェクトが最初(1番目)のシンボルオブジェクトとして数えられ、最下方に位置するシンボルオブジェクトが最後(n番目)のシンボルオブジェクトとして数えられる。
また、同一項目に関する異なるデータ系列の値にそれぞれ対応する複数の棒状のシンボルオブジェクトが隣接して1列に並べられた集合縦棒グラフの場合、1列に並べられた各シンボルオブジェクトの並び順は、一般的には、左に位置するシンボルオブジェクトから順に数えられる。すなわち、最も左に位置するシンボルオブジェクトが最初(1番目)のシンボルオブジェクトとして数えられ、最も右に位置するシンボルオブジェクトが最後(n番目)のシンボルオブジェクトとして数えられる。
同一項目に関する異なるデータ系列の値にそれぞれ対応する複数の扇状のシンボルオブジェクトが円状に並べられた円グラフの場合、各シンボルオブジェクトの並び順は、一般的には、0度位置から時計回り(右回り)に順に数えられる。すなわち、0度位置から時計回りにみて最初のシンボルオブジェクトが最初(1番目)のシンボルオブジェクトとして数えられ、0度位置から時計回りにみて最後のシンボルオブジェクトが最後(n番目)のシンボルオブジェクトとして数えられる。
また、各種アプリケーション等を起動するためのシンボルオブジェクトがr行s列にわたって並べられている場合、r行s列にわたって並べられた各シンボルオブジェクトの並び順は、一般的には、1行1列、1行2列、…、r行s列の順に数えられる。すなわち、1行1列に位置するシンボルオブジェクトが最初(1番目)のシンボルオブジェクトとして数えられ、r行s列に位置するシンボルオブジェクトが最後(n番目)のシンボルオブジェクトとして数えられる。
本実施形態に係る情報処理装置10は、グループ化処理やグループ化解除処理を少ない手数で実行可能な機能を有している。
上記した機能を実現するために、情報処理装置10は、図1に示すように、シンボルオブジェクト情報格納部20、接触シンボルオブジェクト判定部30、グループ化実行/解除判定部40、グループ化実行部50、グループ化解除部60及び描画指示部70を備えている。以下に、情報処理装置10を構成する各部20〜70について詳しく説明する。
シンボルオブジェクト情報格納部20は、シンボルオブジェクト描画情報、シンボルオブジェクト並び順情報、シンボルオブジェクトグループ情報を格納する記憶装置である。シンボルオブジェクト描画情報は、情報処理装置10の画面に表示されたシンボルオブジェクトの位置、形状、色等を示す情報である。具体的には、シンボルオブジェクト描画情報は、シンボルオブジェクトを識別するためのシンボルオブジェクトIDと、シンボルオブジェクトの位置、形状、色等を示す各種情報とが対応付けられた情報である。シンボルオブジェクトIDは、例えば、数字やアルファベットの組み合わせにより構成される。なお、情報処理装置10の画面に表示されたシンボルオブジェクトがグラフオブジェクトである場合、シンボルオブジェクト描画情報には、シンボルオブジェクトの位置、形状、色等を示す各種情報に加えて、グラフの元データも含まれる。
シンボルオブジェクト並び順情報は、情報処理装置10の画面に表示される1以上のシンボルオブジェクトの並び順を示す情報である。具体的には、シンボルオブジェクト並び順情報は、シンボルオブジェクトの並び順を示す並び順情報と、シンボルオブジェクトIDとが対応付けられた情報である。シンボルオブジェクト並び順情報は、情報処理装置10の画面に表示された1以上のシンボルオブジェクトに対してグループ化処理又はグループ化解除処理が実行される度に、つまり、画面に表示されるシンボルオブジェクトの数が変動する度に更新される情報である。
シンボルオブジェクトグループ情報は、グループ化処理によって形成されたグループにどのシンボルオブジェクトが含まれているかを示す情報である。具体的には、シンボルオブジェクトグループ情報は、情報処理装置10の画面に表示されたグループのシンボルオブジェクト(以下、単に「グループ」と表記)のシンボルオブジェクトIDと、当該グループに含まれるシンボルオブジェクトのシンボルオブジェクトIDとが対応付けられた情報である。シンボルオブジェクトグループ情報は、複数のシンボルオブジェクトに対してグループ化処理が実行されると生成(作成)され、グループに対してグループ化解除処理が実行されると削除される情報である。
接触シンボルオブジェクト判定部30は、情報処理装置10の画面上の2点がユーザによってタッチされた場合に、当該タッチされた2点の位置を示す位置情報を図示しないタッチパネルから取得する。また、接触シンボルオブジェクト判定部30は、タッチされた2点が共にドラッグされると、ユーザによって行われたタッチ操作がピンチ操作であると判定する。つまり、接触シンボルオブジェクト判定部30は、タッチされた2点が共にドラッグされない場合には、ユーザによって行われたタッチ操作はピンチ操作でないと判定し、情報処理装置10は、後述するグループ化処理やグループ化解除処理を実行しない。なお、ピンチ操作とは、2本の指を画面に触れた状態で、指を近づけたり、遠ざけたりする操作の総称である。接触シンボルオブジェクト判定部30は、ユーザによって行われたタッチ操作がピンチ操作であると判定すると、取得した位置情報と、タッチされた2点のドラッグ方向を示す方向情報とをグループ化実行/解除判定部40に出力する。
グループ化実行/解除判定部40は、接触シンボルオブジェクト判定部30から出力された位置情報及び方向情報が入力されると、当該位置情報及び当該方向情報に基づいて、グループ化判定処理又はグループ化解除判定処理のどちらを実行するかを判定する実行/解除判定処理を実行する。グループ化判定処理とは、グループ化処理を実行するかどうかを判定するための処理である。グループ化解除判定処理とは、グループ化解除処理を実行するかどうかを判定するための処理である。グループ化実行/解除判定部40は、実行/解除判定処理の結果に応じて、グループ化判定処理又はグループ化解除判定処理のどちらかの処理を実行する。
グループ化実行部50は、グループ化実行/解除判定部40によるグループ化判定処理によりグループ化処理を実行すると判定された場合に、後述するグループ化処理を実行する。
グループ化解除部60は、グループ化実行/解除判定部40によるグループ化解除判定処理によりグループ化解除処理を実行すると判定された場合に、後述するグループ化解除処理を実行する。
描画指示部70は、グループ化実行部50又はグループ化解除部60によって更新されるシンボルオブジェクト並び順情報とシンボルオブジェクトグループ情報とを参照して、シンボルオブジェクト描画情報を更新する更新処理を実行する。
ここで、図2のフローチャートを参照して、グループ化実行/解除判定部40によって実行される実行/解除判定処理の手順の一例について詳しく説明する。
まず、グループ化実行/解除判定部40は、入力された位置情報及び方向情報に基づいて、ユーザによって行われたピンチ操作がピンチイン操作又はピンチアウト操作のどちらであるかを判定する(ステップS1)。グループ化実行/解除判定部40は、タッチされた2点が共に近づく方向にドラッグされている場合、ユーザによって行われたピンチ操作はピンチイン操作であると判定する。一方で、グループ化実行/解除判定部40は、タッチされた2点が共に遠ざかる方向にドラッグされている場合、ユーザによって行われたピンチ操作はピンチアウト操作であると判定する。
ユーザによって行われたピンチ操作がピンチイン操作であると判定された場合(ステップS1のピンチイン操作)、グループ化実行/解除判定部40は、後述するグループ化判定処理を実行する(ステップS2)。
一方で、ユーザによって行われたピンチ操作がピンチアウト操作であると判定された場合(ステップS1のピンチアウト操作)、グループ化実行/解除判定部40は、後述するグループ化解除判定処理を実行する(ステップS3)。
次に、図3及び図4のフローチャートを参照して、グループ化実行/解除判定部40によって実行されるグループ化判定処理とグループ化解除判定処理の手順について詳しく説明する。
図3は、グループ化実行/解除判定部40によって実行されるグループ化判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、グループ化実行/解除判定部40は、シンボルオブジェクト情報格納部20に格納されたシンボルオブジェクト描画情報を参照しながら、入力を受け付けた位置情報に基づいて、ユーザによってタッチされたシンボルオブジェクトのシンボルオブジェクトIDを全て取得する(ステップS21)。
続いて、グループ化実行/解除判定部40は、取得されたシンボルオブジェクトIDの個数が2個であるかどうかを判定する(ステップS22)。なお、ステップS22の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDの個数が2個でないと判定された場合(ステップS22のNO)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化処理を実行しないと判定して、グループ化判定処理を終了させる。
一方で、ステップS22の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDの個数が2個であると判定された場合(ステップS22のYES)、グループ化実行/解除判定部40は、取得されたシンボルオブジェクトIDの値が同一であるかどうかを判定する(ステップS23)。なお、ステップS23の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDの値が同一であると判定された場合(ステップS23のYES)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化処理を実行しないと判定して、グループ化判定処理を終了させる。
一方で、ステップS23の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDの値が同一でないと判定された場合(ステップS23のNO)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化処理を実行すると判定して、取得された2個のシンボルオブジェクトIDをグループ化実行部50に出力し(ステップS24)、グループ化判定処理を終了させる。
図4は、グループ化実行/解除判定部40によって実行されるグループ化解除判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、グループ化実行/解除判定部40は、シンボルオブジェクト情報格納部20に格納されたシンボルオブジェクト描画情報を参照しながら、入力を受け付けた位置情報に基づいて、ユーザによってタッチされた2点を直径とした仮想的な円の中にシンボルオブジェクトが存在するかどうかを判定する(ステップS31)。なお、上記仮想的な円の中にシンボルオブジェクトが存在するとは、シンボルオブジェクト全体が仮想的な円の中に含まれている必要はなく、シンボルオブジェクトの少なくとも一部が仮想的な円の中に含まれていればよい。
ステップS31の判定処理において、仮想的な円の中にシンボルオブジェクトが存在しないと判定された場合(ステップS31のNO)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化解除処理を実行しないと判定して、グループ化解除判定処理を終了させる。
一方で、ステップS31の判定処理において、仮想的な円の中にシンボルオブジェクトが存在すると判定された場合(ステップS31のYES)、グループ化実行/解除判定部40は、上記シンボルオブジェクト描画情報を参照しながら、仮想的な円の中に存在するシンボルオブジェクトのシンボルオブジェクトIDを全て取得する(ステップS32)。
続いて、グループ化実行/解除判定部40は、シンボルオブジェクト情報格納部20に格納されたシンボルオブジェクトグループ情報を参照しながら、取得されたシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが含まれているかどうかを判定する(ステップS33)。なお、ステップS33の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが含まれていないと判定された場合(ステップS33のNO)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化解除処理を実行しないと判定して、グループ化解除判定処理を終了させる。
一方で、ステップS33の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが含まれていると判定された場合(ステップS33のYES)、グループ化実行/解除判定部40は、取得されたシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが複数含まれているかどうかを判定する(ステップS34)。
ステップS34の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが複数含まれていない、つまり、グループのシンボルオブジェクトIDが1個だけ含まれている場合(ステップS34のNO)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化解除処理を実行すると判定して、当該グループのシンボルオブジェクトIDをグループ化解除部60に出力し(ステップS35)、グループ化解除判定処理を終了させる。
ここで、図5を参照して、ステップS35の処理がどのような場合に実行されるかについて詳しく説明する。ステップS35の処理は、図5に示すように、仮想的な円の中にグループのシンボルオブジェクトが1個だけ存在する場合に実行される。この場合、グループ化実行/解除判定部40は、シンボルオブジェクトID「GA」により識別されるグループのシンボルオブジェクトをグループ化解除処理の対象と判定し、このシンボルオブジェクトID「GA」をグループ化解除部60に出力する。
再び図4の説明に戻ると、ステップS34の判定処理において、取得されたシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが複数含まれている場合(ステップS34のYES)、グループ化実行/解除判定部40は、仮想的な円の中心がいずれかのグループのシンボルオブジェクトに含まれているかどうかを判定する(ステップS36)。
ステップS36の判定処理において、仮想的な円の中心がいずれかのグループのシンボルオブジェクトに含まれている場合(ステップS36のYES)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化解除処理を実行すると判定して、仮想的な円の中心を含むグループのシンボルオブジェクトIDをグループ化解除部60に出力し(ステップS37)、グループ化解除判定処理を終了させる。
ここで、図6を参照して、ステップS37の処理がどのような場合に実行されるかについて詳しく説明する。ステップS37の処理は、図6に示すように、仮想的な円の中にグループのシンボルオブジェクトが複数存在し、そのうちの1個のグループのシンボルオブジェクトに仮想的な円の中心が含まれる場合に実行される。この場合、グループ化実行/解除判定部40は、シンボルオブジェクトID「GA」により識別されるグループのシンボルオブジェクトをグループ化解除処理の対象と判定し、このシンボルオブジェクトID「GA」をグループ化解除部60に出力する。
再び図4の説明に戻ると、ステップS36の判定処理において、仮想的な円の中心がいずれかのグループのシンボルオブジェクトに含まれていない場合(ステップS36のNO)、グループ化実行/解除判定部40はグループ化解除処理を実行すると判定して、仮想的な円の中心から最も近い距離にあるグループのシンボルオブジェクトIDをグループ化解除部60に出力し(ステップS38)、グループ化解除判定処理を終了させる。
ここで、図7を参照して、ステップS38の処理がどのような場合に実行されるかについて詳しく説明する。ステップS38の処理は、図7に示すように、仮想的な円の中にグループのシンボルオブジェクトが複数存在し、そのうちのいずれのグループにも仮想的な円の中心が含まれていない場合に実行される。この場合、グループ化実行/解除判定部40は、仮想的な円の中心から最も近い距離にあるシンボルオブジェクトID「GA」により識別されるグループのシンボルオブジェクトをグループ化解除処理の対象と判定し、このグループのシンボルオブジェクトID「GA」をグループ化解除部60に出力する。
グループ化実行部50は、グループ化実行/解除判定部40から出力された2個のシンボルオブジェクトIDの入力を受け付けると、グループ化処理を実行する。以下に、図8のフローチャートを参照して、グループ化実行部50によって実行されるグループ化処理について詳しく説明する。
まず、グループ化実行部50は、シンボルオブジェクト情報格納部20に格納されたシンボルオブジェクト並び順情報を参照して、入力を受け付けた2個のシンボルオブジェクトIDに対応付けられた並び順情報をそれぞれ確認する。そして、グループ化実行部50は、上記2個の並び順情報によりそれぞれ示される並び順の間に位置する並び順の並び順情報を含むシンボルオブジェクト並び順情報を特定する。その後、グループ化実行部50は、特定されたシンボルオブジェクト並び順情報に含まれるシンボルオブジェクトIDを全て取得する。取得されたシンボルオブジェクトIDは、入力を受け付けた2個のシンボルオブジェクトIDに加えて、グループ化処理対象のシンボルオブジェクトIDとされる(ステップS41)。
続いて、グループ化実行部50は、シンボルオブジェクト情報格納部20に格納されたシンボルオブジェクトグループ情報を参照して、グループ化処理対象とされた複数のシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが含まれているかどうかを判定する(ステップS42)。なお、ステップS42の判定処理において、グループ化処理対象の複数のシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが含まれていないと判定された場合(ステップS42のNO)、後述するステップS45の処理に進む。
一方で、ステップS42の判定処理において、グループ化処理対象の複数のシンボルオブジェクトIDにグループのシンボルオブジェクトIDが含まれている場合(ステップS42のYES)、グループ化実行部50は、上記シンボルオブジェクトグループ情報を参照して、当該グループのシンボルオブジェクトIDに対応付けられた複数のシンボルオブジェクトIDを全て取得する。そして、グループ化実行部50は、上記グループのシンボルオブジェクトIDに代えて、取得された各シンボルオブジェクトIDをグループ化処理対象のシンボルオブジェクトIDとする(ステップS43)。
次に、グループ化実行部50は、上記グループのシンボルオブジェクトIDを含むシンボルオブジェクトグループ情報を、シンボルオブジェクト情報格納部20から削除する、すなわち、上記シンボルオブジェクトグループ情報に対して更新処理を実行する(ステップS44)。
続いて、グループ化実行部50は、新たなシンボルオブジェクトグループ情報を生成(追加)する。具体的には、新たなグループを識別するためのシンボルオブジェクトIDと、当該新たなグループに含まれる複数のシンボルオブジェクトを識別するためのシンボルオブジェクトIDとして、グループ化処理対象の各シンボルオブジェクトIDとが対応付けられたシンボルオブジェクトグループ情報が生成される(ステップS45)。
しかる後、グループ化実行部50は、シンボルオブジェクト並び順情報に対して更新処理を実行し(ステップS46)、グループ化処理を終了させる。
グループ化解除部60は、グループ化実行/解除判定部40から出力されたグループのシンボルオブジェクトIDの入力を受け付けると、グループ化解除処理を実行する。以下に、図9を参照して、グループ化解除処理の手順の一例について詳しく説明する。
まず、グループ化解除部60は、シンボルオブジェクト情報格納部20に格納されたシンボルオブジェクトグループ情報を参照して、入力を受け付けたグループのシンボルオブジェクトIDに対応付けられた複数のシンボルオブジェクトIDを全て取得する(ステップS51)。
続いて、グループ化解除部60は、取得された各シンボルオブジェクトIDを含むシンボルオブジェクトググループ情報を削除する(ステップS52)。
しかる後、グループ化解除部60は、シンボルオブジェクト並び順情報に対して更新処理を実行し(ステップS53)、グループ化解除処理を終了させる。
次に、本実施形態に係る情報処理装置10を用いてグループ化処理を実行した場合の各種情報の遷移について詳しく説明する。以下では初期状態として、情報処理装置10の画面には、図10(a)に示すように6個の扇状のシンボルオブジェクトからなる円グラフが表示されている場合を想定する。この場合、シンボルオブジェクト情報格納部20には、図10(b)に示すシンボルオブジェクト並び順情報と、図10(c)に示すシンボルオブジェクトグループ情報とが格納されているものとする。
まず、図10(b)を参照して、シンボルオブジェクト並び順情報のデータ構造について説明する。シンボルオブジェクト並び順情報は、図10(b)に示すように、並び順情報とシンボルオブジェクトIDとが対応付けられた情報である。例えば、図10(b)に示すシンボルオブジェクト並び順情報101によれば、シンボルオブジェクトID「A」により識別されるシンボルオブジェクトの並び順が「1」であることが示されている。同様に、図10(b)に示すシンボルオブジェクト並び順情報102によれば、シンボルオブジェクトID「B」により識別されるシンボルオブジェクトの並び順が「2」であることが示されている。ここでは、シンボルオブジェクト並び順情報101,102について詳しく説明したが、その他のシンボルオブジェクト並び順情報103〜106についても同様であるため、その詳しい説明は省略する。以下では、シンボルオブジェクトID「X」により識別されるシンボルオブジェクトを単に「シンボルオブジェクトX」と表記する。
ここで、図11(a)左側に示すように、シンボルオブジェクトBとシンボルオブジェクトDとに対してピンチイン操作が行われた場合の各種情報の遷移について説明する。
この場合、まず情報処理装置10は、図11(b)左側に示すシンボルオブジェクト並び順情報を参照して、ピンチイン操作が行われた2個のシンボルオブジェクトB,DのシンボルオブジェクトID「B」,「D」と、シンボルオブジェクトB,Dの間に位置するシンボルオブジェクトCのシンボルオブジェクトID「C」とを取得する。続いて、情報処理装置10は、取得されたシンボルオブジェクトID「B」,「C」,「D」と、シンボルオブジェクトB,C,Dからなる新たなグループに対して割り当てられたシンボルオブジェクトID「GA」とが対応付けられたシンボルオブジェクトグループ情報201を生成する。つまり、情報処理装置10は、図11(c)左側に示すシンボルオブジェクトグループ情報を図11(c)右側に示すように更新する。その後、情報処理装置10は、新たなグループに含まれるシンボルオブジェクトB,C,Dの中で最も並び順が早いシンボルオブジェクトBの並び順「2」と、新たなグループのシンボルオブジェクトID「GA」とが対応付けられたシンボルオブジェクト並び順情報107を生成する。また、情報処理装置10は、シンボルオブジェクトB,C,Dに関するシンボルオブジェクト並び順情報102〜104を削除すると共に、新たなグループに含まれるシンボルオブジェクトB,C,Dに含まれるシンボルオブジェクトB,C,Dの中で最も並び順が遅いシンボルオブジェクトDより後方に位置するシンボルオブジェクトE,Fの並び順を繰り上げるようにシンボルオブジェクト並び順情報105,106を更新する。つまり、情報処理装置10は、図11(b)左側に示すシンボルオブジェクト並び順情報を図11(b)右側に示すように更新する。これにより、情報処理装置10は、図11(a)右側に示すように4個の扇状のシンボルオブジェクトA,GA,E,Fからなる円グラフを画面上に表示させることができる。
次に、図12(a)左側に示すように、シンボルオブジェクトAとシンボルオブジェクトEとに対してピンチイン操作が行われた場合の各種情報の遷移について説明する。
この場合、まず情報処理装置10は、図12(b)左側に示すシンボルオブジェクト並び順情報を参照して、ピンチイン操作が行われた2個のシンボルオブジェクトA,EのシンボルオブジェクトID「A」,「E」と、シンボルオブジェクトA,Eの間に位置するグループGAのシンボルオブジェクトID「GA」とを取得する。続いて、情報処理装置10は、取得されたシンボルオブジェクトID「A」,「GA(B,C,D)」,「E」と、シンボルオブジェクトA,GA,Eからなる新たなグループに対して割り当てられたシンボルオブジェクトID「GB」とが対応付けられたシンボルオブジェクトグループ情報202を生成する。つまり、情報処理装置10は、図12(c)左側に示すシンボルオブジェクトグループ情報を図12(c)右側に示すように更新する。その後、情報処理装置10は、新たなグループに含まれるシンボルオブジェクトA,GA,Eの中で最も並び順が早いシンボルオブジェクトAの並び順「1」と、新たなグループのシンボルオブジェクトID「GB」とが対応付けられたシンボルオブジェクト並び順情報108を生成する。また、情報処理装置10は、シンボルオブジェクトA,GA,Eに関するシンボルオブジェクト並び順情報101,105,107を削除すると共に、新たなグループに含まれるシンボルオブジェクトA,GA,Eに含まれるシンボルオブジェクトA,GA,Eの中で最も並び順が遅いシンボルオブジェクトEより後方に位置するシンボルオブジェクトFの並び順を繰り上げるようにシンボルオブジェクト並び順情報106を更新する。つまり、情報処理装置10は、図12(b)左側に示すシンボルオブジェクト並び順情報を図12(b)右側に示すように更新する。これにより、情報処理装置10は、図12(a)右側に示すように2個の扇状のシンボルオブジェクトGB,Fからなる円グラフを画面上に表示させることができる。
次に、本実施形態に係る情報処理装置10を用いてグループ化解除処理を実行した場合の各種情報の遷移について詳しく説明する。以下では初期状態として、情報処理装置10の画面には、図13(a)に示す2個の扇状のシンボルオブジェクトからなる円グラフが表示されている場合を想定する。この場合、シンボルオブジェクト情報格納部20には、図13(b)に示すシンボルオブジェクト並び順情報と、図13(c)に示すシンボルオブジェクトグループ情報とが格納されているものとする。
ここで、図14(a)左側に示すように、グループGBに対してピンチアウト操作が行われた場合の各種情報の遷移について説明する。
この場合、まず情報処理装置10は、図14(c)左側に示すシンボルオブジェクトグループ情報を参照して、ピンチアウト操作が行われたグループGBのシンボルオブジェクトID「GB」に対応付けられたシンボルオブジェクトID「A」〜「E」を取得する。続いて、情報処理装置10は、ピンチアウト操作が行われたグループGBのシンボルオブジェクトID「GB」を含むシンボルオブジェクトグループ情報202を削除する。つまり、情報処理装置10は、図14(c)左側に示すシンボルオブジェクトグループ情報を図14(c)右側に示すように更新する。その後、情報処理装置10は、取得されたシンボルオブジェクトID「A」〜「E」と、ピンチアウト操作が行われたグループGBの並び順「1」から順に、取得されたシンボルオブジェクトIDの数だけ数えられる並び順「1」〜「5」とがそれぞれ対応付けられたシンボルオブジェクト並び順情報101〜105を生成する。また、情報処理装置10は、ピンチアウト操作が行われたグループGBより後方に位置するシンボルオブジェクトFの並び順を繰り下げるようにシンボルオブジェクト並び順情報106を更新する。つまり、情報処理装置10は、図14(b)左側に示すシンボルオブジェクト並び順情報を図14(b)右側に示すように更新する。これにより、情報処理装置10は、図14(a)右側に示すように6個の扇状のシンボルオブジェクトA〜Fからなる円グラフを画面上に表示させることができる。
本実施形態では、情報処理装置10は、グループのシンボルオブジェクトと、グループでないシンボルオブジェクトとに対してピンチイン操作が行われた場合、新たな1個のグループを形成するとしたが、例えば以下に示すようにグループの階層構造を考慮したグループ化処理を実行することも可能である。具体的には、図15左側に示すように、グループのシンボルオブジェクトFHと、グループでないシンボルオブジェクトGとに対してピンチイン操作が行われた場合、情報処理装置10は、図15右側に示すように、グループFHの階層構造を維持したまま、グループFHとシンボルオブジェクトGとからなる新たなグループを形成することもできる。
また、情報処理装置10は、図16左側に示すように、下位階層のグループFHに対してピンチアウト操作が行われた場合、図16右側に示すように、上位階層のグループの階層構造を維持したまま、下位階層のグループFHのグループ化だけを解除することもできる。
さらに本実施形態では、情報処理装置10は、ピンチイン操作が行われた場合、ユーザによってタッチされた2個のシンボルオブジェクトの間に位置するシンボルオブジェクトもグループ化処理の対象とするとしたが、例えば図17に示すように、ユーザによってタッチされた2個のシンボルオブジェクトF,Hだけを対象としてグループ化処理を実行することもできる。
また、情報処理装置10は、画面に表示されているシンボルオブジェクトがグラフオブジェクトのように系列があるシンボルオブジェクトである場合、同系列間で連動したグループ化処理及びグループ化解除処理を実行することもできる。具体的には、図18に示すように、4月のC国のシンボルオブジェクトとE国のシンボルオブジェクトとに対してグループ化処理が実行された場合、情報処理装置10は、5月、6月及び凡例のC国のシンボルオブジェクトとE国のシンボルオブジェクトとに対してもグループ化処理が実行される。
以上説明した一実施形態によれば、情報処理装置10は、ユーザによって行われるピンチイン操作に応じてグループ化処理を実行し、ユーザによって行われるピンチアウト操作に応じてグループ化解除処理を実行する構成を備えている。これにより、複数のオブジェクトをグループ化するまでにかかる手間と時間や、複数のオブジェクトのグループ化を解除するまでにかかる手間と時間を低減できる操作方法を実現可能な情報処理装置及びグループ化実行/解除方法を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…情報処理装置、20…シンボルオブジェクト情報格納部、30…接触シンボルオブジェクト判定部、40…グループ化実行/解除判定部、50…グループ化実行部、60…グループ化解除部、70…描画指示部。

Claims (6)

  1. 所定の法則にしたがって並び順情報が規定された第1乃至第4オブジェクトを画面に表示させる表示制御手段と、前記並び順情報は、前記第1乃至前記第4オブジェクトの並び順が、前記第1オブジェクト、前記第3オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第4オブジェクトであることを規定し、
    ユーザによって画面上の前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトが位置する2点がタッチされ、この2点を近づけるピンチイン操作が行われた場合に、前記並び順情報に基づき、前記タッチされた2点に位置する第1オブジェクトと第2オブジェクトとの間の並び順である第3オブジェクトを特定し、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、および前記並び順情報に基づき特定した前記第3オブジェクトを対象とし、前記並び順情報に基づき、前記画面上において前記タッチされた2点の間に位置する前記第4オブジェクトは対象としないグループ化処理を実行する第1処理手段と、
    ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を遠ざけるピンチアウト操作が行われた場合に、前記タッチされた2点の間に位置する1つのグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行する第2処理手段と
    を具備し、
    前記第2処理手段は、
    前記2点を直径とした仮想的な円の中にグループのオブジェクトが複数含まれる場合、前記仮想的な円の中心を含むグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行する情報処理装置。
  2. 所定の法則にしたがって並び順情報が規定された第1乃至第4オブジェクトを画面に表示させる表示制御手段と、前記並び順情報は、前記第1乃至前記第4オブジェクトの並び順が、前記第1オブジェクト、前記第3オブジェクト、前記第2オブジェクト、前記第4オブジェクトであることを規定し、
    ユーザによって画面上の前記第1オブジェクト及び前記第2オブジェクトが位置する2点がタッチされ、この2点を近づけるピンチイン操作が行われた場合に、前記並び順情報に基づき、前記タッチされた2点に位置する第1オブジェクトと第2オブジェクトとの間の並び順である第3オブジェクトを特定し、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、および前記並び順情報に基づき特定した前記第3オブジェクトを対象とし、前記並び順情報に基づき、前記画面上において前記タッチされた2点の間に位置する前記第4オブジェクトは対象としないグループ化処理を実行する第1処理手段と、
    ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を遠ざけるピンチアウト操作が行われた場合に、前記タッチされた2点の間に位置する1つのグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行する第2処理手段と
    を具備し、
    前記第2処理手段は、
    前記2点を直径とした仮想的な円の中にグループのオブジェクトが複数含まれ、かつ前記仮想的な円の中心がいずれのグループのオブジェクトにも含まれない場合、前記仮想的な円の中心から最も近い距離にあるグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行する情報処理装置。
  3. 画面に表示される複数のオブジェクトを識別するための識別情報と、前記複数のオブジェクトの並び順を規定するための並び順情報とが対応づけられたオブジェクト並び順情報を格納する格納手段と、
    前記オブジェクト並び順情報にしたがった並び順で前記複数のオブジェクトを画面に表示させる表示制御手段と、
    ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を近づけるピンチイン操作が行われた場合に、前記オブジェクト並び順情報に基づき、前記タッチされた2点に位置する第1オブジェクトと第2オブジェクトとの間の並び順である1以上の第3オブジェクトを特定し、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、および前記オブジェクト並び順情報に基づき特定した前記第3オブジェクトを対象としてグループ化処理を実行し、
    前記グループ化処理の対象となった前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクトおよび前記第3オブジェクトの識別情報と、前記グループ化された1つのグループのオブジェクトに対して新たに割り当てられる識別情報とが対応づけられたグループ情報を生成すると共に、前記グループ化処理の対象となった前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクトおよび前記第3オブジェクトの識別情報を含む複数のオブジェクト並び順情報を、前記グループのオブジェクトの識別情報を含む1つのオブジェクト並び順情報に更新する、第1処理手段と、
    ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を遠ざけるピンチアウト操作が行われた場合に、前記タッチされた2点の間に位置する1つのグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行し、
    前記グループ化解除処理の対象となった前記グループのオブジェクトの識別情報を含むグループ情報に基づいて、前記グループのオブジェクトの識別情報を含む1つのオブジェクト並び順情報を、グループ化前の複数のオブジェクトの識別情報を含む複数のオブジェクト並び順情報に更新する、第2処理手段と、
    を具備する、情報処理装置。
  4. 前記第1処理手段は、
    前記グループ化処理の対象となったオブジェクトにグループのオブジェクトが含まれる場合、当該グループの階層構造を維持したままグループ化処理を実行する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2処理手段は、
    グループ化解除処理の対象とされた第1グループのオブジェクトが第2グループのオブジェクトに含まれたオブジェクトである場合、前記第2グループのオブジェクトの階層構造を維持したまま、前記第1グループのオブジェクトに対してグループ化解除処理を実行する請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 画面に表示される複数のオブジェクトを識別するための識別情報と、前記複数のオブジェクトの並び順を規定するための並び順情報とが対応づけられたオブジェクト並び順情報を格納する記憶装置を備える情報処理装置によって実行されるグループ化実行/解除方法であって、
    前記オブジェクト並び順情報にしたがった並び順で前記複数のオブジェクトを画面に表示させることと、
    ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を近づけるピンチイン操作が行われた場合に、前記オブジェクト並び順情報に基づき、前記タッチされた2点に位置する第1オブジェクトと第2オブジェクトとの間の並び順である1以上の第3オブジェクトを特定し、前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクト、および前記オブジェクト並び順情報に基づき特定した前記第3オブジェクトを対象としてグループ化処理を実行し、
    前記グループ化処理の対象となった前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクトおよび前記第3オブジェクトの識別情報と、前記グループ化された1つのグループのオブジェクトに対して新たに割り当てられる識別情報とが対応づけられたグループ情報を生成すると共に、前記グループ化処理の対象となった前記第1オブジェクト、前記第2オブジェクトおよび前記第3オブジェクトの識別情報を含む複数のオブジェクト並び順情報を、前記グループのオブジェクトの識別情報を含む1つのオブジェクト並び順情報に更新することと、
    ユーザによって画面上の2点がタッチされ、この2点を遠ざけるピンチアウト操作が行われた場合に、前記タッチされた2点の間に位置する1つのグループのオブジェクトを対象としてグループ化解除処理を実行し、
    前記グループ化解除処理の対象となった前記グループのオブジェクトの識別情報を含むグループ情報に基づいて、前記グループのオブジェクトの識別情報を含む1つのオブジェクト並び順情報を、グループ化前の複数のオブジェクトの識別情報を含む複数のオブジェクト並び順情報に更新することと、
    を具備するグループ化実行/解除方法。
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