JP2019219374A - 水位センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力で、必要な水位を正確な値で計測することができる、水位センサを提供する。【解決手段】水田の地面に差し込んで運用する、直流電流を用いて直列接続される抵抗の分圧によって水田の水位を計測する水位センサにおいて、水位センサに実装される電極と、それら電極に接続される抵抗を地面から地下に埋まる電極のグループである第一のグループ、地面から地上の所定の水位まで露出する電極のグループである第二のグループ、第二のグループより更に上の水位に露出する電極のグループである第三のグループの、3つのグループに分ける。そして、第二のグループに割り当てられるA/D変換器の電位差を、第一のグループ及び第三のグループより大きい電位差にて割り当てることにより、水田の水位計測に最も必要な水位の範囲に対して必要な分解能を得る。【選択図】図1

Description

本発明は、水田に適した水位センサに関する。
近年、情報処理装置の高性能化及び低価格化を様々な産業に対して最大限に活用する、IoT(Internet Of Things)と呼ばれる装置やシステムが多く提案され、広く普及している。農業においても、様々な形態でIoTの導入が試みられている。
農業におけるIoTは、屋外にセンサを設置する必要があるため、電源や通信手段の確保が難しい。
発明者らは、農業の、特に稲作におけるセンシングに着目し、水田に適した水位センサの開発を進めている。
稲作において、水田の水位の管理は極めて重要である。稲の生育には、最適な水位が存在する。水田の水は多すぎても少なすぎても、稲の生育に悪影響を生じる。
しかしながら一方で、現在市販されている殆どの水位センサは高価であったり、電力消費が多い等の、屋外の水田に使用するには適していない。
特許文献1には、測定スパンが数10m以上のダム水位、深井戸の水位を安価な方法で測定することが可能な、抵抗変化式液面レベル計の技術内容が開示されている。
非特許文献1には、本発明に関係する、抵抗分圧器を使った、多くのスイッチのセンシングに関する技術が開示されている。
特開2011−141255号公報
「抵抗分圧器を使った、多くのスイッチのセンシング(2)」谷川 寛、2018年11月15日閲覧<https://synapse.kyoto/tips/ResDiv/page002.html>
水位の計測には、超音波を用いるものや、交流電流を流すもの等、多種多様なものが考えられている。
超音波を用いるものは、回路構成が複雑になるため、装置構成が高価になり、また電力消費も大きいため、水田のIoTには適さない。
交流電流を用いるものも、電力消費が大きいため、水田のIoTには適切でない。
発明者らは、種々の方法を検討した結果、消費電力が少なく済む、特許文献1に開示される、直流電流を用いる計測方法を採用するに至った。
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、ダム水位や深い井戸の水位の測定には向いているものの、水田の水位を正確な値で計測することが困難であることが判明した。
本発明はかかる課題を解決し、低消費電力で、水田における必要な水位を正確な値で計測することができる、水位センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の水位センサは、長手方向の一部が水田の地面に埋設される基板と、一端が直流定電圧ノードに接続される電流制限抵抗と、電流制限抵抗の他端と接地ノードとの間に直列接続される複数の抵抗と、複数の抵抗同士の接続点に接続され、基板の長手方向に等間隔に配置される複数の電極とを具備し、電流制限抵抗の他端と複数の抵抗との間の接続点から検出電圧を得る水位センサである。
複数の抵抗は、接地ノードから水田の地面の表面までに位置する電極に接続される第一のグループと、第一のグループに接続され、水田の地面の表面から所定の水位までに位置する電極に接続される第二のグループと、第二のグループと直流定電圧ノードとの間に接続され、第二のグループに属する電極より更に上の水位に位置する電極に接続される第三のグループとに分類される。
第二のグループから得られる検出電圧の電圧幅は、第一のグループ及び第三のグループから得られる検出電圧の電圧幅より広くなるように、抵抗の抵抗値が構成されている。
本発明によれば、水田における必要な水位を正確な値で、しかも低消費電力で計測することが可能な水位センサを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第一の実施形態の例である、水位センサの使用状態を説明する概略図である。 無線通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態の例に係る水位センサの外観図である。 本発明の第一の実施形態の例に係る水位センサの回路図である。 水位センサに実装される抵抗によって実現される、深さ/高さに対する検出電圧との関係を示すグラフである。 水に浸かった状態の水位センサを示す簡略化した回路図と、等価回路図である。 抵抗分圧回路の抵抗値の計算方法を説明する図である。 本発明の第二の実施形態の例に係る水位センサの外観図である。 本発明の第二の実施形態の例に係る水位センサの回路図である。 本発明の第三の実施形態の例に係る水位センサの外観図である。 本発明の第三の実施形態の例に係る水位センサの回路図である。
[第一の実施形態:水位センサ101:概略]
図1は、本発明の第一の実施形態の例である、水位センサ101の使用状態を説明する概略図である。
図1において、水位センサ101は、水稲102が栽培されている水田103の地面104の中に差し込まれている。また、水位センサ101は、無線通信装置105とケーブル106で接続されている。無線通信装置105は、足場パイプとも呼ばれる単管パイプ107に固定されており、図示しない他の無線通信装置から司令を受けて、水位センサ101から得られる水位計測データを、当該他の無線通信装置へ送信する。
最終的に、水位センサ101から得られる水位計測データは、図示しないクラウドサーバに蓄積される。クラウドサーバは、無線通信装置105の固有ID情報及び計測日時と共に水位計測データをデータベースに蓄積する。また、水位センサ101と無線通信装置105を運用する稲作農家は、クラウドサーバ経由で自らが管理する水田103に設置された無線通信装置105と水位センサ101の水位計測データをスマートフォン等で確認することができる。
水位センサ101は、フェノール樹脂あるいはエポキシ樹脂等の周知のプリント基板の材料よりなる長尺基板108に、多数の電極109が形成されている。各々の電極109は長尺基板108上に形成されているプリントパターンを通じて、長尺基板108の上部にある回路ユニット110に接続されている。回路ユニット110の最上部には、USBコネクタ111が設けられている。但し、このUSBコネクタ111は本来のデジタルデータを送受信するシリアルインターフェースとしてのUSBではなく、無線通信装置105から供給される電源と、アナログ信号の送信のために設けられている。
また、長尺基板108表面の電極109以外の箇所は、プリントパターンの保護と絶縁のために、周知のソルダレジスト膜で覆われている。
長尺基板108に形成されている電極109は、水田103の水112に接触すると、後述する回路によって電気抵抗が低下する。これにより、水位センサ101は、電極109が水112と接触することによる電気抵抗の低下を検出することができる。
電極109は、長手方向に約1cmの長さを有する。この電極109が長尺基板108の長手方向に、千鳥状に交互に配置されている。このため、この水位センサ101の分解能は物理的に凡そ1cmに制約される。
[無線通信装置105]
図2Aは、無線通信装置105のハードウェア構成を示すブロック図である。
マイコンよりなる無線通信装置105は、バス201に接続されたCPU202、ROM203、RAM204、他の無線通信装置と双方向通信を行うための近距離無線インターフェース205(図2中は「近距離無線I/F」と略記)、水位センサ101から出力される電圧信号をデジタルデータに変換するA/D変換器206(図2中は「A/D」と略記)、そしてバッファ207を介する出力ポート208を備える。
近距離無線インターフェース205は例えば、BlueTooth(登録商標)等である。
図2Bは、図2Aの上位の無線通信装置のハードウェア構成を示すブロック図であり、この無線通信装置は、不図示のクラウドサーバと通信するため、近距離無線I/F205の他に、携帯電話等の移動体通信網インターフェース209(図2中は「移動体通信網I/F」と略記)を備える。
無線通信装置105は太陽電池210で駆動される。太陽電池210には大容量キャパシタC211が並列接続されている。また、太陽電池210の正極ノードとUSBコネクタ111との間には、センサ電源スイッチ212が接続されている。このセンサ電源スイッチ212は、出力ポート208の論理信号でオンオフ制御される。
無線通信装置105は、ROM203に格納されているプログラムで動作する。無線通信装置105は、通常時は図示しないマイコン用のシステムクロックを低い周波数で駆動し、近距離無線インターフェース205を数秒間隔で間欠的に駆動する。
他の無線通信装置から電波の入来を検出したら、無線通信装置105はシステムクロックを高い周波数に設定し、当該他の無線通信装置と所定の双方向通信のためのハンドシェイクシーケンスを行う。
次に、無線通信装置105は、出力ポート208を通じてセンサ電源スイッチ212をオン制御し、所定の時間経過した後に、A/D変換器206を駆動して、水位センサ101が出力する電圧信号をデジタルデータに変換する。
また、無線通信装置105は、デジタルデータの取得に成功すると、出力ポート208を通じてセンサ電源スイッチ212をオフ制御し、デジタルデータを他の無線通信装置へ送信する。
最後に、無線通信装置105はシステムクロックの周波数を低い周波数に設定し直して、一連の処理を終了する。
[水位センサ101:外観]
図3Aは、水位センサ101の外観図である。図3Bは、水位センサ101の上部の概略図である。図3Cは、水位センサ101の下部の概略図である。なお、紙面の都合上、図3B及び図3Cは、図3Aと比べて電極109の数を減らしている。
図3A、図3B及び図3Cに示されるように、水位センサ101を構成する長尺基板108の表側には、長手方向に電極109が千鳥状に交互に配置されている。そして、各々の電極109にはチップ抵抗301が接続されている。なお、一部の電極109と一部のチップ抵抗301は、増幅部302に接続されている。回路ユニット110の上部にはUSBコネクタ111が配置されている。
図3Cに示されるように、長尺基板108には基準線L303が描かれている。水位センサ101を水田103に設置するには、この基準線L303を水田103の地面104の表面に合わせるように、水位センサ101を地面104に埋設する。
[水位センサ101:回路図]
図4は、水位センサ101の回路図である。
無線通信装置105から供給される電源の正極ノードには、抵抗R401の一端が接続されている。抵抗R401の他端と接地ノードとの間には、コンデンサC402とツェナーダイオードD403が接続されており、このツェナーダイオードD403とコンデンサC402によって安定化された電圧源が構成される。これ以降、ツェナーダイオードD403とコンデンサC402によって安定化された電圧源のノードを、直流定電圧ノードE404と呼ぶ。
直流定電圧ノードE404には、電流制限抵抗R411の一端が接続されている。
電流制限抵抗R411の他端には、抵抗R412の一端が接続されている。また、電流制限抵抗R411の他端と抵抗R412の一端との間には、電極431が接続されている。
抵抗R412の他端には、抵抗R413の一端が接続されている。また、抵抗R412の他端と抵抗R413の一端との間には、電極432が接続されている。
以下同様に、抵抗R414、R415、R416、R417、R418、R419、R420、R421、R422、R423、R424、R425が直列接続され、R425の他端は接地ノードに接続されている。
また、図4に示すように、各々の抵抗と抵抗との間には、電極433、電極434、電極435、電極436、電極437、電極438、電極439、電極440、電極441、電極442、電極443、電極444が接続され、電極445はR425の他端と共に接地ノードに接続されている。
なお、電流制限抵抗R411〜R425は、周知の抵抗分圧回路を構成している。
電流制限抵抗R411の他端と抵抗R412の一端との間には、電極431の他に、第一のオペアンプ405の非反転入力端子が接続されている。第一のオペアンプ405の反転入力端子と接地ノードとの間には、抵抗R406が接続されている。第一のオペアンプ405の反転入力端子と出力端子との間には、抵抗R407が接続されている。したがって第一のオペアンプ405は、一般的な非反転増幅回路を構成する。第一のオペアンプ405の出力端子は、抵抗R408を介してUSBコネクタ111を通じて無線通信装置105のA/D変換器206に接続される。
[水位センサ101:抵抗の構成]
これより、本発明の水位センサ101の分解能を説明する。
図5は、水位センサ101に実装される抵抗によって実現される、水田における水位の深さ(地表面から水面までの距離)に対する検出電圧との関係を示すグラフである。横軸は水位の深さであり、縦軸は第一のオペアンプ405の非反転入力端子に印加される、抵抗分圧回路から得られる検出電圧である。
図4に示した回路図は、抵抗分圧器を使ったスイッチのセンシングを利用したものであり、基本的な技術思想は非特許文献1に開示されている。この技術の詳細については図6Bにて後述する。
しかしながら、非特許文献1にも開示されていることではあるが、検出する端子の数が多くなるに連れて、長尺基板108上に実装される抵抗の誤差が無視できなくなる。すると、A/D変換器206で測定する電圧に抵抗の誤差が重畳され、結果的に誤検出を引き起こす可能性が高くなる。
そこで発明者らは、稲作農家に対し、水位センサ101を導入する目的等を詳細に聞き取り調査を行った。その結果、水田103に使用する水位センサ101にとって、最低限必要な分解能を確保することが可能はA/D変換器206の入力電圧の範囲と、必ずしも高い分解能を必要としないA/D変換器206の入力電圧の範囲が存在することを突き止めた。
稲作農家にとって、水田103において最も気を付けなければならない点は、水田103に水112が存在するか、そしてその水位は5cm以上であるか否か、更に5cm以下である場合は0cm以上5cm以下の、どの程度の水位であるかである。
そこで、発明者らは水位センサ101に実装される電極109を、大きく3個のグループに分けた。
再び、図4に戻って説明すると、第一のグループG451は、地面104から地下に埋まる電極のグループ。第一のグループG451の電極は0cmから−5cmの範囲に存在する。図4の回路図では、電極442、電極443、電極444及び電極445が該当する。そして、第一のグループG451には抵抗R422、R423、R424、R425が属する。
第二のグループG452は、地面104から地上に露出する電極109のグループ。第二のグループG452の電極は0cmから+5cmの範囲に存在する。図4の回路図では、電極437、電極438、電極439、電極440及び電極441が該当する。そして、第二のグループG452には抵抗R417、R418、R419、R420、R421が属する。
なお、基準線L303は、第一のグループG451と第二のグループG452との境目に位置する。
第三のグループG453は、第二のグループG452から更に地上に露出する電極109のグループ。第三のグループG453の電極は+5cmから+10cmの範囲に存在する。図4の回路図では、電極432、電極433、電極434、電極435及び電極436が該当する。そして、第三のグループG453には抵抗R412、R413、R414、R415、R416が属する。
そして、発明者らは第二のグループG452に属する電極に対し、最大の分解能を得られるように、A/D変換器206の入力電圧の範囲を設定した。逆に言えば、第一のグループG451及び第三のグループG453に属する電極に対しては、分解能を犠牲にする入力電圧の範囲を設定した。
図5は、この電圧の配分を説明するグラフである。
一例として、図5において、第一のグループG451に属する電極442、電極443、電極444及び電極445には、最大+3Vから最小+2.5Vまでの、0.5Vの電圧範囲E501が設定される。
第二のグループG452に属する電極437、電極438、電極439、電極440及び電極441には、最大+2.5Vから最小+1.0Vまでの、1.5Vの電圧範囲E502が設定される。
第三のグループG453に属する電極432、電極433、電極434、電極435及び電極436には、最大+1.0Vから最小+0.5Vまでの、0.5Vの電圧範囲E503が設定される。
図6Aは、水112に浸かった状態の水位センサ101を示す簡略化した回路図である。
図6Bは、水112に浸かった状態の水位センサ101を示す等価回路図である。
今、直流定電圧ノードE404(図4参照)に、抵抗R601が接続され、更にR602、R603、R604、R605及びR606が直列接続されて、抵抗分圧回路が構成されているとする。
実際の水田103の水112には、電気抵抗が存在する。このため、図6Aに示すように、水112に浸かった電極109は、水112の電気抵抗R607及びR608を介して設置された状態になる。
しかしながら、水112の電気抵抗が、直流定電圧ノードE404から直列接続される各々の抵抗の抵抗値よりも十分小さければ、図6Bに示すように、スイッチSW609及びスイッチSW610にて等価的に導通した状態とみなすことが可能である。
[水位センサ101:抵抗値の計算方法]
これより、水位センサ101に実装する抵抗の抵抗値の計算方法を説明する。この計算方法は、非特許文献1に開示されている方法と同じものである。
図7Aは、電圧ノードに接続される抵抗R701と、抵抗R701の直下と接地ノードとの間に接続される抵抗R702よりなる回路図である。
図7Aにおいて、電圧ノードに接続される抵抗R701と、抵抗R701の直下と接地ノードとの間に接続される抵抗R702との分圧比αは、以下の式で表される。
α=R702/(R701+R702) …(1)
上記(1)式を変形すると、以下の式になる。
R702={α/(1−α)}×R701 …(2)
図7Bは、電圧ノードに接続される抵抗R701と、抵抗R701の直下に接続される抵抗R702と、抵抗R702と接地ノードとの間に接続される抵抗R703よりなる回路図である。
電圧ノードに接続される抵抗R701と、抵抗R701の直下に接続される抵抗R702と、抵抗R702と接地ノードとの間に接続される抵抗R703との分圧比αは、以下の式で表される。
α=RA/(R701+RA) …(3)
上記(3)式を変形すると、以下の式になる。
RA={α/(1−α)}×R701 …(4)
但し、RA=R702+R703 …(5)
であるので、R703を求めてみる。
R703=RA−R702
={α/(1−α)}×R701−{α/(1−α)}×R701
={α/(1−α)−α/(1−α)}×R701 …(6)
図7Cは、電圧ノードに接続される抵抗R701と、抵抗R701の直下に接続される抵抗R702と、抵抗R702の下に接続される抵抗R703と、抵抗R703と接地ノードとの間に接続される抵抗R704よりなる回路図である。
同様に、電圧ノードに接続される抵抗R701と、R701の直下に接続される抵抗R702の下に、更に接続される抵抗R703及び抵抗R704との分圧比αは、以下の式で表される。
α=RB/(R701+RB) …(7)
上記(7)式を変形すると、以下の式になる。
RB={α/(1−α)}×R701 …(8)
ここで、
RB=R702+R703+R704=RA+R704 …(9)
であるので、R704を求めてみる。
R704=RB−R702
={α/(1−α)}×R701−{α/(1−α)}×R701
={α/(1−α)−α/(1−α)}×R701 …(10)
以上から、抵抗分圧回路における所望の抵抗値Rは、以下の式で表される。なお、以下の式においてnは、R701に直列に接続される抵抗値の数(自然数)である。
={α/(1−α)}×R701 (n=1) …(11)
={αn/(1−αn)−αn−1/(1−αn−1)}×R701 (n>1) …(11)
抵抗分圧回路における抵抗値の計算に際しては、先ず、分圧比αを、0より大きく1より小さい数で、電極109の数だけ決定する。この時、図5にて説明したように、電極109が属するグループに応じて、分圧比αの値を決定する。そして、直流定電圧ノードE404の直下に接続される抵抗の抵抗値を決めると、上述の式で全ての抵抗の抵抗値が求められる。
例えば、第一のグループG451の電極数を4個、第二のグループG452の電極数を5個、第三のグループG453の電極数を5個と設定し、第一のグループG451のA/D変換器206の電圧範囲は0.5V、第二のグループG452のA/D変換器206の電圧範囲は1.5V、第三のグループG453のA/D変換器206の電圧範囲は0.5Vとする。すなわち、第一のグループG451、第二のグループG452、そして第三のグループG453の電圧範囲の比率は、1:3:1となる。
なお、第一のグループG451の一番下に位置する電極455は接地ノードに接続されるので、第一のグループG451の抵抗の数は1個減って4個となる。
図7にて説明した計算方法は、第三のグループG453から分圧比を設定するので、これに習って第三のグループG453から説明する。
第三のグループG453は、0から0.2の間を5等分する分圧比を設定する。第一のグループG451の分圧比α1、α2、α3、α4、α5は、以下の値に設定する。
α1=0.04、α2=0.08、α3=0.12、α4=0.16、α5=0.20
第二のグループG452は、0.2から0.8の間を5等分する分圧比を設定する。第二のグループG452の分圧比α6、α7、α8、α9、α10は、以下の値に設定する。
α6=0.32、α7=0.44、α8=0.56、α9=0.68、α10=0.80
第一のグループG451は、0.8から1の間を5等分する分圧比を設定する。第一のグループG451の分圧比α11、α12、α13、α14は、以下の値に設定する。
α11=0.84、α12=0.88、α13=0.92、α14=0.96
一例として、直流定電圧ノードE404の直下に配置する電流制限抵抗R411を100kΩとすると、各々の抵抗値は以下の通りになる。なお、抵抗値の小数点以下は四捨五入している。
R412=100kΩ×{0.04/(1-0.04)}≒4167Ω
R413=100kΩ×{0.08/(1-0.08)−0.04/(1-0.04)}≒4,529Ω
R414=100kΩ×{0.12/(1-0.12)−0.08/(1-0.08)}≒4,941Ω
R415=100kΩ×{0.16/(1-0.16)−0.12/(1-0.12)}≒5,411Ω
R416=100kΩ×{0.20/(1-0.20)−0.16/(1-0.16)}≒5,942Ω
R417=100kΩ×{0.32/(1-0.32)−0.20/(1-0.20)}≒22,059Ω
R418=100kΩ×{0.44/(1-0.44)−0.32/(1-0.32)}≒31,513Ω
R419=100kΩ×{0.56/(1-0.56)−0.44/(1-0.44)}≒48,701Ω
R420=100kΩ×{0.68/(1-0.68)−0.56/(1-0.56)}≒85,227Ω
R421=100kΩ×{0.80/(1-0.80)−0.68/(1-0.68)}=187,500Ω
R422=100kΩ×{0.84/(1-0.84)−0.80/(1-0.80)}=125,000Ω
R423=100kΩ×{0.88/(1-0.88)−0.84/(1-0.84)}≒208,333Ω
R424=100kΩ×{0.92/(1-0.92)−0.88/(1-0.88)}≒416,666Ω
R425=100kΩ×{0.96/(1-0.96)−0.92/(1-0.92)}=1,250,000Ω
以上のように計算して求めた抵抗値は、市場に流通する一般的な受動素子の値の系列であるE24系列とは異なる値なので、市販の抵抗と抵抗値が一致することが稀である。そこで、非特許文献1に開示されているように、隣接する抵抗同士の差をE24系列の値で近似することで、誤差の少ない抵抗列を形成するようにした。
なお、水位センサ101の製造出荷前に、各々の電極にプローブを接触させて、各抵抗の抵抗値を測定する。そして、電極毎に接地ノードとショートさせて直流定電圧ノードE404に電圧を印加して、検出電圧を図示しないサーバのデータベースに記憶しておく。すると、実際に水位センサ101が計測を行うときに、データベースに記憶されている電圧範囲と比較することで、高い精度の水位を得ることが可能になる。
[第二の実施形態:寒冷地仕様の水位センサ801:外観]
図8Aは、本発明の第二の実施形態の例である、水位センサ801の表側の外観図である。
図8Bは、本発明の第二の実施形態の例である、水位センサ801の裏側の外観図である。
図8A及び図8Bに示す水位センサ801の、図1に示す第一の実施形態に係る水位センサ101との外観上の相違点は、長尺基板108の裏側の、地面104に埋没する箇所(基準線L303の下側)に、サーミスタTH802を装着している点である。
サーミスタTH802は、水田103の土中の温度を計測するためのものである。
[第二の実施形態:寒冷地仕様の水位センサ801:回路図]
図9は、水位センサ801の回路図である。
なお、図9に示す回路図のうち、図4と共通する部品については同一の符号を付して説明を省略する。また、抵抗の配列は、紙面の都合上、その一部を省略している。
図9に示す水位センサ801の回路図と、図4に示す第一の実施形態に係る水位センサ101の回路図との大きな相違点は、サーミスタTH802を設けた点である。
すなわち、図9に示すように、直流定電圧ノードE404に、抵抗R901とサーミスタTH802が直列に接続されている。そして、抵抗R901とサーミスタTH802との接続点に、第二のオペアンプ902の非反転入力端子が接続されている。
電流制限抵抗R411の他端と抵抗R412の一端との間には、電極431の他に、第一のオペアンプ405の非反転入力端子が接続されている。第二のオペアンプ902の反転入力端子と接地ノードとの間には、抵抗R903が接続されている。第二のオペアンプ902の反転入力端子と出力端子との間には、抵抗R904が接続されている。したがって第二のオペアンプ902は、第一のオペアンプ405と同様、一般的な非反転増幅回路を構成する。第二のオペアンプ902の出力端子は、第一のオペアンプ405と同様、抵抗R905を介してUSBコネクタ111(図2参照)を通じて無線通信装置105のA/D変換器206に接続される。
主に、我が国の東北地方を境に、東北以北と以南とで、水田103による稲作に相違点がある。本来なら、水稲102は温帯から亜熱帯にかけて生育する植物であるが、我が国の稲作従事者等による長い年月をかけて行われた品種改良によって、東北以北でも稲作が可能になった。
寒冷地における稲作において、寒冷地に適応した水稲102は、茎や葉は比較的寒さに強いものの、茎や葉に比べると根が寒さに弱い。このため、水温が許容温度を下回ると、水稲102の生育に悪影響を及ぼす可能性が高くなる。
そのような時には、予め溜め池に溜め込まれた水112を水田103に供給することで、水田103の水温及び地温を上昇させるという対策が行われる。またその際、水稲の冷害を防ぐため、水位を5cm以上に保つことで水田を冷え難くする深水栽培が行われる。
すなわち、寒冷地における稲作では、水田103の水位と共に土中温度のモニタリングが重要である。
そこで、水位センサ801に水田103の土中温度を計測するサーミスタTH802を取り付けることにより、水田103の水位と土中温度を同時に計測することが可能になる。
また、サーミスタTH802は純粋な抵抗であるため、水位センサ801の抵抗配列と直流定電圧ノードE404を共用できるので、種類の豊富なデュアルオペアンプを最大限活用することができる。なお、デュアルオペアンプは、幅広く市場に多く出回っている電子部品である。
なお、サーミスタTH802は水田103の土中温度を計測するために、長尺基板108の基準線L303の下側に設けられている。これに対し、水田103の水中温度を計測するサーミスタTH803を、長尺基板108の基準線L303の上側に追加してもよい。この場合、サーミスタTH803を追加することでオペアンプも同様に追加することになり、コネクタも必要な信号線の数を確保するために変更する必要が生じる。
またサーミスタTH803は、必要に応じて基準線L303を跨ぐ位置に設置して、水と土表面の温度を計測する実施形態にしてもよい。
[第三の実施形態:EC値計測仕様の水位センサ1001:外観]
図10Aは、本発明の第三の実施形態の例である、水位センサ1001の表側の外観図である。図10Bは、本発明の第三の実施形態の例である、水位センサ1001の裏側の外観図である。
図10A及び図10Bに示す水位センサ1001の、図1に示す第一の実施形態に係る水位センサ101との外観上の相違点は、長尺基板108の裏側の、地面104に埋没する箇所(基準線L303の下側)に、水田103の土中の抵抗値を計測する電極1002と電極1003を設けた点である。すなわち、この電極109は水田103の土中の電気伝導度(EC値:Electro-Conductance)を計測することにより、土中の抵抗値を計測している。
[第三の実施形態:EC値計測仕様の水位センサ1001:回路図]
図11は、第三の実施形態で用いられる水位センサ1001の回路図である。なお、図11に示す回路図のうち、図4及び図9と共通する部品については同一の符号を付して説明を省略する。また、抵抗の配列は、紙面の都合上、その一部を省略している。
図11に示す水位センサ1001の回路図の、図9に示す第二の実施形態に係る水位センサ101の回路図との相違点は、サーミスタTH802の代わりに電極1002が第二のオペアンプ902の非反転入力端子に接続されていると共に、電極1002の近傍に接地ノードに接続される電極1003が設けられている点である。
稲作に限らず、農作物や観葉植物等の栽培において、肥料の濃度は極めて重要である。これ以降、農作物及び観葉植物を包含する上位概念の言葉として「作物」という言葉を用いることとする。作物に施肥を行う際、作物の生育状況に応じて、肥料の濃度を増減しなければならない。土中または水中の肥料の濃度を計測する単位として、土中または水中の電気伝導度の値(EC値)が用いられる。このEC値は抵抗値の逆数であるので、第二の実施形態におけるサーミスタTH802と同様、第二のオペアンプ902で電極間に流れる電流に起因する電位差を計測することで、EC値を算出することが可能になる。
更に、電極間の抵抗値を計測することで、水112の電気抵抗による水位センサ1001の計測値の誤差を低減することが可能になる。
本発明の実施形態においては、水位センサを開示した。
水田103の地面104に差し込んで運用する、直流電流を用いて直列接続される抵抗の分圧によって水田103の水位を計測する水位センサ101において、水位センサ101に実装される電極109と、それら電極109に接続される抵抗を、3つのグループに分けた。第一のグループG451は、地面104から地下に埋まる電極109のグループである。第二のグループG452は、地面104から地上の所定の水位まで露出する電極109のグループである。第三のグループG453は、第二のグループG452より更に上の水位に露出する電極109のグループである。
そして、第二のグループG452に割り当てられるA/D変換器206の電位差を、第一のグループG451及び第三のグループG453より大きい電位差にて割り当てるようにした。これにより、水田103の水位計測に最も必要な水位の範囲に対して必要な分解能を得ることができるようになった。
また、本発明の水位センサ101は、第二のグループG452を高分解能領域に設定したが、高分解能領域の設定箇所は必ずしも第二のグループG452の位置に限られない。例えば、用水路の水位の溢れを計測するために、第三のグループG453を高分解能領域とし、第一のグループG451及び第二のグループG452の位置を低分解能に構成してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。
101…水位センサ、102…水稲、103…水田、104…地面、105…無線通信装置、106…ケーブル、107…単管パイプ、108…長尺基板、109…電極、110…回路ユニット、111…USBコネクタ、112…水、201…バス、202…CPU、203…ROM、204…RAM、205…近距離無線インターフェース、206…A/D変換器、207…バッファ、208…出力ポート、209…移動体通信網インターフェース、210…太陽電池、212…センサ電源スイッチ、301…チップ抵抗、302…増幅部、405…第一のオペアンプ、431、432、433、434、435、436、437、438、439、440、441、442、443、444、445、455…電極、801…水位センサ、902…第二のオペアンプ、1001…水位センサ、1002…電極、1003…電極、R411…電流制限抵抗、R401、R406、R407、R408、R412、R413、R414、R417、R422、R601、R701、R702、R703、R704、R901、R903、R904、R905…抵抗、R607、R608…電気抵抗、C211…大容量キャパシタ、L303…基準線、C402…コンデンサ、D403…ツェナーダイオード、SW609…スイッチ、SW610…スイッチ、TH802、TH803…サーミスタ

Claims (4)

  1. 長手方向の一部が水田の地面に埋設される基板と、
    一端が直流定電圧ノードに接続される電流制限抵抗と、
    前記電流制限抵抗の他端と接地ノードとの間に直列接続される複数の抵抗と、
    前記複数の抵抗同士の接続点に接続され、前記基板の長手方向に等間隔に配置される複数の電極と、を具備し、前記電流制限抵抗の他端と前記複数の抵抗との間の接続点から検出電圧を得る水位センサであって、
    前記複数の抵抗は、
    前記接地ノードから前記水田の前記地面の表面までに位置する前記電極に接続される第一のグループと、
    前記第一のグループに接続され、前記水田の前記地面の表面から所定の水位までに位置する前記電極に接続される第二のグループと、
    前記第二のグループと前記直流定電圧ノードとの間に接続され、前記第二のグループに属する前記電極より更に上の水位に位置する前記電極に接続される第三のグループと
    に分類され、
    前記第二のグループから得られる検出電圧の電圧幅は、前記第一のグループ及び前記第三のグループから得られる検出電圧の電圧幅より広くなるように、前記抵抗の抵抗値が設定される、水位センサ。
  2. さらに、前記直流定電圧ノードには、抵抗を介して前記地面に埋没する箇所に配置されたサーミスタが接続されており、前記サーミスタにより前記地面の土中温度を計測する、
    請求項1に記載の水位センサ。
  3. さらに、前記直流定電圧ノードには、抵抗を介して前記水田の地面から露出する箇所に配置されたサーミスタが接続されており、前記サーミスタにより前記水田の水中温度を計測する、
    請求項1に記載の水位センサ。
  4. さらに、前記直流定電圧ノードには、前記基板の長手方向に等間隔に配置される複数の電極とは別に、抵抗を介して地面に埋没する箇所に一対の電極が取り付けられ、前記一対の電極により土中の電気伝導度を測定する、
    請求項1に記載の水位センサ。
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