JP2019218889A - 排ガス再循環バルブ - Google Patents

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史朗 高岡
Shiro Takaoka
史朗 高岡
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Abstract

【課題】EGRバルブの軸方向のサイズダウン及び部品点数の削減を実現する。【解決手段】EGRバルブは、バルブ4の閉弁方向にロッド3を付勢する板バネ2を備える。板バネ2は、周縁から中心に向かう螺旋状のスリット2cが複数設けられた底面部2aと、底面部2aの周縁に設けられた円筒部2bとを有する。底面部2aの中心の開口部2dはロッド3に固定され、円筒部2bはハウジング1に保持される。ハウジング1は、空間1cの壁面に設けられた、板バネ2の円筒部2bを保持する環状の段差部1dを有する。【選択図】図1

Description

この発明は、車両に搭載される排ガス再循環(EGR)バルブに関するものである。
従来、ポペット式の排ガス再循環バルブは、流量を確保するため、ポペット弁のストローク量を長く設定できるコイルバネを採用していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−342908号公報
特許文献1に係る排ガス再循環バルブは、コイルバネを設置するために軸方向に大きなスペースが必要であった。また、特許文献1に係る排ガス再循環バルブは、コイルバネとロッドとを締結するためのホルダ等が必要であった。このように、従来の排ガス再循環バルブは、コイルバネを使用する構成であるので、軸方向のサイズが大きく、かつ、部品点数が多いという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、軸方向のサイズダウン及び部品点数の削減を実現した排ガス再循環バルブを提供することを目的とする。
この発明に係る排ガス再循環バルブは、軸方向に動作するシャフトを有する直動アクチュエータと、直動アクチュエータが取り付けられた円筒形状の空間及び排ガスが流れる通路を内部に有するハウジングと、通路を開閉するバルブと、一端部が通路の内部でバルブに固定され、他端部が空間の内部でシャフトに当接してバルブを開弁方向に作動させるロッドと、記空間の内部に配置され、バルブの閉弁方向にロッドを付勢する板バネとを備え、板バネは、周縁から中心に向かう螺旋状のスリットが複数設けられた底面部と、底面部の周縁に設けられた円筒部とを有し、底面部の中心はロッドに固定され、円筒部はハウジングに保持され、ハウジングは、空間の壁面に設けられた、板バネの円筒部を保持する環状の段差部を有するものである。
この発明によれば、コイルバネに代えて板バネを使用するようにしたので、軸方向のサイズダウン及び部品点数の削減を実現できる。
実施の形態1に係る排ガス再循環バルブの構成例を示す断面図であり、閉弁状態である。 実施の形態1に係る排ガス再循環バルブの構成例を示す断面図であり、開弁状態である。 実施の形態1に係る排ガス再循環バルブの板バネの構成例を示し、図3AはC−C断面図、図3Bは平面図である。 図4Aは、図1のA領域の一例を示す拡大図であり、図4Bは、図2のB領域の一例を示す拡大図である。 図5Aは、図1のA領域の変形例を示す拡大図であり、図5Bは、図2のB領域の変形例を示す拡大図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る排ガス再循環バルブの構成例を示す断面図であり、閉弁状態である。図2は、実施の形態1に係る排ガス再循環バルブの構成例を示す断面図であり、開弁状態である。この排ガス再循環バルブ(以下、「EGRバルブ」と称する)は、エンジンの吸気通路と排気通路とをつなぐ排ガス再循環通路に設けられて、エンジンの排ガスを吸気系へ再循環させるためのものである。
EGRバルブは、ハウジング1、板バネ2、ロッド3、バルブ4、及び直動アクチュエータ5を備える。ハウジング1の内部には、排ガスが流れる通路1aと、直動アクチュエータ5が取り付けられる円筒形状の空間1cとが設けられる。通路1aの壁面には、環状のバルブシート1bが設けられる。空間1cの壁面には、環状の段差部1dが設けられる。通路1aと空間1cとをつなぐ貫通孔には、ロッド3、軸受部6及びシール部7等が配置される。軸受部6は、ロッド3を、軸方向に摺動可能に支持する。シール部7は、排ガスの通路1aから空間1cへの侵入を防止する。
直動アクチュエータ5は、ハウジング1の空間1c側に取付けられ、空間1cにおいてシャフト5aを軸方向に動作させる。シャフト5aとロッド3とは同軸上に配置されており、シャフト5aとロッド3の一端部とが当接する。ロッド3の他端部には、バルブ4が固定される。バルブ4は、バルブシート1bに当接することによって通路1aを閉弁し、バルブシート1bから離れることによって通路1aを開弁する。
ハウジング1の空間1c内には、板バネ2が配置される。図3は、実施の形態1に係る排ガス再循環バルブの板バネ2の構成例を示し、図3AはC−C断面図、図3Bは平面図である。板バネ2は、円形状の底面部2aと、底面部2aの周縁に設けられた円筒部2bとを有する。環状の段差部1dによって円筒部2bが保持されることで、板バネ2とロッド3との同軸度が確保される。底面部2aの中心には開口部2dが設けられる。開口部2dにロッド3が挿入され、カシメ又は溶接等により板バネ2とロッド3とが締結される。また、底面部2aには、周縁から中心に向かう螺旋状のスリット2cが3つ設けられている。スリット2cの個数は、4つ以上でもよい。底面部2aのうち、スリット2cが設けられていない周縁部分は、平坦部2a1である。底面部2aのうち、平坦部2a1より中心側の部分が弾性変形して板バネとして機能する。なお、スリット2cが螺旋状であることにより、板バネ2が、底面部2aと直交する方向へ弾性変形しやすくなり、ロッド3のストローク量が長くなる。また、複数のスリット2cが等間隔に配置されることにより、板バネ2が弾性変形した場合に歪まず、ロッド3が径方向にずれない。
図1に示されるように、直動アクチュエータ5の動作停止時、ロッド3は、板バネ2の反発力により閉弁方向に付勢される。よって、バルブ4は閉弁状態を保つ。
図2に示されるように、直動アクチュエータ5の動作時、直動アクチュエータ5がシャフト5aを軸方向に動作させ、シャフト5aを空間1c内に突出させる。すると、ロッド3がシャフト5aによって押され、バルブ4が開弁方向に作動する。バルブ4が開弁した状態では、板バネ2が弾性変形し、その反発力でロッド3がシャフト5aに押し付けられる。これにより、シャフト5aの突出量に合わせてバルブ4の開弁量が変化する。バルブ4の開弁量が増加すると板バネ2の周縁が収縮する。
次に、ハウジング1の段差部1dの詳細を説明する。
図4Aは、図1のA領域の一例を示す拡大図であり、図4Bは、図2のB領域の一例を示す拡大図である。図5Aは、図1のA領域の変形例を示す拡大図であり、図5Bは、図2のB領域の変形例を示す拡大図である。なお、図1及び図2では、図5A及び図5Bと同じ構成が図示されている。
図4A及び図4Bの構成例では、ハウジング1の空間1cの内壁に、環状の段差部1dが設けられる。板バネ2の円筒部2bは、段差部1dの上に設置される。上述したように、バルブ4の開弁量が増加すると板バネ2の周縁が収縮するため、図4Bに示されるように円筒部2bが段差部1dから外れて板バネ2が脱落する可能性がある。また、円筒部2bが段差部1dと擦れて摩耗し、反発力が失われる可能性がある。
そこで、図5A及び図5Bの構成例のように、段差部1dの縁に、環状の凸部1eが設けられてもよい。なお、凸部1eは環状でなくてもよく、例えば、段差部1dの縁に、複数の凸部1eが間隔をあけて設けられてもよい。板バネ2の円筒部2bは、ハウジング1の内壁と段差部1dと凸部1eとに囲まれた窪みに挿入される。この構成例において、円筒部2bの先端部2b1が段差部1dに当接しないよう、円筒部2bの軸方向の長さL1に比べて凸部1eの軸方向の長さL2が短くなっている(L1>L2)。これにより、底面部2aの平坦部2a1が凸部1eに当接することによって、板バネ2が保持される。図5Bに示されるように、バルブ4の開弁量が増加して板バネ2の周縁が収縮した場合、ハウジング1の凸部1eと板バネ2の平坦部2a1が摺動することで円筒部2bの摩耗が抑制される。また、円筒部2bが凸部1eに引っ掛かることで、板バネ2の脱落が防止される。
また、円筒部2bの軸方向の長さL1に比べて、ハウジング1の内壁から凸部1eまでの段差部1dの長さL3が短いほうが好ましい(L1>L3)。これにより、バルブ4の開弁量が増加して板バネ2の周縁が収縮し、円筒部2bが凸部1eに引っ掛かって外側に押し広げられたとしても、ハウジング1の内壁と段差部1dと凸部1eとに囲まれた窪みから円筒部2bが抜けにくくなる。
また、EGRバルブは、バルブ4の開弁量が増加するほど、即ち板バネ2の弾性変形量に合わせて増加する反発力が増加するほど、直動アクチュエータ5に求められる力も大きくなる。しかしながら、上述したように板バネ2の収縮を許容したことで、板バネ2の弾性変形量に合わせて増加する反発力の増加を抑制できる。その結果、直動アクチュエータ5に求められる力も抑制でき、直動アクチュエータ5の負担を減少させることができる。よって、板バネ2を収縮させない場合に比べ、板バネ2を収縮させるほうが、より安価かつ低出力の直動アクチュエータ5を使用できる。
以上のように、実施の形態1に係るEGRバルブは、軸方向に動作するシャフト5aを有する直動アクチュエータ5と、円筒形状の空間1c及び排ガスの通路1aを有するハウジング1と、通路1aを開閉するバルブ4と、バルブ4を開弁方向に作動させるロッド3と、バルブ4の閉弁方向にロッド3を付勢する板バネ2とを備える。板バネ2は、周縁から中心に向かう螺旋状のスリット2cが複数設けられた底面部2aと、底面部2aの周縁に設けられた円筒部2bとを有する。底面部2aの中心の開口部2dはロッド3に固定され、円筒部2bはハウジング1に保持される。ハウジング1は、空間1cの壁面に設けられた、板バネ2の円筒部2bを保持する環状の段差部1dを有する。この構成により、板バネ2が設置される空間1cの軸方向のサイズを、コイルバネが設置される場合に比べて小さくできる。また、コイルバネとロッド3とを締結するためのホルダ等が不要となり、部品点数が減り、かつ、組立ても容易になる。このように、コイルバネに代えて板バネ2を使用することで、EGRバルブの軸方向のサイズダウン及び部品点数の削減を実現することができる。
また、実施の形態1の段差部1dには、板バネ2に当接する環状の凸部1e、又は板バネ2に当接する複数の凸部1eが設けられている。これにより、バルブ4の開弁量が増加して板バネ2の周縁が収縮した場合の板バネ2の脱落等を防止できるため、EGRバルブの信頼性が向上する。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 ハウジング、1a 通路、1b バルブシート、1c 空間、1d 段差部、1e 凸部、2 板バネ、2a 底面部、2a1 平坦部、2b 円筒部、2b1 先端部、2c スリット、2d 開口部、3 ロッド、4 バルブ、5 直動アクチュエータ、5a シャフト、6 軸受部、7 シール部。

Claims (3)

  1. 軸方向に動作するシャフトを有する直動アクチュエータと、
    前記直動アクチュエータが取り付けられた円筒形状の空間及び排ガスが流れる通路を内部に有するハウジングと、
    前記通路を開閉するバルブと、
    一端部が前記通路の内部で前記バルブに固定され、他端部が前記空間の内部で前記シャフトに当接して前記バルブを開弁方向に作動させるロッドと、
    前記空間の内部に配置され、前記バルブの閉弁方向に前記ロッドを付勢する板バネとを備え、
    前記板バネは、周縁から中心に向かう螺旋状のスリットが複数設けられた底面部と、前記底面部の周縁に設けられた円筒部とを有し、前記底面部の中心は前記ロッドに固定され、前記円筒部は前記ハウジングに保持され、
    前記ハウジングは、前記空間の壁面に設けられた、前記板バネの前記円筒部を保持する環状の段差部を有することを特徴とする排ガス再循環バルブ。
  2. 前記段差部には、前記板バネに当接する環状の凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の排ガス再循環バルブ。
  3. 前記段差部には、前記板バネに当接する複数の凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の排ガス再循環バルブ。
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