JP2019218182A - 製本装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッターを簡単な構成で開閉でき、排出される冊子に耳折れが生じたり傷が付いたりするのを防止する。【解決手段】シャッター240は、ベルトコンベア230により排出される冊子Bの排出方向Aの下流端における背側に対向する第1部分241と、ベルトコンベア230により排出される冊子Bの排出方向Aの下流端における小口側に対向する第2部分242と、を有する。第1部分241は、第2部分242に対して、排出方向Aの上流側に位置している。【選択図】図5

Description

本発明は、製本装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
一般に、画像が形成された用紙に所定の処理を施して冊子を形成する製本装置が知られている(特許文献1)。特許文献1では、筐体に開口部が設けられ、形成した冊子を一部ずつ冊子排出部によって開口部を通じて排紙積載部に排出するようにしている。この開口部には、シャッターが設けられている。シャッターは、冊子を排紙積載部に排出するときには開き、冊子の排出後には閉じるように、開閉機構によって開閉される。特許文献1では、開閉機構は、駆動モータの駆動力をシャッターに伝達する機構となっており、シャッターは、冊子に当接することなく開閉駆動されるため、冊子に耳折れが発生するのを防止することができるようになっている。
特開2013−216477号公報
しかしながら、特許文献1に記載の製本装置では、シャッターを開閉駆動するために、駆動モータの駆動力をシャッターに伝達する複雑な機構を備える必要があり、装置が大型化する問題があった。したがって、特許文献1に記載の開閉機構のような複雑な機構を用いない装置が望まれていた。そして、冊子を機外に排出するときには、冊子に耳折れなどが発生しないことが望まれていた。
そこで、本発明は、シャッターを簡単な構成で開閉することができ、排出される冊子に耳折れが生じたり傷が付いたりするのを防止した製本装置を提供することを目的とする。
本発明の製本装置は、開口部を有する筐体と、シートに処理を施して冊子を形成する処理部と、前記処理部にて形成された冊子を、前記開口部を通じて前記筐体の外部に排出する冊子排出部と、前記開口部に対して開閉するよう移動可能に前記筐体に支持され、前記冊子排出部により排出される冊子の排出方向の下流端に押圧されて開く、一体的に構成されるシャッターと、を備え、前記シャッターは、前記冊子排出部により排出される冊子の排出方向の下流端における背側に対向する第1部分と、前記冊子排出部により排出される冊子の排出方向の下流端における小口側に対向する第2部分と、を有し、前記第1部分は、前記第2部分に対して、前記排出方向の上流側に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、シャッターを簡単な構成で開閉することができ、排出される冊子に耳折れが生じたり、傷が付いたりするのを防止することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の説明図である。 (a)は第1実施形態に係る製本装置200の正面図である。(b)は(a)に示す破線で示す部分の拡大図である。 冊子の説明図である。 第1実施形態に係る製本装置の排出口付近の断面図である。 (a)は第1実施形態に係る製本装置内部の一部を示す斜視図である。(b)は第1実施形態に係る製本装置の一部を示す説明図である。 第1実施形態に係る製本装置内部の一部を示す斜視図である。 第2実施形態に係る製本装置の一部を示す説明図である。 比較例の製本装置の一部を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る画像形成装置の説明図である。画像形成装置100は、装置本体110と、装置本体110に付設された製本装置200と、を備えている。装置本体110は、複写機、プリンタ、又は複写機としての機能とプリンタとしての機能とを備えた複合機のいずれであってもよいが、本実施形態では複合機である。また、装置本体110は、電子写真式の画像形成装置であるが、インクジェット式の画像形成装置であってもよい。
装置本体110の上部には、原稿を搬送する原稿搬送装置150と、原稿搬送装置150により搬送された原稿の画像を読み取るイメージリーダ151とが設けられている。装置本体110は、シートSを給送する給送部120と、給送されたシートSに画像(具体的にはトナー画像)を形成する画像形成部130と、シートSに形成されたトナー画像を定着させる定着部140と、を有する。
装置本体110の下部には、画像形成部130に給送するシートSが積載される給送カセット121が着脱可能に複数(図1では2つ)設けられている。プリントジョブが開始されると、給送カセット121に収容されたシートSが給送部120によって画像形成部130に向けて給送される。画像形成部130を構成するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの感光ドラム131のそれぞれには、4つのレーザスキャナ132のそれぞれにより静電潜像が形成され、トナー画像が付着される。給送されたシートSは、感光ドラム131と転写部135とのニップに搬送され、4色のトナー画像が転写される。トナー画像が転写されたシートSは、定着部140に搬送される。シートSが定着部140を通過することにより、シートSの表面にはトナー画像が定着される。片面の画像形成モードであれば、表面にトナー画像が定着されたシートSは、そのまま、排出ローラ対144によって装置本体110の外、即ち製本装置200に排出される。
両面の画像形成モードであれば、表面にトナー画像が定着されたシートSは、反転ローラ対142に搬送される。シートSが反転ローラ対142に搬送されると、反転ローラ対142が逆回転され、シートSが両面搬送路160へ搬送される。両面搬送路160に搬送されたシートSは、両面搬送ローラ対161,162により画像形成部130に再び搬送される。そして、各感光ドラム131によって、シートSの裏面に4色のトナー画像が転写される。裏面にトナー画像が転写されたシートSは、定着部140に搬送される。シートSが定着部140を通過することにより、シートSの裏面にはトナー画像が定着される。両面にトナー画像が定着されたシートSは、排出ローラ対144によって製本装置200に排出される。
製本装置200は、装置本体110から排出されたシートSを順に取り込み、取り込んだシートSから冊子Bを製本する。製本装置200にて冊子Bを製本する場合、装置本体110は、冊子の中紙となるシートを製本装置200に排出した後、冊子Bの表紙となるシートを製本装置200に排出する。
図2(a)は、第1実施形態に係る製本装置200の正面図である。図2(b)は、図2(a)に示す破線で示す部分の拡大図である。以下、図1、図2(a)及び図2(b)を参照しながら説明する。製本装置200は、筐体210を有する。筐体210は、シートSを機内に搬入するための図1に示す搬入口212と、冊子Bを機外に排出するための開口部である図2(a)及び図2(b)に示す排出口213とを有する。
製本装置200は、図1に示すように、シートSに処理を施して冊子Bを形成する処理部220と、処理部220にて形成された冊子Bを、図2(a)及び図2(b)に示す排出口213を通じて筐体210の外部に排出する冊子排出部の一例であるベルトコンベア230と、を備えている。
ここで、形成される冊子Bについて説明する。図3は、形成される冊子Bの説明図である。冊子Bは、1枚又は複数枚の中紙S1と1枚の表紙S2とで構成されている。形成される冊子Bには、天面B1、地面B2、背B3、小口B4が存在する。
図1に示すように、処理部220は、筐体210の内部に配置されている。処理部220は、整合保持部221と、待機搬送路222と、糊付け部223と、切断部224とを有する。
整合保持部221には、冊子Bに必要なページ数の画像形成済みのシートが、中紙S1として搬入口212を通じて搬送される。整合保持部221は、搬送されてきた中紙S1を整合保持する。待機搬送路222には、冊子Bの表紙S2となる画像形成済みのシートが搬送され待機される。糊付け部223は、中紙S1と表紙S2を貼り合わせる。具体的には、整合保持部221に整合保持された中紙S1において冊子Bの背B3となる部分に糊付し、中紙S1を表紙S2に貼り合わせる。
切断部224は、中紙S1と表紙S2とを貼り合わせた中間物の端部を切断する。具体的には、切断部224は、中間物の小口側、天面側及び地面側を切断して、規定のサイズにカットされた冊子Bを形成する。切断部224により中間物の端部が切断されることで、冊子Bが完成する。冊子Bは、背B3を下側に向けて冊子回転部225に搬送され、ベルトコンベア230上で冊子Bの天面又は地面が排出方向Aの下流に向くように、冊子回転部225で横倒しにされてベルトコンベア230上に載置される。
本実施形態では、図2(a)及び図2(b)に示すように、排出口213付近、即ち排出口213の一部又は全部を塞ぐことができる位置に、シャッター240が配置されている。シャッター240は、一体的に構成されている。
図4は、第1実施形態に係る製本装置の排出口付近の断面図である。ベルトコンベア230は、無端状のベルト231と、ベルト231を回転駆動する駆動部232とを有する。ベルトコンベア230は、排出口213を通じて筐体210の内外に跨って配置されている。ベルトコンベア230上に載置された冊子Bは、ベルトコンベア230によって排出方向Aに搬送され、筐体210の外部に排出される。
シャッター240は、排出口213を塞ぐ位置、即ち排出口213に対して閉じる、実線で示す位置P1と、排出口213に対して開く、破線で示す位置P2とに移動可能に筐体210に支持されている。具体的には、シャッター240は、回動可能に筐体210に支持されており、軸240Aまわりに回動することで、開いた位置P1と閉じた位置P2とに移動する。
開口部である排出口213には、ベルトコンベア230が貫通して配置されているので、シャッター240は、回動可能な全範囲においてベルトコンベア230と接触しないように、ベルトコンベア230と間隔Dを空けて配置されている。具体的には、シャッター240は、閉じた位置でベルトコンベア230と隙間を有して配置されている。
本実施形態では、冊子Bは、天面又は地面が閉じているシャッター240に対向するようにベルトコンベア230のベルト231上に載置される。即ち、冊子Bは、背及び小口が排出方向Aと交差する方向に向くようにベルトコンベア230のベルト231上に載置される。
冊子Bがベルトコンベア230のベルト231上に載置されると、ベルト231が排出方向Aに回転することで、冊子Bが排出方向Aに搬送される。冊子Bの天面又は地面がシャッター240に当接し、シャッター240の内面を冊子Bの天面又は地面が押圧することでシャッター240が開き、冊子Bが排出口213から排出される。
シャッター240は、自重によって排出口213に対して閉じた位置P1に移動している。シャッター240は、ベルトコンベア230により搬送される冊子Bにより、排出方向Aの下流に向けて、即ち筐体210の外側に向けて押されて、閉じた位置P1から第1方向である筐体の外方向C1に回動することで、開いた位置P2に移動する。このように、シャッター240は、開閉機構の駆動力により開閉するのではなく、ベルトコンベア230により搬送される冊子Bの搬送力により開閉するので、駆動モータの駆動力をシャッターに伝達する開閉機構を設ける必要がなく、製本装置200を小型化することができる。
冊子Bがシャッター240を抜けた後、シャッター240は、開いた位置P2から第1方向とは反対の第2方向である筐体の内方向C2に自重によって回動することで、閉じた位置P1に移動する。
ここで、本発明者が本実施形態の製本装置200を想起するに至る前に考案した比較例の製本装置について説明する。図8は、比較例の製本装置の一部を示す説明図である。図8に示す比較例のシャッター240Xは、不図示の筐体に回動可能に支持されている。シャッター240Xの内面は、ベルトコンベア230による冊子Bの排出方向Aに対して垂直な平面で構成されている。シャッター240Xの内面には、冊子Bの排出方向Aの下流端、即ち天面又は地面が接触し、ベルトコンベア230による搬送力でシャッター240Xが開き、排出口から排出される。
冊子Bにおいて、表紙S2に使用されるシートが薄い場合や、表紙S2において場所により印字率の異なる画像が印刷される場合などにおいて、冊子Bの小口B4側がカールすることがある。小口B4側にカールが発生した冊子Bでシャッター240Xを押し開こうとすると、カールした表紙S2の角がシャッター240Xにより押し潰されて、耳折れした状態になることがあった。また、場合によってはシャッター240Xに表紙S2が引っ掛かり、冊子Bがジャムしたり、引っ掛かった部分に切れ目が入ったりするなど、冊子Bに傷が付くことがあった。
図5(a)は、第1実施形態に係る製本装置内部の一部を示す斜視図である。図5(b)は、第1実施形態に係る製本装置の一部を示す説明図である。図5(a)及び図5(b)において、冊子Bはシャッター240に当接しておらず、シャッター240は自重により閉位置に移動している状態である。以下、冊子Bの天面B1が排出方向Aの下流側を向き、地面B2が上流側を向いた状態でベルトコンベア230に載置される場合について説明する。
冊子Bの背B3側は、糊付けされた状態であるので、小口B4側と違い、表紙S2がカールして浮き上がることはない。本実施形態では、シャッター240は、ベルトコンベア230により排出される冊子Bの排出方向Aの下流端である天面B1における背側の部分に対向する第1部分241と、天面B1における小口側の部分に対向する第2部分242と、を有する。第1部分241と第2部分242とは一体的に構成されている。第1部分241は、第2部分242に対して、排出方向Aの上流側に位置している。第1部分241と第2部分242とは、段差部243で接続されている。第1部分241、第2部分242、及び段差部243は、シャッター240の内面に存在する。
第1部分241及び第2部分242は、平面に形成されている。シャッター240が閉じているときには、第1部分241は、第2部分242に対して排出方向Aの上流側に突出している。
シャッター240が図5(a)に示す閉じた位置P1に位置しているときにベルトコンベア230により冊子Bを排出方向Aに搬送すると、冊子Bがシャッター240に突き当たる。このとき、冊子Bの天面B1のうち背側の部分は、シャッター240の第1部分241に突き当たり、冊子Bの天面B1のうち小口側の部分は、シャッター240の第2部分242から離間している。
図6は、第1実施形態に係る製本装置内部の一部を示す斜視図である。冊子Bの天面B1のうち背側の部分が、シャッター240の第1部分241に突き当たった状態から更にベルトコンベア230により冊子Bを排出方向Aに搬送すると、図6に示すように、シャッター240が軸240Aを支点として回動して開いた位置P2に移動する。
更にベルトコンベア230により冊子Bを排出方向Aに搬送すると、シャッター240は、第1部分241が冊子Bの表紙S2における背側の部分に自重によって当接し、開いた位置P2に保持される。このとき、第2部分242は、冊子Bの表紙S2における小口側の部分から離間しているか、或いはシャッター240の荷重がかからない程度に冊子Bの表紙S2における小口側の部分に接触する。
このように、シャッター240を、冊子Bの天面B1における背側の部分で押し開けるようにしたので、表紙S2の小口側の部分にカールが発生していたとしても、段差部243の分だけ隙間が存在するため、冊子Bの表紙S2が折れてしまったり、表紙S2がシャッター240に引っかかって切れてしまったりすることはなくなる。したがって、安価な構成で高品質の冊子Bを生産することができる。
更にベルトコンベア230により冊子Bを排出方向Aに搬送すると、冊子Bが筐体210から外部に排出される。そして、シャッター240は、自重により、図5(a)の閉じた位置P1に復帰する。
図5(a)に示すように、筐体210は、外装カバー210Aと、外装カバー210Aの内側に固定されたフレーム210Bとを有しており、シャッター240は、フレーム210Bに回動可能に支持されている。シャッター240には、シャッター240が閉じた位置P1にあるときにフレーム210Bに当接する当接部245が一体に設けられている。当接部245は、筐体210のフレーム210Bに当接することで、筐体210の内側へシャッター240が回動するのを規制する。このように、当接部245がフレーム210Bに当接することで、シャッター240が閉じた位置P1よりも筐体210の内側に回動するのが規制される。これにより、例えば人がシャッター240を筐体210の内側に押圧しても、シャッター240は、位置P1よりも内側に移動することはない。したがって、筐体210の内側に人の指が入り込むのを防止することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る製本装置について説明する。図7は、第2実施形態に係る製本装置の一部を示す説明図である。なお、第2実施形態の製本装置は、第1実施形態の製本装置200とシャッターの構成が異なり、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。
図7に示すように、第2実施形態のシャッター240Bは、不図示の筐体に、第1実施形態と同様に回動可能に支持されている。そして、シャッター240Bは、第1実施形態と同様、自重により閉じた位置P1に移動しており、冊子Bに押圧されて開いた位置に移動する。
第2実施形態では、シャッター240Bは、ベルトコンベア230により排出される冊子Bの排出方向Aの下流端である天面B1における背側の部分に対向する第1部分241Bと、天面B1における小口側の部分に対向する第2部分242Bと、を有する。第1部分241Bと第2部分242Bとは、一体的に構成されている。第1部分241Bは、第2部分242Bに対して、排出方向Aの上流側に位置している。第1部分241B及び第2部分242Bは、シャッター240Bの内面243Bに存在する。第1部分241Bと第2部分242Bとは、シャッター240Bが閉じた位置P1で排出方向Aに対して傾斜している同一平面上に配置されている。即ち、第1部分241B及び第2部分242Bを含む内面243Bが、排出方向Aに対して傾斜する平面となっている。
このように、シャッター240Bの第1部分241Bが第2部分242Bよりも排出方向Aの上流側に位置するようにシャッター240Bを傾けて配置することで、第1実施形態と同様、天面B1における背側の部分がシャッター240Bに突き当たり、天面B1における背側の部分でシャッター240Bを押し開けることができる。これにより、冊子Bの表紙S2が折れてしまったり、表紙S2がシャッター240Bに引っかかって切れてしまったりすることはなくなる。したがって、安価な構成で高品質の冊子Bを生産することができる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載されたものに限定されない。
上述の実施形態においては、冊子Bは、1枚又は複数枚の中紙S1と、表紙S2とを貼り合わせて形成される場合について説明したが、これに限定するものではなく、例えば1枚又は複数枚のシートを折り処理(必要に応じて更にステイプル処理等)を施して得られるものであってもよい。
また、上述の実施形態においては、シャッター240,240Bが重力によって閉じた位置P1に復帰する場合について説明したが、これに限定するものではなく、シャッター240,240Bがばねなどの付勢部材の付勢力によって閉じた位置P1に復帰するように構成してもよい。
また、上述の実施形態においては、冊子Bの天面B1が排出方向Aの下流側を向き、地面B2が上流側を向いた状態でベルトコンベア230に載置される場合について説明したが、逆であってもよい。即ち、冊子Bの地面B2が排出方向Aの下流側を向き、天面B1が上流側を向いた状態でベルトコンベア230に載置される場合であってもよい。
また、上述の実施形態においては、シャッター240,240Bが回動可能に筐体に支持されるのが好適である場合について説明したが、これに限定するものではない。例えば、シャッターが冊子の押圧によってスライド移動可能に筐体に支持されていてもよい。
また、上述の実施形態においては、冊子排出部がベルトコンベア230である場合について説明したが、これに限定するものではない。冊子排出部がローラ対である場合についても本発明は適用可能である。
100…画像形成装置、130…画像形成部、200…製本装置、210…筐体、213…排出口(開口部)、220…処理部、230…ベルトコンベア(冊子排出部)、240…シャッター、241…第1部分、242…第2部分、A…排出方向、B…冊子、B1…天面(排出方向の下流端)、B2…地面(排出方向の下流端)、B3…背、B4…小口

Claims (8)

  1. 開口部を有する筐体と、
    シートに処理を施して冊子を形成する処理部と、
    前記処理部にて形成された冊子を、前記開口部を通じて前記筐体の外部に排出する冊子排出部と、
    前記開口部に対して開閉するよう移動可能に前記筐体に支持され、前記冊子排出部により排出される冊子の排出方向の下流端に押圧されて開く、一体的に構成されるシャッターと、を備え、
    前記シャッターは、前記冊子排出部により排出される冊子の排出方向の下流端における背側に対向する第1部分と、前記冊子排出部により排出される冊子の排出方向の下流端における小口側に対向する第2部分と、を有し、
    前記第1部分は、前記第2部分に対して、前記排出方向の上流側に位置していることを特徴とする製本装置。
  2. 前記第1部分と前記第2部分とが段差部で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  3. 前記第1部分と前記第2部分とは、前記シャッターが閉じた位置で前記排出方向に対して傾斜している同一平面上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  4. 前記シャッターは、前記筐体に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製本装置。
  5. 前記シャッターに設けられ、前記筐体に当接することで、前記筐体の内側へ前記シャッターが回動するのを規制する当接部を備えることを特徴とする請求項4に記載の製本装置。
  6. 前記冊子排出部は、前記シャッターと間隔をあけて前記開口部を通じて前記筐体の内外に跨って配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の製本装置。
  7. 前記冊子排出部は、ベルトコンベアであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の製本装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の製本装置と、
    前記製本装置に搬送するシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置。
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