JP2019216561A - 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】長期に亘って電子制御部ECの収納空間の内圧変動、及び電子制御部ECの収納空間への水分の侵入を抑制することができる新規な電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。【解決手段】電動モータの回転軸23の出力部とは反対側で、電子制御部ECの収納空間Shと電動モータの収納空間Smとを隔離するモータハウジング11の端面壁15に、電子制御部ECの収納空間Shと電動モータの収納空間Smを連通する通気孔42を形成し、この通気孔42に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部43を設けた。モータハウジングの端面壁に防水通気部を有した通気孔を設けたので、外部環境での飛び石や泥水の影響を排除することができ、長期に亘って電子制御部ECの収納空間の内圧変動、及び収納空間への水分の侵入を抑制することができる。【選択図】図10

Description

本発明は電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置に係り、特に電子制御装置を内蔵した電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置に関するものである。
一般的な産業機械分野においては、電動モータによって機械系制御要素を駆動することが行われているが、最近では電動モータの回転速度や回転トルクを制御する半導体素子等からなる電子制御部を電動モータに一体的に組み込む、いわゆる機電一体型の電動駆動装置が採用され始めている。
機電一体型の電動駆動装置の例として、例えば自動車の電動パワーステアリング装置においては、運転者がステアリングホィールを操作することにより回動するステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出し、この検出値に基づいてステアリングシャフトの回動方向と同じ方向へ回動するように電動モータを駆動し、操舵アシストトルクを発生させるように構成されている。この電動モータを制御するため、電子制御部(ECU:Electronic Control Unit)がパワーステアリング装置に設けられている。
従来の電動パワーステアリング装置としては、例えば、特開2015−134598号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。特許文献1には、電動モータ部と電子制御部とにより構成された電動パワーステアリング装置が記載されている。そして、電動モータ部の電動モータは、アルミ合金等から作られた筒部を有するモータハウジングに収納され、電子制御部の電子部品が実装された基板は、モータハウジングの軸方向の出力軸とは反対側に配置されたECUハウジングに収納されている。ECUハウジングの内部に収納される基板は、電源回路部、電動モータを駆動制御するMOSFET、或いはIGBT等のようなパワースイッチング素子を有する電力変換回路部と、パワースイッチング素子を制御する制御回路部を備え、パワースイッチング素子の出力端子と電動モータの入力端子とはバスバーを介して電気的に接続されている。
そして、特許文献1にあるような構成の電動パワーステアリング装置においては、コネクタケースとヒートシンク部材、ヒートシンク部材とモータハウジング部材の間にOリングを配置して防水構造にし、外部からの水の侵入を防ぐようにしている。
しかしながら、電子制御部の収納空間は、電子制御部自身の発熱や、外部の冷気(冷熱)の影響によって内圧変動を生じる。このため、従来では電子制御部を覆うカバーに通気孔を形成して内圧変動に対応している。ところが、収納空間が温度変動によって外部より圧力が低くなると、通気孔から侵入した水分によって電子制御部の電気部品に障害を生じるようになる。このため、例えば、図13に示すように金属カバーに形成した通気孔に、水分の通過を抑制するが、空気や水蒸気の通過を許す「防水通気部材」を設けることが提案されている。一般的には「防水透湿膜」が使用されている。
図13に示すように、電動パワーステアリング装置を構成する電動モータ部60は、アルミ合金等から作られた筒部を有するモータハウジング61、及びこれに収納された図示しない電動モータとから構成され、電子制御部は、モータハウジング61の軸方向の出力軸とは反対側に配置された、アルミ合金等で作られた金属カバー62、及びこれに収納された図示しない電子制御部から構成されている。また、金属カバー62の端面にはコネクタ端子組立体13が固定ボルトによって固定されている。そして、金属カバー62の頂面の一部には通気孔が形成され、これに防水透湿部膜64が装着されている。
この防水透湿部材64によって、収納空間が温度変動によって外部より圧力が低くなって、通気孔から水分が浸入しようとしても、防水透湿部膜64によって水分の浸入は阻止され、空気だけが通過して内圧変動に対応することができる。
尚、この他に電子制御装置を一体化した電動駆動装置としては、電動ブレーキや各種油圧制御用の電動油圧制御器等が知られているが、以下の説明では代表して電動パワーステアリング装置について説明する。
特開2015−134598号公報
しかしながら、金属カバーに通気孔を形成し、この通気孔に防水透湿膜を配置する構成においては、電動ステアリング装置を自動車に装着した場合に、電動ステアリング装置は車体の下部の外部環境下に露出して装着される場合がある。このため、走行中の飛び石によって防水透湿膜に破損が生じる、或いは泥水のはね上がりによって防水透湿膜が詰るといった現象が生じる。このため、長期に亘って防水透湿膜が正規の機能を維持できなくなるという課題が新たに発生する。
したがって、この種の電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置においては、上述した課題の少なくとも1つ以上の課題を解決することが望まれており、本発明はこのような要請に応えることを前提になされたものである。
本発明の目的は、長期に亘って電子制御部の収納空間の内圧変動、及び電子制御部の収納空間への水分の侵入を抑制することができる新規な電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明の特徴は、電動モータの回転軸の出力部とは反対側で、電子制御部の収納空間と電動モータの収納空間とを隔離するモータハウジングの端面部に、電子制御部の収納空間と電動モータの収納空間を連通する通気孔を形成し、この通気孔に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部を設けた、ところにある。
本発明によれば、モータハウジングの端面部に防水通気部を有した通気孔を設けたので、外部環境での飛び石や泥水の影響を排除することができ、長期に亘って電子制御部の収納空間の内圧変動、及び収納空間への水分の侵入を抑制することができる。
本発明が適用される一例としての操舵装置の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態になる電動パワーステアリング装置の全体斜視図である。 図2に示す電動パワーステアリング装置の分解斜視図である。 図3に示すモータハウジングの斜視図である。 図4に示すモータハウジングを軸方向に断面した断面図である。 図4に示すモータハウジングに電力変換回路部を載置した状態を示す斜視図である。 図4に示すモータハウジングに電源回路部を載置した状態を示す斜視図である。 図4に示すモータハウジングに制御回路部を載置した状態を示す斜視図である。 組み上がった電動パワーステアリング装置の電子制御部付近を軸方向に断面した断面図である。 本発明の第1の実施形態になる電動パワーステアリング装置を操舵装置に取り付けた状態を説明するための断面図である。尚、電子制御部は省略している。 本発明の第2の実施形態になる電動パワーステアリング装置を説明するための断面図である。尚、電子制御部は省略している。 本発明の第3の実施形態になる電動パワーステアリング装置を説明するための断面図である。尚、電子制御部は省略している。 従来の電動パワーステアリング装置の全体斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
本発明の実施形態を説明する前に本発明が適用される一例としての操舵装置の構成について図1を用いて簡単に説明する。
まず、自動車の前輪を操舵するための操舵装置について説明する。操舵装置1は図1に示すように構成されている。図示しないステアリングホイールに連結されたステアリングシャフト2の下端には図示しないピニオンが設けられ、このピニオンは車体左右方向へ長い図示しないラックと噛み合っている。このラックの両端には前輪を左右方向へ操舵するためのタイロッド3が連結されており、ラックはラックハウジング4に覆われている。そして、ラックハウジング4とタイロッド3との間にはゴムブーツ5が設けられている。
ステアリングホイールを回動操作する際のトルクを補助するため、電動パワーステアリング装置6が設けられている。即ち、ステアリングシャフト2の回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサ7が設けられ、トルクセンサ7の検出値に基づいてラックにギヤ10を介して操舵補助力を付与する電動モータ部8と、電動モータ部8に配置された電動モータを制御する電子制御装置(ECU)部9とが設けられている。電動パワーステアリング装置6の電動モータ部8は、出力軸側の外周部の3箇所が図示しないボルトを介してギヤ10に接続され、電動モータ8部の出力軸とは反対側に電子制御部9が設けられている。
電動パワーステアリング装置6においては、ステアリングホイールが操作されることによりステアリングシャフト2がいずれかの方向へ回動操作されると、このステアリングシャフト2の回動方向と回動トルクとをトルクセンサ7が検出し、この検出値に基づいて制御回路部が電動モータの駆動操作量を演算する。この演算された駆動操作量に基づいて電力変換回路部のパワースイッチング素子により電動モータが駆動され、電動モータの出力軸はステアリングシャフト1を操作方向と同じ方向へ駆動するように回動される。出力軸の回動は、図示しないピニオンからギヤ10を介して図示しないラックへ伝達され、自動車が操舵されるものである。これらの構成、作用は既によく知られているので、これ以上の説明は省略する。
上述した図13の説明にあるように、電子制御部を収納した金属カバー62に通気孔を形成し、この通気孔に防水透湿膜64を配置する構成においては、電動ステアリング装置を自動車に装着した場合に、電動ステアリング装置は車体の下部の外部環境下に露出して装着される場合がある。このため、走行中の飛び石によって防水透湿膜64に破損が生じる、或いは泥水のはね上がりによって防水透湿膜64が詰るといった現象が生じる。このため、長期に亘って防水透湿膜64が正規の機能を維持できなくなるという課題が新たに発生する。
このような背景から、本発明の第1の実施形態では次のような構成の電動パワーステアリング装置を提案するものである。つまり、本実施形態においては、電動モータの回転軸の出力部とは反対側で、電子制御部の収納空間と電動モータの収納空間とを隔離するモータハウジングの端面部に、電子制御部の収納空間と電動モータの収納空間を連通する通気孔を形成し、この通気孔に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部を設ける構成とした。
これによれば、モータハウジングの端面部に防水通気部を有した通気孔を設けたので、外部環境での飛び石や泥水の影響を排除することができ、長期に亘って電子制御部の収納空間の内圧変動、及び収納空間への水分の侵入を抑制することができる。
以下、本発明の第1の実施形態になる電動パワーステアリング装置の具体的な構成について、図2乃至図10を用いて詳細に説明する。尚、図2は本実施形態になる電動パワーステアリング装置の全体的な構成を示した図面であり、図3は図2に示す電動パワーステアリング装置の構成部品を分解して斜め方向から見た図面であり、図4から図9は各構成部品の組み立て順序にしたがって各構成部品を組み付けていった状態を示す図面であり、図10は操舵装置に本実施形態になる電動パワーステアリング装置を組み付けた構成を説明する図面である。したがって、以下の説明では、各図面を適宜引用しながら説明を行うものとする。
図2に示すように、電動パワーステアリング装置を構成する電動モータ部8は、アルミ合金等から作られた筒部を有するモータハウジング11及びこれに収納された図示しない電動モータとから構成され、電子制御部9は、モータハウジング11の軸方向の出力軸とは反対側に配置された、アルミ合金等で作られた金属カバー12及びこれに収納された図示しない電子制御部から構成されている。
モータハウジング11と金属カバー12はその対向端面で、接着剤、或いは溶着、或いは固定ボルトによって一体的に固定されている。モータハウジング11は、電動モータを収納する収納空間を形成している。また、金属カバー12は内部に電子制御部を収納する収納空間を形成し、この収納空間に収納された電子制御部は、必要な電源を生成する電源回路部や、電動モータ部8の電動モータを駆動制御するMOSFET、或いはIGBT等からなるパワースイッチング素子を有する電力変換回路や、このパワースイッチング素子を制御する制御回路部からなり、パワースイッチング素子の出力端子と電動モータのコイル入力端子とはバスバーを介して電気的に接続されている。
金属カバー12の端面にはコネクタ端子組立体13が固定ボルトによって固定されている。コネクタ端子組立体13には電力供給用のコネクタ端子形成部13A、検出センサ用のコネクタ端子形成部13B、制御状態を外部機器に送出する制御状態送出用のコネクタ端子形成部13Cを備えている。そして、金属カバー12に収納された電子制御部は、合成樹脂から作られた電力供給用のコネクタ端子形成部13Aを介して電源から電力が供給され、また検出センサ類から運転状態等の検出信号が検出センサ用のコネクタ形成端子部13Bを介して供給され、現在の電動パワーステアリング装置の制御状態信号が制御状態送出用のコネクタ端子形成部13Cを介して送出されている。
図3に電動パワーステアリング装置6の分解斜視図を示している。モータハウジング11には内部に円環状の鉄製のサイドヨーク(図示せず)が嵌合されており、このサイドヨーク内に電動モータ(図示せず)が収納されているものである。電動モータの出力部14はギヤを介してラックに操舵補助力を付与している。尚、電動モータの具体的な構造は良く知られているので、ここでは説明を省略する。
モータハウジング11はアルミ合金から作られており、電動モータで発生した熱や、後述する電源回路部や電力変換回路部で発生した熱を外部大気に放出するヒートシンク部材として機能している。電動モータとモータハウジング11で電動モータ部を構成している。
電動モータ部の出力部14の反対側のモータハウジング11の端面部15には電子制御部ECが隣接するように取り付けられている。電子制御部ECは、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18から構成されている。モータハウジング11の端面部15は、モータハウジング11と一体的に形成されているが、この他に端面部15だけを別体に形成し、ボルトや溶接によってモータハウジング11と一体化しても良いものである。
ここで、電力変換回路部16、電力変換回路部17、制御回路部18は冗長系を構成するものであり、主電子制御部と副電子制御部の二重系を構成している。そして、通常は主電子制御部によって電動モータが制御、駆動されているが、主電子制御部に異常や故障が生じると、副電子制御部に切り換えられて電動モータが制御、駆動されるようになるものである。
したがって、後述するが、通常は主電子制御部からの熱がモータハウジング11に伝えられ、主電子制御部に異常や故障が生じると、主電子制御部が停止して副電子制御部が作動し、モータハウジング11には副電子制御部からの熱が伝えられるものである。
また、この冗長系とは異なり、主電子制御部と副電子制御部を合せて正規の電子制御部として機能させ、一方の電子制御部に異常、故障が生じると、他方の電子制御部で半分の能力によって電動モータを制御、駆動することも可能である。この場合、電動モータの能力は半分となるが、電動パワーステアリング機能は確保されるようになっている。したがって、通常の場合は、主電子制御部と副電子制御部の熱がモータハウジング11に伝えられるものである。
電子制御部ECは制御回路部18、電源回路部17、電力変換回路部16、コネクタ端子組立体13から構成されており、モータハウジング11の端面部15側から離れる方向に向かって、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18、コネクタ端子組立体13の順序で配置されている。制御回路部18は電力変換回路部16のスイッチング素子を駆動する制御信号を生成するもので、マイクロコンピュータ、周辺回路等から構成されている。電源回路部17は、制御回路部18を駆動する電源及び電力変換回路部16の電源を生成するもので、コンデンサ、コイル、スイッチング素子等から構成されている。電力変換回路部16は、電動モータのコイルに流れる電力を調整するもので、3相の上下アームを構成するスイッチング素子等から構成されている。
電子制御部ECで発熱量が多いのは、主に電力変換回路部16、電源回路部17であり、電力変換回路部16、電源回路部17の熱は、アルミ合金からなるモータハウジング11から放熱されるものである。尚、本実施形態では、電動モータの回転軸の端部側のモータハウジング11の端面部に、弾発機能部材36と蓋部材35が取り付けられる構成となっている。この蓋部材35に形成した弾発機能部材36によって電力変換回路部16をモータハウジング11の端面に形成した放熱部側に向けて押圧して、電力変換回路部16を放熱部に押圧、保持している。
制御回路部18と金属カバー12の間には、合成樹脂からなるコネクタ端子組立体13が設けられており、車両バッテリ(電源)や電動パワーステアリング装置の現在の制御状態を外部の図示しない他の制御装置と接続されている。もちろん、このコネクタ端子組立体13は、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18と接続されていることはいうまでもない。
金属カバー12は、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18を収納してこれらを水密的に封止する機能を備えているものであり、本実施形態では液状ガスケットによってモータハウジング11に、接着、固定されている。この液状ガスケットは、一般に常温で流動性のある物質で、接合面に塗布することで所定時間の後に乾燥または均一化し、弾性皮膜あるいは粘着性の被膜を形成する。したがって、接合部の水密を維持すると共に耐圧機能を備えている。また、金属カバー12は金属で作られているので、電力変換回路部16、電源回路部17等によって発生した熱を外部に放熱する機能も併せ備えている。
次に、図4から図9に基づき各構成部品の構成と組み立て方法について説明する。先ず、図4はモータハウジング11の外観を示しており、図5はその軸方向断面を示している。図4、図5において、モータハウジング11は、筒状の形態に形成されて側周面部11Aと、側周面部11Aの一端を閉塞する端面部15と、側周面部11Aの他端を閉塞する端面部19とから構成されている。本実施形態では、モータハウジング11は有底円筒状であり、側周面部11Aと端面部15は一体的に形成されている。また、端面部19は、蓋の機能を備えており、側周面部11Aに電動モータを収納した後に側周面部11Aの他端を閉塞するものである。
図5にあるように、側周面部11Aの内部には、鉄心にコイル20が巻回されたステータ21が嵌合されており、このステータ21の内部に、永久磁石を埋設したロータ22が回転可能に収納されている。ロータ22には回転軸23が固定されており、一端は出力部14となり、他端は回転軸23の回転位相や回転数を検出するための回転検出部24となっている。回転検出部24には永久磁石が設けてあり、端面部15に設けた貫通孔25を貫通して外部に突き出している。そして、図示しないGMR素子等からなる感磁部によって回転軸23の回転位相や回転数を検出するようになっている。
図4に戻って、回転軸23の出力部14とは反対側に位置する端面部15の面には電力変換回路部16、電源回路部17の放熱領域15A、15Bが形成されている。端面部15の四隅には、基板固定凸部26が一体的に植立されており、内部にねじ穴が形成されている。基板固定凸部26は後述する制御回路部18の基板を固定するために設けられている。また、後述する電力変換用放熱領域15Aから植立した基板固定凸部26には、これも後述する電源用放熱領域15Bと軸方向で同じ高さの基板受け部27が形成されている。この基板受け部27は後述する電源回路部17のガラスエポキシ基板31を載置するためのものである.
端面部15を形成する、回転軸23と直交する径方向の平面領域は2分割されている。1つは電力変換回路部16が取り付けられる電力変換用放熱領域15Aを形成し、もう1つは電源回路部17が取り付けられる電源用放熱領域15Bを形成している。本実施形態では、電力変換用放熱領域15Aの方が電源用放熱領域15Bより面積が大きく形成されている。これは、上述したように二重系を採用しているため、電力変換回路部16の設置面積を確保するためである。
そして、電力変換用放熱領域15Aと電源用放熱領域15Bは、軸方向(回転軸23が延びる方向)に向けて高さが異なる段差を有している。つまり、電源用放熱領域15Bは、電動モータの回転軸23の方向で見て、電力変換用放熱領域15Aに対して離れる方向に段差を有して形成されている。この段差は、電力変換回路部16を設置した後に電源回路部17を設置した場合に、電力変換回路部16と電源回路部17が夫々干渉しない長さに設定されている。
電力変換用放熱領域15Aには、3個の細長い矩形の突状放熱部28が形成されている。この突状放熱部28は後述する二重系の電力変換回路部16が設置されるものである。また、突状放熱部28は、電動モータの回転軸23の方向で見て電動モータから離れる方向に突出して延びている。
また、電源用放熱領域15Bは平面状であって、後述する電源回路部17が設置されるものである。したがって、突状放熱部28は電力変換回路部16で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能し、電源用放熱領域15Bは電源回路部17で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能するものである。尚、突状放熱部28は省略することができ、この場合は電力変換用放熱領域15Aが電力変換回路部16で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能する。
このように、本実施形態になるモータハウジング11の端面部15においては、ヒートシンク部材を省略して軸方向の長さを短くできるようになるものである。また、モータハウジング11は十分な熱容量を有しているので、電源回路部17や電力変換回路部16の熱を効率よく外部に放熱することができるようになるものである。
更に、図5に示すように、端面部15の電力変換用放熱領域15Aには、モータハウジング11によって形成された電動モータを収納した収納空間と、金属カバー12によって形成された電力変換回路部16、電源回路部17、及び制御回路部18を収納した収納空間とを流体的に接続する通気孔42が形成されている。また、図4に示すように、この通気孔42には水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部43が設けられている。この通気孔42、及び防水通気部43については図10で更に詳細に説明する。
次に、図6は電力変換回路部16を突条放熱部28に設置した状態を示している。図6にある通り、電力変換用放熱領域15Aに形成された突状放熱部28の上部には二重系よりなる電力変換回路部16が設置されている。電力変換回路部16を構成するスイッチング素子は金属基板(ここではアルミ系の金属を使用している)に載置され、放熱されやすく構成されている。そして、スイッチング素子及びスイッチン素子側の金属基板を含めて合成樹脂によってパッケージ化されている。
したがって、電力変換回路部16の金属基板は突状放熱部28に熱的に接続される構成となっている。このため、スイッチング素子で発生した熱を効率良く突状放熱部28に伝熱させることができる。電力変換回路部16の金属基板と突状放熱部28の間には、伝熱性グリースが塗布され、電力変換回路部16の熱を突状放熱部28に伝え易くしている。また、図3にもあるように、電力変換回路部16は、回転軸23の端部に取り付けられた蓋部材35の弾発機能部材36によって突状放熱部28側に向けて押圧、保持されている。
突状放熱部28に伝えられた熱は電力変換用放熱領域15Aに拡散され、更にモータハウジング11の側周面部11Aに伝熱されて外部に放熱される。ここで、上述した通り、電力変換回路部16の軸方向の高さは、電源用放熱領域15Bの高さより低くなっているので、後述する電源回路部17と干渉することはない。
次に、図7は電力変換回路部16の上から電源回路部17を設置した状態を示している。図7にある通り、電源用放熱領域15Bの上部には電源回路部17が設置されている。電源回路部17を構成するコンデンサ29やコイル30等はガラスエポキシ基板31に載置されている。電源回路部17も二重系が採用されており、図からわかるように、夫々対称にコンデンサ29やコイル30等からなる電源回路が形成されている。
このガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B側の面は、電源用放熱領域15Bと接触するようにして端面部15に固定されている。固定方法は、図7にあるように、基板固定凸部26の基板受け部27に設けられたねじ穴に図示しない固定ボルトによって固定されている。また、電源用放熱領域15Bに設けられたねじ穴にも図示しない固定ボルトによって固定されている。
尚、電源回路部17がガラスエポキシ基板31で形成されているため、両面実装が可能となっている。そして、ガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B側の面には、図示しないGMR素子やこれの検出回路等からなる回転位相、回転数検出部が実装され、回転軸23に設けた回転検出部24と協働して、回転軸23の回転位相や回転数を検出するようになっている。
このように、ガラスエポキシ基板31は電源用放熱領域15Bに接触するようにして固定されているので、電源回路部17で発生した熱を効率良く電源用放熱領域15Bに伝熱させることができる。電源用放熱領域15Bに伝えられた熱は、モータハウジング11の側周面部11Aに拡散して伝熱されて外部に放熱される。ここで、ガラスエポキシ基板31と電源用放熱領域15Bの間は、熱伝達性の良い接着剤、放熱グリース、放熱シートのいずれか1つを介在させることで、更に熱伝達性能を向上させることができる。
次に、図8は電源回路部17の上から制御回路18を設置した状態を示している。図8にある通り、電源回路部17の上部には制御回路部18が設置されている。制御回路部18を構成するマイクロコンピュータ32や周辺回路33はガラスエポキシ基板34に載置されている。制御回路部18も二重系が採用されており、図からわかるように、夫々対象にマイクロコンピュータ32や周辺回路33からなる制御回路が形成されている。尚、マイクロコンピュータ32や周辺回路33は、ガラスエポキシ基板34の電源回路17側の面に設けられていても良いものである。
このガラスエポキシ基板34は、図8にあるように、基板固定凸部26の頂部に設けられたボルト穴に図示しない固定ボルトによって固定されており、電源回路部17のガラスエポキシ基板31と制御回路部18のガラスエポキシ基板34の間は、図7に示す電源回路部17のコンデンサ29やコイル30等が配置される空間となっている。
本実施形態によれば、電力変換用放熱領域15Aに形成された突状放熱部28の上部に電力変換回路部16が設置されている。したがって、電力変換回路部16のスイッチング素子で発生した熱を効率良く突状放熱部28に伝熱させることができる。更に、突状放熱部28に伝えられた熱は電力変換用放熱領域15Aに拡散され、モータハウジング11の側周面部11Aに伝熱されて外部に放熱されるようになる。
同様に、電源用放熱領域15Bの上部には電源回路部17が設置されている。電源回路部17の回路素子が載置されたガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B側の面は、電源用放熱領域15Bと接触するようにして端面部15に固定されている。したがって、電源回路部17で発生した熱を効率良く電源用放熱領域15Bに伝熱させることができる。電源用放熱領域15Bに伝えられた熱は、モータハウジング11の側周面部11Aに拡散して伝熱されて外部に放熱されるようになる。
このような構成によれば、少なくとも電源回路部17及び電力変換回路部16で発生した熱をモータハウジング11の端面部15に伝熱させることで、ヒートシンク部材を省略して軸方向の長さを短くできるようになる。また、モータハウジング11は十分な熱容量を有しているので、電源回路部16や電力変換回路部17の熱を効率よく外部に放熱することができるようになる。
次に、図9において、電子制御部ECは、モータハウジング11の端面部15に隣接して配置されており、金属カバー12によって覆われることで、金属カバー12と端面部15によって形成された収納空間Shに電子制御部ECが収納されている。また、モータハウジング11の収納空間Sm(図10参照)には電動モータが収納されている。
そして、回転軸23の出力部14とは反対側の端部には、磁石保持部37が固定されており、更にこれに回転検出部24を構成する永久磁石(センサマグネット)38が収納、固定されている。この回転軸23の端部、磁石保持部37、永久磁石38は、モータハウジング11の端面部15を越えて電子制御部EC側に延びている。電子制御部EC側に配置されている電源回路部17のガラスエポキシ基板31のモータハウジング11側の面には、GMR素子のような感磁機能を有する磁気センサ39が固定されており、永久磁石38の回転によって回転軸23の回転位相等を検出している。
磁石保持部37及び永久磁石38の外周囲側には、互いに間隔をあけて蓋部材35が固定されている。この蓋部材35は、図からわかるように円形の中空壁面部と底面壁部を備える中空有底形状(いわゆるカップ状の形態)に形成されている。そして、蓋部材35は、永久磁石38及び磁石保持部37の外周面を覆うようにして、端面部15に形成した固定孔40に圧入や接着等の固定方法によって強固に固定されている。
固定孔40は、端面部15の中央付近に形成した回転軸23が貫通する貫通孔41の外側周囲に円形状に形成されており、固定孔40の内周側に蓋部材35の中空部を形成する外側周面が圧入、或いは接着等の固定方法で固定されている。貫通孔41にはボールベアリング44が介装されており、このボールベアリング44に回転軸23が回転可能に軸支されている。したがって、モータハウジング11の収納空間Smと金属カバー12の内部に形成された収納空間Shは、基本的には端面部15及び蓋部材35によって水密的に隔離される形態となっている。
尚、本実施形態では、蓋部材35は磁石保持部37及び永久磁石38を覆う形態となっているが、磁石保持部37及び永久磁石38を備えない場合は、貫通孔41と回転軸23の端部までを蓋部材35によって水密的に覆えば良いものである。
そして、解決すべき課題の項でも述べた通り、金属カバー112によって形成される電子制御部ECの収納空間Shは通気性を確保して、温度変動による内圧変動を抑えることが必要である。このため、電子制御部ECを収納した金属カバー12に通気孔を形成し、この通気孔に防水透湿膜を配置する構成が提案されているが、電動ステアリング装置を自動車に装着した場合に、電動ステアリング装置は車体の下部の外部環境下に露出して装着される場合がある。このため、走行中の飛び石によって防水透湿膜に破損が生じる、或いは泥水のはね上がりによって防水透湿部材が詰るといった現象が生じる。このため、長期に亘って防水透湿膜が正規の機能を維持できなくなるという課題が発生する。
そこで、本実施形態によれば、図10に示す通り、モータハウジング11の電動モータを収納する収納空間Smと、金属カバー12の電子制御部ECを収納する収納空間Shを分離して隔離する端面壁15の電力変換用放熱領域15Aの一部に、通気孔42Aを形成すると共に、この通気孔42Aの金属カバー12の収納空間Sh側に、防水通気機能部材である防水透湿膜43Aを配置している。
防水透湿膜43Aは、空気や水蒸気は通過するが、水分は通過させないという、防水性及び通気(透湿)性の双方の機能を備える防水透湿膜である。この防水透湿膜は、例えば、ポリテトラフルオロエチレンを延伸加工したフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して作ることができ、周知の機能性部材である。
したがって、モータハウジング11の収納空間Smは、端面壁15の電力変換用放熱領域15Aに形成した通気孔42A、防水透湿膜43Aを介して金属カバー12の収納空間Shに流体的に接続されているので、通気孔42Aに設けた防水透湿膜43によってモータハウジング11の収納空間Smと金属カバー12の収納空間Shの通気を確保できると共に、モータハウジング11の内部に侵入した水分が、電子制御部EC側にも侵入する現象を回避することが可能となる。
このように、通気孔42A、防水透湿膜43Aが、モータハウジング11の端面部15に設けられているので、これらは金属カバー12によって覆われて外部環境に露出しない構成となる。したがって、走行中の飛び石によって防水透湿膜43Aに破損が生じる、或いは泥水のはね上がりによって防水透湿膜43Aが詰るといった現象を避けることができ、長期に亘って防水透湿膜43Aが正規の機能を維持することができる。
また、本実施形態においては、電動パワーステアリング装置6を操舵装置のギアボックス45に取り付けた状態で、金属カバー12の収納空間Sh、及びモータハウジング11の収納空間Smは、出力軸14側のボールベアリング46を通って、ギアボックス45に形成した通路(図示せず)を介して、ギアボックス側の防水透湿膜47に至る。このような構成によって、更に水分の浸入を抑制することができる。
ここで、少なくともボールベアリング46は、非接触式の金属シールを採用しているので、接触式のゴムシールを採用したものに比べて通気性が高く、モータハウジング11の収納空間Smと金属カバー12の収納空間Shの通気を容易にすることができる。
また、端面部15の電力変換用放熱領域15Aに設けられた防水透湿膜43Aは、スナップフィット方式、貼付方式、溶着方式等の固定手段によって固定されている。尚、本実施形態では、貼付方式によって防水透湿膜43Aが電力変換用放熱領域15Aの表面に貼り付けられている。
また、本実施形態では、防水透湿膜43Aは電力変換用放熱領域15Aの金属カバー12側の表面に取り付けられている。このため、防水透湿膜43Aによって金属ケース側に水分等が入らないので、防水透湿膜43の電力変換用放熱領域15Aへの取り付け部分が、水分の影響を受けるのを抑制することができる。
一方、本実施形態の他の例として、防水透湿膜43Aは電力変換用放熱領域15Aのモータハウジング11の収納空間Sm側の表面に取り付けることもできる。この場合、モータハウジング11と電子制御部ECを組み付ける作業を行うときに、防水透湿膜43Aはモータハウジング11側に取り付けられているので、不用意に防水透湿膜43に触って防水透湿膜43Aを破損したりする恐れを少なくすることができる。
以上に説明した実施形態では、端面部15の電力変換用放熱領域15Aに通気孔42A、防水透湿膜43Aを設けた構成であったが、端面部15の電源用放熱領域15Bに設けることも可能である。同じく図10に示しているように、端面部15の電源用放熱領域15Bには通気孔42Bが形成されている。
ただ、この通気孔42Bの電源用放熱領域15Bの金属カバー12側の面には、金属カバー12の収納空間に連通した連通溝48が形成されている。つまり、電源用放熱領域15Bには、電源回路部17のガラスエポキシ基板31が載置されるので、通気が阻害される恐れがある。これを避けるために連通溝48を形成し、この連通溝48と通気孔42Bの合流部分に、防水透湿膜43Bを配置する構成としている。また、当然であるが、防水透湿膜43Bは電源用放熱領域15Bのモータハウジング11側の表面に取り付けることもできることはいうまでもない。
また、本実施形態では、熱の発生量が多い電力変換回路部16や電源回路部17の近傍の端面部15に通気孔42A、42Bを形成しているので、温度が高い空気を効率良く移動させることも可能であり、放熱の観点からも有利な構成とされている。
以上述べた通り、本実施形態では、モータハウジングの収納空間は、モータハウジングの端面部に形成した通気孔、防水透湿膜を介して金属カバーの収納空間に流体的に接続されているので、通気孔に設けた防水透湿膜によってモータハウジングの収納空間と金属カバーの収納空間の通気を確保できると共に、モータハウジングの内部に侵入した水分が、電子制御部EC側にも侵入する現象を回避することが可能となる。
また、通気孔、防水透湿膜が、モータハウジングの端面部に設けられているので、これらは金属カバーによって覆われて外部環境に露出しない構成となる。したがって、走行中の飛び石によって防水透湿膜に破損が生じる、或いは泥水のはね上がりによって防水透湿膜が詰るといった現象を避けることができ、長期に亘って防水透湿膜が正規の機能を維持することができる。
また、上述したように、防水透湿膜をモータハウジング11の収納空間(モータ側)Smに設ける構成とすることもできる。これによれば、モータ側からの水分が端面部15に形成された凹部に溜まる事がないため、通気孔42Aの耐久性を向上することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、通気孔42A、42Bは端面部15(具体的には、電力変換用放熱領域15Aや電源用放熱領域15B)の壁面に形成していたが、第2の実施形態では、電源回路部のガラスエポキシ基板や、制御回路部のガラスエポキシ基板を取り付け固定する基板固定凸部に通気孔を形成したことを特徴としている。尚、第1の実施形態と同じ参照番号は同じ構成要素であるため、その説明を省略する。
図11において、基板固定凸部26にはその軸方向(植立方向)に沿って通気孔49が形成されており、途中から直角方向に方向変換されて金属カバー12の収納空間Shに連通されている。更に、金属カバー12の収納空間Sh側の開口端には、防水透湿膜50が取り付けられている。尚、モータハウジング11の収納空間Sm側の開口端に防水透湿膜50を取り付けることも可能である。
ところで、基板固定凸部26には上述した通り、ガラスエポキシ基板34を固定するためのボルト穴が形成されているので、通気孔49はこのボルト穴に至る前に方向転換されている。更には、ボルト穴をモータハウジング11の収納空間Smまで貫通するように延ばし、固定ボルトがねじ込まれる位置より手前で金属カバー12の収納空間Sh側に開口するようにして、ボルト穴を連通孔49と兼用しても良い。いずれにしても、このような構成でモータハウジング11の収納空間Smと金属カバー12の収納空間Shの間を連通することができる。
このような実施形態においても、モータハウジング11の収納空間Smは、基板固定凸部26に形成した通気孔49、防水透湿膜50を介して金属カバー12の収納空間Shに流体的に接続されているので、端面部15の実相有効面積を減少させることなく、通気孔49に設けた防水透湿膜50によってモータハウジング11の収納空間Smと金属カバー12の収納空間Shの通気を確保できると共に、モータハウジング11の内部に侵入した水分が、電子制御部EC側にも侵入する現象を回避することが可能となる。
このように、通気孔49、防水透湿膜50が、モータハウジング11の基板固定凸部26に設けられているので、これらは金属カバー12によって覆われて外部環境に露出しない構成となる。したがって、走行中の飛び石によって防水透湿膜50に破損が生じる、或いは泥水のはね上がりによって防水透湿膜50が詰るといった現象を避けることができ、長期に亘って防水透湿膜50が正規の機能を維持することができる。
更に、通気孔49が基板固定凸部26に設けられているので、端面部15の放熱機能を阻害しなく、放熱効率の低下を少なくすることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、通気孔42には、空気や水蒸気は通過するが、水分は通過させないという、防水性及び透湿性の双方の機能を備える防水透湿膜を設けているが、第3の実施形態では、防水透湿膜の代わりにラビリンス通路によって、同様の作用、効果を得ようとするものである。尚、第1の実施形態と同じ参照番号は同じ構成要素であるため、その説明を省略する。
図12において、モータハウジング11の端面部15の電力変換用放熱領域15Aの壁面には、ラビリンス通路51Aが形成されており、このラビリンス通路51Aは、モータハウジング11の収納空間Smと、金属カバー12の収納空間Shを連通している。ラビリンス通路51Aは、少なくとも通路中に1つ以上の屈曲した屈曲部が形成されており、これによって、通気機能と水分分離機能を備えることができる。つまり、屈曲部を形成することによって、水分等の重い物質は衝突分離され、空気だけが通過することができ、これによって、モータハウジング11の内部に侵入した水分が、電子制御部EC側にも侵入する現象を回避することが可能となる。
尚、上述の実施形態は、端面部15の電力変換用放熱領域15Aにラビリンス通路51Aを設けた構成であったが、端面部15の電源用放熱領域15Bに設けることも可能である。同じく図12に示しているように、端面部15の電源用放熱領域15Bにはラビリンス通路51Bが形成されている。
ただ、このラビリンス通路51Bの電源用放熱領域15Bの金属カバー12側の面には、金属カバー12の収納空間Shに連通した連通溝52が形成されている。つまり、電源用放熱領域15Bには、電源回路部17のガラスエポキシ基板31が載置されるので、通気が阻害される恐れがある。これを避けるために連通溝52を形成し、この連通溝52にラビリンス通路51Bを合流させている。この構成によっても、防水透湿部を設けることなく、モータハウジング11の内部に侵入した水分が、電子制御部EC側にも侵入する現象を回避することが可能となる。
このような実施形態においても、モータハウジング11の収納空間Smは、端面部15に形成したラビリンス通路51A、51Bを介して金属カバー12の収納空間Shに流体的に接続されているので、ラビリンス通路51A、51Bによってモータハウジング11の収納空間Smと金属カバー12の収納空間Shの通気を確保できると共に、モータハウジング11の内部に侵入した水分が、電子制御部EC側にも侵入する現象を回避することが可能となる。
以上述べた通り、本発明は、電動モータの回転軸の出力部とは反対側で、電子制御部の収納空間と電動モータの収納空間とを隔離するモータハウジングの端面壁に、電子制御部の収納空間と電動モータの収納空間を連通する通気孔を形成し、この通気孔に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水透湿部を設けた構成とした。
これによれば、モータハウジングの端面壁に防水透湿部を有した通気孔を設けたので、外部環境での飛び石や泥水の影響を排除することができ、長期に亘って電子制御部ECの収納空間の内圧変動、及び収納空間への水分の侵入を抑制することができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
6…電動パワーステアリング装置、8…電動モータ部、9…電子制御部、11…モータハウジング、12…金属カバー、13…コネクタ端子組立体、14…出力部、15…端面部、16…電力変換回路部、17…電源回路部、18…制御回路部、19…端面部、20…コイル、21…ステータ、22…ロータ、23…回転軸、24…回転検出部、25…貫通孔、26…基板固定凸部、27…基板受け部、28…突状放熱部、29…コンデンサ、30…コイル、31…ガラスエポキシ基板、32…マイクコンピュータ、33…周辺回路、34…ガラスエポキシ基板、35…蓋部材、36…弾発機能部材、37…磁石保持部、38…永久磁石、39…磁気センサ、40…固定孔、41…貫通孔、42A、42B、49…通気孔、48、52…連通溝、43A、43B、50…防水透湿膜、51、51A…ラビリンス通路。

Claims (12)

  1. 機械系制御要素を駆動する電動モータが収納されたモータハウジングと、
    前記電動モータの回転軸の出力部とは反対側に形成されたモータハウジングの端面部と、
    前記端面部に取り付けられたカバーによって形成された収納空間内に収納され、前記端面部の側に隣接して配置された、前記電動モータを駆動するための電子制御部を備え、
    前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間とを隔離する前記モータハウジングの前記端面部に、前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間を連通する通気孔を形成し、この通気孔に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部を設けた
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  2. 機械系制御要素を駆動する電動モータが収納されたモータハウジングと、
    前記電動モータの回転軸の出力部とは反対側に形成されたモータハウジングの端面部と、
    前記端面部に取り付けられたカバーによって形成された収納空間内に収納され、前記端面部の側に隣接して配置された、前記電動モータを駆動するための制御回路部、電源回路部、電力変換回路部からなる電子制御部を備え、
    前記モータハウジングの前記端面部には電力変換用放熱領域、及び電源用放熱領域が形成され、前記電力変換用放熱領域には前記電力変換回路部が設置され、前記電源用放熱領域には前記電源回路部が設置され、
    前記電力変換回路部及び前記電源回路部で発生した熱が、前記電力変換用放熱領域及び前記電源用放熱領域を介して前記モータハウジングに放熱されると共に、
    前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間とを隔離する前記モータハウジングの前記端面部の前記電力変換用放熱領域、或いは前記電源用放熱領域に、前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間を連通する通気孔を形成し、この通気孔に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部を設けた
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  3. 請求項1、或いは請求項2に記載の電動駆動装置において、
    前記防水通気部は防水透湿膜から形成されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  4. 請求項3に記載の電動駆動装置において、
    前記防水透湿膜は、前記通気孔の前記モータハウジングの収納空間側、或いは前記カバーの収納空間側の開口端に配置されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  5. 請求項1、或いは請求項2に記載の電動駆動装置において、
    前記防水通気部は、1つ以上の屈曲部を備えるラビリンス通路から形成されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  6. 請求項1に記載の電動駆動装置において、
    前記モータハウジングの前記端面部には、前記電子制御部の基板が固定される基板固定部が形成されており、前記基板固定部の内部に前記通気孔が形成されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  7. ステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサからの出力に基づきステアリングシャフトに操舵補助力を付与する電動モータと、
    前記電動モータが収納されたモータハウジングと、
    前記電動モータの回転軸の出力部とは反対側に形成されたモータハウジングの端面部と、
    前記端面部に取り付けられたカバーによって形成された収納空間内に収納され、前記端面部の側に隣接して配置された、前記電動モータを駆動するための電子制御部を備え、
    前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間とを隔離する前記モータハウジングの前記端面部に、前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間を連通する通気孔を形成し、この通気孔に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部を設けた
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  8. ステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサからの出力に基づきステアリングシャフトに操舵補助力を付与する電動モータと、
    前記電動モータが収納されたモータハウジングと、
    前記電動モータの回転軸の出力部とは反対側に形成されたモータハウジングの端面部と、
    前記端面部に取り付けられたカバーによって形成された収納空間内に収納され、前記端面部の側に隣接して配置された、前記電動モータを駆動するための制御回路部、電源回路部、電力変換回路部からなる電子制御部を備え、
    前記モータハウジングの前記端面部には電力変換用放熱領域、及び電源用放熱領域が形成され、前記電力変換用放熱領域には前記電力変換回路部が設置され、前記電源用放熱領域には前記電源回路部が設置され、
    前記電力変換回路部及び前記電源回路部で発生した熱が、前記電力変換用放熱領域及び前記電源用放熱領域を介して前記モータハウジングに放熱されると共に、
    前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間とを隔離する前記モータハウジングの前記端面部の前記電力変換用放熱領域、或いは前記電源用放熱領域に、前記電子制御部の収納空間と前記電動モータの収納空間を連通する通気孔を形成し、この通気孔に水分の通過を抑制するが空気や水蒸気の通過を許す防水通気部を設けた
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  9. 請求項7、或いは請求項8に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記防水通気部は防水透湿膜から形成されている
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  10. 請求項9に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記防水透湿膜は、前記通気孔の前記モータハウジングの収納空間側、或いは前記カバーの収納空間側の開口端に配置されている
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  11. 請求項7、或いは請求項8に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記防水通気部は、1つ以上の屈曲部を備えるラビリンス通路から形成されている
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  12. 請求項7に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記モータハウジングの前記端面部には、前記電子制御部の基板が固定される基板固定部が形成されており、前記基板固定部の内部に前記通気孔が形成されている
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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