JP2019214294A - 無人航空機 - Google Patents

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Abstract

【課題】無人航空機を使った空中写真測量において、地表の起伏による地表画像の欠像を撮影枚数の増加を抑えつつ防止する。【解決手段】地表の画像を撮影する撮影手段を備える空中写真測量用の無人航空機であって、前記無人航空機と地表との距離を測定可能な測距手段と、前記無人航空機の進行方向において隣接する前記画像の重複度であるオーバーラップを制御するオーバーラップ制御手段と、を有し、前記オーバーラップ制御手段は、前記オーバーラップが所定の閾値を下回らないように、前記測距手段の測定値の変化に応じて、1つの撮影点から次の撮影点までの距離である撮影基線長を自動的に調節することを特徴とする無人航空機により解決する。【選択図】図6

Description

本発明は無人航空機に関し、特に無人航空機を用いた測量技術に関する。
従来、空中写真測量には有人航空機で撮影した航空写真が用いられていた。近年、これをより簡便に実施する手段として、小型無人航空機を使った空中写真測量が実用化されつつある。
特開2014−006148号公報
空中写真から地表の起伏状態を取得し、地表のオルソ画像や立体モデルを作成するためには、測量を行う区域の各地点をそれぞれ複数の角度から撮影し、これを図化機で3D処理する必要がある。このような写真測量では一般に、航空機の進行方向に隣接する各地表画像の撮影範囲を60%程度重複(オーバーラップ)させて、一の地点を少なくとも2つの角度から撮影する。
小型無人航空機は有人航空機よりも低い高度を飛行できることから高精度な地表画像が取得可能である一方、地表の起伏により撮影範囲が大きく変動するという課題がある。他方で、地表画像の欠像を防ぐべく標高の最も高い地点に合わせて撮影間隔を設定した場合、撮影枚数が増えることでその後の処理負担が大きくなる。
このような問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、無人航空機を使った空中写真測量において、地表の起伏による地表画像の欠像を撮影枚数の増加を抑えつつ防止することにある。
上記課題を解決するため、本発明の空中写真測量用無人航空機は、地表の画像を撮影する撮影手段を備え、前記無人航空機と地表との距離を測定可能な測距手段と、前記無人航空機の進行方向において隣接する前記画像の重複度であるオーバーラップを制御するオーバーラップ制御手段と、を有し、前記オーバーラップ制御手段は、前記オーバーラップが所定の閾値を下回らないように、前記測距手段の測定値の変化に応じて、1つの撮影点から次の撮影点までの距離である撮影基線長を自動的に調節することを特徴とする。
測距手段が測定した距離に応じてオーバーラップ制御手段が撮影基線長を自動的に調節することにより、例えば地表が隆起して撮影手段の撮影面積が狭まったときにだけ撮影基線長を短くすることができる。これにより、地表の起伏や傾斜による地表画像の欠像を、撮影枚数の増加を最小限に抑えつつ防止することが可能となる。
特に、オーバーラップが50%を下回ると、コース(直線状に連続した一の飛行経路)中に撮影されない地点、または一つの角度からしか撮影されない地点が生じることとなる。その地点についてはステレオマッチングを行うことができないため、標高や地表の起伏状態を得ることができない。本発明によれば、オーバーラップの閾値を50%以上に設定することで、測量を行う区域の各地点をそれぞれ少なくとも2つの角度から撮影することが可能となる。
本発明のオーバーラップ制御手段の具体的な形態としては、例えば測距手段の測定値の変化に応じて撮影点の経緯度値を修正したり、撮影手段による撮影間隔を修正したり、無人航空機の飛行速度を修正したりすることが考えられる。
また、本発明の無人航空機は、一又は複数の水平回転翼により飛行する無人回転翼航空機であることが好ましい。
ヘリコプターやマルチコプターのような回転翼航空機には、飛行速度を自在に変更できるという特徴がある。特に、回転翼航空機は固定翼航空機に比べて低速飛行性能や減速性能が著しく高い。本発明の無人航空機が無人回転翼航空機であることにより、オーバーラップ制御手段は、地表の起伏に応じて無人航空機の飛行速度を容易に調節することが可能となる。
また、本発明の無人航空機は、前記撮影手段の姿勢安定化装置をさらに有し、前記撮影手段の撮影方向は前記姿勢安定化装置により鉛直下方に維持される構成としてもよい。
姿勢安定化装置が撮影手段の向きを鉛直下方に維持することにより、地表画像の撮影精度を高めることができる。特に、本発明の無人航空機がヘリコプターやマルチコプターなどの無人回転翼航空機である場合、このような回転翼航空機は機体を傾けて水平移動することから、姿勢安定化装置の効果がより顕著に表れる。
また、本発明の無人航空機は、前記測距手段の測定方向が、前記無人航空機の鉛直下方よりも該無人航空機の進行方向側に傾けられている構成としてもよい。
測距手段が無人航空機から鉛直下方に向けられている場合、現在位置よりも先の地表の状態を予め知ることはできない。そのため、例えば急な起伏や垂直面を有する構造物がある場合には、オーバーラップ制御手段による撮影基線長の調節が間に合わないことがある。測距手段が無人航空機の進行方向側に傾けられることで、オーバーラップ制御手段は、現在位置よりも先の地表の状態を予め把握することができる。これによりオーバーラップ制御手段は、より計画的にオーバーラップを制御することが可能となる。
また、本発明の無人航空機は、前記オーバーラップ制御手段が、前記オーバーラップが所定の閾値を下回る地点が生じた時に、その地点を撮影可能な位置まで機体を後退させるよう構成してもよい。
上でも述べたように、例えば急な起伏や垂直面を有する構造物がある場所では、オーバーラップ制御手段による撮影基線長の調節が間に合わないことがある。オーバーラップ制御手段が、オーバーラップが所定の閾値を下回ったことを検知し、機体を後退させてその地点を再度撮影することにより、このような地形に起因する欠像を防止することができる。
以上のように、本発明の無人航空機によれば、地表の起伏による地表画像の欠像を撮影枚数の増加を抑えつつ防止することが可能となる。
実施形態にかかるマルチコプターが空中写真を撮影する様子を示す模式図である。 マルチコプターが起伏のない平坦な地表を空中撮影する様子を示す模式図である。 マルチコプターの機能構成を示すブロック図である。 カメラをカメラジンバルで支持するマルチコプターの構成例を示すブロック図である。 マルチコプターが一定の撮影間隔で傾斜地の地表画像を撮影する様子を示す模式図である。 マルチコプターがレーザ測距センサおよび撮影間隔調節プログラムを用いて傾斜地の欠像を防止する様子を示す模式図である。 オーバーラップ制御手段の他の態様(飛行速度制御プログラム)を示すブロック図である。 オーバーラップ制御手段の他の態様(撮影点修正プログラム)を示すブロック図である。 マルチコプターが起伏のある地表を一定の撮影間隔で撮影する様子を示す模式図である。 マルチコプターがレーザ測距センサおよび撮影間隔調節プログラムを用いて地表の起伏により欠像が生じやすい地点の欠像を防ぐ様子を示す模式図である。 現在位置よりも先の地表の起伏状態を予め把握可能なマルチコプターが地表の起伏に合わせて撮影基線長を調節する様子を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態(以下、「本例」ともいう。)は、複数の水平回転翼を備える小型のUAV(Unmanned aerial vehicle:無人航空機)であるマルチコプター10を使って空中写真測量を行う例である。
(測量作業概要)
以下の説明において「コース」とは、事前に設定されたマルチコプター10の飛行経路のうち直線状に連続した一の経路をいう。本例では複数のコースが平行に並べられることで測量を行う区域全体の撮影が行われる。また、「オーバーラップ」とは、コースの進行方向に隣接する各地表画像の撮影範囲の重複度である。「欠像」とは、コース上のある地点が一度も撮影されないこと、または一度しか撮影されないことをいう。また、地表について「起伏」とは、天然自然の隆起や沈降のみには限られず人工的な構造物によるものも含む。
図1は、本例のマルチコプター10が空中写真を撮影する様子を示す模式図である。マルチコプター10には上空から地表Gを撮影するカメラ70が搭載されており、カメラ70はマルチコプター10から鉛直下方に向けられている。マルチコプター10は有人航空機に比べて低い高度を飛行し、高精度な地表画像を撮影する。マルチコプター10は、コースCに沿って自律飛行しながら地表Gの静止画像を適宜オーバーラップさせながら撮影する。
図2は、マルチコプター10が起伏のない平坦な地表GをコースCに沿って空中撮影する様子を示す模式図である。図2の符号Rは、空中写真の縮尺を定める仮想的な水平面である撮影基準面を意味している。図2の例では、地表Gと撮影基準面Rは同一面上に重なっている。地表Gのうち、太線で表された部分は少なくとも2つの角度から撮影された地点を意味しており、細線で表された部分は撮影されなかった地点、または1つの角度からしか撮影されなかった地点を表している。符号Sは空中写真測量を行う区域である測量区域、符号fはカメラ70の焦点距離、符号Hは撮影基準面Rに対する対地高度、符号OLはオーバーラップをそれぞれ意味している。また、符号iは1つの撮影点から次の撮影点までの距離である撮影基線長を意味している。
図2の例のマルチコプター10は、カメラ70の焦点距離fや画角に基づき、コースCに沿って所定の高度および所定の撮影基線長iで地表Gを撮影するように設定されており、これによりマルチコプター10はコースCの進行方向に撮影範囲を60%ずつオーバーラップさせながら地表画像を撮影する。
図2からも分かるように、オーバーラップOLが50%以上に設定されていれば、測量区域SにおけるコースCの全長を少なくとも2つの角度から撮影することができる。マルチコプター10が撮影した地表画像は、デジタルステレオ図化機で処理され、測量区域Sのオルソ画像や立体モデルが作成される。なお、本例では説明を省略するが、測量区域Sには別途標定点や対空標識を設置してもよい。
(機能構成)
図3はマルチコプター10の機能構成を示すブロック図である。
マルチコプター10の機能は、主に、制御部であるフライトコントローラFC、複数の水平回転翼であるロータ41、ロータ41の駆動回路であるESC411、操縦者(オペレータ端末51)と通信を行う通信装置52、地表Gの画像を撮影するカメラ70、およびこれらに電力を供給するバッテリー60により構成されている。
フライトコントローラFCはマイクロコントローラである制御装置20を有している。制御装置20は、中央処理装置であるCPU21と、RAMやROM・フラッシュメモリなどの記憶装置からなるメモリ22とを有している。
フライトコントローラFCはさらに、IMU31(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)、GPS受信器32、気圧センサ34、レーザ測距センサ35、および電子コンパス36を含む飛行制御センサ群Sを有しており、これらは制御装置20に接続されている。
IMU31はマルチコプター10の傾きを検出するセンサであり、主に3軸加速度センサおよび3軸角速度センサにより構成されている。気圧センサ34は、検出した気圧値からマルチコプター10の海抜高度(標高)を得る高度センサである。電子コンパス36はマルチコプター10の機首の方位角を検出するセンサである。本例の電子コンパス36には3軸地磁気センサが用いられている。GPS受信器32は、正確には航法衛星システム(NSS:Navigation Satellite System)の受信器である。GPS受信器32は、全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)または地域航法衛星システム(RNSS:Regional Navigational Satellite System)から現在の経緯度値を取得する。
フライトコンローラFCは、これら飛行制御センサ群Sにより、機体の傾きや回転のほか、飛行中の経緯度、高度、および機首の方位角を含む自機の位置情報を取得する。
制御装置20は、マルチコプター10の飛行時における姿勢や基本的な飛行動作を制御するプログラムである飛行制御プログラムFSを有している。飛行制御プログラムFSは、飛行制御センサ群Sから取得した情報を基に個々のロータ41の回転数を調節し、機体の姿勢や位置の乱れを補正しながらマルチコプター10を飛行させる。
制御装置20はさらに、マルチコプター10を自律飛行させるプログラムである自律飛行プログラムAPを有している。そして、制御装置20のメモリ22には、マルチコプター10を飛行させるコースCの経緯度、飛行中の高度や速度などが指定されたパラメータである飛行計画FPが登録されている。自律飛行プログラムAPは、オペレータ端末51からの指示を開始条件として、飛行計画FPに従ってマルチコプター10を自律的に飛行させる。
オペレータ端末51は、無人航空機分野において一般にGCS(Ground Control Station)と呼ばれている装置である。オペレータ端末51には、一般的なノート型パソコンやタブレットコンピュータを好適に用いることができる。
マルチコプター10の通信装置52とオペレータ端末51とは、制御信号やデータの送受信を行うことが可能であれば、その具体的な通信方式やプロトコルは問わない。例えば、マルチコプター10への飛行計画FPのアップロードやテレメトリデータの受信には双方向通信であるWi−Fi(Wireless Fidelity)を使用し、手動操縦時の操縦信号は2.4GHz帯の周波数ホッピング方式でPCM(pulse code modulation:パルス符号変調)信号を送信する構成などが考えられる。その他、マルチコプター10とオペレータ端末51とは、3GやLTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの移動体通信網で接続されていてもよい。これにより操縦者(オペレータ端末51)は、移動体通信網のサービスエリア内からであればどこからでもマルチコプター10を制御することが可能となる。なお、マルチコプター10は撮影した地表画像を都度オペレータ端末51に送信してもよく、図示しないSDメモリーカードなどの記録媒体に記録してもよい。
本例のIMU31およびGPS受信器32の測定値は、撮影された地表画像を同時調整(空中三角測量)するときの外部標定要素(撮影時のカメラ70の傾きと画像中央の地点の座標を求める要素)としても用いられる。なお、空中写真測量を行う区域の地形や地物の影響でGPS受信器32の検出精度が不足する場合には、GPS受信器32に加えて、またはGPS受信器32に代えて、例えば、地表の撮影画像をパターン認識して自機の移動を検知するオプティカルフローセンサなどを使用することも考えられる。
また、本例のマルチコプター10は、気圧センサ34に加え、マルチコプター10と地表Gとの距離を測定する測距手段であるレーザ測距センサ35を備えている。レーザ測距センサ35の測定値は後述するオーバラップ制御手段である撮影間隔調節プログラムCPに入力され、撮影間隔調節プログラムCPによる撮影間隔の調節に用いられる。
なお、本発明の測距手段はマルチコプター10と地表との距離を測定可能な手段であればよく、レーザ測距センサ35のほか、例えばミリ波レーダーやレーザスキャナ、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)、ステレオカメラなどであってもよい。
図4は、図3のマルチコプター10の他の構成例を示すブロック図である。図4の例では、カメラ70が姿勢安定化装置であるカメラジンバル79に支持されている。本例のカメラジンバル79には、UAVを使った空撮で一般に利用されている3軸ブラシレスジンバルなどを採用することができる。マルチコプター10はその飛行原理から、水平に移動するときには機体を進行方向側に傾ける必要がある。カメラジンバル79はその傾きを吸収し、カメラ70の撮影方向を鉛直下方に維持する。なお、カメラ70がカメラジンバル79に支持される場合、マルチコプター10の飛行中の傾きとカメラ70の傾きとが一致しないため、カメラ70の傾きを取得するIMU71を別途備える必要がある。IMU71はカメラ70に搭載されてもよく、カメラジンバル79のマウント部に取り付けられてもよい。
(オーバーラップ制御手段)
以下、図5および図6を参照して、レーザ測距センサ35および撮影間隔調節プログラムCPを用いたオーバーラップ制御について説明する。
図5は、マルチコプター10がコースCに沿って一定の撮影間隔で傾斜地の地表画像を撮影する様子を示す模式図である。図5の例では、レーザ測距センサ35および撮影間隔調節プログラムCPによるオーバーラップ制御は無効とされている。
図5の地表Gは平坦な面ではなく、コースCの進行方向に沿って標高が次第に高くなる傾斜面となっている。空中写真測量では一般に、測量を行う区域における標高の最高値と最低値との平均を撮影基準面Rの標高とする。図5の撮影基準面Rもこれに倣って設定されており、撮影基準面RにおけるオーバーラップOLは図2の例と同様に60%に設定されている。
傾斜した地表Gを撮影基準面Rに基づいて撮影した場合、標高の高い地点については欠像(地表Gの細い線の部分)が生じることとなる。欠像が生じた地点については以降の画像処理でステレオマッチングを行うことができないため、その地点の正確な標高や起伏状態を得ることはできない。このように、低い高度を飛行して地表画像を撮影するときには、地表Gの標高の変化により撮影範囲が大きく変動するという課題がある。
図6は、マルチコプター10がレーザ測距センサ35および撮影間隔調節プログラムCPを用いて欠像を防止する様子を示す模式図である。
撮影間隔調節プログラムCPは本発明のオーバーラップ制御手段の一形態であり、コースCを飛行中にオーバーラップOLが所定の閾値(本例では60%)を下回らないよう、レーザ測距センサ35の測定値の変化に応じてカメラ70の撮影間隔を自動的に調節するプログラムである。なお、ここでいう「撮影間隔」とは、撮影と次の撮影との間の時間間隔をいう。
マルチコプター10を一定の高度で飛行させながらレーザ測距センサ35を鉛直下方に向けて地表Gとの距離を得ることにより、マルチコプター10は地表Gの標高の変化、つまり地表Gの傾斜や起伏状態を得ることができる。撮影間隔調節プログラムCPはレーザ測距センサ35の測定値を監視し、地表Gとの距離の変化による撮影範囲の変動に合わせて撮影間隔を自動的に調節する。より具体的には、撮影間隔調節プログラムCPは、地表Gが隆起して撮影面積が狭まったときにカメラ70の撮影間隔を自動的に短くする。地表Gの標高が撮影基準面Rよりも低くなったときには、標高に応じてカメラ70の撮影間隔を長くしてもよく、撮影基準面Rを基準として撮影間隔を設定してもよい。
このように本例のマルチコプター10は、レーザ測距センサ35と撮影間隔調節プログラムCPとを備えることにより、撮影基準面Rに対する対地高度Hではなく地表Gからの実際の距離H−Hに基づいて、60%のオーバーラップOLを確保するよう撮影間隔を動的に調節することが可能とされている。
なお、本発明は地表画像のオーバーラップOLを制御することで各コースCにおける欠像を防止するものであり、撮影した地表画像の接合方法や、隣接するコースC間の重複度(サイドラップ)の制御方法などについては従来の方法を採用することができる。ただ上でも述べたように、本例のマルチコプター10は有人航空機よりも低い高度から地表画像を撮影するため、地表Gの標高の変化により各地表画像の撮影範囲が大きく変動する(標高の高い地点では狭まり、標高の低い地点では広がる)という性質を有している。そのため、標高の高い地点でも隣接するコースCとのサイドラップが十分に確保されるように、例えばレーザ測距センサ35で取得したコースCの標高の変化(撮影範囲の変化)に基づいて次のコースCの飛行経路を自動的に修正する機能を別途マルチコプター10に備えてもよい。
(他のオーバーラップ制御手段)
図7および図8は本発明のオーバーラップ制御手段の他の態様を示すブロック図である。
先の図6の例では、マルチコプター10は、撮影間隔調節プログラムCPによりカメラ70の撮影間隔を自動調節することで60%のオーバーラップOLを維持する。撮影間隔調節プログラムCPは、マルチコプター10が一定の速度で飛行するという前提の下、カメラ70の撮影間隔を調節することで撮影基線長iを動的に変化させる。本発明のオーバーラップ制御手段の本質的な機能は撮影基線長iを調整することであり、その形態は撮影間隔調節プログラムCPには限られない。
図7のマルチコプター11は、撮影間隔調節プログラムCPに代えて、オーバーラップ制御手段の他の態様である飛行速度調節プログラムSPを有している。マルチコプター11のような回転翼航空機は飛行速度を自在に変化させることができるという特徴がある。特に、回転翼航空機は固定翼航空機に比べて低速飛行性能や減速性能が著しく高い。この特徴を利用し、飛行速度調節プログラムSPは、オーバーラップOLが所定の閾値を下回らないように、レーザ測距センサ35の測定値の変化に応じてマルチコプター11の飛行速度を自動的に調節する。
このようにマルチコプターは、その飛行速度を調節することによっても、撮影基線長iを任意に調整することができる。なお、これら撮影間隔調節プログラムCPおよび飛行速度調節プログラムSPはいずれか一方のみを単独で採用する必要はなく、両方の機能を組み合わせて使用してもよい。
図8のマルチコプター12は、撮影間隔調節プログラムCPに代えて、オーバーラップ制御手段の他の形態である撮影点調節プログラムPPを有している。撮影点調節プログラムPPは、オーバーラップOLが所定の閾値を下回らないように、レーザ測距センサ35の測定値の変化に応じて各撮影点の経緯度値を自動的に調節する。ここで、撮影点の経緯度値は、撮影基準面Rを基準として飛行計画FPに予め初期値を登録しておいてもよく、または、カメラ70の焦点距離fや飛行高度などの条件のみを撮影間隔調節プログラムCPに登録しておき、撮影間隔調節プログラムCPがレーザ測距センサ35の測定値に基づいて順次設定してもよい。
マルチコプターの飛行速度や進路は突風などの外乱の影響をうけることがあり、撮影間隔調節プログラムCPや飛行速度調節プログラムSPでは常に計算通りに撮影基線長iを調節できるとは限らない。一方、撮影点調節プログラムPPは絶対的な位置の基準である経緯度で撮影基線長iが調節できるため、より確実にオーバーラップOLを確保することができる。
図9は、マルチコプター10が不規則な凹凸のある地表GをコースCに沿って一定の撮影間隔で撮影する様子を示す模式図である。なお、図9の例では、レーザ測距センサ35および撮影間隔調節プログラムCPによるオーバーラップ制御は無効とされている。
図9の地表Gは平坦な面ではなく大小の凹凸が不規則に形成された面となっている。図9の例でも撮影基準面RにおけるオーバーラップOLは60%に設定されている。
このような起伏のある地表Gを撮影基準面Rに基づいて撮影した場合、地表Gが隆起した地点(地点m,n)や、死角になりやすい地点(地点o,p)では欠像が生じることとなる。
図10は、マルチコプター10がレーザ測距センサ35および撮影間隔調節プログラムCPを用いて欠像を防止する様子を示す模式図である。
図10に示されるように、地表Gに不規則な起伏がある場合でも、レーザ測距センサ35の測定値H−Hに基づいて撮影間隔調節プログラムCPが撮影間隔を調節することにより欠像を防止することができる。このとき撮影間隔調節プログラムCPは、レーザ測距センサ35の実値を監視するだけでなく、その増減の傾きから起伏の勾配を算出し、これを加味して撮影間隔を調節する。
図10の撮影間隔調節プログラムCPは、飛行速度調節プログラムSPまたは撮影点調節プログラムPPに代えても同様の効果を得ることが可能である。
(起伏予測手段,欠像補完手段)
撮影間隔調節プログラムCPは、オーバーラップOLが60%となるように撮影間隔を調節する。上でも述べたように、オーバーラップが50%を下回った地点ではその地点の正確な標高や起伏状態を得ることはできない。しかし、図10の例では、レーザ測距センサ35はマルチコプター10から鉛直下方に向けられており、現在位置よりも先(進行方向側)の地表Gがどのように起伏しているのかを事前に知ることはできない。そのため、例えば地点o,pがさらに急に隆起している場合や、垂直面を有する人工的な構造物がある場合、撮影間隔調節プログラムCPによる撮影間隔の調節が間に合わず欠像が生じることも考えられる。
図11は、現在位置よりも先の地表Gの標高を予め特定可能なマルチコプター10の例である。
図11のマルチコプター10は、レーザ測距センサ35の測定方向が、マルチコプター10の鉛直下方よりも進行方向側に傾けられている。マルチコプター10は、レーザ測距センサ35が進行方向側に向けられていることにより、地表Gの起伏を事前に特定することが可能となり、より計画的にオーバーラップOLを制御することができる。
急峻な地形や構造物による欠像を防止する方法としては、図11のようにレーザ測距センサ35を進行方向側に傾ける方法のほか、例えばオーバーラップ制御手段(撮影間隔調節プログラムCP,飛行速度調節プログラムSP,または撮影点調節プログラムPP)の機能の一部として、オーバーラップOLが所定の閾値を下回る地点が生じた時に、その地点を撮影可能な位置までマルチコプター10を後退させる機能を含めることが考えられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることができる。例えば、本発明の無人航空機はマルチコプター10には限られず、無人であることを条件として、ヘリコプターや固定翼機、さらにはVTOL機(Vertical Take-Off and Landing:垂直離着陸機)を使用することもできる。
G:地表,S:測量区域,C:コース,R:撮影基準面,f:焦点距離,H:対地高度,OL:オーバーラップ,i:撮影基線長,m,n,o,p:欠像しやすい地点,10,11,12:マルチコプター(無人航空機,無人回転翼航空機),FC:フライトコントローラ,20:制御装置,21:CPU,22:メモリ,FS:飛行制御プログラム,AP:自律飛行プログラム,FP:飛行計画,SP:飛行速度調節プログラム(オーバーラップ制御手段),CP:撮影間隔調節プログラム(オーバーラップ制御手段),PP:撮影点修正PG(オーバーラップ制御手段),S:飛行制御センサ群,31:IMU,32:GPS受信器,34:気圧センサ,35:レーザ測距センサ(測距手段),36:電子コンパス,41:ロータ(水平回転翼),411:ESC,51:オペレータ端末,52:通信装置,60:バッテリー,70:カメラ(撮影手段),71:IMU,79:カメラジンバル(姿勢安定化装置)

Claims (6)

  1. 地表の画像を撮影する撮影手段を備える空中写真測量用の無人航空機であって、
    前記無人航空機と地表との距離を測定可能な測距手段と、
    前記無人航空機の進行方向において隣接する前記画像の重複度であるオーバーラップを制御するオーバーラップ制御手段と、を有し、
    前記オーバーラップ制御手段は、前記オーバーラップが所定の閾値を下回らないように、前記測距手段の測定値の変化に応じて、1つの撮影点から次の撮影点までの距離である撮影基線長を自動的に調節することを特徴とする無人航空機。
  2. 前記オーバーラップ制御手段は、前記測距手段の測定値の変化に応じて、撮影点の経緯度値、前記撮影手段による撮影間隔、または、前記無人航空機の飛行速度を変更することで前記撮影基線長を自動的に調節することを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  3. 一又は複数の水平回転翼により飛行する無人回転翼航空機であることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  4. 前記撮影手段の姿勢安定化装置をさらに有し、
    前記撮影手段の撮影方向は前記姿勢安定化装置により鉛直下方に維持されることを特徴とする請求項3に記載の無人航空機。
  5. 前記測距手段の測定方向は、前記無人航空機の鉛直下方よりも該無人航空機の進行方向側に傾けられていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  6. 前記オーバーラップ制御手段は、前記オーバーラップが所定の閾値を下回る地点が生じた時に、その地点を撮影可能な位置まで機体を後退させることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
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