JP2019212950A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】指定画像を表す画像データとして、その指定画像に含まれる対象領域毎に異なる画像処理を実行して生成された画像データのデータ量を下げる処理を行った場合に、対象領域の画質の劣化を抑制する。【解決手段】抽出手段11は、指定画像から対象領域の画像を抽出する。取得手段12は抽出された対象領域の画像の種類を取得する。画像処理手段13は、抽出された対象領域の画像を表す画像データに対し、該対象領域の種類に対応する画像処理を実行する。合成手段14は、画像処理手段13により画像処理された画像データの表す画像、及び、対象領域以外の領域の指定画像を合成する。処理手段15は、合成された画像を表す画像データのサイズが予め定められた閾値を超える場合、該指定画像に含まれる対象領域の画像データ、及び/又は抽出された対象領域以外の領域の画像データに対し、種類毎に予め設定された、データ量を下げる処理を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
紙文書をスキャンし、電子文書ファイルとして格納する電子ファイリングが行われている。特許文献1には、入力物の入力フォーマットデータを定義するときに手書きの閉図形内部あるいはアンダーラインが引かれた文字や数値やイメージ等のみを読み取り認識対象とし、認識対象の領域を文字認識して認識文字データに変換し、認識対象毎の出力データファイルを生成することが記載されている。特許文献2には、光学的に読み取られた帳票の画像情報を二値化する画像処理を行う画像処理装置において、予め登録されている帳票識別情報から領域毎に異なる二値化画像を生成することが記載されている。
特開2000−132542号公報 特開2004−341656号公報
本発明は、指定画像を表す画像データとして、その指定画像に含まれる対象領域毎に異なる画像処理を実行して生成された画像データのデータ量を下げる処理を行った場合に、対象領域の画質の劣化を抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、指定画像から対象領域の画像を抽出する抽出手段と、前記抽出された対象領域の画像の種類を取得する取得手段と、前記抽出された対象領域の画像を表す画像データに対し、該対象領域の種類に対応する画像処理を実行する画像処理手段と、前記画像処理された画像データの表す画像、及び、前記対象領域以外の領域の指定画像を合成する合成手段と、前記合成手段により合成された画像を表す画像データのサイズが予め定められた閾値を超える場合、該指定画像に含まれる対象領域の画像データ、及び前記抽出された対象領域以外の領域の画像データの少なくともいずれか一方に対し、データ量を下げる処理であって前記種類毎に予め設定された処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記処理手段は、前記対象領域において階調値が予め定められた範囲の画素の数が予め定められた閾値を下回らない範囲で前記処理を実行することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記処理手段により前記処理された対象領域の画像に対し文字又は画像を認識する認識手段を更に有し、前記処理手段は、前記認識手段が認識処理に失敗した対象領域については、前記データ量を下げる処理が行われる前の画像データを該対象領域の画像データとすることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構成において、前記処理手段は、前記抽出された対象領域以外の領域の画像データに対し、解像度を下げる処理、及び、圧縮率を高くする処理の少なくともいずれか一方を行うことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構成において、前記処理手段は、前記対象領域の画像データに対し、解像度を下げる処理、圧縮率を高くする処理、及び、画像サイズを縮小する処理、の少なくともいずれかを行うことを特徴とする。
本発明の請求項6に係るプログラムは、コンピュータに、指定画像から対象領域の画像を抽出するステップと、前記抽出された対象領域の画像の種類を取得するステップと、前記抽出された対象領域の画像を表す画像データに対し、該対象領域の種類に対応する画像処理を実行するステップと、前記画像処理された画像データの表す画像、及び、前記対象領域以外の領域の指定画像を合成するステップと、前記合成された画像を表す画像データのサイズが予め定められた閾値を超える場合、該指定画像に含まれる対象領域の画像データ、及び前記抽出された対象領域以外の領域の画像データの少なくともいずれか一方に対し、データ量を下げる処理であって前記種類毎に予め設定された処理を行うステップとを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1及び6に係る発明によれば、指定画像を表す画像データとして、その指定画像に含まれる対象領域毎に異なる画像処理を実行して生成された画像データのデータ量を下げる処理を行った場合において、対象領域の画質の劣化が抑制される。
請求項2に係る発明によれば、対象領域の文字や画像が認識できなくなってしまうことが抑制される。
請求項3に係る発明によれば、対象領域の文字や画像が認識できなくなってしまうことが抑制される。
請求項4に係る発明によれば、対象領域の画質の劣化を抑制しつつ、ファイル全体のデータサイズを小さくすることができる。
請求項5に係る発明によれば、指定画像を表す画像データとして、その指定画像に含まれる対象領域毎に異なる画像処理を実行して生成された画像データのデータ量を下げる処理を行った場合において、対象領域の画質の劣化が抑制される。
情報処理システムの構成を例示するブロック図。 情報処理装置10の機能構成を例示するブロック図。 情報処理装置10のハードウェア構成を例示するブロック図。 サーバ20のハードウェア構成を例示するブロック図。 原稿を例示する図。 読取解像度を決定する処理の流れを例示するフローチャート。 画像データの生成処理の流れを例示するフローチャート。 出力解像度を決定する処理の流れを例示するフローチャート。 対象領域の画像を合成する処理の流れを例示するフローチャート。 データサイズを調整する処理の流れを例示するフローチャート。 合成される画像を例示する図。
[1]構成
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を例示するブロック図である。情報処理システム1は、情報処理装置10及びサーバ20を備える。情報処理装置10は、用紙等の媒体に画像を形成する画像形成処理や、原稿等の媒体に形成された画像を読み取る画像読取処理等の画像処理を行う。サーバ20はストレージサービス等の各種サービスを提供する。情報処理装置10は通信回線2によりサーバ20に接続されている。通信回線2は、例えばインターネット、移動体通信網、電話回線、及びLAN(local Area Network)などのうちの少なくとも1つを含む。
図2は情報処理装置10の機能構成を例示するブロック図である。情報処理装置10は、抽出手段11、取得手段12、画像処理手段13、合成手段14、処理手段15及び認識手段16を有する。抽出手段11は、指定画像から対象領域の画像を抽出する。この実施形態において、指定画像は、処理対象の画像であり、例えば、画像読取手段により読み取られた原稿(媒体)の画像である。対象領域は、ユーザにより指定された特定の画像(捺印された印鑑の画像、バーコード画像、手書きサインの画像、等)が含まれる領域である。取得手段12は、抽出手段11により抽出された対象領域の画像の種類を取得する。画像処理手段13は、抽出手段11により抽出された対象領域の画像を表す画像データに対し、該対象領域の種類に対応する画像処理を実行する。対象領域の種類に対応する画像処理は、例えば、二値化処理、ノイズ除去処理、解像度変換処理、濃度調整処理である。合成手段14は、画像処理手段13により画像処理された画像データの表す画像、及び、対象領域以外の領域の指定画像を合成する。
処理手段15は、合成手段14により合成された画像を表す画像データのサイズが予め定められた閾値を超える場合、該指定画像に含まれる対象領域の画像データ、及び抽出手段11により抽出された対象領域以外の領域の画像データの少なくともいずれか一方に対し、データ量を下げる処理であって対象領域の種類毎に予め設定された処理を行う。データを下げる処理は例えば、解像度を下げる処理、画像の大きさ(縮尺)を小さくする処理、又は圧縮率を下げる処理である。
認識手段16は、処理手段15によりデータ量を下げる処理がなされた対象領域の画像に対し文字又は画像を認識する処理を行う。この場合、認識手段16が認識処理に失敗した対象領域については、データ量を下げる処理が行われる前の画像データが対象領域の画像データとして用いられる。
図3は、情報処理装置10のハードウェア構成を例示する図である。プロセッサ101は、情報処理装置10の他の要素を制御するプロセッサである。メモリ102は、プロセッサ101がプログラムを実行するためのワークエリアとして機能する記憶装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)を含む。ストレージ103は各種のプログラム及びデータを記憶する記憶装置であり、例えば、SSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)を含む。通信IF104は、予め定められた無線又は有線の通信規格(例えば、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又はイーサネット(登録商標))に従って他の装置と通信を行う。
UI部105は例えばタッチスクリーンとキーとを備える。UI部105は情報処理装置10に内蔵されていてもよく、また、外付けされて外部接続されるものであってもよい。画像形成部106は電子写真方式で用紙等の媒体に画像を形成する。画像読取部107は原稿(媒体)の画像を光学的に読み取る。画像処理部108は、例えばDSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)を備え、各種の画像処理を実行する。給紙部109は画像形成部106に用紙等の媒体を供給する。
この例で、メモリ102又はストレージ103に記憶されているプログラムを、プロセッサ101又は画像処理部108が実行することにより、図2に示される機能が実装される。プログラムを実行しているプロセッサ101又は画像処理部108は、抽出手段11、取得手段12、画像処理手段13、合成手段14及び処理手段15の例である。画像読取部107は、画像読取手段の例である。
図4はサーバ20のハードウェア構成を例示する図である。プロセッサ201は、サーバ20の他の要素を制御するプロセッサである。メモリ202は、プロセッサ201がプログラムを実行するためのワークエリアとして機能する記憶装置であり、例えばRAMを含む。ストレージ203は各種のプログラム及びデータを記憶する記憶装置であり、例えばSSD又はHDDを含む。通信IF204は、予め定められた無線又は有線の通信規格に従って他の装置と通信を行う。
[2]動作
この動作例では、情報処理装置10は、原稿を読み取り、読み取られた原稿を表す画像データをストレージサーバであるサーバ20に蓄積する。読取対象である原稿は文字(及び画像)を含むものであり、例えば請求書、領収書、レシート、免許証、又は会員証である。読み取られる原稿には、捺印された印鑑、手書きのサイン、又はバーコードの画像が含まれる場合がある。
図5は、情報処理装置10により読み取られる原稿を例示する図である。図5の例では、原稿A1には、テキスト文字列が記述された文字領域A101及び文字領域A102が含まれるとともに、捺印された印鑑の画像領域A201、バーコード画像領域A202、及び手書きサイン領域A203が含まれる。
原稿を読み取らせる際、ユーザは、読取対象である原稿に、捺印された印鑑の画像(以下「印鑑画像」という)が含まれるか否か、バーコード画像が含まれるか否か、手書きサインの画像(以下「手書き画像」という)が含まれるか否かを、情報処理装置10のUI部105を用いて設定する操作を行う。UI部105は、印鑑画像、バーコード画像、及び手書き画像が含まれるか否かをユーザに選択させるための画面をUI部105に表示させ、ユーザは、表示された画面を用いて選択を行う。ユーザにより選択された内容を表す情報(以下「選択情報」という)は、メモリ102又はストレージ103に記憶される。読取対象である原稿についての選択操作を終えると、ユーザは、原稿を情報処理装置10にセットし、スタートボタンを押下する等により画像読取を指示する。以下の説明では、説明の便宜上、印鑑画像、バーコード画像、手書き画像を各々区別する必要がない場合には、これらを「特定画像」と称する。
図6は、情報処理装置10が行う、読取処理における解像度(以下「読取解像度」という)を決定する処理の流れを例示するフローチャートである。図6に示される処理は、ユーザにより原稿が情報処理装置10にセットされ、スタートボタンが押下される等により画像読取が指示されたことをトリガとして開始される。
ステップS101において、情報処理装置10のプロセッサ101は、読取対象である原稿に印鑑画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。印鑑画像が含まれている場合(ステップS101;YES)、プロセッサ101はステップS102の処理に進む。ステップS102において、プロセッサ101は、読取解像度を300dpiに設定する。一方、印鑑画像が含まれていない場合(ステップS102;NO)、プロセッサ101はステップS102の処理をスキップしてステップS103の処理に進む。
ステップS103において、プロセッサ101は、原稿画像にバーコード画像が含まれるかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。バーコード画像が含まれる場合(ステップS103;YES)、プロセッサ101はステップS104の処理に進む。ステップS104において、プロセッサ101は読取解像度を400dpi以上の値に設定する。この実施形態では、読取解像度は400dpiに設定される。なお、装置の読取解像度の設定可能な上限値が400dpi以上の値である場合は400dpi以上の値が設定されてもよい。一方、バーコード画像が含まれていない場合(ステップS104;NO)、プロセッサ101はステップS104の処理をスキップしてステップS105の処理に進む。
ステップS105において、プロセッサ101は、原稿画像に手書き画像が含まれるかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。手書き画像が含まれる場合(ステップS105;YES)、プロセッサ101はステップS106の処理に進む。ステップS106において、プロセッサ101は読取解像度を200dpi以上の値に設定する。この実施形態では、読取解像度は200dpiに設定される。なお、ステップS106において読取解像度が200dpi以上の値に設定されてもよい。ステップS106において、ステップS102又はステップS104の処理により既に200dpi以上の値が読取解像度として設定されている場合、その設定されているまま値が読取解像度として用いられる。
ステップS105において、手書き画像が含まれていない場合(ステップS105;NO)、プロセッサ101はステップS107の処理に進む。ステップS107において、プロセッサ101は、読取解像度をデフォルト値(例えば、200dpi)に設定する。
図6の処理が実行されることにより、読取解像度が決定される。すなわち、この実施形態では、原稿に印鑑画像が含まれている場合、読取解像度は300dpi以上の値が設定される。また、原稿にバーコード画像が含まれている場合、読取解像度は400dpi以上の値が設定される。また、原稿に手書き画像が含まれている場合、読取解像度は200dpi以上の値が設定される。
図7は、画像データ生成処理の流れを例示するフローチャートである。図7の例では、プロセッサ101は、読み取られた原稿の画像から、印鑑画像、バーコード画像及び手書き画像等の特定画像が含まれる対象領域から特定画像を抽出し、抽出された対象領域の画像の種類を取得する。また、プロセッサ101は、抽出された対象領域の画像を表す画像データに対し、対象領域の種類に対応する画像処理を実行する。画像処理としては、例えば、プロセッサ101は、対象領域内のオン画素が最大になるように、対象領域の種類毎に異なる二値化処理を行う。この実施形態では、プロセッサ101は、対象領域の種類毎に二値化の方式やパラメータを異ならせる。具体的には例えば、情報処理装置10は、印鑑画像に対しては赤黒検出を行う一方、手書き画像に対しては単純二値化の閾値を低くする、といった処理を行う。
図7のステップS201において、プロセッサ101は、図6の処理により決定された読取解像度による画像読取処理を画像読取部107に指示し、画像読取を行わせる。ステップS202において、プロセッサ101は、読み取られた原稿の画像(以下「原稿画像」という)に印鑑画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。印鑑画像が含まれている場合(ステップS202;YES)、プロセッサ101はステップS203の処理に進む。一方、印鑑画像が含まれていない場合(ステップS202;NO)、プロセッサ101はステップS205の処理に進む。
ステップS203において、プロセッサ101は、原稿画像に対し領域分離処理を行い、テキスト領域と画像領域とを分離するとともに、画像領域に対しパターン照合処理等の画像処理を行い、印鑑画像の領域(以下「印鑑領域」という)を抽出する。ステップS204において、プロセッサ101は、抽出された対象領域(印鑑領域)の画像の種類を取得し、抽出された印鑑領域に対し、印鑑領域用のパラメータを用いて二値化処理を行う。対象領域の種類は、パターン照合処理等の画像処理の処理結果から特定される。対象領域の画像の種類毎の処理としては、例えば、プロセッサ101は、印鑑領域に対し赤黒検出処理を行う。ステップS204の二値化処理により生成された印鑑画像データは、メモリ102又はストレージ103に格納される。
ステップS205において、プロセッサ101は、原稿画像にバーコード画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。バーコード画像が含まれている場合(ステップS205;YES)、プロセッサ101はステップS206の処理に進む。一方、バーコード画像が含まれていない場合(ステップS205;NO)、プロセッサ101はステップS208の処理に進む。
ステップS206において、プロセッサ101は、原稿画像に対しパターン照合処理等の画像処理により特定されるバーコード領域を抽出する。ステップS207において、プロセッサ101は、抽出された対象領域(バーコード領域)の画像の種類を取得し、抽出されたバーコード領域に対し、バーコード領域用のパラメータを用いて二値化処理を行う。例えば、プロセッサ101は、手書き領域用の二値化の閾値よりも高い閾値を用いて二値化処理を行う。ステップS207の二値化処理により生成されたバーコード画像データは、メモリ102又はストレージ103に格納される。
ステップS208において、プロセッサ101は、原稿画像に手書き画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。手書き画像が含まれている場合(ステップS208;YES)、プロセッサ101はステップS209の処理に進む。一方、手書き画像が含まれていない場合(ステップS208;NO)、プロセッサ101はステップS211の処理に進む。
ステップS209において、プロセッサ101は、原稿画像に対しパターン照合処理等の画像処理により特定される手書き領域を抽出する。ステップS210において、プロセッサ101は、抽出された対象領域(手書き領域)の画像の種類を取得し、抽出された手書き領域に対し、手書き領域用のパラメータを用いて二値化処理を行う。例えば、プロセッサ101は、バーコード領域用の二値化の閾値よりも低い閾値を用いて二値化処理を行う。ステップS210の二値化処理により生成された手書き画像データは、メモリ102又はストレージ103に格納される。このようにこの実施形態では、対象領域の種類毎に、二値化の方式やパラメータを異ならせて二値化処理が実行される(図7のステップS204、S207、S210)。
ステップS211において、プロセッサ101は、ステップS203、ステップS206、又はステップS209で抽出された対象領域以外の領域の画像(以下「全体画像」という)の画像データに対し色変換処理等の画像処理を行い、全体画像の画像データ(以下「全体画像データ」という)を生成する。
ステップS212において、プロセッサ101は、出力する画像データの解像度(以下「出力解像度」という)を決定する。
図8は、出力解像度を決定する処理(図7のステップS212の処理)の流れを例示するフローチャートである。ステップS301において、プロセッサ101は、原稿画像に印鑑画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。印鑑画像が含まれている場合(ステップS301;YES)、プロセッサ101はステップS302の処理に進む。一方、印鑑画像が含まれていない場合(ステップS301;NO)、プロセッサ101はステップS305の処理に進む。
ステップS302において、プロセッサ101は、印鑑領域における単位面積当たりのオン画素の数が予め定められた閾値より多いかを判定する。オン画素の数が閾値よりも多い場合(ステップS302;YES)、プロセッサ101はステップS303の処理に進む。ステップS303において、プロセッサ101は出力解像度を200dpiに設定する。一方、オン画素の数が閾値以下である場合(ステップS302;NO)、プロセッサ101はステップS304の処理に進む。ステップS304において、プロセッサ101は出力解像度を300dpiに設定する。
ステップS305において、プロセッサ101は、原稿画像にバーコード画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。バーコード画像が含まれている場合(ステップS305;YES)、プロセッサ101はステップS306の処理に進む。一方、バーコード画像が含まれていない場合(ステップS305;NO)、プロセッサ101はステップS309の処理に進む。
ステップS306において、プロセッサ101は、バーコード領域に対し画像認識処理を行い、バーコードが読取可能か(認識可能か)を判定する。バーコードが認識可能である場合(ステップS306;YES)、プロセッサ101はステップS307の処理に進む。ステップS307において、プロセッサ101は出力解像度を200dpiに設定する。一方、バーコードが認識可能でない場合(ステップS306;NO)、プロセッサ101はステップS308の処理に進む。ステップS308において、プロセッサ101は出力解像度を400dpiに設定する。
ステップS309において、プロセッサ101は原稿画像に手書き画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。手書き画像が含まれている場合(ステップS309;YES)、プロセッサ101はステップS310の処理に進む。一方、手書き画像が含まれていない場合(ステップS309;NO)、プロセッサ101は処理を終了する。
ステップS310において、プロセッサ101は、手書き領域における単位面積当たりのオン画素の数が予め定められた閾値より多いかを判定する。オン画素の数が閾値よりも多い場合(ステップS310;YES)、プロセッサ101はステップS311の処理に進む。ステップS311において、プロセッサ101は出力解像度を200dpiに設定する。一方、オン画素の数が閾値以下である場合(ステップS310;NO)、プロセッサ101はステップS312の処理に進む。ステップS312において、プロセッサ101は出力解像度を300dpiに設定する。
図8に示されるように、この実施形態では、出力解像度は、転送時間を短くするべく、可能な限り低解像度にする。具体的には例えば、原稿画像に印鑑領域が含まれる場合においては、印鑑領域の単位面積当たりのオン画素数が閾値よりも多い場合(すなわち印字量が多い場合)、オン画素数が少ない場合(すなわち印字量が少ない場合)よりも出力解像度は低く設定される。また、原稿画像にバーコード領域が含まれる場合においては、バーコード画像を画像認識し、認識不可能であった場合、認識可能である場合よりも出力解像度が低く設定される。また、原稿画像に手書き領域が含まれる場合においては、手書き領域の単位面積当たりのオン画素数が閾値よりも多い場合、オン画素数が少ない場合よりも出力解像度は低く設定される。
図7の説明に戻る。ステップS213において、プロセッサ101は、ステップS212の処理(図8の処理)で決定された出力解像度に従って、対象領域の画像の解像度を変換する。ステップS214において、プロセッサ101は、対象領域の画像及び全体画像を合成する処理を実行する。
図9は対象領域の画像及び全体画像の合成処理(図7のステップS214の処理)の流れを例示するフローチャートである。ステップS401において、プロセッサ101は、全体画像データを取得する。ステップS402において、プロセッサ101は、原稿画像に印鑑画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。印鑑画像が含まれている場合(ステップS402;YES)、プロセッサ101はステップS403の処理に進む。ステップS403において、プロセッサ101は、図7のステップS213で解像度が変換された印鑑領域の画像データ(以下「印鑑画像データ」という)を取得する。一方、印鑑画像が含まれていない場合(ステップS402;NO)、プロセッサ101はステップS404の処理に進む。
ステップS404において、プロセッサ101は、原稿画像にバーコード画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。バーコード画像が含まれている場合(ステップS404;YES)、プロセッサ101はステップS405の処理に進む。一方、バーコード画像が含まれていない場合(ステップS404;NO)、プロセッサ101はステップS408の処理に進む。
ステップS405において、プロセッサ101は、(図7のステップS213において)バーコード画像の解像度が変換されたかを判定する。解像度が変換された場合(ステップS405;YES)、プロセッサ101はステップS406の処理に進む。一方、解像度が変換されていない場合(ステップS405;NO)、プロセッサ101はステップS407の処理に進む。
バーコード画像の解像度が変換されていない場合、ステップS407において、プロセッサ101は、バーコード画像用の二値化処理(図7のステップS207の処理)により生成されたバーコード画像データを取得する。一方、解像度が変換された場合、ステップS406において、プロセッサ101は、高解像度で読み取られたバーコード画像に対し認識処理を行い、認識結果を用いて、変換後の解像度のバーコード画像を生成する。
ステップS408において、プロセッサ101は、原稿画像に手書き画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。手書き画像が含まれている場合(ステップS408;YES)、プロセッサ101はステップS409の処理に進む。ステップS409において、プロセッサ101は、図7のステップS213で解像度が変換された手書き領域の画像データ(以下「手書き画像データ」という)を取得する。一方、手書き画像が含まれていない場合(ステップS408;NO)、プロセッサ101はステップS410の処理に進む。
ステップS410において、プロセッサ101は、取得又は生成された対象領域の画像を合成する。この例で、プロセッサ101は、ステップS403で取得された印鑑画像データ、ステップS407で取得されたバーコード画像データ又はステップS406で生成されたバーコード画像データ、及びステップS409で取得された手書き画像データを合成する。
ステップS411において、プロセッサ101は、ステップS401で取得された全体画像に、ステップS410で合成された対象領域の合成画像を合成する。ステップS412において、プロセッサ101は、ファイル全体のデータ量のサイズを調整する(下げる)処理を実行する。この実施形態において、データ量を下げる処理は、例えば解像度を下げる処理、画像の大きさ(縮尺)を小さくする処理、又は圧縮率を下げる処理である。この実施形態では、プロセッサ101は、特定画像が認識(文字認識、画像認識、等)不可能とならない程度にデータ量を下げる処理を行う。
図10は、ファイルのデータサイズの調整処理(図9のステップS412の処理)の流れを例示するフローチャートである。図10の例では、プロセッサ101は、図9のステップS411により合成された合成画像データのサイズが予め定められた閾値を超える場合、原稿画像に含まれる対象領域の画像データ、及び対象領域以外の領域の画像データの少なくともいずれかに対し、データ量を下げる処理であって対象領域の種類毎に予め設定された処理を行う。
図10のステップS501において、プロセッサ101は、ファイルサイズが予め定められた閾値T1より大きいかを判定する。ファイルサイズが閾値T1より大きい場合(ステップS501;YES)、プロセッサ101はステップS502の処理に進む。一方、ファイルサイズが閾値T1以下である場合(ステップS501;NO)、プロセッサ101はステップS502の処理をスキップしてステップS503の処理に進む。
ステップS502において、プロセッサ101は、全体画像のデータサイズを下げる処理を実行する。この実施形態では、プロセッサ101は、全体画像の画像データの解像度を下げる処理、及び、圧縮率を高くする処理の少なくともいずれか一方を行う。
ステップS503において、プロセッサ101は、ファイルサイズが閾値T2より大きいかを再度判定する(ステップS503)。この判定で用いられる閾値T2は、閾値T1と同じ値であってもよく、また、異なる値であってもよい。ファイルサイズが閾値T2よりも大きい場合(ステップS503;YES)、プロセッサ101はステップS504の処理に進む。一方、ファイルサイズが閾値T2以下である場合(ステップS503;NO)、プロセッサ101は、ステップS504及びS505の処理をスキップしてステップS506の処理に進む。
ステップS504において、プロセッサ101は、原稿画像にバーコード画像が含まれているかを判定する。この判定は、ストレージ103に記憶されている選択情報が参照されることにより行われる。バーコード画像が含まれている場合(ステップS205;YES)、プロセッサ101はステップS505の処理に進む。ステップS505において、プロセッサ101は、バーコード画像の縮尺を小さくする処理を行う。一方、バーコード画像が含まれていない場合(ステップS505;NO)、プロセッサ101はステップS505の処理をスキップしてステップS506の処理に進む。
ステップS506において、プロセッサ101は、ファイルサイズが予め定められた閾値T3より大きいかを判定する。この判定で用いられる閾値T3は、閾値T1及びT2と同じ値であってもよく、また、異なる値であってもよい。ファイルサイズが閾値T3より大きい場合(ステップS506;YES)、プロセッサ101はステップS507の処理に進む。ステップS507において、プロセッサ101は、合成画像データ全体の解像度を下げる処理を実行する。一方、ファイルサイズが閾値T3以下である場合(ステップS506;NO)、プロセッサ101はステップS507の処理をスキップしてステップS508の処理に進む。
ステップS508において、プロセッサ101は、各対象領域の処理後の画像を合成する処理を実行する。ステップS509において、プロセッサ101は、全体画像に処理後の合成画像を合成する処理を実行する。このとき、重なりが発生する場合は、例えば、プロセッサ101は、対象領域の種類毎に予め定められた優先順位に従って特定画像を重畳させて合成してもよく、また、ドット毎にOR演算を行うことにより画像を合成してもよい。
図11は合成される画像を例示する図である。図11の例では、バーコード領域A112、印鑑領域A113、手書き領域A114のそれぞれで、異なるパラメータ又は異なる二値化方式により二値化処理が行われる。例えば、バーコード領域A112についてはパラメータP1が用いられ、印鑑領域A113についてはパラメータP2が用いられ、手書き領域A114についてはパラメータP3が用いられる。このようにそれぞれ異なるパラメータが用いられて生成された画像データが全体画像A111に合成され、合成画像A115が生成される。
情報処理装置10により生成された合成画像データは、サーバ20に送信され、蓄積される。サーバ20は、合成画像データに対し印鑑認識処理や手書き認識処理等の認識処理を実行する。すなわち、この実施形態では、バーコード認識処理は情報処理装置10で行われる一方、印鑑認識処理や手書き認識処理はサーバ20で実行される。
ところで、捺印された印鑑の画像や手書きサインが含まれる原稿をスキャンする際、印字が薄いためにスキャン後の手書きサインの文字認識や印鑑画像の画像認識が行えない場合がある。この実施形態では、情報処理装置10は、認識対象の画像の種類により二値化方式やパラメータを変更する。具体的には例えば、印鑑画像については赤黒抽出処理が行われ、手書きサイン画像については単純二値化の閾値が低く設定される。また、この実施形態では、対象領域毎に異なる画像処理を実行して生成された画像データのデータ量を下げる処理として、対象領域毎に予め設定された処理が行われる。
[3]変形例
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わされて実施されてもよい。
(1)上述の実施形態では、対象領域の種類に対応する画像処理として二値化処理が行われる場合を説明した(図7のステップS204、S207及びS210、等)。対象領域の種類に対応する画像処理は上述した実施形態で示したものに限られない。対象領域の種類に対応する画像処理は、例えば、ノイズ除去処理や濃度調整処理であってもよい。
(2)対象領域のデータ量を下げる処理は、上述した実施形態で示したものに限られない。例えば、プロセッサ101が、対象領域において階調値が予め定められた範囲に含まれる(例えば、濃度が予め定められた閾値以上である、濃度が下限値と上限値の中間値以上の値である、等)画素の単位面積当たりの数が、予め定められた閾値を下回らないように、その対象領域のデータ量を下げる処理を実行してもよい。これにより、対象領域においてオン画素の数が少なくなりすぎることが抑制され、画像や文字が認識できなくなってしまうことが抑制される。
(3)上述の実施形態において、プロセッサ101が、データ量を下げる処理が行われた対象領域の画像に対し文字又は画像を認識する処理を行い、認識処理に失敗した対象領域については、データ量を下げる処理が行われる前の画像データをその対象領域の画像データとして用いてもよい。この実施形態において、認識処理に失敗するとは、画像認識により予め定められたデータ形式のデータが生成できないことをいい、例えば、2次元バーコード画像に対し画像認識処理を行った場合においてテキスト文字列の生成ができなかった場合や、文字認識処理によりテキストデータが生成できなかった場合をいう。この場合、データ量を下げる処理が行われる前の対象領域の画像データが用いられて合成処理が行われる。これにより、対象領域の画像や文字が認識できなくなってしまうことが抑制される。
(4)上述の実施形態では、対象領域のデータ量を下げる処理として、バーコード画像の画像サイズ(縮尺)を縮小する処理(図10のステップS505)を例示した。対象領域のデータ量を下げる処理は、上述した実施形態で示したものに限られない。例えば、対象領域のデータ量を下げる処理として、印鑑画像の画像サイズ(縮尺)を縮小する処理が行われてもよい。また、他の例として、例えば、対象領域の圧縮率を高くする処理や、解像度を下げる処理が行われてもよい。
(5)上述の実施形態では、原稿に印鑑画像等の特定画像が含まれているかを、ユーザがUI部105を用いて入力し、入力された選択情報が参照されることにより判定が行われた。原稿に特定画像が含まれるかの判定方法は、上述した実施形態で示したものに限られない。例えば、プロセッサ101が、原稿の画像を読み取ってパターンマッチング等の処理を行うことにより、原稿に特定画像が含まれているか否かを判定してもよい。
(6)上述の実施形態では、情報処理装置10がバーコード認識処理を行う一方、サーバ20が印鑑認識処理と手書き認識処理を行った。各種の認識処理が行う装置は、上述した実施形態で示したものに限られない。例えば、情報処理装置10が印鑑認識処理及び手書き認識処理等の文字認識処理を実行してもよく、また、例えば、サーバ20がバーコード認識処理を行ってもよい。このように、上述の実施形態において情報処理装置10により実行された処理の一部が、サーバ20等の他の装置により実行されてもよい。また、例えば、情報処理装置10とサーバ20が協働することにより図2に示す各機能が実装されてもよい。
(7)上述の実施形態において、情報処理装置10のプロセッサ101又はサーバ20のプロセッサ201により実行されるプログラムは、インターネットなどの通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、これらのプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
10…情報処理装置、11…抽出手段、12…取得手段、13…画像処理手段、14…合成手段、15…処理手段、16…認識手段、101…プロセッサ、102…メモリ、103…ストレージ、104…通信IF、105…UI部、106…画像形成部、107…画像読取部、108…画像処理部。

Claims (6)

  1. 指定画像から対象領域の画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された対象領域の画像の種類を取得する取得手段と、
    前記抽出された対象領域の画像を表す画像データに対し、該対象領域の種類に対応する画像処理を実行する画像処理手段と、
    前記画像処理された画像データの表す画像、及び、前記対象領域以外の領域の指定画像を合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成された画像を表す画像データのサイズが予め定められた閾値を超える場合、該指定画像に含まれる対象領域の画像データ、及び前記抽出された対象領域以外の領域の画像データの少なくともいずれか一方に対し、データ量を下げる処理であって前記種類毎に予め設定された処理を行う処理手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記対象領域において階調値が予め定められた範囲の画素の数が予め定められた閾値を下回らない範囲で前記処理を実行する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理手段により前記処理された対象領域の画像に対し文字又は画像を認識する認識手段
    を更に有し、
    前記処理手段は、前記認識手段が認識処理に失敗した対象領域については、前記データ量を下げる処理が行われる前の画像データを該対象領域の画像データとする
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理手段は、前記抽出された対象領域以外の領域の画像データに対し、解像度を下げる処理、及び、圧縮率を高くする処理の少なくともいずれか一方を行う
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理手段は、前記対象領域の画像データに対し、解像度を下げる処理、圧縮率を高くする処理、及び、画像サイズを縮小する処理、の少なくともいずれかを行う
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータに、
    指定画像から対象領域の画像を抽出するステップと、
    前記抽出された対象領域の画像の種類を取得するステップと、
    前記抽出された対象領域の画像を表す画像データに対し、該対象領域の種類に対応する画像処理を実行するステップと、
    前記画像処理された画像データの表す画像、及び、前記対象領域以外の領域の指定画像を合成するステップと、
    前記合成された画像を表す画像データのサイズが予め定められた閾値を超える場合、該指定画像に含まれる対象領域の画像データ、及び前記抽出された対象領域以外の領域の画像データの少なくともいずれか一方に対し、データ量を下げる処理であって前記種類毎に予め設定された処理を行うステップと
    を実行させるためのプログラム。
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