JP2019212556A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングに対して端子金具をがた詰め状態に保持する。【解決手段】雌側コネクタFは、端子収容室16が形成された雌側ハウジング10と、電線38の端末部に接続され、雌側ハウジング10の後方から端子収容室16に挿入された雌端子金具22と、端子収容室16に形成され、雌端子金具22を押圧することで雌側ハウジング10に対する雌端子金具22のがた付きを抑制するがた詰め部42と、雌側ハウジング10のうちがた詰め部42より後方に形成され、端子収容室16の内壁部16Sが雌端子金具22と干渉するのを回避可能な逃がし凹部44とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、合成樹脂製のハウジングのキャビティに端子金具を挿入したコネクタにおいて、キャビティ内における端子金具のがた付きを防止する手段として、端子金具にがた詰め片を形成し、このがた詰め片をキャビティの内壁に接触させる技術が開示されている。
特開2016−48603号公報
コネクタが自動二輪車のようにエンジンの振動が大きい車両に搭載された場合、端子金具に接続した電線が振動するだけでなく、合成樹脂製のハウジングも弾性的に振動することになる。このような環境下で上記のコネクタを使用すると、ハウジングの弾性的な振動に伴って、キャビティの内壁が、がた詰め片に対して離間と衝突を繰り返し、この衝突の繰り返しによって端子金具がキャビティ内で相対変位し、その結果、端子金具の相手側端子との接点部が摩耗することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジングに対して端子金具をがた詰め状態に保持することを目的とする。
本発明は、
端子収容室が形成されたハウジングと、
電線の端末部に接続され、前記ハウジングの後方から前記端子収容室に挿入された端子金具と、
前記端子収容室に形成され、前記端子金具を押圧することで前記ハウジングに対する前記端子金具のがた付きを抑制するがた詰め部と、
前記ハウジングのうち前記がた詰め部より後方に形成され、前記端子収容室の内壁部が前記端子金具と干渉するのを回避可能な逃がし凹部とを備えていることを特徴とする。
ハウジングが端子金具の挿入方向と交差する方向へ振動すると、端子金具が、がた詰め部と一体的に変位し、ハウジングのうちがた詰め部より後方の領域が、がた詰め部及び端子金具に対して弾性的に相対変位する。ハウジングのうちがた詰め部より後方の領域には、端子収容室の内壁部が端子金具と干渉するのを回避するための逃がし凹部が形成されているので、ハウジングのうちがた詰め部より後方の領域が端子金具に衝突する虞がない。したがって、端子金具は、端子収容室に対して、がた詰めされた状態に保持される。
実施例1の雌側コネクタの斜視図 雌側ハウジングの平断面図 雌側ハウジングと雄側ハウジングを嵌合した状態の平断面図 図3のX−X線断面図 図3のY−Y線断面図 雌端子金具の底面図
本発明は、前記がた詰め部が前記端子収容室の前端部のみに配されていてもよい。この構成によれば、端子金具を端子収容室に挿入する過程で、端子金具ががた詰め部に摺接することに起因する挿入抵抗の発生を、挿入工程の終盤のみとすることができる。
本発明は、前記ハウジングのうち前記がた詰め部より後方の領域が相手側ハウジングのフード部と嵌合可能であってもよい。この構成によれば、ハウジングのうちがた詰め部より後方の領域の弾性的な変位が、フード部によって抑制される。
本発明は、前記がた詰め部が、前記端子金具における相手側端子との接点部の近傍に配されていてもよい。この構成によれば、端子金具と相手側端子との接触部分における摺動摩耗を低減することができる。
本発明は、前記端子金具に取り付けられ、前記ハウジングのうち前記がた詰め部より後方の領域に対して弾性的に接触可能な弾性部材を備えていてもよい。この構成によれば、がた詰め部及び端子金具に対して前記ハウジングのうち前記がた詰め部より後方の領域が弾性的に相対変位することを、弾性部材によって緩和することができる。
本発明は、前記弾性部材が、前記電線の外周面と前記端子収容室の内周面との間をシールする防水機能を有していてもよい。この構成によれば、弾性部材とは別に専用の防水部材を設ける場合に比べて、部品点数を削減できる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図6を参照して説明する。本実施例1の雌側コネクタF(請求項に記載のコネクタ)は、雄側コネクタMを嵌合対象とする電気的接続部材である。尚、以下の説明において、雄側コネクタMの前後方向については、図2〜4,6における左方を前方と定義し、雄側コネクタMの前後方向については、図2〜4,6における右方を前方と定義する。上下の方向については、図1,4,5にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
雄側コネクタMは、合成樹脂製の雄側ハウジング50と、雄側ハウジング50に設けた複数(本実施例1では3つ)の雄端子金具53(請求項に記載の相手側端子)とを備えて構成されている。雄側ハウジング50は、3つの雄端子金具53を保持する端子保持部51と、端子保持部51から前方へ延出したフード部52とを有している。各雄端子金具53の前端部のタブ54は、フード部52により一括して包囲されている。
雌側コネクタFは、合成樹脂製の雌側ハウジング10(請求項に記載のハウジング)と、複数(3つ)の雌端子金具22(請求項に記載の端子金具)とを備えている。雌側ハウジング10は、ハウジング本体11と、ハウジング本体11の前端部に取り付けたフロントリテーナ12とを備えて構成されている。ハウジング本体11は、ブロック状の端子収容部13と、端子収容部13を包囲する筒状嵌合部14とを有する。端子収容部13の外周と筒状嵌合部14の内周との間に設けられた空間は嵌合空間15として機能する。
端子収容部13(雌側ハウジング10)の内部には、前後方向に細長い複数室の端子収容室16が、左右方向に並列して形成されている。端子収容室16の前端は、雌側ハウジング10の前端面においてタブ挿入口17として開口している。端子収容室16の後端は、雌側ハウジング10の後端面において端子挿入口18として開口している。端子収容部13の外周(嵌合空間15の奥端部)には、防水用のシールリング19が取り付けられている。
端子収容室16のうち前端から前後方向中央より後方の位置に至る領域は、前後方向と直交する断面形状が概ね方形の第1収容室20Fとなっている。端子収容室16のうち第1収容室20Fより後方の領域は、断面形状が円形の第2収容室20Rとなっている。第1収容室20Fには、第1収容室20Fの下面壁に沿って前方へ片持ち状に延出した形態のランス21が形成されている。
雌端子金具22は、全体として前後方向に細長い形状をなす。雌端子金具22のうち前端側領域には箱形部23が形成され、雌端子金具22のうち後端側領域には、箱形部23の後端に連なる圧着部35が形成されている。箱形部23は、雌端子金具22の前端部を構成する角筒部24と、角筒部24の後端に連なる連結部25とから構成されている。角筒部24は、平板状の上面部26と、左右一対の平板状の側面部27と、平板状の下面部28とから構成されている。
角筒部24の内部には、側面視において谷状に屈曲した形状の弾性接触片29が収容されている。弾性接触片29の最下端は、タブ54と接触する接点部30となっている。角筒部24の内部には、下面部28に沿って弾性接触片29と対向するように配された受け板部31が収容されている。角筒部24の下面部28の後端縁は、ランス21と係止可能な係止部32となっている。
連結部25は、基板部33と、基板部33の左右両側縁から下方へ延出した左右対称な一対の側板部34とから構成され、下面が開放された箱形をなす。基板部33は、平板状をなし、角筒部24の上板部の後端部に対し面一状をなして連なっている。左右一対の側板部34は、平板状をなし、角筒部24の左右両側面部27の後端部に対し面一状に連なっている。したがって、連結部25の幅寸法(左右方向の寸法)は角筒部24の幅寸法と同じである。
圧着部35は、連結部25の後端に連なるオープンバレル状のワイヤバレル36と、ワイヤバレル36の後端に連なるオープンバレル状のインシュレーションバレル37とから構成されている。ワイヤバレル36の最小幅寸法は、連結部25(箱形部23)の幅寸法よりも小さい寸法に設定されている。ワイヤバレル36には、電線38のうち絶縁被覆39を除去して露出させた芯線40の前端部が、導通可能に且つ同軸状に圧着されている。
インシュレーションバレル37には、電線38のうち絶縁被覆39の前端部が圧着されている。インシュレーションバレル37には、絶縁被覆39に外嵌した円筒形のゴム栓41(請求項に記載の弾性部材)の前端部が、電線38と一緒に圧着されている。ゴム栓41の内周は、電線38(絶縁被覆39)の外周面に対し液密状に且つ弾性的に密着している。
電線38に接続した雌端子金具22は、雌側ハウジング10の後方から端子収容室16に挿入される。端子収容室16に正規挿入された雌端子金具22は、係止部32をランス21に係止させることにより抜止め状態に保持される。また、ゴム栓41の外周が第2収容室20Rの内周面(シール面)に対し弾性的に密着し、電線38の外周面と第2収容室20R(端子収容室16)の内周面との間が、ゴム栓41によって液密状にシールされる。
雌側ハウジング10と雄側ハウジング50を嵌合すると、フード部52が嵌合空間15に嵌入され、端子収容部13がフード部52内に嵌入される。両ハウジング10,50が正規嵌合した状態では、フード部52の前端部内周がシールリング19の外周に接触し、端子収容部13の外周とフード部52の内周との間が、シールリング19によって液密状にシールされる。また、タブ54が、タブ挿入口17を貫通して雌端子金具22の角筒部24内に進入し、弾性接触片29と受け板部31との間で弾性的に挟圧される。弾性接触片29の接点部30はタブ54の上面に対し弾性的に接触し、両端子金具22,53が所定の接触圧で導通可能に接続される。
雌側ハウジング10には、端子収容室16に正規挿入された雌端子金具22の前端部をがた詰めするためのがた詰め部42が形成されている。がた詰め部42は、端子収容室16(第1収容室20F)の前端部の左右両内壁部16Sから部分的に突出した形態である。左右で対をなすように形成されたがた詰め部42の最小幅(最小対向間隔)は、角筒部24(箱形部23)の幅寸法より小さい。雌端子金具22が端子収容室16に正規挿入されると、角筒部24の前端部が一対のがた詰め部42によって左右から押圧され、雌端子金具22の前端部が雌側ハウジング10(端子収容部13)の前端部に対し左右方向(端子収容部13に対する雌端子金具22の挿入方向と交差する方向)へがた付くこと(相対変位すること)が抑制又は規制される。
雌側ハウジング10のうち前後方向においてがた詰め部42の形成範囲を含む領域は、比較的剛性の高い高剛性部43Hとなっており、高剛性部43Hより後方の領域は、高剛性部43Hより剛性の低い低剛性部43Lとなっている。高剛性部43Hと低剛性部43Lの剛性は、特定部位を境界として極端に相違するのではなく、雌側ハウジング10の前端側から後端側に向かって徐々に剛性が低下している。但し、本実施例1では、便宜上、角筒部24の後端(連結部25の前端)と対応する位置より前方の全領域を高剛性部43Hと規定し、角筒部24の後端と対応する位置より後方の全領域を低剛性部43Lと規定する。
両コネクタF,Mが自動二輪車のようにエンジンの振動が大きい車両に搭載された場合、雌端子金具22に接続した電線38が振動するだけでなく、雌側ハウジング10のうち剛性の低い低剛性部43Lが弾性的に振動するため、端子収容室16の内壁部16Sが雌端子金具22に対して離間と衝突を繰り返す虞がある。雌端子金具22の前端部は、がた詰め部42によって雌側ハウジング10の高剛性部43Hに固定されているが、角筒部24より後方の部位に対して上記の衝突が繰り返されると、雌端子金具22ががた詰め部42を支点として左右に相対変位し、その結果、雌端子金具22の接点部30とタブ54との接触部分が摩耗することが懸念される。
その対策として、本実施例1では、図2及び図3に示すように、端子収容室16の左右両内壁部16Sに左右一対の逃がし凹部44を形成している。逃がし凹部44は、端子収容室16の左右両内側面のうち第1収容室20Fの後端側領域を、第1収容室20Fの前端側領域よりも凹ませた形態である。換言すると、第1収容室20Fの後端側領域を、第1収容室20Fの前端側領域よりも幅広とした形態である。高さ方向における逃がし凹部44の形成範囲は、第1収容室20Fの下端から上端に亘っている。
雌端子金具22が端子収容室16に正規挿入された状態で、第1収容室20Fには、角筒部24の全領域と、連結部25の全領域と、ワイヤバレル部36のほぼ全領域が収容される。前後方向において、逃がし凹部44の形成範囲は、角筒部24の後端(連結部25の前端)と対応する位置から、第1収容室20Fの後端(ワイヤバレル部36の後端より少し前方の位置)に至る領域である。逃がし凹部44の内側面と雌端子金具22(連結部25)の外側面との間には、干渉回避空間45が確保されている。
雌側ハウジング10の低剛性部43Lが左右方向への弾性変形を繰り返すと、第1収容室20Fの内壁部16Sが、連結部25及びワイヤバレル部36に対して接近・離間を繰り返す。しかし、連結部25及びワイヤバレル部36と第1収容室20Fの内壁部16Sとの間には、干渉回避空間45が空けられているので、第1収容室20Fの内壁部16Sが、連結部25やワイヤバレル部36に対して衝突する回数を低減することができる。
上述のように本実施例1の雌側コネクタFは、内部に端子収容室16が形成された合成樹脂製の雌側ハウジング10と、電線38の端末部に接続され、雌側ハウジング10の後方から端子収容室16に挿入された雌端子金具22と、がた詰め部42と、逃がし凹部44とを備えている。がた詰め部42は、端子収容室16に形成され、雌端子金具22を押圧することで雌側ハウジング10に対して雌端子金具22が挿入方向と交差する左右方向へがた付くことを抑制又は規制する。また、逃がし凹部44は、雌側ハウジング10のうちがた詰め部42より後方の領域(がた詰め部42の形成領域より剛性の低い低剛性部43L)に形成されている。逃がし凹部44は、端子収容室16の内壁部16Sが雌端子金具22と干渉するのを回避可能な手段として機能する。
雌側ハウジング10が雌端子金具22の挿入方向と交差する左右方向へ振動すると、雌端子金具22が、がた詰め部42と一体的に変位し、雌側ハウジング10のうちがた詰め部42より後方の領域の低剛性部43Lが、がた詰め部42及び雌端子金具22に対して弾性的に相対変位する。低剛性部43Lには、端子収容室16の内壁部16Sが雌端子金具22と干渉するのを回避するための逃がし凹部44が形成されているので、低剛性部43Lが雌端子金具22に衝突する虞がない。したがって、雌端子金具22は、左右方向へ変位する虞がなく、がた詰め部42によってがた詰めされた状態に保たれる。これにより、雌端子金具22の接点部30とタブ54との接触部分において、摺動摩耗が生じることはない。
また、がた詰め部42は、雌端子金具22における雄端子金具53(タブ54)との接点部30の近傍、詳細には接点部30より僅かに前方の位置に配されている。この構成によれば、雌端子金具22と雄端子金具53との接触部分における摺動摩耗を、より効果的に低減することができる。
また、がた詰め部42は端子収容室16の前端部のみに配されている。この構成によれば、雌端子金具22を雌側ハウジング10の後方から端子収容室16に挿入する過程では、雌端子金具22ががた詰め部42に摺接することに起因する挿入抵抗の発生が、挿入工程の終盤のみとなる。したがって、雌端子金具22を挿入する際の作業性が良好となる。
また、雌側ハウジング10の端子収容部13のうち、前後方向において逃がし凹部44と対応する領域(がた詰め部42より後方の領域)はがた詰め部42より剛性の低い低剛性部43Lとなっているが、この低剛性部43Lは、雄側ハウジング50のフード部52と嵌合可能である。そして、低剛性部43Lの外周は、フード部52の内周面との間に介在するシールリング19によって弾性的に包囲されている。したがって、低剛性部43Lの左右方向への弾性変位は、シールリング19とフード部52とによって抑制されている。
また、雌端子金具22の後端部には、低剛性部43L(端子収容室16の内周面)に対して弾性的に接触するゴム栓41が取り付けられている。ゴム栓41は、前後方向において、雌端子金具22のうち逃がし凹部44と対向する領域より後方の位置に配されている。この構成によれば、がた詰め部42及び雌端子金具22に対する低剛性部43Lの弾性的相対変位を、ゴム栓41によって緩和することができる。また、ゴム栓41は、電線38の外周面と端子収容室16の内周面との間をシールする防水機能を有しているので、ゴム栓41とは別に専用の防水部材を設ける場合に比べて、部品点数を削減できる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、がた詰め対象が、前端部に角筒部を有する雌端子金具である場合について説明したが、本発明は、がた詰め対象が、前端部にタブを有する雄端子金具である場合にも適用できる。
(2)上記実施例1では、がた詰め部を端子収容室の前端部に配したが、がた詰め部は、端子収容室の前端部より後方の領域に配してもよい。
(3)上記実施例1では、弾性部材が防水機能を兼ね備えているものであるが、弾性部材は、防水機能を有しないものであってもよい。
(4)上記実施例1では、雌端子金具にゴム栓(弾性部材)を取り付けたが、雌端子金具にゴム栓を取り付けない形態としてもよい。
(5)上記実施例1では、前後方向における逃がし凹部の形成範囲が、角筒部の後端(連結部の前端)より概ね後方の領域であるが、逃がし凹部の前後方向の形成範囲は、角筒部の後端部と対応する領域を含んでいてもよい。
(6)上記実施例1では、低剛性部が雄側ハウジング(相手側ハウジング)のフード部と嵌合可能であるが、低剛性部は、フード部と嵌合しない形態であってもよい。
(7)上記実施例1では、ハウジングのうちがた詰め部より後方の領域を、がた詰め部の形成領域より剛性の低い低剛性部としたが、ハウジングのうちがた詰め部より後方の領域の剛性は、がた詰め部の形成領域と同じでもよく、がた詰め部の形成領域より高くてもよい。
F…雌側コネクタ(コネクタ)
10…雌側ハウジング(ハウジング)
16…端子収容室
16S…端子収容室の内壁部
22…雌端子金具(端子金具)
30…接点部
38…電線
41…ゴム栓(弾性部材)
42…がた詰め部
43L…低剛性部
44…逃がし凹部
50…雄側ハウジング(相手側ハウジング)
52…フード部
53…雄端子金具(相手側端子)

Claims (6)

  1. 端子収容室が形成されたハウジングと、
    電線の端末部に接続され、前記ハウジングの後方から前記端子収容室に挿入された端子金具と、
    前記端子収容室に形成され、前記端子金具を押圧することで前記ハウジングに対する前記端子金具のがた付きを抑制するがた詰め部と、
    前記ハウジングのうち前記がた詰め部より後方に形成され、前記端子収容室の内壁部が前記端子金具と干渉するのを回避可能な逃がし凹部とを備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記がた詰め部が前記端子収容室の前端部のみに配されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングのうち前記がた詰め部より後方の領域が、相手側ハウジングのフード部と嵌合可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記がた詰め部が、前記端子金具における相手側端子との接点部の近傍に配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記端子金具に取り付けられ、前記ハウジングのうち前記がた詰め部より後方の領域に対して弾性的に接触可能な弾性部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記弾性部材が、前記電線の外周面と前記端子収容室の内周面との間をシールする防水機能を有していることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
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