JP2019211405A - 磁気センサ連結体 - Google Patents

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Abstract

【課題】幅の異なる複数の磁気パターンが混在し得る被測定部材をスキャンすることによって磁気パターンを読み取る磁気センサ連結体において、部品コストを削減する。【解決手段】磁気パターンを有する被測定部材をy方向にスキャンすることにより、磁気パターンを読み取る磁気センサ連結体であって、x方向に配列され、x方向おける解像度が互いに異なる第1及び第2の磁気センサ10,20を備える。これにより、幅の狭い磁気パターン(高精細パターン)をスキャンする部分には高解像度の磁気センサ20を割り当て、幅の広い磁気パターン(低精細パターン)をスキャンする部分には低解像度の磁気センサ10を割り当てることにより、部品コストを削減することが可能となる。しかも、一部の磁気センサが故障した場合には、故障した磁気センサのみを新たな磁気センサに交換することができるため、メンテナンス性も向上する。【選択図】図1

Description

本発明は磁気センサ連結体に関し、特に、紙幣などの被測定部材を一軸方向にスキャンすることによって磁気パターンを読み取る磁気センサ連結体に関する。
紙幣などの被測定部材を一軸方向にスキャンするタイプの磁気センサとしては、特許文献1,2に記載された磁気センサが知られている。特許文献1,2に記載された磁気センサは、複数の磁気検出素子が一方向に配列された構成を有しており、紙幣などの被測定部材を磁気検出素子の配列方向と直交する方向にスキャンすることによって、被測定部材に埋め込まれた磁気パターンを読み取ることができる。
特許文献1,2に記載された磁気センサは、一つの筐体ブロックに複数の磁気検出素子が一定間隔で配列された構成を有していることから、紙幣などの被測定部材に対する解像度が検出エリア内で一定となる。
実開平2−7584号公報 特開2004−317463号公報
しかしながら、被測定部材によっては、スキャン方向と直交する方向における幅の異なる複数の磁気パターンが混在していることがある。この種の被測定部材の磁気パターンを従来の磁気センサを用いて正しく検出するためには、最も幅の狭い磁気パターンに合わせて磁気検出素子の幅方向におけるサイズを小型化するとともに、磁気検出素子の搭載数を増やす必要があり、部品コストが増大するという問題があった。
したがって、本発明は、幅の異なる複数の磁気パターンが混在し得る被測定部材をスキャンすることによって磁気パターンを読み取る磁気センサ連結体において、部品コストを削減することを目的とする。
本発明による磁気センサ連結体は、磁気パターンを有する被測定部材を第1軸方向にスキャンすることにより、磁気パターンを読み取る磁気センサ連結体であって、第1軸方向と異なる第2軸方向に配列され、第2軸方向おける解像度が互いに異なる第1及び第2の磁気センサを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第2軸方向おける解像度が互いに異なる第1及び第2の磁気センサを備えていることから、幅の狭い磁気パターン(高精細パターン)をスキャンする部分には高解像度の磁気センサを割り当て、幅の広い磁気パターン(低精細パターン)をスキャンする部分には低解像度の磁気センサを割り当てることにより、部品コストを削減することが可能となる。しかも、一部の磁気センサが故障した場合には、故障した磁気センサのみを新たな磁気センサに交換することができるため、メンテナンス性も向上する。
本発明において、第1の磁気センサよりも第2の磁気センサの方が高解像度であり、第2の磁気センサよりも第1の磁気センサの方が数が多くても構わない。これによれば、部品コストをより低減しつつ、複数の第1の磁気センサによって被測定部材の広い範囲をスキャンすることが可能となる。
本発明において、第1及び第2の磁気センサは、第2軸方向における幅が互いに同じであっても構わないし、第2軸方向における幅が互いに異なっていても構わない。前者によれば、第1の磁気センサと第2の磁気センサの組み合わせにかかわらず、1個の磁気センサがスキャンするエリアを固定することが可能となる。また、後者によれば、被測定部材に設けられた磁気パターンの位置に応じて第1及び第2の磁気センサの位置を最適化することが可能となる。
本発明による磁気センサは、第1及び第2の磁気センサとともに第2軸方向に配列されたダミー筐体ブロックをさらに備えるものであっても構わない。これによれば、磁気パターンが存在しないことがあらかじめ判明している位置にはダミー筐体ブロックを用いることによって、コストをさらに低減することが可能となる。この場合、ダミー筐体ブロックの第2軸方向における幅は、磁気センサの第2軸方向における幅と同じであっても構わないし、相違していても構わない。
本発明において、第1及び第2の磁気センサは、第2軸方向における両側に位置する第1及び第2の端面を有し、第1及び第2の端面には、それぞれ第1及び第2の係合部が設けられており、第1の係合部の形状は、第2の係合部の形状と係合可能な形状であっても構わない。これによれば、隣接する2つの磁気センサの第1及び第2の係合部を互いに係合させることによって、磁気センサ連結体を構成することが可能となる。これにより、連結する磁気センサの数によって磁気センサ連結体の幅を自由に変更できることから、サイズの異なる被測定部材に対して個別設計が不要となる。
本発明において、第1の係合部は、第1の端面から第2軸方向に突出した凸部によって構成され、第2の係合部は、第2の端面から第2軸方向に窪んだ凹部によって構成されていても構わない。これによれば、係合部の形状がシンプルとなることから、筐体ブロックの作製が容易となる。
このように、本発明によれば、幅の異なる複数の磁気パターンが混在し得る被測定部材をスキャン可能な磁気センサ連結体において、部品コストを削減することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態による磁気センサ連結体1の外観を透過的に示す略斜視図である。 図2は、第1の磁気センサ10の外観を透過的に示す略斜視図である。 図3は、第2の磁気センサ20の外観を透過的に示す略斜視図である。 図4は、紙幣40の短手方向をスキャン方向とする例を示す模式図である。 図5は、紙幣40の長手方向をスキャン方向とする例を示す模式図である。 図6は、磁気センサ連結体1を用いた紙幣センサの一例を示す模式図である。 図7は、磁気パターン40Mが磁気センサ連結体1を通過する前後の状態を示す模式図である。 図8は、第1の変形例による第1の磁気センサ10Aの外観を透過的に示す略斜視図である。 図9は、第1の変形例による第2の磁気センサ20Aの外観を透過的に示す略斜視図である。 図10は、複数の磁気センサ10A,20Aをx方向に連結してなる磁気センサ連結体1Aの外観を透過的に示す略斜視図である。 図11は、第2の変形例による磁気センサ10Bの外観を透過的に示す略斜視図である。 図12は、第3の変形例による磁気センサ10Cの外観を透過的に示す略斜視図である。 図13は、第4の変形例による磁気センサ10Dの外観を透過的に示す略斜視図である。 図14は、複数の磁気センサ10D,20Dをx方向に連結してなる磁気センサ連結体1Dの外観を透過的に示す略斜視図である。 図15は、第5の変形例による磁気センサ10Eの外観を示す略斜視図である。 図16は、複数の磁気センサ10E,20Eをx方向に連結してなる磁気センサ連結体1Eの外観を示す略斜視図である。 図17は、本発明の第2の実施形態による磁気センサ連結体2の外観を透過的に示す略斜視図である。 図18は、本発明の第3の実施形態による磁気センサ連結体3の外観を透過的に示す略斜視図である。 図19は、第3の実施形態の変形例による磁気センサ連結体3Aの外観を透過的に示す略斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による磁気センサ連結体1の外観を透過的に示す略斜視図である。
図1に示すように、第1の実施形態による磁気センサ連結体1は、第1の磁気センサ10と第2の磁気センサ20がx方向に複数個連結された構成を有している。連結数については任意であり、図1に示す例では12個の第1の磁気センサ10と3個の第2の磁気センサ20をx方向に連結している。本実施形態においては、第1の磁気センサ10のx方向における幅と、第2の磁気センサ20のx方向における幅は同じである。一例として、1個の磁気センサ10,20のx方向における幅を1cmとすると、スキャン幅は15cmとなる。
図2は第1の磁気センサ10の外観を透過的に示す略斜視図であり、図3は第2の磁気センサ20の外観を透過的に示す略斜視図である。
図2に示すように、第1の磁気センサ10は、筐体ブロック10a及びこれに内蔵された1チャンネルの磁気検出素子MR0によって構成されている。1チャンネルとは、出力信号の本数が1本であることを意味する。一方、図3に示すように、第2の磁気センサ20は、筐体ブロック20a及びこれに内蔵された10チャンネルの磁気検出素子MR1〜11によって構成されている。10チャンネルとは、出力信号の本数が10本であることを意味する。磁気検出素子MR1〜11はx方向に配列されており、これによりx方向における磁気パターンの解像度は、第1の磁気センサ10の10倍となる。一例として、第2の磁気センサ20のx方向における幅が1cmであれば、第2の磁気センサ20には例えば検出範囲が1mmである磁気検出素子をx方向に10個配列することが可能である。筐体ブロック10a,20aは、樹脂などの非磁性材料からなる外装体であり、その内部には、磁気検出素子MR0〜MR10を搭載する基板や配線などが収容される。筐体ブロック10a,20aの一部は金属であっても構わない。
筐体ブロック10aは、x方向における両側に位置する第1及び第2の端面11,12と、z方向における両側に位置する第3及び第4の端面13,14を有している。第1及び第2の端面11,12はyz面を構成し、第3及び第4の端面13,14はxy面を構成する。同様に、筐体ブロック20aは、x方向における両側に位置する第1及び第2の端面21,22と、z方向における両側に位置する第3及び第4の端面23,24を有している。第1及び第2の端面21,22はyz面を構成し、第3及び第4の端面23,24はxy面を構成する。このうち、第3の端面13,23は、紙幣などの被測定部材と向かい合う磁気ヘッド部である。一方、第4の端面14,24からは、図示しない外部端子が導出される。
磁気検出素子MR0〜MR10としては、磁界の向きに応じて電気抵抗が変化する磁気抵抗効果素子を用いることが好ましく、それぞれ2個の磁気抵抗効果素子をハーフブリッジ接続するか、それぞれ4個の磁気抵抗効果素子をフルブリッジ接続することによってSN比を高めることが好ましい。磁気検出素子MR0〜MR10は、x方向(第2軸方向)を長手方向とし、y方向(第1軸方向)にスキャンされる被測定部材に埋め込まれた磁気パターンを読み取る役割を果たす。
第1の磁気センサ10と第2の磁気センサ20のx方向における幅は互いに同じ(例えば1cm)であるが、第1の磁気センサ10には大型である1チャンネルの磁気検出素子MR0のみが設けられる一方、第2の磁気センサ20には小型である10チャンネルの磁気検出素子MR1〜MR10が設けられる。つまり、第1の磁気センサ10は低解像度且つ低コストの磁気センサを構成し、第2の磁気センサ20は高解像度且つ高コストの磁気センサを構成する。
そして、本実施形態においては、磁気センサ10,20がx方向に複数個(図1に示す例では15個)連結され、所定のx方向位置に高解像度である第2の磁気センサ20が配置されている。このため、紙幣などの被測定部材にx方向の幅が広い磁気パターン(低精細パターン)とx方向の幅が狭い磁気パターン(高精細パターン)が混在しており、且つ、高精細パターンの位置が既知であれば、当該位置に第2の磁気センサ20を配置すればよい。これにより、高解像度である第2の磁気センサ20を用いることによるコスト上昇を最小限に抑えつつ、所定のx方向位置における解像度を高めることが可能となる。また、被測定部材に応じて高解像度とすべきx方向位置を変更する場合であっても、磁気センサ10,20の位置を入れ替えるだけで足りることから、高解像度とすべきx方向位置を変更するたびに新たな設計を行う必要はない。
しかも、本実施形態においては、第1の磁気センサ10と第2の磁気センサ20のx方向における幅が同じであることから、第1の磁気センサ10と第2の磁気センサ20の組み合わせにかかわらず、1個の磁気センサがスキャンするエリアを固定することが可能となる。
さらに、スキャン幅についても、連結する磁気センサ10,20の個数によって任意に変更可能であり、被測定部材の幅に応じて新たに設計を行う必要はない。例えば、図4に示すように、被測定部材が紙幣40であり、紙幣40の短手方向をスキャン方向(y方向)とする場合には、紙幣40の長手方向の全体をスキャンできるよう、例えば幅が1cmである磁気センサ10,20を15個連結して磁気センサ連結体1を構成すればよい。また、図5に示すように、紙幣40の長手方向をスキャン方向(y方向)とする場合には、紙幣40の短手方向の全体をスキャンできるよう、例えば幅が1cmである磁気センサ10,20を8個連結して磁気センサ連結体1を構成すればよい。
さらに、複数の国の紙幣など、サイズや高精細パターンの位置の異なる紙幣を検出する場合も、紙幣のサイズや高精細パターンの位置に応じて磁気センサ10,20の連結数や配置を変更するだけで、任意のスキャン幅を持ち、且つ、任意のx方向位置を高解像度でスキャン可能な磁気センサ連結体1を作製することが可能となり、設計コストを大幅に低減することが可能となる。
図6は、磁気センサ連結体1を用いた紙幣センサの一例を示す模式図である。
図6に示す紙幣センサは、紙幣40に含まれる磁気パターン40Mを検出することによって、紙幣の真贋または券種を判定する装置であり、磁気パターン40Mを着磁する永久磁石41を備える。紙幣40は図示しない搬送機構によってy方向に搬送される。尚、紙幣40をy方向に搬送する代わりに、或いは、紙幣40をy方向に搬送するのに加えて、永久磁石41及び磁気センサ連結体1をy方向にスキャンする構成であっても構わない。
このような構成を有する紙幣センサにおいては、まず、永久磁石41によって磁気パターン40Mが着磁され、着磁された磁気パターン40Mが磁気センサ連結体1を通過する際に、垂直方向(z方向)の磁気成分が磁気検出素子MRによって検出される。
図7(a)には、磁気パターン40Mが磁気センサ連結体1を通過する直前の状態が示されている。このタイミングにおいては、磁気パターン40Mを発生源とする磁束φが磁気検出素子MRに対して垂直方向(−z方向)となるため、これにより例えばマイナスの出力電圧が発生する。一方、図7(b)に示すように、磁気パターン40Mが磁気センサ連結体1の直下に位置するタイミングにおいては、磁気パターン40Mを発生源とする磁束φが磁気センサ連結体1に対して水平方向(y方向)となる。この場合、磁気センサ連結体1に対して垂直方向(z方向)の磁束が存在しないため、磁気検出素子MRの出力電圧はほぼゼロとなる。そして、図7(c)に示すように、磁気パターン40Mが磁気センサ連結体1を通過した直後のタイミングにおいては、磁気パターン40Mを発生源とする磁束φが磁気センサ連結体1に対して再び垂直方向(+z方向)となる。このため、磁気センサ連結体1に含まれる磁気検出素子MRによってこれが検出され、例えばプラスの出力電圧が発生する。このようなメカニズムによって、相対的にy方向に移動する紙幣40の残留磁界が検出される。
但し、永久磁石41を用いて磁気パターン40Mを着磁することは必須でなく、磁気センサ10,20にバイアス磁石を内蔵し、バイアス磁石から発せられる磁束の傾きが磁気パターン40Mの通過によって変化することを利用して磁気パターン40Mを検出しても構わない。
磁気センサ連結体1を構成する第1及び第2の磁気センサ10,20の連結方法としては、筐体ブロック10aの端面11,12及び筐体ブロック20aの端面21,22に接着剤を塗布することによって行っても構わないし、第1及び第2の磁気センサ10,20に係合部を設け、x方向に隣り合う第1又は第2の磁気センサ10,20を係合させても構わない。
図8は第1の変形例による第1の磁気センサ10Aの外観を透過的に示す略斜視図であり、図9は第1の変形例による第2の磁気センサ20Aの外観を透過的に示す略斜視図である。
図8に示す第1の変形例による第1の磁気センサ10Aは、筐体ブロック10aの第1及び第2の端面11,12の略中央部にそれぞれ第1及び第2の係合部31,32が設けられている点において、図2に示した第1の磁気センサ10と相違している。同様に、図9に示す第1の変形例による第2の磁気センサ20Aは、筐体ブロック20aの第1及び第2の端面21,22の略中央部にそれぞれ第1及び第2の係合部31,32が設けられている点において、図3に示した第2の磁気センサ20と相違している。第1の係合部31は、第1の端面11,21からx方向に突出した凸部であり、x方向から見た平面形状は円形である。これに対し、第2の係合部32は、第2の端面12,22からx方向に窪んだ凹部であり、x方向から見た平面形状は円形である。そして、凸部である第1の係合部31の径は、凹部である第2の係合部32の径とほぼ同じか若干小さく設計され、且つ、凸部である第1の係合部31の高さは、凹部である第2の係合部32の深さとほぼ同じか若干小さく設計される。つまり、第1の係合部31の形状は、第2の係合部32の形状と係合可能な形状を有している。
図10は、複数の磁気センサ10A,20Aをx方向に連結してなる磁気センサ連結体1Aの外観を透過的に示す略斜視図である。
図10に示すように、磁気センサ10A,20Aは、互いに反対側に位置する第1の端面11,21及び第2の端面12,22にそれぞれ第1及び第2の係合部31,32が設けられていることから、複数の磁気センサ10A,20Aをx方向に連結することができる。つまり、x方向に隣接する2つの磁気センサ10A,20Aのうち、一方の磁気センサ10A,20Aに設けられた第1の係合部31を他方の磁気センサ10A,20Aに設けられた第2の係合部32に挿入することによって、両者を連結することができる。これにより、接着剤などを用いることなく、複数の磁気センサ10A,20Aをx方向に連結することが可能となる。
また、凸部である第1の係合部31及び凹部である第2の係合部32の平面形状がいずれも円形であることから、係合部31,32に割れや欠けなどが生じにくいともに、筐体ブロック10a,20aを作製するための金型の設計も容易となる。但し、係合部31,32の平面形状が円形であることは必須でなく、図11に示す第2の変形例による磁気センサ10Bのように、係合部31,32の平面形状が四角形であっても構わないし、図12に示す第3の変形例による磁気センサ10Cのように、係合部31,32の平面形状が楕円形であっても構わない。図示しないが、第2の磁気センサについても、係合部31,32の平面形状を四角形又は楕円形としても構わない。第2及び第3の変形例によれば、回転ズレを生じることなく、x方向に隣接する2つの磁気センサを正しく位置決めすることが可能となる。
図13は、第4の変形例による磁気センサ10Dの外観を透過的に示す略斜視図である。
図13に示すように、第4の変形例による磁気センサ10Dは、筐体ブロック10aの第1の端面11に第3の係合部33が追加され、第2の端面12に第4の係合部34が追加されている点において、図8に示した第1の変形例による磁気センサ10Aと相違する。その他の構成は、第1の変形例による磁気センサ10Aと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、第2の磁気センサ20D(後述)を構成する筐体ブロック20aについても、図13に示す第4の変形例による磁気センサ10Dの筐体ブロック10aと同じ形状を有している。
第3の係合部33は、第1の端面11からx方向に突出した凸部であり、x方向から見た平面形状は円形である。これに対し、第4の係合部34は、第2の端面12からx方向に窪んだ凹部であり、x方向から見た平面形状は円形である。そして、凸部である第3の係合部33の径は、凹部である第4の係合部34の径とほぼ同じか若干小さく設計され、且つ、凸部である第3の係合部33の高さは、凹部である第4の係合部34の深さとほぼ同じか若干小さく設計される。つまり、第3の係合部33の形状は、第4の係合部34の形状と係合可能な形状を有している。そして、x方向から見ると、第1の係合部31と第2の係合部32は互いに重なる位置に設けられ、且つ、第3の係合部33と第4の係合部34は重なる互いに位置に設けられている。これにより、複数の磁気センサ10D,20Dをx方向に連結することが可能となる。
図14は、複数の磁気センサ10D,20Dをx方向に連結してなる磁気センサ連結体1Dの外観を透過的に示す略斜視図である。
図14に示す磁気センサ10Dは、第1の端面11,21に第1及び第3の係合部31,33が設けられ、第2の端面12,22に第2及び第4の係合部32,34が設けられていることから、複数の磁気センサ10D,20Dをx方向に連結することができる。つまり、x方向に隣接する2つの磁気センサ10D,20Dのうち、一方の磁気センサ10D,20Dに設けられた第1及び第3の係合部31,33を他方の磁気センサ10D,20Dに設けられた第2及び第4の係合部32,34に挿入することによって、両者を連結することができる。このように、第4の変形例による磁気センサ10D,20Dは、端面11,21及び端面12,22にそれぞれ複数の係合部が設けられていることから、第1及び第2の係合部31,32の平面形状が円形であっても、回転ズレを生じることなく、2つの磁気センサ10D,20Dを正しく位置決めすることが可能となる。
尚、図13に示す例では、第3及び第4の係合部33,34の径が第1及び第2の係合部31,32の径よりも小さいが、両者は同じ径であっても構わない。また、第1〜第4の係合部31〜34の平面形状が円形であることも必須でなく、例えば四角形であっても構わない。
図15は、第5の変形例による磁気センサ10Eの外観を示す略斜視図である。
図15に示すように、第5の変形例による磁気センサ10Eは、筐体ブロック10aの第1及び第2の端面11,12に第5及び第6の係合部35,36が設けられている点において、図2に示した磁気センサ10と相違する。その他の構成は、磁気センサ10と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、第2の磁気センサ20E(後述)を構成する筐体ブロック20aについても、図15に示す第5の変形例による磁気センサ10Eの筐体ブロック10aと同じ形状を有している。
第5の係合部35は、第1の端面11からx方向に突出した凸部であり、第1の端面11からx方向に離れるにしたがって徐々に幅が拡大する楔型形状を有している。一方、第6の係合部36は、第2の端面12からx方向に窪んだ凹部であり、第2の端面12からx方向に離れるにしたがって徐々に幅が拡大する楔型形状を有している。そして、凸部である第5の係合部35と凹部である第6の係合部36は、互いにほぼ同じ形状を有しているため、一方の磁気センサ10E,20Eに設けられた第5の係合部35が他方の磁気センサ10E,20Eに設けられた第6の係合部36に挿入されるよう、x方向に隣接する2つの磁気センサ10E,20Eをz方向にスライドさせれば、2つの磁気センサをx方向に連結することができる。
図16は、複数の磁気センサ10E,20Eをx方向に連結してなる磁気センサ連結体1Eの外観を示す略斜視図である。
図16に示す磁気センサ連結体1Eは、x方向に隣接する2つの磁気センサ10E,20Eが第5の係合部35と第6の係合部36によって蟻継ぎされることから、各磁気センサ10E,20Eが正しく位置決めされるだけでなく、磁気センサ10E,20Eの脱落を防止することも可能となる。
尚、図15に示す例では、第5及び第6の係合部35,36のy方向における幅は、第1及び第2の端面11,12からx方向に離れるにしたがって徐々に幅が拡大しているが、y方向における幅が段階的に拡大する形状であっても構わない。また、第5及び第6の係合部35,36は、第1及び第2の端面11,12からx方向に離れるにしたがってz方向における幅が拡大する形状であっても構わない。この場合、2つの磁気センサ10E,20Eをy方向にスライドさせれば、2つの磁気センサをx方向に連結することができる。
以上説明したように、本実施形態による磁気センサ連結体1は、解像度の異なる2種類の磁気センサ10,20をx方向に連結していることから、紙幣などの被測定部材に高精細パターンと低精細パターンが混在している場合であっても、部品コストを抑制しつつ、両方の磁気パターンを正しく検出することが可能となる。しかも、一部の磁気センサ10,20が故障した場合には、故障した磁気センサ10,20のみを新たな磁気センサ10,20に交換することができることから、メンテナンス性も向上する。さらに、連結する磁気センサ10,20の個数によってスキャン幅を容易に変更できることから、紙幣センサなどの設計コストを大幅に低減することが可能となる。
<第2の実施形態>
図17は、本発明の第2の実施形態による磁気センサ連結体2の外観を透過的に示す略斜視図である。
図17に示すように、第2の実施形態による磁気センサ連結体2は、第1の磁気センサ10のx方向における幅よりも、第2の磁気センサ20のx方向における幅の方が狭い点において、第1の実施形態による磁気センサ連結体1と相違している。一例として、第1の磁気センサ10のx方向における幅が1cmであり、第2の磁気センサ20のx方向における幅が0.5mmである。この場合、第2の磁気センサ20には、例えば検出範囲が1mmである磁気検出素子をx方向に5個配列することが可能である。
本実施形態が例示するように、本発明において、第1の磁気センサ10のx方向における幅と第2の磁気センサ20のx方向における幅は、互いに異なっていても構わない。これによれば、被測定部材に設けられた磁気パターンの位置に応じて第1及び第2の磁気センサ10,20の位置を最適化することが可能となる。
また、第1の磁気センサ10を複数個用いる場合、第1の磁気センサ10のx方向における幅が全て同じである必要もない。同様に、第2の磁気センサ20を複数個用いる場合、第2の磁気センサ20のx方向における幅が全て同じである必要もない。
<第3の実施形態>
図18は、本発明の第3の実施形態による磁気センサ連結体3の外観を透過的に示す略斜視図である。
図18に示すように、第3の実施形態による磁気センサ連結体3は、x方向における幅が第1及び第2の磁気センサ10,20と等しいダミー筐体ブロックD1が含まれている点において、第1の実施形態による磁気センサ連結体1と相違している。
紙幣など被測定部材の種類によっては、磁気パターンの位置が既知であり、所定の位置には磁気パターンが存在しないことが判明していることがある。このような場合には、本実施形態による磁気センサ連結体3のように、磁気パターンが存在する位置には磁気センサ10又は20を配置し、磁気パターンが存在しない位置にはダミー筐体ブロックD1を配置することができる。
ダミー筐体ブロックD1は、形状及びサイズが磁気センサ10,20と同一であるものの、磁気検出素子MRを含まないブロックであり、例えば全体を樹脂によって構成することができる。また、第1〜第5の変形例と同様に、筐体ブロック10a,20aとダミー筐体ブロックD1に係合部を設けても構わない。そして、図18に示すように、1又は2以上のダミー筐体ブロックD1を検出不要箇所に挿入すれば、磁気センサ連結体3の製造コストを低減することが可能となる。
図18に示す例では、ダミー筐体ブロックD1の形状及びサイズが磁気センサ10,20と同じであるが、図19に示す磁気センサ連結体3Aのように、x方向における幅が磁気センサ10,20よりも長いダミー筐体ブロックD2を用いても構わない。これによれば、磁気センサ連結体3Aを構成する部品点数を削減することが可能となる。また、図示しないが、x方向における幅が磁気センサ10,20よりも短いダミー筐体ブロックを用いることも可能であり、これによれば、各磁気センサ10,20のx方向における位置を微調整することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上述した各実施形態では、磁気センサの連結方向(x方向)とスキャン方向(y方向)が直交しているが、両者が完全に直交していることは必須でなく、少なくとも連結方向とスキャン方向が相違していれば足りる。
また、上記各実施形態では、解像度の異なる2種類の磁気センサ10,20をx方向に配列しているが、解像度の異なる3種類以上の磁気センサを用いることも可能である。
1,1A,1D,1E,2,3,3A 磁気センサ連結体
10,10A〜10E 第1の磁気センサ
20,20A,20D,20E 第2磁気センサ
10a,20a 筐体ブロック
11,21 第1の端面
12,22 第2の端面
13,23 第3の端面
14,24 第4の端面
31 第1の係合部
32 第2の係合部
33 第3の係合部
34 第4の係合部
35 第5の係合部
36 第6の係合部
40 紙幣
40M 磁気パターン
41 永久磁石
D1,D2 ダミー筐体ブロック
MR,MR1〜11 磁気検出素子
φ 磁束

Claims (10)

  1. 磁気パターンを有する被測定部材を第1軸方向にスキャンすることにより、前記磁気パターンを読み取る磁気センサ連結体であって、
    前記第1軸方向と異なる第2軸方向に配列され、前記第2軸方向おける解像度が互いに異なる第1及び第2の磁気センサを備えることを特徴とする磁気センサ連結体。
  2. 前記第1の磁気センサよりも前記第2の磁気センサの方が高解像度であり、
    前記第2の磁気センサよりも前記第1の磁気センサの方が数が多いことを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ連結体。
  3. 前記第1及び第2の磁気センサは、前記第2軸方向における幅が互いに同じであることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気センサ連結体。
  4. 前記第1及び第2の磁気センサは、前記第2軸方向における幅が互いに異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気センサ連結体。
  5. 前記第1及び第2の磁気センサとともに前記第2軸方向に配列されたダミー筐体ブロックをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の磁気センサ連結体。
  6. 前記ダミー筐体ブロックの前記第2軸方向における幅は、前記第1及び第2の磁気センサの少なくとも一方の前記第2軸方向における幅と同じであることを特徴とする請求項5に記載の磁気センサ連結体。
  7. 前記ダミー筐体ブロックの前記第2軸方向における幅は、前記第1及び第2の磁気センサの前記第2軸方向における幅と相違することを特徴とする請求項5に記載の磁気センサ連結体。
  8. 前記第1及び第2の磁気センサは、前記第2軸方向における両側に位置する第1及び第2の端面を有し、
    前記第1及び第2の端面には、それぞれ第1及び第2の係合部が設けられており、
    前記第1の係合部の形状は、前記第2の係合部の形状と係合可能な形状であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の磁気センサ連結体。
  9. 前記第1の係合部は、前記第1の端面から前記第2軸方向に突出した凸部によって構成され、
    前記第2の係合部は、前記第2の端面から前記第2軸方向に窪んだ凹部によって構成されることを特徴とする請求項8に記載の磁気センサ連結体。
  10. 前記被測定部材が紙幣であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の磁気センサ連結体。
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