JP2019210065A - エレベータ - Google Patents

エレベータ Download PDF

Info

Publication number
JP2019210065A
JP2019210065A JP2018104507A JP2018104507A JP2019210065A JP 2019210065 A JP2019210065 A JP 2019210065A JP 2018104507 A JP2018104507 A JP 2018104507A JP 2018104507 A JP2018104507 A JP 2018104507A JP 2019210065 A JP2019210065 A JP 2019210065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
passenger
control device
car
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018104507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6756344B2 (ja
Inventor
由佳 山東
Yuka Santo
由佳 山東
維彪 鄭
Weibiao Zheng
維彪 鄭
中川 淳一
Junichi Nakagawa
淳一 中川
原田洋行
Hiroyuki Harada
洋行 原田
尚己 田平
Naoki Tahira
尚己 田平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP2018104507A priority Critical patent/JP6756344B2/ja
Publication of JP2019210065A publication Critical patent/JP2019210065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6756344B2 publication Critical patent/JP6756344B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】マルチビームセンサを利用して、車椅子を利用する乗客のみならず種々の乗客の乗客種別を判別可能なエレベータを提供する。【解決手段】エレベータ30は、マルチビームセンサ50と、所定時間周期で、同じ高さ位置に対向配置された投光器51aから投光された光を受光しなかった受光器52aのうち最も高い位置の受光器52aの高さ位置を示す信号を出力するセンサ制御装置60と、エレベータ制御装置10と、を備える。エレベータ制御装置10は、乗客の乗降の際に、センサ制御装置60から出力される信号に基づいて、いずれかの高さ位置の受光器52aが光を受光しなくなり始めてから全ての受光器52aが光を受光する状態に戻るまでの時間と、所定高さ位置の受光器52aが光を受光しなくなり始めてから当該受光器52aが光を受光する状態に戻るまでの時間との比を求め、求めた比に基づいて、乗降した乗客の乗客種別を判定する。【選択図】図9A

Description

本発明は、エレベータに関する。
特許文献1は、高さ方向に並べて配設された複数の光電素子から成る光電装置(マルチビームセンサ)と、前記光電装置の出力信号の時間変化から、前記光電装置を横切った物体の形状に対応する画像データを生成し、当該画像データから車輪に対応する円形の図形を検出することにより、前記光電装置を車椅子が横切ったことを検出する検出部と、を備えたエレベータを開示している。
特許第5586503号公報
エレベータを利用する乗客には、車椅子を利用する乗客以外にも種々の種別の乗客が存在する。
本発明は、マルチビームセンサを利用して、車椅子を利用する乗客のみならず種々の乗客の乗客種別を判別可能なエレベータを提供する。
本発明のエレベータは、
乗客が乗降する乗降口を有する乗りかごと、
乗降口を左右に跨いで互いに同じ高さ位置に対向配置された投光器及び受光器を、上下方向に並べてそれぞれ複数個有するマルチビームセンサと、
所定時間周期で、同じ高さ位置に対向配置された投光器から投光された光を受光しなかった受光器のうち最も高い位置の受光器の高さ位置を示す信号を出力する信号出力部と、
制御部と、を備える。
制御部は、
乗客の乗降の際、信号出力部から出力される信号に基づいて、いずれかの高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから全ての高さ位置の受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間と、所定高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから当該受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間との比を求め、
求めた比に基づいて、乗降した乗客の乗客種別を判定する。
本発明によれば、マルチビームセンサを利用して、車椅子を利用する乗客のみならず種々の乗客の乗客種別を判別できる。
実施の形態1におけるエレベータの構成を示すブロック図 乗りかごの内部を示した図 乗りかごの乗降口部分の水平断面を模式的に示した図 エレベータの制御システムのシステム構成を示したブロック図 マルチビームセンサの構成を示した図 エレベータ制御装置による制御の大まかな流れを示したフローチャート センサ制御装置によるマルチビームセンサの制御を説明したフローチャート センサ番号kに対するパルス幅の特性を例示した図 センサ制御装置から出力されるパルスを模式的に説明した図 センサ制御装置から出力されるパルス列の具体的一例を示した図 エレベータ制御装置における乗客種別判定処理を説明したフローチャート 高さ波形の生成処理の一例を説明した図 乗客種別判定方法を説明した図 乗客種別判定方法を説明した図 乗客種別判定方法を説明した図 実施の形態2における乗客種別判定方法を説明した図
本発明の実施の形態に係るエレベータについて図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
1.構成
図1は、実施の形態1におけるエレベータシステムの構成の概要を示した図である。
エレベータシステムは、複数台のエレベータ30と、群管理制御装置5とを有している。
各エレベータ30は、乗りかご20と、乗りかご20を昇降させる昇降機構39と、釣合おもり38と、昇降機構39等の動作を制御するエレベータ制御装置10とを有している。エレベータ制御装置10は、例えば各かごの上部に配置され、群管理制御装置5に接続され、群管理制御装置5と種々の信号を授受する。
群管理制御装置5は、複数台のエレベータ30の運行を統合的に制御する。
図2は、乗りかごの内部を示した図である。
乗りかご20の内部の正面部には、かごドア21と、かごドア21用の乗降口20aが設けられている。また、正面部の内面には、操作盤31と、スピーカ36と、表示装置37が配置されている。操作盤31には、複数個の階床ボタン、戸開ボタン、戸閉ボタン等が配置されている。
図3は、乗りかごの乗降口部分の水平断面を模式的に示した図である。
図2、図3に示すように、乗りかご20の乗降口20aの左側の側部には、マルチビームセンサ50の投光部51が配置され、右側の側部には、マルチビームセンサ50の受光部52が配置されている。
投光部51は、上下方向に所定間隔で並べて配置された複数の投光器51aを有している。受光部52は、複数の投光器51aに1対1で対向するように上下方向に所定間隔で並べて配置された複数の受光器52aを有している。投光器51aは、例えばLEDにより構成される。受光器52aは、例えばフォトダイオードにより構成される。
図4は、エレベータの制御システムのシステム構成を示したブロック図である。
エレベータ制御装置10は、プロセッサ11、記憶部12、入出力インタフェース13を有する。エレベータ制御装置10は、コンピュータなどを利用して構成できる。
プロセッサ11は、プログラムに基づく演算処理を実行し、エレベータ制御装置10における後述する各種の機能を実現する。プロセッサ11は、例えばCPU、MPU、ASIC、FPGA、GPUを利用して構成される。
記憶部12は、プログラムや各種のデータを記憶している。プログラムには、プロセッサ11により実行されることでエレベータ制御装置10に後述する各種の機能を実現させるプログラムが含まれる。また、各種のデータには、上記プログラムが参照するデータ等が含まれる。また、各種のデータには、表示装置37に表示される各種の表示画面や、後述するスピーカ36から出力される案内音声のデータなどが含まれる。記憶部12は、例えばHDD、SSD、RAM、ROMを利用して構成される。
入出力インタフェース13は、外部機器との間で種々の電気信号を入出力するためのインタフェースである。入出力インタフェース13は、例えばLANインタフェース、USBやRS−232C/422/485といったシリアル通信用インタフェース、音声信号入出力端子、映像信号入出力端子、アナログ信号用入出力端子、接点信号用入出力端子、その他専用規格のインタフェース等を備えている。
入出力インタフェース13には、群管理制御装置5、操作盤31、昇降モータ32、ドアモータ33、ロードセル35、スピーカ36、表示装置37、センサ制御装置60が接続されている。
操作盤31は、複数個の階床ボタン、戸開ボタン、戸閉ボタン等を備え、操作されたボタンに対応する信号をエレベータ制御装置10に出力する。
昇降モータ32は、乗りかご20を昇降させる昇降機構39を駆動する。昇降モータ32は、エレベータ制御装置10から出力される駆動信号により駆動される。
ドアモータ33は、かごドア21を開閉させる開閉機構を駆動する。ドアモータ33は、エレベータ制御装置10から入力される駆動信号により駆動される。
ロードセル35は、乗りかご20内に存在する乗客の荷重を検出し、検出した荷重値を示す信号をエレベータ制御装置10に出力する。乗客の荷重とは、乗客がベビーカー、車いす、ショッピングカートなどの車を手押ししている場合や、乗客が車いすに乗っている場合は、車を含む荷重である。また、手押しされているベビーカーや車いすなどの車については、これに乗っている人を含む荷重である。
センサ制御装置60は、マルチビームセンサ50が有する複数の投光器51a及び複数の受光器52aの投光(発光)動作及び受光動作を制御する。センサ制御装置60は、信号出力部の一例である。センサ制御装置60は、エレベータ制御装置10同様に、プロセッサ、記憶部、入出力インタフェースを有する。センサ制御装置60の記憶部には、マルチビームセンサ50の複数の投光器51a及び複数の受光器52aの投光(発光)動作及び受光動作を制御するためのプログラムや、エレベータ制御装置10との間で信号を授受するためのプログラムが格納されている。センサ制御装置60は、コンピュータなどを利用して構成できる。
マルチビームセンサ50の構成については後述する。
スピーカ36は、エレベータ制御装置10から出力される音声信号に基づく音声を出力する。
表示装置37は、エレベータ制御装置10から出力される映像信号に基づく映像を表示する。表示装置37は、例えば液晶表示装置や有機EL表示装置により構成可能である。
エレベータ制御装置10は、操作盤31、地震感知器34、ロードセル35、センサ制御装置60等から入力される種々の信号に基づいて、昇降モータ32、ドアモータ33、空調装置40等の駆動を制御するとともに、スピーカ36及び表示装置37に音声信号及び映像信号を出力する。
図5は、マルチビームセンサの構成を示した図である。
マルチビームセンサ50は、乗りかご20の乗降口20aを乗車や降車のために通過する乗客を検出する。マルチビームセンサ50の投光部51は、上下方向に所定間隔で並べて配置されたN個の投光器51aを有している。また、受光部52は、上下方向に所定間隔で並べて配置されたN個の受光器52aを有している。以下では、N個の投光器51aを区別するために、適宜、上から順にi及び1〜Nの通し番号を付して、投光器i〜iと表記する。また、N個の受光器52aを区別するために、適宜、上から順にj及び1〜Nの通し番号を付して、受光器j〜jと表記する。同じ通し番号を有する投光器51aと受光器52aは、同じ高さ位置に配置されている。
投光器i〜iの投光タイミング及び受光器j〜jの受光タイミングは、センサ制御装置60により、個別に制御される。
センサ制御装置60は、投光器i〜iを、上から順に1個ずつ投光させ、投光した投光器iと同じセンサ番号kの受光器jで受光したか否かを判断する。つまり、乗客によって遮られて受光できなかったのか、乗客によって遮られずに受光できたのかを判断する。センサ制御装置60は、投光器iからの投光が、受光器jによって受光できるか否かを、センサ番号kを1からNまで推移させる中で判断する。そして、受光できない受光器に初めて行き当ったとき、センサ番号を記憶する。センサ番号をNまで推移させた時点で、センサ番号の記憶があった場合(受光できない受光器があった場合)は、そのセンサ番号に応じたパルス幅(時間幅)を有するパルス信号を出力し、センサ番号の記憶がなかった場合(すべての受光器で受光できた場合)は、出力しない。以上の動作をセンサ制御装置60は、所定時間周期(例えば33ms)毎に繰り返す。なお、受光できない受光器に初めて行き当って以降は、投光器からの投光を省略してもよいので、省略するものとして以降の記述を進める。このような投光の省略をしても、パルス信号の出力は、周期毎のタイミングとする。
2.動作
2−1.概要
乗場の操作盤(図示せず)の上昇/下降ボタンなどの呼びボタンが乗客により押されると、押されたことが群管理制御装置5に伝わる。群管理制御装置5は、複数台のエレベータ30のうちのいずれかに呼びを割り当てて、割り当てたエレベータ30のエレベータ制御装置10に呼び応答指令を出力する。乗りかご20内の操作盤31の階床ボタンが乗客により押されると、押された階床を示す信号がエレベータ制御装置10に伝達される。エレベータ制御装置10は、群管理制御装置5から呼び応答指令を受信したり、操作盤31から、押された階床を示す信号を受信したりすると、対応する乗りかご20の昇降モータ32を制御し、乗りかご20を昇降させる。また、エレベータ制御装置10は、乗りかご20内の操作盤31の戸開ボタン、戸閉ボタンが押されたり、呼び応答指令の目的階または操作盤31で押された階床に到着したりすると、乗りかご20のドアモータ33を制御し、かごドア21を開閉させる。さらに、エレベータ制御装置10は、マルチビームセンサ50のセンサ制御装置60から出力される信号に基づいて、対応する乗りかご20のドアモータ33を制御し、かごドア21を開閉させる。
エレベータ制御装置10は、対応する乗りかご20の音声出力装置や表示装置37を制御し、映像や音声を出力させる。
また、本実施の形態のエレベータ30では、乗客が乗車または降車のために乗りかご20の乗降口20aを通過したことをマルチビームセンサ50のセンサ制御装置60から出力される信号に基づいて検出したときに、乗客種別を判定し、乗客種別の判定結果に応じて、エレベータ30の各種設備の動作の制御や、エレベータ30の運行の制御を行う。ここで、乗客種別とは乗客の属性等に基づいて分類した乗客の種別であり、本実施の形態では、乗客を、(1)手押しされない車いすに乗って乗降する「車いすのみ」の乗客種別に属する乗客と、(2)車いす、ベビーカー、ショッピングカートなどの車を手押ししながら乗降する「車+人」の乗客種別に属する乗客と、(3)手押しされない車いすに乗ったり車を手押ししたりすることなく乗降する「人のみ」の乗客種別に属する乗客とのいずれかに分類する。以下、乗客種別判定結果に基づく制御について詳しく説明する。
2−2.乗客種別判定結果に基づく制御
図6は、エレベータ制御装置による制御の大まかな流れを示したフローチャートである。
エレベータ制御装置10は、乗客が乗降口20aを通って乗りかご20に乗降し始めたか否かを判断する(S1)。具体的には、エレベータ制御装置10は、センサ制御装置60からパルス信号が入力され始めると、乗客が乗降口20aを介して乗りかご20に乗降し始めたと判断する。
なお、ステップS1における乗降し始めたか否かの判断は、乗客種別判定のために行われる判断である。従来より、マルチビームセンサ50の検出結果に基づいてかごドア21の開閉のための判断が一般的に行われているが、このかごドア21の開閉のための判断は、異なるフロー(特には図示していない)に基づいて行われる。例えば、かごドア21を閉める動作中に所定個(例えばパルスの出力周期が33msで、5個)のパルス信号が連続して入力された場合、エレベータ制御装置10は、乗客が乗降口20a付近に存在していると判断し、かごドア21の移動方向を反転させてかごドア21を開かせる。一方、かごドア21を閉める動作を行っているときに、例えば1個や2個だけパルス信号が入力された後、その後パルス信号が入力されない場合には、かごドア21の向きは反転させずにかごドア21を閉じる動作を継続する。これは、例えば、乗降口20a付近の浮遊ゴミを検出したと考えられるためである。
乗客が乗降していないと判断した場合(S1でNO)、ステップS1の判断を再度実行する。
乗客が乗降し始めたと判断した場合(S1でYES)、エレベータ制御装置10は、センサ制御装置60から出力されたパルス列に基づいて、乗降した乗客の乗客種別を判定する(S2)。パルス列に基づく乗客種別の具体的な判定方法については、2−4.乗客種別の判定処理で後述する。センサ制御装置60からパルス信号が入力され始めると、エレベータ制御装置10は、入力されたパルス信号を、パルス(パルス信号)の入力が所定周期数(例えば10周期)以上連続して途切れるまでの間、パルス列として蓄積する。パルス列の蓄積は、後でパルス列を読み出すことができるものであれば、どのような方法で行ってもよい。
エレベータ制御装置10は、乗客種別の判定結果に基づいて、後述するように、エレベータ30の各種設備の動作の制御や、エレベータ30の運行の制御を行う(S3)。
2−3.マルチビームセンサの動作
センサ制御装置60によるマルチビームセンサ50の制御について詳しく説明する。
図7Aは、センサ制御装置によるマルチビームセンサの制御を説明したフローチャートである。
センサ制御装置60は、このフローチャートに基づく制御を所定時間周期で繰り返し実行する。所定時間は、例えば33msである。
まず、センサ制御装置60は、センサ番号kとして1を設定する(S11)。なお、センサ番号kは、上から順に振られており、最上方のセンサにおいて1で、下に向かって1ずつ増加し、最下方のセンサでNであるものとする。
センサ制御装置60は、センサ番号kがN以下か否かを判断する(S12)。
センサ番号kがN以下である場合(S12でYES)、センサ制御装置60は、投光器iのみ投光させる(S13)。
センサ制御装置60は、センサ番号kの受光器jで受光したか否かを判断する(S14)。
受光器jで受光した場合(S14でYES)、センサ制御装置60は、センサ番号kとして現在のkに1を加算した値を設定し(S15)、ステップS12を実行する。
受光器jで受光しなかった場合(S14でNO)、センサ制御装置60は、受光しなかった受光器jのセンサ番号kを、乗客により遮光される、最も高い位置の水平光(特定水平光)に対応するセンサ番号Aとして設定し(S16)、本フローチャートによる処理を終了する。なお、前述したように、本フローチャートによる処理は所定時間周期で繰り返し実行される。センサ番号Aとしてk(1以上の値)を設定した場合、センサ制御装置60は、センサ番号A(k)に対応するパルス幅のパルスを出力する。センサ番号kに対応するパルス幅は、センサ番号kに紐付けてセンサ制御装置60の記憶部に記憶されており、センサ制御装置60は、受光しなかった受光器jに対応するパルス幅を記憶部から読み出し、当該パルス幅を有するパルス信号を1個生成してエレベータ制御装置10に出力する。
ステップS12においてセンサ番号kがN以下でない場合(S12でNO)、つまりセンサ番号kが1〜Nの全ての受光器で受光された場合、センサ制御装置60は、センサ番号Aとして、全ての受光器で受光されたことを示す0を設定し(S17)、本フローチャートによる処理を終了する。なお、前述したように、本フローチャートによる処理は所定時間周期で繰り返し実行される。センサ番号Aとして0を設定した場合、センサ制御装置60は、パルスを出力しない。
図7Bは、センサ番号kに対するパルス幅の特性を例示した図である。
図7B(a)に示すように、受光器jに対応するパルス幅は、センサ番号kが小さいほど大きくなるように設定されている。これによると、図7B(b)に示すように、センサ高さが高くなるほど、パルス幅が大きくなる。
なお、このパルス幅は、図7B(b)に示すように、パルス幅とセンサ高さの関数関係が直線的となるように、センサ高さに正比例させてもよい。
図7Cは、センサ制御装置から出力されるパルスを模式的に説明した図である。
図7C(a)は、最も上の受光器jで受光しなかった場合を示し、図7C(b)は、中間高さ付近の受光器jで受光しなかった場合を示し、図7C(c)は最も下の受光器jで受光しなかった場合を例示している。これらに示すように、パルス幅は、センサ番号kの大きさに応じて変化する。なお、これらの図は、4周期分を表示している。そのため4個のパルスが所定時間周期(上例では33ms周期)で出力されている。また、これら図ではいずれも、受光しなかった受光器jの高さが4回連続して同じである場合を示しているが、乗降口20aを通過する乗客の高さが通過方向において一定でない場合、パルス幅は、受光しなかった受光器jの高さに応じて変化することとなる。
図8は、センサ制御装置から出力されるパルス列の具体的一例を示した図である。
例えば、図8(a)に示すような車いすを利用した乗客が乗降口20a(マルチビームセンサ50)を通過したものとする。このとき、マルチビームセンサ50の投光器i〜iが、高い位置のものから1個ずつ順に投光されると、いずれかの高さで、投光された光が遮られる。そして、遮られた光の高さに応じたパルス幅を有するパルスが、図8(b)に示すように、所定時間周期(上例では33ms周期)でセンサ制御装置60から出力される。そうすることで、車いす利用の乗客が乗降口20aを通過するときに上縁の高さが前後方向(通過方向)に変動する有様が、パルス幅が変動する形で示される。なお、いずれのセンサ光も遮られていないとき、センサ制御装置60は、パルスを出力しない。このように、本実施の形態では車いす利用の乗客の上縁の高さを、上縁の高さに応じたパルス幅を有するパルスに変換して出力する。そのため、センサ制御装置60は、乗客の上縁の高さの情報を、接点信号用入出力端子を利用してエレベータ制御装置10に出力できる。従来からかごドア21の開閉のための判断用に、パルス幅固定のパルスを接点信号用入出力端子を介して出力するようにしているが、同じ入出力端子のままパルス幅可変の機能を追加するだけで済ませることができる利点を追求したものである。
本実施の形態のエレベータ30では、上記のようなセンサ制御装置60から出力されるパルス信号に基づいて、エレベータ30に乗降する乗客の乗客種別を判定するとともに、判定した乗客種別に応じて、乗りかごの各種設備の動作やエレベータ30の運行の制御を行う。以下、くわしく説明する。
2−4.乗客種別の判定処理
乗客種別の判定処理について詳しく説明する。
図9Aは、エレベータ制御装置における乗客種別判定処理を説明したフローチャートである。
エレベータ制御装置10は、センサ制御装置60から出力されたパルス列の電圧波形に基づいて、乗降口20aを通って乗りかご20に乗降した乗客の上縁の形状を示す高さ波形(Tstart〜Tendの時間の波形)を生成する(S101)。高さ波形の生成は、例えば、図9Bに示すような方法で行うことができる。最後のパルスが出力された時刻Tendは、連続的に出力されていたパルスが、所定個数分途切れたときに、最後のパルスの出力が終了した時刻に設定される。所定個数は例えば10個である。
図9Bは、高さ波形の生成処理の一例を説明した図である。
図9B(a)に示すように、例えば、図8でも説明したのと同じような車いす利用の乗客がマルチビームセンサ位置を通過し、図9B(b)に示すようなパルス列がセンサ制御装置60から出力され始めたものとする。エレベータ制御装置10は、パルス列の出力が終了するまで、パルス列の電圧波形に対してローパスフィルタ処理を施す。ローパスフィルタ処理を施すと、パルス毎にパルス幅に基づいてデューティ比(オンデューティの比率)が抽出され、図9B(c)に示すようなデューティ比波形が生成される。エレベータ制御装置10は、デューティ比波形に対して所定増幅率の増幅処理を施して、図9B(d)に示すような高さ波形を生成する。エレベータ制御装置10は、生成した高さ波形を記憶部12に記憶する。その際、高さ波形に紐付けて、時刻Tstart及び時刻Tendを記憶する。時刻Tstartは、乗客が乗車または降車し始めてセンサ光が遮光されたことで、一部の受光器でセンサ光が受光されなくなり、センサ制御装置60からパルス列が出力され始めた時刻である。時刻Tendは、乗客の乗車または降車が完了してセンサ光が遮光されなくなったことで、全ての受光器でセンサ光が受光されるようになり、センサ制御装置60からパルス列が出力されなくなった時刻である。
エレベータ制御装置10は、このようにして生成された高さ波形(Tstart〜Tendの時間の波形)に基づいて以下の判断を行う。以下の説明では、図9Aのフローチャートに加えて図9C、図9D、図9Eを適宜参照しながら説明する。
図9C、図9D、図9Eは、乗客種別判定方法を説明した図である。
図9Cでは、乗客が、車いすを利用する「車いすのみ」の乗客種別に属する乗客であるときの例を示している。図9Dでは、乗客が、車いす等の車を手押していない「人のみ」の乗客種別に属する乗客であるときの例を示している。図9Eでは、乗客が、車いす等の車を手押している「車+人」の乗客種別に属する乗客であるときの例を示している。図9Cと図9Dと図9Eのいずれも、乗車と降車で共通な図である。図9Cと図9Eでは、乗車後に乗りかご内で車いすをターンして、降車時も前向きに進んで降車することを想定している。
図9AのステップS102において、エレベータ制御装置10は、高さ波形(Tstart〜Tendの時間の波形)において、全体の遮光時間Ta(Tstart〜Tendの間の時間)に占める、閾値Htの高さ位置での遮光時間Tb(Th1〜Th2の間の時間)の割合(遮光時間Tb/遮光時間Ta)がゼロか否かを判断する(S102)。閾値Htは、車いすに座った利用者の頭頂の平均的な高さ(床面からの高さ)よりも所定量高い高さに設定されている。所定量は、平均的な高さに対する偏差量に基づいて設定される。なお、閾値Htは、成人の平均身長よりも十分に低い高さである。
閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbの割合がゼロである場合(S102でYES)、エレベータ制御装置10は、乗客が「車いすのみ」の乗客種別に属する乗客であると判定する(S103)。乗客が「車いすのみ」の乗客種別に属する乗客である場合には、例えば図9Cの高さ波形のように、高さ波形(Tstart〜Tendの時間の波形)に閾値Ht以上の高さの部分がない。この場合、閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbがゼロになるとともに、遮光時間Tbの割合もゼロになる。したがって、閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbの割合がゼロであることをもって、乗客が「車いすのみ」の乗客種別に属する乗客であると判定することができる。
これに対し、閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbの割合がゼロでない場合(S102でNO)、エレベータ制御装置10は、全体の遮光時間Taに占める、閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbの割合が所定値R0以上か否かを判断する(S104)。所定値R0については後述する。
閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbの割合が所定値以上である場合(S104でYES)、エレベータ制御装置10は、乗客種別が「人のみ」であると判定する(S105)。
これに対し、閾値Ht以上の高さ位置での遮光時間Tbの割合が所定値以上でない場合(S104でNO)、エレベータ制御装置10は、乗客種別が「車+人」であると判定する(S106)。
ここで、閾値Ht以上の高さ位置での遮光時間Tbは、乗客種別が「人のみ」(図9D)の場合と「車+人」(図9E)の場合とでほぼ同じであるが、全体の遮光時間Taは、乗客種別が「人のみ」の場合よりも「車+人」の場合の方が「車」の分だけ相対的に大きくなる。そのため、全体の遮光時間Taに占める、閾値Ht以上の高さ位置での遮光時間Tbの割合についても、「人のみ」の場合の方が相対的に大きくなる。したがって、このような割合を検出すれば、「人のみ」と「車+人」とを区別することができるものである。これらを区別するための上記所定値R0(割合)としては、例えば、「車+人」の場合の割合の平均的な割合と「人のみ」の場合の平均的な割合との平均値などを設定することができる。
上述した全体の遮光時間Taは、いずれかの高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから全ての高さ位置の受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間に相当する。閾値Htの高さ位置は所定高さ位置に相当し、閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbは、所定高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから当該受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間に相当する。全体の遮光時間Taに占める、閾値Htの高さ位置での遮光時間Tbの割合(遮光時間Tb/遮光時間Ta)は、いずれかの高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから全ての高さ位置の受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間と、所定高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから当該受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間との比の一例であり、これに限られない。例えば、この比は、遮光時間Ta/遮光時間Tbであってもよい。そして、遮光時間Ta/遮光時間Tbの値が無限大であるときは、乗客が「車いすのみ」の乗客種別に属する乗客であると判定できる。また、遮光時間Ta/遮光時間Tbの値が所定値R1よりも大きいときは、「人のみ」の乗客種別に属する乗客であり、大きくないときは「車+人」の乗客種別に属する乗客であると判定できる。所定値R1は、所定値R0同様の考え方に基づいて設定すればよい。
また、ステップS102では、全体の遮光時間Taに占める、閾値Ht以上の高さ位置での遮光時間Tbの割合に対する閾値としてゼロを設定しているが、ゼロでなく、所定値R0よりも小さい第2の所定値を設定してもよい。第2の所定値は、例えば、所定値R0とゼロとの平均値(所定値R0の半分の値)などであってもよい。
2−5.乗降方向の判定
エレベータ制御装置10は、ロードセル35で検出された荷重値に基づいて、乗客の乗降方向の判定を行う。具体的には、Tstart〜Tendの期間の高さ波形を取得した際、当該期間にロードセル35で検出された荷重値が増加したか否かを判断する。そして、増加した場合は、乗客が乗車したと判断する。一方、減少した場合は、乗客が降車したと判断する。
2−6.乗客数のカウント
エレベータ制御装置10は、乗りかご20内にいる乗客の数を乗客種別毎にカウントする。例えば、エレベータ制御装置10は、乗車した乗客の乗客種別が「車いすのみ」であると判断したときに、「車いすのみ」の乗客数に1を加算し、降車した乗客の乗客種別が「車いすのみ」であると判断したときに、「車いすのみ」の乗客数から1を減算することで、「車いすのみ」の乗客数をカウントする。また、エレベータ制御装置10は、乗車した乗客の乗客種別が「車+人」であると判断したときに、「車+人」の乗客数に1を加算し、降車した乗客の乗客種別が「車+人」であると判断したときに、「車+人」の乗客数から1を減算することで、「車+人」の乗客数をカウントする。また、エレベータ制御装置10は、乗車した乗客の乗客種別が「人のみ」であると判断したときに、「人のみ」の乗客数に1を加算し、降車した乗客の乗客種別が「人のみ」であると判断したときに、「人のみ」の乗客数から1を減算することで、「人のみ」の乗客数をカウントする。なお、「車+人」と判断された場合において、車がベビーカーや車いすの場合、1回の乗降につき、実際の乗客数は2人ずつ増減することとなるが、「車+人」で1人とカウントする。
2−7.乗客種別の判定結果に応じたエレベータの各種設備の動作の制御
エレベータ制御装置10は、乗りかご20に乗車した乗客の乗客種別の判定結果、乗降方向の判定結果、乗客数のカウント結果などに応じて、エレベータ30の各種設備の動作の制御を行う。例えば、乗りかご20の戸開閉速度を制御したり、戸開から戸閉開始までの待ち時間を制御したりする。より具体的には、例えば、「車いすのみ」の乗客数と「車+人」の乗客数を加算して1以上となる場合には、戸開閉速度を低減したり、戸閉開始までの待ち時間を延長したりする。
(実施の形態2)
実施の形態1では、センサ制御装置60から出力されるパルス信号に基づいて高さ波形を生成し、生成した高さ波形に基づいて時間Ta及び時間Tbを取得する。しかし、高さ波形を生成せずに時間Ta及び時間Tbを取得してもよい。以下、その例を説明する。
図10は、実施の形態2における乗客種別判定方法を説明した図である。図10は、実施の形態1の図9Eに対応する図である。図10では、図9Eの高さ波形に代えて、パルス幅の変化を示している。具体的に、実施の形態1では、図9B(b)のパルス列から、ローパスフィルタ処理によって図9B(c)のデューティ比波形を取得し、このデューティ比波形に基づいて図9B(d)(図9E)の高さ波形を得るが、実施の形態2では、図9B(b)のパルス列から、例えば、パルス幅計測処理によって各パルスの幅を計測し、この計測したパルス幅に基づいて、図10のパルス幅の変化を示す波形を得る。図9Eの高さ波形及び図10のパルス幅の変化を示す波形はいずれも図9B(b)のパルス列から得られるので、これらの波形は同様の変化を示している。
時間Taは、いずれかの高さ位置の受光器52aが光を受光しなくなり始めてから全ての受光器52aが光を受光する状態に戻るまでの時間であり、実施の形態1同様、Tstart〜Tendである。Tstart、Tendは、センサ制御装置60からパルスが連続して出力されている時間を監視することで取得できる。また、時間Tbは、所定高さ位置の受光器52aが光を受光しなくなり始めてから当該受光器52aが光を受光する状態に戻るまでの時間(Th1〜Th2)であり、所定高さ位置の高さに対応するパルス幅Wtよりも大きいパルス幅を有するパルスが連続して出力されている時間を監視することで取得できる。そして、このようにして取得した時間Taと時間Tbの比を求め、求めた比に基づいて、実施の形態1同様に乗客種別の判定を行う。
(実施の形態のまとめ)
(1)本実施の形態のエレベータ30は、
乗客が乗降する乗降口20aを有する乗りかご20と、
乗降口20aを左右に跨いで互いに同じ高さ位置に対向配置された投光器51a及び受光器52aを、上下方向に並べてそれぞれ複数個有するマルチビームセンサ50と、
所定時間周期で、同じ高さ位置に対向配置された投光器51aから投光された光を受光しなかった受光器52aのうち最も高い位置の受光器52aの高さ位置を示す信号を出力するセンサ制御装置60(信号出力部の一例)と、
エレベータ制御装置10(制御部の一例)と、を備える。
エレベータ制御装置10は、
乗客の乗降の際に、センサ制御装置60から出力される信号に基づいて、いずれかの高さ位置の受光器52aが光を受光しなくなり始めてから全ての受光器52aが光を受光する状態に戻るまでの時間Taと、所定高さ位置の受光器52aが光を受光しなくなり始めてから当該受光器52aが光を受光する状態に戻るまでの時間Tbとの比を求め、
求めた比に基づいて、乗降した乗客の乗客種別を判定する。
本発明によれば、マルチビームセンサ50の検出結果に基づく信号に基づいて、乗りかご20に乗降した乗客の乗客種別を判定することができる。
(2)エレベータ制御装置10は、乗降した乗客を、車を手押ししながら乗降した乗客と、手押しされない車に乗って乗降した乗客と、車を伴わずに乗降した乗客とのうちのいずれの乗客種別の乗客であるかを判定する。
これにより、乗降した乗客を、車を手押ししながら乗降した乗客と、手押しされない車に乗りながら乗降した乗客と、車を伴わずに乗降した乗客とに区分できる。
(3)センサ制御装置60は、前記最も高い位置の受光器52aの高さ位置に応じたパルス幅を有するパルス信号を出力する。
エレベータ制御装置10は、受信したパルス信号のパルス幅に基づいて、最も高い位置の受光器52aの高さ位置を取得する。
これにより、受信したパルス信号のパルス幅に基づいて、前記最も高い位置の受光器52aの高さ位置を取得できる。
(他の実施の形態)
前記実施の形態において、本発明の複数の態様を説明した。しかし、本発明の具体的態様は、上述した実施の形態に限られず、これらの実施の形態を組み合わせたものとすることもできる。
5 群管理制御装置
10 エレベータ制御装置
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
20 乗りかご
20a 乗降口
21 かごドア
30 エレベータ
31 操作盤
32 昇降モータ
33 ドアモータ
35 ロードセル
36 スピーカ
37 表示装置
38 釣合おもり
39 昇降機構
50 マルチビームセンサ
51 投光部
51a 投光器
52 受光部
52a 受光器
60 センサ制御装置

Claims (3)

  1. 乗客が乗降する乗降口を有する乗りかごと、
    前記乗降口を左右に跨いで互いに同じ高さ位置に対向配置された投光器及び受光器を、上下方向に並べてそれぞれ複数個有するマルチビームセンサと、
    所定時間周期で、同じ高さ位置に対向配置された投光器から投光された光を受光しなかった受光器のうち最も高い位置の受光器の高さ位置を示す信号を出力する信号出力部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記乗客の乗降の際、前記信号出力部から出力される信号に基づいて、いずれかの高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから全ての高さ位置の受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間と、所定高さ位置の受光器が光を受光しなくなり始めてから当該受光器が光を受光する状態に戻るまでの時間との比を求め、
    求めた比に基づいて、乗降した乗客の乗客種別を判定する、
    エレベータ。
  2. 前記制御部は、乗降した乗客を、車を手押ししながら乗降した乗客と、手押しされない車に乗って乗降した乗客と、車を伴わずに乗降した乗客とのうちのいずれの乗客種別の乗客であるかを判定する、
    請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記信号出力部は、前記所定時間周期で、前記最も高い位置の受光器の高さ位置に応じたパルス幅を有するパルス信号を出力し、
    前記制御部は、受信したパルス信号のパルス幅に基づいて、前記最も高い位置の受光器の高さ位置を取得する、
    請求項1または2に記載のエレベータ。
JP2018104507A 2018-05-31 2018-05-31 エレベータ Active JP6756344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018104507A JP6756344B2 (ja) 2018-05-31 2018-05-31 エレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018104507A JP6756344B2 (ja) 2018-05-31 2018-05-31 エレベータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019210065A true JP2019210065A (ja) 2019-12-12
JP6756344B2 JP6756344B2 (ja) 2020-09-16

Family

ID=68844683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018104507A Active JP6756344B2 (ja) 2018-05-31 2018-05-31 エレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6756344B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021050074A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 フジテック株式会社 エレベータ
JP2021050073A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 フジテック株式会社 エレベータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021050074A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 フジテック株式会社 エレベータ
JP2021050073A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 フジテック株式会社 エレベータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6756344B2 (ja) 2020-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8958910B2 (en) Elevator system that autonomous mobile robot takes together with person
JP5944151B2 (ja) エレベータ
JP2012193007A (ja) エレベータ
JP6756344B2 (ja) エレベータ
JP2011020821A (ja) エレベータ広告装置
CN106629292B (zh) 电梯的报警方法、装置和电梯
JP5586503B2 (ja) 車椅子検出装置、自転車検出装置およびエレベータ
JP2009249157A (ja) 人数検知装置
JP2013043711A (ja) エレベータの乗降検出装置およびエレベータ装置、並びにエレベータの乗降検出方法
CN111344245B (zh) 电梯的监视图像发送装置
JP6825602B2 (ja) エレベータ
JP6809500B2 (ja) エレベータ
JP6545851B1 (ja) 2方向エレベータおよび2方向エレベータの制御方法
CN113811502A (zh) 移动体的移动控制系统
JP6743842B2 (ja) エレベータ
JP2021050075A (ja) エレベータ
JP6777112B2 (ja) エレベータ
JP6819754B1 (ja) エレベータ
JP6988639B2 (ja) エレベータ
JP6773073B2 (ja) 物体幅検出装置
JP2010184777A (ja) エレベータ装置
JP2005231813A (ja) 車椅子兼用エレベータの運転制御装置
JP5599443B2 (ja) エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
JP6332750B2 (ja) エレベータ制御装置
JP2021050076A (ja) エレベータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6756344

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250