JP2019209077A - 食品容器専用攪拌装置。 - Google Patents

食品容器専用攪拌装置。 Download PDF

Info

Publication number
JP2019209077A
JP2019209077A JP2018114979A JP2018114979A JP2019209077A JP 2019209077 A JP2019209077 A JP 2019209077A JP 2018114979 A JP2018114979 A JP 2018114979A JP 2018114979 A JP2018114979 A JP 2018114979A JP 2019209077 A JP2019209077 A JP 2019209077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
disk
food
stirring apparatus
rotating plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018114979A
Other languages
English (en)
Inventor
一昭 溝口
Kazuaki Mizoguchi
一昭 溝口
亮 レオナルド 五十嵐
Ryo Leonardo Igarashi
亮 レオナルド 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2018114979A priority Critical patent/JP2019209077A/ja
Publication of JP2019209077A publication Critical patent/JP2019209077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Table Equipment (AREA)

Abstract

【課題】食事に供する場所にての飲食中での簡単操作において、飲料製品(特に酒類)の流通時における香味低下への調整及び機能性(抗酸化能)の向上に働きかけ、更には食卓での利用(操作中)に対して視覚的にも楽しめる様な簡易改質装置を提供する。【解決手段】小型の回転器と小型の照明盤との組み合わせにより、対象飲料に対して回転の遠心力と光の電磁波による波動性との同時負荷を可能として容器内成分に働きかけ、香味及び抗酸化能の向上を図らせると伴にその処理中動作(透明容器使用時)においては視覚的にも楽しめる癒しとの相乗効果に働きかける構成としたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、食品容器の自転回転による遠心力と光の照射による電磁波の波動性との同時負荷を利用した、食品成分への効果的な撹拌に働きかける方法とそのシステムに関するものである。
近年、がんや動脈硬化などの生活習慣病や老化促進において、体内で発生する活性酸素(フリーラジカル)による生体組織への酸化ストレスが密接に関与していることが明らかとされ、これらを抑制・除去する新たな訴求機能として食品由来の抗酸化性物質が注目されており、その手頃な摂取法として取分け抗酸化能強化飲料などが脚光を浴びるようになってきている。
また一方、飲料製品等は、一般的にメーカーにおける製造過程において十分に撹拌され均一な状態に安定させた後に瓶詰されて出荷となるが、消費者に届く迄の流通過程で加わる各種弊害(気温変化・振動・再貯蔵など)に起因して諸成分の比重や密度の物性値の異差に応じて不均一に分布してしまうこととなり、これにより特にアルコール飲料では味覚や風味等に著名な変化が生じることが以前より問題視されている。
また更に、飲食時において透明容器に光を照射することで視覚的効果を高め、飲み物をより美味しそうに見せる為の雰囲気向上手段として光演出器具が用いられるようになってきている。
このため、これら上述背景において様々な研究開発が盛んに行われており、例えば0002の“抗酸化能強化飲料に対する開発”では、各種原材料(生鮮野菜・果物)からの抽出製造方法(特許文献1〜3を参照)が、また0003の“流通時における成分の不均一及び風味変化に対する改良”では、交番磁界を容器に印加して調整させる方法(特許文献4を参照)が、また更に0004の“飲食時における雰囲気の向上演出”による視覚的飲食欲の活性では、透明容器への光の照射方法(特許文献5〜6を参照)等が近年公開の特許文献に開示されている。
特開2008−228578 号公報 特開2009−213463 号公報 特開2010−187657 号公報 特開2007−319132 号公報 特開2009−136633 号公報 特開2015−47186 号公報
しかしながら、いずれの研究開発にしても個々別々での利用を主目的として成されているものであり、当然ながらこれ等(0002〜0004)への同時対応に考慮する等の考えは皆無である。
また、これら上述技術の活用法においては、いずれの方法にしても如何にも専門的且つ単一的で、特許文献1〜3は農業生産的有利における加工法につき一般利用には不向きであり、また特許文献4には若干一般向けへの趣はあるもののその処理時間に30〜120分を要することでは食事に供する場所にての飲食中の活用には難が有り、更に特許文献5〜6は光照射による装飾的効果及び視覚的印象を高める為の工夫に特化しており、その利用中(操作中)において味覚の調整的にも楽しめる様な配慮は一切ない。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、食事に供する場所にての飲食中での一般的使用をも可能としうる汎用性の高い簡易改質システムの提供を目的とする。
本発明者は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、飲料容器の外側より容器内成分に対して回転の遠心力にて働きかけることによる機能性改質(香味及び抗酸化能の向上改質)に、光の照射を組み合わせることにおいては、その処理中動作(透明容器使用動作)への視覚的効果に加えてLED光源の電磁波動性との同時負荷による改質相乗効果も付帯することを見出し、本発明を完成するに至った。
このような目的を達成するための本開発の技術的手段は、対象飲料(酒類・調味料類・ジュース・茶など)入り容器を固定装着し得る機能を備えた円盤型照明手段(10b)と、それらを組み付けて任意の速度に調整させる回転制御手段(10C)とを具え、前記対象材料に対し、回転と光照射との同時負荷による撹拌を図らせ、容器内成分への効果的な改質を計らせると伴にその処理中動作(透明容器使用動作)を視覚的にも楽しめる様に働きかける構成としたものである。
上述した本発明の食品容器専用攪拌装置(100)の利用時における前記円盤型照明手段(10b)による光の照射効果が、視覚的効果による雰囲気の向上演出だけに止まらず、遠心負荷との組み合わせによる機能性改質への相乗効果にも働きかけることが好ましい。
また、上述した本発明の食品容器専用攪拌装置(100)の食卓利用時におけるその処理中動作(回転との併用動作)が、機能性改質と伴に視覚的にも楽しめることは無論のこと、処理終了後においては照明付きコースターとして手元でも手軽に楽しめることが好ましく、また複数人での使用時においても対応可能な自在性を有することが一層好ましい。
更に、上述した本発明の食品容器専用攪拌装置(100)の利用時における対象容器のsizeが、その飲料の種類及び飲用法(ストレート飲み・水割り飲み・ロック飲み等)において多種多様に亘ることへ対応し得ることが好ましく、また使用時のセレクトを容易としたワンタッチ操作との両立を計らせることがより一層好ましい。
また更に、上述した本発明の食品容器専用攪拌装置(100)の利用時における光の照射効果を無効とする材質(陶器・金属・樹脂・紙など)による対象容器への前記回転制御手段(10C)の単独対応が、前記円盤型照明手段(10b)の組み付け用コーナーガードリング(c2)においても前記円盤型照明手段(10b)用のドーナツ型固定板(10a)にて対応できることが好ましく、また同様の操作による簡単交換固定との両立を計らせることがより一層好ましい。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。
LED光源よりの光照射によって発生する電磁波における波動性に着眼して、その色及び波長の選別と、色ごとにおけるLED球の個数と、LED球の個数ごとにおける配置形状と、それらによる点灯パターンとの複合調整において遠心負荷との組み合わせを計り、機能性改質への相乗効果にも働きかけるという効果を発揮することができる。
また、上記第2の課題解決手段による作用は次の通りである。
前記回転制御手段(10C)と前記円盤型照明手段(10b)との組つけが自在なセパレートタイプにすることにより、その処理中動作時においては回転との併用動作を計り、処理終了後においては速やかに切離して照明付きコースターとして単独利用を可能とさせ、更に、複数人での利用にも前記回転制御手段(10C)単体において円盤型照明手段(10b)の追加のみで対処し得る簡易機構において、経済的にも働きかけるという効果を発揮することができる。
また、上記第3の課題解決手段による作用は次の通りである。
前記容器の固定載置手段が、目的とする容器毎の底径sizeに合わせた○型を基準としてΦ50mm〜Φ85mmの範囲において1mmステップでの設定を可能としたドーナツ型形状を有して前記円盤型照明手段(10b)のコーナーガードリング(b4)内へ装着するだけの簡単操作にて容器の載置と保持に働きかけ、また、そのsize毎に施される識別colorにより使用時のセレクトをよりスピーディーに行わせるという相乗効果を発揮することができる。加えて、容器底形は○型に囚われず目的に応じて様々な形状(□型・△型・◇型・多角型など)への加工を可能とする。
また更に、上記第4の課題解決手段による作用は次の通りである。
前記回転制御手段(10C)の円形回転盤に設定のコーナーガードリング(c2)内へ合致する外径に設定された前記円盤型照明手段(10b)と、前記円盤型照明手段(10b)の上面に設定されるコーナーガードリング(b4)内へ合致する外径に設定されたドーナツ型固定板(10a)との間隙を埋めるスペーサーリング(10cc)の設定において、通常sizeの ドーナツ型固定板(10a)との併用を可能にすると伴に、同様の簡単操作をも付帯させるという相乗効果を発揮することができる。
本発明において、飲食中の利用とは、10〜60sec程度の処理時間にて、無添加にして簡便かつ衛生的(間接的処理)の実施を言う。
本発明の食品容器専用攪拌装置(100)を用いれば、簡単な操作で食品成分(特に飲料成分)の改質が可能となる。すなわち、本発明は、特殊な設備を必要とせず、短時間かつ効果的に容器内成分への機能性改質に働きかけることから、一般利用的にも極めて有利である。さらに、本発明方法により得られる効果として風味が良好であり、特に酒類飲料用として用いるのに有利である。
また、本発明の食品容器専用攪拌装置は、特に、近年の健康志向による抗酸化能強化への関心が高まりつつあることや、よりシンプルな構造に付き比較的容易に物作りができることと、またその操作に一切の直接的処理を不要とした間接的処理(対象食品に直接触れない)を利用するので衛生上からも良好に設定され、安全性の面でも問題がないと思われる等より実用化への期待は大きい。
100は本発明の実施形態の組立全体図を示し、その内10は照明付加による組み合わせの概略を、20は非照明による組み合わせの概略を示す構成図である。 図1の照明付加による組み合わせ概略(10)の内のドーナツ型固定板(10a)の詳細を示す構成図である。 図1の照明付加による組み合わせ概略(10)の内の円盤型照明手段1port型(10b)の詳細を示す構成図である。 図1の照明付加による組み合わせ概略(10)の内の円盤型照明手段1port型(10b)に付属するリモートコントロール操作部(10bb)の詳細を示す構成図である。 図1の非照明による組み合わせ概略(20)の内の回転制御手段(10c)の詳細を示す構成図である。 円盤型照明手段3port型(10b2)の詳細を示す構成図である。 円盤型照明手段1port型(10b)及び円盤型照明手段3port型(10b2)の詳細を示す断面図である。 本発明の食品容器専用攪拌装置(100)による抗酸化能増量試験におけるルミノール発光量を示す測定データ図で、10dはControlを、10eは回転撹拌を示す。 本発明の食品容器専用攪拌装置(100)による抗酸化能増量試験におけるルミノール発光量からのビタミンC等量演算値を示すデータ図。 本発明の食品容器専用攪拌装置(100)による香味の改質効果を示す官能試験の結果表図で、10fはワインの改質を、10gはウヰスキーの改質を示す。
以上のような効果を奏することができる食品容器専用攪拌装置(100)は、図1の組み合わせ構成図に示すように、モーターを駆動源とする回転制御手段(10c)と、LED照射部(LED4灯×3port又はLED7灯×1port)を有する円盤型照明手段(10b)と、ドーナツ型固定板(10a)との3系統の組み合わせによる構成を具えたものである。
以下、本発明の実施の形態の食品容器専用攪拌装置(100)につき、図1〜図7を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示す食品容器専用攪拌装置の全体組立構成図、図中の10は照明 付加による組立状態を、20は非照明による組立状態を示す模式図である。
これらの図1において、10aはドーナツ型固定板、10bは円盤型照明手段、10cは回転制御手段で、10はそれら全て組み付けて照明付加型撹拌器としたもので、20は円盤型照明手段を除き10cにスペーサーリング(10cc)を加えた上にて10aを直接組み付けた非照明型撹拌装置としたものであり、2系統の組み合わせ使用方法を示す。
図2においては、10aはドーナツ型固定板を斜上から見た全貌図で、a1は容器保持幅を示し、a2は容器挿入固定部を、a3は挿入固定size色別colorを示す。
図3においては、10bは容器の固定載置機能を備えた円盤型照明手段を斜上から見た全貌図で、b1は円盤型照明手段の本体部を示し、b2は冷却飲料容器張り付き防止シートを、b3は中心1穴型発光部を、b4はコーナーガードリングを、b5は受光部を、b6は滑り止ゴムパッドを、b7は乾電池挿入port部を、LED7はLED球7個の6角型配置形状を真上から見た全貌図を、B1は青色LED球×1を、G2は緑色LED球×2個を、Y2は黄色LED球×2個を、R2は赤色LED球×2個を示す。
図4においては、10bbは円盤型照明手段用のリモートコントロール操作部を斜上から見た全貌図で、bb1は電源ONスイッチを、bb2は電源OFFスイッチを、bb3はグラデーションmode切替えスイッチを、bb4は単色mode切替えスイッチを、bb5は青色設定スイッチを、bb6は緑色設定スイッチを、bb7は黄色設定スイッチを、bb8は赤色設定スイッチを、bb9はボタン電池挿入portを示す。
図5においては、10cは容器の固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段を斜上から見た全貌図で、c1は回転制御手段の本体部を示し、c2はコーナーガードリングを、c3は容器滑り止シートを、c4は回転時間設定部を、c5は回転速度設定部を、C6は電源ON−OFFスイッチ部を、c7は滑り止ゴムパッドを、c8は乾電池挿入port部を、示す。
図6においては、10b2は容器の固定載置機能を備えた円盤型照明手段3port型を斜上から見た全貌図で、B2−1は第1照射port部を、b2−2は第2照射port部を、b2−3は第3照射port部を示し、LED4はLED球4個の3角型配置形状を真上から見た全貌図を、Rは赤色LED球×1個を、Gは緑色LED球×1個を、Bは青色LED球×1個を、Yは黄色LED球×1個を示す。
図7においては、10bAは円盤型照明手段(1照明port型)の断面図で、bA1は照明port部を、bA2はLED球配置部を、bA3は基板を、bA4は受光部を、bA5は乾電池BOX部を示し、10bBは円盤型照明手段(3照明port型)の断面図で、bB1は第1照明port部を、bB2は第2照明port部を、bB3は第1照明port用LED球配置部を、bB4は第2照明port用LED球配置部を、bB5は基板を、bB6は受光部を、bB7は乾電池BOX部を示す。
このような機能を有する食品容器専用攪拌装置の使用方法について、図1〜図5を参照して説明する。
照明付加による組み合わせ使用時においては、容器の固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段(10c)の円形回転板上に設定されたコーナーガードリング(c2)内に容器の固定載置機能を備えた円盤型照明手段1port型(10b)又は3port型(10b2)を合致させ、そのまた上面に設定されたコーナーガードリング(b4)内に任意sizeのドーナツ型固定板(10a)を合致させて図1の10状に組立て、目的とする対象飲料(酒類・ジュース等)を注いだ透明容器をドーナツ型固定板(10a)の容器挿入固定部(a2)へセットする。
次に、回転制御手段(10c)の回転速度設定部c5と回転時間設定部のc4によって対象飲料に合わせた最適条件(回転数及び回転時間)を設定してスタンバイとする。
加えて、円盤型照明手段1port型(10b)又は3port型(10b2)用のリモートコントロール操作部(10bb)において目的とする対象飲料(酒類・ジュース等)に合わせた最適条件の単色mode(bb4)又はグラデーションmode(bb3)を設定した後に照射を開始させる。
そして、電源ON−OFFスイッチc6のONにて回転操作を開始させる。
また、非照明による組み合わせ使用時においては、容器の固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段(10c)の円形回転板上に設定されたコーナーガードリング(c2)内に先ずスペーサーリング(10cc)を挿入して、その後に任意sizeのドーナツ型固定板(10a)を合致させて図1の20状に組立て、目的とする対象食品(調味料・お茶等)を注いだ不透明容器をドーナツ型固定板(10a)の容器挿入固定部(a2)へセットして、前記[0036][0038]と同様に行わせる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形および付加が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
基礎実験例
以下に、本発明の食品容器専用攪拌装置の基盤となる香味及び高酸化能の改善に関する基礎実験例につき、図8−10を用いて詳細に説明する。
図8は、本発明の第1の目的とする対象飲料中の機能性成分(坑酸化能)の改質性能をルミノールの発光量で示す比較図で、10dはワインをサンプルとしたμg/mL VC等量(VC=ビタミンC)におけるコントロールの発光曲線graph、10eはMO回転改質後(MO=motor)の発光曲線graphを示す。
また図9は、図8で測定した発光量からの演算数値によるμg/mLVC等量値の比較データを示す。
実験方法
A. ルミノールの発光量による抗酸化能測定。
A−1 サンプル名称:赤ワイン
内訳
サンプルa:Control(ワイン生地)
サンプルb:MO回転(ワイン生地に対する改質)

同一ワインに対し、条件を変えることによって抗酸化能への影響を確認する。
サンプル調整から測定までの時間的な影響を廃除する為、各サンプルは測定の直前に調整を実施し、その時間はそれぞれ5分以内とした。
A−2. 試験方法及び試験条件
テトラライトTK−LP400(トッケン社製)を用いて抗酸化能測定を行った。
A−3 試験条件
発光試薬:ルミノール+安定化酸化物 反応試薬:HRP
基準物質:vitaminC Blank資料:PBS
希釈条件:サンプルをPBSにて希釈 希釈倍率 : 1/10000
測定方法
1)テトラライトに(2検体同時測定)にblank資料と基準物質濃度2種及び被験体 をセットする。
2)各測定セルに発光試薬及び反応試薬を自動分注する。
3)自動分注後に1秒間のフォトカウントを実施しルミノールの発光量を計測する。
4)その後5秒間でフォトカウントし、各測定セルに対し5分間繰り返し実施する。
5)得られた発行量から、最小二乗法にて発行阻害能半減時間を算出する。
6)VCの発光阻害能半減時間から近似直線を求め、被試験試料をその近似直線からVC に当てはめた抗酸化能(μg/VC等量)を求める。
VC等量
被験物質の原液をvitaminC溶液に換算(VC等量)すると、この濃度と同程度の抗酸化能を有している事を示すものであり、Controlの場合は2120.64μg/mlのvitaminC溶液と同程度の抗酸化能を有していると言える。
また、一般的にレモン1個分のVC等量は20mg/100g=200μg/mlとされ、これを用いて「レモン何個分」という指標のひとつに用いている。
測定の結果
今回の抗酸化能測定における、Controlとの比較により、MO回転は約26%の抗酸化能の増加が確認された。
(レモン換算においてはControlが10,6個分に対してMO回転が13,4個分となる)
図10は、本発明の第2の目的である飲料製品の流通後における香味変化への調整性能を官能的に示した比較表で、10fはワインをサンプルとした評価表、10gはウヰスキーをサンプルとした評価表を示す。
実験方法
B. 官能評価
B−1 サンプル名称:赤ワイン及びウヰスキー
内訳
サンプルa:Control(ワイン生地)サンプルb:MO回転(ワイン生地+改質)
サンプルc:Control(whisky生地)サンプルd:MO回転(whisky生地+改質)

同一ワイン及びウヰスキーに対し、条件を変えることによる香味への影響を確認する。
サンプル調整から評価までの時間的な影響を廃除する為、各サンプルは評価の直前に調整を実施し、その時間はそれぞれ5分以内とした。
B−2 試験方法反び試験条件
ソムリエ・利き酒師・bartenderを含むパネラー5名を用いて官能試験 を行った。
B−3 試験条件
生地の飲料を基準として5段階での評価を行った。
評価方法
「ワイン」
1)同一ボトルから2個の同一中カップに各200mlを注ぎ入れる。
2)その一方のカップに190rpm×180secの回転負荷加える。
3)小カップ10個を用意して非改質と改質とで各5個に分け、40ml毎に取り分ける 。
4)非改質40mlと改質40mlを1組として5名のパネラーに提供して評価を求める 。
「ウヰスキー」
1)同一ボトルから10個の同一小カップに各40mlを注いだ後、角氷1ヶづつを入れ る。
2)5個のカップにLEDのグラデーション照射+3rpmを10secの回転負荷加え た後に30mlの水を入れかき混ぜる。
3)他の5個のカップにも30mlの水を入れてかき混ぜる。
4)非改質と改質を1組として5名のパネラーに提供して評価を求める。
評価の結果
結果は、回転負荷を加えたワイン及びウヰスキーの香味が有意に差別化された。
官能的表現では、その差はツーンとする刺激臭が抑えられ、味わいは双方ともに深みと円やかさが出たと言う結果であった。
100 食品容器専用撹拌装置の組み立て全体図
10 同上システムの照明付での組み立て図
20 同上システムの非照明での組み立て図
10a ドーナツ型固定板
a1 容器保持幅
a2 容器挿入固定部
a3 挿入固定size色別color
10b 容器の固定載置機能を備えた円盤型照明手段1port型
b1 円盤型照明手段の本体
b2 冷却飲料容器張り付き防止シート
b3 中心1穴型発光部
b4 コーナーガードリング
b5 受光部
b6 滑り止ゴムパッド
b7 乾電池挿入port部
LED7 LED球7個の6角型配置形状
B1 青色LED球×1個
G2 緑色LED球×2個
Y2 黄色LED球×2個
R2 赤色LED球×2個
10b2 容器の固定載置機能を備えた円盤型照明手段3port型
b2−1 第1照射port部
b2−2 第2照射port部
b2−3 第3照射port部
LED4 LED球4個の3角型配置形状
R 赤色LED球×1個
G 緑色LED球×1個
B 青色LED球×1個
Y 黄色LED球×1個
10bb 円盤型照明手段用のリモートコントロール操作部
bb1 電源ONスイッチ
bb2 電源OFFスイッチ
bb3 グラデーションmode切替えスイッチ
bb4 単色mode切替えスイッチ
bb5 青色設定スイッチ
bb6 緑色設定スイッチ
bb7 黄色設定スイッチ
bb8 赤色設定スイッチ
bb9 ボタン電池挿入port
10bA 円盤型照明手段(1照明port型)の断面
bA1 照明port部
bA2 LED球配置部
bA3 基板
bA4 受光部
bA5 乾電池BOX部
10bB 円盤型照明手段(3照明port型)の断面
bB1 第1照明port部
bB2 第2照明port部
bB3 第1照明port用LED球配置部
bB4 第2照明port用LED球配置部
bB5 基板
bB6 受光部
bB7 乾電池BOX部
10c 容器の固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段
10cc スペーサー リング
c1 円形回転板を有する回転制御手段の本体
c2 コーナーガードリング
c3 容器滑り止シート
c4 回転時間設定部
c5 回転速度設定部
c6 電源ON−OFFスイッチ部
c7 滑り止ゴムパッド
c8 乾電池挿入port
c9 感圧式ON−OFFスイッチ

Claims (19)

  1. 容器の固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段と、同じく、容器の固定載置機能を備えたLED光源を有する円盤型照射手段との組み合わせにより、回転の遠心力と光の電磁波による波動性との同時負荷を可能として容器内成分に働きかけ、香味及び抗酸化能の向上を図らせると伴に、その操作時(透明容器使用時)においては視覚的にも楽しめる癒しとの相乗効果に働きかけることを特徴とする、
    食品容器専用撹拌装置。
  2. 前記容器の固定載置機能が、前記円形回転板及び前記円盤型照射手段の上面コーナー部の全周において高さ5mm〜100mm×厚さ2mm〜10mmの樹脂製ガードリングと、その内径に合致する外径sizeを有した高さ5mm〜150mmの樹脂製ドーナツ型固定板との組み合わせにおいて行われ、ワンタッチでの組み付け及び取り外しを可能とすることを特徴とする、
    請求項1に記載の食品容器専用撹拌装置。
  3. 前記ドーナツ型固定板の穴径sizeが、容器毎の底径に合わせΦ50mm〜Φ85mmの範囲において1mmステップでの設定を可能とし、また、そのsize毎に識別colorが施されることにより使用時のセレクトをより簡単に行わせることを特徴とする、
    請求項1−2に記載の食品容器専用撹拌装置。
  4. また、前記ドーナツ型固定板の穴形が、○型に囚われず目的に応じた容器形状(□型・△型・◇型・多角型)及び任意の形状において自由な設定を可能とさせることを特徴とする、
    請求項1−3に記載の食品容器専用撹拌装置。
  5. また更に、前記ドーナツ型固定板の穴径sizeが、前記円形回転板と、前記円盤型照射手段との外径差に合致するスペーサーリングsizeに設定されることでは、前記円形回転板の単独使用時に於ける前記ドーナツ型固定板との併用を可能とさせ、より効率的に用いられることを特徴とする、
    請求項1−4に記載の食品容器専用撹拌装置。
  6. 前記容器の固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段が、回転速度を3rpm〜190rpmの間で1rpmステップによる連続可変とし、可動時間を連続または、12sec・60sec・120sec・180secの4段切替えとして、円形回転板への回転負荷に働きかけることを特徴とする、
    請求項1に記載の食品容器専用攪拌装置。
  7. また、前記回転制御手段のstart及びStop機能が、オルタネイト型プッシュスイッチによる手動操作法と、一定の条件下においてのみ働く底面部に設定の感圧式switchによる自動操作法との2系統によるstart/Stopにおいて可動することを特徴とする、
    請求項1・6に記載の食品容器専用攪拌装置。
  8. また、前記感圧式switchにおける自動操作法の一定の条件が、回転速度10rpm以下において可動時間設定を連続modeとした場合においてのみその切替えを可能として、前記円盤型照射手段の自重+200g以上の負荷が載せられることで回転startとなり、また200g以上の負荷が解除されることで回転Stopとなる様に働くことを特徴とする、
    請求項1・6−7に記載の食品容器専用攪拌装置。
  9. 更に、前記回転制御手段による回転負荷の停止機能が、Stop信号の発生から完全停止までの減速を5〜10secにおいてなだらかに行わせることを特徴とする、
    請求項1・6−8に記載の食品容器専用攪拌装置。
  10. また更に、前記円形回転板の上面部が、前記円盤型照射手段及び食品容器の載置に対して滑り止めに配慮したゴムシート板の設定により、ズレの少ない安定的な回転負荷に働きかけることを特徴とする、
    請求項1・6−9に記載の食品容器専用攪拌装置。
  11. 前記固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段との組み合せ使用を可能とする前記円盤型照射手段が、前記円形回転板の上面コーナー部の全周に施されるガードリングの内径に合致する外径×高さ20mm程度の円盤形状においてその中心部に1個又は3個の発光ホール部を有し、DC電源部において発生させた光をその上面部に組み付けられるドーナツ型固定板の下面より照射させ、容器内成分への改質に働きかけると伴に透明Glass容器へのlightアップ効果を図らせることによる見た目にも楽しめる改質操作を特徴とする、
    請求項1に記載の食品容器専用攪拌装置。
  12. また、前記円盤型照射手段の発光ホール部が、1ホール仕様では外径Φ23〜Φ28mmの照射口において4色7個のLED球を有し、3ホール仕様では外径Φ14〜Φ22mmの照射口において4色4個のLED球を有して単色または一定のパターンによる連続的自動可変をリモートコントロールにより実施することを特徴とする、
    請求項1・11に記載の食品容器専用攪拌装置。
  13. また、前記円盤型照射手段のリモートコントロール機能が、電源のON−OFFと、点灯方式の切替えと、4色の単色毎のセレクトとを3m以内の距離内において行わせることを特徴とする、
    請求項1・12に記載の食品容器専用攪拌装置。
  14. また、前記円盤型照射手段の4色×4個及び4色×7個のLED球が、赤・青・緑・黄の4色に設定され、その4個仕様では中心の青を三角形状に赤・緑・黄と取り囲む様に配置され、7個仕様では同じく中心の青を六角形状に赤・緑・黄・赤・緑・黄と取り囲む様に配置され単色または一定のパターンによる連続的自動可変による光照射を可能とすることを特徴とする、
    請求項1・11−13に記載の食品容器専用攪拌装置。
  15. また、前記円盤型照射手段の4色LED球の波長が、赤色を630nm以下とし、青色を450nm以下とし、緑色を520nm以下とし、黄色を590nm以下として組み合わされることを特徴とする、
    請求項1・11−14に記載の食品容器専用攪拌装置。
  16. 更に、前記円盤型照射手段の一定パターンによる連続的自動可変による光照射が、3sec消灯の後低照度点灯〜2secで最大照度点灯となりまた2secで最大照度点灯経て再び消灯となる全工程7secサイクルを繰り返す青色パターンと、3secの最大照度点灯の後1secで低照度点灯を経て瞬間的消灯となり再点灯〜低照度点灯を経て3secで再び最大照度点灯となる全工程7secサイクルを繰り返す赤色パターンと、3secの最大照度点灯の後2secで低照度点灯を経て瞬間的消灯となり再点灯〜低照度点灯を経て2secで再び最大照度点灯となる全工程7secサイクルを繰り返す緑色パターンと、3secの最大照度点灯の後3secで低照度点灯を経て瞬間的消灯となり再点灯〜低照度点灯を経て1secで再び最大照度点灯となる全工程7secサイクルを繰り返す黄色パターンとの4パターンの組み合わせにより連続的自動可変照射を行わせることを特徴とする、
    請求項1・11−15に記載の食品容器専用攪拌装置。
  17. また更に、前記円盤型照射手段の上面部が、冷やした食品容器の載置に対してGlass容器への水滴に配慮した凸凹シート板の設定により、くっ付きの少ないスムースな容器の取り出しに働きかけることを特徴とする、
    請求項1・11−16に記載の食品容器専用攪拌装置。
  18. 前記回転制御手段と前記円盤型照射手段とのセパレート方式が、容器内成分への同時負荷改質処理の終了後においては回転制御手段との速やかな切り離しを計らせ、照明付きコースターとして単独にて手元でも楽しめる自在性を付加することを特徴とする、
    請求項1に記載の食品容器専用攪拌装置。
  19. 前記固定載置機能を備えた円形回転板を有する回転制御手段の単独による容器内成分への調整処理に対する食品容器が、木・色ガラス・金属・樹脂・陶器等一切の不透明材質を問わずその使用を可能とさせることを特徴とする、
    請求項1に記載の食品容器専用攪拌装置。
JP2018114979A 2018-05-31 2018-05-31 食品容器専用攪拌装置。 Pending JP2019209077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018114979A JP2019209077A (ja) 2018-05-31 2018-05-31 食品容器専用攪拌装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018114979A JP2019209077A (ja) 2018-05-31 2018-05-31 食品容器専用攪拌装置。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019209077A true JP2019209077A (ja) 2019-12-12

Family

ID=68844364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018114979A Pending JP2019209077A (ja) 2018-05-31 2018-05-31 食品容器専用攪拌装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019209077A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021185907A (ja) * 2020-05-25 2021-12-13 一昭 溝口 飲食容器簡易電磁波転写装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021185907A (ja) * 2020-05-25 2021-12-13 一昭 溝口 飲食容器簡易電磁波転写装置
JP7216440B2 (ja) 2020-05-25 2023-02-01 一昭 溝口 飲食容器簡易電磁波転写装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Jeyakumari et al. Effect of fish oil encapsulates incorporation on the physico-chemical and sensory properties of cookies
JP2019209077A (ja) 食品容器専用攪拌装置。
JP2017504313A (ja) ピコリン酸第一鉄を含む食品組成物
WO2009069947A2 (en) Preparation method of cooked rice in aseptic packing system using embryo bud-containing rice
US20070098851A1 (en) Beverage and package for such beverage
JP7216440B2 (ja) 飲食容器簡易電磁波転写装置
Gubanenko et al. Spirulina as a protein ingredient in a sports nutrition drink
KR20190030342A (ko) 커피성분이 함유된 초코파이의 제조방법
US10806172B2 (en) Compaction system and methods for making food bars
US20150099038A1 (en) Enriched Coffee Creamer
CN111406855A (zh) 一种杨梅思慕雪水果泥饮料及其制备方法
JP3164466U (ja) アルコール飲料充填物
US12016476B1 (en) Glassware for making a multi-layer beverage, and a method of using the same
KR20130100248A (ko) 음료용 알갱이 분리 컵
CN2174851Y (zh) 多味多层球糖
JP3226926U (ja) 食用金箔付き飲料容器構造を有する容器
KR200177424Y1 (ko) 축하용 라이스 케이크의 구조
JP2001321122A (ja) 栄養調整食品とその製造装置
JP3218453U (ja) 具材の周囲を玄米で包んだ食品
KR20010068115A (ko) 면류의 제조방법
KR200312217Y1 (ko) 고형물 혼합 음료수 및 음료용기
JP2001128651A (ja) マルチカロチノイドを含有する飲料
Senesi Proposal of an intelligent packaging system for fresh-cut fruit products
UA116457C2 (uk) Склад десерту смузі "ранковий"
UA15103U (en) Coated cake cheese on marmalade

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180809