JP2019207833A - 照明用電源装置 - Google Patents
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Abstract
Description
照明用電源装置100は、調光器121、整流回路122、保持電流回路123、平滑回路124およびDC/DCコンバータ125を備え、交流電源110およびLEDモジュール130がその入力側および出力側に接続される。さらに、照明用電源装置100には、保持電流回路123に電圧検出・電流遮断回路126が付加される。
位相制御回路121bは、例えば交流電圧のゼロクロスを基準にした所定のタイミング(位相角)で一定の周期毎にトリガ信号を出力する。整流回路122は、ダイオードブリッジからなるもので、調光器121で位相制御された交流電圧を全波整流する。
その保持電流回路123の抵抗R2には、電圧検出・電流遮断回路126のトランジスタQ4が接続される。
そこで、特許文献1の従来技術として図2に記載されている保持電流回路のように、常時保持電流を流すことでTE型方式の調光器121の安定動作は可能となるが、スイッチング素子の損失が大きくなり、発熱などの問題が発生するため、実用的ではない。
図8は、従来回路のLE型方式の保持電流を説明する図である。図8に示す入力電圧は、整流回路122の出力電圧波形であり、入力電圧が所定の電圧以下であれば、保持電流が流れる。すなわち、調光器121がオンする入力電圧の立ち上がり時と入力電圧が所定の電圧以下になった時に保持電流が流れる。この保持電流により調光器のトライアックの誤動作が防止される。
保持電流制御部23を除く他の構成要素は、従来技術の回路をそのまま採用することができ、それらの構成要素の説明は、従来技術の回路の説明と重複するため省略する。
なお、フィルタ回路27は、従来技術の回路にはないが、調光後の交流電圧に重畳する高周波ノイズなどを除去する。
保持電流制御部23は、トライアック21aの導通または遮断状態を維持させるための保持電流を流し、保持電流回路23a、矩形波生成回路23bおよび保持電流調整回路23cにより構成される。
抵抗74の一端は、整流回路22のプラス側に接続され、その他端はスイッチング素子70のゲートに接続される。抵抗75の一端はスイッチング素子70のゲートに接続され、抵抗75の他端は整流回路22のマイナス側に接続される。スイッチング素子70のソースは整流回路22のマイナス側に接続される。
抵抗73の一端は、スイッチング素子70のドレインに、その他端はスイッチング素子70のソースに接続される。スイッチング素子70のドレイン(出力)は、保持電流調整回路23cと接続される。
ダイオード56のアノード側は、矩形波生成回路23bのスイッチング素子70(Q2)のドレインから出力される信号と接続され、ダイオード56のカソード側は、抵抗59の一端に接続される。
トランジスタ53のコレクタ(出力側)は、トランジスタ54(Q4)のベースに接続される。
この構成により、トランジスタ54と抵抗66との直列回路はスイッチング素子50とともに電流経路P1を形成し、スイッチング素子50がオン状態では、トランジスタ54に流れる電流(コレクタ−エミッタ間の電流路に流れる電流)は、その制御端子(ベース)への印加電圧に基づき制御され、保持電流として抵抗66を経由して流れる。
また、トランジスタ54のコレクタにはコンデンサ58の一端が接続され、その他端は抵抗67の一端と接続され、抵抗67の他端はGND側に接続される。
なお、このコンデンサ58および抵抗67は、本発明では保持電流調整回路23cの一部として説明しているが、保持電流回路23aのスイッチング素子50のソースに直接接続し、保持電流回路23aの回路の一部としてもよい。
図3は、矩形波生成回路23bの出力波形とTE型方式の保持電流波形を示す図である。
図3の横軸は時間であり、縦軸は電圧値または電流値である。図3には5つの波形が示されている。上から順に、整流回路22により整流された電圧(整流後電圧)、矩形波生成回路23bの出力波形(スイッチング素子70のドレイン電圧)、保持電流調整回路23cのトランジスタ53(Q3)のベース電圧(Q3Vbe)、トランジスタ53のコレクタ電圧(Q3Vce)、トランジスタ54のコレクタ電流(Q4Ic)である。
なお、整流後電圧波形は、TE型方式の場合で位相角が大の場合の一例である。
すなわち、整流後電圧が第2の閾値以下の場合、スイッチング素子70がオンして矩形波はハイレベル、整流後電圧が第2の閾値を超える場合はスイッチング素子70がオフして矩形波はローレベルとなる。
図3に示す整流後電圧波形の下側の波形が、整流後電圧に対応した矩形波生成回路の出力波形である。
矩形波生成回路23bで生成した矩形波状の出力電圧が立ち上がるかまたは立ち下がると、コンデンサ57および抵抗59〜62を組合せた時定数により、トランジスタ53のベース電圧が上昇しまたは下降する。ここでダイオード56は逆流防止用のダイオードである。
複数の抵抗59〜62とコンデンサ57の時定数により、矩形波状の出力電圧波形から変形された電圧波形が、トランジスタ53のベース電圧として入力される。ここで、抵抗61は電流制限抵抗、抵抗62は誤動作防止用抵抗である。
すなわち、矩形波がHIGH(ハイレベル)の期間は、トランジスタ54がオフし、トランジスタ54のコレクタ電流が流れない。一方で、矩形波がLOW(ローレベル)の期間は、トランジスタ54がオンし、トライアック21aにより交流入力が遮断される位相角が大きくなるにつれてトランジスタ54のコレクタ電流が増加する。トランジスタ54のコレクタ電流は調光器21のTE型方式の保持電流である。
図3の上から3〜5番目に、それらの波形の関係を示す。
上から順に、整流後電圧、抵抗67に流れるLE型方式の保持電流(IR20)、トランジスタ54のコレクタ電流(Q4Ic)およびトータル保持電流である。
図5は、本発明をLE型方式の調光器に適用した場合のトータル保持電流波形である。図5の横軸は時間であり、縦軸は電圧値または電流値である。上から順に、整流後電圧波形、抵抗67に流れる電流(IR20、LE型方式の保持電流)、トランジスタ54のコレクタ電流(Q4Ic)およびトータル保持電流である。
図5に示すコンデンサ58および抵抗67によるCR直列回路に流れる電流とトランジスタ54のコレクタ電流のトータル保持電流により、LE型方式の調光器におけるトライアックのオン時に必要な保持電流を流すことができる。
一方、トライアックを任意の位相角でオフさせても、整流後の回路の負荷状態によって整流後の電圧波形が急峻に立ち下がらない場合がある。整流後の電圧波形によりトライアックのオン期間を判定し、そのオン期間にあわせ出力電圧を制御する場合、急峻に下がらず緩やかに電圧が立ち下がると、オン期間の判定がトライアックのオン時間より長くなってしまうことがある。
Claims (6)
- 交流入力の任意の位相角で該交流入力を導通または遮断させるトライアックを有する位相制御方式の調光器と、
前記調光器により位相制御された交流入力電圧を整流する整流回路と、
前記トライアックの導通または遮断状態を維持させるための保持電流を流す保持電流制御部とを備えた照明用電源装置において、
前記保持電流制御部は、少なくとも互いに直列に接続された第1のスイッチング素子、第1の電流制御素子および第1の抵抗を含んで前記整流回路の出力側に接続して電流通路を形成し、前記第1のスイッチング素子をオンさせ、前記第1の電流制御素子に流れる電流を制御して前記保持電流を前記第1の抵抗を経由して流すように構成し、
前記トライアックにより前記交流入力が遮断される位相角が大きくなるにつれて前記第1の電流制御素子に流れる電流を増加させるように構成されたことを特徴とする照明用電源装置。 - 前記保持電流制御部は、
前記第1のスイッチング素子を有し、当該第1のスイッチング素子が前記整流回路の出力電圧に基づいてオン/オフ制御される保持電流回路と、
前記整流回路の出力電圧に基づいて矩形波状の出力波形を生成する矩形波生成回路と、
前記第1の電流制御素子を含み、前記矩形波生成回路の出力に基づき前記第1の電流制御素子に流れる電流を制御して前記保持電流を調整する保持電流調整回路で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の照明用電源装置。 - 前記保持電流回路は、前記整流回路の出力電圧が第1の閾値を超えると前記第1のスイッチング素子がオンして、前記電流通路に前記保持電流を流し、前記整流回路の出力電圧が前記第1の閾値以下に低下すると前記第1のスイッチング素子がオフして、前記保持電流を流さないように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の照明用電源装置。
- 前記矩形波生成回路は、第2のスイッチング素子を含み、前記整流回路の出力電圧を検出し、該検出した電圧が第2の閾値を超えると前記第2のスイッチング素子をオフし、前記検出した電圧が前記第2の閾値以下に低下すると前記第2のスイッチング素子をオンして前記矩形波状の出力波形を生成するように構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の照明用電源装置。
- 前記保持電流調整回路は、前記矩形波状の出力波形のハイレベルの期間は、前記第1の電流制御素子をオフさせ、前記矩形波状の出力波形のローレベルの期間は、前記第1の電流制御素子をオンさせ、前記トライアックにより前記交流入力が遮断される位相角が大きくなるにつれて前記第1の電流制御素子に流れる電流を増加させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の照明用電源装置。
- 前記保持電流調整回路は、第1のコンデンサと第2の抵抗を直列に接続し、前記第1のスイッチング素子に接続して前記電流通路とは別の他の電流通路を形成し、前記整流回路の出力電圧の立ち上がり時に、前記他の電流通路を介して前記保持電流が流れるようにしたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の照明用電源装置。
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JP2021078675A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
Citations (2)
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JP2011211132A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-20 | Minebea Co Ltd | Led駆動回路 |
JP2017521840A (ja) * | 2014-07-23 | 2017-08-03 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | Ledドライバ回路、led回路、及び駆動方法 |
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