JP2019206845A - 収納ユニット及び収納ユニットの組み立て方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記のような点に着目したもので、施工工程を減少させることが可能な、収納ユニット及び収納ユニットの組み立て方法を提供することを目的としている。
また、本発明の一態様は、建築物の収納スペースに配置される収納ユニットの組み立て方法であって、スペーサー取付工程と、背板取付工程を含む。スペーサー取付工程では、厚さ方向に沿って間隔を空けて互いに対向する一対の側板と、一対の側板に取り付けられてそれら一対の側板と共に鉛直方向から見てコの字形を形成する背板とを、鉛直方向で側板及び背板の下方に配置したスペーサーに取り付ける。背板取付工程では、スペーサー取付工程でスペーサーに取り付けた側板に、スペーサー取付工程でスペーサーに取り付けた背板を取り付ける。
これにより、施工工程を減少させることが可能な、収納ユニット及び収納ユニットの組み立て方法を提供することが可能となる。
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(収納ユニット)
図1を参照して、収納ユニット1の構成について説明する。
収納ユニット1は、建築物(家屋等)の収納スペース(押入れやクローゼット等)に配置されるユニットである。
第一実施形態では、一例として、収納ユニット1を、クローゼットの内部に配置する場合について説明する。また、第一実施形態では、一例として、収納ユニット1を収納スペースに配置した後に、収納スペースの床を施工する場合について説明する。
また、図1中に表すように、収納ユニット1は、一対の側板2a,2bと、背板4と、スペーサー6と、天板8と、棚板10を備えている。
側板2は、長方形に形成された板状の部材である。なお、側板2は、例えば、木材を用いて形成する。
一対の側板2a,2bは、共に、中空部分を有するフラッシュ構造で形成されている。
また、一対の側板2a,2bは、短辺を鉛直方向の上方及び下方へ向けるとともに、厚さ方向(側板2a及び側板2bの厚さ方向)に沿って、間隔を空けて互いに対向している。
また、一対の側板2a,2bは、共に、スペーサー6に取り付けられている。
一対の側板2a,2bのスペーサー6への取り付けには、例えば、雄ねじを有する第一固定部品(図示せず)を用いる。第一実施形態では、一例として、第一固定部品を、ボルトを用いて形成した場合について説明する。
側板2aの側板2bと対向する面と、側板2bの側板2aと対向する面には、それぞれ、木目調等の絵柄が形成された化粧紙(図示せず)が貼り付けられている。
側板2a及び側板2bの長辺のうち、鉛直方向の上方に配置した長辺には、上方へ突出する第一ダボ12が取り付けられている。
第一ダボ12は、例えば、木材を用いて、円柱状に形成されている。
背板4は、第一背板4aと、第二背板4bと、第三背板4cから形成されており、長方形に形成された板状の部材である。なお、背板4は、例えば、木材を用いて形成する。
また、第一背板4aと、第二背板4bと、第三背板4cは、一対の側板2a,2bと同様、中空部分を有するフラッシュ構造で形成されている。
第一背板4aは、鉛直方向で第二背板4bの下方に配置されており、長辺を鉛直方向の上方及び下方へ向けた状態で、一対の側板2a,2bの長辺と、スペーサー6に取り付けられている。
第一背板4aの側板2a,2bへの取り付けには、例えば、ビスを用いる。また、第一背板4aのスペーサー6への取り付けには、例えば、第一固定部品(図示せず)を用いる。
第二背板4bの側板2a,2bへの取り付けには、例えば、ビスを用いる。
なお、第一背板4aと第二背板4bが連続する部分には、第一背板4a及び第二背板4bの両方に、例えば、ビスを用いて、第一補強桟(図示せず)が取り付けられている。
第一実施形態では、第一背板4aと第二背板4bが連続する部分に第一補強桟が取り付けられている構成を説明するが、例えば、第一補強桟を用いずに、第一背板4aと第二背板4bとをビス等によって構成する構成としてもよい。
第一補強桟の側板2a,2bへの取り付けには、例えば、ビスを用いる。また、第一補強桟は、第一補強桟に取り付けられた第二ダボ(図示せず)によって、側板2a,2bに支持される。
第三背板4cは、鉛直方向で第二背板4bの上方に配置されており、長辺を鉛直方向の上方及び下方へ向けた状態で、一対の側板2a,2bの長辺に取り付けられている。
第三背板4cの側板2a,2bへの取り付けには、例えば、ビスを用いる。
なお、第二背板4bと第三背板4cが連続する部分には、第二背板4b及び第三背板4cの両方に、例えば、ビスを用いて、第二補強桟(図示せず)が取り付けられている。
第二補強桟の側板2a,2bへの取り付けには、例えば、ビスを用いる。また、第二補強桟は、第二補強桟に取り付けられた第三ダボ(図示せず)によって、側板2a,2bに支持される。
以上により、第一背板4aと、第二背板4bと、第三背板4cは、全て、一対の側板2a,2bの長辺に取り付けられており、それら一対の側板2a,2bと共に、鉛直方向から見てコの字形を形成している。
また、第一背板4a、第二背板4b及び第三背板4cの、一対の側板2a,2bの間に形成される空間と対向する面には、それぞれ、側板2a,2bと同様、化粧紙(図示せず)が貼り付けられている。
スペーサー6は、第一スペーサー6aと、第二スペーサー6bと、第三スペーサー6cから形成されており、長方形に形成された板状の部材である。なお、スペーサー6は、例えば、木材、樹脂、金属等を用いて形成する。
第一スペーサー6aは、鉛直方向で側板2aの下方に配置されており、側板2aが取り付けられている。また、第一スペーサー6aは、例えば、ビスを用いて、収納スペースに固定される。
第二スペーサー6bは、鉛直方向で側板2bの下方に配置されており、側板2bが取り付けられている。また、第二スペーサー6bは、例えば、ビスを用いて、収納スペースに固定される。
したがって、スペーサー6は、一対の側板2a,2bと、背板4が取り付けられており、一対の側板2a,2b及び背板4と同様、鉛直方向から見てコの字形に形成されている。
また、第一スペーサー6aと、第二スペーサー6bと、第三スペーサー6cに囲まれた長方形の領域は、収納ユニット1を収納スペースに配置した後に、収納スペースの床が施工される領域となる。
第一スペーサー6aは、厚さ方向を鉛直方向へ向けるとともに、長辺の長さ方向を側板2aの短辺の長さ方向と平行に向けた状態で、側板2aのうち、鉛直方向で下方に配置した側の短辺が取り付けられている。
第一スペーサー6aの側板2aと対向する面には、第一固定部品が有する雄ねじと組み合わせる雌ねじを有する第二固定部品(図示せず)が、雌ねじを露出した状態で埋め込まれている。第一実施形態では、一例として、第二固定部品を、鬼目ナット(登録商標)を用いて形成した場合について説明する。これに加え、第一実施形態では、第一スペーサー6aの側板2aと対向する面に、二つの第二固定部品が間隔を空けて埋め込まれている場合について説明する。
第一スペーサー6aの短辺の長さは、側板2aの厚さよりも大きい。したがって、第一スペーサー6aに側板2aを取り付けた状態では、鉛直方向から見て、第一スペーサー6aの面積が側板2aの面積よりも大きい。
第一スペーサー6aの厚さは、収納スペースの床を形成する床材の厚さよりも薄い。
第二スペーサー6bは、厚さ方向を鉛直方向へ向けるとともに、長辺の長さ方向を側板2bの短辺の長さ方向と平行に向けた状態で、側板2bのうち、鉛直方向で下方に配置した側の短辺が取り付けられている。
第二スペーサー6bの側板2bと対向する面には、第一スペーサー6aと同様、二つの第二固定部品(図示せず)が間隔を空けて埋め込まれている。
第二スペーサー6bの第二固定部品を配置する位置は、第二スペーサー6bに側板2bを取り付けた状態で、第二スペーサー6bの第一スペーサー6aと対向する面と、側板2bの側板2aと対向する面とが、鉛直方向から見て面一となる位置に設定する。
第二スペーサー6bの短辺の長さは、側板2bの厚さよりも大きい。したがって、第二スペーサー6bに側板2bを取り付けた状態では、鉛直方向から見て、第二スペーサー6bの面積が側板2bの面積よりも大きい。
第二スペーサー6bの厚さは、第一スペーサー6aと同様、収納スペースの床を形成する床材の厚さよりも薄い。
第三スペーサー6cは、厚さ方向を鉛直方向へ向けるとともに、長辺の長さ方向を第一背板4aの長辺の長さ方向と平行に向けた状態で、第一背板4aのうち、鉛直方向で下方に配置した側の長辺が取り付けられている。
また、第三スペーサー6cの一方の長辺は、側板2a及び側板2bの一方の短辺と対向している。
第三スペーサー6cの第一背板4aと対向する面には、三つの第二固定部品(図示せず)が等間隔に配置されて埋め込まれている。
第三スペーサー6cの第二固定部品を配置する位置は、第三スペーサー6cに第一背板4aを取り付けた状態で、第三スペーサー6cの側板2a及び側板2bと対向する面と、第一背板4aの第一スペーサー6a及び第二スペーサー6bと対向する面とが、鉛直方向から見て面一となる位置に設定する。
第三スペーサー6cの厚さは、第一スペーサー6aと同様、収納スペースの床を形成する床材の厚さよりも薄い。
以上により、スペーサー6には、雄ねじを有する第一固定部品と、第一固定部品が有する雄ねじと組み合わせる雌ねじを有する第二固定部品を用いて、側板2及び背板4が取り付けられている。また、第二固定部品は、雌ねじを露出した状態でスペーサー6の内部に配置されている。
天板8は、棚板10よりも短辺及び長辺の長さが長い長方形に形成された、板状の部材である。なお、天板8は、例えば、木材を用いて形成する。
また、天板8は、一対の側板2a,2bと同様、中空部分を有するフラッシュ構造で形成されている。
天板8のうち、一対の側板2a,2bと対向する位置には、第一ダボ12を挿入可能な凹部(図示せず)が形成されている。
また、天板8は、側板2aのうち、第一スペーサー6aと対向する長辺と反対側の長辺と、側板2bのうち、第二スペーサー6bと対向する長辺と反対側の長辺に鉛直方向の下方から支持された状態で、一対の側板2a,2bに取り付けられている。これに加え、天板8は、一方の長辺が第三背板4cに接触した状態で、第三背板4cに取り付けられている。
第一ダボ12を天板8に形成されている凹部に挿入することで、一対の側板2a,2b及び背板4に対する天板8の、鉛直方向から見た左右及び前後の位置を、容易に決めることが可能となる。
したがって、天板8は、スペーサー6よりも鉛直方向の上方に配置され、且つ一対の側板2a,2bに取り付けられる。
天板8の鉛直方向で下側の面には、側板2a,2bと同様、木目調等の絵柄が形成された化粧紙(図示せず)が貼り付けられている。
棚板10は、第一棚板10aと、第二棚板10bから形成されており、長方形に形成された板状の部材である。なお、棚板10は、例えば、木材を用いて形成する。
また、第一棚板10aと、第二棚板10bは、一対の側板2a,2bと同様、中空部分を有するフラッシュ構造で形成されている。
第一棚板10aは、一方の短辺を側板2aに取り付けるとともに、他方の短辺を側板2bに取り付けた状態で、一方の長辺が第二背板4bに接触している。これに加え、第一棚板10aは、第一補強桟によって鉛直方向の下方から支持された状態で、第一補強桟に取り付けられている。また、第一棚板10aは、側板2a及び側板2bに取り付けられた棚受け部品(図示せず)によって、鉛直方向の下方から支持されている。
第一棚板10aの側板2a及び側板2bへの取り付けと、第一補強桟への取り付けには、例えば、ビスを用いる。
第一棚板10aの鉛直方向で上側の面には、側板2a,2bと同様、木目調等の絵柄が形成された化粧紙(図示せず)が貼り付けられている。
第二棚板10bは、一方の短辺を側板2aに取り付けるとともに、他方の短辺を側板2bに取り付けた状態で、一方の長辺が第三背板4cに接触している。これに加え、第二棚板10bは、第二補強桟によって鉛直方向の下方から支持された状態で、第二補強桟に取り付けられている。また、第二棚板10bは、側板2a及び側板2bに取り付けられた棚受け部品(図示せず)によって、鉛直方向の下方から支持されている。
第二棚板10bの側板2a及び側板2bへの取り付けと、第二補強桟への取り付けには、例えば、ビスを用いる。
第二棚板10bの鉛直方向で上側の面には、側板2a,2bと同様、木目調等の絵柄が形成された化粧紙(図示せず)が貼り付けられている。
したがって、棚板10は、一対の側板2a,2bの間に配置されている。これに加え、棚板10の厚さ方向は、側板2の厚さ方向から見て、背板4の厚さ方向と直交する。また、第二棚板10bは、第一棚板10aよりも鉛直方向の上方に配置されている。
以下、図1を参照しつつ、図2から図11を用いて、収納ユニット1の組み立て方法を説明する。
収納ユニット1の組み立て方法は、建築物の収納スペースに配置される収納ユニット1を組み立てる方法であり、スペーサー取付工程と、背板取付工程と、天板取付工程と、棚板取付工程と、を含む。
スペーサー取付工程では、まず、図2中に表すように、第三スペーサー6cに第一背板4aを取り付ける。
第三スペーサー6cに第一背板4aを取り付ける際には、図3中に表すように、第一背板4aの長辺を貫通させた第一固定部品14の雄ねじを、第三スペーサー6cに埋め込まれている第二固定部品16の雌ねじと組み合わせる。
上述したように、第三スペーサー6cに第一背板4aを取り付けた状態では、鉛直方向から見て、第三スペーサー6cの面積が第一背板4aの面積よりも大きい。このため、第三スペーサー6cに第一背板4aを取り付けた状態では、作業員等の支持を必要とせずに、第一背板4aを自立させることが可能になり、作業効率を向上させることが可能となる。
第一スペーサー6aに側板2aを取り付ける際には、図5中に表すように、側板2aの長辺を貫通させた第一固定部品14の雄ねじを、第一スペーサー6aに埋め込まれている第二固定部品16の雌ねじと組み合わせる。なお、図示を省略するが、第二スペーサー6bに側板2bを取り付ける際には、側板2bの長辺を貫通させた第一固定部品14の雄ねじを、第二スペーサー6bに埋め込まれている第二固定部品16の雌ねじと組み合わせる。
したがって、スペーサー取付工程は、一対の側板2a,2bと背板4(第一背板4a)とを、鉛直方向で側板2及び背板4(第一背板4a)の下方に配置したスペーサー6に取り付ける工程である。
背板取付工程では、まず、図4中に表すように、ビス18を用いて、第一背板4aを、側板2a,2bへ取り付ける。
第一背板4aを側板2a,2bへ取り付けた後、図6中に表すように、ビス18を用いて、第一補強桟20aを、側板2a及び側板2bと、第一背板4aに取り付ける。
次に、図7中に表すように、ビス18を用いて、第二背板4bを、側板2a,2bと、第一補強桟20aへ取り付ける。
第二背板4bを側板2a,2bと第一補強桟20aへ取り付けた後、図8中に表すように、ビス18を用いて、第二補強桟20bを、側板2a及び側板2bと、第二背板4bに取り付ける。
その後、図9中に表すように、ビス18を用いて、第三背板4cを、側板2a,2bと、第二補強桟20bへ取り付ける。
したがって、背板取付工程は、スペーサー取付工程でスペーサー6に取り付けた側板2a,2bに、スペーサー取付工程でスペーサー6に取り付けた背板4(第一背板4a)を取り付ける工程である。
天板取付工程では、天板8に形成されている凹部に第一ダボ12を挿入した状態で、図10中に表すように、ビス18を用いて、天板8を、側板2a及び側板2bと、第三背板4cに取り付ける。なお、図10中では、天板8を側板2a及び側板2bに取り付けるための用いるビスの図示を省略している。
棚板取付工程では、図11中に表すように、ビス18を用いて、第一棚板10aを、側板2a及び側板2bと、第一補強桟20aに取り付けるとともに、第二棚板10bを、側板2a及び側板2bと、第二補強桟20bに取り付ける。
なお、上述した第一実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第一実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
第一実施形態の収納ユニット1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)厚さ方向に沿って間隔を空けて互いに対向する一対の側板2a,2bと、一対の側板2a,2bに取り付けられて、それら一対の側板2a,2bと共に鉛直方向から見てコの字形を形成する背板4を備える。これに加え、鉛直方向で側板2及び背板4の下方に配置され、且つ側板2及び背板4が取り付けられるスペーサー6を備える。
このため、完成させた収納ユニット1を収納スペースに配置することで、下地貼り等の作業を必要とせずに、収納スペースの構成を変更することが可能となる。
その結果、施工工程を減少させることが可能な、収納ユニット1を提供することが可能となる。また、フローリング等の床を施工する前に、収納ユニット1の組立と設置を行なうことで、床の損傷を防止することが可能となる。さらに、収納ユニット1の組立と設置を行なう作業員の増加を抑制することが可能となる。
その結果、スペーサー6に囲まれた長方形の領域を、収納ユニット1を収納スペースに配置した後に、収納スペースの床が施工される領域とすることが可能となる。
(3)スペーサー6よりも鉛直方向の上方に配置され、且つ一対の側板2a,2bに取り付けられる天板8を備える。
その結果、天板8により、収納スペースの天井面を形成することが可能となり、収納スペースの天井の下地貼りを行う工程を省略することが可能となる。
(4)一対の側板2a,2bの間に配置され、且つ厚さ方向が側板2の厚さ方向から見て背板4の厚さ方向と直交する棚板10を備える。
その結果、収納スペースに棚を取り付ける工程を省略することが可能となる。
その結果、側板2及び背板4の位置出しを容易に行うことが可能となる。これに加え、側板2及び背板4を自立させることで、作業効率を向上させることが可能となる。
その結果、収納ユニット1を収納スペースに配置した後に、収納スペースの床を施工すると、スペーサー6と側板2との継ぎ目と、スペーサー6と背板4との継ぎ目を床によって隠すことが可能となり、外観を向上させることが可能となる。
また、第一実施形態の収納ユニット1の組み立て方法であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
このため、完成させた収納ユニット1を収納スペースに配置することで、下地貼り等の作業を必要とせずに、収納スペースの構成を変更することが可能となる。
その結果、施工工程を減少させることが可能な、収納ユニット1の組み立て方法を提供することが可能となる。また、フローリング等の床を施工する前に、収納ユニット1の組立と設置を行なうことで、床の損傷を防止することが可能となる。さらに、収納ユニット1の組立と設置を行なう作業員の増加を抑制することが可能となる。
(1)第一実施形態では、スペーサー6の構成を、鉛直方向から見てコの字形に形成されている構成としたが、これに限定するものではない。
すなわち、例えば、図12中に表すように、スペーサー6の構成を、厚さ方向が鉛直方向と平行な平板状に形成され、且つ鉛直方向から見て一対の側板2a,2bの間に配置されている構成としてもよい。
この場合、スペーサー6により、収納スペースの床面を形成することが可能となり、収納スペースの床を施工する工程を省略することが可能となる。
すなわち、収納ユニット1の構成を、例えば、図13中に表すように、側板2と、背板4と、スペーサー6と、天板8と、一つの棚板10と、ハンガーパイプ22を備える構成としてもよい。
また、収納ユニット1の構成を、例えば、図14中に表すように、側板2と、背板4と、スペーサー6と、天板8と、二つの棚板10(第一棚板10a、第二棚板10b)と、仕切り板24と、ブラケット26を備える構成としてもよい。
すなわち、収納ユニット1の構成を、例えば、図15中に表すように、スペーサー6(第三スペーサー6c)が備える溝部28に、背板4(第一背板4a)が備える凸部30を差し込むことで、スペーサー6に背板4を取り付ける構成としてもよい。
また、背板4以外にも、側板2の下部に凸部を形成し、側板2に形成した凸部をスペーサー6が備える溝部28に差し込むことで、スペーサー6に側板2を取り付ける構成としてもよい。
なお、溝部28は、スペーサー6のうち、鉛直方向で背板4の下方となる位置に配置されており、スペーサー6の長手方向に沿って延びる凹状溝である。また、凸部30は、背板4のうち、スペーサー6と対向する面から突出している。
Claims (8)
- 建築物の収納スペースに配置される収納ユニットであって、
厚さ方向に沿って間隔を空けて互いに対向する一対の側板と、
前記一対の側板に取り付けられてそれら前記一対の側板と共に鉛直方向から見てコの字形を形成する背板と、
前記鉛直方向で前記側板及び前記背板の下方に配置され、且つ前記側板及び前記背板が取り付けられるスペーサーと、を備えることを特徴とする収納ユニット。 - 前記スペーサーは、前記鉛直方向から見てコの字形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載した収納ユニット。
- 前記スペーサーは、厚さ方向が前記鉛直方向と平行な平板状に形成され、且つ前記鉛直方向から見て前記一対の側板の間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載した収納ユニット。
- 前記スペーサーよりも前記鉛直方向の上方に配置され、且つ前記一対の側板に取り付けられる天板を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載した収納ユニット。
- 前記一対の側板の間に配置され、且つ厚さ方向が前記側板の厚さ方向から見て前記背板の厚さ方向と直交する棚板を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載した収納ユニット。
- 前記スペーサーには、雄ねじを有する第一固定部品と、前記第一固定部品が有する雄ねじと組み合わせる雌ねじを有する第二固定部品と、を用いて前記側板及び前記背板が取り付けられ、
前記第二固定部品は、前記雌ねじを露出した状態で前記スペーサーの内部に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載した収納ユニット。 - 前記スペーサーは、前記鉛直方向で前記背板の下方となる位置に配置された溝部を備え、
前記背板は、前記溝部に差し込むことが可能な凸部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載した収納ユニット。 - 建築物の収納スペースに配置される収納ユニットの組み立て方法であって、
厚さ方向に沿って間隔を空けて互いに対向する一対の側板と、前記一対の側板に取り付けられてそれら前記一対の側板と共に鉛直方向から見てコの字形を形成する背板と、を、前記鉛直方向で前記側板及び前記背板の下方に配置したスペーサーに取り付けるスペーサー取付工程と、
前記スペーサー取付工程で前記スペーサーに取り付けた前記側板に、前記スペーサー取付工程で前記スペーサーに取り付けた前記背板を取り付ける背板取付工程と、を含むことを特徴とする収納ユニットの組み立て方法。
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