JP2019205368A - カッターコードおよび作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】カッターコードが回転する際の騒音を抑制することが可能な技術を提供する。【解決手段】本明細書はカッターコードを開示する。前記カッターコードは、前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッターコードの外周面に、溝が形成されていてもよい。前記溝の長手方向は、前記カッターコードの前記中心線に直交する面に対して交差していてもよい。【選択図】図6

Description

本明細書で開示する技術は、カッターコードおよび作業機に関する。
特許文献1には、カッターコードが開示されている。前記カッターコードは、前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有している。
米国特許第5761816号明細書
カッターコードが扁平な断面形状を有している場合、カッターコードが回転する際の空気抵抗を低減することができ、カッターコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができる。また、カッターコードが扁平な断面形状を有している場合、カッターコードが回転する際の風切り音が小さくなるので、騒音を抑制することができる。
しかしながら、カッターコードが扁平な断面形状を有する場合、カッターコードが回転する際に、カッターコードの上下面の空気の流れに起因して、カッターコードに上下方向の揚力が作用する。このため、フラッタによりカッターコードが上下方向に振動して、騒音を生じるおそれがある。
本明細書では、カッターコードが回転する際の騒音を抑制することが可能な技術を提供する。
本明細書はカッターコードを開示する。前記カッターコードは、前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッターコードの外周面に、溝が形成されていてもよい。前記溝の長手方向は、前記カッターコードの前記中心線に直交する面に対して交差していてもよい。
本明細書は、作業機も開示する。前記作業機は、カッターコードと、前記カッターコードを回転させる原動機を備えていてもよい。前記カッターコードは、前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッターコードの外周面に、溝が形成されていてもよい。前記溝の長手方向は、前記カッターコードの前記中心線に直交する面に対して交差していてもよい。
上記のカッターコードや、上記の作業機によれば、カッターコードが扁平な断面形状を有しているので、カッターコードが回転する際の空気抵抗を低減することができ、カッターコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができる。また、カッターコードが扁平な断面形状を有していると、カッターコードが回転する際の風切り音が小さくなるので、騒音を抑制することができる。
カッターコードが扁平な断面形状を有する場合、カッターコードが回転する際に、カッターコードの上下面の空気の流れに起因して、カッターコードに上下方向の揚力が作用する。このため、フラッタによりカッターコードが上下方向に振動して、騒音を生じるおそれがある。上記の構成では、カッターコードの表面に溝が形成されているので、カッターコードが回転する際に、カッターコードの上下面の空気の流れが剥離するので、カッターコードに上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
また、上記の構成では、溝の長手方向が、カッターコードの中心線に直交する面に対して交差しているので、カッターコードの中心線が伸びる方向に関して、広範囲にわたって、カッターコードに上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
実施例の刈払機10の全体を示す図である。 実施例の刈払機10の操作棹12の前端12aを斜め上方から見た図である。 実施例の刈払機10の操作棹12の前端12aを斜め下方から見た図である。 図1のIV−IV線における断面図である。 実施例の刈払機10の操作棹12の前端12aのモータハウジング30の内部を示す図である。 実施例のカッターコード60を斜め上方から見た図である。 実施例のカッターコード60の断面図である。 変形例のカッターコード60を斜め上方から見た図である。 別の変形例のカッターコード60を斜め上方から見た図である。 さらに別の変形例のカッターコード60を斜め上方から見た図である。 さらに別の変形例のカッターコード60を斜め上方から見た図である。 さらに別の変形例のカッターコード60の断面図である。 さらに別の変形例のカッターコード60の断面図である。
1つまたはそれ以上の実施形態において、カッターコードは、前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッターコードの外周面に、溝が形成されていてもよい。前記溝の長手方向は、前記カッターコードの前記中心線に直交する面に対して交差していてもよい。
1つまたはそれ以上の実施形態において、作業機は、カッターコードと、前記カッターコードを回転させる原動機を備えていてもよい。前記カッターコードは、前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッターコードの外周面に、溝が形成されていてもよい。前記溝の長手方向は、前記カッターコードの前記中心線に直交する面に対して交差していてもよい。
上記のカッターコードや、上記の作業機によれば、カッターコードが扁平な断面形状を有しているので、カッターコードが回転する際の空気抵抗を低減することができ、カッターコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができる。また、カッターコードが扁平な断面形状を有していると、カッターコードが回転する際の風切り音が小さくなるので、騒音を抑制することができる。
カッターコードが扁平な断面形状を有する場合、カッターコードが回転する際に、カッターコードの上下面の空気の流れに起因して、カッターコードに上下方向の揚力が作用する。このため、フラッタによりカッターコードが上下方向に振動して、騒音を生じるおそれがある。上記の構成では、カッターコードの表面に溝が形成されているので、カッターコードが回転する際に、カッターコードの上下面の空気の流れが剥離するので、カッターコードに上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
また、上記の構成では、溝の長手方向が、カッターコードの中心線に直交する面に対して交差しているので、カッターコードの中心線が伸びる方向に関して、広範囲にわたって、カッターコードに上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記カッターコードの前記中心線に直交する面で見た時に、前記溝の寸法は、前記カッターコードの前記前後方向の寸法および前記上下方向の寸法の25%以下であってもよい。
カッターコードの寸法に対する溝の寸法が大きくなると、それだけカッターコードの強度が低下し、カッターコードの寿命が短くなる。上記の構成によれば、カッターコードの強度をそれほど低下させることなく、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記カッターコードの前記中心線が伸びる方向に関して、50%以上の領域に、前記溝が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、カッターコードの中心線が伸びる方向に関して、広範囲にわたって、カッターコードに上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記カッターコードの任意の位置において、前記カッターコードの前記中心線に直交する面で見た時に、前記溝が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、カッターコードの中心線が伸びる方向に関して、全範囲にわたって、カッターコードに上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記カッターコードの前記中心線に直交する面で見た時に、前記溝の少なくとも一部の前記カッターコードの前記中心線からの上下方向の距離が、前記カッターコードの前記中心線から前記カッターコードの上下方向の端部までの距離の40%から90%の範囲内にあってもよい。
上記の構成によれば、カッターコードの上下面の空気の流れをより剥離しやすくすることができ、カッターコードに上下方向の揚力が作用することを効果的に抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコードの上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記原動機はモータであってもよい。
一般的に、エンジンを原動機とする作業機では、エンジンからの騒音が大きいので、カッターコードからの騒音は作業機の静粛性にそれほど影響しない。しかしながら、モータを原動機とする作業機では、モータからの騒音はそれほど大きくないので、カッターコードからの騒音が作業機の静粛性に大きな影響を及ぼす。上記の構成によれば、カッターコードからの騒音を効果的に抑制することができるので、作業機の静粛性をより高めることができる。
(実施例)
実施例の刈払機10について図面を参照しながら説明する。刈払機10は、園芸用の動力工具であり、草木を刈り払うために用いられる。図1に示すように、刈払機10は、操作棹12を備えている。操作棹12の後端12bには、ハンドル14及びグリップ16が設けられている。通常、ユーザは、ハンドル14とグリップ16をそれぞれ把持して、刈払機10を使用する。グリップ16には、起動スイッチであるトリガスイッチ18が設けられている。また、グリップ16の下方には、バッテリパック22を着脱可能に受け入れるバッテリ取付部20が設けられている。本実施例の刈払機10は、再充電可能なバッテリパック22を電源とするコードレスタイプのものである。
図1、図2、図3に示すように、操作棹12の前端12aには、モータハウジング30が設けられている。モータハウジング30は、関節機構32を介して操作棹12に接続されており、操作棹12に対して揺動可能となっている。関節機構32には、ロックオフボタン34が設けられている。ロックオフボタン34を押すと関節機構32は揺動可能となり、ロックオフボタン34を戻すと関節機構32は固定される。
モータハウジング30の下部には、コードホルダ50が設けられている。コードホルダ50は、回転可能に支持されており、モータハウジング30内のモータ40(図5参照)によって回転駆動される。コードホルダ50は、紐状のカッターコード60を保持している。カッターコード60の先端は、コードホルダ50から引き出されており、コードホルダ50と共に回転する。本実施例の刈払機10は、刈刃として紐状のカッターコード60を使用し、高速で周回するカッターコード60によって草木を切断する。
コードホルダ50には、コード送出ボタン52が設けられている。コード送出ボタン52は、下方に向けて突出している。コード送出ボタン52が押されると、コードホルダ50からカッターコード60が送り出される。
操作棹12の前端12aには、上部カバー64が設けられている。本実施例の上部カバー64は、モータハウジング30に取り付けられている。ただし、上部カバー64は、操作棹12へ直接取り付けられるものであってもよい。上部カバー64は、カッターコード60が周回する範囲を、上方及び側方から覆う。上部カバー64は、平面視したときに概して扇形状を有しており、カッターコード60が周回する範囲の一部(ユーザ側の部分)にのみ設けられている。上部カバー64は、カッターコード60とユーザとの間に位置し、草木や石といった物体がユーザに向けて飛散することを防止する。
操作棹12の前端12aには、下部カバー70が設けられている。下部カバー70は、円板状のカバー本体72と、カバー本体72の外周縁72aに設けられた二つの支持部74a、74bを有している。下部カバー70は、金属材料で形成されており、金属板を曲げ加工して製作されている。下部カバー70の二つの支持部74a、74bは、上部カバー64に固定されている。下部カバー70のカバー本体72は、コードホルダ50から伸びるカッターコード60の下方に位置し、カッターコード60が周回する範囲を下方から覆う。カバー本体72の直径は、コードホルダ50から伸びるカッターコード60が周回する範囲の直径よりも小さい。それにより、カバー本体72は、カッターコード60の根元部分のみを覆い、カッターコード60の先端部分は下方から見て露出している。なお、本実施例では下部カバー70を上部カバー64に固定しているが、下部カバー70は例えばベアリングを介してコードホルダ50に取り付ける構造とすることもできる。
カバー本体72には、開口部76が形成されている。開口部76は、カバー本体72の中心に形成されており、コードホルダ50及びコード送出ボタン52を下方に露出させている。コード送出ボタン52は、開口部76を通ってカバー本体72よりも下方に突出している。それにより、下部カバー70を取り付けたままでも、コード送出ボタン52を地面に押し当てて、コードホルダ50からカッターコード60を送り出すことができる。
図2、図3に示すように、下部カバー70には、トリムカッター80が一体に設けられている。トリムカッター80は、下部カバー70の支持部74aのエッジに形成されている。トリムカッター80は、コードホルダ50から余分に送り出されたカッターコード60の先端を切断し、コードホルダ50から伸びるカッターコード60を適切な長さにトリムする。
トリムカッター80の近傍には、反射壁66が形成されている。反射壁66は、トリムカッター80の外側(反コードホルダ50側)に位置しており、トリムカッター80によって切断されたカッターコード60の切断片を、反ユーザ側に向けて反射する。本実施例の刈払機10では、反射壁66が上部カバー64の内側に配置されている。この構成によると、カッターコード60の切断片を、反射壁66だけでなく、上部カバー64の内面64aによっても反射することができる。それにより、カッターコード60の切断片がユーザに向けて飛散することを、より確実に防止することができる。また、反射壁66が外部の物体に接触して破損するようなことも防止される。
次に、図4、図5を参照して、モータハウジング30の内部構造について説明する。モータハウジング30は、刈払機10の原動機であるモータ40を収容している。モータ40は、バッテリパック22(図1参照)へ電気的に接続されており、バッテリパック22から供給される電力によって動作する。加えて、モータハウジング30には、モータ40に固定されたピニオンギア42と、ピニオンギア42に係合している従動ギア44と、従動ギア44が固定されたスピンドル46が収容されている。スピンドル46は、モータハウジング30に対して回転可能に支持されている。従動ギア44の下端には、コードホルダ50が固定されている。以上の構成により、コードホルダ50は、モータ40と機械的に接続されており、モータ40によって回転駆動される。
図5を参照して、関節機構32の内部構造について説明する。関節機構32のロックオフボタン34は、フランジ部36を有している。フランジ部36は、概して六角形の外形形状を有しており、ロックオフボタン34は、操作棹12に対して回転不能に支持されている。ロックオフボタン34のフランジ部36には、周方向に配列された複数のリブ38が形成されている。当該リブ38に対応して、モータハウジング30の内面にも複数のリブが形成されている(図示省略)。通常、ロックオフボタン34は、モータハウジング30に向けて付勢されており、ロックオフボタン34のリブ38がモータハウジング30のリブに係合している。この場合、モータハウジング30は、操作棹12に対して揺動することが禁止される。一方、ロックオフボタン34が押されると、上述したリブ38の係合が解除され、モータハウジング30は、操作棹12に対して揺動することが許容される。ロックオフボタン34は、関節機構32の回転軸上に配置されているので、ユーザはロックオフボタン34が押しながらモータハウジング30の角度を調整しやすい。
関節機構32にはさらに、ラバーピン39が設けられている。ラバーピン39は、ゴム材料で形成されたピン部材である。ラバーピン39は、モータハウジング30に固定されているとともに、相対的に揺動する操作棹12の前端12aに接触している。ユーザが操作棹12に対してモータハウジング30を揺動させると、ラバーピン39が操作棹12の前端12aに対して摺動し、適度な摩擦力を発生させる。その結果、ユーザは適度な手応えを受けることになり、モータハウジング30の角度を調整しやすい。
図4を参照して、コードホルダ50の内部構造について説明する。コードホルダ50は、スプール54を収容している。スプール54には、カッターコード60が巻かれている。スプール54には、前述したコード送出ボタン52が固定されている。コード送出ボタン52及びスプール54は、スプリング58によって下方に付勢されており、通常はコードホルダ50に対して回転不能となっている。コードホルダ50が回転する状態で、コード送出ボタン52が押されると、コードホルダ50からスプール54が離間し、コードホルダ50に対してスプール54が回転可能となる。このとき、コードホルダ50から伸びるカッターコード60に作用する遠心力により、スプール54に巻かれたカッターコード60が送出される。
図6,図7を参照して、カッターコード60の構造について説明する。なお、以下の説明では、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPにおいて、カッターコード60が回転する方向、すなわちカッターコード60が回転する際にカッターコード60が移動する方向を前方向といい、前方向の反対方向を後方向といい、カッターコード60の前後方向に直交する方向を上下方向という。カッターコード60は、例えばPA6等のナイロン樹脂からなり、例えば押出成形や射出成形によって製造される。
図7に示すように、カッターコード60は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、前後方向の寸法W1が上下方向の寸法H1よりも大きい扁平な断面形状を有している。具体的には、カッターコード60は、前後方向の寸法W1の、上下方向の寸法H1に対する比率が、例えば1.2以上であり、好ましくは1.5以上である。例えば、カッターコード60の前後方向の寸法W1は4mmであり、上下方向の寸法H1は3mmである。カッターコード60がこのような扁平な断面形状を有していると、カッターコード60が回転する際の空気抵抗を低減することができ、カッターコード60を回転させるために消費するエネルギーを低減することができる。また、カッターコード60がこのような扁平な断面形状を有していると、カッターコード60が回転する際の風切り音が小さくなり、騒音を抑制することができる。なお、図7に示す例では、カッターコード60は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、前後方向に長径を有し、上下方向に短径を有する楕円形の断面形状を有しているが、これとは異なる断面形状、例えば、角丸長方形の断面形状であってもよいし、長円形の断面形状であってもよいし、その他のオーバル形または多角形の断面形状であってもよい。いずれの場合も、前後方向の寸法W1が上下方向の寸法H1よりも小さい断面形状であれば、扁平な断面形状ということができる。
カッターコード60の外周面には、溝60aが形成されている。図7に示す例では、溝60aは、カッターコード60の上前面、下前面、上後面、下後面にそれぞれ形成されている。溝60aの幅W2は、カッターコード60の前後方向の寸法W1や上下方向の寸法H1に比べて十分に小さく、例えばカッターコード60の前後方向の寸法W1の25%以下であり、例えばカッターコード60の上下方向の寸法H1の25%以下であり、例えば0.1mm〜1mm程度である。溝60aの深さH2は、カッターコード60の前後方向の寸法W1や上下方向の寸法H1に比べて十分に小さく、例えばカッターコード60の前後方向の寸法W1の25%以下であり、例えばカッターコード60の上下方向の寸法H1の25%以下であり、例えば0.1mm〜1mm程度である。溝60aは、カッターコード60の前面側において、溝60aの少なくとも一部のカッターコード60の中心線CLからの上下方向の距離が、下限距離h1よりも大きく、上限距離h2よりも小さくなる位置に配置されている。下限距離h1は、例えば、カッターコード60の中心線CLからカッターコードの上下方向の端部までの距離(すなわちH1/2)の40%である。上限距離h2は、例えば、カッターコード60の中心線CLからカッターコードの上下方向の端部までの距離(すなわちH1/2)の90%である。
図6に示すように、溝60aは、カッターコード60の中心線CLに対して略平行に、すなわちカッターコード60の長手方向に沿って、切れ目なく連続的に形成されている。言い換えると、溝60aの長手方向は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPに対して、略直交している。
カッターコード60が扁平な断面形状を有する場合、カッターコード60を回転させたときに、カッターコード60の上下面の空気の流れに起因して、カッターコード60に揚力が作用する。この揚力に起因するフラッタによって、カッターコード60が上下方向に振動すると、騒音が生じるおそれがある。本実施例では、カッターコード60の表面に溝60aが形成されていることで、カッターコード60を回転させた時に、カッターコード60の上下面の空気の流れが剥離するので、カッターコード60に揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
カッターコード60の外周面に溝60aを形成することによるフラッタの抑制効果は、溝60aがカッターコード60の前面側に形成されている場合に、特に大きなものとなる。また、カッターコード60の外周面に溝60aを形成することによるフラッタの抑制効果は、溝60aの少なくとも一部のカッターコード60の中心線CLからの上下方向の距離が、カッターコード60の中心線CLからカッターコード60の上下方向の端部までの距離(すなわちH1/2)の40%から90%の範囲内にある場合に、特に顕著である。
溝60aは、種々の形態で形成することができる。例えば、図6に示すように、溝60aがカッターコード60の中心線CLに対して略平行に、切れ目なく連続的に形成されていてもよい。あるいは、図8に示すように、溝60aがカッターコード60の中心線CLに対して略平行に、断続的かつ周期的に形成されていてもよい。図8に示す例の場合、カッターコード60の任意の位置において、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、少なくとも1つ以上の溝60aが配置される。あるいは、図9に示すように、溝60aがカッターコード60の中心線CLに対して略平行に、断続的かつ周期的に形成されており、カッターコード60の中心線CLが伸びる方向に関して、カッターコード60が、溝60aが形成されている範囲と、溝60aが形成されていない範囲を備えていてもよい。図9に示す例の場合、カッターコード60の中心線CLが伸びる方向に関して、例えば50%以上の領域、好ましくは80%以上の領域にわたって、溝60aが形成されていてもよい。図9に示す例でも、溝60aが形成されている範囲のカッターコード60においては、カッターコード60に揚力が作用することを抑制することができるので、溝60aを形成しない場合に比べて、カッターコード60全体に作用する揚力を抑制することができ、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制することができる。
あるいは、図10、図11に示すように、カッターコード60の中心線CLの周囲に巻回された螺旋形状となるように、溝60aが形成されていてもよい。この場合、溝60aの長手方向は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPに対して、傾斜している。この場合も、図10に示すように、溝60aが切れ目なく連続的に形成されていてもよいし、図11に示すように、溝60aが断続的かつ周期的に形成されていてもよい。カッターコード60の中心線CLに対する溝60aの回転角度は、例えば、中心線CL1mmあたり36°以下であってもよい。
あるいは、図12、図13に示すように、溝60aは、カッターコード60の前面のみに形成されていてもよい。カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、溝60aは、図12に示すように、2つ形成されていてもよいし、図13に示すように、1つのみ形成されていてもよい。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、カッターコード60は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、カッターコード60が回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法W1が上下方向の寸法H1よりも大きい扁平な断面形状を有している。カッターコード60の外周面には、溝60aが形成されている。溝60aの長手方向は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPに対して交差している。
1つまたはそれ以上の実施形態において、刈払機10(作業機の例)は、カッターコード60と、カッターコード60を回転させるモータ40(原動機の例)を備えている。カッターコード60は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、カッターコード60が回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法W1が上下方向の寸法H1よりも大きい扁平な断面形状を有している。カッターコード60の外周面には、溝60aが形成されている。溝60aの長手方向は、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPに対して交差している。
上記のカッターコード60や、上記の刈払機10によれば、カッターコード60が扁平な断面形状を有しているので、カッターコード60が回転する際の空気抵抗を低減することができ、カッターコード60を回転させるために消費するエネルギーを低減することができる。また、カッターコード60が扁平な断面形状を有していると、カッターコード60が回転する際の風切り音が小さくなるので、騒音を抑制することができる。
カッターコード60が扁平な断面形状を有する場合、カッターコード60が回転する際に、カッターコード60の上下面の空気の流れに起因して、カッターコード60に上下方向の揚力が作用する。このため、フラッタによりカッターコード60が上下方向に振動して、騒音を生じるおそれがある。上記の構成では、カッターコード60の表面に溝60aが形成されているので、カッターコード60が回転する際に、カッターコード60の上下面の空気の流れが剥離するので、カッターコード60に上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
また、上記の構成では、溝60aの長手方向が、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPに対して交差しているので、カッターコード60の中心線CLが伸びる方向に関して、広範囲にわたって、カッターコード60に上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、溝60aの寸法W2,H2は、カッターコード60の前後方向の寸法W1および上下方向の寸法H1の25%以下である。
カッターコード60の寸法W1,H1に対する溝60aの寸法W2,H2が大きくなると、それだけカッターコード60の強度が低下し、カッターコード60の寿命が短くなる。上記の構成によれば、カッターコード60の強度をそれほど低下させることなく、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制し、騒音を抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、カッターコード60の中心線CLが伸びる方向に関して、50%以上の領域に、溝60aが形成されている。
上記の構成によれば、カッターコード60の中心線CLが伸びる方向に関して、広範囲にわたって、カッターコード60に上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、カッターコード60の任意の位置において、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、溝60aが形成されている。
上記の構成によれば、カッターコード60の中心線CLが伸びる方向に関して、全範囲にわたって、カッターコード60に上下方向の揚力が作用することを抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、カッターコード60の中心線CLに直交する面OPで見た時に、溝60aの少なくとも一部のカッターコード60の中心線CLからの上下方向の距離が、カッターコード60の中心線CLからカッターコードの上下方向の端部までの距離の40%から90%の範囲内にある。
上記の構成によれば、カッターコード60の上下面の空気の流れをより剥離しやすくすることができ、カッターコード60に上下方向の揚力が作用することを効果的に抑制することができる。これによって、フラッタによるカッターコード60の上下方向の振動を抑制し、騒音を効果的に抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、カッターコード60を回転させる原動機はモータ40である。
一般的に、エンジンを原動機とする刈払機10では、エンジンからの騒音が大きいので、カッターコード60からの騒音は刈払機10の静粛性にそれほど影響しない。しかしながら、モータ40を原動機とする刈払機10では、モータ40からの騒音はそれほど大きくないので、カッターコード60からの騒音が刈払機10の静粛性に大きな影響を及ぼす。上記の構成によれば、カッターコード60からの騒音を効果的に抑制することができるので、刈払機10の静粛性をより高めることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :刈払機
12 :操作棹
12a :前端
12b :後端
14 :ハンドル
16 :グリップ
18 :トリガスイッチ
20 :バッテリ取付部
22 :バッテリパック
30 :モータハウジング
32 :関節機構
34 :ロックオフボタン
36 :フランジ部
38 :リブ
39 :ラバーピン
40 :モータ
42 :ピニオンギア
44 :従動ギア
46 :スピンドル
50 :コードホルダ
52 :コード送出ボタン
54 :スプール
58 :スプリング
60 :カッターコード
60a :溝
64 :上部カバー
64a :内面
66 :反射壁
70 :下部カバー
72 :カバー本体
72a :外周縁
74a :支持部
74b :支持部
76 :開口部
80 :トリムカッター

Claims (7)

  1. カッターコードであって、
    前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有しており、
    前記カッターコードの外周面に、溝が形成されており、
    前記溝の長手方向が、前記カッターコードの前記中心線に直交する面に対して交差している、カッターコード。
  2. 前記カッターコードの前記中心線に直交する面で見た時に、前記溝の寸法が、前記カッターコードの前記前後方向の寸法および前記上下方向の寸法の25%以下である、請求項1のカッターコード。
  3. 前記カッターコードの前記中心線が伸びる方向に関して、50%以上の領域に、前記溝が形成されている、請求項1または2のカッターコード。
  4. 前記カッターコードの任意の位置において、前記カッターコードの前記中心線に直交する面で見た時に、前記溝が形成されている、請求項3のカッターコード。
  5. 前記カッターコードの前記中心線に直交する面で見た時に、前記溝の少なくとも一部の前記カッターコードの前記中心線からの上下方向の距離が、前記カッターコードの前記中心線から前記カッターコードの上下方向の端部までの距離の40%から90%の範囲内にある、請求項1から4の何れか一項のカッターコード。
  6. カッターコードと、
    前記カッターコードを回転させる原動機を備える作業機であって、
    前記カッターコードが、前記カッターコードの中心線に直交する面で見た時に、前記カッターコードが回転する方向を前方向とした場合に、前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい扁平な断面形状を有しており、
    前記カッターコードの外周面に、溝が形成されており、
    前記溝の長手方向が、前記カッターコードの前記中心線に直交する面に対して交差している、作業機。
  7. 前記原動機がモータである、請求項6の作業機。
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