JP2019205263A - 充電コネクタ - Google Patents

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Hiroaki Arai
弘章 新居
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滋宏 津田
至行 児玉
Yoshiyuki Kodama
至行 児玉
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Abstract

【課題】ユーザによりハンドル部を直接把持し易く、落下に伴う本体ケースやハンドル部の破損を抑制し易い充電コネクタを提供する。【解決手段】金属で構成される本体ケースと、本体ケースの前後に接続されて、本体ケースとの間に充電コネクタのユーザの手が挿し込み可能な空間を形成するC字状のハンドル部とを備え、ハンドル部における空間側を内側、その反対側を外側とするとき、ハンドル部は、ハンドル部の長手の中央に設けられ、ユーザが直接把持する把持領域と、把持領域の前後のそれぞれに設けられ、内側に向かって湾曲する前方側湾曲部及び後方側湾曲部とを有し、本体ケースは、前方側湾曲部の外側を覆う被覆部を有し、把持領域は、樹脂で構成されて、把持領域の全域に亘って露出する樹脂露出面を有し、後方側湾曲部と被覆部とはそれぞれ、本体ケースと一体の金属で構成されて、外側に露出する金属露出面を有する充電コネクタ。【選択図】図1

Description

本発明は、充電コネクタに関する。
充電器から延びるケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタとして、特許文献1の充電コネクタが知られている。特許文献1の充電コネクタは、ケーブルが後方から導入されるL字状の本体ケースと、本体ケースの前後に接続されるC字状のハンドル部とを備える。本体ケースは、左右二つ割れの金属製の分割片を組み合わせて構成されている。
特開2013−20732号公報
充電コネクタの落下に伴う破損を抑制することが望まれている。ハンドル部は、本体ケースと一体に成形される金属製の部分(ハンドル本体部)と、そのハンドル本体部の表面全域を覆う樹脂製の部分(カバー部)とを有している。本体ケースは、その外表面の全域に亘って金属で構成されているため、充電コネクタの落下により地面に衝突しても破損し難い。一方で、ハンドル部は、その外表面の全域に亘って樹脂で構成されているため、充電コネクタの落下により地面に衝突すると破損し易い。仮に、ハンドル部を本体ケースと同様、その外表面の全域に亘って金属で構成すれば、落下により地面に対してハンドル部が衝突しても破損し難くできる。しかし、ハンドル部の外表面の全域を金属で構成すると、樹脂で構成する場合に比較して、ケーブルからの伝熱によりユーザの手でハンドル部を直接把持することが困難になる虞がある。
そこで、ユーザによりハンドル部を直接把持し易く、落下に伴う本体ケースやハンドル部の破損を抑制し易い充電コネクタを提供することを目的の一つとする。
本開示に係る充電コネクタは、
ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタであって、
前記ケーブル側を後方、前記インレットに挿し込まれる挿入部が設けられる側を前方とし、
金属で構成される本体ケースと、
前記本体ケースの前後に接続されて、前記本体ケースとの間に前記充電コネクタのユーザの手が挿し込み可能な空間を形成するC字状のハンドル部とを備え、
前記ハンドル部における前記空間側を内側、その反対側を外側とするとき、
前記ハンドル部は、
前記ハンドル部の長手の中央に設けられ、前記ユーザが直接把持する把持領域と、
前記把持領域の前後のそれぞれに設けられ、前記内側に向かって湾曲する前方側湾曲部及び後方側湾曲部とを有し、
前記本体ケースは、前記前方側湾曲部の前記外側を覆う被覆部を有し、
前記把持領域は、樹脂で構成されて、前記把持領域の全域に亘って露出する樹脂露出面を有し、
前記後方側湾曲部と前記被覆部とはそれぞれ、前記本体ケースと一体の金属で構成されて、前記外側に露出する金属露出面を有する。
本開示に係る充電コネクタは、ユーザによりハンドル部を直接把持し易く、落下に伴う本体ケースやハンドル部の破損を抑制し易い。
実施形態に係る充電コネクタを左後方から見た状態の概略を示す斜視図である。 実施形態に係る充電コネクタを左後方から見た状態の概略を示す部分分解斜視図である。 実施形態に係る充電コネクタに備わるハンドル部の概略を拡大して示す側面図である。
《本発明の実施形態の説明》
本発明者らは、充電コネクタの地面への落下時、詳しくは後述する試験例で説明するが、地面に衝突する箇所が特定の箇所に限られる、との知見を得た。本発明は、この知見に基づくものである。最初に本発明の実施態様の内容を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る充電コネクタは、
ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタであって、
前記ケーブル側を後方、前記インレットに挿し込まれる挿入部が設けられる側を前方とし、
金属で構成される本体ケースと、
前記本体ケースの前後に接続されて、前記本体ケースとの間に前記充電コネクタのユーザの手が挿し込み可能な空間を形成するC字状のハンドル部とを備え、
前記ハンドル部における前記空間側を内側、その反対側を外側とするとき、
前記ハンドル部は、
前記ハンドル部の長手の中央に設けられ、前記ユーザが直接把持する把持領域と、
前記把持領域の前後のそれぞれに設けられ、前記内側に向かって湾曲する前方側湾曲部及び後方側湾曲部とを有し、
前記本体ケースは、前記前方側湾曲部の前記外側を覆う被覆部を有し、
前記把持領域は、樹脂で構成されて、前記把持領域の全域に亘って露出する樹脂露出面を有し、
前記後方側湾曲部と前記被覆部とはそれぞれ、前記本体ケースと一体の金属で構成されて、前記外側に露出する金属露出面を有する。
上記の構成によれば、充電コネクタの落下に伴う本体ケースやハンドル部の破損を抑制し易い。充電コネクタの落下時に地面に衝突し易いハンドル部の後方側湾曲部の露出面と本体ケースの被覆部の露出面とがそれぞれ、金属で構成される金属露出面を有するからである。そのため、充電コネクタの落下時、ハンドル部の金属露出面や本体ケースの被覆部の金属露出面を地面に衝突させられる。
また、上記の構成によれば、ユーザの手でハンドル部の把持領域を直接把持し易い。把持領域の露出面が樹脂で構成される樹脂露出面を有するため、ユーザが手で把持領域を直接把持しても、ケーブルからの伝熱により過度に熱く感じることがないからである。
(2)上記充電コネクタの一形態として、
更に、前記前方側湾曲部の前記外側に設けられ、前記インレットに掛脱するフックを前記挿入部の外周面から出没させるプッシュボタンスイッチを備え、
前記被覆部は、前記プッシュボタンスイッチの前記外側を覆うことが挙げられる。
上記の構成によれば、充電コネクタの落下に伴うプッシュボタンスイッチの破損を抑制し易い。充電コネクタの落下時、地面に衝突し易いプッシュボタンスイッチの外側を被覆部で覆うことで、地面に対して被覆部の金属露出面を衝突させられるからである。そのため、地面に対してプッシュボタンスイッチが衝突することを抑制できる。
(3)上記充電コネクタの一形態として、
前記樹脂露出面を構成する樹脂がポリカーボネート樹脂であることが挙げられる。
上記の構成によれば、充電コネクタの落下時、樹脂露出面は地面に衝突する確率が低いが、衝突した場合は衝撃を受けるため、樹脂露出面を耐衝撃性に優れるポリカーボネート樹脂で構成することで、衝撃による樹脂露出面の破損を抑制し易い。特に、ポリカーボネート樹脂は低温脆性に優れるため、低温下で長時間保持した充電コネクタが地面に落下しても、地面との衝突に伴う衝撃による樹脂露出面の破損を抑制し易い。
《本発明の実施形態の詳細》
本発明の実施形態に係る充電コネクタの詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は、同一名称物を示す。
〔充電コネクタ〕
図1から図3を参照して、実施形態に係る充電コネクタ1を説明する。実施形態に係る充電コネクタ1は、充電器本体(図示略)から延びるケーブル200の先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置(例えば、電気自動車)のインレット(図示略)に接続されて蓄電池の充電に利用される(図1)。この充電コネクタ1は、本体ケース20と、本体ケース20の前後に接続されるハンドル部6とを備える。この充電コネクタ1の特徴の一つは、本体ケース20とハンドル部6の露出面(外表面)の特定箇所を金属面で構成した点にある。以下の説明は、充電コネクタ1の全体概要、充電コネクタ1の特徴部分及び特徴部分に関連する部分の構成、の順に行う。以下の説明では、ハンドル部6における本体ケース20側を内側(下側)、その反対側を外側(上側)とする。図3中の「In」は内側、「OUT」は外側を示す。
[全体概要]
充電コネクタ1は、本体部2と、上述したように充電コネクタ1の特徴の一つであるハンドル部6とを備える(図1)。本体部2は、ケーブル200が導入されてケーブル200の先端部を覆う。本体部2のうち、ケーブル200の導入される側を後方、その反対側で充電対象のインレットに挿し込まれる側を前方(先端側)とする。本体部2は、前方から後方に向かって順に、インレットに差し込まれる挿入部3と、充電コネクタ1の機械部品や電気部品が格納される格納部4と、ケーブル200を把持する把持部5とを有する。この本体部2の内部は、従来(特開2013−20732号公報)の充電コネクタと同様の構成を適用できる。そのため、その説明は省略する。
なお、従来の充電コネクタは、機械部品の一つとして、インレットに掛脱するフック110を挿入部3の外周面(上面)から出没させるスライドスイッチを有していたが、本例の充電コネクタ1は、このスライドスイッチの代わりにプッシュボタンスイッチ120を有している。プッシュボタンスイッチ120を初期位置から一段階押し込めば、挿入部3の外周面から突出するフック110の内部への引っ込みが規制されてフック110の突出状態が維持される。更にプッシュボタンスイッチ120を押し込めば、フック110が挿入部3の内部に引っ込められる。その状態からプッシュボタンスイッチ120の押圧を解除すれば、プッシュボタンスイッチ120が初期位置まで後退する。プッシュボタンスイッチ120の一段階目の押し込みは、充電開始前に充電コネクタ1の挿入部3をインレットに差し込んだ状態で行い、充電中に充電コネクタ1が不用意にインレットから抜かれることを防止する。二段階目の押し込みは、充電完了後に充電コネクタ1の挿入部3をインレットから引き抜く際に行う。このプッシュボタンスイッチ120は、本例では円筒状に形成され、後述するハンドル部6の前方側湾曲部64の外側(直上)に設けられている。
[本体ケース]
本体ケース20は、本体部2の外装部材であり、本例では左右半割れのケース21,22を有する(図1,図2)。ケース21、22は、複数のネジ(図示略)で締結されることで互いに組み合わされている。本体ケース20の形状は、本例では、L字状である。本体ケース20の材質は、金属が挙げられ、本例ではアルミニウム合金としている。この本体ケース20は、被覆部25を有する。
(被覆部)
被覆部25は、後述するハンドル部6の前方側湾曲部64の外側を覆う(図1)。被覆部25は、本体ケース20の一部で構成されている。即ち、被覆部25の材質は、本体ケース20と同じ金属である。被覆部25は、外側に露出する金属露出面25eを有する。
金属露出面25eは、本体ケース20と一体の金属で構成されている。それにより、充電コネクタ1の落下に伴う前方側湾曲部64の破損を抑制し易い。充電コネクタ1の落下時、地面に衝突し易い前方側湾曲部64の外側を被覆部25で覆うことで、地面に対して被覆部25の金属露出面25eを衝突させられるからである。そのため、地面に対して前方側湾曲部64が衝突することを防止できる。
被覆部25は、本例のように前方側湾曲部64の外側(直上)に設けられるプッシュボタンスイッチ120の外側の外縁よりもさらに外側に突出してプッシュボタンスイッチ120の少なくとも一部を覆うことが好ましい。そうすれば、充電コネクタ1の落下に伴うプッシュボタンスイッチ120の破損を抑制し易い。充電コネクタ1の落下時、地面に対して被覆部25の金属露出面25eを衝突させられることで、地面に対してプッシュボタンスイッチ120が衝突することを抑制できるからである。
[ハンドル部]
ハンドル部6は、充電コネクタ1のユーザが把持する。ハンドル部6を側面視したときのハンドル部6の形状は、C字状である(図3)。このハンドル部6は、本体ケース20との間に充電コネクタ1のユーザの手が挿し込み可能な空間Sを形成するように本体ケース20の前後に接続されている(図1から図3)。ハンドル部6の長手方向と直交する断面における外周輪郭外形は、本例では矩形(四角形)の角筒状であるが、四角形超の多角形の角筒状でもよいし、円筒状、楕円筒状でもよい。本例のハンドル部6は、ハンドル本体部6bとカバー部6cとを備える。
(ハンドル本体部)
ハンドル本体部6bは、本体ケース20と一体に成形される(図2)。即ち、ハンドル本体部6bの材質は、本体ケース20と同じ金属が挙げられる。ハンドル部6を側面視したときのハンドル本体部6bの形状は、ハンドル部6と同じ形状であり、本例ではC字状である。このハンドル本体部6bは、後述する後方側湾曲部65の外側面(後述の金属露出面65e)に対応する箇所がその周囲よりも外側に突出している。その突出量は、カバー部6cの厚さ以上が挙げられる。それにより、後方側湾曲部65の外側面がハンドル部6の露出面の一部を構成できる。突出量とカバー部6cの厚さとが同じで、後方側湾曲部65の外表面とカバー部6cの外表面とが面一であってもよいが、突出量は、本例のようにカバー部6cの厚さよりも大きいことが好ましい。その場合、後方側湾曲部65の外側面がカバー部6cの外表面よりも外側に突出する(図3)。そのため、充電コネクタ1の落下時に、後方側湾曲部65の外側面を地面に衝突させ易い。
(カバー部)
カバー部6cは、ハンドル本体部6bのうち、後方側湾曲部65の外側面(後述の金属露出面65e)に対応する箇所を除いて、実質的に全域に亘る領域を覆う(図1)。このカバー部6cの表面がハンドル部6の露出面の残部(大部分)を構成する。カバー部6cは、左右半割れの]字状のカバー片61,62を有する(図2)。カバー片61,62は、ハンドル本体部6bに対して複数のネジ150で組み付けることで互いに組み合わされている。ハンドル部6を側面視したときのカバー部6cの形状は、ハンドル本体部6bの形状に沿った形状であり、本例ではC字状である。カバー片61,62には、ハンドル本体部6bの一部を外側に露出させる切欠611,621が形成されている。
切欠611,621の形成箇所は、ハンドル本体部6bのうち、後方側湾曲部65の外側面(後述の金属露出面65e)に対応する箇所である(図1,図2)。各切欠611,621の形状は、本例では矩形状である(図2)。その他、各切欠611,621の形状は、台形状、三角形状、弓形状などでもよい。台形状とは、直角台形、等脚台形などが挙げられる。弓形状とは、半円形などが挙げられる。切欠611,621の形状がいずれの形状であっても、その形状を構成する直線状の一辺がカバー片61,62の境界に沿うように設けることが挙げられる。
カバー部6cの材質は、ケーブル200の使用時の最高温度に対する耐熱性と低熱伝導性とを備える樹脂系の材料が好適に利用できる。例えば、樹脂系の材料の熱伝導率は、低いことが好ましい。充電コネクタ1が屋外で使用される場合には、更に、耐候性を備える樹脂系の材料が好ましい。充電コネクタ1が低温環境下で使用される場合には、更に耐寒性を備える樹脂系の材料が好ましい。例えば、樹脂系の材料の脆化温度は、低いことが好ましい。耐衝撃性を考慮すれば、例えば、樹脂系の材料のシャルピー衝撃強さは、高いことが好ましい。カバー部6cの材質は、充電コネクタ1の使用温度(例えば、−30℃〜50℃程度)を考慮して適宜選択できる。カバー部6cの材質は、ポリカーボネート樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂、繊維強化プラスチックなどが挙げられる。カバー部6cの材質は、耐衝撃性をも考慮すると、ポリカーボネート樹脂が特に好適である。このハンドル部6は、把持領域63と、前方側湾曲部64と、後方側湾曲部65とを有する。
(把持領域)
把持領域63は、ユーザが直接把持する部分(ユーザが手で触れる部分)であり、ハンドル部6の長手の中央に設けられている(図1、図3)。この把持領域63は、ハンドル部6の周方向の全周に亘って構成されている。把持領域63の内側には、本例ではその長手方向に沿って凹凸が繰り返された表面を有する。それにより、ユーザが把持領域63を握った際、滑り難くすることができる。ハンドル部6を側面視したときの把持領域63の形状は、本例では外側に向かって凸となるように緩やかに湾曲する円弧状である(図3)。そのため、ユーザが把持領域63を把持し易い。なお、把持領域63の形状は、直線状であってもよい。把持領域63は、樹脂で構成されて、把持領域63の全域に亘って露出する樹脂露出面63eを有する。そのため、ユーザの手により把持領域63を直接把持し易い。ユーザが手で把持領域63を直接把持しても、ケーブル200からの伝熱により過度に熱く感じることがないからである。この把持領域63は、ハンドル本体部6b及びカバー部6cの長手の中央部分を有し、樹脂露出面63eは、カバー部6cの外表面で構成されている。即ち、樹脂露出面63eの形状は、ハンドル部6の外周輪郭外形と同じ形状、本例では矩形状の角筒状であり、樹脂露出面63eの材質は、カバー部6cと同じ樹脂系の材料が挙げられる。
(前方側湾曲部)
前方側湾曲部64は、ハンドル部6における把持領域63の前方に設けられ、内側(本体ケース20側)に向かって湾曲するように形成されている(図1,図3)。ハンドル部6を側面視したときの前方側湾曲部64の形状は、把持領域63と同様、外側に向かって凸となるように湾曲しているが、把持領域63よりも曲げの急な円弧状である(図3)。前方側湾曲部64の外側は、露出せず、本体ケース20の被覆部25で覆われている。そのため、充電コネクタ1の落下時、地面に対して被覆部25を衝突させ易くて、前方側湾曲部64が衝突することを防止できる。前方側湾曲部64は、ハンドル本体部6bの前方部分とカバー部6cの前方部分とを有する。
(後方側湾曲部)
後方側湾曲部65は、ハンドル部6における把持領域63の後方に設けられ、内側(本体ケース20側)に向かって湾曲するように形成されている(図1から図3)。ハンドル部6を側面視したときの後方側湾曲部65の形状は、把持領域63や前方側湾曲部64と同様、外側に向かって凸となるように湾曲しているが、前方側湾曲部64よりも更に曲げの急な円弧状である(図3)。この後方側湾曲部65は、外側に露出する金属露出面65eを有する。金属露出面65eは、本体ケース20と一体の金属で構成される。即ち、金属露出面65eの材質は、本体ケース20と同じ金属が挙げられる。後方側湾曲部65は、ハンドル本体部6bの後方部分で構成され、金属露出面65eは、ハンドル本体部6bの外表面で構成され、カバー部6cの切欠611,621により外側に露出している。金属露出面65eの形状は、カバー部6cの切欠611,621の形状に対応した形状であり、本例では矩形状である。
(把持領域と各湾曲部の曲げ半径の関係)
ハンドル部6を側面視し、前方側湾曲部64における外側の曲げ半径をRf、把持領域63における外側の曲げ半径をRm、後方側湾曲部65における外側の曲げ半径をRrとするとき、これら曲げ半径Rf、Rm、Rrの大小関係は、Rm>Rf,かつRm>Rrを満たす(図3)。そうすれば、充電コネクタ1の落下時、地面に対して把持領域63の樹脂露出面63eが衝突することを抑制し、被覆部25の金属露出面25eと後方側湾曲部65の金属露出面65eとを衝突させ易い。把持領域63の形状が直線状の場合、把持領域63における外側の曲げ半径Rmは存在しないが、Rm=∞(無限)と見做して、Rm>Rf,かつRm>Rrを満たすものと見做す。前方側湾曲部64、把持領域63、及び後方側湾曲部65の外側がそれぞれ複数の曲面で構成されている場合、曲げ半径Rfと曲げ半径Rrは、最大の曲げ半径とし、曲げ半径Rmは、最小の曲げ半径とする。本例では、曲げ半径Rf、Rm、Rrの大小関係は、Rm>Rf>Rrである。
[用途]
実施形態に係る充電コネクタ1は、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続し、充電器から電動装置の蓄電池に充電するための充電コネクタに好適に利用でき、例えば、電気自動車用充電器に好適に利用できる。充電コネクタ1は、ケーブルの外径が、例えば、35mm以上、ケーブルに備わる電力線(導体)の断面積が、例えば、65mm以上の充電コネクタに好適に利用できる。充電コネクタ1は、電気定格が50kWを超える充電コネクタに好適に利用できる。このような大電流用途のケーブルは充電コネクタも大型化するため、その充電コネクタに実施形態に係る充電コネクタ1を利用すれば、特に落下時の破損防止に効果的である。
〔作用効果〕
実施形態に係る充電コネクタ1は、落下に伴う本体ケース20やハンドル部6の破損を抑制し易い。充電コネクタ1の落下時に地面に衝突し易いハンドル部6の後方側湾曲部65の露出面と本体ケース20の被覆部25の露出面とがそれぞれ、金属で構成される金属露出面65e,25eを有するからである。そのため、充電コネクタ1の落下時、後方側湾曲部65及び被覆部25の金属露出面65e,25eを地面に衝突させられる。また、ユーザの手でハンドル部6の把持領域63を直接把持し易い。把持領域63の露出面が樹脂で構成される樹脂露出面63eを有するため、ユーザが手で把持領域63を直接把持しても、ケーブル200からの伝熱により過度に熱く感じることがないからである。
《試験例》
図1から図3を参照して説明した実施形態に係る充電コネクタ1を用い、落下衝撃試験後の充電コネクタ1の破損状態を評価した。
落下衝撃試験は、室温環境下で次のようにして行った。長さ2.25mのケーブル200の先端に実施形態に係る充電コネクタ1を接続し、ケーブル200の後端を地上1mの高さに固定した。ケーブル200がその全長に亘って地上1mの高さで地面と平行となるように、充電コネクタ1を持ち上げてケーブル200を引っ張った。その状態で充電コネクタ1を地面に落下させた。このとき、ケーブル200の後端は地上1mの高さに固定されたままである。落下回数は合計8回とした。落下1回ごとにケーブル200を軸として充電コネクタ1を周方向に45°ずつ回転させて落下させた。
その結果、充電コネクタ1はどの箇所も機能を害するほど破損しなかった。充電コネクタ1の表面を目視にて確認した。その結果、充電コネクタ1の表面の疵(打痕)から、充電コネクタ1における被覆部25の金属露出面25eと後方側湾曲部65の金属露出面65eとが地面に衝突したことが分かった。また、ハンドル部6の把持領域63の樹脂露出面63eには落下時の疵が実質的に形成されておらず、落下時に把持領域63は地面に衝突しなかったことが分かった。
比較として、充電コネクタのハンドル部の外表面(露出面)が全て樹脂で構成されている点を除き、実施形態に係る充電コネクタ1と同じ充電コネクタを用意して、同じ落下衝撃試験を行った。その結果、ハンドル部が破損した。
本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 充電コネクタ
2 本体部
20 本体ケース
21、22 ケース
25 被覆部
25e 金属露出面
3 挿入部
4 格納部
5 把持部
6 ハンドル部
6b ハンドル本体部
6c カバー部
61、62 カバー片
611,621 切欠
63 把持領域
63e 樹脂露出面
64 前方側湾曲部
65 後方側湾曲部
65e 金属露出面
110 フック
120 プッシュボタンスイッチ
150 ネジ
200 ケーブル
S 空間

Claims (3)

  1. ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタであって、
    前記ケーブル側を後方、前記インレットに挿し込まれる挿入部が設けられる側を前方とし、
    金属で構成される本体ケースと、
    前記本体ケースの前後に接続されて、前記本体ケースとの間に前記充電コネクタのユーザの手が挿し込み可能な空間を形成するC字状のハンドル部とを備え、
    前記ハンドル部における前記空間側を内側、その反対側を外側とするとき、
    前記ハンドル部は、
    前記ハンドル部の長手の中央に設けられ、前記ユーザが直接把持する把持領域と、
    前記把持領域の前後のそれぞれに設けられ、前記内側に向かって湾曲する前方側湾曲部及び後方側湾曲部とを有し、
    前記本体ケースは、前記前方側湾曲部の前記外側を覆う被覆部を有し、
    前記把持領域は、樹脂で構成されて、前記把持領域の全域に亘って露出する樹脂露出面を有し、
    前記後方側湾曲部と前記被覆部とはそれぞれ、前記本体ケースと一体の金属で構成されて、前記外側に露出する金属露出面を有する充電コネクタ。
  2. 更に、前記前方側湾曲部の前記外側に設けられ、前記インレットに掛脱するフックを前記挿入部の外周面から出没させるプッシュボタンスイッチを備え、
    前記被覆部は、前記プッシュボタンスイッチの前記外側を覆う請求項1に記載の充電コネクタ。
  3. 前記樹脂露出面を構成する樹脂がポリカーボネート樹脂である請求項1又は請求項2に記載の充電コネクタ。
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