JP2019203981A - 反射装置 - Google Patents

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貫一 奥村
Kanichi Okumura
貫一 奥村
恭一 広沢
Kyoichi Hirozawa
恭一 広沢
恵治 梅原
Keiji Umehara
恵治 梅原
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Abstract

【課題】意匠性の高い反射装置を提供する。【解決手段】分割ラインDPLの両側の再帰反射要素領域R、R’に180度対称に反射面11、12、13を有する再帰反射要素1及び反射面11’、12’、13’を有する再帰反射要素1’を配置すると共に、ハウジング2の内面に意匠形成部としてのパターンP、P’を設ける。再帰反射要素1の反射面12の略直交方向から再帰反射要素1の奥のハウジング2の内面のパターンPが観察でき、再帰反射要素1’の反射面12’の略直交方向から再帰反射要素1’の奥のハウジング2の内面のパターンP’が観察できる。【選択図】図1

Description

本発明は再帰反射要素を有するレンズを備えた反射装置に関する。
自動車、二輪車等の車両に装着されるリフレックスリフレクタとして入射光線を逆反射させるための3つの反射面よりなる再帰反射要素を有するレンズを備えた反射装置がある。
図5は従来の反射装置におけるレンズを示し、(A)は再帰反射要素を備えたレンズ背面の斜視図、(B)は(A)の1つの再帰反射要素の斜視図である(参照:特許文献1)。尚、レンズ背面とは、レンズの表面(照射光が入射する側)と反対側の面である。
図5の(A)の反射装置のレンズにおいては、複数の同一の略立方形状の再帰反射要素1が隣接配置されており、各再帰反射要素1は略立方体の角部を形成する反射面11、12、13を有する。この場合、図5の(B)に示すごとく、各反射面11、12、13の傾斜角(面角度)は基準軸Aに対して略120°をなしている。
図5の反射装置におけるレンズはアクリル、ポリカーボネート等の光透過性材料よりなり、先端に略正方形の3反射面を形成し、垂直断面形状が6角形のリフレックスピンを複数本組合せたものを用いて製造される。従って、図5の(A)の反射装置のレンズは、基準軸Aに沿った入射光線Lを略逆方向に反射させる逆反射性を呈する。この結果、図5の反射装置が車両の後端に設けられると、夜間、後続車の前照灯の光を反射する反射体として作用し、後続車の人は反射体からの反射光によって前の車両を認識できる。
特開2011−227138号公報
上述の図5に示す従来の反射装置は、外部からの光を反射することにより、反射光を視認させるものであり、自ら発光するものではない。従って、外部からの光が強く当たらない場合には、意匠性が乏しいという課題があった。また、再帰反射光を減少することなく意匠性をもたせたいという要求があった。
上述の課題を解決するために、本発明に係る反射装置は、ハウジングと、ハウジングの内面に対向して所定距離離れて配置された複数の再帰反射要素を備えたレンズとを具備し、再帰反射要素は相異なる面角度を有する少なくとも第1、第2の反射面を有し、ハウジングの内面に各再帰反射要素の第1の反射面に略直交する方向から観察される第1のパターンを設け、ハウジングの内面に各再帰反射要素の第2の反射面に略直交する方向から観察される第2のパターンを設けたものである。
本発明によれば、ハウジングの内面の意匠形成部としてのパターンを観察角度に応じて観察できるので、意匠性を向上できる。また、再帰反射機能を損なわずに意匠性を持たせることができる。
本発明に係る反射装置の第1の実施の形態を示し、(A)は全体斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 図1の反射装置の変更例を示す図である。 本発明に係る反射装置の第2の実施の形態を示し、(A)はハウジングの内面図、(B)は再帰反射要素を示す斜視図である。 図3の反射装置の断面図であって、(A)はI−I線断面図、(B)はII−II線断面図、(B)はIII−III線断面図である。 従来の反射装置におけるレンズを示し、(A)はレンズ背面の斜視図、(B)は(A)の1つの再帰反射要素の斜視図である。 図5の反射装置の課題を説明するための図であって、(A)は全体斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図である。
図1は本発明に係る反射装置の第1の実施の形態を示し、(A)は反射装置の概略正面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。尚、図1(A)において、照射光が入射するレンズ表面には、再帰反射要素は施されていないが、以降の説明の便宜上、該表面に対向する裏面に施されて該表面から視認される再帰反射要素の一部を示している。
図1の反射装置は、ハウジング2と、ハウジング2内に所定距離を置いて対向配置されるレンズ3とから構成されている。レンズ3は、例えば、アクリル、ポリカーボネートなどの光透過性材料から構成されている。レンズ3は、着色されていてもよい。レンズ3のハウジング2側の内面には、レンズカットからなる再帰反射要素領域R、R’が形成されている。レンズ3における再帰反射要素領域RおよびR’において、レンズ3の外面側から略垂直に入射する光を再帰反射する構成となっている。
図1の分割ラインDPLの両側の再帰反射要素領域R、R’においては、180度対称に反射面11、12、13を有する再帰反射要素1及び反射面11’、12’、13’を有する再帰反射要素1’が配置されている。尚、図1においては、説明を容易とするために、再帰反射要素1および再帰反射要素1’は、部分的に3単位のみを簡略して示しているが、実際には、再帰反射要素領域RおよびR’のそれぞれの領域を埋めるように多数隣接配置されている。
ハウジング2の内面には、意匠形成部としてのパターンP、P’が設けられている。パターンPは、ハウジング2の内面における、再帰反射要素領域Rに形成された再帰反射要素1における反射面12の一部を透過して視認される位置に形成されている。また、パターンPは、ハウジング2の内面における再帰反射要素領域Rに対向する領域内に形成されている。他方、パターンP’は、ハウジング2の内面における、再帰反射要素領域R’に形成された再帰反射要素1’における反射面12’の一部を透過して視認される位置に形成されている。また、パターンP’は、ハウジング2の内面における再帰反射要素領域R’に対向する領域内に形成されている。パターンPとパターンP’とは独立分離して形成されており、ハウジング2の内面の分割線DRLの対向位置には、いずれのパターンも形成されていない。
再帰反射要素1の基準軸と再帰反射要素1’の基準軸とは相異なり、分割ラインDPLに対して対称となっている。つまり、再帰反射要素1の反射面11の面角度と再帰反射要素1’の反射面11’の面角度とは分割ラインDPLに対して対称となっており、再帰反射要素1の反射面12の面角度と再帰反射要素1’の反射面12’の面角度とは分割ラインDPLに対して対称となっており、再帰反射要素1の反射面13の面角度と再帰反射要素1’の反射面13’の面角度とは分割ラインDPLに対して対称となっている。また、再帰反射要素1の反射面12の略直交方向から再帰反射要素1の奥のハウジング2の内面のパターンPが観察でき、他方、再帰反射要素1’の反射面12’の略直交方向から再帰反射要素1’の奥のハウジング2の内面のパターンP’が観察できるようにされている。
尚、パターンP、P’は、意匠を構成し得るいわゆる意匠パターンであり、特異なもの、たとえば文字、ロゴ等の文字パターン、ドット、ライン、格子等の模様パターン、又は立体造形等の立体パターンである。従って、再帰反射要素1、1’の奥の特異な意匠形成部であるパターンP、P’をそれぞれ特定の観察角度より観察でき、意匠性を向上できる。また、意匠パターンは、図1において示したように、凹凸形状を施すことが好ましい。さらに、パターンPとパターンP’とは、異なるパターンから構成することにより(例えば異なる文字列からなる語をそれぞれに形成するなど)、異なる特定の観視角度で、異なる意匠パターンを認識できるように構成することができる。
ここで、図5に示した従来の反射装置の意匠性を比較検討すると、再帰反射要素1が逆反射機能を有するので、各再帰反射要素1の奥は外側から見えにくいが、ある方向からの各再帰反射要素1の反射機能は劣り、その方向からは各再帰反射要素1の奥が観察できる。図6の(A)は従来の反射装置の正面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。尚、図6(A)において、照射光が入射するレンズ表面には、再帰反射要素は施されていないが、説明の便宜上、該表面に対向する裏面に施されて該表面から視認される再帰反射要素の一部を示している。図6に示すごとく、ハウジング(カバー)2の内面から所定距離に各再帰反射要素1を配置すると、再帰反射要素1の反射面11の略直交方向から再帰反射要素1の奥のハウジング2の内面が観察でき、また、再帰反射要素1の反射面12の略直交方向から再帰反射要素1の奥のハウジング2の内面が観察でき、さらに、再帰反射要素1の反射面13の略直交方向から再帰反射要素1の奥のハウジング2の内面が観察できる。尚、図6の(B)においては、反射面12の略直交方向のみを図示している。しかしながら、図6の(B)においては、再帰反射要素1の奥のハウジング2の内面には何ら特異な物が存在しないので、意匠性が乏しい。
尚、図1において、分割ラインDPLによって2つの再帰反射要素領域R、R’に分割しているが、2つ以上の分割ラインDPLを設けて3つ以上の再帰反射要素領域に分割して異なる方向の再帰反射要素を設けてよい。たとえば、図2の(A)に示すごとく、分割ラインDPL1、DPL2を設け、4つの異なる再帰反射要素領域R1、R2、R3、R4を設ける。また、図2の(B)に示すごとく、分割ラインDPL3、DPL4を設け、4つの異なる再帰反射要素領域R5、R6、R7、R8を設ける。この場合、各再帰反射要素領域R1〜R4、R5〜R8に対応したパターンP1〜P4、P5〜P8(図示せず)をハウジング2の内面に設ければよい。
図3は本発明に係る反射装置の第2の実施の形態を示し、(A)はハウジングの内面図、(B)は再帰反射要素を示す斜視図である。
図3においては、図1の分割ラインDPLは存在せず、従って、すべての再帰反射要素1が同一の基準軸を有して配置されている。つまり、各再帰反射要素1の反射面11(12、13)の傾斜角(面角度)は同一である。また、ハウジング(カバー)2の内面のパターンP11、P12、P13は各再帰反射要素1の反射面11、12、13に対応して設けられている。
図4は図3のI−I線、II−II線、III−III線断面図である。
図4の(A)に示すごとく、再帰反射要素1の反射面11の略直交する方向で再帰反射要素1の奥のパターンP11を観察でき、また、図4の(B)に示すごとく、再帰反射要素1の反射面12の略直交する方向で再帰反射要素1の奥のパターンP12を観察でき、さらに、図4の(C)に示すごとく、再帰反射要素1の反射面13の略直交する方向で再帰反射要素1の奥のパターンP13を観察できる。このように、再帰反射要素1の奥の特異な意匠形成部であるパターンP11、P12、P13を観察角度に応じて観察でき、従って、意匠性を向上できる。
尚、上述の実施の形態においては、再帰反射要素は面角度の相異なる3つの反射面を有するが、本発明に係る反射装置の再帰反射要素は面角度の相異なる3つの反射面を有するものに限定されない。面角度の相異なる少なくとも2つの反射面を有する再帰反射要素であればよい。
また、本発明は上述の実施の形態の自明の範囲のいかなる変更にも適用し得る。
本発明は、車両用リアコンビランプ、リアリフレックスリフレタ、サイドリアリフレックスリフレタ等に利用できる。
1、1’:再帰反射要素
11、12、13、11’、12’、13’:反射面
2:ハウジング (カバー)
3:レンズ
P、P’、P11、P12、P13:パターン
R、R’、R、R、…、R:再帰反射要素領域

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの内面に対向して所定距離離れて配置された複数の再帰反射要素を備えたレンズとを具備し、
    前記再帰反射要素は相異なる面角度を有する少なくとも第1、第2の反射面を有し、
    前記ハウジングの内面に前記各再帰反射要素の前記第1の反射面に略直交する方向から観察される第1のパターンを設け、
    前記ハウジングの内面に前記各再帰反射要素の前記第2の反射面に略直交する方向から観察される第2のパターンを設けた反射装置。
  2. 前記反射装置は、少なくとも第1の再帰反射要素領域および第2の再帰反射領域を含む複数の再帰反射要素領域に分割され、
    前記第1の反射面は前記第1の再帰反射要素領域内に設けられ、
    前記第2の反射面は前記第2の再帰反射要素領域内に設けられ、
    前記各再帰反射要素領域において、前記各第1の反射面の面角度は同一であり、かつ前記各第2の反射面の面角度は同一であり、
    前記第1のパターンは、前記第1の再帰反射要素領域に対向する面内に設けられ、
    前記第2のパターンは、前記第2の再帰反射要素領域に対向する面内に設けられている請求項1に記載の反射装置。
  3. 前記ハウジングの内面において、前記第1のパターンと前記第2のパターンとは独立して設けられ、前記第1のパターンと前記第2のパターンとの間には、パターンが設けられていない領域が存在している請求項1または請求項2に記載の反射装置。
  4. 前記第1のパターンと前記第2のパターンとは、異なる意匠パターンが凹凸面で設けられている請求項1乃至請求項3のいずれかの反射装置。
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